図面 (/)

技術 印刷装置

出願人 理想科学工業株式会社
発明者 藪根弘和
出願日 2016年11月22日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2016-226720
公開日 2018年5月31日 (2年5ヶ月経過) 公開番号 2018-083315
状態 特許登録済
技術分野 インクジェット(インク供給、その他) シート,ウェブの制御 付属装置、全体制御
主要キーワード 最上位位置 限界容量 接続センサ 循環系路 積載限界 左側壁面 縦搬送モータ 重力方向下側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年5月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

封筒等の部分的に厚さが異なる用紙の印刷時にも排紙ジャムを防止でき、ジャムの解消に要する時間や手間を軽減する。

解決手段

用紙Pに印刷を行う印刷部3と、印刷が行われた用紙Pを搬送し、排紙トレイ59上に排紙する排紙部5と、排紙トレイ59の上流側に配置され、排紙トレイ59上に積載された最上位位置にある用紙Pの上流側端部を検出したか否かを検出する満杯センサ73と、排紙トレイ59に排紙された用紙Pの枚数カウントする排紙センサ71と、満杯センサ73または排紙センサ71のいずれかからの検出結果に基づいて、排紙トレイ59への排紙を停止するように制御する制御部6と、を備え、制御部6は、排紙を停止する条件として、排紙トレイ59上に積載される用紙Pの厚さが均一である場合、満杯センサ73からの検出結果を利用し、用紙Pの厚さが部分的に異なる場合、排紙センサ71からの検出結果を利用する。

概要

背景

装置本体の上面部に給紙スタッカ排紙スタッカ等を配置することにより、小型化・スリム化を可能にしたファクシミリ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

また、小型化・スリム化が可能な装置として、排紙部上にスキャナ部を備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。

特に、排紙部上にスキャナ部を備えた画像形成装置において、例えば特許文献3には、排紙容量オーバー時にジャムになるのを防止する方法が開示されている。

概要

封筒等の部分的に厚さが異なる用紙の印刷時にも排紙ジャムを防止でき、ジャムの解消に要する時間や手間を軽減する。用紙Pに印刷を行う印刷部3と、印刷が行われた用紙Pを搬送し、排紙トレイ59上に排紙する排紙部5と、排紙トレイ59の上流側に配置され、排紙トレイ59上に積載された最上位位置にある用紙Pの上流側端部を検出したか否かを検出する満杯センサ73と、排紙トレイ59に排紙された用紙Pの枚数カウントする排紙センサ71と、満杯センサ73または排紙センサ71のいずれかからの検出結果に基づいて、排紙トレイ59への排紙を停止するように制御する制御部6と、を備え、制御部6は、排紙を停止する条件として、排紙トレイ59上に積載される用紙Pの厚さが均一である場合、満杯センサ73からの検出結果を利用し、用紙Pの厚さが部分的に異なる場合、排紙センサ71からの検出結果を利用する。

目的

本発明は上記に鑑みてなされたもので、封筒等の部分的に厚さが異なる用紙の印刷時にも排紙ジャムを防止でき、ジャムの解消に要する時間や手間を軽減できる印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

排出方向上流側重力方向下側となるように傾斜した状態で配置された排紙トレイと、前記排紙トレイの上方に所定の空間を有して配置される上部部材と、を備える印刷装置であって、用紙に印刷を行う印刷部と、前記印刷部によって印刷が行われた前記用紙を前記排紙トレイ上に排紙する排紙部と、前記排紙トレイの上流側に配置され、前記排紙トレイ上に積載された最上位位置にある前記用紙の上流側端部を検出したか否かを検出する満杯センサと、前記排紙トレイに排紙された用紙の枚数カウントするカウント手段と、前記満杯センサまたは前記カウント手段のいずれかからの検出結果を利用することで、前記排紙トレイへの排紙を停止するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記排紙を停止する条件として、前記排紙トレイ上に積載される前記用紙の厚さが均一なもののみである場合、前記満杯センサからの検出結果を利用する一方、前記排紙トレイに積載される前記用紙の厚さが部分的に異なるものが含まれる場合、前記カウント手段からの検出結果を利用することを特徴とする印刷装置。

請求項2

前記用紙の排紙方向に対する厚みを検出する用紙厚センサをさらに備え、前記制御部は、前記用紙厚センサの検出結果に基づいて前記用紙の厚さが部分的に異なるか否かを判断するとともに、この部分的に厚さが異なる前記用紙が、前記排紙トレイ上に、用紙の上流側の一部が他の部分よりも薄い状態で積載される場合、または用紙の下流側の一部が他の部分よりも厚い状態で積載される場合に、前記カウント手段による検出結果を利用し、それ以外の場合には、前記満杯センサの検出結果を利用して、前記排紙トレイへの排紙を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、封筒等の部分的に厚い用紙にも印刷を行うことが可能な印刷装置に関する。

背景技術

0002

装置本体の上面部に給紙スタッカ排紙スタッカ等を配置することにより、小型化・スリム化を可能にしたファクシミリ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、小型化・スリム化が可能な装置として、排紙部上にスキャナ部を備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。

