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技術 キーボードの長いキー用の平衡構造

出願人 江蘇傳藝科技股ふん有限公司
発明者 張清
出願日 2017年10月5日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2017-195021
公開日 2018年8月2日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2018-120843
状態 特許登録済
技術分野 押釦スイッチ キーボード等からの入力
主要キーワード 摺動棒 非金属材質 左フック 折れ線部分 左右フック 組み合わせ部分 折れ線形状 円弧経路
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (18)

課題

キーボードの長いキーに設けられた平衡棒ぶつかりを回避して異常音の発生を抑制することができる平衡構造を提供する。

解決手段

キーボード基板100に設けられた1対のフック1と、キーキャップに組み合わされる横棒2及び横棒2の両端部から延伸して1対のフック1にそれぞれ組み合わされる2本の摺動棒3からなる平衡棒とを含む。キーキャップが押圧される過程又は押圧された状態から押圧されていない状態に戻る過程で、2本の摺動棒3は、横棒2の回転と共に、対応するフック1の少なくとも一方の係止口エッジ摺動する。摺動棒3が摺動する過程で、摺動棒3の対応する係止口エッジとの接触点移動軌跡は、弧線である。摺動棒3は、摺動する過程で、対応する係止口エッジとの接触点の移動軌跡が弧線であり、移動する過程で緩衝され、フック1に直接衝突することがない。

概要

背景

キーボードの特別キーは、比較的大きく、キーボードを使用する際の快適さを向上させるには、単独でパンタグラフ構造を用いるほか、支点となる平衡棒と組み合わせることも必要である。図1に示すように、従来の構造において、平衡棒400は、横棒410と、基板100の口字型フック300に組み合わされる2本の摺動棒420と、を含む。両者が組み合わされるとき、摺動棒420とフック300との間には、四辺に隙間が形成される。キーが押圧されると、摺動棒420は、横棒410が回転するのに伴い基板のフック300内を揺動するが、その際口字型の四辺にぶつかる。平衡棒400、及びキーボードの基板100は金属材料から構成されるため、両者がぶつかる際に異常音が生じる。このような問題を解決する方法として、平衡棒400に潤滑油を塗布する方法や、基板100に非金属材質をセットする方法がよく採用される。しかしながら、いずれの方法も、十分な効果が得られなかった。これに鑑みて、発明者は、キーボードの材質をまったく変更することなく、本発明の技術を完成させた。

概要

キーボードの長いキーに設けられた平衡棒のぶつかりを回避して異常音の発生を抑制することができる平衡構造を提供する。キーボード基板100に設けられた1対のフック1と、キーキャップに組み合わされる横棒2及び横棒2の両端部から延伸して1対のフック1にそれぞれ組み合わされる2本の摺動棒3からなる平衡棒とを含む。キーキャップが押圧される過程又は押圧された状態から押圧されていない状態に戻る過程で、2本の摺動棒3は、横棒2の回転と共に、対応するフック1の少なくとも一方の係止口エッジ摺動する。摺動棒3が摺動する過程で、摺動棒3の対応する係止口エッジとの接触点移動軌跡は、弧線である。摺動棒3は、摺動する過程で、対応する係止口エッジとの接触点の移動軌跡が弧線であり、移動する過程で緩衝され、フック1に直接衝突することがない。

目的

本発明の目的は、従来のキーボードの特別キーに設けられた平衡棒がぶつかることによって異常音が発生するという問題に対し、平衡棒のぶつかりを回避して異常音の発生を抑制することができるキーボードの長いキー用の平衡構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

キーボード基板(100)に設けられた1対のフック(1)と、キーキャップに組み合わされる横棒(2)及び前記横棒(2)の両端部から延伸して1対の前記フック(1)にそれぞれ組み合わされる2本の摺動棒(3)からなる平衡棒と、を含むキーボードの長いキー用の平衡構造において、前記キーキャップが押圧される過程又は押圧された状態から押圧されていない状態に戻る過程で、2本の前記摺動棒(3)は、前記横棒(2)の回転と共に、対応する前記フック(1)の少なくとも一方の係止口エッジ(11)を摺動し、前記摺動棒(3)が摺動する過程で、前記摺動棒(3)の対応する前記係止口エッジ(11)との接触点移動軌跡は、弧線である、ことを特徴とするキーボードの長いキー用の平衡構造。

