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技術 後処理装置及び画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 木ノ本昇濱崎信年田中勝己鈴木智也浜端直人
出願日 2016年9月26日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2016-186784
公開日 2018年4月5日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2018-052631
状態 特許登録済
技術分野 堆積物収容具 電子写真における紙送り
主要キーワード 偏心半径 パンタグラフ機構 紙引き出し 胴内空間 用紙坪量 後端残り 収容枚数 回転支点
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

排出される用紙を良好に収容することができる後処理装置及び画像形成装置を提供する。

解決手段

用紙排出方向下流側を第1の回転支点にして用紙排出方向上流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第1の積載トレイと、用紙排出方向上流側を第2の回転支点にして用紙排出方向下流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第2の積載トレイと、第1の積載トレイと第2の積載トレイを持ち上げる昇降手段と、を備え、第1の積載トレイ及び第2の積載トレイは、用紙排出方向上流側に対して用紙排出方向下流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して設置され、排出される用紙を受け入れる際には、同時に回転して第1の積載トレイ及び第2の積載トレイで形成される積載面が所定の角度で傾斜した状態で用紙排出方向と交差する方向に平行移動する。

概要

背景

シートを排出するための複数の排紙トレイと、排紙トレイをその移動距離全体に亘って直線状に上下移動可能に支持する支持部材と、排紙トレイを上下方向に移動させる上下方向駆動手段を有する用紙積載装置において、上下方向駆動手段が複数の排紙トレイに対して共用可能に1つ設けられ、各排紙トレイに対してそれぞれ、上下方向駆動手段からの駆動力の伝達・遮断を任意にできる駆動力切り替え手段と、任意の位置での停止・停止解除ができるロック手段を有している用紙積載装置が知られている(特許文献1)。

装置本体の上段に設け、セットした読取り原稿に沿って走査してその原稿面上の画像情報搬送されてきた用紙を排紙する排紙手段と、排紙手段によって排紙される用紙を積載する積載手段と、排紙手段と積載手段との間から用紙に対して送風する送風手段と、用紙情報に応じて送風手段を制御する制御手段と、を備えた排紙装置も知られている(特許文献2)。

概要

排出される用紙を良好に収容することができる後処理装置及び画像形成装置を提供する。用紙排出方向下流側を第1の回転支点にして用紙排出方向上流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第1の積載トレイと、用紙排出方向上流側を第2の回転支点にして用紙排出方向下流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第2の積載トレイと、第1の積載トレイと第2の積載トレイを持ち上げる昇降手段と、を備え、第1の積載トレイ及び第2の積載トレイは、用紙排出方向上流側に対して用紙排出方向下流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して設置され、排出される用紙を受け入れる際には、同時に回転して第1の積載トレイ及び第2の積載トレイで形成される積載面が所定の角度で傾斜した状態で用紙排出方向と交差する方向に平行移動する。

目的

本発明は、排出される用紙を良好に収容することができる後処理装置及び画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

用紙排出方向下流側を第1の回転支点にして用紙排出方向上流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第1の積載トレイと、前記用紙排出方向上流側を第2の回転支点にして前記用紙排出方向下流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第2の積載トレイと、前記第1の積載トレイと前記第2の積載トレイを持ち上げる昇降手段と、を備え、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイは、前記用紙排出方向上流側に対して前記用紙排出方向下流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して設置され、排出される前記用紙を受け入れる際には、同時に回転して前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイで形成される積載面が前記所定の角度で傾斜した状態で用紙排出方向と交差する方向に平行移動する、ことを特徴とする後処理装置

請求項2

前記昇降手段は、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイに前記用紙が積載された際の重心位置で前記第1の積載トレイに接触する第1のカム面と前記第2の積載トレイに接触する第2のカム面が同軸上に形成されたカム手段であり、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイを同時に回転させる、ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。

請求項3

前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイで形成される積載面に対して用紙排出方向と交差する方向に平行移動可能で排出される前記用紙を積載する第3の積載トレイを更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。

