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技術 遊技機

出願人 株式会社ニューギン
発明者 杉崎正範堀池勇太山川秀一小山純子佐野賢直小谷野淳奥田真示
出願日 2016年9月30日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2016-194676
公開日 2018年4月5日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2018-051248
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 半球状体 ガチャガチャ 三流路 湾曲形 左右側枠 左ガイド 各可動体 右ガイド
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

複数の可動体に係る動作異常を回避しつつ、円滑に遊技又は演出を実行しうる遊技機を提供する。

解決手段

第一可動体(サブ液晶装置)及び第二可動体(ロゴ可動体や大カプセル可動体等)を所定位置に動作させうる可動体制御手段と、第一可動体がサブ液晶ステータスのいずれに該当するのかを監視する可動体監視手段と、可動体監視手段による監視結果に基づいて第二可動体を動作させることが可能か否かを判断可能な可動可否情報(図26参照)を記憶している可動可否記憶手段と、を備える。可動体制御手段は、第二可動体の動作開始契機になりうる所定条件成立した場合、可動体監視手段による監視結果に基づいて可動可否情報を可動可否記憶手段から参照し、参照した可動可否情報が第二可動体の動作を否定する場合、第一可動体又は第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる。

概要

背景

パチンコ遊技機回胴式遊技機に代表される遊技機には、所定の条件を満たす場合に動作する装飾体(以下、可動体と称する)が設けられているものが存在し、近年においては可動体の動作態様が複雑化している。
この種の遊技機として、下記の特許文献1を例示する。

特許文献1には、複数の可動体(可動役物サブ液晶表示装置等)のそれぞれについて動作が正常であるか否かを監視し、異常が検出された場合には、その異常を報知すると共に、異常が発生した可動体と異常が発生した時間とを対応付けて記憶する遊技機が記載されている。

概要

複数の可動体に係る動作異常を回避しつつ、円滑に遊技又は演出を実行しうる遊技機を提供する。第一可動体(サブ液晶装置)及び第二可動体(ロゴ可動体や大カプセル可動体等)を所定位置に動作させうる可動体制御手段と、第一可動体がサブ液晶ステータスのいずれに該当するのかを監視する可動体監視手段と、可動体監視手段による監視結果に基づいて第二可動体を動作させることが可能か否かを判断可能な可動可否情報(参照)を記憶している可動可否記憶手段と、を備える。可動体制御手段は、第二可動体の動作開始契機になりうる所定条件成立した場合、可動体監視手段による監視結果に基づいて可動可否情報を可動可否記憶手段から参照し、参照した可動可否情報が第二可動体の動作を否定する場合、第一可動体又は第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる。

目的

本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、複数の可動体に係る動作異常を回避しつつ、円滑に遊技又は演出を実行しうる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

動作可能に構成されている第一可動体及び第二可動体と、前記第一可動体及び前記第二可動体を所定位置に動作させうる可動体制御手段と、前記第一可動体が複数とおりに定められた駆動位置のいずれに存在するのかを監視する可動体監視手段と、前記第一可動体が前記駆動位置に存在する場合に前記第二可動体を動作させることが可能か否かを示す可動可否情報を、当該駆動位置に対応付けて記憶している可動可否記憶手段と、を備え、前記可動体制御手段は、前記第二可動体の動作開始契機になりうる所定条件成立した場合、前記可動体監視手段によって監視されている前記駆動位置に対応付けられている前記可動可否情報を前記可動可否記憶手段から参照し、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体の動作を否定する場合、前記第一可動体又は前記第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる遊技機

請求項2

複数とおりに定められた前記駆動位置には、前記所定位置の範囲外である制御外位置が含まれており、前記可動体制御手段は、前記所定条件が成立した場合に前記可動体監視手段によって監視されている前記駆動位置が前記制御外位置である場合、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体の動作を許容するか否定するかに関わらず、前記第一可動体又は前記第二可動体の少なくとも一方に前記所定の回避制御を実行させる請求項1に記載の遊技機。

請求項3

前記可動体制御手段は、前記所定の回避制御の少なくとも一部として、前記第二可動体の動作を許容する位置に前記第一可動体を退避させる請求項1または2に記載の遊技機。

請求項4

前記所定の回避制御の少なくとも一部として前記第一可動体を退避させる位置が、前記第一可動体の原位置になっている請求項3に記載の遊技機。

請求項5

一つの前記駆動位置に対して前記可動可否情報が対応付けられている前記第二可動体が複数設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技機に関する。

背景技術

0002

パチンコ遊技機回胴式遊技機に代表される遊技機には、所定の条件を満たす場合に動作する装飾体(以下、可動体と称する)が設けられているものが存在し、近年においては可動体の動作態様が複雑化している。
この種の遊技機として、下記の特許文献1を例示する。

0003

特許文献1には、複数の可動体(可動役物サブ液晶表示装置等)のそれぞれについて動作が正常であるか否かを監視し、異常が検出された場合には、その異常を報知すると共に、異常が発生した可動体と異常が発生した時間とを対応付けて記憶する遊技機が記載されている。

先行技術

0004

特開2016−82991号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に記載の遊技機では、可動体に係る異常発生の報知や記録を行うことができるものの、可動体に係る異常を積極的に回避する機能を有さない。従って、可動体に異常発生した場合には、遊技演出の実行が妨げられうる。

0006

本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、複数の可動体に係る動作異常を回避しつつ、円滑に遊技又は演出を実行しうる遊技機を提供するものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明によれば、動作可能に構成されている第一可動体及び第二可動体と、前記第一可動体及び前記第二可動体を所定位置に動作させうる可動体制御手段と、前記第一可動体が複数とおりに定められた駆動位置のいずれに存在するのかを監視する可動体監視手段と、前記第一可動体が前記駆動位置に存在する場合に前記第二可動体を動作させることが可能か否かを示す可動可否情報を、当該駆動位置に対応付けて記憶している可動可否記憶手段と、を備え、前記可動体制御手段は、前記第二可動体の動作開始契機になりうる所定条件成立した場合、前記可動体監視手段によって監視されている前記駆動位置に対応付けられている前記可動可否情報を前記可動可否記憶手段から参照し、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体の動作を否定する場合、前記第一可動体又は前記第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる遊技機が提供される。

発明の効果

0008

本発明によれば、複数の可動体に係る動作異常を回避しつつ、円滑に遊技又は演出を実行しうる遊技機が提供される。

図面の簡単な説明

0009

遊技機の正面図である。
図1に示す領域IIに配設されるLED群を示す図である。
図1に示す領域IIIに配設される操作ボタン群及びその周辺を示す俯瞰図である。
遊技機内に設置される遊技盤を示す図である。
図4に示す領域Vの拡大図であって、ゲートと第二領域とが閉鎖されている状態を示す図である。
図4に示す領域Vを遊技機の右手前方向から視た図である。
ゲートと第二領域とが開放されている状態を示す図である。
図7に示す領域を遊技機の右手前方向から視た図である。
遊技機の主要な電気的構成を示すブロック図である。
遊技機の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
始動口入球時処理の処理手順を示すフローチャートである。
図柄変動開始処理の処理手順を示すフローチャートである。
サブ液晶装置を原位置に制御した場合における遊技盤を示す図である。
サブ液晶装置を原位置に制御した場合におけるサブ液晶装置と右ガイド部と左ガイド部との相対位置を示す図である。
サブ液晶装置を演出位置に制御した場合における遊技盤を示す図である。
サブ液晶装置を演出位置に制御した場合におけるサブ液晶装置と右ガイド部と左ガイド部との相対位置を示す図である。
ネコ可動体と小ネコ可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
大ネコ可動体と小ネコ可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
大ネコ可動体と小ネコ可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
複数とおりに定められた駆動位置と、各駆動位置に対応付けられているサブ液晶ステータスを示すテーブルである。
サブ液晶ステータスに対応付けられている各可動体の可動可否情報を示すテーブルである。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。また、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」とは、特に断りのない限り、図1に示すように遊技機10を正面側遊技者側)から見た状態で指称するものとする。

0011

<遊技機10の概要について>
まず、本実施形態の遊技機10の概要について、図1図4図18図22図25図26を用いて説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。
図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。
図18は、大ネコ可動体610と小ネコ可動体710が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
図22は、複数の可動体が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。
図25は、複数とおりに定められた駆動位置と、各駆動位置に対応付けられているサブ液晶ステータスを示すテーブルである。
図26は、サブ液晶ステータスに対応付けられている各可動体の可動可否情報を示すテーブルである。
本実施形態の遊技機10は、いわゆるパチンコ遊技機であり、複数の可動体(第一可動体、第二可動体)と、可動体制御手段と、可動体監視手段と、可動可否記憶手段と、を備える。

0012

第一可動体及び第二可動体は、動作可能に構成されている。
第一可動体及び第二可動体は、互いに異なる可動体であればよく、その種別は特に制限されない。本実施形態においては、例えば、第一可動体がサブ液晶装置82及びその裏面に設けられた大ネコ可動体610であり、第二可動体が、ロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510、又は小ネコ可動体710のいずれかである実施態様について述べる。

0013

可動体制御手段は、第一可動体及び第二可動体を所定位置に動作させうる。
本実施形態における可動体制御手段は、サブ制御基板200(CPU201)によって実現される構成である可動体制御部211である。
ここで所定位置とは、第一可動体及び第二可動体の動作制御に係る仕様上において予め想定されている動作範囲に収まる位置である。

0014

可動体監視手段は、第一可動体が複数とおりに定められた駆動位置のいずれに存在するのかを監視する。
本実施形態における可動体監視手段は、サブ制御基板200(CPU201)によって実現される構成である可動体監視部212である。
ここで駆動位置とは、可動体監視部212によって監視可能になっている第一可動体の位置である。なお、複数とおりに定められた駆動位置には、上記の所定位置に範囲外である制御外位置、即ち第一可動体の動作制御に係る仕様上は想定されえない位置が含まれてもよい。

0015

可動可否記憶手段は、第一可動体が駆動位置に存在する場合に第二可動体を動作させることが可能か否かを示す可動可否情報を、当該駆動位置に対応付けて記憶している。
本実施形態における可動可否記憶手段は、サブ制御基板200に実装されているROM203に係る記憶領域の一部である。
ここで可動可否情報とは、可動体監視手段による監視結果に基づいて、対象となる第二可動体(成立した所定条件に対応している第二可動体)を動作させることが可能か否かを判断可能な情報をいう。
本実施形態における可動可否情報は、具体的には図26に示される情報である。なお、本実施形態では、第一可動体に係る駆動位置と第二可動体に係る可動可否情報とを、サブ液晶ステータスと称する制御上の値を介して対応付けている態様を採用しているが、本発明の実施はこれに限られない。即ち、第一可動体に係る駆動位置と第二可動体に係る可動可否情報とを直接的に対応付けてもよい。

