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技術 遊技機

出願人 株式会社三洋物産
発明者 早川勝貴
出願日 2016年11月30日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2016-233195
公開日 2018年4月12日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-057791
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 介設部材 突設寸法 湾曲開口 雄ネジ加工 直径分離 対向方向外側 可変板 雌ネジ加工
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

遊技盤意匠性を向上できる遊技機を提供すること。

解決手段

一般入賞口ユニット150の背面に配設されると共に模様が描かれる装飾部材154は、ベース板60の前面に配設されると共に模様が描かれる装飾部材60cの前面に配設される。これにより、装飾部材154と、装飾部材60cとの間の隙間を小さくすることができるので、遊技者が所定の角度から遊技盤13を視認した際に、装飾部材154と装飾部材60cとの位置ずれを少なくすることができる。その結果、装飾部材154と装飾部材60cとの模様を合わせた1の模様として遊技者に認識させやすくでき、遊技盤13の意匠性を向上できる。

概要

背景

パチンコ機等の遊技機において、正面側遊技領域を有するベース部材と、そのベース部材の正面に配設され、正面に装飾が形成される第1装飾手段と、その第1装飾手段の正面に配設される第1部材と、その第1部材の正面に配設され、正面視において第1装飾手段の装飾と連続する装飾が形成される第2装飾手段と、を備える遊技機が知られている(特許文献1)。

概要

遊技盤意匠性を向上できる遊技機を提供すること。一般入賞口ユニット150の背面に配設されると共に模様が描かれる装飾部材154は、ベース板60の前面に配設されると共に模様が描かれる装飾部材60cの前面に配設される。これにより、装飾部材154と、装飾部材60cとの間の隙間を小さくすることができるので、遊技者が所定の角度から遊技盤13を視認した際に、装飾部材154と装飾部材60cとの位置ずれを少なくすることができる。その結果、装飾部材154と装飾部材60cとの模様を合わせた1の模様として遊技者に認識させやすくでき、遊技盤13の意匠性を向上できる。

目的

本発明は、上記例示した問題点を解決するためになされたものであり、遊技盤の意匠性を向上できる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

正面側遊技領域を有するベース部材と、そのベース部材の正面に装飾を形成する第1装飾手段と、正面視における前記第1装飾手段の装飾と連続する装飾を形成する第2装飾手段と、を備える遊技機において、前記第1装飾手段および第2装飾手段が、正面視における前後方向に隣合う位置に配設されることを特徴とする遊技機。

請求項2

光透過性材料から形成され、前記第2装飾手段の正面視における外形よりも大きい外形に形成され、前記第2装飾手段の正面に配設される正面部材を備え、前記正面部材は、前記第2装飾手段との対向面に前記第2装飾手段の外形よりも大きい形状に凹設される凹部を備え、前記凹部の凹設寸法が、前記第2装飾手段の厚み寸法よりも大きい値に設定される請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記凹部は、内側面が前記第2装飾手段の外形に沿って形成され、前記第2装飾手段は、前記凹部の凹設底面に接着して配設されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関するものである。

背景技術

0002

パチンコ機等の遊技機において、正面側遊技領域を有するベース部材と、そのベース部材の正面に配設され、正面に装飾が形成される第1装飾手段と、その第1装飾手段の正面に配設される第1部材と、その第1部材の正面に配設され、正面視において第1装飾手段の装飾と連続する装飾が形成される第2装飾手段と、を備える遊技機が知られている(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2007−000195号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述した遊技機では、遊技盤意匠性が低下するという問題点があった。

0005

本発明は、上記例示した問題点を解決するためになされたものであり、遊技盤の意匠性を向上できる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この目的を達成するために請求項1記載の遊技機は、正面側に遊技領域を有するベース部材と、そのベース部材の正面に装飾を形成する第1装飾手段と、正面視における前記第1装飾手段の装飾と連続する装飾を形成する第2装飾手段と、を備えるものであり、前記第1装飾手段および第2装飾手段が、正面視における前後方向に隣合う位置に配設される。

0007

請求項2記載の遊技機は、請求項1記載の遊技機において、光透過性材料から形成され、前記第2装飾手段の正面視における外形よりも大きい外形に形成され、前記第2装飾手段の正面に配設される正面部材を備え、前記正面部材は、前記第2装飾手段との対向面に前記第2装飾手段の外形よりも大きい形状に凹設される凹部を備え、前記凹部の凹設寸法が、前記第2装飾手段の厚み寸法よりも大きい値に設定される。

0008

請求項3記載の遊技機は、請求項2記載の遊技機において、前記凹部は、内側面が前記第2装飾手段の外形に沿って形成され、前記第2装飾手段は、前記凹部の凹設底面に接着して配設される。

発明の効果

0009

請求項1記載の遊技機によれば、遊技盤の意匠性を向上できる。

0010

請求項2記載の遊技機によれば、請求項1記載の遊技機の奏する効果に加え、第2装飾手段が、ベース部材と正面部材との間から脱落することを抑制できる。

0011

請求項3記載の遊技機によれば、請求項2記載の遊技機の奏する効果に加え、第2装飾手段を正面部材に対して位置決めして配設できる。

図面の簡単な説明

0012

第1実施形態におけるパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の遊技盤の正面図である。
パチンコ機の背面図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
パチンコ機の分解斜視正面図である。
動作ユニットおよび遊技盤の分解斜視正面図である。
動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの正面図である。
遊技盤の分解斜視正面図である。
(a)は、一般入賞口ユニットの正面図であり、(b)は、図12(a)のXIIb−XIIb線における一般入賞口ユニットの断面図である。
図2のXIII−XIII線における遊技盤の断面図である。
図13の範囲XIVにおける遊技盤の部分拡大断面図である。
一般入賞口ユニットの背面図である。
図13の範囲XIVにおける遊技盤の部分拡大断面図である。
センターフレームの分解斜視正面図である。
(a)は、第1ユニットの正面図であり、(b)は、第1ユニットの側面図であり、(c)は、第1ユニットの背面図である。
第1ユニットの分解斜視正面図である。
第1ユニットの分解斜視背面図である。
図18(b)のXXI−XXI線における第1ユニットの断面図である。
図21に示す第1ユニットの模式断面図である。
図18(b)のXXIII−XXIII線における第1ユニットの断面図である。
(a)は、図21のXXIVa−XXIVa線における第1ユニットの断面図であり、(b)は、図21のXXIVb−XXIVb線における第1ユニットの断面図であり、(c)は、図21のXXIVc−XXIVc線における第1ユニットの断面図である。
(a)は、図21の範囲XXVaにおける第1ユニットの部分拡大図であり、(b)は、図25(a)のXXIVb−XXIVb線における第1ユニットの断面図である。
(a)は、図21の範囲XXVaにおける第1ユニットの部分拡大図であり、(b)は、図26(a)のXXIVb−XXIVb線における第1ユニットの断面図である。
(a)は、図25(a)のXXVIIa−XXVIIa線における第1ユニットの模式断面図であり、(b)は、図25(a)のXXVIIb−XXVIIb線における第1ユニットの模式断面図であり、(c)は、図25(a)のXXVIIc−XXVIIc線における第1ユニットの模式断面図である。
(a)は、図25(a)のXXVb−XXVb線における第1ユニットの模式断面図であり、(b)は、図25(a)のXXVIIIb−XXVIIIb線における第1ユニットの模式断面図である。
(a)は、第2ユニットの正面図であり、(b)は、第2ユニットの背面図である。
第2ユニットの分解斜視正面図である。
第2ユニットの分解斜視背面図である。
図29のXXXII−XXXII線における第2ユニットの断面図である。
(a)は、センターフレームの正面図であり、(b)は、センターフレームの側面図である。
(a)は、センターフレームの斜視正面図であり、(b)は、センターフレームの斜視背面図である。
センターフレームの分解斜視背面図である。
図33のXXXVI−XXXVI線におけるセンターフレームの断面図である。
(a)は、遊技盤の模式断面図であり、(b)は、遊技盤の模式分解断面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、背面ケースの背面図である。
(a)は、背面ケースの分解斜視正面図であり、(b)は、背面ケースの分解斜視背面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、背面ケースの背面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、背面ケースの背面図である。
(a)は、背面ケースおよび基板ボックスの斜視背面図であり、(b)は、背面ケースおよび基板ボックスの背面図である。
変位ユニットの正面図である。
下変位ユニットの背面図である。
下変位ユニットの分解斜視正面図である。
下変位ユニットの分解斜視背面図である。
退避状態における下変位ユニットの正面図である。
第1張出状態における下変位ユニットの正面図である。
第2張出状態における下変位ユニットの正面図である。
退避状態における下変位ユニットの背面図である。
第1張出状態における下変位ユニットの背面図である。
第2張出状態における下変位ユニットの背面図である。
(a)は退避状態における、(b)は第1張出状態における、(c)は第2張出状態における、第1リンク部材カム部材との背面図である。
図50のLIVa−LIVa線における下変位ユニットの断面模式図であり、(b)は、図51のLIVb−LIVb線における下変位ユニットの断面模式図である。
(a)は、図50のLVa−LVa線における下変位ユニットの断面図であり、(b)は、図51のLVb−LVb線における下変位ユニットの断面図であり、(c)は、図52のLVc−LVc線における下変位ユニットの断面図である。
(a)は、図52のLVIa−LVIa線における下変位ユニットの断面図であり、(b)は、第2張出状態における下変位ユニットの第1リンク部材およびカム部材の正面図である。
(a)は、下変位部材の正面図であり、(b)は、下変位部材の背面図である。
下変位部材の分解斜視正面図である。
下変位部材の分解斜視背面図である。
(a)及び(b)は、下変位部材の正面図である。
第1位置における下変位部材の正面図である。
第2位置における下変位部材の正面図である。
第3位置における下変位部材の正面図である。
(a)から(c)は、下変位部材の部分拡大図である。
(a)から(c)は、下変位部材の正面図である。
(a)から(c)は、下変位部材の正面図である。
(a)から(c)は、下変位部材の正面図である。
(a)から(c)は、下変位部材の正面図である。
(a)は、図68(b)の範囲LXIXaにおける下変位部材の部分拡大図であり、(b)は、図68(a)の範囲LXIXbにおける下変位部材の部分拡大図である。
(a)は、振分けユニットの上面図であり、(b)は、振分けユニットの背面図である。
振分けユニットの分解正面斜視図である。
振分けユニットの分解背面斜視図である。
図70(a)のLXXIII−LXXIII線における振分けユニットの断面図である。
(a)及び(b)は、図73の範囲LXXIVにおける振分けユニットの部分拡大図である。
(a)及び(b)は、振分けユニットの部分拡大図である。
(a)及び(b)は、振分けユニットの部分拡大図である。
(a)及び(b)は、振分けユニットの部分拡大図である。
(a)及び(b)は、振分けユニットの部分拡大図である。
振分けユニットおよび下変位ユニットの正面図である。
振分けユニットおよび下変位ユニットの上面図である。
下変位ユニットの正面図である。
振分けユニットの断面図である。
下変位ユニットの正面図である。
振分けユニットの断面図である。
下変位ユニットの正面図である。
振分けユニットの断面図である。
回転ユニットの正面図である。
回転ユニットの背面図である。
回転ユニットの分解斜視正面図である。
回転ユニットの分解背面斜視図である。
装飾ユニットの正面図である。
(a)は、図91の矢印XCIIa方向視における装飾ユニットの側面図であり、(b)は、図91の矢印XCIIb方向視における装飾ユニットの側面図である。
装飾ユニットの分解斜視正面図である。
装飾ユニットの分解斜視背面図である。
図89の矢印XCVa方向視における回転ユニットであり、(b)は、図89の矢印XCVbにおける回転ユニットである。
図89の矢印XCVa方向視における回転ユニットであり、(b)は、図89の矢印XCVbにおける回転ユニットである。
(a)は閉鎖状態の、(b)は中間状態の、(c)は開放状態の、それぞれにおける装飾ユニットおよび右伝達部材の側面図である。
(a)は開放状態の、(b)は中間状態の、(c)は閉鎖状態の、それぞれにおける装飾ユニットおよび右伝達部材の側面図である。
(a)は閉鎖状態における装飾ユニットの側面図であり、(b)は開放状態における装飾ユニットの側面図である。
(a)は、回転体の正面図であり、(b)は、図100(a)の矢印Cb方向視における回転体の側面図であり、(c)は、図100(a)の矢印Cc方向視における回転体の側面図である。
回転体の分解斜視正面図である。
回転体の分解斜視背面図である。
(a)は、開閉部材が閉鎖状態における回転体の側面図であり、(b)は、開閉部材が開放状態における回転体の側面図である。
(a)及び(b)は、装飾ユニットの側面図である。
下変位ユニットおよび回転ユニットの正面図である。
図105の矢印CVI方向視における下変位ユニットの上面図である。
下変位ユニットおよび回転ユニットの正面図である。
(a)は、球受台の上面図であり、(b)は、球受台の正面図であり、(c)は、図108(a)のCVIIIc−CVIIIc線における球受台の断面図である。
球受台の分解斜視図である。
(a)及び(b)は、球受台の断面図である。
(a)及び(b)は、図87のCXI−CXI線における回転ユニットの断面模式図である。
上変位ユニットの正面図である。
上変位ユニットの分解斜視正面図である。
上変位ユニットの分解斜視背面図である。
上変位部材が退避位置に配置された状態における上変位ユニットの正面図である。
上変位部材が中間位置に配置された状態における上変位ユニットの正面図である。
上変位部材が張出位置に配置された状態における上変位ユニットの正面図である。
(a)は、可変部の正面図であり、(b)は、可変部の背面図である。
第2実施形態における下変位部材の分解斜視正面図である。
下変位部材の正面図である。
第3位置における下変位部材の正面図である。
(a)は、第3実施形態における下変位部材の正面図であり、(b)は、下変位部材の背面図である。
下変位部材の分解斜視正面図である。
下変位部材の分解斜視背面図である。
(a)及び(b)は、下変位部材の正面図である。
(a)は、第1位置における下変位部材の正面図であり、(b)は、第2位置における下変位部材の正面図である。
(a)は、第3位置における下変位部材の正面図であり、(b)は、第2位置における下変位部材の正面図である。
第4実施形態における下変位ユニットの正面図である。
下変位ユニットの正面図である。
下変位ユニットの正面図である。
(a)は、第5実施形態における振分けユニットの上面図であり、(b)は、振分けユニットの背面図である。
振分けユニットの分解斜視正面図である。
振分けユニットの分解斜視背面図である。
図131(a)のCXXXIV−CXXXIV線における振分けユニットの断面図である。
(a)及び(b)は、図134の範囲CXXXVにおける振分けユニットの部分拡大図である。
第6実施形態における回転ユニットの正面図である。
回転ユニットの分解斜視正面図である。
振分けユニットの分解斜視背面図である。
(a)から(c)は、図138の矢印CXXXIX方向視における装飾ユニットの側面図である。
(a)から(c)は、図138の矢印CXXXIX方向視における装飾ユニットの側面図である。
第7実施形態における変位ユニットの側面模式図である。
変位ユニットの側面模式図である。
変位部材に遊技球が保持された場合における変位ユニットの側面模式図である。
変位部材に遊技球が保持された場合における変位ユニットの側面模式図である。
第8実施形態におけるパチンコ機の正面図である。
回転操作ユニットの分解斜視正面図である。
図145のCXLVII−CXLVII線におけるパチンコ機の断面模式図である。
パチンコ機の断面模式図である。
第9実施形態における第1リンク部材の斜視正面図であり、(b)は、下変位ユニットの断面模式図である。
第10実施形態における遊技盤の断面図である。
第11実施形態における下変位部材の分解斜視正面図である。
(a)及び(b)は、下変位部材の正面図である。
(a)は、下変位部材の正面図であり、(b)は、図153(a)のCLIIIb−CLIIIb線における下変位部材の断面模式図であり、(c)は、図153(a)のCLIIIc−CLIIIc線における下変位部材の断面模式図である。
(a)は、第12実施形態における球受部の分解斜視正面図であり、(b)は、球受部の正面図である。
(a)及び(b)は、下変位部材の正面図であり、(c)は、図155(b)のCLVc−CLVc線における下変位部材の断面模式図である。
(a)は、第13実施形態における特別入賞装置の正面図であり、(b)は、特別入賞装置の斜視正面図であり、(c)は、図156(a)のCLVIc−CLVIc線における特別入賞装置の断面図である。
特別入賞装置の分解斜視正面図である。
(a)は、特別入賞装置の上面図であり、(b)は、図158(a)のCLVIIIb−CLVIIIb線における特別入賞装置の断面図である。
(a)は、第14実施形態における背面ケースの背面図であり、(b)は、図159(a)のCLIXb−CLIXb線における背面ケースの模式断面図である。
(a)は、第15実施形態における背面ケースの模式断面図であり、(b)は、第16実施形態における背面ケースの模式断面図である。
(a)は、第17実施形態における背面ケースの背面図であり、(b)は、図161(a)のCLXIb−CLXIb線における背面ケースの断面図である。
(a)は、第18実施形態における背面ケースの正面図であり、(b)は、背面ケースの背面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、背面ケースの背面図である。
(a)は、遊技盤の模式上面図であり、(b)は、パチンコ機10の模式上面図である。
第19実施形態における係合部材の分解斜視正面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、図165のCLXVIb−CLXVIb線におけるワンウェイの断面図である。
第20実施形態における背面ケースおよび回転ユニットの分解斜視図である。
(a)は、係合部材の正面図であり、(b)は、回転ユニット及び係合部材の背面図である。
(a)は、回転ユニットおよび係合部材の背面図であり、(b)は、背面ケース20300の背面図である。
図170は、第21実施形態における背面ケースおよび回転ユニットの分解斜視図である。
(a)は、回転ユニットおよび係合部材の背面図であり、(b)は、図171(a)のCLXXIb−CLXXIb線における回転ユニットの模式断面図である。
(a)は、回転ユニットおよび係合部材の背面図であり、(b)は、背面ケース及び回転ユニットの模式断面図である。
(a)は、回転ユニットおよび係合部材の背面図であり、(b)は、背面ケース及び回転ユニットの模式断面図である。
係合部材および固定部材の斜視正面図である。
(a)及び(b)は、背面ケースの正面図である。
(a)は、図175(b)のCLXXVIa−CLXXVIa線における背面ケースの模式断面図である。
第24実施形態における背面ケースの正面図であり、図177(b)は、図177(a)のCLXXVIIb−CLXXVIIb線における背面ケースの断面図である。
図177(b)のCLXXVIII−CLXXVIII線における背面ケースの断面図である。
(a)及び(b)は、第25実施形態における遊技盤の断面図である。
(a)及び(b)は、第26実施形態における遊技盤の断面図である。
(a)及び(b)は、第27実施形態における遊技盤の断面図である。
(a)は、第28実施形態における遊技盤の断面図であり、(b)は、第29実施形態における遊技盤の断面図である。
(a)は、第30実施形態における一般入賞口ユニットの断面図であり、(b)は、第31実施形態における一般入賞口ユニットの断面図である。
第32実施形態における特別入賞装置の分解斜視正面図である。
(a)は、特別入賞装置の正面図であり、(b)は、特別入賞装置の上面図であり、(c)は、図185(a)のCLXXXVc−CLXXXVc線における特別入賞装置の断面図である。
(a)は、特別入賞装置の断面図であり、(b)は、図186(a)のCLXXXVIb−CLXXXVIb線における特別入賞装置の断面図である。
(a)は、第33実施形態における第1経路部材の分解斜視正面図であり、(b)は、特別入賞装置の断面図である。
(a)は、第34実施形態における遊技盤の正面図であり、(b)は、図188(a)のCLXXXVIIIb−CLXXXVIIIb線における遊技盤の断面図である。
遊技盤の分解斜視正面図である。
図188のCXC−CXC線におけるパチンコ機の断面図である。
(a)は、第35実施形態における遊技盤の正面図であり、(b)は、(a)のCXCIb−CXCIb線における遊技盤の断面図である。
特別入賞装置の分解斜視図である。
(a)から(c)は、図191(b)のCXCIII−CXCIII線における遊技盤13の断面図である。
(a)は、第36実施形態における遊技盤を模式的に示した分解斜視正面図であり、(b)は、遊技盤の断面模式図である。
(a)は、第37実施形態における遊技盤を模式的に示した分解斜視正面図であり、(b)は、遊技盤の断面模式図である。
第38実施形態における下変位部材の分解斜視正面図である。
(a)は、下変位部材の正面図であり、(b)は、図197(a)のCXCVIIb−CXCVIIb線における下変位部材の断面図であり、(c)は、図197(a)のCXCVIIc−CXCVIIc線における下変位部材の断面図である。
第39実施形態における下変位部材の分解斜視背面図である。
(a)は、下変位部材の正面図であり、図199(b)及び図199(c)は、下変位部材の断面図である。
(a)は、第40実施形態における第1ユニットの模式断面図であり、図200(b)は、図200(a)のCCb−CCb線における第1ユニットの模式断面図である。
(a)は、第41実施形態における第1ユニットの模式断面図であり、(b)は、図201(a)のCCIb−CCIb線における第1ユニットの模式断面図である。
(a)は、図201(a)のCCIIa−CCIIa線における第1ユニットの模式断面図であり、(b)は、図201(a)のCCIIb−CCIIb線における第1ユニットの模式断面図である。
第42実施形態における背面ケースの分解斜視正面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり、(b)は、図204(a)のCCIVb−CCIVb線における背面ケースの模式断面図である。
(a)は、背面ケースの正面図であり(b)は、図205(a)のCCVb−CCVb線における背面ケースの模式断面図である。
(a)は、遊技盤の背面図であり、(b)は、図206(a)のCCVIb−CCVIb線における遊技盤の断面図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1から図111を参照し、第1実施形態として、本発明をパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)10に適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、第1実施形態におけるパチンコ機10の正面図であり、図2はパチンコ機10の遊技盤13の正面図であり、図3はパチンコ機10の背面図である。

