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技術 台車

出願人 株式会社神戸車輌製作所
発明者 神戸栄治
出願日 2016年11月9日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-218668
公開日 2018年5月17日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-075949
状態 特許登録済
技術分野 ハンドカート
主要キーワード ネジ具 縦長筒状 荷物搬送用 パイプ支持 荷物運搬用 軽量材 台車移動 コーナー材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年5月17日)のものです。
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図面 (15)

課題

軽量であり、耐荷重性、強度に優れた台車と、フレーム部材を確実に連結できる台車を提供する。

課題を解決するための手段

方形台車フレームの下に車輪を備えた台車であり、金属材製の四つのコーナー部材に、金属よりも軽量である軽量材製のフレーム部材が連結されて方形のフレームが形成され、コーナー部材とフレーム部材の一方の通孔から差し込んだボルトを他方の部材のネジ孔ネジ込んで両部材を連結し、更に、そのボルトにナット螺合させて、前記両部材を二重に連結した台車である。

概要

背景

荷物搬送用台車には各種構造のものがある。従来の台車フレームは鉄、鋼等の金属製であるため耐荷重性、強度には優れるが、重いという難点がある。台車は荷物を積んで搬送するだけでなく、作業員が空の状態で持ち運ぶこともあるため、重いと持ち運びが大変であった。最近、軽量化のために台車フレームをアルミ製にしたものもあるが、アルミ製であるため耐荷重性、強度の面で難点がある。

従来は、四つのコーナー部材フレーム部材で連結して方形にした台車フレームもある(特許文献1)。これはフレームのコーナー部材をアルミ製にして軽量化を図ったものである。

概要

軽量であり、耐荷重性、強度に優れた台車と、フレーム部材を確実に連結できる台車を提供する。方形の台車フレームの下に車輪を備えた台車であり、金属材製の四つのコーナー部材に、金属よりも軽量である軽量材製のフレーム部材が連結されて方形のフレームが形成され、コーナー部材とフレーム部材の一方の通孔から差し込んだボルトを他方の部材のネジ孔ネジ込んで両部材を連結し、更に、そのボルトにナット螺合させて、前記両部材を二重に連結した台車である。

目的

本発明の解決課題は、軽量で、強度、耐荷重性に優れた台車を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

方形台車フレームの下に車輪を備えた台車において、台車フレームは四つのコーナー部材に四本のフレーム部材が方形に組み立てられ、コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する連結部を備え、前記連結部は間隔をあけて対向する板材を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材は間隔をあけて対向する側壁を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材と前記コーナー部材の連結部は、フレーム部材の一方の側壁と連結部の一方の板材が内側と外側に重合し、フレーム部材の他方の側壁と連結部の他方の板材が内側と外側に重合するように嵌合され、嵌合されたフレーム部材と連結部は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外まで突出するように差し込まれたボルトが、差込み側又は/及び突出側の重合している板材と側壁のうち、内側となっている板材又は側壁のネジ孔にねじ込まれることによって連結され、突出している前記ボルトの先端部にナット締め付けることによっても連結されて、二重に連結されている、ことを特徴とする台車。

請求項2

方形の台車フレームの下に車輪を備えた台車において、台車フレームは四つのコーナー部材に四本のフレーム部材が方形に組み立てられ、コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する連結部を備え、前記連結部は間隔をあけて対向する板材を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材は間隔をあけて対向する側壁を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材と前記コーナー部材の連結部は、フレーム部材の一方の側壁と連結部の一方の板材が内側と外側に重合し、フレーム部材の他方の側壁と連結部の他方の板材が内側と外側に重合するように嵌合され、嵌合されたフレーム部材と連結部は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外まで差し込まれたボルトが、差込み側又は/及び突出側の板材と側壁のうち、内側となっている板材又は側壁のネジ孔にねじ込まれることによって連結され、前記ボルトがねじ込まれた板材又は側壁の外側となっている側壁又は板材のネジ孔に、当該ボルトの先端側がねじ込まれることによっても連結されて、二重に連結されている、ことを特徴とする台車。

