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技術 機器制御装置および機器制御方法

出願人 ヤマハ株式会社
発明者 川嶋隆宏森島守人
出願日 2016年9月30日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-192951
公開日 2018年4月5日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2018-056875
状態 特許登録済
技術分野 病弱者のベッド及びその関連設備 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 磁気式記録媒体 昇降ベッド 段階アップ タップ検出 介護機器 入眠状態 入眠判定 制御情報テーブル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
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図面 (8)

課題

使用者が就床したまま複数の機器制御を実現できる技術を提供する。

解決手段

機器制御装置は、寝具に設置された圧力センサ出力信号を受け取る受取部と、機器制御用の複数の制御情報の中から、当該出力信号に応じた制御情報を決定する決定部と、出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する機器制御部と、を含む。

概要

背景

特許文献1には、使用者ベッドへの操作に応じてナースコール子機を制御するナースコールシステム付きベッドが記載されている。このナースコールシステム付きベッドは、ベッドに配置された振動センサがベッドへのタップを検出すると、ナースコール子機から呼出し信号を送信する。このため、このナースコールシステム付きベッドの使用者は、就床した状態でナースコール子機を制御できる。

概要

使用者が就床したまま複数の機器制御を実現できる技術を提供する。機器制御装置は、寝具に設置された圧力センサ出力信号を受け取る受取部と、機器制御用の複数の制御情報の中から、当該出力信号に応じた制御情報を決定する決定部と、出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する機器制御部と、を含む。

目的

本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、使用者が就床したまま複数の機器制御を実現できる技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

寝具に設置された圧力センサ出力信号を受け取る受取部と、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定する決定部と、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する機器制御部と、を含む機器制御装置

請求項2

前記決定部は、前記出力信号に基づいて前記寝具に対するタップを検出するタップ検出部と、前記タップに基づいて、前記複数の制御情報の中から前記出力信号に応じた制御情報を決定する制御情報決定部と、を含む、請求項1に記載の機器制御装置。

請求項3

前記制御情報決定部は、前記タップのパターンに基づいて、前記複数の制御情報の中から前記出力信号に応じた制御情報を決定する、請求項2に記載の機器制御装置。

請求項4

前記圧力センサは、前記寝具の下に互いに重なることなく配置された複数の第1圧力センサを含み、前記出力信号は、前記複数の第1圧力センサの各々の第1出力信号を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の機器制御装置。

請求項5

前記出力信号に基づいて前記寝具の使用者生体情報を取得する取得部をさらに含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の機器制御装置。

請求項6

前記生体情報に基づいて、前記使用者が入したか否かを判定する入眠判定部をさらに含み、前記決定部は、前記使用者が入眠したと前記入眠判定部が判定すると、前記出力信号に応じた制御情報の決定を停止する、請求項5に記載の機器制御装置。

請求項7

寝具に設置された圧力センサの出力信号を受け取り、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定し、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する、機器制御方法

技術分野

0001

本発明は、機器を制御する技術に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、使用者ベッドへの操作に応じてナースコール子機を制御するナースコールシステム付きベッドが記載されている。このナースコールシステム付きベッドは、ベッドに配置された振動センサがベッドへのタップを検出すると、ナースコール子機から呼出し信号を送信する。このため、このナースコールシステム付きベッドの使用者は、就床した状態でナースコール子機を制御できる。

先行技術

0003

特開2011−45637号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載のナースコールシステム付きベッドは、使用者のベッドへの操作に応じて、ナースコール子機から呼出し信号を送信するという1つの制御のみを実行する。
したがって、このナースコールシステム付きベッドの使用者は、呼出し信号の送信以外の機器制御(例えば、オーディオ機器の制御または照明装置の制御)を行う場合、就床状態から起き上がって制御対象機器に近づいて制御対象機器を直接操作したり、就床状態から起き上がって制御対象機器のリモコンを手に取った後にリモコンを操作したりする必要があった。このため、使用者が就床したまま複数の機器制御を実現できる技術が望まれていた。

0005

本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、使用者が就床したまま複数の機器制御を実現できる技術を提供することを解決課題とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る機器制御装置の一態様は、寝具に設置された圧力センサ出力信号を受け取る受取部と、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定する決定部と、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する機器制御部と、を含む。