0014

なお、以下の説明では、図1に示す状態のパチンコ機10に対して、紙面手前側を前方(正面)側として、紙面奥側を後方(背面)側として説明する。また、図1に示す状態のパチンコ機10に対して、上側を上方(上)側として、下側を下方(下)側として、右側を右方(右)側として、左側を左方(左)側としてそれぞれ説明する。さらに、図中の矢印U−D,L−R,F−Bは、パチンコ機10の上下方向,左右方向,前後方向をそれぞれ示している。

0015

図1に示すように、パチンコ機10は、略矩形状に組み合わせた木枠により外殻が形成される外枠11と、その外枠11と略同一の外形形状に形成され外枠11に対して開閉可能に支持された内枠4とを備えている。外枠11には、内枠4を支持するために正面視(図1参照)左側の上下2カ所に金属製のヒンジ18が取り付けられ、そのヒンジ18が設けられた側を開閉の軸として内枠4が正面手前側へ開閉可能に支持されている。

0016

内枠4には、多数の入賞口63,64等を有する遊技盤13(図2参照)が裏面側から着脱可能に装着される。この遊技盤13の前面を球(遊技球)が流下することにより弾球遊技が行われる。なお、内枠4には、球を遊技盤13の前面領域に発射する球発射ユニット112a(図4参照)やその球発射ユニット112aから発射された球を遊技盤13の前面領域まで誘導する発射レール(図示せず)等が取り付けられている。

0017

内枠4の前面側には、その前面上側を覆う前扉5と、その下側を覆う下皿ユニット15とが設けられている。前扉5および下皿ユニット15を支持するために正面視(図1参照)左側の上下2カ所に金属製のヒンジ19が取り付けられ、そのヒンジ19が設けられた側を開閉の軸として前扉5および下皿ユニット15が正面手前側へ開閉可能に支持されている。なお、内枠4の施錠と前扉5の施錠とは、シリンダ錠20の鍵穴21に専用の鍵を差し込んで所定の操作を行うことでそれぞれ解除される。

0018

前扉5は、装飾用樹脂部品電気部品等を組み付けたものであり、その略中央部には略楕円形状に開口形成された窓部5cが設けられている。前扉5の裏面側には2枚の板ガラス8を有するガラスユニット16が配設され、そのガラスユニット16を介して遊技盤13の前面がパチンコ機10の正面側に視認可能となっている。

0019

前扉5には、球を貯留する上皿17が前方へ張り出して上面を開放した略箱状に形成されており、この上皿17に賞球貸出球などが排出される。上皿17の底面は正面視(図1参照)右側に下降傾斜して形成され、その傾斜により上皿17に投入された球が球発射ユニット112a(図4参照)へと案内される。また、上皿17の上面には、枠ボタン22が設けられている。この枠ボタン22は、例えば、第3図柄表示装置81(図2参照)で表示される演出ステージを変更したり、スーパーリーチ演出内容を変更したりする場合などに、遊技者により操作される。

0020

前扉5には、その周囲(例えばコーナー部分)に各種ランプ等の発光手段が設けられている。これら発光手段は、大当たり時や所定のリーチ時等における遊技状態の変化に応じて、点灯又は点滅することにより発光態様変更制御され、遊技中の演出効果を高める役割を果たす。窓部5cの周縁には、LED等の発光手段を内蔵した電飾部29〜33が設けられている。パチンコ機10においては、これら電飾部29〜33が大当たりランプ等の演出ランプとして機能し、大当たり時やリーチ演出時等には内蔵するLEDの点灯や点滅によって各電飾部29〜33が点灯または点滅して、大当たり中である旨、或いは大当たり一歩手前のリーチ中である旨が報知される。また、前扉5の正面視(図1参照)左上部には、LED等の発光手段が内蔵され賞球の払い出し中とエラー発生時とを表示可能な表示ランプ34が設けられている。

0021

また、右側の電飾部32下側には、前扉5の裏面側を視認できるように裏面側より透明樹脂を取り付けて小窓35が形成され、遊技盤13前面の貼着スペースK1(図2参照)に貼付される証紙等がパチンコ機10の前面から視認可能とされている。また、パチンコ機10においては、より煌びやかさを醸し出すために、電飾部29〜33の周りの領域にクロムメッキを施したABS樹脂製のメッキ部材36が取り付けられている。

0022

窓部5cの下方には、貸球操作部40が配設されている。貸球操作部40には、度数表示部41と、球貸しボタン42と、返却ボタン43とが設けられている。パチンコ機10の側方に配置されるカードユニット(球貸しユニット)(図示せず)に紙幣カード等を投入した状態で貸球操作部40が操作されると、その操作に応じて球の貸出が行われる。具体的には、度数表示部41はカード等の残額情報が表示される領域であり、内蔵されたLEDが点灯して残額情報として残額数字で表示される。球貸しボタン42は、カード等(記録媒体)に記録された情報に基づいて貸出球を得るために操作されるものであり、カード等に残額が存在する限りにおいて貸出球が上皿17に供給される。返却ボタン43は、カードユニットに挿入されたカード等の返却を求める際に操作される。なお、カードユニットを介さずに球貸し装置等から上皿17に球が直接貸し出されるパチンコ機、いわゆる現金機では貸球操作部40が不要となるが、この場合には、貸球操作部40の設置部分に飾りシール等を付加して部品構成は共通のものとしても良い。カードユニットを用いたパチンコ機と現金機との共通化を図ることができる。

0023

上皿17の下側に位置する下皿ユニット15には、その中央部に上皿17に貯留しきれなかった球を貯留するための下皿50が上面を開放した略箱状に形成されている。下皿50の右側には、球を遊技盤13の前面へ打ち込むために遊技者によって操作される操作ハンドル51が配設される。

0024

操作ハンドル51の内部には、球発射ユニット112aの駆動を許可するためのタッチセンサ51aと、押下操作している期間中には球の発射を停止する発射停止スイッチ51bと、操作ハンドル51の回動操作量回動位置)を電気抵抗の変化により検出する可変抵抗器(図示せず)などが内蔵されている。操作ハンドル51が遊技者によって右回り回動操作されると、タッチセンサ51aがオンされると共に可変抵抗器の抵抗値が回動操作量に対応して変化し、その可変抵抗器の抵抗値に対応した強さ(発射強度)で球が発射され、これにより遊技者の操作に対応した飛び量で遊技盤13の前面へ球が打ち込まれる。また、操作ハンドル51が遊技者により操作されていない状態においては、タッチセンサ51aおよび発射停止スイッチ51bがオフとなっている。

0025

下皿50の正面下方部には、下皿50に貯留された球を下方へ排出する際に操作するための球抜きレバー52が設けられている。この球抜きレバー52は、常時、右方向に付勢されており、その付勢に抗して左方向へスライドさせることにより、下皿50の底面に形成された底面口が開口して、その底面口から球が自然落下して排出される。この球抜きレバー52の操作は、通常、下皿50の下方に下皿50から排出された球を受け取る箱(一般に「千両箱」と称される)を置いた状態で行われる。下皿50の右方には、上述したように操作ハンドル51が配設され、下皿50の左方には灰皿53が取り付けられている。

0026

図2に示すように、遊技盤13は、正面視略正方形状に切削加工したベース板60に、球案内用の多数の釘(図示せず)や風車の他、レール76,77、一般入賞口63、第1入賞口64、第2入賞口640、可変入賞装置65、第1スルーゲート66、可変表示装置ユニット80等を組み付けて構成され、その周縁部が内枠4(図1参照)の裏面側に取り付けられる。ベース板60は薄い板材を張り合わせた木材からなり、その正面側からベース板60の背面側に配設された各種構造体を遊技者に目視できないように形成される。一般入賞口63、第1入賞口64、第2入賞口640、可変入賞装置65、可変表示装置ユニット80は、ルータ加工によってベース板60に形成された貫通穴に配設され、遊技盤13の前面側からタッピングネジ等により固定されている。

0027

遊技盤13の前面中央部分は、前扉5の窓部5c(図1参照)を通じて内枠4の前面側から視認することができる。以下に、主に図2を参照して、遊技盤13の構成について説明する。

0028

遊技盤13の前面には、帯状金属板略円弧状に屈曲加工して形成した外レール77が植立され、その外レール77の内側位置には外レール77と同様に帯状の金属板で形成した円弧状の内レール76が植立される。この内レール76と外レール77とにより遊技盤13の前面外周が囲まれ、遊技盤13とガラスユニット16(図1参照)とにより前後が囲まれることにより、遊技盤13の前面には、球の挙動により遊技が行われる遊技領域が形成される。遊技領域は、遊技盤13の前面であって2本のレール76,77とレール間繋ぐ樹脂製の外縁部材73とにより区画して形成される領域(入賞口等が配設され、発射された球が流下する領域)である。

0029

2本のレール76,77は、球発射ユニット112a(図4参照)から発射された球を遊技盤13上部へ案内するために設けられたものである。内レール76の先端部分(図2の左上部)には戻り球防止部材68が取り付けられ、一旦、遊技盤13の上部へ案内された球が再度球案内通路内に戻ってしまうといった事態が防止される。外レール77の先端部(図2の右上部)には、球の最大飛翔部分に対応する位置に返しゴム69が取り付けられ、所定以上の勢いで発射された球は、返しゴム69に当たって、勢いが減衰されつつ中央部側へ跳ね返される。

0030

遊技領域の正面視左側下部(図2の左側下部)には、発光手段である複数のLEDおよび7セグメント表示器を備える第1図柄表示装置37A,37Bが配設されている。第1図柄表示装置37A,37Bは、主制御装置110(図4参照)で行われる各制御に応じた表示がなされるものであり、主にパチンコ機10の遊技状態の表示が行われる。本実施形態では、第1図柄表示装置37A,37Bは、球が、第1入賞口64へ入賞したか、第2入賞口640へ入賞したかに応じて使い分けられるように構成されている。具体的には、球が、第1入賞口64へ入賞した場合には、第1図柄表示装置37Aが作動し、一方で、球が、第2入賞口640へ入賞した場合には、第1図柄表示装置37Bが作動するように構成されている。

