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技術 エンコーダ装置およびエンコード方法

出願人 株式会社東芝東芝インフラシステムズ株式会社
発明者 吉野貴士
出願日 2016年9月30日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2016-194326
公開日 2018年4月5日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2018-056948
状態 特許登録済
技術分野 TV信号の圧縮,符号化方式 閉回路テレビジョンシステム 記録のためのテレビジョン信号処理 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード SDカメラ 監視施設 エンコーダ方式 ソフトデコーダ エンコーダ制御 SD方式 SDI方式 組合せパターン
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図面 (5)

課題

映像監視システムで、各モニタ側で異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく容易にシステム構築することが可能な既設親和性の高いエンコーダ装置を提供する。

解決手段

4種類の符号化方式に対応した各エンコーダ14、15、16、17を有する。映像伝送用符号化方式設定部12aにおいて、監視カメラ20から受信される映像データの入力方式がHD−SDIである場合は、伝送モード1又は伝送モード2の3方式同時符号化方式を選択設定し、SD−SDI又はNTSCである場合は、伝送モード3の3方式同時符号化方式を選択設定する。さらに、H.264.HD/SDとMPEG2とJPEGの3種類の符号化方式で同時に符号化(圧縮)した映像データを、各モニタそれぞれのデコーダ装置伝送する。

概要

背景

例えば、災害監視用映像監視システムとしては、ダム河川流域に複数の監視カメラを設置し、当該複数の監視カメラにより撮影されている各監視映像を、その流域を管理する地方整備局等のモニタ画像表示装置)に表示させて監視するものがある。

このような映像監視システムでは、監視カメラにより撮影された監視映像を、広域イーサネット登録商標)等のIPベースネットワークを介してモニタ側伝送しているが、映像信号は情報量が大きくそのまま扱うことは困難である。このため、前記監視カメラにより得られた監視映像の映像データは、エンコーダ装置により予め設定されたデータ符号化方式に従い符号化(圧縮)して伝送し、前記モニタ側のデコーダ装置IPチューナ)にてその符号化(圧縮)された映像データを復号化伸長)してモニタに表示させている。

この際、デコーダ装置では、エンコーダ装置でのデータ符号化方式に対応するデータ復号化方式で、符号化(圧縮)された映像データを復号化(伸長)する必要がある。現在、データ符号化(圧縮)方式は、データ圧縮率の高い順に、[VP9][H.264][MPEG−4][−2][−1][JPEG(静止映像)]等が存在し、技術革新と共に高圧縮率高画質符号化方式が開発されている。

また、前記モニタは、例えば、監視カメラが設置された監視エリア管轄する監視施設、複数の監視エリアを統轄する監視施設、更に広域の監視エリアを統轄する監視施設にある。このため、当該各監視施設においてそれぞれデコーダ装置を設置し監視映像をモニタに表示させる必要がある。

概要

映像監視システムで、各モニタ側で異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく容易にシステム構築することが可能な既設親和性の高いエンコーダ装置を提供する。4種類の符号化方式に対応した各エンコーダ14、15、16、17を有する。映像伝送用符号化方式設定部12aにおいて、監視カメラ20から受信される映像データの入力方式がHD−SDIである場合は、伝送モード1又は伝送モード2の3方式同時符号化方式を選択設定し、SD−SDI又はNTSCである場合は、伝送モード3の3方式同時符号化方式を選択設定する。さらに、H.264.HD/SDとMPEG2とJPEGの3種類の符号化方式で同時に符号化(圧縮)した映像データを、各モニタそれぞれのデコーダ装置に伝送する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、映像監視システム等において、各モニタ側での異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく、容易にシステム構築することが可能になる既設親和性の高いエンコーダ装置およびエンコード方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

入力された映像データに対して、それぞれ異なる種類の符号化方式で映像データを符号化する複数の映像符号化手段と、前記複数の映像符号化手段による異なる種類の符号化方式のうち何れか複数種類の符号化方式の組合せを伝送用符号化方式として設定する伝送用符号化方式設定手段と、前記伝送用符号化方式設定手段により設定された複数種類の符号化方式の組合せに対応した複数の前記映像符号化手段により前記入力された映像データを符号化して出力させる符号化出力制御手段と、を備えたエンコーダ装置

