図面 (/)

技術 伸縮式スプーン

出願人 片岡方和
発明者 片岡方和
出願日 2016年12月19日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2016-245419
公開日 2018年6月28日 (4ヶ月経過) 公開番号 2018-099158
状態 未査定
技術分野 食卓用器具
主要キーワード 凸条状 弾性変形代 伸縮移動 開封直後 筒状軸 押圧部分 断面二次モーメント 長四角形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

短縮状態及び伸長状態に保持した状態を簡単に解除できかつ構造が簡単で短縮時のコンパクト性を損なうことのない伸縮スプーンを提供することを課題としている。

解決手段

基礎軸部4の先端部の外周面には短縮状態において筒状軸部5の先端部の内面に対応する位置に短縮維持ストッパ部4aが設けられ、筒状軸部5の先端部の内周面には短縮維持ストッパ部4aに係止して筒状軸部5を短縮状態に保持する係止部5aが設けられ、基礎軸部4の基端部の外周面には伸長状態において筒状軸部5の係止部5aが係止することで筒状軸部5を伸長状態に保持する伸長維持ストッパ部4bが設けられていることを特徴とする構成になっている。

概要

背景

伸縮スプーンとしては、例えば柄の部分を単に伸縮自在に構成したものが知られている(例えば、特許文献1、2)。

しかし、上記伸縮式スプーンにおいては、深底の容器内から粉末状のコーヒー等を単にすくい出す際に用いるものであり、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持する構造のものではない。

このため、アイスクリーム等の容器にコンパクトなものとして付属させることが可能であったとしても、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持することができず、例えばヨーグルトのような比較的柔らかなものをすくうときでも柄の長さが定まらず、使いにくいという問題がある。

一方、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持する機構を付加した場合には、その機構により伸縮式スプーンが複雑な構造のものとなり、短縮時のコンパクト性も失われてしまうという問題がある。

概要

短縮状態及び伸長状態に保持した状態を簡単に解除できかつ構造が簡単で短縮時のコンパクト性を損なうことのない伸縮式スプーンを提供することを課題としている。基礎軸部4の先端部の外周面には短縮状態において筒状軸部5の先端部の内面に対応する位置に短縮維持ストッパ部4aが設けられ、筒状軸部5の先端部の内周面には短縮維持ストッパ部4aに係止して筒状軸部5を短縮状態に保持する係止部5aが設けられ、基礎軸部4の基端部の外周面には伸長状態において筒状軸部5の係止部5aが係止することで筒状軸部5を伸長状態に保持する伸長維持ストッパ部4bが設けられていることを特徴とする構成になっている。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、柄の部分について短縮した状態及び伸長した状態に確実に保持することができると共に、その保持した状態を簡単に解除することができ、かつ構造が簡単で短縮時のコンパクト性を損なうことのない伸縮式スプーンを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

凹状の皿部に設けた柄部伸縮可能に構成した伸縮スプーンであって、前記柄部は、前記皿部に一体的に形成された基礎軸部と、この基礎軸部の外周面に嵌合する筒状軸部とを備えており、前記基礎軸部の外周面及び前記筒状軸部の内周面の少なくとも一方には、周方向に間隔をおいた複数の位置に、当該基礎軸部の外周面と当該筒状軸部の内周面との間に所定の間隔を保持する突起部が設けられており、前記各突起部は、前記筒状軸部が前記皿部側に移動した状態である短縮状態において、前記基礎軸部及び筒状軸部における前記皿部側の端部である先端部及び前記皿部とは反対側の端部である基端部を除く部位に配置されており、前記基礎軸部の前記先端部の外周面には、前記短縮状態において、前記筒状軸部の前記先端部の内面に対応する位置に短縮維持ストッパ部が設けられ、前記筒状軸部の先端部の内周面には、前記短縮維持ストッパ部に係止して、当該筒状軸部を前記短縮状態に保持する係止部が設けられており、前記基礎軸部の前記基端部の外周面には、前記筒状軸部が前記皿部から所定量離れた側に移動した状態である伸長状態において、当該筒状軸部の前記係止部が係止されることで、当該筒状軸部を前記伸長状態に保持する伸長維持ストッパ部が設けられていることを特徴とする伸縮式スプーン。