0031

また、第1図柄表示装置37A,37Bは、LEDにより、パチンコ機10が確変中か時短中か通常中であるかを点灯状態により示したり、変動中であるか否かを点灯状態により示したり、停止図柄が確変大当たりに対応した図柄か普通大当たりに対応した図柄か外れ図柄であるかを点灯状態により示したり、保留球数を点灯状態により示すと共に、7セグメント表示装置により、大当たり中のラウンド数エラー表示を行う。なお、複数のLEDは、それぞれのLEDの発光色(例えば、赤、緑、青)が異なるよう構成され、その発光色の組み合わせにより、少ないLEDでパチンコ機10の各種遊技状態示唆することができる。

0032

なお、本パチンコ機10では、第1入賞口64,第2入賞口640のいずれかに入賞があったことを契機として抽選が行われる。パチンコ機10は、その抽選において、大当たりか否かの当否判定大当たり抽選)を行うと共に、大当たりと判定した場合はその大当たり種別の判定も行う。ここで判定される大当たり種別としては、15R確変大当たり、4R確変大当たり、15R通常大当たりが用意されている。第1図柄表示装置37A,37Bには、変動終了後の停止図柄として抽選の結果が大当たりであるか否かが示されるだけでなく、大当たりである場合はその大当たり種別に応じた図柄が示される。

0033

ここで、「15R確変大当たり」とは、最大ラウンド数が15ラウンドの大当たりの後に高確率状態移行する確変大当たりのことであり、「4R確変大当たり」とは、最大ラウンド数が4ラウンドの大当たりの後に高確率状態へ移行する確変大当たりのことである。また、「15R通常大当たり」は、最大ラウンド数が15ラウンドの大当たりの後に、低確率状態へ移行すると共に、所定の変動回数の間(例えば、100変動回数)は時短状態となる大当たりのことである。

0034

また、「高確率状態」とは、大当たり終了後付加価値としてその後の大当たり確率がアップした状態、いわゆる確率変動中(確変中)の時をいい、換言すれば、特別遊技状態へ移行し易い遊技の状態のことである。本実施形態における高確率状態(確変中)は、後述する第2図柄の当たり確率がアップして第2入賞口640へ球が入賞し易い遊技の状態を含む。「低確率状態」とは、確変中でない時をいい、大当たり確率が通常の状態、即ち、確変の時より大当たり確率が低い状態をいう。また、「低確率状態」のうちの時短状態(時短中)とは、大当たり確率が通常の状態であると共に、大当たり確率がそのままで第2図柄の当たり確率のみがアップして第2入賞口640へ球が入賞し易い遊技の状態のことをいう。一方、パチンコ機10が通常中とは、確変中でも時短中でもない遊技の状態(大当たり確率も第2図柄の当たり確率もアップしていない状態)である。

0035

確変中や時短中は、第2図柄の当たり確率がアップするだけではなく、第2入賞口640に付随する第1電動役物640aが開放される時間も変更され、通常中と比して長い時間が設定される。第1電動役物640aが開放された状態(開放状態)にある場合は、その第1電動役物640aが閉鎖された状態(閉鎖状態)にある場合と比して、第2入賞口640へ球が入賞しやすい状態となる。よって、確変中や時短中は、第2入賞口640へ球が入賞し易い状態となり、大当たり抽選が行われる回数を増やすことができる。

0036

なお、確変中や時短中において、第2入賞口640に付随する第1電動役物640aの開放時間を変更するのではなく、または、その開放時間を変更することに加えて、1回の当たりで第1電動役物640aが開放する回数を通常中よりも増やす変更を行うものとしてもよい。また、確変中や時短中において、第2図柄の当たり確率は変更せず、第2入賞口640に付随する第1電動役物640aが開放される時間および1回の当たりで第1電動役物640aが開放する回数の少なくとも一方を変更するものとしてもよい。また、確変中や時短中において、第2入賞口640に付随する第1電動役物640aが開放される時間や、1回の当たりで第1電動役物640aを開放する回数は変更せず、第2図柄の当たり確率だけを、通常中と比してアップするよう変更するものであってもよい。

0037

遊技領域には、球が入賞することにより5個から15個の球が賞球として払い出される複数の一般入賞口63が配設されている。また、遊技領域の中央部分には、可変表示装置ユニット80が配設されている。可変表示装置ユニット80には、第1入賞口64、第2入賞口640のいずれかの入賞(始動入賞)をトリガとして、第1図柄表示装置37A,37Bにおける変動表示と同期させながら、第3図柄の変動表示を行う液晶ディスプレイ(以下単に「表示装置」と略す)で構成された第3図柄表示装置81と、第1スルーゲート66の球の通過をトリガとして第2図柄を変動表示するLEDで構成される第2図柄表示装置(図示せず)とが設けられている。

0038

また、可変表示装置ユニット80には、第3図柄表示装置81の外周を囲むようにして、センターフレーム86が配設されている。このセンターフレーム86の中央に開口される開口部から第3図柄表示装置81が視認可能とされる。

0039

第3図柄表示装置81は9インチサイズの大型の液晶ディスプレイで構成されるものであり、表示制御装置114(図4参照)によって表示内容が制御されることにより、例えば上、中および下の3つの図柄列が表示される。各図柄列は複数の図柄(第3図柄)によって構成され、これらの第3図柄が図柄列毎に横スクロールして第3図柄表示装置81の表示画面上にて第3図柄が可変表示されるようになっている。本実施形態の第3図柄表示装置81は、主制御装置110(図4参照)の制御に伴った遊技状態の表示が第1図柄表示装置37A,37Bで行われるのに対して、その第1図柄表示装置37A,37Bの表示に応じた装飾的な表示を行うものである。なお、表示装置に代えて、例えばリール等を用いて第3図柄表示装置81を構成するようにしても良い。

0040

第2図柄表示装置は、球が第1スルーゲート66を通過する毎に表示図柄(第2図柄(図示せず))としての「○」の図柄と「×」の図柄とを所定時間交互に点灯させる変動表示を行うものである。パチンコ機10では、球が第1スルーゲート66を通過したことが検出されると、当たり抽選が行われる。その当たり抽選の結果、当たりであれば、第2図柄表示装置において、第2図柄の変動表示後に「○」の図柄が停止表示される。また、当たり抽選の結果、外れであれば、第2図柄表示装置において、第3図柄の変動表示後に「×」の図柄が停止表示される。

0041

パチンコ機10は、第2図柄表示装置における変動表示が所定図柄(本実施形態においては「○」の図柄)で停止した場合に、第2入賞口640に付随された第1電動役物640aが所定時間だけ作動状態となる(開放される)よう構成されている。

0042

第2図柄の変動表示にかかる時間は、遊技状態が通常中の場合よりも、確変中または時短中の方が短くなるように設定される。これにより、確変中および時短中は、第2図柄の変動表示が短い時間で行われるので、当たり抽選を通常中よりも多く行うことができる。よって、当たり抽選において当たりとなる機会が増えるので、第2入賞口640の第1電動役物640aが開放状態となる機会を遊技者に多く与えることができる。よって、確変中および時短中は、第2入賞口640へ球が入賞しやすい状態とすることができる。

0043

なお、確変中または時短中において、当たり確率を高める、1回に当たりに対する第1電動役物640aの開放時間や開放回数を増やすなど、その他の方法によっても、確変中または時短中に第2入賞口640へ球が入賞しやすい状態としている場合は、第2図柄の変動表示にかかる時間を遊技状態にかかわらず一定としてもよい。一方、第2図柄の変動表示にかかる時間を、確変中または時短中において通常中よりも短く設定する場合は、当たり確率を遊技状態にかかわらず一定にしてもよいし、また、1回の当たりに対する第1電動役物640aの開放時間や開放回数を遊技状態にかかわらず一定にしてもよい。

0044

第1スルーゲート66は、可変表示装置ユニット80の右側の領域において遊技盤に組み付けられる。第1スルーゲート66は、遊技盤に発射された球のうち、遊技盤を流下する球の一部が通過可能に構成されている。第1スルーゲート66を球が通過すると、第2図柄の当たり抽選が行われる。当たり抽選の後、第2図柄表示装置にて変動表示を行い、当たり抽選の結果が当たりであれば、変動表示の停止図柄として「○」の図柄を表示し、当たり抽選の結果が外れであれば、変動表示の停止図柄として「×」の図柄を表示する。

0045

球の第1スルーゲート66の通過回数は、合計で最大4回まで保留され、その保留球数が上述した第1図柄表示装置37A,37Bにより表示されると共に第2図柄保留ランプ(図示せず)においても点灯表示される。第2図柄保留ランプは、最大保留数分の4つ設けられ、第3図柄表示装置81の下方に左右対称に配設されている。

0046

なお、第2図柄の変動表示は、本実施形態のように、第2図柄表示装置において複数のランプの点灯と非点灯を切り換えることにより行うものの他、第1図柄表示装置37A,37Bおよび第3図柄表示装置81の一部を使用して行うようにしても良い。同様に、第2図柄保留ランプの点灯を第3図柄表示装置81の一部で行うようにしても良い。また、第1スルーゲート66の球の通過に対する最大保留球数は4回に限定されるものでなく、3回以下、又は、5回以上の回数(例えば、8回)に設定しても良い。また、スルーゲートの組み付け数は2つに限定されるものではなく、3つ以上の複数であっても良い。また、スルーゲートの組み付け位置は可変表示装置ユニット80の左右両側に限定されるものではなく、例えば、可変表示装置ユニット80の下方でも良い。また、第1図柄表示装置37A,37Bにより保留球数が示されるので、第2図柄保留ランプにより点灯表示を行わないものとしてもよい。

0047

可変表示装置ユニット80の下方には、球が入賞し得る第1入賞口64が配設されている。この第1入賞口64へ球が入賞すると遊技盤13の裏面側に設けられる第1入賞口スイッチ(図示せず)がオンとなり、その第1入賞口スイッチのオンに起因して主制御装置110(図4参照)で大当たりの抽選がなされ、その抽選結果に応じた表示が第1図柄表示装置37Aで示される。

0048

一方、第1入賞口64の正面視右方には、球が入賞し得る第2入賞口640が配設されている。第2入賞口640へ球が入賞すると遊技盤13の裏面側に設けられる第2入賞口スイッチ(図示せず)がオンとなり、その第2入賞口スイッチのオンに起因して主制御装置110(図4参照)で大当たりの抽選がなされ、その抽選結果に応じた表示が第1図柄表示装置37Bで示される。

0049

また、第1入賞口64,第2入賞口640は、それぞれ、球が入賞すると5個の球が賞球として払い出される入賞口の1つにもなっている。なお、本実施形態においては、第1入賞口64へ球が入賞した場合に払い出される賞球数と第2入賞口640へ球が入賞した場合に払い出される賞球数とを同じに構成したが、第1入賞口64へ球が入賞した場合に払い出される賞球数と第2入賞口640へ球が入賞した場合に払い出される賞球数とを異なる数、例えば、第1入賞口64へ球が入賞した場合に払い出される賞球数を3個とし、第2入賞口640へ球が入賞した場合に払い出される賞球数を5個として構成してもよい。

0050

さらに、第1入賞口64の正面視左側には、球が入賞し得る第3入賞口82が配設されている。第3入賞口82は、球が入賞すると送球ユニット600を介して後述する振分けユニット500の第1開口511へ入賞した球を送球することができる。即ち、第3入賞口82は後述する第1開口511と連通した状態で配置されている。

0051

第3入賞口82には第3電動役物82aが付随されている。この第3電動役物82aは、遊技盤13に対して回転変位して開閉可能に構成されており、通常は第3電動役物82aが閉鎖状態(縮小状態)となって球が第3入賞口82へ入賞し難い状態となっている。一方、第1入賞口64又は第2入賞口640の入賞を契機とする大当たりの判定があった場合、その大当たり前、後、又は大当たり中に、第3電動役物82aが所定時間開放(拡大状態)となり、球が第3入賞口82へ入賞しやすい状態となる。また、第3入賞口82の下流側には、通過した球を検出するセンサ装置SE1が搭載される。

0052

なお、第3電動役物82aの開放のタイミングは、第1入賞口64及び第2入賞口5640の入賞を契機にして行われるものでなくても良く、第1スルーゲート66寝の球の通過を契機として行われる第2図柄の変動表示の結果、「○」の図柄が第2図柄表示装置に表示された場合、開放されるものであっても良い。

0053

第2入賞口640には第1電動役物640aが付随されている。この第1電動役物640aは開閉可能に構成されており、通常は第1電動役物640aが閉鎖状態(縮小状態)となって、球が第2入賞口640へ入賞しにくい状態となっている。一方、第1スルーゲート66への球の通過を契機として行われる第2図柄の変動表示の結果、「○」の図柄が第2図柄表示装置に表示された場合、第1電動役物640aが開放状態(拡大状態)となり、球が第2入賞口640へ入賞しやすい状態となる。

0054

上述した通り、確変中および時短中は、通常中と比して第2図柄の当たり確率が高く、また、第2図柄の変動表示にかかる時間も短いので、第2図柄の変動表示において「○」の図柄が表示され易くなって、第1電動役物640aが開放状態(拡大状態)となる回数が増える。更に、確変中または時短中は、第1電動役物640aが開放される時間も、通常中より長くなる。よって、確変中または時短中は、通常時と比して、第2入賞口640へ球が入賞しやすい状態を作ることができる。

0055

ここで、第1入賞口64に球が入賞した場合と第2入賞口640へ球が入賞した場合とで、大当たりとなる確率は、低確率状態であっても高確率状態でも同一である。しかしながら、大当たりとなった場合に選定される大当たりの種別として15R確変大当たりとなる確率は、第2入賞口640へ球が入賞した場合のほうが第1入賞口64へ球が入賞した場合よりも高く設定されている。一方、第1入賞口64は、第2入賞口640にあるような第1電動役物640aは有しておらず、球が常時入賞可能な状態となっている。

0056

よって、通常中においては、第2入賞口640に付随する電動役物が閉鎖状態にある場合が多く、第2入賞口640に入賞しづらいので、電動役物のない第1入賞口64へ向けて、可変表示装置ユニット80の左方を球が通過するように球を発射し(所謂「左打ち」)、第1入賞口64への入賞によって大当たり抽選の機会を多く得て、大当たりとなることを狙った方が、遊技者にとって有利となる。

0057

一方、確変中や時短中は、第1スルーゲート66に球を通過させることで、第2入賞口640に付随する第1電動役物640aが開放状態となりやすく、第2入賞口640に入賞しやすい状態であるので、第2入賞口640へ向けて、可変表示装置ユニット80の右方を球が通過するように球を発射し(所謂「右打ち」)、第1スルーゲート66を通過させて第1電動役物640aを開放状態にすると共に、第2入賞口640への入賞によって15R確変大当たりとなることを狙った方が、遊技者にとって有利となる。

0058

このように、本実施形態のパチンコ機10は、パチンコ機10の遊技状態(確変中であるか、時短中であるか、通常中であるか)に応じて、遊技者に対し、球の発射の仕方を「左打ち」と「右打ち」とに変えさせることができる。よって、遊技者に対して、球の打ち方に変化をもたらすことができるので、遊技を楽しませることができる。

0059

第1入賞口64の右側には可変入賞装置65が配設されており、その略中央部分に横長矩形状の特定入賞口(大開放口)65aが設けられている。パチンコ機10においては、第1入賞口64,第2入賞口640のいずれかの入賞に起因して行われた大当たり抽選が大当たりとなると、所定時間(変動時間)が経過した後に、大当たりの停止図柄となるよう第1図柄表示装置37A又は第1図柄表示装置37Bを点灯させると共に、その大当たりに対応した停止図柄を第3図柄表示装置81に表示させて、大当たりの発生が示される。その後、球が入賞し易い特別遊技状態(大当たり)に遊技状態が遷移する。この特別遊技状態として、通常時には閉鎖されている特定入賞口65aが、所定時間(例えば、30秒経過するまで、或いは、球が10個入賞するまで)開放される。