0004

特に、排紙部上にスキャナ部を備えた画像形成装置において、例えば特許文献3には、排紙容量オーバー時にジャムになるのを防止する方法が開示されている。

先行技術

0005

特開2008−211691号公報
特開2007−302360号公報
特開2005−119848号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上述のように、画像形成装置においては、装置本体の上面部に排紙部を配置し、さらに排紙部上にスキャナ部を配置する構成とすることで、装置の小型化・スリム化が可能である。ただし、このような構成の場合、排紙部とスキャナ部との間の空間には高さに制限があるため、排紙部で集積可能な用紙の枚数(容量)には限界がある。

0007

このとき、画像の形成に用いられる用紙の厚さが均等であれば、排紙容量オーバーによるジャムは簡単に防止できる。例えば、集積された用紙の容量をセンサ等によって検出することにより、集積された用紙がスキャナ部に突き当たるまで排紙されて、排紙ジャムとなるのを回避できる。

0008

しかしながら、画像形成装置によっては、封筒のように一部に他の部分よりも厚い部分を有するものを用紙として用いることが可能なものもある。このように、一部に他の部分よりも厚い部分を有する用紙を集積した場合、排紙部に排紙された用紙の枚数がセンサ検出に基づいた集積可能な枚数に達する前に、積み重なった厚い部分がスキャナ部に突き当たり、排紙ジャムが発生する場合があった。これは、封筒に限らず、部分的に接着面を備えた用紙やシール貼付された用紙など、一部に他の部分よりも厚い部分を有する用紙であれば同様の排紙ジャムが発生する場合があった。

0009

本発明は上記に鑑みてなされたもので、封筒等の部分的に厚さが異なる用紙の印刷時にも排紙ジャムを防止でき、ジャムの解消に要する時間や手間を軽減できる印刷装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第1の特徴は、
排出方向上流側重力方向下側となるように傾斜した状態で配置された排紙トレイと、前記排紙トレイの上方に所定の空間を有して配置される上部部材と、を備える印刷装置であって、
用紙に印刷を行う印刷部と、
前記印刷部によって印刷が行われた前記用紙を前記排紙トレイ上に排紙する排紙部と、
前記排紙トレイの上流側に配置され、前記排紙トレイ上に積載された最上位位置にある前記用紙の上流側端部を検出したか否かを検出する満杯センサと、
前記排紙トレイに排紙された用紙の枚数をカウントするカウント手段と、
前記満杯センサまたは前記カウント手段のいずれかからの検出結果を利用することで、前記排紙トレイへの排紙を停止するように制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記排紙を停止する条件として、前記排紙トレイ上に積載される前記用紙の厚さが均一なもののみである場合、前記満杯センサからの検出結果を利用する一方、前記排紙トレイに積載される前記用紙の厚さが部分的に異なるものが含まれる場合、前記カウント手段からの検出結果を利用することにある。

0011

上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、
前記用紙の排紙方向に対する厚みを検出する用紙厚センサをさらに備え、
前記制御部は、
前記用紙厚センサの検出結果に基づいて前記用紙の厚さが部分的に異なるか否かを判断するとともに、この部分的に厚さが異なる前記用紙が、前記排紙トレイ上に、用紙の上流側の一部が他の部分よりも薄い状態で積載される場合、または用紙の下流側の一部が他の部分よりも厚い状態で積載される場合に、前記カウント手段による検出結果を利用し、それ以外の場合には、前記満杯センサの検出結果を利用して、前記排紙トレイへの排紙を停止するように制御することにある。

発明の効果

0012

本発明に係る印刷装置の第1の特徴によれば、制御部は、排紙される用紙の厚さが均一なもののみである場合、満杯センサによって満杯状態が検出されたことを条件に、印刷部による印刷を停止するように制御する一方、排紙される用紙の厚さが部分的に異なるものが含まれる場合、排紙トレイ上に排紙された用紙の枚数が排紙トレイ上に排紙可能な集積可能枚数に達したことを条件に、印刷部による印刷を停止するように制御する。

0013

すなわち、排紙される用紙の厚さが部分的に異なる場合には、満杯センサの検出出力によらず、カウント手段によってカウントされた枚数によって満杯状態と擬制する。この結果、満杯センサによって満杯状態が検出される前に、排紙トレイ上に集積された用紙が上部部材に突き当たり、排紙ジャムとなるのを回避できる。したがって、封筒等の部分的に厚さが異なる用紙Pへの印刷動作を含む場合にも排紙ジャムを防止でき、ジャムを解消するために要する時間と手間とを軽減できる。

0014

本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、前記用紙の排紙方向に対する厚みを検出する用紙厚センサをさらに備え、前記制御部は、前記用紙厚センサの検出結果に基づいて前記用紙の厚さが部分的に異なるか否かを判断するとともに、この部分的に厚さが異なる前記用紙が、前記排紙トレイ上に、用紙の上流側の一部が他の部分よりも薄い状態で積載される場合、または用紙の下流側の一部が他の部分よりも厚い状態で積載される場合に、前記カウント手段による検出結果を利用し、それ以外の場合には、前記満杯センサの検出結果を利用して、前記排紙トレイへの排紙を停止するように制御する。

0015

これにより、制御部は、用紙厚センサの出力に基づいて、用紙が部分的に厚い部分を有する封筒等の場合か否かをより確実に判断できるようになる結果、用紙の上流側の一部が他の部分よりも薄い状態で積載される用紙、および下流側の一部が他の部分よりも厚い状態で積載される用紙を、集積可能枚数の限界まで安全に集積可能となる。