0007

本発明に係る機器制御方法の一態様は、寝具に設置された圧力センサの出力信号を受け取り、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定し、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する。
この態様によれば、使用者は、寝具に対する圧力を変えることによって機器制御用の制御情報を変更することが可能になる。このため、使用者は、就床した状態で複数の機器制御を実行することが可能になる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の一実施形態に係る機器制御装置100を含む機器制御システム1000の全体的な構成を示す図である。
圧力センサ200の一例を示した図である。
機器制御装置100を示した図である。
制御情報テーブル12の一例を示した図である。
機器制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
タップ検出部241aの動作を説明するための図である。
圧力センサ200が4つの圧力センサを含む例を示した図である。

実施例

0009

以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。

0010

図1は、本発明の一実施形態に係る機器制御装置100を含む機器制御システム1000の全体的な構成を示す図である。機器制御システム1000は、機器制御装置100と圧力センサ200とオーディオ機器500とを含んで構成されている。オーディオ機器500は、オーディオ制御部501とスピーカ502および503とを含んで構成されている。オーディオ制御部501は、曲等の音楽をスピーカ502および503から出力する。
機器制御システム1000は、ベッド5の上で就床状態となっている使用者Eがオーディオ機器500を遠隔操作することを支援する。圧力センサ200は、例えば、シート状の圧電素子である。圧力センサ200は、ベッド5のマットレスの下部などに配置される。ベッド5は、寝具の一例である。寝具はベッドに限らず適宜変更可能である。寝具は、例えば、布団でもよい。

0011

図2は、圧力センサ200の一例を示した図である。図2において、圧力センサ200は、圧力センサ200a〜200bを含んで構成されている。
圧力センサ200a〜200bは、ベッド5のマットレスの下に互いに重なることなく配置された複数の第1圧力センサの一例である。
圧力センサ200aは、使用者Eがベッド5の上で仰向けの状態のときに使用者Eの右手または右腕が位置する領域(以下「右手領域」と称する)に配置される。
圧力センサ200bは、使用者Eがベッド5の上で仰向けの状態のときに使用者Eの左手または左腕が位置する領域(以下「左手領域」と称する)に配置される。

0012

使用者Eが就床すると、使用者Eの心拍呼吸体動(本実施形態では寝返り等の、就床中の人の姿勢変化を体動と称する)などによって発生する圧力変化を、それぞれの成分を含む生体情報として圧力センサ200a〜200bが検出する。
圧力センサ200aは、生体情報が重畳された出力信号DSaを出力する。使用者Eが右手領域を手または足などで軽く叩く、つまりタップすると、圧力センサ200aの出力信号DSaには、右手領域へのタップに応じた圧力変化を示すタップ成分も重畳される。以下、右手領域へのタップを「右タップ」と称する。
圧力センサ200bは、生体情報が重畳された出力信号DSbを出力する。使用者Eが左手領域をタップすると、圧力センサ200bの出力信号DSbには、左手領域へのタップに応じた圧力変化を示すタップ成分も重畳される。以下、左手領域へのタップを「左タップ」と称する。
図1および図2は、便宜的に出力信号DSaおよびDSbが有線で機器制御装置100に伝送される構成を示しているが、出力信号DSaおよびDSbの一方または両方が無線で伝送されてもよい。

0013

機器制御装置100は、圧力センサ200から出力された出力信号に基づいて、オーディオ機器500を制御する。具体的には、機器制御装置100は、機器制御用の複数の制御情報の中から、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。そして、機器制御装置100は、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を用いてオーディオ機器500を制御する。機器制御装置100は、例えば携帯端末パーソナルコンピュータまたは機器制御用の専用装置である。

0014

図3は、機器制御システム1000のうち、主に機器制御装置100を示す図である。機器制御装置100は、記憶部1と、処理部2と、を含んで構成されている。

0015

記憶部1は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体の一例である。さらに言えば、記憶部1は、非一過性(non-transitory)の記録媒体である。記憶部1は、例えば、半導体記録媒体磁気式記録媒体または光学式記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体、または、これらの記録媒体が組み合わされた記録媒体である。なお、本明細書中において、「非一過性」の記録媒体は、一過性の伝搬信号(transitory, propagating signal)を一時的に記憶する伝送線等の記録媒体を除く全てのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含み、揮発性の記録媒体を除外するものではない。

