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技術 遊技機

出願人 株式会社オリンピア
発明者 森下恭好
出願日 2016年12月7日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-237314
公開日 2018年6月14日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-089272
状態 未査定
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 設定変動 ATモード 区間設定 定常回転 配列間隔 特典付与条件 ベット処理 終了タイミング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月14日)のものです。
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図面 (5)

課題

新たな遊技性を提供する。

解決手段

ボーナス入賞すると通常モードからボーナスモードへと移行し、所定枚数メダルが払い出されるとボーナスモードが終了する。ボーナスモードの終了後は特典付与区間となり、ボーナスモードの開始から所定回数の遊技が行われると特典付与区間が終了する。ボーナスモードは、設定1から設定6に向かうほど、1遊技あたりのメダルの払出数が増加する。これにより、設定1から設定6に向かうほど、ボーナスモードの期間が短くなり、反対に、特典付与区間が長くなることによって遊技者にとって有利となる。

概要

背景

パチンコ店などに設置される遊技機としてスロットマシンが広く知られている。スロットマシンでは、遊技開始に伴って外周に図柄の配列されたリールが回転を開始するとともに内部抽選が実行されて複数の当選エリアのいずれかが決定され、決定された当選エリアに対応付けされた役が当選役となる。そして、リールの回転が停止した際に当選役に対応する図柄組み合わせが表示されることによって当選役が入賞となった場合に、入賞した当選役に対応する処理が実行される。

スロットマシンには、複数の設定(設定値)が設けられ、スロットマシンでは、これら複数の設定のいずれかで遊技が行われる(下記特許文献1参照)。スロットマシンでは、例えば、遊技毎に抽選を行い、この抽選結果に基づいて遊技者特典を付与するか否かを決定している。そして、この抽選に当選する確率(すなわち、遊技毎の特典付与確率)を設定に応じて異ならせることにより、設定間で有利不利が生じるようにしている。

概要

新たな遊技性を提供する。ボーナスが入賞すると通常モードからボーナスモードへと移行し、所定枚数メダルが払い出されるとボーナスモードが終了する。ボーナスモードの終了後は特典付与区間となり、ボーナスモードの開始から所定回数の遊技が行われると特典付与区間が終了する。ボーナスモードは、設定1から設定6に向かうほど、1遊技あたりのメダルの払出数が増加する。これにより、設定1から設定6に向かうほど、ボーナスモードの期間が短くなり、反対に、特典付与区間が長くなることによって遊技者にとって有利となる。

目的

本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、新たな遊技性を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の設定値のいずれかで遊技が行われる遊技機において、所定の特典付与条件を満たした場合に遊技者にとって有利となる特典を付与する特典付与手段と、前記特典が付与される遊技区間である特典付与区間を設定する特典付与区間設定手段と、を備え、前記特典付与区間における遊技では、前記設定値によらず前記特典付与条件を満たす確率が等しく設定され、前記特典付与区間設定手段は、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記特典付与区間が長くなるように、前記設定値に応じて前記特典付与区間の調整を行うことを特徴とする遊技機。

請求項2

遊技開始に伴って外周に図柄の配列されたリールが回転を開始するとともに内部抽選が実行されて複数の当選エリアのいずれかが決定され、決定された当選エリアに対応付けされた役が当選役となり、リールの回転が停止した際に当選役に対応する図柄組み合わせが表示されることによって当選役が入賞となった場合に、入賞した当選役に対応する処理が実行され、遊技区間として、前記役の一種であるボーナスの入賞に基づいて移行するボーナス区間が設けられ、前記特典付与区間は、前記ボーナス区間の終了に伴って開始され、前記ボーナス区間の開始から所定の上限回数の遊技が実行された場合に終了し、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記ボーナス区間が短くされることにより、前記特典付与区間が長くなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記役の一種として、入賞した場合に遊技媒体の払い出しが行われる小役が設けられ、前記ボーナス区間は、所定数の遊技媒体の払い出しが行われることによって終了し、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記ボーナス区間中の内部抽選における前記小役の当選確率が高く設定され、前記ボーナス区間が短くなることを特徴とする請求項2記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるスロットマシンなどの遊技機に関するものである。

