図面 (/)

技術 情報処理装置及び文字入力プログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 秋山勝彦中島健次
出願日 2016年9月14日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2016-179932
公開日 2018年3月22日 (1年6ヶ月経過) 公開番号 2018-045461
状態 未査定
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス キーボード等からの入力 電話機の機能
主要キーワード 手動方式 自動方式 トグル入力 基本ステップ 到来時刻 タイムアウト信号 平仮名文字 各文字キー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

誤入力を防止することができる情報処理装置及び文字入力プログラムを提供すること。

解決手段

タッチの度に複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される文字キー23と、選択の確定又は文字の入力の確定に使用される確定キー24とを表示するタッチパネル22と、確定キー24がタッチされた時と、文字キー23がタッチされてから第1の時間t1を経過した時のいずれか早い時に、文字キー23による選択を確定する選択確定部51と、選択確定部51により選択が確定した後に確定キー24がタッチされた場合に、選択が確定した文字の入力を確定する入力確定部52と、第1の時間t1が経過したことにより選択確定部51が選択を確定した場合に、当該確定をした時刻から第2の時間t2が経過するまで、確定キー24に対する操作を無効にする無効化部53とを有する情報処理装置による。

概要

背景

度情報社会到来に伴い、スマートフォンタブレット端末等のモバイル型情報処理装置が普及しつつある。これらの情報処理装置にはタッチパネルが設けられており、ユーザがそのタッチパネルを操作することにより文字の入力を行う。

情報処理装置への文字の入力方式としてはトグル入力が広く普及している。トグル入力は、一つのキーに複数の文字を割り当てることにより、キーを押すごとに入力候補の文字を変更する入力方式である。例えば、五十音のあ行が割り当てられたキーにおいては、キーを押すごとに「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」というように入力候補の文字を変更することができる。

このように一つのキーに複数の文字を割り当てるため、トグル入力においてはキーの総数を減らすことができ、限られた広さしかないタッチパネルから入力を行うのに適している。

しかしながら、トグル入力には、ユーザの誤入力を防止するという点で改善の余地がある。

概要

誤入力を防止することができる情報処理装置及び文字入力プログラムを提供すること。タッチの度に複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される文字キー23と、選択の確定又は文字の入力の確定に使用される確定キー24とを表示するタッチパネル22と、確定キー24がタッチされた時と、文字キー23がタッチされてから第1の時間t1を経過した時のいずれか早い時に、文字キー23による選択を確定する選択確定部51と、選択確定部51により選択が確定した後に確定キー24がタッチされた場合に、選択が確定した文字の入力を確定する入力確定部52と、第1の時間t1が経過したことにより選択確定部51が選択を確定した場合に、当該確定をした時刻から第2の時間t2が経過するまで、確定キー24に対する操作を無効にする無効化部53とを有する情報処理装置による。

目的

特開2005−203930号公報
特開2010−176244号公報
特開2015−118438号公報






一側面によれば、誤入力を防止することができる情報処理装置及び文字入力プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の文字割り当てられてタッチの度に前記複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される文字キーと、前記選択の確定又は前記文字の入力の確定に使用される確定キーとを表示するタッチパネルと、前記確定キーがタッチされた時と、前記文字キーがタッチされてから第1の時間を経過した時のいずれか早い時に、前記文字キーによる前記選択を確定する選択確定部と、前記選択確定部により前記選択が確定した後に前記確定キーがタッチされた場合に、前記選択が確定した前記文字の入力を確定する入力確定部と、前記第1の時間が経過したことにより前記選択確定部が前記選択を確定した場合に、当該確定をした時刻から第2の時間が経過するまで、前記確定キーに対する操作を無効にする無効化部と、を有する情報処理装置

請求項2

前記タッチパネルは前記文字キーを複数表示すると共に、前記無効化部が前記確定キーに対する操作を無効にしているときに、複数の前記文字キーのいずれかがタッチされたときには、前記無効を解除する無効解除部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記第2の時間は、前記第1の時間よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項4

記入力確定部が入力を確定する前の前記文字を漢字に変換する変換部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項5

タッチパネルを備えた情報処理装置に、複数の文字が割り当てられてタッチの度に前記複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される文字キーと、前記選択の確定又は前記文字の入力の確定に使用される確定キーとを前記タッチパネルに表示し、前記確定キーがタッチされた時と、前記文字キーがタッチされてから第1の時間を経過した時のいずれか早い時に、前記文字キーによる前記選択を確定し、前記選択が確定した後に前記確定キーがタッチされた場合に、前記選択が確定した前記文字の入力を確定し、前記第1の時間が経過したことにより前記選択が確定した場合に、当該確定をした時刻から第2の時間が経過するまで、前記確定キーに対する操作を無効にする処理を実行させるための文字入力プログラム

請求項6

前記タッチパネルに前記文字キーを複数表示し、前記確定キーに対する操作が無効となっているときに複数の前記文字キーのいずれかがタッチされたときには、前記無効を解除することを特徴とする請求項5に記載の文字入力プログラム。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置及び文字入力プログラムに関する。

背景技術

0002

度情報社会到来に伴い、スマートフォンタブレット端末等のモバイル型の情報処理装置が普及しつつある。これらの情報処理装置にはタッチパネルが設けられており、ユーザがそのタッチパネルを操作することにより文字の入力を行う。

0003

情報処理装置への文字の入力方式としてはトグル入力が広く普及している。トグル入力は、一つのキーに複数の文字を割り当てることにより、キーを押すごとに入力候補の文字を変更する入力方式である。例えば、五十音のあ行が割り当てられたキーにおいては、キーを押すごとに「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」というように入力候補の文字を変更することができる。

