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技術 遊技機

出願人 株式会社サンセイアールアンドディ
発明者 伊藤潤山本和弘市原卓人
出願日 2018年3月14日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2018-046463
公開日 2018年6月14日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 2018-089463
状態 未査定
技術分野 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 出し具合 引っ込み量 拡大速度 所定複数 視認対象 視認対象物 D表示 星形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月14日)のものです。
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図面 (11)

課題

3D映像趣向性を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする。

解決手段

本発明のパチンコ遊技機10では、特別図柄13A,13B,13Cの変動表示中に、ディスプレイ13において報知演出が行われ、その報知前演出の3D画像の飛び出し具合によって、大当たりへの信頼度を把握可能となっている。そして、報知前演出の中の演出B〜Dでは、信頼度が高くなるにつれて前方に視認対象像が増えていく構成で、視認対象像の数によって、飛び出し具合を把握することが可能となり、演出ごとの飛び出し具合の違いに気づきやすくすることが可能となる。

概要

背景

従来、この種の遊技機として、3D映像による演出表示可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

3D映像の趣向性を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする。本発明のパチンコ遊技機10では、特別柄13A,13B,13Cの変動表示中に、ディスプレイ13において報知前演出が行われ、その報知前演出の3D画像の飛び出し具合によって、大当たりへの信頼度を把握可能となっている。そして、報知前演出の中の演出B〜Dでは、信頼度が高くなるにつれて前方に視認対象像が増えていく構成で、視認対象像の数によって、飛び出し具合を把握することが可能となり、演出ごとの飛び出し具合の違いに気づきやすくすることが可能となる。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、3D映像の趣向性を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

任意の画像を表示可能な表示画面と、左目視認可能な左目用画像と、右目で視認可能な右目用画像とからなる3D用加工画像を前記表示画面に表示して、前記左目用画像及び前記右目用画像に含まれる視認対象像を、前記表示画面に対する前後方向の深度が異なる任意の仮想位置に配置して遊技者に3D映像として視認させることが可能であると共に、遊技状態に応じて遊技演出する前記3D用加工画像の表示を制御する3D表示制御手段と、を備え、前記3D表示制御手段は、前記視認対象像の表示を維持しながらその視認対象像の深度を変更して、前記視認対象像を前方又は後方に移動させると共に、深度の異なる複数の前記視認対象像を表示する際に、前後方向で隣り合う前記視認対象像を、後側の前記視認対象像が、前側の前記視認対象像によって一部隠されながらも前側の前記視認対象像の外縁の外側に視認される状態に表示させることを特徴とする遊技機

技術分野

0001

本発明は、ディスプレイを有する遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、この種の遊技機として、3D映像による演出表示可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2012−115470号公報(段落[0082]、図5,6)

発明が解決しようとする課題

0004

上述した従来の遊技機においては、3D映像の趣向性の向上が求められている。

0005

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、3D映像の趣向性を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、任意の画像を表示可能な表示画面と、左目視認可能な左目用画像と、右目で視認可能な右目用画像とからなる3D用加工画像を表示画面に表示して、左目用画像及び右目用画像に含まれる視認対象像を、表示画面に対する前後方向の深度が異なる任意の仮想位置に配置して遊技者に3D映像として視認させることが可能であると共に、遊技状態に応じて遊技を演出する3D用加工画像の表示を制御する3D表示制御手段と、を備え、3D表示制御手段は、視認対象像の表示を維持しながらその視認対象像の深度を変更して、視認対象像を前方又は後方に移動させると共に、深度の異なる複数の視認対象像を表示する際に、前後方向で隣り合う視認対象像を、後側の視認対象像が、前側の視認対象像によって一部隠されながらも前側の視認対象像の外縁の外側に視認される状態に表示させるところに特徴を有する。