0060

この特定入賞口65aは、所定時間が経過すると閉鎖され、その閉鎖後、再度、その特定入賞口65aが所定時間開放される。この特定入賞口65aの開閉動作は、最高で例えば15回(15ラウンド)繰り返し可能にされている。この開閉動作が行われている状態が、遊技者にとって有利な特別遊技状態の一形態であり、遊技者には、遊技上の価値(遊技価値)の付与として通常時より多量の賞球の払い出しが行われる。

0061

可変入賞装置65は、具体的には、特定入賞口65aを覆う横長矩形状の開閉板と、その開閉板の下辺を軸として前方側開閉駆動するための大開放口ソレノイド(図示せず)とを備えている。特定入賞口65aは、通常時は、球が入賞できないか又は入賞し難い閉状態になっている。大当たりの際には大開放口ソレノイドを駆動して開閉板を前面下側に傾倒し、球が特定入賞口65aに入賞しやすい開状態を一時的に形成し、その開状態と通常時の閉状態との状態を交互に繰り返すように作動する。

0062

なお、上記した形態に特別遊技状態は限定されるものではない。特定入賞口65aとは別に開閉される大開放口を遊技領域に設け、第1図柄表示装置37A,37Bにおいて大当たりに対応したLEDが点灯した場合に、特定入賞口65aが所定時間開放され、その特定入賞口65aの開放中に、球が特定入賞口65a内へ入賞することを契機として特定入賞口65aとは別に設けられた大開放口が所定時間、所定回数開放される遊技状態を特別遊技状態として形成するようにしても良い。また、特定入賞口65aは1つに限るものではなく、1つ若しくは2以上の複数(例えば3つ)配置しても良く、また配置位置も第1入賞口64の右側に限らず、例えば、可変表示装置ユニット80の左方でも良い。

0063

遊技盤13の下側における右隅部には、証紙や識別ラベル等を貼着するための貼着スペースK1が設けられ、貼着スペースK1に貼られた証紙等は、前扉5の小窓35(図1参照)を通じて視認することができる。

0064

遊技盤13には、第1アウト口71が設けられている。遊技領域を流下する球であって、いずれの入賞口63,64,65a,640,82,にも入賞しなかった球は、第1アウト口71を通って図示しない球排出路へと案内される。第1アウト口71は、第1入賞口64の下方に配設される。

0065

遊技盤13には、球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の釘が植設されているとともに、風車等の各種部材(役物)とが配設されている。

0066

図3に示すように、パチンコ機10の背面側には、制御基板ユニット90,91と、裏パックユニット94とが主に備えられている。制御基板ユニット90は、主基板(主制御装置110)と音声ランプ制御基板音声ランプ制御装置113)と表示制御基板(表示制御装置114)とが搭載されてユニット化されている。制御基板ユニット91は、払出制御基板払出制御装置111)と発射制御基板発射制御装置112)と電源基板電源装置115)とカードユニット接続基板116とが搭載されてユニット化されている。

0067

裏パックユニット94は、保護カバー部を形成する裏パック92と払出ユニット93とがユニット化されている。また、各制御基板には、各制御を司る1チップマイコンとしてのMPU、各種機器との連絡をとるポート、各種抽選の際に用いられる乱数発生器時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパルス発生回路等が、必要に応じて搭載されている。

0068

なお、主制御装置110、音声ランプ制御装置113および表示制御装置114、払出制御装置111および発射制御装置112、電源装置115、カードユニット接続基板116は、それぞれ基板ボックス100〜104に収納されている。基板ボックス100〜104は、ボックスベースと該ボックスベースの開口部を覆うボックスカバーとを備えており、そのボックスベースとボックスカバーとが互いに連結されて、各制御装置や各基板が収納される。

0069

また、基板ボックス100(主制御装置110)および基板ボックス102(払出制御装置111および発射制御装置112)は、ボックスベースとボックスカバーとを封印ユニット(図示せず)によって開封不能に連結(かしめ構造による連結)している。また、ボックスベースとボックスカバーとの連結部には、ボックスベースとボックスカバーとに亘って封印シール(図示せず)が貼着されている。この封印シールは、脆性素材で構成されており、基板ボックス100,102を開封するために封印シールを剥がそうとしたり、基板ボックス100,102を無理に開封しようとすると、ボックスベース側とボックスカバー側とに切断される。よって、封印ユニット又は封印シールを確認することで、基板ボックス100,102が開封されたかどうかを知ることができる。

0070

払出ユニット93は、裏パックユニット94の最上部に位置して上方に開口したタンク130と、タンク130の下方に連結され下流側に向けて緩やかに傾斜するタンクレール131と、タンクレール131の下流側に縦向きに連結されるケースレール132と、ケースレール132の最下流部に設けられ、払出モータ216(図4参照)の所定の電気的構成により球の払出を行う払出装置133とを備えている。タンク130には、遊技ホール島設備から供給される球が逐次補給され、払出装置133により必要個数の球の払い出しが適宜行われる。タンクレール131には、当該タンクレール131に振動を付加するためのバイブレータ134が取り付けられている。

0071

また、払出制御装置111には状態復帰スイッチ120が設けられ、発射制御装置112には可変抵抗器の操作つまみ121が設けられ、電源装置115にはRAM消去スイッチ122が設けられている。状態復帰スイッチ120は、例えば、払出モータ216(図4参照)部の球詰まり等、払出エラーの発生時に球詰まりを解消(正常状態への復帰)するために操作される。操作つまみ121は、発射ソレノイド発射力を調整するために操作される。RAM消去スイッチ122は、パチンコ機10を初期状態に戻したい場合に電源投入時に操作される。

0072

次に、図4を参照して、本パチンコ機10の電気的構成について説明する。図4は、パチンコ機10の電気的構成を示すブロック図である。

0073

主制御装置110には、演算装置である1チップマイコンとしてのMPU201が搭載されている。MPU201には、該MPU201により実行される各種の制御プログラム固定値データを記憶したROM202と、そのROM202内に記憶される制御プログラムの実行に際して各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM203と、そのほか、割込回路タイマ回路データ送受信回路などの各種回路が内蔵されている。主制御装置110では、MPU201によって、大当たり抽選や第1図柄表示装置37A,37Bおよび第3図柄表示装置81における表示の設定、第2図柄表示装置における表示結果の抽選といったパチンコ機10の主要な処理を実行する。

0074

なお、払出制御装置111や音声ランプ制御装置113などのサブ制御装置に対して動作を指示するために、主制御装置110から該サブ制御装置へ各種のコマンドがデータ送受信回路によって送信されるが、かかるコマンドは、主制御装置110からサブ制御装置へ一方向にのみ送信される。

0075

RAM203は、各種エリアカウンタフラグのほか、MPU201の内部レジスタの内容やMPU201により実行される制御プログラムの戻り先番地などが記憶されるスタックエリアと、各種のフラグおよびカウンタ、I/O等の値が記憶される作業エリア(作業領域)とを有している。なお、RAM203は、パチンコ機10の電源遮断後においても電源装置115からバックアップ電圧が供給されてデータを保持(バックアップ)できる構成となっており、RAM203に記憶されるデータは、すべてバックアップされる。

0076

停電などの発生により電源が遮断されると、その電源遮断時(停電発生時を含む。以下同様)のスタックポインタや、各レジスタの値がRAM203に記憶される。一方、電源投入時(停電解消による電源投入を含む。以下同様)には、RAM203に記憶される情報に基づいて、パチンコ機10の状態が電源遮断前の状態に復帰される。RAM203への書き込みはメイン処理(図示せず)によって電源遮断時に実行され、RAM203に書き込まれた各値の復帰は電源投入時の立ち上げ処理(図示せず)において実行される。なお、MPU201のNMI端子(ノンマスカブル割込端子)には、停電等の発生による電源遮断時に、停電監視回路252からの停電信号SG1が入力されるように構成されており、その停電信号SG1がMPU201へ入力されると、停電時処理としてのNMI割込処理(図示せず)が即座に実行される。

0077

主制御装置110のMPU201には、アドレスバスおよびデータバスで構成されるバスライン204を介して入出力ポート205が接続されている。入出力ポート205には、払出制御装置111、音声ランプ制御装置113、第1図柄表示装置37A,37B、第2図柄表示装置、第2図柄保留ランプ、特定入賞口65aの開閉板の下辺を軸として前方側に開閉駆動するための大開放口ソレノイドや電動役物を駆動するためのソレノイドなどからなるソレノイド209が接続され、MPU201は、入出力ポート205を介してこれらに対し各種コマンドや制御信号を送信する。

0078

また、入出力ポート205には、図示しないスイッチ群およびスライド位置検出センサSや回転位置検出センサRを含むセンサ群などからなる各種スイッチ208、電源装置115に設けられた後述のRAM消去スイッチ回路253が接続され、MPU201は各種スイッチ208から出力される信号や、RAM消去スイッチ回路253より出力されるRAM消去信号SG2に基づいて各種処理を実行する。

0079

払出制御装置111は、払出モータ216を駆動させて賞球や貸出球の払出制御を行うものである。演算装置であるMPU211は、そのMPU211により実行される制御プログラムや固定値データ等を記憶したROM212と、ワークメモリ等として使用されるRAM213とを有している。

0080

払出制御装置111のRAM213は、主制御装置110のRAM203と同様に、MPU211の内部レジスタの内容やMPU211により実行される制御プログラムの戻り先番地などが記憶されるスタックエリアと、各種のフラグおよびカウンタ、I/O等の値が記憶される作業エリア(作業領域)とを有している。RAM213は、パチンコ機10の電源の遮断後においても電源装置115からバックアップ電圧が供給されてデータを保持(バックアップ)できる構成となっており、RAM213に記憶されるデータは、すべてバックアップされる。なお、主制御装置110のMPU201と同様、MPU211のNMI端子にも、停電等の発生による電源遮断時に停電監視回路252から停電信号SG1が入力されるように構成されており、その停電信号SG1がMPU211へ入力されると、停電時処理としてのNMI割込処理(図示せず)が即座に実行される。

0081

払出制御装置111のMPU211には、アドレスバスおよびデータバスで構成されるバスライン214を介して入出力ポート215が接続されている。入出力ポート215には、主制御装置110や払出モータ216、発射制御装置112などがそれぞれ接続されている。また、図示はしないが、払出制御装置111には、払い出された賞球を検出するための賞球検出スイッチが接続されている。なお、該賞球検出スイッチは、払出制御装置111に接続されるが、主制御装置110には接続されていない。

0082

発射制御装置112は、主制御装置110により球の発射の指示がなされた場合に、操作ハンドル51の回動操作量に応じた球の打ち出し強さとなるよう球発射ユニット112aを制御するものである。球発射ユニット112aは、図示しない発射ソレノイドおよび電磁石を備えており、その発射ソレノイドおよび電磁石は、所定条件が整っている場合に駆動が許可される。具体的には、遊技者が操作ハンドル51に触れていることをタッチセンサ51aにより検出し、球の発射を停止させるための発射停止スイッチ51bがオフ(操作されていないこと)を条件に、操作ハンドル51の回動操作量(回動位置)に対応して発射ソレノイドが励磁され、操作ハンドル51の操作量に応じた強さで球が発射される。

0083

音声ランプ制御装置113は、音声出力装置(図示しないスピーカなど)226における音声の出力、ランプ表示装置(電飾部29〜33、表示ランプ34など)227における点灯および消灯の出力、変動演出(変動表示)や予告演出といった表示制御装置114で行われる第3図柄表示装置81の表示態様の設定などを制御するものである。演算装置であるMPU221は、そのMPU221により実行される制御プログラムや固定値データ等を記憶したROM222と、ワークメモリ等として使用されるRAM223とを有している。

0084

音声ランプ制御装置113のMPU221には、アドレスバスおよびデータバスで構成されるバスライン224を介して入出力ポート225が接続されている。入出力ポート225には、主制御装置110、表示制御装置114、音声出力装置226、ランプ表示装置227、その他装置228、枠ボタン22などがそれぞれ接続されている。その他装置228には、駆動モータKM1,KM2,KM3が含まれる。

0085

音声ランプ制御装置113は、主制御装置110から受信した各種のコマンド(変動パターンコマンド、停止種別コマンド等)に基づいて、第3図柄表示装置81の表示態様を決定し、決定した表示態様をコマンド(表示用変動パターンコマンド表示用停止種別コマンド等)によって表示制御装置114へ通知する。また、音声ランプ制御装置113は、枠ボタン22からの入力を監視し、遊技者によって枠ボタン22が操作された場合は、第3図柄表示装置81で表示されるステージを変更したり、スーパーリーチ時の演出内容を変更したりするように、表示制御装置114へ指示する。ステージが変更される場合は、変更後のステージに応じた背面画像を第3図柄表示装置81に表示させるべく、変更後のステージに関する情報を含めた背面画像変更コマンドを表示制御装置114へ送信する。ここで、背面画像とは、第3図柄表示装置81に表示させる主要な画像である第3図柄の背面側に表示される画像のことである。表示制御装置114は、この音声ランプ制御装置113から送信されるコマンドに従って、第3図柄表示装置81に各種の画像を表示する。

0086

また、音声ランプ制御装置113は、表示制御装置114から第3図柄表示装置81の表示内容を表すコマンド(表示コマンド)を受信する。音声ランプ制御装置113では、表示制御装置114から受信した表示コマンドに基づき、第3図柄表示装置81の表示内容に合わせて、その表示内容に対応する音声を音声出力装置226から出力し、また、その表示内容に対応させてランプ表示装置227の点灯および消灯を制御する。

0087

表示制御装置114は、音声ランプ制御装置113および第3図柄表示装置81が接続され、音声ランプ制御装置113より受信したコマンドに基づいて、第3図柄表示装置81における第3図柄の変動演出などの表示を制御するものである。また、表示制御装置114は、第3図柄表示装置81の表示内容を通知する表示コマンドを適宜音声ランプ制御装置113へ送信する。音声ランプ制御装置113は、この表示コマンドによって示される表示内容にあわせて音声出力装置226から音声を出力することで、第3図柄表示装置81の表示と音声出力装置226からの音声出力とをあわせることができる。

0088

電源装置115は、パチンコ機10の各部に電源を供給するための電源部251と、停電等による電源遮断を監視する停電監視回路252と、RAM消去スイッチ122(図3参照)が設けられたRAM消去スイッチ回路253とを有している。電源部251は、図示しない電源経路を通じて、各制御装置110〜114等に対して各々に必要な動作電圧を供給する装置である。その概要としては、電源部251は、外部より供給される交流24ボルト電圧を取り込み、各種スイッチ208などの各種スイッチや、ソレノイド209などのソレノイド、モータ等を駆動するための12ボルトの電圧、ロジック用の5ボルトの電圧、RAMバックアップ用のバックアップ電圧などを生成し、これら12ボルトの電圧、5ボルトの電圧およびバックアップ電圧を各制御装置110〜114等に対して必要な電圧を供給する。

0089

停電監視回路252は、停電等の発生による電源遮断時に、主制御装置110のMPU201および払出制御装置111のMPU211の各NMI端子へ停電信号SG1を出力するための回路である。停電監視回路252は、電源部251から出力される最大電圧である直流安定24ボルトの電圧を監視し、この電圧が22ボルト未満になった場合に停電(電源断、電源遮断)の発生と判断して、停電信号SG1を主制御装置110および払出制御装置111へ出力する。停電信号SG1の出力によって、主制御装置110および払出制御装置111は、停電の発生を認識し、NMI割込処理を実行する。なお、電源部251は、直流安定24ボルトの電圧が22ボルト未満になった後においても、NMI割込処理の実行に充分な時間の間、制御系駆動電圧である5ボルトの電圧の出力を正常値に維持するように構成されている。よって、主制御装置110および払出制御装置111は、NMI割込処理(図示せず)を正常に実行し完了することができる。

