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技術 管理装置及び管理方法

出願人 村田機械株式会社
発明者 河合秀貢
出願日 2016年9月27日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-187972
公開日 2018年4月5日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2018-055227
状態 特許登録済
技術分野 総合的工場管理
主要キーワード 作業不能 一定箇所 加工回数 ヒット回数 推定時刻 作業スケジュール 作業者情報 各工作機械
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
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図面 (8)

課題

工作機械の情報、工作機械が必要とする複数の作業のスケジュール及び作業を行う作業者の情報を効率的に管理すること。

解決手段

管理装置1は、本体部2と、本体部2に接続される端末部3と、を備え、複数の工作機械M(MA〜MD)を管理する管理装置1であって、本体部2は、各工作機械M(MA〜MD)が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する作業分別部5と、作業分別部5で分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べるソート部6と、ソート部6で並べられた作業に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者W1〜W6を設定したリストD5から作業者W1〜W6を割り当てる割当部7と、割当部7で割り当てた作業者W1〜W6を端末部3によって報知する本体側通信部8と、を備える。

概要

背景

生産性を向上させるため、工作機械稼働率及び作業者作業効率の向上が求められる。工作機械は、メンテナンス加工工具交換など、作業者が行う様々な作業が必要とされる。これらの作業は、通常、工作機械を停止して行うので、その結果、生産性の低下を招くことになる。下記の特許文献1では、工作機械ごとの加工工具の交換時刻予測して、加工工具の交換時刻を表示することが記載されている。これにより、作業者が予め加工工具の交換時刻を知ることにより、作業者の作業効率の向上、及び工作機械の停止時間の短縮を実現している。

概要

工作機械の情報、工作機械が必要とする複数の作業のスケジュール及び作業を行う作業者の情報を効率的に管理すること。管理装置1は、本体部2と、本体部2に接続される端末部3と、を備え、複数の工作機械M(MA〜MD)を管理する管理装置1であって、本体部2は、各工作機械M(MA〜MD)が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する作業分別部5と、作業分別部5で分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べるソート部6と、ソート部6で並べられた作業に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者W1〜W6を設定したリストD5から作業者W1〜W6を割り当てる割当部7と、割当部7で割り当てた作業者W1〜W6を端末部3によって報知する本体側通信部8と、を備える。

目的

本発明は、工作機械の情報及び作業を行う作業者の情報から、各作業に対して作業者を割り当てることにより、工作機械が停止する時間短縮を図り、工作機械の停止による生産性の低下を低減とすることが可能な管理装置および管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

本体部と、前記本体部に接続される端末部と、を備え、複数の工作機械を管理する管理装置であって、前記本体部は、各工作機械が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する作業分別部と、前記作業分別部で分別された前記カテゴリ内の前記作業を優先度に応じて並べるソート部と、前記ソート部で並べられた前記作業に対して、予め前記カテゴリ別に前記作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てる割当部と、前記割当部で割り当てた作業者を前記端末部によって報知する本体側通信部と、を備える、管理装置。

請求項2

前記ソート部は、時系列を優先度として現在時刻から順に前記カテゴリ内の前記作業を並べる、請求項1に記載の管理装置。

請求項3

前記リストは、作業者の優先順位を有しており、前記割当部は、前記作業に対して前記リストの優先順位の上位から作業者を割り当てる、請求項1または2に記載の管理装置。

請求項4

前記端末部は、作業者が携帯可能な携帯端末であり、前記本体側通信部は、前記割当部で割り当てた作業者の前記携帯端末に対して報知する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。

請求項5

前記携帯端末は、報知されたことに対して作業者により確認を入力可能な入力部と、前記入力部により入力が操作されたことを前記本体部に送信する端末側通信部と、を備える、請求項4に記載の管理装置。

請求項6

前記本体側通信部が、前記携帯端末から前記入力部に入力されたことを所定時間内に受信しない場合、前記割当部は、他の作業者を割り当ててその作業者の前記携帯端末に対して報知する、請求項5に記載の管理装置。

請求項7

複数の工作機械を管理する方法であって、各工作機械が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別することと、分別された前記カテゴリ内の前記作業を優先度に応じて並べることと、並べられた前記作業に対して、予め前記カテゴリ別に前記作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てることと、割り当てた作業者を報知することと、を含む、管理方法

