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技術 壁面装飾具

出願人 大阪シーリング印刷株式会社
発明者 八木瑠威
出願日 2017年2月21日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2017-030493
公開日 2018年8月30日 (4ヶ月経過) 公開番号 2018-134785
状態 未査定
技術分野 本・特殊印刷物 展示カード類
主要キーワード 薄片体 蛍光紙 居住室内 セラミック片 幾何図形 保持対象 感圧性接着層 糊汚れ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

壁面等に穴を空けずにメモなどを保持する手段を備える壁面装飾具を提供する。

解決手段

シート状本体部1の裏面1bに比較的粘着力の強い第1粘着部2と、再剥離性を有する第2粘着部3とを設ける。第1粘着部2の強い粘着力で、第2粘着部3に紙片などの薄片体を貼着させた状態で壁面に本体部1を保持できる。再剥離性を有する第2粘着部3は、メモ、名刺写真等の紙片やプラスチックカードなどの薄片体を着脱可能に保持する。第2粘着部3は、薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能である。表面に前足などの意匠Pが付されているので、装飾性に優れる。

概要

背景

室内壁面を装飾するものとして、裏面に粘着層接着層を形成したシールステッカーなどが公知である。他方、壁面にメモを取り付け可能なものとして、表面にメモ書き可能なメモ部を有し、裏面に粘着剤層を設けた紙片複数枚重ね合わせて積層体とした付箋が従来知られている。また特許文献1には、表面にメモ部を有する複数枚の付箋シートを積層したものであって、その一端部領域の裏面に感圧性接着層が設けられるとともに、メモ部裏面に再剥離性粘着剤が設けられ、さらに感圧性接着層と再剥離性粘着剤との境目に、使用時に切り離すためのミシン目を設けた付箋紙クリップが記載されている。

概要

壁面等に穴を空けずにメモなどを保持する手段を備える壁面装飾具を提供する。シート状本体部1の裏面1bに比較的粘着力の強い第1粘着部2と、再剥離性を有する第2粘着部3とを設ける。第1粘着部2の強い粘着力で、第2粘着部3に紙片などの薄片体を貼着させた状態で壁面に本体部1を保持できる。再剥離性を有する第2粘着部3は、メモ、名刺写真等の紙片やプラスチックカードなどの薄片体を着脱可能に保持する。第2粘着部3は、薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能である。表面に前足などの意匠Pが付されているので、装飾性に優れる。

目的

本発明は、装飾機能を有するとともに、紙片などの保持対象となる薄片体や壁面等に穴をあけることなく薄片体を保持することが可能な壁面装飾具の提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

表面および裏面を有し、表面に意匠が設けられたシート状の本体部と、前記本体部の裏面に設けられる第1粘着部と、前記本体部の裏面に、第1粘着部に隣接または近接して設けられる第2粘着部とを備え、第2粘着部は、薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な再剥離性を有し、第1粘着部は、第2粘着部に前記薄片体を貼着させた状態で、前記本体部が取り付けられる壁面に該本体部を貼着させた状態を保持できる粘着性を有することを特徴とする、壁面装飾具

請求項2

第1粘着部が設けられている領域の面積は、第2粘着部が設けられている領域の面積よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の壁面装飾具。

請求項3

第1粘着部が再剥離性を備える、請求項1または2に記載の壁面装飾具。

請求項4

請求項1乃至3のいずれか1項に記載の壁面装飾具を製造する方法であって、表面および裏面を有し、表面に意匠が設けられたシート状の本体部における裏面の予め定めた領域に再剥離性を有する粘着剤を塗布して第1粘着部を形成し、第1粘着部に隣接する予め定めた領域に、前記粘着剤を、第1粘着部よりも少ない塗布量で塗布して第2粘着部を形成することを特徴とする、壁面装飾具の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、壁面に取り付けて装飾性を発揮するとともに、メモ名刺写真等の薄片体を裏面に保持することが可能な壁面装飾具に関する。

