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技術 車両用フロントバンパ

出願人 スズキ株式会社
発明者 種田浩大
出願日 2016年9月15日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-180080
公開日 2018年3月22日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2018-043649
状態 特許登録済
技術分野 車両用バンパ
主要キーワード 通風性能 後端近傍 流量変化 フロントバンパー 外観性 車両前端 フロントバンパ 冷却性能
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月22日)のものです。
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図面 (7)

課題

通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能な車両用フロントバンパを提供することを目的とする。

解決手段

本発明にかかる車両用フロントバンパ(フロントバンパ100)の構成は、熱交換器を含むエンジンルーム104の前側に配置され車両の前面を構成する本体部110と、と、本体部の下部に取り付けられるエクステンション120とを備え、本体部は、前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部130と、上側膨出部の下面に形成された開口部160とを備え、エクステンションは、上側膨出部の下方に配置され上側膨出部と上方から見て重なっている下側膨出部140と、下側膨出部の上面の後端から上方に延びる延長部170と、延長部の上端に位置し上側膨出部の下面のうち開口部よりも車両後方に固定される固定部180とを備えることを特徴とする。

概要

背景

車体前部では、車体の前面を構成するフロントバンパ後方に、エンジンルームが配置されている。エンジンルームには、エンジン、およびそれを冷却するためのラジエータコンデンサ等の熱交換器が配置されている。熱交換器におけるエンジンの冷却性能を高めるためには、その前方に配置されるフロントバンパにおける通風性能を高める必要がある。例えば特許文献1では、車両前端部に設けたフロントバンパの車幅方向中央部の下端部に、開口部を有して上下方向に伸びスリットを、車幅方向に沿って複数形成している。

概要

通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上をることが可能な車両用フロントバンパを提供することを目的とする。本発明にかかる車両用フロントバンパ(フロントバンパ100)の構成は、熱交換器を含むエンジンルーム104の前側に配置され車両の前面を構成する本体部110と、と、本体部の下部に取り付けられるエクステンション120とを備え、本体部は、前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部130と、上側膨出部の下面に形成された開口部160とを備え、エクステンションは、上側膨出部の下方に配置され上側膨出部と上方から見て重なっている下側膨出部140と、下側膨出部の上面の後端から上方に延びる延長部170と、延長部の上端に位置し上側膨出部の下面のうち開口部よりも車両後方に固定される固定部180とを備えることを特徴とする。

目的

本発明は、このような課題に鑑み、通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能な車両用フロントバンパを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置される基部を備えた車両用フロントバンパにおいて、当該フロントバンパはさらに、前記基部の前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、前記上側膨出部の下面に形成された開口部とを備えることを特徴とする車両用フロントバンパ。

請求項2

当該フロントバンパはさらに、前記基部の前面であって前記上側膨出部よりも下方の位置から該上側膨出部と上方から見て重なるように車両前方に向かって膨出する下側膨出部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用フロントバンパ。

請求項3

熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置され車両の前面を構成する本体部と、該本体部の下部に取り付けられるエクステンションとを備えた車両用フロントバンパにおいて、前記本体部は、前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、前記上側膨出部の下面に形成された開口部とを備え、前記エクステンションは、前記上側膨出部の下方に配置され該上側膨出部と上方から見て重なっている下側膨出部と、前記下側膨出部の上面の後端から上方に延びる延長部と、前記延長部の上端に位置し前記上側膨出部の下面のうち前記開口部よりも車両後方に固定される固定部とを備えることを特徴とする車両用フロントバンパ。

請求項4

前記上側膨出部の下面は、車両前方に向かうにしたがって上方に傾斜していて、前記下側膨出部の上面は、車両前方に向かうにしたがって下方に傾斜していることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用フロントバンパ。

請求項5

前記開口部は、前記上側膨出部の下面の後端近傍に位置することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用フロントバンパ。

請求項6

前記延長部は、上方に向かうにしたがって車両後方に傾斜していることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の車両用フロントバンパ。

請求項7

当該フロントバンパは、前記上側膨出部の下面と前記下側膨出部の上面との間に位置して車幅方向に貫通する孔部を有する薄板状の立設部を更に備えることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の車両用フロントバンパ。

請求項8

前記孔部は、前記立設部のうち車両後方側の領域に位置することを特徴とする請求項7に記載の車両用フロントバンパ。

技術分野

0001

本発明は、車両用フロントバンパに関するものである。

背景技術

0002

車体前部では、車体の前面を構成するフロントバンパの後方に、エンジンルームが配置されている。エンジンルームには、エンジン、およびそれを冷却するためのラジエータコンデンサ等の熱交換器が配置されている。熱交換器におけるエンジンの冷却性能を高めるためには、その前方に配置されるフロントバンパにおける通風性能を高める必要がある。例えば特許文献1では、車両前端部に設けたフロントバンパの車幅方向中央部の下端部に、開口部を有して上下方向に伸びスリットを、車幅方向に沿って複数形成している。

