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技術 報知装置及び報知方法

出願人 オリンパス株式会社
発明者 佐藤和宏本間伸祐川合澄夫野中修
出願日 2018年3月16日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-049587
公開日 2018年8月9日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 2018-125872
状態 特許登録済
技術分野 カメラの表示・駒の計数 写真撮影方法及び装置 カメラ本体及び細部(構成部品等) スタジオ装置
主要キーワード 本体下側 各微小電極 差し棒 振動位置 触覚感知 振動指示 出荷製品 振動印加
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年8月9日)のものです。
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図面 (20)

課題

視覚に依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすいこと。

解決手段

予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出部と、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知部とを具備する報知装置である。

概要

背景

カメラ等の撮像装置により被写体を撮像する場合、ユーザは、撮像装置のディスプレイに表示される画像を見ながら確実に被写体が撮像範囲に入っていることを確認してシャッタを操作して撮像を行う。
かかる撮像装置の操作性等を向上させた技術としては、例えば特許文献1がある。この特許文献1は、触覚ディスプレイ装置に関し、画面上に置かれこの画面上の座標位置を検出するための光学的センサと、マトリクス状に配列されたピンにより構成された触覚ピンと、ピンの個々を所定の状態に駆動する触覚ピンドライブ回路と、全体の動作を制御するCPUとを有し、触覚ピンドライブ回路が画面に表示された画像と対応してピンを駆動することにより、このピンの状態を触覚感知して画像の内容の認識を可能としたことを開示している。

概要

視覚に依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすいこと。予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出部と、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知部とを具備する報知装置である。

目的

本発明の目的は、視覚に依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすい報知装置及び報知方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内対象物撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出部と、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知部と、を具備することを特徴とする報知装置

請求項2

前記指標像判定部は、前記指標像が前記撮像範囲の中央方向に向かっているときに前記指標像が前記撮像範囲内に入ったと判定することを特徴とする請求項1に記載の報知装置。

請求項3

前記所定画像検出部は、前記所定画像部分として前記撮像範囲内の被写体を検出することを特徴とする請求項1に記載の報知装置。

請求項4

前記指標像判定部は、前記指標像の進行方向から前記指標像が前記撮像範囲内の被写体に接触するか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の報知装置。

請求項5

前記所定画像検出部は、前記指標像の画像情報の変化方向と変化なし方向とを判定することで前記指標像が前記撮像範囲内の被写体とどのように接触するかを判定し、前記報知部は、前記指標像が前記撮像範囲内の被写体とどのように接触するかによって報知を変更することを特徴とする請求項4に記載の報知装置。

請求項6

前記所定画像検出部は、前記被写体の輪郭を前記画像信号におけるコントラスト又は色の濃淡の変化によって検出することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の報知装置。

請求項7

予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する所定画像検出部と、前記所定画像部分と前記指標像の画面内への侵入方向との関係で報知する報知部と、を具備することを特徴とする報知装置。

請求項8

前記指標像判定部は、前記指標像が前記撮像範囲の中央方向に向かっているときに前記指標像が前記撮像範囲内に入ったと判定することを特徴とする請求項7に記載の報知装置。

請求項9

前記所定画像検出部は、前記所定画像部分として前記撮像範囲内の被写体を検出することを特徴とする請求項7に記載の報知装置。

請求項10

前記指標像判定部は、前記指標像の進行方向から前記指標像が前記撮像範囲内の被写体に接触するか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の報知装置。

請求項11

前記所定画像検出部は、前記指標像の画像情報の変化方向と変化なし方向とを判定することで前記指標像が前記撮像範囲内の被写体とどのように接触するかを判定し、前記報知部は、前記指標像が前記撮像範囲内の被写体とどのように接触するかによって報知を変更することを特徴とする請求項10に記載の報知装置。

請求項12

前記所定画像検出部は、前記被写体の輪郭を前記画像信号におけるコントラスト又は色の濃淡の変化によって検出することを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の報知装置。

請求項13

予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定ステップと、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出ステップと、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知ステップと、を有する報知方法

請求項14

予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定ステップと、前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する所定画像検出ステップと、前記所定画像部分と前記指標像の画面内への侵入方向との関係で報知する報知ステップと、を有する報知方法。

技術分野

0001

本発明は、報知装置及び報知方法に関する。

背景技術

0002

カメラ等の撮像装置により被写体を撮像する場合、ユーザは、撮像装置のディスプレイに表示される画像を見ながら確実に被写体が撮像範囲に入っていることを確認してシャッタを操作して撮像を行う。
かかる撮像装置の操作性等を向上させた技術としては、例えば特許文献1がある。この特許文献1は、触覚ディスプレイ装置に関し、画面上に置かれこの画面上の座標位置を検出するための光学的センサと、マトリクス状に配列されたピンにより構成された触覚ピンと、ピンの個々を所定の状態に駆動する触覚ピンドライブ回路と、全体の動作を制御するCPUとを有し、触覚ピンドライブ回路が画面に表示された画像と対応してピンを駆動することにより、このピンの状態を触覚感知して画像の内容の認識を可能としたことを開示している。

先行技術

0003

特開平9−325688号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、被写体を撮像するときの操作では、当該撮像を行う周囲環境明るい、例えば太陽光が直接ディスプレイに照射されて当該ディスプレイ画面上が眩しくなり、ユーザがディスプレイに表示される画像を確認することができなくなり、被写体が撮像範囲内に入っているのかを判別できないことがある。太陽光が直接照射される周囲環境下では、被写体を撮像してディスプレイに表示される画像自体輝度も高くなってしまい、この場合も、ディスプレイに表示される画像を確認することができなくなる場合がある。

0005

これとは反対に、撮像を行う周囲環境が暗くなり、ディスプレイに表示される画像も暗くなり、この場合にも被写体が撮像範囲内に入っているのかを判別できないことがある。又、暗い周囲環境下では、被写体を撮像してディスプレイに表示される画像自体の輝度も低くなり、この場合も、ディスプレイに表示される画像を確認することができなくなる場合がある。
このように周囲環境の明るさの影響を受けてディスプレイ画面中に被写体が入っていることを確認できなくなり、撮像するチャンスを逃すおそれがある。
もちろん、それに限らず、小さなディスプレイにばかり囚われてはいられないシーンもあれば、視力が低いユーザや目が不自由なユーザもいる。さらには、また、撮像機器に限る必要もなく、視覚ばかりに依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすい表示機器が求められている。

0006

本発明の目的は、視覚に依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすい報知装置及び報知方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の主要な局面に係る報知装置は、予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出部と、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知部とを具備する。

0008

本発明の主要な局面に係る報知装置は、予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する所定画像検出部と、前記所定画像部分と前記指標像の画面内への侵入方向との関係で報知する報知部とを具備する。

0009

本発明の主要な局面に係る報知方法は、予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定ステップと、前記撮像範囲内の所定画像部分を分析して検出する所定画像検出ステップと、前記指標像の変化方向と前記所定画像部分の分析の結果との関係で報知する報知ステップとを有する。

0010

本発明の主要な局面に係る報知方法は、予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部からの画像信号によって、特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定ステップと、前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する所定画像検出ステップと、前記所定画像部分と前記指標像の画面内への侵入方向との関係で報知する報知ステップとを有する。

発明の効果

0011

本発明によれば、視覚に依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすい報知装置及び報知方法を提供できる。

図面の簡単な説明

0012

本発明に係る撮像装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図。
同装置において右手の指が入り込んだ右縁に対応して左右(右)側に発生する振動を示す模式図。
同装置においてユーザにより撮影を行う周囲環境が暗い状況での背面モニタ上の画像の右縁から右手が入り込んだことを示す図。
同装置において背面モニタ上の画像の右縁から右手が入り込んだことを示す図。
同装置において右手が入り込んだ右縁に対応して撮影光学系の左右(右)側に発生する振動を示す模式図。
同装置において背面モニタ上の画像の上縁から右手が入り込んだことを示す図。
同装置において右手が入り込んだ上縁と同じく撮影光学系の上(上下)側に発生する振動を示す模式図。
同装置における上側で発生する振動を示す図。
同装置における下側で発生する振動を示す図。
同装置における振動部材を示す構成図。
同装置における印加部を示す構成図。
同装置においてユーザの右手の指によるタッチ部分に対応する振動部材の部分において振動が発生している状態を示す図。
同装置においてスライド移動する振動部材における凹んだ部分を示す図。
同装置においてタッチ部分のスライド移動先に振動部材において凹んだ部分を発生させることを示す図。
同装置における操作装置フローチャート
本発明に係る撮像装置の第2の実施の形態においてユーザの右手で把持されるところに設けられた振動部材を示す図。
同装置がユーザの右手で把持され、かつレリーズタン押し操作する状態に対応するところに設けられた振動部材を示す図。
同装置において撮像範囲内への指が入ったこきの振動パターンを説明するための図。
同装置において撮像範囲内への指の侵入が進んで画像データ中において被写体と接触したときの振動パターンを説明するための図。
同装置における操作装置用フローチャート。
本発明に係る撮像装置の第3の実施の形態においてユーザの首に掛けた状態やめがね型、頭部装着型カメラに適用して画像再生に利用することを示す図。
同装置における触覚モードに時のマーカM等の軌跡を判定を示す図。
同装置における触覚モードにおける画像再生フローチャート。

