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図面 (20)

課題

掌側遠位橈骨の安定化のシステムを提供する。

解決手段

骨の安定化、特に、掌側遠位橈骨の安定化のための装置、システム、及び方法。安定化システムは、細長い部分140、拡大ヘッド部分142、及び細長い部分140を拡大ヘッド部分142に接続している移行領域144を含む骨プレート110を含み得、プレート110は、複数の貫通孔120を含む。複数の締結具130は、骨プレート110内の複数の貫通孔120のうちの1つ以上を通って、かつ骨内に延在するように構成され得る。プレート110は、橈骨等の長骨骨折を安定化させるために使用され得る。

概要

背景

概要

掌側遠位橈骨の安定化のシステムを提供する。骨の安定化、特に、掌側遠位橈骨の安定化のための装置、システム、及び方法。安定化システムは、細長い部分140、拡大ヘッド部分142、及び細長い部分140を拡大ヘッド部分142に接続している移行領域144を含む骨プレート110を含み得、プレート110は、複数の貫通孔120を含む。複数の締結具130は、骨プレート110内の複数の貫通孔120のうちの1つ以上を通って、かつ骨内に延在するように構成され得る。プレート110は、橈骨等の長骨骨折を安定化させるために使用され得る。A

目的

締結具には、係止締結具(例えば、プレートを係止するように構成される)、非係止締結具(例えば、骨の動的な圧縮を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

骨を安定させるための安定化システムであって、骨プレートであって、前記骨プレートが、縦軸に沿って延在している細長い部分、拡大ヘッド部分、及び前記細長い部分を前記拡大ヘッド部分に接続している移行領域を備え、前記移行領域が、湾曲し、前記拡大ヘッド部分の端部分に接続され、前記骨プレートが、前記拡大ヘッド部分、前記移行領域、及び前記細長い部分に広がる複数の貫通孔を備える、骨プレートと、前記骨プレートの前記複数の貫通孔のうちの1つ以上を通って延在するように構成され、前記骨プレートを前記骨に固定するように構成された、複数の締結具と、を備える、安定化システム。

請求項2

前記複数の貫通孔が、前記細長い部分に沿って略整列して位置付けられた第1の複数の固定角度の孔を含み、前記複数の締結具が、前記固定角度の孔内に受容されるように構成された複数の固定角度の締結具を含み、前記複数の固定角度の締結具が、橈骨手根関節及び遠位尺骨関節に向けられるように構成される、請求項1に記載の安定化システム。

請求項3

前記複数の貫通孔が、前記移行領域に接続された前記拡大ヘッド部分の前記端部分に近接して位置付けられた多軸孔を含み、前記複数の締結具が、前記多軸孔内に受容されるように構成された多軸締結具を含み、前記多軸締結具が、橈骨茎状突起に向けられるように構成される、請求項1に記載の安定化システム。

請求項4

前記複数の貫通孔が、前記細長い部分上に細長い溝を含み、前記複数の締結具が、前記細長い溝内に受容されるように構成された締結具を含み、前記細長い溝が、前記プレート近位と遠位との間、及び中間と横との間の調節を可能にする、請求項1に記載の安定化システム。

請求項5

前記移行領域が、前記縦軸に対してある角度で延在する、請求項1に記載の安定化システム。

請求項6

前記拡大ヘッド部分が、前記移行領域に対してある角度で延在する、請求項1に記載の安定化システム。

請求項7

前記複数の締結具が、前記プレート上の前記複数の貫通孔のうちの少なくとも1つに係止するように構成された、前記締結具のヘッド部分上に自己形成ねじ山を有する締結具を含む、請求項1に記載の安定化システム。

請求項8

前記プレートが、1つ以上のKワイヤを受容するためのKワイヤ孔として構成された第2の複数の開口をさらに備える、請求項1に記載の安定化システム。

請求項9

前記プレートが、前記貫通孔間に、前記細長い部分に沿って配置された複数の凹部を含み、前記複数の凹部が、前記プレートの屈曲を容易にするように構成される、請求項1に記載の安定化システム。

請求項10

橈骨を安定させるように構成された安定化システムであって、骨プレートであって、前記骨プレートが、縦軸に沿って延在している細長い部分、拡大ヘッド部分、及び前記細長い部分を前記拡大ヘッド部分に接続している移行領域を備え、前記移行領域が、湾曲し、前記拡大ヘッド部分の端部分に接続され、前記骨プレートが、前記細長い部分に沿って略整列して位置付けられた複数の固定角度の孔、前記移行領域に接続された前記拡大ヘッド部分の前記端部分に近接して位置付けられた多軸孔、及び前記細長い部分上の細長い溝を備える、骨プレートと、前記固定角度の孔内に受容されるように構成された複数の固定角度の締結具であって、橈骨手根関節及び遠位橈尺骨関節に向けられるように構成された、複数の固定角度の締結具と、前記多軸孔内に受容されるように構成された多軸締結具であって、橈骨茎状突起に向けられるように構成された、多軸締結具と、前記細長い溝内に受容されるように構成された締結具であって、前記細長い溝が、前記プレートの近位と遠位との間、及び中間と横との間の調節を可能にする、締結具と、を備える、安定化システム。

請求項11

前記移行領域が、前記縦軸に対してある角度で延在する、請求項10に記載の安定化システム。

請求項12

前記拡大ヘッド部分が、前記移行領域に対してある角度で延在する、請求項10に記載の安定化システム。

請求項13

前記複数の締結具が、前記プレート上の前記複数の貫通孔のうちの少なくとも1つに係止するように構成された、前記締結具のヘッド部分上に自己形成ねじ山を有する締結具を含む、請求項10に記載の安定化システム。

請求項14

前記プレートが、1つ以上のKワイヤを受容するためのKワイヤ孔として構成された第2の複数の開口をさらに備える、請求項10に記載の安定化システム。

請求項15

前記プレートが、前記貫通孔間に、前記細長い部分に沿って配置された複数の凹部を含み、前記複数の凹部が、前記プレートの屈曲を容易にするように構成される、請求項10に記載の安定化システム。

請求項16

骨を安定させるための安定化システムであって、上表面及び前記骨に接触するように構成された下表面を有する骨プレートであって、前記下表面が、前記プレートと前記骨の表面との間の接触を低減させるように構成された1つ以上の凹部を備え、前記骨プレートが、縦軸に沿って延在している細長い部分、拡大ヘッド部分、及び前記細長い部分を前記拡大ヘッド部分に接続している移行領域を備え、前記移行領域が、前記拡大ヘッド部分の端部分に接続され、前記拡大ヘッド部分の他方の端部分が、自由端であり、前記骨プレートが、前記拡大ヘッド部分、前記移行領域、及び前記細長い部分に広がる複数の貫通孔を備える、骨プレートと、前記骨プレート内の前記複数の貫通孔のうちの1つ以上を通って延在するように構成され、前記骨プレートを前記骨に固定するように構成された、複数の締結具と、を備える、安定化システム。

請求項17

前記移行領域が、前記縦軸に対してある角度で延在する、請求項16に記載の安定化システム。

請求項18

前記拡大ヘッド部分が、前記移行領域に対してある角度で延在する、請求項16に記載の安定化システム。

請求項19

前記複数の締結具が、前記プレート上の前記複数の貫通孔のうちの少なくとも1つに係止するように構成された、前記締結具のヘッド部分上に自己形成ねじ山を有する締結具を含む、請求項16に記載の安定化システム。

請求項20

前記プレートが、1つ以上のKワイヤを受容するためのKワイヤ孔として構成された第2の複数の開口をさらに備える、請求項16に記載の安定化システム。

発明の詳細な説明

0001

[技術分野]
本開示は、例えば、外傷応用のための、より具体的には、掌側遠位橈骨骨折を安定させるための、外科手術用装置及び安定化システムに関する。
背景技術

0002

骨の骨折は、1つ以上のプレートを用いて、骨幹の骨等の骨の内部固定によって修復されることが多い。プレートは、例えば、プレートに対する圧縮力を提供する骨及びヘッド係合するねじにより骨折した骨に対して保持される。したがって、プレート及び骨は、治癒中の骨折した骨を補強するために、主にプレートの骨接触表面と骨の表面との間に荷重を伝達する方法で、互いに対して強制される。このプレート固定方法は、一般に、荷重の伝達を分散させることを可能にする、プレート及び骨幹の骨の表面間に大きい接触領域があり得るときに、骨内に比較的低い応力集中を生成する。骨を動的に圧縮することができる、止めねじ、非止めねじ、または両方の組み合わせを使用することを所望する場合がある。当然ながら、プレートの設計、ねじの種類、及び係止及び/または非係止能力は、骨折の位置及び種類に基づいて変化してもよい。

