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技術 清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 瀬戸口琢磨
出願日 2017年1月18日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2017-007031
公開日 2018年7月26日 (1年4ヶ月経過) 公開番号 2018-114674
状態 未査定
技術分野 版および印刷用紙の供給、装着、排除
主要キーワード エア消費量 堆積防止 自動清掃装置 エア供給路 自動清掃 安全化 パウダースプレー ブランケット洗浄
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年7月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

自動で爪竿清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低い清掃装置、排出装置枚葉印刷装置を提供する。

解決手段

清掃装置150は、枚葉印刷装置の排紙装置130の清掃を行う清掃装置150であって、排紙装置130は、枚葉の被印刷体把持して移動し、被印刷体を積み重ね回収するパイル部140において被印刷体の把持を解除する爪135と、爪135が移動するエンドレス移動経路と、を備え、移動経路は、爪135が被印刷体の把持を解除する位置よりも下流側、かつ、パイル部140の上方から外れた位置において爪135の移動方向を反転させる反転部139を有しており、反転部139に沿う位置に配置され、反転部139にある爪135に向かってエアを吹き付けるノズルを備える。

概要

背景

オフセット枚葉印刷装置では、排紙装置排出装置)においてインキが乾燥していない状態で用紙が搬送されることによって発生する裏移りを防止するため、印刷物に対してパウダーを吹きつけている。しかし、パウダーを散布することで印刷装置や印刷装置周辺にパウダーが付着及び堆積し、「ボタ落ち」と呼ばれるパウダー塊が印刷物上に落下することによる印刷不良が発生するおそれがあった。そのため印刷装置の管理者は、定期的に印刷装置の排紙装置や周辺の清掃作業を余儀なくされる。排紙装置の構造は、細部が複雑形状なことに加え、爪竿可動させて行う清掃は危険であるため、安全面を考慮して機械を停止させて清掃する必要がある。特に、ボタ落ちのリスクが高い爪竿の清掃は、管理者が機械を止めて清掃する必要があり、爪竿を一本一本清掃するため、膨大な時間を費やす必要があった。よって、清掃作業は、管理者にとって大きな負担であり、また、生産効率阻害となるものであった。

パウダーの自動清掃に関する装置として、特許文献1には、パウダー自動清掃装置を備えたパウダースプレー装置及び方法が開示されている。特許文献1の装置は、パウダースプレー装置にノズル自身とその周辺に堆積しているパウダーを吹き飛ばす自動清掃機能を付与した装置である。
また、特許文献2には、排紙チェーンと爪竿とを清掃するために、パウダースプレー上方の排紙胴近接した位置に、ノズルを設けた装置が開示されている。
特許文献1及び特許文献2のいずれの装置も、ノズルから吹きつけられるエアによって、パウダーや紙粉堆積防止を行う仕組みとなっている。

概要

自動で爪竿の清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低い清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供する。清掃装置150は、枚葉印刷装置の排紙装置130の清掃を行う清掃装置150であって、排紙装置130は、枚葉の被印刷体把持して移動し、被印刷体を積み重ね回収するパイル部140において被印刷体の把持を解除する爪135と、爪135が移動するエンドレス移動経路と、を備え、移動経路は、爪135が被印刷体の把持を解除する位置よりも下流側、かつ、パイル部140の上方から外れた位置において爪135の移動方向を反転させる反転部139を有しており、反転部139に沿う位置に配置され、反転部139にある爪135に向かってエアを吹き付けるノズルを備える。

目的

本発明の課題は、自動で爪竿の清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低い清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

枚葉印刷装置排出装置清掃を行う清掃装置であって、前記排出装置は、枚葉の被印刷体把持して移動し、前記被印刷体を積み重ね回収するパイル部において前記被印刷体の把持を解除する把持部と、前記把持部が移動するエンドレス移動経路と、を備え、前記移動経路は、前記把持部が前記被印刷体の把持を解除する位置よりも下流側、かつ、前記パイル部の上方から外れた位置において前記把持部の移動方向を反転させる反転部を有しており、前記反転部に沿う位置に配置され、前記反転部にある前記把持部に向かってエアを吹き付けるノズルを備える清掃装置。

