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技術 昇降天板付きデスク装置

出願人 株式会社イトーキ
発明者 守田圭城ノ下朋興江連晴洋
出願日 2016年11月4日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-216294
公開日 2018年5月10日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-068943
状態 特許登録済
技術分野 家具の細部 テーブル、机、サービス用ワゴン
主要キーワード 左右伸縮 当止部材 側面視四角形 フレーム脚 両支持杆 部分縦断正面図 座グリ 段落ち状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年5月10日)のものです。
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図面 (10)

課題

左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置において、天板を高さ調節可能に支持する伸縮脚を備えた脚体の剛性を高めるとともに、構成部品コンパクトにして部品管理や搬送のコスト低減化を図ることが可能な昇降天板付きデスク装置を提供する。

解決手段

脚体1は、床面に配置する脚ユニット4と、該脚ユニットの前後端部に下部を立起状態で固定し、上端で前記天板を支持する伸縮脚5,6と、を備え、脚ユニットは、前後に伸縮脚の下部を受け入れて固定する支持筒7,7を有するとともに、両支持筒の上下端部を一対の上連結杆8と下連結杆9で連結した構造である。

概要

背景

従来から、左右両側に配した脚体固定脚に対して可動脚上下動可能に支持した構造とし、これら固定脚と可動脚との間に駆動機構部を設けて該可動脚を昇降駆動し、該可動脚の上端取付け天板の高さを調節可能とし、更にそれぞれ独立して昇降可能とした天板を前後に配置して対面で使用可能な昇降天板付きデスク装置は各種提供されている。

例えば、特許文献1には、左右両側に配置する一対の脚体の前後端部に伸縮脚をそれぞれ配置し、前側と後側に位置するそれぞれの左右伸縮脚の上端間をビームで連結するとともに、該ビームに前後方向に延びた支持アーム連設し、これらビームと支持アームで天板を支持し、前後の天板がそれぞれ独立して昇降可能とした構造の昇降天板付きデスク装置が記載されている。ここで、前記伸縮脚は、鉛直方向に延びた固定脚と、該固定脚の内部に配置されて昇降可能な可動脚とから構成され、前後の伸縮脚の固定脚の上下端同士を連結杆で連結して側面視四角形状のフレーム脚を構成し、そして前記可動脚の上端に前記ビームを連結している構造となっている。更に、左右両側のベース脚を構成する上側連結杆の前後中央部間には配線ダクトが取付けられているとともに、前後の天板間に位置するパネル板が取付けられている。

また、特許文献2,3には、各上面に作業面を有し、互いに対向して配置される一対の天板と、前記一対の天板の対向方向と略直交する方向に離間して配置され、前記一対の天板を高さ調整可能に支持する一対の支持構造体と、を備え、前記支持構造体は、床面上に設置されて前記一対の天板の対向する方向に沿って延出するベース部材と、該ベース部材の延出方向の両端位置からそれぞれ上方に向かって立設され、前記一対の天板のそれぞれを高さ調整可能に支持する一対の伸縮脚と、を備えている昇降天板付きデスク装置が記載されている。更に、各前記支持構造体の前記ベース部材の延出方向の略中間位置から上方に立設される支柱部の上部間に、一対の前記天板の間を仕切るパネル板が上方に向かって立設されているとともに、内部に配線収容空間を有する配線ダクトを架設している点も記載されている。

ここで、特許文献1に記載のフレーム脚は、固定脚と連結杆との連結部の構造が不明であるが、剛性を持たせるために固定脚と連結杆とを溶接した構造であるならば、フレーム脚が嵩張って部品管理コストや搬送コストが上昇し、固定脚には予め昇降機構部が内蔵されて可動脚と組み合わされているので、嵩張りの問題はより顕著である。一方、特許文献2,3に記載のものは、伸縮脚の下端をベース部材の端部に片持ち状態で支持しているため、剛性に乏しく、天板に水平方向の力が加わると大きく変位して該天版揺れるばかりでなく、ベース部材を介して他方の天板も揺れるといった問題がある。特に、天板を立ち姿勢で使用できるように、ストロークの大きな伸縮脚を使用しているため、天板を上昇させて高い位置に設定した状態では、この揺れの問題はより顕著になる。

