図面 (/)

技術 システム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法

出願人 株式会社日立製作所
発明者 春名高明田中剛牛嶋一智
出願日 2016年9月20日 (3年2ヶ月経過) 出願番号 2016-183138
公開日 2018年3月29日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 2018-049361
状態 未査定
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 構成案 値予測処理 部品選定 評価値順 運用期間 クランケ 評価軸 価格評価
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

将来発生するリスクを低減したシステム構成提示するシステム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法を提供する。

解決手段

蓄積されたシステム構成の事例に基づいてシステム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について変動を示すシナリオを生成するシナリオ生成部と、シナリオが満たされるように、各構成要件値を変更可能な構成要件値変更部と、各種のハードウェア要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成するシステム構成案生成部と、システム構成案を出力可能な出力部とを設けるようにした。

概要

背景

従来、医療金融などの各業種におけるIT化の進展に伴い、システムで扱うデータ量は増大している。それを適切に扱うための計算機リソース必要量も増加しているが、真に必要とされるリソース量を適切に見積もることで過剰なIT投資を抑制したいという要求は強い。

近年、製品ライフサイクル管理などを実行するプラットホームにおいて、SNSなどの情報を用いて分析することにより、持続可能性の評価を行い、ユーザに持続可能性の高いシステム設計推奨する技術が開示されている(特許文献1参照)。

概要

将来発生するリスクを低減したシステム構成提示するシステム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法を提供する。蓄積されたシステム構成の事例に基づいてシステム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について変動を示すシナリオを生成するシナリオ生成部と、シナリオが満たされるように、各構成要件値を変更可能な構成要件値変更部と、各種のハードウェア要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成するシステム構成案生成部と、システム構成案を出力可能な出力部とを設けるようにした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

入力されたシステム要件に基づいてシステム構成案を設計可能なシステム構成案設計装置であって、蓄積されたシステム構成の事例に基づいて前記システム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について前記変動を示すシナリオを生成するシナリオ生成部と、前記シナリオが満たされるように、前記各構成要件値を変更可能な構成要件値変更部と、各種のハードウェア要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の前記各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成するシステム構成案生成部と、前記システム構成案を出力可能な出力部とを備えることを特徴とするシステム構成案設計装置。

請求項2

前記部品情報には、前記ハードウェアの価格を示す価格情報が含まれ、前記システム構成案生成部は、前記価格情報を含む前記システム構成案を複数生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム構成案設計装置。

請求項3

前記部品情報には、前記ハードウェアを調達可能な期間を示す期間情報が含まれ、前記システム構成案生成部は、前記期間情報に基づいて設定した有効期限を含む前記システム構成案を複数生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム構成案設計装置。

請求項4

前記シナリオ生成部は、前記各構成要件値について規定するルール情報に基づいて前記各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について前記変動を示すシナリオを生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム構成案設計装置。

請求項5

前記構成要件値変更部は、外部ソースより収集された構成要件値に係る外部情報に基づいて前記システム要件の各構成要件値を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載のシステム構成案設計装置。

請求項6

入力されたシステム要件に基づいてシステム構成案を設計可能なシステムが実行するシステム構成案設計方法であって、蓄積されたシステム構成の事例に基づいて前記システム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について前記変動を示すシナリオを生成する第1のステップと、前記シナリオが満たされるように、前記各構成要件値を変更する第2のステップと、各種のハードウェアの要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の前記各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成する第3のステップと、前記システム構成案を出力する第4のステップとを備えることを特徴とするシステム構成案設計方法。

技術分野

0001

本発明は、システム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法に関し、例えば情報処理システム設計開発に適用して好適なものである。

背景技術

0002

従来、医療金融などの各業種におけるIT化の進展に伴い、システムで扱うデータ量は増大している。それを適切に扱うための計算機リソース必要量も増加しているが、真に必要とされるリソース量を適切に見積もることで過剰なIT投資を抑制したいという要求は強い。

0003

近年、製品ライフサイクル管理などを実行するプラットホームにおいて、SNSなどの情報を用いて分析することにより、持続可能性の評価を行い、ユーザに持続可能性の高いシステム設計推奨する技術が開示されている(特許文献1参照)。

