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技術 電力調整システム

出願人 アドバンスデザイン株式会社
発明者 本田正
出願日 2016年9月29日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-191733
公開日 2018年4月5日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-057177
状態 未査定
技術分野 給配電網の遠方監視・制御
主要キーワード 電力ピーク値 電力調整システム 最大ピーク電力 駆動停止処理 電力使用情報 電力消費情報 初期電力 電源投入指示
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

本発明は電力調整システムに関し、特に各事業所や各家庭内に設置されたエレベータエアコン電灯等の各装置の電源投入する際、電力調整を行うことによって、所定の地域の電力供給を効率良く行い、消費電力の低減に寄与する電力調整システムに関する。

解決手段

複数の電力消費装置と、該複数の電力消費装置が設置された所定エリアの電力調整を行う電力管理サーバと、を備えた電力調整システムであって、上記電力管理サーバは、予め設定された前記所定エリア内電力ピーク値を記憶する第1の記憶手段と、上記複数の電力消費装置毎の初期電力定格電力を記憶し、電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第2の記憶手段とを備え、電力消費装置は電力投入の指示があると、電力管理サーバに通知し、電力管理サーバからの指示を待って前記電力消費装置の電源投入を行うものである。

概要

背景

今日、電力の安定供給は極めて重要な課題である。しかし、各種生産工場オフィース、更に各家庭内において消費する電力は一定ではない。時間により、又は季節によって変動する。例えば、の日中には冷房によって電力需要が最大する。また、一般家庭においても、1日の間に電力需要は変動する。しかし、電力料金設定基準は、最大ピーク電力をもとに設定されている。したがって、常時大きな電力を使用しない事業所であっても、電力需要のピーク値が大きい場合、電力料金は高くなる。

従来、使用しない電灯や冷房の使用を止めることによって電力の節約を行っているが、ピーク値を下げない限り基本料金は下がらない。一方、今日のインターネット等の通信回線を使用する環境が極めて良好となり、例えば特許文献1に開示された装置毎にIPアドレスを設定して電力制御を行うことも可能である。

概要

本発明は電力調整システムに関し、特に各事業所や各家庭内に設置されたエレベータエアコン、電灯等の各装置の電源投入する際、電力調整を行うことによって、所定の地域の電力供給を効率良く行い、消費電力の低減に寄与する電力調整システムに関する。 複数の電力消費装置と、該複数の電力消費装置が設置された所定エリアの電力調整を行う電力管理サーバと、を備えた電力調整システムであって、上記電力管理サーバは、予め設定された前記所定エリア内の電力のピーク値を記憶する第1の記憶手段と、上記複数の電力消費装置毎の初期電力定格電力を記憶し、電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第2の記憶手段とを備え、電力消費装置は電力投入の指示があると、電力管理サーバに通知し、電力管理サーバからの指示を待って前記電力消費装置の電源投入を行うものである。

目的

上記課題は第1の発明によれば、複数の電力消費装置と、該複数の電力消費装置が設置された所定エリアの電力調整を行う電力管理サーバと、を備えた電力調整システムにおいて、上記電力管理サーバは、予め設定された所定エリア内の電力のピーク値を記憶する第1の記憶手段と、上記複数の電力消費装置毎の初期電力と定格電力を記憶し、電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第2の記憶手段とを備え、上記電力消費装置は電力投入の指示があると、上記電力管理サーバに通知し、この電力管理サーバからの指示を待って電力消費装置の電源投入を行う電力調整システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の電力消費装置と、該複数の電力消費装置が設置された所定エリア電力調整を行う電力管理サーバと、を備えた電力調整システムにおいて、前記電力管理サーバは、予め設定された前記所定エリア内電力ピーク値を記憶する第1の記憶手段と、前記複数の電力消費装置毎の初期電力定格電力を記憶し、該電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第2の記憶手段と、を備え、前記電力消費装置は電力投入の指示があると、前記電力管理サーバに通知し、前記電力管理サーバからの指示を待って前記電力消費装置の電源投入を行うことを特徴とする電力調整システム。

請求項2

前記電力管理サーバは、前記電力消費装置に電源投入の指示を送信する際、前記所定エリアで現に使用している電力の総和に前記電力消費装置の初期電力を加えた時、前記ピーク値を超えるか否かを判断し、前記ピーク値を超えない場合に前記電力消費装置に電源投入の指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力調整システム

