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技術 現場用電気機器

出願人 株式会社マキタトーヨーテクノ株式会社
発明者 小口和紀石川剛史川谷信昭
出願日 2016年9月30日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-195186
公開日 2018年4月12日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2018-058127
状態 特許登録済
技術分野 携帯用動力工具一般
主要キーワード スライダ片 巻き付け部材 着脱部分 電動芝刈り機 電動カンナ 電動カッター 方向基準線 電動グラインダ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

異物侵入の抑制を実現する新たな技術を提供する。

解決手段

本開示の現場電気機器において、作動部は、電力の供給を受けて作動する。端子ホルダは、バッテリパックから電力の供給を受けるための1つ以上の端子を備える。ハウジングは、上記作動部及び上記端子ホルダを保持する。仕切部は、上記作動部の存在する第1の空間と、上記端子ホルダの存在する第2の空間と、を仕切るように構成され、それら第1の空間と第2の空間とを連通させる貫通穴を備える。接続部は、上記貫通穴を通過して、上記1つ以上の端子と、上記作動部と、を電気的に接続する。封鎖部は、上記接続部が通過した状態の上記貫通穴を封ずる。

概要

背景

現場電気機器として、ハウジング着脱可能なバッテリパック電源として用いるものが知られている。ハウジングにおけるバッテリパックの着脱部分には、バッテリパックから電力供給を受けるための1つ以上の端子を備えた端子ホルダを設ける場合がある。この端子ホルダを保持するための構造は、水や塵などの異物のハウジング内部への侵入が抑制された構造とすることが望まれる。

下記特許文献1には、端子ホルダの周囲にシール部材をとりつけ、ハウジングにて端子ホルダを挟み込む構成が開示されている。

概要

異物の侵入の抑制を実現する新たな技術を提供する。本開示の現場用電気機器において、作動部は、電力の供給を受けて作動する。端子ホルダは、バッテリパックから電力の供給を受けるための1つ以上の端子を備える。ハウジングは、上記作動部及び上記端子ホルダを保持する。仕切部は、上記作動部の存在する第1の空間と、上記端子ホルダの存在する第2の空間と、を仕切るように構成され、それら第1の空間と第2の空間とを連通させる貫通穴を備える。接続部は、上記貫通穴を通過して、上記1つ以上の端子と、上記作動部と、を電気的に接続する。封鎖部は、上記接続部が通過した状態の上記貫通穴を封ずる。

目的

本開示は、異物の侵入の抑制を実現する新たな技術を提供することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電力の供給を受けて作動するように構成された作動部と、バッテリパックから電力の供給を受けるための1つ以上の端子を備える端子ホルダと、前記作動部及び前記端子ホルダを保持するように構成されたハウジングと、前記ハウジングに設けられ、前記作動部の存在する第1の空間と、前記端子ホルダの存在する第2の空間と、を仕切るように構成され、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させる貫通穴を備える仕切部と、前記貫通穴を通過して、前記1つ以上の端子と、前記作動部と、を電気的に接続するように構成された接続部と、前記接続部が通過した状態の前記貫通穴を封ずるように構成された封鎖部と、を備える現場電気機器

請求項2

請求項1に記載の現場用電気機器であって、前記ハウジングは、前記端子ホルダを所定の位置に保持可能に構成された保持部を備えており、前記端子ホルダは、前記保持部に保持されることにより前記ハウジングに取り付けられる、現場用電気機器。

請求項3

請求項2に記載の現場用電気機器であって、前記仕切部は、複数の部品を組み合わせて構成されており、前記保持部は、前記複数の部品のうちの少なくとも2つに分けて設けられた複数の部材を備え、前記複数の部品が組み合わされて前記仕切部が構成された状態において、前記複数の部材が前記端子ホルダを保持可能な状態となるように構成されている、現場用電気機器。

