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技術 パレット

出願人 日本プラパレット株式会社
発明者 木村聡
出願日 2016年9月30日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2016-193877
公開日 2018年4月5日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 2018-052597
状態 特許登録済
技術分野 パレット
主要キーワード 接続リブ 平面視直線状 両フォーク 放射状リブ 収容開口 平面視円弧状 中間桁 連結リブ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
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図面 (8)

課題

フォーク挿入部に挿入されるフォークリフトのフォークに対する剛性の低下を抑制しつつ、デッキ面に開口している収容部の周壁の剛性を高めることができるパレットを提供する。

解決手段

パレット10は、一対の端桁30A,30Bと、デッキ面に開口する収容部21が形成されている中間桁20と、中間桁20と端桁30A,30Bとの間に位置する一対の連結ボード部40A,40Bとを備える。中間桁20の両側には、中間桁20と端桁30A,30Bと連結ボード部40A,40BとによってX方向に延びる一対のフォーク挿入部が区画形成されている。連結ボード部40A,40Bには、Y方向に延びる複数の第1の連結リブ41と、X方向に延びる複数の第2の連結リブ42とが格子をなすように設けられている。中間桁20には、収容部を区画する収容部周壁21Aと、収容部周壁21Aから放射状に延伸する複数の放射状リブ23とが設けられている。

概要

背景

特許文献1には、収容部がデッキ面に開口しているパレットの一例が記載されている。このようなパレットには、一対のフォーク挿入部が同パレットの側壁に開口するように貫通形成されている。そして、パレットのうち、一対のフォーク挿入部の間に位置する中間桁に、デッキ面に開口する収容部が設けられている。こうしたパレットのデッキ面にロール体を載置させる場合、ロール体の巻き芯の端部を収容部内に収容させることにより、デッキ面上での同ロール体の位置ずれを抑制することができる。

概要

フォーク挿入部に挿入されるフォークリフトのフォークに対する剛性の低下を抑制しつつ、デッキ面に開口している収容部の周壁の剛性を高めることができるパレットを提供する。パレット10は、一対の端桁30A,30Bと、デッキ面に開口する収容部21が形成されている中間桁20と、中間桁20と端桁30A,30Bとの間に位置する一対の連結ボード部40A,40Bとを備える。中間桁20の両側には、中間桁20と端桁30A,30Bと連結ボード部40A,40BとによってX方向に延びる一対のフォーク挿入部が区画形成されている。連結ボード部40A,40Bには、Y方向に延びる複数の第1の連結リブ41と、X方向に延びる複数の第2の連結リブ42とが格子をなすように設けられている。中間桁20には、収容部を区画する収容部周壁21Aと、収容部周壁21Aから放射状に延伸する複数の放射状リブ23とが設けられている。

目的

本発明の目的は、フォーク挿入部に挿入されるフォークリフトのフォークに対する剛性の低下を抑制しつつ、デッキ面に開口している収容部の周壁の剛性を高めることができるパレットを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一対の端桁と、同両端桁の間に配置されていて且つデッキ面に開口している収容部が形成されている中間桁と、同中間桁と前記端桁との間に配置されている一対の連結ボード部と、を備え、前記デッキ面に沿う方向のうち、前記各桁が並ぶ方向を第1の方向とし、同第1の方向と直交する方向を第2の方向とした場合、前記第1の方向において前記中間桁の両側には、同中間桁と前記端桁と前記連結ボード部とによって前記第2の方向に延びている一対のフォーク挿入部が区画形成されているパレットにおいて、前記連結ボード部には、前記第1の方向に延びている複数の第1の連結リブと、前記第2の方向に延びている複数の第2の連結リブと、が格子をなすように設けられており、前記中間桁には、前記収容部の周壁である収容部周壁と、前記収容部周壁に接続されていて且つ同収容部周壁から放射状に延伸している複数の放射状リブと、が設けられていることを特徴とするパレット。

請求項2

前記中間桁は、同中間桁の外郭を構成する環状の中間桁周壁を有しており、前記各放射状リブの一端は前記収容部周壁にそれぞれ接続されており、前記各放射状リブの他端は前記中間桁周壁にそれぞれ接続されている請求項1に記載のパレット。

