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技術 油圧センサ取付構造

出願人 日本電産トーソク株式会社
発明者 大澤朝華若林弘宣中村俊晃立田洋尾澤憲一
出願日 2016年9月26日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-187210
公開日 2018年4月5日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-054329
状態 特許登録済
技術分野 流体圧力測定
主要キーワード 復元移動 圧力伝達用 突出筒 油路開口 径方向内側面 径方向外側面 周方向一端 センサケース
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

油圧センサの取り付け時に油圧センサの脱落を抑制しつつ、油圧制御装置組立性を向上できる油圧センサ取付構造を提供する。

解決手段

油圧センサ取付構造において、油路ディ10aは、下部ボディ12と、下部ボディの上側に重ねて配置された上部ボディ11と、を有する。油圧センサ取付構造は、上部ボディと、センサケース40と、外部電源センサ本体とを電気的に接続する電気接続部を有する接続部材50と、を備える。接続部材は、上部ボディに上側から接触する。上部ボディは、上部ボディを上下方向に貫通する貫通孔14を有する。センサケースは、上下方向に延び貫通孔に挿入される柱状部41と、柱状部から径方向外側に突出し、上部ボディの下側に対向して配置されるフランジ部42と、接続部材に引っ掛けられる第1引掛部43と、を有する。

概要

背景

油圧センサを備える油圧制御装置が知られている。特許文献1では、油路が設けられたコントロールバルブに油圧センサが取り付けられている。

概要

油圧センサの取り付け時に油圧センサの脱落を抑制しつつ、油圧制御装置の組立性を向上できる油圧センサ取付構造を提供する。油圧センサ取付構造において、油路ボディ10aは、下部ボディ12と、下部ボディの上側に重ねて配置された上部ボディ11と、を有する。油圧センサ取付構造は、上部ボディと、センサケース40と、外部電源センサ本体とを電気的に接続する電気接続部を有する接続部材50と、を備える。接続部材は、上部ボディに上側から接触する。上部ボディは、上部ボディを上下方向に貫通する貫通孔14を有する。センサケースは、上下方向に延び貫通孔に挿入される柱状部41と、柱状部から径方向外側に突出し、上部ボディの下側に対向して配置されるフランジ部42と、接続部材に引っ掛けられる第1引掛部43と、を有する。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みて、油圧センサの取り付け時に油圧センサの脱落を抑制しつつ、油圧制御装置の組立性を向上できる油圧センサ取付構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

オイルが流れる油路を内部に有する油路ボディに、前記油路内を流れるオイルの圧力を計測する油圧センサを取り付ける油圧センサ取付構造であって、前記油路ボディは、下部ボディと、前記下部ボディの上側に重ねて配置された上部ボディと、を有し、前記下部ボディは、前記下部ボディの上面に前記油路と繋がる油路開口部を有し、前記油圧センサは、センサ本体と、前記センサ本体を覆うセンサケースと、を有し、前記センサケースは、前記下部ボディの上面に設置され、かつ、前記センサケースの下面に、前記センサケースが前記下部ボディの上面に設置された状態において前記油路開口部と繋がるセンシング穴を有し、前記油圧センサ取付構造は、前記上部ボディと、前記センサケースと、外部電源と前記センサ本体とを電気的に接続する電気接続部を有する接続部材と、を備え、前記接続部材は、前記上部ボディに上側から接触し、前記上部ボディは、前記上部ボディを上下方向に貫通する貫通孔を有し、前記センサケースは、上下方向に延び前記貫通孔に挿入される柱状部と、前記柱状部から径方向外側に突出し、前記上部ボディの下側に対向して配置されるフランジ部と、前記接続部材に引っ掛けられる第1引掛部と、を有する、油圧センサ取付構造。

請求項2

前記接続部材は、下側に開口する筒状であり、かつ、前記接続部材の径方向内側面から径方向外側に窪む穴部を有し、前記センサケースの上部は、前記接続部材内に挿入され、前記第1引掛部は、前記センサケースの上部に設けられた径方向外側に突出する爪部であり、前記穴部に挿入されて前記接続部材に引っ掛けられる、請求項1に記載の油圧センサ取付構造。

