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技術 無線通信機能付き照明装置

出願人 イノテック株式会社
発明者 五十嵐康良
出願日 2016年11月25日 (3年3ヶ月経過) 出願番号 2016-228794
公開日 2018年5月31日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 2018-085281
状態 未査定
技術分野 照明装置の素子の配置,冷却,密封,その他
主要キーワード 振動発電 設定用端末 低速点滅 動作開始指令 内蔵クロック ビーコン電波 電圧安定化回路 高速点滅
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年5月31日)のものです。
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図面 (10)

課題

本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、本装置に設けられている無線通信部が正常であるか、故障しているかを簡単に点検して報知する。

解決手段

LED照明部11と、ビーコン信号受信部13aと、Wi-Fi信号送受信部(無線LAN信号送受信部)13bとを有し、制御部14のMCU14aは、壁スイッチ2において管理モード移行するための所定操作が実行され、かつ、ビーコン信号受信部13aが所定のビーコン信号を受信した場合に、管理モードに移行して、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを検出し、その検出結果をLED照明部11による通常の点灯時とは異なる点滅動作等によって報知する。

概要

背景

近年、情報通信発達により、全てのモノ(物)がインターネットに接続される“IoT”(Internet of Things)技術の研究や応用が進められており、そのため、社員所持する社員証IDカード、PC等に予めID情報割り当ておき、人やモノ(物)の位置や移動を管理することが始まっている。

そのため、社員証やIDカード、PC等に予め割り当てるID情報を、ビーコン信号のID情報であるビーコンID情報に対応させ、それらから送信されるビーコン信号を受信するビーコン信号受信部を設ける一方、そのビーコン信号受信部によって受信したビーコンID情報を当該照明装置のID情報と共にルータネットワークを介し管理用サーバ等に対し送受信する無線LAN送受信部が設けられた無線通信機能付き照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

管理用サーバ等では、無線通信機能付き照明装置から収集した人やモノ(物)の位置や移動の情報を処理して各種の管理を行う。

概要

本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、本装置に設けられている無線通信部が正常であるか、故障しているかを簡単に点検して報知する。LED照明部11と、ビーコン信号受信部13aと、Wi-Fi信号送受信部(無線LAN信号送受信部)13bとを有し、制御部14のMCU14aは、壁スイッチ2において管理モード移行するための所定操作が実行され、かつ、ビーコン信号受信部13aが所定のビーコン信号を受信した場合に、管理モードに移行して、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを検出し、その検出結果をLED照明部11による通常の点灯時とは異なる点滅動作等によって報知する。

目的

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、本装置に設けられている無線通信部が正常であるか、故障しているかを簡単に点検して報知することができる無線通信機能付き照明装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

スイッチの操作により点灯および消灯する照明部と、ビーコン信号を受信するビーコン信号受信部と、無線LANの信号を送受信する無線LAN信号送受信部と、前記スイッチにおいて管理モード移行するための所定操作が実行され、かつ、前記ビーコン信号受信部が所定のビーコン信号を受信した場合に、管理モードに移行して、前記無線LAN信号送受信部が正常状態にあるか、故障状態にあるかを検出し、その検出結果を前記照明部によって報知するように制御する制御部と、を有することを特徴とする無線通信機能付き照明装置

請求項2

請求項1記載の無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、前記ビーコン信号受信部が管理者に割り当てられた管理者用ビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した際に所定のビーコン信号を受信したものとすることを特徴とする無線通信機能付き照明装置。

請求項3

請求項1または請求項2記載の無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、所定時間内に前記スイッチのON・OFF切替え操作が所定回数以上連続して繰り返された場合に、前記スイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとすることを特徴とする無線通信機能付き照明装置。

請求項4

請求項1または請求項2記載の無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、所定期間内に前記スイッチの最初のONがあった場合に、前記スイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとすることを特徴とする無線通信機能付き照明装置。

技術分野

0001

本発明は、スイッチの操作により点灯および消灯する照明部と、無線信号送受信する無線送受信部とを有する無線通信機能付き照明装置に関し、特に、無線通信機能としてビーコン信号を受信したり、無線LAN信号を送受信する無線通信機能付き照明装置に関する。

背景技術

0002

近年、情報通信発達により、全てのモノ(物)がインターネットに接続される“IoT”(Internet of Things)技術の研究や応用が進められており、そのため、社員所持する社員証IDカード、PC等に予めID情報割り当ておき、人やモノ(物)の位置や移動を管理することが始まっている。

0003

そのため、社員証やIDカード、PC等に予め割り当てるID情報を、ビーコン信号のID情報であるビーコンID情報に対応させ、それらから送信されるビーコン信号を受信するビーコン信号受信部を設ける一方、そのビーコン信号受信部によって受信したビーコンID情報を当該照明装置のID情報と共にルータネットワークを介し管理用サーバ等に対し送受信する無線LAN送受信部が設けられた無線通信機能付き照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。

0004

管理用サーバ等では、無線通信機能付き照明装置から収集した人やモノ(物)の位置や移動の情報を処理して各種の管理を行う。

先行技術

0005

特開平2015−133311公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、上述の特許文献1の無線通信機能付き照明装置は、あくまで照明装置であって天井に設けられるため、無線通信部が正常であるか、故障しているか否かの点検を行う場合、天井に取り付けられた無線通信機能付き照明装置を取り外して点検を行う必要があり、その点検作業に手間がかかるという問題があった。