請求項2

請求項1に記載の清掃装置において、前記ノズルは、前記反転部の上方の領域に配置されていること、を特徴とする清掃装置。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載の清掃装置において、前記ノズルは、エアの吹き付け方向を変更可能に構成されていること、を特徴とする清掃装置。

請求項4

請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の清掃装置において、被印刷体の搬送方向に直交する方向に沿って延在し、両端からエアの供給を受けるパイプを備え、前記ノズルは、前記パイプに複数が並べて設けられていること、を特徴とする清掃装置。

請求項5

請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の清掃装置において、前記ノズルへのエアの供給及び供給停止切換える弁を備えること、を特徴とする清掃装置。

請求項6

請求項5に記載の清掃装置において、前記把持部の位置を検出するセンサを備え、前記センサの検出結果、及び、前記枚葉印刷装置の動作状況、の少なくとも一方に応じて前記弁の開閉を制御する制御部を備えること、を特徴とする清掃装置。

請求項7

枚葉の被印刷体を把持して移動し、前記被印刷体を積み重ねて回収するパイル部において前記被印刷体の把持を解除する把持部と、前記把持部が移動するエンドレスの移動経路と、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の清掃装置と、を備える枚葉印刷装置の排出装置。

請求項8

請求項7に記載の排出装置を備える枚葉印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、印刷後の被印刷体パウダー散布する枚葉印刷装置排出装置清掃する清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置に関するものである。

背景技術

0002

オフセット枚葉印刷装置では、排紙装置(排出装置)においてインキが乾燥していない状態で用紙が搬送されることによって発生する裏移りを防止するため、印刷物に対してパウダーを吹きつけている。しかし、パウダーを散布することで印刷装置や印刷装置周辺にパウダーが付着及び堆積し、「ボタ落ち」と呼ばれるパウダー塊が印刷物上に落下することによる印刷不良が発生するおそれがあった。そのため印刷装置の管理者は、定期的に印刷装置の排紙装置や周辺の清掃作業を余儀なくされる。排紙装置の構造は、細部が複雑形状なことに加え、爪竿可動させて行う清掃は危険であるため、安全面を考慮して機械を停止させて清掃する必要がある。特に、ボタ落ちのリスクが高い爪竿の清掃は、管理者が機械を止めて清掃する必要があり、爪竿を一本一本清掃するため、膨大な時間を費やす必要があった。よって、清掃作業は、管理者にとって大きな負担であり、また、生産効率阻害となるものであった。

0003

パウダーの自動清掃に関する装置として、特許文献1には、パウダー自動清掃装置を備えたパウダースプレー装置及び方法が開示されている。特許文献1の装置は、パウダースプレー装置にノズル自身とその周辺に堆積しているパウダーを吹き飛ばす自動清掃機能を付与した装置である。
また、特許文献2には、排紙チェーンと爪竿とを清掃するために、パウダースプレー上方の排紙胴近接した位置に、ノズルを設けた装置が開示されている。
特許文献1及び特許文献2のいずれの装置も、ノズルから吹きつけられるエアによって、パウダーや紙粉堆積防止を行う仕組みとなっている。

先行技術

0004

特開2005−238455号公報
特開平11−199085号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上述した特許文献に開示されている従来の清掃装置では、清掃装置が印刷物の通過する真上に設置されているので、清掃装置に堆積したパウダーによるボタ落ちリスクが残っていた。
また、従来の清掃装置では、清掃される部位に対して常に同じ方向からエアが当たるので、清掃される部分が限られており、エアが当たらない部位にパウダーが堆積するおそれがあった。
さらに、従来の清掃装置では、爪竿部の清掃の際、エアを噴射し続けるため、エアを大量に消費していた。

0006

本発明の課題は、自動で爪竿の清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低い清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することである。
また、本発明の他の課題は、爪竿に対して様々な方向からエアを吹き付けることができる清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することである。
さらに、本発明の他の課題は、清掃時のエア消費量を低減できる清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。