請求項3

方形の台車フレームの下に車輪を備えた台車において、台車フレームは四つのコーナー部材に四本のフレーム部材が方形に組み立てられ、コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する連結部を備え、前記連結部は間隔をあけて対向する板材を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材は間隔をあけて対向する側壁を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材と前記コーナー部材の連結部は、フレーム部材の一方の側壁と連結部の一方の板材が内側と外側に重合し、フレーム部材の他方の側壁と連結部の他方の板材が内側と外側に重合するように嵌合され、嵌合されたフレーム部材と連結部は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外まで突出するように差し込まれたボルトが、差込み側又は/及び突出側の重合している板材と側壁のうち、内側となっている板材又は側壁にナットを取り付けて形成されたネジ孔にねじ込まれることによって連結され、突出している前記ボルトの先端部にナットを締め付けることによっても連結されて、二重に連結されている、ことを特徴とする台車。

請求項4

方形の台車フレームの下に車輪を備えた台車において、台車フレームは四つのコーナー部材に四本のフレーム部材が方形に組み立てられ、コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する連結部を備え、前記連結部は間隔をあけて対向する板材を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材は間隔をあけて対向する側壁を少なくとも二枚備え、前記フレーム部材と前記コーナー部材の連結部は、フレーム部材の一方の側壁と連結部の一方の板材が内側と外側に重合し、フレーム部材の他方の側壁と連結部の他方の板材が内側と外側に重合するように嵌合され、嵌合されたフレーム部材と連結部は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外まで差し込まれたボルトが、差込み側又は/及び突出側の板材と側壁のうち、内側となっている板材又は側壁にナットを取り付けて固定されたネジ孔にねじ込まれることによって連結され、前記ボルトがねじ込まれた板材又は側壁の外側となっている側壁又は板材のネジ孔に、当該ボルトの先端側がねじ込まれることによっても連結されて、二重に連結されている、ことを特徴とする台車。

請求項5

請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の台車において、コーナー部材がパイプを縦向きに差し込み可能な筒状のパイプ支持部を備えており、コーナー部材の連結部が板材と嵌合突起を備えており、嵌合突起がパイプ支持部の側面に溶接固定されて当該側面の側方突設されており、前記板材と嵌合突起の間にフレーム部材の側壁を嵌入可能な隙間を備えている、ことを特徴とする台車。

請求項6

請求項1から請求項5記載のいずれか1項に記載の台車において、フレーム部材の底面とコーナー部材の連結部の底面とが、ボルトで連結された、ことを特徴とする台車。

請求項7

請求項1から請求項6記載のいずれか1項に記載の台車において、コーナー部材が金属材製であり、フレーム部材が金属よりも軽量材製である、ことを特徴とする台車。

技術分野

0001

本発明は荷物運搬用台車に関する。

背景技術

0002

荷物搬送用の台車には各種構造のものがある。従来の台車フレームは鉄、鋼等の金属製であるため耐荷重性、強度には優れるが、重いという難点がある。台車は荷物を積んで搬送するだけでなく、作業員が空の状態で持ち運ぶこともあるため、重いと持ち運びが大変であった。最近、軽量化のために台車フレームをアルミ製にしたものもあるが、アルミ製であるため耐荷重性、強度の面で難点がある。

0003

従来は、四つのコーナー部材フレーム部材で連結して方形にした台車フレームもある(特許文献1)。これはフレームのコーナー部材をアルミ製にして軽量化を図ったものである。

先行技術

0004

特開2010−159054号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の解決課題は、軽量で、強度、耐荷重性に優れた台車を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の台車は、方形の台車フレームの下に車輪キャスターを含む)を備えた台車であり、台車フレームは四つのコーナー部材に四本のフレーム部材が連結されて方形に組み立てられている。コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する連結部を備えている。連結部は間隔をあけて対向する板材を少なくとも二枚備えており、フレーム部材は間隔をあけて対向する側壁を少なくとも二枚備えている。フレーム部材と連結部は一方の側壁と一方の板材が内側と外側に重合し、他方の側壁と他方の板材が外側と内側に重合するように嵌合されている。嵌合されているフレーム部材と連結部は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外まで差し込まれたボルトが、重合している一方又は/及び他方の板材又は側壁に形成されているネジ孔にねじ込まれて連結され、前記他方の板材又は側壁の外に突出している前記ボルトの先端部にナット締め付けることによっても連結されて、二重に連結されている、