0004

このように一つのキーに複数の文字を割り当てるため、トグル入力においてはキーの総数を減らすことができ、限られた広さしかないタッチパネルから入力を行うのに適している。

0005

しかしながら、トグル入力には、ユーザの誤入力を防止するという点で改善の余地がある。

先行技術

0006

特開2005−203930号公報
特開2010−176244号公報
特開2015−118438号公報

発明が解決しようとする課題

0007

一側面によれば、誤入力を防止することができる情報処理装置及び文字入力プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

一側面によれば、複数の文字が割り当てられてタッチの度に前記複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される文字キーと、前記選択の確定又は前記文字の入力の確定に使用される確定キーとを表示するタッチパネルと、前記確定キーがタッチされた時と、前記文字キーがタッチされてから第1の時間を経過した時のいずれか早い時に、前記文字キーによる前記選択を確定する選択確定部と、前記選択確定部により前記選択が確定した後に前記確定キーがタッチされた場合に、前記選択が確定した前記文字の入力を確定する入力確定部と、前記第1の時間が経過したことにより前記選択確定部が前記選択を確定した場合に、当該確定をした時刻から第2の時間が経過するまで、前記確定キーに対する操作を無効にする無効化部とを有する情報処理装置が提供される。

発明の効果

0009

一側面によれば、誤入力を防止することができる。

図面の簡単な説明

0010

図1は、検討に使用した情報処理装置の全体構成図である。
図2(a)、(b)は、トグル入力において文字を自動で入力する自動方式について示す模式図(その1)である。
図3は、トグル入力において文字を自動で入力する自動方式について示す模式図(その2)である。
図4(a)、(b)は、トグル入力において文字を手動で入力する手動方式について示す模式図(その1)である。
図5は、トグル入力において文字を手動で入力する手動方式について示す模式図(その2)である。
図6(a)、(b)は、トグル入力で生じ得る問題について説明するための模式図(その1)である。
図7は、トグル入力で生じ得る問題について説明するための模式図(その2)である。
図8は、第1実施形態に係る情報処理装置の全体構成図である。
図9は、第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。
図10は、第1実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能構成図である。
図11(a)、(b)は、第1実施形態に係るタッチパネルの表示例を示す図である。
図12は、第1実施形態に係る文字入力方法を模式的に示すタイミングチャートである。
図13(a)、(b)は、第1実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図(その1)である。
図14(a)、(b)は、第1実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図(その2)である。
図15は、第1実施形態に係る文字入力方法のフローチャートである。
図16は、第1実施形態に係る文字入力方法におけるタイムアウト時の処理について説明するためのフローチャートである。
図17は、第2実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能構成図である。
図18は、第2実施形態に係る文字入力方法を模式的に示すタイミングチャートである。
図19(a)、(b)は、第2実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図(その1)である。
図20(a)、(b)は、第2実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図(その2)である。
図21(a)、(b)は、第2実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図(その3)である。
図22は、第2実施形態に係る文字入力方法のフローチャートである。
図23は、第2実施形態に係る文字入力方法における無効解除処理について示すフローチャートである。

発明を実施するための最良の形態

0011

本実施形態について説明する前に、本願発明者が検討した文字入力方法について説明する。

0012

以下では、タッチパネルを備えたスマートフォンやタブレット端末等の情報処理装置に文字を入力する方法について説明する。

0013

図1は、その情報処理装置の全体構成図である。

0014

図1に示すように、この情報処理装置1は、文字の表示と入力とを行うためのタッチパネル2を備える。

0015

そのタッチパネル2には、文字キー3、確定キー4、及び変換キー5が表示される。

0016

このうち、文字キー3はタッチパネル2に複数表示されており、その各々に複数の平仮名文字が割り当てられる。例えば、文字「あ」が割り当てられた文字キー3には、あ行の他の文字である「い」、「う」、「え」、及び「お」も割り当てられる。

0017

そして、確定キー4は、後述のように文字の選択を確定したり、その文字の自装置への入力を確定したりするのに使用される。

0018

一方、変換キー5は、文字キー3で選択された文字を漢字に変換するのに使用される。

0019

更に、タッチパネル2には、手書きパネル6と入力パネル7も表示される。

0020

手書きパネル6は、自装置に入力する前の編集中の文字を表示するのに使用される。そして、入力パネル7には、最終的に自装置に入力される文字が表示される。

0021

次に、トグル入力により情報処理装置1に文字を入力する方法について説明する。

0022

トグル入力には、タイムアウトしたときに文字の選択を自動的に確定する自動方式と、タイムアウトを待たずにユーザが手動で文字の選択を確定する手動方式とがある。

0023

<自動方式>
図2図3は、自動方式について示す模式図である。

0024

まず、図2(a)に示すように、ユーザが指Fで「あ」の文字キー3をタッチしたとする。

0025

タッチの直後では文字「あ」が選択された状態となり、手書きパネル6と入力パネル7の各々に文字「あ」が表示される。

0026

但し、タイムアウトするまでの間なら、同じ文字キー3をタッチする度にあ行の他の文字である「い」、「う」、「え」、及び「お」を選択することも可能である。このように他の文字を選択可能な状態はトグル中とも呼ばれる。

0027

なお、タイムアウトの時間は1秒程度である。

0028

トグル中であることをユーザに明示するため、この例では手書きパネル6に表示された「あ」に背景色10を付ける。

0029

また、手書きパネル6と入力パネル7の各々に表示された文字「あ」には、漢字に変換可能であることを示す下線が表示される。そして、この状態で変換キー5をタッチすると、ひらがな「あ」と同音の漢字である「亜」等に「あ」を変換することができる。

