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技術 画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 岡部雅史渡辺寛司
出願日 2016年9月28日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-189213
公開日 2018年4月5日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-054779
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における帯電・転写・分離 電子写真における制御・管理・保安 カラー電子写真
主要キーワード 読取り部材 調整時期 フィーダーユニット 読み取り部材 接触離間 張力付与部材 内蔵ヒータ 張架状態
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

画質の調整を行う場合に転写部材像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減すること。

解決手段

像保持体(B)に保持された像を連続する媒体(S)に転写し且つ前記像保持体(B)に対して接触離間可能な転写部材(T2b)と、画質を調整する場合に前記転写部材(T2b)を前記像保持体(B)から離間させる制御手段(C5A)と、を備えたことを特徴とする画像形成装置(U)。

概要

背景

連続媒体を使用する画像形成装置に関して、以下の特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2016−7710号公報には、ロール状のダイカットラベル(S1)に画像を印刷するプリンタ(1)において、ヒートローラ(26)が熱変形して外径が変化して周速が変化することに対応するために、2次転写位置から定着位置の間でダイカットラベル(S1)にたるみを発生させる技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、たるみ度合いをセンサで検知して、たるみがなくなったり、たるみ度合いが過度にならないように、ヒートローラ(26)の回転速度を制御している。

概要

画質の調整を行う場合に転写部材像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減すること。像保持体(B)に保持された像を連続する媒体(S)に転写し且つ前記像保持体(B)に対して接触離間可能な転写部材(T2b)と、画質を調整する場合に前記転写部材(T2b)を前記像保持体(B)から離間させる制御手段(C5A)と、を備えたことを特徴とする画像形成装置(U)。

目的

本発明は、画質の調整を行う場合に転写部材を像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減することを技術的課題とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

トナー像を保持する像保持体と、前記像保持体に保持された画像を、連続する媒体に接触して転写し且つ前記像保持体に対して接触離間可能な転写部材と、前記像保持体から前記転写部材を離間させた後、前記像保持体を移動させ、前記像保持体上に形成された検査画像を検出し、画質の調整として、像の位置または形成される画像の濃度のずれを調整する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置

請求項2

像の位置を粗調整する場合に前記転写部材を前記像保持体から離間させ、且つ、前記粗調整よりも調整精度が高い微調整をする場合に前記転写部材を前記像保持体に接触させる前記制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記像保持体の移動方向に沿って、連続する媒体に転写される印刷画像と印刷画像との間の領域に画質調整用の画像を形成する位置調整画像形成手段と、前記画質調整用の画像を読み取る読み取り部材と、前記画質調整用の画像の読み取り結果に基づいて、像の位置または形成される画像の濃度のずれの調整を行う画質の調整手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記連続する媒体の搬送方向に交差する幅方向に対して、連続する媒体に転写される印刷画像の外側の領域に画質調整用の画像を形成する位置調整画像の形成手段と、前記画質調整用の画像を読み取る読み取り部材と、前記画質調整用の画像の読み取り結果に基づいて、像の位置または形成される画像の濃度のずれの調整を行う画質の調整手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置に関する。

背景技術

0002

連続媒体を使用する画像形成装置に関して、以下の特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2016−7710号公報には、ロール状のダイカットラベル(S1)に画像を印刷するプリンタ(1)において、ヒートローラ(26)が熱変形して外径が変化して周速が変化することに対応するために、2次転写位置から定着位置の間でダイカットラベル(S1)にたるみを発生させる技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、たるみ度合いをセンサで検知して、たるみがなくなったり、たるみ度合いが過度にならないように、ヒートローラ(26)の回転速度を制御している。

先行技術

0003

特開2016−7710号公報(「0078」〜「0104」、図6〜図8)

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、画質の調整を行う場合に転写部材像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減することを技術的課題とする。

課題を解決するための手段

0005

前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
トナー像を保持する像保持体と、
前記像保持体に保持された画像を、連続する媒体に接触して転写し且つ前記像保持体に対して接触離間可能な転写部材と、
前記像保持体から前記転写部材を離間させた後、前記像保持体を移動させ、前記像保持体上に形成された検査画像を検出し、画質の調整として、像の位置または形成される画像の濃度のずれを調整する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。

0006

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
像の位置を粗調整する場合に前記転写部材を前記像保持体から離間させ、且つ、前記粗調整よりも調整精度が高い微調整をする場合に前記転写部材を前記像保持体に接触させる前記制御手段と、
を備えたことを特徴とする。

0007

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記像保持体の移動方向に沿って、連続する媒体に転写される印刷画像と印刷画像との間の領域に画質調整用の画像を形成する位置調整画像形成手段と、
前記画質調整用の画像を読み取る読み取り部材と、
前記画質調整用の画像の読み取り結果に基づいて、像の位置または形成される画像の濃度のずれの調整を行う画質の調整手段と、
を備えたことを特徴とする。