0007

本発明では前記ナットを使用せずに二重に連結することもできる。この場合は、重合している一方の板材と側壁の外から、重合している他方の板材と側壁の外までボルトを差し込み、そのボルトを、重合している一方の板材又は/及び側壁に形成されているネジ孔にねじ込んで、嵌合されている前記フレーム部材と連結部を連結し、当該ボルトの先端側を重合している他方の板材又は側壁のうち外側の板材又は側壁に形成されているネジ孔にねじ込むことによっても連結して二重に連結する。

0008

前記ネジ孔はコーナー部材の板材又はフレーム部材の側壁に開口された通孔内周面ネジを切ったタッピングネジとか、下孔バーリング加工してネジを切ったバーリングネジとすることができる。通孔が開口された板材の内面にナットを取り付けてそのナットのネジ孔を利用することもできる。

0009

本発明の台車は、前記のように重合されたフレーム部材の底面とコーナー部材の連結部の底面とをボルトで連結することもできる。コーナー部材はパイプを縦向きに差し込み可能な筒状のパイプ支持部を備え、連結部はそのパイプ支持部に溶接固定されて直角又はほぼ直角に二方向に突設されたものであってもよい。コーナー部材は金属材製が適し、フレーム部材はアルミ或いは強化FRP等の軽量材製が適する。

発明の効果

0010

本発明の台車は次の効果がある。
(1)嵌合したコーナー部材の連結部とフレーム部材の連結が、ネジ孔へのボルトのねじ込みと、当該ボルトへのナットの螺合による連結との二重の連結、又は、嵌合したコーナー部材の連結部とフレーム部材のネジ孔へのボルトの二重のねじ込みであるため連結が強固になる。
(2)コーナー部材が直角又はほぼ直角に二方向に突設されている連結部を備えているため、その連結部にフレーム部材を嵌合してボルトで連結するだけで方形の台車フレームを組み立てることができ、台車フレームの組み立てが容易になる。
(3)コーナー部材の連結部の底面とフレーム部材の底面をも連結すれば、連結部とフレーム部材との連結が一層強固になる。
(4)コーナー部材にパイプを縦向きに差し込み可能な筒状のパイプ支持部がある場合は、そのパイプ支持部にパイプを縦向きに差し込んで台車のハンドルとして使用したり、台車に積載した荷物の荷崩れを防止する支柱として使用したりすることができる。
(5)コーナー部材を金属材製にし、フレーム部材を軽量材製とすれば、耐荷重性及び強度に優れ、軽量になる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の台車の一例を示す斜視図。
本発明の台車のコーナー部材とフレーム部材の分解斜視図。
本発明の台車のコーナー部材とフレーム部材の組み立て斜視図。
(a)は図3コーナー材部とフレーム部材の側壁の連結構造の断面図、(b)は図3のコーナー部材とフレーム部材の底板の連結構造の断面図。
本発明の台車のコーナー部材の平面図。
本発明の台車のコーナー部材の他例であって、パイプ支持部を角パイプにした場合の平面図。
本発明の台車のコーナー部材の他例であって、パイプ支持部がなく、二本の嵌合突起同士を直角に突き合わせて溶接した場合の平面図。
(a)〜(c)は本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをボルトとナットで連結する場合の異なる例の断面図。
(a)(b)は本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをボルトとナットで連結する場合の異なる例の断面図。
(a)〜(c)は本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをボルトのみで二重に連結する場合の断面図。
(a)(b)は本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをバーリング加工されたネジ孔に差し込んで連結する場合の断面図。
本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをナットを取り付けたネジ孔に差し込んで連結する場合の分解説明図。
本発明の台車のコーナー部材の連結部とフレーム部材とをナットを取り付けたネジ孔に差し込んで連結する場合の組み立て説明図。
(a)は図13のコーナー部材の板材とフレーム部材の側壁の連結構造の断面図、(b)は図13のコーナー部材とフレーム部材の底板の連結構造の断面図。

実施例

0012

(実施形態1)
[台車]
本発明の台車の一例を図面に基づいて説明する。一例として図1に示す台車は、方形のフレーム1の下に車輪2を備えた台車である。フレーム1は四つのコーナー部材3とそれらコーナー部材3間に配置固定される四本のフレーム部材4で方形に構成されている。図1のAは、Bは桟Aの上に貼り付けた敷板である。