0016

可動体制御手段は、第二可動体の動作開始の契機になりうる所定条件が成立した場合、可動体監視手段によって監視されている駆動位置に対応付けられている可動可否情報を可動可否記憶手段から参照する。そして、可動体制御手段は、参照した可動可否情報が第二可動体の動作を否定する場合、第一可動体又は第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させることを特徴とする。
ここで所定の回避制御とは、(i)第一可動体及び第二可動体が直接接触する(干渉する)ことを回避する制御、(ii)第一可動体に係る動作の意味合い及び第二可動体に係る動作の意味合いが矛盾することを回避する制御、又は(i)及び(ii)の双方に該当する制御等が含まれる。
(i)の具体例としては、第一可動体の最大可動範囲と第二可動体の最大可動範囲が重複している場合に、第一可動体と第二可動体の少なくとも一方の動作を規制したり、第一可動体と第二可動体の少なくとも一方を干渉しない位置に復位させたり、第一可動体と第二可動体の少なくとも一方の可動範囲を限定したりする等が挙げられる。
(ii)の具体例としては、例えば、当選確定の演出に係る動作を第二可動体が行う所定条件が成立している場合に、第一可動体が非当選確定の演出(ガセ演出)に係る動作を行うことを規制する制御等が挙げられる。

0017

上記の特徴により、第一可動体及び第二可動体に係る動作異常を未然に防ぐことができる。また、当該動作異常を回避するため、エラー報知等のために遊技又は演出を中断する必要がなく、円滑に遊技を進行することができる。
以下、本実施形態に係る遊技機10についてより詳しく説明する。

0018

<遊技機10の基本構成について>
先ず、図1から図8を用いて遊技機10の基本構成について説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。
図2は、図1に示す領域IIに配設されるLED群を示す図である。
図3は、図1に示す領域IIIに配設される操作ボタン群及びその周辺を示す俯瞰図である。
図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。
図5は、図4に示す領域Vの拡大図であって、ゲート63と第二領域77とが閉鎖されている状態を示す図である。
図6は、図4に示す領域Vを遊技機の右手前方向から視た図である。
図7は、ゲート63と第二領域77とが開放されている状態を示す図である。
図8は、図7に示す領域を遊技機10の右手前方向から視た図である。
なお、図1から図8に図示される各構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。

0019

本実施形態の遊技機10は、いわゆるパチンコ遊技機であり、多数の遊技釘(図示せず)が立設された遊技盤50の前面領域(以下、遊技領域50aと称す)に遊技球を発射し、遊技球が特定の入賞口(例えば、大入賞口55等)に入球すると賞球が得られる遊技を行うものである。

0020

遊技機10は、前後に開口する矩形枠状の外枠15と、外枠15の開口前面側に遊技盤50を着脱可能に保持する中枠(図示せず)と、遊技盤50の前面側を覆うよう構成された前枠20と、を備える。

0021

前枠20は、ヒンジ機構21により左端側を回動自在に支持され、中枠に対して開閉可能となっている。なお、前枠20は、シリンダ錠23により施錠解錠が可能となっている。
前枠20は、遊技領域50aを覆うように配置された透明部材25を備え、透明部材25によって遊技領域50a及び遊技盤50を透視保護している。
前枠20は、遊技球を貯留する上球受け皿27及び下球受け皿29を備え、上球受け皿27と下球受け皿29は上下に離間して前枠20と一体的に設けられている。
前枠20は、下球受け皿29の右側方発射ハンドル31を備え、発射ハンドル31の操作によって、上球受け皿27に貯留された遊技球が遊技領域50aに向けて発射されるようになっている。なお、発射ハンドル31の操作によって遊技球を遊技領域50aに発射させる構成を発射装置と称する。より詳細には、発射装置は、遊技球を1個ずつ発射可能な装置であり、単位時間あたりに発射することができる遊技球の数が所定の上限数以内に制限されている。

0022

図3に示すように、上球受け皿27の上面には、遊技者に操作される操作ボタン群が配置されている。この操作ボタン群には、遊技中に発生する演出を切り替えるまたは遊技者が遊技機10に関わる種々の情報を得るために行う遊技者の操作を受け付けることができるプッシュタン37の他、それぞれ上、下、左、右への操作を指示するためのカーソルボタン38a、38b、38c、38d、玉貸操作を受け付ける玉貸ボタン38e、及び、プリペイドカード返却操作を受け付ける返却ボタン38fなどが含まれる。
また、上球受け皿27の側方には、図示しないモータ等のアクチュエータにより動作する可動装飾体22が設けられている。

0023

下球受け皿29の下部には、下球受け皿29に貯留された遊技球を下方へ排出する球抜き機構39が設けられている。この球抜き機構39を操作することにより、下球受け皿29の底面に形成された底面口(図示せず)が開口して、当該底面口から遊技球が自然落下して排出される。

0024

前枠20の上枠部32の左側と右側にそれぞれ一対のスピーカ33(33a、33b)が配設されている。また、前枠20の上枠部32と左右側枠部34、36は光透過性カバーにより形成されており、その内部にはそれぞれ照明装置35(35a、35b、35c)が配設されている。スピーカ33や照明装置35は、遊技中に発生する演出やエラー報知等と連動して音声出力又は点灯若しくは消灯することができる。

0025

メイン液晶装置81は、遊技盤50の略中央に配設されている。メイン液晶装置81は、演出図柄の変動を含む各種の演出を表示することができる。ここで演出図柄とは、遊技機10における遊技の興趣をより高めるために、メイン液晶装置81に表示される図柄であり、具体的には数字絵柄又はそれらの組み合わせから構成されている。
一般的に、遊技機10の遊技者はメイン液晶装置81に表示される演出図柄の変動演出により当該遊技の興趣を喚起されており、メイン液晶装置81は遊技者にとって視認しやすい位置に配置されている。

0026

メイン液晶装置81は、その表示領域の略中央に演出図柄が表示され、さらに当該演出図柄の左側及び右側にもそれぞれ演出図柄が表示される。すなわち、メイン液晶装置81には、演出図柄が複数の列をなしており、これらの演出図柄がスクロールすることにより、演出図柄がメイン液晶装置81の表示領域に変動表示される。

0027

メイン液晶装置81の右下側には、複数の発光ダイオード(light emitting diode、以下LEDと称す)が配設されており、これらのLEDによって図柄表示装置90の表示領域が構成されている。図柄表示装置90はメイン液晶装置81よりも遊技者が視認しにくい位置に配設され、図柄表示装置90の表示領域はメイン液晶装置81の表示領域よりも小さい面積になっている。
なお、本実施形態における図柄表示装置90に係るLEDの配置や数は図2に示すとおりであるが、これは一具体例であって、図柄表示装置90に係るLEDの配置や数はこの例に制限されるものではない。

0028

図柄表示装置90は、第1特別図柄表示装置91、第2特別図柄表示装置92、及び普通図柄表示装置93を含んでいる。
第1特別図柄表示装置91は8個のLEDから構成され、第2特別図柄表示装置92の左側に位置する。また、第2特別図柄表示装置92は8個のLEDから構成され、第1特別図柄表示装置91の右側に位置する。第1特別図柄表示装置91及び第2特別図柄表示装置92はLEDの発光パターンにより特別図柄を表示する。
普通図柄表示装置93は、第1特別図柄表示装置91及び第2特別図柄表示装置92より少ない数(例えば、2個)のLEDの発光パターンにより普通図柄を表示する。
なお、図2に示すように、図柄表示装置90は、第1特別図柄表示装置91、第2特別図柄表示装置92、及び普通図柄表示装置93の表示に用いられないLEDも含んでおり、特別図柄及び普通図柄の他にも、保留されている乱数の数や大当り遊技ラウンド回数等の情報も表示しうる。

0029

ここで特別図柄とは、特別電動役物(例えば、特別電動役物65や特別電動役物66)を作動させるか否かを決定する図柄変動ゲームの結果として停止表示される特定の図柄群である。本実施形態における特別図柄には、第1特別図柄表示装置91に表示される第1特別図柄と第2特別図柄表示装置92に表示される第2特別図柄とが含まれる。
第1特別図柄は、「特図1」と略称される場合があり、第2特別図柄は、「特図2」と略称される場合がある。また、特別図柄は、「特図」と略称される場合がある。

0030

ここで普通図柄とは、普通電動役物(例えば、普通電動役物61)を作動させるか否かを決定する図柄変動ゲームの結果として停止表示される特定の図柄群である。本実施形態における普通図柄は、普通図柄表示装置93に表示される。
なお、以下、普通図柄のことを「普図」と略して表記する場合がある。

0031

以下の説明において、第1特別図柄表示装置91または第2特別図柄表示装置92を変動表示させた後に特別図柄を停止表示させる図柄変動ゲームを「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
また、以下の説明において、普通図柄表示装置93を変動表示させた後に普通図柄を停止表示させる図柄変動ゲームを「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
或いは、以下の説明において、上述のメイン液晶装置81に表示される演出図柄の変動表示は、「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」や「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と区別して「演出図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
なお、以下の説明において、単に「図柄変動ゲーム」と称した場合には、特段の説明がない限り「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」を意味する。

0032

遊技盤50の前面には、多数の遊技釘(図示せず)や風車52、装飾部材といった障害物が配置されていることにより、発射装置により打ち出された遊技球が転動するように遊技領域50aが画成されている。また、遊技領域50aの左側及び上側には、発射ハンドル31の回転操作により発射された遊技球を遊技領域50aの上部に案内するために設けられた湾曲形状の外レール51及び内レール53が配置されている。なお、外レール51は、遊技領域50a中央から視て内レール53より外側に位置している。
ここで風車52とは、遊技球の落下の方向に変化を与えるための機構で、釘状のものをいう。

0033

遊技機10は発射ハンドル31の回転操作量(例えば回転角度)の大小によって遊技球の打ち出しの強弱をつけることが可能になっている。また、より弱く打ち出された遊技球が転動する第1流路X(いわゆる左打ち)、より強く打ち出された遊技球が転動する第2流路Y(いわゆる右打ち)、のいずれか一方を遊技球が転動するように各種障害物が遊技領域50aに配置されている。

0034

遊技領域50aには、各種の入賞口が配設され、各入賞口には入球した遊技球を検知する各種スイッチが付設されている。図4には、主要な入賞口として、大入賞口55、第1始動口57、第2始動口59、普通入賞口67(67a、67b、67c)を図示する。ここで図示する入賞口は一例であり、その数や配置は適宜変更しても構わない。

0035

第1始動口57と第2始動口59とは、遊技領域50aの中央下部に配置される。第1始動口57と第2始動口59は近接して配置されており、第1始動口57は第2始動口59の上方に位置する。

0036

第1始動口57にはカウントスイッチSW1が付設されている。カウントスイッチSW1の検知に応じて第1始動口57に係る入賞が判定されて、第1始動口57に対応付けられた賞球が付与される。
第1始動口57に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第1特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、図4には図示しないが、本実施形態に係る遊技領域50aは、第2流路Yから転動した場合に比べて、第1流路Xから転動した場合に多くの遊技球が第1始動口57に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。

