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技術 昇降装置のスイッチ機構

出願人 タカラベルモント株式会社
発明者 河合隆範簑原裕
出願日 2016年12月7日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-237933
公開日 2018年6月21日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2018-097910
状態 特許登録済
技術分野 接点の操作機構 構造を特徴とするいす ロータリ,ピアノ,レバースイッチ
主要キーワード 最上端位置 往復部材 アクチュエータレバー アクチュエータボタン 接点間隔 理美容 規制棒 最下端位置
関連する未来課題
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この項目の情報は公開日時点(2018年6月21日)のものです。
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図面 (13)

課題

構造が簡便な昇降装置スイッチ機構を提供する。

解決手段

マイクロスイッチ31のローラ34を押す方向における往復部材20の形状を変化させる可変部21が往復部材20に取り付けられている。可変部21は、往復部材20から外側に向けて張り出した押圧部25と、この押圧部25よりも引っ込んだ非押圧部26と、押圧部25と非押圧部26との境界である段部27とが備えられ、ペダル7が踏み込まれると、押圧部25と接触してローラ34が押され、所定量を超えてペダル7が踏み込まれることで非押圧部26と対面してローラ34が解放され、ペダル7が解放されると、ローラ34に段部27が引っ掛かって往復部材20を軸として可変部21が右回りに回転し、段部27がローラ34を乗り越えた後に、往復部材20を軸として可変部21が左回りに回転して押圧部25が再びローラ34と対面する。

概要

背景

従来、例えば、理美容施設において整髪美容施術施術される際、または、歯科医療施設において検診手術が行われる際に、被施術者が座る椅子やその他の機器は、高さを自在に調節するための昇降装置や、この昇降装置を作動させるためのスイッチが内蔵されている。このようなものとして、例えば、下記特許文献1に記載された椅子昇降装置におけるスイッチ構造がある。ここで、従来のスイッチ構造を図面に基づいて説明する。図11は、従来のスイッチ構造の斜視図であり、図12は、従来のスイッチ構造を側方から視した際の動作過程が模式的に示された図である。

従来のスイッチ構造によれば、図11において、ペダル207が足で踏まれるとシリンダ204によって椅子(図示省略)が上昇し、ペダル207から足が離れると停止する。所定量を超えてペダル207が踏み込まれるとシリンダ204によって椅子が下降する。詳説すれば、椅子を上昇させるためのマイクロスイッチ231に板バネ260が対面して配置され、この板バネ260を撓ませる突起部261が板バネの端側において板バネ260と対面して配置されている。この突起部261はペダル207と連動するため、所定量だけペダル207が踏まれると、図12(a)から(d)に示されているとおり、突起部261が上昇し、突起部261によって板バネ260がマイクロスイッチ231側に押されることで、板バネ260が撓み、板バネ260を介してマイクロスイッチ231が押されて椅子が上昇する。所定量を超えてペダル207が踏み込まれると、図12(d)(e)に示されているとおり、上昇した突起部261が板バネ260の撓み量を超えて板バネ260を通過し、板バネ260がマイクロスイッチ231から離れ、椅子が停止する。同時に、図11において、シリンダ204がペダル207と連動して解放されて椅子が下降する。この状態でペダル207から足が離れると、ペダル207が元の位置に戻ると共に、図12(f)から(h)に示されているとおり、突起部261が下降し、突起部261によって板バネ260がマイクロスイッチ231から離れる側に押されることで板バネ260が撓み、突起部261が板バネ260の撓み量を超えて板バネ260を通過して元の位置に戻る。