請求項4

前記第3の積載トレイは、一端が前記第1の積載トレイの前記用紙排出方向上流側に回転可能に支持された第1リンク部と、一端が前記第2の積載トレイの前記用紙排出方向下流側に回転可能に支持された第2リンク部とが、それぞれの他端で回転可能に連結され、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイがパンタグラフ機構を構成して前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイが同時に回転して用紙排出方向と交差する方向に平行移動して第1リンク部が積載面を形成する、ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。

請求項5

前記第1リンク部は、他端側に回転支点を有する延長部を有し、前記延長部は、前記第2リンク部の他端側で裏面から支持されて用紙排出方向と交差する方向に回転可能に支持され積載面を形成する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の後処理装置。

請求項6

装置筐体画像読取部との間に胴内空間部が形成され、前記胴内空間部に画像が記録された用紙に後処理を施す請求項1ないし5のいずれか1項に記載の後処理装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、後処理装置及び画像形成装置に関する。

背景技術

0002

シートを排出するための複数の排紙トレイと、排紙トレイをその移動距離全体に亘って直線状に上下移動可能に支持する支持部材と、排紙トレイを上下方向に移動させる上下方向駆動手段を有する用紙積載装置において、上下方向駆動手段が複数の排紙トレイに対して共用可能に1つ設けられ、各排紙トレイに対してそれぞれ、上下方向駆動手段からの駆動力の伝達・遮断を任意にできる駆動力切り替え手段と、任意の位置での停止・停止解除ができるロック手段を有している用紙積載装置が知られている(特許文献1)。

0003

装置本体の上段に設け、セットした読取り原稿に沿って走査してその原稿面上の画像情報搬送されてきた用紙を排紙する排紙手段と、排紙手段によって排紙される用紙を積載する積載手段と、排紙手段と積載手段との間から用紙に対して送風する送風手段と、用紙情報に応じて送風手段を制御する制御手段と、を備えた排紙装置も知られている(特許文献2)。

先行技術

0004

特開2003−95513号公報
特開2013−136453号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、排出される用紙を良好に収容することができる後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記課題を解決するために、請求項1に記載の後処理装置は、
用紙排出方向下流側を第1の回転支点にして用紙排出方向上流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第1の積載トレイと、
前記用紙排出方向上流側を第2の回転支点にして前記用紙排出方向下流側を持ち上げるように回転可能で排出される用紙を積載する第2の積載トレイと、
前記第1の積載トレイと前記第2の積載トレイを持ち上げる昇降手段と、を備え、
前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイは、前記用紙排出方向上流側に対して前記用紙排出方向下流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して設置され、排出される前記用紙を受け入れる際には、同時に回転して前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイで形成される積載面が前記所定の角度で傾斜した状態で用紙排出方向と交差する方向に平行移動する、
ことを特徴とする。

0007

請求項2記載の発明は、請求項1に記載の後処理装置において、
前記昇降手段は、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイに前記用紙が積載された際の重心位置で前記第1の積載トレイに接触する第1のカム面と前記第2の積載トレイに接触する第2のカム面が同軸上に形成されたカム手段であり、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイを同時に回転させる、
ことを特徴とする。

0008

請求項3記載の発明は、請求項1に記載の後処理装置において、
前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイで形成される積載面に対して用紙排出方向と交差する方向に平行移動可能で排出される前記用紙を積載する第3の積載トレイを更に備える、
ことを特徴とする。

0009

請求項4記載の発明は、請求項3に記載の後処理装置において、
前記第3の積載トレイは、一端が前記第1の積載トレイの前記用紙排出方向上流側に回転可能に支持された第1リンク部と、一端が前記第2の積載トレイの前記用紙排出方向下流側に回転可能に支持された第2リンク部とが、それぞれの他端で回転可能に連結され、前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイがパンタグラフ機構を構成して前記第1の積載トレイ及び前記第2の積載トレイが同時に回転して用紙排出方向と交差する方向に平行移動して第1リンク部が積載面を形成する、
ことを特徴とする。

