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技術 原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 森田美帆山崎章
出願日 2016年9月30日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2016-192410
公開日 2018年4月5日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2018-052702
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における紙送り シート、マガジン及び分離 手差しシート給送
主要キーワード 加圧モジュール R参照 装着空間 重力方向下側 撮像部材 加熱モジュール 通過面 昇降プレート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

上流側から送り出される原稿を下流側へ案内する案内部材の変形を抑制することができる原稿搬送装置画像読取り装置および画像形成装置を提供する。

解決手段

原稿が積載される原稿積載部であって、原稿が積載可能な積載位置と、原稿積載部の重力方向下側の空間が開放される開放位置と、の間を移動可能に支持された原稿積載部と、送りローラと、送りローラに圧接する分離ローラと、を有し、送りローラと分離ローラとのニップで原稿積載部から送り出される原稿を分離する分離部と、原稿積載部から送り出される原稿を分離部のニップに案内する案内部材と、を備え、原稿積載部が開放位置に移動する際に、分離ローラと案内部材が互いに離間するように移動する。

概要

背景

筐体に配置され、シート積載されるシート積載部と、シート積載部に積載されたシートが所定のシート搬送方向に搬送されるシート搬送路と、シート積載部のシート搬送方向下流側に対向して配置され、シートをシート搬送方向に搬送する給紙ローラと、給紙ローラに対向して配置され、給紙ローラとの間でシートが通過するニップ部を形成し、かつ、シートを1枚ずつシート搬送方向に搬送させる分離パッドと、分離パッドを固定支持し、かつ、筐体に着脱可能なホルダーと、筐体に配置され、ホルダーが装着される装着空間を備える装着部と、装着部に配置され、ホルダーを装着空間に案内する案内部材と、を有し、ホルダーは、装着空間への装着時に、案内部材に沿ってスライド移動し、分離パッドのニップ形成時に、装着空間において案内部材に押し当てられる給紙装置が知られている(特許文献1)。

概要

上流側から送り出される原稿を下流側へ案内する案内部材の変形を抑制することができる原稿搬送装置画像読取り装置および画像形成装置を提供する。原稿が積載される原稿積載部であって、原稿が積載可能な積載位置と、原稿積載部の重力方向下側の空間が開放される開放位置と、の間を移動可能に支持された原稿積載部と、送りローラと、送りローラに圧接する分離ローラと、を有し、送りローラと分離ローラとのニップで原稿積載部から送り出される原稿を分離する分離部と、原稿積載部から送り出される原稿を分離部のニップに案内する案内部材と、を備え、原稿積載部が開放位置に移動する際に、分離ローラと案内部材が互いに離間するように移動する。

目的

本発明は、上流側から送り出される原稿を下流側へ案内する案内部材の変形を抑制することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

原稿積載される原稿積載部であって、前記原稿が積載可能な積載位置と、前記原稿積載部の重力方向下側の空間が開放される開放位置と、の間を移動可能に支持された前記原稿積載部と、送りローラと、前記送りローラに圧接する分離ローラと、を有し、前記送りローラと前記分離ローラとのニップで前記原稿積載部から送り出される前記原稿を分離する分離部と、前記原稿積載部から送り出される前記原稿を前記分離部の前記ニップに案内する案内部材と、を備え、前記原稿積載部が前記開放位置に移動する際に、前記分離ローラと前記案内部材が互いに離間するように移動する、ことを特徴とする原稿搬送装置

請求項2

前記原稿積載部は、一端側に前記分離部に向けて突出する突起部を有し、前記分離ローラは、前記ニップを形成する分離位置と前記ニップが解除される退避位置との間で移動可能に保持する保持部材回転支持され、前記原稿積載部が前記開放位置に移動する際に、前記案内部材は原稿送り出し方向における上流側に向かって移動し、前記分離ローラは前記突起部が前記保持部材に突出して設けられた腕部に接触して前記ニップが解除され、原稿送り出し方向における下流側に向かって移動する、ことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。

請求項3

前記案内部材は、一端が前記原稿積載部に固定され、他端が前記ニップの送り出し方向上流側において前記分離ローラを覆うように突出するフィルム状のマイラーである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿搬送装置。

請求項4

原稿の画像を読み取る撮像部材と、前記撮像部材が前記原稿を読み取る読取り位置に前記原稿を搬送する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置と、を備えた、ことを特徴とする画像読取り装置

請求項5

原稿の画像を読み取る請求項4に記載の画像読取り装置と、前記画像読取り装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録装置と、を備えた、ことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、原稿搬送装置画像読取り装置および画像形成装置に関する。