0007

特に、照明部として複数のLEDを用いたLED照明部の場合、蛍光灯等より寿命が長いため、取り外して交換する機会が減ると共に、工場倉庫店舗展示会場等は、天井が高く、照明装置の設置位置も高くなるため、無線通信機能付き照明装置の取り外し作業自体が困難であるという問題があった。

0008

そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、本装置に設けられている無線通信部が正常であるか、故障しているかを簡単に点検して報知することができる無線通信機能付き照明装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するため、本発明の無線通信機能付き照明装置は、スイッチの操作により点灯および消灯する照明部と、ビーコン信号を受信するビーコン信号受信部と、無線LANの信号を送受信する無線LAN信号送受信部と、前記スイッチにおいて管理モード移行するための所定操作が実行され、かつ、前記ビーコン信号受信部が所定のビーコン信号を受信した場合に、管理モードに移行して、前記無線LAN信号送受信部が正常状態にあるか、故障状態にあるかを検出し、その検出結果を前記照明部によって報知するように制御する制御部と、を有することを特徴とする。
ここで、前記無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、前記ビーコン信号受信部が管理者に割り当てられた管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した際に所定のビーコン信号を受信したものとすると良い。
また、前記無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、所定時間内に前記スイッチのON・OFF切替え操作が所定回数以上連続して繰り返された場合に、前記スイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとすると良い。
また、前記無線通信機能付き照明装置において、前記制御部は、前記制御部は、所定期間内に前記スイッチの最初のONがあった場合に、前記スイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとすると良い。

発明の効果

0010

本発明の無線通信機能付き照明装置によれば、所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末携帯して、スイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作した場合、制御部はそれを検出して管理モードに移行し、無線LAN信号送受信部が正常状態にあるか、故障状態にあるかを検出し、その検出結果を照明部が通常の点灯時と異なる動作で報知する。
そのため、本発明に係る無線通信機能付き照明装置によれば、本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、照明部の点灯状態によって本装置に設けられている無線LAN信号送受信部が正常であるか、故障しているかを簡単に認識することができる。
また、本発明に係る無線通信機能付き照明装置では、管理モードに移行する際の条件として、本装置のスイッチにおける所定操作だけでなく、ビーコン信号受信部が所定のビーコン信号を受信することも条件としている。
そのため、本装置のスイッチにおける所定操作だけでは管理モードに移行しないため、スイッチのイタズラ操作によって管理モードに移行することを防止できる。
また、ビーコン信号の到達距離範囲内に無線通信機能付き照明装置が位置していて、本装置のスイッチにおいて管理モードに移行するための所定操作が実行された際に、本装置が管理モードに移行しなかった場合、本装置のビーコン信号受信部が所定のビーコン信号を受信できず、故障等しているものと認識することができる。
その結果、本発明に係る無線通信機能付き照明装置によれば、管理モードに移行することによって、本装置を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、照明部の点灯状態により、無線LAN信号送受信部だけでなく、ビーコン信号受信部の正常または異常も簡単に検出することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係る実施形態1の無線通信機能付き照明装置をWi-Fiルータ等が設置された室内の天井に設置して、インターネット等のネットワークと接続可能な環境に設定した状態を示す図である。
実施形態1の無線通信機能付き照明装置におけるAC/DC変換回路の詳細な構成例等を示す回路図である。
(a),(b)は、それぞれ、ビーコン発信端末からビーコン信号受信部へ送信されるビーコン信号と、受信したビーコン信号に基づきWi-Fi信号送受信部からWi-Fiルータへ送信されるWi-Fi信号のデータ構成の概略を示す図である。
実施形態1の無線通信機能付き照明装置の動作を示すフローチャートである。
所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末を携帯した管理者が壁スイッチを操作している状態を示す図である。
(a)〜(d)は、それぞれ、所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末を携帯した管理者が壁スイッチを操作した場合における壁スイッチのON/OFF状態、AC電圧検出部の出力状態、AC/DC変換部の出力状態、制御部14のMCU14aの制御モードを示すタイミングチャートである。
実施形態1の無線通信機能付き照明装置におけるLED照明部の状態と、制御部の制御モードとの関係等を示す図である。
実施形態2の無線通信機能付き照明装置の動作を示すフローチャートである。
実施形態3の無線通信機能付き照明装置の動作を示すフローチャートである。

実施例

0012

以下、本発明に係る実施形態1〜3の無線通信機能付き照明装置1を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、下記に説明する実施形態1〜3はあくまで本発明の一例であり、本発明は、下記の実施形態1〜3に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。

0013

実施形態1.
<実施形態1の無線通信機能付き照明装置1の構成>
図1は、本発明に係る実施形態1の無線通信機能付き照明装置(以下、適宜、照明装置と略す場合がある。)1をWi-Fiルータ3等が設置された部屋Rの天井に設置して、インターネット等のネットワーク6と接続可能な環境に設定した状態を示す図である。

0014

実施形態1の無線通信機能付き照明装置1は、工場や倉庫、店舗、展示会場等の建物の部屋Rの天井等に1台または複数台設置されるもので、図1に示すように、LED照明部11と、AC/DC変換回路12と、無線通信部13と、制御部14とを備えており、壁に設けられた壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作によってLED照明部11および無線通信部13が動作したり、停止するように構成されている。なお、図1では、説明の便宜上、照明装置1は部屋R内に1台のみしか図示していないが、後述する図5に示すように複数台設置されていても良い。

