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技術 電動補助車両

出願人 ヤマハ発動機株式会社
発明者 木下博勝古賀利雄松本雄紀
出願日 2016年9月15日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-180401
公開日 2018年3月22日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2018-043663
状態 特許登録済
技術分野 車両の乗手推進、伝動装置 自転車用入れ物、その他の付属品
主要キーワード 電源ロック 補助スプロケット 通常操作モード 運転ハンドル 受付フラグ デジタル電圧信号 クランク回転センサ 補助出力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月22日)のものです。
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図面 (9)

課題

乗員の意図しないタイミングで電動補助自転車電源オフされないよう、電源の操作を制限する。

解決手段

電動補助自転車は、乗員の人力補助するための補助力を生成する電動モータ、および、電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備える。複数のボタンは、駆動システムの電源のオンおよびオフを行うための電源ボタン、および、電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含む。制御回路は、複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行する。駆動システムに電力が供給され、制御回路が通常操作モードで動作しているときにおいて、制御回路は、複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、電源のオフを禁止する。

概要

背景

電動補助自転車は、電気モータを利用して、運転者(乗員)の人力補助する補助力を発生させる。補助力の大きさは、乗員がペダル加えた力の大きさに応じて変化する。当該補助力により、登坂路等における乗員の負担を軽減することができ、また、電動補助自転車の走行定性を保つための一定以上の車速の維持も容易になる。

電動補助自転車の運転ハンドルには、一般に操作盤が設けられる。操作盤は、複数のボタンを有する。たとえば、電動補助自転車の電源オンおよびオフを行う電源ボタン、および、電動モータの補助力、または、補助力の大きさに対応する走行モードを設定する補助力設定ボタンである。さらに、操作盤の中には、車速、電池残量等を表示する表示パネル等を有するものがある。乗員は表示パネルに表示された情報を見て、必要な操作を手元で行うことができる。特許文献1は、操作盤を有する電動自転車を開示する。操作ユニットには、電源スイッチ、モードスイッチ、ライトスイッチ解施錠表示用LED、表示切替スイッチ等が設けられている。

近年では、法令適合する子乗せ式電動補助自転車も登場している。子乗せ式電動補助自転車は、多くの場合、運転ハンドルおよびリヤキャリアにそれぞれチャイルドシートを有しており、子供同伴の近郊への移動手段として、自動車と並んで大きな役割を果たすに至っている。

概要

乗員の意しないタイミングで電動補助自転車の電源がオフされないよう、電源の操作を制限する。電動補助自転車は、乗員の人力を補助するための補助力を生成する電動モータ、および、電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備える。複数のボタンは、駆動システムの電源のオンおよびオフを行うための電源ボタン、および、電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含む。制御回路は、複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行する。駆動システムに電力が供給され、制御回路が通常操作モードで動作しているときにおいて、制御回路は、複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、電源のオフを禁止する。

目的

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、乗員の意図しないタイミングで電動補助自転車の電源がオフされないよう、電源の操作を制限することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乗員の人力補助するための補助力を生成する電動モータ、および、前記電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備え、前記複数のボタンは、前記駆動システムの電源オンおよびオフを行うための電源ボタン、および、前記電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含み、前記制御回路は、前記複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行し、前記駆動システムに電力が供給され、前記制御回路が通常操作モードで動作しているときにおいて、前記制御回路は、前記複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、前記電源のオフを禁止する、電動補助自転車

請求項2

前記制御回路は、通常操作モードおよび電源ロックモードの一方で動作することが可能であり、前記通常操作モードでは、前記電源ボタンが押下されるたびに、前記電源のオンおよびオフを交互に行い、前記電源ロックモードでは、前記電源ボタンに前記通常の操作が行われた場合の前記電源のオフを禁止し、前記制御回路は、前記通常操作モードにおいて前記少なくとも1つのボタンに対する前記特定の操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する、請求項1に記載の電動補助自転車。

請求項3

前記制御回路は、前記特定の操作として、前記少なくとも1つのボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する、請求項2に記載の電動補助自転車。

請求項4

前記操作盤は、前記電動補助自転車の走行状態に関する情報を表示することが可能な表示装置、および、前記走行状態に関する情報を切り替えて表示するための切替ボタンをさらに備えており、前記制御回路は、前記特定の操作として、前記切替ボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する、請求項2に記載の電動補助自転車。

請求項5

前記表示装置は、液晶パネル有機ELパネルおよび電子ペーパパネルのいずれかを有する、請求項4に記載の電動補助自転車。

請求項6

前記少なくとも1つのボタンは前記電源ボタンであり、前記制御回路は、前記特定の操作として、前記電源ボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する、請求項2に記載の電動補助自転車。

請求項7

前記制御回路は、前記特定の操作として、あらかじめ定められた2つのボタンが同時に押下される操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する、請求項2に記載の電動補助自転車。

請求項8

前記あらかじめ定められた2つのボタンの一方は前記電源ボタンである、請求項7に記載の電動補助自転車。

請求項9

前記電源ロックモードでは、前記制御回路は、前記電源ボタンに前記通常の操作が行われたときには前記電源のオフを禁止し、前記補助力設定ボタンに操作が行われたときには前記操作を受け付ける、請求項2から8のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項10

前記制御回路は、前記補助力設定ボタンに行われた操作が、前記電動モータの補助力を0にするための操作である場合には、前記操作の受け付けを禁止する、請求項9に記載の電動補助自転車。

請求項11

ヘッドランプをさらに備え、前記操作盤は、前記ヘッドランプの点灯および消灯を行うためのライトボタンをさらに有しており、前記電源ロックモードで、かつ前記ヘッドランプが消灯している場合には、前記制御回路は、前記ライトボタンへの前記通常の操作に応答して前記ヘッドランプを点灯させ、前記電源ロックモードで、前記ヘッドランプが点灯しており、かつ前記ライトボタンに前記通常の操作が行われたときは、前記制御回路は、前記ヘッドランプの点灯を維持する、請求項2から10のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項12

前記操作盤は、前記電動補助自転車の走行状態に関する情報を表示することが可能な表示装置をさらに備え、前記電源ロックモードに移行したとき、前記制御回路は、前記表示装置に前記電源ロックモード中であることを示す画像を表示させる、請求項2から11のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項13

前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記表示装置における前記画像の表示態様を変更させる、請求項12に記載の電動補助自転車。

請求項14

前記制御回路は前記画像を点滅させる、請求項13に記載の電動補助自転車。

請求項15

前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記表示装置の表示領域の一部または全部を点滅させる、請求項12に記載の電動補助自転車。

請求項16

前記電源ロックモード中に点灯するランプをさらに備え、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記ランプを点滅させる、請求項2から11のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項17