0010

請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載の後処理装置において、
前記第1リンク部は、他端側に回転支点を有する延長部を有し、前記延長部は、前記第2リンク部の他端側で裏面から支持されて用紙排出方向と交差する方向に回転可能に支持され積載面を形成する、
ことを特徴とする。

0011

前記課題を解決するために、請求項6に記載の画像形成装置は、
装置筐体画像読取部との間に胴内空間部が形成され、前記胴内空間部に画像が記録された用紙に後処理を施す請求項1ないし5のいずれか1項に記載の後処理装置を備えた、
ことを特徴とする。

発明の効果

0012

請求項1に記載の発明によれば、第1の積載トレイ及び第2の積載トレイが所定の角度で傾斜した状態で用紙排出方向と交差する方向に平行移動する構成を有しない場合に比して、排出される用紙を良好に収容することができる。
請求項2に記載の発明によれば、トルク伝達効率を向上させながら第1の積載トレイ及び第2の積載トレイを同時に回転させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、排出速度を大きくしながら排出される用紙をより良好に収容することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第3の積載トレイを第1の積載トレイ及び第2の積載トレイで形成される積載面と同一傾斜で平行移動させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、サイズの大きい用紙をより良好に収容することができる。
請求項6に記載の発明によれば、スペースの増大を抑制しながら排出される用紙を良好に収容することができる。

図面の簡単な説明

0013

画像形成装置の主要部を示す外観正面図である。
画像形成部の内部構成を示す断面構成図である。
後処理装置の積載トレイ部を示す斜視図である。
(a)は第1の積載トレイの積載面側を示す斜視図、(b)は裏面側を示す斜視図である。
(a)は第2の積載トレイの積載面側を示す斜視図、(b)は裏面側を示す斜視図である。
第3の積載トレイの構成を示す分解斜視図である。
(a)は積載トレイ部Tが持ち上げられた状態を示す正面模式図、(b)は積載トレイ部Tが下がりきった状態を示す正面模式図である。
積載トレイ部Tにおける第1の積載トレイ、第2の積載トレイ、第3の積載トレイによる積載面の形成を示す模式図である。

実施例

0014

次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。

0015

(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の主要部を示す外観正面図、図2は画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。

0016

(1.1)全体構成
画像形成装置1は、電子写真方式によって画像を形成する画像形成部2と、原稿等の読み取りを行う画像読取部3が支持部4によって画像形成部2の上方に支持されて構成されている。
画像形成部2と画像読取部3との間には胴内空間Sが形成され、排出ローラ対63(図2参照)から排出される用紙Pに綴じ処理等を施す後処理装置200が設置されている。

0017

画像形成部2は、筐体F(不図示)が形成する内部空間に、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60が配置され、筐体F(不図示)は分割された複数の外装部材で覆われて構成されている。

0018

画像形成部2と画像読取部3との間の胴内空間Sは、後処理装置200が有する前カバー201で覆われ、後処理装置200の本体部は操作者に対して隠蔽されている。

0019

画像読取部3の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部70が配置されている。操作情報部70は、液晶表示パネル、各種操作ボタンタッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、操作情報部70を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。

0020

(1.2)画像形成部
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、電源装置13等を有する。

0021

画像形成部2の底部には、多数の記録媒体としての用紙Pが積載された給紙装置20が設けられ、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。

0022

感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム31を備えている。それぞれの感光体ドラム31上にはそれぞれの現像装置40によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。

0023

各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、転写装置50の中間転写ベルト51上に順次静転写一次転写)され、各色トナー重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ52によって一括転写される。

0024

転写装置50においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送され、一対の定着ローラ61と加圧ローラ62により、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイドによってガイドされ、排出ローラ対63から胴内空間S内に配置された後処理装置200に送り出され、所定の後処理を施された後、積載トレイ部T上に排出される。

0025

(2)後処理装置
図3は後処理装置200の積載トレイ部Tを示す斜視図、図4(a)は第1の積載トレイ220の積載面側を示す斜視図、(b)は裏面側を示す斜視図、図5(a)は第2の積載トレイ230の積載面側を示す斜視図、(b)は裏面側を示す斜視図、図6は第3の積載トレイ240の構成を示す分解斜視図、図7(a)は積載トレイ部Tが持ち上げられた状態を示す正面模式図、(b)は積載トレイ部Tが下がりきった状態を示す正面模式図である。
下図面を参照しながら、後処理装置200における積載トレイ部Tの構成について説明する。

