図面 (/)

技術 車体下部洗浄装置

出願人 エムケー精工株式会社
発明者 湯本康松村義郎市川大紀
出願日 2016年9月24日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-186347
公開日 2018年3月29日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2018-047880
状態 特許登録済
技術分野 洗車、保守、修理、アウトリガー
主要キーワード 主ホース 充円錐ノズル 噴水管 散布パイプ 両ボード 前後中心線 左右ブロック 扇形ノズル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

本発明は、洗浄時の使用水量を抑え、容量の大きいポンプが不要な車体下部洗浄装置を提供する。本発明は、下部洗浄装置からの洗浄水を無駄なく車体の下面に噴射させ、周囲へ飛散を最小限に抑えることを課題とするものである。

解決手段

所定の停止位置に停車させた自動車に対して下方から洗浄水を噴射して自動車の下面を洗浄する車体下部洗浄装置であって、停車位置の床面に、自動車の長さ方向に延びる複数の噴水管24a〜24dと、該噴水管24a〜24dに送水するポンプ30と送水切替用の電磁弁33a〜33dからなる送水手段と、噴水管24a〜24dに対して所定の順番で送水するよう送水手段を制御する制御手段37を備えた。

概要

背景

自動車車体下面洗浄する装置として、特許文献1が知られている。この装置は、門型洗車機洗車スペースに自動車を乗り入れ進入路洗浄水噴射管を設け、自動車を乗り入れる間に下回りの洗浄を行うように構成されている。この装置では、洗浄水噴射管を車両の進入方向に対して直交する方向に配置しており、自動車を低速で走行させながら洗浄水噴射管から噴射される洗浄水を車体の下面に作用させるようになっているため、自動車を乗り入れる際に洗浄水噴射管の位置が視認しくく、洗浄が不十分なまま通過してしまうという問題があった。

特許文献2では、車両が乗り入れられる床部に、車両の進入方向に沿って下部ノズルを延在させ、床部の上面に取り付けた桟材上を走行する車両のタイヤに向けて高圧水を噴射して洗浄を図る洗浄装置が提案されている。この装置では、複数の散水ノズルから同時に噴射されるため、使用水量がきわめて多くなる。また、水圧を確保するため、容量の大きいポンプが必要となる。更に、下部ノズルから決まった一方向にのみに噴射されるため、洗浄範囲が制限されるという問題があった。

概要

本発明は、洗浄時の使用水量を抑え、容量の大きいポンプが不要な車体下部洗浄装置を提供する。本発明は、下部洗浄装置からの洗浄水を無駄なく車体の下面に噴射させ、周囲へ飛散を最小限に抑えることを課題とするものである。 所定の停止位置に停車させた自動車に対して下方から洗浄水を噴射して自動車の下面を洗浄する車体下部洗浄装置であって、停車位置の床面に、自動車の長さ方向に延びる複数の噴水管24a〜24dと、該噴水管24a〜24dに送水するポンプ30と送水切替用の電磁弁33a〜33dからなる送水手段と、噴水管24a〜24dに対して所定の順番で送水するよう送水手段を制御する制御手段37を備えた。

目的

本発明は、洗浄時の使用水量を抑え、容量の大きいポンプが不要な車体下部洗浄装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

所定の停止位置に停車させた自動車に対して下方から洗浄水噴射して自動車の下面を洗浄する車体下部洗浄装置であって、前記停車位置の床面に、自動車の長さ方向に延びる複数の噴水管と、該噴水管に送水する送水手段と、前記噴水管に対して所定の順番で送水するよう前記送水手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする車体下部洗浄装置。

請求項2

前記噴水管を自動車の幅方向に沿って複数並設した第1洗浄部と、該第1洗浄部の自動車の長さ方向後方に、前記噴水管を備えた第2洗浄部とを設け、前記制御手段は、各洗浄部の各噴水管に対して所定の順番で送水するよう前記送水手段を制御することを特徴とする上記請求項1記載の車体下部洗浄装置。

請求項3

前記噴水管は、垂直上向きから自動車の幅方向の左右どちらかに傾斜した方向に洗浄水を噴射する噴水口を複数有し、前記第1洗浄部における並設する噴水管の噴水口がそれぞれ逆向きに傾斜するように配置したことを特徴とする上記請求項2記載の車体下部洗浄装置。