請求項2

前記摺動棒(3)は、対応する前記フック(1)の一方の前記係止口エッジ(11)を摺動し、前記摺動棒(3)が摺動する過程で、前記摺動棒(3)は、少なくとも一方の前記係止口エッジ(11)の2点に同時に接触し、且つ前記摺動棒(3)は、対応する前記係止口エッジ(11)とは隙間なく組み合わされる、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

請求項3

前記摺動棒(3)は、対応する前記フック(1)の両方の前記係止口エッジ(11)を摺動し、前記摺動棒(3)が摺動する過程で、両方の前記係止口エッジ(11)のそれぞれは、少なくとも1点で前記摺動棒(3)と接触し、且つ前記摺動棒(3)は、対応する前記係止口エッジ(11)とは隙間なく組み合わされる、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

請求項4

前記係止口エッジ(11)と、対応する前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所は、弧線又は凸折れ線である、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

請求項5

1対の前記フック(1)と2本の前記摺動棒(3)とにより、対称である2つの組み合わせ箇所を突出方向が相対するようにそれぞれ形成し、1対の前記フック(1)の前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の前記摺動棒(3)の前記フック(1)との組み合わせ箇所の間の距離以上である、ことを特徴とする請求項4に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

請求項6

1対の前記フック(1)と2本の前記摺動棒(3)とにより、対称である2つの組み合わせ箇所を突出方向が反対の方向を向くようにそれぞれ形成し、1対の前記フック(1)の前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の前記摺動棒(3)の前記フック(1)との組み合わせ箇所の間の距離以下である、ことを特徴とする請求項4に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

技術分野

0001

本発明は、キーボードの特別キー改良構造に関し、特にキーボードの長いキー用の平衡構造に関する。

背景技術

0002

キーボードの特別キーは、比較的大きく、キーボードを使用する際の快適さを向上させるには、単独でパンタグラフ構造を用いるほか、支点となる平衡棒と組み合わせることも必要である。図1に示すように、従来の構造において、平衡棒400は、横棒410と、基板100の口字型フック300に組み合わされる2本の摺動棒420と、を含む。両者が組み合わされるとき、摺動棒420とフック300との間には、四辺に隙間が形成される。キーが押圧されると、摺動棒420は、横棒410が回転するのに伴い基板のフック300内を揺動するが、その際口字型の四辺にぶつかる。平衡棒400、及びキーボードの基板100は金属材料から構成されるため、両者がぶつかる際に異常音が生じる。このような問題を解決する方法として、平衡棒400に潤滑油を塗布する方法や、基板100に非金属材質をセットする方法がよく採用される。しかしながら、いずれの方法も、十分な効果が得られなかった。これに鑑みて、発明者は、キーボードの材質をまったく変更することなく、本発明の技術を完成させた。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の目的は、従来のキーボードの特別キーに設けられた平衡棒がぶつかることによって異常音が発生するという問題に対し、平衡棒のぶつかりを回避して異常音の発生を抑制することができるキーボードの長いキー用の平衡構造を提供することである。

課題を解決するための手段

0004

本発明のキーボードの長いキー用の平衡構造は、キーボード基板に設けられた1対のフックと、キーキャップに組み合わされる横棒及び横棒の両端部から延伸して1対のフックにそれぞれ組み合わされる2本の摺動棒からなる平衡棒とを含む。キーキャップが押圧される過程又は押圧された状態から押圧されていない状態に戻る過程で、2本の摺動棒は、横棒の回転と共に、対応するフックの少なくとも一方の係止口エッジ摺動する。摺動棒が摺動する過程で、摺動棒の対応する係止口エッジとの接触点移動軌跡は、弧線である。

