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技術 回転駆動装置および回転駆動装置の製造方法

出願人 日本電産株式会社
発明者 水上順也
出願日 2017年1月27日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2017-012934
公開日 2018年8月2日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2018-120159
状態 未査定
技術分野 光学要素の取付・調整 機械的光走査系
主要キーワード 側面突起 突起線 外円筒 フライホイール内 側支持部材 照射対象物 スキャナー装置 位置認識
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年8月2日)のものです。
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図面 (11)

課題

光源から入射する入射光反射するミラーを回転させる回転駆動装置においてミラーの位置ずれを抑制できる構造を提供する。

解決手段

上下に延びる中心軸を中心として回転する回転部を有するモータと、ミラー61を有し、モータに支持されて回転するフライホイールと、を有する。フライホイールは、筒状の上側支持部材81と、少なくとも一部が上側支持部材81よりも下側に位置する下側支持部材82と、を有する。ミラー61は、少なくとも一部が中心軸上に位置し、上側支持部材81の下面の少なくとも一部、および下側支持部材82の上面の少なくとも一部と接触して固定される。

概要

背景

従来、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等に用いられる、位置認識を行うためのスキャナー装置には、光源からの入射光反射するミラーと、入射光および反射光導光する導光部材とが、搭載される。従来のミラーおよび導光部材を有する光学装置については、例えば、特開2010−021105号公報に、記載されている。
特開2010−021105号公報

概要

光源から入射する入射光を反射するミラーを回転させる回転駆動装置においてミラーの位置ずれを抑制できる構造を提供する。上下に延びる中心軸を中心として回転する回転部を有するモータと、ミラー61を有し、モータに支持されて回転するフライホイールと、を有する。フライホイールは、筒状の上側支持部材81と、少なくとも一部が上側支持部材81よりも下側に位置する下側支持部材82と、を有する。ミラー61は、少なくとも一部が中心軸上に位置し、上側支持部材81の下面の少なくとも一部、および下側支持部材82の上面の少なくとも一部と接触して固定される。

目的

本発明の目的は、ミラーを回転させる回転駆動装置において、ミラーの位置ずれを抑制できる構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

光源から入射する入射光反射するミラーを回転させる回転駆動装置であって、上下に延びる中心軸を中心として回転する回転部を有するモータと、前記ミラーを有し、前記モータに支持されて回転するフライホイールと、を有し、前記フライホイールは、筒状の上側支持部材と、少なくとも一部が前記上側支持部材よりも下側に位置する下側支持部材と、を有し、前記ミラーは、少なくとも一部が前記中心軸上に位置し、前記上側支持部材の下面の少なくとも一部、および前記下側支持部材の上面の少なくとも一部と接触して固定される、回転駆動装置。

請求項2

請求項1に記載の回転駆動装置であって、前記上側支持部材は、前記ミラーの上面の辺縁部に接触する上側辺縁支持部を有し、前記下側支持部材は、前記ミラーの下面の辺縁部に接触する下側辺縁支持部を有する、回転駆動装置。

請求項3

請求項2に記載の回転駆動装置であって、前記ミラーは矩形の板状であり、前記ミラーの横側面は、前記下側辺縁支持部の少なくとも一部に圧入により固定される、回転駆動装置。

請求項4

請求項2または請求項3に記載の回転駆動装置であって、前記上側辺縁支持部は、下面から前記下側辺縁支持部の上面へ向かう方向に突出し、前記ミラーの横側面に平行に延伸する2本以上の上側突起線を有し、前記ミラーの上面は、前記上側突起線の少なくとも一部と接触する、回転駆動装置。

請求項5

請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、前記下側辺縁支持部は、上面から前記上側辺縁支持部の下面へ向かう方向に突出し、前記ミラーの横側面に平行に延伸する2本以上の下側突起線を有し、前記ミラーの下面は、前記下側突起線の少なくとも一部と接触する、回転駆動装置。

請求項6

請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、前記ミラーの横側面は、前記下側支持部材の少なくとも一部に圧入により固定され、前記ミラーの横側面を固定する箇所において、前記下側支持部材の少なくとも一部から、前記ミラーの横側面に向かって突出し、前記ミラーの横側面に平行に延伸する2本以上の横側面突起線を有し、前記ミラーの横側面は、前記横側面突起線と接触する、回転駆動装置。

請求項7

請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、前記下側支持部材の少なくとも一部から、前記ミラーの下側面に向かって突出し、前記ミラーの下側面に平行に延伸する下側面突起線を有し、前記ミラーの下側面は、前記下側面突起線の少なくとも一部と接触する、回転駆動装置。