請求項2

前記基礎軸部は、中実状の棒状又は中空状の筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮式スプーン。

請求項3

前記基礎軸部及び筒状軸部は、断面が円形状、楕円形状、長円形状又は多角形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮式スプーン。

請求項4

前記皿部、基礎軸部及び筒状軸部は、プラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の伸縮式スプーン。

技術分野

0001

本発明は、アイスクリームヨーグルト等の粘稠性材料を収容する使い捨て容器コンパクトに短縮した状態で付属させることが可能な伸縮スプーンに関する。

背景技術

0002

伸縮式スプーンとしては、例えば柄の部分を単に伸縮自在に構成したものが知られている(例えば、特許文献1、2)。

0003

しかし、上記伸縮式スプーンにおいては、深底の容器内から粉末状のコーヒー等を単にすくい出す際に用いるものであり、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持する構造のものではない。

0004

このため、アイスクリーム等の容器にコンパクトなものとして付属させることが可能であったとしても、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持することができず、例えばヨーグルトのような比較的柔らかなものをすくうときでも柄の長さが定まらず、使いにくいという問題がある。

0005

一方、短縮した状態や伸長した状態に確実に保持する機構を付加した場合には、その機構により伸縮式スプーンが複雑な構造のものとなり、短縮時のコンパクト性も失われてしまうという問題がある。

先行技術

0006

特開2007-181620号公報
実開昭58-61078号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、柄の部分について短縮した状態及び伸長した状態に確実に保持することができると共に、その保持した状態を簡単に解除することができ、かつ構造が簡単で短縮時のコンパクト性を損なうことのない伸縮式スプーンを提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、凹状の皿部に設けた柄部伸縮可能に構成した伸縮式スプーンであって、前記柄部は、前記皿部に一体的に形成された基礎軸部と、この基礎軸部の外周面に嵌合する筒状軸部とを備えており、前記基礎軸部の外周面及び前記筒状軸部の内周面の少なくとも一方には、周方向に間隔をおいた複数の位置に、当該基礎軸部の外周面と当該筒状軸部の内周面との間に所定の間隔を保持する突起部が設けられており、前記各突起部は、前記筒状軸部が前記皿部側に移動した状態である短縮状態において、前記基礎軸部及び筒状軸部における前記皿部側の端部である先端部及び前記皿部とは反対側の端部である基端部を除く部位に配置されており、前記基礎軸部の前記先端部の外周面には、前記短縮状態において、前記筒状軸部の前記先端部の内面に対応する位置に短縮維持ストッパ部が設けられ、前記筒状軸部の先端部の内周面には、前記短縮維持ストッパ部に係止して、当該筒状軸部を前記短縮状態に保持する係止部が設けられており、前記基礎軸部の前記基端部の外周面には、前記筒状軸部が前記皿部から所定量離れた側に移動した状態である伸長状態において、当該筒状軸部の前記係止部が係止されることで、当該筒状軸部を前記伸長状態に保持する伸長維持ストッパ部が設けられていることを特徴としている。

0009

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記基礎軸部は、中実状の棒状又は中空状の筒状に形成されていることを特徴としている。

0010

請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記基礎軸部及び筒状軸部は、断面が円形状、楕円形状、長円形状又は多角形状に形成されていることを特徴としている。

0011

請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記皿部、基礎軸部及び筒状軸部は、プラスチックで形成されていることを特徴としている。

発明の効果

0012

請求項1に記載の発明によれば、基礎軸部の先端部に設けた短縮維持ストッパ部に筒状軸部の係止部を係止させることにより、柄部を短縮状態に確実に維持することができる。また、基礎軸部の基端部に設けた伸長維持ストッパ部に筒状軸部の係止部を係止させることにより、柄部を伸長状態に確実に維持することができる。