0005

摺動棒が摺動するプロセスで、摺動棒の対応する係止口エッジとの接触点の移動軌跡は、弧線である。即ち、摺動棒は、摺動する過程で、係止口エッジで弧線経路に沿って移動し、その移動する過程で緩衝されるため、フックに直接衝突せず、異常音を生じない。

0006

具体的に、摺動棒と係止口エッジとの組み合わせ方式は、2種類ある。
第1の方式として、摺動棒は、対応するフックの一方の係止口エッジを摺動し、摺動棒が摺動する過程で、摺動棒は、少なくとも当該一方の係止口エッジの2点に同時に接触し、且つ摺動棒は、対応する係止口エッジとは隙間なく組み合わされる。
第2の方式として、摺動棒は、対応するフックの両方の係止口エッジを摺動し、摺動棒が摺動する過程で、両方の係止口エッジのそれぞれは、少なくとも1点が摺動棒と接触し、且つ摺動棒は、対応する係止口エッジとは隙間なく組み合わされる。

0007

上記2種類の方式で、摺動棒は、共に少なくとも同時に係止口エッジの2点に接触し、2点で1本の線を形成し、線の移動軌跡が曲面である。即ち、摺動棒は、摺動プロセスで、円弧経路に沿って移動する。しかも、摺動棒は、対応する係止口エッジとは隙間なく組み合わされるため、移動する過程で常に被拘束状態が保持され、係止口エッジに密着して摺動することができる。従って、摺動棒が常に係止口エッジで円弧経路に沿って移動することとなり、フックに衝突することなく、異常音が回避される。

0008

係止口エッジと、対応する摺動棒との組み合わせ箇所は、弧線又は凸折れ線であることが好ましく、摺動棒は、係止口エッジに隙間なく組み合わされる状態で、係止口エッジに少なくとも2点で接触することができる。

0009

1対のフックと2本の摺動棒とにより、対称である2つの組み合わせ箇所をそれぞれ形成し、摺動棒と係止口エッジとが無隙間で組み合わされる方式としては、以下の2つのケースに分けられる。

0010

2つの組み合わせ箇所の突出方向が相対する場合、1対のフックの摺動棒との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の摺動棒のフックとの組み合わせ箇所の間の距離以上である。このとき、2本の摺動棒と、対応するフックとは、締まりばめを構成するか又は両者を無隙間で組み合わせることができる。

0011

2つの組み合わせ箇所の突出方向が反対の方向を向いている場合、1対のフックの摺動棒との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の摺動棒のフックとの組み合わせ箇所の間の距離以下である。このとき、2本の摺動棒と、対応するフックとも、締まりばめを構成するか又は無隙間で組み合わせる。

発明の効果

0012

従来技術に比較し、本発明の明らかな利点として、以下がある。本発明は、キーボード部材の材質をまったく変更しない前提で、平衡棒と基板との組み合わせ方式を変更することによって、平衡棒が摺動する過程で衝突がなく、キーボードの長いキーの使用の際に異常音が発生することを根本的に回避する。

図面の簡単な説明

0013

従来技術において、キーボードの長いキー内の平衡棒と基板との組み合わせを示した構造模式図。
本発明のキーボードの長いキー用の平衡構造の模式図。
本発明において、摺動棒と係止口エッジとを無隙間で組み合わせるための第1方式を示した図。
本発明において、摺動棒と係止口エッジとを無隙間で組み合わせるための第2方式を示した図。
実施例1における左側フックの構造模式図。
実施例1において、摺動棒と左側フックとの組み合わせ箇所を示した構造模式図。
実施例1のフックの変形例を示した構造模式図。
図4cにおけるフックと摺動棒との組み合わせ箇所を示した構造模式図。
実施例2におけるキーボードの長いキー用の平衡構造の模式図。
実施例2における左側フックの構造模式図。
実施例2において、摺動棒と左側フックとの組み合わせ箇所を示した構造模式図。
実施例3において、摺動棒と左側フックとの組み合わせ箇所を示した断面構造模式図
実施例3におけるフックの変形例を示した構造模式図。
実施例4において、摺動棒と左側フックとの組み合わせ箇所を示した断面構造模式図。
実施例4におけるフックの変形例を示した正面図。
実施例5における左側フックの構造模式図。
実施例5において、摺動棒と左側フックとの組み合わせ箇所を示した構造模式図。