技術分野

0001

本発明は、管理装置及び管理方法に関する。

背景技術

0002

生産性を向上させるため、工作機械稼働率及び作業者作業効率の向上が求められる。工作機械は、メンテナンス加工工具交換など、作業者が行う様々な作業が必要とされる。これらの作業は、通常、工作機械を停止して行うので、その結果、生産性の低下を招くことになる。下記の特許文献1では、工作機械ごとの加工工具の交換時刻予測して、加工工具の交換時刻を表示することが記載されている。これにより、作業者が予め加工工具の交換時刻を知ることにより、作業者の作業効率の向上、及び工作機械の停止時間の短縮を実現している。

先行技術

0003

特開平5−269647号公報

発明が解決しようとする課題

0004

工作機械が必要とする作業は、上記した加工工具の交換作業以外にも多数存在し、多様な作業を全体的に効率よく行うことにより、工作機械の停止時間の短縮を図り、生産性の低下を最小限とすることが求められている。

0005

以上のような事情に鑑み、本発明は、工作機械の情報及び作業を行う作業者の情報から、各作業に対して作業者を割り当てることにより、工作機械が停止する時間短縮を図り、工作機械の停止による生産性の低下を低減とすることが可能な管理装置および管理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る管理装置は、本体部と、本体部に接続される端末部と、を備え、複数の工作機械を管理する管理装置であって、本体部は、各工作機械が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する作業分別部と、作業分別部で分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べるソート部と、ソート部で並べられた作業に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てる割当部と、割当部で割り当てた作業者を端末部によって報知する本体側通信部と、を備える。

0007

また、ソート部は、時系列を優先度として現在時刻から順にカテゴリ内の作業を並べる。また、リストは、作業者の優先順位を有しており、割当部は、作業に対してリストの優先順位の上位から作業者を割り当てる。また、端末部は、作業者が携帯可能な携帯端末であり、本体側通信部は、割当部で割り当てた作業者の携帯端末に対して報知する。また、携帯端末は、報知されたことに対して作業者により確認を入力可能な入力部と、入力部により入力が操作されたことを本体部に送信する端末側通信部と、を備える。また、本体側通信部が、携帯端末から入力部に入力されたことを所定時間内に受信しない場合、割当部は、他の作業者を割り当ててその作業者の携帯端末に対して報知する。

0008

また、本発明に係る管理方法は、複数の工作機械を管理する方法であって、各工作機械が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別することと、分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べることと、並べられた作業に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てることと、割り当てた作業者を報知することと、を含む。

発明の効果

0009

本発明に係る管理装置及び管理方法は、工作機械の情報、工作機械が必要とする複数の作業及び複数の作業者の情報から、各作業に対して作業者を割り当てた作業スケジュールを容易に作成することができる。さらに、割り当てられた作業者に対して作業の必要があることを報知するので、作業者は報知を受けて作業の準備を始めるなど、作業効率が向上して作業時間を短縮することができる。その結果、工作機械を停止する時間短縮を図ることができ、生産性の低下を低減することができる。

0010

また、ソート部は、時系列を優先度として現在時刻から順にカテゴリ内の作業を並べる場合、現在時刻から近く発生する作業が順に並べられるので、複数の作業者に対して作業効率に優れた作業スケジュールを生成することができる。また、リストは、作業者の優先順位を有しており、割当部は、作業に対してリストの優先順位の上位から作業者を割り当てる場合、リストで設定した作業者に対して作業を順に割り当てるので、各作業に適した作業者を容易に割り当てることができ、作業効率を向上させることができる。また、端末部は、作業者が携帯可能な携帯端末であり、本体側通信部は、割当部で割り当てた作業者の携帯端末に対して報知する場合、作業者が一定箇所待機する必要がなく、別の作業を行っている作業者に対して確実に報知することができる。また、携帯端末は、報知されたことに対して作業者により確認を入力可能な入力部と、入力部により入力が操作されたことを本体部に送信する端末側通信部と、を備える場合、対象となった作業者が、報知された作業を認識したか否かを容易に確認することができる。また、本体側通信部が、携帯端末から入力部に入力されたことを所定時間内に受信しないとき、割当部は、他の作業者を割り当ててその作業者の携帯端末に対して報知する場合、対象となった作業者が作業不能の場合などに他の作業者を割り当てることで作業の遅延が生じること防止することができる。