音声を出力するスピーカをさらに備え、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記スピーカから音声を出力させる、請求項12から16のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項18

前記操作盤の前記制御回路は、前記少なくとも1つのボタンの押下による、前記操作盤内の電気回路のオン、および、前記少なくとも1つのボタンが離れたことによる、前記電気回路のオフが検出された場合、前記特定の操作を受け付ける、請求項1から17のいずれかに記載の電動補助自転車。

請求項19

乗員の人力を補助するための補助力を生成する電動モータ、および、前記電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備え、前記複数のボタンは、前記駆動システムの電源のオンおよびオフを行うための電源ボタン、および、前記電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含み、前記制御回路は、前記複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行し、前記駆動システムに電力が供給されているときにおいて、前記制御回路は、前記複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、前記電源をオフする、電動補助自転車。

請求項20

前記制御回路は、前記電源ボタンが所定時間以上継続して押下し続けられる操作を受け付けたとき、前記電源をオフする、請求項19に記載の電動補助自転車。

技術分野

0001

本発明は、電動補助車両に関する。より具体的には、本発明は、電動補助車両に設けられた操作盤を利用した、電動補助車両の電源制御に関する。

背景技術

0002

電動補助自転車は、電気モータを利用して、運転者(乗員)の人力補助する補助力を発生させる。補助力の大きさは、乗員がペダル加えた力の大きさに応じて変化する。当該補助力により、登坂路等における乗員の負担を軽減することができ、また、電動補助自転車の走行定性を保つための一定以上の車速の維持も容易になる。

0003

電動補助自転車の運転ハンドルには、一般に操作盤が設けられる。操作盤は、複数のボタンを有する。たとえば、電動補助自転車の電源オンおよびオフを行う電源ボタン、および、電動モータの補助力、または、補助力の大きさに対応する走行モードを設定する補助力設定ボタンである。さらに、操作盤の中には、車速、電池残量等を表示する表示パネル等を有するものがある。乗員は表示パネルに表示された情報を見て、必要な操作を手元で行うことができる。特許文献1は、操作盤を有する電動自転車を開示する。操作ユニットには、電源スイッチ、モードスイッチ、ライトスイッチ解施錠表示用LED、表示切替スイッチ等が設けられている。

0004

近年では、法令適合する子乗せ式電動補助自転車も登場している。子乗せ式電動補助自転車は、多くの場合、運転ハンドルおよびリヤキャリアにそれぞれチャイルドシートを有しており、子供同伴の近郊への移動手段として、自動車と並んで大きな役割を果たすに至っている。

先行技術

0005

特開2010−155523号公報

発明が解決しようとする課題

0006

子乗せ式電動補助自転車のように、操作盤とチャイルドシートとが近接して配置されていると、操作盤の電源ボタンが子供の手の届く範囲に存在することがあり得る。これでは、子供を乗せて乗車しているときに、子供のいたずら等によって乗員の予期しないタイミングで電源が切られる可能性がある。

0007

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、乗員の意図しないタイミングで電動補助自転車の電源がオフされないよう、電源の操作を制限することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明の例示的な実施形態にかかる電動補助自転車は、乗員の人力を補助するための補助力を生成する電動モータ、および、前記電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備え、前記複数のボタンは、前記駆動システムの電源のオンおよびオフを行うための電源ボタン、および、前記電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含み、前記制御回路は、前記複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行し、前記駆動システムに電力が供給され、前記制御回路が通常操作モードで動作しているときにおいて、前記制御回路は、前記複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、前記電源のオフを禁止する。

0009

これにより、子供のいたずら等による、乗員の意図しない電源のオフを回避できる。電源が不意にオフされると電動モータの補助力がなくなり車速が低下し得る。しかしながら本発明の例示的な実施形態によれば乗員の意図しない電源のオフを回避できるため、電動モータの補助力が維持される。乗員は軽快かつ一定以上の車速を維持しながら電動補助自転車に乗り続けることが可能になる。

0010

ある実施形態において、前記制御回路は、通常操作モードおよび電源ロックモードの一方で動作することが可能であり、前記通常操作モードでは、前記電源ボタンが押下されるたびに、前記電源のオンおよびオフを交互に行い、前記電源ロックモードでは、前記電源ボタンに前記通常の操作が行われた場合の前記電源のオフを禁止し、前記制御回路は、前記通常操作モードにおいて前記少なくとも1つのボタンに対する前記特定の操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する。

0011

ある実施形態において、前記制御回路は、前記特定の操作として、前記少なくとも1つのボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する。

0012

ある実施形態において、前記操作盤は、前記電動補助自転車の走行状態に関する情報を表示することが可能な表示装置、および、前記走行状態に関する情報を切り替えて表示するための切替ボタンをさらに備えており、前記制御回路は、前記特定の操作として、前記切替ボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する。

0013

電源ロックモードに移行するための特定の操作として、走行状態に関する情報を切り替えて表示するための切替ボタンを利用することにより、特定の操作のためのボタンを別途設ける必要がない。よって、操作盤上のボタンの数を抑制することができる。

0014

ある実施形態において、前記表示装置は、液晶パネル有機ELパネルおよび電子ペーパパネルのいずれかを有する。

0015

ある実施形態において、前記少なくとも1つのボタンは前記電源ボタンであり、前記制御回路は、前記特定の操作として、前記電源ボタンが所定時間以上継続して押下され続ける操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する。

0016

ある実施形態において、前記制御回路は、前記特定の操作として、あらかじめ定められた2つのボタンが同時に押下される操作を受け付けたとき、前記通常操作モードから前記電源ロックモードに移行する。

0017

ある実施形態において、前記あらかじめ定められた2つのボタンの一方は前記電源ボタンである。

0018

ある実施形態において、前記電源ロックモードでは、前記制御回路は、前記電源ボタンに前記通常の操作が行われたときには前記電源のオフを禁止し、前記補助力設定ボタンに操作が行われたときには前記操作を受け付ける。

0019

電源ロックモードに移行するための特定の操作として、電源ボタン、または、既存の2つのボタンを利用することにより、特定の操作のためのボタンを別途設ける必要がない。また、既存の補助力設定ボタンに操作が行われたときには通常の操作を受け付ける。よって、操作盤上のボタンの数を抑制することができる。

0020

ある実施形態において、前記制御回路は、前記補助力設定ボタンに行われた操作が、前記電動モータの補助力を0にするための操作である場合には、前記操作の受け付けを禁止する。