請求項4

請求項2又は請求項3に記載の現場用電気機器であって、前記端子ホルダは、がたつきを有する状態で前記ハウジングに取り付けられている、現場用電気機器。

請求項5

請求項4に記載の現場用電気機器であって、前記接続部は、前記封鎖部から前記1つ以上の端子までの少なくとも一部において、変形が可能に構成されている、現場用電気機器。

請求項6

請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の現場用電気機器であって、前記ハウジングは、前記バッテリパックを着脱可能に保持する装着部を備えている、現場用電気機器。

請求項7

請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の現場用電気機器であって、前記ハウジングは、略円筒状の筒状部を有しており、前記仕切部は、前記ハウジングを前記筒状部の軸方向を法線方向とする平面に投影したときに、前記仕切部の少なくとも一部が前記筒状部の内側に位置するように配置されている、現場用電気機器。

技術分野

0001

本開示は、現場電気機器に関する。

背景技術

0002

現場用電気機器として、ハウジング着脱可能なバッテリパック電源として用いるものが知られている。ハウジングにおけるバッテリパックの着脱部分には、バッテリパックから電力供給を受けるための1つ以上の端子を備えた端子ホルダを設ける場合がある。この端子ホルダを保持するための構造は、水や塵などの異物のハウジング内部への侵入が抑制された構造とすることが望まれる。

0003

下記特許文献1には、端子ホルダの周囲にシール部材をとりつけ、ハウジングにて端子ホルダを挟み込む構成が開示されている。

先行技術

0004

特許第5962325号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に開示された構成は、製造上の寸法のばらつきやシール部材の経時劣化などを考慮すると、異物の侵入抑制のために必ずしも最適な構成ではない場合がある。
本開示は、異物の侵入の抑制を実現する新たな技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本開示の一態様は、作動部と、端子ホルダと、ハウジングと、ハウジングに設けられる仕切部と、接続部と、封鎖部と、を備える現場用電気機器である。
上述した作動部は、電力の供給を受けて作動するように構成されている。端子ホルダは、バッテリパックから電力の供給を受けるための1つ以上の端子を備える。ハウジングは、上記作動部及び上記端子ホルダを保持するように構成されている。仕切部は、上記作動部の存在する第1の空間と、上記端子ホルダの存在する第2の空間と、を仕切るように構成され、上記第1の空間と上記第2の空間とを連通させる貫通穴を備える。接続部は、上記貫通穴を通過して、上記1つ以上の端子と、上記作動部と、を電気的に接続するように構成されている。封鎖部は、上記接続部が通過した状態の上記貫通穴を封ずるように構成されている。

0007

このような現場用電気機器は、仕切部によって、作動部の存在する空間と端子ホルダの存在する空間とが仕切られており、また封鎖部によって仕切部の貫通穴が封じられているため、第2の空間から第1の空間への異物の侵入を抑制することができる。

0008

上述した現場用電気機器において、上記ハウジングは、上記端子ホルダを所定の位置に保持可能に構成された保持部を備えており、上記端子ホルダは、上記保持部に保持されることにより上記ハウジングに取り付けられてもよい。

0009

このような現場用電気機器は、保持部によって端子ホルダをハウジングの所定の位置に保持することができる。
また上述した現場用電気機器において、上記仕切部は、複数の部品を組み合わせて構成されており、上記保持部は、上記複数の部品のうちの少なくとも2つに分けて設けられた複数の部材を備えており、上記複数の部品が組み合わされて仕切部が構成された状態において、上記複数の部材が上記端子ホルダを保持可能な状態となるように構成されていてもよい。

0010

このような現場用電気機器は、複数の部品を組み付けて仕切部が構成された状態で端子ホルダをハウジングに保持することができる。
また上述した現場用電気機器において、上記端子ホルダは、がたつきを有する状態で上記ハウジングに取り付けられていてもよい。

0011

このような現場用電気機器は、端子ホルダが完全に固定されずに小さな範囲で移動することができる。そのため、端子ホルダの1つ以上の端子とバッテリパックの1つ以上の端子とが接触するときに、いずれかの端子に過剰に負荷が掛かってしまうことを抑制できる。

