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技術 防災受信盤

出願人 ホーチキ株式会社
発明者 羽鳥みのり中尾滋良鈴木健太
出願日 2016年9月21日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-183935
公開日 2018年3月29日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2018-049426
状態 特許登録済
技術分野 火災警報装置
主要キーワード 監視構成 中央上段 電流監視装置 ダクト内温度 非常用設備 操作メニュ グラフィックパネル 中央領
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月29日)のものです。
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図面 (10)

課題

防災受信盤電流監視盤とを一体化して、効率よく操作・メンテナンスすることが可能な防災受信盤を提供する。

解決手段

トンネル内に設置される端末機器と接続され情報の送受信等を行う監視制御部21を有し、端末機器の電流値を検出する電流監視部32と、電流監視部32の監視状態を表示する電流監視表示部33とを有する電流監視装置30をさらに有し、監視制御部21と電流監視装置30は、筐体本体41に対し開閉自在な前面扉42を有する筐体40内に納められ、前面扉42の前面側には、防災操作表示部23が所定高さ範囲内に配置され、筐体本体41内に設けられる電流監視装置30の電流監視表示部33は、前面扉42が開状態で筐体40の前面側に露出すると共に、防災操作表示部23の高さ範囲内に配置される。

概要

背景

自動車専用道等のトンネルには、トンネル内で発生する火災等に備える各種機器が設置される。このような機器としては、火災の通報を行う火災通報装置、非常電話消火栓装置などが挙げられる。これらを端末機器として、監視及び制御するため、防災受信盤が設けられる。防災受信盤は、複数の端末機器を監視、制御するために、伝送線にて各端末機器と接続されている。

このようにトンネル内の端末機器と接続される防災受信盤としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。

概要

防災受信盤と電流監視盤とを一体化して、効率よく操作・メンテナンスすることが可能な防災受信盤を提供する。トンネル内に設置される端末機器と接続され情報の送受信等を行う監視制御部21を有し、端末機器の電流値を検出する電流監視部32と、電流監視部32の監視状態を表示する電流監視表示部33とを有する電流監視装置30をさらに有し、監視制御部21と電流監視装置30は、筐体本体41に対し開閉自在な前面扉42を有する筐体40内に納められ、前面扉42の前面側には、防災操作表示部23が所定高さ範囲内に配置され、筐体本体41内に設けられる電流監視装置30の電流監視表示部33は、前面扉42が開状態で筐体40の前面側に露出すると共に、防災操作表示部23の高さ範囲内に配置される。

目的

本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、防災受信盤と電流監視盤とを一体化して、効率よく操作・メンテナンスすることが可能な防災受信盤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

トンネル内に設置される端末機器伝送線で接続される防災受信盤であって、 前記伝送線を介して前記端末機器と情報の送受信及び所定の制御を行う監視制御部を有し、前記端末機器の電流値を検出する電流監視部と、該電流監視部の監視状態を表示する電流監視表示部とを有する電流監視装置をさらに有し、前記監視制御部と電流監視装置は、筐体本体に対し開閉自在な前面扉を有する筐体内に納められ、前記前面扉の前面側には、前記監視制御部に接続される防災操作表示部が所定高さ範囲内に配置され、前記筐体本体内には前記電流監視装置の電流監視表示部が設けられ、該電流監視表示部は、前記前面扉が開状態で前記筐体の前面側に露出すると共に、前記防災操作表示部の高さ範囲内に配置されることを特徴とする防災受信盤。

請求項2

前記防災操作表示部には、前記電流監視装置が有する第2表示部が配置されることを特徴とする請求項1記載の防災受信盤。

請求項3

前記電流監視表示部はタッチパネルからなることを特徴とする請求項1または2記載の防災受信盤。

請求項4

前記筐体内には音響発生部が設けられ、該音響発生部は、前記監視制御部からの指令及び前記電流監視部からの指令に基づき音響を発生することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防災受信盤。

請求項5

前記電流監視表示部は取付板を介して前記筐体に設置され、前記取付板と共に前記電流監視表示部を交換可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の防災受信盤。

請求項6

前記前面扉の前面側には、前記防災操作表示部の高さ範囲内に通話部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の防災受信盤。

