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技術 カップ保持具

出願人 トキワ精機株式会社
発明者 木村洋一
出願日 2017年11月29日 (10ヶ月経過) 出願番号 2017-229478
公開日 2018年6月14日 (4ヶ月経過) 公開番号 2018-089373
状態 未査定
技術分野 食卓用器具 剛性または準剛性容器の細部
主要キーワード 貫通丸孔 貫通長孔 立食パーティー 舟形状 舟形形状 係合切 耐水性材料 カップ保持具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月14日)のものです。
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図面 (13)

課題

容器内やカップ内の収容物れ難いカップ保持具を提供する。

解決手段

飲料を収容可能なカップを着脱自在に保持することができるホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されている。

概要

背景

カップ保持具としては、例えば、立食パーティーのようにコップと取り皿とを持ちつつ食事をするときに用いられ、親指に引っ掛けて使用するコップ保持具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このコップ保持具は、コップの下面を支える受け面とコップの外形より大きな空間を形成する案内壁とで形成された、コップを保持する部位を有している。このコップ保持具を親指に引っ掛けたときにコップを保持する部位が、手首側、すなわち母子球側に配置される。このため、コップが母子球側に配置されることにより、コップを保持した状態であっても、5本の指にて取り皿等の容器を持つことが可能である。

概要

容器内やカップ内の収容物れ難いカップ保持具を提供する。飲料を収容可能なカップを着脱自在に保持することができるホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されている。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、容器内やカップ内の収容物が零れ難いカップ保持具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

飲料を収容可能なカップ着脱自在に保持することができるホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されていることを特徴とするカップ保持具

請求項2

請求項1に記載のカップ保持具であって、該ホルダーが、該カップが挿入される開口を有するカップ状の保持部を有することを特徴とするカップ保持具。

請求項3

請求項1または請求項2に記載のカップ保持具であって、該ホルダーは、使用者把持可能な把持部を有し、該突起及び該把持部は、該カップが保持される部位を挟んで互いに反対側に位置しており、該突起は該把持部と該突起とを繋ぐ線に沿って突出していることを特徴とするカップ保持具。

請求項4

飲料を収容可能なカップの外周に当接される当接部、及び、該当接部から延出された延出部、を各々有する2つのホルダー構成部材を有し、該2つのホルダー構成部材は、各々が有する該当接部が、互いに近づく近接方向及び互いに遠ざかる離間方向に回動自在に連結されるとともに該当接部が近接方向に付勢された状態で該2つの当接部が、該カップを保持する保持部を形成し、該延出部が該2つの当接部を離間方向に回動させる離間操作部をなすホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されていることを特徴とするカップ保持具。

請求項5

請求項4に記載のカップ保持具であって、該ホルダーは、該2つのホルダー構成部材のうちの何れか一方の該延出部に使用者が把持可能な把持部を有し、該突起は、該カップが保持される部位を挟んで2つのホルダー構成部材が回動自在に連結されている回動連結部とは反対側に位置しており、該突起は該回動連結部と該突起とを繋ぐ線に沿って突出していることを特徴とするカップ保持具。

請求項6

請求項1乃至請求項5に記載のカップ保持具であって、該容器は、該突起の突出方向と直交する直交方向における中央が両端側より深く、両端に向かって漸次浅くなることを特徴とするカップ保持具。

技術分野

0001

本発明は、飲料を収容可能なカップ着脱自在に保持することができるカップ保持具に関する。

背景技術

0002

カップ保持具としては、例えば、立食パーティーのようにコップと取り皿とを持ちつつ食事をするときに用いられ、親指に引っ掛けて使用するコップ保持具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このコップ保持具は、コップの下面を支える受け面とコップの外形より大きな空間を形成する案内壁とで形成された、コップを保持する部位を有している。このコップ保持具を親指に引っ掛けたときにコップを保持する部位が、手首側、すなわち母子球側に配置される。このため、コップが母子球側に配置されることにより、コップを保持した状態であっても、5本の指にて取り皿等の容器を持つことが可能である。

