図面 (/)

技術 カップ状容器

出願人 株式会社吉野工業所
発明者 太田淳士早川茂
出願日 2016年9月30日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-193353
公開日 2018年4月5日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2018-052577
状態 特許登録済
技術分野 一体成形容器 容器の蓋
主要キーワード 字状スリット 長辺中央 まき散らす アンダーカット状 縁部下面 開蓋操作 紙積層材料 容器フランジ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

蓋体を掴んでカップ容器取り上げた際や移動した際に、蓋体から容器本体が抜けて落下することがないように確実かつ強固な係止を発揮させつつ、開蓋操作時においては係止を容易に外すことができるカップ容器を提供すること。

解決手段

内容物Lを収納した容器本体1の上端開口部を有頂短筒状の上蓋10で覆って使用するカップ状容器であって、該上蓋10の側壁部13には、スリット16によって画定される押出部15が形成され、該押出部15は内側に変形可能であり、該押出部15が変形状態にて容器本体1の容器フランジ部3に係止することを特徴とするカップ状容器。

概要

背景

従来から例えば、ヨーグルトジャム等の幅広い用途にカップ状容器が使用されている(例えば、特許文献1参照)。容器本体は、合成樹脂製や紙積層材料製のものがあり、その形状は、上端開口部が円形状や楕円形状や角を丸めた矩形状などである。そしてこれらカップ状容器は、容器本体の上部開口部の周縁に周設したフランジの下面に、蓋体の複数の係止片係止して蓋体が外れないようにしている。

容器本体が紙製で蓋体が合成樹脂製のカップ容器において、保存時などで冷蔵保存した際に結露によって、紙製の容器本体のコシ(強度)が低下し、蓋体を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に蓋体と容器本体との係止が外れ、蓋体から容器本体が抜けて落下し、内容物を床にまき散らしてしまうことがあった。

一方、落下防止のために蓋体と容器本体の係止を強固なものとしてしまうと、係止が外れ難くなるものの開蓋がしづらくなり使い勝手が低下するだけではなく、子供や高齢者等の弱者指先が不自由なものには蓋体を開けづらくなってしまう。

概要

蓋体を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に、蓋体から容器本体が抜けて落下することがないように確実かつ強固な係止を発揮させつつ、開蓋操作時においては係止を容易に外すことができるカップ容器を提供すること。内容物Lを収納した容器本体1の上端開口部を有頂短筒状の上蓋10で覆って使用するカップ状容器であって、該上蓋10の側壁部13には、スリット16によって画定される押出部15が形成され、該押出部15は内側に変形可能であり、該押出部15が変形状態にて容器本体1の容器フランジ部3に係止することを特徴とするカップ状容器。

目的

本発明の目的は、上記した従来技術における問題点を解消することであり、蓋体を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に、蓋体から容器本体が抜けて落下することがないように確実かつ強固な係止を発揮させつつ、開蓋操作時においては係止を容易に外すことができるカップ状容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

内容物(L)を収納した容器本体(1)の上端開口部を有頂短筒状の上蓋(10)で覆って使用するカップ状容器であって、該上蓋(10)の側壁部(13)には、スリット(16)によって画定される押出部(15)が形成され、該押出部(15)は内側に変形可能であり、該押出部(15)が変形状態にて容器本体(1)の容器フランジ部(3)に係止することを特徴とするカップ状容器。

請求項2

前記スリット(16)が下向きコの字状スリット(16a)であり、該下向きコの字状スリット(16a)によって画定された前記押出部(15)が可動片(15a)である請求項1に記載のカップ状容器。

請求項3

前記スリット(16)が指掛けフランジ部(17)を超えて上蓋(10)の下端まで伸び縦スリット(16b)であり、該縦スリット(16b、16b)によって前記押出部(15)が画定され、該押出部(15)は内側に窪んだ凹部(15b)である請求項1に記載のカップ状容器。

請求項4

前記押出部(15)は、矩形形状の側壁部(13)の長辺中央部近傍に設けられている請求項1又は2に記載のカップ状容器。

技術分野

0001

本発明は、蓋付きのカップ状容器に関するものである。

背景技術

0002

従来から例えば、ヨーグルトジャム等の幅広い用途にカップ状容器が使用されている(例えば、特許文献1参照)。容器本体は、合成樹脂製や紙積層材料製のものがあり、その形状は、上端開口部が円形状や楕円形状や角を丸めた矩形状などである。そしてこれらカップ状容器は、容器本体の上部開口部の周縁に周設したフランジの下面に、蓋体の複数の係止片係止して蓋体が外れないようにしている。

0003

容器本体が紙製で蓋体が合成樹脂製のカップ容器において、保存時などで冷蔵保存した際に結露によって、紙製の容器本体のコシ(強度)が低下し、蓋体を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に蓋体と容器本体との係止が外れ、蓋体から容器本体が抜けて落下し、内容物を床にまき散らしてしまうことがあった。