図面の簡単な説明

0016

実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。
図1に示す印刷装置の制御ブロック図である。
(a)〜(c)は、それぞれ、用紙サイズと排紙トレイ上で集積可能な枚数との関係を説明するための説明図である。
排紙動作に係る制御を説明するためのフローチャートである。

実施例

0017

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。

0018

以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。

0019

(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷装置1の概略構成図である。図2は、図1に示す印刷装置1の制御ブロック図である。以下の説明において、図1紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。また、図1における紙面の上下左右を上下左右方向とする。

0020

なお、ここでは、部分的に厚さが異なる封筒等の用紙にも印刷を行うことが可能な印刷装置1としてインクジェット(IJ)プリンタを例示して説明するが、他の方式のプリンタや複写機といった画像形成装置またはファクシミリ装置等も、印刷装置1として適用可能である。

0021

図1に示す印刷装置1においては、印刷媒体である用紙Pの搬送を行う搬送経路太線により示されている。搬送経路のうち、実線で示す経路が印刷部3の印刷経路RP、一点鎖線で示す経路が循環搬送部4の循環経路RC、破線で示す経路が排紙部5の第1排紙経路RD1および第2排紙経路RD2、二点鎖線で示す経路が給紙部2の外部給紙経路RS1および内部給紙経路RS2である。以下の説明における上流、下流は、搬送経路における上流、下流を意味する。

0022

図1図2に示すように、本実施の形態に係る印刷装置1は、給紙部2と、印刷部3と、循環搬送部4と、排紙部5と、制御部6と、各部を収納または保持する筐体7と、筐体7に覆われた装置本体7Aの上方に配置されるスキャナ部(上部部材)9と、を備える。

0023

給紙部2は、未印刷の用紙Pを印刷部3に給紙する。また、給紙部2は、両面印刷時に表面印刷後の用紙Pを印刷部3に再給紙する。給紙部2は、搬送経路の最も上流側に配置されている。給紙部2は、外部給紙台11と、外部給紙ローラ12と、内部給紙台13A,13Bと、内部給紙ローラ14A,14Bと、内部給紙モータ15A,15Bと、内部給紙搬送ローラ16A〜16Cと、内部給紙搬送モータ17と、内部給紙センサ18A〜18Cと、縦搬送ローラ19と、縦搬送モータ20と、縦搬送センサ21と、を備える。

0024

外部給紙台11は、印刷に用いられる用紙Pが積載されるものである。外部給紙台11は、一部が筐体7の外部に露出して設置されており、用紙Pの非積載時には、一部に対向する基端部を起点に図示矢印A方向に回動して筐体7の左側壁面部に収納可能とされている。外部給紙台11は、例えば、部分的に厚さが異なる封筒等や厚紙といった用紙Pの積載が可能とされている。部分的に厚さが異なる封筒等の用紙Pは、封筒のフラップ部のような薄い部分を後端(上流側)とし、筒底部のような貼り合わせによる厚い部分を先端(下流側)として、外部給紙台11上にセットされる。

0025

外部給紙ローラ12は、外部給紙台11に積載された用紙Pを1枚ずつ取り出すとともに、外部給紙経路RS1に沿って印刷部3のレジストローラ31へ向けて用紙Pを搬送する。

0026

内部給紙台13A,13Bは、印刷に用いられる用紙Pが積載されるものである。内部給紙台13A,13Bは、筐体7の内部に配置されている。

0027

内部給紙ローラ14A,14Bは、それぞれ内部給紙台13A,13Bに積載された用紙Pを1枚ずつ取り出す。

0028

内部給紙モータ15A,15Bは、それぞれ内部給紙ローラ14A,14Bを回転駆動させる。

0029

内部給紙搬送ローラ16A,16Bは、それぞれ内部給紙ローラ14A,14Bにより内部給紙台13A,13Bから取り出された用紙Pを内部給紙搬送ローラ16Cへ搬送する。内部給紙搬送ローラ16Cは、内部給紙搬送ローラ16Aまたは内部給紙搬送ローラ16Bにより搬送されてきた用紙Pを縦搬送ローラ19へ搬送する。内部給紙搬送ローラ16Cは、内部給紙経路RS2の内部給紙ローラ14Aから延びる部分と内部給紙ローラ14Bから延びる部分との合流地点の下流側に配置されている。

0030

内部給紙搬送モータ17は、内部給紙搬送ローラ16A〜16Cを回転駆動させる。

0031

内部給紙センサ18A〜18Cは、内部給紙台13A,13Bから取り出されて縦搬送ローラ19へ搬送される用紙Pを検出する。内部給紙センサ18A〜18Cは、それぞれ内部給紙搬送ローラ16A〜16Cの下流側近傍の所定位置に配置されている。

0032

縦搬送ローラ19は、内部給紙経路RS2に沿って内部給紙搬送ローラ16Cから搬送されてくる用紙Pを印刷部3のレジストローラ31へ搬送する。また、縦搬送ローラ19は、両面印刷時に循環経路RCに沿って循環搬送された表面印刷後の用紙Pをレジストローラ31へ搬送する。縦搬送ローラ19は、循環経路RCの内部給紙経路RS2への合流地点の下流側において、内部給紙経路RS2に沿って配置されている。