背景技術

0002

筐体に配置され、シート積載されるシート積載部と、シート積載部に積載されたシートが所定のシート搬送方向に搬送されるシート搬送路と、シート積載部のシート搬送方向下流側に対向して配置され、シートをシート搬送方向に搬送する給紙ローラと、給紙ローラに対向して配置され、給紙ローラとの間でシートが通過するニップ部を形成し、かつ、シートを1枚ずつシート搬送方向に搬送させる分離パッドと、分離パッドを固定支持し、かつ、筐体に着脱可能なホルダーと、筐体に配置され、ホルダーが装着される装着空間を備える装着部と、装着部に配置され、ホルダーを装着空間に案内する案内部材と、を有し、ホルダーは、装着空間への装着時に、案内部材に沿ってスライド移動し、分離パッドのニップ形成時に、装着空間において案内部材に押し当てられる給紙装置が知られている(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2014−231417号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上流側から送り出される原稿を下流側へ案内する案内部材の変形を抑制することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために、請求項1に記載の原稿搬送装置は、
原稿が積載される原稿積載部であって、前記原稿が積載可能な積載位置と、前記原稿積載部の重力方向下側の空間が開放される開放位置と、の間を移動可能に支持された前記原稿積載部と、
送りローラと、前記送りローラに圧接する分離ローラと、を有し、前記送りローラと前記分離ローラとのニップで前記原稿積載部から送り出される前記原稿を分離する分離部と、
前記原稿積載部から送り出される前記原稿を前記分離部の前記ニップに案内する案内部材と、を備え、
前記原稿積載部が前記開放位置に移動する際に、前記分離ローラと前記案内部材が互いに離間するように移動する、
ことを特徴とする。

0006

請求項2記載の発明は、請求項1に記載の原稿搬送装置において、
前記原稿積載部は、一端側に前記分離部に向けて突出する突起部を有し、
前記分離ローラは、前記ニップを形成する分離位置と前記ニップが解除される退避位置との間で移動可能に保持する保持部材回転支持され、
前記原稿積載部が前記開放位置に移動する際に、前記案内部材は原稿送り出し方向における上流側に向かって移動し、前記分離ローラは前記突起部が前記保持部材に突出して設けられた腕部に接触して前記ニップが解除され、原稿送り出し方向における下流側に向かって移動する、
ことを特徴とする。

0007

請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の原稿搬送装置において、
前記案内部材は、一端が前記原稿積載部に固定され、他端が前記ニップの送り出し方向上流側において前記分離ローラを覆うように突出するフィルム状のマイラーである、
ことを特徴とする。

0008

前記課題を解決するために、請求項4に記載の画像読取り装置は、
原稿の画像を読み取る撮像部材と、
前記撮像部材が前記原稿を読み取る読取り位置に前記原稿を搬送する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置と、を備えた、
ことを特徴とする。

0009

前記課題を解決するために、請求項5に記載の画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る請求項4に記載の画像読取り装置と、
前記画像読取り装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録装置と、を備えた、
ことを特徴とする。

発明の効果

0010

請求項1、4、5に記載の発明によれば、原稿積載部が開放位置に移動する際に、分離ローラが案内部材から離間するように移動する構成を有しない場合に比して、案内部材の変形を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、原稿積載部を開放位置に移動させることで、分離ローラを案内部材から離間させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、原稿の送り出し間隔を短くすることができる。

図面の簡単な説明

0011

画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。
読取部の内部構成を示す断面構成図である。
原稿積載部が開放位置に保持された読取部の内部構成を示す断面構成図である。
原稿積載部と分離部の構成を示す断面斜視図である。
(a)は原稿積載部のトレイ本体の斜視図、(b)はリタードホルダの斜視図である。
トレイ本体の回転操作に伴うマイラーフィルムリタードローラの移動を説明する断面模式図である。

実施例

0012

次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。

0013

(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図、図2は読取部2の内部構成を示す断面構成図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。

0014

(1.1)全体構成
画像形成装置1は、原稿から画像を読み取って画像データに変換する読取手段としての読取部2、読み取った画像データを記録媒体としての用紙に印刷する印刷手段としての画像形成部3、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4、画像処理部5、を備えて構成されている。

0015

読取部2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えて構成されている。自動原稿送り部22は、原稿積載部21に置かれた原稿Gを画像読取部23の読取位置に搬送し、画像読取部23でCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ等のイメージセンサ(不図示)で読み取られた画像は電気信号である画像データに変換される。

0016

画像形成部3は、給紙装置32、露光装置33、感光体ユニット34、現像装置35、転写装置36、定着装置37を備えて構成され、画像処理部5から受け取った画像情報を給紙装置31から送り込まれた用紙P上にトナー像として形成する。