概要

左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置において、天板を高さ調節可能に支持する伸縮脚を備えた脚体の剛性を高めるとともに、構成部品コンパクトにして部品管理や搬送のコスト低減化をることが可能な昇降天板付きデスク装置を提供する。 脚体1は、床面に配置する脚ユニット4と、該脚ユニットの前後端部に下部を立起状態で固定し、上端で前記天板を支持する伸縮脚5,6と、を備え、脚ユニットは、前後に伸縮脚の下部を受け入れて固定する支持筒7,7を有するとともに、両支持筒の上下端部を一対の上連結杆8と下連結杆9で連結した構造である。

目的

本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置において、天板を高さ調節可能に支持する伸縮脚を備えた脚体の剛性を高めるとともに、構成部品をコンパクトにして部品管理や搬送のコスト低減化を図ることが可能な昇降天板付きデスク装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置であって、前記脚体は、床面に配置する脚ユニットと、該脚ユニットの前後端部に下部を立起状態で固定し、上端で前記天板を支持する伸縮脚と、を備え、前記脚ユニットは、前後に前記伸縮脚の下部を受け入れて固定する支持筒を有するとともに、両支持筒の上下端部を一対の上連結杆と下連結杆で連結した構造である、ことを特徴とする昇降天板付きデスク装置。

請求項2

前記脚ユニットは、前記両支持筒の上下端部を一対の上連結杆と下連結杆で着脱可能にネジ止め連結した構造とし、前記支持筒の上下端には側方へ一体的に突設した上係合部と下係合部を有し、上係合部には前記上連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向と直交する方向からネジで連結状態とし、下係合部には前記下連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向からネジで引き付け連結状態としてなる請求項1記載の昇降天板付きデスク装置。

請求項3

前記脚ユニットの支持筒は、上方開放した有底の筒部を有し、前記伸縮脚の下部を上方から嵌挿した状態で、前記筒部の底面部を下方から貫通したネジで前記伸縮脚の下端を引き付け状態で固定してなる請求項1又は2記載の昇降天板付きデスク装置。

請求項4

前記脚ユニットの支持筒は、ダイカストで一体的に形成したものであり、前記底面部の下面側にアジャスターボルト螺合するアジャスター受部を一体的に設けてなる請求項3記載の昇降天板付きデスク装置。

請求項5

両側の前記脚体を構成する下連結杆の中央部同士を単数又は複数の補強杆で連結してなる請求項1〜4何れか1項に記載の昇降天板付きデスク装置。

技術分野

0001

本発明は、昇降天板付きデスク装置に係わり、更に詳しくは対面で使用する昇降天板付きデスク装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から、左右両側に配した脚体固定脚に対して可動脚上下動可能に支持した構造とし、これら固定脚と可動脚との間に駆動機構部を設けて該可動脚を昇降駆動し、該可動脚の上端取付け天板の高さを調節可能とし、更にそれぞれ独立して昇降可能とした天板を前後に配置して対面で使用可能な昇降天板付きデスク装置は各種提供されている。

0003

例えば、特許文献1には、左右両側に配置する一対の脚体の前後端部に伸縮脚をそれぞれ配置し、前側と後側に位置するそれぞれの左右伸縮脚の上端間をビームで連結するとともに、該ビームに前後方向に延びた支持アーム連設し、これらビームと支持アームで天板を支持し、前後の天板がそれぞれ独立して昇降可能とした構造の昇降天板付きデスク装置が記載されている。ここで、前記伸縮脚は、鉛直方向に延びた固定脚と、該固定脚の内部に配置されて昇降可能な可動脚とから構成され、前後の伸縮脚の固定脚の上下端同士を連結杆で連結して側面視四角形状のフレーム脚を構成し、そして前記可動脚の上端に前記ビームを連結している構造となっている。更に、左右両側のベース脚を構成する上側連結杆の前後中央部間には配線ダクトが取付けられているとともに、前後の天板間に位置するパネル板が取付けられている。

