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技術 ホタテガイ加工装置及びホタテガイ加工品の製造方法

出願人 株式会社石巻水産鉄工
発明者 菅原政幸
出願日 2016年9月27日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-187771
公開日 2018年4月5日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-050497
状態 特許登録済
技術分野 食肉、魚の加工
主要キーワード 掴み部材 離間部材 置向き 処理台 閉殻筋 外套膜 中腸腺 高分子ポリエチレン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年4月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

簡単に中腸腺を取り除くことができ、かつ、品質及び作業効率を向上させることができるホタテガイ加工装置、及び、ホタテガイ加工品の製造方法を提供する。

解決手段

ホタテガイのむき身Mの位置及び向きを画像処理により認識し、挟み手段41により中腸腺M1と貝柱M2との境目を挟んだのち、処理台に移動させ、保持手段12により貝柱側を保持し、挟み手段41を中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させ、中腸腺M1と貝柱M2とを分離する。

概要

背景

ホタテガイ中腸腺、いわゆるウロは、生物濃縮により貝毒重金属が集中するので、取り除いて食されている。従来は、手作業により貝柱(すなわち閉殻筋)から中腸腺を取り除く作業を行っていた。

概要

簡単に中腸腺を取り除くことができ、かつ、品質及び作業効率を向上させることができるホタテガイ加工装置、及び、ホタテガイ加工品の製造方法を提供する。ホタテガイのむき身Mの位置及び向きを画像処理により認識し、挟み手段41により中腸腺M1と貝柱M2との境目を挟んだのち、処理台に移動させ、保持手段12により貝柱側を保持し、挟み手段41を中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させ、中腸腺M1と貝柱M2とを分離する。

目的

本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、簡単に中腸腺を取り除くことができ、かつ、品質及び作業効率を向上させることができるホタテガイ加工装置、及び、ホタテガイ加工品の製造方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ホタテガイのむき身から中腸腺を取り除くホタテガイ加工装置であって、ホタテガイのむき身を撮像するカメラと、このカメラにより撮像した映像からホタテガイのむき身の位置及び向きを認識する画像処理手段と、この画像処理手段により得られた情報に基づき、中腸腺と貝柱とを分けるようにその境目を挟む挟み手段と、この挟み手段により挟んだホタテガイのむき身の貝柱側を保持する保持手段とを備え、前記挟み手段は、中腸腺と貝柱との境目を挟み、貝柱側が前記保持手段により保持された状態で、前記画像処理手段により得られた情報に基づき、中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動し、中腸腺と貝柱とを分離することを特徴とするホタテガイ加工装置。

請求項2

前記挟み手段は、中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動したのち回転することにより、中腸腺と貝柱とを分離することを特徴とする請求項1記載のホタテガイ加工装置。

請求項3

ホタテガイのむき身から中腸腺を取り除いたホタテガイ加工品の製造方法であって、ホタテガイのむき身をカメラにより撮像する撮像工程と、この撮像工程により撮像した映像からホタテガイのむき身の位置及び向きを認識する画像処理工程と、この画像処理工程により得られた情報に基づき、中腸腺と貝柱とを分けるようにその境目を挟み手段により挟む挟み工程と、この挟み工程により挟んだホタテガイのむき身の貝柱側を保持手段により保持する保持工程と、挟み手段により中腸腺と貝柱との境目を挟み、保持手段により貝柱側を保持した状態で、前記画像処理手段により得られた情報に基づき、挟み手段を中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させ、中腸腺と貝柱とを分離する分離工程とを含むことを特徴とするホタテガイ加工品の製造方法。

請求項4

前記分離工程では、挟み手段を中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させたのち回転させることにより、中腸腺と貝柱とを分離することを特徴とする請求項3記載のホタテガイ加工品の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、ホタテガイのむき身から中腸腺(いわゆるウロ)を除去するホタテガイ加工装置、及び、ホタテガイのむき身から中腸腺を除去したホタテガイ加工品の製造方法に関する。

背景技術

0002

ホタテガイの中腸腺、いわゆるウロは、生物濃縮により貝毒重金属が集中するので、取り除いて食されている。従来は、手作業により貝柱(すなわち閉殻筋)から中腸腺を取り除く作業を行っていた。

先行技術

0003

特許第2735644号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、手作業では多くの人手が必要となるにもかかわらず、近年における労働人口の減少により作業員の確保が難しいという問題があった。また、手作業では作業効率が悪く、水揚げ量の増加に対して素早く対応することが難しく、コストもかさんでしまうという問題もあった。更に、手作業により貝柱を傷つけずに中腸腺を取り除くには相応の技術と経験が必要であり、作業員の熟練度により品質むらが生じてしまうという問題や、作業員の集中力低下やミスにより品質の低下が起こってしまうという問題もあった。加えて、手作業の場合、作業員が目に付いたホタテガイから処理をするので、長い間処理されないホタテガイもでてしまい、鮮度にむらが生じてしまうという問題もあった。