0017

読取部2の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4が配置されている。操作情報部4は、液晶表示パネル、各種操作ボタンタッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、操作情報部4を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。

0018

画像処理部5は、読取部2で読み取られた画像及び外部機器(例えばパーソナルコンピュータ等)から送信された印刷情報から画像データを生成する。

0019

(1.2)読取部
読取部2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えている。なお、原稿積載部21と自動原稿送り部22は、画像読取部23の上方へ開閉可能に連結されている。

0020

原稿積載部21は、画像が記録された原稿Gが置かれる昇降プレート212を備えている。昇降プレート212は、積載される原稿Gの枚数に応じて昇降可能で、原稿Gの上面がナジャーローラ221に接触するよう上昇した位置で原稿Gを保持する。

0021

自動原稿送り部22は、昇降プレート212上に積載された原稿Gを上から順に取り出すナジャーローラ221と、送りローラとしてのフィードローラ222とフィードローラ222に圧接する分離ローラとしてのリタードローラ223からなる分離部224を備えている。
分離部224では、フィードローラ222とリタードローラ223とが対となって、原稿Gが重なってニップ部Nに送り出された場合に、原稿Gを分離して(捌いて)一枚ずつ画像読取部23に搬送する。

0022

搬送路Sには、原稿Gの搬送方向に対して、フィードローラ222の下流側の位置に搬送ローラ225が配置されている。搬送ローラ225はクラッチ(不図示)を介して回転制御され、フィードローラ222で送り出される原稿Gを一旦停止させてループを形成した後、斜行補正しながらプレレジローラ226へ搬送する。

0023

プレレジローラ226の下流側には、原稿Gの搬送タイミングを調整するレジローラ227が配置されている。プレレジローラ226は停止しているレジローラ227に原稿Gの先端を突き当てた状態でループを形成して斜行を補正する。レジローラ227は読み取り開始タイミングに合わせて回転駆動され、原稿Gは搬送ローラ225及びプレレジローラ226でループを保持された状態でプラテンローラ228によって、原稿通過面PG1に押し当てられて表面を画像読取部23で読み取られる。

0024

原稿通過面PG1の右方には、操作者が載置した原稿Gが支持される原稿載置面PG2が配置されている。原稿通過面PG1と、原稿載置面PG2との間には、原稿ガイドPG3が配置され、原稿通過面PG1を通過した原稿Gは原稿ガイドPG3に案内されて読取センサ232へ搬送される。表面を画像読取部23で読み取られた原稿Gは、読取センサ232で裏面を読み取られながら、排出ローラ229で原稿積載部21の下方に形成された排紙部217に排出される。

0025

原稿載置面PG22の下部には、原稿Gの画像を光学的に読み取って電気信号に変換する画像読取センサ231が設けられており、原稿通過面PG1上を通過する原稿G、又は、原稿載置面PG2上に設置された原稿Gの画像を読み取る。読み取った画像は、電気信号である画像データに変換される。

0026

(1.3)画像形成部
画像形成部3では、画像形成のタイミングに合わせて給紙装置31から印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙Pが画像形成部3へ送り込まれる。

0027

感光体ユニット33は、給紙装置31の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム341を備えている。露光装置32により静電潜像が形成されたそれぞれの感光体ドラム341上には、それぞれの現像装置34によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。

0028

各感光体ユニット33の感光体ドラム341に形成された各色トナー像は、転写装置35の中間転写ベルト361上に順次静転写一次転写)され、各色トナー重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト361上の重畳トナー像は、レジストローラ対321から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ362によって一括転写される。

0029

定着装置36は一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372の圧接領域によって定着ニップFN定着領域)が形成される。
転写装置35においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイド363を介して定着装置36の定着ニップFNに搬送され、一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。

0030

定着トナー像が形成された用紙Pは、切替ゲートG1にガイドされ、第1排出ローラ対373から画像形成装置1上面の排紙トレイ部TR1に排出・収容される。また、両面印刷のために反転したり、画像記録面を上側にして排出する場合は、切替ゲートG1で搬送路375に向って搬送方向が切り替えられる。

0031

(2)原稿積載部と分離部の構成と動作
図3は原稿積載部21が開放位置に保持された読取部2の内部構成を示す断面構成図、図4は原稿積載部21と分離部224の構成を示す断面斜視図、図5(a)は原稿積載部21のトレイ本体211の斜視図、(b)はリタードホルダ240の斜視図、図6はトレイ本体211の回転操作に伴うマイラーフィルム214とリタードローラ223の移動を説明する断面模式図である。以下、図面を参照しながら、原稿積載部21と分離部224の構成と動作について説明する。