0003

上肢の3つの長骨は、上腕骨、橈骨、及び尺骨である。径方向の骨折の固定の事例では、掌側のアプローチが、一定の骨折の種類をプレート固定するために好適であり得る。しかしながら、解剖学的な関節の低減及び橈骨の安定的な固定のための改善されたプレート固定システムに対する必要性が依然としてある。
[発明の概要

0004

これ及び他の必要を満たすために、例えば、橈骨の安定化のための骨の安定化装置、システム、及び方法が提供されている。掌側遠位橈骨の安定化システムは、1つ以上のプレートと、1つ以上の締結具とを含み得る。一般に橈骨に関して記載されているが、本明細書に記載されている安定化システムが、上腕骨、大腿骨脛骨等の他の長骨の固定のために同様に使用され得るか、または使用されるように適合され得ることが理解されるだろう。

0005

一実施形態によると、安定化システムは、骨プレートと、複数の締結具とを含む。骨プレートは、縦軸に沿って延在している細長い部分と、拡大ヘッド部分と、細長い部分を拡大ヘッド部分に接続させている移行領域とを備え、移行領域は、湾曲し、拡大ヘッド部分の端部分に接続され、骨プレートは、拡大ヘッド部分、移行領域、及び細長い部分に広がる複数の貫通孔を備える。締結具は、骨プレート内の複数の貫通孔のうちの1つ以上を通って延在するように構成され、骨プレートを骨に固定するように構成される。

0006

締結具には、係止締結具(例えば、プレートを係止するように構成される)、非係止締結具(例えば、骨の動的な圧縮を提供するように構成される)、多軸締結具(例えば、複数の角度または軌道で挿入されるように構成される)、固定角度の締結具(例えば、固定角度または軌道で挿入されるように構成される)、または当該技術分野で知られている任意の他の好適な締結具が含まれ得る。

0007

いくつかの例では、係止締結具は、プレート上の複数の貫通孔のうちの少なくとも1つに係止するように構成されている、締結具のヘッド部分上に自己形成ねじ山を有する締結具を含み得る。

0008

別の実施形態によると、橈骨を安定させるように構成された安定化システムは、骨プレートと、複数の固定角度の締結具と、多軸締結具と、締結具とを含む。骨プレートは、縦軸に沿って延在している細長い部分と、拡大ヘッド部分と、細長い部分を拡大ヘッド部分に接続させている移行領域とを備え、移行領域は、湾曲し、拡大ヘッド部分の端部分に接続し、骨プレートは、細長い部分に沿って略整列して位置付けられた複数の固定角度の孔と、移行領域に接続された拡大ヘッド部分の端部分に近接して位置付けられた多軸孔と、細長い部分上の細長い溝とを備える。固定角度の締結具は、固定角度の孔内に受容されるように構成され、複数の固定角度の締結具は、橈骨手根関節及び遠位橈尺骨関節に向けられるように構成される。多軸締結具は、多軸孔内に受容されるように構成され、多軸締結具は、橈骨茎状突起に向けられるように構成される。締結具は、細長い溝内に受容されるように構成され、細長い溝は、プレートの近位と遠位との間、及び中間と横との間の調節を可能にする。

0009

別の実施形態によると、骨を安定させるための安定化システムは、骨プレートと、複数の締結具とを含む。骨プレートは、上表面及び骨に接触するように構成された下表面を有し、下表面は、プレートと骨の表面との間の接触を低減させるように構成された1つ以上の凹部を備える。骨プレートは、縦軸に沿って延在している細長い部分と、拡大ヘッド部分と、細長い部分を拡大ヘッド部分に接続させている移行領域とを備え、移行領域は、拡大ヘッド部分の端部分に接続され、拡大ヘッド部分の他の端部分は、自由端であり、骨プレートは、拡大ヘッド部分、移行領域、及び細長い部分に広がる複数の貫通孔を備える。複数の締結具は、骨プレート内の複数の貫通孔のうちの1つ以上を通って延在するように構成され、骨プレートを骨に固定するように構成される。

0010

また別の実施形態によると、安定化システムを取り付ける1つ以上の方法は、骨プレートを橈骨の掌側に対して整列させること、及び橈骨を安定させ、骨折を修復するために、骨プレートを通して骨へと1つ以上の締結具を挿入することを含み得る。

0011

可変大きさ及び配向の骨プレートと、係止締結具、非係止圧縮締結具、多軸締結具、固定角度の締結具、または任意の他の好適な締結具を含む締結具と、ドリルガイドと、Kワイヤと、安定化システムを取り付けるための他の構成要素とを含む、安定化システム用キットがまた、提供されている。
[図面の簡単な説明]

0012

本発明ならびにそれに付随する利点及び特徴のより完全な理解は、添付の図と併せて考慮されたときに、下記の詳細な説明を参照してより容易に理解されるだろう。

0013

図1A〜1J]掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
図2]一実施形態による組み合わせ孔に係合された2つの締結具の平面斜視図である。
図3]別の実施形態による組み合わせ孔の代替的な変形例の近影図である。
図4A〜4C]組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
図5A〜5C]組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
図6A〜6C]締結具を受容するための孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
図7A〜7C]組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
図8A〜8C]別個の係止及び非係止孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
図9A〜9D]3つの重複している係止及び非係止孔を含むプレートの別の実施形態による、それぞれ、斜視図、平面図、断面図、及び係止締結具を含む斜視図を示している。
図10A〜10B]係止及び非係止機能を有する別の実施形態によるプレートの斜視図を示している。
図11A〜11E]また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
図12A及び12B]止めねじを含むプレートの代替的な変形例の斜視図及び断面図を図示している。
図13A及び13B]プレートの開口内にねじ山を形成するように構成された自己形成ねじ山を含む、別の実施形態による締結具を図示している。
図14A及び14B]図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された吹きさらし切り込みを有する、一実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図15A及び15B]図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された刻み付きの切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図16A及び16B]図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された多角形状の切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図17A]別の実施形態によるプレート内の代替的な開口を図示している。
図17B]また別の実施形態によるプレート内の代替的な開口を図示している。
図18A〜18D]係止または非係止締結具が、ある角度で、またはプレートに垂直に位置付けられ得る、一実施形態によるプレートアセンブリを図示している。
[発明を実施するための形態]

0014

本開示の実施形態は、一般に、骨の安定化、特に、橈骨の安定化のための装置、システム、及び方法を対象としている。具体的には、実施形態は、橈骨の掌側に対して位置するように構成された骨プレートを含む、掌側遠位橈骨の安定化システムを対象としている。締結具は、骨プレートを橈骨に固定するように構成され得る。また別の実施形態は、骨に対する係止及び/または圧縮を提供するように構成された、異なる種類の孔及び締結具を対象としている。

0015

骨プレートは、チタンステンレス鋼コバルトクロム炭素複合材プラスチック、またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、再吸収可能なポリ乳酸PLA)、ポリグリコール酸PGA)等のポリマー、かかる材料の組み合わせまたは合金、または骨に固定され、骨を保持するのに十分な強度を有すると同時に、体に埋め込まれるのに十分な生体適合性も有する、任意の他の好適な材料から構成され得る。同様に、締結具は、チタン、コバルトクロム、コバルトクロムモリブデン、ステンレス鋼、炭化タングステン、かかる材料の組み合わせまたは合金、もしくは他の好適な生体適合性材料から構成され得る。上のリストの材料には、骨プレート及び骨締結具が作製される多くの典型的な材料が含まれるが、任意の好適な材料から構成された骨プレート及び締結具が考慮されることを理解するべきである。

