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技術 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置

出願人 富士通株式会社
発明者 宇山政志秋山勝彦中島健次
出願日 2017年2月8日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2017-021368
公開日 2018年8月16日 (11ヶ月経過) 公開番号 2018-128850
状態 未査定
技術分野 検索装置 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 再選択要求 Y座標 操作メニュ 軌跡群 行処理データ 配置座標情報 筆記モード クラス会
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年8月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に対して、コンテンツ対応付けのための作業負担を低減する。

解決手段

手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、処理をコンピュータに実行させる。

概要

背景

会議ブレインストーミングなど、多人数の参加者協力して新しいもの・考えを生み出していく協創の場で、大画面ディスプレイプロジェクタが使われることが増えてきている。なお、ビジネスの場に限らず、また、大画面ディスプレイやプロジェクタの利用に限らず、例えば、
・学校のクラス会で、修学旅行行き先を決めるために、電子白板に行き先の候補を列挙
歴史授業で、先生が歴史上の人物名前を電子白板に列挙
夕食献立を考えるために料理の候補をノートPC(Personal Computer)上に列挙
といった使い方も想定される。

このような場では、利用者により手書き入力アイデア画面上に書き留められる。この際、手書き入力された文字列に対応する画像等のコンテンツが併せて表示されることが望まれる。例えば、「○○タワー」という手書き入力だけの場合より、「○○タワー」の画像があった方が具体的なイメージわきやすく、会議等が有効なものとなることが期待される。手書き入力から文字認識を行う技術は確立されているため、文字認識結果からWeb検索画像検索により関連するコンテンツの取得が可能である。

一方、システムの状態に応じて実行すべき操作列思い出すという利用者の作業負担を軽減することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献1等を参照)。また、確度の高い入力候補割り当て、簡単な操作で迅速な入力を実現することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献2等を参照)。また、担当者入力操作を妨げることなく、必要とする情報を的確に検索して提示することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献3等を参照)。また、キーワード間の関係を表す情報の欠落を防ぐと共に、概念情報を有効に活用して精度の高い情報検索を可能とすることを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献4等を参照)。しかし、いずれも手書き入力により複数の候補を列挙し、手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に基づいてコンテンツを取得して対応付ける状況を考慮したものではない。

概要

手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に対して、コンテンツの対応付けのための作業負担を低減する。手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、処理をコンピュータに実行させる。

目的

一方、システムの状態に応じて実行すべき操作列を思い出すという利用者の作業負担を軽減することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、複数種別コンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム

請求項2

前記特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たさない場合に、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。

請求項3

前記第一および第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける処理は、種別の異なる複数のコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。

請求項4

前記特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける処理は、前記第一および前記第二の文字列情報の位置関係毎に対応付けを行う、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。

請求項5

前記第二の文字列情報に対応付けられたコンテンツを、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの位置関係に基づいて算出した位置に自動配置する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。

請求項6

前記第一の文字列情報の位置関係に基づいて算出した位置に、前記第二の文字列情報に対応する手書き入力が行われるべき位置を示す表示を行う、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。

請求項7

手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法

請求項8

手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識する第一の認識部と、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける受付部と、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識する第二の認識部と、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定する特定部と、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける対応付け部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置

技術分野

0001

本発明は、情報処理プログラム情報処理方法および情報処理装置に関する。

背景技術

0002

会議ブレインストーミングなど、多人数の参加者協力して新しいもの・考えを生み出していく協創の場で、大画面ディスプレイプロジェクタが使われることが増えてきている。なお、ビジネスの場に限らず、また、大画面ディスプレイやプロジェクタの利用に限らず、例えば、
・学校のクラス会で、修学旅行行き先を決めるために、電子白板に行き先の候補を列挙
歴史授業で、先生が歴史上の人物名前を電子白板に列挙
夕食献立を考えるために料理の候補をノートPC(Personal Computer)上に列挙
といった使い方も想定される。

0003

このような場では、利用者により手書き入力アイデア画面上に書き留められる。この際、手書き入力された文字列に対応する画像等のコンテンツが併せて表示されることが望まれる。例えば、「○○タワー」という手書き入力だけの場合より、「○○タワー」の画像があった方が具体的なイメージわきやすく、会議等が有効なものとなることが期待される。手書き入力から文字認識を行う技術は確立されているため、文字認識結果からWeb検索画像検索により関連するコンテンツの取得が可能である。

0004

一方、システムの状態に応じて実行すべき操作列思い出すという利用者の作業負担を軽減することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献1等を参照)。また、確度の高い入力候補割り当て、簡単な操作で迅速な入力を実現することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献2等を参照)。また、担当者入力操作を妨げることなく、必要とする情報を的確に検索して提示することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献3等を参照)。また、キーワード間の関係を表す情報の欠落を防ぐと共に、概念情報を有効に活用して精度の高い情報検索を可能とすることを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献4等を参照)。しかし、いずれも手書き入力により複数の候補を列挙し、手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に基づいてコンテンツを取得して対応付ける状況を考慮したものではない。