0005

本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、簡単に中腸腺を取り除くことができ、かつ、品質及び作業効率を向上させることができるホタテガイ加工装置、及び、ホタテガイ加工品の製造方法を提供することを目的とする。

0006

なお、特許文献1には、所要間隔対向配置された一対のプレートと、これら両プレートの対応位置にそれぞれ設けられ開口端側からホタテ貝が挿入される切欠部と、前記両プレートの間に挿入されホタテ貝のウロを食用部から切除可能な切断刃とを備えたホタテ貝のウロ除去装置が記載されている。しかしながら、このウロ除去装置は、手でホタテガイを持ち切欠部に挿入するものであり、本願発明とは基本的な構成が異なっている。また、このウロ除去装置では、人手により個々のホタテガイについてウロ取りを行うので、人手が必要であるという問題があり、また、作業員のミスによる品質の低下が生じてしまう可能性があるという問題もあった。

課題を解決するための手段

0007

本発明のホタテガイ加工装置は、ホタテガイのむき身から中腸腺を取り除くものであって、ホタテガイのむき身を撮像するカメラと、このカメラにより撮像した映像からホタテガイのむき身の位置及び向きを認識する画像処理手段と、この画像処理手段により得られた情報に基づき、中腸腺と貝柱とを分けるようにその境目を挟む挟み手段と、この挟み手段により挟んだホタテガイのむき身の貝柱側を保持する保持手段とを備え、挟み手段は、中腸腺と貝柱との境目を挟み、貝柱側が前記保持手段により保持された状態で、画像処理手段により得られた情報に基づき、中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動し、中腸腺と貝柱とを分離するものである。

0008

本発明のホタテガイ加工品の製造方法は、ホタテガイのむき身から中腸腺を取り除いたホタテガイ加工品を製造するものであって、ホタテガイのむき身をカメラにより撮像する撮像工程と、この撮像工程により撮像した映像からホタテガイのむき身の位置及び向きを認識する画像処理工程と、この画像処理工程により得られた情報に基づき、中腸腺と貝柱とを分けるようにその境目を挟み手段により挟む挟み工程と、この挟み工程により挟んだホタテガイのむき身の貝柱側を保持手段により保持する保持工程と、挟み手段により中腸腺と貝柱との境目を挟み、保持手段により貝柱側を保持した状態で、画像処理手段により得られた情報に基づき、挟み手段を中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させ、中腸腺と貝柱とを分離する分離工程とを含むものである。

発明の効果

0009

本発明によれば、画像処理手段により得られた情報に基づき、挟み手段により中腸腺と貝柱との境目を挟み、保持手段により貝柱側を保持して、挟み手段が相対的に移動することにより中腸腺と貝柱とを分離するようにしたので、人手によらず簡単に中腸腺を取り除くことができる。また、挟み手段が中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動するようにしたので、中腸腺の残存及びヒモ(すなわち外套膜)の剥離を防いで、中腸腺をきれいに取り除くことができる。よって、手作業と同等の高い品質を得ることができると共に、作業効率を向上させることができ、コストも削減することができる。また、作業員の熟練度による品質のばらつきや、作業員のミスによる品質の低下がなく、一定の品質を得ることができる。

0010

また、挟み手段は、中腸腺の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動したのち回転するようにすれば、よりきれいに中腸腺を取り除くことができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施の形態に係るホタテガイ加工装置の全体構成を表す図である。
図1に示したホタテガイ加工装置で加工するホタテガイのむき身の構成を表す図である。
図1に示した処理部の構成を表す図である。
図1に示した移動部の構成を表す図である。
本発明の一実施の形態に係るホタテガイ加工品の製造方法における挟み工程を表す図である。
図5に示した挟み工程に続く配置工程を表す図である。
図6に示した配置工程に続く保持工程及び分離工程を表す図である。

実施例

0012

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

0013

図1は、本発明の一実施の形態に係るホタテガイ加工装置1の全体構成を表すものである。図2は、このホタテガイ加工装置1で加工するホタテガイのむき身Mの構成を表すものである。なお、ホタテガイのむき身Mは、貝柱(すなわち閉殻筋)M2と、その一端部側に位置する中腸腺M1とを有しており、中腸腺M1の一方の側には口M3がある。口M3のあたりから貝柱M2の片側に沿って、腸管M4及び生殖腺M5があり、貝柱M2、腸管M4、及び、生殖腺M5等の周りにはヒモM6がある。