請求項4

前記第1洗浄部における並設する噴水管の噴水口が平面視で千鳥配置されていることを特徴とする上記請求項2乃至3記載の車体下部洗浄装置。

技術分野

0001

本発明は、所定の停車位置停車させた自動車の下面に洗浄水噴射して洗浄を図る車体下部洗浄装置を備えた洗車装置に関する。

背景技術

0002

自動車の車体下面を洗浄する装置として、特許文献1が知られている。この装置は、門型洗車機洗車スペースに自動車を乗り入れ進入路に洗浄水噴射管を設け、自動車を乗り入れる間に下回りの洗浄を行うように構成されている。この装置では、洗浄水噴射管を車両の進入方向に対して直交する方向に配置しており、自動車を低速で走行させながら洗浄水噴射管から噴射される洗浄水を車体の下面に作用させるようになっているため、自動車を乗り入れる際に洗浄水噴射管の位置が視認しくく、洗浄が不十分なまま通過してしまうという問題があった。

0003

特許文献2では、車両が乗り入れられる床部に、車両の進入方向に沿って下部ノズルを延在させ、床部の上面に取り付けた桟材上を走行する車両のタイヤに向けて高圧水を噴射して洗浄を図る洗浄装置が提案されている。この装置では、複数の散水ノズルから同時に噴射されるため、使用水量がきわめて多くなる。また、水圧を確保するため、容量の大きいポンプが必要となる。更に、下部ノズルから決まった一方向にのみに噴射されるため、洗浄範囲が制限されるという問題があった。

先行技術

0004

特開昭60−92141号
特開2000−6773号

発明が解決しようとする課題

0005

そこで本発明は、洗浄時の使用水量を抑え、容量の大きいポンプが不要な車体下部洗浄装置を提供することを課題とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は上記課題を解決するため、所定の停止位置に停車させた自動車に対して下方から洗浄水を噴射して自動車の下面を洗浄する車体下部洗浄装置であって、停車位置の床面に、自動車の長さ方向に延びる複数の噴水管と、該噴水管に送水する送水手段と、噴水管に対して所定の順番で送水するよう送水手段を制御する制御手段を備えた。また、噴水管を自動車の幅方向に沿って複数並設した第1洗浄部と、該第1洗浄部の自動車の長さ方向後方に噴水管を備えた第2洗浄部とを設け、制御手段は、各洗浄部の各噴水管に対して所定の順番で送水するよう送水手段を制御する。

0007

噴水管は、垂直上向きから自動車の幅方向の左右どちらかに傾斜した方向に洗浄水を噴射する噴水口を複数有し、第1洗浄部における並設する噴水管の噴水口がそれぞれ逆向きに傾斜するように配置した。また、第1洗浄部における並設する噴水管の噴水口が平面視で千鳥配置になるように設置した。

発明の効果

0008

本発明によれば、洗浄ブロックを自動車の長さ方向に分割して複数配置し、それぞれの洗浄ブロックに順番に送水するようにしたので、水量を抑制して容量の大きいポンプを不要とすることができる。また、洗浄ブロックは、自動車の長さ方向に延びる噴水管を自動車の幅方向に沿って複数並設し、噴水管への送水を順番に行うようにしたので、広い洗浄範囲が得られる。しかも、噴水管は、垂直上向きから自動車の幅方向の左右どちらかに傾斜した方向に洗浄水を噴射する噴水口を複数有し、並設する噴水管の噴水口がそれぞれ逆向きに傾斜するように配置したので、洗浄時のショー効果を与えることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の車体下部洗浄装置を備えた洗車機の平面図である。
同車体下部洗浄装置を備えた洗車機の側面図である。
本発明の車体下部洗浄装置を示す説明図である。
本発明の車体下部洗浄装置を示す断面図である。
本発明の制御系を示すブロック図である。
本発明の車体下部洗浄装置における洗浄動作を示す説明図である。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の実施態様について図面を基に説明する。
図1は洗車装置の平面図、図2は側面図である。尚、以下の説明を簡便化するため、図中のレイアウトにより各所の位置関係を定義する。
この洗車装置は、洗車スペースAの床面に敷設された2本の走行レール2に沿って往復走行する本体フレーム1と、走行レール2の内側にあたる洗車スペースAの床面に走行レール2と平行に敷設された下部洗浄装置3とから構成されている。