0016

本開示の実施形態ならびにその様々な特徴及び利点を、添付の図面に記載及び/または図示され、下記の説明に詳述されている、非制限的な実施形態及び例を参照して、より完全に説明する。本明細書で明確に述べられていない場合であっても、一実施形態の特徴を、当業者が認識するであろう他の実施形態と共に用いてもよい。本開示の実施形態を不必要に不明瞭にしないように、よく知られている構成要素及び処理技術の説明を省略してもよい。本明細書に記載されている例は、単に、本開示を実践し得る方法の理解を容易にし、かつ当業者が本開示の実施形態を実践することをさらに可能にすることを企図していうる。したがって、本明細書の例及び実施形態は、添付の特許請求の範囲及び適用可能な法によってのみ定義される、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、図面のいくつかの図全体にわたって、同様の符号は同様の特徴及び構造を表すことが留意される。

0017

掌側遠位橈骨のプレートシステム
次に、図面を参照すると、図1A〜1Jは、橈骨の掌側に対して位置するように構成された骨プレート110と、骨プレート110内に受容され、橈骨102に固定されるように構成された1つ以上の骨締結具130とを含む、掌側遠位橈骨の安定化システム100の実施形態を図示している。橈骨102または橈骨は、前腕の2つの大きい骨のうちの1つであり、他方は、尺骨である。橈骨102は、の横側から手首親指側に延在し、橈骨を超える長さ及び大きさの尺骨に平行に走行している。手首の近くで、橈骨102の遠位端104は、大きく、四辺形の形態からなる。一般に橈骨102に関して記載されているが、本明細書に記載されている安定化システムは、上腕骨、大腿骨、脛骨等の他の長骨の固定のために同様に使用され得るか、または使用されるように適合され得る。

0018

骨プレート110は、橈骨102のシャフト部分に近接して位置付けられるように構成された第1の端112から、橈骨102の遠位端104に近接して位置付けられるように構成された第2の端114に延在する。プレート110は、上表面116、及び隣接する骨に接触するように構成された、対向する底表面118を含む。上及び底表面116、118は、プレート110の第1から第2の端112、114に延在する対向する側表面によって接続される。プレート110の底表面118は、径方向カラムに沿ってわずかに、かつプレート110の中間カラムに沿ってより有意に拡径する、平均的な遠位径方向の生体構造最良近似に従うように構成された解剖学的な輪郭を含む。プレート110は、低い位置にあり、略低プロファイルの近位部分を有するように設計される。プレート110の厚さは、一般に、シャフト及び遠位中間カラムに沿って約2mmであり得、橈骨茎状突起の締結具の厳しい角度を可能にする、遠位径方向カラムに沿って2.5mmの厚さに先細りし得る。掌側遠位橈骨の分水界線は、橈骨手根(RC)関節と橈骨102の掌側表面との間の境界画定する。プレート110の遠位橈骨カラム上の第2の端114での面取りは、より低いプロファイル部位上に維持することによって、例えば、長母指屈筋及び橈側手根屈筋の最小の腱の断裂を確実にする助けとなり得る。

0019

レート110は、その幅より大きい長さを有する縦軸Lに沿って延在する細長い部分140を含む。細長い部分140は、橈骨102のシャフトに接触するように構成される。細長い部分140は、細長い部分140の残りの部分より小さい幅及び/または厚さを有するように、先細りの第1の端112で終結し得る。移行領域144は、細長い部分140を拡大ヘッド部分142に接続させ得る。移行領域144は、細長い部分140の軸Lに対して略傾斜している軸Tに沿って延在し得る。移行領域144は、細長い部分140に対して角度Xで延在し得る。細長い部分140に対する移行領域144の角度Xは、約10〜60°、約20〜50°、約30〜40°、約40〜50°、または別の好適な角度の範囲であり得る。移行領域144は、一般に、細長い部分140から拡大ヘッド部分142の端に曲線を形成し得る。

0020

移行領域144は、拡大ヘッド部分142の端部分に接続し得、拡大ヘッド部分142の他の端部分は、自由端であり得る。言い換えれば、移行領域144に接続されない、拡大ヘッド部分142の対向する端部分は、プレート110の任意の他の部分に接続されない。拡大ヘッド部分142の自由端は、移行領域144及びプレート110の細長い部分140からの距離で分離され得る。

0021

拡大ヘッド部分142またはその一部分は、橈骨102の遠位端104に接触するように構成される。拡大ヘッド部分142は、細長い部分140の幅より大きい幅を有する。拡大ヘッド部分142は、移行領域144に対して角度Yで軸Aに沿って延在する。移行領域144に対するヘッド部分142の角度Yは、約10〜60°、約20〜50°、約30〜40°、約40〜50°、または別の好適な角度の範囲であり得る。したがって、拡大ヘッド部分142の軸Aは、細長い部分140の軸Lを横断し得る。いくつかの実施形態では、拡大ヘッド部分142の軸Aは、細長い部分140の軸Lに略垂直であり得る。図1Cに最適に見られるように、骨プレート110は、患者の生体構造に基づく様々な長さ及び大きさで利用可能であり得る。プレート110は、橈骨102の掌側に対して位置するように構成される。プレート110は、患者の左及び右腕の両方の生体構造に対処するために、ミラー構成で左及び右設計の両方で構成される。

0022

図1H及び1Iに最適に見られるように、プレート110の底表面118は、締結具の開口120間の細長い部分140に沿って配置された複数の凹部119を含み得る。図1Hに見られる実施形態では、凹部119は、プレート110の屈曲を容易にするように構成された、携帯の横表面の小さい部分的な孔にある。プレート110が、締結具の開口120からの応力を隠蔽するように、凹部119が材料を除去し、プレート110の再形成中の孔のワープ効果を妨げる。凹部119はまた、プレートの配置用器具類(図示せず)に対する取り付け点を提供し得る。図1Iに示されている実施形態では、凹部119は、プレート110の底表面118の周辺周り切り込まれた、部分的に筒状の谷部を有するスカラー状の切り込みの形態にある。これが、再度、屈曲中の締結具の開口120からの応力を隠蔽し、プレート110を再形成する間の孔のワープ効果を妨げる。これがまた、プレート110と骨表面との間の接触を低減させ、それによって骨への血液供給を防ぎ、骨壊死を防ぐ。凹部119の追加または配置において、図1Jに最適に見られる複数のくぼみが、プレート110の底表面118に沿って(例えば、全体的な底表面118またはその一部分に沿って)位置付けられ得、プレート110と骨表面との間の接触をさらに低減させ、さらに血液供給を防ぎ、骨壊死を防ぐ助けとなる。

0023

プレート110は、1つ以上の骨締結具130を受容するように構成された1つ以上の貫通開口120を含む。開口120は、プレート110の本体を通して上表面116から底表面118に延在する。開口120には、筒状の開口、円すい形の開口、細長い開口、ねじ山開口、テクスチャ開口、非ねじ山及び非テクスチャ開口等が含まれ得る。開口120は、締結具130のプレート110への係止を可能にし得るか、または骨の移動及び動的な圧縮を可能にし得る。プレート110は、任意の好適な構成で任意の好適な数の開口120を備え得る。これらの開口120は、選択、生体構造、及び骨折位置に基づく締結具の配置に対するより多くの柔軟性を外科医に与える。外科医は、締結具130の数、位置、及び種類に関する異なる見解を有する場合がある。さらに、骨折位置及び形状の複雑さが、締結具130に対する位置を可能な限り多く有することを必要にさせる。この設計が、締結具130の配置においてより大きい正確さを達成するための汎用的な方法を外科医に提供する。

0024

開口120は、1つ以上の骨締結具130を受容するように構成され得る。締結具130は、係止締結具、非係止締結具、または当該技術分野で知られている任意の他の締結具を含んでもよい。締結具130は、骨ねじ等を備え得る。締結具130はまた、爪、スパイクステープルペグ、かかり、フック等の骨に固定または係合されるように構成された他の締結具またはアンカーを含んでもよい。締結具130は、固定及び/または可変角度の骨ねじを含んでもよい。締結具130は、骨に係合するように構成されたヘッド部分132及びシャフト部分134を含んでもよい。係止締結具130に対して、シャフト部分134は、締結具130が骨にねじ止めされ得るように、ねじ止めされ得る。ヘッド部分132は、締結具130をプレート110に係止するために、例えば、開口120及び開口120内の対応するねじ山に係合するようにサイズ決め及び構成されたその外部表面の周りのねじ山等のテクスチャ領域を含み得る。代替的に、非係止締結具130に対して、ヘッド部分132は、骨の動的な圧縮を可能にするように略滑らかであり得る。