0030

そして、タイムアウトすることにより、図2(b)に示すように、手書きパネル6における背景色10が消える。

0031

これにより、ユーザが「あ」の文字キー3を再びタッチしても、文字「あ」に代えてあ行の他の文字を選択することはできず、文字「あ」の選択が確定することになる。

0032

これと共に、手書きパネル6の文字「あ」の後ろカーソル9が表示され、「あ」に続く文字の選択を受け付ける状態となる。

0033

なお、この状態でも手書きパネル6の文字「あ」には下線が引かれており、変換キー5をタッチすることにより「あ」を漢字に変換することは可能である。

0034

但し、この段階では情報処理装置1に入力する文字列を手書きパネル6で編集しているに留まり、情報処理装置1に実装されているアプリケーションプログラム等に文字「あ」は入力されていない。

0035

その後に、図3に示すように、ユーザが指Fで確定キー4をタッチすることにより、文字「あ」のアプリケーションプログラム等への入力が確定する。

0036

この例では、入力が確定したことを示すために、手書きパネル6が消えると共に、入力パネル7における文字「あ」の下線が消失する。

0037

<手動方式>
図4図5は、手動方式について示す模式図である。

0038

まず、図4(a)に示すように、図2(a)の例と同様にユーザが指Fで「あ」の文字キー3をタッチしたとする。

0039

タッチの直後ではトグル中であるため、手書きパネル6の文字「あ」に背景色10が付された状態となる。また、文字「あ」を漢字に変換可能であることを示す下線も文字「あ」の下に表示される。

0040

次に、図4(b)に示すように、タイムアウトを待たずにユーザが指Fで確定キー4をタッチする。これにより、トグル中の状態が解除されて文字「あ」の選択が確定する。その結果、「あ」の文字キー3をユーザがタッチしても、文字「あ」に代えてあ行の他の文字を選択することができなくなる。

0041

トグル中にタッチされた確定キー4は、このように文字の選択を確定する機能を有する。

0042

なお、自動方式と同様に、この段階ではまだ自装置に文字「あ」は入力されていない。

0043

そして、図5に示すように、自動方式と同様にしてユーザが指Fで確定キー4をタッチすることにより、文字「あ」の自装置への入力が確定する。

0044

このように、文字の選択が確定された状態でタッチされた確定キー4は、自装置への文字の入力を確定する機能を有する。

0045

以上のように、確定キー4には、トグル中において文字の選択を確定する機能と、自装置への文字の入力を確定する機能の二つの機能がある。このように確定キー4に二つの機能を持たせると、確定キー4をタッチするタイミングによっては、以下のような問題が起きてしまう。

0046

図6図7は、その問題について説明するための模式図である。

0047

まず、図6(a)に示すように、ユーザが「あ」の文字キー3をタッチした場合を想定する。

0048

ここで、ユーザが、文字を速やかに入力すべくタイムアウト前に確定キー4をタッチしようとしたが、タッチのタイミングが僅かに遅く、タッチの直前にタイムアウトしてしまったとする。

0049

この場合は、図6(b)のように、まずタイムアウトによって文字「あ」の選択が確定する。

0050

そして、このようにタイムアウトになったことに気づかずにユーザがタイムアウト直後に確定キー4を指Fでタッチしたことにより、図7に示すように、ユーザの意に反して文字「あ」が自装置に誤入力されてしまう。

0051

その結果、例えばユーザが文字「あ」を漢字に変換しようとしても、この段階では文字「あ」の入力が確定してしまっているため、漢字への変換ができなくなってしまう。

0052

以下に、このような問題を解決し得る各実施形態について説明する。

0053

(第1実施形態)
[全体構成]
図8は、本実施形態に係る情報処理装置の全体構成図である。

0054

この情報処理装置21は、スマートフォンやタブレット端末等であって、タッチパネル22を有する。

0055

タッチパネル22は、各種の情報を表示するディスプレイと、ユーザの指を検知するタッチセンサとを組み合わせたデバイスであり、その駆動方式としては静電容量方式抵抗膜方式赤外線方式、及び電磁誘導方式等を採用し得る。

0056

タッチパネル22に表示するキーの種類は特に限定されないが、この例では文字キー23、確定キー24、及び変換キー25をタッチパネル22に表示する。

0057

このうち、文字キー23はタッチパネル22に複数表示される。各々の文字キー23には五十音の各行の平仮名が割り当てられており、各行の最初の平仮名である「あ」、「か」、…、「わ」が各文字キー23に大きく表示される。

0058

また、各文字キー23は、タッチの度に、割り当てられた複数の文字のなかから異なる一文字を選択するのに使用される。例えば、文字「あ」が割り当てられた文字キー23においては、タッチの度に「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」の順に文字が選択される。

0059

そして、確定キー24は、後述のように文字の選択を確定する機能と、その文字の自装置への入力を確定する機能の二つの機能を備える。

0060

一方、変換キー25は、文字キー23で選択された平仮名を漢字に変換するのに使用される。

0061

更に、表示部22には、手書きパネル26と入力パネル27も表示される。

0062

このうち、手書きパネル26には編集中の文字が表示される。そして、入力パネル27には、アプリケーションプログラムに入力される文字が表示される。

0063

[ハードウェア構成]
図9は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。

0064

図9に示すように、情報処理装置21は、前述のタッチパネル22の他に、記憶部31、メインメモリ32、プロセッサ33、クロック34、及びバス36を備える。

0065

このうち、タッチパネル22は、ディスプレイ22aとタッチセンサ22bとを有する。

0066

ディスプレイ22aは、液晶ディスプレイ有機EL(electroluminescence)ディスプレイであり、前述の文字キー23、確定キー24、及び変換キー25の各々を表示する。