0008

請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記連続する媒体の搬送方向に交差する幅方向に対して、連続する媒体に転写される印刷画像の外側の領域に画質調整用の画像を形成する位置調整画像の形成手段と、
前記画質調整用の画像を読み取る読み取り部材と、
前記画質調整用の画像の読み取り結果に基づいて、像の位置または形成される画像の濃度のずれの調整を行う画質の調整手段と、
を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0009

請求項1に記載の発明によれば、画質の調整を行う場合に転写部材を像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、微調整をする場合に転写部材を像保持体から離間させる場合に比べて、画質を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、印刷画像どうしの間に位置調整用の画像を形成する場合に転写部材を像保持体から離間させない場合に比べて、損紙の発生を低減できる。
請求項4に記載の発明によれば、印刷画像の印刷中に、画質調整用の画像を形成して画質の調整を行うことができる。

図面の簡単な説明

0010

図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図2は実施例1の画質調整用の画像の一例と読み取り部材との説明図であり、図2Aは中間転写ベルト上での画像の説明図、図2Bは連続紙上での画像の説明図である。
図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図4は実施例1の画質調整の実行判別処理フローチャートの説明図である。
図5は実施例1の画質調整処理のフローチャートの説明図であり、図4のST2、ST12の処理の説明図である。
図6は実施例1のレジコンパッチの変更例の説明図であり、図6Aは変更例1の説明図、図6Bは変更例2の説明図である。

0011

次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。

0012

(実施例1のプリンタUの全体構成の説明)
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、プリンタの本体U1と、プリンタの本体U1に媒体を供給する供給装置の一例としてのフィーダーユニットU2と、画像が記録された媒体が回収される回収装置の一例としての回収ユニットU3と、を有する。

0013

(実施例1のマーキングの構成の説明)
図1において、前記プリンタの本体U1は、プリンタUの制御を行う制御部Cや、プリンタUの外部に図示しない専用のケーブルを介して接続された情報の送信装置の一例としてのプリント画像サーバCOMから送信された画像情報を受信する図示しない通信部、媒体に画像を記録する画像記録部の一例としてのマーキング部U1a等を有する。前記プリント画像サーバCOMには、有線または無線通信回線を通じて接続され、プリンタUで印刷される画像の情報が送信される画像の送信装置の一例としてのパーソナルコンピュータPCが接続されている。
前記マーキング部U1aは、像保持体の一例としてY:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の各色用感光体Py,Pm,Pc,Pkと、一例として写真画像等を印刷する場合に画像に光沢を出す光沢トナーを使用した画像を形成するための感光体Poと、を有する。

0014

図1において、黒色の感光体Pkの周囲には、感光体Pkの回転方向に沿って、帯電器CCk、潜像形成装置の一例としての露光機ROSk、現像器Gk、一次転写器の一例としての1次転写ロールT1k、像保持体用清掃器の一例としての感光体クリーナCLkが配置されている。
他の感光体Py,Pm,Pc,Poの周囲にも同様に、帯電器CCy,CCm,CCc,CCo、露光機ROSy,ROSm,ROSc,ROSo、現像器Gy,Gm,Gc,Go、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1o、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLoが配置されている。

0015

各感光体Py〜Poの下方には、中間転写体の一例であって、像保持体の一例としての中間転写ベルトBが配置されており、中間転写ベルトBは、感光体Py〜Poと1次転写ロールT1y〜T1oとの間に挟まれる。中間転写ベルトBの裏面は、駆動部材の一例としてのドライブロールRdと、張力付与部材の一例としてのテンションロールRtと、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfと、2次転写用の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、可動部材の一例としての複数のリトラクトロールR1と、前記1次転写ロールT1y〜T1oにより支持されている。
中間転写ベルトBの表面には、ドライブロールRdの近傍に、中間転写体の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBが配置されている。

0016

バックアップロールT2aには、中間転写ベルトBを挟んで、転写部材の一例であって、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが対向して配置されている。なお、実施例1の2次転写ロールT2bは、中間転写ベルトBのバックアップロールT2aへの巻きつきの中心である下端に対して、中間転写ベルトBの回転方向の上流側にずれた位置に接触するように構成されている。また、実施例1の2次転写ロールT2bは、付勢部材の一例としての図示しないバネによりバックアップロールT2aに向けて押し当てられている。

0017

また、バックアップロールT2aには、バックアップロールT2aに現像剤の帯電極性とは逆極性電圧印加するために、接触部材の一例としてのコンタクトロールT2cが接触している。
前記バックアップロールT2a、2次転写ロールT2b、コンタクトロールT2cにより、実施例1の2次転写器T2が構成されており、1次転写ロールT1y〜T1o、中間転写ベルトB、2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1,B,T2が構成されている。