0016

記憶部1は、プログラム11と、制御情報テーブル12と、を記憶する。
プログラム11は、機器制御装置100の動作を規定する。プログラム11は、図示せぬ通信網を介した配信の形態で提供され、その後、記憶部1にインストールされてもよい。
制御情報テーブル12は、機器制御用の複数の制御情報とタップパターンとの対応関係を記憶する。
図4は、制御情報テーブル12の一例を示した図である。制御情報テーブル12では、機器制御用の複数の制御情報(再生スタート/再生ストップ音量アップ音量ダウン、次の曲(次のコンテンツ)へスキップ、前の曲(前のコンテンツ)へスキップ)の各々が、タップのパターンと対応づけられている。

0017

処理部2は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置(コンピュータ)である。処理部2は、記憶部1に記憶されたプログラム11を読み取り実行することによって、受取部21と、生体情報取得部22と、入眠判定部23と、決定部24と、機器制御部25と、を実現する。

0018

受取部21は、ベッド5に設置された圧力センサ200の出力信号を受け取る。受取部21は、圧力センサ200a〜200bと1対1で対応する受取部21a〜21bを含んで構成されている。受取部21aは、圧力センサ200aの出力信号DSaを受け取る。受取部21bは、圧力センサ200bの出力信号DSbを受け取る。

0019

生体情報取得部22は、出力信号DSaと出力信号DSbから、心拍や呼吸や体動の各成分を含んだ生体情報を取得する。例えば、生体情報取得部22は、出力信号DSaおよび出力信号DSbの各々から、人の心拍の周波数範囲に対応する周波数成分と、人の体動の周波数範囲に対応する周波数成分と、を抽出する。生体情報取得部22は、これらの周波数成分を含む生体情報を生成する。なお、生体情報取得部22は、出力信号DSaと出力信号DSbのいずれか一方から生体情報を取得してもよい。

0020

入眠判定部23は、生体情報取得部22が取得した生体情報に基づいて、使用者Eが入したか否かを判定する。例えば、入眠判定部23は、まず、生体情報から使用者Eの体動の成分を抽出する。続いて、入眠判定部23は、体動の成分が所定レベル以下となる状態が所定時間継続すると、使用者Eが入眠したと判定する。
なお、入眠判定部23は、使用者Eの体動と使用者Eの心拍の周期とに基づいて、使用者Eが入眠したか否かを判定してもよい。人が入眠に至る過程では、心拍の周期が次第に長くなる。そこで、心拍の周期が就床時の心拍の周期よりも所定時間以上長くなり、かつ、体動の成分が所定レベル以下となる状態が所定時間継続した場合に、入眠判定部23は、使用者Eが入眠したと判定する。また、呼吸の周期も入眠時には長くなるので、心拍の周期の代わりに呼吸の周期を用いてもよい。さらに、両方の周期を用いてもよい。

0021

決定部24は、制御情報テーブル12に記憶された複数の制御情報の中から、受取部21が受け取った出力信号に応じた制御情報を決定する。決定部24は、タップ検出部241と、制御情報決定部242と、を含んで構成されている。

0022

タップ検出部241は、受取部21が受け取った出力信号に基づいて、ベッド5に対するタップを検出する。タップ検出部241は、圧力センサ200a〜200bに1対1で対応するタップ検出部241a〜241bを含んで構成されている。タップ検出部241aは、出力信号DSaに基づいて右タップを検出する。タップ検出部241bは、出力信号DSbに基づいて左タップを検出する。

0023

制御情報決定部242は、タップ検出部241が検出したタップに基づいて、制御情報テーブル12(図4参照)の複数の制御情報の中から、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。例えば、制御情報決定部242は、タップのパターンに基づいて、制御情報テーブル12の複数の制御情報の中から、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。
このため、使用者Eはベッド5に対するタップのパターンを変更することで、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を変更することができる。
なお、決定部24は、使用者Eが入眠したと入眠判定部23が判定すると、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報の決定を停止する。このため、使用者Eが入眠した後に無意識で行われるベッド5に対するタップを無効にすることが可能になる。

0024

機器制御部25は、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を用いてオーディオ機器500を制御する。オーディオ機器500は、制御対象機器の一例である。オーディオ機器500は、例えば、使用者Eに対して入眠を促す曲を出力する。なお、オーディオ機器500が出力する音は曲に限らず適宜変更可能である。

