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技術 無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信設定プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 鴛海真五十嵐攻栗原孝中野泉美
出願日 2016年9月9日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-176638
公開日 2018年3月15日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2018-042189
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード タブレット型端末装置 最大接続台数 設定元 無線通信設定 初期設定用 設定反映 パスワ シリアルナンバー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

定期的に無線ネットワークとの接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、当該無線ネットワークの設定を試みる場合に比べて、無線ネットワークとの接続を切断する頻度を少なくすることができる無線通信装置無線通信システム、及び無線通信設定プログラムを提供する。

解決手段

無線通信システム10は、無線通信アクセスポイント検索結果に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置(画像形成装置18)が存在した場合、画像形成装置18に無線通信により接続して、利用可能な中継装置と接続するための第1設定情報41を画像形成装置18に送信する画像形成装置16と、初期設定を行う場合、画像形成装置16から第1設定情報41を受信し、受信した第1設定情報41に基づいて無線接続に関する初期設定を行う画像形成装置18と、を備える。

概要

背景

特許文献1には、予め設定された設定情報を利用する第1の通信方式と前記設定情報を利用せずに通信を行う第2の通信方式とで通信を行う第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを具備し、前記第1の無線通信装置は、前記第1の通信方式と前記第2の通信方式とによって無線通信を行う通信手段と、前記設定情報を保持する保持手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第2の無線通信装置を検出する検出手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第2の無線通信装置に前記保持手段が保持する設定情報を送信する送信手段とを具備し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の通信方式と前記第2の通信方式とによって無線通信を行う通信手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第1の無線通信装置から設定情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した設定情報を前記第1の通信方式に利用する設定情報として設定する設定手段とを具備することを特徴とする無線通信システムが記載されている。

特許文献2には、中継局を介して複数の通信機器が通信する無線ネットワークに接続されるステーションであって、無線ネットワークにおける通信対象グループ化するために必須の中継識別情報を予め記憶する中継記憶部と、前記中継局として機能することにより、前記中継記憶部に記憶された中継識別情報に基づく無線ネットワークを確立する中継機能部と、前記ステーションとして前記中継局と接続する際に用いられるべき端末識別情報を、前記中継機能部によって確立された無線ネットワークを介して受信し、記憶する端末記憶部と、外部に用意された所定の中継局によって提供され前記端末識別情報に対応した無線ネットワークとの接続を確立するとともに、該接続中は前記中継機能部の機能を停止する端末機能部とを備えるステーションが記載されている。

概要

定期的に無線ネットワークとの接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、当該無線ネットワークの設定を試みる場合に比べて、無線ネットワークとの接続を切断する頻度を少なくすることができる無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信設定プログラムを提供する。無線通信システム10は、無線通信のアクセスポイント検索結果に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置(画像形成装置18)が存在した場合、画像形成装置18に無線通信により接続して、利用可能な中継装置と接続するための第1設定情報41を画像形成装置18に送信する画像形成装置16と、初期設定を行う場合、画像形成装置16から第1設定情報41を受信し、受信した第1設定情報41に基づいて無線接続に関する初期設定を行う画像形成装置18と、を備える。

目的

本発明は、定期的に無線ネットワークとの接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、当該無線ネットワークの設定を試みる場合に比べて、無線ネットワークとの接続を切断する頻度を少なくすることができる無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信設定プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

無線通信中継装置検索する検索部と、前記検索部が検索した結果に初期設定を行う無線通信装置が存在した場合に、前記初期設定を行う無線通信装置と無線通信により接続する接続部と、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する送信部と、を備えた無線通信装置。

請求項2

前記接続部は、接続している中継装置から前記初期設定を行う無線通信装置に接続先切り替える、請求項1に記載の無線通信装置。

請求項3

前記接続部は、他の装置から実行要求があった処理を実行していない場合に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置に、無線通信により接続する、請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。

請求項4

前記送信部は、無線通信の中継装置を検索した結果に存在する中継装置を識別するための識別情報が、初期設定を行う中継装置を識別するための識別情報である場合に、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。