請求項2

前記映像データの符号化方式は、HD−SDI方式、SD−SDI方式、NTSC方式の何れかで、前記異なる種類の符号化方式は、H.264HD方式とH.264SD方式MPEG2方式とJPEG方式であり、前記伝送用符号化方式設定手段は、前記H.264HD方式とH.264SD方式とMPEG2方式とJPEG方式のうち何れか3種類の符号化方式の組合せを伝送用符号化方式として設定する、請求項1に記載のエンコーダ装置。

請求項3

映像データを記録する映像記録手段と、前記複数の映像符号化手段による異なる種類の符号化方式のうち何れか複数種類の符号化方式の組合せを記録用符号化方式として設定する記録用符号化方式設定手段と、前記記録用符号化方式設定手段により設定された複数種類の符号化方式の組合せに対応した複数の前記映像符号化手段により前記入力された映像データを符号化して前記映像記録手段により記録させる符号化記録制御手段と、を更に備えた請求項1又は請求項2に記載のエンコーダ装置。

請求項4

前記記録用符号化方式設定手段は、前記H.264HD方式とH.264SD方式とMPEG2方式とJPEG方式のうち何れか2種類の符号化方式の組合せを記録用符号化方式として設定する、請求項3に記載のエンコーダ装置。

請求項5

前記映像データの入力は、映像監視システム監視カメラにより撮影された監視映像の映像データを符号化の対象となる映像データとして入力する、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のエンコーダ装置。

請求項6

入力された映像データを所定の符号化方式で符号化するエンコーダ装置のエンコード方法であって、入力された映像データに対して、それぞれ異なる種類の符号化方式のうち何れか複数種類の符号化方式の組合せを伝送用符号化方式として設定し、前記設定された複数種類の符号化方式の組合せに対応した複数の符号化方式で前記入力された映像データを符号化して出力させる、ようにしたエンコード方法。

請求項7

前記映像データの符号化方式は、HD−SDI方式、SD−SDI方式、NTSC方式の何れかで、前記異なる種類の符号化方式は、H.264HD方式とH.264SD方式とMPEG2方式とJPEG方式であり、前記伝送用符号化方式の設定は、前記H.264HD方式とH.264SD方式とMPEG2方式とJPEG方式のうち何れか3種類の符号化方式の組合せを伝送用符号化方式として設定する、請求項6に記載のエンコード方法。

請求項8

前記エンコーダ装置は、映像データを記録する映像記録手段を備え、前記異なる種類の符号化方式のうち何れか複数種類の符号化方式の組合せを記録用符号化方式として設定し、前記記録用符号化方式として設定された複数種類の符号化方式の組合せに対応した複数の符号化方式で前記入力された映像データを符号化して前記映像記録手段により記録させる、ようにした請求項6又は請求項7に記載のエンコード方法。

請求項9

前記記録用符号化方式の設定は、前記H.264HD方式とH.264SD方式とMPEG2方式のうち何れか2種類の符号化方式の組合せを記録用符号化方式として設定する、請求項8に記載のエンコード方法。

請求項10

前記映像データの入力は、映像監視システムの監視カメラにより撮影された監視映像の映像データを符号化の対象となる映像データとして入力する、請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載のエンコード方法。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、例えば映像監視システムにおいて撮影された映像データの符号化に使用されるエンコーダ装置およびエンコード方法に関する。

背景技術

0002

例えば、災害監視用の映像監視システムとしては、ダム河川流域に複数の監視カメラを設置し、当該複数の監視カメラにより撮影されている各監視映像を、その流域を管理する地方整備局等のモニタ画像表示装置)に表示させて監視するものがある。

0003

このような映像監視システムでは、監視カメラにより撮影された監視映像を、広域イーサネット登録商標)等のIPベースネットワークを介してモニタ側伝送しているが、映像信号は情報量が大きくそのまま扱うことは困難である。このため、前記監視カメラにより得られた監視映像の映像データは、エンコーダ装置により予め設定されたデータ符号化方式に従い符号化(圧縮)して伝送し、前記モニタ側のデコーダ装置IPチューナ)にてその符号化(圧縮)された映像データを復号化伸長)してモニタに表示させている。

0004

この際、デコーダ装置では、エンコーダ装置でのデータ符号化方式に対応するデータ復号化方式で、符号化(圧縮)された映像データを復号化(伸長)する必要がある。現在、データ符号化(圧縮)方式は、データ圧縮率の高い順に、[VP9][H.264][MPEG−4][−2][−1][JPEG(静止映像)]等が存在し、技術革新と共に高圧縮率高画質符号化方式が開発されている。