0013

[コーナー部材]
コーナー部材3は縦長筒状のパイプ支持部6(図2)と、パイプ支持部6の両側方に直角又はほぼ直角に突出する連結部5(図3)を備えている。

0014

[パイプ支持部]
パイプ支持部6は図2図5のように、平面視略直角に湾曲している板材8の湾曲部の内側に、平面視ほぼ「く」字形支持部材9が突き当てられ、支持部材9の両端面が板材8に溶接固定されて上面開口の縦向き筒状に形成されている。パイプ支持部6の底面には底板10を設けて、パイプ支持部6の上面開口部から鉛直方向に差し込んだパイプ11(図1)を支持できるようにしてある。

0015

[連結部]
連結部5(図3)は板材8とその内側に溶接固定した側面視「コ」字状の嵌合突起7とで構成されている。嵌合突起7の長手方向一方の端面13(図2)は支持部材9の両側面に突き当てて溶接固定してある。この場合、板材8の内面と嵌合突起7との間に隙間15(図3図5)を設けて、その隙間15に角筒状のフレーム部材4の外側の側壁24a(図3)を嵌入できるようにしてある。

0016

前記側面視「コ」字状の嵌合突起7の奥の板材17(図2)には通孔18が四つ開口されている。それら通孔18は板材8の四つの通孔19と同一軸線上に開口されている。奥の板材17の通孔18はその内周面にネジが切られているネジ孔である。このネジ孔18はボルト30(図3)をねじ込み可能なネジ孔である。ネジ孔18は板材17にあけた通孔の内周面にタッピング用具ネジ加工したネジ孔(タッピングネジ孔:図4(a))、板材17に下孔をあけてバーリング加工し、バーリングの内周面にネジ加工したネジ孔(バーリングネジ孔:図11(a))とか、通孔内にナットやネジ具を嵌入して溶接やカシメ等の手段で当該通孔内に固定したネジ孔、その他の加工方法でネジ加工したネジ孔であってもよい。

0017

前記嵌合突起7の底板21(図2)にはネジ孔22が一つ開口されている。このネジ孔22はボルト34(図3)をねじ込み可能なネジ孔である。このネジ孔22も、底板21にあけた通孔の内周面にタッピング用具でネジ加工したタッピングネジ孔(図4(b))、底板21に下孔をあけてバーリング加工し、バーリングの内周面にネジ加工したバーリングネジ孔とか、通孔内にナットやネジ具を嵌入して溶接やカシメ等の手段で当該通孔内に固定したネジ孔、その他の加工方法でネジ加工したネジ孔であってもよい。場合によっては通孔の外側または内側にナットや他のネジ式止め具を溶接固定したものや、他の手段で固定したものであってもよい。

0018

[フレーム部材]
前記フレーム部材4はアルミ製の角筒である。フレーム部材4の対向する側壁24a、24b(図2)の四箇所には通孔25a、25bが開口されている。フレーム部材4の底板26(図3)には一つの通孔27が開口されている。

0019

[コーナー部材へのフレーム部材の取り付け]
コーナー部材3の連結部5(図3)にフレーム部材4を取り付けるには、角筒状のフレーム部材4を連結部5に被せて嵌合する。この場合、図5のように、フレーム部材4の一方の側壁24aを板材8と嵌合突起7の間の隙間15に差し込んで、一方の側壁24aとコーナー部材3の板材8を重合させ、他方の側壁24bと嵌合突起7の板材17とを重合させる。その後、図3に示すように、ボルト30を差込み側の板材8の四つの通孔19から、当該板材8と重合しているフレーム部材4の手前の四つの通孔25aに差し込み、ボルト30の先端部31(図4(a))を嵌合突起7のネジ孔18にねじ込んで、重合している他方の側壁24bと板材8を連結する。

0020

更に、図4(a)のように、ボルト30の先端側を前記ネジ孔18から、フレーム部材4の突出側の側壁24bの外まで突出させる。このボルト30の先端部31に当該側壁24bの外からワッシャ32を被せ、ナット33を螺合して、ボルト30とナット33の螺合を締め付ける。この締め付けと、前記ネジ孔18へのボルト30のねじ込みとの二重の締め付けにより、コーナー部材3の連結部5にフレーム部材4を連結固定する。

0021

更に、図4(b)のように、フレーム部材4の底板26の外からワッシャ35をかませたボルト34(図4(b))を差し込んで、嵌合突起7の底板21のネジ孔22にねじ込んで、フレーム部材4を嵌合突起7の底板21にも固定することができる。この底板21の固定と、前記ネジ孔18へのボルト30のねじ込みによる固定とにより、フレーム部材4の五箇所をコーナー部材3の連結部5に固定する。