0004

また、特許文献2,3には、各上面に作業面を有し、互いに対向して配置される一対の天板と、前記一対の天板の対向方向と略直交する方向に離間して配置され、前記一対の天板を高さ調整可能に支持する一対の支持構造体と、を備え、前記支持構造体は、床面上に設置されて前記一対の天板の対向する方向に沿って延出するベース部材と、該ベース部材の延出方向の両端位置からそれぞれ上方に向かって立設され、前記一対の天板のそれぞれを高さ調整可能に支持する一対の伸縮脚と、を備えている昇降天板付きデスク装置が記載されている。更に、各前記支持構造体の前記ベース部材の延出方向の略中間位置から上方に立設される支柱部の上部間に、一対の前記天板の間を仕切るパネル板が上方に向かって立設されているとともに、内部に配線収容空間を有する配線ダクトを架設している点も記載されている。

0005

ここで、特許文献1に記載のフレーム脚は、固定脚と連結杆との連結部の構造が不明であるが、剛性を持たせるために固定脚と連結杆とを溶接した構造であるならば、フレーム脚が嵩張って部品管理コストや搬送コストが上昇し、固定脚には予め昇降機構部が内蔵されて可動脚と組み合わされているので、嵩張りの問題はより顕著である。一方、特許文献2,3に記載のものは、伸縮脚の下端をベース部材の端部に片持ち状態で支持しているため、剛性に乏しく、天板に水平方向の力が加わると大きく変位して該天版揺れるばかりでなく、ベース部材を介して他方の天板も揺れるといった問題がある。特に、天板を立ち姿勢で使用できるように、ストロークの大きな伸縮脚を使用しているため、天板を上昇させて高い位置に設定した状態では、この揺れの問題はより顕著になる。

先行技術

0006

欧州特許出願公開第2443962号明細書
国際公開第2013/037072号
特開2015−198949号公報

発明が解決しようとする課題

0007

そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置において、天板を高さ調節可能に支持する伸縮脚を備えた脚体の剛性を高めるとともに、構成部品コンパクトにして部品管理や搬送のコスト低減化を図ることが可能な昇降天板付きデスク装置を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、前述の課題解決のために、以下に構成する昇降天板付きデスク装置を提供する。

0009

(1)
左右両側に配置した一対の脚体で、前後に配置した2つの天板がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された昇降天板付きデスク装置であって、
前記脚体は、床面に配置する脚ユニットと、該脚ユニットの前後端部に下部を立起状態で固定し、上端で前記天板を支持する伸縮脚と、を備え、
前記脚ユニットは、前後に前記伸縮脚の下部を受け入れて固定する支持筒を有するとともに、両支持筒の上下端部を一対の上連結杆と下連結杆で連結した構造である、
ことを特徴とする昇降天板付きデスク装置。

0010

(2)
前記脚ユニットは、前記両支持筒の上下端部を一対の上連結杆と下連結杆で着脱可能にネジ止め連結した構造とし、前記支持筒の上下端には側方へ一体的に突設した上係合部と下係合部を有し、上係合部には前記上連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向と直交する方向からネジで連結状態とし、下係合部には前記下連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向からネジで引き付け連結状態としてなる(1)記載の昇降天板付きデスク装置。

0011

(3)
前記脚ユニットの支持筒は、上方開放した有底の筒部を有し、前記伸縮脚の下部を上方から嵌挿した状態で、前記筒部の底面部を下方から貫通したネジで前記伸縮脚の下端を引き付け状態で固定してなる(1)又は(2)記載の昇降天板付きデスク装置。

0012

(4)
前記脚ユニットの支持筒は、ダイカストで一体的に形成したものであり、前記底面部の下面側にアジャスターボルト螺合するアジャスター受部を一体的に設けてなる(3)記載の昇降天板付きデスク装置。

0013

(5)
両側の前記脚体を構成する下連結杆の中央部同士を単数又は複数の補強杆で連結してなる(1)〜(4)何れか1に記載の昇降天板付きデスク装置。

発明の効果

0014

以上にしてなる本発明の昇降天板付きデスク装置は、以下の効果を奏するものである。

0015

(1)の構成によれば、脚体を、床面に配置する脚ユニットと、該脚ユニットの前後端部の支持筒に下部を受け入れて立起状態で固定する伸縮脚とから構成したので、構成部品をコンパクトにして部品管理や搬送のコスト低減化を図ることができ、また脚ユニットは、前後の支持筒の上下端部を一対の上連結杆と下連結杆で連結した構造であり、支持筒に伸縮脚の下部を受け入れて固定したので、脚体に剛性を持たせることができ、天板に水平方向からの力が加わっても天板が大きく変位し、振動することを防止でき、また他方の天板への振動の伝達も少なくできる。