0015

LED照明部11は、複数のLEDを有しており、実施形態1では、後述する図5に示すように複数のLED素子を1列または複数列で直線状に配置した直管LED蛍光管を使用している。

0016

AC/DC変換回路12は、壁スイッチ2を介して建物内に供給されている交流電流直流電流に変換して、LED照明部11や無線通信部13、制御部14等に供給するもので、詳細な回路構成例は、後述する図2に示す。

0017

無線通信部13は、ビーコン信号を受信するビーコン信号受信部13aと、無線LANの信号を送受信する無線LAN信号送受信部であるWi-Fi信号送受信部13bとを備えている。

0018

ビーコン信号受信部13aは、ビーコン発信端末4から発信されたビーコン信号を受信するものである。ビーコン信号には、音波のビーコン信号や、BLEビーコン信号、すなわちBluetooth(登録商標)4.0規格の一部としてBLE (Bluetooth Low Energy)規格のビーコン信号等があるが、実施形態1では、消費電力が小さく、かつ、到達距離が100m前後と大きいBLEビーコン信号を使用する。

0019

Wi-Fi信号送受信部13bは、無線LANの規格であるWi-Fi Allianceによって規格された国際標準規格IEEE 802.11規格の無線LAN信号を送受信するもので、Wi-Fiルータ3およびイントラネットやインターネット等のネットワーク6を介して、各種サーバ8や利用端末(管理用サーバ)9との間でデータを送受信する。

0020

制御部14は、MCU14aと、メモリ14b等を備えており、MCU14aが内蔵したROM(図示せず。)に予め記憶されたプログラムを実行することによって制御モードを通常モードまたは管理モードに切り替えて、この無線通信機能付き照明装置1を構成するLED照明部11や無線通信部13等の動作を制御すると共に、後述するように本発明の制御部として機能する。

0021

壁スイッチ2は、建物の部屋Rの壁等に設けられており、入室者や管理者がON操作またはOFF操作することによって本装置1に対し電源ケーブル21を介して電流を供給して、無線通信機能付き照明装置1のON・OFF状態を切替えるものである。

0022

Wi-Fiルータ3は、複数台の情報処理端末5や実施形態1の無線通信機能付き照明装置1から送信された無線LAN信号による送信データを、インターネット等のネットワーク7を介し各種サーバ8へ送信したり、各種サーバ8がネットワーク7を介し受信したデータを無線LAN信号に変換して、このWi-Fiルータ3に接続されている複数台の情報処理端末5や実施形態1の無線通信機能付き照明装置1へ送信するように中継するもので、市販の周知のものである。

0023

ビーコン発信端末4は、それぞれ、後述する図3(a)に示すような構造のビーコン信号を発信するもので、管理者や社員、セミナー受講者等、この無線通信機能付き照明装置1が天井に設置された部屋R内に入室する者それぞれが携帯するものである。ビーコン発信端末4には、例えば、カード型ペンダント型のものがあり、電池振動発電によって動作してビーコン信号を送信する。尚、入室者が所有しているスマホ等の携帯端末に、ビーコン信号発信アプリインストールしてビーコン発信端末4とすることもできる。

0024

情報処理端末5は、汎用のPCやスマホ、タブレット等の通信機能を有する情報処理端末であり、ユーザが各種アプリケーションプログラムを実行してデータ処理を行ったり、Wi-Fiルータ3を介しデータを送受信するものである。

0025

照明装置設定用端末6は、汎用のPCやスマホ、タブレット等を利用したものであり、Wi-Fiルータ3を介し実施形態1の無線通信機能付き照明装置1の制御部14にアクセスして、LED照明部11における照度(明るさ)を設定したり、管理モードに移行するための所定のビーコン信号を設定したり、管理モードに移行するための所定操作を設定する。ここでは、照明装置設定用端末6により管理モードに移行するための所定のビーコン信号として、例えば、管理者用のビーコンID情報を設定し、また、管理モードに移行するための所定操作として、例えば、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたことを設定するものとするが、本発明では、これ以外の値でも勿論良い。

0026

ネットワーク7は、イントラネットやインターネット等のネットワークである。

0027

各種サーバ8は、イントラネットやインターネット等のネットワークに接続されたウエブサーバや、データサーバアプリケーションサーバ等の各種のサーバである。

0028

管理用端末(管理用サーバ)9は、汎用のPC等を利用した端末またはサーバであり、無線通信機能付き照明装置1のWi-Fi信号送受信部13bから送信されたWi-Fi信号S2を、Wi-Fiルータ3およびネットワーク7を介して受信し収集して管理するものである。尚、管理用端末9は、照明装置設定用端末6と同様にネットワーク7を介さずにWi-Fiルータ3を介して無線通信機能付き照明装置1からのWi-Fi信号S2を受信するように接続しても良いし、照明装置設定用端末6に管理用端末9の機能を持たせたり、あるいはその反対に管理用端末9に照明装置設定用端末6の機能を持たせるようにしても良い。

0029

図2は、本発明に係る実施形態1の無線通信機能付き照明装置1におけるAC/DC変換回路12の詳細な構成例等を示す回路図である。

0030

AC/DC変換回路12は、壁スイッチ2と電源ケーブル21を介して接続されており、AC/DC変換部12aと、AC電圧検出部12bとを備えている。

0031

AC/DC変換部12aは、例えば、ヒューズ12a1や、整流回路12a2、電解コンデンサ12a3、電圧安定化回路12a4等を備えており、交流(AC)電流を所定電圧直流(DC)電流に変換して照明装置1内のLED照明部11や、無線通信部13、制御部14等に供給する。