請求項3

前記ピーク値を超える場合、先ず前記第2の記憶手段に記憶する前記機器毎に重要度のレベルを参照し、重要性のレベルが低い機器から順に電源供給を停止し、再度前記ピーク値を超えるか否かを判断し、前記ピーク値を超えない場合に前記電力消費装置に電源投入の指示を行うことを特徴とする請求項1、又は2に記載の電力調整システム。

請求項4

前記所定エリアには複数の事業所、又は住宅を含み、前記電力消費装置にはエアコンエレベータ電灯を含むことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の電力調整システム。

請求項5

所定エリアに設置された複数の電力消費装置を含む電力調整システムであって、前記電力消費装置は、予め設定された前記所定エリア内の電力のピーク値を記憶する第3の記憶手段と、前記複数の電力消費装置毎の初期電力と定格電力を記憶し、該電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第4の記憶手段と、を備え、前記電力消費装置は電力投入の指示があると、前記所定エリアで現に使用している電力の総和に前記電力消費装置の初期電力を加えた時、前記ピーク値を超えるか否かを判断し、前記ピーク値を超えない場合に前記電力消費装置に電源投入の指示を行うことを特徴とする電力調整システム。

請求項6

前記ピーク値を超える場合、先ず前記第4の記憶手段に記憶する前記機器毎に重要度のレベルを参照し、重要性のレベルが低い機器から順に電源供給を停止し、再度前記ピーク値を超えるか否かを判断し、前記ピーク値を超えない場合に前記電力消費装置に電源投入の指示を行うことを特徴とする請求項5に記載の電力調整システム。

請求項7

前記所定エリアには複数の事業所、又は住宅を含み、前記電力消費装置にはエアコン、エレベータ、電灯を含むことを特徴とする請求項5、又は6に記載の電力調整システム。

技術分野

0001

本発明は電力調整システムに関し、特に各事業所や各家庭内に設置されたエレベータエアコン電灯等の各装置の電源投入する際、電力調整を行うことによって、所定の地域の電力供給を効率良く行い、消費電力の低減に寄与する電力調整システムに関する。

背景技術

0002

今日、電力の安定供給は極めて重要な課題である。しかし、各種生産工場オフィース、更に各家庭内において消費する電力は一定ではない。時間により、又は季節によって変動する。例えば、の日中には冷房によって電力需要が最大する。また、一般家庭においても、1日の間に電力需要は変動する。しかし、電力料金設定基準は、最大ピーク電力をもとに設定されている。したがって、常時大きな電力を使用しない事業所であっても、電力需要のピーク値が大きい場合、電力料金は高くなる。

0003

従来、使用しない電灯や冷房の使用を止めることによって電力の節約を行っているが、ピーク値を下げない限り基本料金は下がらない。一方、今日のインターネット等の通信回線を使用する環境が極めて良好となり、例えば特許文献1に開示された装置毎にIPアドレスを設定して電力制御を行うことも可能である。

先行技術

0004

特表2005−510122

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、エアコンやエレベータ等の所謂電力消費装置の電源を投入する際、当該電力消費装置が設置された所定エリア内ピーク電力を計算し、電力消費装置自身で判断して電源投入を行い、所定エリア内でのピーク値を超える電力消費を防止し、効率の良い電力調整を行うものである。また、エアコンやエレベータ等の電力消費装置が所定エリア内の電力管理を行うサーバ通知し、サーバからの応答に従って電源投入を行って同様に効率の良い電力調整を行うものである。

課題を解決するための手段

0006

上記課題は第1の発明によれば、複数の電力消費装置と、該複数の電力消費装置が設置された所定エリアの電力調整を行う電力管理サーバと、を備えた電力調整システムにおいて、上記電力管理サーバは、予め設定された所定エリア内の電力のピーク値を記憶する第1の記憶手段と、上記複数の電力消費装置毎の初期電力定格電力を記憶し、電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第2の記憶手段とを備え、上記電力消費装置は電力投入の指示があると、上記電力管理サーバに通知し、この電力管理サーバからの指示を待って電力消費装置の電源投入を行う電力調整システムを提供することによって達成できる。

0007

また、上記課題は第2の発明によれば、所定エリアに設置された複数の電力消費装置を含む電力調整システムであって、上記電力消費装置は、予め設定された所定エリア内の電力のピーク値を記憶する第3の記憶手段と、上記複数の電力消費装置毎の初期電力と定格電力を記憶し、電力消費装置毎に重要度のレベルを記憶する第4の記憶手段とを備え、電力消費装置は電力投入の指示があると、所定エリアで現に使用している電力の総和に当該電力消費装置の初期電力を加えた時、上記ピーク値を超えるか否かを判断し、ピーク値を超えない場合に当該電力消費装置自体の電源投入を行う電力調整システムを提供することによって達成できる。