0004

一方、落下防止のために蓋体と容器本体の係止を強固なものとしてしまうと、係止が外れ難くなるものの開蓋がしづらくなり使い勝手が低下するだけではなく、子供や高齢者等の弱者指先が不自由なものには蓋体を開けづらくなってしまう。

先行技術

0005

特開2007−186264号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、上記した従来技術における問題点を解消することであり、蓋体を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に、蓋体から容器本体が抜けて落下することがないように確実かつ強固な係止を発揮させつつ、開蓋操作時においては係止を容易に外すことができるカップ状容器を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明の主たる構成は、
内容物を収納した容器本体の上端開口部を有頂短筒状の上蓋で覆って使用するカップ状容器であって、
上蓋の側壁部には、スリットによって画定される押出部が形成され、
押出部は内側に変形可能であり、押出部の変形状態にて容器本体の容器フランジ部に係止することを特徴とする。

0008

上記主たる構成からなるカップ状容器では、上蓋を掴んだ時にだけ押出部が内側に変形して確実かつ強固な係止を発揮させるため、上蓋から容器本体が抜けて落下することを防止することが達成される。また、押出部を掴んでいない時は内側に変形しないため、容器本体と上蓋の係止は開蓋操作によって容易に外すことできるカップ状容器となる。

0009

また、本発明の他の構成は、スリットが下向きコの字状スリットであり、この下向きコの字状スリットによって画定された押出部が可動片というものである。

0010

可動片を掴んでいない時は内側に変形しないため係止機能を発揮せず、容器本体と上蓋の係止は開蓋操作によって容易に外すことができる。

0011

また、本発明の他の構成は、スリットが指掛けフランジ部を超えて上蓋の下端まで伸び縦スリットであり、この縦スリット間によって押出部が画定され、押出部は内側に窪んだ凹部というものである。

0012

スリットが指掛けフランジ部を超えて上蓋の下端まで伸びている縦スリットであるため、変形し易くなり縦スリット間を指先で掴んだ際は内側へ変形し易い構造となっている。また、押出部が内側に窪んだ凹部であるため容器フランジ部への係止が確実に達成される。

0013

また、本発明の他の構成は、押出部が矩形形状の側壁部の長辺中央部近傍に設けられているものである。

0014

使用者がカップ容器を取り上げる際や移動する際に指先で掴むことが多い矩形形状の上蓋の長辺中央部近傍の側壁部に押出部を設けることによって、確実かつ強固な係止を発揮させることが可能である。

発明の効果

0015

本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成においては、上蓋を掴んでカップ容器を取り上げた際や移動した際に、容器本体と上蓋との係止がより確実かつ強固なものとなるため、上蓋から容器本体が抜けて落下し、内容物を床にまき散らすことを防止することができる。
また、本発明の構成においては、押出部を掴んでいない時は内側に変形しないため、開蓋操作時においては容器本体と上蓋の係止を容易に外すことができ開蓋可能である。

図面の簡単な説明

0016

本発明のカップ状容器の半縦断正面図である。
蓋付きのカップ状容器の第1の実施形態を示す斜視図である。
第1の実施形態において上蓋を外そうとした際の斜視図である。
第1の実施形態で上蓋の長辺の側壁部であるI−I線での縦断面図であり(a)、側壁部を押した際の縦断面図である(b)。
蓋付きのカップ状容器の第2の実施形態を示す斜視図である。
第2の実施形態において上蓋を外そうとした際の斜視図である。
第2の実施形態で上蓋の長辺の側壁部であるII−II線での縦断面図であり(a)、側壁部を押した際の縦断面図である(b)。

実施例

0017

以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の蓋付きカップ状容器の半縦断正面図を示すもので、容器本体1の上端開口部を有頂短筒状の上蓋10で覆っている食品用のカップ状容器である。

0018

容器本体1は合成樹脂製又は紙積層材料製であり、コスト面からは紙積層材料が広く用いられている。紙積層は、基材となる紙の内面・外面に両面ラミネート加工したことで耐水性を向上させて、温度変化によって容器外面の結露ができた場合、その水滴によって紙のコシ(強度)が低下するのを防止している。また両面ラミネート加工により、冷凍庫内での膨潤や変形を防止でき、商品美粧性を高めている。カップ状の容器本体1は、その胴部平断面形状は角取した矩形状の周壁部2を有し、上端開口部には外鍔状の容器フランジ部3が周設されている。

0019

そして容器本体1は、内容物L(本実施例ではヨーグルト)を収納した状態で、その上端開口部をシール蓋材密封して販売される。シール蓋材は適度の剥離性を有して容器本体1の容器フランジ部3の上面に接着されており、初回使用時に剥がされ、その後は上蓋10が外れると内容物Lが現れるようになる。

0020

上蓋10は矩形筒状の合成樹脂製であり、平坦頂壁部11を有し、頂壁部11の下方には容器フランジ部3に載積する周縁部12が形成されている。この周縁部12の端縁から側壁部13が垂下設され、その下端部には外鍔状の指掛けフランジ部17が形成されている。上蓋10の四隅コーナー部の側壁部13には、内側に凹んだコーナー係止片14が設けられ、容器本体1を上蓋10で閉じる時に容器本体1の容器フランジ部3の縁部に取り外しが容易にできる状態で、軽く係止している。