請求項3

前記接続部材は、前記貫通孔に挿入される第2引掛部を有し、前記第2引掛部は、前記貫通孔の径方向内側面に引っ掛けられる、請求項1または2に記載の油圧センサ取付構造。

請求項4

前記上部ボディは、前記貫通孔の径方向内側面から径方向内側に突出する凸部を有し、前記第2引掛部は、径方向外側に突出し前記凸部に下側から引っ掛けられる爪部である、請求項3に記載の油圧センサ取付構造。

請求項5

前記接続部材は、下側に開口する筒状であり、前記接続部材の下部は、前記貫通孔に挿入され、前記第2引掛部は、前記接続部材の下部に設けられ、前記センサケースの上部は、前記接続部材内に嵌め合わされ、前記第2引掛部と径方向に重なって配置される、請求項4に記載の油圧センサ取付構造。

請求項6

前記フランジ部は、前記柱状部の下端部に設けられ、前記貫通孔は、前記柱状部が通される小径部と、前記小径部の下端に接続され、前記小径部よりも内径が大きい大径部と、を有し、前記大径部には、前記フランジ部が挿入され、前記フランジ部は、前記小径部と前記大径部とによって構成された段差における下側を向く段差面の下側に対向して配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載の油圧センサ取付構造。

技術分野

0001

本発明は、油圧センサ取付構造に関する。

背景技術

0002

油圧センサを備える油圧制御装置が知られている。特許文献1では、油路が設けられたコントロールバルブに油圧センサが取り付けられている。

先行技術

0003

特開2010−174991号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記のような油圧センサをコントロールバルブに取り付ける方法としては、コントロールバルブが有する2つの油路ボディの間に油圧センサを挟み込む方法がある。そのような方法を用いる場合、例えば、上側の油路ボディに設けられた貫通孔に油圧センサを挿入した後に、上側の油路ボディの下面に下側の油路ボディを固定し、油圧センサを挟み込む。このとき、下側の油路ボディを上側の油路ボディに固定するまでの間に、上側の油路ボディの貫通孔に挿入した油圧センサが脱落する場合があった。そのため、上側の油路ボディを上下反転させて、下側の油路ボディを固定する必要があった。したがって、油圧センサの取り付けに手間が掛かり、油圧制御装置の組立性が低下する問題があった。

0005

本発明は、上記問題点に鑑みて、油圧センサの取り付け時に油圧センサの脱落を抑制しつつ、油圧制御装置の組立性を向上できる油圧センサ取付構造を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一つの態様の油圧センサ取付構造は、オイルが流れる油路を内部に有する油路ボディに、前記油路内を流れるオイルの圧力を計測する油圧センサを取り付ける油圧センサ取付構造であって、前記油路ボディは、下部ボディと、前記下部ボディの上側に重ねて配置された上部ボディと、を有し、前記下部ボディは、前記下部ボディの上面に前記油路と繋がる油路開口部を有し、前記油圧センサは、センサ本体と、前記センサ本体を覆うセンサケースと、を有し、前記センサケースは、前記下部ボディの上面に設置され、かつ、前記センサケースの下面に、前記センサケースが前記下部ボディの上面に設置された状態において前記油路開口部と繋がるセンシング穴を有し、前記油圧センサ取付構造は、前記上部ボディと、前記センサケースと、外部電源と前記センサ本体とを電気的に接続する電気接続部を有する接続部材と、を備え、前記接続部材は、前記上部ボディに上側から接触し、前記上部ボディは、前記上部ボディを上下方向に貫通する貫通孔を有し、前記センサケースは、上下方向に延び前記貫通孔に挿入される柱状部と、前記柱状部から径方向外側に突出し、前記上部ボディの下側に対向して配置されるフランジ部と、前記接続部材に引っ掛けられる第1引掛部と、を有する。