0012

また上述した現場用電気機器において、上記接続部は、上記封鎖部から上記1つ以上の端子までの少なくとも一部において、変形が可能に構成されていてもよい。
このような現場用電気機器は、端子ホルダの移動が接続部によって妨げられることが抑制される。

0013

また上述した現場用電気機器において、上記ハウジングは、上記バッテリパックを着脱可能に保持する装着部を備えていてもよい。
このような現場用電気機器は、バッテリパックを所定の位置に取り付けることができる。

0014

また上述した現場用電気機器において、上記ハウジングは、略筒状の筒状部を有しており、上記仕切部は、上記ハウジングを上記筒状部の軸方向を法線方向とする平面に投影したときに、上記仕切部の少なくとも一部が上記筒状部の内部に位置するように配置されていてもよい。

0015

このような現場用電気機器は、仕切部の少なくとも一部が筒状部の内部に位置しているため、端子ホルダを筒状部の中心に近づけた位置に配置することができるようになる。

図面の簡単な説明

0016

バッテリパックを外した状態のレーザー墨出し器を示す斜視図である。
図2Aがレーザー墨出し器の正面図であり、図2Bがレーザー墨出し器の右側面図であり、図2Cがレーザー墨出し器の平面図であり、図2Dがレーザー墨出し器の斜視図である。
図3Aがバッテリパックの正面図であり、図3Bがバッテリパックの右側面図であり、図3Cがバッテリパックの平面図であり、図3Dがバッテリパックの斜視図である。
図4Aが取付部を斜め後方から見た斜視図であり、図4Bが取付部を斜め前方から見た斜視図であり、図4Cが取付部を斜め前方から見た分解斜視図である。
図5Aが取付部の背面図であり、図5Bが取付部の底面図であり、図5Cが取付部の正面図であり、図5Dが図5CのVD−VD断面図である。
取付部を外した状態のレーザー墨出し器を示す斜視図である。
図2Aの部分的なVII−VII断面図である。
シーリング材を塗布した状態の取付部を説明する図である。
図2AのIX−IX断面図である。

実施例

0017

以下、図面を参照しながら、本開示の例示的な実施形態を説明する。
[1.実施形態]
[1−1.全体構成]
本実施形態のレーザー墨出し器1は、土木建築工事等に用いられるものであり、対象物に対してレーザー光による基準線投射するように構成されている。このレーザー墨出し器1は、本開示の現場用電気機器の一例である。

0018

図1図2A−2Dに示されるように、レーザー墨出し器1は、ハウジング11、レーザー光生成部13、バッテリパック15、などを備えている。
以下では、前後、左右、上下の方向を用いてレーザー墨出し器1の構造を説明する場合があるが、これらの方向は便宜的に用いるだけのものであって本開示を何ら限定するものではない。なお、以下の説明における上下方向は、レーザー墨出し器の一般的な使用態様における上下方向である。また前後方向は、レーザー墨出し器1の側面のうちバッテリパック15が取り付けられる側を後方としたときの前後方向であり、左右方向は、前方からレーザー墨出し器1を見たときの視点を基準とした左右方向である。

0019

[1−2.ハウジング]
ハウジング11は、図1及び図2A−2Dなどに示されるように、レーザー墨出し器1の設置場所に当接するベース部21と、中心軸L1を中心として回転可能な状態でベース部21の上側に固定される回転部22と、を備える。

0020

ベース部21は、板部31と、3つの脚部32と、を備える。板部31は、回転部22を回転可能に支持する略円盤板状の部材である。脚部32は、板部31を支持する。

0021

回転部22は、中心軸L1を中心として軸線方向に延びる略円柱形状であり、上部は上端に向けて徐々に半径が小さくなる丸みを帯びた形状である。回転部22は、図2A、図2Bに示されるように、レーザー光を生成するレーザー光生成部13を内部に保持する。回転部22は、図1などに示されるように、レーザー光を内部から外部に向けて通過させる4つの水平レーザー光射出口33および4つの鉛直レーザー光射出口34を備えている。

0022

水平レーザー光射出口33はそれぞれ、レーザー光生成部13から射出されたレーザー光のうち水平方向基準線を示す水平レーザー光をハウジング11の内部から外部に向けて通過させるよう構成されている。