0021

使用者がカップ容器を取り上げる際や移動する際に指先で掴むことが多い矩形形状の上蓋10の長辺中央部近傍の側壁部13には、スリット16が設けられ、このスリット16によって画定された押出部15が配設されている。押出部15は指先で掴まれた際に、内側に変形可能な構造である。

0022

次に、このように構成された蓋付き容器の作用について説明する。
図2図4は蓋付きのカップ容器の第1の実施形態を示すものである。第1の実施形態においては、矩形形状の長辺中央部近傍の側壁部13には下向きコの字状スリット16aが形成されており、それによって画定された可動片15aが設けられている。なお、下向きコの字状スリット16aの下端は指掛けフランジ部17である。

0023

図2に示される様に、使用者がカップ容器を指先で掴む際は上蓋10の長辺中央部近傍であることが多いため、その長辺中央部近傍を掴んだ際は可動片15aが内側に押されて変形し傾斜する(図4(b)を参照)。そして使用者が上蓋10を掴んだまま上方にカップ状容器を持ち上げると、内側に傾斜して変形状態の可動片15aの上辺部が容器フランジ部3の縁部下面アンダーカット状に係止することになり、容器本体1と上蓋10の係止がより強固なものとなる。保存時などで冷蔵保存した際に結露によって、紙製の容器本体1のコシ(強度)が低下していても、上蓋10を掴んでカップ状容器を取り上げた際や移動した際に上蓋10と容器本体1との係止が外れ難くなるため、上蓋10から容器本体1が抜けて落下することを防止することができる。

0024

そして内容物Lを取り出す際には、可動片15aを掴んでいた指先を離したことで内側に押されていた可動片15aが元の位置に戻り図4(a)を参照)、可動片15aによる容器フランジ部3への係止が解放され、その後、図3に示される様に上蓋10の四隅いずれかの指掛けフランジ部17を指先で下方から引き上げる開蓋操作によってコーナー係止片14の係止が外れ、上蓋10を容器本体1から取り外すことができる。

0025

図5図7は蓋付きのカップ容器の第2の実施形態を示すものである。なお、図5図7においては、容器本体1を合成樹脂製としたことにより容器フランジ部3の形状が異なるが、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。

0026

第2の実施形態においては、上蓋10の矩形状の長辺の側壁部13に指掛けフランジ部17を超えて上蓋10の下端まで伸びる縦スリット16b、16bが設けられ、縦スリット16b、16b間の長辺中央部近傍には内側に窪んだ凹部15bが画定されている(図7(a)を参照)。なお、図7(a)の状態では、凹部15bは容器フランジ部3の縁部に取り外しが容易に可能な軽く係止した状態でしかない。

0027

縦スリット16bが指掛けフランジ部17を超えて下端まで伸びているため側壁部13が変形し易いため、図5に示される様に、使用者が縦スリット16b、16b間の長辺中央部近傍を掴んだ際は、凹部15bが内側に押されて変形する(図7(b)を参照)。そして使用者が凹部15bを掴んだまま上方にカップ容器を持ち上げると、凹部15bの上辺部が容器フランジ部3の縁部下面にアンダーカット状に係止することになり、容器本体1と上蓋10の係止がより強固なものとなる。このように、上蓋10を掴んだ際に容器本体1との係止が外れ難くなるため、上蓋10から容器本体1が抜けて落下することを防止することができる。

0028

そして内容物Lを取り出す際には、凹部15bを掴んでいた指先を離したことで内側に押されて変形していた凹部15bが元の位置に戻り、その後、図6に示される様に上蓋10の四隅いずれの指掛けフランジ部17を指先で下方から引き上げる開蓋操作によってコーナー係止片14の係止が外れそれに伴い凹部15bの係止も外れ、上蓋10を容器本体1から取り外すことができる。

0029

以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば上記実施形態では、ヨーグルト用のカップ状容器を例にして説明したが、本発明の作用効果はこの例に限定されるものでなく様々な用途に特に制約なく用いることができる。例えば、アイスクリーム用及び味噌用のカップ状容器においても本発明の作用効果が十分発揮される。また、上記実施形態では、容器本体1の横断面が矩形形状のものを説明したが長辺を有する楕円形状なども用いることができる。更に、容器本体1には、各種の合成樹脂製や金属製など特に制約なく用いることができる。

0030

以上説明したように、本発明における蓋付きカップ状容器は指先で掴んだ際に係止が外れ難くなりより安心して使用することができるため、カップ状容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。

0031

1 ;容器本体
2 ;周壁部
3 ;容器フランジ部
10 ;上蓋
11 ;頂壁部
12 ;周縁部
13 ;側壁部
14 ;コーナー係止片
15 ;押出部
15a;可動片
15b;凹部
16 ;スリット
16a;下向きコの字状スリット
16b;縦スリット
17 ;指掛けフランジ部
L ;内容物

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