背景技術

0002

パチンコ店などに設置される遊技機としてスロットマシンが広く知られている。スロットマシンでは、遊技開始に伴って外周に図柄の配列されたリールが回転を開始するとともに内部抽選が実行されて複数の当選エリアのいずれかが決定され、決定された当選エリアに対応付けされた役が当選役となる。そして、リールの回転が停止した際に当選役に対応する図柄組み合わせが表示されることによって当選役が入賞となった場合に、入賞した当選役に対応する処理が実行される。

0003

スロットマシンには、複数の設定(設定値)が設けられ、スロットマシンでは、これら複数の設定のいずれかで遊技が行われる(下記特許文献1参照)。スロットマシンでは、例えば、遊技毎に抽選を行い、この抽選結果に基づいて遊技者特典を付与するか否かを決定している。そして、この抽選に当選する確率(すなわち、遊技毎の特典付与確率)を設定に応じて異ならせることにより、設定間で有利不利が生じるようにしている。

先行技術

0004

特開2011−000165

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特許文献1のように、設定に応じて特典付与確率(遊技毎の特典付与確率)を変化させる構成は、遊技者に広く知られた手法であり、遊技性に乏しいといった問題があった。

0006

本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、新たな遊技性を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、複数の設定値のいずれかで遊技が行われる遊技機において、所定の特典付与条件を満たした場合に遊技者にとって有利となる特典を付与する特典付与手段と、前記特典が付与される遊技区間である特典付与区間を設定する特典付与区間設定手段と、を備え、前記特典付与区間における遊技では、前記設定値によらず前記特典付与条件を満たす確率が等しく設定され、前記特典付与区間設定手段は、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記特典付与区間が長くなるように、前記設定値に応じて前記特典付与区間の調整を行うことを特徴としている。

0008

遊技開始に伴って外周に図柄の配列されたリールが回転を開始するとともに内部抽選が実行されて複数の当選エリアのいずれかが決定され、決定された当選エリアに対応付けされた役が当選役となり、リールの回転が停止した際に当選役に対応する図柄組み合わせが表示されることによって当選役が入賞となった場合に、入賞した当選役に対応する処理が実行され、遊技区間として、前記役の一種であるボーナスの入賞に基づいて移行するボーナス区間が設けられ、前記特典付与区間は、前記ボーナス区間の終了に伴って開始され、前記ボーナス区間の開始から所定の上限回数の遊技が実行された場合に終了し、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記ボーナス区間が短くされることにより、前記特典付与区間が長くなるものでもよい。

0009

前記役の一種として、入賞した場合に遊技媒体の払い出しが行われる小役が設けられ、前記ボーナス区間は、所定数の遊技媒体の払い出しが行われることによって終了し、前記設定値が遊技者にとって有利となるほど前記ボーナス区間中の内部抽選における前記小役の当選確率が高く設定され、前記ボーナス区間が短くなるものでもよい。

発明の効果

0010

本発明によれば、特典付与区間(特典が付与される遊技区間)における遊技毎の特典付与確率は設定によらず一定であるにも関わらず特典付与区間の長さが設定に応じて変化することで有利不利が生じるといった新たな遊技性を提供できる。

0011

また、ボーナス区間の終了に伴って移行し、ボーナス区間の開始から所定回数の遊技が実行された場合に終了する遊技区間を特典付与区間とし、高設定(遊技者にとって有利な設定)となるほどボーナス区間の長さが短くなるようにすれば、高設定となるほどボーナス区間が短くなることにより特典付与区間が長くなって遊技者にとって有利となるといった新たな遊技性を提供できる。

0012

さらに、ボーナス区間が所定枚数の遊技媒体が払い出されると終了するものとし、高設定となるほどボーナス区間における小役(入賞した場合に遊技媒体の払い出しが行われる役)の当選確率(内部抽選で当選する確率)が高くなるようにすれば、高設定となるほどボーナス区間が短い区間で終了するようになり、かつ、ボーナス区間が短くなっても遊技者にとって不利になってしまうといったこともない。