図面の簡単な説明

0011

実施形態に係る管理装置の一例を示すブロック図である。
入力情報の一例を示す図である。
(A)は、作業分別部によりカテゴリ別に分別された情報の一例を示す図であり、(B)は、ソート部により並べられた情報の一例を示す図である。
カテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定した情報の一例を示す図である。
作業情報に対して、作業を実施可能な作業者を割り当てた情報の一例を示す図である。
(A)及び(B)は、実施形態に係る管理方法のフローチャートである。
(A)は、変形例に係る管理装置の一例を示す図であり、(B)はカテゴリ別に作業を実施可能な複数の作業者から構成される作業グループを設定した情報の一例を示す図である。

実施例

0012

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。

0013

図1は、実施形態に係る管理装置の一例を示すブロック図である。管理装置1は、例えば、本体部2と、端末部3と、を備え、工作機械M(MA〜MD)を管理する。管理装置1は、例えば、工場等に設置される。なお、以下の図1等の説明においては、4台の工作機械MA〜MDを例に説明するが、工作機械Mは、4台に限定されず、例えば、1台から3台でもよいし、5台以上でもよい。また、複数の工作機械Mは、同じ種類であってもよいし、異なる種類でもよい。また、工作機械Mの種類は、特に限定されず、任意である。例えば、工作機械Mは、レーザ加工機旋盤マシニングセンタパンチプレスプレスブレーキ等である。

0014

本体部2は、入力部4と、作業分別部5と、ソート部6と、割当部7と、本体側通信部8と、を備える。本体部2は、例えば、CPU、メインメモリハードディスクなどの記憶装置有線あるいは無線通信装置キーボードあるいはマウスなどの入力装置ディスプレイなどの表示装置、及び動作に必要な各種プログラムを備えるコンピュータ装置により構成される。

0015

入力部4は、各工作機械M(MA〜MD)から出力された情報が入力される。入力部4は、例えば、有線あるいは無線を用いる通信装置等により構成され、各工作機械M(MA〜MD)と、有線あるいは無線により通信可能に接続される。各工作機械M(MA〜MD)は、所定の情報を入力部4に入力するように設定されている。以下の説明において、各工作機械M(MA〜MD)から入力部4に入力される情報を「入力情報」と称す。入力情報は、入力部4に適宜入力され、例えば、不図示の記憶装置などに記憶される。

0016

図2は、入力情報の一例を示す図である。入力情報D1は、例えば、各工作機械M(MA〜MD)を識別する情報C1と、各工作機械M(MA〜MD)に対して必要とされる作業に関する情報C2と、この作業が行われる推定時刻に関する情報C3と、を含み、これらが関連付けられた情報である。なお、以下の説明において、各工作機械M(MA〜MD)を識別する情報を「識別情報」と称し、各工作機械M(MA〜MD)に対して必要とされる作業に関する情報を「作業情報」と称し、各作業の推定時刻に関する情報を「推定時刻情報」と称す。

0017

各工作機械M(MA〜MD)に対して必要とされる作業は、例えば、工作機械Mにおける加工の終了に関わる作業、工作機械Mにワークを配置する作業、工作機械Mの加工プログラムを設定する作業、工作機械Mの加工工具を交換する作業、工作機械Mのメンテナンス作業などであり、作業情報C2はこれらの作業に関する情報である。なお、作業情報C2は、各工作機械M(MA〜MD)に必要とされる作業に関する情報であれば任意である。例えば、作業情報C2は、工作機械Mからワークあるいは切削屑搬出する作業でもよい。

0018

作業情報C2及び推定時刻情報C3は、例えば、各工作機械M(MA〜MD)により生成される。作業情報C2及び推定時刻情報C3は、例えば、各工作機械M(MA〜MD)において、工作機械Mの各部を管理する管理情報、あるいは工作機械Mを動作させる加工プログラム(例、NCデータ)などに基づいて生成される。例えば、管理情報は、加工工具の使用回数加工回数ヒット回数)などの使用履歴情報、工作機械Mに必要なメンテナンスの履歴情報、工作機械Mの稼働に必要な潤滑油供給タイミングあるいは供給量に関する情報などである。例えば、加工工具の寿命による交換、工作機械Mのメンテナンスなどの作業情報C2及びその推定時刻情報C3は、管理情報に基づいて生成される。