発明の効果

0008

本発明によれば、個々の電力消費装置、例えばエレベータやエアコン等への電源投入の際、電力消費装置自体によって効率のよい電力調整を行う制御を可能とし、電力料金を低減すると共に、効率の良い電力調整システムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

第1の実施形態の電力調整システムのシステム構成図である。
電源制御部の構成を示す図である。
記憶装置構築されたデータベース(DB)の構成を説明する図である。
第1の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
第1の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
第2の実施形態の電力調整システムのシステム構成図である。
電力消費装置の構成を示す図であり、(a)は電力消費装置の全体図であり、(b)は電力消費装置内の電源制御部の構成を示す図である。
第2の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
第2の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態の電力調整システムのシステム構成図である。尚、本実施形態においては、複数の事業所1−1、1−2、・・を含む所定エリア2内の電力調整システムに使用される個々の装置について説明する。

0011

例えば、事業所1−1には5台のエアコンA1〜A5や、3台のエレベータE1〜E3、及び複数の電灯L1〜Lnが設置され、それぞれ電源供給部3から電力供給が行われる。尚、事業所1−1には、更に不図示のプリンタファクシミリパーソナルコンピュータ等の複数のオフィース機器も使用され、電源供給部3−1から同様に電力供給が行われる。

0012

また、上記エアコンA1〜A5や、エレベータE1〜E3、及び複数の電灯L1〜Lnは通信回線を介して電源制御部4−1に接続され、電源制御部4−1には後述する記憶部5−1が接続されている。

0013

尚、図1に示すように、本例の所定エリア2には事業所1−1以外に、事業所1−2、1−3、・・も含まれ、例えば事業所1−2についても同様に事業所内に複数のエアコンAや、エレベータE、電灯L等の機器が設置され、夫々の機器に対応する電源供給部3−2、3−3、・・から電力供給が行われ、通信回線を介して電源制御部4−2、4−3、・・に接続されている。

0014

図2は、電源制御部4−1、4−2、・・(以下、代表して番号4で示す)の構成を示す図である。同図において、電源制御部4はCPU6、ROM7、RAM8等で構成され、ROM7に記憶されたプログラムに従って処理を行い、必要に応じて電源制御部4に接続された記録装置5にアクセスする。ディスプレイ9には必要な情報が表示される。
尚、本例のシステム制御はROM7に記憶されたプログラムに従って実行されるが、同図に示すように電源制御部4に設置されたメディアドライバ10(a)に必要な記録媒体10(b)を装着し、この記録媒体10(b)から上記プログラムを読み出して使用する構成としてもよい。

0015

図3は、上記記録装置5に構築されたデータベース(DB)の構成を説明する図である。同図において、データベースには装置名と、該装置を起動する際の初期電力、及び定格電力が登録され、更に当該装置の重要度を示すレベル情報が登録されている。尚、装置名には更にIPアドレスも登録されている。

0016

例えば、事業所1−1に設置されたエレベータE1は荷物用エレベータであり、前述のように、初期電力は30KWであり、定格電力が15KWである。また、このエレベータE1は荷物用であり、重要度のレベルは“3”に設定され、IPアドレスの特定情報も記憶されている。また、エレベータE2は従業員用であり、前述のように初期電力は20KWであり、定格電力が10KWであり、重要度のレベルは“1”に設定され、IPアドレスの特定情報も記憶されている。以下、エレベータE3、エアコンA1〜A5、電灯等においても、同図のデータベースに記載される通りである。

0017

また、上記エアコンA1〜A5、エレベータE1〜E3等は、手動又はリモコンによって電源のオン/オフを行うが、LANボード等を使用してオン/オフを行うことも可能である。尚、LANボードの制御も電源制御部4によって行われる。
尚、上記のように所定エリア2には事業所1−1以外に、事業所1−2、1−3、・・も含まれ、他の事業所1−2、1−3、・・等の電源制御部4や記録装置5に構築されたデータベース(DB)についても同様に設定されている。

0018

以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図4は、本例の処理動作を説明するフローチャートである。尚、同図に示すフローチャートの左側はエアコンA1〜A5や、エレベータE1〜E3等の電力を消費する機器や装置側(電力消費装置側)の処理動作を示し、右側は事業所の電源制御部4の処理動作を示す。