0008

第1の発明は、枚葉印刷装置(100)の排出装置(130)の清掃を行う清掃装置(150)であって、前記排出装置(130)は、枚葉の被印刷体を把持して移動し、前記被印刷体を積み重ね回収するパイル部(140)において前記被印刷体の把持を解除する把持部(135)と、前記把持部(135)が移動するエンドレス移動経路(133)と、を備え、前記移動経路(133)は、前記把持部(135)が前記被印刷体の把持を解除する位置よりも下流側、かつ、前記パイル部(140)の上方から外れた位置において前記把持部(135)の移動方向を反転させる反転部(139)を有しており、前記反転部(139)に沿う位置に配置され、前記反転部(139)にある前記把持部(135)に向かってエアを吹き付けるノズル(152)を備える清掃装置(150)である。

0009

第2の発明は、第1の発明に記載の清掃装置(150)において、前記ノズル(152)は、前記反転部(139)の上方の領域に配置されていること、を特徴とする清掃装置(150)である。

0010

第3の発明は、第1の発明又は第2の発明に記載の清掃装置(150)において、前記ノズル(152)は、エアの吹き付け方向を変更可能に構成されていること、を特徴とする清掃装置(150)である。

0011

第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかに記載の清掃装置(150)において、被印刷体の搬送方向に直交する方向に沿って延在し、両端からエアの供給を受けるパイプ(151)を備え、前記ノズル(152)は、前記パイプ(151)に複数が並べて設けられていること、を特徴とする清掃装置(150)である。

0012

第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかに記載の清掃装置(150)において、前記ノズル(152)へのエアの供給及び供給停止切換える弁(154a)を備えること、
を特徴とする清掃装置(150)である。

0013

第6の発明は、第5の発明に記載の清掃装置(150)において、前記把持部(135)の位置を検出するセンサ(251、252)を備え、前記センサ(251、252)の検出結果、及び、前記枚葉印刷装置(100)の動作状況、の少なくとも一方に応じて前記弁(154a)の開閉を制御する制御部(154)を備えること、を特徴とする清掃装置(150)である。

0014

第7の発明は、枚葉の被印刷体を把持して移動し、前記被印刷体を積み重ねて回収するパイル部(140)において前記被印刷体の把持を解除する把持部(135)と、前記把持部(135)が移動するエンドレスの移動経路(133)と、第1の発明から第6の発明までのいずれか1項に記載の清掃装置(150)と、を備える枚葉印刷装置(100)の排出装置(130)である。

0015

第8の発明は、第7の発明に記載の排出装置(130)を備える枚葉印刷装置(100)である。

発明の効果

0016

本発明によれば、自動で爪竿の清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低い清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することができる。
また、本発明の他の形態によれば、爪竿に対して様々な方向からエアを吹き付けることができる清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することができる。
さらに、本発明の他の形態によれば、清掃時のエア消費量を低減できる清掃装置、排出装置、枚葉印刷装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明による清掃装置を備える枚葉印刷装置100の第1実施形態を示す図である。
排紙装置130の要部を拡大した図である。
排紙装置130のスプロケット132付近図2中の矢印Aの向きから見た図である。
スプロケット132付近を拡大して示した図である。
第2実施形態の排紙装置230を第1実施形態の図4と同様に示した図である。

実施例

0018

以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。

0019

(第1実施形態)
図1は、本発明による清掃装置を備える枚葉印刷装置100の第1実施形態を示す図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。

0020

枚葉印刷装置100は、給紙部110と、印刷部120と、排紙装置130とを備えており、枚葉の被印刷体(用紙)に印刷を行うオフセット枚葉印刷装置である。なお、枚葉印刷装置100が印刷を行う被印刷体は、紙に限るものではなく、シート状のものであれば印刷可能であるが、紙を用いることが一般的であるので、ここでは、用紙、給紙、排紙等の用語を用いることする。

0021

給紙部110は、上下方向に積まれた用紙を真空吸着等を利用して1枚ずつ分離して、印刷部120へ給紙する。

0022

印刷部120は、版胴ブランケット圧胴等を備えており、オフセット印刷を実行する。例えば、カラー印刷であれば、4色のインキ(シアンマゼンタイエローブラック)を順次転写することにより、フルカラーの印刷を行う。印刷部120において印刷された用紙は、排紙装置130へ送られる。
なお、給紙部110及び印刷部120は、従来から公知の構成であるので、詳しい説明は省略する。