発明の効果

0007

本発明の一つの態様によれば、油圧センサの取り付け時に油圧センサの脱落を抑制しつつ、油圧制御装置の組立性を向上できる油圧センサ取付構造が提供される。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。
図2は、本実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。
図3は、本実施形態の油圧センサ取付構造を示す図であって、図2におけるIII−III断面図である。
図4は、本実施形態の油圧センサ取付構造を示す斜視図である。

実施例

0009

各図においてZ軸方向は、上下方向Zとする。上下方向Zのうちの正の側を「上側」と呼び、負の側を「下側」と呼ぶ。なお、上側、下側、および上下方向とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等を限定しない。

0010

図1から図4に示す本実施形態の油圧センサ取付構造30は、油圧制御装置のコントロールバルブ10の油路ボディ10aに油圧センサ20を取り付ける。図3に示すように、油路ボディ10aは、オイルが流れる油路10cを内部に有する。油圧センサ20は、油路10c内を流れるオイルの圧力を計測する。油路ボディ10aは、下部ボディ12と、下部ボディ12の上側に重ねて配置された上部ボディ11と、を有する。下部ボディ12は、下部ボディ12の上面12aに油路10cと繋がる油路開口部12bを有する。本実施形態において油路開口部12bは、上下方向Zに延びる中心軸Jを中心とする円形状である。以下の説明においては、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。

0011

図1および図4は、油圧センサ20が油路ボディ10aに取り付けられる前の状態を示している。より詳細には、図1においては、油圧センサ20を上部ボディ11に保持させる前の状態を示している。図4においては、油圧センサ20を上部ボディ11に保持させた後、下部ボディ12を上部ボディ11に固定する前の状態を示している。図2および図3は、油圧センサ取付構造30によって油圧センサ20が油路ボディ10aに取り付けられた状態を示している。なお、油圧センサ取付構造30によって油圧センサ20が油路ボディ10aに取り付けられた状態を「取付状態」と呼ぶ。

0012

図1および図2に示すように、本実施形態においては、3つの油圧センサ取付構造30がまとまって設けられている。油圧センサ取付構造30は、上部ボディ11と、油圧センサ20のセンサケース40と、接続部材50と、を備える。

0013

図1に示すように、上部ボディ11は、上部ボディ本体11aと、突出筒部13と、を有する。上部ボディ本体11aは、板状の部分である。突出筒部13は、上部ボディ本体11aの上面11bから上側に突出する筒状の部分である。突出筒部13の形状は、中心軸Jを中心とし、上下方向Zの両側に開口する円筒状である。突出筒部13は、油圧センサ取付構造30ごとに設けられている。本実施形態においては、3つの油圧センサ取付構造30の突出筒部13が、互いに連結されている。

0014

上部ボディ11は、上部ボディ11を上下方向Zに貫通する貫通孔14を有する。図3に示すように、貫通孔14は、上部ボディ本体11aと突出筒部13とを上下方向Zに貫通する。貫通孔14の径方向内側面は、突出筒部13の径方向内側面と上部ボディ本体11aを上下方向Zに貫通する孔の径方向内側面とによって構成されている。貫通孔14は、小径部14aと、下側大径部(大径部)14bと、上側大径部14cと、を有する。

0015

小径部14aには、取付状態において、後述するセンサケース40の柱状部41が通される。小径部14aの内径は、柱状部41の内径とほぼ同じである。下側大径部14bは、小径部14aの下端に接続されている。下側大径部14bは、小径部14aよりも内径が大きい。下側大径部14bは、貫通孔14の下端部であり、下側に開口している。上側大径部14cは、小径部14aの上端に接続されている。上側大径部14cは、小径部14aよりも内径が大きい。上側大径部14cの内径は、下側大径部14bの内径とほぼ同じである。本実施形態において上側大径部14cの内径は、下側大径部14bの内径よりもわずかに大きい。上側大径部14cは、貫通孔14の上端部であり、上側に開口している。上側大径部14cの上側の開口は、突出筒部13の上側の開口である。本実施形態において小径部14aおよび上側大径部14cは、突出筒部13に設けられた部分である。本実施形態において下側大径部14bは、上部ボディ本体11aに設けられた部分である。