0023

鉛直レーザー光射出口34はそれぞれ、レーザー光生成部13から射出されたレーザー光のうち鉛直方向基準線を示す鉛直レーザー光をハウジング11の内部から外部に向けて通過させるよう構成されている。

0024

また、回転部22の後方側の一部は、取付部35として構成されている。取付部35は、バッテリパック15のハウジング11への取り付けを実現するための2本のスライドレール36を備えると共に、バッテリパック15から電力の供給を受けるための1つ以上の端子が設けられている端子ホルダ23を保持する。

0025

2つのスライドレール36は、バッテリパック15をハウジングに着脱可能に保持する。この着脱は、バッテリパック15を2つのスライドレール36に沿ってスライドさせることによって実現される。2つのスライドレール36が、本開示の装着部の一例である。取付部35が保持する端子ホルダ23の詳細については後述する。

0026

またハウジング11には、電源スイッチ37、モード切替スイッチ38,39、ストラップ131、外部電源接続部132が設けられている。
電源スイッチ37は、回転部22の側面に備えられており、使用者の操作により、レーザー光の射出を行うON状態とレーザー光の射出を行わないOFF状態とのいずれかに設定される。

0027

モード切替スイッチ38,39は、回転部22の上面に備えられており、使用者の操作によりレーザー光の射出態様が設定される。
ストラップ131は、使用者がレーザー墨出し器1を持ち運ぶ際に使用者によって把持される。

0028

外部電源接続部132は、外部電源と電気的に接続可能に構成されている。
[1−3.レーザー光生成部]
レーザー光生成部13は、図2A、図2Bに示されるように、レーザー光を射出するレーザー光射出部41と、レーザー光射出部41でのレーザー光の射出を制御する射出制御部42と、を備える。

0029

レーザー光射出部41は、電力供給によりレーザー光を生成する図示しないレーザー光源と、レーザー光源から射出されたレーザー光を線状光に変換するレンズ等を有する図示しないレーザー光変換部と、を備えている。レーザー光射出部41は、線状光として、水平方向基準線を示す水平レーザー光と、鉛直方向基準線を示す鉛直レーザー光と、を射出する。レーザー光射出部41は、4個の水平レーザー光射出口33および4個の鉛直レーザー光射出口34のそれぞれの形成位置に応じて、4つの水平レーザー光および4つの鉛直レーザー光をそれぞれ射出するように構成されている。また、レーザー光射出部41は、緑色のレーザー光を射出する。

0030

射出制御部42は、モード切替スイッチ38,39による使用者からの指令内容に応じて、レーザー光射出部41でのレーザー光の射出を制御する。射出制御部42は、例えば、マイクロコンピュータを備えていてもよい。

0031

また回転部22の内部には、送電用のケーブルである接続部43が設けられている。接続部43は、端子ホルダ23に備えられる複数の端子と、レーザー光生成部13と、を電気的に接続し、バッテリパック15からレーザー光生成部13に電力を供給する。なお接続部43は複数のケーブルの束を備え、各ケーブルは、樹脂被覆された電線である。このケーブルの束は、弾性及び柔軟性を有しており、容易に変形可能である。このように本実施形態の接続部43は複数のケーブルを含むが、図面では1つ又は2つのケーブルのみをそれらの代表として図示している。

0032

[1−4.バッテリパック]
バッテリパック15は、電力の供給を行うための装置である。バッテリパック15は、図3A−3Dに示されるように、箱型筐体50を備えている。この筐体50の内部には、図示しないバッテリセルや、バッテリセルの温度を検出する温度検出素子充放電を制御するマイクロコンピュータ等が内部に収容される。

0033

筐体50の一面には、一方に長さを有する2つのスライダ片51が間隔を空けて平行に配置されている。バッテリパック15を取付部35に取り付ける際には、この2つのスライダ片51が2つのスライドレール36上でスライドすることでバッテリパック15が水平方向に移動する。それにより、バッテリパック15が、電力供給が可能となる取付位置まで案内される。