0025

一実施形態では、プレート110の拡大ヘッド部分142は、それらの名目軌道が橈骨手根関節及び遠位橈尺骨関節の両方の関節表面に従うように整列された複数の孔120Aを含む。これは、締結具130Aが骨折の再構成中に関節表面を強化及び支持することを可能にする。図1A〜1Cの実施形態に示されているように、プレート110は、移行領域144上に位置付けられた整列及び二次的な孔120A内に一般に孔120Aの単一列を有し得る。図1Cは、一般に整列した孔120Aの第1の遠位列、及び一般に整列した孔120Aの第2の列を有するプレート110(最右のプレート110)の一実施形態を図示している。孔120Aの第2の列は、遠位列ねじの軌道で収束する軌道で締結具130Aを受容し得る。図1D及び1Eに示されている安定化システム100の代替的な変形例では、細長い部分140は、拡大ヘッド部分142に直接移行し、拡大ヘッド部分142は、締結具130Aの第2の列を受容するために寸法が増加される。

0026

孔120Aは、橈骨102の遠位端104に固定されることができる固定角度の締結具130Aを受容するように構成された固定開口であり得る。ねじ孔120A及びねじヘッド132は、崩壊及び後退を防ぐように傾斜及び軸整列の両方でねじ130Aを係止する合わせ円すい形のねじ山を有し得る。締結具130Aは、開口120Aの配向に基づく所定の軌道を有し得る。孔120Aの上部分は、締結具130Aの各々の適切な位置付けを可能にするように先細り128であり得る。締結具130Aの各々は、他の個々の締結具130Aと異なる軌道に沿って傾斜している場合がある。締結具130Aのうちのいくつかは、他の個々の締結具130Aより大きい傾斜を有し得る。

0027

プレート110の拡大ヘッド部分は、橈骨茎状突起の先端に達するのに必要な厳しい角度を有する軌道で締結具130Bを受容するように構成された孔120Bをさらに含む。孔120Bの上部分は、先細り128であってもよく、孔120Bの周りのプレート110の一部分は、締結具130Bの適切な角度を達成することを可能にする厚さで拡大または増加され得る。締結具130Bは、プレート110を骨に固定する他の締結具130より略大きい場合がある(例えば、長さ及び/または直径において)多軸骨ねじの形態にあり得る。締結具130A、130Bは、任意に、外科医が所望した場合に、Kワイヤ(図示せず)による正確な配置を可能にするようにカニューレ挿入される。いくつかの実施形態では、締結具130A、130Bは、本明細書でより詳細に記載されている、プレート材料変位によって機能する自己形成ねじ山を有する多軸ねじを含み得る。

0028

プレート110はまた、プレート110の細長い部分140に沿って存在し、圧縮締結具130Cを収容するように構成された1つ以上の孔120Cを含む。図1Gに最適に見られるように、孔120Cは、仮の配置中のプレート110の近位と遠位との間の調節のためのスライド溝を提供し得る。溝120Cは、プレート110の近位の調節、遠位の調節、及び/または中間と横との間の調節を可能にし得る。これは、外科医が、止めねじの挿入前に骨に沿ったプレートの位置を最適に中央配置することを可能にする。孔または複数の孔120Cは、細長い部分140の縦軸Lに沿って細長く、ならびに横側から横側に締結具130Cに対して細長い場合がある。細長い孔または複数の孔120Cは、様々な長さ及び/幅を有し得る。好ましくは、長さは、溝120Cの幅より大きい。

0029

孔120Cは、非係止圧縮ねじ130Cを収容するように構成され得、そのヘッドは、球状の下側を有するため、ねじ130Cは、可変角度で配置され得る。プレート110を骨に固定するために、圧縮ねじ130Cを挿入して、予め固く締めることができる。ねじ130Cが孔120C内に偏心的に挿入されると、ねじ130Cは、溝120Cの下にスライドし、プレート110及び骨を同様に変位させる。圧縮ねじ130Cは、ねじ130A及び/または130Bより短い長さ及び/またはより小さい直径を有し得る。プレート110を後で調節する必要がある場合、ねじ130Cを緩めることができ、プレート110を近位と遠位との間及び/または中間と横の方向との間に移行させることができる。この溝120Cはまた、より長い圧縮ねじ130Cを挿入して、骨をプレート110に引っ張ることによって、橈骨102の低減を収容する。

0030

プレート110は、プレート110を橈骨102のシャフトに固定するように構成されたプレート110の細長い部分140に沿って存在する1つ以上の孔120Dを含み得る。孔120Dは、固定及び/または可変角度締結具130Dを収容するように構成され得る。係止締結具130Dに対して、ねじ孔120D及びねじヘッド132は、崩壊及び後退を防ぐように傾斜及び軸整列の両方でねじ130Dを係止する合わせ円すい形のねじ山を有し得る。孔120Dの上部分は、締結具130Dの各々の適切な位置付けを可能にするように、例えば、孔120Dの周辺の周りで先細り128であり得る。非係止締結具130Dに対して、ヘッド部分132は、骨の動的な圧縮を可能にするように略滑らかであり得る。

0031

ヘッド部分142及び/または細長い部分140を含むプレート110は、1つ以上のKワイヤ(図示せず)を受容するように構成された複数の開口124をさらに備え得る。Kワイヤ孔124は、小径の孔(例えば、締結具の開口120より有意に小さい直径を有する)を備え得る。Kワイヤ孔124は、骨に対するプレート110の予めの配置及び/または骨折の低減の助けとなることを可能にし得る。ヘッド部分142上の遠位のKワイヤ孔124は、遠位の止めねじの挿入中に軌道がRC関節に従って、方向を提供することを確実にし得る。プレート110の細長い部分140内の近位のKワイヤ孔は、締結具の開口120間に配置され、ねじの挿入中に器具類が通過しなければならない領域への侵入を回避するように、プレート110の表面に対して傾斜される場合がある。

0032

図1D及び1Eに示されている実施形態では、プレート110はまた、窓部分126を備え得る。窓部分126は、動作環境での、撮像(例えば、蛍光透視法)時の橈骨102に対するプレート110の視覚化を提供し得る。窓部分126は、一般的な非対称三角形として示されているが、窓部分126は、存在する場合、任意の好適な形状、大きさ、及び寸法からなり得ると想定される。

0033

骨プレート110は、1つ以上の骨の骨折または断片を固定し、それによって骨の治癒を促進するために、近位の上腕骨に取り付けられる場合がある。一実施形態では、プレート110は、橈骨102の解剖学的な整列をさらに回復する。プレート110は、橈骨の掌側に対して位置付けられ得る。1つ以上のKワイヤは、プレート110の予めの配置を助けるように、Kワイヤ孔124を通して供給され得る。パイロット孔は、個々の締結具130を受容する準備をするように、締結具の開口120を通して削孔され得る。締結具130A、130B、130C、130Dは、個々の開口120A、120B、120C、120Dを通して橈骨102へと位置付けられ得る。締結具130は、骨及び骨折の生体構造に応じた任意の好適な順序、数、及び配向で骨に固着され得る。

0034

代替的な孔の構成
本明細書に記載されている、固定及び可変角度の係止及び非係止開口120、220(開口120A、120B、120C、120Dを含む)ならびに個々の締結具130、230(例えば、130A、130B、130C、130Dを含む)は、下記の開口20及び/または締結具30、40のうちの1つ以上と置換されてもよいか、またはこれらを含み得る。開口20及び/または締結具30、40は、一般に、プレート110、210または任意の他の好適なプレート設計を含み得る、一般的なプレート10に関して記載されている。

0035

次に、図面を参照すると、図2〜18は、プレート10内の代替的な開口20を図示している。プレート10に広がる開口20は、骨を動的に圧縮し、かつ/またはプレート10を骨に固着することができる係止締結具30、非係止締結具40、または係止及び非係止締結具30、40の両方の組み合わせを受容するように構成される。プレートが骨幹の骨を固定するとき、外科医は、骨を動的に圧縮し、かつ骨及びプレート10を接続させることができる、係止及び非係止締結具30、40の両方の組み合わせを使用し得る。動的な圧縮はまた、締結具30、40を固く締める間に断片間の圧縮を生成することを所望することができ得る。