0018

前記フィーダーユニットU2には、連続する媒体の一例としての連続紙Sがロール状に巻き取られた給紙部材U2aが回転可能に支持されている。給紙部材U2aから延びる連続紙Sは、プリンタの本体U1の入口に配置された搬送部材の一例としての搬送ロールRaに挟まれる。搬送ロールRaの右方には、案内部材の一例として、複数のガイドロールRbが配置されている。実施例1のガイドロールRbは、回転可能なロール状に構成されている。

0019

2次転写ロールT2bに対して、連続紙Sの搬送方向の下流側には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。加熱ロールFhの内部には、熱源の一例としてのヒータhが収容されている。
定着装置Fの下流側には、案内部材の一例としてのガイドロールRbが回転可能に支持されている。ガイドロールRbの下流側には、回収ユニットU3の内部に、回収部材の一例としての巻取りロールU3aが配置されている。巻取りロールU3aは、連続紙Sが巻き取られている。なお、巻取りロールU3aは、図示しない駆動源の一例としてのモータにより駆動される。

0020

(マーキングの動作)
前記プリンタUでは、パーソナルコンピュータPCから送信された画像情報を、プリント画像サーバCOMを介して受信すると、画像形成動作であるジョブが開始される。ジョブが開始されると、感光体Py〜Poや中間転写ベルトB等が回転する。
感光体Py〜Poは、図示しない駆動源により回転駆動される。
帯電器CCy〜CCoは、予め設定された電圧が印加されて、感光体Py〜Poの表面を帯電させる。
露光機ROSy〜ROSoは、制御部Cからの制御信号に応じて、潜像を書き込む光の一例としてのレーザー光Ly,Lm,Lc,Lk,Loを出力して、感光体Py〜Poの帯電された表面に静電潜像を書き込む。
現像器Gy〜Goは、感光体Py〜Poの表面の静電潜像を可視像に現像する。

0021

1次転写ロールT1y〜T1oは、現像剤の帯電極性とは逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体Py〜Poの表面の可視像を中間転写ベルトBの表面に転写する。
感光体クリーナCLy〜CLoは、一次転写後に感光体Py〜Poの表面に残留した現像剤を除去して清掃する。
中間転写ベルトBは、感光体Py〜Poに対向する一次転写領域を通過する際に、O,Y,M,C,Kの順に、画像が転写されて積層され、2次転写器T2に対向する2次転写領域Q4を通過する。なお、単色画像の場合は、1色のみの画像が転写されて2次転写領域Q4に送られる。

0022

搬送ロールRaは、フィーダーユニットU2から延びる連続紙Sを下流側に搬送する。ガイドロールRbは、連続紙Sを2次転写領域Q4に案内する。
2次転写器T2は、コンタクトロールT2cを介してバックアップロールT2aに予め設定された現像剤の帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加され、連続紙Sに中間転写ベルトBの画像を転写する。

0023

定着装置Fは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが接触する定着領域Q5を通過する連続紙Sを加圧しながら加熱して、連続紙Sの表面の未定着画像定着する。
巻取りロールU3aは、画像が定着された連続紙Sを巻き取る。

0024

(定着装置Fおよび2次転写ロールT2bの説明)
実施例1の定着装置Fは、第1の定着部材の一例としての加熱ロールFhと、第2の定着部材の一例としての加圧ロールFpとが、接触、離間可能に構成されている。実施例1の定着装置Fでは、図1実線で示すように加圧ロールFpが加熱ロールFhに接触する接触位置と、図1破線で示すように加圧ロールFpが加熱ロールFhから離間した離間位置との間で、加圧ロールFpが移動可能である。
なお、加熱ロールFhと加圧ロールFpとを接触、離間させる構成は、例えば、特開2008−185638号公報に記載の定着領域の圧力を変化させる機構を接触、離間する機構に適用したり、特開2015−25920号公報等に記載の技術のような従来公知の種々の構成を採用可能である。よって、加熱ロールFhと加圧ロールFpとを接触、離間させる機構については、図示及び詳細な説明は省略する。

0025

また、実施例1では、転写部材の一例としての2次転写ロールT2bも、加圧ロールFpと同様に、像保持体の一例としての中間転写ベルトBに対して、接触、離間可能に構成されている。実施例1の2次転写ロールT2bは、図1の実線で示すように中間転写ベルトBに接触する接触位置と、図1の破線で示すように中間転写ベルトBから離間した離間位置との間で、移動可能である。なお、2次転写器T2の接触、離間の機構は、加圧ロールFpの接触離間機構と同様の構成とすることも可能であるし、例えば、特開2015−25920号公報に記載の構成のような従来公知の種々の構成を採用可能であるので、詳細な説明は省略する。