請求項8

請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、前記上側支持部材と前記下側支持部材とは、圧入、ねじ止め、または係合により固定される、回転駆動装置。

請求項9

請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、前記上側支持部材は、前記ミラーに向かって突出する爪部を有し、前記爪部は、前記ミラーの上側面にフックされる、回転駆動装置。

請求項10

請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の回転駆動装置であって、さらに、前記前記ミラーの上側面に接触する押圧部材を有し、前記前記ミラーは、前記押圧部材により、下方へ押圧される、回転駆動装置。

請求項11

請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の回転駆動装置の製造工程において、前記ミラーを前記フライホイール内に固定する固定方法であって、a)前記ミラーを、前記下側支持部材の少なくとも一部に圧入し、前記ミラーの下面を、前記下側支持部材の上面の少なくとも一部に接触させる工程と、b)前記ミラーの上面に、前記上側支持部材の少なくとも一部を接触させる工程と、c)前記上側支持部材と、前記下側支持部材とを、圧入、ねじ止め、または係合により固定する工程と、を含む、固定方法。

技術分野

0001

本発明は、回転駆動装置および回転駆動装置の製造方法に関する。

背景技術

0002

従来、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等に用いられる、位置認識を行うためのスキャナー装置には、光源からの入射光反射するミラーと、入射光および反射光導光する導光部材とが、搭載される。従来のミラーおよび導光部材を有する光学装置については、例えば、特開2010−021105号公報に、記載されている。
特開2010−021105号公報

発明が解決しようとする課題

0003

特開2010−021105号公報の構造では、光源から入射した照明光を反射する反射面と、照明光を導光する導光部材とが、一体として形成される。そして、ベースに導光部材が固定されている。そのため、導光部材の精度により、反射面の位置および角度が変化し、反射面で反射される反射光の出射に影響を及ぼす虞がある。

0004

本発明の目的は、ミラーを回転させる回転駆動装置において、ミラーの位置ずれを抑制できる構造を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

本願の例示的な第1発明は、光源から入射する入射光を反射するミラーを回転させる回転駆動装置であって、モータと、前記モータに支持され、前記ミラーを有し、上下に延びる中心軸を中心として回転するフライホイールと、を有し、前記フライホイールは、筒状の上側支持部材と、少なくとも一部が前記上側支持部材よりも下側に位置する下側支持部材と、を有し、前記ミラーは、少なくとも一部が前記中心軸上に位置し、前記上側支持部材の下面の少なくとも一部、および前記下側支持部材の上面の少なくとも一部と接触して固定される。

発明の効果

0006

本願の例示的な第1発明によれば、入射光を反射するミラーを、ミラーの上下に位置する上側支持部材と下側支持部材とによって挟み込んで固定する。これにより、ミラーの位置ずれを抑制できる。また、ミラーを強固に固定することができる。

図面の簡単な説明

0007

図1は、第1実施形態に係る回転駆動装置、光源、およびフレームの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る回転駆動装置の断面斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る回転駆動装置の縦断面図である。
図4は、第1実施形態に係るフライホイールの分解斜視図である。
図5は、第1実施形態に係るミラーの斜視図である。
図6は、第1実施形態に係る上側支持部材および上側外円筒部の斜視図である。
図7は、第1実施形態に係る上側支持部材および上側外円筒部の下面図である。
図8は、第1実施形態に係る下側支持部材および下側外円筒部の斜視図である。
図9は、変形例に係る上側支持部材および上側外円筒部の斜視図である。
図10は、変形例に係る下側支持部材および下側外円筒部の斜視図である。

実施例

0008

以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、後述するモータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、モータに対して光源側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係る回転駆動装置の使用時の向きを限定する意図はない。また、本願において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本願において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。

0009

<1.第1実施形態>
<1−1.回転駆動装置の構成>
図1は、第1実施形態に係る回転駆動装置1、光源6、およびフレーム7の斜視図である。また、図2は、第1実施形態に係る回転駆動装置1を、中心軸9を含む平面で切断した状態を示す断面斜視図である。当該回転駆動装置1は、光源6から入射する入射光60を径方向(第1径方向D1)に反射する、後述するミラー61を回転させながら、当該ミラー61において反射された反射光62を、後述するレンズ85を介して回転駆動装置1の外部に出射する装置である。回転駆動装置1の上方には、光源6を搭載するフレーム7が配置される。フレーム7は、回転駆動装置1が配置される筐体等に固定される。光源6より、モータ10の中心軸9に沿って下方へ進む入射光60が出射される。なお、本実施形態の光源6およびフレーム7は、回転駆動装置1の外部に設けられている。ただし、光源6およびフレーム7は回転駆動装置1に含まれていてもよい。