実施例

0013

[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。ここでは、撮像機能がついた代表的なモバイル機器であるデジタルカメラへの応用を想定している。
図1は撮像装置(以下、本装置と称する)10のブロック構成図を示す。この本装置10は、例えばカメラ等であって、予め設定された撮像範囲を有する撮像部2を有する。本装置10は、被写体を撮像範囲内に導くための指標、例えばユーザ(撮影者)の指等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったか否かを判定し、指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されると、当該判定の旨を振動又は音声等により報知する。なお、本装置10は、カメラに適用した場合について説明するが、カメラに限らず、携帯電話機スマートフォン商標登録)などの被写体を撮像する機能を有するものに適用可能である。
本装置10により被写体を撮像する場合、ユーザは、本装置10を例えば左手で把持し、本装置10の撮像範囲内に被写体を入れるように当該本装置10を被写体の存在する方向に向け、被写体が撮像範囲内に入ったところでシャッタを押し操作することにより被写体の撮像が行われる。
本装置10では、被写体を撮像範囲内に導くために、本装置10を例えば左手で把持した状態で、例えば右手の指を本装置10と被写体との間の撮像範囲内に配置し、右手の指を被写体が撮像範囲内に入るための指標とする。なお、本装置10を例えば右手で把持した状態で、例えば左手の指を本装置10と被写体との間の撮像範囲内に配置し、同左手の指を被写体が撮像範囲内に入るための指標とすることでも同様である。

0014

すなわち、ユーザは、図2に示すように左手HLで本装置10を把持すると共に、同左手HLで撮影光学系21を操作して例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる。なお、被写体Qは、鳥類に限らず、花、風景人物構築物、車両などのあらゆるものを対象とするもので、ここでは一例として鳥類を挙げて説明する。
この状態に、例えばユーザは、本装置10と鳥類の被写体Qとの間の撮像範囲内に右手の指HRを侵入させ、同右手の指HRを本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qが入るであろうところに配置することにより、本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qを入れさせるものとなる。又は、ユーザは、先に、右手の指HRを本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qが入るであろうところに配置し、この後に、本装置10を右手の指HRを通して鳥類の被写体Qが撮像範囲内に入るように配置してもよい。

0015

このとき本装置10は、鳥類の被写体Qと共に右手の指HRを撮像することになるので、表示部8である背面モニタ(以下、背面モニタ8とする)には、例えば鳥類の被写体Qと共に右手の指HRを撮像したスルー画像D1が表示される。本装置10は、撮像範囲内に右手の指HRが入ったことを判定すると、この旨を振動により報知する。この振動は、例えば図2に示すように本装置10の撮影光学系21においてに発生する。なお、右手の指HRは、スルー画像D1中でも便宜上、符号HRを用いて示す。

0016

図3はユーザUにより撮影を行う周囲環境が暗い状況を示す。この状況であれば、本装置10は、例えばスポット光等のような微弱な光Fを前方に照射し、例えば右手の指HRを照明する。この微弱な光Fの照明により背面モニタ8には、上記同様に、例えば鳥類の被写体Qと共に右手の指HRを撮像したスルー画像D1が表示される。本装置10は、撮像範囲内に右手の指HRが入ったことを判定して振動を発生する。

0017

本装置10において振動の発生する箇所は、撮像範囲内に入る右手の指HRの方向に対応する。例えば図4では背面モニタ8に表示される画像の右縁から右手の指HRが入り込んでいる。この場合、振動は、図5に示すように右手の指HRが入り込んだ右縁と同じく本装置10における撮影光学系21の右側において発生するのがよい。なお、右手の指HRが右縁から入り込んだ場合でも、振動は、本装置10における撮影光学系21の左右側でそれぞれ発生してもよい。
図6では背面モニタ8に表示される画像の上縁から右手の指HRが入り込んでいる。この場合、振動は、図7に示すように右手の指HRが入り込んだ上縁と同じく本装置10における撮影光学系21の上側において発生するのがよい。なお、右手の指HRが上縁入り込んだ場合でも、振動は、本装置10における撮影光学系21の上下側でそれぞれ発生してもよい。

0018

又、振動は、撮影光学系21の左右上下側でそれぞれ発生するに限らず、図8に示すように本装置10の上側で発生させたり、図9に示すように本装置10の下側で発生してもよい。もちろん振動は、本装置10の上下側の両方でそれぞれ発生してもよい。これら図8及び図9はユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態である。このように背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態は、例えばタッチパネル36に対してタッチしている面積(背面タッチ面積)が予め設定された背面タッチ面積、例えば1cm2以上であるか否かで判定する。

0019

以下、具体的な構成について説明する。
本装置10は、撮像系20を備える。なお、本装置10において撮像系20を除いた部分は、本装置10の本体とする。撮像系20は、円筒状に形成され、撮像装置10に一体的に設けられているか、又は撮像装置10に着脱可能な構成のいずれであってもよい。この撮像系20は、撮影光学系21と、発光部22と、タッチパネル23と、振動部材24と、印加部25とを有する。
撮影光学系21は、被写体の像を撮像部2に導くもので、撮影レンズフォーカスレンズズームレンズ、シャッタ、絞り等から成る。
発光部22は、被写体Qの撮像時に補助光を照射するもので、発光することにより被写体Q、例えば鳥類の被写体Qに照明を行う。

0020

タッチパネル23は、例えばユーザの右手の指HR等が撮像系20にタッチすると、当該タッチにより押圧された部分を検出してそのタッチ位置を示すタッチ位置信号を出力する。又、タッチパネル23は、例えばユーザの右手の指HR等がスライドしながら撮像系20にタッチすると、当該スライドにより移動する押圧部分を検出してそのスライドするタッチ位置を示すタッチ位置信号を出力する。このタッチパネル23は、例えば撮像系20の撮影レンズやフォーカスレンズ、ズームレンズ、シャッタ、絞り等をマニュアル操作するときに当該撮像系20にタッチした位置を検出する。このタッチパネル23は、例えば振動部材24の下層側に設けられる。

0021

振動部材24は、振動を発生するもので、上記の通り、例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を振動により報知する。この振動部材24は、例えば図1及び図5等に示すようにリング状に形成され、円筒形状の撮像系20の外周面に設けられている。この振動部材24は、印加部25が接続され、この印加部25から印加される電圧信号に応じて振動を発生する。

0022

図10は振動部材24の構成図を示す。この振動部材24は、圧電部材から成る複数の圧電シートを複数積層して成る圧電素子層24aと、この圧電素子層24aを介して対向配置された微小電極24bと可撓性電極24cとを有する。この圧電素子層24aの各圧電シートは、電圧印加により例えば収縮し、電圧印加が無くなることにより収縮が元に戻る。微小電極群24bは、例えば複数の微小電極を2次元平面上(縦横方向)に配列している成り、これら微小電極間はそれぞれ電気的に絶縁されている。可撓性電極24cは、平板状に形成されている。なお、この振動部材24の下層側には、タッチパネル23が設けられているが、これに限らず、圧電素子層24a内に配置してもよい。なお、タッチパネル23は、振動部材24の下層側に設けられているが、圧電素子層24aの各圧電シートの間に設けてもよい。