図面の簡単な説明

0013

スロットマシンの外観図である。
スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図である。
内部抽選テーブルの構成を示す説明図である。
設定に応じて特典付与区間の長さが調整される様子を示す説明図である。

実施例

0014

図1に示すように、本発明のスロットマシン(遊技機)10は、収納箱11と、前面扉12とを備えている。収納箱11には、後述する第1〜第3リール20a〜20cがユニット化されたリールユニットや、後述する払い出し口27を介してメダル受け皿28にメダルの払い出しを行うホッパ装置などが収納されている。前面扉12は、上扉12aと下扉12bとに分割されており、これら上扉12a及び下扉12bはそれぞれ収納箱11に軸着され、開閉自在に支持されている。

0015

上扉12aには、液晶ディスプレイ13、スピーカ14などの演出装置、及び、表示窓16が設けられている。液晶ディスプレイ13は、各種演出画像を表示する。また、スピーカ14は、各種演出音を出力する。スロットマシン10は、これら液晶ディスプレイ13、及び、スピーカ14を制御することによって遊技を演出する。なお、演出装置は液晶ディスプレイやスピーカに限定されない。ランプなどの電飾装置アクチュエータモータなどで駆動される可動式役物などを演出装置として設け、これらを演出に用いてもよい。

0016

表示窓16の奥には、回転自在な第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cが設けられている。リール20a〜20cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リール20a〜20cが停止すると表示窓16を通して1リールあたり3個の図柄が表示される。そして、全てのリール20a〜20cが停止したときに、後述する内部抽選で決定された当選エリアに対応付けされた役(当選役)に対応する図柄組み合わせが表示されると、この当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応する処理が行われる。

0017

下扉12bには、メダルを投入するメダル投入口22、クレジットされたメダルを1枚ずつベットするための1ベットボタン23a、クレジットされたメダルをベット可能な上限数まで一括でベットするためのMAXベットボタン23b、遊技を開始する際に操作されるスタートレバー24、回転しているリールを停止させるためのストップボタン26a〜26c、メダルを払い出す払い出し口27、払い出し口27から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿28が設けられている。

0018

スロットマシン10では、メダル投入口22にメダルを投入してこのメダルをベット、または、1ベットボタン23aやMAXベットボタン23bを操作してクレジットされたメダルをベットすることで、スタートレバー24の操作が有効化され、有効化されたスタートレバー24が操作されると遊技が開始される。

0019

遊技が開始されると、内部抽選テーブルを用いた内部抽選が行われる。内部抽選テーブルは、ハズレまたは少なくとも1つの役が割り当てられた複数種類の当選エリアのそれぞれに乱数が対応付けされたものであり、内部抽選では、乱数発生器により乱数を発生させ、発生させた乱数に対応する当選エリアが当選となる(この当選エリアに割り当てられた役が当選(当選役)となる)。

0020

また、遊技が開始されると、リール20a〜20cが回転を開始する。回転を開始したリール20a〜20cは、回転速度が一定速度に到達するまで加速され、回転速度が一定速度に到達すると一定速度のまま継続して回転する定常回転となる。リール20a〜20cが定常回転となると、ストップボタン26a〜26cの操作が有効化され、有効化されたストップボタン26a〜26cを操作することによって、操作されたストップボタンに対応するリールを停止させることができる。そして、全てのリール20a〜20cが停止された際に当選役が入賞となると、入賞した当選役に対応する処理が行われる。

0021

スロットマシン10には、複数の設定(設定値)が設けられており、スロットマシン10では、これら複数の設定のいずれかで遊技が行われる。なお、本実施形態では、設定1〜設定6までの6段階の設定が設けられており、設定1から設定6へ向かうほど遊技者にとって有利となる例で説明を行う。