発明の効果

0007

[請求項1の発明]
請求項1の遊技機では、3D映像の趣向性が向上される。

0008

しかも、本発明の遊技機では、前後方向で隣り合う視認対象像を、後側の視認対象像が、前側の視認対象像によって一部隠されながらも前側の視認対象像の外縁の外側に視認される状態に表示させることで、遠近感感じさせることができ、深度の違いに気づきやすくすることが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図
ディスプレイの平面断面図
出力映像が3D映像として視認される仕組みの概念
3D映像の概念図
3D映像の概念図
(A)演出Aの概要図、(B)演出Bの概要図、(C)演出Cの概要図、(D)演出Dの概要図
(A)演出Aを正面から見た概要図、(B)演出Aの概要図、(C)演出Aのための左目用画像の概要図、(D)演出Aのための右目用画像の概要図、(E)演出Bを正面から見た概要図、(F)演出Bの概要図、(G)演出Bのための左目用画像の概要図、(H)演出Bのための右目用画像の概要図
(A)演出Cを正面から見た概要図、(B)演出Cの概要図、(C)演出Cのための左目用画像の概要図、(D)演出Cのための右目用画像の概要図
(A)第4視認対象像のみが表示された演出Dを正面から見た概要図、(B)第4視認対象像のみが表示された演出Dの概要図、(C)第3及び第4の視認対象像が表示された演出Dを正面から見た概要図、(D)第3及び第4の視認対象像が表示された演出Dの概要図、(E)第2〜4の視認対象像が表示された演出Dを正面から見た概要図、(F)第2〜4の視認対象像が表示された演出Dの概要図
(A)第4視認対象像のみが表示された演出Dのための左目用画像の概要図、(B)第4視認対象像のみが表示された演出Dのための右目用画像の概要図、(C)第3及び第4の視認対象像が表示された演出Dのための左目用画像の概要図、(D)第3及び第4の視認対象像が表示された演出Dのための右目用画像の概要図、(E)第2〜4の視認対象像が表示された演出Dのための左目用画像の概要図、(F)第2〜4の視認対象像が表示された演出Dのための右目用画像の概要図

実施例

0010

[第1実施形態]
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1図10に基づいて説明する。図1に示すように、パチンコ遊技機10は、前面に備えたガラス窓10Wを通して遊技板11の遊技領域R1が視認可能になっている。ガラス窓10Wの下方には、上皿26及び下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には操作ノブ28が備えられている。そして、操作ノブ28を回動操作すると、上皿26内の遊技球が遊技領域R1に打ち込まれる。

0011

遊技板11のうち遊技領域R1の中央には、表示窓11Aが貫通形成されていて、その表示窓11Aの後方に、本発明の「表示画面」及び「3D表示手段」に相当するディスプレイ13が備えられている。また、表示窓11Aには、前側から表示装飾枠23が嵌め込まれ、その表示装飾枠23の上辺部分及び両側辺部分が遊技板11の前面から前方に突出して、ディスプレイ13の前方を遊技球が流下することを禁止している。

0012

遊技領域R1における表示装飾枠23の下方のうち左右方向の中央には、第1始動入賞口14A、第2始動入賞口14B、アウト口16が上から順番に設けられ、第1始動入賞口14Aの右方には、大入賞口15が設けられている。また、表示装飾枠23の右方には、始動ゲート18が設けられている。

0013

始動ゲート18は、遊技球が内側を通過可能な構造をなし、第1始動入賞口14Aは、上方に向かって常時開口している。第2始動入賞口14Bは、前方に向かって開口し、通常は開閉扉14Tによって閉塞されている。そして、始動ゲート18を遊技球が通過する度に行われる当否判定(以下、「普図判定」という)で当りになると、開閉扉14Tが所定期間にわたって開き、遊技球が入賞可能になる。

0014

大入賞口15は、遊技板11の前面に横長の長方形をなして開口し、扉15Tによって通常は閉塞されている。そして、第1及び第2の始動入賞口14A,14Bへ遊技球が入賞することにより行われる特別図柄による当否判定(以下、適宜、「特図判定」という)で当りとなると、大入賞口15の扉15Tが前方に倒れるように開き、その扉15Tを案内にして大入賞口15が遊技球を受け入れ可能となる(所謂、大当り遊技が実行される)。なお、第1及び第2の始動入賞口14A,14B及び大入賞口15に遊技球が入賞する度に、所定複数の遊技球が下皿27に払い出される。また、特図判定で当りとなることを、適宜、「大当り」という。