0019

また、工作機械Mにおける加工の終了、工作機械Mにワークを配置する作業、工作機械Mのプログラムを設定する作業などの作業情報C2及びその推定時刻情報C3は、例えば、加工プログラム(例、NCデータ)などに基づいて生成される。各工作機械M(MA〜MD)は、生成された作業情報C2及び推定時刻情報C3を関連づけて、入力部4に送信する。なお、各工作機械M(MA〜MD)に対して必要とされる作業は、通常、工作機械Mの動作を停止させて行うため、例えば、作業情報C2は、加工プログラムにおける工作機械Mの動作の停止を示す情報に基づいて生成されてもよい。

0020

本体部2は、例えば、上記した入力情報等に基づいて、識別情報C1と作業情報C2と推定時刻情報C3とが関連付けられ、これらが羅列されたテーブルデータD2を生成する。このデータD2は、入力情報等に基づいて適宜更新される。データD2は、不図示の記憶装置に記憶されて、後の処理に用いられる。なお、データD2は、識別情報C1、作業情報C2、及び推定時刻情報C3以外の情報を含んでもよい。例えば、データD2は、作業の優先度に関する情報を含んでもよい。

0021

なお、各工作機械M(MA〜MD)は、作業情報C2に対応する推定時刻情報C3の少なくとも一部を生成しなくてもよい。例えば、推定時刻情報C3は、本体部2が生成してもよいし、作業者等のオペレータが本体部2に入力してもよい。例えば、本体部2は、作業情報C2に基づいて、予め作業者等のオペレータにより設定された各作業に要する推定時間の情報を参照して、推定時刻情報C3を求めてもよい。

0022

なお、作業情報C2は、各工作機械M(MA〜MD)から入力部4に入力された情報に限定されない。例えば、作業情報C2は、各工作機械M(MA〜MD)を制御する上位制御装置から入力される情報でもよいし、本体部2が生成した情報でもよいし、作業者等のオペレータが各工作機械M(MA〜MD)あるいは本体部2に入力した情報でもよい。例えば、作業情報C2は、本体部2が、加工終了の作業情報に基づいて生成した、加工終了に関連するワークの搬出、加工で発生したくずの回収などの作業情報でもよいし、作業者等のオペレータが各工作機械M(MA〜MD)あるいは本体部2に入力した工作機械のメンテナンスなどの作業情報でもよいし、作業者等のオペレータが、各工作機械M(MA〜MD)あるいは本体部2に入力した情報でもよい。

0023

図1戻り、作業分別部5は、各工作機械M(MA〜MD)が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する。図3(A)は、作業分別部5により分別された情報の一例を示す図である。作業分別部5は、例えば、図2に示すデータD2を、作業情報C2に基づいて、カテゴリ毎に分別する。

0024

カテゴリは、例えば、作業の内容であり、作業者等のオペレータによって任意に設定される。カテゴリは、例えば、作業情報C2と関連付けられたデータとして設定される。作業分別部5は、図2に示すデータD2を、作業情報C2とカテゴリとが関連付けられたデータを参照することにより、図3(A)に示すカテゴリ毎に分別された識別情報C1と作業情報C2と推定時刻情報C3とが関連付けられたデータD3を生成する。

0025

作業分別部5が複数の作業情報をカテゴリごとに分別するので、効率的に作業情報を管理することができる。なお、作業分別部5は、図2に示すデータD2のすべてのデータに対して、カテゴリの分別処理を行う。作業分別部5は、例えば、図2に示すデータD2が更新されるタイミングで処理を行う。生成されたデータD3は、不図示の記憶装置に記憶されて、後の処理に用いられる。

0026

図1に示すソート部6は、作業分別部5で分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べる。図3(B)は、ソート部により並べられた情報の一例を示す図である。ソート部6は、例えば、図3(A)に示すデータD3を、推定時刻情報C3の時系列を優先度として、現在時刻から順にカテゴリ内の作業を並べて、図3(B)に示すデータD4を生成する。ソート部6が、時系列を優先度として現在時刻から順にカテゴリ内の作業を並べるので、現在時刻から近く発生する作業が順に並べられるので、複数の作業者に対して作業効率に優れた作業スケジュールを生成することができる。ソート部6は、作業分別部5により分別されたすべてのデータD3に対して処理を行う。生成されたデータD4は、不図示の記憶装置に記憶され、後の処理に用いられる。