0023

印加部25は、画像処理・制御部100から送られてくる振動の位置を含む振動指示を受け、この振動指示に従って振動部材24における微小電極群24bの各微小電極のうち電圧信号を印加する微小電極を選択し、この選択した微小電極に電圧信号を印加し、当該微小電極に対応する圧電素子層24aの部分に振動を発生させる。
図11は印加部25の構成図を示す。この印加部25は、複数の定電圧源、ここでは4つの定電圧源26−1〜26−4を備える。これら定電圧源26−1〜26−4の各出力端には、それぞれ複数のスイッチから成るスイッチ群、ここでは第1のスイッチ群の各スイッチ27−1〜27−4(以下、第1のスイッチ群27−1〜27−4と称する)と第2のスイッチ群の各スイッチ28−1〜28−4(以下、第2のスイッチ群28−1〜28−4と称する)とが並列接続されている。

0024

第1のスイッチ群27−1〜27−4は、2次元平面上(縦横方向)に配列された微小電極群24bの各微小電極の縦位置に対応し、かつ第2のスイッチ群28−1〜28−4は、同微小電極群24bの各微小電極の横位置に対応するので、第1のスイッチ群27−1〜27−4と第2のスイッチ群28−1〜28−4とを選択的にオンすることにより、圧電素子層24aにおいて電圧を印加して変位を生じさせる縦横位置の部位を選択できる。

0025

この第1のスイッチ群27−1〜27−4には、第1のスイッチ制御部29−1が設けられている。この第1のスイッチ制御部29−1は、第1のスイッチ群27−1〜27−4をオンオフ制御する。同様に、第2のスイッチ群28−1〜28−4には、第2のスイッチ制御部29−2が設けられている。この第2のスイッチ制御部29−2は、第2のスイッチ群28−1〜28−4をオンオフ制御する。

0026

第1のスイッチ制御部29−1と第2のスイッチ制御部29−2とには、デコーダ29−3が接続されている。このデコーダ29−3は、画像処理・制御部100から送られてくる振動指示を受け、この振動指示をデコードして振動位置(微小電極群24bの縦横位置)を示すスイッチ制御信号を第1のスイッチ制御部29−1と第2のスイッチ制御部29−2とに送る。これら第1のスイッチ制御部29−1と第2のスイッチ制御部29−2とは、それぞれスイッチ制御信号に従ってスイッチ群27−1〜27−4とスイッチ群28−1〜28−4とをそれぞれオン・オフする。これにより、画像処理・制御部100から送られてくる振動指示に従った縦横位置の微小電極には、定電圧源26−1〜26−4のいずれかから定電圧が断続的に印加され、当該定電圧が印加された微小電極に対応する圧電素子層24aの部分には振動が発生する。

0027

画像処理・制御部100は、コンピュータにより成るもので、本装置10における撮影光学系21の撮影レンズやフォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り等を動作制御して鳥類の被写体Qのスルー画像D1を背面モニタ8に表示し、レリーズボタンの全押しオンにより鳥類の被写体Qを撮像してその画像データを取得するという一連撮像動作を行う。すなわち、画像処理・制御部100は、静止又は動画の撮像時に、撮像部2から出力される画像信号を入力し、この画像信号に対して画像処理を行い、静止又は動画の画像データを取得する。この画像処理・制御部100は、静止又は動画を撮像する際に、コントラストAF処理や、AE処理を行う。

0028

コントラストAF処理は、撮像部2の撮像により得られた画像データの高周波成分を抽出し、この抽出した高周波成分を積算することによりAF用の合焦評価値を取得し、この合焦評価値に従って画像データのコントラストを評価しながら撮影光学系21のフォーカスレンズを被写体に対して合焦状態となるようにピントを合わせする(オートフォーカス:AF)。
AE処理は、撮像部2の撮像により得られた画像データを用いて被写体の輝度を算出し、この被写体の輝度に従って露光時の絞りの開口量(絞り値)、シャッタの開放時間(シャッタ速度値)を算出する。
この画像処理・制御部100は、撮像部2の撮像により得られた画像データに対する各種の画像処理を行う。この画像処理は、例えば色補正処理ガンマ(γ)補正処理圧縮処理、この圧縮されている画像データに対する伸張処理である。

0029

この画像処理・制御部100には、撮像部2と、背面モニタ8と、操作判定部30と、アンセンサ31と、接眼式の電子ビューファインダEVF)である接眼表示部(以下、EVFと称する)32と、記録部33と、振動部材34と、印加部35と、タッチパネル36と、時計37と、発音部38とが接続されている。

0030

撮像部2は、撮影光学系21を介して入射する被写体像受光し、この被写体像に応じた画像信号を出力する。この撮像部2は、受光面を有し、この受光面に撮影光学系21を介して集光された被写体からの光束が結像される。この撮像部2の受光面は、複数の画素を2次元状に配置して成る。この撮像部2の受光面の光入射側には、カラーフィルタが設けられている。この撮像部2は、受光面に結像された光束に対応した被写体像をその光量に応じた電気信号に変換する。この撮像部2は、例えばCCD方式又はCMOS方式等の種々の構成のものが知られている。カラーフィルタの色配列は、例えばベイヤ配列等の種々の配列が知られている。この撮像部2は、その構成が特定の構成に限定されるものではなく、種々の構成の撮像素子を用いることが可能である。

0031

背面モニタ8は、本装置10の背面に設けられ、例えば液晶ディスプレイ(以下、LCDと称する)とそのLCD駆動部とを有し、スルー画像D1用の画像及び記録部33に記録された静止画や動画の画像データを表示する。
この背面モニタ8の表示画面上には、図示しないタッチパネル36が一体的に設けられている。このタッチパネル36は、ユーザの指等がタッチしたことを検出してそのタッチ位置を示すタッチ位置信号を出力する。

0032

操作判定部30は、ユーザによって操作される各種の操作部材を有する。この操作判定部30は、操作部材として例えば、レリーズボタン、動画釦モードダイヤル選択キー電源釦等を備える。レリーズボタンは、1stレリーズスイッチと、2ndレリーズスイッチとを有する。1stレリーズスイッチは、ユーザがレリーズ釦を半押しするとオンする。1stレリーズスイッチがオンすることにより、画像処理・制御部100は、AF処理等の撮影準備動作を行う。2ndレリーズスイッチは、ユーザがレリーズ釦を全押しするとオンする。2ndレリーズスイッチがオンすることにより、画像処理・制御部100は、静止画撮影用露光動作を行う。本装置10は、静止画の前後の動画を撮影して、後で使うことを想定しているので、レリーズ釦半押しで動画を撮影するような仕様にしてもよい。もちろん、スルー画像D1の表示中、すべて動画撮影していてもよい。

0033

動画釦は、基本的に動画撮影の開始又は終了を指示するための操作部材である。ユーザによって動画釦が押されると動画撮影処理が開始される。また、動画撮影処理の実行中に動画釦が押されると、動画撮影処理が終了される。

0034

モードダイヤルは、本装置10の撮影設定を選択するための操作部材である。本実施形態では、本装置10の撮影設定として、例えば、撮影モードや、絞り優先シャッタスピード優先などの露出モードなどの設定も可能である。
選択キーは、例えばメニュー画面上での項目の選択や決定をするための操作部材である。ユーザによって選択キーが操作されるとメニュー画面上での項目の選択や決定が行われる。
電源釦は、本装置10の電源をオン又はオフするための操作部材である。ユーザによって電源釦が操作されると、本装置10が起動して動作可能な状態となる。本装置10が起動している間に電源釦が操作されると、本装置10が省電力待機状態となる。

0035

アイセンサ31は、本装置10の背面に設けられ、EVF32に対してユーザがファインダを覗いているか否かを判定する。
記録部33は、例えばROM、RAM、又は例えばメモリカードを有する。ROMには、本装置10の静止画や動画の撮像動作を制御するための撮像制御プログラムや、静止画や動画を再生するための再生プログラム、本装置10の操作装置用プログラムなどが保存されている。RAMには、被写体の動画や、静止画、さらに動画中から選択された画像などの処理途中のデータが仮記憶される。メモリカードは、画像処理・制御部100の制御によって、本装置の静止画や動画の撮像動作により取得された静止画や動画の各データを記憶する。

0036

操作装置用プログラムは、画像処理・制御部100のコンピュータに、撮像部2の撮像範囲内の被写体を撮像させる撮像機能と、被写体を撮像範囲内に導くための指標が少なくとも撮像範囲内に入ったか否かを判定させる指標判定機能と、指標判定機能により指標が少なくとも撮像範囲内に入ったことを判定すると、当該判定の旨を報知させる報知機能とを実現させる。
指標は、少なくとも1本の指部を含む。
指標判定機能は、撮像部2から出力される画像データから先端部を有する連続する形状が複数本認識されるか否かの判定、又は画像データから先端部を有する連続する形状の色が指部に特有の色であるか否かの判定のうちいずれか一方又は両方に基づいて少なくとも指部を認識させることを実現させる。