請求項7

前記前面扉の防災操作表示部は操作部と表示部とを有し、前記操作部と表示部の少なくとも一方は、前記前面扉に対して回転可能な軸部を有し、該軸部の回転により前記操作部と表示部の少なくとも一方は前記前面扉の裏面側に露出するように反転することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の防災受信盤。

技術分野

0001

本発明は、トンネルに設置される消火栓等の端末機器からの信号を受信すると共に、各端末機器障害監視を行う防災受信盤に関する。

背景技術

0002

自動車専用道等のトンネルには、トンネル内で発生する火災等に備える各種機器が設置される。このような機器としては、火災の通報を行う火災通報装置、非常電話消火栓装置などが挙げられる。これらを端末機器として、監視及び制御するため、防災受信盤が設けられる。防災受信盤は、複数の端末機器を監視、制御するために、伝送線にて各端末機器と接続されている。

0003

このようにトンネル内の端末機器と接続される防災受信盤としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。

先行技術

0004

特開2016−103959号公報

発明が解決しようとする課題

0005

トンネル内の端末機器は、トンネルの長さ方向に沿って複数が設けられており、それぞれが火災等の異常発生時には確実に動作する必要がある。このため、各端末機器が正常に動作する状態にあるかを監視しておく必要がある。端末機器の動作状態監視方法として、各端末機器に流れる電流を定期的に測定し、その電流値が所定の範囲内にあるか否かを判別する手法が知られている。

0006

外線経年変化を監視する電流監視システムは、その性質上、防災監視システムとは別の機能として構成される。このため、電流監視システム用に、各端末機器と接続される電流監視盤が、防災受信盤とは別に設けられるのが通常である。

0007

しかし、防災受信盤とは別の場所に電流監視盤が設けられていると、各盤の操作やメンテナンスの際などに、それぞれの場所で作業を行う必要があり、作業効率が悪いという問題がある。また、防災受信盤には、トンネル内の消火栓と通話できる通話部が設けられているが、電流監視盤が防災受信盤から離れていると、電流監視盤で認識された端末機器の異常等について、直ちに電話連絡を行うことが困難であった。

0008

本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、防災受信盤と電流監視盤とを一体化して、効率よく操作・メンテナンスすることが可能な防災受信盤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る防災受信盤は、トンネル内に設置される端末機器と伝送線で接続される防災受信盤であって、
前記伝送線を介して前記端末機器と情報の送受信及び所定の制御を行う監視制御部を有し、
前記端末機器の電流値を検出する電流監視部と、該電流監視部の監視状態を表示する電流監視表示部とを有する電流監視装置をさらに有し、
前記監視制御部と電流監視装置は、筐体本体に対し開閉自在な前面扉を有する筐体内に納められ、
前記前面扉の前面側には、前記監視制御部に接続される防災操作表示部が所定高さ範囲内に配置され、
前記筐体本体内には前記電流監視装置の電流監視表示部が設けられ、該電流監視表示部は、前記前面扉が開状態で前記筐体の前面側に露出すると共に、前記防災操作表示部の高さ範囲内に配置されることを特徴として構成されている。

0010

請求項1に係る発明によれば、前面扉の前面側の防災操作表示部と電流監視表示部とが同等の高さ位置に配置され、両者を操作及び参照しやすくできる。

0011

また、請求項2の発明に係る防災受信盤は、前記防災操作表示部には、前記電流監視装置が有する第2表示部が配置されることを特徴として構成されている。

0012

請求項2に係る発明によれば、前面扉を開けなくても、電流監視における異常発生を認識できる。

0013

さらに、請求項3の発明に係る防災受信盤は、前記電流監視表示部はタッチパネルからなることを特徴として構成されている。

0014

請求項3に係る発明によれば、電流監視における操作性を向上させることができる。

0015

さらにまた、請求項4の発明に係る防災受信盤は、前記筐体内には音響発生部が設けられ、該音響発生部は、前記監視制御部からの指令及び前記電流監視部からの指令に基づき音響を発生することを特徴として構成されている。

0016

請求項4に係る発明によれば、1つの音響発生部で防災監視における警報と電流監視における警報を発することができ、部品点数を削減できる。

0017

そして、請求項5の発明に係る防災受信盤は、前記電流監視表示部は取付板を介して前記筐体に設置され、前記取付板と共に前記電流監視表示部を交換可能としたことを特徴として構成されている。