0027

なお、優先度は、時系列でなくてもよい。例えば、優先度は、作業者等のオペレータにより任意に設定された優先順位でもよいし、工作機械M(MA〜MD)毎に設けられた優先順位でもよい。この工作機械M(MA〜MD)毎の優先順位は、例えば、第1加工を行う工作機械と、第1加工を行ったワークに対して第2加工を行う工作機械がある場合、第1加工を行う工作機械の優先順位を、第2加工を行う工作機械に対して、高くするなどにより設定してもよい。

0028

図1に示す割当部7は、ソート部6で並べられた作業情報C2に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てる。図4は、カテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定したリストの一例を示す図である。このリストD5は、例えば、作業カテゴリ別に生成された、優先順位C4と作業を実施可能な作業者情報C5とが関連付けられたデータである。

0029

リストD5は、例えば、予め作業者等のオペレータにより任意に設定され、不図示の記憶装置に記憶される。リストD5は、適宜、更新可能である。例えば、作業者がいない際、作業者等のオペレータは、その作業者をリストD5から除外することができる。リストD5は、すべてのカテゴリにおいて、予め生成され、不図示の記憶装置に記憶されている。なお、図4に示すリストD5は、作業者W1〜W6に対して、異なる優先順位が設定されているが、これに限定されない。例えば、リストD5は、一部または全部の作業者に対して、同じ優先順位が設定されてもよい。

0030

図5は、作業情報に対して、作業を実施可能な作業者を割り当てた情報の一例を示す図である。割当部7は、例えば、図3(B)に示すデータD4に対して、図4に示すリストD5の優先順位の上位から作業者W1〜W6を割り当てることにより、図5に示す識別情報C1、推定時刻情報C3、作業情報C2及び作業者情報C5が関連付けられたデータD6を生成する。生成されたデータD6は、不図示の記憶部に記憶され、後の処理に用いられる。割当部7は、作業分別部5により分別されたすべてのデータに対して、上記した並べ替えの処理を行う。このように、リストD5は、作業者の優先順位を有しており、割当部7は、作業に対してリストD5の優先順位の上位から作業者を割り当てる場合、リストD5で設定した作業者に対して作業を順に割り当てるので、各作業に適した作業者を容易に割り当てることができ、作業効率を向上させることができる。

0031

なお、割当部7は、推定時刻情報C3に基づいて、割り当てる作業者を決定してもよい。例えば、割当部7は、1人の作業者に対して、推定時刻が所定時間内にある複数の作業が割り当てられる場合、複数の作業のうちのいずれかの作業を、次の優先順位の作業者に割り当ててもよい。

0032

図1に示す本体側通信部8は、割当部7で割り当てた作業者を端末部3によって報知する。本体側通信部8は、例えば、割当部7で割り当てた作業者の端末部3に、報知信号を送信することにより報知する。報知信号は、例えば、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3が関連付けられた情報D7(図5参照)を含む。本体側通信部8による報知のタイミングは、例えば、割当部7で作業者を割り当てた直後に設定される。本体側通信部8は、例えば、図5に示すように、一人の作業者W1に複数の作業が割り当てられる場合、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3が関連付けられた情報を複数まとめた情報D7を報知信号として送信する。

0033

本体側通信部8は、例えば、無線通信を介して、複数の端末部3の端末側通信部9に通信可能に接続される。本体側通信部8は、特定の端末部3に対して報知信号を送信し、且つ、後に説明する端末部3からの確認信号受信可能であれば、任意の装置を用いることができる。例えば、本体側通信部8は、端末部3がタブレットスマートフォンあるいは携帯電話などである場合、ネットワークを用いる通信装置より構成してもよいし、また、端末部3がポケットベルの場合、無線を用いる通信装置より構成してもよい。

0034

なお、報知信号は、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3以外の情報を含んでもよい。例えば、報知信号は、作業者の優先順位C4の情報を含んでもよいし、詳細な作業の情報を含んでもよいし、優先度あるいは緊急度に関する情報を含んでもよいし、端末部3の動作指令(例、呼び出し音出力指令振動装置駆動指令、報知部10の表示に関する指令)等の情報を含んでもよい。