0022

また、スロットマシン10では、役として、リプレイ、小役、ボーナスの3種類が設けられている。そして、リプレイが入賞すると、再遊技処理が実行される。再遊技処理は、リプレイが入賞した遊技にベットした数(ベット数)と同数のメダルを、次回の遊技に対して自動的、すなわち、メダル投入口22へのメダルの投入や1ベットボタン23aやMAXベットボタン23bの操作無しにベットする処理である。また、小役が入賞すると、入賞した小役の種類に対応した枚数払出数)のメダルを払い出す払い出し処理が行われる。

0023

さらに、ボーナスが入賞すると、通常モードからボーナスモード(ボーナス区間)へと移行するボーナス移行処理が行われる。ボーナスモードは、通常モードよりも小役の当選確率が高く設定されるなどによって、通常モードよりも遊技者にとって有利となっており、予め設定された所定枚数(例えば、100枚)のメダルが払い出されると終了する。

0024

なお、ボーナスは、内部抽選に当選した回の遊技で入賞させることができなかった場合でも次回以降の遊技に入賞の権利が持ち越される。一方、小役は、内部抽選に当選した回の遊技で入賞させることができなければ入賞の権利が消滅し、いわゆる取りこぼしとなる。また、リプレイは、取りこぼしとはならないように設計(図柄の配列や後述する停止制御の内容が決定)されている。

0025

また、スロットマシン10では、小役として、打順役と特定役とを設けている。打順役は、正解役不正解役とに区別され、正解役は不正解役よりも入賞した場合の払出数が多く設定されるなどにより、正解役を入賞させた方が不正解役を入賞させるよりも遊技者にとって有利となっている。

0026

そして、スロットマシン10では、正解役と不正解役とが割り当てられた当選エリア(以下、打順エリアと称する)を設け、内部抽選で打順エリアが当選した場合、予め設定された正解打順でストップボタン26a〜26cが操作されると、正解役が入賞するようにリール20a〜20cの停止制御を行い、正解打順以外の打順(不正解打順)でストップボタン26a〜26cが操作されると、不正解役が入賞するようにリール20a〜20cの停止制御を行う。また、スロットマシン10では、正解打順の異なる複数の打順エリアを設けることにより、後述する案内が無い状態(正解打順を知らない状態)では、打順役(正解役)を入賞させることが難しくされている。

0027

特定役は、例えば、強チェリーや弱チェリー、スイカなど、一般にレア役と呼ばれる役であり、本実施形態では、内部抽選において特定役が当選した場合、特典としてAT抽選を行い、このAT抽選に当選した場合にATモードへと移行させている。ATモードは、所定条件を満たすことで前述した案内(正解打順の報知)が行われる遊技モードであり、案内に従って遊技を進めることにより、案内が無い場合(ATモード以外の遊技モード)と比較して有利に遊技を進めることができる。このように、スロットマシン10では、AT抽選が行われることが特典であり、特定役が当選することが特典付与条件を満たすこととなっている。

0028

図2に示すように、スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の各部を制御する制御部30(特典付与手段、特典付与区間設定手段)が設けられている。さらに、制御部30には、メダルのベット処理を行うベット処理部32、メダルの払い出しを行う払出制御部34、リール20a〜20cの回転を制御するリールコントローラ38、演出の進行及び実行を制御する演出制御部40、内部抽選を行う内部抽選部50が設けられている。

0029

ベット処理部32は、メダル投入口22に投入されたメダルを検知するメダルセンサ(図示せず)から入力されるメダル検知信号や、1ベットボタン23a、MAXベットボタン23bから入力される操作信号に基づいて、遊技に対してメダルを掛ける(ベットする)ベット処理を行う。また、ベット処理部32は、遊技の終了に伴って停止表示された図柄組合せがリプレイに対応するものであった場合、すなわち、遊技においてリプレイが入賞した場合には、前述した再遊技処理も行う。

0030

払出制御部34は、当選役が入賞した際に、入賞した当選役に対応する払出数のメダルを払い出す払い出し処理を行う。各役と、各役の入賞時に払い出すメダルの払出数との関係は、図示しない払出テーブルに規定されており、払出制御部34は、当選役が入賞となった場合、払出テーブルを参照して入賞した当選役に対応する払出数を検出する。そして、クレジット数最大数(本実施形態では「50」枚)となるまでは、払出数をスロットマシン10にクレジットし(クレジットカウンタ(図示せず)に加算し)、クレジット数が最大数を超える分についてはホッパ装置を駆動してメダル受け皿28に払い出す。