0033

縦搬送モータ20は、縦搬送ローラ19を回転駆動させる。また、縦搬送モータ20は、外部給紙ローラ12を回転駆動させる。縦搬送モータ20は、縦搬送ローラ19および外部給紙ローラ12にそれぞれ図示しないワンウェイクラッチを介して接続されている。これにより、縦搬送モータ20の一方向の回転駆動により縦搬送ローラ19が回転駆動され、縦搬送モータ20の他方向の回転駆動により外部給紙ローラ12が回転駆動されるようになっている。

0034

縦搬送センサ21は、縦搬送ローラ19からレジストローラ31へ搬送される用紙Pを検出する。縦搬送センサ21は、縦搬送ローラ19の下流側近傍の所定位置に配置されている。

0035

印刷部3は、用紙Pを搬送しつつ、用紙Pに画像を印刷する。印刷部3は、給紙部2の下流側に配置されている。印刷部3は、レジストローラ31と、レジストモータ32と、ベルト搬送部33と、ベルトモータ34と、ヘッドユニット35と、を備える。

0036

レジストローラ31は、外部給紙ローラ12または縦搬送ローラ19により搬送されてきた用紙Pを一旦止めて斜行補正した後、ベルト搬送部33へ搬送する。レジストローラ31は、印刷部3の上流部の印刷経路RP上に配置されている。

0037

レジストモータ32は、レジストローラ31を回転駆動させる。

0038

ベルト搬送部33は、レジストローラ31により搬送されてきた用紙Pをベルト上に吸着保持して搬送する。ベルト搬送部33は、レジストローラ31の下流側に配置されている。

0039

ベルトモータ34は、ベルト搬送部33を駆動させる。

0040

ヘッドユニット35は、用紙Pの搬送方向と直交する方向(前後方向)に沿って複数のノズルが配列されたラインタイプの複数のインクジェットヘッド(図示せず)を有する。ヘッドユニット35は、ベルト搬送部33の上方に配置されている。ヘッドユニット35は、ベルト搬送部33により搬送される用紙Pにインクジェットヘッドのノズルからインク吐出して画像を印刷する。

0041

循環搬送部4は、両面印刷時に表面印刷後の用紙Pを循環経路RCに沿って搬送して縦搬送ローラ19へ渡す。循環搬送部4は、複数対の中間搬送ローラ41と、中間搬送モータ42と、反転ローラ43と、反転モータ44と、複数対の水平搬送ローラ45と、水平搬送モータ46と、複数対の上昇搬送ローラ47と、上昇搬送モータ48と、両面センサ49と、を備える。

0042

中間搬送ローラ41は、両面印刷時に表面印刷後の用紙Pを反転ローラ43へ搬送する。複数対の中間搬送ローラ41は、印刷部3と反転ローラ43との間の循環経路RCに沿って配置されている。

0043

中間搬送モータ42は、複数対の中間搬送ローラ41を回転駆動させる。また、中間搬送モータ42は、後述する最上流の第1排紙ローラ55、および最下流の第2排紙ローラ57以外の第2排紙ローラ57を回転駆動させる。

0044

反転ローラ43は、中間搬送ローラ41により搬送されてきた用紙Pをスイッチバックして水平搬送ローラ45へ搬送する。反転ローラ43は、循環経路RCに沿って、中間搬送ローラ41の下流側に配置されている。

0045

反転モータ44は、反転ローラ43を回転駆動させる。

0046

水平搬送ローラ45は、反転ローラ43によりスイッチバックされた用紙Pを上昇搬送ローラ47へ搬送する。複数対の水平搬送ローラ45は、反転ローラ43と循環経路RCの内部給紙経路RS2への合流地点との間における循環経路RCの上流部に沿って配置されている。

0047

水平搬送モータ46は、複数対の水平搬送ローラ45を回転駆動させる。

0048

上昇搬送ローラ47は、水平搬送ローラ45により搬送されてきた用紙Pを縦搬送ローラ19へ搬送する。複数対の上昇搬送ローラ47は、反転ローラ43と循環経路RCの内部給紙経路RS2への合流地点との間における循環経路RCの下流部に沿って配置されている。

0049

上昇搬送モータ48は、複数対の上昇搬送ローラ47を回転駆動させる。

0050

両面センサ49は、循環搬送部4から縦搬送ローラ19へ搬送される用紙Pを検出する。両面センサ49は、最下流の上昇搬送ローラ47の下流側近傍の所定位置に配置されている。

0051

排紙部5は、印刷済みの用紙Pを排紙する。排紙部5は、第1切替部51と、第1ソレノイド52と、第2切替部53と、第2ソレノイド54と、複数対の第1排紙ローラ55と、第1排紙モータ56と、複数対の第2排紙ローラ57と、第2排紙モータ58と、排紙トレイ59と、排紙センサ71と、満杯センサ73と、を備える。

0052

第1切替部51は、用紙Pの搬送経路を第1排紙経路RD1と循環経路RCとの間で切り替える。第1排紙経路RD1は、印刷経路RPの下流端から、装置本体7Aの右側に配置された後処理装置(図示せず)へ向かって延びる経路である。第1切替部51は、第1排紙経路RD1と循環経路RCとの分岐地点に配置されている。