0035

また、本体側通信部8の報知は、複数の方式を有してもよい。例えば、本体側通信部8は、識別情報C1、作業情報C2あるいは推定時刻情報C3に基づいて、報知の方式を異ならせてもよい。例えば、本体側通信部8は、優先度あるいは緊急度が高い報知等の場合に、報知の方式を異ならせてもよく、この場合、例えば、優先度あるいは緊急度に関する情報を含む報知信号を送信してもよい。

0036

次に、端末部3について説明する。端末部3は、本体部2による作業者の報知に用いられる。端末部3は、例えば、端末側通信部9と、報知部10と、入力部11と、を備える。端末部3は、作業者が携帯可能な携帯端末であり、例えば、複数の作業者のそれぞれに対して複数備えられる。端末部3は、例えば、ポケットベル、タブレットコンピュータ、スマートフォン、あるいは携帯電話などにより構成される。

0037

端末側通信部9は、例えば、上記したように、無線を介して本体側通信部8に通信可能に接続され、本体部2から送信された報知信号を受信する。報知部10は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置を含む。報知部10は、本体部2から送信された報知信号に基づき、識別情報C1、作業情報C2および推定時刻情報C3等の情報を表示する。作業者は、報知部10の表示により、本体部2から報知される。このように、作業者は、上記した処理により適切に割り当てられた識別情報C1、作業情報C2および推定時刻情報C3等の情報が端末部3に表示されるので、作業者は報知を受けて作業の準備を始めるなど、作業効率が向上して作業時間を短縮することができる。その結果、工作機械を停止する時間短縮を図ることができ、生産性の低下を低減することができる。

0038

入力部11は、報知されたことに対して作業者により確認を入力可能である。入力部11は、例えば、ボタンタッチパネルの場合には、タッチパネルに表示されるボタン)などにより構成される。作業者は、報知されたことに対して確認を行うときに、入力部11に入力することで、端末側通信部9を介して、入力部11により入力が操作されたこと示す信号を本体部2に送信する。なお、入力部11により入力が操作されたことを示す信号を「確認信号」と称す。

0039

本体部2は、不図示の判定部により、本体側通信部8が確認信号を受信したことを判定し、作業者が報知信号を確認したと判定する。また、本体部2は、不図示の判定部により、本体側通信部8が確認信号を所定時間内に受信しないと判定した場合、割当部7は、他の作業者を割り当てて、本体側通信部8は、その作業者の携帯端末に対して報知する。この場合、例えば、割当部7は、図4に示したリストD5に基づいて、次の優先順位の作業者を割り当てる。なお、本体部2は、不図示の判定部により、本体側通信部8が確認信号を所定時間内に受信しないと判定した場合、割当部7が次の優先順位の作業者を割り当てる前に、割り当てた作業者に対して再度報知してもよい。

0040

上記したように、端末部3は、作業者が携帯可能な携帯端末であり、本体側通信部8は、割当部7で割り当てた作業者の携帯端末に対して報知する場合、作業者が一定箇所に待機する必要がなく、別の作業を行っている作業者に対して確実に報知することができる。また、入力部11を備え、端末側通信部9が確認信号を本体部2に送信する場合、対象となった作業者が、報知された作業を認識したか否かを容易に確認することができる。また、本体部2は、本体側通信部8が確認信号を所定時間内に受信しないときに、割当部7が、他の作業者を割り当ててその作業者の携帯端末に対して報知する場合、対象となった作業者が作業不能の場合などに他の作業者を割り当てることで作業の遅延が生じること防止することができる。

0041

なお、端末部3は、音を出力するスピーカなどの音出力装置を備え、上記した報知部10による表示に加えて、音を出力することにより作業者に報知してもよい。この場合、端末部3は、報知信号の方式(種類)に応じて、異なる音を出力するようにしてもよい。また、端末部3は、バイブレータなどの振動装置を備え、上記した報知部10による表示に加えて、振動装置を駆動することにより作業者に報知してもよい。