先行技術

0003

実開平2−96958号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記のコップ保持具は、コップと容器とを片手で持つことができるものの、片手で持った状態ではコップ及び容器の姿勢を相対的に違えることは難しい。すなわち、例えば、料理等を容器に入れるときに容器を料理等に近づけるべく傾けるとコップも同様に傾き、また、コップ内の飲料を飲むべくコップを傾けると容器も同様に傾くため、容器内やコップ内の収容物れる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、容器内やカップ内の収容物が零れ難いカップ保持具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

かかる目的を達成するために本発明のカップ保持具は、飲料を収容可能なカップを着脱自在に保持することができるホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されていることを特徴とするカップ保持具である。

0006

かかるカップ保持具であって、該ホルダーが、該カップが挿入される開口を有するカップ状の保持部を有することを特徴とする。

0007

かかるカップ保持具であって、該ホルダーは、使用者把持可能な把持部を有し、該突起及び該把持部は、該カップが保持される部位を挟んで互いに反対側に位置しており、該突起は該把持部と該突起とを繋ぐ線に沿って突出していることを特徴とする。

0008

また、飲料を収容可能なカップの外周に当接される当接部、及び、該当接部から延出された延出部、を各々有する2つのホルダー構成部材を有し、該2つのホルダー構成部材は、各々が有する該当接部が、互いに近づく近接方向及び互いに遠ざかる離間方向に回動自在に連結されるとともに該当接部が近接方向に付勢された状態で該2つの当接部が、該カップを保持する保持部を形成し、該延出部が該2つの当接部を離間方向に回動させる離間操作部をなすホルダーと、該ホルダーの外周部に着脱自在に取り付け可能な容器と、を有し、該ホルダーと該容器との何れか一方は突起を、他方は該突起と遊嵌可能な突起係合部を有し、該突起と該突起係合部とが遊嵌された状態では該容器が該突起を介して揺動自在に連結されていることを特徴とするカップ保持具である。

0009

かかるカップ保持具であって、該ホルダーは、該2つのホルダー構成部材のうちの何れか一方の該延出部に使用者が把持可能な把持部を有し、該突起は、該カップが保持される部位を挟んで2つのホルダー構成部材が回動自在に連結されている回動連結部とは反対側に位置しており、該突起は該回動連結部と該突起とを繋ぐ線に沿って突出していることを特徴とする。

0010

かかるカップ保持具であって、該容器は、該突起の突出方向と直交する直交方向における中央が両端側より深く、両端に向かって漸次浅くなることを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、容器内やカップ内の収容物が零れ難いカップ保持具を提供することが可能である。

図面の簡単な説明

0012

第一実施形態に係るカップ保持具及びカップ保持具の構成を示す斜視図である。
カップ及びホルダーを傾けた状態を示す斜視図である。
保持具の高さが高い第二実施形態に係るカップ保持具を示す斜視図である。
保持具の高さが高くグリップを有しない第三実施形態に係るカップ保持具を示す斜視図である。
積み重ねることが可能な第四実施形態に係るカップ保持具を示す斜視図である。
容器に突起が設けられた第五実施形態に係るカップ保持具及びカップ保持部の構成を示す斜視図である。
図6に示すカップ保持具が重ねられた状態を示す斜視図である。
ホルダー内収納ポケット収納可能なカップ保持具を示す斜視図である。
突起が着脱自在な容器を示す斜視図である。
2つのホルダー構成部材を有するホルダーを示す斜視図であり、図10(a)は、当接部の先端同士が当接された状態を示す斜視図であり、図10(b)は、当接部の間隔を広げた状態を示す斜視図である。
2つのホルダー構成部材を有するホルダーにカップが装着された状態を示す斜視図である。
折り畳み可能な収納ポケットの一例を示す図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施形態に係るカップ保持具について図面を参照して説明する。

0014

第一実施形態に係るカップ保持具10は、図1に示すように、飲料を収容可能なカップ1を着脱自在に保持することができるホルダー2と、ホルダー2の外周部に着脱自在に取り付け可能な容器としての収納ポケット3と、を有している。カップ1には、例えば、ビールワイン珈琲紅茶など各種の液体飲料が収容され、収納ポケット3には、カップ1に収容された飲料とともに食される、例えば、菓子やおつまみ等の固形食料が収容可能である。