0013

一方、突起部によって、基礎軸部の外周面と筒状軸部の内周面との間に所定の間隔を保持した状態にすることができるので、例えば筒状軸部の外周面における周方向に180°間隔をおいた部位を互いに近づける方向に指で押圧することにより、当該筒状軸部における押圧部分径方向の寸法を狭める方向に変位させることができると共に、押圧部分に対して周方向の一方及び他方の側に90°離れた各部分の径方向の寸法を拡大する方向に変位させることができる。この場合、筒状軸部における押圧部分の内周面が基礎軸部の外周面に達するまでは、当該筒状軸部のみに弾性変位を生じさせることができる。

0014

従って、筒状軸部における係止部に対して周方向の一方及び他方の側に90°離れた各部分を指で押すだけで、当該係止部を短縮維持ストッパ部又は伸長維持ストッパ部から離れる方向に変位させることができる。これにより、短縮状態及び伸長状態を簡単に解除することができる。

0015

そして、短縮状態及び伸長状態の維持及び解除が突起部、短縮維持ストッパ部、伸長維持ストッパ部及び係止部によって可能になるので、構造が複雑になることがなく、かつ短縮状態においてコンパクト性が損なわれることもない。しかも、低価格なものを提供することができるという利点がある。

0016

また、突起部によって基礎軸部の外周面と筒状軸部の内周面との間に所定の隙間が生じることになるので、基礎軸部と筒状軸部との接触面積の低減を図ることができ、基礎軸部に対する筒状軸部の伸縮移動をスムーズに行うことができるという利点もある。

0017

請求項2に記載の発明によれば、基礎軸部が中実状の棒状に形成されている場合には、皿部と一体的に形成された基礎軸部を例えばプラスチックにより容易に成形することができる。また、基礎軸部が中空状の筒状に形成されている場合には強度の低下を抑えながら軽量化を図ることができるという利点がある。

0018

請求項3に記載の発明によれば、基礎軸部及び筒状軸部の断面が円形状に形成されている場合には径の4乗に比例する断面二次モーメントを得ることができるので、種々の方向の曲げモーメントに対して曲げ剛性の高い柄部を得ることができる。また、基礎軸部及び筒状軸部の断面が楕円形状又は長円形状に形成されている場合には、柄部を皿部に沿うような薄い形状のコンパクトなものに構成することができる。更に、三角形状や四角形状の多角形状に形成した場合もコンパクトなものにすることができる。また、五角形状以上の多角形状に形成した場合は、断面が円に近い形状になるので、柄部について曲げ剛性の高いものを提供することができる。

0019

請求項4に記載の発明によれば、皿部、基礎軸部及び筒状軸部がプラスチックで形成されているので、所定の強度を有し、かつ低価格なものを大量に提供することができる。また、筒状軸部の弾性変形代を大きくとることが可能になるので、短縮状態及び伸長状態の維持及び解除をより確実に行うことができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の一実施形態として示した伸縮式スプーンの図であって、(a)は短縮状態を示す正面図であり、(b)は伸長状態を示す正面図である。
同伸縮式スプーンを示す図であって、(a)は短縮状態における要部断面図であり、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図であり、(c)は(a)のC−C線に沿う断面図であり、(d)は(a)のD−D線に沿う断面図であり、(e)は伸長状態における要部断面図であり、(f)は(e)のF−F線に沿う断面図である。
同伸縮式スプーンの作用を示す説明図であって、図2(a)のB−B線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図による説明図である。
同伸縮式スプーンにおける柄部の他の例として示した楕円断面形状のもの図であって、(a)は図2(a)のB−B線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図であり、(b)は図2(a)のC−C線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図であり、(c)は作用を示す図2(a)のB−B線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図による説明図である。
同伸縮式スプーンにおける柄部の更に他の例として示した長四角形断面形状のものを示す図であって、(a)は図2(a)のB−B線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図であり、(b)は図2(a)のC−C線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図であり、(c)は作用を示す図2(a)のB−B線に沿う位置に対応する位置の拡大断面図による説明図である。