0036

プレート10は、上表面16、及び隣接する骨に接触するように構成された、対向する底表面18を含む。プレート10は、1つ以上の骨締結具30、40を受容するように構成された1つ以上の貫通開口20を含む。開口20は、プレート10の本体を通して上表面16から底表面18に延在する。図2〜3に図示されている実施形態では、開口20は、少なくとも2つの重複する孔を有する組み合わせ開口の形態にあり得る。図2に示されているように、組み合わせ開口20は、第2の孔24と重複する第1の孔22を含む。孔22のうちの1つは、係止孔22であり、それによって係止締結具30を受容し、かつプレート10に固定することができるように構成され得、孔24の他方は、動的な圧縮孔24であり、それによって非係止締結具40が孔24内で自由に移動し、動的な圧縮を適用することを可能にするように構成され得る。係止孔22は、係止締結具30に係合するように設計された1つ以上の係止機構を有し得、動的な圧縮孔24は、例えば、プレート10の中央縦軸に沿って細長い場合がある。ねじ孔22、24は、平行な軸に拘束されない。この孔の形状は、動的な圧縮を達成することができる固定角度または可変角度の止めねじ30及び/または多軸の非止めねじ40を利用するように、骨プレート10内で使用され得る。

0037

これらの開口20は、選択、生体構造、及び骨折位置に基づく締結具の配置に対するより多くの柔軟性を外科医に与える。外科医は、非係止または止めねじ30、40(または、2つのある組み合わせ)が骨幹の骨に使用されるべきかどうかに関して異なる見解を有する場合がある。さらに、骨折位置及び形状の複雑さが、締結具30、40に対する位置を可能な限り多く有することを必要にさせる。この設計が、係止及び/または非止めねじ30、40の配置においてより大きい正確さを達成するための汎用的な方法を外科医に提供する。

0038

図2に最適に見られるように、係止及び非係止締結具30、40が示されている。係止及び非係止締結具30、40は、当該技術分野で知られている従来型の締結具を含んでもよい。係止及び非係止締結具30、40は、骨ねじ等を備え得る。締結具30、40はまた、爪、スパイク、ステープル、ペグ、かかり、フック等の骨に固定または係合されるように構成された他の締結具またはアンカーを含んでもよい。締結具30、40は、固定及び/または可変角度の骨ねじを含んでもよい。

0039

係止締結具30は、骨に係合するように構成されたヘッド部分32及びシャフト部分34を含み得る。シャフト部分34は、締結具30が骨にねじ止めされ得るようにねじ止めされ得る。係止締結具30のヘッド部分32は、組み合わせ開口20の係止孔22に係合するようにサイズ決め及び構成されたその外部表面の周りのテクスチャ領域36を含む。テクスチャ領域36は、ねじ山、突起部、隆起、くぼみ、鋸歯状の縁、または他の種類のテクスチャ領域を含み得る。示されているように、テクスチャ領域36は、好ましくは、ヘッド部分32からシャフト部分34の近位のヘッド部分32の底部に略延在するねじ山部分を含む。したがって、テクスチャ領域36が係止孔22に係合するとき、係止締結具30は、それによってプレート10に係止される。

0040

非係止締結具40は、骨に係合するように構成されたヘッド部分42及びシャフト部分44を含む。シャフト部分44は、締結具40が骨にねじ止めされ得るようにねじ止めされ得る。非係止締結具40のヘッド部分42は、細長い圧縮孔24に沿ってスライドすることができるように、その外部表面の周りで略滑らかである。したがって、非係止締結具30は、プレート10に連結され得るが、骨の動的な圧縮を可能にするように、そこに係止されない。締結具30、40のヘッド部分32、42は、ドライバ等を受容するように構成された凹部を含み得ることが理解されるだろう。

0041

組み合わせ開口20の係止孔部分22は、テクスチャ部分26を含む。テクスチャ部分26は、ねじ山、突起部、隆起、くぼみ、鋸歯状の縁、刻み、または他の種類のテクスチャ領域を含み得る。テクスチャ部分26は、係止締結具30のテクスチャ領域36と同じか(例えば、合わせ表面)、または異なる種類からなり得る。示されているように、テクスチャ部分26は、孔22の内部部分に沿って鋸歯状であるか、刻まれる。刻み表面は、材料へと切り込まれるか、または巻かれる直線、傾斜、または交差線を含み得る。図2に示されている実施形態では、テクスチャ部分26は、孔22の略全体的な内部表面に沿って延在する。図3に示されている実施形態を参照すると、組み合わせ孔20は、テクスチャ部分26の係止孔22がこれより材料の薄い中央配置されたテクスチャリボンを含むことを除いて、図2に示されているものと略同じである。例えば、テクスチャ部分26は、孔22の表面領域の約半分以下を占める。この例では、係止締結具30のヘッド部分32のテクスチャ領域36の一部分のみが、孔22のテクスチャ部分26に係合及び係止する。

0042

例えば、締結具30の開口20との整列を容易にするために、孔22の上部分は、テクスチャなしに先細り28であり得る。図3に示されているように、この先細り部分28は、図2の実施形態に対する領域内で拡大される。孔22は、固定または可変角度の締結具30を受容するように構成され得る。孔22は、プレート10の上表面16の近くでより幅広く、プレート10の底表面18に向かってより狭くなるように、略円すい形の形状であり得る。先細り部分28及び/またはテクスチャ領域26は、円すい形の形状であり得る。この実施形態では、係止孔22は、係止締結具30を受容するように構成されたテクスチャ固定角度の円すい形孔である。テクスチャ孔22は、締結具のヘッド32が孔22のテクスチャ部分26を妨げるように変形し得、それによって締結具30とプレート10との間の正の係止を提供する。

0043

組み合わせ開口20の第2の孔部分24は、細長い動的な圧縮孔であり得る。動的な圧縮孔24は、その幅より大きい長さを有するように細長い場合がある。孔24は、プレート10の縦軸に沿って細長い場合がある。代替的に、孔24は、孔24のみが締結具40の多軸移動を可能にするように、略筒状であり得る。孔24の内部表面は、非係止締結具40が孔24に沿って自由に枢動及び/またはスライドすることができるように、略滑らかであり得る。これは、少なくとも2つの方向の圧縮力(例えば、プレート10の縦軸に沿って、かつ縦軸に平行に)を提供する。非係止締結具40のヘッド部分42は、その外部表面の周りで略滑らかであり得る。ヘッド部分42は、組み合わせ開口20の孔部分24内に係合及び保持されるようにサイズ決め及び構成される。孔24は、固定または可変角度の締結具40を受容するように構成され得る。一実施形態では、孔24は、プレート10の上表面16の近くでより幅広く、プレート10の底表面18に向かってより狭くなるように、略円すい形の形状であり、かつ/または先細りであり得る。この実施形態では、孔24は、非係止締結具40を受容するように構成された滑らかな可変角度の円すい形の孔である。孔24は、例えば、多軸形態での、かつ/または孔22の長さに沿った、締結具40の移動を可能にする締結具のヘッド42を受容し得、それによって骨の動的な圧縮を提供する。

0044

次に、図4〜7を参照すると、係止及び/または非係止の動的な圧縮を提供する、代替的な種類の開口20A〜20Gが提供されている。これらの開口の特徴の多くが、図2〜3に関してすでに記載されている組み合わせ開口20と同様であるため、異なる特徴のみをさらに記載する。