請求項5

前記識別情報は、SSIDである、請求項4に記載の無線通信装置。

請求項6

無線通信に関する初期設定のための設定情報を有する無線通信装置から前記設定情報を受信する受信部と、前記初期設定を行う場合、無線通信の中継装置として動作し、前記受信部が前記設定情報を受信した場合、前記設定情報に基づいて前記初期設定を行い、前記中継装置としての動作を終了する設定部と、を備えた無線通信装置。

請求項7

無線通信の中継装置の検索結果に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置が存在した場合、前記無線通信装置に無線通信により接続して、利用可能な中継装置と接続するための設定情報を前記無線通信装置に送信する第1無線通信装置と、前記初期設定を行う場合、前記第1無線通信装置から前記設定情報を受信し、受信した前記設定情報に基づいて無線接続に関する初期設定を行う第2無線通信装置と、を備えた無線通信システム

請求項8

コンピュータを、無線通信の中継装置を検索する検索部と、前記検索部が検索した結果に初期設定を行う無線通信装置が存在した場合に、前記初期設定を行う無線通信装置と無線通信により接続する接続部と、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する送信部と、して機能させるための無線通信設定プログラム

請求項9

コンピュータを、無線通信に関する初期設定のための設定情報を有する無線通信装置から前記設定情報を受信する受信部と、前記初期設定を行う場合、無線通信の中継装置として動作し、前記受信部が前記設定情報を受信した場合、前記設定情報に基づいて前記初期設定を行い、前記中継装置としての動作を終了する設定部と、して機能させるための無線通信設定プログラム。

技術分野

背景技術

0002

特許文献1には、予め設定された設定情報を利用する第1の通信方式と前記設定情報を利用せずに通信を行う第2の通信方式とで通信を行う第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを具備し、前記第1の無線通信装置は、前記第1の通信方式と前記第2の通信方式とによって無線通信を行う通信手段と、前記設定情報を保持する保持手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第2の無線通信装置を検出する検出手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第2の無線通信装置に前記保持手段が保持する設定情報を送信する送信手段とを具備し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の通信方式と前記第2の通信方式とによって無線通信を行う通信手段と、前記通信手段に前記第2の通信方式で無線通信を行わせて前記第1の無線通信装置から設定情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した設定情報を前記第1の通信方式に利用する設定情報として設定する設定手段とを具備することを特徴とする無線通信システムが記載されている。

0003

特許文献2には、中継局を介して複数の通信機器が通信する無線ネットワークに接続されるステーションであって、無線ネットワークにおける通信対象グループ化するために必須の中継識別情報を予め記憶する中継記憶部と、前記中継局として機能することにより、前記中継記憶部に記憶された中継識別情報に基づく無線ネットワークを確立する中継機能部と、前記ステーションとして前記中継局と接続する際に用いられるべき端末識別情報を、前記中継機能部によって確立された無線ネットワークを介して受信し、記憶する端末記憶部と、外部に用意された所定の中継局によって提供され前記端末識別情報に対応した無線ネットワークとの接続を確立するとともに、該接続中は前記中継機能部の機能を停止する端末機能部とを備えるステーションが記載されている。

先行技術

0004

特開2008−035214号公報
特開2003−143156号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、定期的に無線ネットワークとの接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、当該無線ネットワークの設定を試みる場合に比べて、無線ネットワークとの接続を切断する頻度を少なくすることができる無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信設定プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、請求項1に記載の無線通信装置は、無線通信の中継装置検索する検索部と、前記検索部が検索した結果に初期設定を行う無線通信装置が存在した場合に、前記初期設定を行う無線通信装置と無線通信により接続する接続部と、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する送信部と、を備える。

0007

また、請求項2に記載の無線通信装置は、請求項1に記載の無線通信システムにおいて、前記接続部は、接続している中継装置から前記初期設定を行う無線通信装置に接続先切り替える。

0008

また、請求項3に記載の無線通信装置は、請求項1または請求項2に記載の無線通信装置において、前記接続部は、他の装置から実行要求があった処理を実行していない場合に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置に、無線通信により接続する。