0005

また、前記モニタは、例えば、監視カメラが設置された監視エリア管轄する監視施設、複数の監視エリアを統轄する監視施設、更に広域の監視エリアを統轄する監視施設にある。このため、当該各監視施設においてそれぞれデコーダ装置を設置し監視映像をモニタに表示させる必要がある。

先行技術

0006

特開2007−088771号公報
特開2012−227602号公報
特開2010−068189号公報

発明が解決しようとする課題

0007

前記映像監視システムの複数の監視施設にそれぞれ設置されているデコーダ装置は、各監視施設の個別の管理事情等から、新旧のデコーダ装置、つまりデータ復号化方式の異なるデコーダ装置が混在する状況となっている。

0008

このような状況において、監視カメラにより撮影された監視映像の映像データを前記各監視施設のモニタに表示させるには、当該各監視施設にある各デコーダ装置の混在するデータ復号化方式に影響を受けることになる。例えば、前記監視映像の映像データをデータ符号化方式の異なる複数台のエンコーダ装置を使用してデータ圧縮し、各対応する監視施設のデコーダ装置に伝送しなければならないなど、システム構築障害となっている。

0009

本発明が解決しようとする課題は、映像監視システム等において、各モニタ側での異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく、容易にシステム構築することが可能になる既設親和性の高いエンコーダ装置およびエンコード方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0010

実施形態のエンコーダ装置は、入力された映像データに対して、それぞれ異なる種類の符号化方式で映像データを符号化する複数の映像符号化手段と、前記複数の映像符号化手段による異なる種類の符号化方式のうち何れか複数種類の符号化方式の組合せを伝送用符号化方式として設定する伝送用符号化方式設定手段と、前記伝送用符号化方式設定手段により設定された複数種類の符号化方式の組合せに対応した複数の前記映像符号化手段により前記入力された映像データを符号化して出力させる符号化出力制御手段と、を備えている。

図面の簡単な説明

0011

実施形態のエンコーダ装置10(10A〜10C)を備えた映像監視システムの全体構成を示す概略図。
前記エンコーダ装置10の機能構成を示すブロック図。
前記エンコーダ装置10の映像伝送用符号化方式設定部12aにより映像データの入力方式に応じて選択的に設定可能な3種類の3方式同時符号化方式の組合せパターンを示す図。
前記エンコーダ装置10の映像記録用符号化方式設定部12bにより映像データの入力方式に応じて選択的に設定可能な3種類の2方式同時符号化方式の組合せパターンを示す図。

実施例

0012

以下、実施形態のエンコーダ装置およびエンコード方法を、図面を参照して説明する。

0013

図1は、実施形態のエンコーダ装置10(10A〜10C)を備えた映像監視システムの全体構成を示す概略図である。

0014

この映像監視システムは、複数台(例えば3台)の監視カメラ20A,20B,20C、各監視カメラ20A,20B,20Cに接続されたエンコーダ装置10A,10B,10C、複数の監視施設(例えば3ヶ所)にそれぞれ設置されたデコーダ装置30A,30B,パソコンPC、各デコーダ装置30A,30Bに接続されたモニタ(画像表示装置)40A,40Bを備えている。なお、前記パソコンPCは、デコーダ装置とモニタを兼ねる。

0015

前記監視カメラ側の各エンコーダ装置10A,10B,10Cとモニタ側の各デコーダ装置30A,30B,PCとは、例えば当該映像監視システムの設置者専用の広域ネットワークNWを介して通信接続される。

0016

前記各監視カメラ20A〜20Cは、例えばダムや河川の流域の監視対象となる場所に設置され、その場所の周辺の映像を撮影し、撮影した映像(監視映像)の映像データを各対応するエンコーダ装置10A〜10Cへ出力する。各監視カメラ20A〜20Cの解像度画質)は、HD(High Definition video:高精細度ビデオ)とSD(Standard Definition video:標準画質ビデオ)が混在する。本実施形態では、監視カメラ20AはHDカメラであり、撮影された映像データ(監視映像1)はHD−SDI(Serial Digital Interface)方式で出力される。監視カメラ20B,20CはSDカメラであり、撮影された映像データ(監視映像2,3)はNTSC(National Television System Committee)方式で出力される。