請求項3

前記中間桁周壁は、前記連結ボード部に隣接している部分である一対の中間桁区画壁部を含んでおり、前記連結ボード部の前記各第1の連結リブは、前記中間桁区画壁部にそれぞれ接続されており、前記各放射状リブのうち、前記中間桁区画壁部に接続されている放射状リブは、前記中間桁区画壁部における前記第1の連結リブとの交点に接続されている請求項2に記載のパレット。

請求項4

前記中間桁には、前記放射状リブと交わっているとともに、前記中間桁区画壁部に接続されている接続リブが設けられている請求項3に記載のパレット。

請求項5

前記接続リブは、前記中間桁区画壁部における前記第1の連結リブとの交点に接続されている請求項4に記載のパレット。

請求項6

前記各端桁は、同端桁の外郭を構成する環状の端桁周壁をそれぞれ有しており、前記端桁周壁のうちの前記連結ボード部に隣接している部分を端桁区画壁部とした場合、同連結ボード部の前記各第1の連結リブは、前記端桁周壁の内側に設けられている端桁用リブと前記端桁区画壁部との交点にそれぞれ接続されている請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のパレット。

技術分野

0001

本発明は、物品が載置されるデッキ面に収容部が開口しているパレットに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、収容部がデッキ面に開口しているパレットの一例が記載されている。このようなパレットには、一対のフォーク挿入部が同パレットの側壁に開口するように貫通形成されている。そして、パレットのうち、一対のフォーク挿入部の間に位置する中間桁に、デッキ面に開口する収容部が設けられている。こうしたパレットのデッキ面にロール体を載置させる場合、ロール体の巻き芯の端部を収容部内に収容させることにより、デッキ面上での同ロール体の位置ずれを抑制することができる。

先行技術

0003

特開2008−94431号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記のようにデッキ面に開口している収容部内に物品の一部が収容されている場合、当該物品から同収容部の周壁荷重が入力されることがある。そのため、収容部内に収容された物品から入力される荷重によって周壁が破損しないように、同周壁の剛性の向上が希求されている。

0005

本発明の目的は、フォーク挿入部に挿入されるフォークリフトのフォークに対する剛性の低下を抑制しつつ、デッキ面に開口している収容部の周壁の剛性を高めることができるパレットを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するためのパレットは、一対の端桁と、同両端桁の間に配置されていて且つデッキ面に開口している収容部が形成されている中間桁と、同中間桁と前記端桁との間に配置されている一対の連結ボード部と、を備えている。また、パレットでは、前記デッキ面に沿う方向のうち、前記各桁が並ぶ方向を第1の方向とし、同第1の方向と直交する方向を第2の方向とした場合、前記第1の方向において前記中間桁の両側には、同中間桁と前記端桁と前記連結ボード部とによって前記第2の方向に延びている一対のフォーク挿入部が区画形成されている。このような前提のパレットにおいて、前記連結ボード部には、前記第1の方向に延びている複数の第1の連結リブと、前記第2の方向に延びている複数の第2の連結リブと、が格子をなすように設けられており、前記中間桁には、前記収容部の周壁である収容部周壁と、前記収容部周壁に接続されていて且つ同収容部周壁から放射状に延伸している複数の放射状リブと、が設けられている。

0007

上記構成によれば、連結ボード部には、フォーク挿入部に挿入されるフォークの延伸方向とほぼ同一方向に延伸する第2の連結リブと、同第2の連結リブに直交する第1の連結リブとが格子をなすように設けられている。そのため、フォーク挿入部に挿入されるフォークに対するパレット(特に、フォークに支持される連結ボード部)の剛性の低下を抑制することができる。

0008

また、収容部が形成されている中間桁には、収容部の周壁である収容部周壁から放射状に延びる複数の放射状リブが設けられている。そのため、収容部周壁に接続されているリブが、第1の方向に延びるリブであったり、第2の方向に延びるリブであったりする場合と比較し、収容部周壁の剛性を高めることができる。