0037

第2始動口59にはカウントスイッチSW2が付設されており、カウントスイッチSW2の検知を契機として第2始動口59に係る入賞が判定されて、第2始動口59に対応付けられた賞球が付与される。
第2始動口59に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第2特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、図4には図示しないが、本実施形態に係る遊技領域50aは、第1流路Xから転動した場合に比べて、第2流路Yから転動した場合に多くの遊技球が第2始動口59に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。

0038

第2始動口59には左右を囲うように普通電動役物61が配設されている。より詳細には、第2始動口59の左側には普通電動役物61aが配設されており、第2始動口59の右側には普通電動役物61bが配設されており、普通電動役物61aと普通電動役物61bとによって普通電動役物61が構成されている。
普通電動役物61は、第2始動口59に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態可換遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL4の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。なお、普通電動役物61の制御については、後に詳述する。
普通電動役物61は、開放状態にある場合にチューリップのように見えることから一般的に「電動チューリップ」と称され、省略して「電チュー」と称される場合もある。

0039

大入賞口55は遊技領域50aの右下部に配置されている。大入賞口55にはカウントスイッチSW7が付設されており、カウントスイッチSW7の検知を契機として大入賞口55に係る入賞が判定されて、大入賞口55に対応付けられた賞球が付与される。
大入賞口55の上方には特別電動役物65が配設されている。特別電動役物65は、大入賞口55に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL1の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。

0040

特別電動役物65は、特別図柄に係る図柄変動ゲームで当選して行われる大当り遊技の少なくとも一部において開放状態になり、これに伴って大入賞口55への遊技球の入球が許容される。なお、本実施形態における特別電動役物65は、第1始動口57への入球及び第2始動口59への入球のいずれに起因する大当り遊技においても開放状態になりうるように構成されている。
特別電動役物65が開放状態である場合には、大入賞口55への遊技球の入球が容易となるため、賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。
なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口55に向けて転動するように各障害物が配置されている。

0041

普通入賞口67(67a、67b、67c)は、遊技領域50aの左下部に配置されている。普通入賞口67aには入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW51が付設されており、カウントスイッチSW51の検知を契機として普通入賞口67に係る入賞が判定されて、普通入賞口67に対応付けられた賞球が付与される。普通入賞口67bには入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW52が付設されており、カウントスイッチSW52の検知を契機として普通入賞口67に係る入賞が判定されて、普通入賞口67に対応付けられた賞球が付与される。普通入賞口67cには入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW53が付設されており、カウントスイッチSW53の検知を契機として普通入賞口67に係る入賞が判定されて、普通入賞口67に対応付けられた賞球が付与される。
なお、本実施形態において、第2流路Yから転動する場合と比較して、第1流路Xから転動する場合に多くの遊技球が普通入賞口67に向けて転動するように各障害物が配置されている。

0042

遊技領域50aの一部である領域Vには、遊技球の流路を複数に区分する仕切り部材70が配置されている。仕切り部材70は、第一流路71、第二流路72、第三流路73および第四流路74を構成する。
第一流路71は、仕切り部材70によって構成される流路の中で最も上側に位置するものである。
第二流路72は、上流側にゲート63が設けられている流路である。ゲート63にはカウントスイッチSW4が付設されており、カウントスイッチSW4が遊技球の入球を検知した場合の少なくとも一部において、普通図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。なお、本実施形態においては、ゲート63への遊技球の入球(カウントスイッチSW4の検知)は賞球の払出条件に含まれていない。すなわち、本実施形態のゲート63に遊技球が入球しても賞球はである。
第三流路73は、第一流路71および第二流路72の下流側に位置する遊技球の流路であって、第一流路71を通過した遊技球と第二流路72を通過した遊技球のいずれもが流下する。
第四流路74は、上流側に大入賞口56が設けられている流路である。大入賞口56にはカウントスイッチSW8が付設されており、カウントスイッチSW8の検知を契機として大入賞口56に係る入賞が判定されて、大入賞口56に対応付けられた賞球が付与される。大入賞口55の上方には特別電動役物66が配設されている。特別電動役物66は、大入賞口56に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL2の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。
なお、図6に示すように特別電動役物66が閉じていることによって大入賞口56が閉鎖されている状態が、本実施形態における特別電動役物66の閉鎖状態である。また、図8に示すように特別電動役物66が開いていることによって大入賞口56が開放されている状態が、本実施形態における特別電動役物66の開放状態である。

0043

特別電動役物66は、特別図柄に係る図柄変動ゲームで当選して行われる大当り遊技の少なくとも一部において開放状態になり、これに伴って大入賞口56への遊技球の入球が許容される。なお、本実施形態における特別電動役物66は、第1始動口57への入球及び第2始動口59への入球のいずれに起因する大当り遊技においても開放状態になりうるように構成されている。
特別電動役物66が開放状態である場合には、大入賞口56への遊技球の入球が容易となるため、賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口56に向けて転動するように各障害物が配置されている。

0044

第四流路74の下流側には振分部材75と第一領域76と第二領域77とが設けられており、第四流路74に流下した遊技球は振分部材75によって振り分けられて第一領域76または第二領域77のいずれか一方に入球する。
図5は、振分部材75が第二領域77を閉鎖している状態を示しており、当該状態において第四流路74に流下した遊技球は第一領域76に振り分けられて入球する。
図7は、振分部材75が第二領域77を開放している状態を示しており、当該状態において第四流路74に流下した遊技球は第二領域77に振り分けられて入球する。
振分部材75が第二領域77を閉鎖するか開放するかについては、例えば実行中の大当り遊技の契機となった図柄変動ゲームにおいて停止表示された特別図柄に基づいて決定してもよく、他の方式で決定してもよい。

0045

第二領域77にはカウントスイッチSW9が付設されており、カウントスイッチSW9の検知を契機として所定の特典が付与される。カウントスイッチSW9の検知を契機として付与される所定の特典は、本実施形態においては後述する確変状態の付与である。
なお、カウントスイッチSW9の検知を契機として付与される所定の特典は、上記の例に限られず、例えば大当り遊技の付与であってもよい。

0046

アウト口69は、遊技領域50aの最下部に配置されている。遊技領域50aに打ち込まれ、上述した各入賞口に入球しなかった遊技球はアウト口69に落入し、アウト球として処理される。

0047

<遊技機10の制御構成について>
次に、遊技機10の制御構成について説明する。
図9は、遊技機10の主要な電気的構成を示すブロック図である。
図10は、遊技機10の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
なお、図9及び図10で図示される各構成及び各機能は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成及び機能の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。

0048

遊技機10は、メイン制御基板100、サブ制御基板200などの制御基板を自機の内部に備えており、図10に図示している機能を含む種々の機能を各基板と当該各基板に電気的に接続されている部品とによって実現している。
より具体的には、メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201、RAM102又はRAM202、ROM103又はROM203などを有している。メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201がROM103又はROM203から読み出し制御プログラムを実行し、RAM102又はRAM202に種々のデータを書き込み又は読み出しを行うことにより種々の機能を実現する。
図9では、一つのサブ制御基板200が図示されているが、サブ制御基板200は、複数の基板で形成されていてもよい。サブ制御基板200が複数の基板で形成される場合、メイン制御基板100に複数のサブ制御基板200が並列に接続されていてもよいし、メイン制御基板100に対して複数のサブ制御基板200が階層的に接続されていてもよい。
また、各機能構成を実現する基板は、図10及び図12に示される基板に限定されるものではなく、メイン制御基板100若しくはサブ制御基板200又は他の基板上で実現されてもよい。

0049

メイン制御基板100は、遊技を統括的に制御し、遊技に関連する演出等について、サブ制御基板200にコマンドを伝送する。メイン制御基板100は、遊技の結果に影響を及ぼす又は及ぼす虞がある機能を実現する基板であり、サブ制御基板200は、メイン制御基板100から送られるコマンドに従って、各種制御を行う基板である。

0050

図10には、メイン制御基板100で実現される主要な機能構成として、始動口入球時処理部110、特図遊技制御部120、普図遊技制御部130、遊技状態制御部140、情報伝送部190が例示されている。また、同図には、サブ制御基板200で実現される主要な機能構成として、演出制御部210が例示されている。
始動口入球時処理部110は、第1始動口57または第2始動口59に遊技球が入球した時に大当り遊技の当否判定に用いる乱数を取得すると共に所定の処理を実行する。
特図遊技制御部120は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
普図遊技制御部130は、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
遊技状態制御部140は、大当り遊技を制御する機能、確変状態や変短状態を管理し、これらの付与や解除通常遊技状態への移行)を制御する機能を有する。
図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された特別図柄、又は、普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された普通図柄、を図柄表示装置90に表示させる。
情報伝送部190は、メイン制御基板100で実現される各機能構成にて生成された制御情報(コマンド)をサブ制御基板200上で実現される機能構成(例えば、演出制御部210等)に伝送する。情報伝送部190によって伝送されるコマンドには、特図抽選普図抽選の結果、確変状態の有無、変短状態の有無、保留されている乱数に関する情報、大当り遊技の実行に関する情報等が含まれてもよい。

0051

演出制御部210は、情報伝送部190を介してメイン制御基板100で実現される各種機能構成にて生成された制御情報(コマンド)を受け、主に特別図柄に係る図柄変動ゲームや大当り遊技に関する演出表示を、メイン液晶装置81に表示させる。例えば、演出制御部210は、図柄変動ゲームの実行中に演出図柄をメイン液晶装置81に変動表示又は停止表示させる。
演出制御部210は、照明装置35による点灯(点滅)演出、またはスピーカ33による音声演出についても制御することができ、これらの演出表示、点灯演出、音声演出等を組み合わせて遊技者の興趣を喚起することができる。また、演出制御部210は、プッシュボタン37にて受け付けた遊技者の操作に応じて各種演出を可変に切り替えることもできる。

0052

<始動口の入球時処理について>
以下、始動口の入球時処理を制御する始動口入球時処理部110について詳述する。
始動口入球時処理部110は、特図保留制御部111と、事前判定部112と、を有する。

0053

特図保留制御部111は、第1始動口57に遊技球が入球した時、すなわち第1始動口57に入賞した時に、保留されている乱数M1の数が保留上限数(例えば、4個)に達していない場合には乱数M1を取得して保留させる。
また、特図保留制御部111は、第2始動口59に遊技球が入球した時、すなわち第2始動口59に入賞した時に、保留されている乱数M2の数が保留上限数(例えば、4個)に達していない場合には乱数M2を取得して保留させる。
特図保留制御部111は、第1始動口57の入賞を契機として取得される乱数M1と、第2始動口59の入賞を契機として取得される乱数M2と、を区別して保留する。