0016

小径部14aと下側大径部14bとによって、貫通孔14の径方向内側面には、下側から上側に向かって貫通孔14の内径が小さくなる段差が構成されている。その段差における下側を向く段差面14dの形状は、円環状である。段差面14dは、上下方向Zと直交する平坦面である。また、小径部14aと上側大径部14cとによって、貫通孔14の径方向内側面には、下側から上側に向かって貫通孔14の内径が大きくなる段差が構成されている。その段差における上側を向く段差面14eの形状は、円環状である。段差面14eは、上下方向Zと直交する平坦面である。

0017

上部ボディ11は、貫通孔14の径方向内側面から径方向内側に突出する凸部13aを有する。本実施形態では、凸部13aは、上側大径部14cの径方向内側面から径方向内側に突出している。すなわち、凸部13aは、突出筒部13の上端部の径方向内側面から径方向内側に突出している。図1に示すように、凸部13aは、貫通孔14の径方向内側面において周方向の一周に亘って延びた円環状である。

0018

図3に示すように、油圧センサ20は、センサケース40と、センサ本体21と、ダイヤフラム23と、Oリング24と、を有する。センサケース40は、センサ本体21を覆う。センサケース40は、取付状態において、下部ボディ12の上面12aに設置される。図1に示すように、センサケース40は、柱状部41と、フランジ部42と、第1引掛部43と、を有する。

0019

柱状部41は、上下方向Zに延びている。本実施形態において柱状部41の形状は、上下方向Zに延びた円柱状である。取付状態において柱状部41は、中心軸Jを中心として配置される。以下の油圧センサ20の各部の説明は、柱状部41が中心軸Jを中心として配置される場合について行う。柱状部41の外周面には、径方向内側に窪む溝部41aが設けられている。溝部41aは、周方向に延びている。溝部41aは、周方向に沿って複数設けられている。柱状部41は、取付状態において、貫通孔14に挿入される。

0020

図3および図4に示すように、柱状部41は、柱状部41の下面から上側に窪む環状のシール溝部46を有する。シール溝部46は、中心軸Jを中心とする円環状である。シール溝部46が設けられることで、シール溝部46の内側には下側に突出する突出部45が設けられている。突出部45には、突出部45の下面から上側に窪み、後述する収容空間40dと繋がるセンシング穴45aが設けられている。すなわち、センサケース40は、センサケース40の下面に、センシング穴45aを有する。図3に示すように、センシング穴45aは、センサケース40の下部ボディ12の上面12aに設置された状態において油路開口部12bと繋がる。シール溝部46内には、Oリング24が配置されている。Oリング24は、下部ボディ12の上面12aとセンサケース40との間をシールする。

0021

図1に示すように、フランジ部42は、柱状部41から径方向外側に突出している。本実施形態においてフランジ部42は、柱状部41の下端部に設けられている。フランジ部42は、柱状部41を周方向に囲む円環状である。

0022

第1引掛部43は、接続部材50に引っ掛けられる部分である。本実施形態において第1引掛部43は、センサケース40の上部に設けられた径方向外側に突出する爪部である。図3に示すように、第1引掛部43は、連結部43aと、第1引掛部本体43bと、を有する。連結部43aは、柱状部41の上端部から径方向外側に突出する部分である。第1引掛部本体43bは、連結部43aの径方向外端から下側に延びた部分である。第1引掛部本体43bの径方向外側面は、上側から下側に向かうに従って径方向外側に位置する傾斜面である。第1引掛部本体43bの径方向内側面は、上下方向Zと平行な平坦面であり、柱状部41の外周面から径方向外側に隙間を空けて配置されている。本実施形態において第1引掛部43は、柱状部41を径方向に挟んで2つ設けられている。第1引掛部43は、例えば、樹脂製である。