0011

洗車スペースAにおける走行レール2と下部洗浄装置3の間の床面には、自動車を停車位置に案内するための案内レール4が敷設され、案内レール4の入車側となる前端部にはハ字状拡開したガイドパイプ5が設けられ、後端部には自動車の停車目安となるタイヤ載置板6が設けられている。

0012

本体フレーム1は、アーチ状に形成され、正逆転可能な走行モータ9で駆動され、走行レール2の前端及び後端の近傍に設けられたドッグ10a・10bに走行スイッチ11が接触することで与えられる前進限と後進限との間を往復走行する。本体フレーム1は、洗車処理装置を備え、走行に伴って車体面に水・洗剤ワックス等を散布しながらブラッシングする洗浄処理と、車体面に高圧空気を吹き付けて水滴を除去する乾燥処理を行う。また、本体フレーム1内には、本体フレーム1の走行位置を検出する走行位置検出装置と、自動車の上面位置を検出する車体検出装置とが備えられ、洗車する自動車を認識し、洗車処理装置を作用させる。

0013

洗車処理装置は、洗浄ブラシ乾燥ノズル・散液パイプとから構成されている。洗浄ブラシは、車体上面に沿って昇降し、同上面をブラッシングするトップブラシ12と、車体に幅方向に対して接離(開閉)動作し車体の前後面および側面をブラッシングする左右一対サイドブラシ13・13とからなる。乾燥ノズルは、車体上面に沿って昇降し同上面に高圧空気を吹き付けるトップノズル14と、車体側面に高圧空気を吹き付ける左右一対のサイドノズル15・15とからなる。散液パイプは、本体フレーム1と同じアーチ状に形成され、水とシャンプーを選択的に散布するシャンプー散布パイプ16と、水とワックスと撥水剤を選択的に散布するワックス散布パイプ17と、水を散布する水散布パイプ18からなる。

0014

走行位置検出装置は、走行モータ9の出力軸連係されて本体フレーム1が単位距離走行する毎にパルス出力する走行エンコーダ19を備え、そのパルス信号カウントすることで本体フレーム1の走行位置を検知する。車体検出装置は、本体フレーム1の前側に設けられて複数の発光素子を上下に配列させた発光部と、これに対向して複数の受光素子を上下に配列した受光部とからなる車形センサ20を備え、両者間で光信号赤外光)の授受を行い車体の上面位置を検知する。

0015

これら各装備は、本体フレーム1の前方から、車形センサ20・シャンプー散布パイプ16・トップブラシ12・ワックス散布パイプ17・サイドブラシ13・水散布パイプ18・トップノズル14・サイドノズル15の順に配置されている。その他、本体フレーム1には、車形センサ20より前部に自動車が入車したことを検出する光電スイッチ21を備え、サイドノズル15より後部に自動車が退車したことを検出する光電スイッチ22を備え、後面に本体フレーム1後方の物体を検出するエリアセンサ23を備えている。光電スイッチ21・22は、発光部と受光部を車幅方向に対向させて光軸を形成し、その光軸の透光遮光によって車体の有無を検出するもので、入車側の光電スイッチ21は、本体フレーム1の前面から取付アームにより前方に突出させた状態で取り付けられ、車形センサ20が透光し、光電スイッチ21が遮光する状態を自動車の停車位置として出力する。エリアセンサ23は、照射した赤外光の反射波を検知して物体の有無を検出するもので、本体フレーム1が後退する際にその進行方向に退出中の自動車や人等の存在を出力する。

0016

図3・4は下部洗浄装置3の構成を示す説明図である。
下部洗浄装置3は、軽自動車クラス(車長3.5m未満)までの車体下部に散水する第1洗浄部3Aと、普通車クラス(車長4.5m未満)の後方下部に散水する第2洗浄部3Bと、大型車クラス(車長5.5m未満)の後方下部に散水する第3洗浄部3Cとから構成され、車形センサ20と光電スイッチ21で与えられる停車位置に停車した自動車の下面に対して洗浄水を噴射するとともに、自動車の端部位置に応じて噴射する洗浄部を切り替える。