0053

第1ソレノイド52は、第1切替部51を駆動させる。

0054

第1排紙ローラ55は、印刷部3から搬送されてくる用紙Pを後処理装置へ排紙する。複数対の第1排紙ローラ55は、第1排紙経路RD1に沿って配置されている。

0055

第1排紙モータ56は、最上流の第1排紙ローラ55以外の第1排紙ローラ55を回転駆動させる。なお、最上流の第1排紙ローラ55は、中間搬送モータ42により回転駆動される。

0056

第2切替部53は、用紙Pの搬送経路を第1排紙経路RD1と第2排紙経路RD2との間で切り替える。第2排紙経路RD2は、第1排紙経路RD1と循環経路RCとの分岐地点の下流側において、第1排紙経路RD1から分岐して排紙トレイ59へ向かう経路である。第2切替部53は、第2排紙経路RD2が第1排紙経路RD1から分岐する分岐地点に配置されている。

0057

第2ソレノイド54は、第2切替部53を駆動させる。

0058

第2排紙ローラ57は、印刷部3から搬送されてくる用紙Pを排紙トレイ59へ排紙する。複数対の第2排紙ローラ57は、第2排紙経路RD2に沿って配置されている。

0059

第2排紙モータ58は、最下流の第2排紙ローラ57を回転駆動させる。なお、最下流の第2排紙ローラ57以外の第2排紙ローラ57は、中間搬送モータ42により回転駆動される。

0060

排紙トレイ59は、最下流の第2排紙ローラ57により排紙された用紙Pが積載されるものである。排紙トレイ59は、第2排紙経路RD2の下流端に配置されている。

0061

ここで、排紙トレイ59は、第2排紙経路RD2の下流端に対応する装置本体7Aの上面部に、その基端側が最下流の第2排紙ローラ57よりも下方に位置するように、図示の左側上方から右側下方に向かって傾斜した状態で配置されている。

0062

排紙トレイ59は、例えば、サイズの大きな用紙Pを集積可能とするために、傾斜角度の異なる複数のトレイ面59a,59bを有している。上流側のトレイ面59aは、水平面とのなす角度がθ1とされ、下流側のトレイ面59bは、水平面とのなす角度がθ2とされている。上流側のトレイ面59aの角度θ1は、下流側のトレイ面59bの角度θ2よりも大きくなるように設定されている(θ1>θ2)。

0063

また、装置本体7Aの上方にはスキャナ部9を配置することが可能となっており、スキャナ部9を配置した場合にも、排紙トレイ59の上方には、スキャナ台9Aの下面との間に所定の高さの空間が確保されるようになっている。

0064

すなわち、最下流の第2排紙ローラ57により排紙された用紙Pは、空間内において、排紙トレイ59上に積載状態で集積される。排紙トレイ59は、上流側のトレイ面59aの傾斜角度(θ1)を下流側のトレイ面59bの傾斜角度(θ2)よりも大きくすることで、集積時に用紙Pの後端(上流側)が排紙部5の壁面に沿って積載されることにより、印刷済みの用紙Pの紙揃え性が向上される。

0065

排紙センサ71は、排紙トレイ59上に排紙される用紙Pを検知する。排紙センサ71は、最下流の第2排紙ローラ57の近傍の所定位置に配置されている。

0066

排紙センサ71としては、排紙時に、例えば透過光量に応じて用紙Pの搬送方向の厚みを検出する用紙厚センサや、用紙Pの搬送方向に対するサイズを識別する用紙サイズ識別センサとしての機能を付加するようにしても良い。用紙厚センサや用紙サイズ識別センサは、排紙センサ71とは別に、搬送経路上の例えば印刷部3の上流側や下流側等に配置することも可能である。

0067

満杯センサ73は、排紙トレイ59上に排紙されて集積された用紙Pの積載限界容量(満杯状態)を検出する。満杯センサ73は、排紙トレイ59の上流側である排紙部5の壁面の所定位置に配置され、排紙トレイ59上に積載された用紙Pの後端の最上面がセンサ位置に達したか否かを検出することによって、用紙Pがスキャナ台9Aと接触しない限界の高さを検出する。

0068

上述したように、用紙Pは後端(上流側)が排紙部5の壁面に沿って積載されるので、満杯センサ73は、排紙トレイ59上に積載される用紙Pのサイズによらず、1つのセンサによって、印刷済みの用紙Pの後端の最上面の位置を検出する。これにより、いかなるサイズの用紙Pが積載される際にも確実に積載限界容量を検出できるようになっている。

0069

排紙トレイ59で積載可能な限界容量をできるだけ多く確保する必要から、満杯センサ73は、排紙部5の壁面のなるべく高い位置に配置することが望ましい。

0070

ここで、均等(均一)な厚さを有する用紙Pのみの場合にはさほど問題ないが、部分的に厚さの異なる封筒等の用紙Pが混在する場合、例えば、封筒のフラップ部のような薄い部分を後端(上流側)とし、筒底部のような貼り合わせによる厚い部分を先端(下流側)として、排紙トレイ59上に集積させると、用紙Pの後端側を検出する満杯センサ73によって満杯状態が検出される前に用紙Pの先端側がスキャナ台9Aに突き当たり、排紙ジャムとなる場合がある。