実施例

0014

以下、図面を参照しながら、本発明の技術手段を更に説明する。

0015

キーボードの長いキー用の平衡構造は、図2に示すように、平衡棒と、キーボード基板100に設けられた1対のフック1とを含む。平衡棒は、横棒2と、横棒2の両端部から延伸した2本の摺動棒3とを含む。2本の摺動棒3は、対称に形成されている。ここで、横棒2は、キーキャップに組み合わされ、2本の摺動棒3は、1対のフック1にそれぞれ組み合わされる(接続される)。キーキャップの任意位置が押圧されると、キーキャップと平衡棒は連動し、入力操作が完了する。

0016

フック1は、係止溝を有している。係止溝は、溝と溝の両側の係止口エッジ11とを含む。2本の摺動棒3は、対応するフック1の係止口エッジ11に接触して組み合わされる。キーキャップが押される過程又は押された状態から元に戻る過程で、2本の摺動棒3は、横棒2の回転と共に、対応するフック1の少なくとも一方の係止口エッジ11を摺動する。摺動する過程で、摺動棒3と対応する係止口エッジ11との接触点の移動軌跡は、弧線状となる。

0017

摺動棒3と係止口エッジ11との組み合わせ方式は、2種類ある。
第1の方式として、実施例1〜4のように、摺動棒3は、対応するフック1の一方の係止口エッジ11に摺動する。摺動する過程で、摺動棒3は、少なくとも当該一方の係止口エッジ11の2点に同時に接触し、且つ摺動棒3は、対応する係止口エッジ11とは隙間なく組み合わされる。
第2の方式として、実施例5のように、摺動棒3は、対応するフック1の両方の係止口エッジ11に摺動する。摺動する過程で、両方の係止口エッジ11のそれぞれは、少なくとも1点が摺動棒3に接触し、且つ摺動棒3は、対応する係止口エッジ11とは隙間なく組み合わされる。

0018

(実施例1)
図2、及び図4a〜4bに示すように、開口型である1対のフック1のうち、左側フックに対応する係止口エッジは逆C字状をなしており、右側フックに対応する係止口エッジはC字状をなしている。左摺動棒3は左のフック1の係止口エッジ11に、右の摺動棒3は右のフック1の係止口エッジ11に、それぞれ係止される。

0019

図3aに示すように、1対のフック1の摺動棒3との組み合わせ箇所a、a´の間の距離をA、2本の摺動棒3のフック1との組み合わせ箇所b、b´の間の距離をBとすると、A≧Bとすることにより、1対のフック1と摺動棒3とは隙間なく組み合わされる。ここで、A>Bのとき、2本の摺動棒3と対応するフック1とは、締まりばめを形成し、A=Bのとき、2本の摺動棒3と対応するフック1とは無隙間で組み合わされる。

0020

1対のフック1と、2本の摺動棒3が互いに対称に形成されているため、摺動棒3が摺動する過程で、左右の摺動棒3と対応するフック1との組み合わせ方式は、同様である。分かりやすくするために、キーキャップが押圧される過程における、左摺動棒と左フックとの組み合わせ方式を例として説明する。

0021

初期状態で、摺動棒3とフック1とは隙間なく組み合わされているため、摺動棒3の円弧面は、フック1から圧力を受け、C字型係止口エッジ11に密着する。摺動棒3の円弧面とC字型係止口エッジ11との接触は、複数の線接触を形成する。キーキャップが押圧され平衡棒の横棒2が回転すると、摺動棒3は、力を受けて当該一方の係止口エッジ11を摺動すると共に、係止口エッジ11に密着する。これにより、摺動棒3と係止口エッジ11との線接触が保持される。キーキャップの押圧状態解除され初期状態に復帰するとき、摺動棒3は、自身に作用する弾性力により、初期状態に復帰するために移動する過程で、引き続き係止口エッジ11に密着し係止口エッジ11との線接触が保持される。即ち、摺動棒3は、係止口エッジ11に摺動する全ての過程で被拘束状態が保持され、且つC字型と逆C字型係止口エッジによって、摺動棒3が摺動する際の軌跡は弧状の移動軌跡となる。よって、摺動棒3が摺動する過程で、係止口エッジ11との任意の接触点が移動する軌跡は、いずれも弧線となる。摺動棒3が、係止口エッジ11で弧線に沿って移動するため、一定の緩衝作用が発揮され、フック1に衝突することなく、異常音が生じることがない。