0009

また、請求項4に記載の無線通信装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置において、 前記送信部は、無線通信の中継装置を検索した結果に存在する中継装置を識別するための識別情報が、初期設定を行う中継装置を識別するための識別情報である場合に、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する。

0010

また、請求項5に記載の無線通信装置は、請求項4に記載の無線通信装置において、前記識別情報は、SSID(Service Set Identifier)である。

0011

一方、上記目的を達成するために、請求項6に記載の無線通信装置は、無線通信に関する初期設定のための設定情報を有する無線通信装置から前記設定情報を受信する受信部と、前記初期設定を行う場合、無線通信の中継装置として動作し、前記受信部が前記設定情報を受信した場合、前記設定情報に基づいて前記初期設定を行い、前記中継装置としての動作を終了する設定部と、を備える。

0012

一方、上記目的を達成するために、請求項7に記載の無線通信システムは、無線通信の中継装置の検索結果に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置が存在した場合、前記無線通信装置に無線通信により接続して、利用可能な中継装置と接続するための設定情報を前記無線通信装置に送信する第1無線通信装置と、前記初期設定を行う場合、前記第1無線通信装置から前記設定情報を受信し、受信した前記設定情報に基づいて無線接続に関する初期設定を行う第2無線通信装置と、を備える。

0013

一方、上記目的を達成するために、請求項8に記載の無線通信設定プログラムは、コンピュータを、無線通信の中継装置を検索する検索部と、前記検索部が検索した結果に初期設定を行う無線通信装置が存在した場合に、前記初期設定を行う無線通信装置と無線通信により接続する接続部と、中継装置と接続するための設定情報を前記初期設定を行う無線通信装置に送信する送信部と、して機能させるためのものである。

0014

一方、上記目的を達成するために、請求項9に記載の無線通信設定プログラムは、コンピュータを、無線通信に関する初期設定のための設定情報を有する無線通信装置から前記設定情報を受信する受信部と、前記初期設定を行う場合、無線通信の中継装置として動作し、前記受信部が前記設定情報を受信した場合、前記設定情報に基づいて前記初期設定を行い、前記中継装置としての動作を終了する設定部と、して機能させるためのものである。

発明の効果

0015

請求項1、請求項6、請求項7、請求項8、及び請求項9に記載の発明によれば、定期的に無線ネットワークとの接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、当該無線ネットワークの設定を試みる場合に比べて、無線ネットワークとの接続を切断する頻度を少なくすることができる。

0016

請求項2に記載の発明によれば、無線通信装置の接続先が複数となるのを抑制することができる。

0017

請求項3に記載の発明によれば、他の装置との無線通信による通信が中断されるのを抑制することができる。

0018

請求項4に記載の発明によれば、識別情報により、無線通信の中継装置を検索した結果に、初期設定を行う中継装置が存在するか否かを判断することができる。

0019

請求項5に記載の発明によれば、SSIDにより識別される中継装置による無線ネットワークに接続するための設定を簡易化することができる。

図面の簡単な説明

0020

本実施形態の無線ネットワークにより構成される無線通信システムの構成の一例を示す概略構成図である。
本実施形態における設定情報を送信する設定元として機能する画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態における初期設定を行う場合にアクセスポイントとして動作する画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置で実行される設定元処理の流れの一例、及び画像形成装置で実行される初期設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示した設定処理において検索された検索結果の一例を示す模式図である。
図1に示した一例において、本実施形態における設定元の画像形成装置と無線通信の初期設定を行う画像形成装置とが直接接続された状態を説明するための概略構成図である。
図1に示した一例において、無線通信の初期設定が行われた画像形成装置が無線ネットワークに接続された状態を説明するための概略構成図である。

実施例

0021

以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。

0022

本実施形態では、ユーザが使用する端末装置と画像形成装置とが接続されている無線通信網によるネットワーク(以下、「無線ネットワーク」という)に、新たな画像形成装置を接続する場合について説明する。具体的には、一例として図1に示すように、ユーザの端末装置14及び画像形成装置16が、アクセスポイント12により構成される無線ネットワーク11に接続されて無線通信システム10を構成しており、当該無線ネットワーク11に、新たな画像形成装置18を接続する場合について説明する。