0032

AC電圧検出信号生成部12bは、ダイオード12b1や、抵抗12b2,12b3、フォトカプラ12b4等を備えており、壁スイッチ2のONまたはOFFによる電源ケーブル21のACライン電圧変化を、後述する図6(b)に示すように“HIGH”または“LOW”の信号として制御部14のMCU14aへ送るように構成されている。制御部14のMCU14aは、後述するようにAC電圧検出信号生成部12bの壁スイッチ2のONまたはOFF操作による電源ケーブル21のACラインの電圧変化と、ビーコン信号受信部13aからのビーコン信号を入力信号として、LED照明部11や無線通信部13を制御する。

0033

図3(a),(b)は、それぞれ、ビーコン発信端末4から本装置1のビーコン信号受信部13へ送信されるビーコン信号と、ビーコン信号受信部13が受信したビーコン信号S1に基づき本装置1のWi-Fi信号送受信部13bからWi-Fiルータ3へ向けて送信されるWi-Fi信号S2のデータ構成の概略を示す図である。

0034

つまり、図3(a)は、ビーコン発信端末4から本装置1のビーコン信号受信部13へ送信されるBLE(Bluetooth Low Energy)規格のビーコン信号S1の構造を示しており、このビーコン信号S1には、少なくとも、ビーコン電波強度S1aと、他のビーコン信号と識別するためのビーコンID情報S1bが含まれている。

0035

図3(b)は、本装置1のビーコン信号受信部13が受信したビーコン信号に基づき、Wi-Fi信号送受信部13bからWi-Fiルータ3へ向けて送信されるWi-Fi信号S2のデータの構造を示しており、このWi-Fi信号S2には、少なくとも、Wi-Fi信号送受信部13bが送信するWi-Fi信号のシーケンス順番)を示すシーケンス番号S2aと、このWi-Fi信号送受信部13bを他の無線通信機能付き照明装置1のWi-Fi信号送受信部13bと識別するため予め設定されたWi-Fi信号送受信部ID情報S2bと、この無線通信機能付き照明装置1のビーコン信号受信部13が受信した図3(a)に示すビーコン信号S1のビーコン電波強度S1aおよび当該ビーコン信号S1のビーコンID情報S1bと、当該ビーコン信号S1の受信時刻であるビーコン受信時刻S2c等が含まれている。

0036

<実施形態1の無線通信機能付き照明装置1の動作>
次に、以上のように構成された実施形態1の無線通信機能付き照明装置1の動作について説明する。

0037

図4は、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1の動作を示すフローチャートである。

0038

図4に示すように、無線通信機能付き照明装置1では、通常は、通常モード(ステップS100)の状態にある。そのため、壁スイッチ2がOFFの状態にあると(ステップS110“NO”)、本装置1に電流は供給されないので、LED照明部11は消灯したままである。無線通信部13を構成するビーコン信号受信部13aはビーコン発信端末4からのビーコン信号を受信せず、Wi-Fi信号送受信部13bも動作しない。

0039

これに対し、本装置1の通常モード(ステップS100)において、壁スイッチ2がONになると(ステップS110“YES”)、本装置1へ電源ケーブル21を介し交流電流が供給され、その交流電流がAC/DC変換回路12のAC/DC変換部12a(図2参照。)で所定電圧の直流電流に変換されて、本装置1内のLED照明部11や無線通信部13、制御部14等に供給される。

0040

すると、LED照明部11は点灯して周囲を照らす。無線通信部13を構成するビーコン信号受信部13aおよびWi-Fi信号送受信部13bも動作して、ビーコン発信端末4から図3(a)に示すような構造のビーコン信号が送信してくれば受信する一方、Wi-Fi信号送受信部13bは図3(b)に示すような構造のWi-Fi信号をWi-Fiルータ3へ向けて送信する。

0041

制御部14のMCU14aは、照明装置1全体を制御すると共に、本発明の制御部として機能し、まずは電源ケーブル21およびAC/DC変換回路12のAC電圧検出部12b(図2参照。)を介し供給される交流電流の変動に基づいて、壁スイッチ2において管理モードに移行するための所定操作が実行されたか否かを判定する(ステップS120)。

0042

ここで、実施形態1の制御部14のMCU14aは、所定時間内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定回数以上連続して繰り返された場合、具体的には、例えば、5秒以内に、壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返された場合に壁スイッチ2において管理モードに移行するための所定操作が実行されたものと判定する。尚、これらの所定時間および所定回数の条件は、照明装置設定用端末6や管理用端末9等で任意に設定したり、変更することができる。

0043

そして、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されない場合(ステップS120“NO”)、制御部14のMCU14aは、通常モード(ステップS100)のまま無線通信部13を構成するビーコン信号受信部13aおよびWi-Fi信号送受信部13bの動作を制御したり、必要あればLED照明部11の照度(明るさ)や色等を制御する。

0044

これに対し、制御部14のMCU14aは、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたことを検出した場合(ステップS120“YES”)、続いて無線通信部13のビーコン信号受信部13aが所定のビーコン信号を受信しているか否かを判定する(ステップ130)。所定のビーコン信号とは、例えば、管理者が携帯するビーコン発信端末4に割り当てられた管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号等であり、管理者用のビーコンID情報は1つでも複数でも勿論良い。なお、管理者用のビーコンID情報は、照明装置設定用端末6や管理用端末9等から任意に設定したり、変更することができる。

