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技術 抗ウィルス化合物

出願人 アッヴィ・アイルランド・アンリミテッド・カンパニー
発明者 デイビツド・エイ・デイゴーイウオーレン・エム・ケイテイチヤールズ・ダブリユ・ハツチンスパメラ・エル・ドナーアラン・シー・クリユーガージヨン・テイー・ランドルフクリストフアー・イー・モツターリサ・テイー・ネルソンサツチエル・ブイ・パテルマーク・エイ・マツレンコライアン・ジー・ケデイータミー・ケイ・ジンカーソンイー・ガオダーチユン・リウジヨン・ケイ・プラツトトツド・ダブリユ・ロツクウエイクラレンス・ジエイ・マーリングダグラス・ケイ・ハツチンソンチヤールズ・エイ・フレンテロルフ・ワグナーマイケル・デイー・テユフアノデイビツド・エイ・ベテベナーキヤシー・サリスケビン・アール・ウオーラーシーブル・エイチ・ワゴージーン・シー・カリフアノウエンケ・リーダニエル・デイー・カスピメアリー・イー・ベリツツイウイリアム・エイ・キヤロル
出願日 2017年11月22日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2017-224527
公開日 2018年4月26日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2018-065828
状態 特許登録済
技術分野 第5-8族元素を含む化合物及びその製造 水添ピリジン系化合物 第1-3族元素を含む化合物及びその製造 窒素含有縮合複素環(3) 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 有機低分子化合物及びその製造 化合物または医薬の治療活性 その他のN系縮合複素環1 複数複素環系化合物 ペプチド又は蛋白質 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬
主要キーワード 複数構成要素 相対空間 mリットル 珪藻土層 一般型 pH試験紙 圧縮成形前 ネトル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月26日)のものです。
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課題

C型肝炎ウィルス(「HCV」)の複製における必須成分である非構造蛋白質NS5Aの機能を阻害する上で有効な化合物の提供。

解決手段

メチル{(2S,3R)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−{3,5−ジフルオロ−4−[4−(4−フルオロフェニルピペリジン−1−イルフェニル}−5−(6−フルオロ−2−{(2S)−1−[N−(メトキシカルボニル)−O−メチル−L−トレオニルピロリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール−5−イル)ピロリジン−2−イル]−6−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル}カーバメート等で例される化合物、又は該化合物の医薬として許容される塩及びその誘導体

概要

背景

CVは、フラビ・ウィルス科のヘパシウィルス属に属するRNAウィルスである。エンベロープを持ったHCVビリオンは、単一の非中断読み取り枠に全ての既知のウィルス特異的タンパク質をコードするプラス鎖RNAゲノムを含む。その読み取り枠は、約9500個のヌクレオチドを含み、約3000個のアミノ酸の単一の大きいポリタンパク質をコードする。そのポリタンパク質は、コアタンパク質外膜タンパク質E1およびE2、膜結合タンパク質p7および非構造タンパク質NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5AおよびNS5Bを含む。

概要

C型肝炎ウィルス(「HCV」)の複製における必須成分である非構造蛋白質NS5Aの機能を阻害する上で有効な化合物の提供。メチル{(2S,3R)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−{3,5−ジフルオロ−4−[4−(4−フルオロフェニルピペリジン−1−イルフェニル}−5−(6−フルオロ−2−{(2S)−1−[N−(メトキシカルボニル)−O−メチル−L−トレオニルピロリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール−5−イル)ピロリジン−2−イル]−6−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル}カーバメート等で例される化合物、又は該化合物の医薬として許容される塩及びその誘導体。なし

目的

図式XXIVおよび本願の各種実施例(例えば、実施例2.16、3.35から3.41、3.46から3.53、4.26から4.31、4.37から4.40、4.42から4.46、および4.51から4.57)は、置換されたピロリジニル連結基を有する化合物におけるそのような置換を可能とする有効な開示を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下記式Iを有する化合物または該化合物の医薬として許容される塩。[式中、XはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良く;L1およびL2はそれぞれ独立に、結合;またはC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され、該C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンはそれぞれ、独立に各場合で、1以上のRLによって置換されていても良く;L3は、結合または−LS−K−LS′−であり、Kは結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−または−N(RB)S(O)N(RB′)−から選択され;AおよびBはそれぞれ独立にC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、およびそれぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良く;Dは、C3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、および1以上のRAで置換されていても良く;またはDはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、該C3−C12炭素環または3から12員の複素環はJで置換されており、および1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、および1以上のRAで置換されていても良く、またはJは−SF5であり;またはDは水素またはRAであり;Yは−T′−C(R1R2)N(R5)−T−RD、−T′−C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−LK−T−RD、または−LK−Eから選択され;R1およびR2はそれぞれ独立にRCであり、およびR5はRBであり;またはR1はRCであり、R2およびR5は該R2およびR5が結合している原子と一体となって3から12員の複素環を形成しており、該3から12員の複素環は1以上のRAで置換されていても良く;R3、R4、R6およびR7はそれぞれ独立にRCであり;またはR3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7は、該R4およびR7が結合している原子と一体となって、3から12員の炭素環または複素環を形成しており、該3から12員の炭素環または複素環は1以上のRAで置換されていても良く;Zは−T′−C(R8R9)N(R12)−T−RD、−T′−C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−LK−T−RDまたは−LK−Eから選択され;R8およびR9はそれぞれ独立にRCであり、およびR12はRBであり;またはR8はRCであり、R9およびR12は該R9およびR12が結合している原子と一体となって3から12員の複素環を形成しており、該3から12員の複素環は1以上のRAで置換されていても良く;R10、R11、R13およびR14はそれぞれ独立にRCであり;またはR10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14は該R11およびR14が結合している原子と一体となって3から12員の炭素環または複素環を形成しており、該3から12員の炭素環または複素環は1以上のRAで置換されていても良く;TおよびT′はそれぞれ独立に各場合で、結合、−LS−、−LS−M−LS′−または−LS−M−LS′−M′−LS″−から選択され、MおよびM′はそれぞれ独立に各場合で、結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−、−N(RB)S(O)N(RB′)−、C3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され、C3−C12炭素環および3から12員の複素環はそれぞれ独立に各場合で、1以上のRAによって置換されていても良く;LKは独立に各場合で、結合、−LS−N(RB)C(O)−LS′−または−LS−C(O)N(RB)−LS′−;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレン;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRAによって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され;Eは独立に各場合でC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され、および独立に各場合で、1以上のRAによって置換されていても良く;RDはそれぞれ独立に各場合で、水素またはRAから選択され;RAは独立に各場合で、ハロゲンニトロ、オキソホスホノキシホスホノチオキソシアノまたは−LS−REから選択され、2個の隣接するRAは該2個の隣接するRAが結合している原子および該2個の隣接するRAが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;RBおよびRB′はそれぞれ独立に各場合で、水素;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシメルカプトアミノカルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RBまたはRB′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;RCは独立に各場合で、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環もしくは複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RCにおける各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;REは独立に各場合で、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−N(RS)SO2RS′、−SO2N(RSRS′)、−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−OS(O)−RS、−OS(O)2−RS、−S(O)2ORS、−S(O)ORS、−OC(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、−OC(O)N(RSRS′)、−N(RS)S(O)−RS′、−S(O)N(RSRS′)、−P(O)(ORS)2、または−C(O)N(RS)C(O)−RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;RFは独立に各場合で、それぞれO、SまたはNから選択される0、1、2、3、4もしくは5個のヘテロ原子を含みおよび1以上のRLで置換されていても良いC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニル;または−(RX−RY)Q−(RX−RY′)から選択され、Qは0、1、2、3または4であり、各RXは独立にO、SまたはN(RB)であり、各RYは独立にC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンであり、該C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く、各RY′は独立にC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、該C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;RLは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)または−N(RS)C(O)RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;2個の隣接するRLは、該2個の隣接するRLが結合している原子および該2個の隣接するRLが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;LS、LS′およびLS″はそれぞれ独立に各場合で、結合;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され;RS、RS′およびRS″はそれぞれ独立に各場合で、水素;それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、−O−C1−C6アルキル、−O−C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキルまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RS、RS′またはRS′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。]

請求項2

下記式IEを有する化合物または該化合物の医薬として許容される塩。[式中、Xは、4から8員の複素環であり、および1以上のRAで置換されていても良く;L1およびL2はそれぞれ独立に、結合またはC1−C6アルキレンから選択され、該C1−C6アルキレンは独立に各場合で、1以上のハロ、ヒドロキシ、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルによって置換されていても良く;L3は結合またはC1−C6アルキレンであり;AおよびBはそれぞれ独立にフェニルピリジニルチアゾリルまたはであり、Z1は独立に各場合でO、S、NHまたはCH2から選択され、Z3は独立に各場合でNまたはCHから選択され、W1、W2およびW3はそれぞれ独立に各場合でCHまたはNから選択され;AおよびBはそれぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良く;DはC6−C10炭素環または5から12員の複素環であり、該C6−C10炭素環または5から12員の複素環はそれぞれ1以上のRMで置換されていても良く;Yは、−T′−C(R1R2)N(R5)−T−RDであり;Zは、−T′−C(R8R9)N(R12)−T−RDであり;R1は、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルまたは3から6員の炭素環または複素環であり、各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;R2およびR5はそれぞれ独立に水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルまたは3から6員の炭素環または複素環であり、各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;またはR2およびR5は該R2およびR5が結合している原子と一体となって、3から12員の複素環を形成しており、該3から12員の複素環は1以上のRAで置換されていても良く;R8は、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルまたは3から6員の炭素環または複素環であり、各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;R9およびR12はそれぞれ独立に水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルまたは3から6員の炭素環または複素環であり、各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;またはR9およびR12は該R9およびR12が結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;Tは独立に各場合で、結合または−C(O)−LS′−から選択され;T′は独立に各場合で、結合、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−または3から12員の複素環から選択され、3から12員の複素環は独立に各場合で1以上のRAによって置換されていても良く;RDはそれぞれ独立に各場合で、水素またはRAから選択され;RAは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノまたは−LS−REから選択され;RBおよびRB′はそれぞれ独立に各場合で、水素;または独立に各場合でハロゲンまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RBまたはRB′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキルまたは−O−C1−C6ハロアルキルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;REは独立に各場合で、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)N(RS′RS″″)、−N(RS)SO2RS′、−SO2N(RSRS′)、−N(RS)SO2N(RS′RS″″)、−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−OS(O)−RS、−OS(O)2−RS、−S(O)2ORS、−S(O)ORS、−OC(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、−OC(O)N(RSRS′)、−N(RS)S(O)−RS′、−S(O)N(RSRS′)、−C(O)N(RS)C(O)−RS′または=C(RSRS′);またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され;RLは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)または−N(RS)C(O)RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され;LSは独立に各場合で、結合;またはそれぞれ独立にハロゲンで置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され;LS′は独立に各場合で、結合;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され;RS、RS′およびRS″はそれぞれ独立に各場合で、水素;それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、−O−C1−C6アルキル、−O−C1−C6ハロアルキルまたは3から12員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から12員の炭素環または複素環から選択され;RS、RS′またはRS″における各3から12員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;RMは独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、SF5、−N(RSRS′)、−O−RS、−OC(O)RS、−OC(O)ORS、−OC(O)N(RSRS′)、−C(O)RS、−C(O)ORS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−S(O)RS、−SO2RS、−S(O)N(RSRS′)、−SRS、−Si(RS)3または−P(O)(ORS)2;それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、−N(RSRS′)、−O−RS、−OC(O)RS、−OC(O)ORS、−OC(O)N(RSRS′)、−C(O)RS、−C(O)ORS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−S(O)RS、−SO2RS、−S(O)N(RSRS′)、−SRSまたは−P(O)(ORS)2から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはG2から選択され、G2はC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、該C3−C12炭素環または3から12員の複素環はそれぞれ独立に各場合で1以上のRG2によって置換されていても良く、および各RG2は独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−O−RS、−C(O)ORS、−C(O)RS、−N(RSRS′)または−L4−G3から選択され;L4は、結合、C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレン、C2−C6アルキニレン、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−または−N(RB)S(O)N(RB′)−であり;G3は、C3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、および1以上のRG3で置換されていても良く;およびRG3はそれぞれ独立に、各場合で、ハロゲン、−C1−C6アルキル、−C(O)C1−C6アルキル、−C1−C6ハロアルキル、−O−C1−C6アルキル、−O−C1−C6ハロアルキル、C3−C6炭素環または3から6員の複素環である。]