0031

リールコントローラ38は、遊技開始操作(スタートレバー24の操作)に応答してリール20a〜20cの回転を開始させるとともに、停止操作(ストップボタン26a〜26c)の操作に応答して操作されたストップボタンに対応するリールを停止させる停止制御を行う。停止制御においてリールコントローラ38は、当選役が入賞するようにリール20a〜20cの回転を停止させる。

0032

また、リールコントローラ38は、内部抽選において前述した打順エリアが当選した場合、予め設定された正解打順でストップボタン26a〜26cが操作されたときには正解役が入賞するようにリール20a〜20cの停止制御を行い、不正解打順でストップボタン26a〜26cが操作されたときには不正解役が入賞するようにリール20a〜20cの停止制御を行う。

0033

なお、当選役が入賞するように停止制御を行うとは、ストップボタンが操作されたときに、当選役が入賞となる図柄組合せを構成する図柄(当選図柄)が、入賞有効ライン(当選図柄が並ぶと当選役が入賞となるライン)から所定の引き込み範囲内に存在する場合に、当選図柄を有効ライン上に引き込んで停止させることを示している。このため、当選役が入賞するように停止制御が行われても、ストップボタンの操作タイミング次第で、当選役が入賞するか否かが決まる場合もある(当選役が入賞するように停止制御を行っても、必ずしも当選役が入賞するとは限らない)。ただし、前述のようにリプレイについては、取りこぼしがないように設計されており(図柄の配列間隔などが調整されており)、入賞するように停止制御が行われた場合は必ず入賞するようになっている。

0034

演出制御部40には、各種演出画像や各種演出音のデータ(演出データ)が格納された演出データ格納部(図示せず)が設けられている。演出制御部40は、遊技が開始されると現在の遊技状態に基づく演出抽選を行って、実行する演出を決定する。そいて、決定された演出に対応する演出データを演出データ格納部から読みだして、液晶ディスプレイ13やスピーカ14から再生出力することにより遊技を演出する。

0035

また、演出制御部40は、前述したAT抽選を行う(内部抽選で特定役が当選した場合にAT抽選を行ってATモードへ移行させるか否かを決定する)。さらに、演出制御部40は、AT抽選に当選した場合に移行するATモードにおいては、前述した案内、すなわち、正解打順の報知も演出の一環として行う。

0036

内部抽選部50には、内部抽選テーブル52が設けられており、内部抽選部50は、遊技の開始に伴って内部抽選テーブル52を用いた内部抽選を行う。前述のように、内部抽選テーブル52は、ハズレまたは少なくとも1つの役が割り当てられた複数の当選エリアのそれぞれに対して乱数が対応付けされたものである。乱数は、例えば、65536個用意され、各々の乱数が何れかの当選エリアに対応付けされている。そして、内部抽選では、図示しない乱数発生器により発生された乱数を内部抽選テーブル52に照合していずれの当選エリアに該当するかが判定され、該当する当選エリアに対応付けされた役が当選(当選役)となる。

0037

図3に示すように、本実施形態では、内部抽選テーブル52として、T1〜T6、T1b〜T6b、T1b´〜T6b´が設けられている。

0038

初めに、T1〜T6について説明する。T1〜T6は、ボーナスに非当選の状態(通常モード)で使用される内部抽選テーブルであり、T1は設定1、T2は設定2、T3は設定3、T4は設定4、T5は設定5、T6は設定6で用いられる。これら、T1〜T6は、ボーナスの当選確率が同一となっている(ボーナスが割り当てられた当選エリアに対応付けされた乱数の数が等しくされている)。これにより、通常モード(ボーナス非当選の状態)中にボーナスが当選する確率は、設定によらず等しくなる。