先行技術

0004

特表2010−528355号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1の技術では、持続可能な設計の意思決定支援されるが、業種、業態固有ルール法規規則等)、提供サービスの形態、およびその変化に伴う要件(性能、機能、コスト等)の変化によってシステムの構成要素のライフサイクルやコストが変更となるリスクが考慮されていないので、システムが推奨する設計がユーザの要求に合致しなくなるという問題がある。

0006

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、将来発生するリスクを低減したシステム構成案を提示するシステム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法を提案しようとするものである。

課題を解決するための手段

0007

かかる課題を解決するため本発明においては、入力されたシステム要件に基づいてシステム構成案を設計可能なシステム構成案設計装置であって、蓄積されたシステム構成の事例に基づいて前記システム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について前記変動を示すシナリオを生成するシナリオ生成部と、前記シナリオが満たされるように、前記各構成要件値を変更可能な構成要件値変更部と、各種のハードウェアの要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の前記各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成するシステム構成案生成部と、前記システム構成案を出力可能な出力部とを設けるようにした。

0008

また、本発明においては、入力されたシステム要件に基づいてシステム構成案を設計可能なシステムが実行するシステム構成案設計方法であって、蓄積されたシステム構成の事例に基づいて前記システム要件の各構成要件値の時間的な変動を捉え、変動があった構成要件値について前記変動を示すシナリオを生成するシナリオ生成工程と、前記シナリオが満たされるように、前記各構成要件値を変更可能な構成要件値変更工程と、各種のハードウェアの要件値を含む部品情報に基づいて、変更後の前記各構成要件値を充足するハードウェアを組み合わせたシステム構成案を生成するシステム構成案生成工程と、前記システム構成案を出力可能な出力工程とを設けるようにした。

0009

本発明のシステム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法によれば、時間的な変動を示すシナリオに基づいて構成要件値が変更され、変更された構成要件値を満たすハードウェアが用いられてシステム構成案が生成さるので、将来の変動を加味したシステム構成案を出力することができる。

発明の効果

0010

本発明によれば、将来発生するリスクを低減したシステム構成を提示するシステム構成案設計装置およびシステム構成案設計方法を実現することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施の形態によるシステム構成案設計装置の構成を示す図である。
本発明の一実施の形態によるGUIの一例を示す図である。
本発明の一実施の形態による過去事例DBを示す図である。
本発明の一実施の形態による法規業界規則DBを示す図である。
本発明の一実施の形態による要件将来値シナリオDBを示す図である。
本発明の一実施の形態による外部情報DBを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案ハードウェア要件値DBを示す図である。
本発明の一実施の形態による部品DBを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案DBを示す図である。
本発明の一実施の形態による要件将来値予測処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態による要件将来値予測処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案ハードウェア要件値予測処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案ハードウェア要件値予測処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案出力処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案出力処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成案出力処理に係るフローチャートを示す図である。
本発明の一実施の形態によるレコメンド処理に係るフローチャートを示す図である。

実施例

0012

下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。

0013

(1)システム構成案設計装置の構成
図1において、1010は全体として本実施の形態によるシステム構成案設計装置を示す。このシステム構成案設計装置1010は、CPU(Central Processing Unit)1020と、RAM(Random Access Memory)等のメモリ1030と、ハードディスクフラッシュメモリ等のストレージ1040と、を備え、端末1000を介してユーザからシステム構成の構成要件値を受け付け、将来発生するリスクを低減したシステム構成案を設計可能であり、設計(生成)したシステム構成案を端末1000に表示させたり、選択されたシステム構成案をシステム構成1050としてプリンタ印刷等させたりする。

0014

本実施の形態のシステム構成案設計装置1010では、CPU1020がメモリ1030にコンピュータプログラム読み出して実行することにより、OS1031、要件将来値予測部1032、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033、システム構成案出力部1034、レコメンド部1035、およびGUI部1036が実現される。

0015

より具体的には、図2に示すように、GUI部1036により生成されたGUI(Graphical User Interface)、例えば、図2(A)に示す業種を指定可能な業種指定画面2010、および図2(B)に示す詳細を設定可能な詳細設定画面2020を介してユーザが所望するシステム構成を受け付ける。業種指定画面2010では、業種プルダウン2011から業種を選択可能である。詳細設定画面2020では、業種表示領域2021に業種プルダウン2011で選択された業種が表示され、優先すべき評価軸「価格、性能、持続可能性、その他」の指定が可能なラジオタン2022、および希望上限価格を入力可能な価格入力領域2023が設けられる。また、詳細設定画面2020では、ユーザが所望するシステム要件を示すシステム要件データ(ファイル)を取り込むためのファイル格納場所入力欄2024が設けられ、システム要件データがシステム構成案設計装置1010に取り込まれる。