0017

第1洗浄部3Aは、車長方向に延びる2本の噴水管24a・24bを車幅方向に並設したブロックを車幅方向に所定間隔をもって左右一対で備えている。第2洗浄部3Bは、車長方向に延びる1本の噴水管24cを備えたブロックを左右一対で備えている。第3洗浄部3Cは、車長方向に延びる1本の噴水管24dを備えたブロックを左右一対で備えている。各噴水管24a〜24dは、それぞれ高圧ホース25a〜25dにより連結され、1系統として送水を受けるものであり、図4の断面図に示すように、左右ブロックにおいて自動車に近い側から、第1洗浄部3Aの噴水管24a、第2洗浄部3Bの噴水管24c、第3洗浄部3Cの噴水管24d、第1洗浄部3Aの噴水管24bの順に配置されている。

0018

各噴水管24a〜24dには、複数の噴射ノズル26が設けられ、図3に示す実施態様では、第1洗浄部3Aの散水パイプ24a・24bに各6個、第2洗浄部3B及び第3洗浄部3Cの散水パイプ24c・24dに各6個取り付けられている。このうち、第1洗浄部3Aにおける噴水管24aの噴射ノズル26と噴水管24bの噴射ノズル26とが平面視で千鳥配置になるように、噴水管24aと噴水管24bとを前後にずらして設けてある。

0019

噴射ノズル26は、いずれも噴射口から扇状拡散洗浄面に直線状の噴射パターンを与える扇形ノズルが採用されている。この噴射ノズル26のうち、噴水管24aに取り付けられる噴射ノズル26は、その噴射口を垂直上向きに対して自動車中心側に所定角度(30°程度)傾斜させ、自動車下面に作用したときの直線洗浄痕が、車体の前後中心線に対して車体の前側が車体の外寄りに傾斜した状態になるように取り付けられている。また、第1洗浄部3Aの内側に位置する噴水管24bに取り付けられる噴射ノズル26は、その噴射口を垂直上向きに対して自動車外側に所定角度(30°程度)傾斜させ、自動車下面に作用したときの直線洗浄痕が、車体の前後中心線に対して車体の前側が車体の中心寄りに傾斜した状態になるように取り付けられている。

0020

第2洗浄部3Bの噴水管24c及び第3洗浄部3Cの噴水管24bには、噴射口を垂直上向きに対して自動車中心側に所定角度(30°程度)傾斜させ、自動車下面に作用したときの直線洗浄痕が、車体の前後中心線に対して車体の前側が車体の外寄りに傾斜した状態になるように取り付けられた噴射ノズル26と、その噴射口を垂直上向きに対して自動車外側に所定角度(30°程度)傾斜させ、自動車下面に作用したときの直線洗浄痕が、車体の前後中心線に対して車体の前側が車体の中心寄りに傾斜した状態になるように取り付けられた噴射ノズル26とが並べて設けられている。

0021

各噴水管24及び高圧ホース25の上面は、保護カバー27によって覆われている。保護カバー27は、床面への取付フランジを有する断面凸状をなし、噴水管24の噴射ノズル26と対面する位置に噴水口28を開口し、内面固定枠29が取り付けられ、自動車で踏みつけても変形・破損しないように補強されている。

0022

高圧ホース25a〜25dは、第1洗浄部3Aの右側前端の保護カバー27から取り出され、送水ユニットに接続される。送水ユニットは、貯水タンク30と高圧ポンプ31により構成され、主ホース32から各高圧ホース25a〜25dに分岐送水する。各高圧ホース25a〜25dには、電磁弁33a〜33dが接続され、各電磁弁33a〜33dの開閉により給水が切り替えられる。

0023

洗車装置のその他の装備について説明する。
34は洗車受付装置で、洗車スペースの入場口手前に設置され、前面に備えられる受付操作パネルにより洗車料金洗車内容選択入力等を行う。35はゲート装置で、洗車スペースの入場口に設置され、洗車スペースに対する自動車の進入禁止許可する。36は案内表示器で、洗車スペースの退場口後方に設置され、洗車受付時には自動車の入場誘導し、洗車中には洗車動作進行状況等を表示し、洗車終了時には自動車の退場を案内する。