0015

ディスプレイ13には、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並び停止表示されていて、これらの特別図柄13A,13B,13Cにより上述した特図判定の結果が放置される。具体的には、第1又は第2の始動入賞口14,15に遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが変動表示(上下方向にスクロール表示)後、例えば、左、右、中の順に停止表示されて、例えば、ゾロ目となったか否かにより前記した特別図柄当否判定の判定結果が報知される。なお、特別図柄13A,13B,13Cが変動してから停止する迄の過程で、最後に停止表示される特別図柄(例えば中特別図柄13B)を除いて他の特別図柄(例えば左右の特別図柄13A,13C)が同一となる状態を「リーチ」という。

0016

なお、上記した普図判定及び特図判定等は、パチンコ遊技機10が有する図示しないメイン制御基板実装されたCPUが乱数を使用して行う。また、第1又は第2の始動入賞口14A,14Bへの遊技球の入賞が本発明の「判定条件成立」に相当し、特図判定を実行するときのCPUが本発明の「当否判定手段」に相当し、特別図柄13A,13B,13Cの停止表示を行うときのディスプレイ13及びCPUが本発明の「報知手段」に相当する。

0017

ディスプレイ13には、上記した特別図柄13A,13B,13C以外にも遊技を演出するための種々の画像が表示される。そして、それら画像の一部がディスプレイ13から飛び出した状態やディスプレイ13の表面より奥側に位置した状態に見える3D映像として提供される。即ち、本実施形態のパチンコ遊技機10のディスプレイ13は、3D映像が表示可能となっている。詳細には、ディスプレイ13には、図2に示すように、通常の2D専用ディスプレイが有するバックライト13H及び映像表示液晶層13Gに加えて、映像表示液晶層13Gの前方に視差バリア層13Fが備えられている。視差バリア層13Fは、例えば、非透過性バリア帯13Rと透過性スリット13Sとを横方向に交互に並べた構成となっている。

0018

遊技者は、映像表示液晶層13Gに表示される映像をスリット13Sを通して見ることになり、図3に示すように、映像表示液晶層13Gが、右目のみに視認される右目用帯領域群Rと、左目のみに視認される左目用帯領域群Lとに区画される。つまり、視差バリア層13Fにより映像表示液晶層13Gが右目用帯領域群Rと左目用帯領域群Lとに区画される。

0019

そして、これらの右目用帯領域群R及び左目用帯領域群Lに、同一の視認対象像を異なる視点から見た、つまり互いにずれ(視差)のある右目用画像及び左目用画像をそれぞれ表示することで、その視認対象がディスプレイ13から前方に飛び出るか、或いは、後方に引っ込んだ3D映像として見せることができる。なお、右目用画像と左目用画像とが交互に並んだ画像が本発明の「3D用加工画像」に相当する。

0020

即ち、図4(A)に示すように、右目用画像に含まれる右目用視認対象Rzと、左目用画像に含まれる左目用視認対象Lzとが、右目用視認対象Rzが左側、左目用視認対象Lzが右側にずれた配置になっていると、右目用視認対象Rzと右目とを結ぶ線L1と左目用視認対象Lzと左目とを結ぶ線L2とが交差するディスプレイ13(正確には映像表示液晶層13G)の前方位置に視認対象像(Hc)が配置されているかのように視認される。

0021

一方、図5(A)に示すように、右目視認対象Rzが右側、左目視認対象Lzが左側にずれた配置になっていると、右目視認対象Rzと右目とを結ぶ線L1と左目視認対象Lzと左目とを結ぶ線L2とが交差するディスプレイ13の後方位置に視認対象像(Hc)が配置されているかのように視認される。

0022

また、図4(A)と図4(B)との比較や、図5(A)と図5(B)との比較から理解できるように、右目視認対象Rzと左目視認対象Lzとのずれ(視差)が大きいほど、ディスプレイ13から前方への視認対象像(Hc)の飛出量や、ディスプレイ13の奥側への視認対象像の引っ込み量が大きくなる。

0023

以下、視認対象像のディスプレイ13からの飛出量と引っ込み量とを併せて、適宜、「深度」という。この深度の数値が大きいほど、視認対象像がより飛び出して又はより引っ込んでいるように見える。なお、右目視認対象Rzと左目視認対象Lzとのずれ(視差)がない場合には、視認対象像は、ディスプレイ13上(正確には映像表示液晶層13G上)に映し出された深度0の3D映像、つまり、2D映像のように視認される。