0045

そして、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたことを検出していても(ステップS120“YES”)、無線通信部13のビーコン信号受信部13aが所定のビーコン信号を受信していない場合(ステップ130“NO”)、管理者以外による壁スイッチ2のイタズラ等とみなせるので、制御部14のMCU14aは、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されない場合(ステップS120“NO”)と同様に、通常モード(ステップS100)のまま無線通信部13を構成するビーコン信号受信部13aおよびWi-Fi信号送受信部13bの動作を制御したり、必要あればLED照明部11の動作を制御する。

0046

これに対し、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合(ステップ130“YES”)、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されているため(ステップS120“YES”)、管理者によって壁スイッチ2において管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとみなして、制御部14のMCU14aは、管理モード(ステップS140)に移行する。

0047

図5は、所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末4を携帯した管理者が壁スイッチ2を操作している状態を示す図である。

0048

図5に示すように、管理者用のビーコン発信端末4を携帯した管理者が壁スイッチ2を操作するため部屋R内に入ると、管理者用のビーコン発信端末4から管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号が、その部屋Rの天井に設置された複数の無線通信機能付き照明装置1へ送信されるので、各装置1の無線通信部13のビーコン信号受信部13aは、管理者用のビーコン発信端末4からのビーコン信号を受信する。尚、図5に示す無線通信機能付き照明装置1では、LED照明部11と、無線通信部13を構成するビーコン信号受信部13aおよびWi-Fi信号送受信部13bのみを図示し、それら以外の構成は図示を省略している。

0049

図4のフローチャートの説明に戻り、制御部14のMCU14aは、管理モード(ステップS140)に入ると、無線通信部13のWi-Fi信号送受信部13bに対し動作開始指令を出力して、Wi-Fiルータ3とWi-Fi接続できるか否かを判定する(ステップS150)。

0050

ここで、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できた場合(ステップS150“YES”)、制御部14のMCU14aは、Wi-Fi信号送受信部13bが正常状態にあるとみなして、管理者等にWi-Fi信号送受信部13bが正常状態にあることを報知するため、LED照明部11を例えば2秒間隔の低速で点滅させる(ステップS160)。

0051

これにより、管理者は、LED照明部11の例えば2秒間隔の低速で点滅動作することを確認することによって、Wi-Fi信号送受信部13bが正常状態にあることを検出することができる。

0052

これに対し、無線通信部13のWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できなかった場合(ステップS150“NO”)、制御部14のMCU14aは、Wi-Fi信号送受信部13bが故障状態にあるものとみなして、LED照明部11を例えば0.5間隔の高速で点滅させる(ステップS170)。

0053

これにより、管理者は、LED照明部11の例えば0.5間隔の高速で点滅動作することを確認することによって、Wi-Fi信号送受信部13bが故障状態にあることを検出することができる。

0054

そして現在は、照明装置1が管理モードにあり、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できた場合も(ステップS150“YES”)、Wi-Fi接続できなかった場合も(ステップS150“NO”)、ステップS160またはステップS170の処理によってLED照明部11が点滅しているため、続いて制御部14のMCU14aは、AC/DC変換回路12のAC電圧検出部12b(図2参照。)を介し供給される交流電流の変動に基づいて、壁スイッチ2において通常モードに戻るための所定操作、例えば、ステップS120と同様に5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたか否かを検出する(ステップS180)。

0055

ここで、壁スイッチ2において通常モードに戻るための所定操作が実行されない場合には(ステップS180“NO”)、ステップS150の処理に戻り、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できたか否かに基づいて、LED照明部11を2秒間隔の低速で点滅させたり(ステップS160)、0.5間隔の高速で点滅させて(ステップS170)、Wi-Fi信号送受信部13bの正常/故障状態の報知を継続する。

0056

これに対し、壁スイッチ2において通常モードに戻るための所定操作が実行された場合には(ステップS180“YES”)、無線通信部13のビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信しているか否かにかかわらず、通常動作へ戻る。

0057

管理モードから通常モードに戻る際、無線通信部13のビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信しているか否かにかかわらずとした理由は、通常モードから管理モードに移行する際にステップS130で無線通信部13のビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信していることを確認しており、管理モードから通常モードに戻る際にも壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作も管理者が行っている確立が高いからである。

0058

図6(a)〜(d)は、それぞれ、所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末4を携帯した管理者が壁スイッチ2を操作した場合における壁スイッチ2のON/OFF状態、AC電圧検出部12bの出力状態、AC/DC変換部12aの出力状態、制御部14のMCU14aの制御モードを示すタイミングチャートである。

0059

図6(a)は、壁スイッチ2のタイミングチャートを示しており、時間t0〜t1および時間t6以降はOFF状態である一方、時間t1〜t6はON状態にある。そして、時間t1〜t6のON時間の内、時間t2〜t3では、壁スイッチ2がONの状態から所定時間内(例えば、5秒以内。)にON・OFFの切替え操作が所定回数(例えば、3回。)以上連続して繰り返された管理モードに移行するための所定操作が実行されている場合を示している。