0010

図1および図2に示すとおり、回転駆動装置1は、モータ10、およびフライホイール80を有する。

0011

<1−2.モータの構成>
続いて、モータ10の構成について説明する。図3は、第1実施形態に係る回転駆動装置1の縦断面図である。

0012

図3に示すとおり、モータ10は、ステータ22を有する静止部2と、マグネット34を有する回転部3とを有する。静止部2は、回転駆動装置1が配置される筐体等に対して、相対的に静止している。また、回転部3は、静止部2に対して、上下に延びる中心軸9を中心として、軸受部23を介して回転可能に支持されている。

0013

静止部2に含まれるコイル42に駆動電流を供給すると、コイル42の磁芯である複数のティース412に磁束が生じる。そして、ティース412と、回転部3に含まれるマグネット34との間の磁束の作用により、静止部2と回転部3との間に周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。これにより、回転部3によって回転可能に保持されるフライホイール80が、回転部3とともに、中心軸9を中心として回転する。

0014

なお、軸受部23には、例えば、静止部2と回転部3とが、潤滑オイルが存在する間隙を介して対向し、潤滑オイルに流体動圧誘起される流体動圧軸受が用いられる。なお、軸受部23には、転がり軸受等の他の構成の軸受が用いられてもよい。

0015

<1−3.フライホイールの構成>
続いて、フライホイール80の構成について説明する。以下では、後述する図4図8とともに、図1図3も適宜に参照する。

0016

フライホイール80は、モータ10の回転部3の上端部に支持され、回転部3とともに中心軸9を中心として回転する。フライホイール80は、回転部3の上面に、例えば係合、または接着剤等を用いて固定される。フライホイール80は、ミラー61、上側支持部材81、下側支持部材82、上側外円筒部83、下側外円筒部84、およびレンズ85を有している。図4は、フライホイール80を、上側支持部材81および上側外円筒部83を含む第1ユニット801と、ミラー61と、下側支持部材82および下側外円筒部84を含む第2ユニット802とに分けて示した分解斜視図である。図4に示すとおり、ミラー61は、上側支持部材81と下側支持部材82との間に挟み込まれて固定される。ミラー61の固定構造の詳細については後述する。フライホイール80の材料には、例えば樹脂が用いられる。

0017

図5は、第1実施形態に係るミラー61の斜視図である。図5に示すとおり、ミラー61の形状は、扁平な直方体形である。換言すれば、ミラー61の形状は、矩形の板状である。ミラー61は、フライホイール80に固定された状態で、少なくとも一部が中心軸9上に位置する。上述のとおり、ミラー61は、上側支持部材81の下面の少なくとも一部、および下側支持部材82の上面の少なくとも一部に接触して固定される。これにより、ミラー61の位置ずれが抑制されるとともに、ミラー61が強固に固定される。ミラー61には、例えば、全反射ミラーが用いられる。また、ミラー61は、フライホイール80に固定された状態で、軸方向および第1径方向D1に対して、45°に傾斜している。以下では、ミラー61がフライホイール80内に傾斜して配置された状態で、上方に面する最も大きな面を上面611、上面611に対向し下方に面する最も大きな面を下面612、側面のうち上側に位置する面を上側面613、側面のうち下側に位置する面を下側面614、上側面613と下側面614とを繋ぐ2つの側面をそれぞれ横側面615として、詳細を説明する。入射光60は、上面611に入射する。

0018

図6は、第1実施形態に係る上側支持部材81および上側外円筒部83の斜視図である。図6に示すとおり、上側支持部材81は、上側縦円筒部811と上側横円筒部812とを有する筒状の部材である。なお、本実施形態では、上側縦円筒部811、上側横円筒部812、および上側外円筒部83は、樹脂の射出成形により単一の部材として形成される。ただし、これらは別部材であってもよい。

0019

上側縦円筒部811は、上側横円筒部812の径方向内側の端部から軸方向に延びる円筒状の部位である。上側縦円筒部811の内周面は、モータ10の中心軸9と平行に延びる。上側縦円筒部811の径方向内側の空洞813は、光導波路となっている。