0045

図4A〜4Cを参照すると、組み合わせ開口20Aは、動的な圧縮孔24Aが係止孔22Aと略同じ直径を有し、係止孔22Aが異なる種類のテクスチャ部分26Aを有することを除いて、組み合わせ開口20と同様である。この実施形態では、係止孔22Aは、第1の直径D1を有し、動的な圧縮孔24Aは、第2の直径D2を有する。先に記載されている細長い孔24と違って、動的な圧縮孔24Aは、係止孔22Aと略同じ直径を有する。したがって、第1及び第2の直径D1、D2は、略同じである。孔24Aは、いずれかの側上に先細りまたは斜面を有する円の中心にプレート10から球体破砕するか、または削孔することによって形成され得る。孔24Aは細長くないが、略円形であり、ヘッド部分42及び/またはシャフト(例えば、骨のねじ山)の直径がプレート10の孔24Aの大きさより小さいため、非係止締結具40は、孔24A内で並進することを可能にされる。孔22Aに関して、孔22Aのテクスチャ部分26Aは、先細りのねじ山の形態であり得る。この先細りのねじ山は、係止締結具30上の同様に先細りのねじ山に略対応している場合がある。この孔22Aはまた、先細り部分を含まず、テクスチャ部分26Aは、プレート10の上表面16との交点で始まる。この代替的な開口20Aはまた、骨を動的に圧縮し、かつ/またはプレート10を骨に係止することができる、係止及び非係止締結具30、40の両方の使用を提供する。

0046

次に、図5A〜5Cを参照すると、組み合わせ開口20Bは、係止孔22Bが異なる種類のテクスチャ部分26Bを含むことを除いて、他の組み合わせ開口と同様である。テクスチャ部分26Bは、孔22Bの中央部分の周りに一連の交互の凹部及び突起部を含む。凹部は、孔22Bの内部周辺の周りに延在する交互の切り込みの波の形態にあり得る。テクスチャ部分26Bは、摩擦嵌合により締結具30に係止し得るか、または元の位置に係止を形成するように、締結具30の挿入中に改変され得る。この実施形態では、係止孔は、多軸係止を可能にし得る。プレート10及び係止締結具30は、異なる硬さ値を有する異なる材料から作製され得る。例えば、締結具30は、より低い相対的な硬さ値を有する材料から形成され得る、プレート10に対するより高い硬さ(例えば、ロックウェルスケールで)を有し得る。硬さの増加に起因して、係止締結具30のヘッド部分32は、締結具30が孔22B内に挿入(例えば、ねじ止め)されたときにプレート10内にねじ山を生成し得、それによって締結具30をプレート10に係止し得る。

0047

図6A〜6Cを参照すると、開口20Cは、より開いた構成による係止孔22C及び動的な圧縮孔24Cを含む。係止部分22Cは、先細りのねじ山の形態でのテクスチャ部分26Cを有する。この先細りのねじ山は、係止締結具30上の同様の先細りのねじ山に略対応し得る。開口20Cの反対の部分24Cは、動的な圧縮を可能にするように、プレート10の上表面16へと破砕された斜面25Cを含む楕円形である。図6Cに最適に見られるように、斜面は、部分的に球状の形状であり得、プレート10の上表面16から延在して、テクスチャ部分26Cに接続し得る。図6Bを上から見たとき、斜面25Cは、先細りのねじ山係止孔22Cへと延びる、四角状のキー孔及び/または非孔の形状を生成する。この代替的な開口20Cはまた、骨を動的に圧縮し、かつ/またはプレート10を骨に係止することができる、係止及び非係止締結具30、40の両方の使用を提供する。

0048

次に、図7A〜7Cを参照すると、開口20Dは、係止孔22D及び動的な圧縮孔24Dを含む。これらの孔22D、24Dは、接続され、共に近接しているが、重複していない。孔22D、24Dは、孔22D、24D(例えば、プレート10の底表面18で、孔22D、24D間に部分的に延在する)の下部分の近位のプレート材料の小さい部分または薄片によって分離される。係止部分22Dは、先細りのねじ山の形態でのテクスチャ部分26Dを有する。テクスチャ部分26Dは、孔24Dに接続された場所を除いて、孔22Dの略全体的な周辺の周りに延在する。動的な圧縮孔24Dは、細長く、締結具40を受容するように、孔24Dの対向側上に斜面部分25Dを有する。この構成は、プレート10上の孔22D、24Dの非常に近接した集団を可能にすると同時に、孔22D、24Dに構造的な安定性を与える。

0049

図8A〜8Cを参照すると、係止孔22E及び動的な圧縮孔24Eは、隣接しているが、互いに分離している。孔22E、24Eは、プレート材料の壁56によって互いに完全に分離している。係止部分22Eは、先細りのねじ山の形態でのテクスチャ部分26Eを有し、孔22Eの全体的な周辺の周りに延在する。動的な圧縮孔24Eは、細長く、孔24Eの対向側上に斜面部分25Eを有する。この構成はまた、プレート10上の孔22E、24Eの非常に近接した集団を可能にすると同時に、係止及び/または動的な圧縮の両方に対する選択肢を与える。

0050

次に、図9A〜9Dを参照すると、開口20Fの代替的な変形例が提供されている。この実施形態では、孔構造物20Fは、プレート10内の少なくとも3つの重複する円すい形のねじ山孔から構成される。開口20Fは、プレート10の縦軸に沿って配置された、第1の係止孔22F、第2の孔24F、及び第3の孔23Fを含む。第3の孔23Fは、第1の係止孔22Fにわたる孔24Fのミラー画像である。円すい形のねじ山孔22F、23F、24Fは、平行な軸を有し得るか、有しない場合がある。各孔22F、23F、24Fは、例えば、1つ以上のねじ山部分の形態でのテクスチャ部分26Fを含み得る。したがって、係止締結具30は、孔22F、23F、24Fのいずれかに係止し得る。孔22F、23F、24Fの各々がテクスチャ部分26Fと共に示されているが、孔22F、23F、24Fのうちの1つ以上が、テクスチャ部分26Fの代わりに、略滑らかな内部部分を有し得ることが理解されるだろう。孔20Fの第1及び第2の端にある孔構造物の上部分は、プレート10の動的な圧縮を可能にするように、斜面機構25F(例えば、孔23F及び24Fに隣接する)を各々有する。加えて、斜面機構25Fは、3つ以上の円すい形の孔22F、23F、24F(例えば、開口20Fの全体的な周辺の周りに)に及ぶ場合がある。

0051

非係止圧縮締結具40は、締結具40が、干渉なく重複する孔22F、24F、23F間を並進することができるように、主要な骨ねじ山直径を有し得る。図9Dに最適に見られるように、係止締結具30は、孔22F、23F、24Fのうちのいずれかのテクスチャ部分26Fに係合するように構成された、例えば、ねじ山の形態でのテクスチャ領域36を含み得る。動的な圧縮を達成することができる、固定角度及び/または可変角度の止めねじ30及び/または多軸の非止めねじ40のいずれかを利用するために、開口20Fの孔の形状を骨プレート10に適用することができる。これは、選択、生体構造、及び骨折位置に基づく、ねじの配置に対するより多くの柔軟性を外科医に与える。

0052

次に、10A〜10Bを参照すると、開口20Gの別の実施形態が提供されている。この開口20Gは、プレート10の上表面16から底表面18に延在する1つの細長い孔または溝から構成され得る。開口20Gの係止部分22Gは、真っ直ぐ機械ねじ山を有するテクスチャ部分26Gを含み得る。ねじ山は、係止締結具30を保持するように、180度超で延在し得る。開口20Gの非係止部分24Gは、開口20Gを完了するように、係止部分22Gに対向して位置付けられ得る。開口20Gの上部分は、プレート10の動的な圧縮を可能にするように、1つ以上の斜面機構25Gを有し得る。斜面25Gは、細長い溝20Gまたはその一部分の全体的な上周辺に沿って及び得る。圧縮ねじ40は、ねじ40が、干渉なく開口20Gに沿って並進することができるように、主要な骨ねじ山直径を有し得る。

