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技術 映像記憶装置

出願人 株式会社コムテック
発明者 田中伸行
出願日 2016年9月16日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-181735
公開日 2018年3月22日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2018-046500
状態 特許登録済
技術分野 車両外部の荷台、物品保持装置 閉回路テレビジョンシステム 記録のためのテレビジョン信号処理 光学的視認装置
主要キーワード 瞬間瞬間 起動チェック 本体カメラ シフトレバ 事故検証 映像記憶装置 後退用 外部カメラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月22日)のものです。
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図面 (6)

課題

複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶する映像記憶装置を提供する。

解決手段

映像記憶装置は、複数のカメラから入力される映像をカメラ毎に記憶する記憶部と、映像の入力が途切れた場合、映像の再入力があるまで、映像の入力が途切れたカメラの映像として代替画像を記憶部に記憶させる記憶制御部とを備える。この映像記憶装置は、一部のカメラからの映像の入力が途切れても、途切れた期間中、代替画像を記憶しているので、入力が途切れたカメラの映像の記憶時間が、入力が途切れていないカメラの映像の記憶時間に比べ短くなることが抑制される。したがって、この映像記憶装置は、複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶することができる。

概要

背景

ドライブレコーダは、車両の事故時の映像その他の映像を記憶するための映像記憶装置である。ドライブレコーダは、車両の前方を撮影するカメラ(以下「本体カメラ」という)と、本体カメラで撮影した映像を記憶するメモリとを備えている。これら本体カメラ及びメモリは、1つの筐体内に組み込まれ、本体カメラで撮影した映像は、メモリに順次記憶される。ドライブレコーダは、バックミラーフロントガラスとの間等のドライバー視界遮りにくい場所に、本体カメラを車両の前方に向けて取り付けられる。

ドライブレコーダには、車両の前方の映像だけでなく、車両の後方の映像も記憶可能なタイプの製品もある。このタイプのドライブレコーダ(以下「前後型ドライブレコーダ」という)は、外部カメラで撮影した映像を入力するためのインターフェイス装置を備えている。外部カメラは、ドライバーの視界を遮りにくい場所であって、車両の後方に向けて取り付けられる。前後型ドライブレコーダと外部カメラとは、インターフェイス装置を介して通信可能に接続される。外部カメラで撮影した映像は、インターフェイス装置を介して前後型ドライブレコーダのメモリに順次記憶される(例えば、特許文献1参照)。

外部カメラとしては、予め車両に搭載されているカメラが用いられることもある。例えば、バック時に車両の後方の様子を撮影して運転者に示すためたのカメラ(以下「後退用カメラ」という)が用いられることがある。

概要

複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶する映像記憶装置を提供する。映像記憶装置は、複数のカメラから入力される映像をカメラ毎に記憶する記憶部と、映像の入力が途切れた場合、映像の再入力があるまで、映像の入力が途切れたカメラの映像として代替画像を記憶部に記憶させる記憶制御部とを備える。この映像記憶装置は、一部のカメラからの映像の入力が途切れても、途切れた期間中、代替画像を記憶しているので、入力が途切れたカメラの映像の記憶時間が、入力が途切れていないカメラの映像の記憶時間に比べ短くなることが抑制される。したがって、この映像記憶装置は、複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶することができる。

目的

本発明は、複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶する映像記憶装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数のカメラから入力されるそれぞれの映像を記憶する記憶部と、前記映像の入力が途切れた場合、前記映像の再入力があるまで、前記映像の入力が途切れた前記カメラの前記映像として代替画像を前記記憶部に記憶させる記憶制御部とを備える映像記憶装置

請求項2

各前記映像は、所定のフレームレート撮影された複数の静止画像からなり、前記記憶部は、所定のタイミングごとに各前記カメラから入力される各前記静止画像を関連づけて静止画像群を形成するとともに、各タイミングで形成した前記静止画像群を時系列順に記憶する請求項1に記載の映像記憶装置。