概要

構造が簡便な昇降装置のスイッチ機構を提供する。マイクロスイッチ31のローラ34を押す方向における往復部材20の形状を変化させる可変部21が往復部材20に取り付けられている。可変部21は、往復部材20から外側に向けて張り出した押圧部25と、この押圧部25よりも引っ込んだ非押圧部26と、押圧部25と非押圧部26との境界である段部27とが備えられ、ペダル7が踏み込まれると、押圧部25と接触してローラ34が押され、所定量を超えてペダル7が踏み込まれることで非押圧部26と対面してローラ34が解放され、ペダル7が解放されると、ローラ34に段部27が引っ掛かって往復部材20を軸として可変部21が右回りに回転し、段部27がローラ34を乗り越えた後に、往復部材20を軸として可変部21が左回りに回転して押圧部25が再びローラ34と対面する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ペダルが踏み込まれ、または踏み込まれた状態から解放されることに連動して往復する往復部材と、この往復部材が往復する方向と交差する方向に押されるスイッチとが備えられ、前記ペダルが所定量踏み込まれることで前記スイッチが押されて被昇降部が上昇し、前記ペダルが前記所定量を超えて踏み込まれることで、前記スイッチが押されることから解放される装置のスイッチ機構において、前記スイッチを押す方向における前記往復部材の形状を変化させる可変部が備えられ、前記往復部材は、前記ペダルが踏み込まれる往路において、前記スイッチを押す方向に張り出し、前記ペダルが前記所定量を超えて踏み込まれた状態から解放される復路において、前記スイッチを押す方向と反対方向に引っ込む、ことを特徴とする昇降装置のスイッチ機構。

請求項2

前記可変部に、前記往復部材から外側に向けて張り出した押圧部と、この押圧部よりも引っ込んだ非押圧部とが備えられ、往路において、前記押圧部と接触して前記スイッチが押され、前記所定量を超えて前記ペダルが踏み込まれることで前記非押圧部と対面して前記スイッチが解放される、ことを特徴とする請求項1に記載された昇降装置のスイッチ機構。

請求項3

前記可変部に、前記押圧部と前記非押圧部との境界である段部が備えられ、復路において、前記スイッチに前記段部が引っ掛かって前記可変部が回転し、前記段部が前記スイッチを乗り越えた後に前記可変部が逆向きに回転して前記押圧部が前記スイッチと対面する、ことを特徴とする請求項2に記載された昇降装置のスイッチ機構。

請求項4

前記可変部において前記押圧部よりも下側寄りに重心がある、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載された昇降装置のスイッチ機構。

請求項5

前記可変部が、前記往復部材に支持される本体部と、この本体部の下側に連接された重心部とから構成され、前記本体部の外周において、この本体部上側寄りに前記非押圧部が形成され、この非押圧部の下側に隣接して前記押圧部が形成された、ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載された昇降装置のスイッチ機構。

技術分野

0001

本発明は、昇降装置において椅子などの被昇降部材昇降させる昇降装置のスイッチ機構に関するものである。

背景技術

0002

従来、例えば、理美容施設において整髪美容施術施術される際、または、歯科医療施設において検診手術が行われる際に、被施術者が座る椅子やその他の機器は、高さを自在に調節するための昇降装置や、この昇降装置を作動させるためのスイッチが内蔵されている。このようなものとして、例えば、下記特許文献1に記載された椅子昇降装置におけるスイッチ構造がある。ここで、従来のスイッチ構造を図面に基づいて説明する。図11は、従来のスイッチ構造の斜視図であり、図12は、従来のスイッチ構造を側方から視した際の動作過程が模式的に示された図である。

0003

従来のスイッチ構造によれば、図11において、ペダル207が足で踏まれるとシリンダ204によって椅子(図示省略)が上昇し、ペダル207から足が離れると停止する。所定量を超えてペダル207が踏み込まれるとシリンダ204によって椅子が下降する。詳説すれば、椅子を上昇させるためのマイクロスイッチ231に板バネ260が対面して配置され、この板バネ260を撓ませる突起部261が板バネの端側において板バネ260と対面して配置されている。この突起部261はペダル207と連動するため、所定量だけペダル207が踏まれると、図12(a)から(d)に示されているとおり、突起部261が上昇し、突起部261によって板バネ260がマイクロスイッチ231側に押されることで、板バネ260が撓み、板バネ260を介してマイクロスイッチ231が押されて椅子が上昇する。所定量を超えてペダル207が踏み込まれると、図12(d)(e)に示されているとおり、上昇した突起部261が板バネ260の撓み量を超えて板バネ260を通過し、板バネ260がマイクロスイッチ231から離れ、椅子が停止する。同時に、図11において、シリンダ204がペダル207と連動して解放されて椅子が下降する。この状態でペダル207から足が離れると、ペダル207が元の位置に戻ると共に、図12(f)から(h)に示されているとおり、突起部261が下降し、突起部261によって板バネ260がマイクロスイッチ231から離れる側に押されることで板バネ260が撓み、突起部261が板バネ260の撓み量を超えて板バネ260を通過して元の位置に戻る。