0022

図1丸パイプ11は台車移動時のハンドルとして使用でき、台車の上に積んだ荷物の位置決めにも、荷崩れ防止にも使用できる。図1の車輪2は既存の台車に使用されていた車輪と同じもの或いは異なるものを使用することができる。

0023

(実施形態2)
本願における台車用コーナー部材は図6に示す構成にすることもできる。図6では、パイプ支持部6として角材を縦向きに使用し、その角材の二方向の側面に板材8の端部を溶接固定し、「コ」字状の嵌合突起7を突き合わせて溶接固定して連結部5としてある。この実施形態では、図3と同様に、夫々の嵌合突起7の外周に角筒状のフレーム部材4を被せ、ボルト30を一方の差込み側の板材8の通孔或いはネジ孔19−フレーム部材4の一方の側壁24aの通孔或いはネジ孔25a−他方の板材17(嵌合突起7)の通孔或いはネジ孔18の順に差し込んで、ボルト30の先端部31をフレーム部材4の他方の突出側の側壁24bの通孔或いはネジ孔25bの外まで突出させ、その先端部31にワッシャ32を被せ、ナット33を螺合して、ボルト30とナット33を締め付けて、嵌合突起7(連結部5)とフレーム部材4を連結することができる。また、図4(b)のように、フレーム部材4の底板26の外からワッシャ35をかませたボルト34を差し込んで、嵌合突起7の底板21に設けたネジ孔22にねじ込んで、フレーム部材4と嵌合突起7の底板21を固定することもできる。

0024

(実施形態3)
本願におけるコーナー部材は、図7に示す構成にすることもできる。図7では図2に示すパイプ支持部6を設けず、図2の場合と同様に「コ」字状の嵌合突起7aと7bを用意し、一方の嵌合突起7aを板材8の内面に突き当てて溶接固定し、他方の嵌合突起7bを前記嵌合突起7aの側面に突き当てて溶接固定することもできる。この場合は、夫々の嵌合突起7a、7bの外周に角筒状のフレーム部材4を被せ、図3の場合と同様にボルト30を一方の差込み側の板材8の通孔或いはネジ孔19−フレーム部材4の一方の側壁24aの通孔或いはネジ孔25a−他方の板材17(嵌合突起7)の通孔或いはネジ孔18の順に差し込んで、ボルト30の先端部31をフレーム部材4の他方の突出側の側壁24bの通孔或いはネジ孔25bの外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にワッシャ32を被せ、ナット33を螺合して、ボルト30とナット33を締め付けて、嵌合突起7a、7bにフレーム部材4を連結することができる。また、図4(b)のように、フレーム部材4の底板26の外からワッシャ35をかませたボルト34を差し込んで、嵌合突起7a、7bの底板21に設けたネジ孔22にねじ込んで、フレーム部材4と嵌合突起7の底板21を固定することもできる。

0025

(実施形態4)
本願におけるコーナー部材3の連結部5とフレーム部材4の連結構造は、図8(a)〜(c)のようにすることもできる。図8(a)に示すものは、板材8と縦断面視「コ」字状の嵌合突起7とを備えた連結部5と、縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を、ボルト30とナット32を使用して連結する場合である。図8(a)はボルト30を1本だけ示してある。

0026

図8(a)はボルト30をコーナー部材3の一方の差込み側の板材8の外側から当該板材8の通孔19及びフレーム部材4の一方の側壁24aの通孔25aに差し込み、そのボルト30をコーナー部材3の他方の板材17のネジ孔18にねじ込んで、板材17をフレーム部材4の一方の側壁24a側に引き込んで、コーナー部材3とフレーム部材4を連結する。更に、ネジ孔18から突出したボルト30の先端側31を、フレーム部材4の他方の突出側の側壁24bの通孔25bに差し込んで当該側壁24bの外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にナット32を螺合させて、ボルト30とナット32を締め付けることにより、フレーム部材4の側壁24bとコーナー部材3の板材17を密設させて、コーナー部材3とフレーム部材4を二重に連結したものである。