0034

2つのスライダ片51の間には、5つのスリット52〜56が2つのスライダ片51の並ぶ方向に並んで形成されている。5つのスリット52〜56は、2つのスライダ片51の長手方向と同じ方向に長さを有し、バッテリパック15を取付部35に取り付ける方向の先端側が開いた形状となっている。

0035

5つのスリット52〜56のうちの最も外側に配置される2つのスリット52、スリット56の内部には、バッテリパック15を充電する図示しない充電器と電気的に接続するための信号端子58、信号端子62が配置されている。外側から2番目に配置される2つのスリット53、スリット55の内部には、バッテリセルの充放電を行うためのプラス端子59及びマイナス端子61が配置されている。また、中央のスリット54の内部には、温度信号端子60が配置されている。

0036

[1−5.端子ホルダ]
端子ホルダ23は、図4A−4Cに示されるように、第1端子81、第2端子82、及び第3端子83の3つの端子を保持しつつ、それら3つの端子それぞれを、バッテリパック15と接続する側の端部と、接続部43と接続する側の端部と、に区画する。なお以下の説明においては、図4Aに表される、上述した3つの端子におけるバッテリパック15と接続する側の端部をまとめて、単に表側端子群と記載し、図4Cに表される、接続部43と接続する側の端部をまとめて、単に裏側端子群と記載する場合がある。端子ホルダ23に設けられる端子の数は、本実施形態に例示する数に限定されず、1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。

0037

端子ホルダ23は、略矩形の板状である主板部71と、主板部71に連接され、主板部71と直交する方向に拡がる壁面部73と、壁面部73における主板部71側とは逆の端部に連接され、主板部71と平行に拡がる副板部72と、を有している。主板部71と副板部72とは、主板部71の法線方向から見ると、一部が重なるものの、互いに重ならない領域を有している。換言すると、主板部71と副板部72とはその広さ方向に関してずれた位置関係となっている。

0038

壁面部73を基準とした一方の側に表側端子群が配置され、壁面部73を基準とした他方の側に裏側端子群が配置される。副板部72の上下両端には、裏側端子群を上下から覆うように一対の側壁部74,75が設けられている。このような端子ホルダ23の構造によって、表側端子群と、裏側端子群と、が区画される。

0039

主板部71は厚さを有する板状であって、その側面には、主板部71の外周全域に亘る溝80が形成されている。
また、側壁部74と側壁部75の間には、上述した裏側端子群の3つの端子を仕切るように、側壁部74及び側壁部75と平行な4つの区画壁76〜79が設けられる。

0040

バッテリパック15が2つのスライドレール36によってハウジング11に取り付けられた状態において、第1端子81はプラス端子59と接触し、第2端子82は温度信号端子60と接触し、第3端子83はマイナス端子61と接触する。第1端子81及び第3端子83は接続部43と接続されており、接続部43によってバッテリパック15の電力がレーザー光生成部13に供給される。

0041

[1−6.取付部]
取付部35は、図4A−4C、図5A−5Dに示されるように、回転部22に組み付けられた状態において上側に位置する第1部材91と、下側に位置する第2部材92と、を有している。第1部材91及び第2部材92は、それらを組み合わせた状態でネジ93を用いて固定することができる。取付部35は、図示しないネジにより回転部22に組み付けられてハウジング11の一部となる。

0042

第1部材91は、上下左右方向に広がる第1壁面101と、第1壁面101の上端に連接され、前後左右方向に拡がる第2壁面102と、を有する。第1壁面101の下端の一部には切欠106が形成されている。

0043

第2部材92は、上下左右方向に広がる第3壁面103と、第3壁面103の下端に連接され、前後左右方向に拡がる第4壁面104と、を有する。第3壁面103の上端の一部には切欠107が形成されている。

0044

第1部材91及び第2部材92を組み合わせると、第1壁面101、第2壁面102、第3壁面103、及び第4壁面104により仕切部105が形成される。仕切部105は、取付部35が回転部22に組み付けられた状態において、レーザー光生成部13の存在する第1の空間と、端子ホルダ23の存在する第2の空間と、を仕切るように構成されている。