請求項3

車両の走行状態を示す走行情報を入力する情報入力部を備え、前記記憶部は、前記静止画像群ごとに前記走行情報をも記憶する請求項2に記載の映像記憶装置。

請求項4

車両の走行状態を示す走行情報を入力する情報入力部を備え、前記記憶部は、それぞれの前記映像とともに前記走行情報も記憶する請求項1に記載の映像記憶装置。

請求項5

前記記憶制御部は、映像の入力が途切れてから所定時間、映像の入力が途切れる直前の画像を前記代替画像として前記記憶部に記憶させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像記憶装置。

請求項6

前記記憶制御部は、映像の入力が途切れてから所定時間経過後は、予め用意された固定画像を前記代替画像として前記記憶部に記憶させる請求項5に記載の映像記憶装置。

請求項7

前記記憶部及び前記記憶制御部と一体に組み合わされる前記カメラである本体カメラと、前記記憶部及び前記記憶制御部とは別体の前記カメラである外部カメラから送られてくる映像を入力するインターフェイス部と、を備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の映像記憶装置。

請求項8

前記記憶制御部は、フレーム補間が可能な、前記映像の入力の途切れが発生した場合、フレーム補間を実行する請求項1〜7のいずれか1項に記載の映像記憶装置。

技術分野

0001

本発明は、映像記憶装置に関する。

背景技術

0002

ドライブレコーダは、車両の事故時の映像その他の映像を記憶するための映像記憶装置である。ドライブレコーダは、車両の前方を撮影するカメラ(以下「本体カメラ」という)と、本体カメラで撮影した映像を記憶するメモリとを備えている。これら本体カメラ及びメモリは、1つの筐体内に組み込まれ、本体カメラで撮影した映像は、メモリに順次記憶される。ドライブレコーダは、バックミラーフロントガラスとの間等のドライバー視界遮りにくい場所に、本体カメラを車両の前方に向けて取り付けられる。

0003

ドライブレコーダには、車両の前方の映像だけでなく、車両の後方の映像も記憶可能なタイプの製品もある。このタイプのドライブレコーダ(以下「前後型ドライブレコーダ」という)は、外部カメラで撮影した映像を入力するためのインターフェイス装置を備えている。外部カメラは、ドライバーの視界を遮りにくい場所であって、車両の後方に向けて取り付けられる。前後型ドライブレコーダと外部カメラとは、インターフェイス装置を介して通信可能に接続される。外部カメラで撮影した映像は、インターフェイス装置を介して前後型ドライブレコーダのメモリに順次記憶される(例えば、特許文献1参照)。

0004

外部カメラとしては、予め車両に搭載されているカメラが用いられることもある。例えば、バック時に車両の後方の様子を撮影して運転者に示すためたのカメラ(以下「後退用カメラ」という)が用いられることがある。

先行技術

0005

特開2013−256167号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、前後型ドライブレコーダと外部カメラとの通信は、走行中に発生する様々な要因によって途切れることがある。その要因としては、例えば、車両で発生する電気的なノイズが、前後型ドライブレコーダと外部カメラとを繋ぐ通信線に乗ってデータ化け画像欠損)などが発生することが挙げられる。他の要因としては、車両で発生する様々な振動により、前後型ドライブレコーダと外部カメラとを結ぶ通信ルートを形成する接点コネクタ等)が一時的に切れてしまうことが挙げられる。さらに他の要因としては、外部カメラとして後退用カメラを用いた場合、シフトレバーがバックに入っていないと外部カメラが撮影を行わないことも挙げられる。

0007

このように、前後型ドライブレコーダと外部カメラとの通信が途切れると、途切れた時間分の映像が欠落して記憶されないため、外部カメラで撮影した映像の記憶時間が短くなってしまう。そのため、例えば、本体カメラ及び外部カメラで同時に撮影を開始した映像を同時に再生しても、時間経過とともに時間的に一致しない映像が再生されてしまうこととなる。そうすると、それらの映像を見て運転状況を把握しようとしても、正確に把握できないという問題が発生する。

0008

本発明は、複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶する映像記憶装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

請求項1に記載の映像記憶装置は、複数のカメラから入力されるそれぞれの映像を記憶する記憶部と、映像の入力が途切れた場合、映像の再入力があるまで、映像の入力が途切れた前記カメラの映像として代替画像を前記記憶部に記憶させる記憶制御部とを備える。