0009

上記パレットの一例では、前記中間桁は、同中間桁の外郭を構成する環状の中間桁周壁を有している。この場合、前記各放射状リブの一端は前記収容部周壁にそれぞれ接続されており、前記各放射状リブの他端は前記中間桁周壁にそれぞれ接続されていることが好ましい。

0010

上記構成によれば、収容部内に挿入された物品から収容部周壁に荷重が入力された場合、該荷重が放射状リブに入力されることとなる。このとき、同放射状リブに入力された荷重が中間桁周壁にも伝わるようになる。そのため、放射状リブが中間桁周壁に接続されていない場合と比較し、収容部周壁の剛性をより高めることができる。

0011

上記パレットの一例では、前記中間桁周壁は、前記連結ボード部に隣接している部分である一対の中間桁区画壁部を含んでいる。この場合、前記連結ボード部の前記各第1の連結リブは、前記中間桁区画壁部にそれぞれ接続されており、前記各放射状リブのうち、前記中間桁区画壁部に接続されている放射状リブは、前記中間桁区画壁部における前記第1の連結リブとの交点に接続されていることが好ましい。

0012

上記構成によれば、中間桁区画壁部に接続されている放射状リブに収容部周壁から荷重が入力された場合、当該荷重が第1の連結リブにも入力されやすくなる。その結果、当該放射状リブに入力された荷重を分散させやすくなる分、収容部周壁の剛性をより高めることができる。

0013

上記パレットの一例では、前記中間桁には、前記放射状リブと交わっているとともに、前記中間桁区画壁部に接続されている接続リブが設けられている。
上記構成によれば、放射状リブに接続リブが交差しているため、デッキ面に載置されている物品の重みによって放射状リブが撓んでしまうことを抑制できる。

0014

上記パレットの一例では、前記接続リブは、前記中間桁区画壁部における前記第1の連結リブとの交点に接続されている。
上記構成によれば、放射状リブを通じて接続リブに入力された荷重が第1の連結リブに伝わりやすくなる。そのため、放射状リブの剛性が高くなり、ひいては収容部周壁の剛性をより高めることができる。

0015

上記パレットの一例では、前記各端桁は、同端桁の外郭を構成する環状の端桁周壁をそれぞれ有している。この場合、前記端桁周壁のうちの前記連結ボード部に隣接している部分を端桁区画壁部としたとき、同連結ボード部の前記各第1の連結リブは、前記端桁周壁の内側に設けられている端桁用リブと前記端桁区画壁部との交点にそれぞれ接続されていることが好ましい。

0016

上記構成によれば、第1の連結リブが、端桁を構成する端桁用リブに接続されているため、連結ボード部の剛性を高めることができる。

発明の効果

0017

上記構成のパレットによれば、フォーク挿入部に挿入されるフォークリフトのフォークに対する剛性の低下を抑制しつつ、デッキ面に開口している収容部の周壁の剛性を高めることができる。

図面の簡単な説明

0018

パレットの一実施形態を示す斜視図。
同パレットを裏面側から見た場合の斜視図。
同パレットの側面図。
図3における4−4線矢視断面図。
同パレットのデッキ面にロール体が載置される様子を示す斜視図。
同パレットの収容部に芯部材が挿入された状態を示す斜視図。
同パレットの収容部に芯部材が挿入された状態を示す斜視図。

実施例

0019

以下、パレットの一実施形態を図1図7に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のパレット10には、ロール体などの物品が載置される円形状のデッキ面11が設けられているとともに、デッキ面11に沿う方向のうちのX方向(第2の方向)に延伸している一対のフォーク挿入部13が形成されている。デッキ面11に沿う方向のうち、X方向と直交するY方向(第1の方向)において一対のフォーク挿入部13の間には中間桁20が配設されており、この中間桁20には、デッキ面11に直交する方向であるZ方向に延びる収容部21が貫通形成されている。すなわち、収容部21は、デッキ面11に開口している。