0023

排紙装置(排出装置)130は、印刷部120において印刷された用紙を受け取り、その用紙を積み重ねて回収するパイル部140に積み上げる。
図2は、排紙装置130の要部を拡大した図である。
排紙装置130は、排紙胴131と、スプロケット132と、チェーン133と、爪竿136(爪軸134及び爪135)と、パウダースプレー装置137と、爪竿ブラシ138と、を備えている。

0024

排紙胴131は、排紙装置130の印刷部120に近い端部付近に配置されており、印刷済みの用紙を印刷部120から受け取る。
スプロケット132は、排紙装置130の印刷部120から離れた端部付近に配置されている。
排紙胴131とスプロケット132とには、チェーン133が巻き掛けられている。

0025

チェーン133は、排紙胴131とスプロケット132とに巻き掛けられたエンドレスのチェーンであって、爪軸134及び爪135を搬送する移動経路を形成している。チェーン133は、排紙胴131とスプロケット132との両端に設けられている。
ここで、スプロケット132は、爪135が用紙の把持を解除する位置よりも下流側(図2における左側)、かつ、パイル部140の上方から外れた位置にある。このスプロケット132は、チェーン133が爪135の移動方向を反転させる反転部139となっている。

0026

図3は、排紙装置130のスプロケット132付近を図2中の矢印Aの向きから見た図である。
爪竿136は、爪軸134と爪135とにより構成されている。
爪軸134は、その両端がチェーン133に取付けられた棒状の部材である。爪軸134は、複数が所定の間隔でチェーン133に配置されている。爪軸134には、所定の間隔で爪135が複数取付けられている。

0027

爪(把持部)135は、爪軸134に複数並べて取付けられており、印刷部120で印刷されて排紙胴131まで搬送された枚葉の用紙の前側(図2では、左側)端部を把持して移動し、パイル部140において用紙の把持を解除する。

0028

パウダースプレー装置137は、排紙胴131とパイル部140との間の移動経路に沿って配置されている。パウダースプレー装置137は、パイル部140において用紙が積み重ねられたときに、ブロッキング(インキの裏移り)現象を防止するためのパウダーを搬送される用紙に向かって吹き付ける。

0029

爪竿ブラシ138は、チェーン133により構成されている移動経路の上側、すなわち、爪135が用紙を把持していない位置に配置されている。爪竿ブラシ138は、搬送中の爪軸134及び爪135に触れて、不要なパウダーを払う

0030

上述のオフセット枚葉印刷を行う枚葉印刷装置100の排紙装置130では、排紙胴131まで搬送された用紙は、爪135と爪軸134によって構成された爪竿136によってパイル部140まで搬送される。その過程において、インキが乾燥していない状態で運ばれることによって発生する裏移りを防止するため、パウダースプレー装置137によって印刷済の用紙に対してパウダーを吹きつけている。このパウダーが爪竿136に堆積してしまうため、爪竿136に堆積したパウダーを除去する爪竿ブラシ138が設置されている。しかし、爪竿ブラシ138だけでは爪竿136の細部に残るパウダーは除去できないため、管理者が手作業で細部を清掃する必要がある。

0031

そこで、本実施形態の排紙装置130は、清掃装置150をさらに備えている。
図4は、スプロケット132付近を拡大して示した図である。なお、図4では、チェーン133により搬送される爪竿136の移動経路を模式的に示しており、また、爪竿136の移動中の向きの変化(回転動作)を破線で示している。
本実施形態の清掃装置150は、スプロケット132の上部であって、かつ、移動経路の下流端となる位置(装置の最端部)に、スプロケット132により反転されるチェーン133及び爪竿136に沿う位置に設けられている。
清掃装置150は、パイプ151と、ノズル152とを備え、さらに、配管153と、エア供給制御部154とが接続されている。

0032

パイプ151は、用紙の搬送方向に直交する方向に沿って延在しており、両端に配管153が接続されている。また、パイプ151には、ノズル152が複数並べて配置されている。よって、パイプ151は、両端からエアの供給を受け、ノズル152からエアを吹き出す。この両端からエアを供給する構成により、一端からのみエアを供給する場合よりも、ノズル152から吹き出されるエアの圧力及び吐出量をどの位置でも均一にできる。
また、パイプ151は、例えば、図4に示すようなブラケット155により回転可能な状態で保持されており、ノズル152の向きを変更可能である。