0060

そのため、図4のフローチャートであれば、ステップS110で“YES”、ステップS120でも“YES”と判定されることになる。尚、図6は、所定のビーコン信号を発信するビーコン発信端末4を携帯した管理者が壁スイッチ2を操作しているので、時間t2〜t3の壁スイッチ2の所定操作によって図6(d)に示すようにMCU14aの制御モードは、通常モードから管理モードに切替る。

0061

一方、図6(a)における時間t4〜t5のように、管理モードにおいて壁スイッチ2がONの状態から所定時間内(例えば、5秒以内。)にON・OFFの切替え操作が所定回数(例えば、3回。)以上連続して繰り返された場合、制御部14のMCU14aは、壁スイッチ2において管理モードから通常モードに戻るための所定操作が実行されたものと判定するため、図4のフローチャートであれば、ステップS180で“YESと判定されることになる。

0062

図6(b)は、電源ケーブル21に接続されたAC/DC変換回路12のAC電圧検出部12b(図2参照。)の出力の状態を示している。電源ケーブル21には、壁スイッチ2の動作に連動して交流電流が流れるため、図6(a)に示す壁スイッチ2のON/OFF/の状態に同期して、HIGH/LOWを繰り返すことになる。

0063

図6(c)は、電源ケーブル21に接続されたAC/DC変換回路12のAC/DC変換部12a(図2参照。)の出力状態を示している。電源ケーブル21には、壁スイッチ2の動作に連動して交流電流が流れ、AC/DC変換部12aにおいて整流回路12a2や電解コンデンサ12a3、電圧安定化回路12a4等によって交流(AC)電流が所定電圧(例えば、3.3V。)の直流(DC)電流に変換されて。LED照明部11や、無線通信部13、制御部14等に供給される。

0064

ここで、このAC/DC変換部12aには、電解コンデンサ12a3および電圧安定化回路12a4にコンデンサが設けられているため、AC/DC変換部12a(図2参照。)の出力は、図6(c)に示すように、図6(a)に示す壁スイッチ2のON/OFF/の状態および図6(b)に示すAC電圧検出部12b(図2参照。)の出力の状態に対し若干遅延して“0V”と“3.3V”の状態になる。

0065

また、このAC/DC変換部12aには、整流回路路12a2の後段に電解コンデンサ12a3および電圧安定化回路12a4が設けられているため、図6(a),(b)に示すように時間t2〜t3およびt4〜t5の間で壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定時間内に繰り返され、AC電圧検出部12bの出力が所定時間内に“HIGH”と“LOW”を繰り返した場合でも、AC/DC変換部12aの出力は“3.3V”の状態を保持する。

0066

つまり、時間t2〜t3およびt4〜t5の間のように壁スイッチ2が短時間だけOFF状態になる場合があり、壁スイッチ2のOFF状態では電源ケーブル21を介し本装置1に交流電流が供給されないが、AC/DC変換部12aは“3.3V”の電圧を維持して制御部14等に直流電流を供給できるので、制御部14のMCU14a等は、時間t2〜t3およびt4〜t5の間の壁スイッチ2が短時間だけOFF状態になる場合でも、制御動作を実行することができる。

0067

図6(d)は、制御部14のMCU14aの制御モードを示している。

0068

この場合、管理者用のビーコン発信端末4を携帯した管理者が、図6(a)に示すように時間t2〜t3において壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作を所定時間内(例えば、5秒以内。)に所定回数(例えば、3回。)以上連続して実行しているため、管理者によるその所定操作によって図6(d)に示すように通常モードから管理モードに切替る。図4のフローチャートであれば、ステップS130で“YESと判定されて、ステップS140の管理モードに移行することを示している。

0069

一方、時間t4〜t5に示すように、管理モード中に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定時間内(例えば、5秒以内。)に所定回数(例えば、3回。)以上連続して繰り返された場合、制御部14のMCU14aは、管理者によって通常モードへ戻るための所定操作が実行されたものとみなして、管理モードを終了して通常モードへ移行する。図4のフローチャートであれば、ステップS180で“YESと判定されて、ステップS100の通常モードに戻ることを示している。

0070

図7は、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1におけるLED照明部11の状態と、制御部14の制御モードとの関係等を示す図である。

0071

図7に示すように、無線通信機能付き照明装置1では、通常モードにあって壁スイッチ2がOFFの場合には、LED照明部11が消灯する一方、壁スイッチ2のONによりLED照明部11が点灯する。

0072

そして、通常モードでLED照明部11が点灯している場合に、所定時間(例えば、5秒。)以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定回数(例えば、3回。)以上連続して繰り返され、かつ、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合、管理モードに移行してLED照明部11を点滅させることにより、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できたか否かを報知する。つまり、無線通信部13がWi-Fiルータ3と接続できた場合には図4のステップS160に示すようにLED照明部11を2秒間隔で点滅する一方、Wi-Fiルータ3と接続できなかった場合には図4のステップS170に示すようにLED照明部11を0.5秒間隔で点滅させて、管理者に無線通信部13の故障を報知する。

0073

一方、本装置1が管理モードの状態のときに所定時間内に壁スイッチ2のON・OFF切替え操作が所定回数以上連続して繰り返された場合、無線通信部13のビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信しているか否かにかかわらず、通常モードに戻る。

0074

以上説明したように、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1によれば、制御部14のMCU14aは、通常モードにおいて管理モードに移行するための所定操作として壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定時間内に所定回数以上連続して繰り返され、かつ、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合、通常モードから管理モードに移行して、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを検出し、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できた場合はLED照明部11が2秒間間隔等で低速点滅する一方、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できない場合はLED照明部11が0.5秒間間隔等で高速点滅して、管理者にWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを報知する。