0039

なお、上述のように、通常モード(ボーナス非当選の状態)では設定によらずボーナスの当選確率が等しいので、本実施形態のように設定に応じた数(本実施形態ではT1〜T6の6つ)の内部抽選テーブルを設ける例に限定されず、共通(1つ)の内部抽選テーブルを設け、この内部抽選テーブルを全ての設定で用いてもよい。このように内部抽選テーブルの数を減らすことで、設計時の手間や内部抽選テーブルを記憶するメモリへの負担を軽減できる。

0040

次に、T1b〜T6bについて説明する。T1b〜T6bは、ボーナスモードで使用される内部抽選テーブルであり、T1bは設定1、T2bは設定2、T3bは設定3、T4bは設定4、T5bは設定5、T6bは設定6で用いられる。これら、T1b〜T6bは、T1bからT6bへ向かうほど、小役の当選確率が高くされる(小役の割り当てられた当選エリアに対応付けされた乱数の数が多くされる)などにより、1回の遊技あたりに払い出されるメダルの払出数が多くなっている。

0041

このように、T1bからT6bへ向かうほど、1遊技あたりの払出数が多くされている。また、前述のように、ボーナスモードは、所定枚数のメダルが払い出されると終了する。このため、設定1から設定6へ向かうほど、ボーナスモードが短期間で終了する。なお、本実施形態では、ボーナスモードが、設定1では約(確率の計算上)28ゲーム、設定2では約27ゲーム、設定3では約26ゲーム、設定4では約25ゲーム、設定5では約24ゲーム、設定6では約23ゲームで終了する例で説明を行う(図4参照)。

0042

続いて、T1b´〜T6b´について説明する。T1b´〜T1b´は、ボーナスモードの終了に伴って移行し、ボーナスモード開始から所定の上限回数(本実施形態では、30ゲーム)の遊技が実行されることで終了する遊技区間(特典付与区間)で使用される内部抽選テーブルであり、T1b´は設定1、T2b´は設定2、T3b´は設定3、T4b´は設定4、T5b´は設定5、T6b´は設定6で用いられる。

0043

これら、T1b´〜T1b´には、特定役が割り当てられた当選エリアが設けられている。前述のように、特定役が当選するとAT抽選が行われる。すなわち、特典付与区間においては、内部抽選において特定役が当選した場合に、AT抽選が行われるといった特典が付与される。また、これら、T1b´〜T1b´は、特定役の当選確率が同一となっている(特定役が割り当てられた当選エリアに対応付けされた乱数の数が等しくされている)。これにより、特典付与区間において特典が付与される(本実施形態ではAT抽選が行われる)確率は、設定によらず等しくなる。

0044

なお、上述のように、特典付与区間では設定によらず特定役の当選確率が等しいので、本実施形態のように設定に応じた数(本実施形態ではT1b´〜T6b´の6つ)の内部抽選テーブルを設ける例に限定されず、共通(1つ)の内部抽選テーブルを設け、この内部抽選テーブルを全ての設定で用いてもよい。このように内部抽選テーブルの数を減らすことで、設計時の手間や内部抽選テーブルを記憶するメモリへの負担を軽減できる。

0045

以下、上記構成による本発明の作用について図4を用いて説明を行う。
図4に示すように、スロットマシン10では、内部抽選でボーナスが当選し、このボーナスが入賞すると通常モードからボーナスモードへと移行する。ここで、通常モード(ボーナスが非当選の状態)においてボーナスが当選する確率は、設定によらず等しくされている(図3のT1〜T6参照)。

0046

ボーナスモードは、所定枚数(例えば、100枚)のメダルが払い出されると終了する。そして、ボーナスモードの終了後は特典付与区間となり、ボーナスモードの開始から所定回数(本実施形態では30ゲーム)の遊技が行われると特典付与区間が終了する。ここで、ボーナスモードでは、設定1から設定6に向かうほど小役の当選確率が高く設定されており(図3のT1b〜T6b参照)、設定1から設定6に向かうほど1遊技あたりの払出数が多くされている。このため、設定1から設定6へ向かうほど所定枚数のメダルが払い出されるまでの期間、すなわち、ボーナスモードの期間が短くなり、反対に、特典付与区間が長くなる。