0010

本発明の映像記憶装置は、映像の入力が途切れた場合、映像の再入力があるまで、映像の入力が途切れたカメラの映像として代替画像を記憶しているので、入力が途切れたカメラの映像の記憶時間が、入力が途切れていないカメラの映像の記憶時間に比べ短くなることが抑制される。

0011

したがって、本発明の映像記憶装置は、複数のカメラのうち一部のカメラからの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラから入力した映像を記憶することができる。

0012

請求項2に記載の映像記憶装置のように、各映像は、所定のフレームレートで撮影された複数の静止画像からなり、記憶部には、所定のタイミングごとに各カメラから入力される各静止画像を関連づけて静止画像群を形成させるとともに、各タイミングで形成した静止画像群を時系列順に記憶させるようにしてもよい。

0013

このようにすると、撮影タイミングが一致する複数の静止画像がまとめられるとともに、まとめられた静止画像群が時系列順に並ぶ。そうすると、各カメラの映像を再生する際に、同じタイミングに撮影された静止画像が同時に再生されることとなる。

0014

したがって、本発明の映像記憶装置を用いると、各カメラで撮影した映像を正確に同期させて再生できるので、例えば事故検証などに用いた場合、正確な状況把握をすることができる。

0015

請求項3に記載の映像記憶装置のように、車両の走行状態を示す走行情報を入力する情報入力部を備える場合、記憶部には、静止画像群ごとに走行情報をも記憶させるようにしてもよい。

0016

このようにすると、各静止画像群が再生されているときの正確な走行状態を把握することができる。
尚、請求項4に記載の映像記憶装置のように、車両の走行状態を示す走行情報を入力する情報入力部を備え、記憶部には、それぞれの映像とともに走行情報も記憶するようにしてもよい。

0017

請求項5に記載の映像記憶装置のように、記憶制御部には、映像の入力が途切れてから所定時間、映像の入力が途切れる直前の画像を代替画像として記憶部に記憶するよう制御させてもよい。

0018

このようにすると、各映像を再生するとき、入力が途切れた映像については直近の画像が表示されるので、入力が途切れた時間帯について、入力が途切れたカメラで撮影している方向の現在と近似した状況を把握することができる。

0019

請求項6に記載の映像記憶装置のように、記憶制御部には、映像の入力が途切れてから所定時間経過後は、予め用意された固定画像を代替画像として記憶部に記憶するよう制御させてもよい。

0020

このようにすると、映像の入力が途切れてから一定時間が経過したことが明示されるので、カメラや通信経路上の故障等を発見しやすくなる。
請求項7に記載の映像記憶装置のように、記憶部及び記憶制御部と一体に組み合わされるカメラである本体カメラと、記憶部及び記憶制御部とは別体のカメラである外部カメラから送られてくる映像を入力するインターフェイス部とを備えるようにしてもよい。この映像記憶装置は、いわゆる、ドライブレコーダとして用いることができる。

0021

請求項8に記載の映像記憶装置のように、記憶制御部は、フレーム補間が可能な、映像の入力の途切れが発生した場合、フレーム補間を実行するようにしてもよい。

図面の簡単な説明

0022

図1(a)は、車両にドライブレコーダ及び後方カメラ装置を取り付けた様子を模式的に示した模式図である。図1(b)は、ドライブレコーダ及び後方カメラ装置の内部構成を示すブロック図である。
図2(a)は、ドライブレコーダが備える本体カメラ、及び、後方カメラ装置が備える外部カメラで撮影した映像を、ドライブレコーダが備える内部メモリに記憶する様子を模式的に示した模式図である。図2(b)は、本体カメラ及び外部カメラで撮影した映像を内部メモリに記憶するときの記憶形式を模式的に示した模式図である。
記憶処理フローチャートである。
代替処理のフローチャートである。
図5(a)は、RAMに記憶された直近の静止画像を内部メモリに記憶する様子を模式的に示した模式図であり、図5(b)は、ROMに記憶された固定画像を内部メモリに記憶する様子を模式的に示した模式図である。