0075

そのため、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1によれば、管理者は、本装置1を取り外したり、あるいは別の部品や装置等を追加することなく、LED照明部11の点滅状態によって本装置1に設けられたWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否か、すなわちWi-Fi信号送受信部13bが正常であるか故障しているかの状態を認識することができる。

0076

特に、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1では、管理モードに移行する際の条件として、壁スイッチ2における所定操作だけでなく、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信することも条件としている。

0077

そのため、壁スイッチ2における所定操作だけでは管理モードに移行しないため、管理者用のビーコン発信端末4を携帯しない者が壁スイッチ2をイタズラで操作した場合には、管理モードに移行することを防止できる。

0078

また、ビーコン信号の到達距離範囲内に照明装置1が設置されていて、管理者用のビーコン発信端末4を携帯した管理者が壁スイッチ2で管理モードに移行するための所定操作を行った際、他の無線通信機能付き照明装置1ではLED照明部11が点滅してWi-Fi信号送受信部13bの正常/故障状態を報知しているのに、LED照明部11が点滅しない無線通信機能付き照明装置1が存在していた場合、当該照明装置1では、管理モードに移行できず、通常モードのまま点灯しているものと判断できる。

0079

その結果、他の無線通信機能付き照明装置1が管理モードに移行してLED照明部11が点滅してWi-Fi信号送受信部13bの状態を報知しているのに、LED照明部11が通常モードで点灯している無線通信機能付き照明装置1が存在していた場合、当該照明装置1はビーコン信号受信部13aがビーコン信号を受信できず、故障等しているものと判断することができるため、ビーコン信号受信部13aの正常または異常も検出することができる。

0080

尚、上記実施形態1の説明では、所定時間内に壁スイッチ2のON・OFF切替え操作が例えば、3回以上等の所定回数以上連続して繰り返され、かつ、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合に、管理モードに移行するように説明したが、本発明では、これに限らず、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合に、所定時間内に壁スイッチ2のON・OFF切替え操作が1回または2回以上連続して繰り返された場合でも良いし、4回以上連続して繰り返された場合でも勿論良い。また、その所定時間も5秒に限定されず、3秒でも、10秒でも良い。尚、これらの数値は、上述したように照明装置設定用端末6等で任意に設定したり、変更できる。

0081

また、上記実施形態1の説明では、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できた場合(ステップS150“YES”)、LED照明部11を2秒間隔で点滅させる一方(ステップS160)、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できない場合(ステップS150“NO”)、LED照明部11を0.5間隔で点滅(ステップS170)させて説明したが、本発明では、これに限らず、2秒間隔および0.5間隔以外の点滅間隔、例えば3秒間隔と0.3秒間隔等でも勿論良く、要は、LED照明部11の点滅動作によってWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できたか否かを報知できれば良い。尚、これらの数値は、上述したように照明装置設定用端末6等で任意に設定したり、変更できる。

0082

また、上記実施形態1の説明では、通常モードから管理モードに移行する際のステップS120の判定基準と、管理モードから通常モードに戻る際のステップS180の判定基準とは共通で、5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたことを判定基準として説明したが、本発明ではこれに限らず、ステップS120の判定基準とステップS180の判定基準とを異なる内容にしても良い。例えば、管理モードから通常モードに戻る際のステップS180の判定基準は、テップS120の判定基準よりも簡略下して5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が1回または2回繰り返されるだけでも良い。

0083

実施形態2.
上記実施形態1の無線通信機能付き照明装置1では、管理モードから通常モードに戻るため、図4におけるステップS180で、ステップS120と同様に5秒以内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が3回以上連続して繰り返されたか否かを検出しているが、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1では、管理モードから通常モードに戻るためのステップS180の処理を不要としたものである。尚、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1の構成自体は、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1と同様であり、動作が異なるだけであるため、その動作についてのみ説明する。

0084

図8は、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1の動作を示すフローチャートである。尚、図4に示す実施形態1の無線通信機能付き照明装置1と同じ処理には、同じステップ番号を付して説明を省略する。

0085

図8に示すように、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1では、無線通信部13のWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できた場合(ステップS150“YES”)、制御部14のMCU14aは、LED照明部11を例えば2秒間隔で例えば30秒間だけ点滅させる一方(ステップS200)、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3とWi-Fi接続できなかった場合は(ステップS150“NO”)、LED照明部11を例えば0.5間隔で例えば30秒間だけ高速点滅させ(ステップS210)、その30秒間の点滅動作終了後、制御部14のMCU14aは、自動的に通常モードに戻る。

0086

つまり、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1における制御部14のMCU14aは、管理モードにおいてWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できたか否かをLED照明部11の点滅により報知する際、ステップS200およびステップS210により所定時間(30秒間)だけ点滅して、所定時間(30秒間)経過後は、ステップS180の処理を実行せず、自動的に通常モードに戻るようにプログラミングされている。

0087

そのため、実施形態2の無線通信機能付き照明装置1によれば、上記実施形態1の無線通信機能付き照明装置1と同様の効果が得られるだけでなく、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1では必要であった図4におけるステップS180の管理モードから通常モードに戻るための判定処理が不要となり、管理者は管理モードから通常モードに戻るためのスイッチ操作が不要となるので、管理者の負担を軽減することができる。

