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技術 自動搬送炙り装置

出願人 株式会社くらコーポレーション
発明者 田中邦彦中村英俊橋本大介
出願日 2017年9月5日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2017-170121
公開日 2018年6月14日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 2018-089350
状態 未査定
技術分野 食卓容器 食卓用器具 食品の調整及び処理一般
主要キーワード 連動回転機構 覆い体 駆動チエン 搬出体 ヒーター部分 平面視略円弧状 平面視略円形 次搬送路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

寿司ネタを自動的に炙ることが出来、しかも炙り作業に伴う飛散物が皿表面に不用意に付着するのを防止出来る自動搬送炙り装置を提供する。

解決手段

皿の搬送機と皿上の飲食物を炙る炙り機が備えられ、また搬送機で搬送される皿の上面周縁部を覆うための左右一対覆い体搬送経路を挟んで回転可能に設けられ、搬送機の搬送駆動と覆い体の回転駆動連動させる連動回転機構が備えられ、搬送機による皿の搬送駆動に伴い、皿が炙り機の炙り領域よりも手前側に位置する時点で両覆い体間に搬入口が開き、この皿上の飲食物が炙り領域に位置する時点で搬入口が閉じ、両覆い体により皿上面における飲食物の載置部分を除いた周縁部分が覆われ、皿が炙り領域から後方側に移動するに伴い、両覆い体間に搬出口が開くようにした。

概要

背景

一般に回転寿司などの飲食店では、炙り寿司を作成する場合、従業員ネタバーナーで炙るのが一般的であるが、以上の方法では、手間を要するし、出来上がった寿司の品質が従業員によって異なる不具合がある。
そこで以上の不具合を解消するために自動炙り装置が提案されている。(特許文献1参照)
この自動炙り装置は、寿司を炙り領域へ搬送するための搬送ユニットと、搬送ユニットの炙り領域に相対して配置され、搬送される寿司のネタを炙る赤外線ヒーターから成る炙り機が備えられたものであって、搬送ユニットの駆動により、搬送ユニット上に載せた寿司を炙り機に向けて搬送し、寿司のネタを炙り機により搬送するようにしている。
ところで以上の装置では、例えば皿に寿司を載せるとともにこの寿司のネタに適量のマヨネーズソースをかけた上で、皿に載せた寿司を搬送ユニットに載せて搬送して炙り機で炙ると、ネタにかけたマヨネーズソースの一部が、炙り機による加熱で飛び散って皿の表面に付着し、皿を汚す不具合がある。
また寿司が触れていない皿の上面周縁部が炙り機の熱で焼ける不具合も考えられる。

概要

寿司のネタを自動的に炙ることが出来、しかも炙り作業に伴う飛散物が皿表面に不用意に付着するのを防止出来る自動搬送炙り装置を提供する。皿の搬送機と皿上の飲食物を炙る炙り機が備えられ、また搬送機で搬送される皿の上面周縁部を覆うための左右一対覆い体搬送経路を挟んで回転可能に設けられ、搬送機の搬送駆動と覆い体の回転駆動連動させる連動回転機構が備えられ、搬送機による皿の搬送駆動に伴い、皿が炙り機の炙り領域よりも手前側に位置する時点で両覆い体間に搬入口が開き、この皿上の飲食物が炙り領域に位置する時点で搬入口が閉じ、両覆い体により皿上面における飲食物の載置部分を除いた周縁部分が覆われ、皿が炙り領域から後方側に移動するに伴い、両覆い体間に搬出口が開くようにした。

目的

本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

皿の搬送機と、この搬送機における搬送経路の上方に配置されて前記搬送機による搬送途中で皿上の飲食物を炙る炙り機とが備えられ、搬送機と炙り機との間には、搬送機で搬送される皿の上面周縁部を覆うための左右一対覆い体が前記搬送経路を挟んで回転可能に設けられるとともに、これら覆い体には平面視略円弧状に窪む切欠きが設けられ、また前記搬送機の搬送駆動と前記覆い体の回転駆動連動させる連動回転機構が備えられ、前記搬送機による皿の搬送駆動に伴い、皿が炙り機の炙り領域よりも手前側に位置する時点で前記両覆い体間に皿上の飲食物の搬入口が開き、この皿上の飲食物が前記炙り領域に位置する時点で前記搬入口が閉じて、前記両覆い体により前記皿上面における飲食物の載置部分を除いた周縁部分が覆われ、更に前記皿が前記炙り領域から後方側に移動するに伴い、前記両覆い体間に皿上の飲食物の搬出口が開くようにしていることを特徴とする自動搬送炙り装置。