先行技術

0005

特開平10−149246号公報
特開2009−223905号公報
特開2011−053791号公報
特開平11−259524号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上述したように、従来、利用者は、複数の候補を列挙して議論等を行う場合、手書き入力を行い、手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に基づいてコンテンツを取得して対応付ける作業を繰り返さなければならず、操作が煩雑であるという問題があった。

0007

そこで、一側面では、手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に対して、コンテンツの対応付けのための作業負担を低減することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

一つの形態では、手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、処理をコンピュータに実行させる。

発明の効果

0009

手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に対して、コンテンツの対応付のための作業負担を低減することができる。

図面の簡単な説明

0010

一実施形態にかかる情報処理装置の機能構成例を示す図である。
文書データの例を示す図である。
単語属性テーブルの例を示す図である。
検索処理テーブルの例を示す図である。
行処理データの例を示す図である。
情報処理装置の他の機能構成例を示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
第1の処理例を示すフローチャートである。
手書き入力が行われた状態の例を示す図である。
範囲指定の例を示す図である。
基準座標情報の算出の例を示す図である。
検索処理の選択の例を示す図である。
検索結果の表示の例を示す図である。
ユーザによるコンテンツの配置座標から直前の手書き入力の軌跡群と該コンテンツが列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件の例を示す図である。
一纏まりと判定された後の新たな手書き入力の例を示す図である。
タイムアウトにより範囲選択された例を示す図である。
繰り返し処理の対象か否かの条件の例を示す図である。
自動配置座標値の算出およびガイド表示の例を示す図である。
検索処理自動実行および検索結果自動配置の例を示す図である。
第2の処理例を示すフローチャートである。
検索処理の選択の例を示す図である。
検索結果の表示の例を示す図である。
ユーザにより検索結果が配置された例を示す図である。
検索処理の選択の例を示す図である。
検索結果の表示の例を示す図である。
ユーザにより検索結果が配置された例を示す図である。
行処理データの例を示す図である。
一纏まりと判定された後の新たな手書き入力の例を示す図である。
タイムアウトにより範囲選択された例を示す図である。
検索処理自動実行および検索結果自動配置の例を示す図である。
複数のテーマについて列挙が行われる場合の例を示す図である。
第3の処理例を示すフローチャートである。

実施例

0011

以下では本発明の好適な実施形態が図面に沿って説明される。

0012

<構成>
図1は一実施形態にかかる情報処理装置1の機能構成例を示す図であり、スタンドアロンタイプの例である。図1において、情報処理装置1は、電子白板装置パーソナルコンピュータタブレット等の装置である。情報処理装置1は、入力受付部101と表示部102と文書管理部103と文書データ104とを備えている。また、情報処理装置1は、筆記集合選択部105と基準座標算出部106と手書き文字認識部107と属性判定部108と単語属性テーブル109と検索処理判定部110と検索処理テーブル111と処理選択実行部112と配置部113とを備えている。また、情報処理装置1は、行処理判定部114と行処理データ115と座標整合判定部116と自動処理適用部117と自動配置部118とを備えている。

0013

入力受付部101は、ユーザ(利用者)による手書き入力(筆記入力)、テクスト(text)入力、メニュー選択等の操作を受け付け、受け付けた入力操作内容を文書管理部103に伝える機能を有している。表示部102は、パネル型ディスプレイやプロジェクタ等によるモニタ文書画面操作メニュー等を表示する機能を有している。

0014

文書管理部103は、ユーザによる手書き入力の内容およびそれに対応付けられる画像、テクスト等のマルチメディアのコンテンツが配置された文書を文書データ104として管理する機能を有している。文書データ104に基づき、表示部102により文書画面が表示される。図2は文書データ104の例を示す図であり、手書き入力データ(筆記入力データ)と、画面上の表示位置を伴ったコンテンツデータとを含んでいる。手書き入力データは、手書き入力された軌跡の座標情報を含んでいる。

0015

図1戻り、筆記集合選択部105は、ユーザによる範囲指定の操作またはタイムアップ等により自動的に、文書中の手書き入力データの軌跡の一部を選択する機能を有している。基準座標算出部106は、筆記集合選択部105により選択された手書き入力データの軌跡から手書き領域の位置的な特徴(例えば、外接矩形の座標等)を示す基準座標情報を算出する機能を有している。手書き文字認識部107は、筆記集合選択部105により選択された手書き入力データの軌跡から手書き文字認識を行ってテクスト文字列に変換する機能を有している。

0016

属性判定部108は、手書き文字認識部107により変換されたテクスト文字列から、単語属性テーブル109を参照し、テクスト文字列に対応した属性リストを抽出する機能を有している。図3は単語属性テーブル109の例を示す図であり、種々の単語に対し、属性リストが対応付けられている。例えば、単語「縄」には属性リスト{地名,県名,市名}が対応付けられている。

0017

図1に戻り、検索処理判定部110は、属性判定部108により抽出された属性リストに基づき、検索処理テーブル111を参照し、属性リスト中の各属性に対応した検索処理リストを抽出する機能を有している。図4は検索処理テーブル111の例を示す図であり、属性に対し、検索処理が対応付けられている。例えば、属性「県名」には検索処理「県所在地」「県知事」「人口」「面積」等が対応付けられており、それらがまとめられたものが検索処理リストとなる。