0015

カップ1は、円形状の平坦カップ底1aと、カップ底1aの外周縁と繋がり上方に立ち上がった周壁部1bと、により形成された器状をなし、その内部が飲料等の収容部をなしている。周壁部1bは、上方向かって漸次拡径されている。このため、カップ1の外形形状は上端側から下端側に向かって細くなるテーパー状をなしている。

0016

ホルダー2は、射出成形された合成樹脂製であり、上方から挿入されたカップ1が保持される環状の保持部20と、保持部20と繋がり使用者が把持する把持部としてのグリップ21と、保持部20から外側に突出し収納ポケット3が係合される突起22と、を有している。保持部20に設けられているグリップ21と突起22とは、環状をなす保持部20の直径方向における両側(真反対)に配置され、互いに反対方向となる外側に向かって突出させて設けられている。

0017

保持部20は、上下方向に連通し、カップ1が挿入されて保持される部位をなす環状の保持部開口20aを形成しており、上下方向の高さがカップ1よりも明らかに低いほぼ筒状をなしている。保持部20は、保持部開口20aの(以下、開口上縁という)20bの直径が、保持部開口20aの下縁(以下、開口下縁という)20cの直径より大きく形成されている。すなわち、保持部20もカップ1同様に上端側から下端側に向かって細くなるテーパー状をなしている。

0018

また、保持部20の開口上縁20bの直径は、保持対象のカップ1の上縁となるカップ開口1cの直径より小さく形成されており、開口下縁20cの直径は、保持対象のカップ1のカップ底1a或いは周壁部1bの下縁の直径より大きく形成されている。このため、カップ1を上方から保持部20の保持部開口20a内に挿入すると、カップ底1aが開口下縁20cより下側に突出しカップ1のカップ開口1cが開口上縁20bより上に位置する状態でカップ1が保持部20に保持される。例えば、カップ1は、保持部20により当該カップ1の略中間部位又は上部側でカップ保持具10に確りと保持される。このとき、保持部20のテーパーの角度とカップ1のテーパーの角度とは、必ずしも一致する必要はないが、一致している方が、より安定した状態でカップ1を保持することが可能である。

0019

グリップ21は、保持部20の上縁の所定の位置から、直径方向に沿って外側に向かい水平方向に延出された帯状の部位21aの先端から、保持部20に装着されたカップ1と間隔を隔てた位置にて垂下されて一体に形成されている。保持部20に装着されたカップ1とグリップ21との間は、カップ1が保持部20に装着された状態であっても使用者が片手でグリップ21を把持することができるように間隔が空けられている。

0020

突起22は、保持部20の外周面に設けられており、直径方向に沿うとともにグリップ21とは反対方向に向かって突出されている。突起22が設けられる保持部20の外周面には、テーパー状をなす外周面に鉛直方向に沿う面を形成する台座23が設けられており、突起22は台座23がなす鉛直面の法線方向に突出させて設けられている。すなわち、グリップ21及び突起22は、カップ1が保持される保持部開口20aを挟んで互いに反対側に位置しており、突起22は、グリップ21と突起22とを繋ぐ線となる保持部開口20aの直径に沿って突出している。

0021

突起22は、ほぼ円柱状をなしており、突出方向における中央部に周方向に沿って全周にわたって溝部22aが設けられている。すなわち、突起22の基端部側と先端部側とに2つの円盤状の部位22bが間隔を隔てて同心に設けられており、2つの円盤状の部位22bの間には、これら円盤状の部位22bの直径よりも小さな直径の軸部22cが同心に設けられている。ここで、突起22及び台座23は、保持部20と別体に形成されて、突起22と台座23とが保持部20に取り付けられる形態であっても構わない。

