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技術 連結具

出願人 株式会社エヌ・エス・ピー積水化学工業株式会社
発明者 鈴木欣也多々野泰平
出願日 2016年9月20日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-182943
公開日 2018年3月29日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2018-048449
状態 特許登録済
技術分野 建築現場における取りはずす型枠、補助部材
主要キーワード 短手方向端 連結対象 位置決め具 基礎幅 アンカーボルト位置 挿入部側 施工図 支持孔
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月29日)のものです。
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図面 (7)

課題

複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であると共に、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定するための加工を施さなくても型枠上にアンカーボルト位置決め具を固定可能な連結具を提供する。

解決手段

所定間隔あけて配置された一対の型枠F上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具100A、100Bを連結するための上下反転して使用可能な連結具1であって、基部2と、基部2から突出し、一対の第一連結孔104に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部3と、基部2から一対の第一挿入部3とは反対方向に突出し、一対の第二連結孔105に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部5と、基部2から一対の第二挿入部5と同方向に突出し、一対の第二挿入部5が一対の第二連結孔105に挿入されたときに、一対の型枠Fの内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の規制部6、7とを備える。

概要

背景

従来、型枠間に配置されるアンカーボルト位置決めを行うために、アンカーボルト位置決め具(アンカー定規)が使用されている。アンカーボルト位置決め具は、通常、複数のアンカーボルト位置決め具を連結させると共に、型枠に固定されて使用される。

特許文献1には、所定の間隔で複数のピン孔3を形成した一対の長板部1と該長板部を連結する短板部2とからなる枠体Aおよびアンカーボルト4を支持する支持孔5を形成した支持体Bが開示されている。枠体Aと支持体Bとは、枠体Aのピン孔3および支持体Bの孔6に固定ピン11を挿通することで型枠Cの上フランジ7に固定される。

概要

複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であると共に、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定するための加工を施さなくても型枠上にアンカーボルト位置決め具を固定可能な連結具を提供する。所定間隔あけて配置された一対の型枠F上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具100A、100Bを連結するための上下反転して使用可能な連結具1であって、基部2と、基部2から突出し、一対の第一連結孔104に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部3と、基部2から一対の第一挿入部3とは反対方向に突出し、一対の第二連結孔105に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部5と、基部2から一対の第二挿入部5と同方向に突出し、一対の第二挿入部5が一対の第二連結孔105に挿入されたときに、一対の型枠Fの内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の規制部6、7とを備える。

目的

本発明は上記課題に鑑みてなされた発明であり、複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であると共に、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定するための加工を施さなくても型枠上にアンカーボルト位置決め具を固定可能な連結具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

所定間隔あけて配置された一対の型枠上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具を連結するための上下反転して使用可能な連結具であって、一方の側で、前記一対の型枠の内面近傍に形成された少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であり、他方の側で、前記一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能な連結具において、基部と、前記基部から突出し、前記一対の第一連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部であって、前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の第一連結孔から突出する長さを有する少なくとも一対の第一挿入部と、前記基部から前記一対の第一挿入部とは反対方向に突出し、前記一対の第二連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部と、前記基部から前記一対の第二挿入部と同方向に突出し、前記一対の第二挿入部が前記一対の第二連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の規制部と、を備える、ことを特徴とする連結具。

請求項2

前記一対の第一挿入部、前記一対の第二挿入部および前記一対の規制部は、前記基部に一体的に接続されている、請求項1に記載の連結具。

請求項3

前記基部から前記一対の第一挿入部と同方向に突出し、前記一対の第一挿入部が前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第一外側規制部をさらに備える、請求項1または2に記載の連結具。

請求項4

前記規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第二外側規制部と、を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の連結具。

請求項5

所定間隔あけて配置された一対の型枠上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具を連結するための上下反転して使用可能な連結具であって、一方の側で、少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であり、他方の側で、前記一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能な連結具において、基部と、前記基部から突出し、前記一対の第一連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部と、前記基部から前記一対の第一挿入部と同方向に突出し、前記一対の第一挿入部が前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の第一規制部と、前記基部から前記一対の第一挿入部とは反対方向に突出し、前記一対の第二連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部と、前記基部から前記一対の第二挿入部と同方向に突出し、前記一対の第二挿入部が前記一対の第二連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の第二規制部と、を備える、ことを特徴とする連結具。

請求項6

前記第一規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の第一内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第一外側規制部と、を備える、請求項5に記載の連結具。