0020

図1及び図3に示すように、Y方向においてフォーク挿入部13を挟んだ中間桁20の反対側には、一対の端桁30A,30Bが配設されている。また、中間桁20と端桁30A,30Bとの間の各々には、連結ボード部40A,40Bが配設されている。すなわち、中間桁20と端桁30Aとは連結ボード部40Aを介して連結されているとともに、中間桁20と端桁30Bとは連結ボード部40Bを介して連結されている。また、図3に示すように、両フォーク挿入部13のうち、図中右側のフォーク挿入部13は中間桁20、連結ボード部40A及び端桁30Aによって区画形成されているとともに、図中左側のフォーク挿入部13は中間桁20、連結ボード部40B及び端桁30Bによって区画形成されている。また、本実施形態では、中間桁20の図中上面、両連結ボード部40A,40Bの図中上面及び両端桁30A,30Bの図中上面によってパレット10のデッキ面11が構成されている。

0021

なお、図1及び図3に示すように、本明細書において、デッキ面11における収容部21の開口を「収容開口211」といい、パレット10の側壁12におけるフォーク挿入部13の開口のことを「フォーク挿入用開口131」というものとする。

0022

<連結ボード部40A,40B>
図4に示すように、連結ボード部40A,40Bには、Y方向に延伸する複数(本実施形態では11個)の第1の連結リブ41と、X方向に延伸する複数(本実施形態では2個)の第2の連結リブ42とが設けられている。各第1の連結リブ41はX方向に並んで配置されており、各第2の連結リブ42はY方向に並んで配置されている。そのため、連結ボード部40A,40Bでは、各第1の連結リブ41と各第2の連結リブ42とによって格子が構成されている。なお、第2の連結リブ42の両端は、パレット10の側壁12に接続されている。

0023

<中間桁20>
図4に示すように、中間桁20は、中間桁20の外郭を構成する環状の中間桁周壁22と、中間桁周壁22よりも内側に配置されている収容部21の周壁である収容部周壁21Aとを有している。本実施形態では、この収容部周壁21Aは、円筒形状をなしている。中間桁周壁22は、連結ボード部40A,40Bが接続されている一対の中間桁区画壁部22Aを含んでいる。これら中間桁区画壁部22AはそれぞれX方向に延伸している。そして、このような中間桁区画壁部22Aには、連結ボード部40A,40Bの各第1の連結リブ41が接続されている。

0024

また、中間桁20には、収容部周壁21Aから放射状に延伸する複数の放射状リブ23が設けられている。これら各放射状リブ23は、収容部周壁21Aの中心軸Aを中心とする周方向において間隔を空けてそれぞれ配置されている。また、中心軸Aを中心とする径方向における放射状リブ23の内側の端部(一端)が収容部周壁21Aに接続されている一方、同径方向における放射状リブ23の外側の端部(他端)が中間桁周壁22に接続されている。

0025

なお、各放射状リブ23のうち、一部の放射状リブ23は、中間桁区画壁部22Aに接続されている。このように中間桁区画壁部22Aに接続されている放射状リブ23の端部は、中間桁区画壁部22Aと第1の連結リブ41との交点G1に接続されている。

0026

また、中間桁20には、両中間桁区画壁部22Aのうち、一方の中間桁区画壁部22Aに一端部が接続されているとともに、他方の中間桁区画壁部22Aに他端部が接続されている複数の接続リブ24が設けられている。各接続リブ24の端部は、中間桁区画壁部22Aと第1の連結リブ41との交点G1にそれぞれ接続されている。また、各接続リブ24は、上記周方向に延びるように円弧状をなしている。そのため、各接続リブ24は、複数の放射状リブ23と交差している。

0027

<端桁30A,30B>
図4に示すように、端桁30A,30Bは、端桁30A,30Bの外郭を構成する環状の端桁周壁31を有している。端桁周壁31は、連結ボード部40A,40Bが接続されている端桁区画壁部31Aを含んでいる。端桁区画壁部31Aは、X方向に延伸している。そして、このような端桁区画壁部31Aには、連結ボード部40A,40Bの各第2の連結リブ42が接続されている。

0028

また、端桁30A,30Bにおける端桁周壁31の内側には、上記径方向に延伸する複数の端桁用リブ32が設けられている。これら各端桁用リブ32は、上記周方向に沿ってそれぞれ配置されており、各端桁用リブ32の一端部は、端桁区画壁部31Aにおける第1の連結リブ41との交点G2にそれぞれ接続されている。