0026

読取り部材と画像の説明)
図2は実施例1の画質調整用の画像の一例と読み取り部材との説明図であり、図2Aは中間転写ベルト上での画像の説明図、図2Bは連続紙上での画像の説明図である。
図2Aにおいて、実施例1のプリンタUでは、画質調整の一例としての画像の位置調整を行う場合、画質調整用の画像の一例としてのレジコンパッチ1が形成される。実施例1では、画質調整が実行される場合、像保持体の一例としての中間転写ベルトBに保持された画像が、読み取り部材の一例としての位置センサSN1で読み取られる。実施例1では、位置センサSN1は、中間転写ベルトBの幅方向の両端部に配置されている。なお、実施例1では、位置センサSN1は、中間転写ベルトBの回転方向に対して、K色の感光体Pkの下流側且つ2次転写領域Q4の上流側に配置されている。

0027

図2Aにおいて、実施例1では、レジコンパッチ1は、中間転写ベルトBの幅方向の両端部に形成される。なお、実施例1では、レジコンパッチ1は、中間転写ベルトBの搬送方向に沿って、先行する印刷画像の画像領域2aと、後続の印刷画像の画像領域2bとの間の領域3に形成される。
なお、レジコンパッチ1は、予め設定された形状の一例としての幅方向に突起する山型の画像を、Y,M,C,Kの各色に対して形成する。すなわち、実施例1のレジコンパッチ1は、中間転写ベルトBの搬送方向:副走査方向および幅方向:主走査方向に対して傾斜する辺を有する図形が使用されている。

0028

また、実施例1のレジコンパッチ1は、実行される位置調整の処理に応じて、山の高さが高い、すなわち、山が大きい粗調パッチ1aと、山の高さが低い、すなわち、山が小さい微調パッチ1bと、のいずれかが形成される。一例として、粗調パッチ1aでは、山の大きさが微調パッチ1bに比べて大きく、広い範囲で調整が可能である。一方、微調パッチ1bでは、山の大きさが小さく、粗調パッチ1aに比べて、同じ範囲に多数の微調パッチ1bを形成することが可能である。よって、微調パッチ1bを使用した場合、粗調パッチ1aよりも微細な調整が可能であり、調整精度が向上する。なお、微調パッチ1bのみでは、山が小さく、ずれが調整可能な範囲を超えている場合に調整ができない恐れがあるが、粗調パッチ1aと併用すると、広い範囲でずれを調整することが可能である。
また、実施例1では、位置センサSN1は、レジコンパッチ1を読み取り可能である。

0029

(実施例1の制御部の説明)
図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図3において、プリンタUの制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。

0030

(制御部Cに接続された信号出力要素)
制御部Cは、操作部UIや、位置センサSN1等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
操作部UIは、入力部材の一例として、矢印やテンキー等の入力を行う入力ボタンUIaを有する。また、操作部UIは、告知部材の一例としての表示部UIb等を備えている。
位置センサSN1は、中間転写ベルトBに保持されたレジコンパッチ1を読み取る。

0031

(制御部Cに接続された被制御要素
制御部Cは、主駆動源駆動回路D1や、定着用の接触離間モータの駆動回路D2、転写用の接触離間モータの駆動回路D3、電源回路E、その他の図示しない制御要素に接続されている。制御部Cは、各回路D1〜D3,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D1:主駆動源の駆動回路
主駆動源の駆動回路D1は、主駆動源の一例としてのメインモータM1を介して、感光体Py〜Poや中間転写ベルトB等を回転駆動する。

0032

D2:定着用の接触離間モータの駆動回路
定着用の接触離間モータの駆動回路D2は、定着用の接触離間モータM2を駆動して、加圧ロールFpと加熱ロールFhとを接触、または、離間させる。
D3:転写用の接触離間モータの駆動回路
転写用の接触離間モータの駆動回路D3は、転写用の接触離間モータM3を駆動して、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとを接触、または、離間させる。

0033

E:電源回路
前記電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像器Gy〜Goの現像ロール現像電圧を印加する。
Eb:帯電用の電源回路
帯電用の電源回路Ebは、帯電器CCy〜CCoそれぞれに感光体Py〜Po表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。

0034

Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、1次転写ロールT1y〜T1kやバックアップロールT2aに転写電圧を印加する。
Ed:定着用の電源回路
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhの内蔵ヒータ電力を供給する。

0035

(制御部Cの機能)
制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:画像形成の制御手段
画像形成の制御手段C1は、プリント画像サーバCOMから入力された画像情報に応じて、プリンタUの各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブの実行や終了、中断を制御する。