0054

特図保留制御部111は、保留されている乱数の数を、図柄表示装置90に表示させるように図柄表示制御部150を制御してもよいし、メイン液晶装置81またはサブ液晶装置82(図9図10)に表示させるように情報伝送部190を介して演出制御部210にコマンドを出してもよい。
このとき、図柄表示制御部150は、特図保留制御部111の制御に応じて、保留されている乱数の数をLEDの発光パターンによって図柄表示装置90に表示させてもよい。
また、演出制御部210は、情報伝送部190を介して入力したコマンドに応じて、保留されている乱数の個数に等しい数の演出画像(以下、保留玉と称す)を、メイン液晶装置81またはサブ液晶装置82に表示させてもよい。

0055

事前判定部112は、特図保留制御部111が乱数M1または乱数M2を保留させた場合の少なくとも一部において、保留させた乱数M1または乱数M2が当否判定部121によって当選と判定されるか否かを、当否判定部121による判定の事前に判定する事前判定を実行する。
また、事前判定部112は、事前判定の他に、事前判定の結果に基づく演出に関する処理を実行してもよい。ここで「事前判定の結果に基づく演出」とは、例えば、事前判定の対象となった乱数を表す保留玉の色彩や形態等を変化させる演出や、事前判定の対象となった乱数を表す保留玉が表示されている期間(いわゆる先読みゾーン)にわたって実行される演出等が挙げられる。
なお、「事前判定の結果に基づく演出」は、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有する構成になっていることがあり、当該構成である場合には後述する連続演出に該当する。

0056

<特別図柄に係る図柄変動ゲームについて>
以下、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する特図遊技制御部120について詳述する。
特図遊技制御部120は、当否判定部121と、特図選択部122と、リーチ抽選部123と、変動パターン決定部124と、を有する。

0057

当否判定部121は、乱数M1と乱数M2とが共に保留されている場合、乱数M2を先に用いて当否判定するように構成されている。より具体的には、当否判定部121は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御又は大当り遊技に係る制御が行われていないとき、保留されている乱数M1又は乱数M2を所定の周期で読み出す。このとき、当否判定部121は、乱数M2の読み出しを優先的に実行し、乱数M2が読み出せなかった場合(保留されている乱数M2が零個である場合)に乱数M1を読み出す。このような制御によって、乱数M2が乱数M1より優先的に読み出される。その結果、当否判定部121は、乱数M1よりも乱数M2を優先的に判定することになる。
このような処理を、以下の説明において優先処理と称する場合がある。

0058

特図選択部122は、当否判定部121による当否判定の結果に基づいて特別図柄を選択する。
より具体的には、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は乱数抽選を行うことによって当選を示す特別図柄(当選図柄)を選択する。すなわち、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は、予め複数とおりに用意されている当選図柄のうちいずれか一つを選択する。
或いは、当否判定部121によって落選が判定された場合、特図選択部122はハズレを示す特別図柄(ハズレ図柄)を一意に決定する。

0059

当否判定部121によって乱数M1が判定された場合、特図選択部122によって選択された特別図柄は、後述する第1特別図柄表示制御部151によって第1特別図柄表示装置91に表示される。
当否判定部121によって乱数M2が判定された場合、特図選択部122によって選択された特別図柄は、後述する第2特別図柄表示制御部152によって第2特別図柄表示装置92に表示される。

0060

リーチ抽選部123は、当否判定部121によって落選が判定された場合、その判定結果を示す特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中に、リーチ演出をするか否かを乱数抽選で選択する。ここでリーチ演出とは、メイン液晶装置81における演出図柄の変動表示において、最後に仮停止する列を除く複数の列に演出図柄が仮停止しており、仮停止している各々の演出図柄が同種である場合に行われる演出をいう。
なお、当否判定部121によって落選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果はハズレであるため、当該図柄変動ゲームでリーチ演出を実行したとしても最後に仮停止する列の演出図柄は他の列の演出図柄と異なる種別になる。
また、当否判定部121によって当選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果は当選であるため、リーチ抽選部123による抽選が行われずとも、当該図絵の実行中には原則としてメイン液晶装置81においてリーチ演出が行われ、さらに最後に仮停止する列の演出図柄が他の列の演出図柄と同種になる。

0061

変動パターン決定部124は、特別図柄に係る図柄変動ゲームにおいて変動表示を開始してから停止表示を行うまでの時間を示す変動時間情報を少なくとも含む変動パターンを決定する。
変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、第1特別図柄表示制御部151または第2特別図柄表示制御部152に対する制御情報として出力され、当該制御情報を入力した第1特別図柄表示制御部151または第2特別図柄表示制御部152は当該制御情報が示す時間にわたって特別図柄に係る図柄変動ゲームを実行する。
また、変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、情報伝送部190を介して伝送されるコマンドとして演出制御部210に出力され、当該コマンドを入力した演出制御部210は当該コマンドに含まれる変動パターンを用いて演出(リーチ演出等)を制御する。より具体的には、演出制御部210は、入力した変動パターン(変動時間情報)が示す時間内に、当該変動パターンに基づく演出図柄に係る図柄変動ゲームを終了させるように演出図柄の変動態様およびそれに付随する演出態様を決定して実行する。
これにより、演出制御部210は、特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行時間内に、当該図柄変動ゲームに対する演出の実行を収めることができる。

0062

なお、リーチ演出を実行する場合は、リーチ演出が非実行である場合に比べて長い時間を要するので、変動パターン決定部124は、リーチ抽選部123によってリーチ演出の実行が選択された場合には、リーチ演出の非実行が選択された場合に比べて、長い時間を示す変動パターン(変動時間情報)を決定する確率が高くなるように構成されている。

0063

<普通図柄に係る図柄変動ゲームについて>
以下、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する普図遊技制御部130について詳述する。
普図遊技制御部130は、普図保留制御部131と、普図抽選部132と、普通電役制御部133と、を有する。

0064

普図保留制御部131は、ゲート63に遊技球が入球した時に、保留されている乱数M3の数が保留上限数(例えば、4個)に達していない場合には乱数M3を取得して保留させる。

0065

普図抽選部132は、普通図柄に係る図柄変動ゲームが実行されていないとき、保留されている乱数M3を所定の周期で読み出し、読み出された乱数M3を用いて普通電動役物61を開放状態に遷移させるか否かの抽選を行う。なお、普図抽選部132によって行われる抽選の当選確率は、後述する変短状態であるときは通常遊技状態であるときより高くなっている。

0066

普図抽選部132による抽選結果は、後述する普通図柄表示制御部153に伝送される。普通図柄表示装置93に対応している二つのLEDは一方が当選、他方が落選に対応しており、普通図柄表示制御部153は伝送された抽選結果に応じていずれかのLEDを発光させる。

0067

普通電役制御部133は、普図抽選部132による抽選に当選したとき、ソレノイドコイルSOL4を作動させて所定の開放条件で普通電動役物61を開放させる。ここで所定の開放条件には、普図抽選部132による一回の当選に応じて普通電動役物61が開放される時間(以下、開放時間と称する)や開放される回数(以下、開放回数と称する)等が含まれる。
普通電役制御部133は、変短制御部144によって変短状態が付与されているとき、開放状態をとる時間が単位時間あたりで増加するように普通電動役物61を制御する。すなわち、普通電役制御部133の制御は、後述する変短制御部144による変短状態の付与に起因して変動する。

0068

<遊技状態制御について>
以下、大当り遊技、確変状態、及び変短状態を制御する遊技状態制御部140について詳述する。
遊技状態制御部140は、大当り制御部141と、確変制御部143と、変短制御部144と、を有している。

0069

ここで大当り遊技とは、特別電動役物65または特別電動役物66を連続して作動させることができる特別の遊技状態をいう。ここで「特別電動役物を連続して作動」とは、後述のラウンド遊技の回数(ラウンド回数)が複数回であることをいう。
ここで確変状態とは、当否判定部121による当否判定の当選確率が通常遊技状態より高確率になる遊技状態をいう。
ここで変短状態とは、以下の少なくとも一つが行われる遊技状態をいう。
(i)普図抽選部132による抽選の当選確率が通常遊技状態より高確率になる。
(ii)普通電動役物61の開放時間が通常遊技状態より延長される。
(iii)普通電動役物61の開放回数が通常遊技状態より増加される。
(iv)普通図柄表示装置93における一回あたりの変動表示時間が通常遊技状態より短縮される。
なお、(i)において言及した普図抽選部132によって行われる抽選の当選確率は、通常遊技状態において零であっても良いし、零でなくても良い。

0070

確変制御部143は、第二領域77に遊技球が入球した場合、すなわちカウントスイッチSW9の検知を契機として確変状態を付与する。より具体的には、第二領域77は特別電動役物66が開放されている場合に遊技球が流下しうる第四流路74に設けられており、特別電動役物66が開放される大当り遊技中に第二領域77に遊技球が入球した場合、確変制御部143は当該大当り遊技の終了後に確変状態を付与する。
なお、本実施形態に係る確変状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、特定の特別図柄(当選図柄)が図柄表示装置90に停止表示されたことに起因する大当り遊技の終了を契機として、確変制御部143は確変状態を付与してもよい。

0071

確変制御部143は、確変状態に移行してから所定回数の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われた場合、または所定回数の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われる前に新たに大当り遊技に当選した場合に、確変状態を解除する。
なお、本実施形態に係る確変状態の解除条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の解除条件はこの例に限られない。例えば、特別図柄に係る図柄変動ゲームの回数に関わらず大当り遊技に当選することのみを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。或いは、確変状態を解除するか否かを決定する抽選(転落抽選)に当選することを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。

0072

変短制御部144は、大当り制御部141によって実行される大当り遊技が終了した場合のすべてを契機として、変短状態を付与する。
なお、本実施形態に係る変短状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、大当り制御部141によって実行される大当り遊技が終了した場合の一部を契機として、変短制御部144は変短状態を付与してもよい。

0073

変短制御部144は、変短状態に移行してから所定回数の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われた場合、または所定回数の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われる前に新たに大当り遊技に当選した場合に、変短状態を解除する。
なお、変短制御部144による変短状態の解除条件は、確変状態の解除条件と同一の条件であってもよいし、異なる条件であってもよい。本実施形態に即していえば、変短状態の解除に係る所定回数は、確変状態の解除に係る所定回数と同一の回数であってもよいし、異なる回数であってもよい。

0074

大当り制御部141は、当否判定部121によって当選が判定された場合に、大当り遊技を実行する。本実施形態における大当り遊技は、具体的には以下のように実行される。
まず、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122によって特別図柄が選択され、選択された特別図柄が第1特別図柄表示装置91または第2特別図柄表示装置92に停止表示された後に、大当り制御部141は大当り遊技を開始させる。
大当り遊技が開始されると、大当り制御部141は演出制御部210に大当り遊技の開始を示すオープニング演出に関するコマンドを情報伝送部190を介して演出制御部210に出力する。演出制御部210は当該コマンドに従い所定時間(オープニング時間)にわたってオープニング演出を実行する。なお、本実施形態に係るオープニング演出では、遊技者に右打ちを推奨する等して、大入賞口55および大入賞口56に向かう第2流路Yへの遊技球の打ち出しを促すことが好ましい。
オープニング演出の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定回数(ラウンド回数)を上限として複数回行われる。ラウンド遊技では、大入賞口55が所定回数(例えば1回)開放される。また、開放された大入賞口55または大入賞口56に規定個数の遊技球が入球した後、または規定時間(ラウンド遊技時間)が経過後に、大入賞口55または大入賞口56が閉鎖されてそのラウンド遊技が終了する。
ラウンド遊技の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が所定時間(インターバル時間)だけ閉鎖され、次のラウンド遊技の開始と共に再び大入賞口55または大入賞口56が開放される。