0022

収納ポケット3は、上方が開放された器状をなしており、互いに間隔を隔てて対向する2つの壁部3a、3bと、2つの壁部3a、3bを繋ぐ容器底部3cと、で形成されている。以下の説明においては、2つの壁部3a、3bが対向する方向を対向方向、収納ポケット3の深さ方向を上下方向、対応方向及び上下方向と直交する方向を直交方向として示す。

0023

互いに対向する2つの壁部3a、3bのうちの一方(以下、内側壁部という)3aは全体が平面をなしており、直交方向における中央の上端部側に、ホルダー2が備える突起22と係合する突起係合部としての係合孔3dが設けられている。係合孔3dは、各々の中心が上下に位置する2つの仮想円を繋げた達磨形状をなしている。

0024

上側に中心が位置する仮想円の直径は、ホルダー2に設けられた突起22の円盤状の部位22bの直径より小さく、且つ、軸部22cの直径より僅かに大きく設定されている。下側に中心が位置する仮想円の直径は、ホルダー2に設けられた突起22の円盤状の部位22bの直径より大きく設定されている。また、内側壁部3aは、突起22の溝部22aの幅より僅かに薄い厚みをなしている。

0025

互いに対向する2つの壁部3a、3bのうちの他方(以下、外側壁部という)3bは、直交方向における中央部分3eが内側壁部3aと平行な平面をなしており、平面をなす部位から直交方向における両端に向かって各々内側壁部3aとの間隔が狭まるように湾曲している。

0026

容器底部3cは、内側壁部3aと外側壁部3bの中央部分3eとを繋ぐ平坦な平坦部3fと、平坦部3fから、直交方向における両端に向かって各々深さが浅くなるように湾曲した湾曲部3gと、を有している。すなわち、収納ポケット3は、直交方向における中央側が深く、両端部に向かって浅くなる舟形状をなしており、内部に収容される食料が、容器底部3cの湾曲部3gから中央の平坦部3fに集まりやすい形状をなしている。このため、使用者は収容されている食料が取り易く、外に零すことも回避することができる。

0027

第一実施形態のカップ保持具10は、使用者がグリップ21を把持した状態で、保持部20に上方からカップ1を挿入してカップ1を保持し、突起22を係合孔3dの直径が大きい側に挿入させて収納ポケット3をホルダー2に近づけた後、収納ポケット3を下方に移動させることにより、係合孔3dの直径が小さい部位を、軸部22cを中心として回動自在に係合させる。この状態で、収納ポケット3はホルダー2に突起22を介して揺動自在に遊嵌された状態で連結されている。より具体的には、収納ポケット3はホルダー2の突起22に揺動自在に吊り下げられている。カップ1への飲料の注入及び収納ポケット3への食料の収容は、カップ1及び収納ポケット3がホルダー2に装着される前でも、装着された後でも構わない。

0028

第一実施形態のカップ保持具10によれば、片手に持ったグリップ21を傾けてカップ1内の飲料を容易に飲むことができる。このとき、食料を収容した収納ポケット3は、ホルダー2に回動自在に係合されて揺動するが、収納ポケット3が連結されている突起22とグリップ21とは、保持部20に対して反対側に配置されており、突起22は保持部20の直径方向に沿って突出しているので、収納ポケット3が連結されている突起22の突出方向とカップ1を傾ける際の軸とがほぼ一致する。このため、図2に示すように、カップ1を傾けたとしても、食料が入った収納ポケット3は常に水平な状態が維持されるので、飲料を飲むためにカップ1を傾けたとしても収納ポケット3内の食料が零れることを防止することが可能である。

0029

更に、収納ポケット3の容器底部3cは直交方向の両側が湾曲した舟形構造なので、収納ポケット3内に収容されている収容物は収納ポケット3の直交方向における中央側に集まりやすく、重心が中央に位置して、収納ポケット3の水平な状態がより維持される。このため、収納ポケット3内やカップ1内の収容物が零れ難いカップ保持具10を提供することが可能である。