実施例

0021

本発明の一実施形態として示した伸縮式スプーンについて図面を参照しながら詳細に説明する。

0022

この実施形態で示す伸縮式スプーン1は、図1図3に示すように、凹状の皿部2に設けた柄部3を伸縮可能に構成したものである。即ち、柄部3は、皿部2に一体的に形成された基礎軸部4と、この基礎軸部4の外周面に嵌合する筒状軸部5とを備えている。

0023

基礎軸部4及び筒状軸部5は、断面が円形の筒状の形成されたものとなっている。筒状軸部5の内周面には、周方向に90°の間隔をおいた4か所の位置に、基礎軸部4の外周面との間に所定の間隔を確保するための突起部51が設けられている。各突起部51は、筒状軸部5における皿部2側の端部である先端部と、皿部2とは反対側の端部である基端部とを除く部分に、当該筒状軸部5の軸方向に連続して延在するように形成されている。

0024

基礎軸部4における皿部2側の端部である先端部の外周面には、筒状軸部5が皿部2側に最も移動した状態である短縮状態において、筒状軸部5の先端部の内面に対応する位置に、短縮維持ストッパ部4aが設けられている。一方、筒状軸部5の先端部の内周面には、短縮状態において、短縮維持ストッパ部4aに係止して、当該筒状軸部5を短縮状態に保持する係止部5aが設けられている。

0025

また、基礎軸部4における皿部2と反対側の端部である基端部の外周面には、筒状軸部5が皿部2から最も離れた側(皿部2から所定量離れた側)に移動した状態である伸長状態において、筒状軸部5の係止部5aが係止されることで、筒状軸部5を伸長状態に保持する伸長維持ストッパ部4bが設けられている。

0026

なお、基礎軸部4の先端部及び基端部と、筒状軸部5の先端部及び基端部とは、短縮状態において、軸方向の同一部位に位置するようになっている。

0027

更に、筒状軸部5の基端部の内周面には、短縮状態において、伸長維持ストッパ部4bに係止する補助係止部5bが設けられている。なお、筒状軸部5は、補助係止部5bを備えたものでなくてもよい。

0028

短縮維持ストッパ部4a及び伸長維持ストッパ部4bは、基礎軸部4の外周面から凹状に形成されたものであり、基礎軸部4の軸方向に直交する方向に延在する断面V字状の溝状のもので形成されている。これらの短縮維持ストッパ部4a及び伸長維持ストッパ部4bについては、基礎軸部4における周方向に180°間隔をおいた2か所の位置であって、図2(a)に示すように、皿部2を正面視した状態において、幅方向の両側に位置するように配置されている。なお、短縮維持ストッパ部4a及び伸長維持ストッパ部4bは、皿部2の正面側とその裏面側等の周方向に180°離れた位置に配置されていてもよい。

0029

係止部5a及び補助係止部5bは、筒状軸部5の内周面から突出するように形成されたV字状の凸状の断面形状を有し、短縮維持ストッパ部4a及び伸長維持ストッパ部4bのそれぞれに嵌り込むように、筒状軸部5の軸方向に直交する方向に延在する凸条状のもので形成されている。これらの係止部5a及び補助係止部5bは、筒状軸部5における周方向に180°間隔をおいた各位置であって、この例では周方向に180°間隔をおいて設けられた各突起部51に対応する位置に配置されている。なお、係止部5a及び補助係止部5bについては、周方向に90°の間隔をおいて隣接する突起部51の間の中央部に配置してもよい。