0018

図1に戻り、処理選択実行部112は、検索処理判定部110により抽出された検索処理リストからユーザに所望の検索処理を選択させ、ユーザの手書き入力から認識されたテクスト文字列に対して選択された検索処理を実行する機能を有している。配置部113は、実行された検索処理の結果として得られたマルチメディアのコンテンツデータによるコンテンツを、文書管理部103が管理する文書上でユーザに配置させる機能を有している。配置された結果は、文書データ104内に対応するコンテンツデータの表示位置として保持される。

0019

行処理判定部114は、ユーザによるコンテンツの配置座標から直前の手書き入力の軌跡群と該コンテンツが列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たすか否か判定する機能を有している。そして、条件が満たされる場合に、「基準座標情報」と「配置された座標情報、選択された検索処理、検索処理に対応した属性」の組とを行処理データ115に保持する。「基準座標情報」は手書き入力の行われた手書き領域の位置的な特徴(例えば、外接矩形の座標等)を示す情報である。「配置された座標情報」は、コンテンツがユーザにより配置された位置を示す情報である。「選択された検索処理」は、コンテンツデータの取得において検索処理リストからユーザにより選択された検索処理を示す情報である。検索処理は、どのようにして検索結果であるコンテンツが取得されたかを示すものであり、コンテンツの種別を表すものである。「検索処理に対応した属性」は、検索処理リストの抽出において用いられた、手書き入力のテクスト文字列に対応する属性である。

0020

図5は行処理データ115の例を示す図であり、基準座標情報「x0,y0,x1,y1」、属性「県名」、検索処理「画像検索」、配置座標「x2,y2,x3,y3」が記録された状態を示している。なお、ユーザに配置されたコンテンツの位置についての条件として、同時には満たされない複数の条件を用意する場合(例えば、横方向に列挙する場合の条件と、縦方向に列挙する場合の条件等)、満たされた条件を示す情報を行処理データ115に含める。この満たされた条件は、後のコンテンツの自動配置に際して位置計算において参照される。

0021

図1に戻り、座標整合判定部116は、新たな手書き入力が行われた時点で行処理データ115に記録が存在する場合に動作を行う。すなわち、座標整合判定部116は、新たに行われた手書き入力から算出された基準座標情報と、行処理データ115に記録された基準座標情報とを比較し、繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たすかどうかを判定する機能を有している。自動処理適用部117は、座標整合判定部116で所定の条件が満たされると判定された場合に動作を行う。すなわち、自動処理適用部117は、新たに行われた手書き入力のテクスト文字列に対応する属性と一致する属性が行処理データ115にある場合に、記録された検索処理を新たな手書き入力のテクスト文字列に適用する機能を有している。自動配置部118は、自動処理適用部117による検索処理適用の結果として得られたコンテンツの配置座標を算出し、文書管理部103が管理する文書上に配置する機能を有している。

0022

図6は情報処理装置1の他の機能構成例を示す図であり、情報処理装置1(図1)から、画面表示および入力受付の機能を担う情報処理装置11と、その他の処理を行う情報処理装置12とを分離したものである。情報処理装置12は、情報処理装置11と直接に有線または無線により接続されるサーバ装置としてもよいし、インターネット等のネットワークを介してクラウドサービス等として処理を行うサーバ装置としてもよい。

0023

図6において、図1に示した情報処理装置1の構成要素のうち、入力受付部101と表示部102が情報処理装置11に設けられ、その他の構成要素は情報処理装置12に設けられている。各構成要素の機能は前述したものと同様であるが、情報処理装置11と情報処理装置12に分かれた構成要素の間では、データの送受信の機能が付加される。また、種々の変形が可能であり、情報処理装置12に配置された構成要素のうちの一部を情報処理装置11側に配置してもよい。

0024

図7は情報処理装置1、11、12のハードウェア構成例を示す図である。図7において、情報処理装置1等は、バス1007を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003、HDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)1004を備えている。また、情報処理装置1等は、接続I/F(Interface)1005、通信I/F1006を備えている。画面表示および入力受付の機能を担う情報処理装置1、11の場合、接続I/F1005にはモニタ1008およびポインティングデバイス1009が接続される。モニタ1008にはパネル型ディスプレイのほか、プロジェクタ等も含まれる。ポインティングデバイス1009には、マウスタッチパネル等が含まれる。

0025

CPU1001は、RAM1003をワークエリアとしてROM1002またはHDD/SSD1004等に格納されたプログラムを実行することで、情報処理装置1、11、12の動作を統括的に制御する。図1および図6で説明した情報処理装置1、11、12の機能は、CPU1001において所定のプログラムが実行されることで実現される。プログラムは、記録媒体を経由して取得されるものでもよいし、ネットワークを経由して取得されるものでもよいし、ROM組込でもよい。

0026

<第1の処理例>
図8は上記の実施形態の第1の処理例を示すフローチャートである。

0027

図8において、処理が開始されると、入力受付部101は、手書き入力を受け付け(ステップS101)、範囲指定されたか否か判断し(ステップS102)、範囲指定されていない場合(ステップS102のNO)は手書き入力の受け付け(ステップS101)に戻る。図9は電子白板上に「沖縄」という文字が手書き入力された状態を示している。手書き入力による軌跡は、入力受付部101から文書管理部103に渡され、文書データ104に手書き入力データとして保持される。