請求項3

Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがC6−C10アリールまたは5から10員ヘテロアリールであり、1以上のRMで置換されている請求項2に記載の化合物または塩。

請求項4

Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがフェニルまたはピリジルであり、1以上のRMによって置換されており、少なくとも1個のRMがG2であり、該G2はL4−G3で置換されており、1以上のRG2で置換されていても良い請求項2に記載の化合物または塩。

請求項5

Xがであり、1以上のRAで置換されていても良く、Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがフェニルまたはピリジルであり、1以上のRMによって置換されており、少なくとも1個のRMがであり、それは1以上のRG2で置換されていても良い単環式4から8員窒素含有複素環である請求項2に記載の化合物または塩。

請求項6

Xがであり、1以上のRAで置換されていても良く、Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがフェニルまたはピリジルであり、1以上のRMによって置換されており、および少なくとも1個のRMがであり、は1以上のRG2で置換されていても良い単環式4から8員窒素含有複素環である請求項2に記載の化合物または塩。

請求項7

Xがであり、1以上のRAで置換されていても良く、Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがであり、1以上の別のRMによって置換されていても良い請求項2に記載の化合物または塩。

請求項8

R1が水素であり、R2およびR5は該R2およびR5が結合している原子とともにを形成しており、それは0、1、2、3もしくは4個のRAで置換されており、R8が水素であり、R9およびR12は該R9およびR12が結合している原子とともにを形成しており、それは0、1、2、3もしくは4個のRAで置換されており、各T′が結合である請求項7に記載の化合物または塩。

請求項9

Xがであり、1以上のRAで置換されていても良く、Aがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびBがであり、1以上のRAで置換されていても良く、およびDがであり、G3が1個もしくは2個のRG3で置換されていても良いフェニルであり;gが0、1または2であり;RMがそれぞれ独立にフルオロクロロ、メチルメトキシトリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシであり;およびが1以上のRG2で置換されていても良い単環式4から8員窒素含有複素環である請求項2に記載の化合物または塩。

請求項10

R1が水素であり、R2およびR5は該R2およびR5が結合している原子とともに、を形成しており、それは0、1、2、3もしくは4個のRAで置換されており、R8が水素であり、R9およびR12は該R9およびR12が結合している原子とともにを形成しており、それは0、1、2、3もしくは4個のRAで置換されており、各T′が結合である請求項9に記載の化合物または塩。

請求項11

下記式IBを有する化合物または該化合物の医薬として許容される塩。[式中、RC′はそれぞれ独立にRCから選択され;RD′はそれぞれ独立にRDから選択され;R2およびR5はR2およびR5が結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;R9およびR12はR9およびR12が結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;XはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良く;L1およびL2はそれぞれ独立に、結合;またはC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され、該C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンはそれぞれ、独立に各場合で、1以上のRLによって置換されていても良く;L3は、結合または−LS−K−LS′−であり、Kは結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−または−N(RB)S(O)N(RB′)−から選択され;Aはであり、1以上のRAで置換されていても良く;Bは、であり、1以上のRAで置換されていても良く;Dは、C3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く;Tはそれぞれ独立に各場合で、結合、−LS−、−LS−M−LS′−または−LS−M−LS′−M′−LS″−から選択され、MおよびM′はそれぞれ独立に各場合で結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−、−N(RB)S(O)N(RB′)−、C3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され、C3−C12炭素環および3から12員の複素環はそれぞれ独立に各場合で、1以上のRAによって置換されていても良く;RDはそれぞれ独立に各場合で、水素またはRAから選択され;RAは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノまたは−LS−REから選択され、2個の隣接するRAは該2個の隣接するRAが結合している原子および該2個の隣接するRAが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;RBおよびRB′はそれぞれ独立に各場合で、水素;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RBまたはRB′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;RCは独立に各場合で、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RCにおける各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;REは独立に各場合で、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−N(RS)SO2RS′、−SO2N(RSRS′)、−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−OS(O)−RS、−OS(O)2−RS、−S(O)2ORS、−S(O)ORS、−OC(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、−OC(O)N(RSRS′)、−N(RS)S(O)−RS′、−S(O)N(RSRS′)、−P(O)(ORS)2または−C(O)N(RS)C(O)−RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;RFは独立に各場合で、それぞれO、SまたはNから選択される0、1、2、3、4もしくは5個のヘテロ原子を含み1以上のRLで置換されていても良いC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニル、;または−(RX−RY)Q−(RX−RY′)から選択され、Qは0、1、2、3または4であり、各RXは独立にO、SまたはN(RB)であり、各RY、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く、各RY′は独立にC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;RLは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)または−N(RS)C(O)RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;2個の隣接するRLが、それらが結合している原子およびそれらが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;LS、LS′およびLS″はそれぞれ独立に各場合で、結合;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され;RS、RS′およびRS″はそれぞれ独立に各場合で、水素;それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、−O−C1−C6アルキル、−O−C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキルまたは3から6員の炭素環もしくは複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RS、RS′またはRS′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。]

請求項12

Xがであり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X3がNであり、−L3−Dに直接連結されており、L1、L2およびL3が結合であり、Dがであり、各RNが独立にRDであり、JがC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、C3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、その置換基は独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jは1以上のRAで置換されていても良く、R2およびR5はR2およびR5が結合している原子と一体となって、を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く、R9およびR12はR9およびR12が結合している原子と一体となって、を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く、−T−RD′が−C(O)−LY′−RD′、−C(O)O−LY′−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′、−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′、−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′または−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)−LS″−RD′であり、LY′がそれぞれ独立にLS′である請求項11に記載の化合物または塩。

請求項13

本明細書に記載の図式一般手順または実施例のいずれかに記載の段階を含む、本発明の化合物の製造方法。

請求項14

本明細書に記載の図式、一般手順または実施例のいずれかに記載の中間体

請求項15

メチル{(2S,3R)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−{3,5−ジフルオロ−4−[4−(4−フルオロフェニルピペリジン−1−イル]フェニル}−5−(6−フルオロ−2−{(2S)−1−[N−(メトキシカルボニル)−O−メチル−L−トレオニルピロリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール−5−イル)ピロリジン−2−イル]−6−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル}カーバメートまたは該化合物の医薬として許容される塩。

請求項16

請求項15に記載の化合物またはその塩を含む医薬組成物

請求項17

メチル{(2S)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−[3,5−ジフルオロ−4−(4−フェニルピペリジン−1−イル)フェニル]−5−{2−[(2S)−1−{(2S)−2−[(メトキシカルボニル)アミノ]−3−メチルブタノイル}ピロリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−5−イル}ピロリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル}カーバメートまたは該化合物の医薬として許容される塩。

請求項18

請求項17に記載の化合物またはその塩を含む医薬組成物。

請求項19

メチル{(2S,3R)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−{4−[4−(2,6−ジフルオロフェニルピペラジン−1−イル]−3,5−ジフルオロフェニル}−5−(6−フルオロ−2−{(2S)−1−[N−(メトキシカルボニル)−O−メチル−L−トレオニル]ピロリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール−5−イル)ピロリジン−2−イル]−6−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−1−オキソブタン−2−イル}カーバメートまたは該化合物の医薬として許容される塩。

請求項20

請求項19に記載の化合物またはその塩を含む医薬組成物。

請求項21

メチル{(2S)−1−[(2S)−2−{5−[(2R,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−5−{5−フルオロ−2−[(2S)−1−{(2S)−2−[(メトキシカルボニル)アミノ]−3−メチルブタノイル}ピロリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−6−イル}ピロリジン−2−イル]−6−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピロリジン−1−イル]−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル}カーバメートまたは該化合物の医薬として許容される塩。

請求項22

請求項21に記載の化合物またはその塩を含む医薬組成物。

技術分野

0001

本願は、2011年5月4日出願の米国特許出願第13/100,827号、25、2011年2月25日出願の米国特許仮出願第61/446,800号、2010年12月9日出願の米国特許出願第12/964,027号および2010年10月13日出願の米国特許出願第12/903,822号からの優先権を主張するものであり、それらはいずれも参照によって全内容が本明細書に組み込まれる。

0002

本発明は、C型肝炎ウィルス(「HCV」)の複製を阻害する上で有効な化合物に関する。本発明は、これらの化合物を含む組成物ならびにHCV感染治療する上でのこれら化合物の使用方法に関するものでもある。

背景技術

0003

HCVは、フラビ・ウィルス科のヘパシウィルス属に属するRNAウィルスである。エンベロープを持ったHCVビリオンは、単一の非中断読み取り枠に全ての既知のウィルス特異的タンパク質をコードするプラス鎖RNAゲノムを含む。その読み取り枠は、約9500個のヌクレオチドを含み、約3000個のアミノ酸の単一の大きいポリタンパク質をコードする。そのポリタンパク質は、コアタンパク質外膜タンパク質E1およびE2、膜結合タンパク質p7および非構造タンパク質NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5AおよびNS5Bを含む。

発明が解決しようとする課題

0004

非構造タンパク質NS5Aは、基本的にリン酸化型および過リン酸化型で存在する膜結合リンタンパク質である。それはHCV複製の必須成分であり、ウィルスライフサイクルの各種段階で複数の機能を発揮すると考えられている。全長NS5Aタンパク質は、3種類のドメイン−すなわちドメインI、ドメインIIおよびドメインIIIを含む。ドメインI(残基1から213)は、亜鉛結合モチーフおよび膜結合を促進することができる両親媒性N末端リックスを含む。ドメインII(残基250から342)は、タンパク質キナーゼPKRおよびPI3KならびにNS5Bとの相互作用などの制御機能を有し、インターフェロン感受性決定領域も含む。ドメインIII(残基356から447)は、感染性ビリオン組立において役割を果たすものであり、ドメイン内のリン酸化によって調節することができる。NS5Aは、HCVを治療するための有望な治療標的であることが確認されている。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、式I、IA、IB、IC、ID、IE、IFおよびIGの化合物ならびにこれらの医薬として許容される塩を特徴とする。これらの化合物および塩は、HCVの複製を阻害することができることから、HCV感染を治療する上で有用である。

0006

本発明は、本発明の化合物または塩を含む組成物も特徴とする。その組成物は、HCVヘリカーゼ阻害薬、HCVポリメラーゼ阻害薬、HCVプロテアーゼ阻害薬、HCV NS5A阻害薬、CD81阻害薬、サイクロフィリン阻害薬または内部リボソーム侵入部位(IRES)阻害薬などの別の治療剤も含むことができる。

0007

本発明はさらに、HCV複製を阻害するための本発明の化合物もしくは塩の使用方法も特徴とする。その方法は、HCVウィルス感染した細胞を本発明の化合物または塩と接触させることで細胞でのHCVウィルスの複製を阻害する段階を有する。