先行技術

0004

特開2010−172524号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上記したとおり、ペダル207の踏み込み量と板バネ260の撓み量とを考慮して、突起部261と板バネ260とを配置するのは困難であり、各部材の組み付け作業が複雑である。

0006

本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、構造が簡便な昇降装置のスイッチ機構の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、ペダルが踏み込まれ、または踏み込まれた状態から解放されることに連動して往復する往復部材と、この往復部材が往復する方向と交差する方向に押されるスイッチとが備えられ、前記ペダルが所定量踏み込まれることで前記スイッチが押されて被昇降部が上昇し、前記ペダルが前記所定量を超えて踏み込まれることで、前記スイッチが押されることから解放される装置のスイッチ機構において、前記スイッチを押す方向における前記往復部材の形状を変化させる可変部が備えられ、前記往復部材は、前記ペダルが踏み込まれる往路において、前記スイッチを押す方向に張り出し、前記ペダルが前記所定量を超えて踏み込まれた状態から解放される復路において、前記スイッチを押す方向と反対方向に引っ込む、ことを特徴とする。

0008

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、前記可変部に、前記往復部材から外側に向けて張り出した押圧部と、この押圧部よりも引っ込んだ非押圧部とが備えられ、往路において、前記押圧部と接触して前記スイッチが押され、前記所定量を超えて前記ペダルが踏み込まれることで前記非押圧部と対面して前記スイッチが解放される、ことを特徴とする。

0009

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、前記可変部に、前記押圧部と前記非押圧部との境界である段部が備えられ、復路において、前記スイッチに前記段部が引っ掛かって前記可変部が回転し、前記段部が前記スイッチを乗り越えた後に前記可変部が逆向きに回転して前記押圧部が前記スイッチと対面する、ことを特徴とする。

0010

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、前記可変部において前記押圧部よりも下側寄りに重心がある、ことを特徴とする。

0011

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、前記可変部が、前記往復部材に支持される本体部と、この本体部の下側に連接された重心部とから構成され、前記本体部の外周において、この本体部上側寄りに前記非押圧部が形成され、この非押圧部の下側に隣接して前記押圧部が形成された、ことを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、上記した構成である。すなわち、往復部材は、可変部が作動することによって、往路と復路とで形状が変化する。詳説すれば、往復部材は往路においてスイッチを押す方向に張り出すため、往路ではスイッチが押されて被昇降部が上昇する。一方、往復部材は復路においてスイッチを押す方向と反対方向に引っ込むため、復路ではスイッチが解放される。したがって、弾性変形を利用した昇降装置のスイッチ機構と比較して、各部材の配置、調整、組み付け作業が簡便である。

0013

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、可変部に、往復部材から外側に向けて張り出した押圧部と、この押圧部よりも引っ込んだ非押圧部とが備えられ、往路において、押圧部と接触してスイッチが押され、所定量を超えてペダルが踏み込まれることで非押圧部と対面してスイッチが解放される。すなわち、往路では、往復部材から外側に向けて張り出した押圧部によってスイッチが押され、復路では、押圧部よりも内側に引っ込んだ非押圧部とスイッチが対面することで、スイッチが解放される。したがって、弾性変形を利用した昇降装置のスイッチ機構と比較して、構成が簡便である。