0037

振動部材34は、本装置10の本体において振動を発生するもので、上記の通り、例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を振動により報知する。この振動部材34は、本装置10の本体上側や、本装置10の本体下側に設けられ、上記図8に示すように本装置10の本体上側において振動を発生したり、図9に示すように本装置10の本体下側で振動を発生する。この振動部材34は、本装置10の本体上側や下側にだけでなく、同本体の左右側にもそれぞれ設けられる。

0038

この振動部材34は、上記図10に示す振動部材24と同一構成で、同一の動作を行う。この振動部材34は、当該振動部材24と同一符号を用いてその詳細な構成を省略して説明すると、圧電部材から成る複数の圧電シートを複数積層して成る圧電素子層24aと、この圧電素子層24aを介して対向配置された微小電極24bと可撓性電極24cとを有する。

0039

印加部35は、図11に示す印加部25と同一構成であり、当該振動部材24と同一符号を用いてその詳細な構成を省略して説明すると、画像処理・制御部100から送られてくる振動の位置を含む振動指示を受け、この振動指示に従って振動部材34における微小電極群24bの各微小電極のうち電圧信号を印加する微小電極を選択し、この選択した微小電極に電圧信号を印加して当該微小電極に対応する圧電素子層24aの部分に振動を発生させる。
時計37は、年月日及び時刻を経時する。

0040

発音部38は、スピーカ等の鳴動を発するもので、上記図2に示すように例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を音声により報知するものである。この発音部38は、例えば画像処理・制御部100から出力される音声信号を音声に変換出力する。この音声の内容は、例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことを知らせるものであればよく、例えば所定周波数の音声を連続的又は断続的に発生したり、音声「被写体が入りました」を発生してもよい。
なお、ユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことを知らせるのは、振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生との両方又はいずれか一方で行ってもよい。

0041

画像処理・制御部100は、ROMに記憶されている操作装置用プログラムを実行し、撮像部2の撮像範囲内の鳥類の被写体Qを撮像させ、この鳥類の被写体Qを撮像範囲内に導くためのユーザの右手の指HR等の指標が少なくとも撮像範囲内に入ったか否かを判定し、ユーザの右手の指HR等の指標が撮像範囲内に入ったことを判定すると、当該判定の旨を振動部材24、34又は発音部38のいずれか一方又は両方で報知させるもので、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する指標判定部101(これは、指に限らず特定の指標の像とする)と、対象物の画像の状態(濃淡変化色変化、その方向や輪郭の方向など画像変化や画像に関連する情報の変化、輪郭など領域の境界部)や撮像範囲の縁部を分析、判定して特定の画像部を判定する(これは、前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する)所定画像検出部102と、タッチ位置判定部103と、表示制御部104と、判定・制御部105との機能を有する。なお、判定・制御部105が前記振動印加部25、35や前記発音部38を制御して報知部が構成される。

0042

指標判定部101は、鳥類の被写体Qを本装置10の撮像範囲内に導くためのユーザの右手の指HR等の指標が撮像範囲内に入ったか否かを判定する。ここで、指標は、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(例えば、片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、この像変化や像形状を利用して撮像範囲外(外から中に入る縁部は所定画像判定部102で判定)からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。つまり、所定画像部に指部画像が重なるかで判定する。つまり、先に検出されていた所定画像部(縁部)のあった座標等の撮像結果に新たに指標の画像の座標が接したり重なる状態等で判定可能である。また、指は、棒状に形成されているもので、少なくとも1本の棒状部を含む判定でもよい。ここでは、ユーザの右手の指HR等であるが、ペン差し棒でもよく「指標」とも表現できる。この指標は、例えば指揮棒や身近にある鉛筆等のような棒状のものであればよく、複数本とすると分かり易い。

0043

この指標判定部101は、撮像部2の撮像により取得される画像データからユーザの右手の指HR等を認識し、当該認識されたユーザの右手の指HR等が撮像範囲内に入ったか否かを判定する。
この指標判定部101は、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化や画像の形状からユーザの指部を認識する。また、ユーザの右手の指HRの判定を次の通り行ってもよい。指標判定部101は、撮像部2の撮像により取得される画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有する連続する形状の領域、すなわち指に対応する形状が複数本認識されるか否かの判定し、当該先端部を有する連続する形状が複数本認識されると、当該画像の部分を例えばユーザの右手の指HRとして認識してもよい。ここで認識されるものは、指でも鉛筆やペン、差し棒でも良いので、「特定の指標の像」と言い換えることが出来る。

0044

この指標判定部101は、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。または、画像データの濃淡レベルの変化から例えばユーザの右手の指HRが入ってくる撮像範囲の縁部、すなわち画像データの左右側、上下側のいずれかであるのか、さらに詳細には画像データの左側、右側、上側、又は下側のいずれかであるのかを判定する。

0045

この判定では、図2に示すように左手HLで本装置10を把持すると共に、同左手HLで撮影光学系21を操作して例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、指標判定部101は、図5に示すように右手の指HRが入り込んだ右縁と同じく本装置10における撮影光学系21の右側において発生することを判定する。また、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識してもよい。
又、図8に示すようにユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態で例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、指標判定部101は、同図に示すように本装置10の上側で振動を発生させたり、図9に示すように本装置10の下側で振動を発生することを判定する。

0046

判定・制御部105は、指標判定部101により例えばユーザの右手の指HRが撮像範囲内(この範囲は所定画像検出部102で検出)に入ったことが判定されると、報知部により当該判定の旨を振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生とのいずれか一方又は両方で報知する。
具体的に、判定・制御部105は、画像データの縁部において例えばユーザの右手の指HRが入ってくる画像データの縁部の箇所(この範囲は所定画像検出部102で検出)に対応する当該本装置10の本体の箇所、例えば図4に示すようにユーザの右手の指HRが画像データの縁部の左右側のいずれかの側から入ってくれば、図5に示すように本装置10の本体の左右の両側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を報知部によって、振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生とのいずれか一方又は両方で報知する。

0047

又、図6に示すようにユーザの右手の指HRが画像データの縁部の上下側のいずれかの側から入ってくれば、図7に示すように本装置10の本体の上下の両側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生とのいずれか一方又は両方で報知する。

0048

この場合、図2に示すように左手HLで本装置10を把持すると共に、同左手HLで撮影光学系21を操作して例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、判定・制御部105は、それを判定、報知部、つまり判定・制御部105が振動印加部25、35や発音部38を制御して機能部位を構成する報知部を利用し、撮影光学系21側の印加部25に対して当該撮影光学系21の上下側の振動指示を送出し、例えば図7に示すように本装置10における撮影光学系21の上下側において振動を発生する。
又、図8に示すようにユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態で例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、判定・制御部105は、それを判定、報知部、つまり判定・制御部105が、振動印加部25、35や発音部38を制御して機能部位を構成する報知部を利用し、本装置10の本体の印加部35に対して当該本装置10の本体の上下側の振動指示を送出し、例えば図8又は図9に示すように本装置10の本体の上下側において振動を発生する。

0049

タッチ位置判定部103は、タッチパネル23から出力されるタッチ位置信号を入力し、このタッチ位置信号からタッチパネル23に対してタッチした部分の座標を判定する。又、タッチ位置判定部103は、スライドするタッチ位置を示すタッチ位置信号を入力すると、このタッチ位置信号からタッチパネル23に対してスライド移動するタッチした部分の座標を逐次判定する。
表示制御部104は、背面モニタ8と、アンセンサ31と、EVF32との表示制御を行う。

0050

判定・制御部105は、操作装置用プログラムの実行に伴って指標判定部101と、判定・制御部105と、タッチ位置判定部103と、表示制御部104と、判定・制御部105とを統括的に制御し、かつ報知部(判定・制御部105が振動印加部25、35や発音部38を制御して成る)から発せられる振動発生又は音声発生の旨の指令を各印加部25、35や発音部38にそれぞれ送る。
この判定・制御部105は、タッチ位置判定部103により判定されたタッチ部分の座標を受け、このタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動を発生させる旨の指令を各印加部25、35に送り、又は音声発生の旨の指令を発音部38に送る。図12はユーザの右手の指HRによるタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動が発生している状態を示す。
又、判定・制御部105は、タッチ位置判定部103により判定されたタッチ部分がスライド移動していると、図13に示すようにスライド移動するタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動する部分をスライド移動して発生させる旨の指令を各印加部25、35に送る。タッチ部分がスライド移動している場合、判定・制御部105は、当該スライド移動するタッチ部分に対応する振動部材24又は振動部材34において圧電素子層24aを圧縮するものとなる。これにより、振動部材24又は振動部材34では、圧電素子層24aが圧縮して凹んだ部分がスライド移動するものとなる。