請求項2

搬送路の入口には、皿を前記搬送路に搬入するための搬入路と、この搬入路を介して搬入される皿の前記搬送路への搬入タイミングを制御するための搬入制御装置が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の自動搬送炙り装置。

技術分野

0001

本発明は、主として握り寿司ネタを炙るための自動搬送炙り装置に関する。

背景技術

0002

一般に回転寿司などの飲食店では、炙り寿司を作成する場合、従業員がネタをバーナーで炙るのが一般的であるが、以上の方法では、手間を要するし、出来上がった寿司の品質が従業員によって異なる不具合がある。
そこで以上の不具合を解消するために自動炙り装置が提案されている。(特許文献1参照)
この自動炙り装置は、寿司を炙り領域へ搬送するための搬送ユニットと、搬送ユニットの炙り領域に相対して配置され、搬送される寿司のネタを炙る赤外線ヒーターから成る炙り機が備えられたものであって、搬送ユニットの駆動により、搬送ユニット上に載せた寿司を炙り機に向けて搬送し、寿司のネタを炙り機により搬送するようにしている。
ところで以上の装置では、例えば皿に寿司を載せるとともにこの寿司のネタに適量のマヨネーズソースをかけた上で、皿に載せた寿司を搬送ユニットに載せて搬送して炙り機で炙ると、ネタにかけたマヨネーズソースの一部が、炙り機による加熱で飛び散って皿の表面に付着し、皿を汚す不具合がある。
また寿司が触れていない皿の上面周縁部が炙り機の熱で焼ける不具合も考えられる。

先行技術

0003

特開2016−77768号

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、皿に載せた状態で例えば寿司のネタなどの飲食物を自動的に炙ることが出来、しかも炙り作業に伴うマヨネーズソース等の飛散物が皿表面に不用意に付着するのを防止することが出来る自動搬送炙り装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、皿の搬送機と、この搬送機における搬送路の上方に配置されて前記搬送機による搬送途中で皿上の飲食物を炙る炙り機とが備えられ、搬送機と炙り機との間には、搬送機で搬送される皿の上面周縁部を覆うための左右一対覆い体が前記搬送経路を挟んで回転可能に設けられるとともに、これら覆い体には平面視略円弧状に窪む切欠きが設けられ、また前記搬送機の搬送駆動と前記覆い体の回転駆動連動させる連動回転機構が備えられ、前記搬送機による皿の搬送駆動に伴い、皿が炙り機の炙り領域よりも手前側に位置する時点で前記両覆い体間に皿上の飲食物の搬入口が開き、この皿上の飲食物が前記炙り領域に位置する時点で前記搬入口が閉じて、前記両覆い体により前記皿上面における飲食物の載置部分を除いた周縁部分が覆われ、更に前記皿が前記炙り領域から後方側に移動するに伴い、前記両覆い体間に皿上の飲食物の搬出口が開くようにしていることを特徴とする。

0006

また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動搬送炙り装置において、搬送路の入口には、皿を前記搬送路に搬入するための搬入路と、この搬入路を介して搬入される皿の前記搬送路への搬入タイミングを制御するための搬入制御装置が備えられていることを特徴とする。

発明の効果

0007

請求項1に記載の発明によれば、飲食物が置かれた皿を搬送機の搬送路上に載せて搬送するのであって、皿が炙り機の炙り領域に近づくと、皿上の飲食物が覆い体の切欠きで画成される空間内に搬入口から入り込んで炙り機で自動的に炙られる。この時、皿の上面周縁部は左右覆い体により覆われるので、マヨネーズ等の飛散物が皿の上面周縁部に付着するのを防止することが出来るし、皿が不用意に焼けるのも防止することが出来る。
また皿の上面中央に載せられる飲食物は、左右覆い体により覆われることなく炙り機によって確実に炙られる。