0021

補助力を0にするための操作の受け付けを禁止することにより、乗員は常に補助力を得て乗車を継続することができる。

0022

ある実施形態において、前記電動補助自転車はヘッドランプをさらに備え、前記操作盤は、前記ヘッドランプの点灯および消灯を行うためのライトボタンをさらに有しており、前記電源ロックモードで、かつ前記ヘッドランプが消灯している場合には、前記制御回路は、前記ライトボタンへの前記通常の操作に応答して前記ヘッドランプを点灯させ、前記電源ロックモードで、前記ヘッドランプが点灯しており、かつ前記ライトボタンに前記通常の操作が行われたときは、前記制御回路は、前記ヘッドランプの点灯を維持する。

0023

電源ロックモード中であっても、乗員は、電源ロックモードを解除することなく、ヘッドランプを点灯させることができるため、利便性が向上する。一方、電源ロックモード中では、制御回路はヘッドランプの消灯を禁止する。ヘッドランプの点灯時に子供のいたずら等によってランプ点灯ボタンが押下されたとしても、ヘッドランプは点灯し続けるため、乗員は十分な明るさを確保して乗車を継続できる。

0024

ある実施形態において、前記操作盤は、前記電動補助自転車の走行状態に関する情報を表示することが可能な表示装置をさらに備え、前記電源ロックモードに移行したとき、前記制御回路は、前記表示装置に前記電源ロックモード中であることを示す画像を表示させる。

0025

乗員が現在の動作モードが電源ロックモードであることを忘れていた場合でも、画像を視認することにより、現在電源ロックモード中であることを認識することができ、電源オフの操作が無効であることを容易に理解できる。これにより、なぜ電源のオフができないのかという不安をきたすことはなく、また、電動補助自転車が故障したといすることもなくなる。

0026

ある実施形態において、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記表示装置における前記画像の表示態様を変更させる。

0027

ある実施形態において、前記制御回路は前記画像を点滅させる。

0028

ある実施形態において、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記表示装置の表示領域の一部または全部を点滅させる。

0029

ある実施形態において、前記電動補助自転車は前記電源ロックモード中に点灯するランプをさらに備え、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記ランプを点滅させる。

0030

乗員の視覚への刺激を与えることにより、乗員はより容易に画像を視認することができ、現在電源ロックモード中であることを認識することができる。

0031

ある実施形態において、前記電動補助自転車は音声を出力するスピーカをさらに備え、前記電源ロックモード中に前記電源ボタンに前記通常操作が行われたときは、前記制御回路は、前記スピーカから音声を出力させる。

0032

乗員は、画像またはランプの点滅を視認するとともにスピーカからの音声を聞くことにより、より確実に現在電源ロックモード中であることを認識することができる。乗員が仮に画像またはランプの点滅を見ていなかったとしても、音声のみにより、現在電源ロックモード中であることを認識することができる。

0033

ある実施形態において、前記操作盤の前記制御回路は、前記少なくとも1つのボタンの押下による、前記操作盤内の電気回路のオン、および、前記少なくとも1つのボタンが離れたことによる、前記電気回路のオフが検出された場合、前記特定の操作を受け付ける。

0034

操作盤内の電気回路のオンおよびオフの両方が検出された場合に、少なくとも1つのボタンによる、電源のオフを禁止するための特定の操作を受け付ける。よって、たとえば当該少なくとも1つのボタンが押下された状態で固着してしまった場合には、電源のオフを禁止するための特定の操作が受け付けられないため、乗員が意図しない電源ロックを回避することができる。

0035

本発明の例示的な他の実施形態にかかる電動補助自転車は、乗員の人力を補助するための補助力を生成する電動モータ、および、前記電動モータの動作を制御する制御ユニットを含む駆動システムと、複数のボタンおよび制御回路を有する操作盤とを備え、前記複数のボタンは、前記駆動システムの電源のオンおよびオフを行うための電源ボタン、および、前記電動モータの補助力を設定する補助力設定ボタンを含み、前記制御回路は、前記複数のボタンの各々の押下を受け付けてあらかじめ定められた処理を実行し、前記駆動システムに電力が供給されているときにおいて、前記制御回路は、前記複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対する通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、前記電源をオフする。

0036

ある実施形態において、前記制御回路は、前記電源ボタンが所定時間以上継続して押下し続けられる操作を受け付けたとき、前記電源をオフする。

0037

乗員は、たとえば電源をオフしたい時には、当該少なくとも1つのボタンを長押しすればよい。短押しでは電源をオフしないよう動作させるため、通常操作モードと電源ロックモードとを分ける必要はなくなる。これにより、乗員の操作が単純になり、操作上の混乱を低減できる。

発明の効果

0038

本発明の例示的な実施形態にかかる電動補助車両は、当該車両の駆動システムに電力が供給され、制御回路が通常操作モードで動作しているときにおいて、操作盤の制御回路が、複数のボタンのうちの少なくとも1つのボタンに対して通常の操作とは異なる特定の操作を受け付けたとき、電源のオフを禁止する。これにより、電源オフの操作が乗員にとって不意に行われることがなくなる。電動モータの補助力が維持されるため、乗員は軽快かつ一定以上の車速を維持しながら電動補助自転車に乗り続けることが容易になる。

図面の簡単な説明

0039

本発明の実施形態に係る電動補助自転車1を示す側面図である。
電動補助自転車1の前方部を示す平面図である。
電動補助自転車1の機械的および電気的構成を示すブロック図である。
操作盤60の外観図である。
操作盤60のハードウェア図である。
例示的な実施形態にかかる、操作盤60を利用した電源ロック操作に関するマイコン62の処理手順を示すフローチャートである。
電源ロックモード時に、当該動作モードを乗員に通知する処理の手順を示すフローチャートである。
電源ロック操作に関する処理の変形例を示すフローチャートである。

実施例

0040

以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る電動補助自転車を説明する。実施形態の説明においては、同様の構成要素には同様の参照符号を付し、重複する場合にはその説明を省略する。本発明の実施形態における前後、左右、上下とは、電動補助自転車のサドルシート)に乗員がハンドルに向かって着座した状態を基準とした前後、左右、上下を意味する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。

0041

以下の説明では、子供が乗車可能な電動補助自転車を例示する。以下の説明における「乗員」(rider)は、一緒に乗車している子供ではなく、自転車操縦する者を指す。電動補助自転車1に子供が乗車することは必須ではない。本発明は、チャイルドシートを備えない電動補助自転車にも適用される。以下の実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。

0042

図1は、本発明の実施形態に係る電動補助自転車1を示す側面図である。図1は、電動補助自転車1の一例として、二輪の電動補助自転車を示している。

0043

電動補助自転車1は、前後方向に延びる車体フレーム11を有する。車体フレーム11は、ヘッドパイプ12、ダウンチューブ5、ブラケット6、チェーンステイ7、シートチューブ16、シートステイ19を含む。ヘッドパイプ12は車体フレーム11の前端に配置される。ハンドルステム13は、ヘッドパイプ12に回転可能に挿入される。ハンドル14は、ハンドルステム13の上部に固定される。ハンドルステム13の下部にはフロントフォーク15が固定される。フロントフォーク15の下端部には、操舵輪である前輪25が、車軸22を介して回転可能に支持される。フロントフォーク15の下端部には、前輪25の回転を検出する前輪回転センサ49が設けられている。前輪25の側方にはヘッドランプ2が配置される。ヘッドランプ2は、フロントフォーク15に取り付けられる。