0032

(2.1)原稿積載部と分離部の全体構成
自動原稿送り部22は、原稿積載部21からナジャーローラ221で送り出された原稿Gを一枚ずつ分離して画像読取部23に送り出す分離部224を備えている。

0033

図4に示すように、原稿積載部21は、トレイ本体211に昇降プレート212を昇降可能に支持し、原稿送り出し側には原稿端揃え部213が形成されている。原稿端揃え部213は、リタードローラ223に近接して形成され、原稿端揃え部213の上方には、フィードローラ222に近接してナジャーローラ221が配置されている。

0034

原稿積載部21の原稿端揃え部213には、ナジャーローラ221で送り出される原稿Gを分離部224へ案内する案内部材の一例としてのマイラーフィルム214が、その先端側がリタードローラ223を覆うように固定されている。
このように分離部224に原稿Gを送り出すナジャーローラ221が近接して配置されているために、読取部2が小型化されるとともに、読取の高速化が図られている。

0035

(2.2)原稿積載部
原稿積載部21は、トレイ本体211と、トレイ本体211に回転可能に支持された昇降プレート212とを有し、昇降プレート212の上面212aには原稿Gが積載される。
トレイ本体211の左端部(−X方向)には、トレイ本体211の左端から上方(Z方向)に立ち上がる立ち壁状の原稿端揃え部213が形成され、昇降プレート212の上面212aに積載された原稿Gの一端側(原稿送り出し方向における先端側)が接触して先端揃えがなされる。

0036

トレイ本体211の前後(Y方向)両端部には、トレイ本体211の左端部から上方に立ち上がる立ち壁状の前壁213A及び後壁213Bが形成されている。前壁213A及び後壁213Bには、支持孔213Aa、213Baが形成され、原稿Gが積載可能な図2に示す積載位置と、トレイ本体211の重力方向下側の空間が開放されて、排紙部217の原稿が取り出される図3に示す開放位置と、の間を移動可能に回転支持されている。

0037

原稿端揃え部213の内面213aの中央部にはリタードローラ223を覆う幅で案内部材の一例としてのマイラーフィルム214の一端が貼り付けられて固定されている。
マイラーフィルム214の他端側(先端側)は、原稿端揃え部213に対して折り曲げられた自由端であり、トレイ本体211が積載位置に位置した状態で分離部224のニップ部Nの送り出し方向上流側においてリタードローラ223を覆うように配置されている。これにより、ナジャーローラ221で送り出される薄紙原稿をニップ部Nへ確実に案内するともに、原稿Gの先端ダメージを抑制している。

0038

原稿端揃え部213の外面213bには分離部224に向けて突出する突起部215が設けられている。突起部215は、後述するリタードホルダ240の一端に張り出すように形成された腕部241に接触して、トレイ本体211の回転移動に伴ってリタードローラ223のニップを解除する。

0039

(2.3)分離部
分離部224は、原稿積載部21の原稿送り出し方向における下流側で、フィードローラ222とフィードローラ222に圧接してニップ部Nを形成するリタードローラ223から構成されている。フィードローラ222は、ナジャーローラ221と同方向に回転し、ナジャーローラ221から送り出される原稿Gに対してさらに搬送方向下流側へと搬送する。

0040

リタードローラ223にはトルクリミッタ(不図示)を介して原稿搬送方向とは逆方向の回転となるように駆動が伝達されている。リタードローラ223に圧接しているフィードローラ222は原稿搬送方向へ回転することでリタードローラ223には原稿搬送方向へのトルクが与えられる。トルクリミッタの設定トルクはリタードローラ223がフィードローラ222から付与されるトルクよりも小さい値に設定されているため、リタードローラ223はフィードローラ222の回転を受けて原稿搬送方向に従動回転する。

0041

分離部224のニップ部Nに2枚以上の原稿が送られてきた場合(重送)、フィードローラ222、リタードローラ223と原稿Gとの摩擦係数よりも原稿間の摩擦係数が小さいため、トルクリミッタの作用により原稿搬送方向と逆方向の駆動が伝達されたリタードローラ223は原稿搬送方向と逆方向に回転する。その結果、最上位の原稿以外の原稿は原稿積載部21の方向に戻され、原稿Gは分離するように捌かれる。

0042

リタードローラ223は、保持部材の一例としてのリタードホルダ240に回転可能に支持されている。リタードホルダ240には、リタードローラ223に対して原稿送り出し方向下流側に回転支持孔243が形成され、リタードローラ223は、フィードローラ222と接触してニップを形成する分離位置とニップが解除される退避位置との間で移動可能に支持されている。
リタードホルダ240の原稿送り出し方向下流側には、付勢部材としての引張りコイルスプリングSRが張架されて、リタードローラ223は、フィードローラ222に圧接されるように付勢されている(図6(a)参照)。