0067

また、タッチセンサ22bは、ユーザが指をタッチすることにより入力を行う入力デバイスである。

0068

タッチセンサ22bが出力する情報は特に限定されない。この例では、タッチセンサ22bは、上記した文字キー23、確定キー24、及び変換キー25のいずれかがタッチされたことを示すタッチ情報Stouchを出力する。なお、そのタッチ情報Stouchには、文字キー23、確定キー24、及び変換キー25のうちのどのキーがタッチされたのかを識別する識別情報も含まれる。

0069

更に、文字キー23がタッチされた場合には、タッチセンサ22bは、その文字キー23に割り当てられた文字を含む文字データScharも出力する
一方、記憶部31は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性ストレージであり、文字入力プログラム40やアプリケーションプログラム41を記憶する。

0070

アプリケーションプログラム41は、文字列を入力とする任意のプログラムである。例えば、文字列を他の情報処理装置に送信するためのメールソフトや、文字列を編集するためのテキストエディタ等がアプリケーションプログラム41の一例である。

0071

そして、文字入力プログラム40は、ユーザがタッチパネル22を操作したときに、その操作内容に応じた文字をアプリケーションプログラム41に入力するためのプログラムである。

0072

なお、その文字入力プログラム40をコンピュータ読み取り可能な記録媒体35に記録させておき、プロセッサ33に記録媒体35の文字入力プログラム40を読み取らせるようにしてもよい。

0073

そのような記録媒体35としては、例えばCD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の物理的な可搬型記録媒体がある。また、フラッシュメモリ等の半導体メモリハードディスクドライブを記録媒体35として使用してもよい。これらの記録媒体35は、物理的な形態を持たない搬送波のような一時的な媒体ではない。

0074

更に、公衆回線インターネット、及びLAN(Local Area Network)等に接続された装置に文字入力プログラム40を記憶させておき、プロセッサ33が文字入力プログラム40を読み出して実行するようにしてもよい。

0075

一方、メインメモリ32は、DRAM(Dynamic RAM)等のようにデータを一時的に記憶するハードウェアであって、その上に前述の文字入力プログラム40が展開される。

0076

プロセッサ33は、自装置の各部を制御したり、メインメモリ32と協働して文字入力プログラム40を実行したりするCPU(Central Processing Unit)等のハードウェアである。

0077

また、クロック34は、例えば水晶振動子発振するパルス信号カウントすることにより、現在時刻を示す時刻情報Stimeを出力する。

0078

そして、バス36は、上記したタッチパネル22、記憶部31、メインメモリ32、プロセッサ33、及びクロック34の各々を相互に接続する。

0079

[機能構成]
図10は、本実施形態に係る情報処理装置21の機能を示す機能構成図である。

0080

図10に示すように、情報処理装置21は、入力部50、選択確定部51、入力確定部52、無効化部53、確定キー機能切換部55、時間計側部56、及び時間比較部57を有する。この他に、情報処理装置21は、文字列保持部58、文字列送出部59、仮名漢字変換部60、及び表示部61も備える。

0081

これらの各部は、プロセッサ33がメインメモリ32と協働して文字入力プログラム40を実行することにより実現され得る。

0082

このうち、入力部50は、タッチセンサ22b(図9参照)から前述のタッチ情報Stouchを受け、それを選択確定部51、入力確定部52、確定キー機能切換部55、及び時間計側部56の各々に通知する。

0083

更に、入力部50は、タッチセンサ22bから前述の文字データScharを受けたときに、それを文字列保持部58と仮名漢字変換部60の各々に送出する。

0084

また、選択確定部51は、文字の選択を確定するように指示する選択確定指示Sselectを文字列保持部58に送出することにより、所定の時点において文字キー23による文字の選択を確定する。

0085

選択確定部51が文字の選択を確定する時点は、確定キー24がタッチされた時と、文字キー23がタッチされてから第1の時間t1を経過した時のいずれか早い時である。

0086

第1の時間t1は、文字キー23がタッチされたときに文字の選択を自動的に確定するタイムアウト時間であり、この例では0.2秒〜2秒、例えば1秒程度とする。

0087

なお、文字キー23がタッチされたか否かは、前述のタッチ情報Stouchに基づいて選択確定部51が判断し得る。また、第1の時間t1を経過したか否かについては、後述の時間比較部57から送出されるタイムアウト信号Stimeoutに基づいて選択確定部51が判断し得る。

0088

一方、入力確定部52は、選択確定部51によって上記のように文字の選択が確定した後に確定キー24がタッチされた場合に、選択が確定した文字のアプリケーションプログラム41への入力を確定する。

0089

なお、確定キー24がタッチされた否かは、前述のタッチ情報Stouchに基づいて入力確定部52が判断し得る。

0090

また、入力を確定する場合には、入力確定部52は、アプリケーションプログラム41への文字列の入力を確定するように指示する入力確定指示Sinputを文字列送出部59に送出する。

0091

無効化部53は、確定キー24に対する操作が有効と無効のどちらの状態にあるかを示すキー状態情報Sstateを入力確定部52に通知する。

0092

そのキー状態情報Sstateが「無効」の場合には、ユーザが確定キー24をタッチした場合であっても、入力確定部52は前述の入力確定指示Sinputを送出することができなくなる。これにより、無効化部53の制御下で確定キー24に対する操作を無効にすることができる。

0093

また、無効化部53がキー状態情報Sstateを「無効」とする期間は、前述の第1の時間t1が経過したことにより選択確定部51が文字の選択を確定した場合において、当該確定をした時刻から第2の時間t2が経過するまでの期間である。