0044

ハンドル14には、ハンドル14と一緒に回動可能なようにチャイルドシート90が設けられている。ハンドル操作時に乗員がハンドル14を回動させると、チャイルドシート90はハンドル14と一緒に回動する。

0045

ダウンチューブ5は、ヘッドパイプ12から後方斜め下方に向かって延びている。シートチューブ16は、ダウンチューブ5の後端部から上方に向かって延びている。チェーンステイ7は、シートチューブ16の下端部から後方に向かって延びている。ブラケット6は、ダウンチューブ5の後端部、シートチューブ16の下端部、チェーンステイ7の前端部を接続する。

0046

シートチューブ16にはシートポスト17が挿入され、シートポスト17の上端部には乗員が座るサドル27が設けられる。チェーンステイ7の後部は、駆動輪である後輪26を回転可能に支持する。シートステイ19は、シートチューブ16の上部から後方斜め下方に向かって延びている。シートステイ19の下端部は、チェーンステイ7の後部に接続される。シートステイ19は、サドル27の後方に設けられた荷台24を支持する。

0047

車体フレーム11の車両中央付近に配置されたブラケット6には駆動ユニット30が取り付けられる。駆動ユニット30は、制御装置32、電動モータ33、クランクアーム34、ペダル35、クランク軸37、駆動スプロケット42、補助スプロケット44、トルクセンサ47、クランク回転センサ48を含む。駆動ユニット30のこれらの構成要素はユニットケース31に組み込まれる。従動スプロケット45は、後輪26の駆動軸23と同軸に設けられている。ブラケット6には電動モータ33等に電力を供給するバッテリ36が搭載される。バッテリ36はシートチューブ16に支持されてもよい。

0048

クランク軸37は駆動ユニット30に左右方向に貫通して支持されている。クランク軸37の両端部にはクランクアーム34が設けられている。クランクアーム34の先端には、ペダル35が回転可能に設けられている。乗員がペダル35に加えた人力(踏力)は、クランク軸37に発生するトルクとしてトルクセンサ47に検出される。クランク回転センサ48は、クランク軸37の回転を検出する。

0049

制御装置32は、電動補助自転車1の各種動作を制御する。乗員がペダル35を足で踏んで回転させたときに発生するクランク軸37の回転出力は、駆動スプロケット42、チェーン28、従動スプロケット45を介して後輪26に伝達される。制御装置32は、クランク軸37の回転出力に応じた駆動補助出力を発生するように電動モータ33を制御する。電動モータ33から出力された駆動補助出力は、補助スプロケット44、チェーン28、従動スプロケット45を介して、後輪26に伝達される。チェーン28の代わりにベルトシャフト等が用いられてもよい。電動補助自転車1では、電動モータ33が乗員の人力を補助する補助力を発生することにより、例えば坂道の走行時や荷物を積んでいるときの乗員の負担を減らすことができる。

0050

ハンドル14には、操作盤60が設けられている。乗員は、操作盤60を操作して、電動補助自転車1の電源のオンとオフとを切り替えたり、電動モータ33の補助力の大きさを設定したりすることができる。操作盤60は、配線38を介して、制御装置32と情報の送受信を行う。

0051

図2は、電動補助自転車1の前方部を示す平面図である。ハンドル14は、右ハンドルバー81および左ハンドルバー82を有する。右ハンドルバー81の後端部には、右グリップ83が設けられている。左ハンドルバー82の後端部には、左グリップ84が設けられている。乗員は、これらの右グリップ83および左グリップ84を握って操舵を行う。

0052

右グリップ83の近傍には、前輪ブレーキレバー85が設けられている。左グリップ84の近傍には、後輪ブレーキレバー86が設けられている。右手によって右グリップ83とともに前輪ブレーキレバー85が握られると、前輪25に制動力が付与される。左手によって左グリップ84とともに後輪ブレーキレバー86が握られると、後輪26に制動力が付与される。

0053

右ハンドルバー81における右グリップ83の近傍には、乗員が変速比を切り替える操作を行う変速操作器87が設けられる。左ハンドルバー82における左グリップ84の近傍には、操作盤60が設けられる。

0054

ハンドル14は、子供が着座可能なチャイルドシート90を支持している。チャイルドシート90は、右ハンドルバー81および左ハンドルバー82の間に配置されている。チャイルドシート90は、上方が開放された凹形状を有する。チャイルドシート90は、その底面に子供が着座可能な着座部92を有しており、その前部に子供の脚を通す挿通孔93がある。挿通孔93の下方には、足載せ95が設けられている。チャイルドシート90には、着座した子供を保持するシートベルト94が設けられている。シートベルト94は、シートベルト94の着脱に用いるバックル98を有する。着座部92の前方かつ上方には、子供が把持可能なバー96が設けられている。

0055

図3は、電動補助自転車1の機械的および電気的構成を示すブロック図である。駆動ユニット30は、クランク軸37、トルクセンサ47、一方向クラッチ43、クランク回転センサ48、駆動スプロケット42、制御装置32、電動モータ33、モータ回転センサ52、減速機51、一方向クラッチ53、補助スプロケット44を備える。駆動ユニット30は、ペダル35に加えられた乗員の人力に応じた駆動補助出力を電動モータ33に発生させる補助出力制御システムである。

0056

まず、動力伝達経路を説明する。乗員がペダル35を踏み込んでクランク軸37を回転させると、そのクランク軸37の回転は、一方向クラッチ43および駆動スプロケット42を介してチェーン28に伝達される。一方向クラッチ43は、クランク軸37の順回転のみを駆動スプロケット42に伝達し、クランク軸37の逆回転は駆動スプロケット42に伝達させない。電動モータ33の回転は、減速機51、一方向クラッチ53、補助スプロケット44を介してチェーン28に伝達される。一方向クラッチ53は、チェーン28を順回転させる方向の回転のみを補助スプロケット44に伝達し、チェーン28を逆回転させる方向の回転は補助スプロケット44に伝達させない。乗員がペダル35に加えた人力により発生するクランク回転出力と、電動モータ33が発生する駆動補助出力とは、チェーン28で合成される。