実施例

0023

以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態で説明するドライブレコーダ1及び後方カメラ装置3は、図1(a)に示すように、車両の車内に取り付けて用いられる。

0024

ドライブレコーダ1は、バックミラーとフロントガラスとの間の場所その他のドライバーの視界を遮りにくい場所に取り付けられる。このとき、ドライブレコーダ1は、後述する本体カメラ14(図1(b)参照)が車両の前方を向くようにして取り付けられる。

0025

後方カメラ装置3は、ドライバーの視界を遮りにくい場所に取り付けられる。このとき後方カメラ装置3は、後述する外部カメラ34(図1(b)参照)が車両の後方を向くようにして取り付けられる。

0026

これらドライブレコーダ1及び後方カメラ装置3は、図1(b)に示すように、ドライブレコーダ1が備えるインターフェイス装置17と、後方カメラ装置3が備えるインターフェイス装置37に接続された通信線を介して、互いに通信可能に接続されている。

0027

またドライブレコーダ1は、後方カメラ装置3の他に、インターフェイス装置17を介して、走行情報提供装置5とも通信可能に接続されている。走行情報提供装置5は、車両側から走行情報の提供が可能な装置であり、車両のECUなどでもよい。

0028

尚、走行情報は、車両の速度、車両の進行方向など、車両の走行に関する情報(例えば、ブレーキの状態、ウインカーの状態)であれば、どのような情報を用いてもよい。
ドライブレコーダ1は、内部構成として、中央制御装置10、本体カメラ14、加速度センサ15、内部メモリ16、インターフェイス装置17、及び、ディスプレイ18を備える。これらは、1つの筐体内に組み込まれる。

0029

このうち中央制御装置10は、CPU11、ROM12、及び、RAM13をさらに備えている。そして中央制御装置10は、本体カメラ14、加速度センサ15、内部メモリ16、インターフェイス装置17、及び、ディスプレイ18と通信可能に接続されており、CPU11はこれらと通信して、後述する記憶処理(図3参照)その他の各種処理を実行する。

0030

ROM12には、これら各種処理を実行するためのプログラムその他のデータが記憶されている。RAM13には、これら処理を実行するときに発生する情報が一時的に記憶されるとともに、不要となった情報が消去される。

0031

ドライブレコーダ1の中央制御装置10は、次のような処理を実行する。
例えば、中央制御装置10は、本体カメラ14をフレームレート22fpsで静止画像を撮影するよう制御する処理を実行する。また、中央制御装置10は、後述する記憶処理において、本体カメラ14が撮影した静止画像を内部メモリ16に記憶する処理も実行する。

0032

中央制御装置10は他に、図示しない操作装置操作者の操作を受け付け、この操作に基づく指示に従って、内部メモリ16に記憶した静止画像を用い、前方側を写した映像と後方側を写した映像とを並べてディスプレイ18に表示する処理も実行する。

0033

さらに中央制御装置10は、加速度センサ15が車両の衝突等の加速度を検出した場合、その検出前の数秒の映像と、検出後に本体カメラ14及び外部カメラ34で撮影される数秒の映像を、後述する記憶処理で記憶される映像とは別に内部メモリ16に記憶する処理をも実行する。

0034

後方カメラ装置3は、内部構成として、中央制御装置30、外部カメラ34、及び、インターフェイス装置37を備えている。これらは、1つの筐体内に組み込まれる。
このうち中央制御装置30は、CPU31、ROM32、及び、RAM33を備えている。そして中央制御装置30は、外部カメラ34、及び、インターフェイス装置17と通信可能に接続されており、CPU31はこれらと通信して各種処理を実行する。

0035

ROM32には、これら各種処理を実行するためのプログラムやデータが記憶されている。RAM33には、これら処理を実行するときに発生する情報が一時的に記憶されるとともに、不要となった情報が消去される。

0036

後方カメラ装置3の中央制御装置30は、次のような処理を実行する。例えば、中央制御装置30は、外部カメラ34をフレームレート22fpsで静止画像を撮影するよう制御する処理を実行する。また、中央制御装置30は、外部カメラ34が撮影した静止画像を、インターフェイス装置37を介して、順次ドライブレコーダ1側のインターフェイス装置17に送信する処理を実行する。