0024

さて、本実施形態のパチンコ遊技機10では、上述した特別図柄13A,13B,13Cの変動表示中に、ディスプレイ13において報知前演出が行われる。本実施形態のパチンコ遊技機10には、報知前演出として図6(A)〜(D)に示す4種類の演出A,B,C,Dが設定されており、それぞれ異なる映像が遊技者に視認される。以下に詳細を説明する。

0025

まず、図6(A)に示す演出Aでは、星形状の第1視認対象像T1がディスプレイ13上に視認可能となる。詳細には、図7(C)に示す左目用帯領域群Lに表示される第1視認対象像T1(左目視認対象Lz)と図7(D)に示す右目用帯領域群Rに表示される第1視認対象像T1(右目視認対象Rz)とにずれ(視差)がなく、2D映像として第1視認対象像T1が視認される。

0026

図6(B)に示す演出Bでは、星形状の第2視認対象像T2がディスプレイ13よりも少し前方の仮想平面P1に位置しているように視認可能となる。詳細には、図7(G)に示す左目用画像に表示される第2視認対象像T2(左目視認対象Lz)が左目用画像全体の中央よりも右側に位置し、図7(H)に示す右目用画像に表示される第2視認対象像T2(右目視認対象Rz)が右目用画像全体の中央よりも左側に位置することで、上述した映像が視認可能となっている。なお、図7(G)及び図7(H)は、左目用画像及び右目用画像における第2視認対象像T2の位置の違いを明確にするために誇張されている。また、本実施形態の演出Bでは、第2視認対象像T2は、演出Bの実行開始時に仮想平面P1に位置しているように表示されたのち、徐々に大きくなりながら前方へ移動するように表示される。

0027

なお、第1視認対象像T1と第2視認対象像T2とは、大きさ及び色が同じである。つまり、演出Aと演出Bとでは、視認される対象像は同一(図7(A)及び図7(E)参照)であるが、その深度が異なっている(図7(B)及び図7(F)参照)。

0028

図6(C)に示す演出Cでは、仮想平面P1の第2視認対象像T2と、仮想平面P1よりも前方の仮想平面P2に配置された星形状の第3視認対象像T3とが前後方向で重なるように視認可能となる。図8(A)等に示すように、第3視認対象像T3は、第2視認対象像T2を拡大した形状で、第2視認対象像T2よりも色が濃くなっている。

0029

また、第1〜第3の視認対象像T1〜T3及び後述する第4視認対象像T4はいずれも頂点同士を結ぶ5本の直線により星形状が象られており、前方の視認対象像における直線間の隙間から、後方の視認対象像が視認可能となっている。

0030

詳細には、図8(C)に示す左目用画像では、第3視認対象像T3が第2視認対象像T2よりも右側に位置し、図8(D)に示す右目用画像では、第3視認対象像T3が第2視認対象像T2よりも左側に位置している。なお、図8(C)及び図8(D)は、第2視認対象像T2及び第3視認対象像T3の位置の違いを明確にするために誇張されている。

0031

また、本実施形態の演出Cでは、演出Cの実行開始時に、第2視認対象像T2が仮想平面P1に位置するとともに、第3視認対象像T3が仮想平面P2に位置するように表示されたのち、第2視認対象像T2及び第3視認対象像T3が徐々に大きくなりながら前方へ移動するように表示される。このとき、第2視認対象像T2の移動速度及び拡大速度よりも第3視認対象像T3の移動速度及び拡大速度が大きくなるように構成されている。なお、第2視認対象像T2と第3視認対象像T3とは、表示が同時に開始される。

0032

図6(D)に示す演出Dでは、仮想平面P1の第2視認対象像T2と、仮想平面P2の第3視認対象像T3と、仮想平面P2よりも前方の仮想平面P3に配置された星形状の第4視認対象像T4とが前後方向で重なるように視認可能となる。同図に示すように、第4視認対象像T4は、第3視認対象像T3を拡大した形状で、第3視認対象像T3よりも色が濃くなっている。