0023

本実施形態においてセンサケース40は、上側ケース40aと蓋部40bと下側ケース40cとの3つの部材から構成されている。上側ケース40aは、柱状部41の上部を構成する部分である。第1引掛部43は、上側ケース40aに設けられている。上側ケース40aは、例えば、樹脂製の単一部材である。下側ケース40cは、柱状部41の下部を構成する部分である。フランジ部42は、下側ケース40cに設けられている。下側ケース40cは、例えば、金属製の単一部材である。蓋部40bは、上側ケース40aと下側ケース40cとに接触した状態で上下方向Zに挟まれている。

0024

下側ケース40cと蓋部40bとの上下方向Zの間には、収容空間40dが設けられている。収容空間40dは、ダイヤフラム23によって上下方向Zに仕切られている。収容空間40dの下部には、センシング穴45aの上端が開口している。センサ本体21は、収容空間40dの上部内において蓋部40bの下面に設置されている。収容空間40dの上部内には、圧力伝達用液が充填されている。取付状態においては、油路開口部12bと繋がったセンシング穴45aを介して、収容空間40dの下部にオイルが流入する。収容空間40dの下部に流入したオイルの圧力は、ダイヤフラム23および圧力伝達用液を介してセンサ本体21に加えられる。これにより、油路10c内のオイルの油圧をセンサ本体21によって計測できる。

0025

図1に示すように、接続部材50は、下側に開口する有蓋の筒状である。より詳細には、接続部材50は、中心軸Jを中心とする円筒状である。接続部材50の内径は、柱状部41の外径および小径部14aの内径とほぼ同じである。接続部材50の内径は、柱状部41の外径よりもわずかに大きい。接続部材50の内径は、小径部14aの内径よりもわずかに小さい。本実施形態においては、3つの油圧センサ取付構造30の接続部材50が、互いに連結されている。3つの接続部材50が連結された連結体は、例えば、単一の部材である。

0026

接続部材50は、キャップ部51と、挿入部52と、を有する。図3に示すように、キャップ部51は、蓋部51aと、筒部51bと、を有する。蓋部51aは、筒部51bの上端に設けられている。蓋部51aは、取付状態において、油圧センサ20の上側を覆っている。筒部51bは、上下方向Zに延びた筒状である。筒部51bには、筒部51bの径方向内側面から径方向外側に窪む穴部51cが設けられている。すなわち、接続部材50は、接続部材50の径方向内側面から径方向外側に窪む穴部51cを有する。本実施形態において穴部51cは、筒部51bの壁部を径方向に貫通する孔である。図2に示すように、穴部51cの周方向の寸法は、上側から下側に向かうに従って、大きくなる。図3に示すように、本実施形態において穴部51cは、筒部51bにおける中心軸Jを径方向に挟んだ両側にそれぞれ設けられている。

0027

挿入部52は、筒部51bの下端から下側に突出している。図1に示すように、挿入部52は、周方向に延びている。挿入部52は、径方向外側に突出する第2引掛部52aを有する。すなわち、接続部材50は、第2引掛部52aを有する。第2引掛部52aは、挿入部52の下端部に設けられている。すなわち、第2引掛部52aは、接続部材50の下部に設けられている。第2引掛部52aは、挿入部52の周方向一端から周方向他端まで延びている。図3に示すように、本実施形態において第2引掛部52aは、取付状態において、凸部13aに下側から引っ掛けられる爪部である。

0028

図1に示すように、本実施形態において挿入部52は、径方向に隙間を介して対向して2つ設けられている。挿入部52同士の周方向の間には、隙間52bが設けられている。隙間52bは、周方向において、穴部51cと同じ位置に配置されている。

0029

図3に示すように、接続部材50は、電気接続部53を有する。電気接続部53は、図示しない外部電源とセンサ本体21とを電気的に接続する。電気接続部53は、接触端子55と、接続ピン54と、を有する。接触端子55は、蓋部51aの下面に配置されている。接触端子55は、取付状態において、油圧センサ20の上端と接触する。図示は省略するが、油圧センサ20の上端には、センサ本体21と電気的に接続された端子部が設けられており、この端子部が接触端子55と接触することで、接触端子55は、センサ本体21と電気的に接続される。接触端子55は、例えば、ばね状の端子である。