0029

次に、図5を参照し、本実施形態のパレット10の作用を効果とともに説明する。図5には、パレット10のデッキ面11にロール体50を載置する例が図示されている。このロール体50は、図中上下方向であるZ方向に延伸する巻き芯51を有している。そして、このロール体50をデッキ面11に載置した際には、巻き芯51の端部511がデッキ面11に開口している収容部21に収容される。

0030

そして、例えばフォークリフトのフォークがパレット10のフォーク挿入部13内に挿入された状態で、ロール体50がパレット10とともに搬送されることとなる。この場合、フォーク挿入部13に挿入されているフォークの上にパレット10の連結ボード部40A,40Bが配置されることとなる。本実施形態では、連結ボード部40A,40Bは、フォークの挿入方向とほぼ同一の方向(X方向)に延びる第2の連結リブ42を有しており、各第2の連結リブ42が、第2の連結リブ42の延伸方向と直交するY方向に延伸する第1の連結リブ41によって連結されている。そのため、連結ボード部40A,40Bに設けられているリブが、上記径方向に延びるリブや上記周方向に延びるリブである場合と比較し、フォーク挿入部13内に挿入されているフォークに対する連結ボード部40A,40Bの剛性を高くすることができる。

0031

なお、各第1の連結リブ41は、端桁周壁31の端桁区画壁部31Aにおける端桁用リブ32との交点G2に接続されている。そのため、第1の連結リブ41に入力された荷重が端桁用リブ32に入力されやすくなっている分、第1の連結リブ41の剛性、すなわち連結ボード部40A,40Bの剛性を高めることができる。

0032

また、ロール体50がデッキ面11に載置された状態で搬送される場合、収容部21内に収容されている巻き芯51の端部511が収容部周壁21Aに接触し、巻き芯51から収容部周壁21Aに荷重が入力されることがある。本実施形態では、収容部周壁21Aに接続されている複数の放射状リブ23が設けられている。すなわち、中間桁20には、収容部周壁21Aにおける放射状リブ23との交点に巻き芯51から入力される荷重の向きとほぼ同一の方向に延びるリブ、すなわち放射状リブ23が設けられている。この場合、放射状リブ23には、自身の延伸方向と平行な方向から荷重が入力されることとなる。そのため、中間桁20に設けられるリブが、X方向に延びるリブであったり、Y方向に延びるリブであったりする場合と比較し、収容部周壁21Aの剛性を高めることができる。

0033

また、各放射状リブ23は、中間桁周壁22にもそれぞれ接続されている。そのため、収容部21内に収容された巻き芯51から収容部周壁21Aに荷重が入力された場合、放射状リブ23に入力された荷重が中間桁周壁22にも伝わるようになる。そのため、放射状リブ23が中間桁周壁22に接続されていない場合と比較し、収容部周壁21Aの剛性をより高めることができる。

0034

また、中間桁周壁22の中間桁区画壁部22Aに接続されている放射状リブ23は、中間桁区画壁部22Aにおける第1の連結リブ41との交点G1に接続されている。そのため、収容部21内に収容されている巻き芯51からの荷重が放射状リブ23に入力された場合、当該荷重が第1の連結リブ41に入力されやすくなる。その結果、放射状リブ23に入力された荷重を分散させやすくなる分、収容部周壁21Aの剛性をより高めることができる。

0035

また、中間桁20では、複数の放射状リブ23が接続リブ24によって連結されており、同接続リブ24が中間桁区画壁部22Aに接続されている。そのため、デッキ面11に載置されたロール体50の重みによって放射状リブ23が撓んでしまうことを抑制できる。

0036

なお、接続リブ24は、中間桁区画壁部22Aにおける第1の連結リブ41との交点G1に接続されている。そのため、放射状リブ23を通じて接続リブ24に入力された荷重が第1の連結リブ41に伝わりやすくなる。そのため、放射状リブ23の剛性が高くなり、ひいては収容部周壁21Aの剛性をより高めることができる。