請求項7

前記第二規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の第二内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第二外側規制部と、を備える、請求項5または6に記載の連結具。

請求項8

前記一対の第一挿入部、前記一対の第一規制部、前記一対の第二挿入部および前記一対の第二規制部は、前記基部に一体的に接続されている、請求項5から7のいずれか1項に記載の連結具。

技術分野

0001

本発明は、複数のアンカーボルト位置決め具を連結するための連結具に関する。

背景技術

0002

従来、型枠間に配置されるアンカーボルト位置決めを行うために、アンカーボルト位置決め具(アンカー定規)が使用されている。アンカーボルト位置決め具は、通常、複数のアンカーボルト位置決め具を連結させると共に、型枠に固定されて使用される。

0003

特許文献1には、所定の間隔で複数のピン孔3を形成した一対の長板部1と該長板部を連結する短板部2とからなる枠体Aおよびアンカーボルト4を支持する支持孔5を形成した支持体Bが開示されている。枠体Aと支持体Bとは、枠体Aのピン孔3および支持体Bの孔6に固定ピン11を挿通することで型枠Cの上フランジ7に固定される。

先行技術

0004

特開平8−189189号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1では、枠体Aと支持体Bとは固定ピンによって型枠に固定されるため、型枠の上フランジに固定ピン用の多数の穴を開ける必要があった。

0006

本発明は上記課題に鑑みてなされた発明であり、複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であると共に、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定するための加工を施さなくても型枠上にアンカーボルト位置決め具を固定可能な連結具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の第一の連結具は、所定間隔あけて配置された一対の型枠上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具を連結するための上下反転して使用可能な連結具であって、一方の側で、前記一対の型枠の内面近傍に形成された少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であり、他方の側で、前記一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能な連結具において、基部と、前記基部から突出し、前記一対の第一連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部であって、前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の第一連結孔から突出する長さを有する少なくとも一対の第一挿入部と、前記基部から前記一対の第一挿入部とは反対方向に突出し、前記一対の第二連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部と、前記基部から前記一対の第二挿入部と同方向に突出し、前記一対の第二挿入部が前記一対の第二連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の規制部と、を備えることを特徴としている。

0008

本発明の第一の連結具において、前記一対の第一挿入部、前記一対の第二挿入部および前記一対の規制部は、前記基部に一体的に接続されていることが好ましい。

0009

本発明の第一の連結具は、前記基部から前記一対の第一挿入部と同方向に突出し、前記一対の第一挿入部が前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第一外側規制部をさらに備えることが好ましい。

0010

本発明の第一の連結具において、前記規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第二外側規制部と、を備えることが好ましい。

0011

本発明の第二の連結具は、所定間隔あけて配置された一対の型枠上に載置される複数のアンカーボルト位置決め具を連結するための上下反転して使用可能な連結具であって、一方の側で、少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能であり、他方の側で、前記一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結可能な連結具において、基部と、前記基部から突出し、前記一対の第一連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第一挿入部と、前記基部から前記一対の第一挿入部と同方向に突出し、前記一対の第一挿入部が前記一対の第一連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の第一規制部と、前記基部から前記一対の第一挿入部とは反対方向に突出し、前記一対の第二連結孔に挿入可能な少なくとも一対の第二挿入部と、前記基部から前記一対の第二挿入部と同方向に突出し、前記一対の第二挿入部が前記一対の第二連結孔に挿入されたときに、前記一対の型枠の内面近傍および外面近傍の少なくとも一方に位置する少なくとも一対の第二規制部と、を備えることを特徴としている。

0012

本発明の第二の連結具において、前記第一規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の第一内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第一外側規制部と、を備えることが好ましい。

0013

本発明の第二の連結具において、前記第二規制部は、前記一対の型枠の内面近傍に位置する少なくとも一対の第二内側規制部と、前記一対の型枠の外面近傍に位置する少なくとも一対の第二外側規制部と、を備えることが好ましい。

0014

本発明の第二の連結具において、前記一対の第一挿入部、前記一対の第一規制部、前記一対の第二挿入部および前記一対の第二規制部は、前記基部に一体的に接続されていることが好ましい。

発明の効果

0015

本発明の第一の連結具は、上下反転して使用可能であり、一方の側で、一対の型枠の内面(コンクリート側の面)近傍に形成された少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結することができ、他方の側で、一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結することができる。