先行技術

0003

特開2006−321288号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述した特許文献1のようにフロントバンパーに開口部を形成することにより、エンジンルーム内への空気の流量を増加させることができると考えられる。しかしながら、フロントバンパーは、車両の前面を構成する部材であるため、そこに複数の開口が露出していると外観的に優れているとは言い難い。また特許文献1のようにフロントバンパーの前面に開口部が露出していると、歩行者がそこからフロントバンパーの内側の車両前部を視認することができてしまう。このため、特許文献1の構成では外観性が更に低下してしまう。

0005

本発明は、このような課題に鑑み、通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能な車両用フロントバンパを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントバンパの代表的な構成は、熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置される基部を備えた車両用フロントバンパにおいて、当該フロントバンパはさらに、基部の前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、上側膨出部の下面に形成された開口部とを備えることを特徴とする。

0007

上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントバンパの他の構成は、熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置され車両の前面を構成する本体部と、本体部の下部に取り付けられるエクステンションとを備えた車両用フロントバンパにおいて、本体部は、前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、上側膨出部の下面に形成された開口部とを備え、エクステンションは、上側膨出部の下方に配置され上側膨出部と上方から見て重なっている下側膨出部と、下側膨出部の上面の後端から上方に延びる延長部と、延長部の上端に位置し上側膨出部の下面のうち開口部よりも車両後方に固定される固定部とを備えることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能な車両用フロントバンパを提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の第1実施例にかかる車両用フロントバンパの正面図である。
図1のフロントバンパのA−A断面図である。
図1のフロントバンパのB−B断面図である。
図1のフロントバンパのC−C断面図である。
図1の一点鎖線四角E内の拡大図である。
本発明の第2実施例にかかる車両用フロントバンパの断面図である。

0010

本発明の一実施の形態に係る車両用バックドア構造は、熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置される基部を備えた車両用フロントバンパにおいて、当該フロントバンパはさらに、基部の前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、上側膨出部の下面に形成された開口部とを備えることを特徴とする。

0011

上記構成によれば、上側膨出部の下面に形成された開口部を備えることにより、車両用フロントバンパ(以下、フロントバンパと称する)通風性能を損なわず、熱交換器の冷却性能を維持することが可能となる。

0012

また上述したように開口部が上側膨出部の下面に形成されていることにより、開口部は、上側膨出部の上面によって隠された状態となる。したがって、開口部が歩行者に視認されることがなく、また開口部から車体内部が観察されることがない。このため、フロントバンパひいては車体前部の外観性を向上させることが可能となる。

0013

当該フロントバンパはさらに、基部の前面であって上側膨出部よりも下方の位置から上側膨出部と上方から見て重なるように車両前方に向かって膨出する下側膨出部を備えるとよい。かかる構成によれば、上側膨出部および下側膨出部との間に空間が形成され、かかる空間を開口部までの外気通路とすることができる。

0014

本発明の一実施の形態に係る車両用バックドア構造は、熱交換器を含むエンジンルームの前側に配置され車両の前面を構成する本体部と、本体部の下部に取り付けられるエクステンションとを備えた車両用フロントバンパにおいて、本体部は、前面から車両前方に向かって膨出する上側膨出部と、上側膨出部の下面に形成された開口部とを備え、エクステンションは、上側膨出部の下方に配置され上側膨出部と上方から見て重なっている下側膨出部と、下側膨出部の上面の後端から上方に延びる延長部と、延長部の上端に位置し上側膨出部の下面のうち開口部よりも車両後方に固定される固定部とを備えることを特徴とする。

0015

かかる構成によっても、上記説明したフロントバンパと同様に上側膨出部の下面に開口部が形成されている。したがって、通風性能を損なわずにラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能である。

0016

またかかる構成では、固定部において下側膨出部が上側膨出部に取り付けられる。このとき、固定部は上側膨出部の下面より車両後方に位置することから、固定部は上側膨出部によって隠れるため歩行者に視認されることがない。したがって、固定部が露出することによる外観性の低下を防ぐことが可能となる。

0017

上記上側膨出部の下面は、車両前方に向かうにしたがって上方に傾斜していて、下側膨出部の上面は、車両前方に向かうにしたがって下方に傾斜しているとよい。

0018

これにより、上側膨出部と下側膨出部との間の空間は、車両前方に向かうにしたがって上下方向に広がった形状となる。したがって、外気をよりエンジンルームに好適に導入することができ、熱交換器の冷却性能を高めることが可能となる。