0094

第2の時間t2は、タイムアウト時間である第1の時間t1が経過した直後にユーザが誤って確定キー24をタッチしたときに、そのタッチ操作を無効にするために設定される。

0095

この場合、ユーザはタイムアウトに気づかずに確定キー24をタッチするため、タイムアウトの到来時刻と確定キー24のタッチ時刻とは極めて近く、両時刻の差は人間の反応時間程度であると考えられる。

0096

そのため、この例では確定キー24の操作を無効にする第2の時間t2を人間の反応時間である200ミリ秒〜300ミリ秒とし、第1の時間t1よりも十分に短くする。

0097

なお、無効化部53は、このように確定キー24に対する操作を無効にした時点で、確定キー24の操作を無効にしたことを示す無効化済情報Sdisabledを時間計測部56に通知する。

0098

また、前述の第2の時間t2が経過した後は、無効化部53は、キー状態情報Sstateを「有効」とする。このようにキー状態情報Sstateが「有効」となった場合には、入力確定部52は入力確定指示Sinputを送出することができるようになり、これにより確定キー24の操作が有効となる。

0099

一方、確定キー機能切換部55は、前述のタッチ情報Stouchと、後述の時間比較部57から通知される切換指示Sswitchに基づいて、確定キー24の機能を切り替える。

0100

例えば、確定キー機能切換部55は、タッチ情報Stouchに基づいて文字キー23がタッチされたことを検知したときには文字キー23がトグル中であると認識し、確定キー24に文字の選択を確定する機能を持たせる。

0101

また、時間比較部57から切換指示Sswitchが通知されたときには、確定キー機能切換部55は、アプリケーションプログラム41への文字の入力を確定する機能を確定キー24に持たせる。

0102

なお、後述のように、時間比較部57が切換指示Sswitchを通知するタイミングは、文字キー23がタッチされてから第1の時間t1を経過した時点である。

0103

時間計測部56は、クロック34から出力された時刻情報Stimeを参照することにより、所定の各時点からの経過時間の計測を行う。

0104

例えば、時間計測部56は、タッチ情報Stouchに基づいて文字キー23がタッチされたことを検知し、そのタッチがあった時点からの経過時間を計測する。そして、その計測結果である第1の経過時間Selapsed1を時間計側部56が時間比較部57に通知する。

0105

更に、時間計測部56は、前述の無効化済情報Sdisabledが無効化部53から通知されたときに、その通知があった時点からの経過時間を計測する。そして、その計測結果である第2の経過時間Selapsed2を時間計側部56が時間比較部57に通知する。

0106

時間比較部57は、第1の経過時間Selapsed1と前述の第1の時間t1とを比較することにより、第1の経過時間Selapsed1が第1の時間t1に等しくなったか否かを判断する。そして、第1の経過時間Selapsed1が第1の時間t1に等しくなったと判断した場合には、時間比較部57は、選択確定部51に前述のタイムアウト信号Stimeoutを通知する。

0107

また、このタイムアウト信号Stimeoutの通知と同時に、時間比較部57は確定キー機能切換部55に切換指示Sswitchを通知する。切換指示Sswitchは、確定キー24の機能を切り替えるよう指示する信号であり、これを受けた確定キー機能切換部55は、前述のようにアプリケーションプログラム41への文字の入力を確定する機能を確定キー24に持たせる。

0108

更に、時間比較部57は、第2の経過時間Selapsed2と前述の第2の時間t2とを比較することにより、第2の経過時間Selapsed2が第2の時間t2以前であるか否かを判断する。

0109

そして、第2の経過時間Selapsed2が第2の時間t2以前であると判断した場合には、時間比較部57は、無効化部53に無効指示Sdisableを通知する。

0110

無効指示Sdisableは、確定キー24に対する操作を無効にするようにする指示である。その指示を受けた無効化部53は、前述のキー状態情報Sstateの内容を「有効」から「無効」に変えることにより、前述のように確定キー24に対する操作を無効にする。
一方、第2の経過時間Selapsed2が第2の時間t2を経過したと判断した場合には、時間比較部57は、無効化部53に無効解除指示Senable1を通知する。

0111

無効解除指示Senable1は、確定キー24に対する操作を有効にするようにする指示である。その指示を受けた無効化部53は、前述のキー状態情報Sstateの内容を「無効」から「有効」に変えることにより、確定キー24に対する操作を有効にする。

0112

文字列保持部58は、複数の文字データScharから得られる文字列Dstringを一時的に保持する。なお、ユーザが単一の文字を入力する場合には、その文字列Dstringは一文字のみからなる。

0113

そして、選択確定部51から前述の選択確定指示Sselectが通知されたときに、文字列保持部58は、文字列送出部59に確定した文字列Dstringを送出する。

0114

更に、文字列保持部58は、表示部61に確定状態情報Sdefineを通知する。確定状態情報Sdefineは、文字の選択が確定しているか否かを示す情報である。文字列保持部58が選択確定指示Sselectの通知を受けていない状態では、その確定状態情報Sdefineは「確定していない」となり、文字列保持部58が選択確定指示Sselectの通知を受けている状態では、確定状態情報Sdefineは「確定している」となる。

0115

文字列送出部59は、入力確定部52から入力確定指示Sinputの通知を受けたときに、アプリケーションプログラム41に文字列Dstringを送出する。

0116

また、仮名漢字変換部60は、入力部50から前述の文字データScharを受け取る。そして、変換キー25がタッチされたときに、仮名漢字変換部60はその文字データScharに含まれる平仮名を漢字に変換し、変換後の文字データSchar_transを文字列保持部58に送出する。

0117

なお、仮名漢字変換部60が変換の対象とする文字は、入力確定部52が入力を確定する前の状態における平仮名である。

0118

文字列保持部58は、このように変換後の文字データSchar_transを受けたときは、自身が保持している変換前の文字データScharを変換後の文字データSchar_transに置き換える。