0028

範囲指定の手法については複数の実装法があり、
囲みジェスチャにより範囲指定させるもの
矩形選択モードにおいて範囲指定させるもの
・タイムアウトによるもの
等がある。囲みジェスチャは、入力済の文字の周りを線で囲む操作入力である。文字を取り囲むようにポインティングデバイスが操作されたとき、それは手書き入力ではなくジェスチャコマンドであるとみなし、囲まれた範囲が指定される手法である。図10は手書き入力による文字「沖縄」の周りが囲みジェスチャによって範囲指定された例を示している。

0029

矩形選択モードにおいて範囲指定させるものは、筆記モードから矩形選択モードに切り替えさせ、マウス等のポインティングデバイスによって、2点の座標を指定させることで、2点を対角線とする長方形内に含まれる範囲が指定される手法である。モードの切り替えはポップアップメニュー等により行われる。

0030

タイムアウトによるものは、手書き入力と手書き入力の間の時間が計測され、時間が一定の閾値を超えた場合にタイムアウトイベント発行され、前回のタイムアウトから新たなタイムアウトまでに手書き入力された軌跡が指定されたものとされる手法である。軌跡の集合の先頭がタイムアウトで指定され、軌跡の集合の終了だけがメニューで選択される手法でもよい。また、軌跡の集合の先頭がタイムアウトで指定され、軌跡の集合の終了は改行が行われたかどうかで判定される手法でもよい。筆記データの改行判定については、例えば特許第3897999号等に記載される手法が存在する。

0031

図8に戻り、範囲指定されたと判断された場合(ステップS102のYES)、筆記集合選択部105は、文書管理部103経由で文書データ104から指定された範囲の軌跡の手書き入力データを取得する。そして、基準座標算出部106は基準座標情報を算出する(ステップS103)。図11は基準座標情報の算出の例を示す図であり、指定された範囲内で手書き入力された軌跡集合の外接矩形の左上角と右下角の座標を表す4値(x0,y0,x1,y1)が用いられた例である。なお、基準座標情報としては、これに限らず、他の定義によってもよい。

0032

図8に戻り、次いで、手書き文字認識部107は、範囲指定で選択された軌跡集合に対して手書き文字認識を実行し、テクスト文字列の認識結果文字列を取得する(ステップS104)。手書き文字認識は、文字毎に該文字を構成する軌跡の特徴が定義された辞書を用い、軌跡の特徴の類似度から文字を特定するものであり、公知の手法が用いられる。図10の例では、「沖縄」のテクスト文字列が認識結果文字列として取得される。

0033

なお、図8では基準座標情報の算出(ステップS103)に続いて手書き文字認識(ステップS104)が行われているが、処理の順序は逆になってもよいし、並行に実行されるようにしてもよい。

0034

次いで、属性判定部108は、手書き文字認識部107により取得された認識結果文字列から、単語属性テーブル109を参照して、テクスト文字列に対応した属性リストを抽出する(ステップS105)。例えば、「沖縄」のテクスト文字列からは、図3の単語属性テーブル109が参照されることで、属性リスト{地名,県名,市名}が抽出される。

0035

図8に戻り、次いで、行処理判定部114により行処理データ115に記録があるか否かが判断され(ステップS106)、処理が分岐される。行処理データ115に記録がないと判断された場合(ステップS106のNO)、検索処理判定部110は、属性判定部108により抽出された属性リストに基づき、検索処理テーブル111を参照する。そして、属性リスト中の各属性に対応した検索処理の和集合を検索処理リストとして抽出する(ステップS107)。例えば、属性リスト{地名,県名,市名}の場合、図4の検索処理テーブル111が参照されることで、属性「県名」からは検索処理として「県庁所在地」「県知事」「人口」「面積」等が抽出される。他の属性についても、検索処理テーブル111に登録されている検索処理があれば抽出される。

0036

図8に戻り、次いで、処理選択実行部112は、検索処理判定部110により抽出された検索処理リストを表示して、ユーザに検索処理を選択させる(ステップS108)。図12は検索処理の選択の例を示す図であり、図12(a)では属性選択メニューが表示され、ユーザにより所望の属性が選択される。例えば、属性「沖縄(県名)」が選択されると、図12(b)のように属性「沖縄(県名)」に対応した検索処理選択メニューが表示され、例えば検索処理「画像検索」が選択される。なお、図12は属性の選択と検索処理の選択との2段階で選択が行われる例を示しており、これにより提示する検索処理リストの数を減らすことができるが、1段で検索処理が選択されるようにしてもよい。また、属性や検索処理が多岐にわたる場合は、属性や検索処理のグルーピングにより、多段で選択が行われるようにしてもよい。