0030

また、皿部2、基礎軸部4及び筒状軸部5は、ポリプロピレンポリエチレンポリスチレン等のプラスチックによって形成されている。

0031

なお、基礎軸部4及び筒状軸部5については、図面を用いて説明するため、極端に大きな径のものを示しているが、実際の径は筒状軸部5の外径で5〜7mm、好ましくは6mm程度のものである。この程度の径のものでも、例えばアイスクリームをすくい取る上で十分な強度を有している。

0032

上記のように構成された伸縮式スプーン1においては、基礎軸部4における短縮維持ストッパ部4aに筒状軸部5の係止部5aを係止させることにより、柄部3を短縮状態に確実に維持することができる。この場合、筒状軸部5の補助係止部5bが基礎軸部4の伸長維持ストッパ部4bに係止することになり、これによっても、柄部3を短縮状態に維持することができる。また、基礎軸部4における伸長維持ストッパ部4bに筒状軸部5の係止部5aを係止させることにより、柄部3を伸長状態に確実に維持することができる。

0033

一方、突起部51によって、基礎軸部4の外周面と筒状軸部5の内周面との間に所定の間隔を保持した状態にすることができるので、図3に示すように、筒状軸部5の外周面における周方向に180°間隔をおいた部位を互いに近づける方向に指でつまむようにして所定の押圧力Fを作用させることにより、当該筒状軸部5における押圧部分5c、5cの径方向の寸法を狭める方向に変位させることができると共に、押圧部分5c、5cに対して周方向の一方及び他方の側に90°離れた各部分の径方向の寸法を拡大する方向に変位させることができる。

0034

この場合、筒状軸部5における押圧部分5c、5cの内周面が基礎軸部4の外周面に達するまでは、当該筒状軸部5のみを変位させることができる。

0035

従って、筒状軸部5における係止部5aに対して周方向の一方及び他方の側に90°離れた各部分を押圧部分5c、5cとし、この押圧部分5c、5cを指で押すことにより、当該係止部5aを短縮維持ストッパ部4a又は伸長維持ストッパ部4bから離れる方向に変位させることができる。即ち、短縮状態及び伸長状態を簡単に解除することができる。

0036

そして、短縮状態及び伸長状態の維持及び解除を、突起部51、短縮維持ストッパ部4a、伸長維持ストッパ部4b及び係止部5aによって行うことができるので、構造が複雑になることも、短縮時にコンパクト性が失われることもない。即ち、伸縮式スプーン1は、図1(a)に示すように、短縮状態にすることで極めてコンパクトにすることができるので、透明袋Bに挿入してアイスクリーム等の容器Aの蓋部又は底部に貼り付けることができる。

0037

また、補助係止部5bを設けることにより、短縮状態における基礎軸部4と筒状軸部5との連結強度を高めることができるので、開封直後の硬い状態にある例えばアイスクリームに対しても、伸縮式スプーン1を短縮状態で使用することにより容易にすくい取ることが可能になる。

0038

一方、突起部51によって基礎軸部4の外周面と筒状軸部5の内周面との間に所定の隙間が生じることになるので、基礎軸部4と筒状軸部5との接触面積の低減を図ることができ、基礎軸部4に対する筒状軸部5の伸縮移動をスムーズに行うことができるという利点もある。

0039

更に、基礎軸部4及び筒状軸部5が断面円形状の筒状(中空状)に形成されているので、径の4乗に比例する断面二次モーメントを得ることができ、柄部3について曲げ剛性の高いものを得ることができると共に、筒状の中空形状とすることにより軽量化、材料の節減、これによるコストの低減等を図ることができる。

0040

しかも、皿部2、基礎軸部4及び筒状軸部5がプラスチックで形成されているので、所定の強度を有する低価格なものを大量に提供することができる。特に、皿部2と基礎軸部4をプラスチックにより一体化し強度の高いものを得ることができる。また、プラスチックによる大きな弾性変形に基づいて、短縮状態及び伸長状態の維持及び解除を確実に行うことができる。