0057

チェーン28の回転は、従動スプロケット45を介して駆動軸23に伝達される。駆動軸23の回転は、変速機構55および一方向クラッチ56を介して後輪26に伝達される。

0058

変速機構55は、乗員による変速操作器87の操作に応じて変速比を変更する機構である。一方向クラッチ56は、駆動軸23の回転速度が後輪26の回転速度よりも速い場合にのみ、駆動軸23の回転を後輪26に伝達する。駆動軸23の回転速度が後輪26の回転速度よりも遅い場合には、一方向クラッチ56は駆動軸23の回転を後輪26に伝達しない。

0059

次に、制御装置32による電動モータ33の駆動制御を説明する。制御装置32は、例えばMCU(Motor Control Unit)である。制御装置32は、マイクロコントローラ101、メモリ102、モータ駆動回路107を備える。マイクロコントローラ101は、電動モータ33の動作を制御するとともに、電動補助自転車1の各部の動作を制御する。メモリ102は、電動モータ33および電動補助自転車1の各部の動作を制御するための手順を規定したコンピュータプログラムを格納している。マイクロコントローラ101は、メモリ102からコンピュータプログラムを読み出して各種制御を行う。図3中のマイクロコントローラ101の内部は、マイクロコントローラ101の機能ブロックを示している。マイクロコントローラ101は、トルク算出部103、補助出力演算部104、変速比検知部105として機能する。

0060

乗員がペダルに加えた人力(踏力)は、クランク軸37に発生するトルクとしてトルクセンサ47に検出される。トルクセンサ47は、検出したトルクに応じた電圧信号をトルク算出部103に出力する。トルク算出部103は、トルクセンサ47からの電圧信号をトルクに換算する。例えば、トルクセンサ47から入力されるアナログ電圧信号デジタル電圧信号に変換し、デジタル電圧信号の大きさからトルクを算出する。トルク算出部103は、算出したトルクを補助出力演算部104に出力する。

0061

クランク回転センサ48は、クランク軸37の回転角を検出する。クランク回転センサ48は、クランク軸37の回転角に応じた信号を補助出力演算部104に出力する。例えば、クランク回転センサ48は、クランク軸37の回転を所定の角度毎に検出し、矩形波信号または正弦波信号を出力する。補助出力演算部104は、クランク回転センサ48の出力信号からクランク軸37の回転速度を算出する。補助出力演算部104は、クランク軸37の回転速度とトルク算出部103が算出したトルクとを乗じて、クランク回転出力を算出する。

0062

電動モータ33には、モータ回転センサ52が設けられている。モータ回転センサ52は例えばエンコーダである。モータ回転センサ52は、電動モータ33のロータの回転角を検出し、回転角に応じた信号を変速比検知部105およびモータ駆動回路107へ出力する。例えば、モータ回転センサ52は、ロータの回転を所定の角度毎に検出し、矩形波信号または正弦波信号を出力する。変速比検知部105およびモータ駆動回路107は、モータ回転センサ52の出力信号から電動モータ33の回転速度を算出する。

0063

前輪回転センサ49は、前輪25の回転角を検出し、回転角に応じた信号を変速比検知部105へ出力する。例えば、前輪回転センサ49は、前輪25の回転を所定の角度毎に検出し、矩形波信号または正弦波信号を出力する。変速比検知部105は、前輪回転センサ49の出力信号から前輪25の回転速度を算出する。変速比検知部105は、電動モータ33の回転速度と前輪25の回転速度から変速比を算出し、算出した変速比を補助出力演算部104へ入力する。

0064

補助出力演算部104は、トルク算出部103、クランク回転センサ48、変速比検知部105からの出力、乗員による操作盤60のボタン操作、およびメモリ102に格納されている情報などから、適切な駆動補助出力を発生させるための指令値を算出し、モータ駆動回路107へ送信する。補助出力演算部104は、例えば、ペダル35に加えられた乗員の人力により発生するクランク回転出力と、電動モータ33が発生する駆動補助出力の関係等に基づいて作成されたマップを参照することにより指令値を算出する。メモリ102には複数種類のマップが格納されている。補助出力演算部104は、メモリ102から条件に合ったマップを読み出し、読み出したマップを参照することにより指令値を算出する。

0065

モータ駆動回路107は、例えばインバータであり、補助出力演算部104からの指令値に応じた電力をバッテリ36から電動モータ33に供給する。電力が供給された電動モータ33は回転し、所定の駆動補助出力を発生させる。このように、補助出力演算部104は、走行時の乗員のペダル35を漕ぐ動作をアシストするように、電動モータ33に駆動補助出力を発生させることができる。

0066

次に、操作盤60を詳細に説明する。

0067

図4は、操作盤60の外観図である。操作盤60は、複数のボタン64a、64b、66、68、70と、液晶パネル72とを有している。複数のボタンは具体的には、補助力設定ボタン64aおよび64b、切替ボタン66、ランプ点灯ボタン68、および、電源ボタン70である。

0068

補助力設定ボタン64aおよび64bは、電動モータ33の補助力、または、補助力の大きさに対応する走行モードを設定するために利用される。電動モータ33の「補助力」とは、人力を補助する力である。いま、電動補助自転車1に4つの走行モードが設けられているとする。4つの走行モードは、たとえば人力に対する補助力の強さが小さい方から順に、アシスト無しモード、エコモード標準モードおよび強モードであるとする。アシスト無しモードでは、電動モータ33は、補助力を発生しない。

0069

アシスト無しモード時に乗員が補助力設定ボタン64aを押下すると、アシスト無しモードがエコモードに変更される。エコモード時に乗員が補助力設定ボタン64aを押下すると、エコモードが標準モードに変更される。通常モード時に乗員が補助力設定ボタン64aを押下すると、標準モードが強モードに変更される。なお、強モード時に乗員が補助力設定ボタン64aをさらに押下しても、強モードのままであり、それ以上モードは変化しない。一方、補助力設定ボタン64bが押下されると、次に説明するように、強モードから標準モードに変更される。

0070

補助力設定ボタン64bは、補助力設定ボタン64aとは逆に、補助力が低い走行モードを選択するために押下される。強モード時に乗員が補助力設定ボタン64bを押下すると、強モードが標準モードに変更される。標準モード時に乗員が補助力設定ボタン64bを押下すると、標準モードがエコモードに変更される。エコモード時に乗員が補助力設定ボタン64bを押下すると、エコモードがアシスト無しモードに変更される。アシスト無しモード時に乗員が補助力設定ボタン64bをさらに押下しても、アシスト無しモードのままであり、それ以上モードは変化しない。補助力設定ボタン64aが押下されると標準モードに変更される。