0051

又、判定・制御部105は、タッチ位置判定部103により判定されたタッチ部分のスライド移動する座標からスライド移動する方向を判定し、図14に示すようにスライド移動するタッチ部分のスライド移動先に振動部材24又は振動部材34において凹んだ部分を発生させることが可能である。

0052

次に、上記の如く構成された装置の動作について図15に示す操作装置用フローチャートに従って説明する。
画像処理・制御部100は、ステップS101において、操作判定部30のモードダイヤルの設定から撮影モードであるか否かを判定する。この判定の結果、撮影モードであれば、画像処理・制御部100は、ステップS102において、撮像部2から出力される鳥類の被写体Qの被写体像に応じた画像信号を入力し、この画像信号に対して画像処理を行い、静止又は動画の画像データを取得する。表示制御部104は、取得された静止又は動画の画像データをスルー画像D1として背面モニタ8に表示する。このスルー画像D1の表示時、鳥類の被写体Qを撮像する周囲環境が予め設定された明るさよりも暗ければ、画像処理・制御部100は、発光部22に対して発光指令を送出して、当該発光部22から補助光を間欠的に照射し、例えば鳥類の被写体Qに照明を行うようにしてもよい。

0053

画像処理・制御部100は、ステップS103において、アイセンサ31から出力されるセンサ信号を入力し、ユーザがEVF32を覗いているか否かを判定し、この判定の結果、EVF32を覗いていなければ、ステップS104において、上記の如く背面モニタ8をオンして当該背面モニタ8にスルー画像D1を表示し、EVF32をオフとする。なお、ユーザがEVF32を覗いていれば、画像処理・制御部100は、ステップS105において、背面モニタ8をオフし、EVF32をオンとして当該EVF32にスルー画像D1を表示する。

0054

画像処理・制御部100は、ステップS106において、背面モニタ8上のタッチパネル36に対してユーザがタッチしたときに撮像を行うタッチレリーズに設定されているか否かを判定し、この判定の結果、タッチレリーズに設定されていれば、ステップS108において、背面モニタ8上のタッチパネル36に対してユーザがタッチしたことを検出すると、このタッチ検出時に、例えば鳥類の被写体Qの撮影を行い、その画像データを記録部33に記録する。

0055

一方、タッチレリーズに設定されていなければ、画像処理・制御部100の指標判定部101は、ステップS107において、本装置10の撮像範囲、例えばスルー画像D1の縁部に変化、すなわちスルー画像D1の縁部の濃淡レベルに変化が有るか否かを判定する。この判定は、上記の如く、ユーザが上記図2に示すように左手HLで本装置10を把持すると共に、同左手HLで撮影光学系21を操作して例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせて撮像を行う状態に、本装置10と鳥類の被写体Qとの間の撮像範囲内にユーザの右手の指HRを侵入させ、同右手の指HRを本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qが入るであろうところに配置し、本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qを入れさせることを行い始めていることを判定する。この状態では、画面外から、細長い棒状のものが画面内に侵入することを検出しても良い。

0056

この判定の結果、スルー画像D1の縁部に濃淡レベルの変化が有れば、指標判定部101は、ステップS111において、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。また、画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに当該棒状の形状の領域の進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっているか否かを判定する。この判定では、濃淡レベルが変化を開始したスルー画像D1の縁部から連続して棒状の形状になることを判定する。すなわち、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ったか否かを判定する。

0057

この判定の結果、スルー画像D1の縁部から連続し、棒状の形状になる濃淡レベルの変化が有れば、指標判定部101は、ステップS112において、当該棒状の形状になる濃淡レベルの変化が複数領域現れたか否か、または、撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。上記図2図3に示すように本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の複数の指HRが入ったか否かを判定してもよい。これらの判定は、どれかでも、複数組み合わせてもよい。
この判定の結果、例えばユーザの右手の複数の指HRが入っていれば、あるいは、撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。また、指標判定部101は、ステップS113において、背面モニタ8上のタッチパネル36に対してユーザがタッチし、このタッチしている面積(背面タッチ面積)が予め設定された背面タッチ面積、例えば1cm2以上であるか否かを判定する。

0058

この判定の結果、背面タッチ面積が予め設定された背面タッチ面積以下であれば、画像処理・制御部100は、上記図2に示すように、ユーザが左手HLで本装置10を把持すると共に、同左手HLで撮影光学系21を操作して例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であることを判定する。そして、指標判定部101は、ステップS114において、スルー画像D1の左右側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったかを判定する。

0059

この判定の結果、上記図4に示すようにスルー画像D1の左右側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS115において、図5に示すように撮像系20の左右の両側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。また、撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識するような判定でもよい。この印加部25は、撮像系20の外周面に設けられている振動部材24の左右の両側に対応する部分に電圧信号を印加するので、当該振動部材24には、撮像系20の外周の左右に対応する各部分に振動が発生する。

0060

又、判定の結果、上記図6に示すようにスルー画像D1の上側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS116において、図7に示すように撮像系20の上下の両側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。これは、操作者がこの操作装置を対象物に向かって(例えば、片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。また、この印加部25は、撮像系20の外周面に設けられている振動部材24の上下の両側に対応する部分に電圧信号を印加するので、当該振動部材24には、撮像系20の外周の上下に対応する各部分に振動が発生する。

0061

上記ステップS113での判定の結果、背面タッチ面積が予め設定された背面タッチ面積以上であれば、画像処理・制御部100は、図8又は図9に示すようにユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態で例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であると判定する。

0062

指標判定部101は、ステップS121において、スルー画像D1の上側又は下側の縁部のいずれか側からユーザの右手の複数の指HRが入ったかを判定する。操作者がこの操作装置を対象物に向かって(例えば、片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識すてもよい。これは指に限る必要はなく、特定の指標の像と表現してもよい。
この判定の結果、スルー画像D1の上側からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS123において、図8に示すように本装置10の本体の上側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の上側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の上側に振動が発生する。

0063

これに対してスルー画像D1の下側からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS124において、本装置10の本体の下側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の下側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の下側に振動が発生する。

0064

又、上記ステップS121での判定の結果、スルー画像D1の上側又は下側の縁部のいずれか側からもユーザの右手の複数の指HRが入っていないこと判定すると、指標判定部101は、ステップS131において、スルー画像D1の左側(この画像の端部やその左右上下は、所定画像検出部102で検出する)からユーザの右手の複数の指HRが入ったか否かを判定する。
この判定の結果、スルー画像D1の左側からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS132において、図9に示すように本装置10の本体の左側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の左側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の左側に振動が発生する。

0065

これに対してスルー画像D1の右側からユーザの右手の複数の指(複数でなくても撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識してもよい。)HRが入ったことを判定すると、指標判定部(この境界判定は所定画像検出部102で検出する)は、ステップS133において、本装置10の本体の右側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の右側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の右側に振動が発生する。
このような画面内外の境界は、所定画像検出部102で検出できる。このように、境界部は所定座標で判定しても良いし、画像の輪郭などと同様に判定してもよく、この境界部座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(境界に直交する方向)と変化なし方向(境界が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、画面境界をなぞったり探したりが出来る。

0066

この後、画像処理・制御部100は、ステップS141において、レリーズが押されて撮像を行うか否かを判定し、レリーズが押されると、このレリーズの押し操作時に、ステップS142において、例えば鳥類の被写体Qの撮影を行い、その画像データを記録部33に記録する。

0067

なお、画像処理・制御部100は、ステップS101において、撮影モードでないと判定すると、ステップS151において、再生モードであるか否かを判定し、再生モードであれば、ステップS152において、記録部33に記録されている画像データを読み出し、この画像データを表示制御部104の制御によって背面モニタ8に再生表示する。画像処理・制御部100は、ステップS153において、再生する画像データを変更するか否かを判定し、変更の指示が操作判定部30から入力されると、ステップS154において、記録部33から読み出す画像データを変更し、変更した画像データを表示制御部104の制御によって背面モニタ8に再生表示する。上記ステップS151の判定の結果、再生モードでなければ、画像処理・制御部100は、ステップS155において、その他の通信等のモードの動作を行う。