0014

ホタテガイ加工装置1は、ホタテガイのむき身Mから中腸腺M1を取り除くものである。このホタテガイ加工装置1は、例えば、ホタテガイのむき身Mから中腸腺M1を取り除く処理部10と、処理前のホタテガイのむき身Mを処理部10の近傍まで搬送する搬送部20と、搬送部20により搬送されてきたホタテガイのむき身Mを撮像し、位置及び向きを認識する位置向き認識部30と、位置向き認識部30からの情報に基づき、搬送されてきたホタテガイのむき身Mを処理部10に移動させる移動部40とを備えている。

0015

図3は、図1に示した処理部10の構成を表すものである。処理部10は、例えば、ホタテガイのむき身Mを載置する処理台11と、処理台11に載置されたホタテガイのむき身Mの貝柱側(すなわち閉殻筋側)を保持する保持手段12とを備えている。処理台11は、例えば、ステンレスにより構成することが好ましい。保持手段12は、例えば、ホタテガイの貝柱側を両側から掴む一対の掴み部材12Aを有している。一対の掴み部材12Aは、例えば、少なくとも掴む側が互いに接近及び離間するように移動可能とされており、ホタテガイの貝柱側を両側から囲い込むように構成されていることが好ましい。例えば、一対の掴み部材12Aの内側には対向して凹部12Bがそれぞれ形成され、先端部12Cは互いに内側に向かって伸長されて、ホタテガイのむき身Mの中腸腺M1と貝柱M2との境目に挿入できるように形成されていることが好ましい。

0016

また、一対の掴み部材12Aは、一体として、処理台11の上において一方向に移動可能とされていることが好ましい。ホタテガイの貝柱側を掴み、中腸腺M1を取り除いた後に、ホタテガイの貝柱側を掴んだ状態で一対の掴み部材12Aを一体として一方向に移動させることにより、ホタテガイの貝柱側を移動させて回収するためである。なお、一対の掴み部材13Aは、例えば、高分子ポリエチレン等の樹脂により構成することが好ましい。

0017

図1に示した搬送部20は、例えば、ベルトコンベア等のコンベア21により構成することが好ましい。

0018

図1に示した位置向き認識部30は、例えば、ホタテガイのむき身Mを撮像するカメラ31と、このカメラ31により撮像した映像からホタテガイのむき身Mの位置及び向きを認識する画像処理手段32とを備えている。カメラ31は、例えば、コンベア21の上に配設されており、コンベア21により搬送されてきたホタテガイのむき身Mを撮像するようになっている。画像処理手段32は、例えば、ホタテガイのむき身Mの位置として、中腸腺M1と貝柱M2との境目の位置を認識し、ホタテガイのむき身Mの向きとして、中腸腺M1と貝柱M2との境目の位置に対してどちら側に中腸腺M1が位置するか、及び、境目の両端部のどちら側に口が位置するかを認識するように構成されることが好ましい。

0019

図4は、図1に示した移動部40の構成を表すものである。移動部40は、例えば、画像処理手段32により得られたホタテガイのむき身Mの位置及び向きの情報に基づき、ホタテガイのむき身Mを挟んでコンベア21から処理台11に移動させる挟み手段41を備えている。挟み手段41は、例えば、画像処理手段32により得られた情報に基づき、中腸腺M1と貝柱M2とを分けるようにその境目を両側から挟む一対の接近離間部材41Aを有している。一対の接近離間部材41Aは、例えば、板状部材により構成されており、鉛直方向に配設されている。一対の接近離間部材41Aの先端側には、例えば、内側に対向して凹部41Bが形成され、中腸腺M1と貝柱M2との境目を囲むように挟むことができるように構成されていることが好ましい。なお、一対の接近離間部材41Aは、例えば、少なくとも先端側の挟む側が互いに接近及び離間するように移動可能とされている。一対の接近離間部材41Aは、例えば、ステンレスにより構成することが好ましい。

0020

挟み手段41は、コンベア21により搬送されてきたホタテガイのむき身Mの位置及び向きに応じて、一対の接近離間部材41Aの位置及び向きを自由に変えることができるように構成されている。また、挟み手段41は、中腸腺M1と貝柱M2との境目を挟んだ状態で、処理台11に移動させたホタテガイのむき身Mを所定の位置に向きを調節して配置する機能、及び、ホタテガイのむき身Mの貝柱側が保持手段12により保持された後、画像処理手段32により得られた情報に基づき、中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動して中腸腺M1と貝柱M2とを分離する機能とを有している。このように挟み手段41を中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させるようにすれば、中腸腺M1の残存及びヒモの剥離を防ぎ、中腸腺M1をきれいに取り除くことができるので好ましい。

0021

更に、挟み手段41は、中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動したのち回転するように構成すれば、よりきれいに中腸腺M1を取り除くことができるので好ましい。回転の方向は、挟み手段41のうち移動方向の前方側、すなわち中腸腺M1の口側とは反対側を挟む側が、中腸腺M1の方に向かう方向とすることが好ましい。