0014

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、可変部に、押圧部と非押圧部との境界である段部が備えられ、復路において、スイッチに段部が引っ掛かって可変部が回転し、段部がスイッチを乗り越えた後に可変部が逆向きに回転して押圧部がスイッチと対面する。すなわち、往復部材は、可変部が回転することで、往路と復路とで形状が変化する。詳説すれば、非押圧部と対面することでスイッチが解放されている復路において、スイッチに段部が引っ掛かって可変部が回転することで、回転方向における下流側に押圧部が移動する。このことにより、復路において、押圧部がスイッチを押すことなく往復部材がスイッチを通過する。その後、復路において、段部がスイッチを乗り越えると、可変部が逆向きに回転して元の状態に戻り、押圧部はスイッチを押すことなくスイッチと対面する。したがって、復路において、スイッチが押されることを抑止することができる。

0015

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、可変部において押圧部よりも下側寄りに重心がある。したがって、重力が作用することで可変部を所定の位置に配置させることができる。

0016

本発明に係る昇降装置のスイッチ機構は、可変部が、往復部材に支持される本体部と、この本体部の下側に連接された重心部とから構成され、本体部の外周において、この本体部上側寄りに非押圧部が形成され、この非押圧部の下側に隣接して押圧部が形成されている。したがって、弾性変形を利用した昇降装置のスイッチ機構と比較して、構成が簡便である。

図面の簡単な説明

0017

本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の外観斜視図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の外観側面図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の外観背面図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構における可変部の外観斜視図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の動作の過程が示され、スイッチが押される前の状態を説明する説明図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の動作の過程が示され、往路においてスイッチが押された状態を説明する説明図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の動作の過程が示され、往路において押されたスイッチが解放された状態を説明する説明図である。
本発明の第一実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の動作の過程が示され、復路においてスイッチが解放されたまま往復部材が元の位置に戻る状態を説明する説明図である。
本発明の第二実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の要部の外観側面図である。
本発明の第二実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構の要部の外観背面図である。
従来の昇降装置のスイッチ機構の外観斜視図である。
従来の昇降装置のスイッチ機構の動作が模式的に示された動作過程図である。

実施例

0018

以下に、本発明の実施形態に係る昇降装置のスイッチ機構(以下、昇降装置のスイッチ機構を、「スイッチ機構」と記す。)を図面に基づいて説明する。図1は、スイッチ機構1を上方から斜視した外観が示され、図2はスイッチ機構1の側面が示され、図3はスイッチ機構1の背面が示されている。なお、以下の説明では、図1においてペダル7が配置されている側を後方とし、反対側を前方とする。また、鉛直方向を、被昇降部としての椅子(図示省略)などが昇降する方向とし、上方および下方とする。また、図3において、ペダル7の回転軸方向を側方とし、一方を手前、他方を奥とする。

0019

スイッチ機構1は、例えば椅子の脚部2に搭載されている。図1から図3に示されているとおり、脚部2は、設置面に自立する脚本体部(図示省略)がカバー部材3で覆われ、この脚本体部の上に昇降装置としてのシリンダ本体4がスイッチ機構1と共に取り付けられている。このスイッチ機構1は、次のとおり構成されている。すなわち、利用者の脚などで踏み込まれるペダル7と、このペダル7が支持された軸部6と、この軸部6に取り付けられてペダル7が踏み込まれる動作と連動する連動部としてのクランク10と、ペダル7が踏み込まれ、または踏み込まれた状態から解放されることに連動して往復する往復部材20と、この往復部材20が連結されてクランク10が当たるリンク部13と、往復部材20が往復する方向と交差する方向(図1において後方)に押されるスイッチとしてのマイクロスイッチ31とから、スイッチ機構1が構成されている。

0020

シリンダ本体4は、例えば油圧式であり、油が充填されたタンク(図示省略)と、この油が供給されるシリンダ部(図示省略)とがハウジング40で覆われている。ハウジング40は上端に蓋部41が取り付けられている。この蓋部41は、中空の筒部42が上方に向けて突出し、ピストンであるラム5が筒部42を通って上方に向けて突出し、露出している。なお、シリンダ本体4は、空圧式であってもよい。