0018

請求項5に係る発明によれば、電流監視表示部だけを防災受信盤から取り外して交換でき、メンテナンス性を良好にすることができる。

0019

また、請求項6の発明に係る防災受信盤は、前記前面扉の前面側には、前記防災操作表示部の高さ範囲内に通話部を有することを特徴として構成されている。

0020

請求項6に係る発明によれば、通話部により通話を行いながら、電流監視表示部を容易に確認、操作することができる。

0021

さらに、請求項7の発明に係る防災受信盤は、前記前面扉の防災操作表示部は操作部と表示部とを有し、
前記操作部と表示部の少なくとも一方は、前記前面扉に対して回転可能な軸部を有し、該軸部の回転により前記操作部と表示部の少なくとも一方は前記前面扉の裏面側に露出するように反転することを特徴として構成されている。

0022

請求項7に係る発明によれば、操作部と表示部の少なくとも一方について、前面扉の裏面側に反転露出させることができるので、前面扉を開いた状態で筐体内部を向いている作業者は、自分と反対側を向いている操作部と表示部の少なくとも一方について、自分の方に向けることができるので、作業性を向上させることができる。

発明の効果

0023

本発明に係る防災受信盤によれば、防災受信盤と電流監視盤とが一体化されて両者の連携を図ることができると共に、電流監視表示部と防災操作表示部とを相互に参照しつつ効率よく操作・メンテナンスすることができる。

図面の簡単な説明

0024

本実施形態の防災受信盤を有するトンネル防災システム概要図である。
防災監視装置ブロック図である。
電流監視装置のブロック図である。
防災受信盤の正面図である。
防災受信盤の側面図である。
前面扉を開状態とした筐体の正面図である。
電流値の自動測定の結果を表示した状態のタッチパネルの画面表示である。
異常履歴を表示した状態のタッチパネルの画面表示である。
前面扉を開状態とし集合表示灯及び操作部を軸部によって反転させた筐体の正面図である。

実施例

0025

本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態の防災受信盤1を有するトンネル防災システムの概要図を示している。この図に示すように、トンネル防災システムは、自動車専用道のトンネルに適用されるものである。トンネルは、上り線トンネルAと下り線トンネルBとからなる。

0026

上り線トンネルAと下り線トンネルBの内部壁面には、所定間隔毎に消火栓10が配置されている。消火栓10は、消火栓扉の内部にノズル付ホース収納しており、火災時には消火栓扉を開いてノズル付ホースを引き出し、レバーを開操作することで消火用水放水されると共に、消火栓弁開閉検出スイッチ11がオンになることで、消火ポンプ設備4が起動する。また、消火栓10は、火災発生を通報できる発信機12も有している。トンネル内の非常用設備として、消火栓10以外にも、火災検知器自動弁装置ダクト内温度検知器等が設けられるが、図示を省略している。

0027

消火栓弁開閉検出スイッチ11と発信機12は、伝送線2により防災受信盤1に接続されている。伝送線2は、端末機器である消火栓弁開閉検出スイッチ11及び発信機12と防災受信盤1との間で、火災発生時情報伝達を行う。防災受信盤1からは、トンネルの長手方向に分割した所定の区画毎P型の伝送線2−1〜2−nが引き出され、区画単位に設けられた複数の消火栓弁開閉検出スイッチ11及び発信機12が接続されている。なお、伝送線2−1〜2−nは、区別する必要がない場合は、単に伝送線2という。

0028

防災受信盤1は、消火栓10に水を供給する消火ポンプ設備4と接続されている。いずれかの消火栓10において、消火栓弁開閉検出スイッチ11がオンになった場合には、伝送線2を介して防災受信盤1にその情報が送信され、該情報を受信した防災受信盤1は、消火ポンプ設備4を起動させる。

0029

また、防災受信盤1は、外部との通信線5にも接続されている。通信線5は、遠隔地に設けられる監視室等と接続されていて、火災発生等の情報の送受信や、通話などに用いられる。