0090

RAM消去スイッチ回路253は、RAM消去スイッチ122(図3参照)が押下された場合に、主制御装置110へ、バックアップデータをクリアさせるためのRAM消去信号SG2を出力するための回路である。主制御装置110は、パチンコ機10の電源投入時に、RAM消去信号SG2を入力した場合に、バックアップデータをクリアすると共に、払出制御装置111においてバックアップデータをクリアさせるための払出初期化コマンドを払出制御装置111に対して送信する。

0091

次いで、図5から図10を参照して、動作ユニット200の概略構成について説明する。図5は、パチンコ機10の分解斜視正面図であり、図6は、動作ユニット200及び遊技盤13の分解斜視正面図である。また、図7から図10は、動作ユニット200の正面図である。

0092

なお、図7では、上変位部材940が上方に退避されると共に、下変位部材440が下方に退避された状態が、図8では、図7に示す状態から、上変位部材940が下方に回転変位された状態が、図9では、図7に示す状態から、下変位部材440が後述する第1張出位置に張り出された状態が、図10では、下変位部材440が、最大の張り出し位置である第2張出位置に変位された状態が、それぞれ図示される。

0093

図5及び図6に示すように、動作ユニット200は、箱状に形成される背面ケース300を備え、その背面ケース300の内部空間に、上変位ユニット900、下変位ユニット400、回転ユニット700及び遊技盤13の背面に取着される振分けユニット5あ00と送球ユニット600とが収容される。

0094

背面ケース300は、正面視略矩形の底壁部301と、その底壁部301の4辺の外縁から正面へ向けて立設される外壁部302とを備え、それら各壁部301,302により一面側(正面側)が開放された箱状に形成される。底壁部301には、その中央に正面視矩形の開口301aが開口形成され、その開口301aを通じて、底壁部301の背面に配設される第3図柄表示装置81(図2参照)が視認可能とされる。

0095

上変位ユニット900は、背面ケース300の底壁部301のうちの開口301aの上側部分に配設される正面視矩形横長のベース部材910と、そのベース部材910に摺動可能に配設される上変位部材940とを備え、背面ケース300の開口301a(即ち、第3図柄表示装置81)の正面側で、上変位部材940を摺動させつつ回転変位させる演出を実行可能に形成される。なお、上変位ユニット900の詳しい説明は後述する。

0096

下変位ユニット400は、背面ケース300の底壁部301のうちの開口301aの下側部分に配設される正面視矩形横長のベース部材410と、そのベース部材410に摺動可能に配設される下変位部材440とを備え、背面ケースの開口301a(即ち、第3図柄表示装置81)の正面側で、下変位部材440を摺動させつつ回転変位させる演出を実行可能に形成される。なお、下変位ユニット400の詳しい説明は後述する。

0097

回転ユニット700は、背面ケース300の底壁部301のうちの開口301aの下側部分の正面視右側(矢印)に配設される正面視略矩形の背面ベース720と、その背面ベース720の前方に配設される回転体800とを備え、遊技盤13の正面視右側下方に形成される透明の板部を介して回転体800を回転変位させる演出を遊技者に視認可能とされる。なお、回転ユニット700の詳細な説明については後述する。

0098

送球ユニット600は、遊技盤13の背面側に取着され、遊技盤13の第3入賞口82から遊技盤13の背面側に送球される遊技球を後述する振分けユニット500の第1開口511に送球する経路が形成される。

0099

振分けユニット500は、遊技盤13の背面側に取着される経路形成部材510と、経路形成部材510との対向に所定の隙間を形成した状態で配設されるベース板520と、そのベース板520に取着され経路形成部材510とベース板520との対向間を流下する遊技球を各送球経路(第2送球経路KR2又は第3送球経路KR3)に振り分け振分け部材540とを備える。この振分け部材540に振り分けられた遊技球が下変位ユニット400に送球される。なお、振分けユニット500の詳しい説明は後述する。

0100

<第1の装飾体と第2の装飾体が前後方向に隣り合う位置に配置される>
次いで、図11から図16を参照して、遊技盤13に配設される一般入賞口ユニット150について説明する。

0101

初めに、図11及び図12を参照して、一般入賞口ユニット150について説明する。図11は、遊技盤13の分解斜視正面図であり、図12(a)は、一般入賞口ユニット150の正面図であり、図12(b)は、図12(a)のXIIb−XIIb線における一般入賞口ユニット150の断面図である。

0102

図11及び図12に示すように、遊技盤13は、正面視略矩形状板部材から形成されるベース板60と、そのベース板60に形成される開口部分に配設されるセンターフレーム86及び一般入賞口ユニット150と、を備える。

0103

ベース板60は、正面視において中央部分に開口される第1開口部60aと、レール部材76,77により形成される遊技領域の重力方向下側に開口される第2開口部60bと、を備える。第1開口部60aには、センターフレーム86が配設され、第2開口部60bには、一般入賞口ユニット150が配設される。また、ベース板60には、正面側(矢印F方向側)に装飾(模様や図柄等)が形成されたシールが貼付されて、遊技者にその装飾を視認させることができる。なお、ベース板60の正面側の装飾は、シールに限られるものではなく、ベース板60の正面に装飾が印刷塗装)されるものであっても良い。

0104

一般入賞口ユニット150は、遊技盤13の遊技領域(ベース板60の正面)に配設され、遊技領域を流下する遊技球の経路を変更可能とされる。また、一般入賞口ユニット150は、内レール76及び外レール77により囲われて形成される遊技領域に対して、正面視(矢印B方向視)における重力方向下側(矢印D方向側)の端部に沿う位置に配置される。なお、図13図16では、ベース板60に配設されるシールが装飾部材60cの符号を付して図示される。また、本実施形態では、装飾部材60cにキャラクター(人)が描かれる。

0105

一般入賞口ユニット150は、正面視において三日月状に形成される本体部151と、その本体部151の端部から正面側(矢印F方向側)に立設される第1立設部152と、その第1立設部152の重力方向上側(矢印U方向側)の端部から遊技領域の中央側に向かって延設される第2立設部153と、本体部151の背面側に配設される装飾部材154と、本体部151の正面側に形成される複数(本実施形態では3個)の一般入賞口63と、を主に備える。

0106

本体部151は、ベース板60の板厚方向に開口される第2開口部60bの開口形状よりも若干大きい外形に設定され、第2開口部60bの開口に覆設された状態でベース板60の正面側に配設される。また、第2開口部60bにより、本体部151に配設される一般入賞口63に流入する遊技球を遊技盤13(ベース板60)の背面側に送球できる。さらに、本体部151は、正面視において内側部分から外側の端部に向かうほどベース板60側に傾斜する傾斜面151aと、ベース板60側(矢印B方向側)の背面に凹設される凹部151bと、その凹部151bを除いた本体部151の背面を形成する背面部151dと、を主に備えて形成される。

0107

傾斜面151aは、ベース板60の正面に対して略30度ほど傾斜して形成される。これにより、遊技盤13の遊技領域を流下する遊技球を、傾斜面151aに当接させて傾斜面151aの傾斜に沿って流下させて、本体部151の正面側に移動させることができる。

0108

ここで、本体部151の端部に傾斜面151aが形成されず、本体部151の側面が、ベース板60の正面に対して垂直に形成される場合には、遊技盤13の遊技領域を流下する遊技球が、本体部151の側面に対して直交する方向から当接(衝突)して、その当接した遊技球が流下方向と反対方向に跳ね返る恐れがある。

0109

これに対し、本実施形態では、傾斜面151aにより、本体部151の側面に当接する遊技球を本体部の正面側に移動させることができるので、遊技領域を流下する遊技球の流下が一時的に停滞することを抑制できる。その結果、ベース板60の正面側から一般入賞口ユニット150の本体部151の正面に遊技球をスムーズに流下させることができる。

0110

背面部151dは、上述したように本体部151の背面であり、背面視における凹部151bの周囲に一定の幅で形成される。また、背面部151dは、一般入賞口ユニット150がベース板60に配設された状態において、ベース板60(装飾部材60c)の正面に当接して配設される。

0111

凹部151bは、正面側(矢印F方向側)に向かって凹設される。また、凹部151bは、凹設方向の底面となる凹設底面151b2と、その凹設底面151b2の外縁から背面側(矢印B方向側)に向かって立設される内側面151b3と、を有する。

0112

凹設底面151b2は、後述する装飾部材154の接着面であり、本体部151の正面と平行な平面として形成される。これにより、本体部151を介して装飾部材154の装飾を視認した場合に、装飾部材154の装飾を一様に視認させることができる。

0113

内側面151b3は、正面視における前後方向(矢印F−B方向)に延設される。また、内側面151b3の正面視における形状は、後述する装飾部材154の外形と略同一に形成される。これにより、凹部151bに装飾部材154を配設した場合に、装飾部材154が凹部151bの外側に突出することを抑制できる。従って、一般入賞口ユニット150が、ベース板60に配設された際に、背面部151dとベース板60との間に装飾部材154が挟まることで本体部151の背面部151dとベース板60との間に隙間が形成されることを抑制できる。これにより、本体部151がベース板60に対して、通常の配設位置よりも正面側に張り出すことを抑制できる。その結果、ベース板60の正面側から一般入賞口ユニット150の本体部151の正面に遊技球をスムーズに流下させることができる。

0114

凹部151bは、その凹設空間に後述する装飾部材154を収容する凹みであり、凹設深さ(正面側(矢印F方向側)への凹設距離)が、装飾部材154の厚み寸法よりも大きく設定される。また、凹部151bは、正面視における本体部151の端部から本体部151の内側に一定の距離を隔てた位置で本体部151の端部の形状に沿って凹設される。

0115

よって、凹部151bの内側に装飾部材154を配設した場合に、装飾部材154の背面が、本体部151よりも背面側に張り出すことを抑制できる。従って、一般入賞口ユニット150がベース板60に配設された際に、凹設底面151b2とベース板60との間に装飾部材154が挟まることで本体部151の背面部151dとベース板60との間に隙間が形成されることを抑制できる。これにより、本体部151がベース板60に対して通常の配設位置よりも正面側に張り出すことを抑制できる。その結果、本体部151の重力方向上方(矢印U方向)から一般入賞口ユニット150の本体部151の正面に遊技球をスムーズに流下させることができる。

0116

第1立設部152は、遊技領域の端部側(内レール76側)における本体部151の端部から正面側(矢印F方向側)に立設される。第1立設部152は、その立設寸法がベース板60(装飾部材60c)の正面に植立される内レール76の植立方向の幅寸法と略同一に設定される。また、第1立設部152は、遊技盤13の正面側を覆う前扉5のガラスユニット16との対向間の間隔が遊技球の直径よりも小さく設定される。これにより、本体部151の正面側を流下する遊技球を、遊技領域の重力方向下側の端部で第1立設部152に衝突させることができる。その結果、本体部151の正面側を流下する遊技球が内レール76に衝突することを抑制でき、内レール76が遊技球と衝突して曲げられることを抑制できる。

0117

ここで、内レール76と外レール77との対向間は、球発射ユニット112a(図4参照)から発射された遊技球を遊技盤13の上部へ案内するための空間であり、内レール76と外レール77との対向間に補強等を配設するスペースが限られる。そのため、内レール76が曲がることを防止する目的で補強を配設することが困難であり、遊技領域を流下する遊技球が内レール76に衝突して、内レール76が曲がる恐れがあった。

0118

これに対して、本実施形態では、遊技領域内に配設される一般入賞口ユニット150(第1立設部152)により遊技領域を流下する遊技球が内レール76に衝突しにくくすることができる。従って、内レール76が曲ることで、内レール76及び外レール77の対向間の距離が変更されることを抑制できる。その結果、遊技球を安定して遊技領域に打ち出すことができる。

0119

第2立設部153は、正面視において第1立設部152の重力方向上側(矢印U方向側)の端部から遊技領域の中央(第1入賞口64)に向かって下降傾斜して延設される(図2参照)。これにより、内レール76とセンターフレーム83との対向間(図2参照)を流下する遊技球が、第2立設部153の下降傾斜する延設部分の上面(矢印U方向側の面)に送球されると、その遊技球を第2立設部153の下降傾斜に沿って転動させて、遊技領域の中央に向けて送球することができる。これにより、内レール76と外レール77との対向間側(矢印L方向側)の遊技領域を流下する遊技球を、遊技領域の中央に配設される第1入賞口64に入賞(流入)させやすくできる。

0120

装飾部材154は、板状に形成されると共に、本体部151の背面側に接着される。また、装飾部材154は、本体部151側の正面にベース板60の装飾部材60cに形成される装飾と正面視において連なる装飾が形成される。これにより、ベース板60に形成される装飾を装飾部材154の装飾と合わせて1の装飾に視認させることができる。なお、本実施形態では、装飾部材154にキャラクター(人)の一部が描かれており、装飾部材60cのキャラクターと装飾部材154のキャラクターとを合わせて1人のキャラクターとして視認させることができる。

0121

また、装飾部材154は、光透過性材料から形成される。これにより、ベース板60の背面側(矢印B方向側)から第2開口部60bを通した光を装飾部材154の背面から入射させて、装飾部材154の正面側(矢印F方向側)から出射させることができる。よって、装飾部材154の正面に形成される装飾を明るくして、遊技者に視認させることができ、遊技者に装飾部材154の装飾を視認させやすくできる。

0122

次いで、図13を参照して、ベース板60と一般入賞口ユニット150とについて説明する。図13は、図2のXIII−XIII線における遊技盤13の断面図である。

0123

図13に示すように、装飾部材154は、ベース板60の第2開口部60bの正面視における開口形状よりも外形が大きく形成される。これにより、一般入賞口ユニット150がベース板60に配設されると、装飾部材154の端部は、本体部151の凹部151bの凹設底面151b2とベース板60(装飾部材60c)との間に配置される。よって、本体部151と装飾部材154との接着が経年劣化等により剥がれた場合に、装飾部材154が遊技盤13から脱落することを抑制できる。

0124

また、装飾部材154は、ベース板60と前後方向(矢印F−B方向)において重なる幅寸法が、後述する本体部151の背面から突設される突起155が挿入されるベース板60の円形状の開口60g(図11参照)の直径よりも大きく設定される。これにより、装飾部材154の本体部151に対する配置の位置ずれ、又は、装飾部材60cを形成した位置のずれにより、正面視における装飾部材154及び装飾部材60cの装飾の間に隙間が形成されることを抑制できる。その結果、ベース板60の装飾部材60cと装飾部材154の装飾とを1の装飾として遊技者に認識させやすくできる。

0125

また、本体部151に配設される3個の一般入賞口63は、遊技盤13の背面側に配設される振り分けユニット500(図71参照)の開口514〜516に接続されており、一般入賞口63に入賞した遊技球は、振り分けユニット500の第4送球経路KR4に送球される。なお、振り分けユニット500についての詳しい説明は後述する。

0126

さらに、振り分けユニット500には、正面側に光を照射可能な光源を備える基板(図示しない)がベース板520(図71参照)に配設されており、その基板から照射される光がベース板60の第2開口部60bを挿通して一般入賞口ユニット150の背面に照射される。

0127

よって、第2開口部60bは、一般入賞口ユニット150の一般入賞口63から入賞する遊技球の経路および一般入賞口ユニット150の背面に光を照射する空間として利用される。これにより、遊技球を送球するための開口と、光を通過させるための開口と、2箇所の開口を分けて形成する必要がなくなるので、一般入賞口ユニット150の背面の全域に光を照射しやすくすることができると共に、一般入賞口ユニット150の本体部151の全域に一般入賞口63を配置することができる。その結果、一般入賞口ユニット150の設計の自由度を向上することができると共に、一般入賞口ユニット150の全域から光を出射して一般入賞口ユニット150の装飾(装飾部材154)を遊技者に視認させやすくできる。