0030

上記実施形態においては、ホルダー2を合成樹脂製のとした例について説明したが、これに限らず、木製、或いは、金属製等の各種耐水性材料で形成されていてもよい。

0031

第一実施形態においては、保持部20が上下方向に連通し、高さが低いほぼ筒状をなしているホルダー2の例を挙げて説明したが、これに限らず、例えば、図3に示すように、高さが第一実施形態の保持部20より高く、例えば、カップ1のほぼ半分が収容される保持部40を有するホルダー4であっても構わない。このとき、保持部40は、カップ1が挿入される開口と底とを有するカップ状をなしてカップ1を載置可能な形態であっても構わない。

0032

また、図3に示すようなカップ1の下側を保持する保持部40を有する形態の場合には、グリップ41を、保持部40において突起22が設けられる部位と反対側の高い位置に設けることにより、カップ1をより安定した状態で保持しつつ収容された飲料を容易に飲むことが可能となる。

0033

上記のように保持部40の高さが高い場合には、保持部40自身を使用者が容易に把持することが可能なので、図4に示すように、グリップは必ずしも設けられていなくとも構わない。

0034

また、図3図4に示すようなカップ1の下側を保持するカップ保持具10のホルダー4は、保持部40の下端が平坦であり、グリップ41の下端より保持部40の下端の方が低いので、カップ1が装着された状態であっても、カップ1が装着されていない単体の状態であっても、卓上等に載置することが可能である。このため、グリップ41を有するホルダー4の場合には、例えば図5に示すようにグリップ41側の周側部40aからグリップ41上端の張出部分41aに亘って縦長の切り欠き部40bを備えておくことにより、また、グリップを有しないホルダー4の場合には、突起22とは反対側の周側部40aに縦長の切り欠き部40bを備えておくことにより、複数のホルダー4を上下に積み重ねることが可能である。

0035

例えば、グリップ41を有するホルダー4の場合には、上下に重なる各々2つのホルダー4は、グリップ41側と突起22側とが互いに反対側に位置する状態で、上側のホルダー4の保持部40を下側のホルダー4の保持部40内に挿入することにより重ねられる。このとき、上側のホルダー4に設けられている突起22及び台座23は、下側のホルダー4に形成した切り欠き部40bに挿入されるよう構成されており、下側に位置するホルダー4の切り欠き部40bの下端に、上側から挿入されるホルダー4の台座23の下端が当接されて重ねられている。このように複数のホルダー4を重ねることができるので、複数のホルダー4をよりコンパクト保管しておくことが可能である。

0036

上記実施形態においては、ホルダー2、4側に突起22が設けられている例について説明したが、これに限らず、例えば、図6に示すように、収納ポケット5側に突起51が設けられ、ホルダー6側に、突起係合部としての係合切り欠き部61が設けられており、収納ポケット5側の突起51が、ホルダー6側の係合切り欠き部61に遊嵌可能に係合されて、収納ポケット5が揺動可能に連結される形態であっても構わない。この場合には、ホルダー6の保持部60におけるグリップ62と反対側の周側部60aに外側に張り出す突起側張出部60bを設け、この突起側張出部60bに係合切り欠き部61を設けておく。ホルダー6に突起側張出部60bを設けることにより、保持部60にカップ1を装着したときに、カップ1の外周面と突起側張出部60bとの間に空隙Sが設けられ、この空隙Sに突起51先端の円盤状の部位51aを挿入することにより、カップ1の装着を妨げることなく、また、収納ポケット5の揺動の障害となることなく、収納ポケット5を遊嵌可能に係合することが可能となる。

0037

また、突起51先端の円盤状の部位51aが挿入される突起側張出部60bが設けられているホルダー6は、図7に示すように、グリップ62側の周側部60aに、突起側張出部60bが収容可能なグリップ側張出部60cを設けておくと、複数のホルダー6を上下に積み重ねることが可能である。

0038

また、突起側張出部60b及びグリップ側張出部60cを設ける場合には、突起側張出部60b及びグリップ側張出部60cの幅及び深さを、図8に示すように、取り付ける収納ポケット5をホルダー6内に収容可能な寸法に設定しておくと、ホルダー6内に収納ポケット5を収容した状態で提供すること、及び、保管することが可能である。