0043

リタードホルダ240の側部には、リタードローラ223の回転軸方向に張り出して腕部241が形成されている。腕部241は、リタードホルダ240の移動方向に沿うように傾斜して形成されたカム面242を有し、カム面242にトレイ本体211の突起部215の先端部215aが接触してリタードホルダ240が回転する。

0044

(2.4)トレイ本体の回転移動
このように構成される原稿積載部21と分離部224は、図6(a)に示すように、原稿Gの送り出し時には、原稿積載部21が積載位置に位置して、マイラーフィルム214の先端214bがリタードローラ223を覆うように配置されている。
このように原稿積載部21が積載位置に位置している状態では、リタードローラ223の上面を案内部材としてのマイラーフィルム214が覆っているために、リタードローラ223を交換する場合には、マイラーフィルム214をリタードローラ223上から離間させる必要がある。

0045

本実施形態においては、図6(b)に示すように、トレイ本体211を掲載位置から開放位置へ回転移動させる(図6(b)中 矢印R1)と、まず、トレイ本体211の突起部215の先端部215aがリタードホルダ240の腕部241のカム面242に接触してリタードホルダ240が回転する(図中 矢印R2)。
リタードローラ223は、回転支点となる回転支持孔243がリタードローラ223に対して原稿送り出し方向における下流側に形成されているために、リタードホルダ240の回転に伴ってフィードローラ222から離間するとともに、マイラーフィルム214からも離間するように移動する。

0046

トレイ本体211は、回転支点となる支持孔213Aa、213Baがマイラーフィルム214に対して原稿送り出し方向(図6(a)中 矢印R参照)における上流側に形成されているために、トレイ本体211の原稿端揃え部213に固定されたマイラーフィルム214は、トレイ本体211の回転に伴って、リタードローラ223から離間するように移動する。

0047

トレイ本体211を更に回転させる(図6(c)中 矢印R1)と、図6(c)に示すように、トレイ本体211の突起部215の先端部215aがリタードホルダ240の腕部241のカム面242に接触しながら移動してリタードホルダ240を更に回転させる(図6(c)中 矢印R2)。そして、マイラーフィルム214は、トレイ本体211の回転に伴ってリタードローラ223から離間した状態で移動する。
その結果、トレイ本体211の回転操作に伴って、リタードローラ223とマイラーフィルム214が互いに離間するように移動して、リタードローラ223を交換する際にマイラーフィルム214の変形を抑制することができる。

0048

読取が終了して排紙部217に排出された原稿Gを取り出す場合には、排紙部217を開放するように原稿積載部21を上方に回転させる。
このとき、トレイ本体211の回転操作に伴って、リタードローラ223とマイラーフィルム214が互いに離間するように移動して、マイラーフィルム214はリタードローラ223に接触することがなく、マイラーフィルム214の変形を抑制している。

0049

1・・・画像形成装置
2・・・読取部
21・・・原稿積載部
211・・・トレイ本体
212・・・昇降プレート
213・・・原稿端揃え部
214・・・マイラーフィルム
215・・・突起部
217・・・排紙部
22・・・自動原稿送り部
221・・・ナジャーローラ
222・・・フィードローラ
223・・・リタードローラ
225・・・搬送ローラ
226・・・プレレジローラ
227・・・レジローラ
228・・・プラテンローラ
229・・・排出ローラ
240・・・リタードホルダ
241・・・腕部
23・・・画像読取部
PG1・・・原稿の通過面
3・・・画像形成部
4・・・操作情報部
5・・・画像処理部

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    【課題】設置スペースやコストの増大を抑制しつつ、積載トレイ動作時の積載用紙ズレを防ぐことが可能な画像形成システム、用紙積載装置及び用紙積載方法を提供する。【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成部23... 詳細

  • 理想科学工業株式会社の「 シート供給装置」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】シート供給の不具合の低減を図る。【解決手段】昇降モータは、用紙Pが積載された給紙台2を昇降させる。浮上部8は、用紙Pを浮上させるための空気を給紙台2上の用紙Pに吹きつける。搬送部10は、浮上部... 詳細

  • 富士ゼロックス株式会社の「 搬送方向切替装置及び画像形成装置」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】搬送路の切替に電磁石等の電気的駆動手段を用いるものと比較して、消費電力を抑制することができる搬送方向切替装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】搬送方向切替装置50は、記録媒体が搬送される... 詳細

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