0119

表示部61は、アプリケーションプログラム41が生成した画像データDimageに基づいて、アプリケーションプログラム41用の画面をタッチパネル22に表示する。画像データDimageは、タッチパネル22に所定の画面を表示するためのデータであって、例えば入力パネル27(図8参照)を表示するためのデータもその画像データDimageに含まれる。

0120

更に、表示部61は、前述の文字キー23、確定キー24、変換キー25、及び手書きパネル26の各々をタッチパネル22に表示する。

0121

そして、文字列保持部58から通知された確定状態情報Sdefineの内容が「確定していない」の場合には、表示部61は、文字の選択が確定していないことを示す背景色を手書きパネル26の文字に表示する。

0122

図11(a)、(b)は、タッチパネル22の表示例を示す図である。

0123

図11(a)は、文字の選択が確定していない場合の表示例である。

0124

この場合は、表示部60によって手書きパネル26の文字「あ」に背景色62が付される。これにより、ユーザは、文字「あ」の選択が未確定の状態にあると認識できる。そして、ユーザが文字キー23をタッチする度に、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」の順に文字が選択される。

0125

なお、この例では文字「あ」で始まる複数の入力候補28もタッチパネル22に表示され、その入力候補28をユーザがタッチすることで、当該入力候補28を選択することもできる。

0126

図11(b)は、文字の選択が確定した場合の表示例である。

0127

この場合は、確定状態情報Sdefineの内容が「確定している」となり、これを受けた表示部60が背景色62を消す。これと共に、表示部60が「あ」の後ろにカーソル63を表示し、「あ」に続く文字を受け付ける状態とする。

0128

[文字入力方法]
次に、本実施形態に係る文字入力方法について説明する。

0129

<タイミングチャート>
図12は、本実施形態に係る文字入力方法を模式的に示すタイミングチャートである。

0130

図12のチャートは、確定キー24に対する操作が有効であるか無効であるかを示すものであり、有効である場合にはチャートがハイレベルとなり、無効である場合にはローレベルになる。

0131

また、図12においては、説明を分り易くするために手書きパネル26も併記する。

0132

まず、図12の時刻T1において、ユーザが文字「あ」の文字キー23をタッチしたとする。

0133

これにより、手書きパネル26には文字「あ」が表示されることになる。但し、この時点では文字の選択は確定されておらず、文字「あ」に背景色62が付される。また、確定キー24は操作が有効な状態にある。

0134

次に、時刻T2において、タイムアウト時間である第1の時間t1が経過したとする。

0135

このようにタイムアウトすることにより文字「あ」の選択が確定する。これと同時に、確定キー24の操作は無効となる。

0136

確定キー24の操作が無効となる期間は、前述のように第2の時間t2である。よって、第2の時間t2が経過する前の期間においては、ユーザが確定キー24を誤ってタッチしても、ユーザの意に反して文字「あ」がアプリケーションプログラム41に入力されてしまうのを防ぐことができる。

0137

また、このように文字の選択が確定すると、文字「あ」の後ろにカーソル63が表示され、「あ」に続く文字の選択を受け付ける状態となる。

0138

次いで、時刻T3においてユーザが再び文字「あ」の文字キー23をタッチしたとする。

0139

タッチの直後では、二番目の文字「あ」は選択が確定していない状態にあり、これを示すための背景色62が「あ」に付される。

0140

また、前述のように確定キー24の操作は無効となっているので、この時点で確定キー24をタッチしても、二番目の文字「あ」の選択は確定しない。

0141

次に、時刻T4において第2の時間t2が経過することにより、確定キー24の操作が有効となる。

0142

そして、時刻T5においてユーザが確定キー24をタッチすると、二番目の文字「あ」の選択が確定する。

0143

以上説明した本例によれば、時刻T2においてタイムアウトによって文字の選択が確定した場合は、第2の時間t2が経過するまで確定キー24の操作を無効にする。

0144

そのため、タイムアウトに気づかずにユーザが誤って確定キー24をタッチした場合でも、ユーザの意に反して文字がアプリケーション41に誤入力されてしまうのを防止できる。

0145

しかも、このように文字がアプリケーションプログラム41に入力されないため、第2の時間t2においては仮名漢字変換が可能な状態となり、ユーザが変換キー25をタッチすることで文字を漢字に変換することも可能となる。

0146

更に、タイムアウト時間である第1の時間t1よりも第2の時間t2が十分に短いため、確定キー24の操作ができない期間を短くすることができ、ユーザに不便を強いることもない。

0147

<画面表示例>
上記した図12の例では、手書きパネル26のみをタイミングチャートに併記した。

0148

以下では、画面の遷移を分り易くする説明するために、タッチパネル22の全体の画面表示例を参照しながら、本実施形態に係る文字入力方法を説明する。

0149

図13及び図14は、本実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図である。

0150

まず、図13(a)に示すように、ユーザが指Fで文字「あ」の文字キー23をタッチしたとする。

0151

そして、図13(b)に示すように、タッチしてから第1の時間t1が経過することにより文字「あ」の選択が確定する。前述のように、このように確定してから第2の時間t2が経過するまでの期間においては、確定キー24に対する操作は無効となる。