0033

また、本実施形態の演出Dでは、第2視認対象像T2、第3視認対象像T3及び第4視認対象像T4の表示が開始されるタイミングがそれぞれ異なっている。詳細には、演出Dの実行開始時に、第4視認対象像T4が表示される(図9(A)及び(B)参照)。このとき、第4視認対象像T4は、演出Cにおける第2視認対象像T2と略同じ大きさで仮想平面P1と略同じ位置に表示されたのち、大きくなりながら前方に移動する。そして、第4視認対象像T4が演出Cにおける第3視認対象像T3と略同じ大きさとなり、かつ、仮想平面P2と略同じ位置まで移動すると、第3視認対象像T3が表示される(図9(C)及び(D)参照)。このとき、第3視認対象像T3も、演出Cにおける第2視認対象像T2と略同じ大きさで仮想平面P1と略同じ位置に表示され、第4視認対象像T4と同様に大きくなりながら前方に移動する。そして、第4視認対象像T4が演出Cにおける第3視認対象像T3よりも大きくなり、かつ、仮想平面P3まで移動するとともに、第3視認対象像T3が演出Cにおける第3視認対象像T3と略同じ大きさとなり、かつ、仮想平面P2まで移動すると、第2視認対象像T2が仮想平面P1に表示される(図9(E)及び(F)参照)。なお、図10には、各段階での左目用画像及び右目用画像が示されている。

0034

その後、第2視認対象像T2、第3視認対象像T3及び第4視認対象像T4はさらに大きくなりながら前方へ移動するように表示される。このとき、移動速度及び拡大速度は、第2視認対象像T2、第3視認対象像T3、第4視認対象像T4の順で大きくなるように構成されている。つまり、前方に位置しているものがより早く近づいてくるように構成されている。

0035

上述したように、本実施形態では、演出A、B、C、Dの順に飛び出し具合が大きくなっている。また、3D映像が表示される演出B〜Dにおいては、演出Cでは、演出Bにおいて表示される第2視認対象像T2の前方に重ねて第3視認対象像T3が表示され、演出Dでは演出Cにおいて表示される第2視認対象像T2、第3視認対象像T3の前方に重ねて第4視認対象像T4が表示される。つまり、演出B、C、Dの順に、視認対象像が前方に増えていく構成となっている。なお、報知前演出のうちの演出B〜Dが本発明の「事前3D演出」に相当する。

0036

ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、演出A〜Dのうち何れの報知前演出が実行されるかによって大当たりへの信頼度(確率)が認識可能となっている。詳細には、演出A〜Dは、演出D、C、B、Aの順に大当りとなる特別図柄の変動表示中に選択され易く、かつ、外れとなる特別図柄の変動表示中に選択され難くなるように設定されている。これにより、例えば、特別図柄の変動表示中に演出Dが実行されると、演出A〜Cが実行される場合に比べて大当りとなる可能性が高いこととなり、即ち、演出Dが演出A〜Cよりも信頼度が高いこととなる。つまり、演出A〜Dは当りであることを予告する役割をしており、演出A、B、C、Dとなるにつれて、その予告の信頼度が高くなっていく。そして、報知前演出の飛び出し具合も演出A、B、C、Dの順に大きくなっていくため、本実施形態では、報知前演出における飛び出し具合が大きいほど、その予告の信頼度が高くなる。また、演出B〜Dに限れば、視認対象像が多いほど、その予告の信頼度が高くなる。

0037

なお、上述した演出に関する制御は、パチンコ遊技機10が有する図示しないサブ制御基板が行う。詳細には、サブ制御基板に実装されたCPUが、メイン制御基板からのコマンドを受信してそのコマンドに対応した処理の実行及び演出内容の決定を行い、決定した演出内容をディスプレイ13に接続した液晶制御回路に送信する。このときのサブ制御基板のCPUが本発明の「3D画像制御手段」、「対象像付加手段」に相当する。

0038

本実施形態の構成は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機10では、特別図柄13A,13B,13Cの変動表示中に行われる報知前演出において大当たりへの信頼度を示しているので、変動表示中の演出にも興味を持たせることができる。また、その信頼度を報知前演出における3D映像の飛び出し具合によって示しているので、その機種に関する知識に乏しい遊技者に対しても、信頼度を予測させることが可能となる。