0128

また、本実施形態によれば、図13に示すように、遊技盤13のベース板60の装飾部材60cと連なる装飾の装飾部材154は、ベース板60の正面に沿って配設される本体部151の背面に配置されるので、ベース板60の装飾部材60cと装飾部材154の装飾とを前後方向(矢印F−B方向)に隣合う(近づいた)位置に配置することができる。これにより、装飾部材60c及び装飾部材154の正面視に対して傾斜した角度(例えば、パチンコ機10(図1参照)の重力方向上側端部と同じ高さの視点)から装飾部材60c及び装飾部材154を視認した際に、一般入賞口ユニットの装飾が一般入賞口ユニットの正面に配設される場合に比べて、装飾部材60c及び装飾部材154の装飾がずれて視認されることを抑制できる。その結果、ベース板60の装飾部材60cと装飾部材154の装飾との連結部分を遊技者の視点に関わらず同様の位置関係で遊技者に視認させることができ、遊技盤13の意匠性を向上できる。

0129

次いで、図14を参照して、装飾部材154及びベース板60の装飾部材60cの連結について詳しく説明する。図14は、図13の範囲XIVにおける遊技盤13の部分拡大断面図である。なお、図14では、遊技者に視認される光の経路が2点鎖線で図示される。

0130

上述したように、ベース板60の装飾部材60cと装飾部材154の装飾とは、合わせて1の装飾として遊技者に視認される。従って、ベース板60の装飾部材60cと装飾部材154の装飾とを1の装飾(模様)として遊技者に視認させるために、両者の装飾の位置ずれを抑える必要がある。しかしながら、ベース板60に装飾を形成する際、又は、本体部151に装飾部材154を配設する際に、その装飾を正確な位置(毎回同じ位置)に配置することが困難である。従って、ベース板60に一般入賞口ユニット150を配設した場合に、ベース板60の装飾部材60cに対する装飾部材154の装飾の位置がずれて配設されることで、装飾部材60cと装飾部材154との装飾を合わせて1の装飾として遊技者に視認させにくくなるという問題点があった。

0131

これに対して、本実施形態によれば、装飾部材154は、その端部が傾斜面151aの背面側に配置される。これにより、装飾部材154の装飾とベース板60の装飾部材60cの装飾との連結部分が、遊技者から正確に認識されにくくする(連結部分をぼやかして遊技者に視認させる)ことができる。よって、装飾部材60cと装飾部材154とを1の装飾として遊技者に認識させることができる。

0132

詳しく説明すると、図14に示すように、装飾部材154の装飾と装飾部材60cの装飾との連結部(以下、「境界P1」(図14参照)と称す)は、本体部151の傾斜面151aの背面側に位置される。よって、境界P1から遊技者の視点に向かって出射される光と、本体部151の正面と傾斜面151aとの連結部(以下、「境界P2」(図14参照)と称す)から遊技者の視点に向かって出射される光とを、装飾部材60c又は装飾部材154の異なる位置で反射した光にすることができる(即ち、境界P1から遊技者の視点に向かって出射される光の経路上に、境界P2が形成されることを抑制できる)。

0133

従って、境界P1では、装飾部材154に対する装飾部材60cの配置のずれが装飾の位置ずれとして遊技者に認識されやすく、又、境界P2では、光の屈折方向の違いによる装飾の位置ずれが遊技者に認識されやすいところ、境界P1及び境界P2のそれぞれの位置から遊技者が視認する装飾を異なる位置の装飾にすることができるので、境界P1及び境界P2における装飾の位置ずれが、同一の位置で遊技者に視認されることを抑制できる。従って、境界P1における装飾の位置ずれと、境界P2における装飾の位置ずれとが合わさり、装飾の位置ずれ量が大きくなって遊技者に認識されることを抑制できる。その結果、装飾部材60cと装飾部材154との装飾を遊技者に1の装飾として認識させやすくでき、遊技盤13の意匠性を向上できる。

0134

さらに、境界P1を傾斜面151aの背面側に配置することで、遊技者の視点において、装飾部材60c及び本体部151の連結部(以下、「境界P3」(図14参照)と称す)と、境界P2との間に境界P1を配置することができる。よって、本体部151から光が出射する際に光が屈折することによる装飾の位置ずれ位置(境界P2,P3)の間に、境界P1を配置することができる。従って、装飾の位置がずれて認識される領域が間延びすることを抑制できる。即ち、装飾の位置がずれて視認される領域を遊技盤13の正面に対して限定的にすることができる。その結果、装飾の位置ずれ領域を遊技盤13の遊技領域に対して、少なくすることができるので、装飾部材60c及び装飾部材154の装飾を遊技者に1の装飾として認識させやすくできる。

0135

なお、本実施例では、ベース板60の装飾部材60cにキャラクターの顔が装飾され、一般入賞口ユニット150の装飾部材154に装飾部材60cに装飾されたキャラクターの体が装飾される。即ち、装飾部材60cと装飾部材154との装飾の連結部分には、その装飾の輪郭が位置される。よって、装飾部材60cと装飾部材154との連結部分の位置ずれを装飾の輪郭線であると遊技者に認識させることができる。その結果、装飾部材60c及び装飾部材154の装飾を遊技者に1の装飾として認識させやすくできる。

0136

さらに、本実施例では、ベース板60の装飾部材60cにキャラクターの顔の首元までが装飾され、一般入賞口ユニット150の装飾部材154に装飾部材154に装飾部材60cに装飾されたキャラクターの体が着用する服が装飾され、キャラクターの顔(首)と服との色合いが異なるもの(本実施例では、顔が肌色で服が黒色)で装飾される。これにより、装飾部材60cと装飾部材154との連結部分の位置ずれを色合いの異なる部分とすることで、装飾部材60cと装飾部材154とが分割されていることを遊技者に認識させにくくすることができる。その結果、装飾部材60c及び装飾部材154の装飾を遊技者に1の装飾として認識させやすくできる。

0137

本体部151には、上述したように背面側に凹部151bが凹設され、その内側に装飾部材154が配設される。また、凹部151bの内側の側面(内側面151b3)の形状は、正面視における装飾部材154の外形と略同一に設定される。これにより、装飾部材154を本体部151に配設する際には、凹部151bの内側面151b3をガイド(位置決め)として利用することができる。その結果、装飾部材154を本体部151に貼付する際に、装飾部材154の配置が本体部151に対して位置ずれすることを抑制できる。

0138

さらに、本体部151の背面側には円柱状に突出する突起155(図15参照)が複数個所(本実施形態では、3箇所(図15参照))に形成される。突起155は、一般入賞口ユニット150をベース板60に配設する場合にベース板60との位置決めをする位置決め突起であり、ベース板60に凹設される凹部60dに挿入される。また、突起155は、少なくとも1箇所(本実施形態では1箇所)が、凹部151bの凹設底面151b2から突設され、装飾部材154に形成される開口に挿入される。従って、突起155を本体部151に装飾部材154を配設する場合の位置決めとして利用することができる。

0139

よって、突起155により、一般入賞口ユニット150をベース板60に配設する際の位置決めをすることができると共に、装飾部材154を本体部151に配設する際の位置決めをすることができる。従って、装飾部材60cの正面側に装飾部材154を配置する際の位置決めとなる部分を同一の部分とすることができるので、装飾部材60cの装飾と装飾部材154の装飾とが位置ずれすることを抑制できる。その結果、装飾部材60cの装飾と装飾部材154の装飾とを合わせて1の装飾として遊技者に認識させやすくできる。

0140

さらに、凹設底面151b2から突設される突起155は、後述する範囲E1(図15参照)の領域(接着テープ154aの貼付領域)に形成される。これにより、本体部151に装飾部材154を配設する際に、装飾部材154の開口に突起155を挿入した状態で、装飾部材154の縁部の一箇所を凹部151bの内側面151b3に位置を合わせて配設することで、本体部151に対して装飾部材154の2箇所を位置決めすることができる。従って、装飾部材154の縁部を凹部151bの内側面151b3の2箇所で位置をあわせて、装飾部材154を本体部151に配設する必要がなくなる。その結果、装飾部材154の本体部151への配設作業を簡易にできる。

0141

次いで、図15及び図16を参照して、本体部151と装飾部材154との接着について説明する。図15は、一般入賞口ユニット150の背面図であり、図16は、図13の範囲XIVにおける遊技盤13の部分拡大断面図である。なお、図15では、装飾部材154に貼付される接着テープ154aの範囲が、E1の符号を付して2点鎖線で図示される。また、図14では、遊技者に視認される光の経路が2点鎖線で図示される。なお、本実施形態では、接着テープ154aが、光透過性の両面のテープから形成されて、範囲E1に貼付される。

0142

図15及び図16に示すように、装飾部材154と本体部151とを接着する接着テープ154aは、装飾部材154の端部に沿って一定の幅で貼付される。これにより、接着テープ154aが貼付されていない領域(範囲E1以外の部分)では、接着テープ154aの厚みの分、本体部151(凹設底面151b2)と装飾部材154(装飾部材の正面)との間に所定の幅の隙間(空間)が形成される。

0143

また、接着テープ154aは、装飾部材154の端部から境界P3を通過して傾斜面151aと直交する仮想線PK1(図14参照)を超える領域に接着される。これにより、本体部151を通過して傾斜面151aから出射される光が、装飾部材154の装飾の影響を受ける部分(波長が変化される部分)を接着テープ154aを貼付した範囲E1(装飾部材154の端部)とすることができる。その結果、遊技者が所定以上の角度から一般入賞口ユニット150を視認した場合にも、装飾部材60cと装飾部材154の装飾とを1の装飾として遊技者に視認させやすくすることができる。

0144

ここで、遊技者が、通常よりも高い位置(例えば、パチンコ機10(図1参照)の重力方向上側端部と同じ高さの視点)から遊技盤13を視認する場合には、図16に示すように、傾斜面151aから遊技者の目線に向かって抜け出る光Lが、本体部151の正面および背面を繰り返し反射して、本体部151の内部を通過する。この場合、装飾部材154の正面の全域が接着テープ154aを介して本体部151と当接するものであると、装飾部材154側で反射される度に装飾部材154の装飾により光の波長が変更される。従って、本体部151の内部を通過して傾斜面151aから出射される光は、装飾部材154の端部の装飾による波長の変化のみで反射することができない。よって、傾斜面151aから遊技者に認識される装飾が本体部151の正面から遊技者に視認される装飾の波長と異なるために、本体部151と傾斜面151aとで、装飾が連ならなくなるという問題点があった。

0145

これに対し、本実施形態では、装飾部材154の本体部151への接着部分を範囲E1のみとすることで、本体部151の内部を反射して通過する光Lが、装飾部材154の装飾の影響を受けないよう(光の波長が変更されないよう)にすることができる。その結果、図16に示すように、本体部151を通過して傾斜面151aから出射される光が、装飾部材154の装飾の影響を受ける部分(波長が変化される部分)を接着テープ154aを貼付した範囲E1(装飾部材154の端部)とすることができ、遊技者に視認される傾斜面151aの装飾と隣合う装飾と連なるものとして遊技者に視認させやすくできる。その結果、遊技盤13の意匠性を向上できる。

0146

次いで、図17から図36を参照して、特別入賞装置550について説明する。初めに、図17を参照して、特別入賞装置550の配設方法について説明する。図17は、センターフレーム86の分解斜視正面図である。

0147

図17に示すように、センターフレーム86は、ベース板60の中央の開口を取り囲む略円形の枠状に形成されるベース枠86aと、そのベース枠86aの径方向外側に突出される突設部86bと、を備えて構成される。

0148

ベース枠86aは、ベース板60の中央の開口に沿う形状とされ、その中央の開口の内側にベース枠86aの一部が挿入されると共に、ベース枠86aの一部を除く部分がベース板60の正面側に張り出した状態でベース板60に配設される。

0149

突設部86bは、遊技盤13の遊技領域に対して、正面視右側(矢印R方向側)に突設される。これにより、突設部86bに配設される特別入賞装置550を遊技領域に対して正面視右側(矢印R方向側)に配設することができ、特別遊技状態となった際の右打ち時の遊技球の送球経路の一部を特別入賞装置550により構成することができる。

0150

また、突設部86bは、前後方向(矢印F−B方向)に開口する開口部86b1と、その開口部86b1の上方(矢印U方向)に位置し背面側(矢印B方向側)に向かって凹設される凹部86b2と、を主に備える。

0151

開口部86b1は、後述する特別入賞装置550の第1ユニット551の一部が挿入される。これにより、第1ユニット551を、突設部86bの背面側に配設される特別入賞装置550の第2ユニット552と開口部86b1を介して連結することができる。

0152

凹部86b2は、後述する特別入賞装置550の第1ユニット551の一部を内側に収容可能とされる。また、凹部86b2には、遊技球の通過を検知可能な検出装置86b3が配設される。これにより、第1ユニット551の凹部86b2の内側に収容される部分を通過する遊技球を検出することができる。

0153

特別入賞装置550は、センターフレーム86の突設部86bの正面側(矢印F方向側)に配設される第1ユニット551と、突設部86bの背面側(矢印B方向側)に配設される第2ユニット552と、を主に備えて構成される。

0154

第1ユニット551は、その内部を遊技球が流下可能な空間(経路)を備え、一部が遊技盤13の遊技領域に配設される。また、第1ユニット551は、第2ユニット552を挿通されたネジによりセンターフレーム86に配設される。なお、第1ユニット551及び第2ユニット552の配設方法についての詳しい説明は後述する。

0155

次いで、図18から図20を参照して、特別入賞装置550の第1ユニット551の構成について説明する。図18(a)は、第1ユニット551の正面図であり、図18(b)は、第1ユニット551の側面図であり、図18(c)は、第1ユニット551の背面図である。図19は、第1ユニット551の分解斜視正面図であり、図20は、第1ユニット551の分解斜視背面図である。

0156

図18から図20に示すように、第1ユニット551は、正面側に配設される第1経路部材560と、その第1経路部材560の背面側に配設される第2経路部材570と、その第2経路部材570の背面に配設される第3経路部材580と、を主に備えて形成される。

0157

第1経路部材560は、遊技盤13の遊技領域の正面に沿った板状に形成される正面板564と、上方側(矢印U方向側)が開放する断面略U字状に形成され、正面板564の上方側端部から背面側に突設される第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563と、その第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563の下側(矢印D方向側)に連なって形成されると共に、正面板564の一部の端部に沿って延設される第1壁部565と、その第1壁部565の下方に形成され、所定の間隔を隔てた2箇所から突設される2組の第2壁部566及び第3壁部567と、を主に備える。

0158

正面板564は、後述する第2経路部材570又は第3経路部材580との対向間に形成される遊技球の流下経路の正面側の壁部となる板部材であり、光透過部材から形成される。これにより、遊技者は、第1ユニット551の内部を流下する遊技球を正面板564を介して(通して)視認することができる。

0159

また、正面板564は、第2経路部材570側(背面側(矢印B方向側)に突設される案内部564aを備える。

0160

案内部564aは、第1ユニット551の内側を流下する遊技球により、正面板564の壁面の全域が汚れることを抑制する壁部であり、後述する第2経路部材570又は第3経路部材580との対向間を流下する遊技球の流下経路に沿って延設される。また、案内部564aは、第1ユニット551を流下する遊技球の転動面から遊技球の半径分離れた位置に突設される。言い換えると、案内部564aは、第1経路部材560を流下する遊技球の中心位置と、略同一の位置に突設される。これにより、正面板564と遊技球とが当接する部分を案内部564aの突設先端部に限定することができる。従って、正面板564の全域に遊技球と当接することにより傷が生じることや遊技球に付着した汚れが移着することを抑制できる。その結果、正面板564を介して第1経路部材560の内部を流下する遊技球を遊技者に視認させやすくできる。

0161

第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563は、第1ユニット551の上方(矢印U方向)の遊技領域から流下する遊技球を第1ユニット551の内部に受け入れる部分であり、上方側の開口が遊技球の直径よりも大きい寸法に設定される。また、第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563は、正面板564の上方側(矢印U方向側)の端部に左右方向(矢印L−R方向)に並設される。

0162

第1受入部561は、第2受入部562及び第3受入部563よりも遊技球の受け入れ幅(左右方向(矢印L−R方向)の幅寸法)が大きく設定される。これにより、特別入賞装置550に流入する遊技球は、第2受入部562又は第3受入部563よりも第1受入部561に流入しやすくされる。