0047

そして、本実施形態では、ボーナスモードが開始されてから、特典付与区間が終了するまでの30ゲームの間に、設定1では、ボーナスモードが約28ゲーム、特典付与区間が約2ゲーム行われる。また、設定2では、ボーナスモードが約27ゲーム、特典付与区間が約3ゲーム、設定3では、ボーナスモードが約26ゲーム、特典付与区間が約4ゲーム、設定4では、ボーナスモードが約25ゲーム、特典付与区間が約5ゲーム、設定5では、ボーナスモードが約24ゲーム、特典付与区間が約6ゲーム、設定2では、ボーナスモードが約23ゲーム、特典付与区間が約7ゲーム行われる。

0048

以上のように、スロットマシン10では、ボーナスの当選確率が設定によらず共通であり、この点においては設定による有利不利は生じない。また、ボーナスモードの終了条件も設定によらず共通であり、この点においても設定による有利不利は生じない(1回のボーナスモードで獲得できる利益(払い出されるメダルの数)は設定によらず共通である)。さらに、特典付与区間における1遊技あたりの特典付与確率(特定役の当選確率)も設定によらず共通であり、この点においても設定による有利不利は生じない。

0049

一方、スロットマシン10では、設定1から設定6に向かうほど、ボーナスモード中の小役の当選確率が高くされているためボーナスモードの期間が短くなり、反対に特典付与区間が長くなる。このように、スロットマシン10では、設定に応じて特典付与区間の長さが調整され、設定1から設定6に向かうほど特典付与区間が長くなるので、特定役が当選してAT抽選が実行される回数が多くなり、遊技者にとって有利となる。

0050

以上のように、スロットマシン10によれば、ボーナスの当選確率、ボーナスモードの終了条件、特典付与区間における1遊技あたりの特典付与確率については、設定によらず共通であり、有利不利が生じないにも関わらず、設定1から設定6へ向かうほど特典付与区間の長さが長くなるように調整されることによって遊技者にとって有利となるといった新たな遊技性を提供できる。

0051

なお、本発明は、特典付与区間における1遊技あたりの特典付与確率については設定によらず共通としながら、特典付与区間の長さを設定に応じて調整することにより、設定に応じた有利不利が生じる構成であればよいので、細部の構成については上記実施形態に限定されず、適宜変更できる。

0052

例えば、上記実施形態では、6段階の設定を設ける例で説明をしたが、設定の数は5段階以下であってもよいし、7段階以上であってもよい。また、上記実施形態では、特定役が小役の一種である例で説明をしたが、特定役はリプレイやボーナスの一種であってもよい。

0053

また、上記実施形態では、特典付与区間がボーナスモードへ移行してから30ゲームで終了する例で説明をしたが、特典付与区間の長さ(終了条件)は適宜設定できる。また、特典付与区間の長さ(終了条件)は固定である必要はなく、例えば、ボーナスモードへの移行が決定された場合に抽選を行って特典付与区間の長さ(終了条件)を決定するといったように、特典付与区間の長さ(終了条件)を変動させてもよい。

0054

もちろん、特典付与区間の長さ(終了条件)を決定する(変動させる)タイミングは、ボーナスモードへの移行が決定されたタイミングに限定されず自由に設定できる。また、特典付与区間の長さ(終了条件)の決定方法についても自由に設定できるので、例えば、抽選によらず遊技状態に対応して一義的に決定したり、遊技状態に応じた(遊技状態に対応する抽選テーブルを用いた)抽選により決定するなど、各種の方法で決定してよい。