0037

次に、ドライブレコーダ1の中央制御装置10が、本体カメラ14及び外部カメラ34で撮影した静止画像を内部メモリ16に記憶する処理について、図2を参照しながら説明する。

0038

中央制御装置10は、図2(a)に示すように、本体カメラ14及び外部カメラ34のフレームレートのフレーム間隔と同じ時間間隔を有するフレームを時系列順に順次作製する。そして、中央制御装置10は、本体カメラ14及び外部カメラ34が撮影した各静止画像を内部メモリ16に記憶するとき、その記憶時に作製されているフレームに各静止画像を入れて内部メモリ16に記憶する。すると、本体カメラ14及び外部カメラ34が撮影した各静止画像は、図2(b)に示すように、時系列順に並んだ各フレームに1つずつ入れられ、静止画像群を形成して記憶されることとなる。

0039

また、中央制御装置10は、各フレームが作製されたときに走行情報提供装置5から入力された走行情報についても、各静止画像とともに記憶している。
本実施形態では、本体カメラ14及び外部カメラ34が撮影した各静止画像、及び、走行情報提供装置5から入力された走行情報を記憶しているので、各フレームが作製された瞬間瞬間の車両の前後の様子と、そのときの走行状態とを時間的に関連づけて把握可能に記憶することができる。

0040

次に、ドライブレコーダ1の中央制御装置10で実行される記憶処理について、図3図5を用いて説明する。この記憶処理は、車両のエンジンスタートして、ドライブレコーダ1への電力の供給が開始されると実行される。

0041

この記憶処理が開始されると、図3に示すように、まず、起動チェック処理が実行される(S10)。この起動チェック処理(S10)で、ドライブレコーダ1にエラーが見つかると警報等が行われるが、本実施形態では、この警報等の処理の説明は省略する。

0042

次に、フレーム処理が実行される(S11)。このフレーム処理(S11)では、フレームを作製する処理が実行される。また、このフレーム処理(S11)では、本体カメラ14及び外部カメラ34のフレームレートのフレーム間隔と同じ時間を計時する処理が開始される。さらに、このフレーム処理(S11)では、後述する入力フラグを倒す処理が実行される。

0043

S12では、本体カメラ14からRAM13に静止画像の入力があったかが判定される。この判定で、RAM13への静止画像の入力があったと判定されたら(S12:YES)、録画処理(S30)が実行される。一方、本体カメラ14からRAM13に静止画像の入力がないと判定されたら(S12:NO)、代替処理(S40)が実行される。

0044

録画処理(S30)では、RAM13に記憶された本体カメラ14で撮影した静止画像を内部メモリ16に送り、S11で作製されたフレームに記憶させる処理が実行される。
また、本体カメラ14に関する後述するカウント値を0にする処理が実行される。

0045

一方、代替処理(S40)では、図4に示すように、前回に本体カメラ14で撮影した静止画像をRAM13に記憶してから、所定時間経過しているか判定する処理が最初に実行される(S42)。このS42で計時する時間は、フレーム間隔と同じ時間である。S42で、本体カメラ14で前回撮影された静止画像がRAM13に記憶されてから所定時間経過していないと判定されると(S42:NO)、代替処理(S40)は終了する。 一方、S42で、本体カメラ14で撮影された静止画像が前回記憶されてから所定時間経過していると判定されると(S42:YES)、S43の処理が実行される。

0046

S43では、カウント値を1つあげる処理が実行される。このカウント値は、本体カメラ14から静止画像の入力がなかった回数を示すこととなる。次に、S44が実行される。

0047

S44では、カウント値が、本体カメラ14から静止画像の入力が所定回数ないことを示しているかが判定される。S44で、カウント値が、静止画像の入力が所定回数ないことを示していると判定されると(S44:YES)、RAM13に記憶された本体カメラ14の直近の静止画像がコピーされて記憶される(S48)。一方、S44で、カウント値が、静止画像の入力が所定回数あることを示していると判定されると(S44:NO)、ROM12に記憶された予め用意された画像が内部メモリ16に送られて記憶される(S46)。そして、S46又はS48の処理が実行されると、代替処理(S40)は終了する。