0016

第一挿入部側を使用した場合、第一連結孔に挿入された第一挿入部は型枠の内面近傍に位置する。そのため、アンカーボルト位置決め具が基礎幅方向に移動しようとしても、第一挿入部が型枠の内面と当接するため、アンカーボルト位置決め具は基礎幅方向へ移動することはできない。また、第二挿入部側を使用した場合、規制部は型枠の内面近傍および型枠の外面近傍の少なくとも一方に位置する。そのため、アンカーボルト位置決め具が基礎幅方向に移動しようとしても、規制部が型枠の内面および/または外面と当接するため、アンカーボルト位置決め具は基礎幅方向へ移動することはできない。このように、本発明の第一の連結具では、アンカーボルト位置決め具の基礎幅方向への移動を規制することができ、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定(位置決め)するための加工を施さなくても、アンカーボルト位置決め具を型枠上に固定することができる。

0017

また、第一挿入部側を使用した場合、第一挿入部が型枠の内面近傍に位置することにより、型枠が内側(対向する型枠に近づく方向)へ移動しようとしても第一挿入部に当接するため、型枠は内側へ移動することができない。また、第二挿入部側を使用した場合、規制部が型枠の内面近傍および型枠の外面近傍の少なくとも一方に位置することにより、型枠が内側および/または外側へ移動しようとしても規制部と当接するため、型枠は内側および/または外側へ移動することができない。このように、本発明の第一の連結具を使用すれば、型枠の移動を規制することができ、一対の型枠間の間隔を保持することができる。

0018

本発明の第二の連結具は、上下反転して使用可能であり、一方の側で、少なくとも一対の第一連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結することができ、他方の側で、一対の第一連結孔間の間隔よりも小さな間隔で形成された少なくとも一対の第二連結孔を有する複数のアンカーボルト位置決め具を連結することができる。

0019

第一挿入部側を使用した場合、第一規制部は型枠の内面近傍および型枠の外面近傍の少なくとも一方に位置する。そのため、アンカーボルト位置決め具が基礎幅方向に移動しようとしても、第一規制部が型枠の内面および/または外面と当接するため、アンカーボルト位置決め具は基礎幅方向へ移動することはできない。また、第二挿入部側を使用した場合、第二規制部が第一規制部と同様の機能を発揮する。このように、本発明の第二の連結具では、アンカーボルト位置決め具の基礎幅方向への移動を規制することができ、型枠にアンカーボルト位置決め具を固定するための加工を施さなくても、アンカーボルト位置決め具を型枠上に固定することができる。

0020

また、第一挿入部側を使用した場合、第一規制部が型枠の内面近傍および型枠の外面近傍の少なくとも一方に位置することにより、型枠が内側および/または外側へ移動しようとしても第一規制部と当接するため、型枠は内側および/または外側へ移動することができない。第二挿入部側を使用した場合、第二規制部は第一規制部と同様の機能を発揮する。このように、本発明の第二の連結具を使用すれば、型枠の移動を規制することができ、一対の型枠間の間隔を保持することができる。

図面の簡単な説明

0021

連結具の斜視図である。
アンカーボルト位置決め具を連結具で連結する前の分解斜視図である。
(a)はアンカーボルト位置決め具を連結具で連結した状態を表す斜視図であり、(b)は(a)のIIIb−IIIb矢視断面図である。
連結具を反転して使用する場合を表す図であり、アンカーボルト位置決め具を連結具で連結する前の分解斜視図である。
(a)はアンカーボルト位置決め具を連結具で連結した状態を表す斜視図であり、(b)は(a)のVb−Vb矢視断面図である。
変形例に示す連結具を使用する場合の図であり、(a)はアンカーボルト位置決め具を連結具で連結する前の分解斜視図であり、(b)はアンカーボルト位置決め具を連結具で連結した状態の断面図である。

実施例

0022

本発明について図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。本発明は、以下の実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。

0023

<アンカーボルト位置決め具>
本発明の連結具1を説明する前に、まず、図2を参照して連結対象となるアンカーボルト位置決め具(以下、単に「位置決め具」と表記する)について説明する。図2は、位置決め具を連結具1で連結する前の分解斜視図である。

0024

位置決め具100Aは、一対の型枠Fの上端面F1に載置される一対の長尺な直線状の載置部101(101a、101b)と、一対の載置部101間に配置され、両端が一対の載置部101と一体的に接続された少なくとも一つの接続部102とを備えている。位置決め具100Aは、例えば、金属製の板材から構成されている。また、型枠Fの材質は特に限定されず、金属製(鋼鉄製)でも、木製でもよい。