0016

そして、要件将来値予測部1032、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033、システム構成案出力部1034、およびレコメンド部1035により、後述の各種データベース(DB)が参照され、GUI部1036で受け付けられたユーザが所望する条件を満たすシステム構成案が複数生成され、図2(C)に示す結果出力画面2030に出力される。結果出力画面2030では、システム構成案に係る情報(例えば、機器、部品、数量、価格、有効期限)が指定された評価軸の評価値順切り替え可能に示される。例えば、評価軸として「価格」が指定された場合は、システムに要する部品(ハードウェア)の総価格が安い順にシステム構成案が提示される。

0017

(2)システム構成案設計装置が有するDB
また、図1に示すように、システム構成案設計装置1010のストレージ1040は、各種DBを有する。より具体的には、ストレージ1040は、過去事例DB1041、法規業界規則DB1042、辞書DB1043、要件将来値シナリオDB1044、外部情報DB1045、成型外部情報DB1046、システム構成案ハードウェア要件値DB1047、部品DB1048、およびシステム構成案DB1049を有する。

0018

図3に過去事例DB1041の一例を示す。過去事例DB1041には、システムエンジニア(SE)等が実際に取り扱ったシステム構成の事例情報(業種、年/月、顧客、項目、要素または属性要求値)がSE、管理者等により登録(蓄積)される。

0019

図4に法規業界規則DB1042の一例を示す。法規業界規則DB1042には、現在施行されている法規および業界規則のルール情報(業種、(制定)年/月、項目、要素または属性、要求値)が管理者等により登録される。

0020

図5に要件将来値シナリオDB1044の一例を示す。要件将来値シナリオDB1044には、要件将来値予測部1032により、過去事例DB1041、法規業界規則DB1042、および辞書DB1043に基づいて、要求値の時間的な変動が推定され、シナリオの情報(業種、項目、要素または属性、シナリオ)として登録される。ただし、初期値として、管理者により数件のレコードが登録されている。なお、情報処理の詳細については、図10Aおよび図10Bを参照して説明する。

0021

図6に外部情報DB1045の一例を示す。外部情報DB1045には、報道インターネット等の外部ソース収集可能な要件値に係る情報(ID、ソース、分野、信頼度、内容)が適宜のタイミングで自動または手動で収集されて登録される。

0022

また、外部情報DB1045の情報については、定期的、リアルタイム、手動など、適宜のタイミングで成型処理が行われ、成型結果が成型外部情報DB1046に登録される。成型処理では、パターンマッチングなどの公知手法により、外部情報から、シナリオの情報に含める情報(項目、要素または属性、および要求値)が特定され、シナリオの情報が成型される。更に、成型処理では、外部情報から部品の調達可能期間が特定されて成型外部情報DB1046に登録される。例えば、図6に示す内容「HDD1、年内で販売終了」は、「HDD1、調達可能期間(年)、1」と特定されて成型外部情報DB1046に登録される。

0023

図7にシステム構成案ハードウェア要件値DB1047の一例を示す。システム構成案ハードウェア要件値DB1047には、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033により、要件将来値シナリオDB1044および成型外部情報DB1046に基づいて、システム要件の各構成要件値が決定され、システム構成案ハードウェア要件値(構成案、項目、種別、要件の名称および値)として登録される。なお、情報処理の詳細については、図11Aおよび図11Bを参照して説明する。

0024

図8に部品DB1048の一例を示す。部品DB1048には、現在市場にある部品の部品情報(名称、種別、価格、属性の名称および値)が管理者により初期登録され、登録された値は適宜のタイミングで自動または手動で更新される。

0025

図9にシステム構成案DB1049の一例を示す。システム構成案DB1049には、システム構成案出力部1034により、成型外部情報DB1046、システム構成案ハードウェア要件値DB1047、および部品DB1048に基づいて、ユーザが所望する条件(システム要件、運用期間など)を充足する部品が決定され、システム構成案(構成案、項目、種別、名称、数量、価格、有効期限)として登録される。なお、情報処理の詳細については、図12A図12Cを参照して説明する。