背景技術

0002

室内壁面を装飾するものとして、裏面に粘着層接着層を形成したシールステッカーなどが公知である。他方、壁面にメモを取り付け可能なものとして、表面にメモ書き可能なメモ部を有し、裏面に粘着剤層を設けた紙片複数枚重ね合わせて積層体とした付箋が従来知られている。また特許文献1には、表面にメモ部を有する複数枚の付箋シートを積層したものであって、その一端部領域の裏面に感圧性接着層が設けられるとともに、メモ部裏面に再剥離性粘着剤が設けられ、さらに感圧性接着層と再剥離性粘着剤との境目に、使用時に切り離すためのミシン目を設けた付箋紙クリップが記載されている。

先行技術

0003

特開2016−52771号公報

発明が解決しようとする課題

0004

壁面に貼着される従来のシールやステッカーなどを、メモ書きに利用した場合、通常、その表面に直接メモ書きされるため、メモの内容が不要になったときには、シール、ステッカー自体を取り外して、新たにシール、ステッカー等を貼りなおす必要がある。他方、特許文献1の付箋紙クリップは、特に意匠性、装飾性は考慮されていない。
さらに、メモ以外の、名刺や写真等を忘れないように、あるいはよく見えるように壁等に貼り付ける場合には、ピン画鋲などがよく用いられ、貼り付ける壁面等が磁性を有する場所であれば、マグネットが使用される。しかし、ピンや画鋲を使用すると、これら名刺、写真、および壁面等に穴をあけることになり、好ましくない場合がある。マグネットは、磁性を有しない場所では使用することができない。

0005

本発明は、装飾機能を有するとともに、紙片などの保持対象となる薄片体や壁面等に穴をあけることなく薄片体を保持することが可能な壁面装飾具の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に係る本発明は、表面および裏面を有し、表面に意匠が設けられたシート状の本体部と、前記本体部の裏面に設けられる第1粘着部と、前記本体部の裏面に、第1粘着部に隣接または近接して設けられる第2粘着部とを備え、第2粘着部は、薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な再剥離性を有し、第1粘着部は、第2粘着部に前記薄片体を貼着させた状態で、前記本体部が取り付けられる壁面に該本体部を貼着させた状態を保持できる粘着性を有することを特徴とする、壁面装飾具である。

0007

請求項2に係る本発明は、第1粘着部が設けられている領域の面積は、第2粘着部が設けられている領域の面積よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の壁面装飾具である。

0008

請求項3に係る本発明は、第1粘着部が再剥離性を備える、請求項1または2に記載の壁面装飾具である。

0009

請求項4に係る本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の壁面装飾具を製造する方法であって、表面および裏面を有し、表面に意匠が設けられたシート状の本体部における裏面の予め定めた領域に再剥離性を有する粘着剤を塗布して第1粘着部を形成し、第1粘着部に隣接する予め定めた領域に、前記粘着剤を、第1粘着部よりも少ない塗布量で塗布して第2粘着部を形成することを特徴とする、壁面装飾具の製造方法である。

発明の効果

0010

請求項1に係る本発明の壁面装飾具によれば、本体部表面に意匠を有するので、裏面の少なくとも第1粘着部を壁面に貼り付けることにより、使用者嗜好使用環境に適した装飾性を発揮する。

0011

また、この壁面装飾具は、本体部の裏面に、第1粘着部と、第1粘着部に隣接または近接して設けられる第2粘着部とを備え、第2粘着部は、薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な再剥離性を有する。第1粘着部は、第2粘着部に薄片体を貼着させた状態で、前記本体部が取り付けられる壁面に該本体部を貼着させた状態を保持できる粘着性を有する。したがって、比較的強い粘着力を有する第1粘着部を壁面に貼り付け、再剥離性を有する第2粘着部にメモ、名刺、写真等の薄片体を貼り付けることにより、これら薄片体を壁面の所望位置に保持することができる。また、保持が不要となった場合には、糊汚れすることなく、貼り付けた薄片体を剥がすことができる。

0012

第2粘着部は、薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な再剥離性を有しているので、薄片体を傷つけるおそれがなく着脱できる。
ここで、第2粘着部が有する「再剥離性」とは、第2粘着部に貼着した薄片体を引き剥がしたときに、薄片体側にや粘着剤が残存しない性質をいう。そのため、糊や粘着剤には、糸引きを起こしにくい、比較的硬度の高い糊・粘着剤を使用することが好ましい。一般に、柔らかい糊は、物品の表面に残りやすいからである。