0036

C2:駆動源の制御手段
駆動源の制御手段C2は、主駆動源の駆動回路D1を介して、メインモータM1の駆動を制御し、感光体Py〜Po等の駆動を制御する。
C3:電源回路の制御手段
電源回路の制御手段C3は、各電源回路Ea〜Edを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。

0037

C4:画質調整動作の制御手段
画質調整動作の制御手段C4は、各処理C4A〜C4Fを有する。レジコンパッチ1を形成して画質の調整の一例としての位置の調整、いわゆるレジストレーションコントロールレジコンの動作を制御する。なお、実施例1では、レジコンのみについて説明するが、これに限定されない。例えば、画質の調整の一例として、形成される画像の濃度のずれを調整するプロセスコントロールプロコンや、劣化した現像剤を排出する現像剤排出処理、現像器Gy〜Goの現像剤の量が不足した場合に補給しながら撹拌するトナーリカバリー処理、等のいずれかまたは全てを実行することも可能である。なお、レジコンとプロコン等は、同時に実行することも可能であるし、それぞれの処理の開始時期を個別に設定して、開始時期になったものを個別に実行することも可能である。

0038

C4A:画質調整時期判別手段
画質調整時期の判別手段C4Aは、画質調整の一例としてのレジコンを実行する時期になったか否かを判別する。実施例1では、一例として、電源投入時に、粗調パッチ1aおよび微調パッチ1bを使用するレジコンを実行する時期と設定されている。また、印刷枚数が100枚ごとに、微調パッチ1bのみを使用するレジコンである微調処理を実行すると設定されている。さらに、微調処理を実行した場合に、位置ずれ量が微調整で調整可能な上限値を超えている場合には、粗調パッチ1aおよび微調パッチ1bを使用するレジコンを実行する時期と設定されている。したがって、画質調整時期の判別手段C4Aは、累積の印刷枚数が100枚になる度にレジコンを実行する時期になったと判別する。

0039

C4B:ジョブ中断手段
ジョブ中断手段C4Bは、画質調整の時期になったと判別された場合に、ジョブを実行中であれば、画像形成の制御手段C1を介して、ジョブを中断させる。
C4C:粗調整手段
画質の調整手段の一例としての粗調整手段C4Cは、粗調パッチの形成手段C4C1と、粗調パッチの読取り手段C4C2と、粗調ズレ量の計算手段C4C3と、を有する。粗調整手段C4Cは、レジコンパッチ1の読み取り結果に基づいて、画像の位置を調整する。具体的には、実施例1の粗調整手段C4Cは、粗調パッチ1aの読み取り結果に基づいて、読み取った画像の位置と、画像を書き込む目標位置とのずれ量である粗調ズレ量に応じて、粗調ズレ量がゼロになるように、露光機ROSy〜ROSoの画像の書込タイミングを調整する。なお、粗調パッチ1aを使用しているため、検知可能なズレ量の単位が微調パッチ1bよりも大きく、微調パッチ1bを使用する場合に比べて、調整は粗くなる。すなわち、粗調整となる。

0040

C4C1:粗調パッチの形成手段
位置調整画像の形成手段の一例としての粗調パッチの形成手段C4C1は、粗調パッチ1aを使用するレジコンが開始された場合に、粗調パッチ1aを形成する。
C4C2:粗調パッチの読取り手段
粗調パッチの読取り手段C4C2は、位置センサSN1を介して、粗調パッチ1aの位置を読み取る。
C4C3:粗調ズレ量の計算手段
粗調ズレ量の計算手段C4C3は、粗調パッチの読取り手段C4C2で読み取った位置と、目標位置とのずれを粗調ズレ量として計算する。なお、粗調ズレ量は、Y,M,C,K,Oのそれぞれに対して計算する。

0041

C4D:微調整手段
画質の調整手段の一例としての微調整手段C4Dは、微調パッチの形成手段C4D1と、微調パッチの読取り手段C4D2と、微調ズレ量の計算手段C4D3と、を有する。微調整手段C4Dは、レジコンパッチ1の読み取り結果に基づいて、画像の位置を調整する。具体的には、実施例1の微調整手段C4Dは、微調パッチ1bの読み取り結果に基づいて、読み取った画像の位置と、画像を書き込む目標位置とのずれ量である微調ズレ量に応じて、微調ズレ量がゼロになるように、露光機ROSy〜ROSoの画像の書込タイミングを調整する。なお、微調パッチ1bを使用しているため、検知可能なズレ量の単位が粗調パッチ1aよりも細かく、粗調パッチ1aを使用する場合に比べて、調整は微細になる。すなわち、微調整となる。