0039

図6には、収納ポケット5側に突起51が設けられている一例として収納ポケット5に突起51が一体に設けられている例について説明したが、図9に示すように、収納ポケット5と突起52とが別体に設けられていても構わない。この場合には、収納ポケット5の内側壁部5aに突起52の基端部が貫通可能な貫通丸孔5bが設けられており、突起52は、基端部が貫通丸孔5bに挿通される突起本体52aと、突起本体52aの基端部に嵌合されるキャップ52bと、で構成されている。突起本体52aの基端部には、貫通丸孔5bより大きな直径をなす拡径部52cが設けられ、先端側には、第一実施形態と同様の円盤状の部位52d及び軸部52eが設けられ、拡径部52cと軸部52eとが貫通丸孔5bの直径とほぼ同じ直径の連結部52fにより繋がっている。また、拡径部52cと連結部52fとには直径方向に沿うスリット52gが設けられており、拡径部52cが収納ポケット5の外側から貫通丸孔5bに挿入される際に、スリット52gの両側に位置する部位52hが撓み、近接して貫通丸孔5bを通過し、通過した後に離間して突起52が収納ポケット5に取り付けられるように構成されている。キャップ52bは、取り付けられた突起52の基端部を収納ポケット5の内側から覆うように拡径部52cに嵌合される。

0040

図10図11は、本発明の他の実施形態のカップ保持具8を示している。第一実施形態では、常に環状をなす保持部20、40を有するホルダー2、6と収納ポケット3、5とからなるカップ保持具10について説明したが、この実施形態のカップ保持具8は、図10に示すように、カップ1の外周に当接される当接部71を各々備える2つのホルダー構成部材70を有し、各当接部71が互いに近づく近接方向及び互いに遠ざかる離間方向に回動自在に連結されてホルダー7が形成されている。

0041

2つのホルダー構成部材70は、第一実施形態における保持部20のカップ1が挿入される保持部開口20aがなす円を2つに分けた半円弧状の当接部71と、当接部71の一方の端部から当該当接部71とは反対側に延出された延出部72とを各々有している。2つのホルダー構成部材70は、各々の当接部71同士及び各々の延出部72同士が、互いに対向するように配置され、各々のホルダー構成部材70の当接部71と延出部72との間にて、上下方向に沿う軸(不図示)により、互いに回動自在に連結されている。ここで、2つのホルダー構成部材70を回動自在に連結している軸が回動連結部に相当する。

0042

連結された2つのホルダー構成部材70は、図10(a)に示すように、軸を支点として回動し、各当接部71の支点とは反対側の端部(以下、当接部71の先端という)71a同士が当接して2つの当接部71が環状をなす状態で、各々の延出部72は、支点から離れるに連れて間隔が広くなるように構成されている。このため、図10(b)に示すように、各延出部72の支点とは反対側の端部(以下、延出部の先端という)72aを近づけるように、支点を中心として2つのホルダー構成部材70を回動すると、各当接部71の先端71aが離れるように構成されている。2つのホルダー構成部材70に設けられた延出部72が、2つの当接部71を離間方向に回動させる離間操作部に相当する。

0043

2つのホルダー構成部材70の延出部72には各々、水平方向に長く貫通する貫通長孔72bが設けられており、貫通長孔72bには、1箇所で分断された環状のワイヤでなる弾性変形可能なピンチリング73が挿通されており、ピンチリング73の両端は、それぞれ2つの当接部71の、支点に近い外周面に係合されている。より具合的には、ピンチリング73の両端は、当接部71の外周面に設けられてピンチリング73のワイヤ径とほぼ同じ直径に形成された凹部を有する端部規制部70aに各々挿入されている。また、ピンチリング73が挿通されている貫通長孔72bの上下の幅は、ワイヤ径とほぼ同じである。このため、ピンチリング73は、端部規制部70aの凹部と貫通長孔72bとにより傾くことなく弾性変形するように設けられている。

0044

ピンチリング73は、2つの当接部71が環状をなす状態、すなわち、2つの当接部71の先端71a同士が当接して2つの当接部71が環状をなす状態で、直径が大きくなるように押し広げられて両端部が2つの当接部71の外周面にそれぞれ当接されている。このため、2つのホルダー構成部材70は、2つの当接部71の先端71aが当接する方向に、ピンチリング73により付勢されている。