0042

この場合、端末部3は、報知信号の方式(種類)に応じて、異なる方式の振動を出力するようにしてもよい。また、端末部3は、上記した確認信号以外の情報を、本体部2に送信してもよい。例えば、端末部3は、作業者の作業が困難である旨の情報を送信してもよい。この場合、本体部2は、割当部7により、他の作業者を割り当ててその作業者の携帯端末に対して報知してもよい。

0043

なお、端末部3は携帯端末でなくてもよい。例えば、端末部3はコンピュータ装置であり、報知部10はディスプレイなどの表示装置でもよい。また、端末部3が入力部11を備えるか否かは任意である。

0044

次に、管理装置1の動作に基づき、本実施形態に係る管理方法を説明する。図6(A)及び(B)は、本実施形態に係る管理方法のフローチャートである。なお、図6(A)及び(B)を説明する際、適宜、図1から図5を参照する。

0045

本実施形態の管理方法は、複数の工作機械M(MA〜MD)(図1参照)を管理する方法である。本管理方法は、図6(A)に示すステップS1において、各工作機械M(MA〜MD)が必要とする複数の作業をカテゴリごとに分別する。例えば、作業分別部5(図1参照)は、本体部2(図1参照)により生成された図2に示すデータD2を、作業情報C2とカテゴリとが関連付けられたデータ(不図示)を参照することにより、図3(A)に示す、カテゴリ毎に分別された識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3が関連付けられたデータD3を生成する。

0046

続いて、図6(A)に示すステップS2において、分別されたカテゴリ内の作業を優先度に応じて並べる。例えば、ソート部6(図1参照)は、図3(A)に示すデータD3を、推定時刻情報C3の時系列を優先度として、現在時刻から順にカテゴリ内の作業を並べて、図3(B)に示すデータD4を生成する。

0047

続いて、図6(A)に示すステップS3において、並べられた作業に対して、予めカテゴリ別に作業を実施可能な作業者を設定したリストから作業者を割り当てる。例えば、割当部7(図1参照)は、図3(B)に示すデータD4に対して、図4に示すリストD5の優先順位C4の上位から作業者W1〜W6を割り当てることにより、図5に示す識別情報C1、作業情報C2、推定時刻情報C3及び作業者情報C5が関連付けられたデータD6を生成する。

0048

続いて、図6(A)に示すステップS4において、割り当てた作業者を報知する。例えば、本体側通信部8(図1参照)は、割当部7(図1参照)で割り当てた作業者を端末部3(図1参照)によって報知する。例えば、本体側通信部8は、割当部7で割り当てた作業者の端末部3に、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3が関連付けられた情報D7(図5参照)を含む報知信号を送信することにより、作業者を報知する。割り当てた作業者の端末部3は、受信した報知信号に基づいて、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3等の情報等を、報知部10(図1参照)に表示することにより、作業者を報知する。

0049

なお、図6(A)に示すステップS3に続いて、図6(B)に示すステップS5において、割り当てた作業者の携帯端末(端末部3、図1参照)に報知してもよい。本体部2(図1参照)からの携帯端末への報知の動作は、上記の通りである。本体部2により報知された作業者は、端末部3の入力部11により、本体部2による報知を確認したことを示す確認信号を本体部2に送信する。

0050

続いて、図6(B)に示すステップS6において、携帯端末から作業者による確認の入力の有無を判定する。例えば、本体部2(図1参照)は、不図示の判定部により、本体側通信部8(図1参照)が、端末部3(図1参照)からの確認信号を所定時間内に受信したか否かを判定する。

0051

判定部が、携帯端末(端末部3、図1参照)から作業者による確認の入力があったと判定した場合(図6(B)に示すステップS6のYES)、割り当てた作業者に対する報知は終了する。

0052

判定部が、携帯端末(端末部3、図1参照)から作業者による確認の入力がないと判定した場合(図6(B)に示すステップS6のNO)、図6(B)に示すステップS6において、割当部7(図1参照)は、他の作業者を割り当ててその作業者の携帯端末に対して報知する。例えば、割当部7は、図4に示したリストD5に基づいて、次の優先順位C4の作業者を割り当てる。続いて、図6(B)に示すステップS5に戻り、割り当てた作業者の携帯端末に報知する。