0020

上側横円筒部812は、上側縦円筒部811の外周部から径方向(第1径方向D1)に外側に向かって延びる円筒状の部位である。上側横円筒部812の内側の空洞は、上側縦円筒部811の径方向内側の空洞813と直角に連結されている。また、上側横円筒部812の内側の空洞と、ミラー61とは、第1径方向D1に重なる。

0021

さらに、上側支持部材81は、上側縦円筒部811の下端部および上側横円筒部812の径方向内側の端部から、外側に広がる上側辺縁支持部814を有する。上側辺縁支持部814は、ミラー61がフライホイール80に固定された状態で、ミラー61の上面611の辺縁部に接触する。これにより、ミラー61をより強固に固定することができる。

0022

図7は、第1実施形態に係る上側支持部材81および上側外円筒部83の下面図である。なお、図7における一点鎖線は、ミラー61の位置を示している。上側辺縁支持部814は、ミラー61の上面611に沿って斜めに拡がる下面を有する。また、図7に示すとおり、上側辺縁支持部814は、下面から直角(または、下面から後述する下側辺縁支持部824の上面へ向かう方向に突出し)に下側へ突出し、ミラー61の横側面615に平行に延伸する上側突起線815を有する。ミラー61の上面611は、上側突起線815の少なくとも一部と接触して固定される。これにより、ミラー61が挿入される方向と垂直方向にずれるのを抑制することができる。なお、上側突起線815は、上側辺縁支持部814の下面のうち、上側横円筒部812の中心線を挟んで互いに対向する両端部において、それぞれ設けられる、すなわち、上側突起線815は、合わせて2本以上設けられることが望ましい。これにより、ミラー61のずれをバランス良く抑制することができる。また、上側突起線815は、上側辺縁支持部814の下面の両端付近において設けられることが望ましい。これにより、ミラー61の姿勢を、より安定させることができる。ミラー61の姿勢が安定すれば、後述のとおりミラー61にハーフミラーを用いて入射光60の一部を透過させる場合にも、透過した光の進行に影響が及ぶことを抑制できる。

0023

上側外円筒部83は、上側支持部材81よりも径方向外側において、中心軸9に沿って延伸する円筒状の部材である。上側外円筒部83の外周面は、フライホイール80の外周面の一部を形成する。また、上側外円筒部83の周方向における一部には、上側外円筒部83を第1径方向D1に貫通する貫通孔800が設けられている。貫通孔800には、上側横円筒部812の径方向外側の端部を覆うレンズ85が嵌められ、固定される。また、上側外円筒部83における貫通孔800の周囲の内周面に、上側横円筒部812の径方向外側の端部が連結される。これにより、上側外円筒部83と上側支持部材81とが連結される。

0024

図8は、第1実施形態に係る下側支持部材82および下側外円筒部84の斜視図である。図8に示すとおり、下側支持部材82は、少なくとも一部が上側支持部材81よりも下側に位置する筒状の部材である。下側支持部材82は、下側縦円筒部821を有する。なお、下側縦円筒部821および下側外円筒部84は、樹脂の射出成形により単一の部材として形成される。ただし、これらは別部材であってもよい。

0025

下側縦円筒部821は、軸方向に延びる円筒状の部位である。下側縦円筒部821の内周面は、モータ10の中心軸9と平行に延びる。

0026

また、下側支持部材82は、下側縦円筒部821の上端部から、外側に広がる下側辺縁支持部824を有する。下側辺縁支持部824は、ミラー61がフライホイール80に固定された状態で、ミラー61の下面612の辺縁部に接触する。これにより、ミラー61をより強固に固定することができる。下側辺縁支持部824は、ミラー61の下面612に沿って斜めに拡がる上面を有する。また、下側辺縁支持部824の上面には、下側に凹む矩形の断面を有する凹部820が設けられている。ミラー61の横側面615は、凹部820に嵌められ、下側辺縁支持部824の少なくとも一部に圧入により固定される。これにより、凹部820またはミラー61の寸法の精度にあまり影響されることなく、ミラー61の位置決めをすることができる。