0019

上記機器や装置(以下、電力消費装置で示す)側では、先ず電源投入の指示を待つ(ステップ(以下、Sで示す)1)。以下の説明では、例えば事業所1−1に設置された電力消費装置として、エアコンA1の例を使用して説明する。
上記のように電力消費装置であるエアコンA1は電源投入の指示を待ち常時電源投入の指示があるか判断している(S2)。ここで、手動又はリモコンを操作してエアコンA1の電源投入の指示があると(S2がYES)、エアコンA1から電源投入確認信号を電源制御部4に送信する(S3)。

0020

電源制御部4側では常時現在の電力消費の総量を計算しており(ステップ(以下、STで示す)1)、エアコンA1からの電源投入確認信号の受信を待ち(ST2)、この信号を受信すると(ST3がYES)、何れの電力消費装置から電源投入確認信号が入力したか調査する(ST4)。本例では、上記のようにエアコンA1から電源投入確認信号が送信されており、エアコンA1からの電源投入確認信号の送信であると判断して、電源制御部4は記録装置(DB)5−1からエアコンA1の初期電力を読み出す(ST5)。具体的には、前述の図3に示す記録装置5−1(DB)に記憶された初期電力2KWのデータを読み出す(ST5)。

0021

電源制御部4は更に、現在の事業所1−1で使用している電力の総量に上記初期電力を加算し(ST6)、加算した電力消費の総量がピーク電力を超えたか判断する(ST7)。ここで、ピーク値を超えていなければ(ST7がNO)、当該エアコンAに対して電源投入指示信号を送信する(ST8)。

0022

エアコンA1(電力消費装置)側では前述のように電源制御部4からの指示を待っており(S4)、電源制御部4から電源投入指示信号は入力すると(S5がYES)、当該エアコンA1の電源投入を行う(S6)。すなわち、エアコンA1の電源投入を手動又はリモコンによって指示した者は電源投入後、実際にエアコンA1に電源投入が行われるのを待ち、上記電源制御部4からの電源投入指示信号の入力によってエアコンA1に自動的に電源投入が行われる。

0023

したがって、このように制御することによって、事業所1−1の電力消費量がピーク値を超えないことを確認してエアコンA1の電源投入を行うことができる。尚、エアコンA1の電源投入を指示した者が実際に電源投入が行われるまでのタイムラグに基づく違和感を解消する為、例えばエアコンA1にディスプレイを設け、「電力確認中」等の表示を行うようにしてもよい。また、リモコンを使用して電源投入を行う場合には、例えばリモコンに設けられたディスプレイに上記表示を行うようにしてもよい。

0024

一方、加算値がピーク値を超えた場合(ST7がYES)、何れかの電力消費装置の駆動停止処理を行う。この場合、先ず記録装置5−1(DB)を検索し、最も重要度の低い装置を選択する(図5に示すST9)。例えば、前述の図3に示す例では、重要度のレベル“3”のエレベータE1が選択される。

0025

次に、選択した装置の定格電力を読み出し、現在使用している電力の総量から減算する(ST10)。具体的には、記録装置(DB)8に記憶されたエレベータE1の定格電力15KWを減算する。そして、減算結果がピーク値を超えたか判断し(S11)、減算結果がピーク値以下であれば(S11がNO)、当該電力消費装置(エレベータE1)の駆動を停止する(S12)。但し、この場合、電力消費装置の駆動停止処理は、例えばエレベータE1が現在移動中であれば、当該作業が終了した後、駆動を停止する。その後、新たに駆動しようとする電力消費装置であるエアコンA1に対して電源投入指示信号を送信する(ST13)。

0026

エアコンA1(電力消費装置)側では、電源制御部4からの指示を待っており(S7)、電源制御部4から電源投入指示信号が入力すると(S7がYES)、当該エアコンA1の電源投入を行う(S8)。すなわち、前述と同様エアコンA1の電源投入を手動又はリモコンによって指示した者は電源投入後、実際にエアコンA1に電源投入が行われるのを待っており、上記電源制御部4からの電源投入指示信号の入力によってエアコンA1に自動的に電源投入が行われる。
したがって、この場合も、事業所1−1の電力消費量がピーク値を超えないことを確認してエアコンA1の電源投入を行うことができる。