0013

本発明の壁面装飾具は、通常は装飾手段として機能し、必要に応じ、紙片等の薄片体を裏面に貼り付けて壁面に取り付けることが可能な保持手段として機能する。

0014

請求項2に係る本発明の壁面装飾具によれば、第1粘着部が設けられている領域の面積が、第2粘着部が設けられている領域の面積よりも広く設定されるので、第1粘着部が再剥離性を有する第2粘着部よりも広い面積を占めることにより、薄片体を保持した状態で、本体部を壁面に確実に保持できる効果を奏する。

0015

請求項3に係る本発明の壁面装飾具によれば、第1粘着部も再剥離性を備えるので、壁面装飾具自体を壁面から引き剥がしたときに、壁面側に粘着剤が残らず、壁面を汚損するおそれがない。

0016

請求項4に係る本発明の壁面装飾具の製造方法によれば、同じ粘着剤を用いて、壁面装飾具を壁面に確実に保持できる粘着力を発揮する第1粘着部と、損傷を与えずに薄片体を着脱可能に保持できる再剥離性を発揮する第2粘着部とを形成するから、製造ラインの簡素化が可能である。第1粘着部も再剥離性を備えるので、壁面装飾具自体を壁面から引き剥がしたときに、壁面側に粘着剤が残らず、壁面を汚損するおそれがない。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施形態1に係る壁面装飾具を示すものであって、(A)は正面図、(B)は背面図である。
本発明の実施形態1に係る壁面装飾具の使用方法の一例を示すものであって、(A)は、壁面に貼付けた状態を示す側面断面図、(B)は、第2粘着部を壁面から引き離した状態を示す側面断面図、(C)は薄片体を保持した使用状態を示す側面断面図である。
本発明の実施形態1に係る壁面装飾具の使用状態を示す正面図である。
本発明の実施形態2に係る壁面装飾具を示すものであって、(A)は正面図、(B)は使用状態を示す正面図である。
本発明に係る壁面装飾具の本体部の形状に関する各種実施形態を示す正面図であって、(A)は円形、(B)は正方形、(C)は楕円形、(D)は長方形、(E)は三角形、(F)は亜鈴型を示すものである。

実施例

0018

[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る壁面装飾具Hの正面図である。
図1に示す壁面装飾具Hは、表面1aおよび裏面1bを有し、表面1aに意匠Pが設けられたシート状の本体部1と、本体部裏面1bの所定領域に粘着剤が塗布されて形成された第1粘着部2と、第1粘着部2に隣接または近接して粘着剤が塗布されて形成された第2粘着部3とを備える。第2粘着部3は、紙片などの薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な再剥離性を有する。第1粘着部2は、比較的強い粘着力であって、第2粘着部3に薄片体を貼着させた状態で、本体部1を壁面に保持し得る粘着力を有する。

0019

シート状の本体部1は、形状は特に限定されない。材質としては、紙、プラスチック、金属、セラミック、布、およびこれらの複合体等の、付箋、シール、ステッカー、テープ、ラベル、又はタグ等に通常用いられ、当業者に自明のものであれば、いかなるものを用いてもよい。紙系材質としては、例えば、上質紙アート紙、マットコート紙キャストコート紙ホイル紙、感熱紙、和紙、蛍光紙耐水紙グラシン紙、クラフト紙等が挙げられるが、これらに限定されない。プラスチック系材質としては、例えば、PET等のポリエステルフィルムポリプロピレン(PP)フィルム塩化ビニルフィルム、合成紙(ユポ紙)、アセテートサテンオレフィン系フィルム等が挙げられるが、これらに限定されない。

0020

本体部表面1aの意匠Pは、例えば印刷層によって設けられる。印刷層は、本体部表面1a上に、インクにより印刷されて形成された層を指す。インクは、印刷用として通常用いられる当業者に自明のものであれば、いかなるものも使用可能であり、例えば、顔料インク染料インク印刷インク等が挙げられるが、これらに限定されない。インクには、バインダーポリマー、及び色素が含まれるが、これら以外の成分が含まれていてもよい。バインダー、ポリマー、及び色素は、印刷用インクに通常用いられ、当業者に自明のものであれば、いかなるものも使用可能である。バインダーとしては、例えば、炭酸ソーダアンチモン塩類等が挙げられるが、これらに限定されない。色素としては、例えば、無機顔料有機顔料レーキ顔料蛍光顔料等の顔料天然染料合成染料蛍光染料等の染料が挙げられるが、これらに限定されない。