0025

載置部101の幅は、型枠Fの上端面F1の幅と略同じである。また、一対の載置部101間の間隔は、一対の型枠F間の間隔(基礎幅)と略同じである。載置部101の外縁には、アンカーボルトを設置するための目印となる複数の窪み部103が所定間隔あけて形成されている。載置部101aに形成された複数の窪み部103間の間隔は、載置部101bに形成された複数の窪み部103間の間隔と異なっている。これにより、一つの位置決め具100Aで、二つの異なるアンカーボルト設置間隔に対応することができる。

0026

接続部102には、一対の第一連結孔104および一対の第二連結孔105が形成されている。一対の第一連結孔104は、位置決め具100Aを型枠F上に載置したときに、型枠Fの内面F2近傍に位置するよう形成されている。一対の第二連結孔105は一対の第一連結孔104よりも内側に形成されており、一対の第二連結孔105間の間隔は、一対の第一連結孔104間の間隔よりも小さい。また、一対の第二連結孔105は、載置部101の長手方向に一対の第一連結孔104と距離dmm(例えば、d=10)だけずらして形成されている。

0027

次に、位置決め具100Aに連結される位置決め具100Bについて説明する。なお、位置決め具100Aと同一の部材については同一の符号を付してその説明を省略し、位置決め具100Aとの相違点を主に説明する。

0028

位置決め具100Bの接続部102に形成された一対の第一連結孔104および一対の第二連結孔105は、位置決め具100Aとは異なり載置部101の長手方向においてずらして形成されておらず、載置部101の長手方向において略同位置に形成されている。

0029

位置決め具100Aと位置決め具100Bとは、アンカーボルトをLmmピッチ(例えば、L=910)で設置する場合、位置決め具100Aの第一連結孔104と位置決め具100Bの第一連結孔104とを整合させて連結され、一方、アンカーボルトを(L−d)mmピッチ(例えば、L=910、d=10の場合、900mmピッチ)で設置する場合、位置決め具100Aの第二連結孔105と位置決め具100Bの第二連結孔105とを整合させて連結される。このように、位置決め具100Aおよび位置決め具100Bは、その連結位置を変えるだけで、二つの異なるアンカーボルト設置間隔に対応することができるようになっている。

0030

<連結具>
図1を参照して、連結具1について説明する。図1は連結具1の斜視図である。説明の便宜上、図1の上下方向を連結具1の上下方向として説明し、他の図面でもこの方向にしたがって説明を行う。以下では、上記で説明した二つの位置決め具100A、100Bを連結具1によって連結する場合を例に挙げ説明する。

0031

連結具1は、平板状の長尺な基部2、基部2から下方に突出する一対の第一挿入部3、第一挿入部3と同方向に突出する一対の第一外側規制部4、基部2から上方に突出する一対の第二挿入部5、第二挿入部5と同方向に突出する一対の内側規制部6および第二挿入部5と同方向に突出する一対の第二外側規制部7を備える。第一挿入部3、第一外側規制部4、第二挿入部5、内側規制部6および第二外側規制部7は、基部2に折り曲げ形成され、基部2と一体的に接続されている。連結具1は例えば金属の板材をプレス加工することにより製造される。

0032

一対の第一挿入部3は、位置決め具100A、100Bの一対の第一連結孔104に挿入される。第一挿入部3は基部2の短手方向端部に形成されている。第一挿入部3の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。

0033

第一外側規制部4は、第一挿入部3から外側に、型枠Fの上端面F1の幅よりもわずかに大きい間隔をあけて配置されている。一対の第一外側規制部4間の間隔は、一対の型枠Fの外面F3間の間隔よりもわずかに大きく設計されている。第一外側規制部4の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。

0034

一対の第二挿入部5は、位置決め具100A、100Bの一対の第二連結孔105に挿入される。第二挿入部5の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。

0035

一対の内側規制部6は、第二挿入部5よりも外側の位置に、かつ、第一挿入部3と反対側の基部2の短手方向端部に形成されており、第二挿入部5とは基部2の短手方向においてずれている。一対の内側規制部6間の間隔は、一対の型枠Fの内面F2間の間隔よりもわずかに小さく設計されている。内側規制部6の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。

0036

第二外側規制部7は、内側規制部6から外側に、型枠Fの上端面F1の幅よりもわずかに大きい間隔をあけて配置されている。一対の第二外側規制部7間の間隔は、一対の型枠Fの外面F3間の間隔よりもわずかに大きく設計されている。第二外側規制部7の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。