0042

C4D1:微調パッチの形成手段
位置調整画像の形成手段の一例としての微調パッチの形成手段C4D1は、微調パッチ1bを使用するレジコンが開始された場合に、微調パッチ1bを形成する。
C4D2:微調パッチの読取り手段
微調パッチの読取り手段C4D2は、位置センサSN1を介して、微調パッチ1bの位置を読み取る。
C4D3:微調ズレ量の計算手段
微調ズレ量の計算手段C4D3は、微調パッチの読取り手段C4D2で読み取った位置と、目標位置とのずれを微調ズレ量として計算する。なお、微調ズレ量は、Y,M,C,K,Oのそれぞれに対して計算する。

0043

C4E:調整量の限度判別手段
調整量の限度判別手段C4Eは、微調整時の調整量が、微調整で調整可能なズレ量の限度に達しているか否かを判別する。実施例1の調整量の限度判別手段C4Eは、微調ズレ量の計算手段C4D3で計算された微調ズレ量が、ズレ量の限度以上になっている場合に、限度に達していると判別する。
C4F:ジョブ再開手段
ジョブ再開手段C4Fは、画質の調整動作が終了した場合に、中断していたジョブを、画像形成の制御手段C1を介して再開させる。

0044

C5:接触・離間の制御手段
接触・離間の制御手段C5は、2次転写ロールの接触・離間の制御手段C5Aと、加圧ロールの接触・離間の制御手段C5Bと、を有する。接触・離間の制御手段C5は、転写部材の一例としての2次転写ロールT2bや定着部材の一例としての加圧ロールFpの接触、離間を制御する。
C5A:2次転写ロールの接触・離間の制御手段
2次転写ロールの接触・離間の制御手段C5Aは、転写用の接触離間モータの駆動回路D3を介して、2次転写ロールT2bを、中間転写ベルトBに対して、接触、離間させる。実施例1の2次転写ロールの接触・離間の制御手段C5Aは、画質調整動作が実行される場合、粗調整の実行時は、2次転写ロールT2bを中間転写ベルトBから離間させる。なお、実施例1の2次転写ロールの接触・離間の制御手段C5Aは、ジョブの実行中や微調整の実行時は、2次転写ロールT2bを中間転写ベルトBに接触させる。また、実施例1では、電源オン時に粗調整を含む画質調整動作が実行されることにも対応して、ジョブ終了時に、2次転写ロールT2bを中間転写ベルトBから離間させる。

0045

C5B:加圧ロールの接触・離間の制御手段
加圧ロールの接触・離間の制御手段C5Bは、定着用の接触離間モータの駆動回路D2を介して、加圧ロールFpを、加熱ロールFhに対して、接触、離間させる。実施例1の加圧ロールの接触・離間の制御手段C5Bは、2次転写ロールT2bの接触・離間にタイミングを合わせて、加圧ロールFpの接触・離間を行う。

0046

(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1のプリンタUにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。

0047

(画質調整の実行判別処理のフローチャートの説明)
図4は実施例1の画質調整の実行判別処理のフローチャートの説明図である。
図4のフローチャートの各ステップSTの処理は、プリンタUの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタUの他の各種処理と並行して実行される。
図4に示すフローチャートはプリンタUの電源投入により開始される。

0048

図4のST1において、電源投入時であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST3に進む。
ST2において、レジコンパッチ1を使用して画質の調整を行う画質調整処理を実行する。なお、画質調整処理は、図5において後述する。そして、ST3に進む。
ST3において、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4に進み、ノー(N)の場合はST3を繰り返す。
ST4において、画質を調整する時期になったか否かを判別する。実施例1では、累積の印刷枚数が100枚に達したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5に進み、ノー(N)の場合はST14に進む。

0049

ST5において、実行中のジョブを中断して、ST6に進む。
ST6において、微調パッチ1bを形成する。そして、ST7に進む。
ST7において、微調パッチ1bを位置センサSN1で読み取る。そして、ST8に進む。
ST8において、微調ズレ量を計算する。そして、ST9に進む。
ST9において、微調ズレ量が限度以上であるか否かを判別する。ノー(N)の場合はST10に進み、イエス(Y)の場合はST11に進む。
ST10において、微調ズレ量に応じて、露光機ROSy〜ROSoの書込タイミングを調整する。そして、ST13に進む。

0050

ST11において、2次転写ロールT2bを離間位置に移動させる。すなわち、2次転写ロールT2bを中間転写ベルトBから離間させる。なお、この時、加圧ロールFpも離間位置に移動する。そして、ST12に進む。
ST12において、レジコンパッチ1を使用して画質の調整を行う画質調整処理を実行する。なお、画質調整処理は、図5において後述する。そして、ST13に進む。
ST13において、中断していたジョブを再開する。そして、ST14に進む。
ST14において、ジョブが終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST15に進み、ノー(N)の場合はST4に戻る。
ST15において、2次転写ロールT2bを離間位置に移動させる。そして、ST1に戻る。