0037

図8に戻り、次いで、処理選択実行部112は、ユーザの手書き入力から認識されたテクスト文字列に対して選択された検索処理を実行する(ステップS109)。そして、配置部113は、実行された検索処理の結果として得られたマルチメディアのコンテンツデータを、文書管理部103が管理する文書上でユーザに配置させる(ステップS110)。すなわち、配置部113は、検索結果のコンテンツをいったん既定の位置に表示させ、ユーザによる表示位置の移動操作(マウスによるドラッグ操作等)を受け付ける。なお、検索処理には、画像検索のように、検索結果一覧からさらにユーザが望む結果を選択する操作が含まれる処理と、県庁所在地検索のように文字列から検索結果が一意に決まる処理とが存在する。図13は検索結果の表示の例を示す図であり、図13(a)はテクスト文字列「沖縄」により画像検索された検索結果一覧が表示された状態を示している。そして、図13(b)は、検索結果一覧の中から一つの検索結果が選択され、ユーザにより「沖縄」と関連付ける意図をもって、手書き入力による「沖縄」の右に並べて配置された状態を示している。

0038

図8に戻り、次いで、行処理判定部114は、ユーザによるコンテンツの配置座標から直前の手書き入力の軌跡群と該コンテンツが列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たすか否か判定する(ステップS111)。図14はユーザによるコンテンツの配置座標から直前の手書き入力の軌跡群と該コンテンツが列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件の例を示す図である。すなわち、「配置データ左辺が、基準座標情報の手書きデータ外接矩形の右辺より右にあり、かつ、配置データの水平中線Y座標が、基準座標情報の手書きデータ外接矩形の上辺下辺の間にある」という例を示している。数式で示せば、手書きデータ外接矩形の左上と右下の角点の座標を(x0,y0)(x1,y1)、配置データの左上と右下の角点の座標を(x2,y2)(x3,y3)とすると、図14(b)のように、
X2 > x1 かつ
(y3+y2)/2 > y0 かつ
(y3+y2)/2 < y1
が満たされることが条件となる。図14(a)の配置関係は、上記の条件が満たされる場合を示している。なお、この例は検索結果が手書きデータと水平位置に配置されたことを意味するが、縦方向に配置される場合や、斜め方向に配置される場合に対応する条件を別に設けてもよい。例えば、縦方向に配置されている条件として、「配置データの上辺が、基準座標情報の手書きデータ外接矩形の下辺より下にあり、かつ、配置データの左辺のX座標が、基準座標情報の手書きデータ外接矩形の左辺と50ピクセル以内にある」といったものがある。

0039

図8に戻り、次いで、列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たすと判定された場合(ステップS111のYES)、行処理判定部114は、行処理データ115の記録を行う。すなわち、行処理判定部114は、「基準座標情報」と「配置された座標情報、選択された検索処理、検索処理に対応した属性」の組とを行処理データ115に記録する(ステップS112)。列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件として、同時には満たされたい複数の条件を設ける場合、満たされた条件を示す情報についても行処理データに含める。図9図14で示された例の結果として記録される行処理データ115は図5のようになる。すなわち、基準座標情報「x0,y0,x1,y1」、属性「県名」、検索処理「画像検索」、配置座標「x2,y2,x3,y3」が行処理データ115として記録される。

0040

図8に戻り、行処理データ115の記録(ステップS112)の後、手書き入力の受け付け(ステップS101)から処理が繰り返される。列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たさないと判定された場合(ステップS111のNO)、行処理データ115の記録(ステップS112)は行われず、手書き入力の受け付け(ステップS101)から処理が繰り返される。

0041

一方、行処理データ115に記録があると判断された場合(ステップS106のYES)、直前の手書き入力とコンテンツの配置とが列挙の一要素を構成すると判断されていることを意味する。図15は、手書き入力の「沖縄」と検索結果の画像とが列挙の一要素を構成と判断された後に、新たに「広島」が手書き入力された状態を示している。図16は、タイムアウトにより「広島」が手書き文字認識の対象として範囲指定(範囲選択)された状態を示している。

0042

図8に戻り、次いで、座標整合判定部116は、新たに行われた手書き入力から算出された基準座標情報と、行処理データ115に記録された基準座標情報とを比較する(ステップS113)。そして、座標整合判定部116は、繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たすかどうかを判定する(ステップS114)。図17は繰り返し処理の対象か否かの条件の例を示す図であり、
「新たに行われた手書き入力の基準座標情報の外接矩形の上辺が、行処理データ115の基準座標情報の外接矩形の下辺より下にあり、
かつ距離が300ポイント以内であり、
かつ新たに行われた手書き入力の基準座標情報の外接矩形の左辺と、行処理データ115の基準座標情報の左辺の差が50ポイント以内である」
という例を示している。数式で示せば、行処理データ115の基準座標情報が(x0,y0,x1,y1)、新たに行われた手書き入力の基準座標情報が(x0',y0',x1',y1')とすると、図17(b)のように、
y0'>y1 かつ
y0'−y1≦300 かつ
|x0'−x0|≦50
が満たされることが条件となる。図17(a)では、新たな手書き入力「広島」が上記の条件を満たすものとしている。

0043

図8に戻り、繰り返し処理の対象か否かの条件を満たすと判定された場合(ステップS114のYES)、自動処理適用部117は、新たに行われた手書き入力のテクスト文字列に対応する属性リストと行処理データ115の属性を比較する(ステップS115)。そして、自動処理適用部117は、一致する属性があるか否か判定する(ステップS116)。