0008

さらに本発明は、HCV感染を治療する上での本発明の化合物もしくは塩またはそれを含む組成物の使用方法を特徴とする。その方法は、処置を必要とする患者に対して、本発明の化合物もしくは塩またはそれを含む組成物を投与することで、その患者でのHCVウィルスの血中レベルもしくは組織レベルを低下させる段階を有する。

0009

本発明は、HCV感染治療用の医薬品を製造する上での本発明の化合物または塩の使用をも特徴とする。さらに本発明は、本発明の化合物または塩の製造方法を特徴とする。

0010

本発明の他の特徴、目的および利点は、下記の詳細な説明で明らかである。しかしながら理解すべき点として、下記の詳細な説明は本発明の好ましい実施形態を示すものであるが、説明のみを目的として提供されるものであって、本発明を限定するものではない。本発明の範囲内での各種の変更および修正については、詳細な説明から当業者には明らかになるであろう。

0011

Tellinghuisen et al., Nature 435:374−379(2005)には、2個のNS5Aモノマー分子のN末端付近での接触を介して二量体として充填されているNS5Aタンパク質の結晶構造が記載されている。WO2006093867では、コンピュータモデリングと組み合わせてNS5Aタンパク質の結晶構造を用いてNS5A阻害薬の設計または選択を行うことが想定されている。

0012

NS5Aタンパク質との相互作用を向上させるため、多くのNS5A阻害薬が、二量体構造または二量体様構造を有するよう設計されている。例えば、WO2006133326(BMS)には、下記式:

0013

を有する化合物が記載されており;WO2008144380(BMS)には、下記式:

0014

を有する化合物が描かれており;WO2008021927(BMS)には、下記式:

0015

を有する化合物が示されており;WO2008021927(BMS)には、下記式:

0016

を有する化合物が示されており;US20100068176(BMS)には、下記式:

0017

を有する化合物が示されており、Lは、アリール類(例えば、

0018

)、ヘテロアリール類(例えば、

0019

)、脂肪族基(例えば、

0020

)、またはこれらの組み合わせ(例えば、

0021

)から選択される。

0022

上記式に対するある種の変更も提供されている。例えば、WO2010065681(Presidio)には下記式:

0023

が開示されており、式中、BはQまたはQ−Qであり、各Qは独立にシクロアルキルシクロアルケニル複素環、アリールまたはヘテロアリールから選択され、ただしBがQ−Qである場合、6員芳香環であるのは1個のQのみであり、ただしBがQ−Qである場合、多環式であるいずれのQもその多環の1個の環のみを介して分子のこの利の部分に連結されており;WO2010096777(Presidio)には類似の式:

0024

が記載されており、式中、BはW−WまたはW−X″−Wであり、各Wは置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールであり、X″は−O−、−S(O)k、−N(RN)−および−CR′2−から選択され;WO2010091413(Enanta)およびUS20100266543(Enanta)には下記式:

0025

が示されており、式中、Aは置換されたアリール、ヘテロアリール、複素環、C3−C8シクロアルキルまたはC3−C8シクロアルケニルであり、選択された置換基で置換されていても良く;US20100221215(Enanta)には下記式:

0026

が描かれており、式中、Aはそれぞれ置換されていても良いアリール、ヘテロアリール、複素環、C3−C8シクロアルキルまたはC3−C8シクロアルケニルから選択され、Dは非存在であるか置換されていても良い脂肪族基であり、Tは非存在であるか置換されていても良い0から8個の炭素を含む直鎖脂肪族基であり、Eは非存在であるか独立に置換されていても良いアリールおよび置換されていても良いヘテロアリールから選択され、D、EおよびTのうちの1個または2個が非存在である。

0027

表1から4において、異なるNS5A化合物の抗ウィルス活性を比較している。これらの表によってわかるように、WO2010065681(Presidio)WO2010096777(Presidio)、WO2010096462(Enanta)、US20100266543(Enanta)、WO2010096462(Enanta)およびUS20100266543(Enanta)によって概括的に包含されるいくつかの化合物が、BMS出願に記載の相当する化合物と比較して匹敵するかそれより低い抗HCV活性を有するように思われる。WO2010065681(Presidio)、WO2010096777(Presidio)、WO2010096462(Enanta)、US20100266543(Enanta)、WO2010096462(Enanta)およびUS20100266543(Enanta)でも、これら化合物についてはBMS出願に記載のものに勝る利点は確認されていない。

0028

0029

(BMS−790052)では、イミダゾール部分間のビフェニル連結基を用いている。WO2008021927(BMS)を参照する。異なるHCV遺伝子型に対するBMS−790052のEC50値が、ネトルス(Nettles)ら(Nettles et al., ″BMS−790052 is a First−in−class Potent Hepatitis C Virus (HCV) NS5A Inhibitor for Patients with Chronic HCV Infection: Results from a Proof−of−concept Study″, 59th Annual Meeting of the American Association for the Study of Liver Diseases (Oct 31−Nov 1 2008, San Francisco, CA; www.natap.org/2008/AASLD/AASLD_06.htm))によって示されている。具体的には、ネトルス(Nettles)らは、HCV遺伝子型1a、1b、3a、4aおよび5aに対するBMS−790052のEC50値が、それぞれ0.05、0.009、0.127、0.012、および0.033nMであることを認めている。Gao et al., Nature 465:96−100(2010)も参照。表1中の化合物は、イミダゾール部分間に異なる連結基を用いている。表1には、5%(体積比ウシ胎仔血清(FBS)存在下に個々のレプリコンアッセイを用いて調べた場合のこれら化合物のEC50値を示してある。BMS−790052と比較すると、ビフェニル連結基を他の連結基に置き換えることで、各種HCV遺伝子型に対する化合物の活性を大幅に低下させることができる。

0030

0031

表2では、置換されていないベンズイミダゾールを含む化合物をハロ置換されたベンズイミダゾールを含む化合物を比較している。FBSの非存在下に野生型レプリコン類(例えば、1bWTまたは1aWT)ならびに特異的NS5A突然変異(例えば、1bL28T、1bY93H、1aL31V、1aY93C、1aM28V、または1aQ30E)を含むレプリコンを用いて、抗ウィルス活性を評価した。置換されていないベンズイミダゾールを含む基準化合物と比較して、置換されたベンズイミダゾールを含む化合物は概して、これらHCVウィルスの多くに対して匹敵するまたは低い活性を示した。

0032

0033

本発明では驚くべきことに、ハロ置換されたベンズイミダゾールを有する化合物(例えば、

0034

)がNS5A突然変異を含むある種のHCV変異株(例えば、1aL31V)に対してより良好な活性を有することができることが発見された。同様の試験によって、

0035

が、表2中の基準化合物と比較して、NS5A突然変異M28Tを含むHCV1a変異株に対して大幅に改善された活性を示すことも明らかになっている。これらの改善は、上記のBMS、PresidioまたはEnantaの出願のいずれにおいても記載も示唆もされていない。従って、本発明は、ハロ置換されたベンズイミダゾールを含む化合物(例えば、

0036

)を用いてHCV変異株(例えば、1aM28Tまたは1aL31V)を処理する方法を特徴とする。これらの方法は、そのようなHCV変異株(例えば、1aM28Tまたは1aL31V)に感染した患者に対して有効量のそのような化合物を投与することを含む。

0037

ベンズイミダゾール部分間のフェニル連結基をピロリジニル連結(例えば、

0038

で置き換えた場合に、ベンズイミダゾール部分にハロ置換を導入するためのプロセス化学極めて困難になったことも認められた。上記のBMS、PresidioおよびEnantaの出願は、フェニル連結基が

0039

で置き換わっている化合物におけるベンズイミダゾール部分上のハロ置換を可能とすると考えられる有効な開示を提供していない。図式XXIVおよび本願の各種実施例(例えば、実施例2.16、3.35から3.41、3.46から3.53、4.26から4.31、4.37から4.40、4.42から4.46、および4.51から4.57)は、置換されたピロリジニル連結基を有する化合物におけるそのような置換を可能とする有効な開示を提供する。

0040

表3では、ベンズイミダゾール部分間に異なる連結基を有する化合物を比較している。抗ウィルス活性は1aおよび1bレプリコンアッセイを用いて求めた。「HP」は、ヒト血漿を指す。ピロリジニル連結基を含む化合物は、ピリジニル連結基を含む化合物と比較してかなり低い抗HCV活性を示した。US20100068176(BMS)で用いられているフェニル連結基(

0041

)と比較して、ピリジニル連結基(

0042

)などの6員芳香族連結基は、同様または匹敵する抗HCV活性を提供するものと予想される。

0043

0044

表4にはさらに、フェニル連結基をピロリジニル連結基に置き換えた場合に、HCVに対する化合物の活性が大幅に低下し得ることが示されている。表4中の化合物は、ピロリジニル連結基を含み、200nMを超えるEC50値を有する。それに比べて、ビフェニル連結基を含むBMS−790052は、0.2nM以下のEC50値を有する。Nettlesらの上記文献を参照。従って、表3および4には、二量体または二量体様NS5A阻害薬における置換されていないピロリジニル連結基の使用によって低い抗HCV活性となり得ることが明瞭に示されている。

0045

0046

予想外に、ピロリジニル連結基中の窒素原子炭素環または複素環で置換された場合、その化合物の抗ウィルス活性が劇的に改善され得ることが発見された。表5には、ピロリジニル連結基が置換された炭素環または複素環で置換されている化合物の抗HCV活性を示してある。

0047

0048

留意すべき点として、

0049

の抗HCV活性が、

0050

より高いことは示されていない。

0051

表5には、炭素環上の別のハロ置換/ピロリジニル連結基上の複素環置換基が化合物の抗HCV活性を大幅に改善し得ることも示されている(例えば、実施例4.25と実施例3.20または実施例5.1とを比較)。