0039

ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、その飛び出し具合が、報知前演出において表示される視認対象像の数によって把握することができるので、演出ごとの飛び出し具合の違いに気づきやすくすることが可能となる。また、視認対象像が複数表示されている場合に、前方の視認対象像の隙間から後方の視認対象像が視認可能となっており、後側の視認対象像の一部が隠れた状態に視認されるので、遊技者に遠近感を感じさせることができ、飛び出し具合の違いにより気づきやすくすることが可能となる。

0040

また、前後方向に並んだ視認対象像の色を異ならせたので、前後の視認対象像を別のものだと捉えやすくなり、視認対象像の数を認識しやすくすることが可能となる。さらに、表示後に移動する視認対象像が、視認対象像ごとに移動する速さが異なるので、前後の視認対象像を別のものだとより捉えやすくなり、視認対象像の数をより認識しやすくすることが可能となる。

0041

[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。

0042

(1)上記実施形態では、パチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、遊技機であれば、コイン遊技機やスロットマシン等に適用してもよい。

0043

(2)上記実施形態では、視認対象像の数の違いによって、信頼度の高低を示していたが、例えば、当否判定の当否を示してもよいし、大当たり遊技における、所謂、ラウンド数の多少を示してもよい。

0044

(3)上記実施形態では、前後方向に重ねられた視認対象物の色がそれぞれ異なっていたが、同じであってもよい。また、上記実施形態では、前後方向に重ねられた視認対象物の大きさもそれぞれ異なっていたが、同じであってもよい。

0045

(4)上記実施形態では、演出B〜Dにおいて表示される視認対象像が共通していたが、演出ごとに異なる構成としてもよい。例えば、演出ごとに視認対象像の形状を異ならせてもよいし、形状を統一して色のみを異ならせてもよい。色のみを異ならせる場合、例えば、飛び出し具合が比較的大きい(視認対象像が多い)演出Dを赤系統の色とし、飛び出し具合が比較的小さい(視認対象像が少ない)演出Cを緑系統の色とするなど、飛び出し具合の大きい演出に含まれる視認対象像の色を暖色とすると、暖色には寒色に比べて近くに見える効果があるので、飛び出し具合の大きいものをより飛び出しているように遊技者に感じさせることが可能となる。

0046

(5)上記実施形態では、各視認対象像が表示後に前方に移動する構成であったが、後方へ移動する構成であってもよい。この場合、視認対象像を移動に合わせて縮小していくとより遠ざかっているように遊技者に感じさせることが可能となる。

0047

(6)上記実施形態では、視認対象像の深度が表示後に変更される構成であったが、変更されずに一定時間その表示が保持される構成であってもよい。また、上記実施形態では、視認対象像の移動する速さが視認対象像ごとに異なる構成であったが、移動する速さが同じ構成であってもよい。

0048

(7)上記実施形態では、演出の信頼度が高くなるにつれて視認対象像が前方に増えていく構成であったが、後方に増えていく構成であってもよい。

0049

(8)上記実施形態では、本発明の3D映像による演出を実行するタイミングを、第1及び第2の始動入賞口14A,14Bへ遊技球が入賞して特別図柄13A,13B,13Cが変動してから停止する迄の間(変動表示中)としているが、大当り遊技中であってもよい。また、スロットマシンに適用する場合、遊技者による所定の開始操作(例えばスタートスイッチを押すなど)によって順次リールの回転が開始してから、所定の停止操作ストップスイッチを押すなど)によって各リールが順次停止するまでの間としてもよい。

0050

(9)上記実施形態では、視認対象像の多い演出において視認対象像の表示を開始するタイミングを段階的とし、視認対象像の少ない演出において視認対象像の表示を開始するタイミングを同時とする構成であったが、逆の構成、即ち、視認対象像の多い演出において視認対象像の表示を開始するタイミングを同時とし、視認対象像の少ない演出において視認対象像の表示を開始するタイミングを段階的とする構成であってもよい。

0051

(10)上記実施形態では、演出Dにおいて複数の視認対象像の表示を前側から順に開始する構成であったが、後側から順に開始する構成であってもよいし、中、前、後等の順で開始する構成であってもよい。