0008

請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、搬入路に複数の皿を投入することで、投入される複数の皿が搬入制御装置により順次搬送路送り込まれて、皿上の飲食物を効率的に連続して炙ることが出来る。

図面の簡単な説明

0009

自動搬送炙り装置の概略正面図。
自動搬送炙り装置の概略平面図。
炙り機を省略して示す自動搬送炙り装置の概略平面図。
搬送機及び連動回転機構の配置を示す自動搬送炙り装置を平面から見た概略説明図。
自動搬送炙り装置の内部構造を示す自動搬送炙り装置を正面から見た概略説明図。
自動搬送炙り装置の内部構造を示す自動搬送炙り装置を側面から見た概略説明図。
自動搬送炙り装置の作動説明図。
自動搬送炙り装置の作動説明図。
自動搬送炙り装置の作動説明図。
自動搬送炙り装置の第2実施形態を示す概略正面図。
自動搬送炙り装置の第2実施形態を示す概略平面図。
自動搬送炙り装置の第2実施形態を示す概略側面図。
平面から見た駆動機構、連動回転機構、搬入制御装置の説明図。
側面から見た駆動機構、連動回転機構、搬入制御装置の説明図。

実施例

0010

図において符号1で示す自動搬送炙り装置は、皿10の搬送機2と、搬送機2による搬送途中で皿P上の飲食物Fを炙るための炙り機3と、搬送機2で搬送される皿10の上面周縁部を覆うための左右一対の覆い体4a・4bと、搬送機2の駆動と連動して覆い体4a・4bを回転させるための連動回転機構5とが備えられている。
搬送機2は、上面に皿10の搬送路20を備えたボックス状ハウジング21と、このハウジング21の搬送路20に沿って周回移動する無端状の搬送チエン22と、搬送チエン22を駆動させるための駆動機構23とが備えられている。
ハウジング21の上面を構成する上板21aには、この上板22の長さ方向一端から長さ方向他端に直線状に延びる凹溝21bが形成され、この凹溝21bが前述の搬送路20を構成している。

0011

凹溝21bの幅は皿10の高台11の外径よりも少し大きく、また凹溝21bの深さは高台11の高さよりも少し浅くしている。
また凹溝21bの底壁部21cの幅方向中央には、凹溝21bの長さ方向に延びるスリット状の長孔21dが設けられている。
搬送チエン22は、アウタープレートインナプレートピンで連結し、このピンにローラを回転自由に取り付けてなる所謂リンクチエン形式の構造のものであって、この搬送チエン22を構成するアウタープレートには複数の突起22aが所定間隔開けて設けられている。

0012

駆動機構23は、図4にも示すように、駆動モータ24と、この駆動モータ24の駆動軸23aに設けられた駆動側スプロケット25と、遊動スプロケット26が備えられ、駆動側スプロケット25と遊動側スプロケット26との間には、搬送チエン22が架け渡されている。
そして搬送チエン22は、長孔21dに沿って配設され、搬送チエン22の駆動に伴い、突起22aが長孔21dから凹溝21b内に突出して長孔21dに沿って移動するようにしている。
従って皿10の高台11が凹溝21bの長さ方向一端部に置かれると、搬送チエン22の駆動に伴って、凹溝21b内に突出してくる突起22aが高台11の内周面係合し、以降、皿10が高台11を介して突起22aとともに凹溝21bに沿って移動、換言すれば、皿10が凹溝21bの長さ方向一端側から長さ方向他端側に向って移動することとなる。

0013

炙り機3は、図5にも示すように、搬送機2における搬送路20の上方に配置された直方体ボックス31内に3本の赤外線ヒーター32が並列状に取り付けられたものであって、赤外線ヒーター32のヒーター部分32aは、ボックス31の底板31aに開設した開口31bを介して搬送路20と対向するように配置されている。
覆い体4a・4bは、図3にも示すように、平面視円形の金属板円弧状にカットされた3か所の切欠き41を周方向120度毎に形成したものであって、これら覆い体4a・4bは、搬送機2と炙り機3との間において搬送機2の搬送路20を挟んだ左右両側方に回転可能に設けられている。
またこれら左右の覆い体4a・4bは、搬送チエン22の駆動により連動回転機構5を介して互いに逆方向に回転するよう、即ち、左の覆い体4aは右の覆い体4bに対して逆方向に回転するように構成されている。
また覆い体4a・4bは、凹溝21bに沿って移動する皿11の上面よりも少し高い位置、詳しくは、前記皿11の上面に載せられた寿司Fの高さ方向ほぼ中間位置で回転するように配置されている。