0030

本実施形態の防災受信盤1は、防災受信機能を有する防災監視装置20と、電流監視機能を有する電流監視装置30の両方を有している。これらは、互いに独立した機能を有するが、一部では連係している。図2には防災監視装置20のブロック図を、図3には電流監視装置30のブロック図を、それぞれ示している。図2に示すように、防災監視装置20は、端末機器との情報の送受信及び所定の制御を行う監視制御部21を有し、監視制御部21は、伝送部22により伝送線2を介して端末機器と通信を行うことができる。

0031

防災監視装置20は、それぞれ監視制御部21と接続された防災操作表示部23と、音響発生部24と、通話部25と、通信部26と、印字部27とを有している。防災操作表示部23は、防災監視装置20における端末機器の監視状態を表示すると共に、端末機器の監視に関する操作を行うことができる。通話部25は、トンネル内の非常電話との通話を行うことができる。通信部26は、外部との通信を行うことができ、通信線5が接続されている。印字部27は、防災監視装置20の動作記録等を紙に印字して出力することができる。なお、印字部27は必ずしも設けられていなくてもよい。

0032

監視制御部21には、電流監視装置30との連携を行うため、電流監視装置30に設けられる電流監視制御部31と電流監視部32が接続されている。

0033

監視制御部21は、伝送線2で接続された端末機器のいずれかから、火災発生を知らせる信号を受信した場合には、警報動作を行う。警報動作において監視制御部21は、防災操作表示部23に火災発生を表示させると共に、音響発生部24に警報を発生させる。また、監視制御部21は、通信部26に通信線5を介して外部に火災発生の信号を送信させる。

0034

図3に示すように、電流監視装置30は、電流測定時に伝送線2に接続され、各端末機器の電流値を測定する電流監視部32と、電流監視部32での電流監視制御及び異常発生時等の制御を行う電流監視制御部31とを有している。電流監視制御部31には、電流監視部32における監視状態を表示する電流監視表示部33と、電流監視に関する操作を行う操作部34と、電流監視の状態を表示する第2表示部35と、電流監視結果の履歴を記憶する記憶部36とが接続されている。また、前述のように、電流監視制御部31と電流監視部32は、防災監視装置20の監視制御部21と接続されている。

0035

電流監視制御部31は、伝送線2が接続された端末機器に対して、定期的、あるいは操作部34で支持されたタイミングで、電流監視部32に電流値の測定を行わせる。電流監視部32で測定された各端末機器の電流値は、記憶部36に記憶される。測定の結果、端末機器のいずれかにおいて電流値が所定範囲内になかった場合、電流監視制御部31は、防災受信盤1の外側に配置される第2表示部35に異常発生の表示をさせる。また、防災受信盤1の内側に配置される電流監視表示部33は、防災受信盤1が開かれた場合にオンとなり、電流値測定の履歴や異常発生などの情報を表示する。

0036

図4には防災受信盤1の正面図を、図5には防災受信盤1の側面図を、それぞれ示している。防災受信盤1は、略箱状の筐体40を有し、その内外に防災監視装置20と電流監視装置30の各構成が配置される。筐体40は、筐体本体41の前面側に開閉自在な前面扉42を、後面側に開閉自在な後面扉43を、それぞれ有して構成されている。

0037

前面扉42の前面42aには、上部にグラフィックパネル50が、中央上段に集合表示灯51が、中央下段に操作部52が、それぞれ配置されている。グラフィックパネル50は、各端末機器における警報の状態を表示するものであって、端末機器毎にLEDが設けられていて、警報を発している端末機器に対応するLEDが点灯する。図4ではグラフィックパネル50の表示については省略している。グラフィックパネル50は、図2に示す防災監視装置20における防災操作表示部に相当する。なお、グラフィックパネル50は、LEDが配置されたものに限られず、LCDであってもよい。

0038

集合表示灯51は、複数の表示灯マトリックス状に配置されたものであり、防災受信盤1の電源オンオフ状態や、電流監視装置30における電流監視測定状態、通話部25の使用状態、防災受信盤1の障害発生状態、端末機器における電流値の異常状態などを表示することができる。集合表示灯51の表示は、防災監視装置20に関するものと電流監視装置30に関するものの両方を含んでいる。すなわち、集合表示灯51は、図2に示す防災監視装置20における防災操作表示部23に相当するが、その中には図3に示す電流監視装置30における第2表示部35も含まれている。