0017

各エンコーダ装置10A〜10Cは、各対応する監視カメラ20A〜20Cから入力した監視映像1,2,3の映像データを、前記モニタ側の各デコーダ装置30A,30B,PCそれぞれの複合化方式に合せた複数の符号化(圧縮)方式(例えば3種類の符号化方式)により同時に圧縮し、各符号化方式で圧縮した映像データのパケットを、前記広域ネットワークNWを介し、前記各デコーダ装置30A,30B,PCに対してマルチキャストで送信する。

0018

各デコーダ装置30A,30B,PCは、例えば前記各監視カメラ20A〜20Cが設置された監視エリアを管轄する複数の監視施設にそれぞれ設置され、前記各エンコーダ装置10A〜10Cから複数の符号化方式で符号化(圧縮)されてマルチキャストで伝送された映像データ(監視映像1〜3)のパケットを、当該各デコーダ装置30A,30B,PC自身の復号化方式に対応させて選択的に受信し、当該受信した映像データ(監視映像1〜3)を復号化する。復号化した監視映像1〜3の映像データは、各対応するモニタ40A,40B,PCの表示部に分割画面にして表示させる。

0019

本実施形態において、デコーダ装置30Aの復号化方式は[H.264 SD](ハードデコーダ)、デコーダ装置30Bの復号化方式は[MPEG2](ハードデコーダ)、パソコン(デコード装置)PCの復号化方式は[JPEG(静止映像(間欠))](ソフトデコーダ)である。よって、各エンコーダ装置10A〜10Cから複数の符号化方式で符号化(圧縮)されて伝送されてくる監視映像1〜3の映像データ(パケット)のうち、前記デコーダ装置30Aは、その復号化方式[H.264 SD]に対応して符号化(圧縮)されている各監視映像1〜3の映像データ(パケット)を選択して受信し、前記デコーダ装置30Bは、その復号化方式[MPEG2]に対応して符号化(圧縮)されている各監視映像1〜3の映像データ(パケット)を選択して受信し、前記デコーダ装置PCは、その復号化方式[JPEG]に対応して符号化(圧縮)されている各監視映像1〜3の映像データ(パケット)を選択して受信する。

0020

前記各エンコーダ装置10A〜10Cは、前述したように、各対応する監視カメラ20A〜20Cから入力した監視映像1,2,3の映像データを、複数の符号化(圧縮)方式で同時に圧縮してマルチキャストで送信する機能を有する。本実施形態では、前記各エンコーダ装置10A〜10Cともに4種類の符号化方式[H.264 HD][H.264 SD][MPEG2][JPEG]に対応する符号化機能を内蔵し、後述する映像データの入力方式に応じて予め組み合わせが設定される3通りの3方式同時符号化方式(トリプルエンコーダ方式)(図3参照)のうち、何れかの3方式同時符号化方式がユーザにより選択設定されて3種類の符号化方式で同時に符号化する。

0021

前記エンコーダ20Aは、監視映像1の映像データ(HD−SDI)を3種類の符号化方式[H.264 HD][MPEG2][JPEG]で同時に符号化して送信し、前記エンコーダ20B,20Cは、各対応する監視映像2,3の映像データ(NTSC)を3種類の符号化方式[H.264 SD][MPEG2][JPEG]で同時に符号化して送信する。

0022

また、前記各エンコーダ装置10A〜10Cは、各対応する監視カメラ20A〜20Cからの監視映像の映像データを、複数の符号化方式で同時に符号化(圧縮)してメモリカード等の持ち運び可能な記録媒体に記録する機能を有する。ここでは、後述する映像データの入力方式に応じて予め組み合わせが設定される3通りの2方式同時符号化方式(図4参照)のうち、何れかの2方式同時符号化方式がユーザにより選択設定されて2種類の符号化方式で同時に符号化する。この記録媒体に記録された監視映像の映像データは、災害発生等に起因してカメラ側とモニタ側との通信接続が遮断された場合に、当該記録媒体を持ち出してそこに記録されている通信遮断前後の監視映像を確認することなどに利用される。