0014

連動回転機構5は、図4にも示すように、駆動モータ24の駆動軸24aに設けられた第2駆動側スプロケット51と、駆動モータ24の駆動軸24aに対して所定間隔開けて平行に配置された回転軸52と、この回転軸52に設けられた第2遊動側スプロケット53と、前記した第2駆動側スプロケット51と第2遊動側スプロケット53との間に架け渡された駆動チエン54と、回転軸52の長さ方向両端部と各覆い体4a・4bの回転支持軸42a・42bとに組み付けた左右のスクリュウギヤ対55a・55bが備えられている。

0015

左右のスクリュウギヤ対55a・55bは、左ねじれ組み合わせと右ねじれ組み合わせが用いられて、駆動モータ24の駆動により、一方の覆い体4aが他方の覆い体4bに対して逆方向に回転するようにしている。
即ち、図に示す実施形態では一方の覆い体4aが上から見て右回転するのに対して他方の覆い体4bが上から見て左回転するようにしている。
そして連動回転機構5は、駆動モータ24の駆動による両覆い体4a・4bの回転に伴い、図7(b)に示すように、各突起22aが炙り機3の炙り領域に近づく段階で、回転する両覆い体4a・4b間に搬入口ENが開いて、搬送される皿10上の飲食物Fが両覆い体4a・4bの切欠き41で画成される空間S内に進入可能としている。
また各突起22aが炙り位置に来た段階では、図8(d)に示すように、搬入口ENが閉じて、両覆い体4a・4bにより皿10の上面における飲食物Fの載置部分を除いた周縁部分が覆われ、更に各突起22aが炙り位置を通過した段階では、図9(e)に示すように、両覆い体4a・4b間に搬出口EXが開いて、搬送される皿10上の飲食物Fが前記の空間S内から両覆い体4a・4bの外に進出可能としている。

0016

次に以上の構成からなる自動搬送炙り装置1の作用を説明する。
炙り機3及び搬送機2の電源オンにして、寿司F(飲食物)が置かれた皿10を搬送機2の搬送路20上の長さ方向一端部に載せると、搬送チエン22の駆動に伴い、突起22aが長孔21dから凹溝21b内に突出して凹溝21b上の高台11の内周面に係合し、以降、皿11が高台11を介して突起22aとともに凹溝21bの長さ方向一端側から長さ方向他端側に向って移動する。
皿10が炙り機3に近づいてくると、駆動モータ24の駆動による両覆い体4a・4bの回転に伴い、図7(b)及び図8(c)に示すように、回転する両覆い体4a・4b間に搬入口ENが開くとともに、搬送されてきた皿10上の寿司Fが、開いた搬入口ENから両覆い体4a・4bの切欠き41で画成される平面視略円形の空間S内に進入する。

0017

そして皿10上の寿司Fが炙り位置に来ると、図8(d)に示すように、搬入口ENが閉じて、皿10の上面における寿司Fの載置部分を除いた周縁部分が両覆い体4a・4bにより覆われるとともに、皿10上に置かれた寿司FのネタNが前記した平面視略円形の空間S内で赤外線ヒーター32により自動的に炙られる。
この時、ネタNにかけたマヨネーズ等が熱で飛散しても、皿10の上面周縁部は左右の覆い体4a・4bで覆われるので、マヨネーズ等の飛散物が皿10の上面周縁部に付着するのを防止することが出来るし、寿司Fが載っていない皿10の上面周縁部が炙り機3の熱で不用意に焼けるのも防止することが出来る。
続いて皿10の搬送により皿10上の寿司Fが炙り位置を通過する段階では、図9(e)及び図9(f)に示すように、両覆い体4a・4b間に搬出口EXが開いて、搬送される皿10上の寿司Fが両覆い体4a・4bの外に出るので、ネタNが炙られた寿司Fを皿10ごと搬送路20から取り出せばよい。