0025

次に、動作を説明する。
図5は、機器制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。機器制御装置100は、図5に示した動作を繰り返す。
使用者Eがベッド5に就床すると、圧力センサ200aが出力信号DSaを出力し、圧力センサ200bが出力信号DSbを出力する。
受取部21aが出力信号DSaを受け取り、かつ、受取部21bが出力信号DSbを受け取ると(ステップS501:YES)、出力信号DSaは受取部21aから生体情報取得部22とタップ検出部241aとに供給され、出力信号DSbは受取部21bから生体情報取得部22とタップ検出部241bとに供給される。

0026

生体情報取得部22は、出力信号DSaと出力信号DSbから、心拍および体動の各成分を含んだ生体情報を取得する。入眠判定部23は、生体情報取得部22が取得した生体情報に基づいて、使用者Eが入眠したか否かを判定する(ステップS502)。

0027

使用者Eが入眠していないと入眠判定部23が判定した場合(ステップS502:NO)、入眠判定部23は、使用者Eが覚醒状態であることを示す覚醒情報を決定部24に供給する。

0028

決定部24が覚醒情報を受け取ると、タップ検出部241aは、出力信号DSaに基づいて右タップを検出する動作を実行し、タップ検出部241bは、出力信号DSbに基づいて左タップを検出する動作を実行する。

0029

図6は、タップ検出部241aの動作を説明するための図である。
図6は、右手タップが行われた際に、出力信号DSaのレベル電圧レベル)が第1閾値L1を継続して超えている時間(以下「第1継続時間」と称する)が40ms程度である状況において、右手タップを検出する動作を示す。
さらに、図6は、右手タップのダブルタップが行われた際に、2つ目の右手タップに応じた出力信号DSaのレベルが第2閾値L2を継続して超えている時間(以下「第2継続時間」と称する)が40ms程度である状況において、2つ目の右手タップを検出する動作を示す。
また、出力信号DSaのレベル変化が右手タップに起因するのか寝返りに起因するのかを判定するために、第1時間T1および第2時間T2が用いられる。第1時間T1および第2時間T2の一例として、100msが用いられる。なお、第1時間T1および第2時間T2は、100msに限らず、40msよりも長い時間であればよい。

0030

タップ検出部241aは、第1継続時間が第1時間T1未満であると、右タップが行われたと判定し、右タップを検出する。一方、第1継続時間が第1時間T1以上である場合、タップ検出部241aは、使用者Eが寝返りを行ったと判定する。

0031

さらに、タップ検出部241aは、出力信号DSaのレベルが第1閾値L1を超えた時点taから時間MTが経過した時点tsと、時点taから時間AT(AT>MT)が経過した時点teと、の間の期間を、ダブルタップ検出期間DT−Tとして用いる。
タップ検出部241aは、ダブルタップ検出期間DT−Tにおいて第2継続時間が第2時間T2未満であると、ダブルタップの2回目の右タップが行われたと判定し、ダブルタップの2回目の右タップを検出する。一方、第2継続時間が第2時間T2以上である場合、タップ検出部24a1は、使用者Eが寝返りを行ったと判定する。

0032

タップ検出部241aは、右タップを検出すると、右タップの検出結果を制御情報決定部242に出力する。
なお、第1閾値L1と第2閾値L2は共通する値でもよいし異なる値でもよい。第1時間T1と第2時間T2は共通する値でもよいし異なる値でもよい。

0033

タップ検出部241bの動作の説明は、上述したタップ検出部241aの動作説明において「右タップ」という文言を「左タップ」という文言に読み替えることによって行われる。

0034

ステップS503でタップ検出部241によってタップが検出されると(ステップS503:YES)、制御情報決定部242は、制御情報テーブル12の複数の制御情報の中から、タップ検出部241が検出したタップのパターンに対応する制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する(ステップS504)。