0052

本発明は、式Iを有する化合物およびその医薬として許容される塩を特徴とする。

0053

式中、
XはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良く;
L1およびL2はそれぞれ独立に、結合;またはC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され、それらはそれぞれ、独立に各場合で、1以上のRLによって置換されていても良く;
L3は、結合または−LS−K−LS′−であり、Kは結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−または−N(RB)S(O)N(RB′)−から選択され;
AおよびBはそれぞれ独立にC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良く;
Dは、C3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く;またはDはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、それはJで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJは−SF5であり;またはDは水素またはRAであり;
Yは−T′−C(R1R2)N(R5)−T−RD、−T′−C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−LK−T−RD、または−LK−Eから選択され;
R1およびR2はそれぞれ独立にRCであり、R5はRBであり;またはR1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって3から12員の複素環を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;
R3、R4、R6およびR7はそれぞれ独立にRCであり;またはR3およびR6がそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、3から12員の炭素環または複素環を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;
Zは−T′−C(R8R9)N(R12)−T−RD、−T′−C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−LK−T−RDまたは−LK−Eから選択され;
R8およびR9はそれぞれ独立にRCであり、R12はRBであり;またはR8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって3から12員の複素環を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;
R10、R11、R13およびR14はそれぞれ独立にRCであり;またはR10およびR13がそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって3から12員の炭素環または複素環を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;
TおよびT′はそれぞれ独立に各場合で、結合、−LS−、−LS−M−LS′−または−LS−M−LS′−M′−LS″−から選択され、MおよびM′はそれぞれ独立に各場合で、結合、−O−、−S−、−N(RB)−、−C(O)−、−S(O)2−、−S(O)−、−OS(O)−、−OS(O)2−、−S(O)2O−、−S(O)O−、−C(O)O−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、−OC(O)N(RB)−、−N(RB)S(O)−、−N(RB)S(O)2−、−S(O)N(RB)−、−S(O)2N(RB)−、−C(O)N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)SO2N(RB′)−、−N(RB)S(O)N(RB′)−、C3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され、前記C3−C12炭素環および3から12員の複素環はそれぞれ独立に各場合で、1以上のRAによって置換されていても良く;
LKは独立に各場合で、結合、−LS−N(RB)C(O)−LS′−または−LS−C(O)N(RB)−LS′−;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレン;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRAによって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され;
Eは独立に各場合でC3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択され、は独立に各場合で、1以上のRAによって置換されていても良く;
RDはそれぞれ独立に各場合で、水素またはRAから選択され;
RAは独立に各場合で、ハロゲンニトロ、オキソホスホノキシホスホノチオキソシアノまたは−LS−REから選択され、2個の隣接するRAが、それらが結合している原子およびそれらが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;
RBおよびRB′はそれぞれ独立に各場合で、水素;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシメルカプトアミノカルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RBまたはRB′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;
RCは独立に各場合で、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノまたは3から6員の炭素環もしくは複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RCにおける各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;
REは独立に各場合で、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−N(RS)SO2RS′、−SO2N(RSRS′)、−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−OS(O)−RS、−OS(O)2−RS、−S(O)2ORS、−S(O)ORS、−OC(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、−OC(O)N(RSRS′)、−N(RS)S(O)−RS′、−S(O)N(RSRS′)、−P(O)(ORS)2、または−C(O)N(RS)C(O)−RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;
RFは独立に各場合で、それぞれO、SまたはNから選択される0、1、2、3、4もしくは5個のヘテロ原子を含み、独立に1以上のRLで置換されていても良いC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニル;または−(RX−RY)Q−(RX−RY′)から選択され、Qは0、1、2、3または4であり、各RXは独立にO、SまたはN(RB)であり、各RYは独立C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンにであり、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く、各RY′は独立にC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
RLは独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)または−N(RS)C(O)RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択され;2個の隣接するRLが、それらが結合している原子およびそれらが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;
LS、LS′およびLS″はそれぞれ独立に各場合で、結合;またはそれぞれ独立に各場合で1以上のRLによって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択され;
RS、RS′およびRS″はそれぞれ独立に各場合で、水素;それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、−O−C1−C6アルキル、−O−C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキルまたは3から6員の炭素環または複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または3から6員の炭素環または複素環から選択され;RS、RS′またはRS′における各3から6員の炭素環または複素環は独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。

0054

AおよびBは好ましくは、独立にC5−C6炭素環(例えば、フェニル)、5から6員の複素環(例えば、ピリジニルまたはチアゾリル)または8から12員の二環式化合物、例えば

0055

から選択され、Z1は独立に各場合でO、S、NHまたはCH2から選択され、Z2は独立に各場合でNまたはCHから選択され、Z3は独立に各場合でNまたはCHから選択され、Z4は独立に各場合でO、S、NHまたはCH2から選択され、W1、W2、W3、W4、W5およびW6はそれぞれ独立に各場合でCHまたはNから選択される。AおよびBはそれぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。

0056

より好ましくは、AはC5−C6炭素環、5から6員の複素環、

0057

から選択され、1以上のRAで置換されていても良く;BはC5−C6炭素環、5から6員の複素環、

0058

から選択され、1以上のRAで置換されていても良く;Z1、Z2、Z3、Z4、W1、W2、W3、W4、W5、W6は上記で定義の通りである。好ましくは、Z3はNであり、Z4はNHである。例えば、Aはフェニル(例えば、

0059

)、ピリジニル(例えば、

0060

)、チアゾリル(例えば、

0061

)、

0062

(例えば、

0063

)、または

0064

(例えば、

0065

)から選択することができ、1以上のRAで置換されていても良く;Bはフェニル(例えば、

0066

)、ピリジニル(例えば、

0067

)、チアゾリル(例えば、

0068

)、

0069

(例えば、

0070

)、または

0071

(例えば、

0072

)から選択することができ、1以上のRAで置換されていても良い。非常に好ましくは、AおよびBの両方がフェニルである(例えば、AおよびBの両方が

0073

)である。非常に好ましくは、Aは

0074

であり、Bは

0075

であり、;またはAは

0076

であり、Bは

0077

であり;またはAは

0078

であり、Bは

0079

であり;またはAは

0080

であり、Bは

0081

であり;またはAは

0082

であり、Bは

0083

であり;各AおよびBは独立に1以上のRAで置換されていても良い。

0084

好ましくは、Aは

0085

であり、Bは

0086

であり、AおよびBはFまたはClなどの1以上のハロゲンで置換されている。驚くべきことに、Aおよび/またはBがハロ置換されたベンズイミダゾールである場合(例えば、Aが

0087

であり、Bが

0088

である。)、式Iの化合物(ならびに下記に記載の式IA、IB、IC、ID、IE、IFまたはIG化合物、および下記で記載の各実施形態の化合物)が予想外に、置換されていないベンズイミダゾールを有する化合物と比較して大幅に改善された薬物動態特性を示すことが発見された。薬物動態における改善は、例えば、マウスでの経口投与から24時間にわたる曲線下面積(AUC)として測定されるより大きい総血漿レベル曝露として観察され得る(例については、下記を参照。)。驚くべきことに、ハロ置換されたベンズイミダゾールを有するこれら化合物が予想外に、ある種のHCV遺伝子型1a変異株(例えば、NS5A突然変異L31M、Y93H、またはY93Nを含む変異株)に対する改善された阻害薬活性を示すことが発見された。従って、本発明は、HCV遺伝子型1a変異株感染(例えば、L31M、Y93H、またはY93N1a変異株感染)を治療するためのそのような化合物の使用方法を想到するものである。これらの方法は、HCV遺伝子型1a変異株(例えば、L31M、Y93H、またはY93N1a変異株)を有する患者に対してそのような化合物を投与することを含む。本発明はまた、遺伝子型1a変異株感染(例えば、L31M、Y93H、またはY93N1a変異株感染)の治療のための医薬製造におけるそのような化合物の使用を想到するものである。

0089

Dは好ましくは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物から選択され、1以上のRAで置換されていても良い。Dは、好ましくはC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルから選択されていても良く、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。より好ましくは、DはC5−C6炭素環(例えば、フェニル)、5から6員の複素環(例えば、ピリジニル、ピリミジニル、チアゾリル)または6から12員の二環式化合物(例えば、インダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、インダゾリル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)であり、1以上のRMで置換されており、RMはハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノまたは−LS−REである。好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRMで置換されており、RMは上記で定義の通りである。非常に好ましくは、Dは

0090

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択されおよび好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくは、Fなどのハロであることができる。

0091

Dは好ましくは、1以上のRAで置換されていても良いピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルである。より好ましくはDはピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは、

0092

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくは、Fなどのハロであることができる。Dは好ましくは、インダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリルまたはインダゾリルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくはDは、インダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、インダゾリルまたはベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは、

0093

であり、1以上のRMで置換されていても良い。

0094

好ましくは、RMは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環である。より好ましくは、RMはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ;またはC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。非常に好ましくは、RMはC1−C6アルキルであり、それらはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0095

好ましくは、RMはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソまたはシアノであり;またはRMは−LS−REであり、LSは結合またはC1−C6アルキレンであり、REは−N(RSRS′)、−O−RS、−C(O)RS、−C(O)ORS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−SO2RS、−SRS、または−P(O)(ORS)2であり、RSおよびRS′は例えば、それぞれ独立に各場合で、(1)水素または(2)各場合で1以上のハロゲン、ヒドロキシ、−O−C1−C6アルキルまたは3から6員の複素環で置換されていても良いC1−C6アルキル、から選択されることができ;またはRMは、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ、独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;またはRMは、C3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、それらはそれぞれ、独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。より好ましくは、RMは、ハロゲン(例えば、フルオロクロロ、ブロモヨード)、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、またはC1−C6アルキル(例えば、メチルイソプロピル、tert−ブチル)、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ、独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、シアノ、またはカルボキシから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。例えばRMは、CF3、−C(CF3)2−OH、−C(CH3)2−CN、−C(CH3)2−CH2OH、または−C(CH3)2−CH2NH2である。好ましくは、RMは−LS−REであり、LSは結合であり、REは−N(RSRS′)、−O−RS、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−SO2RSまたは−SRSである。例えばLSが結合である場合、REは−N(C1−C6アルキル)2(例えば、−NMe2);−N(C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキル)2(例えば−N(CH2CH2OMe)2);−N(C1−C6アルキル)(C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキル)(例えば−N(CH3)(CH2CH2OMe));−O−C1−C6アルキル(例えば、−O−Me、−O−Et、−O−イソプロピル、−O−tert−ブチル、−O−n−ヘキシル);−O−C1−C6ハロアルキル(例えば、−OCF3、−OCH2CF3);−O−C1−C6アルキレン−ピペリジン(例えば、−O−CH2CH2−1−ピペリジル);−N(C1−C6アルキル)C(O)OC1−C6アルキル(例えば、−N(CH3)C(O)O−CH2CH(CH3)2)、−N(C1−C6アルキル)SO2C1−C6アルキル(例えば、−N(CH3)SO2CH3);−SO2C1−C6アルキル(例えば、−SO2Me);−SO2C1−C6ハロアルキル(例えば、−SO2CF3);または−S−C1−C6ハロアルキル(例えば、SCF3)である。好ましくは、RMは−LS−REであり、LSはC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH2−)であり、REは−O−RS、−C(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、または−P(O)(ORS)2である。例えばRMは−C1−C6アルキレン−O−RS(例えば、−C(CH3)2−CH2−OMe);−C1−C6アルキレン−C(O)ORS(例えば、−C(CH3)2−C(O)OMe);−C1−C6アルキレン−N(RS)C(O)ORS′(例えば、−C(CH3)2−CH2−NHC(O)OCH3);または−C1−C6アルキレン−P(O)(ORS)2(例えば、−CH2−P(O)(OEt)2)である。より好ましくは、RMはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、それらはそれぞれ、独立に各場合で、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。例えば、RMは、シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロプ−1−イル、シクロヘキシル)、フェニル、複素環(例えば、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、4−メトキシカルボニルピペラジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、4−メチルピペリジン−1−イル、3,5−ジメチルピペリジン−1−イル、4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、ピリジニル、ピリジン−3−イル、6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)である。非常に好ましくは、RMは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシ(例えば、tert−ブチル、CF3)から選択される1以上の置換基で置換されていても良いC1−C6アルキルである。

0096

より好ましくは、Dは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Jは、C3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、前記C3−C6炭素環または3から6員の複素環は独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、Jは6から12員の二環式化合物(例えば、JがDに共有結合的に結合する窒素環原子を含む7から12員の縮合架橋もしくはスピロの二環式化合物)であり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、Dはフェニルであり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。非常に好ましくは、Dは

0097

であり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはハロゲンであり、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、Dは、

0098

であり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはハロゲンであり、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、C3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。

0099

好ましくは、Dは

0100

であり、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0101

驚くべきことに、Dがハロ置換された炭素環または複素環(例えば、Xに直接連結されているハロ置換された5から6員の炭素環または複素環)を含む場合、式Iの化合物(ならびに下記に記載の式IA、IB、IC、ID、IE、IFまたはIG化合物、および下記に記載の各実施形態の化合物)がHCV遺伝子型2a、2b、3aまたは4aに対して大幅に改善された阻害薬活性および/または改善された薬物動態特性を示し得ることが発見された。従って、本発明は、HCV遺伝子型2a、2b、3aまたは4a感染を治療するためのそのような化合物の使用方法を想到するものである。これらの方法は、HCV遺伝子型2a、2b、3aまたは4aを有する患者に対してそのような化合物を投与することを含む。本発明はまた、HCV遺伝子型2a、2b、3aまたは4aの治療のための医薬製造におけるそのような化合物の使用も想到するものである。この目的に好適なDは、例えば上記の