0022

このホタテガイ加工装置1は、例えば、ホタテガイのむき身Mから中腸腺M1を取り除いたホタテガイ加工品を製造する際に、次のようにして用いられる。図5から図7は、各処理工程を表すものである。

0023

まず、例えば、搬送部20において、処理前のホタテガイのむき身Mをコンベア21により処理部10の近傍まで搬送する(搬送工程)。次いで、例えば、位置向き認識部30において、カメラ31により、コンベア21により搬送されてきたホタテガイのむき身Mを撮像する(撮像工程)。続いて、例えば、位置向き認識部30において、画像処理手段32により、撮像工程により撮像した映像からホタテガイのむき身Mの位置及び向きを認識する(画像処理工程)。例えば、上述したように、ホタテガイのむき身Mの位置として、中腸腺M1と貝柱M2との境目の位置を認識し、ホタテガイのむき身Mの向きとして、中腸腺M1と貝柱M2との境目の位置に対してどちら側に中腸腺M1が位置するか、及び、境目の両端部のどちら側に口が位置するかを認識するように構成されることが好ましい。

0024

次に、例えば、移動部40において、挟み手段41により、画像処理工程により得られた位置及び向きの情報に基づき、中腸腺M1と貝柱M2の境目を挟む(挟み工程)。その際、例えば、図5に示したように、コンベア21により搬送されてきたホタテガイのむき身Mの位置及び向きは個々により様々であるので、その位置に合わせて挟み手段41の一対の接近離間部材41Aの位置を変え、その向きに合わせて挟み手段41の一対の接近離間部材41Aの向きを変える。中腸腺M1と貝柱M2の境目を挟んだのち、挟み手段41を処理台11に移動させ、ホタテガイのむき身Mを所定の位置に向きを調節して配置する(配置工程;図6参照)。具体的には、保持手段12により貝柱側が保持され、中腸腺M1はその外側となるように配置する。

0025

配置工程ののち、処理部10において、保持手段12の一対の掴み部材12Aにより、挟み工程において挟んだホタテガイのむき身Mの貝柱側を掴んで保持する(保持工程;図7(A)参照)。保持工程ののち、挟み手段41により中腸腺M1と貝柱M2との境目を挟み、保持手段12により貝柱側を保持した状態で、画像処理手段32により得られた情報に基づき、挟み手段41を中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させ、中腸腺M1と貝柱M2とを分離する(分離工程;図7(B)参照)。すなわち、挟み手段41を保持手段12に対して横にずれるように相対的に移動させる。その際、例えば、中腸腺M1の側から見て口側が右側にある時には、挟み手段41が保持手段12に対して左側にずれるように相対的に移動させ、中腸腺M1の側から見て口側が左側にある時には、挟み手段41が保持手段12に対して右側にずれるように相対的に移動させる。

0026

なお、分離工程においては、挟み手段41を中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動させたのち回転させることが好ましい(図7(B)参照)。例えば、挟み手段41のうち移動方向の前方側、すなわち中腸腺M1の口側とは反対側を挟む側が、中腸腺M1の方に向かう方向に回転させることが好ましい。これにより、ホタテガイのむき身Mから中腸腺M1を取り除いたホタテガイ加工品が得られる。

0027

このように、本実施の形態によれば、画像処理手段32により得られた情報に基づき、挟み手段41により中腸腺M1と貝柱M2との境目を挟み、保持手段12により貝柱側を保持して、挟み手段41が相対的に移動することにより中腸腺M1と貝柱M2とを分離するようにしたので、人手によらず簡単に中腸腺M1を取り除くことができる。また、挟み手段41が中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動するようにしたので、中腸腺M1の残存及びヒモの剥離を防いで、中腸腺M1をきれいに取り除くことができる。よって、手作業と同等の高い品質を得ることができると共に、作業効率を向上させることができ、コストも削減することができる。また、作業員の熟練度による品質のばらつきや、作業員のミスによる品質の低下がなく、一定の品質を得ることができる。

0028

また、挟み手段41は、中腸腺M1の口側から反対側に向かう方向に相対的に移動したのち回転するようにすれば、よりきれいに中腸腺を取り除くことができる。

0029

以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。

0030

ホタテガイの加工に用いることができる。

0031

1…ホタテガイ加工装置、10…処理部、11…処理台、12…保持手段、12A…掴み部材、12B…凹部、12C…先端部、20…搬送部、21…コンベア、30…位置向き認識部、31…カメラ、32…画像処理手段、40…移動部、41…挟み手段、41A…接近離間部材、41B…凹部、M…ホタテガイのむき身、M1…中腸腺、M2…貝柱(閉殻筋)、M3…口、M4…腸管、M5…生殖腺、M6…ヒモ(外套膜)

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