0071

スキャナ部9は、原稿上の画像を光学的に読み取って印刷部3で印刷するための情報を得る読取装置(詳細な説明は省略する)であって、スキャナ台9Aによって装置本体7Aの上方に配置可能とされている。スキャナ部9は、接続の有無を検出して制御部6に出力するためのスキャナ接続センサ9Bを備える。

0072

制御部6は、印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部6は、CPU、RAM(記憶部)6C、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。

0073

RAM(記憶部)6Cは、排紙センサ71の出力に応じて排紙枚数をカウントする排紙カウンタ、および用紙Pが部分的に厚さの異なる封筒等の場合にセット(オン)される封筒フラグを記憶する。また、RAM(記憶部)6Cは、用紙Pの排紙トレイ59上での排紙ジャムにならない集積可能枚数のデータを用紙サイズごとに記憶する。

0074

両面印刷を行う際、制御部6は、インターリーフ方式の両面印刷を行う。インターリーフ方式は、搬送経路上に複数枚の用紙Pを搬送させつつ、未印刷の用紙Pの表面と表面印刷後の用紙Pの裏面とを交互に印刷する方式である。

0075

インターリーフ方式による両面印刷時において、制御部6は、未印刷の用紙Pの印刷部3への給紙と表面印刷後の用紙Pの印刷部3への再給紙とを交互に行うように、給紙部2を制御する。

0076

内部給紙台13Aまたは内部給紙台13Bから未印刷の用紙Pを給紙して両面印刷を行う場合、制御部6は、給紙部2の縦搬送ローラ19の動作を給紙搬送動作と再給紙搬送動作との間で切り替える制御を行う。そして、制御部6は、その切り替えタイミングを印刷部3の印刷スケジュールに応じて制御する。

0077

印刷部3で印刷された用紙Pの排紙先が後処理装置である場合、印刷済みの用紙Pは、第1切替部51および第2切替部53により第1排紙経路RD1へ導かれる。そして、用紙Pは、第1排紙ローラ55により後処理装置へ排紙される。

0078

これに対し、排紙先が排紙トレイ59である場合、印刷済みの用紙Pは、第1切替部51および第2切替部53により第2排紙経路RD2へ導かれる。そして、用紙Pは、第2排紙ローラ57により排紙トレイ59上へ排紙される。

0079

なお、両面印刷された用紙Pが封筒等の部分的に厚さの異なるものの場合、例えば、循環搬送部4において、用紙Pを両面印刷後に再び循環系路RCに沿って循環搬送された後、排紙部5の排紙トレイ59上に排紙されるようにしても良い。これにより、印刷済の封筒等の用紙Pは、フラップ側を上流側に、筒底側を下流側にして、排紙トレイ59上に集積(積載)される。

0080

上記したように、本実施の形態に係る印刷装置1は、装置本体7Aの上面部に排紙部5を配置し、さらに排紙部5上にスキャナ部9を配置する構成とするとともに、折り畳み式の外部給紙台11を備えて、筐体7内に給紙部2を設ける構成としたことにより、小型化・スリム化が可能とされている。

0081

図3(a)〜図3(c)は、RAM6Cを用いて用紙サイズPSごとに記憶される、排紙トレイ59上での用紙Pの集積可能枚数のデータの一例を示すものである。

0082

例えば、図3(a)に示すように、用紙Pの搬送方向におけるサイズがPS1のようにトレイ面59aの用紙搬送方向の長さよりも短い場合、排紙容量オーバーとならない排紙トレイ59上に集積可能な枚数は、トレイ面59a上の用紙Pの先端の位置からスキャナ台9Aまでの距離(高さ)MD1に応じて設定される。

0083

一方、図3(c)に示すように、用紙Pの搬送方向におけるサイズがPS3のようにトレイ面59aの用紙搬送方向の長さよりも大幅に大きくなると、トレイ面59bに沿うようにして用紙Pの先端側が集積される。そのため、排紙容量オーバーとならない排紙トレイ59上に集積可能な枚数は、トレイ面59b上の用紙Pの先端の位置からスキャナ台9Aまでの距離(高さ)MD3に応じて設定される。

0084

これに対して、図3(b)に示すように、用紙Pの搬送方向におけるサイズがPS2のようにトレイ面59aの用紙搬送方向の長さよりも少し大きくなると、用紙Pの種類によっては、コシハリ)の分だけ用紙Pの先端側がトレイ面59bから浮いた状態で集積される。そのため、排紙容量オーバーとならない排紙トレイ59上に集積可能な枚数は、トレイ面59aを搬送方向に延長した平面上における用紙Pの先端の位置からスキャナ台9Aまでの距離(高さ)MD2に応じて設定される。

0085

また、図3(b)に示した用紙Pよりコシの弱いものも用いられる。コシの弱い用紙の場合、図3(c)に示した用紙Pのようにトレイ面59bに沿うようにして用紙Pの先端側が集積されることなく、かつ、図3(b)に示した用紙Pのように、用紙Pの先端側がトレイ面59aの延長上となるように集積されることなく、図3(d)に示すように、先端側が下方に垂れ下がった状態で集積される。