0048

次に、図3に示すように、S12後の録画処理(S30)又は代替処理(S40)が終了すると、S14の処理が実行される。
S14では、外部カメラ34からRAM13に静止画像の入力があったかが判定される。この判定で、RAM13への静止画像の入力があったと判定されたら(S14:YES)、録画処理(S30)が実行される。一方、外部カメラ34からRAM13に静止画像の入力がないと判定されたら(S14:NO)、代替処理(S40)が実行される。

0049

録画処理(S30)では、RAM13に記憶された外部カメラ34で撮影した静止画像を内部メモリ16に送り、S11で作製されたフレームに記憶させる処理が実行される。
また、外部カメラ34に関する後述するカウント値を0にする処理が実行される。

0050

一方、代替処理(S40)では、図4に示すように、前回に外部カメラ34で撮影した静止画像をRAM13に記憶してから、所定時間経過しているか判定する処理が最初に実行される(S42)。このS42で計時する時間は、フレーム間隔と同じ時間である。S42で、外部カメラ34で前回撮影された静止画像がRAM13に記憶されてから所定時間経過していないと判定されると(S42:NO)、代替処理(S40)は終了する。 一方、S42で、外部カメラ34で撮影された静止画像が前回記憶されてから所定時間経過していると判定されると(S42:YES)、S43の処理が実行される。

0051

S43では、カウント値を1つあげる処理が実行される。このカウント値は、外部カメラ34から静止画像の入力がなかった回数を示すこととなる。次に、S44が実行される。

0052

S44では、カウント値が、外部カメラ34から静止画像の入力が所定回数ないことを示しているかが判定される。S44で、カウント値が、静止画像の入力が所定回数ないことを示していると判定されると(S44:YES)、RAM13に記憶された外部カメラ34の直近の静止画像がコピーされて記憶される(S48)。一方、S44で、カウント値が、静止画像の入力が所定回数あることを示していると判定されると(S44:NO)、ROM12に記憶された予め用意された画像が内部メモリ16に送られて記憶される(S46)。そして、S46又はS48の処理が実行されると、代替処理(S40)は終了する。

0053

次に、図3に示すように、S14後の録画処理(S30)又は代替処理(S40)が終了すると、S16の処理が実行される。
S16では、走行情報の記憶が終了していることを示す入力フラグが、すでに起こされているか判定する処理が実行される。このS16で、入力フラグがすでに起こされていると判定されると(S16:YES)、次にS18の処理が実行される。一方、このS16で、入力フラグが起こされていない(S16:NO)と判定されると、記憶処理(S50)が実行される。

0054

記憶処理(S50)では、走行情報提供装置5から送られてRAM13に記憶された走行情報を内部メモリ16に送り、S11で指定されたフレームに記憶させる処理が実行される。また、走行情報を記憶させたことを示す入力フラグを起こす処理が実行される。そして、次にS18の処理が実行される。

0055

S18では、録画を終了するか否かが判定される。本実施形態では、車両のエンジンが切られるか、操作者が図示しない操作装置を操作して、録画の終了が指示されるかすると、録画が終了する。そのため、S18では、車両のエンジンが切られたか、操作者による録画終了の指示があったかを判定している。S18の判定で、録画終了のときは、この記憶処理が終了する(S18:YES)。一方S18の判定で、録画が終了ではないときは(S18:NO)、次に、S20の判定が実行される。

0056

S20では、S11で計時を開始した所定時間が経過しているか判定する処理が実行される。そして、所定時間が経過していれば(S20:YES)、S11以降の処理が実行され、所定時間が経過していなければ(S20:NO)、S12以降の処理が再び実行される。

0057

以上説明した録画処理を実行すると、本実施形態では、図2(b)に示すように、内部メモリ16に、フレーム毎にまとめられた本体カメラ14と外部カメラ34で撮影した静止画像及び走行情報が時系列順に並べられて記憶されることとなる。