0023

なお、図1に示したアクセスポイント20は、画像形成装置16において無線通信による利用が可能な範囲内に存在するが、画像形成装置16と無線通信により接続されてはいない。

0024

端末装置14は、例えば、パーソナルコンピュータが挙げられるが、特に限定されず、タブレット型端末装置スマートフォン等に代表される、携帯して持ち歩くことが可能な電子機器であるモバイル端末等であってもよい。図1に示すように、端末装置14は、アクセスポイント12を介して無線ネットワーク11に接続される。なお、アクセスポイント12が本発明の中継装置の一例である。

0025

次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置16の構成を説明する。本実施形態の画像形成装置16は、一例として、スキャナ機能を有するプリンタである。本実施形態の画像形成装置16が、本発明の無線通信装置の一例であり、本発明の無線通信システムの第1無線通信装置の一例である。

0026

本実施形態の画像形成装置16は、制御部30、記憶部40、UI(User Interface)部44、通信I/F(InterFace)50、画像読取部52、及び画像形成部54を備えている。制御部30、記憶部40、UI部44、通信I/F50、画像読取部52、及び画像形成部54は、システムバスコントロールバス等のバス59を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。

0027

制御部30は、CPU(Central Processing Unit)32、ROM(Read Only Memory)34、及びRAM(Random Access Memory)36を備えている。CPU32は、画像形成装置16の全体的な動作を制御する。ROM34には、CPU32で実行される無線通信設定プログラム35を含む各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されている。RAM36は、CPU32による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。なお、本実施形態の画像形成装置16は、CPU32が無線通信設定プログラム35を実行することにより、無線通信の設定に必要な設定情報を送信する設定元として機能する。本実施形態の画像形成装置16のCPU32が無線通信設定プログラム35を実行することにより、制御部30が本発明の検索部、接続部、及び送信部の一例として機能する。

0028

記憶部40には、無線通信の初期設定を行う画像形成装置(本実施形態では、画像形成装置18)と直接接続するための第1設定情報41が予め記憶されている。図2に例示したように、本実施形態の第1設定情報41は、初期設定用SSID41A及びパスワード41B(以下「PW41B」という)を含む。なお、PW41Bは、予め定められたパスワードであり、また、ユーザ等による変更が不可とされた固定値である。

0029

また、記憶部40には、アクセスポイント12(無線ネットワーク11)と接続するための第2設定情報42が記憶されている。なお、図2では、記載を省略したが、第2設定情報42には、アクセスポイント12のSSID及びパスワードが含まれている。第2設定情報42に含まれるパスワードは、ユーザ等による変更が不可とされた固定値であってもよいし、変更が可能な可変値であってもよい。

0030

記憶部40の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が挙げられる。

0031

UI部44は、操作部46及び表示部48を含む。操作部46は、画像形成に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。表示部48は、各種情報を表示する。なお、UI部44は、操作部46と表示部48とを一体化したタッチパネルディスプレイを用いて構成してもよい。UI部44は、操作部46に対する操作状態を検出し、また、表示部48への各種情報の表示を制御する。

0032

通信I/F50は、無線通信の機能を有する。なお、通信I/F50は、有線通信の機能を有していてもよい。

0033

画像読取部52は、紙等の媒体上に形成された画像を読み取り、当該画像を表す画像データを生成する、いわゆるスキャナの機能を有する。画像形成部54は、画像読取部52が生成した画像データや、通信I/F50を介して受け付けた画像データ等に基づいて、紙等の媒体上に画像を形成する機能を有する。

0034

一方、画像形成装置18は、図3に示した一例のように、画像形成装置16と同様の構成を有している。すなわち、本実施形態に係る画像形成装置18は、一例として、スキャナ機能を有するプリンタであり、図3に示すように、制御部60、記憶部70、UI部74、通信I/F80、画像読取部82、及び画像形成部84を備えている。制御部60、記憶部70、UI部74、通信I/F80、画像読取部82、及び画像形成部84は、システムバスやコントロールバス等のバス89を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。本実施形態の画像形成装置18が、本発明の無線通信装置の一例であり、本発明の無線通信システムの第2無線通信装置の一例である。