0102

であることができ、式中において、少なくとも1個のRNはフッ素などのハロである。好適なDの具体例には、

0103

などがあるが、これらに限定されるものではなく、式中、RN、RMおよびJは上記で記載の通りである。

0104

Xは好ましくは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良い。Xは、1以上のRAまたはRFで置換されていても良いC5−C6炭素環または5から6員の複素環であることもでき、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。好ましくは、Xは

0105

であり、式中、X3はC(H)であるか、好ましくはNであり、−L3−Dに直接結合しており;X4はC2−C4アルキレン、C2−C4アルケニレンまたはC2−C4アルキニレン、それらはそれぞれO、SまたはNから選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいても良く;Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。さらに、Xは

0106

であることができ、式中、X3はCであり、−L3−Dに直接連結されており、X4はC2−C4アルキレン、C2−C4アルケニレンまたはC2−C4アルキニレンであり、それらはそれぞれO、SまたはNから選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいても良く、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。さらに、Xは、

0107

であることができ、式中、NはL3−Dに直接連結されており、X4はC2−C4アルキレン、C2−C4アルケニレンまたはC2−C4アルキニレンであり、それらはそれぞれO、SまたはNから選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいても良く、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。

0108

例えば、Xは、

0109

であることができ、式中、X1は独立に各場合でCH2、O、SまたはNHから選択され、X2は独立に各場合でCHまたはNから選択され、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されており、X3′はCであり、−L3−Dに直接連結されており;Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。別の例では、Xは、

0110

であり、式中、X1は独立に各場合でCH2、O、SまたはNHから選択され、X2は独立に各場合でCHまたはNから選択され、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されており、X3′はCであり、−L3−Dに直接連結されており;Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。

0111

非常に好ましくは、Xは

0112

であり、式中、X3はC(H)またはNであり、−L3−Dに直接連結されており、X3′はCであり、−L3−Dに直接連結されており、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。より好ましくは、X3はNである。

0113

Xの例には、

0114

などがあるが、これらに限定されるものではなく、式中において「→」は−L3−Dに対する共有結合連結を示している。各Xは、1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、X上の2個の隣接するRAが、それらが結合している環原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環を形成していても良い。

0115

好ましいXの例には、下記のピロリジン環などがあるが、これらに限定されるものではなく、それらはそれぞれ1以上のRAまたはRF:

0116

で置換されていても良い。

0117

図示のように、上記ピロリジン環の2位および5位での相対的立体化学は、シスまたはトランスであることができる。ピロリジンの3位または4位の適宜の置換基RAの立体化学は、ピロリジン環のいずれか他の位置の置換基に対して変動し得る。ピロリジンに結合している特定の置換基に応じて、炭素における立体化学は(R)または(S)であることができる。

0118

好ましいXの例には、ピロールトリアゾールまたはチオモルホリン環などもあるが、これらに限定されるものではなく、それらはそれぞれ、1以上のRAまたはRF:

0119

で置換されていても良い。

0120

図示のように、チオモルホリン環の3位および5位の相対的立体化学はシスまたはトランスであることができる。チオモルホリンに結合している特定の置換基に応じて、炭素での立体化学は(R)または(S)であることができる。

0121

好ましくは、Xは

0122

であり、式中、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されており、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良い。好ましくは、RFはC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニルであり、それらはそれぞれO、SまたはNから選択される0、1、2、3、4もしくは5個のヘテロ原子を含み、独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、RFはC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニルであり、それらはそれぞれ0、1、2、3、4または5個のOを含み、独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、RFは−(RX−RY)Q−(RX−RY′)であり、Qは0、1、2、3または4であり;各RXは独立にO、SまたはN(RB)であり;各RYは独立にC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンであり、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;各RY′は独立にC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、各RXはOである。より好ましくは、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、各RFは独立にC1−C10アルキル、C2−C10アルケニルまたはC2−C10アルキニルから選択され、それらはそれぞれ0、1、2または3個のOを含み、独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良く、各RFは独立に−(O−C1−C6アルキレン)Q−(O−C1−C6アルキル)から選択され、Qは好ましくは0、1、2または3である。

0123

L1およびL2は好ましくは独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は好ましくは結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−から選択され、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。より好ましくは、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または−CH2CH2−)であり、それぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。非常に好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。

0124

Yは好ましくは、−LS−C(R1R2)N(R5)−T−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−G−C(R1R2)N(R5)−T−RD、−G−C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R1R2)N(R5)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−C(O)N(RB)C(R1R2)N(R5)−T−RD、−C(O)N(RB)C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−N(RB)C(O)−LS−E、または−C(O)N(RB)−LS−Eから選択される。Gは、

0125

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、1以上のRA(例えば、1以上のクロロまたはブロモ)で置換されていても良い。Eは好ましくは、7から12員の二環式化合物(例えば

0126

であり、式中、Uは独立に各場合で、−(CH2)−または−(NH)−から選択され;VおよびZ20はそれぞれ独立に、C1−C4アルキレン、C2−C4アルケニレンまたはC2−C4アルキニレンから選択され、少なくとも1個の炭素原子が独立にO、SまたはNで置き換わっていても良い。)であり、独立に1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0127

)を形成しており、それは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)、またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)などがあるが、これらに限定されるものではない)で置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0128

)を形成しており、それらは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)、またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)などがあるが、これらに限定されるものではない)で置換されていても良い。

0129

Yは、−M−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−M′−RD、−M−C(R1R2)N(R5)−LY′−M′−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−M′−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−LY′−M′−RD、−M−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−M′−RD、−M−C(R3R4)C(R6R7)−LY′−M′−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−M′−RD、または−LS−C(R3R4)C(R6R7)−LY′−M′−RDから選択されることもでき、Mは好ましくは結合、−C(O)N(RB)−または−N(RB)C(O)−であり、M′は好ましくは結合、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)S(O)−または−N(RB)S(O)2−であり、LY′は好ましくは1以上のRLで置換されていても良いC1−C6アルキレンである。LY′は例えば、

0130

など(これらに限定されるものではない)のC1−C6アルキレンであり;適宜のRLはフェニル、−SMeまたはメトキシなど(これらに限定されるものではない)の置換基である。基LY′内の炭素における立体化学は(R)または(S)であることができる。より好ましくは、R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0131

)を形成しており、それは1以上のRA(例えば、1以上のヒドロキシ)で置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0132

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。

0133

好ましくは、Yは−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−O−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−RD、−N(RB)CO−C(R1R2)N(R5)−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−O−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY′−RD、−LS−C(R1R2)N(R5)−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−O−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−RD、−N(RB)CO−C(R3R4)C(R6R7)−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−O−RD、−LS−C(R3R4)C(R6R7)−C(O)−LY′−RD、または−LS−C(R3R4)C(R6R7)−RDから選択され、LY′は好ましくは1以上のRLで置換されていても良いC1−C6アルキレンである。R1はRCであることができ、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0134

)を形成していても良く、それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであっても良く、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0135

)を形成していても良く、それは1以上のRAで置換されていても良い。

0136

非常に好ましくは、Yは−N(RB″)CO−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REまたは−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REから選択され、またはYは−G−C(R1R2)N(R5)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REであり、LYは1以上のRLで置換されていても良いC1−C6アルキレンであり、RB″はそれぞれ独立にRBである。RB″およびR1はそれぞれ好ましくは水素またはC1−C6アルキルであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、好ましくは5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0137

を形成しており、それは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)、またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)など(これらに限定されるものではない))で置換されていても良い。好ましくは、LYはC3−C6炭素環または3から6員の複素環などの1以上のRLで置換されているC1−C6アルキレンであり、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。非常に好ましくは、LYは、

0138

など(これらに限定されるものではない)(基LY内の炭素における立体化学は(R)または(S)であることができる。)のC1−C6アルキレンであり、LYは独立に1以上のRL(例えば、1以上のフェニルまたはメトキシ)で置換されていても良く、Gは好ましくは

0139

であり、RB″は水素であり;−C(R1R2)N(R5)−は

0140

であり;LSは結合であり;REはメトキシである。

0141

好ましいYの例には、

0142

などがあるが、これらに限定されるものではなく、式中、TおよびRDは本明細書で定義の通りである。Tは、例えば−LS−M−LS′−M′−LS″−であることができ、LSは結合であり;MはC(O)であり;LS′は

0143

など(これらに限定されるものではない)のC1−C6アルキレンであり、式中、LS′は独立に1以上のRLで置換されていても良く;RLはフェニルまたはメトキシなど(これらに限定されるものではない)の置換基であり;M′は−NHC(O)−または−NMeC(O)−であり;LS″は結合である。基LS′内の炭素における立体化学は(R)または(S)であることができる。RDは例えばメトキシである。T−RDには、

0144

などがあるが、これらに限定されるものではない。T−RDはある種の立体化学配置を含むこともできる、従ってT−RDには、

0145

などがあるが、これらに限定されるものではない。

0146

好ましいYの例には、

0147

などもあるが、これらに限定されるものではない。

0148

Zは好ましくは、−LS−C(R8R9)N(R12)−T−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−G−C(R8R9)N(R12)−T−RD、−G−C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R8R9)N(R12)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−C(O)N(RB)C(R8R9)N(R12)−T−RD、−C(O)N(RB)C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−N(RB)C(O)−LS−E、または−C(O)N(RB)−LS−Eから選択される。Gは

0149

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、1以上のRA(例えば、1以上のクロロまたはブロモ)で置換されていても良い。Eは好ましくは、8から12員の二環式化合物(例えば

0150

であり、Uは独立に各場合で−(CH2)−または−(NH)−から選択され;VおよびZ20はそれぞれ独立にC1−C4アルキレン、C2−C4アルケニレンまたはC2−C4アルキニレンから選択され、それらにおいて少なくとも1個の炭素原子が独立にO、SまたはNで置き換わっていても良い。)、独立に1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0151

)を形成しており、それは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)、またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)など(これらに限定されるものではない))で置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0152

)を形成しており、それは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)など(これらに限定されるものではない))で置換されていても良い。

0153

Zは、−M−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−M′−RD、−M−C(R8R9)N(R12)−LY′−M′−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−M′−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−LY′−M′−RD、−M−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−M′−RD、−M−C(R10R11)C(R13R14)−LY′−M′−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−M′−RD、または−LS−C(R10R11)C(R13R14)−LY′−M′−RDからも選択されることができ、Mは好ましくは結合、−C(O)N(RB)−または−N(RB)C(O)−であり、M′は好ましくは結合、−C(O)N(RB)−、−N(RB)C(O)−、−N(RB)C(O)O−、N(RB)C(O)N(RB′)−、−N(RB)S(O)−または−N(RB)S(O)2−であり、LY′は好ましくはC1−C6アルキレンであり、それは独立に1以上のRLで置換されていても良い。LY′は例えば、

0154

など(これらに限定されるものではない)のC1−C6アルキレンであり;前記適宜のRLはフェニル、−SMeまたはメトキシなど(これらに限定されるものではない)の置換基である。基LY′内の炭素の立体化学は(R)または(S)であることができる。より好ましくは、R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0155

)を形成しており、それは1以上のRA(例えば、1以上のヒドロキシ)で置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0156