0152

次に、図14(a)に示すように、第2の時間t2が経過して確定キー24に対する操作が有効となった後に、ユーザが指Fで確定キー24をタッチする。

0153

これにより、図14(b)に示すように、自装置への文字「あ」の入力が確定する。

0154

<フローチャート>
次に、本実施形態に係る文字入力方法のフローチャートについて説明する。

0155

・全体の流れ
図15は、本例に係る文字入力方法の全体の流れを示すフローチャートである。

0156

まず、ステップS101において、ユーザがタッチパネル22に表示されたキーのいずれかをタッチする。

0157

そして、このようにタッチすることにより、選択確定部51と時間計測部56の各々に入力部50がタッチ情報Stouchを通知する。

0158

次に、ステップS102に移り、無効化部53が時間比較部57から無効指示Sdisableの通知を受けているか否かを判断する。

0159

ここで、通知を受けている(YES)と判断された場合には、ステップS101でタッチしたキーの種類に応じてステップS103で処理が分岐する。

0160

タッチしたキーが確定キー24の場合には、ステップS104に移り、無効化部53が確定キー24に対する操作を無効にする。

0161

一方、タッチしたキーが文字キー23である場合にはステップS105に移る。

0162

ステップS105においては、ステップS101よりも前にユーザが文字キー23をタッチしていた場合に、時間計測部56が、その文字キー23に対するタイムアウト時間である第1の経過時間Selapsed1の計測を停止する。

0163

次に、ステップS106に移り、入力部50が、文字列保持部58と仮名漢字変換部60の各々に、ステップS101でユーザがタッチした文字キー23の文字データScharを送出する。

0164

そして、ステップS107に移り、時間計測部56が、ステップS101でユーザがタッチした文字キー23に対する第1の経過時間Selapsed1の計測を開始する。

0165

一方、S102において無効指示Sdisableの通知を受けていない(NO)と判断された場合には、ステップS101でタッチしたキーの種類に応じて、ステップS109で処理が分岐する。

0166

ここで、タッチしたキーが文字キー23以外の確定キー24や変換キー25である場合には、ステップS110に移り、キーの種類に応じた処理が行われる。

0167

例えば、タッチしたキーが確定キー24の場合には、入力確定部52が文字列送出部59に入力確定指示Sinputを通知することにより、アプリケーションプログラム41への文字の入力が確定する。

0168

また、タッチしたキーが変換キー25の場合には、仮名漢字変換部60が文字データScharに含まれる平仮名を漢字に変換し、変換後の文字データSchar_transを文字列保持部58に送出する。

0169

一方、タッチしたキーが文字キー23の場合には、ステップS111に移る。

0170

ステップS111においては、入力部50が、文字列保持部58と仮名漢字変換部60の各々に文字データScharを送出する。これにより、タッチした文字キー23に対応した文字が文字列保持部58に保持され、その文字が選択された状態となる。

0171

次に、ステップS112に移り、時間計側部56が、ステップS101で文字キー23がタッチされてからの第1の経過時間Selapsed1の計測を開始する。

0172

以上により、本例に係る文字入力方法の基本ステップを終了する。

0173

上記した文字入力方法によれば、ステップS104において無効化部53が確定キー24に対する操作を無効にする。そのため、タイムアウトによって文字の選択が確定している場合にユーザが誤って確定キー24をタッチしても、ユーザの意に反して文字がアプリケーションプログラム41に誤入力されるのを防ぐことができる。

0174

・タイムアウト時の流れ
次に、文字キー23がタッチされてから第1の時間t1が経過し、タイムアウトにより文字の選択を確定する場合の処理について説明する。

0175

図16は、タイムアウト時の処理について説明するためのフローチャートである。

0176

まず、ステップS201において、時間計測部56が、タッチがあった時点から計測した第1の経過時間Selapsed1が第1の時間t1を超えたときに、その第1の経過時間Selapsed1の計測を終了する。

0177

次に、ステップS202に移り、時間比較部57が選択確定部51にタイムアウト信号Stimeoutを通知することにより、選択確定部51が文字の選択を確定する。

0178

続いて、ステップS203に移り、時間比較部57が無効化部53に無効指示Sdisableを通知する。そして、その通知を受けた無効化部53が、確定キー24に対する操作を無効にする。

0179

その後に、ステップS204に移り、時間計測部56が、確定キー24を無効化してからの第2の経過時間Selapsed2の計測を開始する。

0180

以上により、タイムアウト時の基本ステップを終了する。

0181

(第2実施形態)
本実施形態では、以下のようにして速やかに自装置に文字を入力できるようにする。

0182

なお、本実施形態に係る情報処理装置の全体構成とハードウェア構成は、第1実施形態の図9図10でそれぞれ説明したのと同じであるため、それらの説明については省略する。

0183

[機能構成]
図17は、本実施形態に係る情報処理装置21の機能を示す機能構成図である。

0184

なお、図17において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。

0185

図17に示すように、本実施形態に係る情報処理装置21は無効解除部54を備える。

0186

無効解除部54は、他の各部と同様に、プロセッサ33(図9参照)がメインメモリ32と協働して文字入力プログラム40を実行することにより実現され得る。

0187

その無効解除部54は、入力部50から第1実施形態で説明したタッチ情報Stouchの通知を受けて、そのタッチ情報Stouchに基づいて複数の文字キー23のいずれかがタッチされたことを認識する。このように認識した時点で、無効解除部54は、入力確定部52に無効解除指示Senable2を通知する。

0188

その無効解除指示Senable2が通知された入力確定部52は、無効化部53の制御下で確定キー24の制御が無効になっている場合であっても、前述の入力確定指示Sinputを送出することができるようになる。これにより、無効解除部54の制御下において、確定キー24に対する操作の無効が解除されることになる。