0018

以上の自動搬送炙り装置1では、寿司Fなどの飲食物が盛られた皿10を搬送機2の搬送路20上に順次載せるだけの極めて簡単な作業で、皿10上の飲食物を自動的且つ連続的に炙ることが出来、しかも皿10が加熱により飛散するマヨネーズなどの飛散物で不用意に汚れるようなことはないし、皿10が炙り機3の熱で不用意に焼けるのを防止することが出来る。

0019

図10図14は、自動搬送炙り装置100の第2実施形態を示したものであって、この自動搬送炙り装置100は、前記した第1実施形態の自動搬送炙り装置1における搬送機2の搬送路20入口に、皿10を搬送路20に搬入するための搬入路60を備えた搬入体6と、この搬入路60を介して搬入される皿10の前記搬送路20への搬入タイミングを制御するための搬入制御装置7を設け、また搬送路20の出口には、搬送路20上の皿10を搬出するための搬出路80を備えた搬出体8を設けたものである。

0020

図10図12に示す搬入体6は、多数のローラ61が回転自由に取り付けられたグラビティコンベヤ(Gravity Conveyor)から構成されている。
搬入体6は、搬入路60を有するハウジング62が備えられている。
搬入路60は、図11にも示すように平面視逆J字状にカーブするように形成され、この搬入路60の上流が搬送機2の正面右手前に配置され、搬入路60の下流が搬送機2の右側面に開口する前記搬送路20の入口に接続されている。
また搬入路60は、上流から下流に向って斜め下方に傾斜し、この搬入路60に投入される皿10がその自重により搬入路60の上流側から搬送路20に向って移動するように構成している。

0021

搬出体8は、図11にも示すように、搬出路80を有するハウジング81を備えたものであって、搬出路80の下流側が搬送機2の正面左手前に配置され、上流が搬送機2の左側面に開口する搬送路20の出口に接続されている。
この搬出路80は、平面視略J字状にカーブするように形成されている。
またこの搬出路80は、上流から下流に向かって斜め下方に傾斜して、搬送路20から搬出路80に搬出される皿10がその自重により搬出路80の下流側に向って自動的に滑り動くように構成されている。

0022

搬入制御装置7は、搬入路60の終端に配置された駆動ローラ71と、搬送路20の入口近くで回転する搬入規制体72と、搬送機2の駆動機構23と連動して駆動ローラ71及び搬入規制体72を回転させるための連動機構74から構成されている。
駆動ローラ71は、図11にも示すように、搬入体6を構成する搬入路60の出口に回転可能に取り付けられ、連動機構74を介して回転する。

0023

搬入規制体72は、上から見て前記覆い体4a・4bとほぼ同様の形状であって、図11にも示すように、円弧状に窪む3か所の凹部73が周方向120度毎に形成されている。
この搬入規制体72は、皿10の周縁部における肉厚の3倍程度の厚さを備えており、凹部73は、皿10の外周縁が嵌る大きさ、即ち凹部73の内縁が皿10の外周縁とほぼ同一の曲率に形成されている。
この搬入規制体72は、図11にも示すように、搬送機2の搬送路20近くに設けた回転軸72aの上端部に設けられ、後記の連動機構74により回転駆動する。

0024

連動機構74は、遊動側スプロケット26の支持軸26aと搬入規制体72の回転軸72aとにスクリュウギヤ対75が備えられ、支持軸26aの回転により、スクリュウギヤ対75及び回転軸72aを介して搬入規制体72aが回転するようにしている。
スクリュウギヤ対75は、駆動側スクリュウギヤ75aと従動側スクリュウギヤ75bから構成され、駆動側スクリュウギヤ75aは遊動側スプロケット26の支持軸26aに組み付けられ、従動側スクリュウギヤ75bは回転軸72aに組み付けられている。
また連動機構74は、13図にも示すように、遊動側スプロケット26の支持軸26aと駆動ローラ71とにそれぞれ取り付けられたプーリー76a・76bと、これらプーリー76a・76b間に架け渡された無端状のベルト77が備えられ、搬送機2の搬送チエン22の回転駆動に伴い、駆動ローラ71が回転するように構成されている。
斯くして、皿10が搬入路60から搬送路20に送り込まれる時点で、搬入制御装置7の制御により、前述の皿10が一定間隔で搬送路20に順次搬入される。