0037

さらに、本実施形態では、中間桁20に設けられているリブ(放射状リブ23や接続リブ24)の延伸方向と、連結ボード部40A,40Bに設けられているリブ(第1の連結リブ41や第2の連結リブ42)の延伸方向とが互いに相違している。そのため、パレット10をデッキ面11側から見た作業者が、フォーク挿入部13の位置を特定しやすい。そのため、フォーク挿入部13内にフォークリフトのフォークを挿入しやすくなる。

0038

特に、円形状のパレットでは、図1に示すようにパレットをデッキ面側から見た場合、X方向からもY方向からもフォークをパレット内に挿入できるように見えてしまう。この点、本実施形態のパレット10では、フォークの挿入方向であるX方向に延びる第2の連結リブ42がパレット10の全長に渡って延伸しているのに対し、当該挿入方向に直交するY方向に延びる第1の連結リブ41はパレット10の全長に渡って延伸していない。そのため、パレット10内へのフォークの挿入方向を作業者が間違える事象が生じにくくなる。

0039

次に、図6及び図7を参照し、ロール体50のような物品をデッキ面11に載置した状態で搬送する場合とは異なる用法でパレット10を用いる場合の作用について説明する。
図6及び図7に示す例にあっては、パレット10がターンテーブル60上に設置される。そして、パレット10の収容部21内には、ロール紙などの長尺状の媒体を巻くための芯部材61の端部が収容される。芯部材61は、軸部材62と、軸部材62の外周に配置されている複数の固定部材63と、軸部材62と固定部材63との間に配置されている付勢部材とを有している。そして、芯部材61の端部が収容部21内に収容された状態にあっては、図7に示すように、固定部材63が収容部周壁21Aに押し付けられる。この状態で、ターンテーブル60を図7に示す矢印方向に回転させることで、芯部材61に長尺状の媒体を巻き付けることができる。

0040

なお、上述したように収容部周壁21Aには固定部材63が押し付けられる。本実施形態のパレット10では、上述したように、中間桁20に設けられているリブ(放射状リブ23及び接続リブ24)などによって収容部周壁21Aの剛性を高めている。そのため、収容部周壁21Aに固定部材63が押し付けられたとしても、収容部周壁21Aが破損することを抑制できる。

0041

なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・端桁30A,30Bに設けられる端桁用リブ32は、第1の連結リブ41の延伸方向であるY方向と同一方向に延びるものであってもよい。

0042

・端桁区画壁部31Aに対して交点G2とは異なる位置に端桁用リブ32が接続されるように、端桁30A,30Bを構成してもよい。
・中間桁区画壁部22Aにおける接続リブ24との交点が、中間桁区画壁部22Aにおける第1の連結リブ41との交点G1と異なるように、接続リブ24を配設するようにしてもよい。

0043

・接続リブ24は、一対の中間桁区画壁部22Aに接続されているとともに複数の放射状リブ23と交差しているのであれば、平面視円弧状以外の他の任意の形状であってもよい。例えば、接続リブ24は、Y方向に延伸する平面視直線状をなすリブであってもよい。

0044

・中間桁区画壁部22Aにおける放射状リブ23との交点が、中間桁区画壁部22Aにおける第1の連結リブ41との交点G1と異なるように、放射状リブ23を配設するようにしてもよい。

0045

・放射状リブは、その一端部が収容部周壁21Aに接続されているのであれば、その他端部が中間桁周壁22に接続されていない構成であってもよい。
・上記実施形態では、パレット10の中間桁20に収容部21がZ軸方向に貫通形成されている。しかし、収容部は、デッキ面11に開口しているのであれば、貫通孔でなくてもよい。例えば、収容部は凹状をなすものであってもよい。

0046

10…パレット、11…デッキ面、13…フォーク挿入部、20…中間桁、21…収容部、21A…収容部周壁、22…中間桁周壁、22A…中間桁区画壁部、23…放射状リブ、24…接続リブ、30A,30B…端桁、31…端桁周壁、31A…端桁区画壁部、32…端桁用リブ、40A,40B…連結ボード部、41…第1の連結リブ、42…第2の連結リブ。

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