0037

<連結具の使用方法および連結具の奏する効果>
連結具1の使用方法および連結具1の奏する効果を説明する。連結具1は上下反転して使用可能である。

0038

まず、図2および3を参照して連結具1の第一挿入部3側を使用する場合について説明する。図3(a)は位置決め具100A、100Bを連結具1で連結した状態を表す斜視図であり、図3(b)は図3(a)のIIIb−IIIb矢視断面図である。図2および図3(a)に示すように、位置決め具100Aの第一連結孔104と位置決め具100Bの第一連結孔104とを整合させ、連結具1の第一挿入部3を第一連結孔104に挿入する。

0039

第一挿入部3の長さは二つの位置決め具100A、100Bを重ねた厚みよりも大きく設計されているため、図3(b)に示すように、第一挿入部3は二つの位置決め具100A、100Bのうち下側に配置された位置決め具100Aよりも下方に突出する。そして、第一連結孔104は、型枠Fの内面F2近傍に位置するよう形成されているため、第一連結孔104に挿入された第一挿入部3は型枠Fの内面F2に当接するか、または、型枠Fの内面F2とわずかな隙間をあけて配置される。

0040

第一外側規制部4の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されているため、第一外側規制部4は二つの位置決め具100A、100Bのうち下側に配置された位置決め具100Aよりも下方に突出する。そして、第一外側規制部4は、第一挿入部3から外側に、型枠Fの上端面F1の幅よりもわずかに大きい間隔をあけて形成されているため、第一外側規制部4は、型枠Fの外面F3に当接するか、または、型枠Fの外面F3とわずかな隙間をあけて配置される。

0041

こうして、位置決め具100A、100Bの載置部101は、第一挿入部3と第一外側規制部4とによって挟まれた状態となっている。

0042

第一挿入部3が型枠Fの内面F2に当接するか、または、型枠Fの内面F2とわずかな隙間をあけて配置されていることにより、型枠F上に載置された位置決め具100A、100Bが基礎幅方向へ移動しようとしても、第一挿入部3が型枠Fの内面F2と当接するため、位置決め具100A、100Bは基礎幅方向へ移動することができない。こうして、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0043

また、型枠Fが内側に移動しようとしても第一挿入部3と当接するため、型枠Fは内側に移動することができない。こうして、第一挿入部3によって型枠Fの内側への移動を規制することができ、型枠F間の間隔を施工図通りの基礎幅に保持することができる。

0044

第一外側規制部4は第一挿入部3と同様、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定する機能を有している。すなわち、第一外側規制部4が型枠Fの外面F3に当接するか、または、型枠Fの外面F3とわずかな隙間をあけて配置されていることにより、型枠F上に載置された位置決め具100A、100Bが基礎幅方向へ移動しようとしても、第一外側規制部4が型枠Fの外面F3と当接するため、位置決め具100A、100Bは基礎幅方向へ移動することができない。こうして、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0045

また、型枠Fが外側へ移動しようとしても第一外側規制部4と当接するため、型枠Fは外側へ移動することができない。こうして、第一外側規制部4によって型枠Fの外側への移動を規制することができ、一対の型枠F間の間隔を施工図通りの基礎幅に保持することができる。

0046

次に図4および5を参照して、連結具1の第二挿入部5側を使用する場合について説明する。図4は位置決め具100A、100Bを連結具1で連結する前の分解斜視図である。
図5(a)は位置決め具100A、100Bを連結具1で連結した状態を表す斜視図であり、図5(b)は図5(a)のVb−Vb矢視断面図である。図4および図5(a)に示すように、位置決め具100Aの第二連結孔105と位置決め具100Bの第二連結孔105とを整合させる。そして、連結具1の第二挿入部5が下向きになるよう連結具1を図1の状態から反転させ、第二挿入部5を第二連結孔105に挿入する。

0047

内側規制部6の長さは二つの位置決め具100A、100Bを重ねた厚みよりも大きく設計されているため、図5(b)に示すように、内側規制部6は二つの位置決め具100A、100Bのうち下側に配置された位置決め具100Aよりも下方に突出する。そして、一対の内側規制部6間の間隔は、一対の型枠Fの内面F2間の間隔よりもわずかに小さく設計されているため、内側規制部6は型枠Fの内面F2に当接するか、または、型枠Fの内面F2とわずかな隙間をあけて配置される。