0075

大当り制御部141は、上記のラウンド回数・ラウンド遊技時間・インターバル時間等を含む制御情報を特別電役制御部142に伝送する。
特別電役制御部142は、大当り制御部141から受けた制御情報に従って、特別電動役物65または特別電動役物66を開放させる。
特別電役制御部142は、特別電動役物65を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口55に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW7の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部142は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL1を作動させて特別電動役物65を閉鎖させる。
或いは、特別電役制御部142は、特別電動役物66を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口56に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW8の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部142は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL2を作動させて特別電動役物66を閉鎖させる。

0076

大当り制御部141は、ラウンド遊技中に係る演出に関するコマンドを情報伝送部190を介して演出制御部210に出力する。演出制御部210は入力したコマンドに従ってラウンド演出を実行する。
規定のラウンド回数が終了すると、大当り制御部141は情報伝送部190を介して演出制御部210に大当り遊技の終了を示すエンディング演出に関するコマンドを出力する。演出制御部210は入力したコマンドに従い所定時間(エンディング時間)にわたってエンディング演出を実行し、大当り制御部141は大当り遊技を終了させる。

0077

<各図柄に係る図柄変動ゲームと演出表示について>
以下、各図柄に係る図柄変動ゲームと演出表示について詳述する。

0078

図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果である特別図柄、または普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果である普通図柄を図柄表示装置90に表示させる。
図柄表示制御部150は、第1特別図柄表示制御部151と、第2特別図柄表示制御部152と、普通図柄表示制御部153と、を有する。
第1特別図柄表示制御部151は、第1特別図柄表示装置91における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
第2特別図柄表示制御部152は、第2特別図柄表示装置92における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
普通図柄表示制御部153は、普通図柄表示装置93における普通図柄の変動表示と停止表示を制御する。

0079

演出制御部210は、予告演出を実行する。ここで予告演出とは、その実行時より後の遊技展開示唆する演出であり、主に特別図柄に係る図柄変動ゲームや大当り遊技に関する演出である。
演出制御部210は、予告演出を実行する場合、予告演出に係る演出表示をメイン液晶装置81又はサブ液晶装置82に表示させる。特に特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中に関していえば、演出制御部210は、複数列の演出図柄群がスクロールした後に確定停止した演出図柄の組合せによって、大当り遊技に当選したか否かを、主にメイン液晶装置81に報知させる。
演出制御部210は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中において、図柄表示装置90による特別図柄の変動時間に合わせて、メイン液晶装置81及びサブ液晶装置82による演出表示(演出図柄に係る図柄変動ゲームを含む)を実行させている。換言すれば、演出制御部210は、図柄表示装置90における一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームと、メイン液晶装置81及びサブ液晶装置82における一回の演出表示(演出図柄に係る図柄変動ゲームを含む)とを、原則として対応付けて実行する。
ただし、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有している予告演出が実行される場合や、一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームに対して複数回の演出図柄の変動表示を含む予告演出が実行される場合もある。前者の代表例は連続演出と称される予告演出であり、後者の代表例は擬似連演出と称される予告演出である。

0080

可動体制御部211は、一部の予告演出の実行時に、サブ液晶装置82、ロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510及び小ネコ可動体710等の可動体を動作させる。
より具体的には、可動体制御部211はモータを駆動させることができ、駆動しているモータの回転運動歯車等によって各種可動体に伝達されることによって、各種可動体が動作する構成になっている。換言すれば、遊技機10は、可動体制御部211から受け付けた制御信号に基づいて回転することによって第一可動体を動作させる複数のモータを備える。なお、各種可動体の動作制御については、後に説明する。

0081

可動体監視部212は、複数とおりに定められた駆動位置のいずれにサブ液晶装置82が存在するのか否かを監視する。換言すれば、可動体監視部212は、サブ液晶装置82がいずれの駆動位置に存在するのかを判定する。
より具体的には、可動体監視部212は、各可動体の動作量をフォトセンサ等によって検知し、その検知結果に基づいて各種可動体の動作を監視する。換言すれば、遊技機10は、上記の複数のモータのそれぞれに対応付けて設けられ、対応付けられているモータの回転量が所定範囲内であることを検知する複数のセンサを備えており、可動体監視部212は、複数のセンサによる検知結果に基づいて第一可動体が駆動位置のいずれに存在するのかを監視する。

0082

また、可動体監視部212は、サブ液晶装置82を除く可動体が原位置に存在するか否かを監視する。換言すれば、可動体監視部212は、サブ液晶装置82が原位置に存在するのかを判定する。
ここで原位置とは、遊技機10が初期状態である場合に各種可動体が存在する位置であって、各種可動体に係る所定位置の一つをいう。

0083

なお、本実施形態に係る可動体監視部212は、後述する図柄変動開始処理の開始時に上記の可動体に係る監視処理を実行するものとして説明する。即ち、本実施形態における可動体制御部211は、図柄変動ゲームを実行する場合において第二可動体の動作契機となりうる所定条件が成立した場合、当該図柄変動ゲームの開始時における可動体監視部212の監視処理の結果に基づいて可動可否情報を参照する構成になっている。
なお、当該監視処理の実行タイミングは図柄変動開始処理の開始時に限られない。例えば、可動体制御部211が第二可動体を動作させる直前、図柄変動開始処理の終了時、遊技機10の電源投入時、RAM102の記憶されている遊技情報の少なくとも一部をクリアする時(いわゆるラムクリア時)、デモ演出の実行時等に当該監視処理を実行してもよい。また、可動体制御部211は、ここで挙げたいずれのタイミングにおける当該監視処理の結果に基づいて可動可否情報を参照してもよい。

0084

<各種処理の処理手順について>
次に、上記で説明した各種処理の処理手順について、図11又は図12を用いて説明する。なお、上述した図1から図10に図示されている各構成要素に触れて説明する場合があるので、これらの図面も適宜参照されたい。

0085

図11は、始動口入球時処理の処理手順を示すフローチャートである。
図12は、図柄変動開始処理の処理手順を示すフローチャートである。
なお、これらのフローチャートで図示される処理手順は、本発明の処理手順やその実行タイミングを限定するものではない。このため、本発明に関する処理を実施するときには、その複数の処理手順は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の処理の実行タイミングの一部または全部が互いに重複していてもよい。
また、図11又は図12に図示される各処理は、本発明の説明に必要な主たる処理であって、遊技機10によって実行される全ての処理を示すものではない。

0086

まず、始動口入球時処理について説明する。ここで「始動口入球時処理」とは、第1始動口57又は第2始動口59に対して遊技球が入球した後に実行される一連の処理である。
第1始動口57又は第2始動口59への入球がカウントスイッチSW1又はカウントスイッチSW2で検知されるまで(ステップS102のNO)、ステップS104以降の処理は行われないまま待機となる。
また、第1始動口57又は第2始動口59への入球が検知されたとしても(ステップS102のYES)、特図保留制御部111による保留数が上限に達していれば(ステップS104のYES)、ステップS106以降の処理は行われないまま待機となる。

0087

第1始動口57又は第2始動口59への入球が検知されて(ステップS102のYES)、かつ特図保留制御部111による保留数が上限に達していないとき(ステップS104のNO)、特図保留制御部111による保留数が加算される(ステップS106)。また、特図保留制御部111によって乱数M1又は乱数M2が取得されて、専用の記憶領域に保留記憶される(ステップS108)。

0088

事前判定部112が事前判定を行う場合(ステップS110のYES)、事前判定部112は、ステップS108において保留記憶された乱数M1または乱数M2が当否判定部121によって当選と判定されるか否かを判定する(ステップS112)。
また、事前判定部112が事前判定を行わない場合(ステップS110のNO)、ステップS112の処理は行われないままステップS114の処理に移行する。

0089

ステップS102からステップS112までの一連の処理結果を制御情報として含むコマンドが、情報伝送部190からサブ制御基板200へ出力されて(ステップS114)、その始動口入球時処理は終了となる。

0090

続いて、図柄変動開始処理の処理手順について説明する。ここで「図柄変動開始処理」とは、特別図柄に係る図柄変動ゲームを開始させる際に行われる一連の処理である。
まず、特図遊技制御部120は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する(ステップS202)。ここで「変動開始条件」とは、(i)ステップS202の判定時において特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行されていないこと、(ii)ステップS202の判定時において大当り遊技が実行されていないこと、(iii)ステップS202の判定時において保留記憶が1個以上存在すること等が挙げられる。
ステップS202の判定が否定されるとき(ステップS202のNO)、ステップS204以降の処理は実行されずに、その図柄変動開始処理は終了となる。

0091

ステップS202の判定が肯定されるとき(ステップS202のYES)、当否判定部121は、特図保留制御部111に保留されている乱数M1又は乱数M2を読み出す(ステップS204)。
ステップS204において、当否判定部121は、特図保留制御部111に保留記憶されている順番で乱数M1又は乱数M2を読み出してもよいし、一方を他方に優先して読み出してもよい。

0092

ステップS204で乱数が読み出されることを契機として各判定処理が実行される(ステップS206)。
ここでステップS206に含まれる処理としては、具体的には、上述した当否判定部121による当否判定や特図選択部122による特別図柄の選択が少なくとも含まれる。また、(i)変短状態が付与されているか否か、(ii)演出図柄をリーチ目で停止させるか否か、(iii)特定の演出を行うか否か等の判定処理が、ステップS206の処理に含まれてもよい。

0093

そして、特図保留制御部111は、そのとき保留されている乱数M1又は乱数M2の数を特定する(ステップS208)。これにより、本処理手順で実行される図柄変動ゲームで読み出された乱数を除いた残りの乱数の数が保留数として特定される。
変動パターン決定部124は、ステップS206の処理結果及びステップS208で特定された保留数を用いて変動パターンを決定する(ステップS210)。

0094

ステップS202からステップS210までの一連の処理結果を制御情報として含むコマンドが、情報伝送部190からサブ制御基板200に対して出力されて(ステップS212)、その図柄変動開始処理は終了となる。当該コマンドには、図柄変動ゲームの実行の有無や遊技状態などをサブ制御基板200で判断可能とするための各種情報、例えば、変動パターンを示す情報、保留数、確変状態の有無、変短状態の有無などが含まれる。

0095

<各種可動体の動作について>
次に、図13から図24等を用いて、各種可動体の動作について詳細に説明する。
なお、図13から図24に図示される各構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。