0039

操作部52は、監視するトンネル毎に機器の試験を行うためのスイッチや、通話部25及びこの通話部25の操作を行うためのスイッチなどが配置されている。

0040

前面扉42の下部には、防災監視装置20の音響発生部24から発する音を伝えるための音響孔54が形成されている。また、前面扉42には、操作部52の側方に、前面扉42を開閉するのに用いられるハンドル42cが設けられている。

0041

図5に示すように、筐体40の内部には、防災監視装置20や電流監視装置30の部品を配置するための中間板60が設けられ、その中央領域の前面側には土台部63が設けられ、土台部63の前面には、タッチパネル66が設けられる。タッチパネル66は、画面表示と共にタッチ操作が可能であり、電流監視装置30の電流監視表示部33と操作部34に相当する。

0042

図6には、前面扉42を開状態とした筐体40の正面図を示している。筐体40の内部には、前述のタッチパネル66が前面側に露出するように配置されている他、防災監視装置20を構成する部品である防災監視構成部61と、電流監視装置30を構成する部品である電流監視構成部62が配置されている。

0043

タッチパネル66は、中央に開口を有する取付板65に取付けられている。取付板65は、一側部にヒンジ部64aを有しており、ヒンジ部64aよりもタッチパネル66側の部分は、前後方向に開閉自在な開閉部64となっている。なお、開閉部64は防災受信盤1の使用時においては開閉不能に固定される。タッチパネル66が開口を有する取付板65に取付けられていることで、タッチパネル66の交換を容易にできる。特に、タッチパネル66の仕様が変わっても、画面サイズが一致すればタッチパネル66だけを交換できるので、将来的なメンテナンス性を良好にすることができる。

0044

また、タッチパネル66は、ヒンジ部61を介して開閉動作可能な開閉部64に設けられているので、防災受信盤1の設置時やタッチパネル66の交換時には、開閉部64を開くことで、タッチパネル66に対する配線作業を容易にすることができる。

0045

電流監視表示部33及び操作部34であるタッチパネル66は、筐体40の高さ方向において、前面扉42に設けられる集合表示灯51及び操作部52の高さ範囲内に納まる位置に配置されている。すなわち、タッチパネル66は、通話部25を含む防災監視装置20の防災操作表示部23の高さ範囲内に配置されている。防災操作表示部23は、筐体40において、0.8〜1.5mの高さ範囲に設けられている。したがって、タッチパネル66も、この高さ範囲内に配置される。

0046

メンテナンス等のために筐体40の前面扉42を開いた場合には、タッチパネル66に情報が表示されると共に、タッチパネル66をタッチ操作することにより、各種操作を行うことができる。また、タッチパネル66での情報確認及び操作の際には、前面扉42の前面42aに配置される防災操作表示部23の表示も併せて確認する場合がある。本実施形態では、タッチパネル66が、筐体40の前面扉42を開いた状態で前面側に露出すると共に、防災操作表示部23の高さ範囲内に配置されているので、前面扉42の前面42a側も参照しつつ、タッチパネル66の画面表示を見て操作することが容易な配置関係となっている。特に、通話部25が前面扉42の前面42a側の操作部34に含まれているので、タッチパネル66を操作しながら通話部25での通話を行うことができ、メンテナンスの作業効率を向上させることができる。

0047

次に、タッチパネル66の画面表示について説明する。図7には、電流値の自動測定の結果を表示した状態のタッチパネル66の画面表示を示している。画面の下部には画面切り替えメニュー70が表示されている。タッチパネル66で表示される画面の種類は複数あり、画面切り替えメニュー70のタッチ操作により、画面を切り替えることができる。図7では画面切り替えメニュー70のうち、左端の「自動測定」が選択されている。

0048

画面の右側部には、自動測定に関する操作を行うボタンが配置された操作メニュー72が表示されている。画面の上部には、画面のタイトルが表示されるタイトル部71を有している。タイトル部71と画面切り替えメニュー70の配置は、タッチパネル66に表示される各画面で共通している。