0163

また、第1受入部561は、第1ユニット551の内側に形成される流下経路に連通される。これにより、第1受入部561に受け入れられた遊技球は、第1ユニット551の内側を流下される。なお、第1ユニット551の遊技球の流下経路については後述する。

0164

第2受入部562及び第3受入部563は、後述する第2ユニット552の内側に形成される流下経路に連通される。これにより、第2受入部562及び第3受入部563に受け入れられた遊技球が第2ユニット552の内側を流下される。なお、第2ユニット552の流下経路については後述する。

0165

第1壁部565は、後述する第2経路部材570に形成される第4壁部573との対向間に遊技球を送球する空間を形成する内壁である。第1壁部565は、一端が上述した第1受入部561の下方側に連結され、他端側が第2受入部562及び第3受入部563の下側に亘って左右方向(矢印L−R方向)に延設される上方側壁部565aと、背面視略C字状湾曲して形成され上方側壁部565aに連結する湾曲壁部565bと、から主に構成される。

0166

上方側壁部565aは、後述する第4壁部573の上面(矢印U方向側の面)を遊技球が転動する際に、その転動面の上方を覆う内壁であり、第4壁部573の上面と直交する方向に遊技球の直径よりも上方側(矢印U方向側)に離間する位置に形成される。

0167

湾曲壁部565bは、後述する第4壁部573の上面を転動する遊技球の転動方向を変更する内壁であり、第4壁部573の転動側端部と対向する位置に形成される。また、湾曲壁部565bは、第4壁部573の転動側端部を中心とする半円弧状に形成される。これにより、第4壁部573の上面を転動する遊技球を、湾曲壁部565bの内壁に沿って流下させることで、第4壁部573の下面側に案内することができると共に、その転動方向を第4壁部573の上面の転動方向と反対にすることができる。

0168

第2壁部566は、第1ユニット551の内部を流下する遊技球の主の流下経路から分岐する経路の空間を形成する内壁であり、正面板564の背面から突設される一対の壁部の対向間が、遊技球の直径よりも若干大きい寸法に設定される。これにより、第1ユニット551を流下する経路を増やすことができる。

0169

第3壁部567は、第1ユニット551の内部を流下する遊技球の主の送球経路(主経路SK3)から分岐する経路の内面を形成する壁部であり、正面板564の背面から突設される一対の壁部の対向間が、遊技球の直径よりも若干大きい寸法に設定される。これにより、第1ユニット551を流下する遊技球の経路を増やすことができる。

0170

また、第2壁部566と第3壁部567とは、それぞれ下流側の端部が第1ユニット551の左右方向(矢印L−R方向)の反対側に配置される。これにより、後述する分岐通路から第1ユニット551の左右方向の両側に遊技球を送球することができる。

0171

第2経路部材570は、第1経路部材560の正面板564と対向する板状のベース板571と、そのベース板571の正面から第1経路部材560側に突設される第4壁部573と、その第4壁部573から下方側に所定の距離離間する位置に突設される第5壁部574と、その第5壁部574から下方側に所定の距離離間する位置に突設される第6壁部575と、を主に備えて形成される。

0172

ベース板571は、第1経路部材560の正面板564と遊技球の直径よりも若干大きい距離を隔てる位置に配設される。これにより、正面板564とベース板571との間に遊技球を流下させることができる。また、ベース板571は、第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563のそれぞれに対応する位置に開口する第1開口部571a、第2開口部571b及び第3開口部571cと、第1開口部571aの下方に開口する第4開口部571dと、第5壁部574及び第6壁部575のそれぞれの上方に開口する第5開口部571e及び第6開口部571fと、第5壁部574および第6壁部575の間に位置し背面側に凹設される凹設部571gと、を備える。

0173

第1開口部571a、第2開口部571b及び第3開口部571cは、上述した第1経路部材560の第1受入部561、第2受入部562及び第3受入部563に流入する遊技球をベース板571の背面側に通過させる開口である。

0174

また、ベース板571は、第1開口部571a、第2開口部571b及び第3開口部571cの下側端部から背面側に突出する第1転動部576、第2転動部577及び第3転動部578を備える。これにより、第1開口部571aを通過する遊技球は、後述する第3経路部材580に、第2開口部571b又は第3開口部571cを通過する遊技球は、後述する第2ユニット552に、それぞれ送球される。

0175

第1開口部571a及び第4開口部571dは、背面側に後述する第3経路部材580の一部が覆設される。これにより、第1開口部571aを通過する遊技球は、第4開口部571dからベース板571の正面側(矢印F方向側)に送球される。

0176

第4壁部573は、第4開口部571dの下側端部に沿ってベース板571から突設されると共に、左右方向(矢印L−R方向)に延設される。また、第4壁部573は、ベース板571の正面視左側に開口される第4開口部571d側から正面視右側(矢印R方向側)に向かう程、上面が下方に傾斜して形成される。これにより、第4開口部571dを通過してベース板571の正面側に送球される遊技球を、第4壁部573の上面に乗せると共に、第4壁部573の上面の傾斜によりベース板571の右側(矢印R方向側)に送球できる。

0177

第5壁部574は、上述した第1壁部565の湾曲壁部565bから送球される遊技球の転動面となる部分であり、第4壁部573の下面と直交する方向に遊技球の直径よりも下方側に離間する位置に突設されると共に、ベース板571の左右方向(矢印L−R方向)に延設される。また、第5壁部は、湾曲壁部565b側(矢印R方向側)から後述する凹設部574g側(矢印L方向側)に向かう程、上面(矢印U方向側の面)が下方に傾斜して形成される。これにより、湾曲壁部565bから第5壁部574の上面に送球される遊技球を、凹設部574g側に転動させることができる。さらに、第5壁部574は、遊技球の転動面に下方側に向かって凹む第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bを備える。

0178

第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bは、第5壁部574の延設方向に並設される。また、第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bは、凹設幅および凹設深さが、遊技球の直径よりも大きい寸法に設定される。さらに、第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bの内側には、ベース板571に開口する第5開口部571eが形成される。これにより、第1受入凹部574a又は第2受入凹部574bに流入する遊技球は、第5開口部571eを通過してベース板571の背面側に送球される。

0179

凹設部574gは、第5壁部574の下流側端部(矢印L方向側の端部)の上方に形成されており、第5壁部574の上面を転動する遊技球を凹設部574gの内側に流入させると共に凹設部574gの下方(矢印D方向)に形成される第6壁部575の上部に送球することができる。

0180

第6壁部575は、第5壁部574を転動して凹設部574gに送球される遊技球の転動面となる部分であり、第5壁部574の下面から下方側に遊技球の直径よりも離間する位置でベース板571から突設され、ベース板571の左右方向(矢印L−R)方向に延設される。また、第6壁部575は、凹設部574g側(矢印L方向側)から上述した第3壁部567側に向かって上面が下方に傾斜して形成される。これにより、凹設部574gから第6壁部575の上面に送球される遊技球を、第3壁部567により形成される送球経路側に転動させることができる。また、第6壁部575は、遊技球の転動面に下方側に向かって凹む第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bを備える。

0181

第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bは、第6壁部575の延設方向に並設される。また、第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bは、凹設幅および凹設深さが、遊技球の直径よりも大きい寸法に設定される。さらに、第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bの内側には、ベース板571に開口する第6開口部571fが形成される。これにより、第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bに流入した遊技球は、第6開口部571fを通過してベース板571の背面側に送球される。

0182

第3経路部材580は、第2経路部材570の重力方向上方側(矢印U方向側)の背面に配設される第1覆設部材581と、第2経路部材570の重力方向下方側(矢印D方向側)の背面に配設される第2覆設部材582と、第1覆設部材581及び第2覆設部材582の間に配設される第1駆動ユニット583と、第2覆設部材582の背面に配設される第2駆動ユニット584とを主に備えて構成される。

0183

第1覆設部材581は、上述した第1開口部571a及び第4開口部571dの背面側に配設される湾曲部581aと、その湾曲部581aの下方側に連なる板状の取付部581bと、を主に備える。

0184

湾曲部581aは、第1開口部571a及び第4開口部571d(第2経路部材570)側が開放される断面U字状に湾曲して形成され、その内側に第1転動部576が配設される(図24(a)参照)。また、湾曲部581aの湾曲内側の壁面と第1転動部576の突設先端部との離間距離は、遊技球の直径よりも大きく設定される。これにより、第1転動部576を転動する遊技球を湾曲部581aの内壁に沿って流下させて、第1転動部581aの下方側に送球することができる。よって、背面側に湾曲する湾曲部581aに遊技球を送球することで、遊技球の転動時間を長くすることができる。その結果、遊技盤13の遊技領域と平行な平面上に遊技球の転動面を確保できない場合でも、遊技球の転動速度を遅くすることができる。

0185

さらに、湾曲部581aは、下方側の端部が、第4開口部571dの下側内縁よりも若干高い位置に配置される。これにより、第1転動部576から湾曲部581aの内壁に沿って流下されて第4開口部571dに送球された遊技球が逆流して、湾曲部581aの内側に流入することを抑制できる。

0186

取付部581bは、第1覆設部材581を第2経路部材570の背面に締結するためのネジを挿通する貫通孔581b1が2箇所に貫通形成される。また、取付部581bは、背面側に向かって円柱状に突設される柱状体551aを備える。柱状体551aは、後述する第2ユニット552を第1ユニット551に締結するためのネジ穴が先端に穿設される。これにより、第2ユニット552の背面側から挿通されるネジを柱状体551aに螺合させて第1ユニット551と第2ユニット552とを締結することができる。

0187

第2覆設部材582は、第6開口部571fの背面側に配設される第2湾曲部582aと、第1受入凹部574a〜第4受入凹部575bの背面側に配設される背面側壁部582bと、を主に備える。

0188

第2湾曲部582aは、第6開口部571f(第2経路部材570)側が開放される断面U字状に湾曲して形成される(図24(c)参照)。また、第2湾曲部582aは、正面側から背面側に向かって立設される立設壁582a1をU字の内側に備える。立設壁582a1により、第2湾曲部582aの内部空間が、正面視左側(矢印L方向側)の第1空間582a2と、立設壁582a1を間に挟んで第1空間582a2の隣に形成される第2空間582a3とに分けられる。

0189

第1空間582a2及び第2空間582a3は、遊技球の直径よりも大きい空間であり、正面側から背面側に向かって形成される。また、第1空間582a2及び第2空間582a3は、背面側で連結される。また、第1空間582a2の内面は、背面側に向かう程、下方に傾斜して形成され、第2空間582a3の内面は正面側に向かう程、下方に傾斜して形成される。これにより、凹設部571gから第2湾曲部582aに送球される遊技球は、第1空間582a2の傾斜により、背面側に転動されると共に背面側の端部で第2湾曲部582aの湾曲により第2空間582a3に送球され、第2空間582a3の傾斜により正面側に転動され、第6開口部571fの開口を通過して、ベース板571の正面側に送球される。

0190

背面側壁部582bは、第1受入凹部574a〜第4受入凹部575bに送球されて、第5開口部571e及び第6開口部571fを通過する遊技球を特別入賞装置550の下方に案内する送球経路の背面側の壁部である。これにより、第1受入凹部574a〜第4受入凹部575bに送球される遊技球を回収することができる。従って、第1受入凹部574a〜第4受入凹部575bに送球されて、後述する検出装置SE3〜SE6を通過して遊技価値を遊技者に付与した遊技球が再度遊技領域を流下して、遊技価値が再度遊技者に付与されることを防止できる。

0191

第1駆動ユニット583は、電力により前後方向に変位する軸を備える第1ソレノイド583aと、その第1ソレノイド583aの軸に連結される第1可変板583bと、第1ソレノイド583a及び第1可変板583bの周囲を囲む第1保護部材583cと、を主に備える。

0192

第1可変板583bは、左右方向(矢印L−R方向)に長い矩形状の板部材であり、第1ソレノイド583aの軸の変位に合わせて前後方向(矢印F−B方向)に変位される。また、第1可変板583bが正面側に張り出された状態では、その第1可変板583bの先端が上述した第5開口部571eに挿入されると共に、第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bの上側に配置される。これにより、第1可変板583bが正面側に張り出された状態では、その第1可変板583bにより第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bへの遊技球の流入を防止することができる。

0193

第1保護部材583cは、第2経路部材570側が開放する箱状に形成され、その内部に第1ソレノイド583aの軸と第1可変板583bとを連結する機構が配設される。また、第1保護部材583cは、前後方向に貫通する貫通孔583c1を複数備える。

0194

貫通孔583c1は、第1駆動ユニット583を第2経路部材570に締結するためのネジを挿通する部分である。貫通孔583c1を挿通されたネジは、第1覆設部材581の貫通孔581b1、又は、第2覆設部材582の貫通孔582b1を挿通されて、第2経路部材570に穿設される孔に螺合される。よって、第1駆動ユニット583を第2経路部材570に配設することで、第1覆設部材581及び第2覆設部材582を第2経路部材570に配設することができる。これにより、第1覆設部材581及び第2覆設部材582のネジの締結部分を少なくすることができ、製造コストを削減できる。

0195

また、第1覆設部材581又は第2覆設部材582を第2経路部材570と第1駆動ユニット583との間に挟んだ状態とすることができるので、第1駆動ユニット583が、特別入賞装置550から無理に外された場合に、第1覆設部材581又は第2覆設部材582と第2経路部材570との締結を不完全として、遊技球が第1覆設部材581又は第2覆設部材582を通過できない状態としやすい。その結果、不正がされた状態で、遊技が継続されることを抑制できる。

0196

第2駆動ユニット584は、第1駆動ユニット583と同様に、電力により前後方向に変位する軸を備える第2ソレノイド584aと、その第2ソレノイド584aの軸に連結される第2可変板584bと、第2ソレノイド584a及び第2可変板584bの周囲を覆う第2保護部材584cと、を主に備える。

0197

第2可変板584bは、左右方向(矢印L−R方向)に長い板状体から形成されると共に、正面視においてクランク状に屈曲して形成される。また、第2可変板584bが正面側に張り出された状態では、その第2可変板584bの先端が、上述した第6開口部571fに挿入されると共に、第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bの上側に配置される。これにより、第2可変板584bが正面側に張り出された状態では、その第2可変板584bにより第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bへの遊技球の流入を防止することができる。

0198

第2保護部材584cは、第2経路部材570側が開放する箱状に形成され、その内部に第2ソレノイド584aの軸と第2可変板584bとを連結する機構が配設される。また、第2保護部材584cは、第1経路部材560の第2壁部566により形成される送球経路の背面側を覆う背面側壁部584c1を備える。これにより、背面側壁部584c1と第2壁部566とで送球経路を形成できるだけでなく、背面側壁部584c1と第2壁部566とで、第2経路部材570を覆うことができる。その結果、第1ユニット551の側面から不正部材が挿入されて、第2経路部材570に配設される検出装置SE3〜SE6に不正が行われることを抑制しやすくできる。

0199

次いで、図21から図24を参照して第1受入部561から第1ユニット551の内部に流入する遊技球の送球経路について説明する。図21は、図18(b)のXXI−XXI線における第1ユニット551の断面図である。図22は、図21に示す第1ユニット551の模式断面図である。図23は、図18(b)のXXIII−XXIII線における第1ユニット551の断面図である。図24(a)は、図21のXXIVa−XXIVa線における第1ユニット551の断面図であり、図24(b)は、図21のXXIVb−XXIVb線における第1ユニット551の断面図であり、図24(c)は、図21のXXIVc−XXIVc線における第1ユニット551の断面図である。

0200

なお、第1ユニット内部に流入する遊技球は、遊技球の主経路SK1〜SK6を主経路SK1、主経路SK2、主経路SK3、主経路SK4、主経路SK5、主経路SK6の順に流下する。又は、主経路SK1〜SK6を流下する途中の主経路SK3から主経路SK3に連通する副経路HK1に流入されて副経路HK1を流下する。もしくは、主経路SK1〜主経路SK6を流下する途中の主経路SK5から主経路SK5に連通する副経路HK2又は副経路HK3のどちらかに流入されて副経路HK2又は副経路HK3のどちらかを流下する。