0068

このように上記第1の実施の形態によれば、指標判定部101によって画像データの濃淡レベルの変化から例えばユーザの右手の指HRが入ってくる撮像範囲の縁部、すなわち画像データの左右側、上下側のいずれか(この画像データの端部や位置は所定画像検出部102で検出する)であるのか、さらに詳細には画像データの左側、右側、上側、又は下側のいずれかであるのかを判定し、判定・制御部105によって画像データの縁部(この縁部は所定画像検出部102で検出)において例えばユーザの右手の指HRが入ってくるのを判定、報知部、つまり判定・制御部105が振動印加部25、35や発音部38を制御して機能部位を構成する報知部を利用し、画像データの縁部の箇所に対応する撮影光学系21、又は本装置10の本体の箇所、例えば画像データの左側、右側、上側、又は下側のいずれかに対応する撮影光学系21の左右側や上下側、又は本装置10の本体の左右側や上下側において報知部の働きとして振動を発生したり、発音部38により音声を発生する。

0069

これにより、撮像を行う周囲環境が明るい、例えば太陽光が直接背面モニタ8に照射されて当該背面モニタ8の画面上が眩しい状態や、背面モニタ8に表示される画像自体の輝度が高い状態、一方、撮像を行う周囲環境が暗くなり、背面モニタ8に表示される画像も暗い状態や、背面モニタ8に表示される画像自体の輝度が低く状態などで、背面モニタ8に表示される画像を確認することができないような周囲環境下であっても、当該周囲環境の明るさの影響を受けず、背面モニタ8に表示される画像を常に確認していなくても、撮像するチャンスを逃すおそれなく、鳥類等の被写体Qが撮像範囲内に入っていることを認識して当該被写体Qを撮像することができる。

0070

例えばユーザの右手の指HRが入ってくる撮像範囲の縁部の箇所、例えば画像データの左側、右側、上側、又は下側のいずれかに応じて撮影光学系21の左右側や上下側、又は本装置10の本体の左右側や上下側において振動を発生するので、ユーザの右手の指HRが入るのをその方向と共に確認できるので、撮像部2の撮像範囲内に被写体Qが入ったことを確信を持って認識できるものとなり、ユーザの右手の指HRが入ってからレリーズボタンを押し操作するタイミングが採り易い。
撮像部2の撮像範囲内にユーザの右手の指HRが入って当該撮像範囲内に被写体Qが入るのは、振動だけでなく、音声によっても行われるので、撮像部2の撮像範囲内に被写体Qが入ったことを逃すことが無く、鳥類等の被写体Qが撮像範囲内に入っていることを認識して当該被写体Qを撮像することができる。

0071

上記図2に示すように、撮影光学系21を操作するための把持の状態であれば、撮影光学系21の外周面に設けられている振動部材24に振動を発生し、又、図8又は図9に示すよう背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチして把持している状態であれば、当該本装置10の本体に対応する部分に振動を発生するので、ユーザが本装置10を把持している状態に応じた箇所に振動を発生でき、本装置10を把持している状態に応じて確実に撮像部2の撮像範囲内に被写体Qが入ったことを知らせることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本装置10の構成は、図1に示す構成と略同一であり、その相違するところについて説明する。
本装置10の本体の正面左側には、振動部材40が設けられている。この振動部材40は、本装置10の本体の正面左側において振動を発生するもので、上記の通り、例えばユーザの右手の指HR等の撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を振動により報知する。この振動部材40は、上記図10に示す振動部材24と同一構成で、同一の動作を行う。この振動部材40は、上記振動部材24と同一符号を用いてその詳細な構成を省略して説明すると、圧電部材から成る複数の圧電シートを複数積層して成る圧電素子層24aと、この圧電素子層24aを介して対向配置された微小電極24bと可撓性電極24cとを有する。

0072

又、本装置10の本体の裏面右側には、振動部材41が設けられている。この振動部材41は、本装置10の本体の裏面右側において振動を発生するもので、上記の通り、例えばユーザの右手の指HR等の撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を振動により報知する。この振動部材41も、上記図10に示す振動部材24と同一構成で、同一の動作を行う。この振動部材41は、上記振動部材24と同一符号を用いてその詳細な構成を省略して説明すると、圧電部材から成る複数の圧電シートを複数積層して成る圧電素子層24aと、この圧電素子層24aを介して対向配置された微小電極24bと可撓性電極24cとを有する。

0073

これら振動部材40、41は、本装置10におけるユーザの手で把持されるところ、すなわち把持部に対応する箇所に設けられる。振動部材40は、図16に示すように例えばユーザの右手で本装置10が把持されるところに設けられている。振動部材41は、図17に示すように例えばユーザの右手で把持されると共に、同ユーザの右手でレリーズボタン43を押し操作する状態で本装置10が把持されるところに設けられている。

0074

指標判定部101は、例えばユーザの右手の指HR等が撮像範囲内に入るか、又は画像データ内において鳥類等の被写体Q(これは実際の被写体ではなく被写体像が撮像部のデータを所定画像検出部102が判定)に接触したことを判定する。
指標判定部は、画像データから先端部を有する連続する形状を認識するか否かの判定と、画像データから先端部を有する連続する形状の色が例えばユーザの右手の指HR等に特有の色であるか否かの判定とを行い、先端部を有する連続する形状を認識しかつ先端部を有する連続する形状の色が例えばユーザの右手の指HR等に特有の色であれば、当該形状の部分を例えばユーザの右手の指HRと認識する。

0075

指標判定部101は、例えばユーザの右手の指HRを認識すると、このユーザの右手の指HRの進行方向を判定し、人物等の被写体Q(これは実際の被写体ではなく被写体像が撮像部のデータを所定画像検出部102が判定した画像で判定)に接触するか否かを判定する。被写体Qが人物の場合、所定画像検出部102は、例えば眼部や鼻部、口部の配置位置に基づいて人物の顔部を認識し、かつ顔部よりも下方の人体の輪郭を認識し、ユーザの右手の指HRの進行方向に基づいて当該ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部に接触するか、又は顔部よりも下方の人体の輪郭に接触するか否かを判定する。

0076

判定・制御部105は、指標判定部により例えばユーザの右手の指HR等が撮像範囲内に入ったこと、又は例えばユーザの右手の指HR等が図17に示すように画像データ中において鳥類等の被写体Q(この撮像範囲やその位置、被写体Qなどは所定画像検出部102で検出)に接触したことを判定すると、報知部の働きで各振動部材40、41のいずれかにおいて振動を発生させる。

0077

判定・制御部105は、報知部を利用して例えばユーザの右手の指HR等が撮像範囲内(この範囲は所定画像検出部102で検出)に入ったときの各振動部材40、41における第1の振動のパターンP1と、画像データ中においてユーザの右手の指HR等が鳥類や人物等の被写体Q(この被写体Qは所定画像検出部102で検出)に接触(先に検出されていた所定画像部のあった座標等の撮像結果に新たに指標の画像の座標が接したり重なる状態等)したときの第2の振動のパターンP2とを有する。これら第1の振動のパターンP1と第2の振動のパターンP2とは、互いに異なったパターン、例えば振動の長さ、周波数、大きさ等に設定されている。

0078

具体的には、図18に示すようにユーザは、本装置10と人物である被写体Qとの間の撮像範囲内に左手の指HLを侵入させ、同左手の指HLを本装置10の撮像範囲内に人物である被写体Qが入るであろうところに配置する。
撮像範囲内への左手の指HLが進むと、当該左手の指HLは、図19に示すように画像データ中において人物である被写体Qhと接触するようになる。