0019

上記開口部は、上側膨出部の下面の後端近傍に位置するとよい。これにより、開口部が延長部の近傍に配置されるため、上側膨出部および下側膨出部の間に入り込んだ外気が延長部に当たり、効率的に開口部に導かれる。

0020

上記延長部は、上方に向かうにしたがって車両後方に傾斜しているとよい。これにより、上側膨出部および下側膨出部の間に入り込んだ外気を、上側膨出部の下面に形成された開口部に効率的に導くことが可能となる。

0021

当該フロントバンパは、前記上側膨出部の下面と前記下側膨出部の上面との間に位置して車幅方向に貫通する孔部を有する薄板状の立設部を更に備えるとよい。かかる構成によれば、上側膨出部と下側膨出部との間の空間の空気の流量変化を軽減し、それに起因する異音の発生を防ぐことが可能となる。

0022

上記孔部は、立設部のうち車両後方側の領域に位置するとよい。これにより、上側膨出部と下側膨出部との間の空間の後方に向かって流れる空気の流量変化を効率的に軽減することが可能となる。

0023

以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。

0024

(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例にかかる車両用フロントバンパ(以下、フロントバンパ100と称する)の正面図である。図2は、図1のフロントバンパ100のA−A断面図である。なお、本願のすべての図において、符号U、D、F、Rは、それぞれ、車両の上下前後方向を表す。また以下の実施例では熱交換器としてラジエータを例示するが、これに限定するものではなく、コンデンサ等の他の機器を用いる場合であっても本発明を適用することが可能である。

0025

図2に示すように、第1実施例のフロントバンパ100は、熱交換器であるラジエータ102を含むエンジンルーム104の前側に配置される。図1に示すように、フロントバンパ100は、本体部110およびその下部に取り付けられるエクステンション120を含んで構成される。図1に示す本体部110の前面112および側面114a・114bは、車両の前面および一部の側面をそれぞれ構成する。エクステンション120は、図1および図2に示すように、車幅方向および車両前後方向で本体部110と同じ範囲に延び、かかる本体部110の下縁110aに取り付けられる。

0026

図3は、図1のフロントバンパ100のB−B断面図である。第1実施例の特徴として、本体部110は、上側膨出部130および開口部160を備え、エクステンション120は、下側膨出部140、延長部170および固定部180を備える。詳細には図3に示すように、フロントバンパ100では、本体部110の前面112(図1参照)の下部から車両前方に向かって膨出する上側膨出部130が形成されている。上側膨出部130の下方には、上側膨出部130と上方から見て重なるように下側膨出部140が配置されている。

0027

図3に示すように、上側膨出部130と下側膨出部140とは、高さ方向で間隔を空けて配置されることにより、それらの間に空間150が設けられている。そして、上側膨出部130の下面132、すなわち空間150の上方には開口部160が形成される。これにより、車両(全体は不図示)の走行中に上側膨出部130と下側膨出部140との間の空間150を通過した外気が開口部160からエンジンルーム104内に導入される。したがって、エンジンルームへの空気の流量が増加する。

0028

このとき、上述したように開口部160が上側膨出部130の下面132に形成されていることにより、開口部160は上側膨出部130の上面134によって覆われた状態(隠された状態)となる。したがって、開口部160は歩行者に視認されることがなく、また開口部160から車体の内部が歩行者に観察されることがない。このため、フロントバンパ100ひいては車体前部の外観性を良好に維持することができる。したがって、通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能となる。

0029

図3に示すように、延長部170は、下側膨出部140の上面144の後端144aから上方に延びていて、固定部180は、かかる延長部170の上端170aに位置し、上側膨出部130の下面132のうち開口部160よりも車両後方に固定される。これにより、エクステンション120の前部に位置する下側膨出部140は、かかる固定部180において本体部110の前面112に形成された上側膨出部130に固定される。

0030

上記構成によれば、第1実施例のようにフロントバンパ100を本体部110およびエクステンション120の2つの部材から構成する場合において、それらの固定点である固定部180が上側膨出部130によって隠れた状態となるため、歩行者に視認されることがない。したがって、固定部180が露出することによる外観性の低下を防ぐことが可能となる。

0031

また上記構成では、上側膨出部130と下側膨出部140、すなわち本体部110とエクステンション120とが固定部180において固定されるため、それらを固定するための部材が不要である。したがって、部品点数の削減を図ることが可能である。

0032

図3に示すように、上側膨出部130の下面132は、車両前方に向かうにしたがって上方に傾斜していて、下側膨出部140の上面144は、車両前方に向かうにしたがって下方に傾斜しているとよい。これにより、上側膨出部130と下側膨出部140との間の空間150は、車両前方に向かうにしたがって上下方向に広がった形状となる。したがって、外気をより効率的に開口部160ひいてはエンジンルーム104に導入することができ、ラジエータ102の冷却性能を高めることが可能となる。