0025

次に第2実施形態に示す自動搬送炙り装置100の作用を説明する。
先ず、炙り機3及び搬送機2の電源をオンにした上で握り寿司Fが置かれた皿10を搬入体6の搬入路60に順次投入する。
投入された皿10は、ローラ61の回転により搬送路20に向けて搬送されるのであって、搬送路20の入口まで来ると、連動機構73を介して回転駆動している駆動ローラ71により搬送路20の入口に積極的に送り込まれた後、回転する搬入規制体72で受け止められて、皿10の外周縁の一部が搬入規制体72の凹部73に嵌り込む。
そして凹部73に嵌り込んだ皿10は、搬入規制体72の回転に伴う凹部73の案内により搬送機2の搬送路20上に載ると、搬送チエン22の駆動に伴い、突起22aが長孔21dから凹溝21b内に突出して凹溝21b上の高台11の内周面に係合し、以降、皿11が高台11を介して突起22aとともに凹溝21bの長さ方向一端側から長さ方向他端側に向って移動する。
この時、凹部73に嵌り込んだ皿10とは別に次の皿10が搬送路20の入口に送り込まれてきても、この皿10は次の凹部73に嵌り込むまで搬入規制体72で受け止められて搬送路72への送り込みが規制されるので、皿10が搬送路72に送り込まれすぎて搬送路72上で詰まるような不具合は解消される。

0026

一方、搬送路20に送り込まれた皿10が炙り機3に近づいてくると、駆動モータ24の駆動による両覆い体4a・4bの回転に伴い、搬送されてきた皿10上の寿司Fが、回転する両覆い体4a・4b間に開いた搬入口ENから両覆い体4a・4bの切欠き41で画成される平面視略円形の空間S内に進入する。(図7(b)及び図8(c)参照)
そして皿10上の中央に置かれた寿司Fが炙り位置に来ると、搬入口ENが閉じて、両覆い体4a・4bにより皿10の上面における寿司Fの載置部分を除いた周縁部分が覆われる(図8(d)参照)とともに、皿10上に置かれた握り寿司FのネタNが、前記した平面視略円形の空間S内で赤外線ヒーター32により自動的に炙られる。
この時、皿10の上面周縁部は左右の覆い体4a・4bで覆われるので、ネタNにかけたマヨネーズ等の飛散物が皿10の上面周縁部に付着するのを防止することが出来るし、寿司Fが載っていない皿10の上面周縁部が炙り機3の熱で不用意に焼けるのを防止することも出来る。

0027

続いて皿10の搬送に伴い、皿10上の寿司Fが炙り位置を通過する段階では、両覆い体4a・4b間に搬出口EXが開いて、搬送される皿10上の寿司Fが両覆い体4a・4bの外に出る。(図9(e)及び図9(f)参照)
そして皿10が搬送路20の終端から搬出体8の搬出路80に押し出されると、皿10は斜め下方に傾斜する搬出路80上を滑って搬出路80の下流側に自動的に搬出される。
従って皿10が搬送路20上に不用意に滞留するような不具合はない。

0028

以上の実施形態では炙り機3の加熱源として赤外線ヒーター32を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば電熱ヒーターガスヒーターを用いたものでもよい。
また以上の実施形態では、皿10上の飲食物として握り寿司Fを例にして説明したが、これに限定されるものではなく、例えばプリン等のスイーツ類でもよい。

0029

1・100自動搬送炙り装置
10 皿
11高台
2 搬送機
20搬送路
22搬送チエン
22a突起
24駆動モータ
3 炙り機
32赤外線ヒーター
4a覆い体
4b 覆い体
41切欠き
5連動回転機構
6搬入体
60搬入路
7搬入制御装置
71駆動ローラ
72 搬入規制体
F寿司(飲食物)
N ネタ

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