0021

蓋部41は、シリンダ部の中の油をタンクに戻すための操作杆(図示省略)が上方に向けて突出し、露出している。また、蓋部41は、弾性部材としてのコイルスプリング(図示省略)が取り付けられ、コイルスプリングの中心に操作杆が配置されている。なお、コイルスプリングは操作杆と別々に配置されていてもよい。また、弾性部材は、外力が作用した際に弾性変形して復元するものであればどのようなものであってもよい。

0022

蓋部41は、後方に向けて張り出した板状の支持台43が取り付けられている。

0023

軸部6は、側方を軸として筒部42の前方に支持されている。軸部6は、ペダル7とクランク10とが取り付けられている。

0024

ペダル7は、軸部6の両端部から後方に向けて長手に形成された一対のペダル第一部8と、このペダル第一部8の後端同士に連接されたペダル第二部9とから構成されている。ペダル7は、利用者が脚で踏み込む際に届く程度に長く形成されている。クランク10は、軸部6の両端部よりも中央寄りから後方に伸びて形成された一対のクランク第一部11と、このクランク第一部11の後端同士に連接されたクランク第二部12とから構成されている。クランク10は、ハウジング40の上面において収まる程度の長さに形成され、クランク第二部12が操作杆およびコイルスプリングと上下において対面している。

0025

リンク部13は、第一リンク部14と、この第一リンク部14の奥側に連結された第二リンク部15とから構成されている。各リンク部14,15は、それぞれ扁平に形成されている。第一リンク部14は、クランク10のクランク第二部12の下側に取り付けられている。第二リンク部15は、前端部が第一リンク部14の後端部に支持され、前端部を軸として角度が変化する。第二リンク部15は、後端部から奥側に向けて往復部材20が取り付けられている。往復部材20は棒状に形成され、軸が側方に向けられている。

0026

往復部材20は、支持台43の上に取り付けられた板状の立上げ部材44を介してマイクロスイッチ31と対面している。詳説すれば、立上げ部材44は、上下に長い長孔45が形成され、この長孔45に往復部材20が通されている。この構成により、往復部材20は、長孔45の範囲において上下に往復する。往復部材20は、マイクロスイッチ31を押す方向における往復部材20の形状を変化させる可変部21が、立上げ部材44における手前側に取り付けられている。また、立上げ部材44は、手前側の面であって長孔45の後方にマイクロスイッチ31が取り付けられている。マイクロスイッチ31は、先端部にローラ34が取り付けられたアクチュエータレバー32と、アクチュエータボタン35とが備えられている(図5参照)。ここで、アクチュエータレバー32の先端部とアクチュエータボタン35との間隔を接点間隔aとする(図5参照)。

0027

ここで、可変部21を図面に基づいて説明する。図4は、本発明の第一実施形態に係るスイッチ機構1の可変部21の外観が示されている。

0028

図4に示されているとおり、可変部21は、往復部材20に支持される本体部22と、この本体部22の下側に連接された重心部28とから構成されている。本体部22は、往復部材20が通される円形支持孔23が形成され、この支持孔23の軸が側方に向けられた円筒状に形成されている。また、本体部22は、外周において、上部から上方に向けて突出した第一規制突部24と、後側から後方に向けて張り出した押圧部25と、第一規制突部24と押圧部25との間において押圧部25よりも本体部22に向けて内側に引っ込んだ非押圧部26と、押圧部25と非押圧部26との境界である段部27とが形成されている。

0029

押圧部25は、本体部22の肉厚が非押圧部26よりも厚く形成されたものであり、本体部22の外周において、後側から下方に至って本体部22のほぼ四分の一強を占める位置に形成されている。押圧部25は、厚みbがマイクロスイッチ31の接点間隔aとほぼ同じであり、外面が本体部22に沿って湾曲している。非押圧部26は、本体部22の肉厚が押圧部25よりも薄く形成されたものであり、本体部22の外周において、後方から上方に至って本体部22のほぼ四分の一弱を占める位置に形成されている。段部27は、本体部22において肉厚が異なることで形成され、押圧部25と非押圧部26との肉厚の差である。