0033

また開口部160は、上側膨出部130の下面132の後端132aに位置するとよい。これにより、開口部160が延長部170の近傍に配置される。したがって、上側膨出部130と下側膨出部140との間の空間150を通過して延長部170に当たって上方に向かう外気を効率的に開口部160ひいてはエンジンルーム104に導入することができる。

0034

更に延長部170は、上方に向かうにしたがって車両後方に傾斜しているとよい。これにより、空間150に入りこんだ外気を、より効率的に開口部160ひいてはエンジンルーム104に導くことができる。

0035

図4は、図1のフロントバンパ100のC−C断面図である。図4に示すように、フロントバンパ100は立設部190および孔部192を更に備えるとよい。詳細には、立設部190は、上側膨出部130の下面132と下側膨出部140の上面144との間に位置する(立設する)薄板状の部位であり、かかる立設部190に、車幅方向に貫通する孔部192が形成されている。

0036

第1実施例のフロントバンパ100のように上側膨出部130と下側膨出部140との間に空間150を設けた場合、かかる空間150の立設部190近傍箇所では、空気の流量が急激に変化するため、それに起因する異音が生じることが懸念される。そこで上記構成のように立設部190に孔部192を形成することにより、立設部190近傍での空気の流量変化を軽減することができ、異音の発生を防ぐことが可能となる。

0037

上記の孔部192は、立設部190のうち車両後方側の領域に位置するとよい。これにより、上側膨出部130と下側膨出部140との間の空間150の後方に向かって流れる空気の流量変化をより効率的に軽減することができ、上述した効果を高めることが可能となる。

0038

図5は、図1の一点鎖線四角E内の拡大図である。図5に示すようにフロントバンパ100において、上側膨出部130および下側膨出部140は、車幅方向中央すなわちグリル108の下方の領域では、他の領域よりも車両後方に奥まっている。これにより、グリル108の後方に配置されるラジエータ102に対して効率的に外気を導くことが可能となる。

0039

(第2実施例)
図6は、本発明の第2実施例にかかる車両用フロントバンパ(以下、フロントバンパ200と称する)の断面図であり、図1のB−B断面に相当する位置での断面を例示している。なお、上記説明した第1実施例のフロントバンパ100と実質的に同一の機能や構成を有する要素については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。

0040

第1実施例のフロントバンパ100は、本体部110およびエクステンション120を含んで構成されたのに対し、第2実施例のフロントバンパ200は、熱交換器(ラジエータ102)を含むエンジンルーム104(図2参照)の前側に配置される基部210を含んで構成される。すなわち第1実施例のフロントバンパ100では本体部110およびそれに固定されるエクステンション120がエンジンルーム104の前側に配置されていたが、第2実施例のフロントバンパ200では、それらが一体に形成された基部210がエンジンルーム104の前側に配置される。

0041

第2実施例のフロントバンパ200では、上側膨出部130は、基部210の前面210aの下部から車両前方に向かって膨出し、下側膨出部140は、基部210の前面210aの下部であって上側膨出部130よりも下方の位置から車両前方に向かって膨出する。そして、第1実施例のフロントバンパ100と同様に、上側膨出部130の下面132に開口部160が形成されている。

0042

上記説明したように、第2実施例の200では、上側膨出部130と下側膨出部140とが1体の部材である基部210、すなわち同一の部材に設けられている。このような構成であっても、かかる上側膨出部130の下面132に開口部160を設けることにより、第1実施例のフロントバンパ100と同様にエンジンルーム104へ外気を導入することができる。また第2実施例のフロントバンパ200においても開口部160は歩行者に視認されない位置に配置されている。このため、第2実施例のフロントバンパ200においても、通風性能を損なわずラジエータ等の熱交換器の冷却性能を維持しながら、外観性の向上を図ることが可能である。

0043

なお、上記説明した第1実施例および第2実施例では、ともに下側膨出部を備える構成を例示したが、これに限定するものではない。本発明にかかる車両用フロントバンパは、少なくとも上側膨出部を有する構成であればよく、下側膨出部を設けない構成とすることも可能である。

実施例

0044

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0045

本発明は、車両用フロントバンパに利用することができる。

0046

100…フロントバンパ、102…ラジエータ、104…エンジンルーム、108…グリル、110…本体部、110a…下縁、112…前面、114a…側面、114b…側面、120…エクステンション、130…上側膨出部、132…下面、132a…後端、134…上面、140…下側膨出部、144…上面、144a…後端、150…空間、160…開口部、170…延長部、170a…上端、180…固定部、190…立設部、192…孔部、200…フロントバンパ、210…基部、210a…前面

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