0026

(3)システム構成案設計装置が行う情報処理
(要件将来値予測処理)
図10Aおよび図10Bは、要件将来値予測部1032(シナリオ生成部の一例)が行う要件将来値予測処理に係るフローチャートを示す図である。

0027

図10Aに示すように、まずS1001では、要件将来値予測部1032は、GUI部1036で受け付けられたユーザが所望する業種を読み込み、過去事例DB1041から業種に関連したすべてのデータを取得する。

0028

S1002では、要件将来値予測部1032は、法規業界規則DB1042から業種に関連したすべてのデータを取得する。

0029

S1003では、要件将来値予測部1032は、S1001およびS1002で取得したデータから過去の時系列上で要件が変化した内容を捉え、シナリオを生成する(シナリオ生成処理)。なお、シナリオ生成処理の詳細については、図10Bを参照して説明する。

0030

S1004では、要件将来値予測部1032は、生成したシナリオを要件将来値シナリオDB1044に登録する。

0031

(シナリオ生成処理)
図10Bに示すように、S1011では、要件将来値予測部1032は、同一業種内、同一または類似の項目、および要素または属性ごとにレコード(複数行)を抽出する。ここで、各項目が類似の項目であるか否かは、同じものを表す複数の文言(例えば、患者データペイシェントデータ、クランケデータ)が登録された辞書DB1043により識別される。

0032

S1012では、要件将来値予測部1032は、抽出したレコードについて、「年/月」によって値が異なる場合、時間的な変動として推定する。例えば、2005/04では、患者データの件数が10000件であり、2015/04では、患者データの件数が80000件であった場合、要件将来値予測部1032は、患者データの件数が8倍になったので、患者データの件数は「10年で8倍」になると推定(予測)する。

0033

S1013では、要件将来値予測部1032は、同一業種内、同一または類似の項目、および要素または属性ごとに推定した時間的な変動をシナリオとして生成し、S1004に処理を戻す。

0034

(システム構成案ハードウェア要件値予測処理)
図11Aおよび図11Bは、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033(構成要件値変更部の一例)が行うシステム構成案ハードウェア要件値予測処理に係るフローチャートを示す図である。

0035

図11Aに示すように、まずS1101では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、GUI部1036で受け付けられたユーザが所望する業種およびシステム要件データを読み込む(取得する)。

0036

S1102では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、要件将来値シナリオDB1044から業種に対応したシナリオを抽出する。

0037

S1103では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、システム要件データを参照し、シナリオに適合する項目がある場合、当該シナリオを適用してシステム要件を補正(変更)し、成型外部情報DB1046にシステム要件に適合する内容がある場合、当該内容を適用してシステム要件を補正する(シナリオ等適用処理)。なお、シナリオ等適用処理の詳細については、図11Bを参照して説明する。

0038

S1104では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、シナリオ等を適用後のシステム要件について、項目および種別ごとにシステム構成案ハードウェア要件値としてシステム構成案ハードウェア要件値DB1047に登録する。

0039

(シナリオ等適用処理)
図11Bに示すように、S1111では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、システム要件内の各構成要件(各項目)に対し、S1102で抽出した業種に対応したシナリオから各構成要件に関する記述のシナリオを更に抽出する。例えば、自然言語処理が行われ、システム要件データに「機能1では患者データを2年保存すること」等の記述があった場合、当該記述をもとに「患者データ」に係るシナリオが抽出される。

0040

S1112では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、システム要件内の各構成要件について、システム要件で定められた運用期間内で最も高い値をシナリオから求める。例えば、運用期間が2016年〜2022年の6年であり、S1111でシナリオA「2年で1.5倍」、シナリオB「3年で2.5倍」、シナリオC「4年で3倍」、シナリオD「8年で10倍」が抽出された場合、シナリオDは運用期間外であるので、シナリオA〜シナリオCのうち最も倍率が高いシナリオCが選択される。

0041

S1113では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、S1111と同様に、システム要件内の各構成要件(各項目)に対し、成型外部情報DB1046から各構成要件に関する記述のあるデータを抽出する。

0042

S1114では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、S1112と同様に、システム要件内の各構成要件について、システム要件で定められた運用期間内で最も高い値を成型外部情報DB1046のデータから求める。