0030

重心部28は、本体部22の下側から下方に向けて突出し、後側が後方に向けてほぼ三角形に突出した第二規制突部29が形成されている。この重心部28によって、可変部21は押圧部25よりも下側寄りに重心がある。第二規制突部29は、後方に向かうにしたがって徐々に下方に傾斜した傾斜部30が形成されている。

0031

上記のとおり、スイッチ機構1が構成されている。次に、スイッチ機構1の動作を図面に基づいて説明する。図5から図8は、スイッチ機構1の動作の過程が示されている。図5は、ペダル7が踏み込まれておらず、マイクロスイッチ31が押される前の状態である初期状態が示され、図6は、所定量だけペダル7が踏み込まれてマイクロスイッチ31が押された状態である上昇状態が示され、図7は、所定量を超えてペダル7が踏み込まれてマイクロスイッチ31が解放された状態である停止状態、かつ、所定量を超えて最大量までペダル7が踏み込まれて操作杆が押し下げられた状態である下降状態が示され、図8は、ペダル7が最大量まで踏み込まれた状態から解放された状態である復帰状態が示されている。ここで、往復部材20が下降する際の軌道を往路とし、上昇する際に軌道を復路とする。

0032

図5に示されている初期状態では、往復部材20がマイクロスイッチ31のローラ34よりも上方に配置され、押圧部25と第二規制突部29との間にローラ34が配置されている。すなわち、アクチュエータボタン35がアクチュエータレバー32によって押されておらず、マイクロスイッチ31は作動していない。初期状態について詳説すれば、ペダル7が踏み込まれておらず、クランク10が、可動範囲における最上端位置に配置されている。したがって、リンク部13は、クランク10に押し下げられておらず、可動範囲における最上端位置に配置されている。また、コイルスプリングおよび操作杆もクランク10に押し下げられておらず、コイルスプリングは、ほぼ自然長の状態であり、操作杆は可動範囲における最上端位置に突出している。

0033

図6に示されている上昇状態では、往復部材20がマイクロスイッチ31のローラ34とほぼ同じ高さに配置され、押圧部25によってローラ34が押されている。すなわち、アクチュエータボタン35がアクチュエータレバー32によって押され、マイクロスイッチ31が作動している。上昇状態について詳説すれば、初期状態において、利用者によってペダル7が所定量踏み込まれ、軸部6を軸としてペダル7が下降(図6において右回りに回転)すると共にクランク10も軸部6を軸として下降(図6において右回りに回転)する。クランク10が下降することでリンク部13が押し下げられ、リンク部13と連動して往復部材20が下降する。往復部材20は、ペダル7が踏み込まれる往路において、ローラ34を押す方向に、接点間隔aとほぼ同じ厚みbの分だけ可変部21の押圧部25が張り出しているため、押圧部25が接触することでアクチュエータレバー32を介してアクチュエータボタン35が押される。その際、可変部21は重心部28によって重心が下側寄りにあるため、回転することなく下降する。このことによってマイクロスイッチ31が作動し、油がシリンダ部に供給されて椅子が上昇する。また、コイルスプリングがクランク10に押し下げられて圧縮し、同時に、操作杆もクランク10に押し下げられる。

0034

なお、上昇状態において、ペダル7が踏み込まれた状態から解放されると、初期状態に戻り、マイクロスイッチ31が解放されて椅子が停止する。

0035

図7に示された停止状態では、往復部材20がマイクロスイッチ31のローラ34よりも下方に配置され、押圧部25と第一規制突部24との間にローラ34が配置されている。すなわち、アクチュエータボタン35がアクチュエータレバー32によって押されておらず、マイクロスイッチ31は作動していない。停止状態について詳説すれば、上昇状態において、利用者によってペダル7が所定量を超えて踏み込まれ、軸部6を軸としてペダル7およびクランク10が下降(図7において右回りに回転)し、リンク部13が押し下げられることで往復部材20が下降する。往復部材20は、ローラ34を押す方向と反対方向に、接点間隔aとほぼ同じ厚みbの分だけ可変部21の非押圧部26が引っ込んでいるため、押されたローラ34から押圧部25が離れて非押圧部26と対面し、アクチュエータレバー32が元の状態に戻ることでアクチュエータボタン35が復旧する。このことによってマイクロスイッチ31が解放され、シリンダ部への油の供給が止まって椅子が停止する。