)を形成しており、1以上のRAで置換されていても良い。

0157

好ましくは、Zは−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−O−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−RD、−N(RB)CO−C(R8R9)N(R12)−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−O−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY′−RD、−LS−C(R8R9)N(R12)−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−O−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−RD、−N(RB)CO−C(R10R11)C(R13R14)−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−N(RBRB′)−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−O−RD、−LS−C(R10R11)C(R13R14)−C(O)−LY′−RD、または−LS−C(R10R11)C(R13R14)−RDから選択され、LY′は好ましくは、独立に1以上のRLで置換されていても良いC1−C6アルキレンである。R8はRCであることができ、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0158

)を形成していても良く、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであることができ、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環/複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0159

)を形成していても良く、それは1以上のRAで置換されていても良い。

0160

非常に好ましくは、Zは−N(RB″)CO−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REまたは−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REから選択され、Zは−G−C(R8R9)N(R12)−C(O)−LY−N(RB″)C(O)−LS−REであり、LYは1以上のRLで置換されていても良いC1−C6アルキレンであり、RB″はそれぞれ独立にRBである。RB″およびR8はそれぞれ好ましくは水素またはC1−C6アルキルであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、好ましくは5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0161

)を形成しており、それは1以上のRA(ヒドロキシ、ハロ(例えば、フルオロ)、C1−C6アルキル(例えば、メチル)、またはC2−C6アルケニル(例えば、アリル)など(これらに限定されるものではない))で置換されていても良い。好ましくは、LYはC3−C6炭素環または3から6員の複素環などの1以上のRLで置換されているC1−C6アルキレンであり、それは独立にで置換されていても良くから選択される1以上の置換基ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニル.非常に好ましくは、LYは

0162

など(これらに限定されるものではない)のC1−C6アルキレン(基LY内の炭素での立体化学は(R)または(S)であることができる。)であり;LYは独立に1以上のRL(例えば、1以上のフェニルまたはメトキシ)で置換されていても良く;Gは好ましくは

0163

であり;RB″は水素であり;−C(R8R9)N(R12)−は

0164

であり;LSは結合であり;REはメトキシである。

0165

好ましいZの例には、

0166

などがあるが、これらに限定されるものではなく、式中、TおよびRDは上記で定義の通りである。Tは例えば、−LS−M−LS′−M′−LS″−であることができ、LSは結合であり;MはC(O)であり;LS′は

0167

など(これらに限定されるものではない)のC1−C6アルキレンであり、LS′は独立に1以上のRLで置換されていても良く;前記適宜のRLはフェニルまたはメトキシなど(これらに限定されるものではない)の置換基であり;M′は−NHC(O)−または−NMeC(O)−であり;LS″は結合である。基LS′内の炭素の立体化学は(R)または(S)であることができる。RDは例えばメトキシである。T−RDには、

0168

などがあるが、これらに限定されるものではない。T−RDは、ある種の立体化学配置を含むこともできることから、T−RDには、

0169

などがあるが、これらに限定されるものではない。

0170

好ましいZの例には、

0171

などもあるが、これらに限定されるものではない。

0172

Tは、独立に−C(O)−LS′−、−C(O)O−LS′−、−C(O)−LS′−N(RB)C(O)−LS″−、−C(O)−LS′−N(RB)C(O)O−LS″−、−N(RB)C(O)−LS′−N(RB)C(O)−LS″−、−N(RB)C(O)−LS′−N(RB)C(O)O−LS″−、または−N(RB)C(O)−LS′−N(RB)−LS″−から選択されることができるが、これらに限定されるものではない。好ましくは、Tは独立に各場合で、−C(O)−LS′−M′−LS″−または−N(RB)C(O)−LS′−M′−LS″−から選択される。より好ましくは、Tは独立に各場合で、−C(O)−LS′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LS′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。

0173

Tは、例えば−LS−M−LS′−M′−LS″−であることもでき、LSは結合であり;MはC(O)であり;LS′はC1−C6アルキレン(例えば、

0174

)であり、LS′は独立にRTで置換されていても良く;前記適宜のRTは−C1−C6アルキル、−C2−C6アルケニル、−C1−C6アルキル−OH、−C1−C6アルキル−O−C1−C6アルキル、3から6員の複素環(例えば、テトラヒドロフラニル)、またはC3−C6炭素環(例えば、フェニル、シクロヘキシル)から選択される置換基であり;M′は−NHC(O)−、−N(Et)C(O)−または−N(Me)C(O)−であり;LS″は結合である。RDは好ましくは、水素、−C1−C6アルキル(例えば、メチル)、−O−C1−C6アルキル(例えば、メトキシ、tert−ブトキシ)、メトキシメチル、または−N(C1−C6アルキル)2(例えば、−NMe2)である。

0175

T−RDは、

0176

であることができるが、これらに限定されるものではなく、基T−RD内の炭素の立体化学は(R)または(S)であることができる。

0177

Tは−LS−M−LS′−であることもできるが、これに限定されるものではなく、式中、LSは結合であり;MはC(O)であり;LS′はC1−C6アルキレン(例えば、

0178

)であり、LS′は独立にRTで置換されていても良く;前記適宜のRTは−C1−C6アルキル、−C1−C6アルキル−OH、−C1−C6アルキル−O−C1−C6アルキルまたはC3−C6炭素環(例えば、フェニル、シクロヘキシル)から選択される置換基である。RDは例えば、−OH;−OC(O)Me;−NH(C1−C6アルキル)(例えば、−NHMe、−NHEt);−N(C1−C6アルキル)2(例えば、−NMe2、−NEt2);1以上のハロゲン、オキソで置換されていても良い3から10員の複素環(例えば、ピロリジニル、イミダゾリジニルヘキサヒドロピリミジニル、モルホリニルピペリジニル);−OHで置換されていても良いC3−C10炭素環(例えば、シクロペンチル);−OHで置換されていても良い−C1−C6アルキル(例えば、イソプロピル、3−ペンチル);またはNHRTであり、RTは3から6員の複素環(例えば、チアゾリル、ピリミジニル)である。T−RDには、

0179

などがあるが、これらに限定されるものではなく、式中、基T−RD内の炭素での立体化学は(R)または(S)であることができる。

0180

式Iの各化合物において、LKは独立に各場合で結合;−LS′−N(RB)C(O)−LS−;−LS′−C(O)N(RB)−LS−;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、RT、−O−RS、−S−RS、−N(RSRS′)、−OC(O)RS、−C(O)ORS、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレン、C2−C6アルキニレン、C3−C10炭素環または3から10員の複素環から選択することもでき、RT、RB、RS、RS′、LSおよびLS′は上記で定義の通りである。

0181

下記のそれぞれおよび全ての実施形態を含む下記の式Iならびに式IA、IB、IC、ID、IE、IFまたはIGについて、RAは好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環;または−LA−O−RS、−LA−S−RS、−LA−C(O)RS、−LA−OC(O)RS、−LA−C(O)ORS、−LA−N(RSRS′)、−LA−S(O)RS、−LA−SO2RS、−LA−C(O)N(RSRS′)、−LA−N(RS)C(O)RS′、−LA−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−LA−N(RS)SO2RS′、−LA−SO2N(RSRS′)、−LA−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−LA−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−LA−OS(O)−RS、−LA−OS(O)2−RS、−LA−S(O)2ORS、−LA−S(O)ORS、−LA−OC(O)ORS、−LA−N(RS)C(O)ORS′、−LA−OC(O)N(RSRS′)、−LA−N(RS)S(O)−RS′、−LA−S(O)N(RSRS′)または−LA−C(O)N(RS)C(O)−RS′(LAは結合、C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンである。)である。

0182

より好ましくは、RAは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル、;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環である。

0183

非常に好ましくは、RAは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルである。

0184

LS、LS′およびLS″は好ましくはそれぞれ独立に各場合で、結合;またはC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択される。

0185

AおよびBは同一であるか異なっていることができる。同様に、L1とL2、またはYとZ、またはY−A−とZ−B−、または−A−L1−と−B−L2−は、同一であるか異なっていることができる。一部の場合において、Y−A−L1−はZ−B−L2−と同一である。一部の他の場合において、Y−A−L1−はZ−B−L2−と異なる。

0186

1実施形態において、AおよびBはそれぞれ独立に5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0187

などのフェニル)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。Xは5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0188

であり、式中、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)、1以上のRAで置換されていても良い。Xの具体例については上記で記載されている。DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0189

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0190

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは−N(RB)C(O)C(R1R2)N(R5)−T−RD、または−N(RB)C(O)C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−N(RB)C(O)C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−N(RB)C(O)C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0191

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0192

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0193

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0194

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に、各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0195

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合、YおよびZのうちの少なくとも一方、またはYおよびZの両方が独立に、

0196

であり、RDの例としては(1)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または(2)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく;LY′の例としては、C1−C6アルキレンで置換されていても良いハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ホスホノキシ、−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニルまたは3から6員の炭素環または複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく、前記3から6員の炭素環または複素環はハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0197

別の実施形態において、Aは

0198

であり、1以上のRAで置換されていても良く;Bは

0199

であり、1以上のRAで置換されていても良い。Z1は独立に各場合で、O、S、NHまたはCH2から選択され;Z2は独立に各場合で、NまたはCHから選択される。好ましくは、Aは

0200

であり、Bは

0201

であり、AおよびBはFまたはClなどの1以上のハロゲンで置換されている。Aおよび/またはBがハロ置換されたベンズイミダゾール(例えば、Aが

0202

であり、Bが

0203

である。)である場合、この実施形態の化合物は、置換されていないベンズイミダゾールを持たない同じ化合物と比較して、大幅に改善された薬物動態特性ならびにある種のHCV遺伝子型1a突然変異体に対する改善された阻害薬活性を有することができる。Xは5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0204

であり、式中、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。Xの具体例は上記で記載されている。DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0205

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0206

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは−LS−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−LS−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−LS−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−LS−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、を形成しており5から6員の複素環(例えば、

0207

それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0208

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0209

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0210

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくは、独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは、−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合において、少なくともYおよびZのうちの一方またはYおよびZの両方が独立に、

0211

であり、RDの例としては、(1)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または(2)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく;LY′の例としてはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ホスホノキシ、−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニル、または3から6員の炭素環または複素環で置換されていても良いC1−C6アルキレンなどがあるが、これらに限定されるものではなく、前記3から6員の炭素環または複素環はハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0212

さらに別の実施形態では、AおよびBはそれぞれ独立に5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、AおよびBはそれぞれ独立に、

0213

などのフェニルである。)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。Xは5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0214

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。Xの具体例は上記で記載されている。Dは例えば、C5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であることができ、1以上のRAで置換されていても良く、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0215

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0216

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは−G−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−G−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−G−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−G−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。Gは独立に、

0217

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、独立に1以上のRAで置換されていても良い。R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0218

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0219

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0220

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0221

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0222

)であり、1以上の置換基RLで置換されていても良いから選択される。Tは、−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合で、YおよびZの少なくとも一方またはYおよびZの両方が独立に、

0223

であり、RDの例には、(1)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または(2)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく;LY′の例にはC1−C6アルキレンで置換されていても良いハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ホスホノキシ、−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニルまたは3から6員の炭素環または複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく、前記3から6員の炭素環または複素環はハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0224

さらに別の実施形態において、AおよびBはそれぞれ独立に5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、AおよびBはそれぞれ独立に

0225

などのフェニルである。)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。Xは、5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0226

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。Xの具体例は上記で記載されている。Dは例えば、C5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であることができ、1以上のRAで置換されていても良く、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0227

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0228

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは−N(RB)C(O)C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−N(RB)C(O)C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−G−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−G−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDであり;またはYは−G−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−G−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−N(RB)C(O)C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−N(RB)C(O)C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0229

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0230

)を形成しており、1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0231

を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0232

を形成しており、1以上のRAで置換されていても良い。Gは独立に

0233

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、独立に1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0234