0071

図4では、液晶パネル72の左端に走行モードの表示領域が設けられている。図4では、中央の標準モードがハイライトされ、設定されている様子が示されている。

0072

切替ボタン66は、乗員が液晶パネル72の表示を切り替えるために利用される。本実施形態では、液晶パネル72には、バッテリの残量、アシスト走行が可能な残りの距離、現在の走行速度を表示可能であるとする。乗員が切替ボタン66を押下するたびに、液晶パネル72の表示が、バッテリの残量、アシスト走行が可能な距離、および、現在の走行速度に順に切り替わる。図4では、液晶パネル72の右上の表示領域に、切り替えられた情報が表示される。図4では、バッテリの残量を表す「90%」が表示されている。他の「残km」および「km/h」はそれぞれ、アシスト走行が可能な残りの距離、および、現在の走行速度を表す。

0073

ランプ点灯ボタン68は、ヘッドランプ2の点灯および消灯を交互に切り替えるボタンである。

0074

電源ボタン70は、電動補助自転車1の駆動システムの電源のオンおよびオフを行うためのボタンである。

0075

液晶パネル72は、本実施形態では、セグメント方式文字記号アイコン等を表示する。しかしながらこれは一例である。液晶パネル72はドットマトリクス方式で文字、記号、アイコン等を表示してもよいし、動画を表示してもよい。

0076

図5は、操作盤60のハードウェア図である。図4に示すボタン等の他、操作盤60は、マイクロコントローラ(以下「マイコン」と記述する。)62と、水晶またはシリコンを用いる発振子74と、ROM76aと、RAM76bとを有している。

0077

マイコン62は、操作盤60の動作を制御する半導体集積回路である。マイコン62は、複数のボタン64a、64b、66、68、70と接続され、各ボタンが押下されたことを検出する。各ボタンの押下の態様として、マイコン62は「短押し」および「長押し」を検出することができる。たとえば乗員のボタンの押下開始により、マイコン62は、所定以上の大きさの電圧値および/または電流値を検出する。そしてボタンの押下終了に伴い、マイコン62は、それまで検出していた電圧値および/または電流値が、たとえば0になったことを検出する。マイコン62は、電圧値および/または電流値が検出されてから、検出されなくなるまでの時間に応じて、短押しまたは長押しを判定することができる。また、マイコン62は、同時に複数のボタンの短押しまたは長押しを並列的に検出することもできる。

0078

本明細書では、乗員がボタンを指で押下し始めてから押下が終了するまでの時間が3秒未満のとき、マイコン62はその押下を「短押し」であると判定する。一方、乗員がボタンを指で押下し始めてから押下が終了するまでの時間が3秒以上のとき、マイコン62はその押下を「長押し」であると判定する。

0079

短押しまたは長押しを判定するため、マイコン62はカウンタ78を利用する。マイコン62は、ボタンが押下されている間、発振子74から供給されるクロック信号、または、クロック信号を分周した分周信号を利用して、カウンタ78の値をカウントアップまたはカウントダウンする。たとえばカウントアップする場合には、カウンタ78にはカウント値累積加算される。カウント値は、ボタンが押下されている時間の長さ(たとえば「秒」)に直接対応する。マイコン62は、カウント値を現実の時間の長さに換算して、以下に説明する処理を実行する。たとえばカウントアップに利用した信号の周波数を、f(Hz)とし、カウンタ78に累積されるカウント値をCと表すと、現実の時間は、C/f(秒)と表される。なお、以下では煩雑な説明を避けるため、換算演算の説明は省略し、現実の時間の長さ(単位:秒)を利用して説明する。

0080

本明細書では、「短押し」を「通常の操作」と呼ぶことがある。短押しのような操作は、一般の乗員が特に意識することなく行うことができる普通の操作だからである。たとえば、通常走行時には、乗員は、乗車中に補助力設定ボタン64aまたは64bを一回押下して指をすぐ離すことにより、走行モードを変更することができる。また、乗員は、ランプ点灯ボタン68を一回押下して指をすぐ離すことにより、ヘッドランプ2の点灯または消灯を行うことができる。このような「すぐ離した」と言える長さの時間を、上述のとおり設定しておくことにより、マイコン62は、ボタンが押下されたときにその押下が短押しであるか否かを判定することができる。なお、短押しを通常の操作と呼ぶと、長押しは「通常の操作とは異なる操作」ということができる。「通常の操作とは異なる操作」の他の例は、ボタンの連打である。短押しが所定期間内に連続して複数回行われたと判定した場合には、マイコン62は、通常の操作である「短押し」とは異なる操作(「連打」)が行われたとして、上述の長押し時と同じ処理を行ってもよい。

0081

背景技術の欄で説明した通り、これまでは、電源ボタン70が短押しされると、駆動システムの電源がオフまたはオンされていた。したがって、走行中であっても子供が不意に電源ボタンを押下して電源がオフされることがあり得た。

0082

本願発明者は、マイコン62に、少なくとも以下に説明するフローチャートに示される処理を実行させ、電源ボタン70が通常の操作ではオフされないように一定の制限をかけた。当該処理を実行するため、マイコン62は、ROM76aに格納されているコンピュータプログラムを読み出してRAM76bに展開し、実行する。以下、当該処理の詳細を説明する。なお、他の例として、マイコン62は、図示しない通信機器を介して、コンピュータプログラムを受信してもよい。

0083

図6は、本実施形態にかかる、操作盤60を利用した電源ロック操作に関するマイコン62の処理手順を示す。「電源ロック操作」とは、電源ボタン70の短押しでは駆動システムの電源をオフできない状態(ロック状態)にするための操作、または、ロック状態を解除するための操作を言う。

0084

本実施形態では、マイコン62は、「ロック操作受付フラグ」を利用して、電源ロック操作を許容するか否かを判定する。ロック操作受付フラグは、たとえば、マイコン62内部の記憶領域であるレジスタ(図示せず)に保持される。マイコン62は、所定のタイミングでロック操作受付フラグを1または0に書き換える。本実施形態では、一例としてロック操作受付フラグが1のときには電源ロック操作が許容され、0のときには許容されないとして説明する。なお、記載の簡略化のため、以下ではロック操作受付フラグを単に「フラグ」と記述する。

0085

テップS1において、マイコン62はフラグを「0」に設定する。

0086

ステップS2において、マイコン62は、切替ボタン66が押下されているか否かを判定する。押下されている場合には処理はステップS3に進み、押下されていない場合には処理はステップS4に進む。

0087

いま、電源オフの状態にある電動補助自転車1の電源ボタン70が押下されて電源が投入された直後を想定する。マイコン62がステップS1においてフラグを0に設定すると、ステップS2の判断分岐処理ではステップS4(NO)に進む。ステップS4において、マイコン62はカウンタ78をリセットする。たとえばマイコン62はカウンタ78の値を「0」に設定する。続いて、マイコン62はフラグを1に設定し、電源ロック操作を受け付け可能な状態に入る。その後、処理はステップS2に戻る。マイコン62は、切替ボタン66が押下されるまで、ステップS2、S4およびS5の処理を、周期的に実行する。「周期的」とは、たとえば数十ミリ秒以内ごとに1回の頻度である。