0030

接続ピン54は、接触端子55から上側に延びている。接続ピン54は、蓋部51aを上下方向Zに貫通している。接続ピン54の上端は、蓋部51aの上側に突出している。接続ピン54は、例えば、3つ設けられている。接続ピン54は、図示しない外部電源と接続される。これにより、接続ピン54および接触端子55を介して、センサ本体21が外部電源と電気的に接続される。なお、図1図2および図4においては、電気接続部53の図示を省略している。

0031

まず、取付者は、上部ボディ11に対して接続部材50を装着する。具体的には、取付者は、挿入部52を貫通孔14に上側から挿入する。これにより、図3に示すように、第2引掛部52aを含む接続部材50の下部は、貫通孔14に挿入される。挿入部52は、貫通孔14に上側から挿入される際、第2引掛部52aが凸部13aに押されて径方向内側に弾性変形する。これにより、第2引掛部52aが、径方向外側に弾性変位する。第2引掛部52aが凸部13aよりも下側まで挿入されると、第2引掛部52aが径方向外側に復元移動し、挿入部52の弾性変形が復元する。これにより、第2引掛部52aは、凸部13aに下側から引っ掛けられる。すなわち、第2引掛部52aは、貫通孔14の径方向内側面に引っ掛けられる。このとき、挿入部52の下端は、段差面14eと上下方向Zに対向する。筒部51bの下端は、突出筒部13の上端と接触する。すなわち、接続部材50は、上部ボディ11に上側から接触する。これにより、接続部材50が上下方向Zに位置決めされる。

0032

次に、取付者は、上部ボディ11に対して油圧センサ20を装着する。具体的には、取付者は、柱状部41の上部を貫通孔14に下側から挿入する。柱状部41の上部、すなわちセンサケース40の上部は、下側大径部14bおよび小径部14aを介して、接続部材50内に挿入される。取付者は、下側大径部14bにフランジ部42が挿入され、フランジ部42の上面が段差面14dと接触するまで、油圧センサ20を貫通孔14内に下側から押し込む。

0033

ここで、第1引掛部本体43bの下端部が設けられている位置においてセンサケース40の外径は、筒部51bの下端部の内径よりも大きいため、第1引掛部43が筒部51bの下端に挿入されると、第1引掛部本体43bが筒部51bの内周面に押されて径方向内側に弾性変位した状態となる。この状態で油圧センサ20がさらに上側に押し込まれ、第1引掛部本体43bの下端が穴部51cの下端よりも上側に位置すると、第1引掛部本体43bは、径方向外側に復元移動する。これにより、第1引掛部43が、穴部51cに挿入されて接続部材50に引っ掛けられる。第1引掛部本体43bの下端は、穴部51cの下側の内側面に、上側から接触する。

0034

以上により、油圧センサ20と接続部材50とが連結され、油圧センサ20が上部ボディ11に取り付けられる。接続部材50は、上部ボディ11に上側から接触しているため、下側への移動が抑制されている。そのため、接続部材50に連結された油圧センサ20が下側へ移動することも抑制される。これにより、図4に示すように、下部ボディ12を取り付けていない状態において上部ボディ11の上下を反転させなくとも、油圧センサ20が上部ボディ11から脱落することを抑制できる。したがって、取付者は、上部ボディ11を上下反転させることなく、上部ボディ11の下側に下部ボディ12を固定することで、油路ボディ10aに油圧センサ20を取り付けることができる。そのため、油圧センサ20の取り付けの手間を低減できる。その結果、本実施形態によれば、油圧センサ20の取り付け時に油圧センサ20の脱落を抑制しつつ、油圧制御装置の組立性を向上できる油圧センサ取付構造30が得られる。

0035

図3に示すように、下部ボディ12は、下部ボディ12の上面12aが上部ボディ11の下面11cと接触した状態で上部ボディ11に固定される。下部ボディ12の上面12aには、センサケース40の下面が接触する。