0086

このときの排紙容量オーバーとならない排紙トレイ59上に集積可能な枚数は、トレイ面59b上の最上位位置にある用紙Pの先端の位置からスキャナ台9Aまでの距離(高さ)MD4に応じて設定される。

0087

なお、排紙トレイ59上に集積可能な枚数のデータは、用紙サイズPSごとに、給紙設定等に応じて予め設定されるものであっても良いし、ユーザやメンテナンスを行うサービスマンによって設定・変更できるようにしても良い。

0088

次に、本実施の形態に係る印刷装置1において、制御部6による排紙時の制御について説明する。

0089

図4は、排紙動作に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、排紙センサ71に用紙厚センサや用紙サイズ識別センサの機能を付加し、排紙センサ71の出力に基づいて、排紙の有無とともに、排紙された用紙Pが封筒か否かと用紙サイズPSとを検知するようにした場合を例に説明する。

0090

印刷動作を実行中、制御部6は、排紙部5において排紙トレイ59上に印刷済みの用紙Pが排紙されたか否かを、排紙センサ71の出力をチェックすることにより判定する(ステップS101)。

0091

排紙が検知されない場合(ステップS101;NO)、検知されるまで、そのステップS101で待機する。

0092

排紙が検知された場合(ステップS101;YES)、制御部6は、排紙センサ71の出力から排紙された用紙Pが封筒か否かを判定する(ステップS103)。この判定時には、例えば、排紙された用紙Pが封筒である場合に、そのフラップ部が排紙トレイ59の上流側に集積されるかどうかを、合わせて判定するようにしても良い。

0093

排紙された用紙Pが封筒でない場合(ステップS103;NO)、制御部6は、処理をステップS107に移行する。

0094

排紙された用紙Pが封筒の場合(ステップS103;YES)、制御部6は、RAM6Cに記憶された封筒フラグをオンさせ(ステップS105)、排紙カウンタのカウント値インクリメントする。

0095

次いで、制御部6は、満杯センサ73の出力から排紙トレイ59が排紙された用紙Pにより満杯状態か否かを判定する(ステップS109)。

0096

満杯状態であると判定されると(ステップS109;YES)、制御部6は、給紙部2、印刷部3、循環搬送部4等を制御して、直ちに印刷動作を中断して排紙動作を停止させる(ステップS113)。

0097

このように、印刷動作の最中において、排紙トレイ59が満杯状態であると判定すると、制御部6は、部分的に厚さの異なる封筒等の用紙Pの有無にかかわらず、排紙トレイ59が既に満杯状態である(積載限界容量に達した)と判断し、給紙部2、印刷部3、循環搬送部4等を制御して、直ちに排紙動作を停止させる。

0098

この満杯状態は、図示していない操作部の液晶パネル等を用いてユーザに報知されることにより、満杯状態の解消、すなわち、ユーザによる印刷済みの用紙Pの排紙トレイ59上からの回収が促される。

0099

そして、満杯状態が解消された後、例えば、操作部のスタートタン(図示省略)がユーザによって操作(再投入)されることにより、制御部6は、排紙カウンタのカウント値と封筒フラグとをクリアし、印刷動作を再開する。

0100

一方、満杯状態ではないと判定された場合(ステップS109;NO)、制御部6は、処理をステップS111へ移行する。すなわち、制御部6は、ステップS111において、封筒フラグがオンか否かを判定する。

0101

封筒フラグがオンでない場合(ステップS111;NO)、制御部6は、処理をステップS101へ移行する。

0102

すなわち、印刷動作の最中において、封筒フラグから部分的に厚さの異なる封筒等の用紙Pが排紙されたと判定されない場合、制御部6は、厚さが均一な用紙Pに対する通常処理として、指定の枚数分の印刷動作が終了するか、排紙部5での満杯状態が満杯センサ73によって検出されるまで、印刷動作に伴う上記の一連の動作を継続させる。

0103

これに対し、封筒フラグがオンであると判定されると(ステップS111;YES)、制御部6は、スキャナ接続センサ9Bの出力に基づいてスキャナ部9の接続の有無を判定する(ステップS115)。

0104

スキャナ部9が接続されていると判定されると(ステップS115;YES)、制御部6は、排紙センサ71の出力に基づいて、用紙サイズPSに応じた集積可能枚数のデータをRAM6Cから読み出し、排紙カウンタのカウント値と比較する(ステップS117)。

0105

排紙枚数が、予め規定された集積可能枚数に達していると判定された場合(ステップ117;YES)、制御部6は、処理をステップS113に移行して、給紙部2、印刷部3、循環搬送部4等を制御して、直ちに印刷動作を中断して排紙動作を停止させる。

0106

このように、印刷動作の最中において、封筒フラグから部分的に厚さの異なる封筒等の用紙Pが排紙されたことが判定された場合、制御部6は、スキャナ部9の接続の有無に応じて、排紙カウンタのカウント値をRAM6Cに記憶された集積可能枚数のデータと比較し、スキャナ部9が接続された状態で、排紙トレイ59上の用紙Pが集積可能枚数に達したと判定される場合に、直ちに排紙動作を停止させてユーザに報知する。