0024

このような構成により、本体フレーム1がドッグ10aによって与えられる走行レール2後端の待機位置から洗車を開始し、本体フレーム1の1往復に伴い洗浄ブラシによる洗浄処理を行い、本体フレーム1の1往行に伴い乾燥ノズルによる乾燥処理を行う1.5往復洗車が可能になる。洗車終了後は、ドッグ10bによって与えられるレール2前端部の終了位置で洗車が終了し、自動車の退出待ちとなる。洗車を受ける自動車は、ガイドパイプ5・5から案内レール4・4に沿って進入し、タイヤ載置板6・6を目安にしながら車形センサ20と光電スイッチ21で与える停車位置に停車して洗車を受け、洗車が終了すると洗車スペースの退場口から前進で退場する。すなわち、洗車機利用客が自動車に乗ったまま洗車を受けて通り抜ける、いわゆるドライブスルー形式による洗車を可能にしている。尚、洗車コースとしては本体フレーム1の2.5往復や3.5往復に伴い、コーティング処理水垢処理などの処理を行う付加価値の高い洗車動作をさせることもできる。

0025

図4は洗車装置の制御系を示すブロック図である。
37は本体フレーム1に内蔵される洗車制御ボード、38は洗車受付装置34に内蔵される受付制御ボードで、いずれもマイクロコンピュータを備えており、両ボードシリアル伝送用ケーブル39で接続されている。洗車制御ボード37は、走行スイッチ11・走行エンコーダ19・車形センサ20・光電スイッチ21・22・エリアセンサ23が接続されるとともに、洗車駆動部40を介して走行モータ9・トップブラシ12・サイドブラシ13・13・トップノズル14・サイドノズル15・15・高圧ポンプ31・電磁弁33a〜33dを接続しており、ケーブル39を介して受付制御ボード38より伝送される洗車要求信号に基づき、接続される各要素の動作を制御する。

0026

この洗車制御ボード37では、走行エンコーダ19からのパルス出力に同期して車形センサ20から車体の上面位置を検出して自動車の上面輪郭データを作成するとともに、作成した上面輪郭データから車体前後端・ルーフ位置装備品といった自動車の特徴点を抽出し、本体フレーム1の各ブラシとブロワノズルの制御と、下部洗浄装置3の各ポンプの制御に用いられる。

0027

受付制御ボード38は、受付操作パネル41・ゲート装置35・案内表示器36が接続され、受付操作パネル41からの洗車料金やメニュー選択を受付可能とし、受け付けた内容に基づいて洗車制御ボード37へ洗車要求信号を出力する。受付操作パネル41は、現金プリペイドカードにより洗車料金を受け付ける料金受付部42と、車種・洗車コース等の洗車メニューを選択するメニューキー43と、洗車のトッピングを指定するトッピングキー44と、自動車の突起物を指定する突起物キー45と、指定した洗車メニューを決定する決定キー46と、指定した洗車メニューを取り消す取消キー47と、受付操作パネル41における操作案内や洗車スペースへの入場案内等を音声で行う音声ガイド部48とを備えている。

0028

案内表示器36は、洗車スペースの入場口から入場する自動車が視認でき、しかも洗車後の退出時に邪魔にならないよう洗車スペースの退場口よりも後方に設置されるものであるが、自動車入場時及び洗車中には表示器を自動車退出路に位置させて洗車中の自動車の運転席から視認しやすいようにし、自動車退出時には表示器を自動車退出路から退避させるよう揺動式にしてもよい。これにより、洗車場がどのようなレイアウトであっても、効果的に実施できるものである。

0029

以下、このように構成する本発明の洗車装置の動作について説明する。
まず、受付制御ボード38において、任意の手段により自動車の入車を検出すると、音声ガイド部48から所定のアナウンスを出力して洗車受付状態となる。利用者により、受付操作パネル41での洗車メニュー・トッピング・突起物の指定、料金精算が正しく行われると洗車受付完了となり、洗車制御ボード37へ洗車要求信号を出力する。

0030

洗車制御ボード37では、受付制御ボード38から洗車要求信号が入力されると、ゲート装置35を開放して洗車スペースAへの入場を許可するとともに、案内表示器36に前進を促す案内表示を行う。ドライバーは、この案内表示器36の案内に従って、自動車を案内レール4・4に沿って入場させていき、タイヤ載置板6・6を目安に停車させる。待機中の洗車機で光電スイッチ21が透光から遮光に転じたことを確認すると、ゲート装置35を閉じて後続車両が洗車スペースAに進入することを禁止するとともに、案内表示器36に停止を促す案内表示を行う。