0021

意匠Pは、絵、写真、文字イラスト幾何図形模様などで表示され、使用者の嗜好や使用環境に合わせたものを適宜選択すればよい。壁面装飾具Hを壁面に貼り付けることにより、意匠Pの装飾性により、使用者に快適さを与えることができる。

0022

また壁面装飾具Hの意匠Pを、図1に例示するようななどの前足を表したものとすれば、特に動物愛好家の使用者に、快適さや癒し効果を与えることができる。また、猫の前足の意匠Pは特徴的であるので、例えばこれに重要な事項を記載したメモを貼付した場合、このメモの位置を使用者が容易に知ることができるという効果が得られる。このような効果を与える動物の種類としては、猫のほか、、虎、ライオンヒツジ、象、パンダ鹿、実際には、人、などが挙げられるが、これらに限定されない。

0023

第1粘着部2および第2粘着部3は、本体部裏面1bに粘着剤を塗布することにより、または粘着シートを貼着することにより形成される。使用可能な粘着剤としては、水系、溶剤系、エマルション系等いずれでもよく、アクリル系、ゴム系等 用途に応じていずれの材料も選択できるが、これらに限定されない。

0024

第2粘着部3の粘着力は、紙片などの薄片体を貼着させることができ、かつ該薄片体に損傷を与えずに該薄片体を剥離することが可能な粘着力であればよい。第1粘着部2の粘着力は、比較的強く、第2粘着部3に薄片体を貼着させた状態で、すなわち薄片体の重量も含めて、本体部1が取り付けられる壁面に該本体部1を貼着させた状態を保持できる粘着力を有すればよい。

0025

なお、第1粘着部2および第2粘着部3を形成する手段としては、例えば、再剥離性を有する粘着剤を、本体部1の裏面1bにおける第1粘着部2を形成する領域に塗布し、同じ粘着剤を、粘着力を弱めるために塗布量を少なくして、本体部1の裏面1bにおける第2粘着部3を形成する領域に塗布することが考えられる。粘着力を弱める手法には、網点塗工やライン塗工など、塗布剤を分散させて塗布することにより、塗布面積を減少させる方法が考えられる。この手法により、同じ粘着剤を用いて第1粘着部2および第2粘着部3を形成できるから、製造ラインの簡素化が可能である。また、第1粘着部2にも再剥離性を与えることができるから、壁面装飾具H自体を壁面Wから引き剥がしたときに、壁面W側に粘着剤が残らず、壁面Wを汚損するおそれがない。

0026

第1粘着部2が形成される領域の面積S1は、第2粘着部3が形成される領域の面積S2よりも広く設定することが望ましい。これにより、本体部1を壁面に貼り付けたときの壁面に対する保持力を確保して、使用中に壁面装飾具Hが脱落するのを防止するためである。

0027

さらに第1粘着部2と第2粘着部3とは、本体部1の裏面1bにおいて互いに隣接するように形成してもよく、あるいは、両者の間に若干の離隔を有するように近接させて形成してもよい。

0028

なお、第1粘着部2および第2粘着部3の表面を剥離紙で被覆しておき、使用時に剥離紙を除去するように構成することも可能である。

0029

次に、本例の壁面装飾具Hの使用方法を、図2を用いて説明する。はじめに、図2(A)に示すように、壁面装飾具Hの本体部裏面1bに形成した少なくとも第1粘着部2を壁面Wの表面に貼り付けることにより、この壁面装飾具Hを壁面W上に保持させる。このとき第2粘着部3は、壁面Wに貼着されてもよく、剥離紙により表面が覆われた状態でもよい。

0030

次に、紙片などの薄片体10を取り付けたい場合は、図2(B)に示すように、本体部1の第2粘着部3の形成部分を壁面Wから引き離して、第2粘着部3と壁面Wとの間に隙間dを形成する。続いて、第2粘着部3の表面に剥離紙を有する場合はこれを剥離したのち、上記隙間dに所望の薄片体10を挿入し、該薄片体10の上縁部を第2粘着部3の表面に圧接する。これにより薄片体10は、第2粘着部3の粘着力によって、本体部1に貼り付けられる。