0044

一致する属性があると判定された場合(ステップS116のYES)、自動処理適用部117は、行処理データ115に記録された検索処理を新たな手書き入力から手書き文字認識部107により得られたテクスト文字列に適用して実行する(ステップS117)。

0045

次いで、自動配置部118は、新たな手書き入力の基準座標情報、行処理データ115の基準座標情報、配置座標情報から新しい座標値を算出し(ステップS118)、その座標値に検索結果データを自動配置する(ステップS119)。その後、手書き入力の受け付け(ステップS101)から処理が繰り返される。

0046

検索結果データを自動配置する座標値は、例えば、図18(a)では、繰り返しの対象となる2行目の手書き入力の外接矩形の上辺を表すy座標y0'と、1行目の検索結果が配置されたx座標x2で表される座標(x2、y0')とすることができる。

0047

なお、2行目の手書き入力に先立ち、例えば、図18(b)に示されるように、繰り返しの対象となる2行目の上辺のY座標yaをya=y1+(y1−y0)/2として、(x0,ya),(x1,ya+y1−y0)を計算し、それを角点とする矩形によるガイド表示により、繰り返しの対象となる2行目の手書き入力を容易にすることができる。また、座標(x2,ya),(x3,ya+y3−y2)を角点とする矩形によるガイド表示により、繰り返し処理が行われた際の検索結果の表示位置を利用者が予期できるようにすることもできる。

0048

図19は検索処理自動実行および検索結果自動配置の例を示す図であり、「沖縄」の下に手書き入力された「広島」が繰り返し処理の対象であると判定され、一致する属性を持つと判定された場合の例を示している。ここでは、検索処理として画像検索が実行されるため、図19(a)に示されるように検索結果一覧が表示される。そして、その中からユーザに所望の検索結果が選択されると、図19(b)に示されるように、選択された検索結果が2行目の手書き入力の「広島」と1行目の検索結果の両者に整列された位置に自動配置される。

0049

図8に戻り、繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たさないと判定された場合(ステップS114のNO)または一致する属性がないと判定された場合(ステップS116のNO)、次のような処理が行われる。すなわち、座標整合判定部116または自動処理適用部117は、行処理判定部114を介して行処理データ115の記録を削除する(ステップS120)。そして、検索処理リストの抽出(ステップS107)から処理が続行される。すなわち、行処理データ115が記録されていない場合と同様の処理が行われる。

0050

<第2の処理例>
上述した第1の処理例では列挙の一要素の中で1つの検索処理が行われるものとされていたが、第2の処理例では複数の検索処理が行われることが許容される。

0051

図20は第2の処理例を示すフローチャートである。図20において、ステップS201〜S207は、図8に示した第1の処理例のステップS101〜S107と同様である。例えば、図9と同様に「沖縄」と手書き入力が行われ、図10と同様に範囲指定が行われ、図11と同様に基準座標情報が算出される。また、手書き文字認識された「沖縄」のテクスト文字列から属性リスト{地名,県名、市名}が抽出され、「県名」等の属性から検索処理として「県庁所在地」「県知事」「人口」「面積」等が抽出される。

0052

図20において、その後、ユーザによる処理選択が終わるまでループ処理が行われる(ステップS208〜S214)。ループ処理において、処理選択実行部112は、検索処理判定部110により抽出された検索処理リストを表示して、ユーザに検索処理を選択させる(ステップS209)。図21は検索処理の選択の例を示す図であり、図21(a)では属性選択メニューが表示され、ユーザにより所望の属性が選択される。例えば、属性「沖縄(県名)」が選択されると、図21(b)のように属性「沖縄(県名)」に対応した検索処理選択メニューが表示され、例えば検索処理「人口」が選択される。なお、図21は属性の選択と検索処理の選択との2段階で選択が行われる例を示しており、これにより提示する検索処理リストの数を減らすことができるが、1段で検索処理が選択されるようにしてもよい。また、属性や検索処理が多岐にわたる場合は、属性や検索処理のグルーピングにより、多段で選択が行われるようにしてもよい。

0053

図20に戻り、次いで、処理選択実行部112は、ユーザの手書き入力から認識されたテクスト文字列に対して選択された検索処理を実行する(ステップS210)。そして、配置部113は、実行された検索処理の結果として得られたマルチメディアのコンテンツデータを、文書管理部103が管理する文書上でユーザに配置させる(ステップS211)。すなわち、配置部113は、検索結果のコンテンツをいったん既定の位置に表示させ、ユーザによる表示位置の移動操作(マウスによるドラッグ操作等)を受け付ける。なお、検索処理には、画像検索のように、検索結果一覧からさらにユーザが望む結果を選択する操作が含まれる処理と、県庁所在地検索のように文字列から検索結果が一意に決まる処理とが存在する。図22は検索結果の表示の例を示す図であり、テクスト文字列「沖縄」により検索された人口の検索結果が既定の位置に表示された状態を示している。そして、図23は、ユーザにより「沖縄」と関連付ける意図をもって、手書き入力による「沖縄」の右に並べて、人口の検索結果が配置された状態を示している。