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは、、−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合で、Yは上記の

0235

であり、
Zは上記の

0236

である。一部の場合で、Yは上記の

0237

であり、Zは上記の

0238

である。

0239

さらに別の実施形態において、Aは5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0240

などのフェニル)であり、Bは

0241

(例えば、

0242

)であり;またはAは

0243

(例えば、

0244

)であり、Bは5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0245

などのフェニル)である。AおよびBはそれぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。Z1は独立に各場合で、O、S、NHまたはCH2から選択され;Z2は独立に各場合で、NまたはCHから選択される。Xは5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0246

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。Xの具体例は上記で記載されている。DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0247

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0248

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Aが5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0249

などのフェニル)である場合、Yは−N(RB)C(O)C(R1R2)N(R5)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−G−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−G−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−LS−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−LS−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。Bが5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0250

などのフェニル)である場合、Yは−LS−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−LS−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDであり、Zは−N(RB)C(O)C(R8R9)N(R12)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−G−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−G−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0251

を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0252

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり、R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0253

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0254

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。Gは独立に

0255

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、独立に1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0256

ら選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、それらに限定されるものではない。一部の場合で、Aが5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0257

などのフェニル)である場合、Yは上記の

0258

であり、Zは上記の

0259

である。一部の他の場合では、Bが5員もしくは6員の炭素環または複素環(例えば、

0260

などのフェニル)である場合、Yは上記の

0261

であり、Zは上記の

0262

である。

0263

本発明はまた、
DがC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く;またはDがC3−C12炭素環または3から12員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JがC3−C15炭素環または3から15員の複素環(例えば、3から6員の単環式化合物、6から12員の縮合、架橋もしくはスピロの二環式化合物、縮合、架橋もしくはスピロの環を含む10から15員の三環式化合物、または13から15員の炭素環または複素環)であり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJが−SF5であり;またはDが水素またはRAであり;
RAが独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノまたは−LB−REから選択され;2個の隣接するRAが、それらが結合している原子およびそれらが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良く;
LBが独立に各場合で、LS;またはそれぞれ独立にO、SまたはN(RB)で置き換わっている1、2、3、4もしくは5個の炭素原子を有していても良いC1−C10アルキレン、C2−C10アルケニレンまたはC2−C10アルキニレンから選択され、前記C1−C10アルキレン、C2−C10アルケニレンまたはC2−C10アルキニレンのそれぞれが独立に1以上のRLで置換されていても良く;
REが独立に各場合で、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−N(RS)SO2RS′、−SO2N(RSRS′)、−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−OS(O)−RS、−OS(O)2−RS、−S(O)2ORS、−S(O)ORS、−OC(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、−OC(O)N(RSRS′)、−N(RS)S(O)−RS′、−S(O)N(RSRS′)、−P(O)(ORS)2、=C(RSRS′)または−C(O)N(RS)C(O)−RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C12炭素環または3から12員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、トリメチルシリル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環(例えば、7から12員の炭素環または複素環)から選択され;
RLが独立に各場合で、ハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、−O−RS、−S−RS、−C(O)RS、−OC(O)RS、−C(O)ORS、−N(RSRS′)、−S(O)RS、−SO2RS、−C(O)N(RSRS′)または−N(RS)C(O)RS′;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C12炭素環または3から12員の複素環(例えば、C3−C6炭素環または3から6員の複素環)から選択され;2個の隣接するRLが、それらが結合している原子およびそれらが結合している原子間にある原子と一体となって、炭素環または複素環を形成していても良い本明細書に記載の式I、IA、IB、ICおよびIDの化合物(下記に記載の各実施形態を含む)およびそれらの医薬として許容される塩を特徴とする。

0264

1実施形態において、AおよびBはそれぞれ独立に5員もしくは6員の炭素環または複素環(好ましくは、AおよびBはそれぞれ独立に

0265

などのフェニルである。)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い(好ましくは、AおよびBはそれぞれ独立に少なくとも1個のFなどのハロで置換されている。)。Xは、5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(好ましくは、Xは、

0266

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良い。JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物、10から15員の三環式化合物、または13から15員の炭素環/複素環であり、Jは1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物または7から12員の炭素環/複素環で置換されており、それらは独立に(1)ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORSまたは−N(RSRS′)、または(2)トリメチルシリル、−O−RS、−S−RS、−C(O)RSから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0267

であり、Jは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはFなどのハロである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは−N(RB)C(O)C(R1R2)N(R5)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R3R4)C(R6R7)−T−RD、−G−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−G−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDである。Zは−N(RB)C(O)C(R8R9)N(R12)−T−RD、−N(RB)C(O)C(R10R11)C(R13R14)−T−RD、−G−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−G−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり;R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0268

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0269

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0270

)または6から12員の二環式化合物を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり;R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0271

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0272

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0273

)または6から12員の二環式化合物を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。Gは独立に

0274

などのC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、それらは独立に1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0275

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは、−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合で、Yは上記の

0276

であり、Zは上記の

0277

である。

0278

別の実施形態において、Aは

0279

であり、1以上のRAで置換されていても良く;Bは

0280

であり、1以上のRAで置換されていても良い。Z1は独立に各場合で、O、S、NHまたはCH2から選択され;Z2は独立に各場合で、NまたはCHから選択される。好ましくは、AおよびBはそれぞれ独立に少なくとも1個のFなどのハロで置換されている。好ましくは、Aは

0281

であり、Bは

0282

であり、AおよびBはFまたはClなどの1以上のハロゲンで置換されている。Aおよび/またはBがハロ置換されたベンズイミダゾール(例えば、Aが

0283

であり、Bが

0284

である。)である場合、この実施形態の化合物は、置換されていないベンズイミダゾールを有する同じ化合物と比較して、大幅に改善された薬物動態特性ならびにある種のHCV遺伝子型1a突然変異体に対する改善された阻害薬活性を有することができる。Xは5員もしくは6員の炭素環または複素環または6から12員の二環式化合物(好ましくは、Xは

0285

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAで置換されていても良い。DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環(例えば、フェニル)であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良い。JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物、10から15員の三環式化合物または13から15員の炭素環/複素環であり、Jは1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物または7から12員の炭素環/複素環で置換されており、それらは独立に(1)ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORSまたは−N(RSRS′)、または(2)トリメチルシリル、−O−RS、−S−RS、または−C(O)RSから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0286

であり、Jは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはFなどのハロである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。Yは、−LS−C(R1R2)N(R5)−T−RDまたは−LS−C(R3R4)C(R6R7)−T−RDである。Zは−LS−C(R8R9)N(R12)−T−RDまたは−LS−C(R10R11)C(R13R14)−T−RDである。R1はRCであり;R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0287

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0288

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良く;R3およびR6はそれぞれ独立にRCであり、R4およびR7がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0289

)または6から12員の二環式化合物を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。R8はRCであり;R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0290

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0291

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良く;R10およびR13はそれぞれ独立にRCであり、R11およびR14がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の炭素環または複素環(例えば、

0292

)または6から12員の二環式化合物を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。Tは好ましくは独立に各場合で−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−から選択される。LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0293

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。Tは、−C(O)−LY′−LS″−、−C(O)−LY′−O−LS″−、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。一部の場合で、YおよびZは独立に

0294

であり、RDの例としては、(1)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;または(2)それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく;LY′の例としてはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ホスホノキシ、−O−C1−C6アルキル、−O−C2−C6アルケニル、−O−C2−C6アルキニルで置換されていても良いC1−C6アルキレンまたは3から6員の炭素環または複素環などがあるが、これらに限定されるものではなく、前記3から6員の炭素環または複素環はハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0295

別の態様では、本発明は、下記式IAの化合物およびその医薬として許容される塩を特徴とする。

0296

式中、
RNBはそれぞれ独立にRBから選択され;
RC′はそれぞれ独立にRCから選択され;
RD′はそれぞれ独立にRDから選択され;
R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;
R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;
A、B、D、X、L1、L2、L3、T、RA、RB、RC、およびRDは式Iにおいて上記の通りである。

0297

この態様において、AおよびBは好ましくは独立に、C5−C6炭素環または5から6員の複素環から選択され、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、AおよびBのうちの少なくとも一方がフェニル(例えば、

0298

であり、1以上のRAで置換されていても良い。非常に好ましくは、AおよびBの両方がそれぞれ独立にフェニル(例えば、

0299

)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。

0300

Dは好ましくは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環、または8から12員の二環式化合物から選択され、1以上のRAで置換されていても良い。Dは好ましくは、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルから選択されることもでき、1以上のRLで置換されていても良い。より好ましくは、DはC5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRMで置換されており、RMはハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ、または−LS−REである。好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRMで置換されており、RMは上記で定義の通りである。非常に好ましくは、Dは

0301

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくはFなどのハロであることもできる。

0302

Dは好ましくはピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルでもあり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくはDはピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは

0303

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくはFなどのハロであることもできる。Dは好ましくはインダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリルまたはインダゾリルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくはDはインダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、インダゾリルまたはベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは

0304

であり、1以上のRMで置換されていても良い。

0305

好ましくは、RMはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環である。より好ましくは、RMは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルである。非常に好ましくは、RMは、独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基で置換されていても良いC1−C6アルキルである。

0306

好ましくは、RMはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、またはシアノであり;またはRMは−LS−REであり、LSは結合またはC1−C6アルキレンであり、REは−N(RSRS′)、−O−RS、−C(O)RS、−C(O)ORS、−C(O)N(RSRS′)、−N(RS)C(O)RS′、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−SO2RS、−SRS、または−P(O)(ORS)2であり、RSおよびRS′は例えば、それぞれ独立に各場合でから選択され(1)水素または(2)各場合で1以上のハロゲン、ヒドロキシ、−O−C1−C6アルキルまたは3から6員の複素環で置換されていても良いC1−C6アルキルであることができ;またはRMはC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;またはRMはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、それらはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。より好ましくは、RMはハロゲン(例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード)、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、またはC1−C6アルキル(例えば、メチル、イソプロピル、tert−ブチル)、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルであり、それらはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、シアノ、またはカルボキシから選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。例えばRMは、CF3、−C(CF3)2−OH、−C(CH3)2−CN、−C(CH3)2−CH2OH、または−C(CH3)2−CH2NH2である。好ましくはRMは−LS−REであり、LSは結合であり、REは−N(RSRS′)、−O−RS、−N(RS)C(O)ORS′、−N(RS)SO2RS′、−SO2RSまたは−SRSである。例えば、LSが結合である場合、REは−N(C1−C6アルキル)2(例えば、−NMe2);−N(C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキル)2(例えば−N(CH2CH2OMe)2);−N(C1−C6アルキル)(C1−C6アルキレン−O−C1−C6アルキル)(例えば−N(CH3)(CH2CH2OMe));−O−C1−C6アルキル(例えば、−O−Me、−O−Et、−O−イソプロピル、−O−tert−ブチル、−O−n−ヘキシル);−O−C1−C6ハロアルキル(例えば、−OCF3、−OCH2CF3);−O−C1−C6アルキレン−ピペリジン(例えば、−O−CH2CH2−1−ピペリジル);−N(C1−C6アルキル)C(O)OC1−C6アルキル(例えば、−N(CH3)C(O)O−CH2CH(CH3)2)、−N(C1−C6アルキル)SO2C1−C6アルキル(例えば、−N(CH3)SO2CH3);−SO2C1−C6アルキル(例えば、−SO2Me);−SO2C1−C6ハロアルキル(例えば、−SO2CF3);または−S−C1−C6ハロアルキル(例えば、SCF3)である。好ましくはRMは−LS−REであり、LSはC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−、−C(CH3)2−、−C(CH3)2−CH2−)であり、REは−O−RS、−C(O)ORS、−N(RS)C(O)ORS′、または−P(O)(ORS)2である。例えばRMは−C1−C6アルキレン−O−RS(例えば、−C(CH3)2−CH2−OMe);−C1−C6アルキレン−C(O)ORS(例えば、−C(CH3)2−C(O)OMe);−C1−C6アルキレン−N(RS)C(O)ORS′(例えば、−C(CH3)2−CH2−NHC(O)OCH3);または−C1−C6アルキレン−P(O)(ORS)2(例えば、−CH2−P(O)(OEt)2)である。より好ましくは、RMはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、それらはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORS、または−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い。例えばRMは、シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロプ−1−イル、シクロヘキシル)、フェニル、複素環(例えば、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、4−メトキシカルボニルピペラジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、4−メチルピペリジン−1−イル、3,5−ジメチルピペリジン−1−イル、4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、ピリジニル、ピリジン−3−イル、6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)である。非常に好ましくは、RMはC1−C6アルキルであり、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシ(例えば、tert−ブチル、CF3)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0307