0052

(11)上記実施形態では、視認対象像の移動に合わせて視認対象像の大きさを変化させる構成であったが、視認対象像の移動のみを行い視認対象像の大きさを変化させない構成であってもよい。

0053

(12)上記実施形態では、視認対象像を移動させるときに視認対象像の色を変化させない構成であったが、視認対象像の移動に合わせてその視認対象像の色を変化させる構成であってもよい。

0054

例えば、後側に移動させるときは視認対象像の色を淡く、前側に移動させるときは視認対象像の色を濃くする構成であってもよい。この場合、遊技者に近づく視認対象像ほど、インパクトを強くすることが可能となる。

0055

また、後側に移動させるときは視認対象像の色を寒色にし、前側に移動させるときは視認対象像の色を暖色にする構成であってもよい。この場合、暖色には寒色に比べて近くに見える効果があるので、前側に移動する視認対象像をより近づいているように遊技者に感じさせることが可能となる。

0056

(13)上記実施形態では、後側の視認対象像が、前側の視認対象像に設けられた隙間から視認される構成であったが、例えば、視認対象像に隙間を設けず、かつ、前後方向で隣り合う視認対象像を中心同士が横方向にずれるように配置することで、後側の視認対象像が前側の視認対象像の外縁の外側に視認される構成であってもよい。

0057

(14)また、上記実施形態では、後側の視認対象像が、前側の視認対象像により一部隠れた状態で表示されていたが、隠されていない状態で表示されてもよい。

0058

(15)上記実施形態では、前側の視認対象像ほど色が濃くなるように構成されていたが、前側の視認対象像ほど色が薄くなるように構成されていてもよいし、深度と色の濃さとを無関係にしてもよい。また、各視認対象像の色は、同系統(例えば、赤系統等)であってもよいし、別系統(例えば、赤系統と黄色系統等)であってもよい。

0059

[上記実施形態及び上記他の実施形態の構成のまとめ]
上記実施形態及び上記他の実施形態には、以下の[1]〜[12]の構成が含まれている。

0060

[1]
任意の画像を表示可能な表示画面と、
左目で視認可能な左目用画像と、右目で視認可能な右目用画像とからなる3D用加工画像を前記表示画面に表示して、前記左目用画像及び前記右目用画像に含まれる視認対象像を、前記表示画面に対する前後方向の深度が異なる任意の仮想位置に配置して遊技者に3D映像として視認させることが可能な3D表示手段と、
遊技状態に応じて遊技を演出する前記3D用加工画像を前記表示画面に表示する3D画像制御手段と、
前記3D画像制御手段に設けられ、遊技状況が遊技者にとって有利になるに従って、遊技者に視認させる前記視認対象像を遊技者に近づく側、或いは、遊技者から遠ざかる側に順次増やす対象像付加手段とを備えたことを特徴とする遊技機。

0061

[2]
予め定められた判定条件の成立に起因して、遊技の当り外れを判定する当否判定手段と、
前記当否判定手段による判定結果を報知する報知手段とを備え、
前記3D画像制御手段は、前記報知手段が前記判定結果を報知する前に、前記判定結果の当りを予告する3D映像を遊技者に視認させる事前3D演出を実行し、
前記対象像付加手段は、前記事前3D演出による予告の信頼度が高くなるに従って、その事前3D演出に含まれる前記視認対象像を遊技者に近づく側に順次増やすように構成されたことを特徴とする[1]に記載の遊技機。

0062

[3]
前記3D画像制御手段は、前後方向で隣り合う前記視認対象像を、前側の前記視認対象像が後側の前記視認対象像の一部を隠した状態にして表示させることを特徴とする[1]又は[2]に記載の遊技機。