0041

なお、上記実施形態においては、突起部51を筒状軸部5の内周面に形成した例を示したが、この突起部51については、基礎軸部4の外周面における先端部及び基端部を除く部分に形成してもよい。この場合、短縮維持ストッパ部4a、伸長維持ストッパ部4b、係止部5a、補助係止部5bについては、隣接する突起部51の間に対応する位置に配置することが好ましい。また、突起部51については、基礎軸部4の外周面及び筒状軸部5の内周面の双方に設けてもよい。この場合、例えば基礎軸部4の突起部51を挟むように、筒状軸部5の突起部51を設けることにより、基礎軸部4の軸回りに筒状軸部5が回るのを防止することができる。更に、突起部51については、筒状軸部5の内周面や基礎軸部4の外周面において軸方向に所定の間隔をおいて所定の部位から突出するように形成したものであってもよい。

0042

また、基礎軸部4及び筒状軸部5として断面円形状の筒状のものを示したが、これらの基礎軸部4及び筒状軸部5については、図4に示すように、断面が楕円形状や長円形状の筒状に形成したものであってもよい。なお、図4においては、上述した構成に対応する構成について同一の符号を付して示している。このように基礎軸部4及び筒状軸部5を楕円形状又は長円形状の筒状に形成した場合には、柄部3を皿部2に沿うような薄い形状のもので構成することができ、よりコンパクトなものを得ることができる。

0043

更に、基礎軸部4及び筒状軸部5については、図5に示すように、断面が長四角形状(長方形状)の筒状に形成したものであってもよい。なお、図5においては、上述した構成に対応する構成について同一の符号を付して示している。このように基礎軸部4及び筒状軸部5の断面を長四角形状の筒状に形成した場合にも、柄部3を皿部2に沿うような薄い形状のもので構成することができ、よりコンパクトなものにすることができる。

0044

更にまた、基礎軸部4及び筒状軸部5については、図示を省略するが、断面が3角形以上の多角形の筒状に形成したものであってもよい。三角形状や上記四角形状の多角形状に形成した場合は上述のようにコンパクトなものを得ることができる。また、五角形状以上の多角形状に形成した場合は、断面が円に近い形状になり、柄部3について曲げ剛性の高いものを提供することができる。

0045

また、上述した説明では基礎軸部4を筒状のもので構成した例を示したが、この基礎軸部4としては、上述した種々の断面形状のもので中実状の棒状に形成したものであってもよい。基礎軸部4を中実の棒状に形成した場合には、皿部2と一体のものをプラスチックで容易に成形することができる利点がある。

0046

1伸縮式スプーン
2 皿部
3柄部
4基礎軸部
4a 短縮維持ストッパ部
4b伸長維持ストッパ部
5筒状軸部
5a係止部
51突起部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

新着 最近 公開された関連が強い 技術

  • パナソニックIPマネジメント株式会社の「 ボトル保管器」が 公開されました。( 2018/08/30)

    【課題】ボトルの冷却と当該ボトルの撮像に基づく付加価値の提供とを両立することができるボトル保管器を実現すること。【解決手段】ボトル保管器100は、ボトルを収容する収容部と、ボトルの収容位置を囲うように... 詳細

  • 牧村昭洋の「 飲食用具」が 公開されました。( 2018/08/23)

    【課題】飲食機能部に飲食物が配された際に飲食機能部が回転することを防止する飲食用具を提供する。【解決手段】飲食物を飲食するための飲食機能部の軸31が柄部5に回転自在に支持されてなる飲食用具において、飲... 詳細

  • 株式会社石野製作所の「 注文飲食物搬送装置」が 公開されました。( 2018/08/09)

    【課題】本願は、ベルトコンベアで形成される搬送経路において、所望の搬送速度による搬送を実現しつつ、搬送路から分岐路への飲食物の適正な乗り移りを可能にする注文飲食物搬送装置を開示する。【解決手段】本願で... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する挑戦したい社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