0027

一方、上記減算結果が未だピーク値以上であれば(S11がYES)、次に重要度のレベルが低い装置に対する処理を行う(ST14)。図3に示す例では、次に検索される装置は重要度のレベル“2”のエアコンA2であり、以下上記の処理を繰り返す。
尚、上記の説明では電力消費装置として、エアコンA1の電源投入について説明したが、他のエアコンやエレベータ、電灯であっても同様に実施することができる。また、事業所1−1内の電力消費装置(エアコンA1)について説明したが、他の事業所1−2、1−3、・・の電力消費装置についても同様に実施することができる。

0028

以上のように、本実施形態の処理によれば、新たに電力消費装置の電源を投入する際、電力消費装置は電源制御部4に電源投入確認信号を送信すればよく、その後電源制御部4からの指示を待ち、実際に装置への電源投入を行うことによって、事業所1内又は複数の事業所を含むエリア2内でのピーク値を超える電力消費が行われることがなく、消費電力の効率良い運用を行うことができる。
(第2の実施形態)

0029

次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本例は、複数の事業所を含む所定のエリア内に設置されたエアコンやエレベータ等の電力消費装置自体で同じエリア内の他の電力消費装置から電力消費の情報を取得し、電源投入の判断を行い、電力調整を行なう発明である。以下、具体的に説明する。

0030

図6は本実施形態で使用する電力調整システムの構成を示す図である。本例においても、複数の事業所11−1〜11−nを含む所定エリア12内の電力調整システムに使用される個々の装置について説明する。したがって、事業所11−1には前述と同様、複数のエアコンA1、A2、・・や、複数のエレベータE1、E2、・・及び複数の電灯L1、L2,・・が設置され、それぞれ電源供給部13から電力供給が行われる。また、事業所11−1には、更に不図示のプリンタやファクシミリ、パーソナルコンピュータ等の複数のオフィース機器も使用され、電源供給部13−1から電力供給が行われる。

0031

また、同図に示すように、本例の所定エリアには事業所11−1以外に、事業所11−2、11−3、・・も含まれ、例えば事業所11−2についても同様に事業所内に複数のエアコンAや、エレベータE、電灯L等の機器が設置され、夫々の機器に電源供給部13−2、13−3、・・から電力供給が行われる。尚、以下の事業所11−3、11−4、・・についても同様の構成である。

0032

また、本例の電力調整システムには、前述の第1の実施形態で使用した電源制御部は設置されておらず、個々の電力消費装置、即ちエリア12(事業所11−1、11−2、・・)内に設置されたエアコンA(A1、A2、・・)やエレベータE(E1、E2、・・)、電灯L(L1、L2、・・)等の個々の電力消費装置が同じエリア12内の他の電力消費装置から電力消費の情報を取得し、電源投入の判断を行い、電力調整を行なう。この為、電力消費装置には夫々電源制御部が設けられ、電源投入の判断を行う。

0033

図7(a)は電力消費装置として、例えばエアコンA(A1)の例を示す図である。同図示すように、エアコンA1は本体16、電源制御部17、ディスプレイ18で構成されている。本体16にはフィルター冷気/暖気の吹き出し口等が設けられ、ディスプレイ18には各種表示が行われ、例えば電源投入後の「電力確認中」等の表示も行われる。

0034

電源制御部17は、エリア12内の他の電力消費装置からの電力消費情報を取得し、電源投入の判断を行う。同図(b)は、電源制御部17の具体的な構成を示す図であり、送受信部19、制御部20、電源指示スイッチ21、電力計算部22、電力ピーク値記憶部23、レベル記憶部24で構成されている。電源指示スイッチ21は、電源投入指示を行うスイッチであり、例えば不図示のリモコンに設けられ、制御部20は電源指示スイッチ21が操作されると、送受信部19を介して同じエリア12内の電力消費装置、即ちエリア12内に設置された他のエアコンAや、エレベータE、電灯L等に信号を送り、当該エアコンAや、エレベータE、電灯L等から使用する電力使用情報を取得する。

0035

制御部20はエリア12内の他のエアコンAや、エレベータE、電灯L等から使用電力の情報を受信すると、計算部22に送信する。電力計算部22は上記エアコンAやエレベータEから入力した電力の合計を計算する。そして、制御部20は電力計算部22によって計算した電力の合計値を取得し、電力ピーク値記憶部23に記憶されたピーク電力と比較し、比較結果に基づいてエアコンA1への電源投入の判断を行う。また、レベル記憶部24にはエリア12内の電力消費装置の重要度に基づく情報が記憶され、制御部20は後述するようにレベル記憶部24に記憶された重要度に従って電力調整を行う。