0088

ステップS3において、マイコン62はフラグが1であるか否かを判定する。フラグが1のときには処理はステップS6に進み、フラグが0のときには処理はステップS2に戻る。ステップS3を設けることにより、たとえば電源投入時から切替ボタン66が押下されている場合の電源ロックは禁止される。

0089

ステップS6において、マイコン62は、長押し累積時間カウントを開始する。「長押し累積時間」とは、切替ボタン66が押下され続けている時間をいう。長押し累積時間中は、カウンタ78のカウンタ値が、発振子74からのクロック信号の供給に応じて増加し続ける。

0090

ステップS7において、マイコン62は長押し累積時間が3秒以上であるか否かを判定する。長押し累積時間が3秒以上のときには処理はステップS8に進み、そうでない場合には処理はステップS2に戻る。

0091

ステップS8において、マイコン62はさらに、現在、電源ロックを実行中であるか否かを判定する。電源ロック実行中ではない場合には処理はステップS9に進み、電源ロック実行中であれば処理はステップS10に進む。

0092

ステップS9において、マイコン62は電源ロックを実行するとともに、液晶パネル72に電源ロック中であることを示すロックアイコン80を表示する。図4には、ロックアイコン80が示されている。

0093

ステップS10において、マイコン62は電源ロックを解除するとともに、液晶パネル72に表示していたロックアイコン80を消去する。

0094

ステップS11において、マイコン62はフラグを0に設定し、再びステップS2以降の処理を実行する。

0095

以上の処理から明らかなように、マイコン62は、電源がロックされていない時の動作モード、または、電源がロックされているときの動作モードを切り替えて動作することが可能である。本明細書では、電源がロックされていない時の動作モードを「通常操作モード」と呼ぶ。通常操作モードでは、電源ボタン70が押下されるたびに電源のオンおよびオフが交互に行われる。一方、本明細書では、電源がロックされているときの動作モードを「電源ロックモード」と呼ぶ。電源ロックモードでは、電源ボタン70に通常の操作(短押し)が行われた場合の電源のオフを禁止する。つまり電源ボタン70による電源オフ操作がロックされる。

0096

次に、電源ロックモード時に乗員へ通知する処理を説明する。

0097

マイコン62が電源ロックモードで動作しているとき、乗員が現在の動作モードを忘れてしまう場合がある。電源ボタン70の短押しでは電源がオフできないため、乗員は何故電源がオフできないかを理解できず、不安になり、故障と勘違いすることがある。そこで、現在の動作モードが電源ロックモードであることを乗員に適切なタイミングで知らせることができれば、乗員にとっては有用な情報になる。

0098

図7は、電源ロックモード時に、当該動作モードを乗員に通知する処理の手順を示す。

0099

ステップS21において、マイコン62は、電源ボタン70が押下されたか否かを判定する。押下されるまではステップS21が繰り返し実行される。電源ボタン70が押下されると、処理はステップS22に進む。

0100

ステップS22において、マイコン62は、現在、電源ロック中であるか否かを判定する。電源ロック中であれば処理はステップS23に進み、電源ロック中でなければ処理はステップS24に進む。

0101

ステップS23において、マイコン62は電源ロックアイコン80の点滅処理を行う。点滅処理は、たとえば、マイコン62が、電源ロックアイコン80が表示される液晶パネル72の領域またはセグメントを指定すること、液晶層に周期的に電圧印加すること、を含む。電源ロックアイコン80は予め定められた位置に表示されるため、指定すべき領域またはセグメントは、たとえば商品製造時に予め指定してすることが可能である。電源ロックアイコン80を点滅させることにより、乗員は、現在、電動補助自転車1は電源ロック状態にあり、短押しでは電源をオフできないことを知ることができる。

0102

電源ロックアイコン80を点滅表示させた後は、処理はステップS21に戻る。

0103

ステップS24において、マイコン62は、電源オフの処理を実行する。電源オフの処理は、たとえばマイコン62が利用していたデータの退避処理、駆動システムへの電力の供給を遮断する処理、を含む。電源オフの処理を終えると処理は終了する。

0104

電源ロック中に、電源ボタン70が押下されたタイミングで、電源ロックアイコン80を点滅させることにより、乗員は容易に、現在、電源がロックされていること、および、電源ボタン70への操作が無効であることを理解できる。

0105

なお、上述の例では、液晶パネル72に電源ロックアイコン80を点滅表示させる例を挙げたが、これは一例である。たとえば、図4の切替ボタン66に示されるように、LEDインジケータ66aを設け、乗員に、現在、電源がロックされていることを報知してもよい。まず、電源ロック時にはLEDインジケータ66aを点灯させる。そして、電源ロックアイコン80の点滅とともに、または点滅に代えて、LEDインジケータ66aを点滅させてもよい。

0106

さらに確実に乗員に報知する方法として、操作盤60にスピーカを設けて報知音を出力してもよい。電源ロックアイコン80の点滅とともに報知音を出力することがより好ましいが、報知音のみを出力してもよい。

0107

次に、上述の図6に示す処理の変形例を説明する。

0108

図6の処理によれば、切替ボタン66が故障によって常に導通が維持された状態(固着状態)になった場合であっても、電源ロックの実行と解除が際限なく繰り返されることはない。その理由は、電源のロックの実行後またはロック解除の実行後に、フラグの値を0に書き換えてから、切替ボタン66が押下されていないという条件下で再度フラグの値を1に書き換えるからである。電源オン後、一度でも切替ボタン66の押下が終了したことを認識しなければ、マイコン62は電源ロックモードへ移行しない。よって乗員が意図しない電源ロックを回避することができる。

0109

ただし、切替ボタン66が固着状態であるか否かを判定する処理は、本発明においては必須ではない。そこで、以下では、切替ボタン66が固着状態であるか否かを判定する処理を省略した処理を説明する。

0110

図8は、電源ロック操作に関する処理の変形例を示す。図8では、図6のステップと同じステップには同じ番号を付している。ステップS31を除いては、図8の各ステップは、図6において行われたステップと同じであり、実行される順序が異なる。また、フラグに関する処理も含まれていない。以下では各ステップの内容を簡単に説明する。

0111

図8の処理は、マイコン62が、切替ボタン66の押下を示す割り込み信号を受信した際に、割り込み処理の一つとして実行される。

0112

まず、マイコン62はカウンタ78をリセットし(ステップS4)、その後、切替ボタン66が押下されているか否かを判定する(ステップS2)。押下されていれば、マイコン62は長押し累積時間のカウントを開始し(ステップS6)、累積時間が3秒以上になるまでステップS2およびS6の処理を繰り返す。切替ボタン66の押下が終了した場合には(ステップS2で「No」)、切替ボタン66が短押しされたと判定し、表示切替処理を実行する(ステップS31)。表示切替処理は、上述した通り、バッテリの残量、アシスト走行が可能な距離、および、現在の走行速度の表示を順次切り替える処理である。処理の詳細な説明は省略する。