0022

図4a、4bにおけるフック1は、C字型に限定されず、他の種類の構造を採用してもよい。図4c〜4dは、本実施例におけるフックの1つの変形例である。図では、係止口エッジ11がn形状であり、摺動棒3に組み合わされる部分は、係止口エッジ11の弧状部分である。このほか、本実施例におけるフック1は、更に多種類の変形を有してもよく、摺動棒3と組み合わせる弧状部分がフック1の係止口エッジ11に存在すればよい。

0023

(実施例2)
図5a〜5bに示すように、本実施例におけるフック形状は、実施例1のものとは同一であるが、フック1と摺動棒3とを組み合わせる方式が、実施例1とは異なる。本実施例において、左側フックに対応する係止口エッジは、C字型であり、右側フックに対応する係止口エッジは、逆C字型である。図5a〜5bは、左側摺動棒と左側フックとの組み合わせ部分を示す図である。

0024

図3bに示すように、1対のフック1の摺動棒3との組み合わせ箇所a、a´の間の距離をA、2本の摺動棒3のフック1との組み合わせ箇所b、b´の間の距離をBとすると、A≦Bとすることにより、1対のフック1と摺動棒3とは隙間なく組み合わされる。ここで、A<Bのとき、2本の摺動棒3と対応するフック1とは、締まりばめを形成し、A=Bのとき、2本の摺動棒3と対応するフック1とは無隙間で組み合わされる。

0025

実施例1と同一の原理により、キーキャップが上下移動している間、摺動棒3は、常に被拘束状態が保持される。摺動棒3は、係止口エッジ11で弧線に沿って移動するため、一定の緩衝作用が発揮され、フック1に衝突することなく、異常音が生じることがない。

0026

同様に、図5a〜5bにおけるフック1は、その形状を他の種類の方式を採用してもよく、その場合、摺動棒3と組み合わせる弧状部分をフック1の係止口エッジ11に存在させるようにすればよい。

0027

(実施例3)
図6aに示すように、開口型である1対のフック1は、係止口エッジ11が屈曲した凸折れ線であり、左、右のフックの係止口エッジの突出部が相対し、2本の摺動棒3と対応するフック1とは隙間なく組み合わされている。よって、摺動棒3は、フック1の圧力又は自身に作用した弾性力によって、常に被拘束状態が保持され、その間は、無隙間で組み合わされる。このような点は実施例1と同様である。

0028

2本の摺動棒3は、それぞれ1対のフック1の一方の係止口エッジ11に摺動する。左側摺動棒と左側フックの組み合わせを例にして説明する。初期状態で、摺動棒3と係止口エッジ11とは、2つの接触点c、dで接触する。キーキャップが押圧されると、摺動棒3は摺動し、摺動棒3の摺動に伴い2つの接触点は移動する。摺動棒が摺動する過程で、2つの接触点c、dは、係止口エッジ11の凸折れ線領域内に移動し、その移動軌跡は弧線となる。即ち、摺動棒3は、係止口エッジ11で弧線に沿って移動し、一定の緩衝作用が発揮され、フック1に衝突することなく、異常音が生じることがない。

0029

同様に、図6aにおけるフック1は、その形状を他の種類の形状としてもよい。その場合、図6bに示すように、摺動棒3と組み合わせる凸折れ線部分を係止口エッジ11に存在させるようにすればよい。

0030

(実施例4)
図7aに示すように、1対のフック1の形状は、実施例3と似ており、いずれも凸折れ線形状であるが、相違点として、左右フックの係止口エッジの折れ線部の突出方向は反対の方向を向いており、フック1と摺動棒3とが無隙間で組み合わされる点は、実施例2と同一である。