0053

以上のように、本実施形態の管理装置1及び管理方法は、工作機械Mの情報、工作機械Mが必要とする複数の作業及び複数の作業者の情報から、各作業に対して作業者を割り当てた作業スケジュールを容易に作成することができる。さらに、割り当てられた作業者に対して作業の必要があることを報知するので、作業者は報知を受けて作業の準備を始めるなど、作業効率が向上して作業時間を短縮することができる。その結果、工作機械Mを停止する時間短縮を図ることができ、生産性の低下を低減することができる。

0054

[変形例]
次に、変形例について説明する。本変形例において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。

0055

図7(A)は、変形例に係る管理装置1Aを示す図である。本変形例の管理装置1Aは、割当部7(図1参照)が、ソート部6(図1参照)で並べられた作業情報に対して、作業を実施可能な複数の作業者W1〜W4で構成される作業グループG1を割り当て、本体側通信部8が、割当部7で割り当てた作業グループG1を報知することができる。この点以外は、本変形例の管理装置1Aは、上記した実施形態の管理装置1と同様の構成である。すなわち、管理装置1Aの割当部7は、上記した実施形態の管理装置1と同様に、作業者を割り当て、本体側通信部8が、割当部7で割り当てた作業者を報知することもできる。なお、作業グループG1は、4人の作業者W1〜W4で構成されることに限定されず、例えば、2人または3人の作業者あるいは5人以上の作業者により構成されてもよい。

0056

割当部7は、例えば、カテゴリ別に作業を実施可能な複数の作業者から構成される作業グループを設定したリストから作業グループを割り当てる。図7(B)は、カテゴリ別に作業を実施可能な複数の作業者から構成される作業グループを設定したリストから作業グループを設定したリストの一例を示す図である。リストD8は、例えば、図4に示すリストD5の作業者情報C5として上記した作業グループG1が設定されたものである。なお、リストD8には、作業者情報C5として1つの作業グループが設定される例を示しているが、作業グループは2つ以上でもよい。

0057

本体側通信部8(図1参照)は、上記した実施形態と同様に、割当部7で割り当てた作業グループG1を構成する作業者W1〜W4の端末部3に、報知信号を送信することにより報知する。

0058

作業者W1〜W4の端末部3の端末側通信部9は、本体部2から送信された報知信号を受信する。各端末部3の報知部10は、本体部2から送信された報知信号に基づき、識別情報C1、作業情報C2及び推定時刻情報C3等の情報を表示する。作業者W1〜W4は、報知部10の表示により、本体部2から報知される。

0059

作業者W1〜W4のいずれか(例えば、図7では作業者W3)は、本体部2からの報知を確認して、入力部11に入力することにより、確認信号を本体部2に送信する。本体部2は、不図示の判定部により、作業者W3のからの確認信号を受信したことを検知することにより作業者W3が報知信号を確認したと判定し、割り当てた作業グループG1に対する報知は終了する。

0060

なお、本体部2は、例えば、不図示の判定部により、作業者W1〜W4のいずれか(例えば、図7では作業者W3)が、報知を確認したと判定した場合、報知を確認しなかった作業グループG1の作業者(例えば、図7では作業者W1,W2、W4)に対して、報知を確認した作業者に関する情報を送信することにより報知してもよい。

0061

以上のように、本変形例の管理装置1Aは、複数の作業者に対して、作業スケジュールを報知できるので、複数の作業者に対して、作業スケジュールを確実かつ適切に報知することができる。

0062

以上、実施形態及び変形例について説明したが、本発明は、上述した説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

0063

なお、上述の説明では、作業分別部5が作業情報C2をカテゴリごとに分別し、作業分別部5により分別されたカテゴリ内の作業情報C2をソート部6が優先度に応じて並べ、ソート部6により並べられた作業情報C2に対して、割当部7が作業者を割り当てる例を説明したが、これに限定されず、例えば、作業分別部5により分別されたカテゴリ内の作業情報C2に対して、割当部7が作業者を割り当て、割当部7により作業者が割り当てられた作業情報C2をソート部6が優先度に応じて並べてもよい。

0064

1、1A・・・管理装置、2・・・本体部、3・・・端末部(携帯端末)、5・・・作業分別部、6・・・ソート部、7・・・割当部、8・・・本体側通信部、9・・・端末側通信部、10・・・報知部、11・・・入力部、M、MA〜MD・・・工作機械、W1〜W6・・・作業者

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