0054

図20に戻り、次いで、行処理判定部114は、ユーザによるコンテンツの配置座標から直前の手書き入力の軌跡群と該コンテンツが列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たすか否か判定する(ステップS212)。この所定の条件は、図14において説明したものと同様のものが使用される。

0055

図20に戻り、次いで、列挙の一要素を構成するとみなされる所定の条件を満たすと判定された場合(ステップS212のYES)、行処理判定部114は、行処理データ115の記録を行う(ステップS213)。すなわち、行処理判定部114は、「基準座標情報」と「配置された座標情報、選択された検索処理、検索処理に対応した属性」の組とを行処理データ115に記録する。そして、ユーザから再選択要求がなければ(例えば、所定の時間内に再選択要求がなければ)、ループ処理は終了され(ステップS214)、手書き入力の受け付け(ステップS201)から処理が繰り返される。

0056

ユーザから再選択要求があった場合、上述したの同様のループ処理が行われる。ユーザからの再選択要求は、プルダウンメニューからの選択や、マウスの右クリック等により行われる。図24は検索処理の選択の例を示す図であり、図24(a)では、既に選択されている属性「沖縄(県名)」に対応した検索処理選択メニューが再表示され、図24(b)では、例えば検索処理「面積」が選択された状態を示している。図25は検索結果の表示の例を示す図であり、テクスト文字列「沖縄」により検索された面積の検索結果が既定の位置に表示された状態を示している。そして、図26は、ユーザにより「沖縄」と関連付ける意図をもって、手書き入力による「沖縄」および人口の検索結果の右に並べて、面積の検索結果が配置された状態を示している。図27(a)は、手書き入力の位置とコンテンツデータの配置の例を示しており、図27(b)は、これらが列挙の一要素を構成するとみなされた場合に記録される行処理データ115の例を示している。行処理データ115には、手書き入力の基準座標情報「x0,y0,x1,y1」と、1回目の検索処理の属性「県名」、検索処理「人口検索」、配置座標「x2,y2,x3,y3」とが含まれている。また、行処理データ115には、2回目の検索処理の属性「県名」、検索処理「面積検索」、配置座標「x4,y4,x5,y5」も含まれている。なお、3回以上の検索処理の選択が行われ、それらが列挙の一要素を構成するとみなされた場合には、その数の分の属性、検索処理、配置座標の組が記録される。

0057

図20に戻り、行処理データ115に記録があると判断された場合(ステップS206のYES)の後の処理のうち、ステップS215〜S218、S224は、図8に示した第1の処理例のステップS113〜S116、S120と同様である。例えば、図28のように、手書き入力の「沖縄」と検索結果の人口と面積とが列挙の一要素であると判断された後に、新たに「広島」が手書き入力され、図29にのように、タイムアウトにより「広島」が手書き文字認識の対象として範囲指定(範囲選択)される。そして、「広島」の位置が繰り返し処理の対象と判定されると、属性の比較が行われる。

0058

図20において、一致する属性があると判定された場合(ステップS218のYES)、一致した属性に対応する検索処理の数だけループ処理が行われる(ステップS219〜S223)。

0059

ループ処理において、自動処理適用部117は、行処理データ115に記録された検索処理を新たな手書き入力から手書き文字認識部107により得られたテクスト文字列に適用して実行する(ステップS220)。次いで、自動配置部118は、新たな手書き入力の基準座標情報、行処理データ115の基準座標情報、配置座標情報から新しい座標値を算出し(ステップS221)、その座標値に検索結果データを自動配置する(ステップS222)。図30は、「沖縄」の場合と同様に、「広島」について人口検索と面積検索とが自動的に行われ、検索結果が自動配置された状態を示している。ループ処理が終わると、手書き入力の受け付け(ステップS201)から処理が繰り返される。

0060

<第3の処理例>
上述した第1・第2の処理例では1つのテーマについての列挙が対象とされていたが、第3の処理例では複数のテーマについて列挙が行われる場合も許容されている。例えば、大画面の電子白板では、まったく違う議論が並列に行われることがありうる。図31は、左半面では修学旅行の行き先を決めるために行き先の候補が列挙されており、右半面では中国の古代遷移の議論のために列挙が行われている状態を示している。

0061

図32は第3の処理例を示すフローチャートである。図32において、ステップS301〜S312は、図8に示した第1の処理例のステップS101〜S112と同様である。なお、第3の処理例では図5に示されるような行処理データ115が複数組存在することが許容される。

0062

図32において、行処理データ115に記録があると判断された場合(ステップS306のYES)、行処理データ115として保存された各記録に対してループ処理が行われる(ステップS313〜S316)。ループ処理において、座標整合判定部116は、新たに行われた手書き入力から算出された基準座標情報と、行処理データ115に記録された基準座標情報とを比較する(ステップS314)。そして、座標整合判定部116は、繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たすかどうかを判定する(ステップS315)。予め定められた条件は、図17において説明したものと同様である。

0063

図32に戻り、繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たさないと判定された場合(ステップS315のNO)、次の記録に移行し、全ての記録について処理を行った場合はループ処理を終了する(ステップS316)。そして、検索処理リストの抽出(ステップS307)から処理が続行される。