0036

さらにペダル7が踏み込まれ、最大量までペダル7が踏み込まれた下降状態では、コイルスプリングがクランク10に押し下げられて可動範囲における最下端位置まで圧縮し、同時に、操作杆もクランク10に押し下げられて可動範囲における最下端位置に押し込まれている。操作杆が最下端位置まで押し込まれたことで、シリンダ部内の油がタンクに移動し、ラム5と共に椅子が下降する。

0037

図8に示された復帰状態では、往復部材20がマイクロスイッチ31のローラ34とほぼ同じ高さに配置され、非押圧部26にローラ34が対面している。すなわち、アクチュエータボタン35がアクチュエータレバー32によって押されておらず、マイクロスイッチ31は作動していない。復帰状態について詳説すれば、停止状態または下降状態において、ペダル7が踏み込まれた状態から解放され、軸部6を軸としてペダル7およびクランク10が上昇(図8において左回りに回転)し、リンク部13が押し上げられることで往復部材20が上昇する。往復部材20は、停止状態または下降状態から初期状態に戻る復路において、ローラ34に可変部21の段部27が引っ掛かって可変部21が往復部材20を軸として回転(図8において右回りに回転)する。往復部材20は、ローラ34を押す方向と反対方向に、接点間隔aとほぼ同じ厚みbの分だけ可変部21の非押圧部26が引っ込んでいるため、押されたローラ34から押圧部25が離れて非押圧部26と対面する。その際、第一規制突部24がローラ34に当たることで、可変部21が必要以上に回転することが規制される。

0038

段部27がローラ34を乗り越えるまで往復部材20が上昇した後、可変部21が逆向きに回転(図8において左回りに回転)し、押圧部25がローラ34と対面する。その際、可変部21は重心部28によって重心が下側寄りにあるため、上昇しながら重力によって回転する。さらに往復部材20が上昇すると、図5に示されているとおり、往復部材20がローラ34よりも上方に配置され、押圧部25と第二規制突部29との間にローラ34が配置されて初期状態に戻る。その際、第二規制突部29の傾斜部30がローラ34に当たることで、ローラ34が位置決めされる。

0039

上記のとおり、第一実施形態に係るスイッチ機構1が構成されている。次に、第一実施形態の効果を説明する。

0040

上記したとおり、第一実施形態によれば、棒状に形成された往復部材20に可変部21が取り付けられている。可変部21の本体部22は、外周において、後側から後方に向けて張り出した押圧部25と、第一規制突部24と押圧部25との間において押圧部25よりも本体部22に向けて内側に引っ込んだ非押圧部26とが形成されている。したがって、弾性変形を利用した昇降装置のスイッチ機構と比較して、構成が簡便である。

0041

また、上記した構成により、往復部材20は、可変部21が往復部材20を軸として回転することによって、往路と復路とで形状が変化する。詳説すれば、往復部材20は往路において、アクチュエータレバー32のローラ34を押す方向に、接点間隔aとほぼ同じ厚みbの分だけ押圧部25が張り出しているため、往路ではアクチュエータレバー32を介してアクチュエータボタン35が押されて被昇降部が上昇する。一方、往復部材20は、復路において、ローラ34を押す方向と反対方向に、接点間隔aとほぼ同じ厚みbの分だけ可変部21の非押圧部26が引っ込んでいるため、復路ではアクチュエータレバー32が元の状態に戻ることでアクチュエータボタン35が復旧する。したがって、弾性変形を利用した昇降装置のスイッチ機構と比較して、各部材の構成、配置、調整、組み付け作業が簡便である。