0027

(実施形態5)
図8(b)に示すものも、板材8と縦断面視「コ」字状の嵌合突起7とを備えた連結部5と、縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を、ボルト30とナット32を使用して連結する場合である。具体的には、ボルト30をコーナー部材3の一方の差込み側の板材8の外側から当該板材8の通孔19に差し込み、フレーム部材4の一方の側壁24aのネジ孔25aにねじ込んでフレーム部材4の一方の側壁24aを板材8側に引き寄せてコーナー部材3とフレーム部材4を連結する。更に、ボルト30の先端側を他方の板材17(嵌合突起7)のネジ孔18にねじ込んで嵌合突起7をフレーム部材4の側壁24a側に引き寄せてコーナー部材3とフレーム部材4を連結する。更に、ボルト30の先端側をフレーム部材4の他方の側壁24bの通孔25bに差し込んで突出側の側壁24bの外まで突出させ、そのボルト30の先端部にナット32を螺合させて、ボルト30とナット32を締め付けることにより、板材8と側壁24bを互いに引き寄せてコーナー部材3とフレーム部材4を三重に連結したものである。

0028

(実施形態6)
図8(c)に示すものは、嵌合突起7を縦断面視「コ」字状ではなく板状とし、二枚の板材8、17の外側に縦長矩形のフレーム部材4を嵌合して、図8(b)の場合と同様に、ボルト30、ナット32で連結したものである。

0029

(実施形態7)
図9(a)に示すものは、嵌合突起7を縦断面視「コ」字状ではなく板状とし、二枚の板材8、17の内側に縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を嵌合し、ボルト30をコーナー部材3の一方の差込み側の板材8の外側から当該板材8の通孔19及びフレーム部材4の一方の側壁24aの通孔25aに差し込み、そのボルト30をフレーム部材4の他方の側壁24bのネジ孔25bにねじ込み、ネジ孔25bから突出したボルト30の先端側を他方の板材17の通孔18に差し込んで突出側の板材17の外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にナット32を螺合させて、ボルト30とナット32を締め付けることにより、コーナー部材3の連結部5とフレーム部材4を連結したものである。

0030

(実施形態8)
図9(b)に示すものは、図9(a)の場合と同様に嵌合突起7を縦断面視「コ」字状ではなく板状とし、二枚の板材8、17の内側にコーナー部材4を嵌合し、ボルト30をコーナー部材3の一方の差込み側の板材8の外側から当該板材8の通孔19に差し込み、フレーム部材4の一方の側壁24aのネジ孔25aにねじ込み、そのボルト30をフレーム部材4の他方の側壁24bのネジ孔25bにねじ込み、ネジ孔25bから突出したボルト30の先端側を他方の板材17の通孔18に差し込んで突出側の板材17の外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にナット32を螺合させて、ボルト30とナット32を締め付けることにより、コーナー部材3の連結部5とフレーム部材4を連結したものである。

0031

(実施形態9)
図10(a)に示すものは、板材8と縦断面視「コ」字状の嵌合突起7とを備えた連結部5と縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を、ナットを使用せずにボルト30のみで連結する場合である。具体的には、ボルト30を差込み側の板材8の外側からそのネジ孔19と、フレーム部材4の一方の側壁24aのネジ孔25aにねじ込み、更に、ボルト30の先端側を板材17のネジ孔18とフレーム部材4の他方の突出側の側壁24bのネジ孔25bにねじ込んで、コーナー部材3の連結部5とフレーム部材4を連結したものである。

0032

(実施形態10)
図10(b)に示すものは、二枚の板材8、17と、それらと嵌合している縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を、ナットを使用せずにボルト30のみで連結する場合である。具体的には、ボルト30を差込み側の板材8の外側からその通孔19とフレーム部材4の一方の側壁24aの通孔25aに差し込み、更に、ボルト30の先端側をフレーム部材4の他方の側壁24bのネジ孔25b及び突出側の板材17のネジ孔18にねじ込んで、コーナー部材3の連結部5とフレーム部材4を連結したものである。

0033

(実施形態11)
図10(c)に示すものは、板材8と縦断面視「コ」字状の嵌合突起7とを備えた連結部5と縦断面視縦長矩形のフレーム部材4を、ナットを使用せずにボルト30のみで連結する場合である。具体的には、ボルト30を差込み側の板材8の外側から通孔19に差し込み、フレーム部材4の一方の側壁24aのネジ孔25aにねじ込み、更に、ボルト30の先端側を板材17のネジ孔18及びフレーム部材4の他方の突出側の側壁24bのネジ孔25bにねじ込んで、コーナー部材3の連結部5とフレーム部材4を連結したものである。