0031

図7bは、本実施例におけるフックの1つの変形例であり、その係止口エッジが六角形であり、係止口エッジの左右両側の凸折れ線部分のいずれも、摺動棒3と組み合わせることができる。

0032

(実施例5)
図8a〜8bに示すように、1対のフック1の係止口エッジ11は、共に閉じ円形状をなしており、摺動棒3は、対応するフック1の両方の係止口エッジ11のそれぞれ1点に接触する。図8bは、左側フックと摺動棒との組み合わせ箇所を示した図である。本実施例において、フック1と摺動棒3とが無隙間で組み合わされる点は、実施例1と同一である。

0033

キーキャップの上下移動に伴い、摺動棒3は両方の係止口エッジ11を摺動する。摺動する過程で、摺動棒3は、常に両方の係止口エッジ11と接触しており、被拘束状態が保持される。しかも両側の円形の係止口エッジに摺動する摺動棒3の移動軌跡は、弧状の軌跡となる。即ち、摺動棒3の係止口エッジ11との接触点の移動軌跡は、弧線となる。摺動棒3は、係止口エッジ11で弧線に沿って移動し、一定の緩衝作用が発揮され、フックに衝突することなく、異常音が生じることがない。

0034

(付記)
(付記1)
キーボード基板(100)に設けられた1対のフック(1)と、キーキャップに組み合わされる横棒(2)及び前記横棒(2)の両端部から延伸して1対の前記フック(1)にそれぞれ組み合わされる2本の摺動棒(3)からなる平衡棒と、を含むキーボードの長いキー用の平衡構造において、
前記キーキャップが押圧される過程又は押圧された状態から押圧されていない状態に戻る過程で、2本の前記摺動棒(3)は、前記横棒(2)の回転と共に、対応する前記フック(1)の少なくとも一方の係止口エッジ(11)を摺動し、
前記摺動棒(3)が摺動する過程で、前記摺動棒(3)の対応する前記係止口エッジ(11)との接触点の移動軌跡は、弧線である、
ことを特徴とするキーボードの長いキー用の平衡構造。

0035

(付記2)
前記摺動棒(3)は、対応する前記フック(1)の一方の前記係止口エッジ(11)を摺動し、
前記摺動棒(3)が摺動する過程で、前記摺動棒(3)は、少なくとも一方の前記係止口エッジ(11)の2点に同時に接触し、
且つ前記摺動棒(3)は、対応する前記係止口エッジ(11)とは隙間なく組み合わされる、
ことを特徴とする付記1に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

0036

(付記3)
前記摺動棒(3)は、対応する前記フック(1)の両方の前記係止口エッジ(11)を摺動し、
前記摺動棒(3)が摺動する過程で、両方の前記係止口エッジ(11)のそれぞれは、少なくとも1点で前記摺動棒(3)と接触し、
且つ前記摺動棒(3)は、対応する前記係止口エッジ(11)とは隙間なく組み合わされる、
ことを特徴とする付記1に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

0037

(付記4)
前記係止口エッジ(11)と、対応する前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所は、弧線又は凸折れ線である、
ことを特徴とする付記2又は3に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

0038

(付記5)
1対の前記フック(1)と2本の前記摺動棒(3)とにより、対称である2つの組み合わせ箇所を突出方向が相対するようにそれぞれ形成し、
1対の前記フック(1)の前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の前記摺動棒(3)の前記フック(1)との組み合わせ箇所の間の距離以上である、
ことを特徴とする付記4に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

0039

(付記6)
1対の前記フック(1)と2本の前記摺動棒(3)とにより、対称である2つの組み合わせ箇所を突出方向が反対の方向を向くようにそれぞれ形成し、
1対の前記フック(1)の前記摺動棒(3)との組み合わせ箇所の間の距離は、2本の前記摺動棒(3)の前記フック(1)との組み合わせ箇所の間の距離以下である、
ことを特徴とする付記4に記載のキーボードの長いキー用の平衡構造。

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