0036

油圧センサ20が上部ボディ11に取り付けられた状態においては、フランジ部42は、小径部14aと下側大径部14bとによって構成された段差における段差面14dの下側に対向して配置される。言い換えると、フランジ部42は、上部ボディ11の下側に対向して配置される。そのため、フランジ部42が段差面14dに引っ掛かり、油圧センサ20が上側に移動することが抑制される。したがって、油圧センサ20と連結されている接続部材50が上側に移動することを抑制でき、接続部材50が貫通孔14から抜けることを抑制できる。これにより、他の別部材を用いることなく、油圧センサ20を利用することで、電気接続部53を有する接続部材50を上部ボディ11に対して取り付けることができる。そのため、部品点数が増加することを抑制でき、油圧制御装置の製造コストを低減できる。

0037

なお、本実施形態では、取付状態においてOリング24は、上下方向Zに弾性変形しており、センサケース40に上向きの力を加えている。そのため、フランジ部42は、段差面14dに下側から押し付けられている。

0038

また、本実施形態によれば、第1引掛部43が穴部51cに引っ掛けられる爪部であるため、油圧センサ取付構造30を簡単化できる。

0039

また、本実施形態によれば、接続部材50は、第2引掛部52aによって貫通孔14の径方向内側面に引っ掛けられるため、上部ボディ11に取り付けられた接続部材50が上側に移動することをより抑制でき、接続部材50が貫通孔14から抜けることをより抑制できる。本実施形態では、第2引掛部52aは、貫通孔14の径方向内側面に設けられた凸部13aに下側から引っ掛けられる爪部である。そのため、油圧センサ取付構造30を簡単化できる。

0040

本実施形態では、取付状態において、センサケース40の上部は、接続部材50内に嵌め合わされ、第2引掛部52aと径方向に重なって配置される。そのため、センサケース40によって、挿入部52および第2引掛部52aが径方向内側に弾性変位することが抑制される。すなわち、油圧センサ20が接続部材50の抜け止めとして機能する。これにより、第2引掛部52aが凸部13aから外れることが抑制され、接続部材50をより強固に上部ボディ11に取り付けることができる。

0041

また、本実施形態によれば、フランジ部42は、下側大径部14bに挿入されるため、上部ボディ11の下面11cとセンサケース40の下面とを面一にしやすい。これにより、上部ボディ11の下面11cと下部ボディ12の上面12aとを合わせやすく、下部ボディ12を上部ボディ11に対して容易に固定することができる。

0042

本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。油路開口部12bは、取付状態においてセンシング穴45aと繋がるならば、中心軸Jが通る位置になくてもよい。すなわち、上記実施形態において、油路開口部12bおよびセンシング穴45aの位置が、中心軸Jに対してずれていてもよい。また、センサケース40は、単一の部材であってもよい。接続部材50は、1つずつ分離して設けられてもよい。突出筒部13は、1つずつ分離して設けられてもよい。突出筒部13は、設けられなくてもよい。

0043

また、貫通孔14は、下側大径部14bを有していなくもよい。この場合、例えば、下部ボディ12の上面12aに下側に窪む凹部が設けられ、この凹部にフランジ部42が挿入されてもよい。また、第2引掛部52aは、設けられなくてもよい。また、接続部材50は、電気接続部53を有していれば、形状は特に限定されない。

0044

また、上述した実施形態の油圧センサ取付構造によって油圧センサを取り付けることができる油路ボディは、内部にオイルが流れる油路を有していればよく、特に限定されない。上記実施形態の油圧センサ取付構造は、例えば、電動オイルポンプに対する油圧センサの取付構造に適用されてもよい。

0045

上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。

0046

10a…油路ボディ、10c…油路、11…上部ボディ、12…下部ボディ、12b…油路開口部、13a…凸部、14…貫通孔、14a…小径部、14b…下側大径部(大径部)、14d…段差面、20…油圧センサ、21…センサ本体、30…油圧センサ取付構造、40…センサケース、41…柱状部、42…フランジ部、43…第1引掛部、45a…センシング穴、50…接続部材、51c…穴部、52a…第2引掛部、53…電気接続部、Z…上下方向

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