0023

図2は、前記エンコーダ装置10の機能構成を示すブロック図である。

0024

同図では、監視カメラ20Aにより撮影された監視映像1の映像データ(HD−SDI)を符号化(圧縮)処理するエンコーダ装置10Aをあげている。

0025

エンコーダ装置10Aは、コンピュータである制御部(CPU)11を備えている。

0026

CPU11は、プログラムメモリ12に予め記憶されたエンコーダ制御プログラムに従い当該エンコーダ装置10Aの各部の動作を制御して以下に詳述する各種の機能を実行する。

0027

前記CPU11には、システムバス制御信号/データ)Busを介して、前記プログラムメモリ12のほか、映像伝送用符号化方式設定部12a、映像記録用符号化方式設定部12b、映像受信部13、4種類の符号化方式に対応した[H.264 HD]エンコーダ14およびIPソケット14a、[H.264 SD]エンコーダ15およびIPソケット15a、[MPEG2]エンコーダ16およびIPソケット16a、[JPEG]エンコーダ17およびIPソケット17a、記録媒体書込み部18、通信インターフェイス19、カメラ制御部CCが、それぞれ機能的あるいは電気的に接続される。

0028

前記映像受信部13は、3つの映像入力端子<HD/SD−SDI><NTSC><HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)>を備え、HD−SDI(又はSD−SDI)方式の映像データを出力する監視カメラ20Aの映像出力は<HD/SD−SDI>端子に接続され、NTSC方式の映像データを出力する監視カメラ20B,20Cの映像出力は<NTSC>端子に接続される。また、<HDMI>端子には、必要に応じてパソコンPC等が接続され、高精細度の映像・音声データが入力される。

0029

前記4種類の符号化方式[H.264 HD][H.264 SD][MPEG2][JPEG]の各エンコーダ14〜17は、何れも電子回路により構成されたハードエンコーダからなる。当該各エンコーダ14〜17にて符号化(圧縮)された映像データは、各対応するIPソケット14a〜17aに出力され、このIPソケット14a〜17aにおいて、その符号化方式の種類やデータ伝送先IPアドレスヘッダ記述したデータ列としてパケット化され、通信インターフェイス19を介して広域ネットワークNWに送信される。

0030

ここで、前記映像受信部13にて受信した映像データを、前記モニタ側への伝送のために、前記4種類の符号化方式のうちで何れの3種類の符号化方式によって同時に符号化するのかについての設定は、前記映像伝送用符号化方式設定部12aにより行われる。

0031

また、前記映像受信部13にて受信した映像データを、前記記録媒体書込み部18により持ち運び可能な記録媒体RMに記録して保存するために、前記4種類の符号化方式のうちで何れの2種類の符号化方式によって同時に符号化するのかについての設定は、前記映像記録用符号化方式設定部12bにより行われる。

0032

図3は、前記エンコーダ装置10の映像伝送用符号化方式設定部12aにより映像データの入力方式に応じて選択的に設定可能な3種類の3方式同時符号化方式の組合せパターンを示す図である。

0033

前記映像受信部13にて受信される監視カメラ20からの映像データの入力方式がHD−SDIの場合は、[H.264 HD][H.264 SD][JPEG]又は[H.264 HD][MPEG2][JPEG]の2通りの3方式同時符号化方式の組合せパターン(伝送モード1又は伝送モード2)の設定が可能である。また、映像データの入力方式がSD−SDI又はNTSCの場合は、[H.264 SD][MPEG2][JPEG]の3方式同時符号化方式の組合せパターン(伝送モード3)の設定が可能である。

0034

従って、映像データの入力方式がHD−SDI(監視カメラ20A)の場合であって、前記モニタ側の各デコーダ装置30A,30B,PCそれぞれの映像データの復号化方式が[H.264 SD][MPEG2][JPEG]であるエンコーダ装置10Aの場合は、その映像伝送用符号化方式設定部12aに(伝送モード2:[H.264 HD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式を選択して設定する。

0035

これにより、エンコーダ装置10AのCPU11は、その映像伝送用符号化方式設定部12aに設定された(伝送モード2:[H.264 HD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式に従い、前記映像受信部13により受信された監視カメラ20Aからの映像データ(SD−SDI)を、前記[H.264 HD]エンコーダ14と[MPEG2]エンコーダ16と[JPEG]エンコーダ17に並行して入力させることで、何れのデコーダ装置30A,30B,PCにも対応可能な符号化方式で符号化(圧縮)した映像データを伝送することができる。