0033

ノズル152は、パイプ151に複数が並べて設けられている。図3に示すように、ノズル152が配置されている位置は、爪135が配置されている位置に対応した位置、すなわち、ノズル152から噴射されるエアを反転部139にある爪135に対して吹き付けることが可能な位置に配置されている。

0034

配管153は、エア供給制御部154とパイプ151との間に接続されており、エア供給制御部154が供給するエアをパイプ151へ伝える。

0035

エア供給制御部154は、弁154aと、エア圧力調整機構(図示せず)とを備えており、別途設けられたエア供給路から圧縮空気を受け取って、配管153へのエア供給を制御する。
エア供給制御部154は、管理者によって不図示の清掃開始タンが操作されると、弁154aを開いてエアの供給を行う。また、エア供給制御部154は、清掃開始ボタンが操作されると、スプロケット132を回転させてチェーン133を駆動する。
弁154aは、例えば、電磁弁により構成されており、ノズル152へのエアの供給及び供給停止を切換える。また、エア圧力調整機構は、手動により減圧を行い、エアの供給量を制御するものであってもよいし、エア供給制御部154によって制御されるものとしてもよい。

0036

従来の清掃装置は、用紙が搬送される経路の上方に配置されており、清掃装置自体に堆積したパウダーによってボタ落ちリスクが残るものであった。これに対して、本実施形態の清掃装置150は、上述したように、用紙が搬送されないスプロケット132の上方付近に配置されている。よって、仮に清掃装置150自体に堆積したパウダーがまとまって落下したとしても、用紙の上には落下することがなく、ボタ落ちを防止できる。

0037

また、従来の清掃装置では、爪竿に対して一方向のみからしかエアが噴射されないことから、十分に清掃ができず、結局は管理者の作業を必要とする場合があった。しかし、本実施形態の清掃装置150は、スプロケット132による反転部139に沿って配置されているので、爪竿136が回転している段階でエアが当たることとなり、爪竿136の多くの領域にエアを吹きつけることができる(図4参照)。よって、爪竿136の略全体に向けてエアが吹き付けられ、管理者による追加的な清掃作業を不要とできる。

0038

さらに、本実施形態の清掃装置150は、各爪135に対して局所的にエアを吹くため、各爪135の位置に合わせて複数個のノズル152が配置されている(図3参照)。そして、ノズル152が搭載されるパイプ151は、両端に圧力差が生じないように、両端からエアを供給する構成としている。よって、必要な位置に、かつ、無駄なく、エアを吹き付けることが可能であり、エアの消費量を低減できる。

0039

さらにまた、エアの吹きつけ位置を微調整するために、パイプ151を回転可能に支持して、ノズルの向き(角度)を調整可能な機構としている。そのため、状況に合わせて重点的にパウダー除去を行いたい箇所に効率的にエアを当てることが可能である。

0040

上述した本実施形態の清掃装置150を利用して清掃を行うときには、先ず、清掃開始時に清掃装置150のスイッチ(不図示)を入れ、チェーン133を緩動させる。爪竿136がノズル152の付近を通過するときに、爪竿136に堆積したパウダーを吹き落す。なお、弁154aに電磁弁を用いることで、圧胴洗浄ブランケット洗浄時等にエアの吹き出しが自動で発動するように設定することも可能である。また、枚葉印刷装置100を用いた印刷を開始したことを示す正紙カウンタの信号を読み取ることで、生産中か否かを判断できるので、生産中にはエアの吹き出しを発動せず、生産中以外の場合は常に発動するような設定も可能になる。電磁弁を利用することで、堆積するパウダーを頻繁に除去できるので、普段の清掃作業の負担がより軽減される。