0113

累積時間が3秒以上になると、マイコン62は、ステップS8の処理と、ステップS9またはS10の処理とを実行する。これにより、電源ロックの実行または解除、および、電源ロックマークの表示または消去が行われる。その後、図8に示す割り込み処理は終了する。

0114

なお、上述した図6および図8には、電源ロックが行われていない場合における電源ロックの実行処理(ステップS9)、および、電源ロックが行われている場合における電源ロックの解除処理(ステップS10)の両方に対応するフローチャートを示した。両方の処理を含めた理由は、コンピュータプログラムとして合理的と考えられるためである。しかしながら、このフローチャートは一例である。たとえば、電源ロックが行われていない場合に電源ロックの実行処理(ステップS9)を行うコンピュータプログラムと、電源ロックが行われている場合に電源ロックの解除処理(ステップS10)を行うコンピュータプログラムとを別個独立に設けてもよい。コンピュータプログラムとして記述されるそれぞれの処理は、本発明の複数の実施態様の一つである。なお、別個独立のコンピュータプログラムが設けられた場合には、それぞれのコンピュータプログラムには、ステップS8の判定処理は含まれない。ステップS8に相当する処理は、どちらのプログラムを実行するかについてマイコン62が判断する際に実行される。

0115

図6および図8の説明では、マイコン62は、切替ボタン66の長押しによって、通常操作モードと電源ロックモードとを切り替えるとした。モードを切り替えのためのボタンを別途設けないため、操作盤60上のボタンの数を抑制することができる。しかしながらこれは一例である。マイコン62は、切替ボタン66以外のボタンの長押しによって、通常操作モードと電源ロックモードとを切り替えてもよい。切替ボタン66以外のボタンとして、たとえば補助力設定ボタン64aまたは64bを割り当ててもよいし、ランプ点灯ボタン68を割り当ててもよい。さらに、電源ボタン70の長押しを、通常操作モードと電源ロックモードとを切り替えに割り当ててもよい。通常操作モードでは、電源ボタン70の短押しにより、電源がオフされる。

0116

通常操作モードと電源ロックモードとを切り替えに割り当てるボタンは、共通である必要はない。通常操作モードに切り替えるためのボタン、および、電源ロックモードに切り替えるためのボタンをそれぞれ別個に設定してもよいし、任意のボタンを割り当ててもよい。つまり、どのボタンであっても、長押しされれば、マイコン62は、通常操作モードと電源ロックモードとを切り替えてもよい。

0117

通常操作モードと電源ロックモードとの切り替えに電源ボタン70以外のボタンを割り当てた場合には、さらに次のような動作も可能である。すなわち、電源ロックモード中に電源ボタン70が長押しされた場合には、マイコン62は、通常操作モードに戻ることなく、電源をオフしてもよい。

0118

さらに、複数のボタンを利用してもよい。たとえば、電源がオフの状態で、乗員が電源ボタン70以外のボタンを押下しながら電源ボタン70を長押しした場合には、電源がオンされると同時に、マイコン62は電源ロックモードで動作を開始する。一方、電源ロックモード中に、乗員が電源ボタン70以外のボタンを押下しながら電源ボタン70を長押しした場合には、電源ロックモードがオフされ、同時に電源もオフされる。このようにより複雑な操作を課すことにより、誤って電源がオフされる可能性をより低下させることができる。

0119

子供が誤って短押ししたことにより、不意に電源がオフされることを回避するための他の例としては、通常操作モードおよび電源ロックモードを分けない方法も考えられる。たとえば、電源がオフの状態で電源ボタン70が押下されて電源がオンされた後は、マイコン62は、電源ボタン70が長押しされた場合にのみ、電源をオフしてもよい。つまり、電源ボタン70の短押しでは電源はオフされない。この操作方法によれば、乗員は、現在の動作モードが、通常操作モードであるのか、電源ロックモードであるのかを意識する必要はなくなる。よって、操作が単純になり、操作時の乗員の混乱を回避し、または低減することができる。

0120

なお、マイコン62は、電源がオンされた後は、LEDインジケータ66aを点灯させてもよい。電源ボタン70の短押しを検出したとき、マイコン62は、上述したように電源ロックアイコン80を点滅させ、電源ボタン70の短押しでは電源をオフできないことを乗員に通知してもよい。マイコン62は、電源ロックアイコン80の点滅に代えてLEDインジケータ66aを点滅させてもよい。さらに、スピーカから報知音を出力してもよい。電源ロックアイコン80またはLEDインジケータ66aの点滅とともに報知音を出力することがより好ましいが、報知音のみを出力してもよい。

0121

上述の電源ロックモードでは、マイコン62は、電源ボタン70の短押しによる電源のオフを禁止するが、他のボタンの操作については受け付けてもよい。

0122

たとえば、補助力設定ボタン64aまたは64bの操作を受け付けて、補助力を増減させてもよい。ただし、マイコン62は、補助力設定ボタン64bへの操作が、補助力を0にする操作である場合には、当該操作の受け付けを禁止してもよい。補助力が完全になくなると乗員の人力のみで乗車を継続しなければならず、乗員への負担が増すからである。補助力を0にする操作を禁止することにより、乗員は常に補助力を得て乗車を継続することができる。

0123

また、電源ロックモードであっても、ヘッドランプ2が消灯している場合には、マイコン62は、ランプ点灯ボタン68への通常の操作に応答してヘッドランプ2を点灯させてもよい。乗員は、電源ロックモードを解除することなく、ヘッドランプ2を点灯させることができ、利便性が向上する。一方、電源ロックモードでヘッドランプ2が点灯しており、かつランプ点灯ボタン68に通常の操作が行われたときは、マイコン62はヘッドランプ2の点灯を維持する。つまり、電源ロックモードにおいては、マイコン62はヘッドランプ2の消灯を禁止する。ヘッドランプ2の点灯時に子供のいたずら等によってランプ点灯ボタン68が押下されたとしても、ヘッドランプ2は点灯し続ける。よって、乗員は十分な明るさを確保して乗車を継続できる。

0124

本発明は、操作盤を有し、複数の車輪(たとえば二輪、三輪)を有する電動補助自転車に特に有用である。

0125

1電動補助自転車
60操作盤
62マイコン
64a補助力設定ボタン(上)
64b 補助力設定ボタン(下)
66切替ボタン
68ランプ点灯ボタン
70電源ボタン
72液晶パネル
74発振子
76a ROM
76b RAM
78 カウンタ

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