0107

なお、スキャナ部9が非接続の場合(ステップS115;NO)、制御部6は、処理をステップS101へ移行する。

0108

すなわち、スキャナ部9の接続が確認できない場合、排紙容量オーバーによるジャムは発生しないので、指定枚数分の印刷動作が終了するか、満杯センサ73によって満杯状態が検出されるまで、印刷動作に伴う上記の一連の動作を継続させる。

0109

同様に、排紙枚数が集積可能枚数に達していないと判定された場合(ステップ117;NO)、制御部6は、処理をステップS101へ移行し、指定枚数分の印刷動作が終了するか、満杯センサ73によって満杯状態が検出されるか、若しくは排紙トレイ59上の用紙Pが集積可能枚数に達するまで、印刷動作に伴う上記の一連の動作を継続させる。

0110

上記のように、本実施の形態に係る印刷装置1によれば、部分的に厚さが異なる封筒等の用紙Pが排紙トレイ59上に排紙されたか否かに応じて、排紙部5における用紙Pの満杯状態を、満杯センサ73の検出出力に基づいて判定するか、満杯センサ73の検出出力によらず、実際に排紙トレイ59上に排紙された用紙Pの枚数から判定するか、を切り替えることができるようになっている。

0111

すなわち、本実施の形態に係る印刷装置1は、排紙を停止する条件として、排紙トレイ59上に積載される用紙Pの厚さが均一である場合、満杯センサ73からの検出結果を利用する一方、排紙トレイ59に積載される用紙Pの厚さが部分的に異なる場合、排紙センサ71からの検出結果を利用する。これにより、部分的に厚さが異なる封筒等の用紙Pのために、満杯センサ73によって満杯状態が検出される前に、排紙トレイ59上に集積された用紙Pがスキャナ台9Aに突き当たり、排紙ジャムとなるのを回避できる。したがって、封筒等の部分的に厚さが異なる用紙Pへの印刷を含む場合にも排紙ジャムを防止でき、ジャムを解消するために要する時間と手間とを軽減できる。そして、排紙ジャムを防止できることにより、ジャムにより無駄となる用紙Pを削減することが可能となる。

0112

なお、上記した実施の形態においては、用紙Pの厚さが用紙サイズPSにほぼ比例することから、排紙トレイ59上での用紙Pの集積可能枚数を用紙サイズPSに応じて記憶するようにしたが、これに限らず、例えば用紙Pの厚さや紙質等に応じて記憶するようにしても良い。

0113

また、部分的に厚さが異なる用紙Pとしては封筒に限らず、例えば、部分的に接着面を備えた用紙やシールが貼付された用紙等であっても良い。

0114

また、上部部材としてはスキャナ部9に限らず、排紙トレイ59上の空間の高さを制限するものであれば良い。

0115

また、印刷装置1としては、装置本体7Aの上段部分に排紙トレイ59を配置し、さらに排紙トレイ59上にスキャナ部9を配置する構成に限らず、例えば、排紙トレイ59を装置本体7Aの中段下段に配置するものであっても良いし、上部部材がスキャナ部9以外の部材により構成されるものであっても良い。

0116

さらには、部分的に厚さが異なる封筒等の用紙Pが所定の枚数以上排紙された際に、上記した排紙トレイ59上に実際に排紙された用紙Pの枚数から満杯状態を判定するようにしても良い。

0117

本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。

0118

1印刷装置
2 給紙部
3印刷部
4循環搬送部
5 排紙部
6 制御部
6C RAM
7A 装置本体
9スキャナ部
9A スキャナ台
9B スキャナ接続センサ
11 外部給紙台
12外部給紙ローラ
13A,13B内部給紙台
14A,14B 内部給紙ローラ
15A,15B 内部給紙モータ
16A〜16C 内部給紙搬送ローラ
17 内部給紙搬送モータ
18A〜18C 内部給紙センサ
19縦搬送ローラ
20縦搬送モータ
21縦搬送センサ
31レジストローラ
32レジストモータ
33ベルト搬送部
34ベルトモータ
35ヘッドユニット
41中間搬送ローラ
42中間搬送モータ
43反転ローラ
44反転モータ
45水平搬送ローラ
46水平搬送モータ
47上昇搬送ローラ
48 上昇搬送モータ
49両面センサ
57 第2排紙ローラ
59排紙トレイ
59a,59bトレイ面
71排紙センサ
73満杯センサ
RP印刷経路
RC循環経路
RD1 第1排紙経路
RD2 第2排紙経路
RS1 外部給紙経路
RS2 内部給紙経路

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • シチズン時計株式会社の「 プリンタ」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 ファンで発生した風を無駄なくサーマルヘッドの狙いの位置に当てることができるプリンタを提供する。【解決手段】 ケース2の縦壁に配置されるファン41と、ケース2の開口部2aを開閉するカバー(... 詳細

  • 東芝テック株式会社の「 画像処理装置および画像処理方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 本発明が解決しようとする課題は、所定の条件を満たした場合に宛先やアドレスを全桁表示することで適切な宛先を選択できるようにすることである。【解決手段】 上記課題を解決するために、本実施形態... 詳細

  • セイコーエプソン株式会社の「 媒体搬送装置、画像読取装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】原稿を検出するセンサーとして、上流センサーと下流センサーの双方を設けることが好ましいが、この場合コストアップを招く。【解決手段】媒体搬送装置は、搬送ローラー対が設けられた第1媒体搬送経路と、搬... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