0031

その後、薄片体10を自由状態にすると、図2(C)および図3に示すように、薄片体10は、自重により本体部1の下端から垂下した状態で、壁面装飾具Hに保持されることになる。ここで第1粘着部2は、その粘着力が、比較的強く設定されるので、薄片体10の重量も含めた本体部1の全体を壁面Wに対し保持させた状態を、確実に維持することができる。なお第1粘着部2の粘着力は、所要の力を加えることによって、本体部1を壁面Wから、壁面Wを傷つけずに剥離可能な程度の大きさに設定することができる。また、再剥離性を有する粘着剤を用いてもよい。これにより不要となった時には、壁面装飾具Hを壁面Wから取り外すことが容易になる。

0032

第2粘着部3は、再剥離性を有するので、保持した薄片体10を傷付けることなく、本体部1から容易に剥離することが可能である。第2粘着部3の粘着剤は、第2粘着部3に貼着した薄片体10を引き剥がしたときに、薄片体10側に糊や粘着剤が残存しない性質を備えるもの、具体的には、糸引きを起こしにくい、比較的硬度の高い糊・粘着剤を使用することが好ましい。これにより、薄片体10の貼着・剥離を反復して行うことが可能であり、かつ、薄片体10を損傷したり汚損したりするおそれがなくなる。

0033

本例において、壁面装飾具Hの保持対象である薄片体10は、シート状、フィルム状、薄板状、カード状の物品である。これには、例えば名刺、写真、ポストカード表彰状、メモ、各種文書チラシなどの紙片や、これら紙片と同様の形態の、金属片プラスチック片セラミック片などが含まれ、材質は特に限定されない。

0034

本例において壁面Wとは、壁面装飾具Hの少なくとも第1粘着部2を貼り付けることが可能な表面であり、例えば住居の室内壁面や建物躯体壁面のほか、ドアの表面、家具什器の表面、電気製品の表面、掲示板表面なども含むが、これらに限定されない。

0035

[実施形態2]
図4に、本発明の実施形態2に係る壁面装飾具Hを示す。本例の壁面装飾具Hは、図4(A)に示すように、本体部1における第2粘着部3の端縁部に沿って、スリット4を形成したものである。このスリット4は、図示の例では、猫の前足の先端部分を囲むように設けられている。

0036

本例では、図4(B)に示すように、薄片体10を、スリット4内へ挿入させた状態で、第2粘着部3に貼り付けている。このため薄片体10が、第2粘着部3と、スリット4に沿った本体部1の外周縁部1cとの間に挟持された状態となるので、薄片体10をより安定して保持することができる。また、猫の前足が直に薄片体10を押さえているような意匠を呈するため、装飾性に優れる。

0037

[その他の実施形態]
本発明に係る壁面装飾具Hの形状は、適宜変更することが可能である。本体部1の形状の例として、図5に、(A)円形、(B)正方形、(C)楕円形、(D)長方形、(E)三角形、(F)亜鈴型を示したが、これらに限定されない。また、上記形状の組合せも可能である。

0038

図面には、第1粘着部2を上側、第2粘着部3を下側となる姿勢に壁面装飾具Hを配置して、薄片体10を垂下状態に保持する実施形態を例示した。しかしながら、薄片体10が比較的軽量で、本体部1が適度の剛性を有する場合、第1粘着部2が下側、第2粘着部3が上側となる姿勢に配置して、薄片体10を下方から支持するような状態の使用態様も可能である。

0039

また、保持対象となる薄片体10が比較的寸法が大きく、または重量が重い場合は、複数の壁面装飾具Hを用いて、この薄片体10を保持することも可能である。

0040

本発明は、壁面装飾具でありながら、メモ、名刺、写真、ポストカード等の薄片体を、壁面や掲示板などに着脱可能に保持することができる簡便な保持手段を提供できる。また装飾性を有することにより、居住室内職場などにおいて、従来の付箋と比較して、はるかに優れた使用感を提供することができる。

0041

H 壁面装飾具
1 本体部
1a 表面
1b 裏面
1c外周縁部
2 第1粘着部
3 第2粘着部
4スリット
10薄片体
P 意匠

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