0031

光電スイッチ21が遮光した状態が所定時間継続すると、自動車が停止位置に停車したと判断し、案内表示器36に洗車開始の案内を表示し、選択した洗車メニューに沿って洗車を実行する。尚、所定時間経過する前に、光電スイッチ21が透光に転じた場合は、案内表示器36に前進を促す案内表示を行い、車形センサ20が車体を検出すると、案内表示器36に後進を促す表示を行う。すなわち、洗車機の手前にある光電スイッチ21が遮光、洗車機内にある車形センサ20が透光の状態が所定時間継続することで自動車の停車が確定する。

0032

洗車が開始すると、本体フレーム1の前進に伴う第1往工程で走行位置検出装置と車形検出装置により本体フレーム1の走行位置と自動車の上面輪郭データの作成を行い、各ブラシを制御して車体のブラッシングを行う。この後、本体フレーム1の後進に伴う第1復工程で再度ブラッシング洗浄を行い、本体フレーム1の再前進に伴う第2往工程で各ノズルを制御して車体の乾燥を行う。こうして、本体フレーム1がドッグ10bで与えるレール前端の洗車終了位置まで走行して洗車は終了となる。

0033

洗車が終了すると、案内表示器36に退場を促す表示を行い、光電スイッチ22が遮光から透光に転ずると、所定時間経過後に本体フレーム1を後退して開始位置へ復帰させる。本体フレーム1の後退中にエリアセンサ23が検出状態となれば、退車中の自動車等の障害物がある判断して本体フレーム1の走行を停止する。エリアセンサ23が非検出となれば、本体フレーム1の後退を再開し、本体フレーム1がレール後端の開始位置まで復帰すれば、本体フレーム1の走行を停止して次の洗車待ちとなる。

0034

さて、トッピングに車体下部洗浄が設定されている場合について説明する。
車体下部洗浄は、第1往工程で検出される自動車の前端位置及び後端位置に基づいて、本体フレーム1の後進に伴う第1復工程で実行される。第1復工程が開始すると、洗浄ブラシによるブラッシング洗浄が行われ、下部洗浄装置3では高圧ポンプ31を作動して洗浄水を車体下面に噴射するジェット洗浄が行われる。このとき、第1往工程で検出された車体の後端位置に基づいて、下部洗浄装置3で作動する洗浄部3A〜3Cが選択される。

0035

図6(a)に示すように、検出した車体後端位置が第1洗浄部3Aの範囲であれば、電磁弁33a・33bを駆動して第1洗浄部3Aから車体下面に洗浄水を噴射する。このとき、電磁弁33aと電磁弁33bを所定間隔で順番に開閉して、噴水管24aと噴水管24bから交互に噴射する。これにより、噴水管24aから車体の内向きに噴射する動作と噴水管24bから車体の外向きに噴射する動作とが繰り返され、広範囲の洗浄が水量を増やすことなく行われるとともに、揺動した洗浄が行われている印象を与え、視覚的に高い洗浄効果アピールされる。もちろん、電磁弁33a・33bを開放して噴水管24aと噴水管24bから同時に噴射することも可能であり、噴水管24aと噴水管24bの噴射ノズル26が千鳥配置されているため、相互に干渉することなく洗浄水を作用させることができる。

0036

図6(b)に示すように、検出した車体後端位置が第2洗浄部3Bの範囲であれば、電磁弁33a・33b・33cを駆動して第1洗浄部3A及び第2洗浄部3Bから車体下面に洗浄水を噴射する。このとき、電磁弁33c→電磁弁33a→電磁弁33bを所定間隔で順番に開閉して、噴水管24c・噴水管24a・噴水管24bから噴射する。第2洗浄部3Bの噴水管24cは、車体の内向きに噴射する噴射ノズル26と車体の外向きに噴射する噴射ノズル26を備えているため、車体の後部を広範囲で洗浄することが視覚的に高アピールされる。

0037

図6(c)に示すように、検出した車体後端位置が第3洗浄部3Cの範囲であれば、電磁弁33a・33b・33c・33dを駆動して第1洗浄部3A・第2洗浄部3B及び第3洗浄部3Cから車体下面に洗浄水を噴射する。このとき、電磁弁33d→電磁弁33c→電磁弁33a→電磁弁33bを所定間隔で順番に開閉して、噴水管24d・噴水管24c・噴水管24a・噴水管24bから噴射する。第2洗浄部3Bの噴水管24c及び第3洗浄部3Cの噴水管24dは、それぞれ車体の内向きに噴射する噴射ノズル26と車体の外向きに噴射する噴射ノズル26を備えているため、車体の後部を広範囲で洗浄することが視覚的に高アピールされる。