0053

図11A〜11Eを参照すると、係止締結具30の代替的な実施形態を、任意のプレート10と共に使用してもよい。締結具30のヘッド部分32は、例えば、締結具30をプレート10に係止するように、ねじ山の形態でのテクスチャ領域36を含み得る。締結具30及び/またはプレート10はまた、プレート10からの締結具30の後退を防ぐための1つ以上の機構を含み得る。図11Aでは、ヘッド部分32は、プレート10と接合するねじ山部分36A(例えば、真っ直ぐなねじ山を有する)を含み、ヘッドの上部は、ねじ山より大きく延在する。ヘッド部分32は、締結具30が完全に挿入され、締結具30内に予めの荷重を生成するときに底部に達し、したがって、締結具30を回転可能に係止する。図11Bでは、ヘッド部分32は、ねじ山部分36Bを含む。ヘッド部分32は、一定の主要な直径を有し、内径は先細りである。ねじ山の深さは、ねじ30のヘッド部分32の上部でゼロになり得る。第1のいくつかの曲がりは、滑らかに挿入するが、雄ねじ山の先細り部分がプレート10に係合するとき、干渉が生じ、妨害し、かつ/またはねじ30を係止し、後退を防ぐ。図11Cでは、ねじ30の内径を除く、図11Bの設計と同様の、ヘッド部分32上のねじのねじ山36Cは、ヘッド部分32の主要な直径がねじ30の上部に向かってより大きくなる間、一定のままである。同様の妨害及び係止機構は、プレート10内のねじ30の締め付けを通して生じる。図11Dでは、ねじ山部分36Dは、可変傾斜角度の領域を有する。具体的には、ねじ30のヘッド部分32上の真っ直ぐなねじのねじ山は、ねじ30のヘッド部分32の底部にあるプレート10の傾斜角度と同様の傾斜角度を有する。次に、傾斜角度は、ヘッド部分32の上部に向かって増加するか、または低減し、それによってねじ山の妨害を生じ、ねじ30の所望されない後退を防ぐ。図11Eに示されている図11D概念の代替的な変形例では、プレート10内の開口に、可変傾斜角度の領域が提供されると同時に、ねじ山部分36Dの傾斜角度は、一定のままである。例えば、ヘッド部分32は、一定の傾斜角度を有する真っ直ぐなねじ山を含み得る。プレート10の上表面は、ねじ10の傾斜角度と同様であるが、プレート10の底表面に向かう、ねじ山傾斜角度を含み得、ねじ山傾斜角度は、ねじ30をプレート10に係止するように、増加するか、または低減するだろう。

0054

次に、図12A及び12Bを参照すると、プレート10は、追加の後退防止機構を含む。この実施形態では、プレート10は、圧縮締結具40または係止締結具30のいずれかを受容するように構成された筒状の孔または開口20Hを含む。各開口20Hは、圧縮締結具40との動的な圧縮を可能にするように、開口20Hの一部分または全体的な周辺の周りに延在する斜面部分25Hを含み得る。各開口20Hは、係止締結具30に傾斜安定性を提供するための筒状機構を含み得る。開口20Hはまた、係止締結具30と筒状開口20Hとの間の圧縮締め付けを生じさせるための傾斜テーパ28を含み得る。各開口20Hは、締結具30、40が後退することを阻止するように作動され得る、付随の閉塞ねじ46を有する。閉塞ねじ46は、プレート10の上表面16にある第1の端から底表面18にある第2の端に延在し得る。閉塞ねじ46の第1の端は、閉塞ねじ46を非閉塞位置から閉塞位置に回転させるための器具を受容するようにサイズ決めされた凹部を含み得る。閉塞位置は、締結具40のヘッド部分42の一部分を覆う閉塞ねじ46の一部分を含み得、それによって締結具40のプレート10からの後退をさらに防ぐ。

0055

また別の実施形態によると、プレート10は、締結具30をプレート10に係止するために、プレート材料の変位によって機能する自己形成ねじ山を有する係止締結具30を受容するように構成された1つ以上の開口20を含み得る。次に、図13〜18を参照すると、係止締結具30及びプレート10内の開口20の代替的な実施形態が示されている。これらの実施形態では、締結具30(例えば、骨ねじ)の内部固定プレート10への係止機構が、可変角度のねじ挿入を可能にし得る。締結具30のヘッド部分32を除去するために必要とされる力が、締結具30をプレート10に垂直に挿入するときに必要とされる力と略等しい、傾斜すい体内に、締結具30を挿入してもよい。プレート10内の孔または開口20は、締結具30を異なる角度で挿入し得るように成形され得る。開口20の形状は、締結具30のヘッド部分32上でねじ山を捕捉し、ねじ山の形成を生じさせるために必要な軸力を低減させる助けとなる。

0056

係止機構は、プレート材料を変位させる自己形成ねじ山を含むヘッド部分32を有する締結具30を含む。プレート10は、変位を容易にするために、締結具30より軟性の材料から作製され得る。例えば、プレート10は、チタン、合金、ポリマー、または材料の硬さがより小さい(例えば、ロックウェルの硬さ)を有する他の材料から構成され得る。締結具30は、例えば、コバルトクロム、タングステン、合金、または材料の硬さがより大きい他の材料から構成された、より硬い関連材料から作製され得る。好ましくは、締結具30は、ねじ山形成プロセスを容易にする、強固で剛性の、大きい表面硬さを有する材料から構成される。形成機構は、プレート10の材料の除去ではなく、材料の変位により機能し、それによって生成された断片またはチップねじ立てするのを最小限にする。

0057

図13A〜13Bでは、係止締結具30は、骨に係合するように構成されたヘッド部分32及びシャフト部分34を含む。図示されていないが、シャフト部分34は、締結具30が骨にねじ止めされ得るように、ねじ止めされ得る。ヘッド部分32は、締結具30が骨に前進されるときに、プレート10内の開口20内の嵌合がより固くなるように、先細り(例えば、約20°の角度で)であり得る。係止締結具30のヘッド部分32は、プレート10内の開口20に係合するようにサイズ決め及び構成された、その外部表面の周りのテクスチャ領域36を含む。テクスチャ領域36は、ねじ山、突起部、隆起、くぼみ、鋸歯状の縁、または他の種類のテクスチャ領域を含み得る。示されているように、テクスチャ領域36は、好ましくは、ヘッド部分32の上部からシャフト部分34の近位のヘッド部分32の底部に略延在するねじ山部分を含む。ねじ山36は、ヘッド部分32の円すい形の表面に略垂直に走行し得る。ねじ山部分36は、プレート材料を変位させ、プレート10の開口20にねじ山を生成するように構成された自己形成ねじ山の形態にある。ねじ山部分は、プレート材料の切り込みまたは形成を容易にするための誇張された鋭いねじ山ピークを有する。

0058

次に、図14〜17を参照すると、締結具30によりタップ接続される前の開口20の代替的な変形例が示されている。いったん締結具30が挿入されると、これらの開口20は、自己形成ねじ山に基づいて改変される。開口20の形状は、ねじ山36を捕捉する助けとなり、ねじ山形成を生じさせるために必要な軸力を低減させるように設計される。孔20の上部分は、例えば、オフ角の挿入中の締結具30のヘッド部分32の間隙のための、プレート10の上表面16を通して切り込まれた円すい形の真っ直ぐな先細りの表面により、先細り28であり得る。孔20の下部分は、さらに、例えば、オフ角の挿入中のシャフト部分34の間隙のための、プレート10の底表面18を通して切り込まれた円すい形の真っ直ぐな先細りの表面により、先細り29であり得る。上先細り部分28は、例えば、下先細り部分29より大きい程度のテーパにより、より大きい場合がある。例えば、上先細り部分28は、約60〜90°、70〜80°、または72〜78°、好ましくは約70°、75°、または80°の範囲にあるテーパを有し得、下先細り部分29は、約50〜70°、55〜65°、または57〜63°、好ましくは約55°、60°、または65°の範囲にあるテーパを有し得る。上及び/または下先細り部分28、29は、略円すい形(例えば、図14B、15B、16B)であり得るか、または異なる直径または程度のテーパを有する2つの別個の円すい形部分(例えば、図17A及び17B)等の1つ超の部分によりセグメント化され得る。

0059

上先細り部分28と下先細り部分29との間の交点で、狭くなった中央部分が、テクスチャ部分26を有し得る。本明細書に記載されているように、テクスチャ部分26は、ねじ山、突起部、隆起、くぼみ、鋸歯状の縁、または他の種類のテクスチャ領域を含み得る。図14A〜14Bに示されている実施形態では、テクスチャ部分26は、各切り込みが次の切り込みと重複する、複数の浅い切り込みから構成された吹きさらしの切り込み設計を含む。例えば、吹きさらし設計は、複数のねじ山状のらせん状切り込みの広がりを含み得る。各切り込みは、孔20の内径への(例えば、上及び下先細り部分28、29への)滑らかな移行を有する。吹きさらしの切り込みは、自己形成ねじ山が切り込む正の表面を提供し、それによって新たに形成されたねじ山のプレート10への剥離を防ぐ助けとなる。