0045

仕切部105には、切欠106及び切欠107が繋がって形成された貫通穴108が形成される。この貫通穴108は、上述した第1の空間と、第2の空間と、を連通させる。

0046

また第1壁面101と第3壁面103の境界部分には、防水テープ109が貼り付けられる。また取付部35の仕切部105の周囲には、仕切部105を取り囲み、前方に突出する環状の突起である突条110が設けられている。
次に、取付部35の回転部22への組み付けについて説明する。図6に示されるように、回転部22には、矩形の開口である開口部25が形成されている。回転部22の外側面における開口部25を囲う部分には、内側に向けて窪んだ凹部26が開口部25を取り囲むように設けられている。
凹部26には、矩形で環状のシート状のゴムであるゴムシート27が配置される。ゴムシート27は、開口部25を囲むように配置される。
取付部35は、図示しないネジにより、開口部25を塞ぐように回転部22に組み付けられる。取付部35が回転部22に組み付けられた状態では、図7に示されるように、ゴムシート27は、凹部26と、突条110及びその周辺部分と、によって挟み込まれる。
次に、取付部35における端子ホルダ23の取り付け構造について説明する。

0047

図5Dに示されるように、第2部材92における第3壁面103の後側には、第1リブ111及び第2リブ112が形成されている。図5Dにおいて左側に位置する第1リブ111は右側に向かって延び出しており、図5Dにおいて右側に位置する第2リブ112は左側に向かって延び出している。端子ホルダ23は、主板部71の溝80に第1リブ111及び第2リブ112が挿入されて左右から挟まれた状態となる。この第1リブ111及び第2リブ112は、第1部材91にも形成されており、上述したように主板部71を左右から挟み込むことができる。

0048

また図7に示されるように、第1部材91における第1壁面101の後方には、下方向に延び出す第3リブ113が形成されている。第2部材92における第3壁面103の後側には、上方向に延び出す第4リブ114が形成されている。端子ホルダ23は、主板部71の溝80に第3リブ113及び第4リブ114が挿入されて上下から挟まれた状態となる。

0049

このように、端子ホルダ23は、主板部71が、第1リブ111、第2リブ112、第3リブ113、及び第4リブ114により上下左右から挟まれることで取付部35に取り付けられる。なお、端子ホルダ23は取付部35からは脱落しないが、取付部35に対してがたつきを有した状態で取り付けられる。具体的には、第1リブ111と第2リブ112の間の間隔と、第3リブ113と第4リブ114の間の間隔と、が溝80の底部分を基準とした主板部71の幅よりも大きく形成されている。また各リブの厚さも溝80の幅より小さくなるように形成されている。

0050

第1部材91及び第2部材92が組み合わされていない状態では、主板部71は、第3リブ113と第4リブ114の両方による上下方向からの挟み込みが為されないため、端子ホルダ23は第1部材91又は第2部材92に対して着脱が可能となる。即ち、第1リブ111〜第4リブ114は、第1部材91及び第2部材92が組み合わされて仕切部105を構成する状態において、端子ホルダ23を保持可能な状態となる。なお、第1リブ111〜第4リブ114が、本開示における保持部の一例である。

0051

取付部35に端子ホルダ23を取り付けた状態において、図8に示されるように、接続部43が通過した状態の貫通穴108を封ずるようにシーリング材121が配される。シーリング材としては、例えばシリコン系やウレタン系の樹脂を用いることができるが、これ以外の材料を用いてもよい。なお、シーリング材121が本開示の封鎖部の一例である。
接続部43のうち、貫通穴108の内部に位置する部分はシーリング材121により固定されて変位が不能となるが、裏側端子群に接続されるケーブル端子43aとシーリング材121との間の先端部分43bは変位が可能である。