0063

[4]
前記3D画像制御手段は、複数の前記視認対象像を、同一形状又は相似形状とすることを特徴とする[1]乃至[3]の何れか1に記載の遊技機。

0064

[5]
前記3D画像制御手段は、複数の前記視認対象像を相似形状とし、かつ、前側の視認対象像ほど大きくすることを特徴とする[4]に記載の遊技機。

0065

[6]
前記3D画像制御手段は、複数の前記視認対象像を、前記視認対象像毎に色を異ならせることを特徴とする[1]乃至[5]の何れか1に記載の遊技機。

0066

[7]
前記3D画像制御手段は、複数の前記視認対象像を、前側の視認対象像ほど色を濃くすることを特徴とする[6]に記載の遊技機。

0067

[8]
前記3D画像制御手段は、前記視認対象像の数が多いほど、前端の視認対象像を暖色とすることを特徴とする[6]又は[7]に記載の遊技機。

0068

[9]
前記3D画像制御手段は、前記視認対象像の表示を維持しながらその視認対象像の深度を変更して、前記視認対象像を前方又は後方に移動させることを特徴とする[1]乃至[8]の何れか1に記載の遊技機。

0069

[10]
前記3D画像制御手段は、前記視認対象像を後方に移動させるときには前記視認対象像を縮小し、前記視認対象像を前方に移動させるときには前記視認対象像を拡大する制御を行うことを特徴とする[9]に記載の遊技機。

0070

[11]
前記3D画像制御手段は、前記視認対象像ごとに移動させる速さを異ならせることを特徴とする[9]又は[10]に記載の遊技機。

0071

[12]
前記3D画像制御手段は、前側の視認対象像ほど移動させる速さを大きくすることを特徴とする[11]に記載の遊技機。

0072

[1]の遊技機では、遊技状況が遊技者にとって有利になるに従って、3D映像において遊技者に視認させる視認対象像が遊技者に近づく側、或いは、遊技者から遠ざかる側に増えるので、視認対象像の数によって深度の違いに気づきやすくすることが可能となる。

0073

[2]の遊技機では、判定結果の報知前に実行される事前3D演出に含まれる視認対象像の数によって、当たりの予告の信頼度、つまり、当たりになりやすいかが把握できるので、遊技者に対して判定結果の報知前の演出に興味を持たせることが可能となる。

0074

[3]の遊技機では、前後方向で隣り合う視認対象像を、前側の視認対象像が後側の視認対象像の一部を隠した状態にして表示させることで、遠近感を感じさせることができ、深度の違いにより気づきやすくすることが可能となる。

0075

[4]の遊技機では、複数の視認対象像を同一形状又は相似形状とすることで、形状よりも数の違いや深度の違いに注目しやすくすることが可能となる。

0076

[5]の遊技機では、複数の視認対象像を相似形状とし、かつ、前側の視認対象像ほど大きくしたので、より飛び出しているように視認させることが可能となる。

0077

[6]の遊技機では、前後方向に並んだ視認対象像の色を異ならせたので、前後の視認対象像を別のものだと捉えやすくなり、視認対象像の数を認識しやすくすることが可能となる。

0078

[7]の遊技機では、前側の視認対象像ほど色を濃くしたので、前にある視認対象像のインパクトを強くすることが可能となる。

0079

暖色には、寒色に比べて近くに見える効果があるので、[8]の遊技機のように、視認対象像の数が多いほど、前記仮想空間における前端の視認対象像を暖色とすることにより、視認対象像の数が多い3D映像、つまり、飛び出し具合の大きい3D映像をより飛び出しているように遊技者に感じさせることが可能となる。

0080

[9]の遊技機では、3D映像に変化をもたらすことができ、趣向性を向上させることが可能となる。

0081

[10]の遊技機では、視認対象像を後方に移動させるときには視認対象像を縮小するので、視認対象像がより遠ざかっている感覚を遊技者に感じさせることが可能となり、視認対象像を前方に移動させるときには視認対象像を拡大するので、視認対象像がより近づいている感覚を遊技者に感じさせることが可能となる。

0082

[11]、[12]の遊技機では、視認対象像ごとに移動する速さが異なるので、前後の視認対象像を別のものだとより捉えやすくなり、視認対象像の数を認識しやすくすることが可能となる。このとき、例えば、後側の視認対象像ほど移動を速くしてもよいが、[12]の構成のように前側の視認対象像ほど移動を速くしてもよい。[12]の構成によれば、近いものほど早く近づいてくるように遊技者に感じさせることができ、遊技者にインパクトを与えることが可能となる。

0083

10パチンコ遊技機
13ディスプレイ
14A 第1始動入賞口
14B 第2始動入賞口
15 大入賞口

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