0079

従って、判定・制御部105は、報知部を利用、例えばユーザの左手の指HL等が撮像範囲内(この範囲は所定画像検出部102で検出)に入ったときに各振動部材40又は41を第1の振動のパターンP1で振動させ、ユーザの左手の指HLが人物である被写体Q(この被写体Qは所定画像検出部102で検出)に接触したとき(先に検出されていた所定画像部のあった座標等の撮像結果に新たに指標の画像の座標が接したり重なる状態等)の各振動部材40又は41を第2の振動のパターンP2で振動させる。
さらに、判定・制御部105は、報知部を活用し指標判定部101による判定結果、すなわちユーザの右手の指HRの進行方向に基づいて当該ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部(この顔部画像検出や輪郭検出は所定画像検出部102で顔検出で行う)に接触するか否か(先に検出されていた所定画像検出部102による所定画像部の座標等に新たに指標判定部101による指標の画像の座標が接したり重なる状態等で判定)、又は顔部よりも下方の人体の輪郭に接触するか否かの判定結果に応じて各振動部材40、41の振動パターンを別の振動パターンP3、P4等に設定する。
なお、判定・制御部105は、報知部の各部を活用し、複数の振動パターンにより振動させるのに限らず、発音部38により発する音声の内容を複数種類に設定してもよい。例えば、音声の内容は、例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内(この範囲は所定画像検出部102で検出)に入ったことを知らせるものであればよく、例えば所定周波数の音声を連続的又は断続的に発生しても良いし、具体的に音声「顔部が入りました」「顔部よりも下方の人体の輪郭」などを発生してもよい。

0080

次に、上記の如く構成された装置の動作について図20に示す操作装置用フローチャートに従って説明する。なお、図15に示す操作装置用フローチャートと同一ステップの部分には同一ステップの番号を付してその詳しい説明を省略する。
ユーザは、図18に示すように本装置10により被写体Qとして人物を撮像しようとしている。
指標判定部101は、ステップS111において、画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに当該棒状の形状の領域の進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっているか否かを判定する。もちろん、画面外から侵入したものの先端を像で検出しても良い。上記縁部は所定画像判定部102で判定する。
この判定の結果、先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっていれば、指標判定部101は、ステップS160において、当該先端部を有し、スルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状で、さらに進行方向がスルー画像D1の中央部に向かう領域の色が人物の指の特有の色であるか否かをスルー画像D1の情報に基づいて判定する。すなわち、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ったか否かを判定する。これは、装置を対象物に向けて構えている状態で、装置の背後から指が伸ばされるので、装置が観察する撮像範囲外から指形状のものが画像中心に突き出されたことを判定してもよい。

0081

この判定の結果、人物の指の特有の色であれば、指標判定部101は、ステップS161において、スルー画像D1の縁部から入った棒状の形状の領域の長さが例えばスルー画像D1の10分の1に到達したか否かを判定する。このように指の先端部が画面内に侵入したことを判定を行っても良い。
この判定の結果、棒状の形状の領域の長さが例えばスルー画像D1の10分の1に達すると、指標判定部101は、ステップS162において、スルー画像D1の左右側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったかを判定する。もちろん、指は複数で無くても良い。画面の周辺から画面中心に向かって入る鉛筆や差し棒でもよい。つまり特定の指標の像と言い換えることが出来る。

0082

この判定の結果、上記図18に示すようにスルー画像D1の左側の縁部からユーザの左手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS163において、撮像系20の左の両側において、ユーザの左手の指HLが撮像範囲内(範囲外から範囲内の境界は所定画像検出部102で判定可能)に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、撮像系20の外周面に設けられている振動部材24の左右の両側に対応する部分に第1の振動のパターンP1で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材24には、撮像系20の外周の左右に対応する各部分に第1の振動のパターンP1の振動が発生する。

0083

又、判定の結果、スルー画像D1の上側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS164において、撮像系20の上下の両側において、ユーザの左手の指HLが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、撮像系20の外周面に設けられている振動部材24の上下の両側に対応する部分に第1の振動のパターンP1で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材24には、撮像系20の外周の上下に対応する各部分に第1の振動のパターンP1の振動が発生する。

0084

上記ステップS161での判定の結果、棒状の形状の領域の長さが例えばスルー画像D1の10分の1に到達していなければ、所定画像検出部102は、ステップS171において、スルー画像D1から例えば眼部や鼻部、口部の配置位置に基づいて人物の顔部を認識し、かつ顔部よりも下方の人体の輪郭を認識し、ステップS172において、図19に示すようにユーザの右手の指HRの進行方向に基づいて当該ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触するか否かを判定する。これは実際の被写体ではなく被写体像が撮像部のデータに基づいた輪郭データ部を所定画像検出部102が判定するものである。

0085

この判定の結果、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触する指標判定部101と、所定画像検出部102の判定結果とから、判定・制御部105が判定すると、ステップS173において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触することの旨を報知部に送る。つまり、振動の場合、印加部35に送る。この印加部35は、本装置10の本体に設けられている振動部材34に第2の振動のパターンP2で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材34には、本装置10の本体に第2の振動のパターンP2の振動が発生する。

0086

上記ステップS172での判定の結果、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触しなければ、判定・制御部105は、ステップS174において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触しない旨を報知部に送る。つまり、振動制御時には印加部35に送る。この印加部35は、本装置10の本体に設けられている振動部材34に第3の振動のパターンP3で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材34には、本装置10の本体に第3の振動のパターンP3の振動が発生する。

0087

上記ステップS171での判定の結果、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部又は人体の輪郭に接触しなければ、判定・制御部105は、ステップS181において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の輪郭に対して直交する方向に進行しているか否かを判定する。
この判定の結果、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の輪郭(これは撮像部のデータを用いて所定画像検出部102が画像情報の変化部の変化なし方向で判定)に対して直交する方向に進行していれば、判定・制御部105は、ステップS182において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人体の輪郭に対して直交する方向に進行している旨を報知部、振動の場合は、印加部35に送る。この印加部35は、本装置10の本体に設けられている振動部材34に第4の振動のパターンP4で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材34には、本装置10の本体に第4の振動のパターンP4の振動が発生する。

0088

ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の輪郭に対して直交する方向(画像情報の変化部の変化方向)に進行していなければ、判定・制御部105は、ステップS183において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人体の輪郭に対して直交する方向に進行していない旨を印加部35に送る。この印加部35は、本装置10の本体に設けられている振動部材34に第5の振動のパターンP5で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材34には、本装置10の本体に第5の振動のパターンP5の振動が発生する。このような輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。このように、輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。

0089

このように上記第2の実施の形態によれば、例えばユーザの右手の指HR等が撮像範囲内に入ったこと、又は例えばユーザの右手の指HR等が画像データ中において鳥類等の被写体Qに接触したことを判定し、ユーザの右手の指HR等が撮像範囲内に入ったときに各振動部材40、41を第1の振動のパターンP1で振動させ、画像データ中においてユーザの右手の指HR等が鳥類や人物等の被写体Qに接触したときに第2の振動のパターンP2で振動させ、さらにユーザの右手の指HRの進行方向に基づいて当該ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部に接触するか否か、又は顔部よりも下方の人体の輪郭に接触するか否か(先に検出されていた顔や人体の所定画像部のあった座標等の撮像結果に新たに指標の画像の座標が接したり重なる状態等)の判定結果などに応じて各振動部材40、41の振動パターンを別の振動パターンP3、P4等に設定するので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ、さらに振動パターンP3、P4等によってユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部に接触するか否か、又は顔部よりも下方の人体の輪郭に接触するか否かの判定結果を、周囲環境の明るさの影響を受けず、背面モニタ8に表示される画像を常に確認していなくても認識できる。被写体や対象物などの輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。このように、輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。

0090

又、ユーザの右手の指HRが入ってくる箇所、例えば画像データの左側、右側、上側又は下側のいずれかに応じて振動パターンを変えることにより、例えば画像データの左側と右側との間、又は上側と下側との間に被写体Qが存在することを確認できる。
又、振動パターンを変えるだけでなく、発音部38から発する音声を変えることにより、ユーザは、音声を聞き取るだけでも例えば画像データの左側と右側との間、又は上側と下側との間に被写体Qが存在することを確認でき、背面モニタ8に表示される画像を常に確認してなくてもよい。これにより、ユーザは、本装置10を自身の首に掛けて音声を聞き取ることで被写体Qが存在することを確認でき、ノーファインダー撮影も容易に行うことを可能とする。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本装置10の構成は、図1に示す構成と略同一であり、その相違するところについて説明する。
画像処理・制御部100は、再生モードで、かつ触覚モードに設定されると、記録部33に記録されている画像データを読み出し、この画像データを背面モニタ8に表示する。
この再生モード時、画像処理・制御部100の指標判定部101は、撮像範囲内で移動する指標、例えばユーザの右手で把持しているマーカ等の軌跡を判定する。特定の指標の像と言い換えてもよい。