0036

また、映像データの入力方式がNTSC(監視カメラ20B,20C)の場合であるエンコーダ装置10B,10C場合は、その映像伝送用符号化方式設定部12aに(伝送モード3:[H.264 SD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式を選択して設定する。

0037

これにより、エンコーダ装置10B,10CのCPU11は、その映像伝送用符号化方式設定部12aに設定された(伝送モード3:[H.264 SD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式に従い、前記映像受信部13により受信された監視カメラ20B,20Cからの映像データ(NTSC)を、前記[H.264 SD]エンコーダ15と[MPEG2]エンコーダ16と[JPEG]エンコーダ17に並行して入力させることで、何れのデコーダ装置30A,30B,PCにも対応可能な符号化方式で符号化(圧縮)した映像データを伝送することができる。

0038

前記モニタ側の各デコーダ装置30A[H.264 SD],30B[MPEG2],PC[JPEG]では、前記各エンコーダ装置10A,10B,10Cから3方式同時符号化方式で符号化(圧縮)されて伝送されてくる各監視カメラ20A,20B,20Cによる監視映像1,2,3の映像データを、その受信パケットに記述された符号化方式の種類が自装置の復号化方式に対応しているものだけを選択して受信する。

0039

これにより、各デコーダ装置30A[H.264 SD],30B[MPEG2],PC[JPEG]の何れでも、各監視カメラ10A,10B,10Cにより撮影された監視映像1,2,3の映像データを、自装置の復号化方式で復号化して各対応するモニタ40A,40B,PCに表示させることができる。

0040

図4は、前記エンコーダ装置10の映像記録用符号化方式設定部12bにより映像データの入力方式に応じて選択的に設定可能な3種類の2方式同時符号化方式の組合せパターンを示す図である。

0041

前記映像受信部13にて受信される監視カメラ20からの映像データの入力方式がHD−SDIの場合は、[H.264 HD][H.264 SD]又は[H.264 HD][MPEG2]の2通りの2方式同時符号化方式の組合せパターン(記録モード1又は記録モード2)の設定が可能である。また、映像データの入力方式がSD−SDI又はNTSCの場合は、[H.264 SD][MPEG2]の2方式同時符号化方式の組合せパターン(記録モード3)の設定が可能である。

0042

従って、映像データの入力方式がHD−SDI(監視カメラ20A)の場合であって、前記記録媒体RMに記録した監視映像1の映像データを表示させるためのデコーダ装置の復号化方式が[H.264 SD]や[MPEG2]であるエンコーダ装置10Aの場合は、その映像記録用符号化方式設定部12bに(記録モード2:[H.264 HD][MPEG2])の2方式同時符号化方式を選択して設定する。

0043

これにより、エンコーダ装置10AのCPU11は、その映像記録用符号化方式設定部12bに設定された(記録モード2:[H.264 HD][MPEG2])の2方式同時符号化方式に従い、前記[H.264 HD]エンコーダ14と[MPEG2]エンコーダ16により符号化(圧縮)した監視映像1の映像データ(パケット)を、前記通信インターフェイス19から抽出して記録媒体書込み部18に転送することで、[H.264 SD]や[MPEG2]である何れのデコーダ装置にも対応可能な符号化方式で符号化(圧縮)した監視映像1の映像データを記録媒体RMに記録して保存できる。

0044

また、映像データの入力方式がNTSC(監視カメラ20A,20B)の場合であって、前記記録媒体RMに記録した監視映像2,3の映像データを表示させるためのデコーダ装置の復号化方式が[H.264 SD]や[MPEG2]であるエンコーダ装置10B,10Cの場合は、その映像記録用符号化方式設定部12bに(記録モード3:[H.264 SD][MPEG2])の2方式同時符号化方式を選択して設定する。

0045

これにより、エンコーダ装置10B,10CのCPU11は、その映像記録用符号化方式設定部12bに設定された(記録モード3:[H.264 SD][MPEG2])の2方式同時符号化方式に従い、前記[H.264 SD]エンコーダ15と[MPEG2]エンコーダ16により符号化(圧縮)した監視映像2,3の映像データ(パケット)を、前記通信インターフェイス19から抽出して記録媒体書込み部18に転送することで、[H.264 SD]や[MPEG2]である何れのデコーダ装置にも対応可能な符号化方式で符号化(圧縮)した監視映像2,3の映像データを記録媒体RMに記録して保存できる。