0043

S1115では、システム構成案ハードウェア要件値予測部1033は、シナリオと成型外部情報DB1046のデータとから求めた値のうち最も高いものをシステム要件の構成要件値に設定(反映)し、S1104に処理を戻す。

0044

(システム構成案出力処理)
図12A図12Cは、システム構成案出力部1034(システム構成案生成部の一例)が行うシステム構成案出力処理に係るフローチャートを示す図である。

0045

図12Aに示すように、まずS1201では、システム構成案出力部1034は、システム構成案ハードウェア要件値DB1047からシステム構成案ハードウェア要件値を取得する。

0046

S1202では、システム構成案出力部1034は、個々の構成要件に対応した性能値を持つ部品を部品DB1048から検索し、成型外部情報DB1046に検索結果の部品に関連する情報がある場合、この情報を適用し、検索結果を補正する(部品選定処理)。なお、部品選定処理の詳細については、図12Bを参照して説明する。

0047

S1203では、システム構成案出力部1034は、システム構成案ハードウェア要件値の「機能」に対応付けて「サーバ1、サーバ2、・・・」等を設定し、部品DB1048から検索した部品をシステム構成案ハードウェア要件値の要素として設定し、システム構成案を生成する(システム構成案生成処理)。なお、システム構成案生成処理の詳細については、図12Cを参照して説明する。

0048

S1204では、システム構成案出力部1034は、生成したシステム構成案をシステム構成案DB1049に登録する。

0049

(部品選定処理)
図12Bに示すように、S1211では、システム構成案出力部1034は、システム要件内の各構成要件(各項目)に対し、種別および要件(要件1、要件2、・・・)の内容に合致する最も安価な部品を部品DB1048から検索する。

0050

S1212では、システム構成案出力部1034は、検索した部品の調達可能期間について成型外部情報DB1046から検索する。

0051

S1213では、システム構成案出力部1034は、部品DB1048の調達可能期間に検索した調達可能期間を加味した調達可能期間がシステム要件で定められた運用期間を満たすか否かを判定する。システム構成案出力部1034は、満たすと判定した部品については、S1215に処理を移し、満たさないと判定した部品については、S1214に処理を移す。

0052

S1214では、システム構成案出力部1034は、次に安価な部品を部品DB1048から検索し、S1212に処理を移す。なお、システム構成案出力部1034は、次に安価な部品がない場合、処理を終了する。この場合、ユーザが所望するシステム要件を満たすシステム構成案は提案できない旨「システム要件を満たすハードウェアXが存在しません。」等が端末1000に表示される。

0053

S1215では、システム構成案出力部1034は、検索した部品の組合せを最も安価なシステム構成案の候補として決定する。

0054

S1216では、システム構成案出力部1034は、最も安価なシステム構成案の候補の各部品について、当該部品よりも高価な部品であって、システム要件の要件値を充足する部品を部品DB1048から検索する。ここでは、システム要件内の各項目に対して、上記条件を満たす複数の部品が検索され得る。

0055

S1217では、システム構成案出力部1034は、検索した各部品について、当該部品の調達可能期間を成型外部情報DB1046から検索し、部品DB1048の調達可能期間に検索した調達可能期間を加味した調達可能期間がシステム要件で定められた運用期間を満たす部品を選定する。

0056

S1218では、システム構成案出力部1034は、選定した部品の組合せのすべてをシステム構成案の候補として決定する。

0057

S1219では、システム構成案出力部1034は、S1215およびS1218で決定した候補の中から希望上限価格を満たす候補を抽出すると共に、抽出した候補に対応付けて、価格の評価指標となる価格評価値および持続可能性の評価指標となる持続可能性評価値をストレージ1040に記憶する。システム構成案出力部1034は、システムを構成する部品の価格の総和を算出して価格評価値とし、システムを構成する各部品の各有効期限のうち最も短い有効期限を持続可能性評価値とする。

0058

(システム構成案生成処理)
図12Cに示すように、S1221では、システム構成案出力部1034は、システム構成案ハードウェア要件値の項目「機能1、機能2、・・・」にサーバ名「サーバ1、サーバ2、・・・」を割り当てる。

0059

S1222では、システム構成案出力部1034は、システム構成案ハードウェア要件値の種別(CPU等)に、候補の部品の名称(CPU1等)を割り当て、候補の部品の数量および価格を算出して割り当て、候補の部品の有効期限に調達可能期限を割り当てる。