0096

まず、図13から図16を用いてサブ液晶装置82の動作について説明する。
図13は、サブ液晶装置82を原位置に制御した場合における遊技盤50を示す図である。
図14は、サブ液晶装置82を原位置に制御した場合におけるサブ液晶装置82と右ガイド部83と左ガイド部84との相対位置を示す図である。
図15は、サブ液晶装置82を演出位置に制御した場合における遊技盤50を示す図である。
図16は、サブ液晶装置82を演出位置に制御した場合におけるサブ液晶装置82と右ガイド部83と左ガイド部84との相対位置を示す図である。

0097

サブ液晶装置82は、右ガイド部83および左ガイド部84に沿って上下方向に移動可能に構成されている。サブ液晶装置82に係る移動制御は、相対的に下側に位置する原位置と上側に位置する演出位置とを基準として行われる。
ここで演出位置とは、サブ液晶装置82(第一可動体)に係る所定位置の一つである。

0098

サブ液晶装置82には、サブ液晶装置82の移動と共に右ガイド部83に対してスライドする右基板350と、サブ液晶装置82の移動と共に左ガイド部84に対してスライドする左基板370と、が付設されている。
右ガイド部83は、モータMOT1と、第一センサ基板390と、第二センサ基板320と、右中継基板360と、を備えている。
左ガイド部84は、モータMOT2と、第三センサ基板330と、第四センサ基板340と、左中継基板380と、を備えている。

0099

モータMOT1は、サブ液晶装置82と右ガイド部83との相対位置を制御するために設けられた駆動手段であり、可動体制御部211による制御に基づいて動作する。より具体的には、モータMOT1が時計回りに駆動した場合にはサブ液晶装置82が右ガイド部83に対して上方向に移動し、モータMOT1が反時計回りに駆動した場合にはサブ液晶装置82が右ガイド部83に対して下方向に移動する。
モータMOT2は、サブ液晶装置82と左ガイド部84との相対位置を制御するために設けられた駆動手段であり、可動体制御部211による制御に基づいて動作する。より具体的には、モータMOT2が反時計回りに駆動した場合にはサブ液晶装置82が左ガイド部84に対して上方向に移動し、モータMOT2が時計回りに駆動した場合にはサブ液晶装置82が左ガイド部84に対して下方向に移動する。

0100

第一センサ基板390に実装されている第一センサPS1は、サブ液晶装置82が演出位置に存在する場合に、検知信号を生成する。より具体的には、サブ液晶装置82が演出位置に存在する場合に、サブ液晶装置82と一体的に移動する遮光部材(不図示)が第一センサPS1の発光素子から受光素子に対する発光を遮ることを検知して、第一センサPS1は検知信号を生成する。
第二センサ基板320に実装されている第二センサPS2は、サブ液晶装置82が原位置に存在する場合に、検知信号を生成する。より具体的には、サブ液晶装置82が原位置に存在する場合に、サブ液晶装置82と一体的に移動する遮光部材(不図示)が第二センサPS2の発光素子から受光素子に対する発光を遮ることを検知して、第二センサPS2は検知信号を生成する。
第三センサ基板330に実装されている第三センサPS3は、サブ液晶装置82が演出位置に存在する場合に、検知信号を生成する。より具体的には、サブ液晶装置82が演出位置に存在する場合に、サブ液晶装置82と一体的に移動する遮光部材(不図示)が第三センサPS3の発光素子から受光素子に対する発光を遮ることを検知して、第三センサPS3は検知信号を生成する。
第四センサ基板340に実装されている第四センサPS4は、サブ液晶装置82が原位置に存在する場合に、検知信号を生成する。より具体的には、サブ液晶装置82が原位置に存在する場合に、サブ液晶装置82と一体的に移動する遮光部材(不図示)が第四センサPS4の発光素子から受光素子に対する発光を遮ることを検知して、第四センサPS4は検知信号を生成する。

0101

サブ液晶装置82は、右基板350または左基板370を介して入力した制御信号および電力に基づいて、サブ液晶装置82に表示領域に画像を表示したり、サブ液晶装置82の裏面に付設されている大ネコ可動体610を動かしたりすることが可能である。

0102

サブ液晶装置82が原位置に制御されている場合、図13に示すとおり、サブ液晶装置82の大部分は遊技盤50に埋没しており、サブ液晶装置82の表示領域は遊技者から視認困難になっている。また、この場合、サブ液晶装置82の大部分はメイン液晶装置81の表示領域に重複しない位置に存在し、メイン液晶装置81の表示領域は遊技者から視認容易になっている。
サブ液晶装置82が演出位置に制御されている場合、図15に示すとおり、サブ液晶装置82の大部分は遊技盤50から露出しており、サブ液晶装置82の表示領域は遊技者から視認容易になっている。また、この場合、サブ液晶装置82はメイン液晶装置81の表示領域に重複しており、メイン液晶装置81の表示領域の一部が遊技者から視認困難になっている。

0103

続いて、図15及び図17から図19を用いて、サブ液晶装置82の裏面に設けられた大ネコ可動体610と小ネコ可動体710が連動して行われる一連の演出の例を説明する。
図17から図19は、大ネコ可動体610と小ネコ可動体710が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。

0104

まず、図15に示すようにサブ液晶装置82を演出位置に制御した場合の少なくとも一部において、サブ液晶装置82は表裏反転するように回転し、サブ液晶装置82の裏面に設けられている大ネコ可動体610が視認可能になる(図16参照)。以下の説明において、この動作をサブ液晶装置82の表裏反転の動作を称する。
なお、メイン液晶装置81の左側に設けられている小ネコ可動体710の一部(左小ネコ可動体711)と、メイン液晶装置81の右側に設けられている小ネコ可動体710の一部(右小ネコ可動体712)とは、この段階においては、一部が遊技盤50に埋没している。
左小ネコ可動体711と右小ネコ可動体712とは、それぞれ二匹のネコの顔を模した形状になっており、合わせて四匹のネコの顔になっている。

0105

次に、左耳部613と右耳部614とが顔部611の輪郭に沿ってスライドし、リボン部612が動作することによって、大ネコ可動体610はネコを模した形状になる(図17参照)。以下の説明において、この動作を大ネコ可動体610の変形動作と称する。

0106

次に、遊技盤50に一部が埋没していた小ネコ可動体710(左小ネコ可動体711、右小ネコ可動体712)が、メイン液晶装置81の表示領域及びサブ液晶装置82の前方に移動する(図18参照)。
この場合、図18に示すとおり、四匹のネコ(小ネコ可動体710)がより大きなネコ(大ネコ可動体610)の周囲を囲っている配置になる。

0107

ここまで、大ネコ可動体610と小ネコ可動体710が連動して行われる一連の演出について説明したが、大ネコ可動体610がネコを模した形状になる演出と、小ネコ可動体710が遊技盤50の中央側に動作する演出と、が個別に行われてもよい。
なお、小ネコ可動体710が遊技盤50の中央側に動作する演出が個別に行われる場合、図19に示す位置より内側に小ネコ可動体710が動作してもよい。

0108

なお、サブ液晶装置82と大ネコ可動体610は、表裏反転の動作については一体不可分であるため同一の可動体と見做してもよい。また、大ネコ可動体610の変形動作については、大ネコ可動体610単体の動作と見做してもよいし、サブ液晶装置82の一部が動作しているものと見做してもよい。

0109

続いて、図20から図24を用いて、複数の可動体が連動して行われる一連の演出の例を説明する。
図20から図24は、複数の可動体(ロゴ可動体310、複数の小カプセル可動体341、342、343、344、345、大カプセル可動体410及びレバー可動体510)が連動して行われる一連の演出を示す正面図である。

0110

大カプセル可動体410及び小カプセル可動体341、342、343、344、345は、球状体であるか又は球状体を模したものであり、例えば、いわゆるガチャガチャのカプセルを模したものである。大カプセル可動体410は、小カプセル可動体341、342、343、344、345より大きくなっている。
小カプセル可動体341、342、343、344、345は、各々が異なる色彩になっており、遊技者は色彩によって互いを識別可能になっている。

0111

図20に示すように、複数の小カプセル可動体341、342、343、344、345は、前面透光部351aの背面側に配置されている。遊技機10の正面から視たときに、前面透光部351aを介して、小カプセル可動体341、342、343、344、345を視認可能となっている。

0112

例えば、先ず、レバー可動体510が、図4に示す原位置から、図20に示すように下降する。
次に、ロゴ可動体310が、図20に示す原位置から図21に示すように上昇するとともに、小カプセル可動体341、342、343、344、345がそれぞれ動作する。または、図21及び図22に示すように、ロゴ可動体310が昇降を1回以上繰り返すとともに、小カプセル可動体341、342、343、344、345がそれぞれ動作する。
すなわち、レバー可動体510が模しているレバーが下方に揺動した後、前面透光部351aの奥に配置されている複数の小カプセル可動体341、342、343、344、345が攪拌されるかのような演出が行われ、且つ、その攪拌動作に連動してロゴ可動体310が動作する。

0113

なお、前面透光部351aの背面側には、小カプセル可動体341、342、343、344、345の他に、装飾体346が配設されており、遊技機10の前面側から前面透光部351aを介して装飾体346を視認可能となっている。
装飾体346も、小カプセル可動体341、342、343、344、345と同様に、球状体であるか又は球状体を模したものであり、例えば、いわゆるガチャガチャのカプセルを模したものである。
ただし、装飾体346は、小カプセル可動体341、342、343、344、345とは異なり、定位置に配置されていて動かないようになっている。

0114

更に、図22に示すように、大カプセル可動体410が下降する。
ここで、大カプセル可動体410は、複数種類の小カプセル可動体341、342、343、344、345のいずれかを模した複数種類の態様に変化しうるようになっていてもよい。
例えば、大カプセル可動体410の発光部材(不図示)が小カプセル可動体341、342、343、344、345のいずれか1つと同色に発光することよって、大カプセル可動体410が小カプセル可動体341、342、343、344、345のいずれか1つを模した態様に変化する。
すなわち、いずれかの小カプセル可動体341、342、343、344、345が前面透光部351aの奥の領域から下方の領域に移動したかのような演出(ガチャガチャのカプセルを模したものが下方に払い出されたかのような演出)が行われる。

0115

更に、図23に示すように、大カプセル可動体410の一対の半球状体411、412が分離する。すなわち、払い出されたガチャガチャのカプセルが割れるかのような演出が行われる。
更に、図24に示すように、メイン液晶装置81において、ガチャガチャのカプセルの中身を模した演出表示85を表示させる。演出表示85は、例えば、半球状体411と半球状体412との間の位置に表示される。すなわち、ガチャガチャのカプセルの中身が外に出たかのような演出が行われる。

0116

大カプセル可動体410は、その後のいずれかのタイミングで、半球状体411、412が閉じるとともに、原位置に復帰する。
また、レバー可動体510も、その後のいずれかのタイミングで、原位置に復帰する。
また、ロゴ可動体310も、その後のいずれかのタイミングで、原位置に復帰する。