0052

また、回転部22のうち、取付部35の上部及び下部は、図7に示されるように、主たる部分が略円筒状の筒状部22aとなっているが、図9に示されるように、ハウジング11を筒状部22aの軸方向を法線方向とする平面に投影したときに、仕切部105のうち少なくとも第3壁面103を含む部分は、筒状部22aの内側に位置するように配置される。なお図9では、レーザー光生成部13や、接続部43、シーリング材121などの図示を省略している。また、図示を省略するが、第1壁面101も同様に筒状部22aの内側に位置するように配置される。

0053

[1−7.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)本実施形態のレーザー墨出し器1では、仕切部105によって、回転部22の内部と外部とが仕切られており、またシーリング材121によって仕切部105の貫通穴108が封じられている。そのため、回転部22の内部に水や塵などの異物が侵入する経路が十分に塞がれ、異物の侵入を抑制することができる。

0054

なお、図5D,図7に示されるように、端子ホルダ23は、取付部35に取り付けられた状態において、取付部35との隙間が小さくなるように構成されている。よって大きな異物は端子ホルダ23によっても侵入を抑制することができる。また防水テープ109によって、第1壁面101と第3壁面103の間からの異物の侵入も抑制することができる。また取付部35と回転部22との間には、ゴムシート27が挟み込まれており、このゴムシート27によりシールされることで異物の侵入が抑制される。

0055

(1b)本実施形態のレーザー墨出し器1では、第1部材91及び第2部材92を組み合わせたときに、第1リブ111〜第4リブ114によって端子ホルダ23をハウジング11の所定の位置に保持することができる。

0056

また、端子ホルダ23は取付部35に対してがたつきを有する状態で保持されるため、端子ホルダ23が小さい範囲で移動することができる。バッテリパック15を取付部35に取り付けたときに、端子ホルダ23における3つの端子とバッテリパック15における端子とが接触するが、端子ホルダ23が移動可能であることからいずれかの端子に過剰に負荷が掛かってしまうことを抑制でき、それにより、端子やその周辺部分の変形や破損が生じることを抑制できる。

0057

また、接続部43が変形可能であるため、端子ホルダ23の移動が接続部43によって妨げられることが抑制される。
(1c)本実施形態のレーザー墨出し器1では、仕切部105のうち少なくとも第1壁面101と第3壁面103とが、筒状部22aの内側に位置している。そのため、端子ホルダ23及びバッテリパック15を筒状部22aの中心軸L1に寄せて配置することができるようになる。

0058

[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。

0059

(2a)上記実施形態では、現場用電気機器の一例としてレーザー墨出し器1を例示したが、本開示の技術は、日曜大工、製造、園芸工事などの作業現場で使用される他の現場用電気機器に適用されてもよい。具体的には、例えば、電力の供給を受けて作動するように構成された作動部を有する電動作業機であって、石工用、金工用、木工用の電動工具や、園芸用の作業機、作業現場の環境を整える装置等に適用することができる。より具体的には、電動ハンマ電動ハンマドリル電動ドリル電動ドライバ電動レンチ電動グラインダ電動マルノコ電動レシプロソー電動ジグソー、電動ハンマ、電動カッター、電動チェンソー電動カンナ、電動釘打ち機鋲打ち機を含む)、電動ヘッジトリマ電動芝刈り機、電動芝生バリカン電動刈払機、電動クリーナ電動ブロア、電動噴霧器、電動散布機、電動集塵機、現場用ライトラジオスピーカーなどの現場用オーディオ機器、といった各種現場用電気機器に適用することができる。

0060

従って、端子ホルダ23及びハウジング11の各部位の形状も上記実施形態にて例示した形態に何ら限定されることはない。
(2b)上記実施形態では、樹脂製のシーリング材121を用いて貫通穴108を塞ぐ構成を例示したが、接続部43が通過した状態の貫通穴108を封ずるように構成されていれば、これに限定されるものではない。例えば、貫通穴108の内部にスポンジ状の部材を配置して貫通穴108を封ずる構成であってもよいし、テープのようなシート状の部材で貫通穴108を封ずる構成であってもよい。
貫通穴108を封ずるために、接続部43に巻きつけることができる部材である巻き付け部材を用いる場合は、巻き付け部材を予め接続部43に巻きつけ、その後、接続部43が貫通穴108の内部に納まるように第1部材91と第2部材92とを組み合わせてもよい。巻き付け部材とは、例えば、スポンジ状の部材、シート状の部材、及びシール材などが該当する。巻き付け部材が貫通穴108を構成する壁面により挟み込まれることで、貫通穴108を良好に封ずることができる。