0016

(2)の構成によれば、脚ユニットを前後一対の支持筒と、上連結杆及び下連結杆とで着脱可能に連結できる構造としたので、構成部品が非常に小さくなって、部品管理や搬送が容易になり、また支持筒の上係合部には前記上連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向と直交する方向からネジで連結状態とし、支持筒の下係合部には前記下連結杆の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向からネジで引き付け連結状態としたので、剛性が高く強固なフレーム構造とすることができる。

0017

(3)の構成によれば、脚ユニットの支持筒に伸縮脚の下部を簡単且つ強固に固定することができる。

0018

(4)の構成によれば、脚ユニットの支持筒をダイカストで一体的に形成したので、精度が良く、強度も高くなり、伸縮脚の下部を筒部内にガタツキなく受け入れて固定でき、またアジャスター受部にアジャスターボルトを螺合することでアジャスターを設けることができる。

0019

(5)の構成によれば、両側の脚体を構成する下連結杆の中央部同士を単数又は複数の補強杆で連結すれば、両側の脚体が一体となり、剛性が更に高くなるとともに、補強杆の存在により椅子を天板下に押し込んだ際に、不意に反対側へ移動して対面使用者の足に当たることを防止できる。

図面の簡単な説明

0020

本発明に係る昇降天板付きデスク装置を示し、一方の天板を立ち姿勢で使用する高い状態、他方の天板を着座姿勢で使用する低い状態に設定した全体斜視図である。
両方の天板を低い状態に設定した全体斜視図である。
両方の天板を高い状態に設定した全体斜視図である。
天板と配線ダクトを省略した状態の斜視図である。
天板を省略した状態の斜視図である。
脚体の構造を示す分解斜視図である。
伸縮脚を支持する脚ユニットの部分分解斜視図である。
昇降機構部を省略した脚体の縦断側面図である。
脚体の部分縦断正面図である。

実施例

0021

次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1図3は本発明の昇降天板付きデスク装置を示し、図4図9はその詳細を示し、図中符号1は脚体、2は前側の天板、3は後側の天板、4は脚ユニット、5は前側の伸縮脚、6は後側の伸縮脚、7は支持筒、8は上連結杆、9は下連結杆をそれぞれ示している。

0022

本発明の昇降天板付きデスク装置は、図1〜3に示すように、左右両側に配置した一対の脚体1,1で、前後に配置した2つの天板2,3がそれぞれ独立して高さ調節可能に支持された構造である。そして、前記脚体1は、床面に配置する脚ユニット4と、該脚ユニット4の前後端部に下部を立起状態で固定し、上端で前記天板を支持する伸縮脚5,6と、を備えている。更に、前記脚ユニット4は、前後に前記伸縮脚5,6の下部を受け入れて固定する支持筒7,7を有するとともに、両支持筒7,7の上下端部を一対の上連結杆8と下連結杆9で連結した構造である。

0023

本実施形態では、図1に示すように、前記天板2を立ち姿勢で使用する高い状態、他方の天板3を着座姿勢で使用する低い状態に設定することができるように、前記伸縮脚5,6はストロークの長い構造で、後述のように電動駆動するものを採用している。前後の天板2,3は、それぞれ独立して高さ調節ができるようになっており、図1に示したように、一方を高い状態、他方を低い状態に設定するほか、図2に示すように、両方の天板2,3を低い状態に設定したり、図3に示すように、両方の天板2,3を高い状態に設定することも可能である。