0117

<サブ液晶装置82に係る所定の回避処理について>
次に、サブ液晶装置82に係る所定の回避処理について、図25及び図26を用いて説明する。
図25は、複数とおりに定められた駆動位置と、各駆動位置に対応付けられているサブ液晶ステータスを示すテーブルである。
図26は、サブ液晶ステータスに対応付けられている各可動体の可動可否情報を示すテーブルである。
ここでサブ液晶ステータスとは、所定の回避処理を実行するために便宜的に定めた値であって、可動体制御部211及び可動体監視部212によって用いられる。

0118

図25に示すとおり、いずれの駆動位置に対しても何れかのサブ液晶ステータスが対応付けられている。また、図26に示すとおり、いずれのサブ液晶ステータスに対してもロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510及び小ネコ可動体710に係る可動可否情報が対応付けられている。
換言すれば、一つの駆動位置に対して可動可否情報が対応付けられている第二可動体が複数設けられている。

0119

サブ液晶装置82に係るパターンAの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置内に存在しており(第二センサPS2及び第四センサPS4がサブ液晶装置82を検知しており)、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である(変形動作していない)場合である。パターンAの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「0(零)」が与えられている。

0120

サブ液晶装置82に係るパターンBの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置外であり且つ演出位置外に存在しており(第一センサPS1、第二センサPS2、第三センサPS3、及び第四センサPS4のいずれもサブ液晶装置82を検知しておらず)、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である場合である。パターンBの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「1」が与えられている。

0121

サブ液晶装置82に係るパターンCの駆動位置は、サブ液晶装置82が演出位置内に存在しており(第一センサPS1及び第三センサPS3がサブ液晶装置82を検知しており)、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である場合である。パターンCの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「2」が与えられている。

0122

サブ液晶装置82に係るパターンDの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である場合である。パターンDの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「7」が与えられている。
なお、パターンDの駆動位置は、仕様上は想定されえない位置であり、上記の制御外位置に該当する。

0123

サブ液晶装置82に係るパターンEの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置外であり且つ演出位置外に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である場合である。パターンEの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「3」が与えられている。

0124

サブ液晶装置82に係るパターンFの駆動位置は、サブ液晶装置82が演出位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が原状である場合である。パターンFの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「4」が与えられている。

0125

サブ液晶装置82に係るパターンGの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンGの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「7」が与えられている。
なお、パターンGの駆動位置は、仕様上は想定されえない位置であり、上記の制御外位置に該当する。

0126

サブ液晶装置82に係るパターンHの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置外であり且つ演出位置外に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンHの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「8」が与えられている。
なお、パターンHの駆動位置は、仕様上は想定されえない位置であり、上記の制御外位置に該当する。

0127

サブ液晶装置82に係るパターンIの駆動位置は、サブ液晶装置82が演出位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が表になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンIの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「8」が与えられている。
なお、パターンIの駆動位置は、仕様上は想定されえない位置であり、上記の制御外位置に該当する。

0128

サブ液晶装置82に係るパターンJの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンJの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「7」が与えられている。
なお、パターンJの駆動位置は、仕様上は想定されえない位置であり、上記の制御外位置に該当する。

0129

サブ液晶装置82に係るパターンKの駆動位置は、サブ液晶装置82が原位置外であり且つ演出位置外に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンKの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「5」が与えられている。

0130

サブ液晶装置82に係るパターンLの駆動位置は、サブ液晶装置82が演出位置内に存在しており、サブ液晶装置82の表示領域が裏になっており、且つ、大ネコ可動体610が変形動作している場合である。パターンLの駆動位置には、サブ液晶ステータスとして「6」が与えられている。

0131

サブ液晶ステータスとして「0(零)」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンAの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動が許容されるが、サブ液晶装置82の表裏反転の動作や変形動作は否定される。なぜならば、この駆動位置でサブ液晶装置82が表裏反転の動作や変形動作を行うと、周囲の部材にサブ液晶装置82が衝突するからである。
また、この場合、ロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510及び小ネコ可動体710のいずれの動作も許容される。

0132

サブ液晶ステータスとして「1」又は「3」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンB又はパターンEの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動が許容されるが、サブ液晶装置82の表裏反転の動作や変形動作は否定される。なぜならば、この駆動位置でサブ液晶装置82が表裏反転の動作や変形動作を行うと、周囲の部材にサブ液晶装置82が衝突するからである。
また、この場合、ロゴ可動体310の動作は許容されるが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510の動作は否定される。なぜならば、図20から図24に示したとおり、ロゴ可動体310は上方に移動するため、サブ液晶装置82の駆動位置に関わらずサブ液晶装置82に衝突することはないが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510は下方に移動するため、サブ液晶装置82が原位置より上方に移動すると衝突する虞があるからである。
更に、この場合、小ネコ可動体710の動作範囲は、動作が完全に許容される場合(例えば、サブ液晶装置82がパターンAの駆動位置に存在する場合)に比べて制限される。より具体的には、小ネコ可動体710を動作させるために設けられたモータ(不図示)の回転角度が17度に達するまで、小ネコ可動体710の動作が許容される。なぜならば、サブ液晶装置82の動作の妨げになる虞があるからである。
なお、当該モータの回転角度が零度である場合が、小ネコ可動体710の原位置であるものとする。

0133

サブ液晶ステータスとして「2」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンCの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動と表裏反転の動作が許容されるが、サブ液晶装置82の変形動作は否定される。なぜならば、この駆動位置でサブ液晶装置82が変形動作を行っても、大ネコ可動体610はサブ液晶装置82の裏面に存在するために、遊技者から視認困難であり演出効果が乏しいからである。
また、この場合、ロゴ可動体310の動作は許容されるが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510の動作は否定される。なぜならば、図20から図24に示したとおり、ロゴ可動体310は上方に移動するため、サブ液晶装置82の駆動位置に関わらずサブ液晶装置82に衝突することはないが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510は下方に移動するため、サブ液晶装置82が演出位置に存在すると衝突する虞があるからである。
更に、この場合、小ネコ可動体710の動作範囲は、動作が許容される場合に比べて制限される。より具体的には、小ネコ可動体710を動作させるために設けられたモータの回転角度が17度に達するまで、小ネコ可動体710の動作が許容される。なぜならば、サブ液晶装置82の動作の妨げになる虞があるからである。

0134

サブ液晶ステータスとして「4」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンFの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動と表裏反転の動作と変形動作とがいずれも許容される。
また、この場合、ロゴ可動体310の動作は許容されるが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510の動作は否定される。なぜならば、図20から図24に示したとおり、ロゴ可動体310は上方に移動するため、サブ液晶装置82の駆動位置に関わらずサブ液晶装置82に衝突することはないが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510は下方に移動するため、サブ液晶装置82が演出位置に存在すると衝突する虞があるからである。
更に、この場合、小ネコ可動体710の動作範囲は、動作が許容される場合に比べて制限される。より具体的には、小ネコ可動体710を動作させるために設けられたモータの回転角度が17度に達するまで、小ネコ可動体710の動作が許容される。なぜならば、サブ液晶装置82の動作の妨げになる虞があるからである。
なお、図19に示す状態は、サブ液晶ステータスとして「4」が与えられている駆動位置である場合に該当し、小ネコ可動体710の動作範囲が上記のように制限されている。

0135

サブ液晶ステータスとして「5」又は「6」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンK又はパターンLの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動が許容されるが、サブ液晶装置82の表裏反転の動作は否定される。なぜならば、大ネコ可動体610が変形した状態でサブ液晶装置82の表裏反転の動作を行うと、メイン液晶装置81の表示領域に衝突する虞があるからである。
また、この場合、サブ液晶装置82の変形動作は否定される。なぜならば、大ネコ可動体610の変形動作が既に行われた後だからである。
また、この場合、ロゴ可動体310の動作は許容されるが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510の動作は否定される。なぜならば、図20から図24に示したとおり、ロゴ可動体310は上方に移動するため、サブ液晶装置82の駆動位置に関わらずサブ液晶装置82に衝突することはないが、大カプセル可動体410及びレバー可動体510は下方に移動するため、サブ液晶装置82が原位置より上方(演出位置も含む)に移動すると衝突する虞があるからである。
更に、この場合、小ネコ可動体710の動作範囲は、動作が完全に許容される場合(例えば、サブ液晶装置82がパターンAの駆動位置に存在する場合)に比べて制限される。より具体的には、小ネコ可動体710を動作させるために設けられたモータ(不図示)の回転角度が17度に達するまで、小ネコ可動体710の動作が許容される。なぜならば、サブ液晶装置82の動作の妨げになる虞があるからである。

0136

サブ液晶ステータスとして「7」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンD、パターンG又はパターンJの駆動位置に存在する場合、サブ液晶装置82の上下移動と表裏反転の動作と変形動作とがいずれも否定される。なぜならば、これらの駆動位置はいずれも、サブ液晶装置82が表裏反転している状態又は変形している状態の少なくとも一方に該当しているにも関わらず、サブ液晶装置82が原位置内に存在する。このような状態は、仕様上ありえない状態であって、サブ液晶装置82に何らかの異常(エラー)が発生している虞がある。従って、サブ液晶装置82の動作をいずれも規制する必要がある。
また、この場合、ロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510及び小ネコ可動体710のいずれの動作も許容される。

0137

サブ液晶ステータスとして「8」が与えられている駆動位置、即ちサブ液晶装置82がパターンH又はパターンIの駆動位置に存在する場合、図26に挙げた全ての可動体の動作が否定される。なぜならば、これらの駆動位置はいずれも仕様上ありえない状態であって、且つ異常(エラー)が発生している可動体がサブ液晶装置82であるとは限らないからである。従って、図26に挙げた全ての可動体の動作をいずれも規制する必要がある。

0138

上記のように、サブ液晶ステータスとして「7」が与えられている駆動位置においては、サブ液晶装置82及び大ネコ可動体610(第一可動体)の動作が否定されるが、サブ液晶ステータスとして「8」が与えられている駆動位置においては、図26に挙げた全ての可動体(第一可動体及び第二可動体)の動作が否定される。

0139

また、上記のように、サブ液晶ステータスとして「7」又は「8」が与えられている駆動位置は、いずれも制御外位置に該当し、いずれかの可動体に異常が発生している虞がある。従って、可動体監視部212によってサブ液晶ステータスとして「7」又は「8」が与えられている駆動位置が検知された場合、可動体制御部211は各可動体に対して所定の回避制御を実行する。
換言すれば、可動体制御部211は、第二可動体の動作開始の契機になりうる所定条件が成立した場合に可動体監視部212によって監視されている駆動位置が制御外位置である場合、参照した可動可否情報が第二可動体の動作を許容するか否定するかに関わらず、第一可動体又は第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる。
なお、可動体制御部211による所定の回避制御の実行に合わせて、CPU201はエラー報知に係るプログラム処理を実行してもよいし実行しなくてもよい。