0058

また、本実施形態では、RAM13に本体カメラ14又は外部カメラ34からの静止画像が入力されないときは、代替処理(S40)により、図5に示すように、RAM13に記憶された直近の静止画像か、ROM12に予め記憶された画像(固定画像)が、本体カメラ14又は外部カメラ34で撮影した画像として内部メモリ16に記憶されることとなる。つまり、所定回数以内、静止画像の入力がなかった場合は、図5(a)に示すように、直近の静止画像が記憶されるが、所定回数よりも多いときは、図5(b)に示すように、固定画像が記憶されることとなる。

0059

以上説明した本実施形態の特徴的な作用効果について以下説明する。
本実施形態のドライブレコーダ1は、映像の入力が途切れた場合、映像の再入力があるまで、映像の入力が途切れたカメラの映像として代替画像(直近の静止画像又は固定画像)を記憶している(S46,S48)ので、入力が途切れたカメラの映像の記憶時間が、入力が途切れていないカメラの映像の記憶時間に比べ短くなることが抑制される。

0060

したがって、本実施形態のドライブレコーダ1は、本体カメラ14又は外部カメラ34からの入力が途切れても、時間的なズレが抑制された状態で再生できるように、各カメラ14,34から入力した映像を記憶することができる。

0061

本実施形態のドライブレコーダ1は、図2(b)に示すように、本体カメラ14及び外部カメラ34の静止画像を所定のタイミングごとに関連づけて静止画像群を形成するとともに、各タイミングで形成した静止画像群を時系列順に内部メモリ16に記憶している。

0062

このようにすると、撮影タイミングが一致する複数の静止画像がまとめられるとともに、まとめられた静止画像群が時系列順に並ぶ。そうすると、各カメラの映像を再生する際に、同じタイミングに撮影された静止画像が同時に再生されることとなる。

0063

したがって、本実施形態のドライブレコーダ1を用いると、各カメラで撮影した映像を正確に同期させて再生できるので、例えば事故検証などに用いた場合、正確な状況把握をすることができる。

0064

本実施形態のドライブレコーダ1は、本体カメラ14及び内部メモリ16の静止画像だけでなく、車両の走行状態を示す走行情報をも同時に記憶している。
このようにすると、各静止画像群が再生されているときの正確な走行状態を把握することができる。

0065

本実施形態のドライブレコーダ1は、本体カメラ14又は外部カメラ34からの映像の入力が途切れてから所定期間、映像の入力が途切れる直前の画像を代替画像として記憶させている(S48)。

0066

このようにすると、各映像を再生するとき、入力が途切れた映像については直近の画像が表示されるので、入力が途切れた時間帯について、入力が途切れたカメラで撮影している方向の現在と近似した状況を把握することができる。

0067

本実施形態の構成と本発明の構成との対応関係について説明する。
本実施形態のドライブレコーダ1は本発明の映像記憶装置に相当する。本実施形態の内部メモリ16は本発明の記憶部に相当する。本実施形態の中央制御装置10は本発明の記憶制御部に相当する。

0068

本実施形態のS46,S48で内部メモリ16に記憶される画像が、本発明の代替画像に相当する。
本実施形態のインターフェイス装置17は、本発明の情報入力部に相当する。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。

0069

(1)上記実施形態では、内部メモリ16に静止画像、走行情報等を記憶したが、例えば、外部メモリに記憶してもよい。
(2)上記実施形態では、前後2つのカメラで撮影した画像を記憶する例について説明したが、カメラは3つ以上でもよい。

0070

(3)上記実施形態では、車両の後方を撮影するカメラとして、ドライブレコーダ1ともに取り付ける後方カメラ装置3について説明したが、後退用カメラを用いてもよい。
(4)上記実施形態では、ドライブレコーダ1と後方カメラ装置3とを有線で通信可能に接続した例を説明したが、これらは無線で通信可能にされていてもよい。

0071

(5)上記実施形態では、ROM12に記憶された固定画像について特定していないが、真っ黒な画像など、どのような画像でもよい。
(6)上記実施形態では、静止画像の入力が途切れたとき、直近の静止画像か予め記憶した画像を記憶しているが、フレーム補間が可能な場合、途切れた静止画像についてフレーム補間を実行するようにしてもよい。