0024

ここで、前記脚ユニット4は、図6図9に示すように、前記両支持筒7,7の上下端部を一対の上連結杆8と下連結杆9で着脱可能にネジ止め連結した構造とし、前記支持筒7の上下端には側方へ一体的に突設した上係合部10と下係合部11を有し、上係合部10には前記上連結杆8の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向と直交する方向からネジ12で連結状態とし、下係合部11には前記下連結杆9の端部を側方から外嵌した状態で、嵌合方向からネジ13で引き付け連結状態としている。ここで、前記上連結杆8と下連結杆9は、角パイプ若しくは丸パイプで作製している。そうすることによって、前記脚ユニット4の奥行寸法の変更に対して、前記上連結杆8と下連結杆9の長さを変更するだけで対応できる。前記上連結杆8と下連結杆9を板金で作製した場合には、寸法の変更が容易ではない。

0025

また、前記脚ユニット4の支持筒7は、図6図8に示すように、ダイカストで一体的に形成したものであり、上方開放した有底の筒部14を有し、前記伸縮脚5,6の下部を上方から嵌挿した状態で、前記筒部14の底面部15を下方から貫通したネジ16で前記伸縮脚5,6の下端を引き付け状態で固定している。

0026

更に、前記脚ユニット4の支持筒7は、前記底面部15の下面側にアジャスターボルト17を螺合する筒状のアジャスター受部18を一体的に設け、該アジャスター受部18にアジャスターボルト17を螺合することによりアジャスター19を構成している。

0027

また、図4図6及び図9に示すように、両側の前記脚体1,1を構成する下連結杆9,9の中央部同士を単数又は複数の補強杆20,20で連結して、剛性を高めるとともに、椅子の越境移動を制限している。更に、前記下連結杆9の前後中央部の外側には、当止部材21を、該下連結杆9の下面にネジ止めした固定板22を用いて側方へ突出状態で取付け、左右に昇降天板付きデスク装置を並べて設置した際に、それぞれの当止部材21,21同士を接触させ、左右に隣接する天板2,2若しくは天板3,3の間に隙間を確保して昇降動作時に干渉しないようにしている。

0028

更に詳しくは、図6及び図7に示すように、前記支持筒7の上係合部10は、前記筒部14の上端部側面に先端部が段落ち状に細くなるように形成し、該上係合部10には少なくとも下方へ開放した二つの螺孔23,23を形成している。一方、前記上連結杆8は、四角パイプ状であり、端部の下面に二つの座グリ孔24,24を形成している。そして、前記上連結杆8の端部を前記上係合部10に外嵌した状態で、下面の座グリ孔24,24から皿ネジ12,12を螺合して連結する。

0029

また、図6及び図7に示すように、前記支持筒7の下係合部11は、前記筒部14の下端部側面に先端部が段落ち状に細くなるように形成するとともに、該下係合部11の基部に下方へ開放し、前記筒部14の底面部15の下方空間と連通するように空間部25を形成し、該空間部25を構成する内壁面26から前記下係合部11の先端に連通するとともに、下方開放した二つのU字溝27,27を形成している。一方、前記下連結杆9は四角パイプ状であり、端部から少し奥に固定片28が溶接等により固定されており、該固定片28に二つの螺孔29,29を形成している。そして、前記下連結杆9の螺孔29,29に予めネジ13,13の先端を螺合した状態で、該ネジ13,13を前記下係合部11のU字溝27,27と空間部25に収容するとともに、該下連結杆9の端部を前記下係合部11に外嵌した状態で、前記ネジ13,13を深く螺合して該下連結杆9を支持筒7に引き付け連結する。

0030

また、前記下連結杆9と補強杆20の連結構造は任意であるが、本実施形態では、図6及び図9に示すように、前記補強杆20の端部内に固定片30を固定し、該固定片30に螺孔31,31を形成し、前記下連結杆9の内側側面に取付孔32,32を形成し、外側側面に形成した大径の挿通孔33,33から進入させたネジ34,34を、前記取付孔32,32を通して前記補強杆20の螺孔31,31に螺合して連結した。更に、本実施形態では、2本の前記補強杆20,20を所定の間隔を設けて接近した位置に平行に設けた。