0051

(画質調整処理のフローチャートの説明)
図5は実施例1の画質調整処理のフローチャートの説明図であり、図4のST2、ST12の処理の説明図である。
図5のST21において、粗調パッチ1aを作成する。そして、ST22に進む。
ST22において、粗調パッチ1aを位置センサSN1で読み取る。そして、ST23に進む。
ST23において、粗調ズレ量を計算する。そして、ST24に進む。
ST24において、粗調ズレ量に応じて、露光機ROSy〜ROSoの書込タイミングを調整する。そして、ST25に進む。
ST25において、2次転写ロールT2bを離間位置に移動させる。そして、ST26に進む。

0052

ST26において、微調パッチ1bを形成する。そして、ST27に進む。
ST27において、微調パッチ1bを位置センサSN1で読み取る。そして、ST28に進む。
ST28において、微調ズレ量を計算する。そして、ST29に進む。
ST29において、微調ズレ量に応じて、露光機ROSy〜ROSoの書込タイミングを調整する。そして、図5の画質調整処理を終了して、図4の画質調整の実行判別処理に戻る。

0053

(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、電源投入時に、画質調整処理が実行される。画質調整処理では、まず、2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBから離間した状態で、粗調パッチ1aが形成され、粗調整が実行される。そして、2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBに接触した状態で、微調パッチ1bが形成され、微調整が実行される。
従来技術では、画質の調整を行う際に、2次転写ロールT2bは、中間転写ベルトBから離間させずに行っていた。使用する媒体が、A4等の予め設定された大きさの用紙、いわゆるカット紙を使用する場合は、カット紙の給紙を停止して画質の調整を行ったり、先行するカット紙と後続のカット紙との隙間の領域にレジコンパッチを形成することが可能である。しかしながら、連続紙Sを使用する場合には、2次転写ロールT2bが接触位置に移動すると、連続紙Sが下流側に搬送されるとともに、中間転写ベルトB上に形成されたレジコンパッチ1が連続紙Sに転写されてしまう。したがって、従来技術では、図2Aにおけるパッチ形成領域3に相当する無駄紙、損紙が発生する問題がある。
これに対して、実施例1では、粗調パッチ1aを使用して粗調整を行う期間は、2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBから離間している。したがって、図2Bに示すように、連続紙Sにレジコンパッチ1が転写される領域4が狭くなる。よって、画質を調整する際に2次転写ロールT2bを離間位置に移動させない場合に比べて、損紙の発生が低減される。

0054

また、実施例1では、微調パッチ1bを使用して微調整を行う期間は、2次転写ロールT2bを接触位置に移動させている。連続紙Sに画像を形成するジョブ時は、2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBに接触しており、2次転写ロールT2bが離間した状態と接触した状態とでは、中間転写ベルトBを支持する部材や作用する力が異なる。したがって、2次転写ロールT2bが離間した状態でレジコンを行っても、2次転写ロールT2bを接触させると、位置ズレが発生する場合がある。
これに対して、実施例1では、微調整を行う場合に2次転写ロールT2bが接触位置に移動しており、微調整された状態で画像形成が行われる。よって、微調整を行う場合に2次転写ロールT2bを離間させる場合に比べて、位置ズレ、すなわち画質の低下が低減される。なお、実施例1では、2次転写ロールT2bが離間した状態で粗調整を行っているが、粗調整後に2次転写ロールT2bを接触させる際に位置ズレが発生しても、位置ズレはそれほど大きくなく、微調整で調整可能な程度であることが殆どである。よって、実施例1では、損紙を低減しつつ、画質の低下も低減可能である。

0055

さらに、実施例1では、ジョブ中に画質調整の時期になった場合、微調整で調整しきれない場合に、粗調整を含む画質調整処理が実行される。よって、ジョブ実行中に、必ず粗調整も含む画質調整動作を実行する場合に比べて、画質調整にかかる時間が短縮される。よって、単位時間当たりの印刷枚数、いわゆる生産性も向上する。
また、実施例1では、2次転写ロールT2bの接触、離間に連動して、加圧ロールFpも接触、離間する。したがって、連続紙Sが定着装置Fで搬送されることが低減され、損紙の発生が低減される。また、2次転写ロールT2bや加圧ロールFpと、搬送される連続紙Sとの擦れにより、連続紙Sが汚れたり、破損することも低減される。

0056

さらに、実施例1では、ジョブ終了時に、2次転写ロールT2bや加圧ロールFpが離間位置に移動している。したがって、連続紙Sの搬送停止中に、2次転写領域Q4や定着領域Q5で連続紙Sが力を受けてシワが発生したり、加熱ロールFhからの熱で熱変形したり、熱で変色したり、焦げたりすることが低減される。