0046

なお、前記各エンコーダ装置10A,10B,10Cの映像伝送用符号化方式設定部12aに対する伝送モード1,2,3の選択設定と映像記録用符号化方式設定部12bに対する記録モード1,2,3の選択設定は、例えば監視施設に設置されたパソコンPCから前記広域ネットワークNWを経由し当該各エンコーダ装置10A,10B,10CのIPアドレスを指定してアクセスすることで行う。

0047

前記カメラ制御部CCは、例えば監視施設に設置されたパソコンPCからのアクセスに応じて、各対応する監視カメラ20A,20B,20Cの撮影方向制御等の遠隔制御を行なう。

0048

したがって、前記構成のエンコーダ装置10によれば、4種類の符号化方式に対応した[H.264 HD]エンコーダ14,[H.264 SD]エンコーダ15,[MPEG2]エンコーダ16,[JPEG]エンコーダ17を有し、映像伝送用符号化方式設定部12aにおいて、監視カメラ20から受信される映像データの入力方式が(HD−SDI)である場合は(伝送モード1:[H.264 HD][H.264 SD][JPEG])又は(伝送モード2:[H.264 HD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式を選択設定し、映像データの入力方式が(SD−SDI又はNTSC)である場合は(伝送モード3:[H.264 SD][MPEG2][JPEG])の3方式同時符号化方式を選択設定し、[H.264 HD/SD]と[MPEG2]と[JPEG]の3種類の符号化方式で同時に符号化(圧縮)した映像データを、各モニタそれぞれのデコーダ装置30A,30B,30Cに伝送する。

0049

これにより、映像監視システム等において、各モニタそれぞれのデコーダ装置30A,30B,30Cのデータ復号化方式が[H.264 SD]と[MPEG2]と[JPEG]で異なっていても、当該異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく、容易にシステム構築することが可能になる既設親和性の高いエンコーダ装置10を提供できる。

0050

また、前記構成のエンコーダ装置10によれば、さらに、映像記録用符号化方式設定部12bにおいて、監視カメラ20から受信される映像データの入力方式が(HD−SDI)である場合は(記録モード1:[H.264 HD][H.264 SD])又は(記録モード2:[H.264 HD][MPEG2])の2方式同時符号化方式を選択設定し、映像データの入力方式が(SD−SDI又はNTSC)である場合は(記録モード3:[H.264 SD][MPEG2])の2方式同時符号化方式を選択設定し、2種類の符号化方式で同時に符号化(圧縮)した映像データを、メモリカード等の記録媒体RMに記録して保存する。

0051

これにより、映像監視システム等において、例えば広域ネットワークNWが遮断したことにより、前記記録媒体RMに保存されている映像データを表示させるためデコーダ装置のデータ復号化方式が[H.264 SD]や[MPEG2]で混在していても、当該異なるデータ復号化方式に影響を受けることなく、容易に前記ネットワークNWの遮断前後に記録された監視映像の映像データを再現して表示させることができる。

0052

なお、前記実施形態のエンコーダ装置10において、記録モード1,2,3の何れかを設定して監視映像の映像データを記録する媒体としては、メモリカード等の記録媒体RMに限らず、HDD(Hard Disc Drive)やSDS(Software Defined Storage)を利用する構成としてもよい。

0053

また、前記実施形態では、符号化(復号化)方式の種類として、[H.264 HD/SD][MPEG2][JPEG]が存在する場合をあげて説明したが、これに限らず、更に高精細度な符号化(復号化)方式を含む構成としてもよい。

0054

本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。

0055

10(10A〜10C)…エンコーダ装置、11…CPU(制御部)、
12…プログラムメモリ、12a…映像伝送用符号化方式設定部、
12b…映像記録用符号化方式設定部、13…映像受信部、
14…[H.264 HD]、15…[H.264 SD]エンコーダ、
16…[MPEG2]エンコーダ、17…[JPEG]エンコーダ、
14a〜17a…IPソケット、18…記録媒体書込み部、RM…記録媒体、
19…通信インターフェイス、CC…カメラ制御部、
20(20A〜20C)…監視カメラ、30A,30B…デコーダ装置、
40A,40B…モニタ、PC…パソコン(デコーダ装置/モニタ)、
NW…広域ネットワーク。

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