0035

例えば、右タップと左タップとが検出され、制御情報決定部242が右タップの検出結果を受けたタイミングと、制御情報決定部242が左タップの検出結果を受けたタイミングと、の差が特定時間以内である場合、制御情報決定部242は、「再生スタート/再生ストップ」を示す制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する。
右タップが検出された場合、制御情報決定部242は、「音量アップ」を示す制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する。
左タップが検出された場合、制御情報決定部242は、「音量ダウン」を示す制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する。
右タップのダブルタップ(右タップ右タップ)が検出された場合、制御情報決定部242は、「次の曲(次のコンテンツ)へスキップ」を示す制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する。
左タップのダブルタップ(左タップ左タップ)が検出された場合、制御情報決定部242は、「前の曲(前のコンテンツ)へスキップ」を示す制御情報を、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報として決定する。
制御情報決定部242は、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を機器制御部25に出力する。

0036

機器制御部25は、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を用いてオーディオ機器500を制御する(ステップS505)。
例えば、機器制御部25は、「再生スタート/再生ストップ」を示す制御情報を受け取った場合、「再生スタート/再生ストップ」を示す制御情報をオーディオ機器500に出力する。機器制御部25は、有線または無線で制御情報をオーディオ機器500に出力する。

0037

オーディオ機器500では、オーディオ制御部501は、「再生スタート/再生ストップ」を示す制御情報を受け取ると、曲の再生を実行していない場合には曲の再生をスタートし、曲の再生を実行している場合には曲の再生をストップする。曲はコンテンツの一例である。
また、オーディオ制御部501は、「音量アップ」を示す制御情報を受け取ると、曲の音量を1段階アップする。
また、オーディオ制御部501は、「音量ダウン」を示す制御情報を受け取ると、曲の音量を1段階ダウンする。
また、オーディオ制御部501は、「次の曲(次のコンテンツ)へスキップ」を示す制御情報を受け取ると、再生する曲を、現在再生中の曲からその次の曲に変更(スキップ)する。
また、オーディオ制御部501は、「前の曲(前のコンテンツ)へ」を示す制御情報を受け取ると、再生する曲を、現在再生中の曲からその前の曲に変更(スキップ)する。

0038

一方、ステップS502で使用者Eが入眠していると入眠判定部23が判定した場合(ステップS502:YES)、入眠判定部23は、使用者Eが入眠状態であることを示す入眠情報を決定部24に供給する。

0039

決定部24が入眠情報を受け取ると、タップ検出部241aおよび241bは、タップの検出を停止する(ステップS506)。このため、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報の決定動作が停止する。よって、使用者Eが入眠した後に無意識で行われるベッド5に対するタップを無効にすることが可能になる。

0040

ステップS501で受取部21が出力信号DSaおよび出力信号DSbを受け取っていない場合(ステップS501:NO)、および、ステップS503でタップ検出部241がタップを検出していない場合、図5に示した動作は終了する。

0041

本実施形態によれば、決定部24は、制御情報テーブル12に記憶された複数の制御情報の中から、受取部21が受け取った圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。
このため、使用者Eは、例えばベッド5に対する圧力のかけ方を変更することによって機器制御用の制御情報を切り換えることが可能になる。よって、使用者Eは、就床した状態で複数の機器操作を実行することが可能になる。
したがって、使用者Eが健常者である場合には、健常者がベッド5から起き上がって機器操作を行う場合に比べて、健常者の入眠を妨げることを防止できる。
また、使用者Eが要介護者である場合には、要介護者は、ベッド5から起き上がることなく複数の機器操作を行うことが可能になる。

0042

制御情報決定部242は、タップ検出部241が検出したタップに基づいて、複数の制御情報の中から、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。
このため、使用者Eは、ベッド5に対するタップを変えることによって機器制御用の制御情報を切り換えることが可能になる。よって、使用者Eは、就床した状態で複数の機器操作を実行することが可能になる。

0043

制御情報決定部242は、タップのパターンに基づいて、複数の制御情報の中から、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報を決定する。
このため、使用者Eは、ベッド5に対するタップのパターンを変えることによって機器制御用の制御情報を切り換えることが可能になる。よって、使用者Eは、就床した状態で複数の機器操作を実行することが可能になる。

0044

圧力センサ200は、ベッド5の下に互いに重なることなく配置された圧力センサ200aおよび圧力センサ200bを含む。そして、圧力センサ200の出力信号は、圧力センサ200aの出力信号DSaと圧力センサ200bの出力信号DSbとを含む。
このため、使用者Eは、就床した状態でベッド5の異なる場所の圧力状態を適宜変更することによって、制御対象機器を制御するための制御情報を変更することが可能になる。