0088

実施形態3.
上記実施形態1,2の無線通信機能付き照明装置1の説明では、ステップS120において管理モードに移行するための所定操作として所定時間内に壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作が所定回数以上連続して繰り返されたことを判定基準としたが、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1では、所定時間内のON・OFFの切替え操作を不要とし、管理者が所定期間、例えば、毎日最初に各装置1のLED照明部11を点灯させたときに、管理モードに移行するようにしたものである。尚、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1の構成自体は、実施形態1の無線通信機能付き照明装置1と同様であり、動作が異なるだけであるため、その動作についてのみ説明する。

0089

図9は、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1の動作を示すフローチャートである。尚、図4に示す実施形態1の無線通信機能付き照明装置1や、図8に示す実施形態2の無線通信機能付き照明装置1と同じ処理には、同じステップ番号を付して説明を省略する。

0090

図9に示すように、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1では、通常モード(ステップS100)において、壁スイッチ2がONされた場合(ステップS110“YES”)、実施形態3の制御部14のMCU14aは、内蔵クロックタイマー(図示せず。)等に基づいて、その壁スイッチ2のONが、例えば、毎日の最初(1回目)のONであるか否かを判定する(ステップS300)。

0091

ここで、壁スイッチ2のONが毎日の最初(1回目)のONでない場合(ステップS300“NO”)、例えば、に壁スイッチ2のONにされた後、OFFにされ、その後、再度、同じ日の日中に壁スイッチ2がONされた場合、制御部14のMCU14aは、通常モードのまま無線通信部13やLED照明部11の動作を制御する。

0092

これに対し、壁スイッチ2のONが毎日の最初(1回目)のONであった場合(ステップS300“YES”)、制御部14のMCU14aは、続いて無線通信部13のビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信しているか否かを判定し(ステップ130)、管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した場合(ステップ130“YES”)、管理モードに移行し(ステップS140)、その後は、図9に示すように上記実施形態2の無線通信機能付き照明装置1と同様の処理を行う。尚、その後、図4に示すように上記実施形態1の無線通信機能付き照明装置1と同様の処理を行うようにしても良い。

0093

従って、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1によれば、実施形態1,2の無線通信機能付き照明装置1とは異なり、管理者用のビーコン発信端末4を携帯した管理者は、管理モードに移行するための所定操作として壁スイッチ2のON・OFFの切替え操作を所定時間内に所定回数以上連続して繰り返す操作が必要なくなり、毎日、朝等の最初(1回目)に照明装置1のLED照明部11を点灯させたときのみ管理モードに自動的に移行して、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かや、ビーコン信号受信部13aがビーコン信号を受信できるか否かを判定できる。

0094

その結果、実施形態3の無線通信機能付き照明装置1によれば、上記実施形態1,2の無線通信機能付き照明装置1とは異なり管理者による管理モードに移行するための所定操作が不要となるので、管理者の負担を軽減しながらもLED照明部11の点灯状態によって本装置1に設けられている無線通信部12が正常であるか、故障しているかを簡単に点検して報知することができる。

0095

尚、上記実施形態3の説明では、所定期間として“1日”を設定し、毎日、最初(1回目)に壁スイッチ2のONがあった場合に、壁スイッチ2において管理モードに移行するための所定操作が実行されたものとして説明したが、本発明では、これに限らず、所定期間として“3日”や、“1週間”、“半月”、“1月”等の“1日”以外の期間を設定しても勿論良い。

0096

また、上記実施形態1〜3の説明では、照明部として直管型LED蛍光管のLED照明部11を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、丸型LED蛍光管のLED照明部11でも良いし、電球型のLED照明部11でも良いし、さらには、LED以外の照明装置でも勿論良い。

0097

また、上記実施形態1〜3の説明では、照明装置1のスイッチは、壁スイッチ2により説明したが、本発明では、これに限らず、リモコン等のスイッチでも勿論良い。

0098

また、上記実施形態1〜3の説明では、LED照明部11の点滅動作の間隔を変えることによってWi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを報知するように説明したが、本発明ではこれに限らず、例えばLED照明部11が色や明るさを変える機能を有する場合には、LED照明部11の点滅動作の間隔の変更でなく、LED照明部11が色や明るさを変更することによって、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できるか否かを報知するようにしても良い。また、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できない場合のみ、LED照明部11を点滅させ、Wi-Fi信号送受信部13bがWi-Fiルータ3と接続できた場合にはLED照明部11を通常モードと同様に点灯させるように制御しても良い。

0099

また、上記実施形態1〜3の説明では、制御部14のMCU14aは、ビーコン信号受信部13aが管理者用のビーコンID情報を有するビーコン信号を受信した際に所定のビーコン信号を受信したものと説明したが、所定の管理者のみがビーコン発信端末4を携帯し、他の入室者はビーコン発信端末4を携帯しない場合には、ビーコン信号受信部13aがビーコン発信端末4からビーコン信号を受信した際に所定のビーコン信号を受信したものとみなしても良い。

0100

1無線通信機能付き照明装置
11LED照明部
12 AC/DC変換回路
13無線通信部
13aビーコン信号受信部
13b Wi-Fi信号送受信部(無線LAN信号受信部)
14 制御部
2 スイッチ
3 Wi-Fiルータ
4ビーコン発信端末
5情報処理端末
6 照明装置設定用端末
7ネットワーク
8サーバ
9 管理用端末

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