0048

第二外側規制部7の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されているため、第二外側規制部7は二つの位置決め具100A、100Bのうち下側に配置された位置決め具100Aよりも下方に突出する。そして、第二外側規制部7は、内側規制部6から外側に、型枠Fの上端面F1の幅よりもわずかに大きい間隔をあけて形成されているため、第二外側規制部7は、型枠Fの外面F3に当接するか、または、型枠Fの外面F3とわずかな隙間をあけて配置される。

0049

こうして、位置決め具100A、100Bの載置部101は、内側規制部6と第二外側規制部7とによって挟まれた状態となっている。

0050

内側規制部6が型枠Fの内面F2に当接するか、または、型枠Fの内面F2とわずかな隙間をあけて配置されていることにより、型枠F上に載置された位置決め具100A、100Bが基礎幅方向へ移動しようとしても、内側規制部6が型枠Fの内面F2と当接するため、位置決め具100A、100Bは基礎幅方向へ移動することはできない。こうして、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0051

また、型枠Fが内側に移動しようとしても内側規制部6と当接するため、型枠Fは内側に移動することができない。こうして、内側規制部6によって型枠Fの内側への移動を規制することができ、一対の型枠F間の間隔を施工図通りの基礎幅に保持することができる。

0052

第二外側規制部7は内側規制部6と同様、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定する機能を有している。すなわち、第二外側規制部7が型枠Fの外面F3に当接するか、または、型枠Fの外面F3とわずかな隙間をあけて配置されていることにより、型枠F上に載置された位置決め具100A、100Bが基礎幅方向へ移動しようとしても、第二外側規制部7が型枠Fの外面F3と当接するため、位置決め具100A、100Bは基礎幅方向へ移動することはできない。こうして、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0053

また、型枠Fが外側へ移動しようとしても第二外側規制部7と当接するため、型枠Fは外側へ移動することができない。こうして、第二外側規制部7によって型枠Fの外側への移動を規制することができ、一対の型枠F間の間隔を施工図通りの基礎幅に保持することができる。

0054

このように本発明の連結具1では、位置決め具100Aと位置決め具100Bとを連結するだけでなく、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定する機能も有している。したがって、連結具1は、型枠Fに位置決め具100A、100Bを固定するための加工(例えば、固定ピンを挿入するための穴開け加工など)を施さなくても、位置決め具100A、100Bを型枠に固定することができる。さらに、連結具1を使用することにより、一対の型枠F間の間隔を保持することができる。さらに、一つの連結具1で、位置決め具100Aと位置決め具100Bとを第一連結孔104の位置で連結する場合にも、位置決め具100Aと位置決め具100Bとを第一連結孔104とは異なる位置に形成された第二連結孔105の位置で連結する場合にも対応することができる。

0055

<変形例>
以下では、連結具1の変形例について説明する。上記で説明した部材については同一の符号を付し、その説明を省略する。

0056

第一外側規制部4は、必要に応じて設けられるものであり、設けないことも可能である。前記の通り、第一挿入部3のみでもあっても、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0057

また、内側規制部6および第二外側規制部7は、いずれか一方のみであってもよい。前記の通り、内側規制部6のみ、または、第二外側規制部7のみであっても、位置決め具100A、100Bを型枠F上に固定することができる。

0058

図6(a)に示すように、位置決め具100A、100Bの第一連結孔104が型枠Fの内面F2近傍に形成されておらず、型枠Fの内面F2と大きな間隔を隔てて形成されているような場合には、基部2に第一挿入部3と同方向に突出する一対の内側規制部8を設けてもよい。一対の内側規制部8間の間隔は一対の型枠Fの内面F2間の間隔よりもわずかに小さく設計されている。内側規制部8の長さは、二つの位置決め具100A、100Bを重ねたときの厚みよりも大きく設計されている。これにより、図6(b)に示すように、第一挿入部3を第一連結孔104に挿入したとき、内側規制部8は型枠Fの内面F2に当接するか、または、型枠Fの内面F2とわずかな隙間をあけて配置される。そして、内側規制部8は、内側規制部6と同様の機能を発揮する。

0059

1連結具
2 基部
3 第一挿入部
4 第一外側規制部(第一規制部)
5 第二挿入部
6 内側規制部(規制部、第二規制部、第二内側規制部)
7 第二外側規制部(規制部、第二規制部)
8 内側規制部(第一規制部、第一内側規制部)
100A、100Bアンカーボルト位置決め具
104 第一連結孔
105 第二連結孔
F型枠
F2 型枠の内面
F3 型枠の外面

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