0045

生体情報取得部22は、圧力センサ200の出力信号に基づいて使用者Eの生体情報を取得する。
このため、制御情報を決定するために用いる圧力センサ200の出力信号から、使用者Eの生体情報を取得することが可能になる。よって、使用者Eの生体情報を、圧力センサ200の出力信号とは異なる信号に基づいて取得する場合に比べて、機器制御装置100が受け取る信号の数を少なくできる。
また、機器を制御するために使用者Eのタップを検出する圧力センサ20を、生体情報を検出するセンサとして兼用できる。このため、構成の簡略化を図ることが可能になる。

0046

決定部24は、使用者Eが入眠したと入眠判定部23が判定すると、圧力センサ200の出力信号に応じた制御情報の決定を停止する。
このため、使用者Eが入眠した後に無意識で行うベッド5への操作を無効にすることが可能になる。

0047

<変形例>
以上の実施態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は相矛盾しない限り適宜に併合され得る。

0048

<変形例1>
ステップS501において受取部21が出力信号DSaと出力信号DSbとのいずれかを受け取った場合に、処理がステップS502に進んでもよい。

0049

<変形例2>
制御対象機器は、オーディオ機器に限らず適宜変更可能である。例えば、制御対象機器は、エアコン扇風機照明機器昇降ベッドまたは介護機器でもよい。

0050

<変形例3>
制御情報テーブル12に記憶される複数の制御情報は、1つの制御対象機器に対する複数の制御情報に限らない。
例えば、制御情報テーブル12は、オーディオ機器500を制御するための第1制御情報と、照明機器を制御するための第2制御情報(例えば「点灯消灯」を示す第2制御情報)と、を記憶してもよい。この場合、第1制御情報に対応するタップパターンと、第2制御情報に対応するタップパターンとは、互いに異なる。また、照明機器は、「点灯/消灯」を示す第2制御情報を受け取ると、照明が消灯中の場合には照明を点灯し、照明が点灯中の場合には照明を消灯する。
また、制御情報テーブル12は、複数の制御対象機器の各々について1以上の制御情報をタップパターンと対応づけて記憶してもよい。
変形例3によれば、使用者Eは就床した状態で複数の機器を制御可能になる。

0051

<変形例4>
機器制御用の複数の制御情報は、図4に示した制御情報に限らず適宜変更可能である。機器制御用の複数の制御情報の数は、図4に示した数に限らず適宜変更可能である。制御情報とタップパターンとの対応関係は、図4に示した対応関係に限らず適宜変更可能である。

0052

<変形例5>
圧力センサ200が含む圧力センサの数は2に限らず1以上であればよい。ここで、圧力センサ200に含まれる圧力センサの数が多いほど、タップパターンの組合せを多くすることが可能になる。
図7は、圧力センサ200が4つの圧力センサ(圧力センサ200a、200b、200cおよび200d)を含む例を示した図である。
圧力センサ200cは、使用者Eがベッド5の上で仰向けの状態のときに使用者Eの右脚が位置する領域(以下「右脚領域」と称する)に配置される。圧力センサ200dは、使用者Eがベッド5の上で仰向けの状態のときに使用者Eの左脚が位置する領域(以下「左脚領域」と称する)に配置される。この場合、圧力センサ200は、使用者Eが4つの領域(右手領域、左手領域、右脚領域および左脚領域)の各々に対して行ったタップを検出できる。よって、4つの領域のタップの組合せのパターンに応じて、機器制御用の制御情報を設定することが可能になる。

0053

<変形例6>
タップ検出部241aおよび241bの一方または両方は、機械学習によって生成されたタップ検出モデルを用いて、タップ検出を行ってもよい。
例えば、タップ検出部241aは、右タップのシングルタップが行われたときの出力信号DSaと、右タップのダブルタップが行われたときの出力信号DSaと、の各々を学習データとして用いて機械学習を行って、タップ検出モデルを生成する。タップ検出モデルは、出力信号DSaと、右タップのシングルタップと、右タップのダブルタップと、の関係を表すモデルである。
そして、タップ検出部241aは、圧力センサ200Rの出力信号DSaに応じた右タップのシングルタップと、圧力センサ200Rの出力信号DSaに応じた右タップのダブルタップとを、タップ検出モデルを用いて決定する。
タップ検出部241bが、機械学習によって生成されたタップ検出モデルを用いてタップ検出を行う場合は、上述したタップ検出部241aの動作に準じた動作を実行する。