より好ましくは、DはC5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、前記C3−C6炭素環または3から6員の複素環は独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、DはC5−C6炭素環または5から6員の複素環であり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、Jは6から12員の二環式化合物(例えば、JがDに共有結合的に結合するのに介在する窒素環原子を含む7から12員の縮合、架橋もしくはスピロの二環式化合物)であり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、Dはフェニルであり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。非常に好ましくは、Dは

0308

であり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはハロゲンであり、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、Dは

0309

であり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはハロゲンであり、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、C3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0310

であり、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環であり、1以上のRAで置換されていても良く、好ましくはJは少なくともC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0311

Xは好ましくは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0312

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されている。)であり、1以上のRAまたはRFで置換されていても良い。Xの例は上記で記載されているが、それらに限定されるものではない。

0313

L1およびL2は好ましくは独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は好ましくは結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−から選択され、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。より好ましくは、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または−CH2CH2−)であり、それぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。非常に好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。

0314

R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、好ましくは5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0315

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。

0316

R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、好ましくは5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物(例えば、

0317

)を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。

0318

−T−RD′は独立に各場合で−C(O)−LY′−、−C(O)O−LY′−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′、−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′、−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′、または−N(RB)C(O)−LY′−N(RB)−LS″−RD′から選択されることができるが、これらに限定されるものではなく、LY′はそれぞれ独立にLS′であり、好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0319

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。好ましくは、−T−RD′は独立に各場合で、−C(O)−LY′−M′−LS″−RD′または−N(RB)C(O)−LY′−M′−LS″−RD′から選択される。より好ましくは、−T−RD′は独立に各場合で、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′から選択される。非常に好ましくは、−T−RD′は独立に各場合で、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−RD′または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−RD′から選択され、LY′は好ましくはそれぞれ独立にC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−または

0320

)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。

0321

RNBおよびRC′は好ましくは水素であり、RD′は好ましくは独立に各場合で、REから選択される。より好ましくは、RD′は独立に各場合で、それぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環から選択される。

0322

RAは好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環;または−LA−O−RS、−LA−S−RS、−LA−C(O)RS、−LA−OC(O)RS、−LA−C(O)ORS、−LA−N(RSRS′)、−LA−S(O)RS、−LA−SO2RS、−LA−C(O)N(RSRS′)、−LA−N(RS)C(O)RS′、−LA−N(RS)C(O)N(RS′RS″)、−LA−N(RS)SO2RS′、−LA−SO2N(RSRS′)、−LA−N(RS)SO2N(RS′RS″)、−LA−N(RS)S(O)N(RS′RS″)、−LA−OS(O)−RS、−LA−OS(O)2−RS、−LA−S(O)2ORS、−LA−S(O)ORS、−LA−OC(O)ORS、−LA−N(RS)C(O)ORS′、−LA−OC(O)N(RSRS′)、−LA−N(RS)S(O)−RS′、−LA−S(O)N(RSRS′)または−LA−C(O)N(RS)C(O)−RS′であり、LAは結合、C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンである。

0323

より好ましくは、RAはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環である。

0324

非常に好ましくは、RAはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルである。

0325

LS、LS′およびLS″は好ましくはそれぞれ独立に各場合で、結合;またはC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレンから選択される。

0326

AおよびBは同一であるか異なっていることができる。同様に、L1およびL2は同一であるか異なっていることができる。

0327

本態様の1実施形態において、AおよびBはそれぞれ独立にフェニルであり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良く;Dはフェニルであり、1以上のRAで置換されていても良く、またはJで置換されており、1以上のRAで置換されていても良く、JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、JはC3−C6炭素環または3から6員の複素環で置換されており、それらは独立にハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、C(O)ORSまたは−N(RSRS′)から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは

0328

であり、RMおよびRNは上記で定義の通りである。好ましくは、Dは

0329

であり、JおよびRNは上記で定義の通りである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。−T−RD′は独立に各場合で、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′から選択され、LY′はC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良く、LS″は好ましくは結合である。−T−RD′は−C(O)−LY′−LS″−RD′、−C(O)−LY′−O−LS″−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−RD′、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−RD′から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。好ましくは、R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、

0330

を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良く;R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、

0331

を形成しており、それは1以上のRAで置換されていても良い。

0332

本態様の別の実施形態において、AおよびBはそれぞれ独立にフェニル(例えば、

0333

)であり、それぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い(好ましくは、AおよびBはそれぞれ独立に少なくとも1個のFなどのハロで置換されている。)。Xは、

0334

であり、X3はNであり、−L3−Dに直接連結されており、Xは1以上のRAまたはRFで置換されていても良い。Dはフェニルであり、Jで置換されており、1以上のRAで置換されていても良い。JはC3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物、10から15員の三環式化合物または13から15員の炭素環/複素環であり、Jは1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Jは、C3−C6炭素環、3から6員の複素環、6から12員の二環式化合物または7から12員の炭素環/複素環で置換されており、それらは独立に(1)ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6ハロアルキニル、−C(O)ORSまたは−N(RSRS′)または(2)トリメチルシリル、−O−RS、−S−RSまたは−C(O)RSから選択される1以上の置換基で置換されていても良く;Jはまた1以上のRAで置換されていても良い。好ましくは、Dは、

0335

であり、Jは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素またはFなどのハロである。L1およびL2はそれぞれ独立に結合またはC1−C6アルキレンであり、L3は結合、C1−C6アルキレンまたは−C(O)−であり、L1、L2およびL3はそれぞれ独立に1以上のRLで置換されていても良い。好ましくは、L1、L2およびL3は結合である。−T−RD′は独立に各場合で、−C(O)−LY′−N(RB)C(O)−LS″−RD′または−C(O)−LY′−N(RB)C(O)O−LS″−RD′から選択され、LY′はC1−C6アルキレン(例えば、−CH2−)であり、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良く、LS″は好ましくは結合である。−T−RD′は−C(O)−LY′−LS″−RD′、−C(O)−LY′−O−LS″−RD′、−C(O)−LY′−N(RB)−LS″−RD′、または−C(O)−LY′−N(RB)S(O)2−LS″−RD′から選択されることもできるが、これらに限定されるものではない。R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0336

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0337

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良く;R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、5から6員の複素環(例えば、

0338

)または6から12員の二環式化合物(例えば、

0339

)を形成しており、それらは1以上のRAで置換されていても良い。

0340

さらに別の態様において、本発明は下記式IBの化合物およびその医薬として許容される塩を特徴とする。

0341

式中、
RC′はそれぞれ独立にRCから選択され;
RD′はそれぞれ独立にRDから選択され;
R2およびR5がそれらが結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;
R9およびR12がそれらが結合している原子と一体となって、1以上のRAで置換されていても良い3から12員の複素環を形成しており;
A、B、D、X、L1、L2、L3、T、RA、RCおよびRDは式Iにおいて上記の通りである。

0342

この態様において、AおよびBは好ましくは、独立に

0343

などの8から12員の二環式化合物から選択され、Z1は独立に各場合でO、S、NHまたはCH2から選択され、Z2は独立に各場合でNまたはCHから選択され、Z3は独立に各場合でNまたはCHから選択され、Z4は独立に各場合でO、S、NHまたはCH2から選択され、W1、W2、W3、W4、W5およびW6はそれぞれ独立に各場合で、CHまたはNから選択される。AおよびBはそれぞれ独立に1以上のRAで置換されていても良い。

0344

より好ましくは、Aは

0345

から選択され、1以上のRAで置換されていても良く;Bは

0346

から選択され、1以上のRAで置換されていても良く、Z1、Z2、Z3、Z4、W1、W2、W3、W4、W5、W6は上記で定義の通りである。好ましくは、Z3はNであり、Z4はNHである。例えば、Aは

0347

(例えば、

0348

)または

0349

(例えば、

0350

)から選択することができ、1以上のRAで置換されていても良く;Bは、

0351

(例えば、

0352

)または

0353

(例えば、

0354

)から選択することができ、1以上のRAで置換されていても良い。

0355

好ましくは、Aは

0356

(例えば、

0357

であり、Bは

0358

(例えば、

0359

であり、A′およびB′は独立にC5−C6炭素環または5から6員の複素環から選択され、AおよびBは独立に1以上のRAで置換されていても良い。

0360

より好ましくは、Aは

0361

であり、Bは

0362

であり、AおよびBは1以上のFまたはClなどのハロゲンで置換されている。Aおよび/またはBがハロ置換されたベンズイミダゾール(例えば、Aが

0363

であり、Bが

0364

である。)である場合、式IBの化合物は、置換されていないベンズイミダゾールを有する同じ化合物と比較して、大幅に改善された薬物動態特性ならびにある種のHCV遺伝子型1a突然変異体に対する改善された阻害薬活性を有することができる。

0365

Dは好ましくは、C5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物から選択され、1以上のRAで置換されていても良い。Dは好ましくは、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルから選択されることもでき、RLから選択される1以上の置換基で置換されていても良い。より好ましくは、DはC5−C6炭素環、5から6員の複素環または6から12員の二環式化合物であり、1以上のRMで置換されており、RMはハロゲン、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノまたは−LS−REである。好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくは、Dはフェニルであり、1以上のRMで置換されており、RMは上記で定義の通りである。非常に好ましくは、Dは

0366

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくはFなどのハロであることもできる。

0367

Dは好ましくはピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルでもあり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくはDはピリジニル、ピリミジニルまたはチアゾリルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは

0368

であり、RMは上記で定義の通りであり、各RNは独立にRDから選択され、好ましくは水素である。1以上のRNは好ましくはFなどのハロであることもできる。Dは好ましくはインダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリルまたはインダゾリルであり、1以上のRAで置換されていても良い。より好ましくはDはインダニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、インダゾリルまたはベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルであり、1以上のRMで置換されている。非常に好ましくは、Dは

0369

であり、1以上のRMで置換されていても良い。

0370

好ましくは、RMはハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、シアノ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミルまたはシアノから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニル;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、ニトロ、オキソ、ホスホノキシ、ホスホノ、チオキソ、ホルミル、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6ハロアルケニルまたはC2−C6ハロアルキニルから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC3−C6炭素環または3から6員の複素環である。より好ましくは、RMは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ;またはそれぞれ独立に各場合でハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基によって置換されていても良いC1−C6アルキル、C2−C6アルケニルまたはC2−C6アルキニルである。非常に好ましくは、RMは、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、アミノまたはカルボキシから選択される1以上の置換基で置換されていても良いC1−C6アルキルである。

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