0055

なお、特典付与区間の長さのうち設定の違いにより変動する遊技数の割合は、自由に設定できるが、この割合(以下、設定変動率)は「150%」〜「30%」程度とすることが好ましい。
つまり、上記実施形態(図4参照)では、特典付与区間がボーナスモード開始から30ゲームで終了するものであり、ボーナスモードの長さは設定により23〜28ゲームの間で変化するため、特典付与区間の長さは全設定の平均で4.5ゲーム、設定の違いにより変動する特典付与区間の遊技数は5ゲームであり、設定変動率は「5/4.5」、すなわち、「約110%」となる。
また、特典付与区間がボーナスモード開始から50ゲームで終了するものとした場合、特典付与区間の長さは全設定の平均で24.5ゲーム、設定の違いにより変動する特典付与区間の遊技数は5ゲームであり、設定変動率は「5/24.5」、すなわち、「約20.4%」となる。
これに対し、特典付与区間がボーナスモード開始から1000ゲームで終了するものとした場合、特典付与区間の長さは全設定の平均で974.5ゲーム、設定の違いにより変動する特典付与区間の遊技数は5ゲームであり、設定変動率は「5/974.5」、すなわち、「約0.5%」となる。
最後の例のように設定変動率が低い場合であっても、設定により特典付与区間の長さが異なるため、設定による有利不利の違いは存在するものの、1遊技あたりに換算すると設定による有利不利の違いがほとんど無くなってしまう。
このため、設定変動率は「150%」〜「30%」程度とすることが好ましい。

0056

また、上記実施形態では、ボーナスモードへの移行後にほぼ確実に特典付与区間に移行する例で説明をしたが、特典付与区間に移行しない(または、ほぼ確実に移行しない)場合を設けてもよい。この場合、例えば、上記実施形態(図4参照)のようにボーナスモード開始から30ゲームで特典付与区間が終了する場合に加え、ボーナスモード開始から20ゲームで特典付与区間が終了する場合を設ければよい。前者の場合は、上記実施形態と同様に、ボーナスモード終了後に2〜7ゲームの特典付与区間へと移行する(図4参照)。他方、後者の場合は、特典付与区間の終了タイミングがボーナスモードの終了タイミングよりも早く訪れる(可能性が高い)ため、ボーナスモードが終了しても特典付与区間へは移行することはほとんど無い。このような構成とすることにより、遊技状態などによっては特典付与区間へ移行しない場合があるといった新たな遊技性を提供できる。

0057

また、上記実施形態では、設定に応じて小役の当選確率を変化させることにより、ボーナスモードにおける1遊技あたりの払出数を変化させて、ボーナスモードの遊技数を変化させる例で説明をしたが、これ以外の手法により、ボーナスモードにおける1遊技あたりの払出数を変化させてもよい。この場合、例えば、小役の当選確率は設定によらず共通とし、正解打順の案内頻度(確率)を変化させたり、全ての小役を総合した当選確率(小役のいずれかが当選する確率)は設定によらず共通としながら、個々の小役それぞれの当選確率が設定に応じて変化するように内部抽選テーブルを構成するなどの手法が考えられる。

0058

また、上記実施形態では、ボーナスの当選確率やボーナスモードの終了条件についても設定によらず共通とする例で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。ボーナスの当選確率やボーナスモードの終了条件については、これらの一方または両方を設定に応じて変化させてもよい。

0059

また、上記実施形態では、高設定となる(遊技者にとって有利となる)ほど、ボーナスモードでの遊技数が減って特典付与区間の遊技数が増える例で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ボーナスモード以外の遊技区間の遊技数が減って特典付与区間の遊技数が増える構成としてもよい。また、他の遊技区間(特典付与区間以外の遊技区間)の長短によらず、特典付与区間の長短が単独で変化する構成としてもよい。この場合、設定と、特典付与区間での遊技数との対応関係を予め定めて記憶しておき、設定に対応する遊技数だけ特典付与区間での遊技が実行されるようにすればよい。

0060

また、上記実施形態では、特典としてAT抽選を行う例で説明をしたが、本発明はこれに限定されない。特典の内容については自由に設定できるので、例えば、特典として上乗せ(ATモードなど遊技者にとって有利な遊技モードの遊技数を増加)を行ってもよい。もちろん、特典は、AT抽選や上乗せ以外であってもよい。

0061

10スロットマシン(遊技機)
20a、20b、20c リール
26a、26b、26cストップボタン
30 制御部(特典付与手段、特典付与区間設定手段)
38リールコントローラ
40演出制御部
42ランプ制御
50内部抽選部
52 内部抽選テーブル

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