0054

<変形例7>
生体情報取得部22と入眠判定部23は省略されてもよい。この場合、図5のステップS502およびステップS506が省略され、さらに、ステップS501で受取部21aが出力信号DSaを受け取りかつ受取部21bが出力信号DSbを受け取ると、タップ検出部241aは出力信号DSaに基づいて右タップを検出する動作を実行しかつタップ検出部241bは出力信号DSbに基づいて左タップを検出する動作を実行する。

0055

<変形例8>
受取部21と生体情報取得部22と入眠判定部23と決定部24と機器制御部25の全部または一部は専用の電子回路によって実現されてもよい。

0056

上述した各実施形態および各変形例の少なくとも1つから以下の態様が把握される。
本発明に係る機器制御装置の一態様は、寝具に設置された圧力センサの出力信号を受け取る受取部と、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定する決定部と、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する機器制御部と、を含む。
この態様によれば、使用者は、寝具に対する圧力を変更することによって機器制御用の制御情報を変更することが可能になる。このため、使用者は、就床した状態で複数の機器制御を実行することが可能になる。

0057

上述した機器制御装置の一態様として、前記決定部は、前記出力信号に基づいて前記寝具に対するタップを検出するタップ検出部と、前記タップに基づいて、前記複数の制御情報の中から前記出力信号に応じた制御情報を決定する制御情報決定部と、を含むことが望ましい。
この態様によれば、使用者は、寝具に対するタップを変えることによって機器制御用の制御情報を変更することが可能になる。このため、使用者は、就床した状態で複数の機器制御を実行することが可能になる。

0058

上述した機器制御装置の一態様として、前記制御情報決定部は、前記タップのパターンに基づいて、前記複数の制御情報の中から前記出力信号に応じた制御情報を決定することが望ましい。
この態様によれば、使用者は、寝具に対するタップのパターンを変えることによって機器制御用の制御情報を変更することが可能になる。このため、使用者は、就床した状態で複数の機器制御を実行することが可能になる。

0059

上述した機器制御装置の一態様として、前記圧力センサは、前記寝具の下に互いに重なることなく配置された複数の第1圧力センサを含み、前記出力信号は、前記複数の第1圧力センサの各々の第1出力信号を含むことが望ましい。
この態様によれば、寝具の異なる場所の圧力の状態に応じて、制御対象機器を制御するための制御情報を変更することが可能になる。

0060

上述した機器制御装置の一態様として、前記出力信号に基づいて前記寝具の使用者の生体情報を取得する取得部をさらに含むことが望ましい。
この態様によれば、制御情報を決定するために用いる出力信号から、使用者の生体情報を取得することが可能になる。よって、使用者の生体情報を、出力信号とは異なる信号に基づいて取得する場合に比べて、出力信号を効率的に用いることが可能になる。

0061

上述した機器制御装置の一態様として、前記生体情報に基づいて、前記使用者が入眠したか否かを判定する入眠判定部をさらに含み、前記決定部は、前記使用者が入眠したと前記入眠判定部が判定すると、前記出力信号に応じた制御情報の決定を停止することが望ましい。
この態様によれば、使用者が入眠した後に無意識で行う寝具への操作を無効にすることが可能になる。

0062

本発明に係る機器制御方法の一態様は、寝具に設置された圧力センサの出力信号を受け取り、機器制御用の複数の制御情報の中から、前記出力信号に応じた制御情報を決定し、前記出力信号に応じた制御情報を用いて制御対象機器を制御する。
この態様によれば、使用者は、寝具に対する圧力を変えることによって機器制御用の制御情報を変更することが可能になる。このため、使用者は、就床した状態で複数の機器制御を実行することが可能になる。

0063

100…機器制御装置、1…記憶部、11…プログラム、12…制御情報テーブル、2…処理部、21、21a、21b…受取部、22…生体情報取得部、23…入眠判定部、24…決定部、241、241a、241b…タップ検出部、242…制御情報決定部、25…機器制御部、200、200a、200b…圧力センサ、500…オーディオ機器。

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