0140

<所定の回避制御の実行について>
続いて、所定の回避制御の実行について説明する。
可動体制御部211は、一つの第二可動体(ロゴ可動体310、大カプセル可動体410、レバー可動体510、小ネコ可動体710のいずれか)の動作開始の契機になりうる所定条件が成立した場合、可動体監視部212によって監視されている一つの駆動位置に基づいて、当該駆動位置に対応付けられている可動可否情報を複数の第二可動体のそれぞれについて参照する。
そして、可動体制御部211は、参照した可動可否情報が第二可動体のうち少なくとも一つの動作を否定する場合、第一可動体(サブ液晶装置82及び大ネコ可動体610)及び第二可動体のいずれかに所定の回避制御を実行させる。

0141

ここで所定の回避制御の対象は、原則として第一可動体である。より具体的には、可動体制御部211は、所定の回避制御の少なくとも一部として、第二可動体の動作を許容する位置に第一可動体を退避させる。ここで第二可動体の動作を許容する位置とは、図25に示すパターンAの駆動位置であり、言い換えれば第一可動体の原位置(可動可否情報が対応付けられている全ての第二可動体の動作を許容する位置)である。

0142

或いは、所定の回避制御の実行時において、可動体制御部211が動作させる予定の第二可動体(成立した所定条件に対応している第二可動体)が原位置外に存在する場合には、所定の回避制御の対象に第二可動体を含めてもよい。換言すれば、可動体制御部211は、所定の回避制御の少なくとも一部として、第二可動体を原位置に退避させた後に、第二可動体の動作を許容する位置に第一可動体を退避させてもよい。
なお、一の第二可動体を原位置に退避させる場合、一の第二可動体に連動する他の可動体が存在する場合には他の可動体も合わせて原位置に退避させることが好ましい。例えば、上記のように大カプセル可動体410とレバー可動体510とは連動するように構成されているが、一方が原位置に退避する場合には他方も原位置に退避させることが望ましい。

0143

或いは、可動体制御部211が動作させる予定の第二可動体が、小ネコ可動体710のように動作範囲を制限することによって第一可動体との干渉を回避することができる場合、可動体制御部211が当該動作範囲に収めるように第二可動体を制御することをもって所定の回避制御と解してもよい。

0144

可動体制御部211による所定の回避制御の実行において第一可動体を原位置に退避させる退避処理を一度実行しても第一可動体がパターンAの駆動位置に戻らない場合、可動体制御部211は同様の退避処理を複数回繰り返し実行することが好ましい。
また、可動体制御部211が所定回数の退避処理を繰り返し実行しても第一可動体がパターンAの駆動位置に戻らない場合、可動体制御部211は第一可動体の動作制御を長期間にわたって(例えば、遊技機10の電源オフにするまで)規制してもよい。また、この場合において、可動体制御部211は第二可動体の動作制御も同様に規制してもよい。

0145

可動体制御部211による所定の回避制御の実行において第二可動体を原位置に退避させる退避処理を一度実行しても第二可動体が各々の原位置に戻らない場合、可動体制御部211は同様の退避処理を複数回繰り返し実行することが好ましい。
また、可動体制御部211が所定回数の退避処理を繰り返し実行しても第二可動体が原位置に戻らない場合、可動体制御部211は第二可動体の動作制御を長期間にわたって規制してもよい。また、この場合において、可動体制御部211は第一可動体の動作制御も同様に規制してもよい。

0146

<本発明の変形例について>
ここまで図1から図26を用いて説明される実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。

0147

上述の実施形態における第一可動体は、メイン液晶装置81の前方に移動可能に構成されているサブ液晶装置82である旨を説明したが、本発明の実施はこれに限られない。
第一可動体の他の具体例としては、例えば、特定の演出が実行される場合に移動可能に構成されている装飾部材(いわゆる演出用役物)などが挙げられる。

0148

上述の実施形態における第二可動体は、いずれもいわゆる演出用役物である態様を説明したが、本発明の実施はこれに限られない。
第二可動体の他の具体例としては、例えば、動作可能に構成された液晶装置などが挙げられる。即ち、第一可動体及び第二可動体が共に個別の液晶装置である態様に本発明を適用してもよい。

0149

上述の実施形態では、可動体制御手段は、図柄変動ゲームの開始時における可動体監視手段による監視処理の結果に基づいて可動可否情報を参照し、当該図柄変動ゲームの実行中の可動体を制御する態様であったが、本発明の実施はこれに限られない。
例えば、可動体制御手段による可動体の動作制御と可動体監視手段による可動体の監視処理とを並行して行い、可動体制御手段は、可動体を動作させながらリアルタイムに監視処理の結果をフィードバックすることによって、より精密な可動体の動作制御を実現してもよい。

0150

上記の実施形態の説明においては各図に図示する構成を前提として説明したが、本発明の各構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよい。従って、本発明の遊技機の各構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。

0151

上記の実施形態の説明において複数のフローチャートを用いた。これらのフローチャートは、順番に記載された複数のステップを含むものであるが、その記載の順番は複数のステップを実行する順番やタイミングを、図示した一つの態様に限定するものではない。このため、本発明を実施するときには、その複数のステップの順番は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数のステップの実行タイミングの一部又は全部が互いに重複していてもよい。

0152

本実施形態は以下の技術思想包含する。
(1)動作可能に構成されている第一可動体及び第二可動体と、前記第一可動体及び前記第二可動体を所定位置に動作させうる可動体制御手段と、前記第一可動体が複数とおりに定められた駆動位置のいずれに存在するのかを監視する可動体監視手段と、前記第一可動体が前記駆動位置に存在する場合に前記第二可動体を動作させることが可能か否かを示す可動可否情報を、当該駆動位置に対応付けて記憶している可動可否記憶手段と、を備え、前記可動体制御手段は、前記第二可動体の動作開始の契機になりうる所定条件が成立した場合、前記可動体監視手段によって監視されている前記駆動位置に対応付けられている前記可動可否情報を前記可動可否記憶手段から参照し、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体の動作を否定する場合、前記第一可動体又は前記第二可動体の少なくとも一方に所定の回避制御を実行させる遊技機。
(2)複数とおりに定められた前記駆動位置には、前記所定位置の範囲外である制御外位置が含まれており、前記可動体制御手段は、前記所定条件が成立した場合に前記可動体監視手段によって監視されている前記駆動位置が前記制御外位置である場合、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体の動作を許容するか否定するかに関わらず、前記第一可動体又は前記第二可動体の少なくとも一方に前記所定の回避制御を実行させる(1)に記載の遊技機。
(3)前記可動体制御手段は、前記所定の回避制御の少なくとも一部として、前記第二可動体の動作を許容する位置に前記第一可動体を退避させる(1)または(2)に記載の遊技機。
(4)前記所定の回避制御の少なくとも一部として前記第一可動体を退避させる位置が、前記第一可動体の原位置になっている(3)に記載の遊技機。
(5)一つの前記駆動位置に対して前記可動可否情報が対応付けられている前記第二可動体が複数設けられている(1)から(4)のいずれか一つに記載の遊技機。
(a)前記可動体制御手段は、前記所定の回避制御の少なくとも一部として、前記第二可動体を原位置に退避させた後に、前記第二可動体の動作を許容する位置に前記第一可動体を退避させる(3)または(4)に記載の遊技機。
(b)前記可動体制御手段は、一つの前記第二可動体の動作開始の契機になりうる前記所定条件が成立した場合、前記可動体監視手段によって監視されている一つの前記駆動位置に基づいて、当該駆動位置に対応付けられている前記可動可否情報を複数の前記第二可動体のそれぞれについて参照し、参照した前記可動可否情報が前記第二可動体のうち少なくとも一つの動作を否定する場合、前記可動可否情報が対応付けられている全ての前記第二可動体の動作を許容する位置に前記第一可動体を動作させる(3)または(4)に従属している(5)に記載の遊技機。
(c)前記可動体制御手段から受け付けた制御信号に基づいて回転することによって前記第一可動体を動作させる複数のモータと、複数の前記モータのそれぞれに対応付けて設けられ、対応付けられている前記モータの回転量が所定範囲内であることを検知する複数のセンサと、を備え、前記可動体監視手段は、複数の前記センサによる検知結果に基づいて前記第一可動体が前記駆動位置のいずれに存在するのかを監視する(1)から(5)のいずれか一つに記載の遊技機。

0153

10遊技機
15外枠
20前枠
21ヒンジ機構
22可動装飾体
23シリンダ錠
25透明部材
27上球受け皿
29下球受け皿
31発射ハンドル
32上枠部
33スピーカ
34、36左右側枠部
35照明装置
37プッシュボタン
38aカーソルボタン
38a、38b、38c、38d カーソルボタン
38e 玉貸ボタン
38f返却ボタン
39球抜き機構
50遊技盤
50a遊技領域
51外レール
52風車
53内レール
55、56 大入賞口
57 第1始動口
59 第2始動口
61(61a、61b) 普通電動役物
63ゲート
65、66 特別電動役物
67(67a、67b、67c) 普通入賞口
69アウト口
70仕切り部材
71第一流路
72 第二流路
73 第三流路
74 第四流路
75 振分部材
76 第一領域
77 第二領域
81メイン液晶装置
82サブ液晶装置
83右ガイド部
84左ガイド部
85演出表示
90図柄表示装置
91 第1特別図柄表示装置
92 第2特別図柄表示装置
93 普通図柄表示装置
100メイン制御基板
101 CPU
102 RAM
103 ROM
110 始動口入球時処理部
111特図保留制御部
112事前判定部
120 特図遊技制御部
121当否判定部
122 特図選択部
123リーチ抽選部
124変動パターン決定部
130 普図遊技制御部
131普図保留制御部
132普図抽選部
133 普通電役制御部
140遊技状態制御部
141大当り制御部
142 特別電役制御部
143確変制御部
144 変短制御部
150図柄表示制御部
151 第1特別図柄表示制御部
152 第2特別図柄表示制御部
153 普通図柄表示制御部
190情報伝送部
200サブ制御基板
201 CPU
202 RAM
203 ROM
210演出制御部
211可動体制御部
212可動体監視部
310ロゴ可動体
341、342、343、344、345小カプセル可動体
346装飾体
351a 前面透光部
390 第一センサ基板
320 第二センサ基板
330 第三センサ基板
340 第四センサ基板
350 右基板
360 右中継基板
370 左基板
380 左中継基板
410 大カプセル可動体
411、412半球状体
510レバー可動体
610 大ネコ可動体
611 顔部
612リボン部
613左耳部
614右耳部
710 小ネコ可動体
711 左小ネコ可動体
712 右小ネコ可動体
MOT1、MOT2モータ
PS1 第一センサ
PS2 第二センサ
PS3 第三センサ
PS4 第四センサ
SOL1、SOL2、SOL4ソレノイドコイル
SW1、SW2、SW4、SW51、SW52、SW53、SW7、SW8、SW9カウントスイッチ
X 第1流路
Y 第2流路

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