0036

以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図8は、本例の処理動作を説明するフローチャートである。先ず、当該電力消費装置の電源投入指示を待つ(ステップ(以下、STPで示す)1)。上記電源投入の指示は上記電源指示スイッチ21であり、例えば不図示のリモコンから送信される信号を待つ。

0037

その後、電源指示スイッチ21が操作されると(STP2がYES)、制御部20は送受信部19から同じエリア12内の他の電力消費装置、例えば事業所11−1内のエアコンA(A1、A2、・・)やエレベータE(E1、E2、・・)、電灯L(L1、L2、・・)、更に他の事業所11−2、11−3、・・等の同じエリア内のエアコンAや、エレベータE、電灯L等に使用電力の情報の送信を依頼する(STP3)。そして、他の電力消費装置からの使用電力の情報入力を待つ(STP4)。

0038

その後、エリア12内の他の電力消費装置から使用電力の情報が入力すると(STP5がYES)、制御部20は入力した使用電力の情報を電力計算部22に送り(STP6)、更に他の電力消費装置からの使用電力の情報入力を待つ。例えば、同じ事業所11−1のエレベータE1から当該エレベータで現在使用している消費電力の情報を受信すると、この情報は電力計算部22に送られる。一方、事業所11−2の電灯Lから当該電灯で現在使用している消費電力の情報を受信すると、この情報も電力計算部22に送られる。このようにして、電力計算部22にはエリア12内の消費電力の情報が順次入力し、電力計算部22では順次加算処理を行う。

0039

その後、エリア12内の全ての電力消費装置から使用電力の情報が入力したか判断し(STP7)、未だ全ての電力消費装置からの使用電力の情報が入力していなければ(STP7がNO)、更に他の電力消費装置からの使用電力の情報入力を待つ(STP4〜→STP7がNO)。

0040

その後、エリア12内の全ての電力消費装置からの使用電力の情報入力が完了すると(STP7がYES)、電力計算部22によって使用電力の合計値を算出する(STP8)。制御部20は電力ピーク値記憶部23から電力ピーク値の情報を読み出し、上記電力計算部22によって算出した消費電力の合計値と比較する(図9のSTP9)。そして、使用電力の合計値がピーク電力を超えたか判断し(STP10)、使用電力の合計値がピーク電力を超えていなければ(STP10がNO)、エアコンA1の電源を投入する(STP11)。

0041

このように制御することによっても、エリア12内の消費電力はピーク値を超えておらず、安全にエアコンA1の電力投入を行うことができる。また、本例の制御によれば、前述の第1の実施形態のように事業所毎に電力制御を行う必要が無く、電力消費装置(エアコンA1)自体によって制御を行うことができ、事業所毎の制御を省略することができる。

0042

一方、上記判断(STP10)において、使用電力の合計値がピーク電力を超えていれば(STP10がYES)、直ちにエアコンA1の電源を投入するとエリア12内のシステム全体のピーク電力を超える為、一旦電源投入の指示を待つ(STP12)。そして、制御部20はレベル記憶部24からレベル情報を読み出す(STP13)。

0043

レベル記憶部24には前述のように、各装置(電力消費装置)の重要度のレベルが記憶されており、最もレベルの低い(最も重要度の低い)装置に対して電源停止の依頼を行い(STP14)、以後当該装置からの受信を待つ(STP15)。そして、当該装置から電源停止の通知があると(STP16がYES)、エアコンA1の電源を投入する(STP17)。

0044

このように制御することによって、エリア12内の消費電力のピーク値を超えることなく、安全にエアコンA1の電力投入を行うことができる。尚、一定時間待っても当該装置からの通知がない場合には、例えば次にレベルの低い装置に電源停止の依頼を行ってもよい。以下、同様の処理を繰り返す。

0045

以上のように制御することによって、電力消費装置(エアコンA1)自体で電力調整を行うことができ、更に上記エアコンA1に限らず、他の電力消費装置、例えばエレベータE1、E2、・・、電灯L1、L2、・・も同様の電力制御を行うことができる。

0046

1−1、1−2、・・事業所
2・・・エリア
3−1、3−2、・・電源供給部
4−1、4−2、・・電源制御部
5−1、5−2、・・記憶装置
6・・CPU
7・・・ROM
8・・・RAM
9・・・ディスプレイ
10(a)・・メディアドライバ
10(b)・・記録媒体
11、11−1、11−2、・・事業所
12・・・エリア
13−1、13−2、・・電源供給部
A、A1、A2、・・エアコン
E、E1、E2、・・エレベータ
L、L1、L2、・・電灯

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