0041

以上説明したように、第1実施形態によれば、清掃装置150のパイプ151及びノズル152を用紙が搬送されない領域である、スプロケット132の上方付近に配置したので、自動で爪竿136の清掃を行うことができ、かつ、清掃装置自体からのボタ落ちのおそれも低くできる。
また、清掃装置150は、爪竿136の向きが回転する反転部139に沿って配置されているので、爪竿136に対して様々な方向からエアを吹き付けることができる
さらに、清掃装置150は、ノズル152を爪135の位置に合せて配置し、さらに、弁154aを用いて必要なときにのみエアを供給する用にしたので、清掃時のエア消費量を低減できる。
よって、本実施形態の清掃装置150は、管理者による手作業清掃や従来の清掃装置と比べ、管理者の負担軽減、清掃作業の安全化、清掃作業時間の短縮による生産効率の向上、エア費の削減、ボタ落ちリスクの撲滅による品質向上といった優れた効果を備えている。

0042

(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の排紙装置230を第1実施形態の図4と同様に示した図である。
第2実施形態の排紙装置230は、第1のセンサ251及び第2のセンサ252を備える他は、第1実施形態の排紙装置130と同様な形態をしている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。

0043

第1のセンサ251は、スプロケット132による反転部139に爪竿136が到達したことを検出するセンサである。第1のセンサ251は、例えば、反射型光センサを用いることができる。第1のセンサ251の検出結果は、エア供給制御部154に送られる。

0044

第2のセンサ252は、スプロケット132による反転部139から爪竿136が離れることを検出するセンサである。第2のセンサ252は、例えば、反射型の光センサを用いることができる。第2のセンサ252の検出結果は、エア供給制御部154に送られる。

0045

エア供給制御部154は、第1のセンサ251及び第2のセンサ252の検出結果から、爪竿136が反転部139を通過中であることを検出可能である。そして、エア供給制御部154は、これらセンサの検出結果から、爪竿136が反転部139を通過中であると判断している場合にのみ、エアをノズル152から吹き出させるように、弁154aを制御する。

0046

従来の自動清掃装置では、自動清掃装置を用いることで清掃中は常時エアを大量に消費していた。しかし、第2実施形態では、第1のセンサ251及び第2のセンサ252を設け、その検出結果に応じて電磁弁を制御し、エアの噴射時間を制御するので、エア消費量を抑えることができる。なお、第1のセンサ251の位置を適宜変更することにより、爪135が用紙の把持を解除した瞬間から爪竿136がノズル152の噴射領域から外れるスプロケット132の上部に達するまで噴射する構造としてもよい。

0047

以上説明したように、第2実施形態によれば、爪竿136の位置を検出する第1のセンサ251及び第2のセンサ252を設けたことにより、爪竿136にエアを当てることができるときにだけエアを供給するようにできる。よって、さらにエアの消費量を抑えることが可能である。

0048

変形形態
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。

0049

(1)第2実施形態において、第1のセンサ251及び第2のセンサ252の検出結果に応じて、弁154aを制御する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、枚葉印刷装置100の動作状況に応じて、弁154aの制御を行うようにしてもよいし、センサの検出結果及び枚葉印刷装置100の動作状況の双方の情報に基づいて弁154aを制御してもよい。

0050

(2)第2実施形態において、第1のセンサ251及び第2のセンサ252の検出結果に応じて、弁154aを制御する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、センサは1つだけとしてもよい。その場合、センサの検出時点から所定の時間経過後にエアの供給を停止するような、時間制御の要素を含めてもよい。

0051

(3)各実施形態において、ノズル152は、反転部139の上部近傍に配置する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、ノズルを反転部139の下部近傍に配置してもよいし、反転部139の経路の内側に配置してもよい。

0052

(4)各実施形態において、反転部139には、スプロケット132が配置されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、スプロケットが印刷部120に近い側に配置されている排紙装置において、本発明を適用してもよい。

0053

(5)各実施形態において、ノズル152は、パイプ151と一体で回転移動する形態を挙げて説明した。これに限らず、例えば、全てのノズルが独立してその向きを変更可能な形態としてもよい。

0054

なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。

0055

100枚葉印刷装置
110 給紙部
120印刷部
130排紙装置
131排紙胴
132スプロケット
133チェーン
134爪軸
135 爪
136爪竿
137パウダースプレー装置
138 爪竿ブラシ
139反転部
140パイル部
150清掃装置
151パイプ
152ノズル
153配管
154エア供給制御部
154a 弁
155ブラケット
230 排紙装置
251 第1のセンサ
252 第2のセンサ

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