0057

(実施例1の変更例)
図6は実施例1のレジコンパッチの変更例の説明図であり、図6Aは変更例1の説明図、図6Bは変更例2の説明図である。
実施例1のレジコンパッチ1は、ジョブを中断して形成する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、図6Aに示すように、連続紙Sに、裁断部の様に、印刷後に破棄される部分4′が設定されている場合には、破棄される部分4′に、微調パッチ1bが転写されるように、画質の調整時期を設定することも可能である。
また、図6Bに示すように、粗調パッチ1aを形成せずに、微調パッチ1bのみを形成して微調のみを行う場合には、画像2の領域に対して幅方向の外側の領域に微調パッチ1bを転写することも可能である。なお、この場合、位置センサSN1を配置する位置との関係で、粗調パッチ1aも幅方向の外側に形成することも可能である。なお、粗調パッチ1aを形成する際に、2次転写ロールT2bを離間させる場合は、画像2の副走査方向の途中の位置に粗調パッチ1aを形成すると、画像2の途中で2次転写ロールT2bを離間させて搬送を停止させることとなり、画像2に不具合が発生する恐れがある。したがって、この場合は、粗調パッチ1aは、画像2どうしの間(インターイメージ領域4や破棄される領域4′)に形成することが望ましい。

0058

(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタUを例示したが、これに限定されず、例えば、複写機FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。

0059

(H02)前記実施例において、プリンタUとして、4色の現像剤が使用される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、単色の画像形成装置や、3色以下または5色以上の多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、転写部材の一例として、ロール状の2次転写ロールT2bを例示したがこれに限定されない。例えば、ベルト状の転写部材を使用することも可能である。同様に、像保持体の一例としてのベルト状の中間転写ベルトBを例示したが、これに限定されない。ドラム状の中間転写体を使用することも可能である。また、単色の画像形成装置では、中間転写体を有さず、像保持体の一例としての感光体に対して転写ロールが接触、離間可能な構成であり、このような画像形成装置にも適用可能である。

0060

(H04)前記実施例において、画質の調整の一例として、画像の位置調整を例示したが、これに限定されない。前述したように、濃度の調整や劣化現像剤の排出、トナーリカバリー等を実行することも可能である。他にも、2次転写ロールT2bの電気抵抗値を測定する等の動作を実行することも可能である。また、実施例1では、粗調整時に2次転写ロールT2bを離間させる構成を例示したが、濃度の調整や劣化現像剤の排出、トナーリカバリーを実行する際に、2次転写ロールT2bを離間させることも可能である。
(H05)前記実施例において、画質調整用の画像の一例として、山型の画像1a,1bを使用することを例示したがこれに限定されない。三角形等の多角形十字型や×印型等の線分の組み合わせ等、任意の画像を採用可能である。

0061

(H06)前記実施例において、画質の調整を行う時期として、電源投入時、微調整でのずれ量が限度に達した場合を例示したが、これに限定されない。ジョブ開始時に毎回行ったり、ジョブ終了時に毎回行ったり、予め設定された時刻(例えば、午前8時とか)に実行する等、任意に変更可能である。また、図6に記載されているように破棄される部分が存在する場合は、1枚印刷するたびに微調整を毎回実行することも可能である。他にも、白黒印刷のジョブの後に、多色印刷を実行する場合に画質調整処理を実行する構成とすることも可能である。すなわち、白黒印刷では、色ずれ自体が問題にならず、白黒印刷時は、黒色の1次転写ロールT1kのみが中間転写ベルトBに接触していたが、多色印刷時は、複数の1次転写ロールT1y〜T1oが接触し、中間転写ベルトBの張架状態が変化する。よって、白黒印刷時には位置調整は実行せず、多色印刷に移行した場合に位置調整を行うことも可能である。

実施例

0062

(H07)前記実施例において、2次転写ロールT2bに連動して、加圧ロールFpも移動させることが望ましいが、これに限定されない。加圧ロールFpは離間させない構成とすることも可能である。同様に、連続紙Sの搬送停止時は、中間転写ベルトBや加熱ロールFhから離間させることが望ましいが、接触した状態とすることも可能である。
(H08)前記実施例において、微調整時に2次転写ロールT2bを接触させることが望ましいが、許容される位置ずれの量等によっては、2次転写ロールT2bを離間させたままで微調整を行うことも可能である。
(H09)前記実施例において、媒体の一例としての連続紙を例示したが、媒体は紙に限定されず、樹脂製のフィルム等も使用可能である。

0063

1…画質調整用の画像、
2…印刷画像と印刷画像との間の領域、
B…像保持体、
C4C,C4D…画質の調整手段、
C4C1,C4D1…位置調整画像の形成手段、
C5A…制御手段、
S…連続する媒体、
SN1…読み取り部材、
T2b…転写部材、
U…画像形成装置。

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