0026

図3に示すように、後処理装置200は、排出ローラ対63から送り出される用紙Pに綴じ処理等を施す本体部210と、排出ローラ211から排出される後処理された用紙束PBやシートとしての用紙Pを受け入れて積載する積載トレイ部Tから構成されている。

0027

積載トレイ部Tは、第1の積載トレイ220と、第2の積載トレイ230と、第3の積載トレイ240から構成されている。

0028

第1の積載トレイ220は、図4に示すように、用紙搬送方向上流側(A)となる一端側から用紙排出方向下流側(B)となる他端側に向けて傾斜する積載面220aを有している。
また、用紙排出方向下流側となる他端側に回転支点221となる軸部221aを有し、後処理装置200の本体に回転可能に支持される。これにより、後述するカム部材250の第1カム面251が第1の積載トレイ220の側部220bに接触して回転することで、用紙排出方向上流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して配置される。
ここで、所定の角度は、排出ローラ211で積載トレイ部Tに排出された用紙束PBや用紙Pが自重で積載面220a上を壁面212に向かって滑落できる角度Θ(図7(b) 参照)をいう。

0029

第2の積載トレイ230は、図5に示すように、全体として用紙搬送方向上流側となる一端側から用紙排出方向下流側となる他端側に向けて傾斜する傾斜面230aと、傾斜面230aに続くR形状面230b、R形状面230bに続く平坦面230cを有している。
第2の積載トレイ230は、傾斜面230aが第1の積載トレイ220の裏面に嵌まり込んで、積載トレイ部Tを構成した際には、R形状面230bの一部と平坦面230cが露出して、第1の積載トレイ220の積載面220aと積載トレイ部Tの積載面を形成する(図7(b)参照)。

0030

第2の積載トレイ230は、用紙排出方向上流側となる一端側に回転支点231となる軸部231aを有し、後処理装置200の本体に回転可能に支持される。
これにより、後述するカム部材250の第2カム面252が第2の積載トレイ230の側部230dに接触して回転することで、用紙排出方向下流側を持ち上げるように所定の角度で傾斜して配置される。

0031

第2の積載トレイ230の用紙排出方向下流側となる他端側には、延長トレイ230Aがスライド移動可能に設けられ(図3図7参照)、排出される用紙Pのサイズ(用紙長さ)に応じて引き出して積載面を拡大する構成となっている。

0032

昇降手段としてのカム部材250は、図7に示すように、第1カム面251と第2カム面252が同軸上に一体として形成され、モータM(不図示)を介して回転制御される。第1カム面251は、第2カム面252に比して偏心半径r1が大きく、第1の積載トレイ220の持ち上げ量が第2の積載トレイ230よりも大きくなっている。
カム部材250は、第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230に用紙Pが積載された際の重心位置(図7(b) G参照)で第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230に接触するように配置され、トルクの伝達効率を向上させている。

0033

第3の積載トレイ240は、図6に示すように、全体がH型で積載面241aを有する第1リンク部241と、用紙排出方向下流側となる第1リンク部241の先端側に回転可能に連結された第2リンク部242(片側のみ図示)と、第1リンク部241の先端側に回転可能に支持された延長部243(片側のみ図示)から構成されている。

0034

第1リンク部241は、用紙排出方向上流側となる一端側に回転支点となる軸部241bを有し、第1の積載トレイ220の用紙排出方向上流側となる一端側の受け部220c(図4参照)に回転可能に支持される。第2リンク部242は、一端側が第2の積載トレイ230の用紙排出方向下流側となる他端側の受け部230c(図5参照)に回転支点242bで回転可能に支持され、他端側には軸部242cを有し、第1リンク部241の他端側と回転可能に連結される。
延長部243は、第2リンク部242の他端部242aで裏面から支持されて用紙排出方向と交差する方向に回転可能に支持され積載面の一部を形成する。