0031

前記支持筒7の筒部14の内面は、アルミダイカスト製法の抜き勾配を設けるため、上方の開口側に向けて広がったテーパー形状となっている。そのため、図6図8に示すように、前記伸縮脚5,6の下部を筒部14に受け入れた際に、該伸縮脚5,6の外面と筒部14の内面との間に生じる隙間を埋めるために、合成樹脂製のカラー部材35を開口部に嵌挿している。前記支持筒7の底面部15に設けた取付孔に下方から挿通したネジ16,…を前記伸縮脚5,6の外側筒36の底面板46に形成した螺孔47,…に螺合して強固に連結する。

0032

ここで、前記伸縮脚5,6は、図1及び図6に示すように、外側筒36、中間筒37及び内側筒38で構成された伸縮連筒と、前記内側筒38の上端に設けた取付体39と、これらに内蔵された昇降駆動機構とから構成されている。例えば、前記昇降駆動機構は、前記伸縮連筒の内部に送りネジ機構等から構成した昇降機構部が格納され、前記取付体39の内部に回転数を制御できるサーボモータあるいはステッピングモータ等の駆動モータが内蔵されており、駆動モータの回転により、前記昇降機構部が駆動して前記外側筒36に対して前記内側筒38及び中間筒37が昇降する構造である。しかし、昇降駆動機構は前述の構造に限定されず、従来公知の各種機構を採用し得る。ここで、前記伸縮脚5,6の外側筒36が固定部、内側筒38が可動部となる。

0033

前記脚ユニット4の支持筒7の筒部14に嵌挿するのは、前記伸縮脚5,6の外側筒36の下部となる。本実施形態では、前記外側筒36の長さの約1/3に相当する下部を前記支持筒7の筒部14に受け入れて立起状態に固定する。前記支持筒7の筒部14の嵌合深さは、前記伸縮脚5,6の外側筒36の長さの1/4から1/2の範囲に設定することが好ましい。前記筒部14の嵌合深さが、1/4よりも浅いと伸縮脚5,6の支持強度不足して脚体1としての剛性を保ち難く、1/2よりも深いと脚ユニット4の寸法が大きくなり、外観性が低下するとともに、支持筒7の製造コストが増大する。そして、図4及び図5に示すように、前記伸縮脚5,6の可動部、即ち前記内側筒38の上端の取付体39を、横方向に延びるビーム40の両端部を取付け、該ビーム40の両側部には前後方向に延びた支持杆41,41の中央部が固定されており、前記ビーム40と支持杆41,41の上面に前記天板2及び天板3を載置した状態で、下方からネジ止めして取付けている。本発明の脚ユニット4は、側面視ロ字状の構造であるので、これ自体で脚体1の支持強度を確保でき、天板2,3の横方向寸法が変わってもワンサイズの脚ユニット4で脚体1を構成できる。

0034

また、前記ビーム40は上方開放の凹溝42を有し、該凹溝42の内部には、駆動モータを制御する電子制御装置43を組み込み、該凹溝42内で駆動モータと接続するとともに、該電子制御装置43を操作する操作スイッチ(図示せず)をそれぞれの前記天板2,3の下面の前縁一側又は両側に設けている。また、前記ビーム40の奥側であり、両支持杆41,41の間には、奥側の両端部をそれぞれ支持杆41,41に水平回動可能に支持するとともに、前端を前記ビーム40の後面に係脱可能に支持した配線用のコード受板44を設けている。更に、図1図3及び図5に示すように、両側の前記脚ユニット4,4の上連結杆8,8の中央部間に配線ダクト45が連結されている。

0035

1脚体、 2天板、
2 天板、 4脚ユニット、
5伸縮脚、 6 伸縮脚、
7支持筒、 8上連結杆、
9 下連結杆、 10 上係合部、
11 下係合部、 12ネジ、
13 ネジ、 14 筒部、
15 底面部、 16 ネジ、
17アジャスターボルト、 18アジャスター受部、
19 アジャスター、 20補強杆、
21当止部材、 22固定板、
23螺孔、 24座グリ孔、
25 空間部、 26内壁面、
27U字溝、 28固定片、
29 螺孔、 30 固定片、
31 螺孔、 32取付孔、
33挿通孔、 34 ネジ、
35カラー部材、 36外側筒、
37中間筒、 38内側筒、
39取付体、 40ビーム、
41支持杆、 42凹溝、
43電子制御装置、 44 コード受板、
45配線ダクト、 46底面板、
47 螺孔。

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