0091

判定・制御部105は、指標判定部101により判定された例えばユーザの右手の指HR等の軌跡が再生された画像データと関連性を有すれば、報知部に伝達、つまり判定・制御部105が、振動印加部25、35や発音部38を制御して機能部位を構成するこの報知部を利用し当該関連性に応じた旨の報知を行う。
本装置10は、例えば図21に示すようにユーザの首に掛けた状態や、めがね型、頭部装着型カメラに適用し、画像再生に利用することが可能である。
画像処理・制御部100は、触覚モードにおいて、例えば図22に示すように例えばユーザの右手で把持しているマーカM等の軌跡を判定し、この軌跡の座標を求める。このマーカM等の軌跡の座標は、再生モード時の画像データの例えば左下の座標を原点Gとする。

0092

次に、上記の如く構成された装置の動作について図23に示す触覚モードにおける画像再生フローチャートに従って説明する。
画像処理・制御部100は、再生モード時、ステップS201において、記録部33に記録されている画像データを読み出す。

0093

画像処理・制御部100は、ステップS202において、触覚モードに設定されているか否かを判定し、触覚モードに設定されていれば、ステップS203において、撮像部2から出力される被写体Qの被写体像に応じた画像信号を入力し、この画像信号に対して画像処理を行い、静止又は動画の画像データを取得し、スルー画像D1として背面モニタ8に表示する。

0094

指標判定部は、ステップS204において、本装置10の撮像範囲、例えばスルー画像D1の縁部に変化、すなわちスルー画像D1の縁部の濃淡レベルに変化が有るか否かで、特定の指標の像を判定する。
この判定の結果、スルー画像D1の縁部に濃淡レベルの変化が有れば、指標判定部101は、ステップS211において、画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに当該棒状の形状の領域の進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっているか否かを判定する。この判定では、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ったか否かを判定する。この指HRの先端は、指形状を判定し、先端の丸い部分から爪から指の付け根に向けての直線部と分離して判定したり、第1関節部を判定して、そこを先端としてもよい。撮像部の外側は、先端は検出できないので、指の爪がある部分の先端の丸い部分が入ったかどうかで判定しても良い。

0095

この判定の結果、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ると、指標判定部101は、ステップS212において、当該棒状の形状になる濃淡レベルの変化が複数領域現れたか否か、すなわち本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の複数の指HRが入ったか否かを判定する。

0096

この判定の結果、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の複数の指HRが入ると、画像処理・制御部100は、ステップS213において、スルー画像D1中において例えばユーザの右手の複数の指HRの座標を判定する。すなわち、画像処理・制御部100は、触覚モードにおいて、例えば図22に示すように例えばユーザの右手で把持しているマーカM等の軌跡を判定し、この軌跡の座標を求める。同図ではユーザは右手で把持しているマーカMを例えば左上方から右下方に向けて直線状に引いている。画像処理・制御部100は、当該左上方から右下方に向けて直線状に引いたマーカMの軌跡を判定し、この軌跡の座標を求める。

0097

指標判定部101は、ステップS214において、上記ステップS201にて記録部33から読み出した再生用の画像データにおいて、直線状に引いたマーカMの軌跡の座標が当該再生用の画像データ中におけるコントラストの変化する部分(これは所定画像検出部102で検出する)の座標に相当するか否か、すなわち関連性を有するか否かを判定する。
例えば直線状に引いたマーカMの軌跡が山岳稜線を想定するものであり、再生用の画像データ中に写る被写体が山岳であると、直線状に引いたマーカMの軌跡の座標は、再生用の画像データ中の山岳の稜線に相当するコントラストの変化する部分の座標に相当するものとなる。このような輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。このように、輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。

0098

この判定の結果、マーカMの軌跡の座標が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の座標に相当するものであれば、指標判定部101は、ステップS215において、マーカMの軌跡の座標からマーカMの移動方向を求め、このマーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向(これは撮像部からの対象物データを分析して濃淡やコントラストの方向から所定画像検出部102が判定)に対して略直交しているか否かを判定する。

0099

この判定の結果、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に対して略直交していれば、指標判定部101は、ステップS216において、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向(これは対象物や被写体像が撮像部のデータを所定画像検出部102が判定)に対して略直交していることを報知するために振動パターンAで振動を発生するための指示を印加部25に送ると共に、音声パターンaの音声を発生するための指示を発音部38に送る。
印加部25は、例えば、振動部材24又は34を振動パターンAで振動を発生するための電圧信号を印加するので、当該振動部材24又は34は、振動パターンAで振動を発生する。これと共に、発音部38は、音声パターンaの音声を発生する。

0100

一方、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に対して略直交していなければ、指標判定部101は、ステップS217において、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分(これは対象物画像を撮像部で得た時のデータを所定画像検出部102が判定)の方向に沿っているか否かを判定する。
この判定の結果、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に沿っていれば、指標判定部101は、ステップS218において、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分(これは対象物画像を撮像部で得たデータを所定画像検出部102が判定)の方向に沿っていることを報知するために振動パターンBで振動を発生するための指示を印加部25に送ると共に、音声パターンbの音声を発生するための指示を発音部38に送る。

0101

印加部25は、例えば、振動部材24又は34を振動パターンBで振動を発生するための電圧信号を印加するので、当該振動部材24又は34は、振動パターンBで振動を発生する。これと共に、発音部38は、音声パターンbの音声を発生する。

0102

このように上記第3の実施の形態によれば、再生用の画像データにおいて、マーカMの軌跡の座標が当該再生用の画像データ中におけるコントラストの変化する部分の座標に相当するか否か、すなわち関連性を有するか否かを判定し、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に対して略直交しているか否かに応じてそれぞれ異なる振動パターンA又はBで振動を発生させ、かつそれぞれ異なる音声パターンa又はbで音声を発生するので、画像データの再生時に、ユーザによるマーカMの移動方向に沿った被写体Qを認識できる。
また、以上の実施例では、振動部が機器一体化されていたが、もちろん、別体にして分離可能で通信によって振動発生をさせてもよく、この分離された振動部を指に装着できるようにしてもよい。それによって、指に直接、画像を触った感じを伝達でき、さらに視覚への依存を低減させることが可能となる。目の不自由なユーザが撮影でき、それをなぞるように確認できるカメラの提供などが可能となる。対象物や被写体画像の輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。
また、音声発生部も同様で分離可能であってもよく、ワイヤレスワイヤ付きイヤホンにしても良い。これによって、周りの人に迷惑をかけず、補聴器のようなウェアラブル性を持たせることが出来る。カメラも図21のように胸部に、または頭部などに装着できるようにして、全機器をウェアラブルにして、両手を自由に使えるように機器を構成してもよい。簡便に使える視覚補助装置にもなる。

0103

なお、上述では主として表示装置や操作装置について説明したが、これらを上述したように制御する制御方法であっても良いし、コンピュータに表示装置を上述したように制御させるための制御プログラム、該制御プログラムを記録するコンピュータにより読み取り可能な一時的でない記録媒体、等であっても構わない。
具体的に、上記で説明した技術の内の、主にフローチャートを参照して説明した制御に関しては、プログラムの処理より実行可能であることが多く、このプログラムは記録媒体や記録部に収められる場合もある。このプログラムの記録は、製品を出荷するときに出荷製品に対して行っても良いし、製品の出荷と共にあるいは製品の出荷とは異なる時点で配布する記録媒体に対して行っても良い。あるいは、プログラムを、インターネット等の通信回線を介してダウンロードすることができるようにしても良い。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。

0104

10:撮像装置、2:撮像部、HL:左手、21:撮影光学系、Q:被写体、8:表示部(背面モニタ)、20:撮像系、22:発光部、23:タッチパネル、24:振動部材、25:印加部、23:タッチパネル、25:印加部、24a:圧電素子層、24b:微小電極、24c:可撓性電極、26−1〜26−4:定電圧源、27−1〜27−4:第1のスイッチ群の各スイッチ(第1のスイッチ群)、28−1〜28−4:第2のスイッチ群の各スイッチ(第2のスイッチ群)、29−1:第1のスイッチ制御部、29−2:第2のスイッチ制御部、29−3:デコーダ、30:操作判定部、31:アンセンサ、32:EVF、33:記録部、34:振動部材、35:印加部、36:タッチパネル、37:時計、38:発音部、100:画像処理・制御部、101:指標判定部、102:所定画像検出部、103:タッチ位置判定部、104:表示制御部、105:判定・制御部。

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