0049

自動測定の画面の中央部は、各端末機器において測定された電流値と、各端末機器に設定された電流値の下限値及び上限値が一覧で表示される自動測定結果表示部73である。自動測定結果表示部73では、端末機器毎に固有の番号が割り振られており、測定中の端末機器の番号の欄は、背景色が変化する。これにより、現在測定中の端末機器がどれであるかを視認できる。図7では、No.003の欄の背景色が変化しており、当該端末機器が測定中であることが分かる。また、測定の結果、電流値が下限値と上限値の間になかった端末機器、すなわち、異常が検出された端末機器については、当該測定値の欄の背景色が変化する。これにより、異常のあった測定値を素早く発見できる。図7では、No.002の測定値が、1.85であって、上限値である1.00よりも大きいので、当該欄の背景色が変化している。

0050

図8には、異常履歴を表示した状態のタッチパネル66の画面表示を示している。画面の下部には画面切り替えメニュー70が表示されている。画面の右側部には、ページ切り替えのボタンや、異常履歴の情報に対する操作ボタン、及び履歴情報の保存のボタンなどが配置された操作メニュー74が表示されている。画面の上部には、画面のタイトルが表示されるタイトル部71を有している。

0051

異常履歴の画面の中央部は、これまで測定された端末機器の電流値のうち、異常が検出された履歴のみを、異常の発生日時が新しい履歴から順に表示する異常履歴表示部75である。異常履歴表示部75に表示される情報は、異常の発生日時と異常の内容、及び異常の復旧が確認された日時である。

0052

異常履歴表示部75において異常履歴は、色分けされて表示されている。色分けは、背景色を変化させることによってなされている。検出された異常のうち、重度のものについては背景色が赤色に、中度のものについては背景色が黄色に、軽度のものについては背景色が変化なし(白色または水色)とされている。なお、図8では、各欄の網掛けの有無及び種類によって、背景色の違いを表現している。色分けはこの例に限られず、他の色を用いてもよい。異常履歴の背景が、異常の程度によって色分けされていることにより、端末機器の異常発生を直感的に把握することができ、メンテナンスの際の作業効率を向上させることができる。

0053

次に、異なる構成の前面扉42を有する防災受信盤について説明する。図9には、第2の形態の防災受信盤1において、前面扉42を開状態とし集合表示灯51及び操作部52を軸部68によって反転させた筐体40の正面図を示している。前面扉42に設けられる集合表示灯51及び操作部52の部分には、上下中央部に軸部68を有している軸部68は、集合表示灯51及び操作部52の部分を前面扉42に対して回転可能に支持している。軸部68により集合表示灯51及び操作部52の部分を前面扉42に対して回転させることで、集合表示灯51及び操作部52の部分を、前面扉42の裏面側に露出するように反転させることができる。これにより、図9に示すように、前面扉42を開いた状態で、作業者が筐体40の内部を向いていても、集合表示灯51や操作部52を作業者の側に向けることができる。このため、前面扉42を開いた状態において、作業者が集合表示灯51を確認したり、操作部52を操作する際に、前面扉42の表側に回り込む必要がなく、作業性を向上させることができる。また、グラフィックパネル50についても、軸部を設けて反転可能としてもよい。

0054

図9では、集合表示灯51及び操作部52の部分の上下中央部に軸部68を設けているが、軸部68を左右いずれかの端部に配置し、集合表示灯51及び操作部52の部分を扉状に開閉させて反転できるようにしてもよい。また、軸部68を集合表示灯51及び操作部52の部分の左右に対向するように設け、集合表示灯51及び操作部52の部分が縦方向に反転できるようにしてもよい。

0055

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうる。

0056

A上り線トンネル
B下り線トンネル
避難連絡
1防災受信盤
2伝送線
4消火ポンプ設備
5通信線
10消火栓
11消火栓弁開閉検出スイッチ
12発信機
20防災監視装置
21監視制御部
22伝送部
23 防災操作表示部
24音響発生部
25 通話部
26通信部
27印字部
30電流監視装置
31電流監視制御部
32 電流監視部
33 電流監視表示部
34 操作部
35 第2表示部
36 記憶部
40筐体
41前面扉
42後面扉
50グラフィックパネル
51集合表示灯
52 操作部
53 通話部
54音響孔
60中間板
61 防災監視構成部
62 電流監視構成部
63土台部
64開閉部
65取付板
66 タッチパネル

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