0201

また、副経路HK1〜HK3には、遊技球の通過を検知する検出装置SE3〜SE6が配設されており、その検出装置SE3〜SE6の遊技球の検出により、遊技者に所定の遊技価値が付与される。本実施形態では、所定の球数の賞球により、遊技者に遊技価値が付与される。

0202

図21から図24に示すように、主経路SK1は、第1覆設部材581の湾曲部581a及び第2経路部材570の第1転動部576(図24(a)参照)により形成される空間であり、第1開口部571aと第4開口部571dとを連通する。上述したように、湾曲部581aは、第1開口部571a及び第4開口部571d(第2経路部材570)側が開放される断面U字状に湾曲して形成され、主経路SK1を通過する遊技球を背面側に迂回させることができる。これにより、正面視における領域が限られる空間(第1開口部571a又は第4開口部571dの内側を遊技球が通過する際に、遊技球の左右方向における移動量を少なくすることができるので、主経路SK1を通過する遊技球を遊技者に視認させやすくすることができる。これにより、第1ユニット551を通過する遊技球を遊技者に視認させやすくして、遊技者の興趣を高めることができる。

0203

また、後述するように、主経路SK1に流入する遊技球は、遊技者に所定の遊技価値が付与されるので、遊技者に遊技価値が付与される可能性がある遊技球の転動を遊技者に視認させやすくできる。その結果、遊技者に興趣を与えやすくすることができる。なお、主経路SK1は、後述する主経路SK2と連通されており、主経路SK1を通過する遊技球を主経路SK2に流入させることができる。

0204

また、主経路SK1の湾曲部581aは、上述したセンターフレーム86の凹部86b2(図17参照)に収容されて配設される。これにより、主経路SK1に遊技球が詰まった(流れが遅い)場合に、その不具合を検出装置86b3(図17参照)により検出して、エラーを報知することができる。

0205

さらに、主経路SK1の通路幅は、遊技球の直径よりも若干大きく設定されると共に、検出装置SE3〜SE7(図23参照)の遊技球が通過する開口よりも小さく設定される。これにより、基準の遊技球の直径(11ミリメートル)よりも直径の大きい遊技球(不正な遊技球)が製造されて、その球で不正(遊技)が行われた場合に、その球を主経路SK1の内側に留めることができる。よって、不正な遊技球が、主経路SK1の下流側に配設される検出装置SE3〜SE7に流下して不正が行われることを抑制できる。また、不正な遊技球を主経路SK1に留めることで、検出装置86b3(図17参照)により検出して、エラー(不正)を報知することができる。なお、この場合の不正とは、検出装置SE3〜SE7のいずれかの開口に不正な遊技球を嵌めて、検出装置SE3〜SE7に検出を継続させて、不正な遊技球の払い出し(遊技価値)を得ることである。

0206

主経路SK2は、第1経路部材560の第1壁部565と、第2経路部材570の第4壁部573との間に形成される空間である。主経路SK2に流入される遊技球は、第4壁部573の上面を転動して流下される。上述したように、第4壁部573は、左右方向(矢印L−R方向)に延設され第4開口部571dから離間するにつれて下降傾斜して形成される。

0207

従って、上述した湾曲部581a(背面側への湾曲経路)は、遊技球の送球方向の切り替え部分(主経路SK1と主経路SK2との連結部分)に形成されるので、遊技者が、主経路SK1を流下する遊技球を見失うことを抑制できる。即ち、左右方向に延びる直線状の送球経路(例えば、主経路SK2)の途中に背面側に湾曲する経路が形成される場合には、その湾曲する経路で一定の加速度で転動する遊技球の加速度が変化される(小さくなる)ので、遊技球を追っていた目線が遊技球よりも先行してしまうことで、遊技者が遊技球を見失う恐れがある。

0208

これに対し、遊技球の転動方向が切り替えられて本来遊技球の転動速度が遅くされる部分に背面側への湾曲経路を形成するので、遊技者の目線が遊技球よりも先行することを抑制して、遊技者が遊技球を見失うことを抑制できる。

0209

また、主経路SK1の内壁である湾曲部581aは、遊技盤13の左右方向中央部に対して若干右方(矢印R方向)に配設される第1ユニット551の正面視左側(矢印L方向側の端部)に形成される。よって、遊技盤13の正面に位置する遊技者から第1ユニット551を視認しやすい側に、背面側への湾曲経路(主経路SK1)が形成されるので、遊技者が主経路SK1から主経路SK2を通過する遊技球を見失うことを抑制しやすくできる。

0210

また、主経路SK2は、湾曲経路WK1に連通されており、湾曲経路WK1を介して、後述する主経路SK3と連通される。これにより、主経路SK2を通過する遊技球は、湾曲経路WK1を介して、主経路SK3に流入される。なお、湾曲経路WK1についての詳しい説明は後述する。

0211

主経路SK3は、第2経路部材570の第4壁部573と、第5壁部574との間に形成される空間である。主経路SK3に流入される遊技球は、第5壁部574の上面を転動して流下される。また、主経路SK3には、上述した第1駆動ユニット583の第1可変板583bが張出時に主経路SK3上に突出される。この主経路SK3上に第1可変板583bが突出した状態では、第5壁部574の上部を転動する遊技球が、第1可変板583bの上面を転動して主経路SK4に送球される。

0212

一方、主経路SK3上から第1可変板583bが退避した状態では、第5壁部574に形成される第1受入凹部574a及び第2受入凹部574bの内部に形成される空間の副経路HK1に遊技球が流入される。副経路HK1は、第5開口部571eを介して背面側壁部582bにより形成される回収経路に送球される。

0213

この様に、第1ユニット551は、遊技球の送球経路上に張り出し、又は、送球経路上から退避する第1可変板583bを備え、第1可変板583bの変位により、第1ユニット551の主経路SK3を流下する遊技球が副経路HK1に案内される場合と、主経路SK4に案内される場合と、に変更することができるので、第1ユニット551を流下する遊技球の流下方向に変化を与えることができる。

0214

この場合、副経路HK1に流入する遊技球は、遊技者に所定の遊技価値が付与されるので、遊技者に、遊技球が副経路HK1に流入したかどうかを注視させることができる。また、第1可変板583bは、第1ユニット551に形成される送球経路の途中に配置され、遊技者の視認方向(矢印F−B方向)に変位されるので、遊技者から第1可変板583bの変位を視認させにくくすることができる。その結果、第1ユニット551の流下する遊技球に注視させることができ、遊技者に遊技球の流下による興趣を与えやすくできる。

0215

また、副経路HK1は、正面視において遊技球を右側(矢印R方向側)から左側(矢印L方向側)に送球する主経路SK3と、その主経路SK3の下方に位置し遊技球を左側から右側に送球する主経路SK6との間を形成する第5壁部574に形成される。従って、副経路HK1は、遊技球を左右に送球させる間の空間を利用して形成されるので、第1ユニット551の外形が上下方向に大きくなることを抑制できる。その結果、第1ユニット551の外形を小さくすることで、遊技者が遊技球を目で追う範囲を狭めることができ、遊技者に第1ユニット551を流下する遊技球を視認させやすくすることができる。

0216

主経路SK4は、凹設部571gと第1経路部材560の突起568とにより形成される空間である。主経路SK4に流入する遊技球は、突起568に当接して凹設部571gの内側(背面側)に送球された後に、凹設部の内面に沿って突起568の周囲を転動して凹設部の外側(正面側)に送球される。即ち、遊技球は、突起568を迂回するように転動される。また、主経路SK4は、主経路SK5に連通されており、主経路SK4を通過する遊技球を主経路SK5に流入させることができる。

0217

主経路SK5は、上述した第3経路部材580の第2覆設部材582の第1空間582a2及び第2空間582a3により形成される空間である。主経路SK5に流入される遊技球は、上述したように第1空間582a2の内部を背面側に転動した後に、第2空間582a3の内部を正面側に転動される。また、主経路SK5には、上述した第2駆動ユニット584の第2可変板584bが張出時に主経路SK5上に突出する。この主経路SK5上に第2可変板584bが突出した状態では、第2湾曲部582aの内部を転動する遊技球が、主経路SK6に送球される。

0218

一方、主経路SK5上から第2可変板584bが退避した状態では、第6壁部575に形成される第3受入凹部575a及び第4受入凹部575bの内部に形成される空間の副経路HK2に遊技球が流下される。副経路HK2は、第6開口部571fを介して背面側壁部582bにより形成される回収経路に送球される。

0219

また、主経路SK5を構成する第2湾曲部582aは、上述したように背面側に湾曲して形成されており、主経路SK5を通過する遊技球を背面側に迂回させることができる。これにより、正面視における領域が所定の限られた空間に設定される場合でも、遊技球が転動可能な距離を長くすることができる。

0220

さらに、第2可変板584bは、主経路SK5の上流側の一部と、主経路SK5の下流側の一部とで張出し、又は、退避の変位がされるように構成され、それら主経路SK5の上流側と主経路SK5の下流側との間に背面側への湾曲経路が形成されるので、主経路SK5を通過する遊技球により遊技者に遊技価値が付与される可能性がある時間を長くできる。その結果、遊技者に興趣を与える時間を長くすることができる。

0221

主経路SK4と主経路SK5との連通部分には、副経路HK3が連通される。副経路HK3は、第1経路部材560の第2壁部566と、第3経路部材580の背面側壁部584c1との対向間に形成される空間である。

0222

副経路HK3は、主経路SK4から主経路SK5に遊技球が流入した際の遊技球の流下方向(正面視右方向(矢印R方向)と異なる方向(正面視左方向(矢印L方向))に開口される。また、副経路HK3は、その流入口の下側内縁が第2可変板584bよりも下方(矢印D方向)に設定される。

0223

ここで、遊技球が主経路SK4から主経路SK5に正常に(重力以外の外力が作用しない状態で)流下する場合には、主経路SK4から主経路SK5又は副経路HK2に遊技球が流入される。一方、遊技球が主経路SK4から副経路HK2に流入するタイミングで第2可変板584bが張出されて第2可変板584bの先端面と遊技球が当接して、遊技球に重力以外の外力が作用した場合には、第2可変板584bにより副経路HK3の流入口に遊技球が押し出されて副経路HK3に流入される。

0224

よって、第1ユニット551は、遊技球の送球経路上に張り出し、又は、送球経路上から退避する第2可変板584bを備え、第2可変板584bの変位により、第1ユニット551の主経路SK4又は主経路SK5を流下する遊技球が主経路SK5、副経路HK2又は副経路HK3のいずれかに案内されるので、第1ユニット551を流下する遊技球の流下方向に変化を与えることができる。

0225

この場合、副経路HK2又は副経路HK3に流入する遊技球により遊技者に所定の遊技価値が付与されるので、遊技者に、遊技球が副経路HK2又は副経路HK3に流入したかどうかを注視させることができる。また、第2可変板584bは、第1ユニット551に形成される送球経路の途中に配置されるので、遊技者から板部材584b2の変位を視認させにくくすることができる。その結果、第1ユニット551を流下する遊技球に注視させることができ、遊技者に遊技球の流下による興趣を与えやすくできる。

0226

また、上述したように、主経路SK4を挟んで上流側では、第1可変板583bにより、遊技球の流下する経路が切り替えられる。よって、上流側の副経路HK1に流入せず遊技者に遊技価値が付与されていない遊技球をさらに下流に流下させて副経路HK2又はHK3に流入させることができる。従って、遊技者に遊技価値が一度付与される可能性があった遊技球を流下経路の切り替え部分を通過させることで、遊技球が副経路HK2及びHK3に流入する願望を遊技者に再度持たせることができる。

0227

さらに、遊技球の流下する経路が切り替えられる主経路SK3と主経路SK5との間には、背面側に湾曲する主経路SK4が配設される。従って、正面視における所定の範囲内で遊技球を転動させることができ、遊技者に遊技球の位置を認識させやすくできる。即ち、主経路SK3を流下した後に、主経路SK4を通して遊技球の位置を遊技者に認識させることで、主経路SK4の下流に連結される主経路SK5を転動する遊技球を遊技者に注視させやすくできる。その結果、遊技球が副経路HK2及びHK3に流入する遊技球を遊技者に視認させやすくでき、遊技者の興趣を向上できる。

0228

また、第2可変いた584bの正面側の左右の両端部には、左右方向の端部に向かう程、背面側に傾斜する傾斜面584b1(図24(c)参照)が形成される。これにより、遊技球が主経路SK4から副経路HK2に流入するタイミングで第2可変板584bが張出されて第2可変板584bの先端面と遊技球とが当接した際に、傾斜面584b1により遊技球を副経路HK3の流入口側押し出すことができる。従って、傾斜面584b1及び副経路HK2により第2可変板584bと第1経路部材560との間に遊技球が挟まることを防止することができると共に、遊技球が流下されるタイミングの違いにより流下方向が切り替えられる経路を複数(本実施形態では3経路)形成することができる。

0229

主経路SK6は、第1経路部材560の第3壁部567で囲われる空間である。主経路SK6を流下する遊技球は、遊技盤13の遊技領域に送球される。従って、第1受入部561に流入した遊技球が、第1受入凹部574a〜第4受入凹部575bに流入されない場合には、遊技者に遊技価値が付与されず、主経路SK6から遊技盤13の遊技領域に送球されて、遊技盤13に形成されるアウト口71から回収される。

0230

<遊技球を前後方向に変位させる案内手段>
次いで、図25から図28を参照して、主経路SK2から主経路SK3への遊技球の流下について説明する。図25(a)及び図26(a)は、図21の範囲XXVaにおける第1ユニット551の部分拡大図であり、図25(b)及び図26(b)は、図25(a)のXXVb−XXVb線における第1ユニット551の断面図である。図27(a)は、図25(a)のXXVIIa−XXVIIa線における第1ユニット551の模式断面図であり、図27(b)は、図25(a)のXXVIIb−XXVIIb線における第1ユニット551の模式断面図であり、図27(c)は、図25(a)のXXVIIc−XXVIIc線における第1ユニット551の模式断面図である。図28(a)は、図25(a)のXXVb−XXVb線における第1ユニット551の模式断面図であり、図28(b)は、図25(a)のXXVIIIb−XXVIIIb線における第1ユニット551の模式断面図である。なお、図26では、湾曲経路WK1を流下する遊技球が図示される。

0231

図25から図28に示すように、主経路SK2、主経路SK3及び湾曲経路WK1は、第2経路部材570のベース板571に、背面側に向かって断面円弧状に凹設される第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jと、主経路SK2上の内壁から正面側に階段状に突出する第1段部571kと、主経路SK3上の内壁から階段状に突出する第2段部571mと、を備える。

0232

第1経路部材560の正面板564は、第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jと対向する位置に、それぞれ第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dが突設される。

0233

第2凹部571iと第2凸部564cとの対向間寸法L11(図28(a)参照)は、遊技球の直径よりも大きい値に設定されると共に、正面板564及びベース板571の対向間の距離寸法L12(図28(a)参照)よりも小さい値に設定される。これにより、第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jと、第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dとの対向間に送球される遊技球を第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jと、第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dに当接させて、遊技球の転動(流下)速度を遅くすることができる。

0234

また、第1凹部571h及び第1凸部564bの対向間寸法と、第3凹部571j及び第3凸部564dの対向間寸法とは、第2凹部571iと第2凸部564cとの対向間寸法L11と略同一の距離に設定される。

0235

さらに、第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dの突設先端面と、第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jを除くベース板571の正面との対向間の距離寸法L13(図28(a)参照)は、遊技球の直径よりも小さく設定される。これにより、第1凹部571h、第2凹部571i及び第3凹部571jと、第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dとの対向間に送球される遊技球を第1凸部564b、第2凸部564c及び第3凸部564dに衝突させることができる。その結果、遊技球の転動(流下)速度を遅くすることができる。

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