0064

繰り返し処理の対象か否かの予め定められた条件を満たすと判定された場合(ステップS315のYES)、自動処理適用部117は、新たに行われた手書き入力のテクスト文字列に対応する属性リストと行処理データ115の属性を比較する(ステップS317)。そして、自動処理適用部117は、一致する属性があるか否か判定する(ステップS318)。一致する属性がないと判定された場合(ステップS318のNO)、次の記録に移行し、全ての記録について処理を行った場合はループ処理を終了する(ステップS316)。そして、検索処理リストの抽出(ステップS307)から処理が続行される。

0065

一致する属性があると判定された場合(ステップS318のYES)、自動処理適用部117は、行処理データ115に記録された検索処理を新たな手書き入力から手書き文字認識部107により得られたテクスト文字列に適用して実行する(ステップS319)。次いで、自動配置部118は、新たな手書き入力の基準座標情報、行処理データ115の基準座標情報、配置座標情報から新しい座標値を算出し(ステップS320)、その座標値に検索結果データを自動配置する(ステップS321)。その後、手書き入力の受け付け(ステップS301)から処理が繰り返される。

0066

なお、列挙の一要素の中で1つの検索処理が行われる第1の処理例に適用された場合について説明したが、複数の検索処理が行われることが許容される第2の処理例に適用されるようにしてもよい。

0067

総括
以上説明したように、本実施形態によれば、手書き入力された軌跡から認識された文字列情報に対して、コンテンツの対応付けのための作業負担を低減することができる。

0068

以上、好適な実施の形態により説明した。ここでは特定の具体例を示して説明したが、特許請求の範囲に定義された広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により限定されるものと解釈してはならない。

0069

以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、
複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、
手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、
認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、
特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記2)
前記特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たさない場合に、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記第一および第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける処理は、種別の異なる複数のコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、
ことを特徴とする付記2に記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける処理は、前記第一および前記第二の文字列情報の位置関係毎に対応付けを行う、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記第二の文字列情報に対応付けられたコンテンツを、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの位置関係に基づいて算出した位置に自動配置する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
(付記6)
前記第一の文字列情報の位置関係に基づいて算出した位置に、前記第二の文字列情報に対応する手書き入力が行われるべき位置を示す表示を行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
(付記7)
手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識し、
複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付け、
手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識し、
認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定し、
特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記8)
前記特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たさない場合に、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記7に記載の情報処理方法。
(付記9)
前記第一および第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける処理は、種別の異なる複数のコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理方法。
(付記10)
前記特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける処理は、前記第一および前記第二の文字列情報の位置関係毎に対応付けを行う、
ことを特徴とする付記7乃至9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記11)
前記第二の文字列情報に対応付けられたコンテンツを、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの位置関係に基づいて算出した位置に自動配置する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記7乃至10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記12)
前記第一の文字列情報の位置関係に基づいて算出した位置に、前記第二の文字列情報に対応する手書き入力が行われるべき位置を示す表示を行う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記7乃至11のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記13)
手書き入力された軌跡から第一の文字列情報を認識する第一の認識部と、
複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第一の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける受付部と、
手書き入力された軌跡から第二の文字列情報を認識する第二の認識部と、
認識された前記第一および前記第二の文字列情報が手書き入力されたそれぞれの位置を特定する特定部と、
特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たす場合に、認識された前記第二の文字列情報と、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの種別とを基に、特定されたコンテンツを第二の文字列情報に対応付ける対応付け部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記14)
前記特定された手書き入力されたそれぞれの位置関係が予め設定された条件を満たさない場合に、複数種別のコンテンツの中から、認識された前記第二の文字列情報にコンテンツを対応付ける操作を受け付ける第二の受付部、
を備えたことを特徴とする付記13に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記受付部および前記第二の受付部は、種別の異なる複数のコンテンツを対応付ける操作を受け付ける、
ことを特徴とする付記14に記載の情報処理装置。
(付記16)
前記対応付け部は、前記第一および前記第二の文字列情報の位置関係毎に対応付けを行う、
ことを特徴とする付記13乃至15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記17)
前記第二の文字列情報に対応付けられたコンテンツを、前記第一の文字列情報に対応付けられたコンテンツの位置関係に基づいて算出した位置に自動配置する配置部、
を備えたことを特徴とする付記13乃至16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記18)
前記第一の文字列情報の位置関係に基づいて算出した位置に、前記第二の文字列情報に対応する手書き入力が行われるべき位置を示す表示を行うガイド表示部、
を備えたことを特徴とする付記13乃至17のいずれか一項に記載の情報処理装置。

0070

手書き文字認識部107は「第一の認識部」および「第二の認識部」の一例である。入力受付部101は「受付部」の一例である。基準座標算出部106は「特定部」の一例である。行処理判定部114は「対応付け部」の一例である。

0071

1、11、12情報処理装置
101入力受付部
102 表示部
103文書管理部
104文書データ
105筆記集合選択部
106基準座標算出部
107手書き文字認識部
108属性判定部
109単語属性テーブル
110検索処理判定部
111 検索処理テーブル
112処理選択実行部
113 配置部
114行処理判定部
115行処理データ
116座標整合判定部
117自動処理適用部
118自動配置部

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