0035

このように構成される第3の積載トレイ240は、第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230がパンタグラフ機構を構成(図7(a)中仮想線c1、c2参照)して、第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230が同時に回転した際に、用紙排出方向と交差する方向に平行移動して第1リンク部241の積載面241aが積載トレイ部Tの積載面を形成する。

0036

(3)積載トレイ部の動作と作用
図8は積載トレイ部Tにおける第1の積載トレイ220、第2の積載トレイ230、第3の積載トレイ240による積載面の形成を示す模式図である。以下、図面を参照しながら後処理装置200の積載トレイ部Tの動作と用紙Pの受け入れについて説明する。

0037

後処理装置200の積載トレイ部Tは、排出ローラ211から排出される用紙Pを最大量積載できる位置は、図8(c)に示すように、第1の積載トレイ220は用紙排出方向上流側が下がりきって、第2の積載トレイ230は用紙排出方向下流側が第1の積載トレイ220の用紙排出方向下流側と略同じ高さになっている状態である。

0038

この用紙Pを最大量積載できる位置では、積載トレイ部Tの積載面は第1の積載トレイ220の積載面220aと第2の積載トレイ230のR形状面230b及び平坦面230cと第3の積載トレイ240の積載面241aが略同一面となって、所定の角度で傾斜している。この状態では、積載された用紙Pは、後端が用紙排出方向下流側の壁面212に突き当てられて後端が揃えられた状態で収容される。

0039

後処理装置200は、排出ローラ211から排出される用紙Pを受け入れて積載する際には、図7(a)に示すように、用紙Pの排出方向に沿うように第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230がそれぞれの回転支点221、231を回転中心として持ち上げられた位置(図8(a)中 矢印R1、R2参照)で受け入れる。
その後、収容枚数が増加するにつれて、図8(b)に示すように、第1の積載トレイ220及び第2の積載トレイ230が下降して(図8(b)中 矢印R3、R4参照)用紙Pを受け入れながら積載する。

0040

図8(a)に示すように、カム部材250で第1の積載トレイ220の用紙排出方向上流側及び第2の積載トレイ230の用紙排出方向下流側が持ち上げられると、第1の積載トレイ220と第2の積載トレイ230がパンタグラフ機構を構成して(図7(a)中仮想線c1、c2参照)、第3の積載トレイ240の第1リンク部241が第1の積載トレイ220から持ち上がるように移動して、最大量積載できる位置(図8(c)参照)における傾斜角度Θと略同じ傾斜角度を有する積載面を形成する。

0041

図8(b)に示すように、用紙収容枚数に応じて、積載トレイ部Tを下降させると、第3の積載トレイ240の第1リンク部241が第1の積載トレイ220に近づくように移動して、最大量積載できる位置(図8(c)参照)における傾斜角度Θと略同じ傾斜角度を有する積載面を形成する。

0042

これにより、収容枚数に拘わらず積載トレイ部Tの傾斜角度が略一定になり、用紙束PBや用紙Pが排出ローラ211の排出速度を大きくして高速で排出されても、自重で積載面241a上を壁面212に向かって滑落して良好に後端揃えされた状態で収容される。特に、用紙坪量が小さい薄紙であっても、排出ローラ211から確実に排出され後端残りの発生が抑制される。

0043

本実施形態に係る後処理装置200によれば、画像形成部2と画像読取部3との間に形成される胴内空間Sの高さの増大を抑制しながら、積載トレイ部Tを所定の角度で傾斜して配置することができる。

0044

1・・・画像形成装置
2・・・画像形成部
3・・・画像読取部
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
70・・・操作情報部
100・・・支柱
200・・・後処理装置
210・・・本体部
211・・・排出ローラ
212・・・壁部
220・・・第1の積載トレイ
230・・・第2の積載トレイ
240・・・第3の積載トレイ
241・・・第1リンク部
242・・・第2リンク部
243・・・延長部
250・・・カム部材
251・・・第1カム面
252・・・第2カム面
S・・・胴内空間

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