0045

ホルダー7には、いずれか一方のホルダー構成部材70における延出部72から下方に垂設されてグリップ74が設けられており、また、いずれか一方のホルダー構成部材70における当接部71の先端71a側に突起22と台座23とが設けられている。すなわち、突起22は、2つの当接部71の先端71a同士が当接して形成される保持部開口を挟んで2つのホルダー構成部材70を連結している軸とは反対側に位置しており、突起は軸と突起22とを繋ぐ線となる保持部開口の直径に沿って突出している。

0046

この実施形態のカップ保持具8は、使用者が2つの延出部72を近接させて、2つの当接部71の間隔を広げて2つの当接部71の間にカップ1を挿入して延出部72を離間してカップ1を保持し、突起22を係合孔3dの直径が大きい側に挿入させて収納ポケット3をホルダー7に近づけた後、収納ポケット3を下方に移動させることにより、係合孔3dの直径が小さい部位を軸部22cに回動自在に係合し、収納ポケット3がホルダー7に吊り下げられる。

0047

この実施形態のカップ保持具8は、2つのホルダー構成部材70を、延出部72が近接する方向に回動させることにより、各当接部71の先端71aが離れて当接部71の間隔が広がるので、カップ1をより容易に装着することが可能である。また、2つの当接部71が形成する円の直径より大きめのカップ1であったとしても、ピンチリング73の付勢力に耐えうる剛性をカップ1が有していれば保持することが可能である。

0048

また、グリップ74は、2つのホルダー構成部材70に設けられた延出部72の下であって、一方の延出部72にのみ設けられているので、カップ保持具8の使用時に、使用者が2つの延出部72に同時には触れにくい。このため、使用者が使用中に誤って延出部72同士を近接させることを防止することが可能である。

0049

上記実施形態においては、収納ポケット3、5を、底が舟形状をなす形態としたが、これに限らず、例えば、外形形状が円錐を逆さまにした形状であっても、また、フランクフルトソーセージのように棒状の食料を収容すべく、底を備えた縦長円筒状の収納ポケットであっても構わない。また、図12に示すように、収納ポケット9は折り畳むことが可能な形態としても構わず、この場合には、折り畳んだ収納ポケット9を収納するケース91を設けてもよい。すなわち、収納ポケット3、5、9は、突起22と遊嵌可能な突起係合部を有し、食料が収容可能であれば構わず、より好ましくは、収納ポケット3、5、9は収納物が容器底部の中心部に集まることにより収納ポケットの水平状態が維持されるような、舟形形状円錐形状をしていることが望ましい。

0050

以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。

0051

1カップ、1aカップ底、1b周壁部、1cカップ開口、2ホルダー、
3収納ポケット、3a内側壁部、3b外側壁部、3c容器底部、3d係合孔、
3e 外側壁部の中央部分、3f平坦部、3g湾曲部、4 ホルダー、
5 収納ポケット、5a 内側壁部、5b貫通丸孔、6 ホルダー、7 ホルダー、
8カップ保持具、9 収納ポケット、10 カップ保持具、20 保持部、
20a 保持部開口、20b 開口上縁、20c 開口下縁、21グリップ、
21a帯状の部位、22突起、22a 溝部、22b円盤状の部位、22c 軸部、
23台座、40 保持部、40a 周側部、40b切り欠き部、41 グリップ、
41a張出部分、51 突起、51a 円盤状の部位、52 突起、52a突起本体、
52bキャップ、52c 拡径部、52d 円盤状の部位、52e 軸部、
52f 連結部、52gスリット、52h スリットの両側に位置する部位、
60 保持部、60a 周側部、60b突起側張出部、60c グリップ側張出部、
61係合切り欠き部、62 グリップ、70ホルダー構成部材、70a 端部規制部、
71 当接部、71a 当接部の先端、72延出部、72a 延出部の先端、
72b貫通長孔、73ピンチリング、74 グリップ、91ケース、
S 空隙

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