0061

(2c)上記実施形態では、端子ホルダ23を保持する保持部として、第1リブ111〜第4リブ114を例示したが、端子ホルダ23を保持可能な構成であれば、保持部は上述した構成に限定されない。

0062

例えば、第1リブ111〜第4リブ114は第1部材91及び第2部材92に分かれて配置される構成を例示したが、1つの部材に全て配置されていてもよいし、取付部35が3つ以上の部材を組み合わせて構成されている場合は、それら3つ以上の部材に保持部を分けて配置してもよい。

0063

また、主板部71を挟み込むようにして端子ホルダ23を保持するのではなく、例えばネジ等の固定具を用いて固定する構成であってもよい。
また保持部は、端子ホルダ23と保持部との間にクリアランスを設けてがたつきがあるように構成してもよいが、がたつきがないように端子ホルダ23を保持する構成であってもよい。なおクリアランスを設ける場合は、端子ホルダ23が移動可能である範囲を1mm以下に設定することが考えられる。

0064

(2d)上記実施形態では、接続部43として弾性及び柔軟性を有しており、変形が可能なケーブルを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、接続部として、金属製の板金部品や棒状の部材のようにケーブルと比べて弾性や柔軟性が劣る部材を用いてもよい。

0065

なお、接続部は、シーリング材121などの封鎖部から端子ホルダ23の裏側端子群までの少なくとも一部において変形が可能に構成されていることで、端子ホルダ23の可動性を確保することができる。即ち、ケーブルのように全体が変形可能でなくともよい。ここでいう、変形が可能、とは、バッテリパック15をハウジング11に装着する際に受ける程度の荷重が端子ホルダ23に加えられたときに形状が変化できることを意味する。変形を実現するための部材には、繰り返し形状が変化しても破損しにくい部材を用いることが考えられる。

0066

(2e)上記実施形態では、バッテリパック15をハウジング11に取り付けるための装着部として2本のスライドレール36を例示したが、2本のスライドレール36以外の構成によりバッテリパックを保持可能に構成してもよい。例えば、ネジ93などの固定具を用いてバッテリパック15をハウジング11に取り付ける構成であってもよい。
(2f)端子ホルダ23に設けられる裏側端子群に、防水及び防塵の両方又はいずれか一方の処理が施されていてもよい。例えば、シリコン系樹脂ウレタン系樹脂、及び防湿材などを裏側端子群の表面に塗布することができる。もちろん、防水及び防塵の処理は上述した構成に限定されず、様々な手法により実現することができる。

0067

1…レーザー墨出し器、11…ハウジング、13…レーザー光生成部、15…バッテリパック、22…回転部、22a…筒状部、23…端子ホルダ、25…開口部、26…凹部、27…ゴムシート、33…水平レーザー光射出口、34…鉛直レーザー光射出口、35…取付部、36…スライドレール、37…電源スイッチ、38,39…モード切替スイッチ、41…レーザー光射出部、42…射出制御部、43…接続部、50…筐体、51…スライダ片、52〜56…スリット、58…信号端子、59…プラス端子、60…温度信号端子、61…マイナス端子、62…信号端子、71…主板部、72…副板部、73…壁面部、74,75…側壁部、80…溝、81…第1端子、82…第2端子、83…第3端子、91…第1部材、92…第2部材、101…第1壁面、102…第2壁面、103…第3壁面、104…第4壁面、105…仕切部、106…切欠、107…切欠、108…貫通穴、109…防水テープ、110…突条、111…第1リブ、112…第2リブ、113…第3リブ、114…第4リブ、121…シーリング材、131…ストラップ、132…外部電源接続部

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