0189

[文字入力方法]
次に、本実施形態に係る文字入力方法について説明する。

0190

<タイミングチャート>
図18は、本実施形態に係る文字入力方法を模式的に示すタイミングチャートである。

0191

図18においても、第1実施形態の図12と同様に、確定キー24に対する操作が有効である場合にはチャートがハイレベルとなり、無効である場合にはローレベルになる。

0192

また、図18においては、説明を分り易くするために手書きパネル26も併記する。

0193

まず、図18の時刻T1において、ユーザが文字「あ」の文字キー23をタッチしたとする。

0194

この時点では文字の選択は確定されておらず、かつ確定キー24の操作は有効である。

0195

次に、時刻T2において、タイムアウト時間である第1の時間t1が経過したとする。

0196

このようにタイムアウトすることにより文字「あ」の選択が確定する。これと同時に、確定キー24の操作は無効となる。

0197

確定キー24の操作が無効となる期間は、第1実施形態と同様に第2の時間t2である。そして、この期間においては、ユーザが確定キー24を誤ってタッチしても、ユーザの意に反して文字「あ」がアプリケーションプログラム41に入力されてしまうのを防ぐことができる。

0198

ここで、その第2の時間t2が経過する前の時刻である時刻T3において、ユーザが文字「あ」の文字キー23をタッチしたとする。

0199

このように文字キー23がタッチされた場合には、文字「あ」と背景色62とが手書きパネル26に表示されると共に、前述のように無効解除部54の制御下において確定キー24に対する操作の無効が解除される。

0200

よって、時刻T3より後の時刻T4においてユーザが確定キー24をタッチすることにより、第2の時間t2が経過するのを待つことなしに、二つ目の文字「あ」の選択を確定することができる。

0201

そして、時刻T5においてユーザが確定キー24をタッチすることにより、文字列「ああ」がアプリケーションプログラム41に送出される。

0202

以上説明した本実施形態によれば、第2の時間t2が経過しておらず無効化部53が確定キー24に対する操作を無効にしている場合であっても、複数の文字キー23のいずれかがタッチされたときには、無効解除部54が無効を解除する。

0203

よって、第2の時間t2が経過するのを待たずにユーザが文字を確定することが可能となり、情報処理装置21に速やかに文字を入力することができるようになる。

0204

<画面表示例>
上記した図18の例では、手書きパネル26のみをタイミングチャートに併記した。

0205

以下では、画面の遷移を分り易くする説明するために、タッチパネル22の全体の画面表示例を参照しながら、本実施形態に係る文字入力方法を説明する。

0206

図19図21は、本実施形態に係る文字入力方法における画面表示例を示す図である。

0207

まず、図19(a)に示すように、ユーザが文字「あ」の文字キー23を指Fでタッチしたとする。

0208

そして、図19(b)に示すように、タッチしてから第1の時間t1が経過することにより文字「あ」の選択が確定する。このように確定してから第2の時間t2が経過するまでの期間においては、確定キー24に対する操作は無効となる。

0209

次に、図20(a)に示すように、第2の時間t2が経過する前に、ユーザが再び文字キー23を指Fでタッチしたとする。

0210

この例では、「あ」が割り当てられた文字キー23をユーザが二回タッチすることにより「い」が選択される。

0211

そして、このように第2の時間t2が経過する前に文字キー23がタッチされたことにより、確定キー24に対する操作の無効が解除される。

0212

続いて、図20(b)に示すように、その確定キー24をユーザが指Fでタッチすることにより、文字「い」の選択を確定させる。

0213

その後に、図21に示すように、ユーザが確定キー24を指Fでもう一度タッチすることにより、情報処理装置21への文字列「あい」の入力が確定する。

0214

<フローチャート>
次に、本実施形態に係る文字入力方法のフローチャートについて説明する。

0215

・全体の流れ
図22は、本実施形態に係る文字入力方法の全体の流れを示すフローチャートである。

0216

なお、図22において、第1実施形態の図15において説明したのと同じステップには同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。

0217

図22に示すように、本実施形態においては、第1実施形態で説明したステップS106とステップS107の間に無効解除処理S300を行う。これ以外の処理については第1実施形態と同じである。

0218

無効解除処理S300は、第2の時間t2が経過する前にステップS101で文字キー23がタッチされたときに、確定キー24に対する操作の無効を解除する処理である。

0219

また、そのように文字キー23がタッチされた場合には、ステップS101において無効解除部54と時間計測部56の各々が入力部50からタッチ情報Stouchの通知を受ける。

0220

図23は、無効解除処理S300について示すフローチャートである。

0221

まず、ステップS301において、ステップS101においてタッチ情報Stouchの通知を受けた無効解除部54が、入力確定部52に無効解除指示Senable2を通知する。その結果、入力確定部52が入力確定指示Sinputを送出することができるようになり、これにより無効解除部54の制御下で確定キー24に対する操作の無効が解除される。

0222

そして、ステップS302に移り、ステップS101においてタッチ情報Stouchの通知を受けた時間計測部56が、確定キー24の操作を無効にする期間である第2の経過時間Selapsed2の計測を停止する。

0223

以上により、無効解除処理300の基本ステップを終了する。

0224

上記した文字入力方法によれば、第2の時間t2が経過する前に文字キー23がタッチされた場合には無効解除処理300において確定キー24の操作を有効にするので、ユーザが確定キー24をタッチすることで速やかに文字を入力することができる。

0225

1、21…情報処理装置、2、22…タッチパネル、3、23…文字キー、4、24…確定キー、5、25…変換キー、6、26…手書きパネル、7、27…入力パネル、9、63…カーソル、10、62…背景色、22a…ディスプレイ、22b…タッチセンサ、31…記憶部、32…メインメモリ、33…プロセッサ、34…クロック、35…記録媒体、36…バス、40…文字入力プログラム、41…アプリケーションプログラム、50…入力部、51…選択確定部、52…入力確定部、53…無効化部、54…無効解除部、55…確定キー機能切換部、56…時間計側部、57…時間比較部、58…文字列保持部、59…文字列送出部、60…仮名漢字変換部、61…表示部。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