0042

第一実施形態によれば、可変部21に、押圧部25と非押圧部26との境界である段部27が形成されている。この構成により、停止状態または下降状態から初期状態に戻る往復部材20の復路において、ローラ34に可変部21の段部27が引っ掛かって可変部21が往復部材20を軸として回転する。すなわち、押圧部25がローラ34を押すことなく往復部材20がローラ34を通過する。その後、段部27がローラ34を乗り越えるまで往復部材20が上昇した後、可変部21が逆向きに回転して押圧部25がローラ34と対面する。すなわち、可変部21が初期状態の位置に戻り、押圧部25はローラ34を押すことなくローラ34と対面する。したがって、復路において、ローラ34が押されることを抑止することができる。

0043

第一実施形態によれば、可変部21は、本体部22の下側に連接された重心部28が備えられ、押圧部25よりも下側寄りに重心がある。この構成により、復帰状態において、段部27がローラ34を乗り越えるまで往復部材20が上昇した後、可変部21が逆向きに回転する際、上昇しながら可変部21は重力によって回転する。したがって、重力が作用することで可変部21を初期状態における所定の向きに戻すことができる。

0044

次に、第二実施形態に係るスイッチ機構101を図面に基づいて説明する。図9は、第二実施形態に係るスイッチ機構101の側面が示され、図10はスイッチ機構101の背面が示されている。なお、以下では、第一実施形態と異なる構成が説明され、同様の構成は第一実施形態と同じ符号が用いられて説明が適宜省略されている。

0045

図9および図10に示されているとおり、スイッチ機構101の往復部材120は、上下の両端が奥側に向けて直角に屈折した板部材150と、この板部材150の両端をそれぞれ貫通した支持棒151と、板部材150を貫通すると共に互いに平行に配置された第一規制棒152および第二規制棒153とから構成され、板部材150の手前側において第一規制棒152に可変部121が取り付けられている。各規制棒152,153の間にクランク110が配置されている。

0046

可変部121は、往復部材120に支持される本体部122と、この本体部122の下側に連接された重心部128とから構成されている。本体部122は、第一規制棒152が通され、軸が側方に向けられた円筒状に形成されている。また、本体部122は、外周において、後側から後方に向けて張り出した押圧部125と、押圧部125よりも本体部122に向けて内側に引っ込んだ非押圧部126と、押圧部125と非押圧部126との境界である段部127とが形成されている。重心部128は、本体部122の下側から下方に向けて突出すると共に後方に向けて張り出した第二規制突部129が形成されている。なお、第一実施形態の第一規制突部24に相当する構成が備えられていてもよい。

0047

利用者によってペダル7が所定量を超えて踏み込まれ、軸部6を軸としてペダル7およびクランク110が下降(図9において右回りに回転)し、第二規制棒153が押し下げられることで往復部材120が支持棒151に沿って下降する。一方、ペダル7が踏み込まれた状態から解放されると、クランク110が上昇(図9において左回りに回転)し、第一規制棒152が押し上げられることで往復部材120が支持棒151に沿って上昇する。なお、その他の動作については第一実施形態と同様である。

0048

この第二実施形態においても、第一実施形態と同様の効果を奏する。

0049

以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。

0050

1,101スイッチ機構(昇降装置のスイッチ機構)
2 脚部
3カバー部材
4シリンダ本体(昇降装置)
5ラム
6 軸部
7ペダル
8 ペダル第一部
9 ペダル第二部
10,110クランク(連動部)
11 クランク第一部
12 クランク第二部
13リンク部
14 第一リンク部
15 第二リンク部
20,120往復部材
21,121可変部
22,122 本体部
23支持孔
24 第一規制突部
25,125押圧部
26,126 非押圧部
27,127 段部
28,128 重心部
29,129 第二規制突部
30 傾斜部
31マイクロスイッチ(スイッチ)
32アクチュエータレバー
34ローラ
35アクチュエータボタン
40ハウジング
41 蓋部
42 筒部
43支持台
44立上げ部材
45長孔
150板部材
151支持棒
152 第一規制棒
153 第二規制棒
204 シリンダ
207 ペダル
231 マイクロスイッチ
260板バネ
261突起部
a接点間隔
b 厚み

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