0038

このように、車体の後端位置に応じて作動する洗浄部を変えることで、外部への飛散が軽減し、無駄な噴射を確実に防ぐことができる。各噴射ノズル26からの噴射は、車体下面においても特に汚れが酷いタイヤハウス周辺を中心に、車体側面の裾部下面に作用し、洗浄力を発揮するとともに、広範囲に無駄なく洗浄水が吹き付けられていることが確認でき、視覚的なアピール効果も大きいものとなる。尚、更に外部への飛散を軽減するため、本体フレーム1の走行位置に合わせて作動する洗浄部を切り替えるようにしても良い。この場合、本体フレーム1が第3洗浄部3C上にあるときに、第3洗浄部3Cの噴水管24dから噴射し、本体フレーム1が第2洗浄部3C上にあるときに、第2洗浄部3Bの噴水管24cから噴射し、本体フレーム1が第1洗浄部3A上にあるときに、第1洗浄部3Aの噴水管24a・噴水管24bから交互に噴射する。

0039

また、上記した実施態様では、往工程で検出した車体前端・後端に基づいて復工程で下部洗浄を行っているが、往工程から下部洗浄を実行することも可能である。すなわち、本体フレームの往行に伴い、車形センサ20によって車体後端位置が決まるため、第2洗浄部3Bや第3洗浄部3Cまで車体が存在することを認識した時点で第2洗浄部3Bや第3洗浄部3Cを作動させるようにする。

0040

門型洗車機に関して言えば、ブラシ装置を備えず車体を高圧スプレー等で洗浄するタイプの洗車機でも良いし、ドライブスルー方式ではなく、サービスマンが洗車を行うタイプの洗車機でも良い。また、車体の前端・後端を検出装置を床面に立設することで、門型洗車機がなく、下部洗浄装置のみでも使用することができる。

0041

下部洗浄装置に関して言えば、噴射ノズルの数や噴射方向も上記実施態様に限定されるものではなく、適宜設定できるし、噴射ノズルをエアシリンダリンクロッドを用いた首振り機構により首振り自在に形成することも可能である。また、噴水管の区分け数も特に限定はなく、車長方向ではなく車幅方向に延在させて配置しても良い。

0042

噴射ノズルに関して言えば、扇形ノズルの他に、噴射口から円錐状に拡散し洗浄面に円状の噴射パターンを与える空円錐ノズルや、噴射口から円錐状に拡散し洗浄面に充円状の噴射パターンを与える充円錐ノズルを採用することができる。また、噴水管に関して言えば、床面上に敷設しているが、床面の溝部に埋設させても良い。

0043

1門型洗車機(上部洗浄装置)
3 下部洗浄装置
3A〜3C洗浄部
20車形センサ(車端検出手段)
21光電スイッチ
24a〜24d噴水管
25a〜25d高圧ホース
26噴射ノズル
31高圧ポンプ
33a〜33d 電磁弁

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ALFAの「 自動車持上用スタンド及び自動車持上方法」が 公開されました。( 2021/04/30)

    【課題】特に、前輪または後輪の一方がレッカー車等で直接に持上げることが困難な場合に、持上げることが困難な輪を持上げることのできる自動車持上用スタンド及び自動車持上方法を提供すること。また、レッカー車で... 詳細

  • 株式会社ダイフクの「 洗車機」が 公開されました。( 2021/04/30)

    【課題】形状センサの誤検知を低減してメンテナンス性を向上できる洗車機を提供する。【解決手段】左右方向に対向するスタンド部3を有して被洗浄車両70に対して前後方向に移動する洗車機本体2と、洗車機本体2に... 詳細

  • 温州明栄汽車用品有限公司の「 小型自動タイヤチェンジー」が 公開されました。( 2021/04/22)

    【課題】本願発明は小型自動タイヤチェンジーを開示した。【解決手段】上外殻を含み、前記上外殻の中には装着空間が設置され、前記装着空間の中には取外し可能なソケットチャックが設置され、前記ソケットチャックの... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