0027

さらに、下側辺縁支持部824は、上面から直角(または、上面から上側辺縁支持部814の下面へ向かう方向に突出し)に上側へ突出し、ミラー61の横側面615に平行に延伸する下側突起線825を有する。ミラー61の下面612は、下側突起線825の少なくとも一部と接触して固定される。これにより、ミラー61が挿入される方向と垂直方向にずれるのを抑制することができる。なお、下側突起線825は、下側辺縁支持部824の上面のうち、上側横円筒部812の中心線を挟んで互いに対向する両端部において、それぞれ設けられる、すなわち、下側突起線825は、合わせて2本以上設けられることが望ましい。これにより、ミラー61のずれをバランス良く抑制することができる。また、下側突起線825は、下側辺縁支持部824の上面の両端付近において設けられることが望ましい。これにより、ミラー61の姿勢を、より安定させることができる。ミラー61の姿勢が安定すれば、後述のとおりミラー61にハーフミラーを用いて入射光60の一部を透過させる場合にも、透過した光の進行に影響が及ぶことを抑制できる。

0028

また、ミラー61の横側面615が凹部820に圧入により固定される箇所において、下側支持部材82の少なくとも一部から、ミラー61の横側面615に向かって突出し、ミラー61の横側面615に平行に延伸する横側面突起線826が設けられている。ミラー61の横側面615は、横側面突起線826と接触する。これにより、ミラー61が横方向にずれるのを抑制することができる。なお、横側面突起線826は、凹部820を構成する面のうち、ミラー61の2つの横側面615が圧入により固定される2つの面において、それぞれ設けられる、すなわち、横側面突起線826は、計2本以上設けられることが望ましい。これにより、ミラー61の横方向のずれをバランス良く抑制することができる。

0029

さらに、下側支持部材82の凹部820を構成する面の少なくとも一部から、ミラー61の下側面614に向かって突出し、ミラー61の下側面614に平行に延伸する下側面突起線827が設けられている。ミラーの下側面614は、下側面突起線827の少なくとも一部に接触する。これにより、ミラー61が挿入される方向にずれるのを抑制することができる。なお、下側面突起線827は、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。また、下側面突起線827の少なくとも一つは、凹部820を構成する面のうち、最も下側に位置する面から直角に突出し、ミラー61の下側面614に平行に延伸することが望ましい。

0030

下側外円筒部84は、下側外周部841と下側連結部842とを有する。下側外周部841は、下側支持部材82よりも径方向外側において、中心軸9に沿って延伸する円筒状の部材である。下側外周部841の外周面は、フライホイール80の外周面の一部を形成する。また、下側外周部841の外周面の径と、上側外円筒部83の外周面の径とは、互いに等しい。下側連結部842は、下側外周部841の内周面の周方向の一部から径方向内側に延伸し、下側支持部材82の外周面に連結される。これにより、下側外周部841、下側連結部842、および下側支持部材82が連結される。

0031

なお、下側外周部841および下側連結部842の周方向の一部には、切欠状の下側切欠部840が設けられている。ミラー61がフライホイール80に固定された状態において、下側切欠部840は、上側支持部材81の上側横円筒部812の径方向外側の部位と、軸方向および径方向に重なる。すなわち、ミラー61をフライホイール80に固定する際に、下側支持部材82、および下側支持部材82と連結された下側外円筒部84に、上側支持部材81、および上側支持部材81と連結された上側外円筒部83を近づけると、下側切欠部840に、上側横円筒部812の径方向外側の部位が嵌め込まれる。

0032

回転駆動装置1の製造工程において、ミラー61をフライホイール80内に固定する方法について説明する。まず、a)ミラー61を、下側支持部材82の凹部820に嵌め込むことにより、下側支持部材82の少なくとも一部に圧入する。そして、ミラー61の下面612を、下側支持部材82の上面(凹部820の底面)の少なくとも一部に接触させる。次に、b)ミラー61が圧入された下側支持部材82、および下側支持部材82と連結された下側外円筒部84に、上側支持部材81、および上側支持部材81と連結された上側外円筒部83を近づけて、ミラー61の上面611に、上側支持部材81の少なくとも一部を接触させる。その際、下側切欠部840に、上側横円筒部812の径方向外側の部位を嵌め込む。さらに、c)上側支持部材81と、下側支持部材82とを、圧入、ねじ止め、または係合により固定する。また、上側外円筒部83と、下側外周部841とを、圧入、ねじ止め、接着、または係合により固定する。なお、上側外円筒部83と下側外周部841とが軸方向に重なることで、フライホイール80の外形が形成される。

0033

上述のとおり、ミラー61を、下側支持部材82に圧入により固定することによって、下側支持部材82におけるミラー61の差し込み口である凹部820、またはミラー61の寸法の精度にあまり影響されることなく、ミラー61の位置を調整することができる。また、上側支持部材81と下側支持部材82によって、ミラー61を挟み込んで固定するため、ミラー61の位置ずれを抑制でき、かつ、ミラー61を強固に固定することができる。さらに、上側支持部材81と下側支持部材82とを、圧入、ねじ止め、または係合により固定することによって、上側支持部材81と下側支持部材82との間にミラー61を挟み込んだ後でも、上側支持部材81と下側支持部材82との位置関係を調整できるため、これらの位置ずれを修正しやすい。