0072

(7)上記実施形態では特に説明していないが、例えば、外部カメラ34で撮影した映像とフロントカメラ14で撮影した映像とを同じ画面上で並べて表示したとき、左右が逆になるなどして確認がしにくい場合には、外部カメラ34で撮影した画像を左右反転してもよい。

0073

また、上下逆にカメラを取り付けてしまい、撮影された画像が上下逆である場合、180度回転させて内部メモリ16に記憶するようにしてもよい。
(8)上記実施形態では、フロントカメラ14及び外部カメラ34は、同じフレームレートで撮影を行うとしたが、一方のカメラのフレームレートを他方のカメラの整数倍にしてもよい。その場合、フレームレートが大きいカメラの静止画像については毎回記憶し、フレームレートが小さいカメラの静止画像については、内部メモリ16に入力されたときだけ記憶するようにしてもよい(すなわち、数回起きに記憶するようにしてもよい)。

0074

(9)上記実施形態では、フロントカメラ14及び外部カメラ34で撮影した静止画像を一枚一枚内部メモリ16に記録する例について説明したが、差分画像を記憶するようにしてもよい。

0075

(10)上記実施形態では、図2(b)に示すように、内部メモリ16に記憶するときにフレーム内に、フロントカメラ14の画像データ、外部カメラ34の画像データ、及び走行情報の3つを記録しているが、より多くの情報をフレーム内に記憶するようにしてもよい。

0076

(11)上記実施形態では、図5に示すように、静止画像の入力が途切れたとき、直近の静止画像か、予め記憶した画像を記憶しているが、静止画像の入力が途切れたことを示すデータを記憶するようにしてもよい。この場合、再生時には、画像表示すべき静止画像のデータがない場合が生ずるが、その場合、再生側でエラーとせず、画像を表示しないようにするなどすれば、時間的にずれなく再生することができる。

0077

(12)上記実施形態では、1つのフレームに、各カメラ14、34から送られてきた静止画像が1つずつ記憶されている。
一方、H.264その他の圧縮技術を用いる場合、各カメラ14、34で撮影された映像を、以下のようして記憶してもよい。

0078

例えば、H.246の圧縮技術を用いた場合、各カメラ14、34で撮影された所定時間分の静止画像を、中央制御装置10のRAM13に時系列順に一旦記憶させる。そして、RAM13に記憶された各カメラ14、34の複数の静止画像のうち、選択された静止画像をイントラフレーム(Iフレーム)とし、このIフレームに続く静止画像であって、次のIフレームまでの静止画像を圧縮処理して、Bフレーム又はPフレームとする。次に、Iフレームとこれに関連するBフレーム及びPフレームの一群の画像データを内部メモリ16に送り、各カメラ14,34のそれぞれの一群の画像データを1フレームとして記憶する。そして、このような一群の画像データを有する各フレームを内部メモリ16に時系列順に並べて記憶するようにしてもよい。

0079

また、圧縮技術によらない場合も、1つのフレームに各カメラ14、34の複数の静止画像が記憶されるようにしてもよい。
尚、走行情報については、Iフレーム間に得られた複数の走行情報を一群の画像データとして記録してもよいし、そのフレーム内で代表的な走行情報(平均値等でもよい)を記録するようにしてもよい。

0080

また、各カメラ14,34から静止画像の入力が途切れたときは、RAM13に静止画像を記憶する変わりに代替画像を記憶して、代替画像とともに圧縮するようにしてもよいし、その他どのような方法を用いてもよい。

0081

(13)本発明の各構成要素は概念的なものであり、上記実施形態に限定されない。例えば、1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。

0082

1…ドライブレコーダ、3…後方カメラ装置、5…走行情報提供装置、
10…中央制御装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、
14…本体カメラ、15…加速度センサ、16…内部メモリ、
17…インターフェイス装置、18…ディスプレイ、
30…中央制御装置、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…外部カメラ、
37…インターフェイス装置。

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