0060

図15A〜15Bでは、テクスチャ部分26は、刻み付きの切り込み設計を含む。上先細り部分28と下先細り部分29(例えば、2つの円すい形の切り込み)との間の円形の移行が、刻みプロセスのための機能可能な表面、ならびみオフ軸係止中にヘッド部分32が転がることを可能にするための表面を提供する。刻み設計は、各切り込みが次の切り込みと重複する、ダイアモンド模様(例えば、約45°)で設置された複数の浅い刻み溝を含み得る。刻み溝は、自己形成ねじ山が、材料へとより深く切り込み、ねじ山形成プロセスを開始するために必要な軸力を低減させることを可能にする。図16A〜16Bは、多角形の形態の切り込み設計を図示している。この設計では、上先細り部分28と下先細り部分29との間の移行においてテクスチャ部分がない。代わりに、狭くなった中央領域は、孔20が筒状でも円すい形でもないように、全体的な多角形の形態を有する。多角形の形状は、形態切り込みが広がることを可能にされる、材料の明確な直線部分及び円形の角を有する、多数の側部を含む。例えば、多角形の形状は、略六角形(6側)、七角形(7側)、八角形(8側)等であってもよい。孔20はまた、同じ形状を有する単一の同心円状の輪として、ローブ状の切り込みなしに表されてもよい。

0061

図17Aでは、上先細り部分28は、オフ角挿入中の締結具30のヘッド部分32の間隙のための、円すい形の真っ直ぐな先細りの表面切り込みを含む。上先細り部分28は、狭くなった直径を有する下先細り部分29への移行に近接した下領域に対するより大きい領域を含む上領域を有するようにセグメント化される。ねじ山形成プロセスが生じる、上及び下先細り部分28、29間の中央領域は、材料の除去及びねじ山形成の軽減のためにその間に配置される溝27を有する、材料の2つのピークまたは同心円状の輪(例えば、表面の輪60及び深い輪62)を含む。輪60、62間の溝27は、例えば、約40〜80°、約50〜70°、または約60°の範囲で傾斜し得る。表面の輪60は、表面の輪60が片持ち荷重の大部分を支持する役割を担うため、深い輪62よりわずかに小さい内径からなる。深い輪62は、オフ角中の追加の固定及び支持、ならびに名目軌道挿入中の追加の支持を提供する。下先細り部分29は、オフ角で挿入されたときに、締結具30のシャフト34に対する間隙を提供する、真っ直ぐな先細り表面を含む。

0062

図17Bの開口20の実施形態は、図17Aと同様であるが、上先細り部分28と下先細り部分29との間の移行における複数のらせん状の吹きさらし切り込みの形態でのテクスチャ部分26をさらに含む。浅いらせん状の切り込みまたは吹きさらしの切り込みは、急勾配での一連の切り込みを含み得る。吹きさらしの切り込みは、例えば、約50〜70°、または約60°で傾斜し得る。時計回り及び反時計回りの両方の形態で、同じ数の切り込みが作製され得る。切り込みは、開口20へと突出する材料のプラトーを生成し得る。結果として生じる形状は、係止具30をプレート10に係止するために必要な軸力を劇的に低減させることができる、締結具30が切り込む正の表面を提供する。したがって、締結具30のヘッド部分32内のねじ山に係合するために、機構が、骨の食い付きに依存する必要はない。締結具30の挿入中に除去された材料は、多く形成された材料を除去し、形成プロセス中の締結具30とプレート10との間の摩擦を低減させることによって、自己形成ねじ山が、より深く切り込むことを可能にする。

0063

図18A〜18Dは、ねじプレートアセンブリを図示している。図18Cでは、アセンブリは、プレート10の上表面16に対して垂直以外の角度で配置された係止締結具30を示している。図18Dでは、非係止締結具40は、プレート10に略垂直に配置されている。係止締結具30及び非係止締結具40は、プレート10に対する任意の好適な角度で配向され得ることが理解されるだろう。図18Cの断面図は、プレート10の材料が締結具30のねじ山の周りに配置されているプレート10とのねじ山係合を示している。自己形成ねじ山を使用することによって、締結具30は、可変角度でプレート10に挿入されることが可能であり、締結具30をプレート10に係止するための追加のステップを必要としないワンステップでの係止によりプレート10に係合する。図18Dの断面図は、そこに対するねじ止め係止なく、開口20内に受容された圧縮非止めねじ40を示している。非止めねじ40は、骨の動的な圧縮を提供し得る。したがって、本明細書に記載されている締結具及び開口は、外科医に対して多様な選択肢を提供し、それによって骨折及び骨の所望の治療に応じた動的な圧縮のための好適な係止及び/または非係止能力を提供する。

0064

本発明は、特定の実施形態を参照して詳細に記載されているが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更及び改変を行うことができることは、当業者に明らかであろう。したがって、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の範囲内にあるという条件で、本発明は、この発明の改変例及び変形例を含むことを企図している。例えば、この書類内で広く列挙されたすべての範囲が、より広い範囲内にあるすべてのより狭い範囲をそれらの範囲内に含むことを、明示的に企図している。また、上に開示されている様々な装置の構成要素が、任意の好適な構成で組み合わされるか、または改変され得ることも企図されている。

図面の簡単な説明

0065

掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
掌側遠位橈骨の骨プレート及び複数の骨締結具を含む、実施形態による安定化システムを図示している。
一実施形態による組み合わせ孔に係合された2つの締結具の平面斜視図である。
別の実施形態による組み合わせ孔の代替的な変形例の近影図である。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
締結具を受容するための孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
締結具を受容するための孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
締結具を受容するための孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
組み合わせ孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
別個の係止及び非係止孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
別個の係止及び非係止孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
別個の係止及び非係止孔の別の実施形態の、それぞれ、斜視図、平面図、及び断面図を示している。
3つの重複している係止及び非係止孔を含むプレートの別の実施形態による、それぞれ、斜視図、平面図、断面図、及び係止締結具を含む斜視図を示している。
3つの重複している係止及び非係止孔を含むプレートの別の実施形態による、それぞれ、斜視図、平面図、断面図、及び係止締結具を含む斜視図を示している。
3つの重複している係止及び非係止孔を含むプレートの別の実施形態による、それぞれ、斜視図、平面図、断面図、及び係止締結具を含む斜視図を示している。
3つの重複している係止及び非係止孔を含むプレートの別の実施形態による、それぞれ、斜視図、平面図、断面図、及び係止締結具を含む斜視図を示している。
係止及び非係止機能を有する別の実施形態によるプレートの斜視図を示している。
係止及び非係止機能を有する別の実施形態によるプレートの斜視図を示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な止めねじ及び開口を示している。
止めねじを含むプレートの代替的な変形例の斜視図及び断面図を図示している。
止めねじを含むプレートの代替的な変形例の斜視図及び断面図を図示している。
プレートの開口内にねじ山を形成するように構成された自己形成ねじ山を含む、別の実施形態による締結具を図示している。
プレートの開口内にねじ山を形成するように構成された自己形成ねじ山を含む、別の実施形態による締結具を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された吹きさらしの切り込みを有する、一実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された吹きさらしの切り込みを有する、一実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された刻み付きの切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された刻み付きの切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された多角形状の切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
図13A〜13Bの締結具の自己形成ねじ山を受容するように構成された多角形状の切り込みを有する、別の実施形態によるプレート内の開口を図示している。
別の実施形態によるプレート内の代替的な開口を図示している。
また別の実施形態によるプレート内の代替的な開口を図示している。
係止または非係止締結具が、ある角度で、またはプレートに垂直に位置付けられ得る、一実施形態によるプレートアセンブリを図示している。
係止または非係止締結具が、ある角度で、またはプレートに垂直に位置付けられ得る、一実施形態によるプレートアセンブリを図示している。
係止または非係止締結具が、ある角度で、またはプレートに垂直に位置付けられ得る、一実施形態によるプレートアセンブリを図示している。
係止または非係止締結具が、ある角度で、またはプレートに垂直に位置付けられ得る、一実施形態によるプレートアセンブリを図示している。

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