0034

このように形成されたフライホイール80において、光源6から出射された入射光60は、フライホイール80の上面よりも上方から入射し、上側縦円筒部811の径方向内側の空洞813を中心軸9に沿って下方へ進む。そして、入射光60は、ミラー61において反射され、さらに上側横円筒部812の内側の空洞を第1径方向D1外側に進み、貫通孔800に嵌められたレンズ85を介して回転駆動装置1の外部へ出射される。

0035

フライホイール80のミラー61は、モータ10の回転部3とともに中心軸9を中心として回転しつつ、光源6からの入射光60を反射して、反射光62を外部へ出射する。これにより、広範囲に光を照射することが可能となる。なお、フライホイール80の外周面は、ミラー61の表面よりも反射率が低い。これにより、光源6からの入射光60が乱反射することを抑制できる。

0036

なお、回転駆動装置1は、外部に第1径方向D1に反射光62を出射するフライホイール80とは別に、外部に第1径方向D1とは異なる第2径方向に反射光を出射する別のフライホイール(図示省略)を、例えば、モータ10の下方にさらに備えてもよい。この場合、ミラー61には、透過率と反射率とがほぼ等しいハーフミラーを用いる。そして、フライホイール80においてミラー61に入射した入射光60のうちの半分を、第1径方向D1に反射して外部に出射する。また、ミラー61に入射した入射光60のうちの残りの半分を、ミラー61を透過させて、下側縦円筒部821の径方向内側の空洞823を下方に進ませる。さらに、モータ10における中心軸9の周囲において、モータ10を軸方向に貫通する貫通孔(図示省略)を設ける。そして、ミラー61を透過した入射光60を、当該貫通孔を介して、モータ10の下方のフライホイールまで到達させる。そして、当該フライホイールにて、入射光60を第2径方向に反射して外部に出射する。

0037

このように、第1径方向D1および第2径方向の2方向に光を出射すれば、モータ10の回転時において、当該2方向の出射光照射対象物に到達するまでの時間差を生じさせることで、空間内における照射対象物の立体的な位置認識を、精度よく行うことができる。ただし、当該別のフライホイールは、フライホイール80が含まれる回転駆動装置1とは別の回転駆動装置(図示省略)において設けられてもよい。

0038

<2.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。

0039

図9は、一変形例に係る上側支持部材81Bおよび上側外円筒部83Bの斜視図である。図9の例では、上側支持部材81Bは、ミラー61Bに向かって突出する爪部818Bを有する。ミラー61Bがフライホイールの内部に固定された状態において、爪部818Bは、ミラー61Bの上側面613Bにフックされる。これにより、ミラー61Bが挿入される方向にずれるのを抑制することができる。

0040

図10は、他の変形例に係る下側支持部材82Cおよび下側外円筒部84Cの斜視図である。図10の例では、下側支持部材82Cは、さらにミラー61Cの上側面613Cに接触する押圧部材829Cを有する。ミラー61Cがフライホイールの内部に固定された状態において、ミラー61Cは、押圧部材829Cによって、下方へ押圧される。これにより、ミラー61Cが挿入される方向にずれるのを抑制することができる。

0041

また、各部品細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。

0042

本発明は、回転駆動装置および回転駆動装置の製造方法に利用できる。

0043

1回転駆動装置
2静止部
3 回転部
6光源
7フレーム
9中心軸
10モータ
22ステータ
23軸受部
34マグネット
42コイル
60入射光
61,61B,61Cミラー
62反射光
80フライホイール
81,81B 上側支持部材
82,82C 下側支持部材
83,83B 上側外円筒部
84,84C 下側外円筒部
85レンズ
412ティース
611 上面
612 下面
613,613B,613C 上側面
614 下側面
615横側面
800貫通孔
801 第1ユニット
802 第2ユニット
811 上側縦円筒部
812 上側横円筒部
813 空洞
814 上側辺縁支持部
815 上側突起線
818B 爪部
820 凹部
821 下側縦円筒部
823 空洞
824 下側辺縁支持部
825 下側突起線
826 横側面突起線
827 下側面突起線
829C押圧部材
840 下側切欠部
841 下側外周部
842 下側連結部
D1 第1径方向

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