0060

S1223では、システム構成案出力部1034は、サーバ名で示されるサーバ構成、および各サーバの要素である部品の並びを設定し、システム構成案を生成する。

0061

(レコメンド処理)
図13は、レコメンド部1035(出力部の一例)が行うレコメンド処理に係るフローチャートを示す図である。

0062

図13に示すように、まずS1301では、GUI部1036を介して設定された希望上限価格(価格上限値)、および優先すべき評価軸(価格、性能、持続可能、その他)に関する情報を取得する。

0063

S1302では、レコメンド部1035は、システム構成案DB1049からシステム構成案をすべて取得する。

0064

S1303では、レコメンド部1035は、取得したシステム構成案の中から、設定した優先すべき評価軸に関する評価値最良となるものから複数選択する。例えば、レコメンド部1035は、優先すべき評価軸として「価格」が選択されている場合、価格評価値が最も低いものを最良と判断する。また、例えば、レコメンド部1035は、優先すべき評価軸として「持続可能性」が選択されている場合、持続可能性評価値が最も高い(長い)ものを最良と判断する。

0065

S1304では、レコメンド部1035は、選択したシステム構成案をGUI部1036に出力(通知)し、GUI部1036は、選択結果を端末1000に表示させる。

0066

上述した構成によれば、最も価格が安価なシステム構成案A「システムの金額が1500万円で持続可能性が3年」、および最も持続可能性が高いシステム構成案B「システムの金額が2000万円で持続可能性が10年」を把握できるので、ユーザは、システムの価格および持続可能性を考慮したシステムを設計できるようになる。

0067

以上のように、本実施形態のシステム構成案設計装置1010では、業種固有の知識とシステム構成に関する知識とを対応付けて更新して管理することで、システム構成の低価格化を実現し、かつ持続可能性を提供できるようになる。

0068

(4)他の実施の形態
なお上述の本実施の形態においては、システム構成案設計装置1010がDB(1041〜1049)を有する構成とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、システム構成案設計装置1010とは異なる他の装置が一部または全部のDBを有する構成(システム)にしてもよい。

0069

また上述の本実施の形態においては、最も安価なシステム構成案の候補の各部品について、当該部品よりも高価な部品であって、システム要件の要件値を充足することを条件とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該部品よりも高価な部品、かつシステム要件の要件値を充足する部品であって、他の部品が最も安価な部品である場合に希望上限価格を満たすことを条件にするようにしてもよい。この構成によれば、S1217およびS1218の処理対象を低減することができ、処理の高速化を実現できる。

0070

また上述の本実施の形態においては、システム構成案の出力内容の例を「機器、部品、数量、価格、有効期限」とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上記例に加えてまたは替えて、価格評価値および持続可能性評価値の一方または両方を出力するようにしてもよい。

0071

1010……システム構成案設計装置、1032……要件将来値予測部、1033……システム構成案ハードウェア要件値予測部、1034……システム構成案出力部、1035……レコメンド部、1036……GUI部、1041……過去事例DB、1042……法規業界規則DB、1043……辞書DB、1044……要件将来値シナリオDB、1045……外部情報DB、1046……成型外部情報DB、1047……システム構成案ハードウェア要件値DB、1048……部品DB、1049……システム構成案DB。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社日立製作所の「 電力系統連系制御装置及び方法」が 公開されました。( 2019/08/08)

    【課題】 蓄電装置を用いることなく無停電で自立運転へ移行するための技術を提供する。【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係る電力系統連系制御装置は、基幹系統から独立して自立運転可能な電力... 詳細

  • 日本電気株式会社の「 充電設備案内システム、充電設備案内方法及びプログラム」が 公開されました。( 2019/06/20)

    【課題】電力系統の安定化への貢献。【解決手段】充電設備案内システムは、電気自動車のバッテリーの充電状態を取得する手段と、複数の配電エリアに配置された充電設備の情報を記憶する手段と、前記複数の配電エリア... 詳細

  • 株式会社インテックの「 情報処理装置及びプログラム」が 公開されました。( 2019/06/20)

    【課題】相同組み換えを抑制し、目的タンパク質の生産量を高めることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】アミノ酸配列、遺伝子数及びコドン頻度表を表すデータに基いて生成されたデータであ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