0034

(実施形態12)
図11(a)に示ものは、基本構造において図8(a)に示すものと同じであり、異なるのは、板材17のネジ孔18をバーリングネジ孔にしたことである。

0035

(実施形態13)
図11(b)に示ものは、基本構造において図8(b)に示すものと同じであり、異なるのは、板材17のネジ孔18と、縦断面視縦長矩形のコーナー部材4の側壁24aのネジ孔25aをバーリングネジ孔にしたことである。

0036

(実施形態14)
実施形態1〜13はいずれも、コーナー部材3の板材8のネジ孔19、板材17のネジ孔18、フレーム部材4の側壁24a、24bのネジ孔25a、25b、嵌合突起7の底板21のネジ孔22、フレーム部材4の底板26のネジ孔27が、それら板材、側壁、底板に貫通された通孔の内周面にネジを切ったタッピンネジ孔の場合、或いは、下孔を押し出したバーリングの内周面にネジを切ったバーリングネジの場合であるが、本発明では図12に示すようにコーナー部材3の嵌合突起7の板材17に開口してある通孔18の内側にナット20を取り付けてネジ孔にするとか、嵌合突起7の底板21の内面に開口してある通孔22の内側にネジ式の止め具23を取り付けてネジ孔にすることもできる。ナット20、止め具23を取り付けは溶接による固定が適する。

0037

図12のコーナー部材3とフレーム部材4は、図13のように嵌合(図3の嵌合と同様に嵌合)してから、図14(a)(b)のようにボルトで連結することができる。

0038

図14(a)は、ボルト30をコーナー部材3の板材8の外側(差込み側)から、板材8の通孔19とフレーム部材4の側壁24aの通孔25aに差し込み、ボルト30の先端部31を嵌合突起7の板材17に取り付けてあるナット20にねじ込んで、嵌合突起7の板材17をフレーム部材4の側壁24a側に引き寄せて、両者17と24aを連結する。更に、フレーム部材4の側壁24bの外(突出側)まで突出したボルト30の先端部31にナット33を螺合し、ナット33締め付けて、嵌合突起7の板材17とフレーム部材4の側壁24bを連結する場合である。この両連結により、コーナー部材3とフレーム部材4を二重に連結することができる。

0039

図14(b)は、ボルト34をフレーム部材4の底板26の外側(差込み側)から、フレーム部材4の底板26の通孔27と、コーナー部材3の嵌合突起7の底板21の通孔22に差し込み、ボルト34の先端側を嵌合突起7の底板21の内面に取り付けてあるネジ式の止め具23にねじ込んで、嵌合突起7の底板21とフレーム部材4の底板26を連結する場合である。

0040

(他の実施形態)
前記した実施形態はあくまでも本発明の一例である。コーナー部材3やフレーム部材4の形状や構造、コーナー部材3の連結部5へのフレーム部材4の嵌合、その他の形状、構造等は本発明の課題達成可能な範囲で他の形状、構造、連結等であってもよい。

0041

本発明の台車のフレーム部材4とコーナー部材3の連結構造は、フレーム部材4とコーナー部材3を二以上の連結にすることができれば、前記実施形態以外の連結構造にすることもできる。

0042

1フレーム
2車輪
3コーナー部材
4フレーム部材
5 (コーナー部材の)連結部
6パイプ支持部
7 嵌合突起
7a、7b 嵌合突起
8板材
9支持部材
10底板
11パイプ
13 (嵌合突起の)端面
14 (嵌合突起の)内面
15 隙間
17 (嵌合突起の)板材
18 (板材17の)通孔或いはネジ孔
19 (板材8の)通孔或いはネジ孔
20ナット
21 (嵌合突起の)底板
22 (嵌合突起の底板の)通孔或いはネジ孔
23止め具
24a、24b (フレーム部材の)側壁
25a、25b (フレーム部材の側壁の)通孔或いはネジ孔
26 (フレーム部材の)底板
27 (フレーム部材の底板の)通孔或いはネジ孔
30ボルト
31 (ボルトの)先端部
32ワッシャ
33 ナット
34 ボルト
35 ワッシャ
A桟
B 敷板

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