0035

制御部60は、CPU62、ROM64、及びRAM66を備えている。CPU62は、画像形成装置18の全体的な動作を制御する。ROM64には、CPU62で実行される無線通信設定プログラム65を含む各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されている。RAM66は、CPU62による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。なお、本実施形態の画像形成装置18は、CPU62が無線通信設定プログラム65を実行することにより、アクセスポイントとして動作して設定情報を受信し、無線通信の初期設定を行う機能する。本実施形態の画像形成装置18のCPU62が無線通信設定プログラム65を実行することにより、制御部60が本発明の受信部及び設定部の一例として機能する。

0036

記憶部70には、画像形成装置16の記憶部40(図2参照)と同様に、第1設定情報41が予め記憶されている。記憶部70の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。

0037

UI部74は、操作部76及び表示部78を含む。操作部76は、画像形成に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。表示部78は、各種情報を表示する。なお、UI部74は、操作部76と表示部78とを一体化したタッチパネルディスプレイを用いて構成してもよい。UI部74は、操作部76に対する操作状態を検出し、また、表示部78への各種情報の表示を制御する。

0038

通信I/F80は、無線通信の機能を有する。なお、通信I/F80は、有線通信の機能を有していてもよい。

0039

画像読取部82は、紙等の媒体上に形成された画像を読み取り、当該画像を表す画像データを生成する、いわゆるスキャナの機能を有する。画像形成部84は、画像読取部82が生成した画像データや、通信I/F80を介して受け付けた画像データ等に基づいて、紙等の媒体上に画像を形成する機能を有する。

0040

次に、本実施形態の画像形成装置16及び画像形成装置18の作用について説明する。まず、図4を参照して、本実施形態の画像形成装置16の作用について説明する。

0041

画像形成装置16は、予め定められたタイミング毎に、制御部30のCPU32がROM34に記憶されている無線通信設定プログラム35を実行することにより、図4に示した設定元処理を実行する。なお、予め定められたタイミングは特に限定されず、例えば、予め定められた時間毎であってもよいし、また例えば、端末装置14に対する各種サービスを終了する毎や、画像読取部52による画像の読み取りや、画像形成部54による画像の形成等の各種ジョブを終了する毎等であってもよい。

0042

図4のステップS100で制御部30は、利用可能な周辺のアクセスポイントを検索し、次のステップS102で制御部30は、検索されたアクセスポイントのSSIDを確認する。

0043

図5には、一例として、検索結果90として得られたアクセスポイントのSSIDの一覧を示す。図5に示した一例には、初期設定用SSID41Aの具体例である「WAITING_WIRELESS_SETTINGS」、アクセスポイント12のSSID92、及びアクセスポイント20のSSID93が含まれている。制御部30は、これらのSSIDを確認する。

0044

次のステップS104で制御部30は、記憶部40に記憶されている第1設定情報41を参照し、検索結果90に初期設定用SSID41Aが存在するか否か判定する。存在しない場合、否定判定となり本設定元処理を終了する。一方、図5に示した検索結果90の一例のように、初期設定用SSID41Aが含まれる場合、肯定判定となり、ステップS106へ移行する。

0045

ステップS106で制御部30は、ジョブまたはサービスを実行中か否かを判定する。具体的には、制御部30は、画像読取部52による画像の読み取りや、画像形成部54による画像形成等の各種ジョブの実行中、または端末装置14に対する各種サービスの実行中であるか否かを判定する。各種ジョブまたは各種サービスの実行中である場合、肯定判定となり本設定元処理を終了する。一方、各種ジョブまたは各種サービスの実行中ではない場合、否定判定となりステップS108へ移行する。

0046

ステップS108で制御部30は、無線通信の接続先をアクセスポイント12から、初期設定用SSID41Aを有するアクセスポイントである、無線通信の初期設定を行う画像形成装置に切り替える。本実施形態では、無線通信の初期設定を行う画像形成装置とは、画像形成装置18のことであるため、以下、無線通信の初期設定を行う画像形成装置を、単に「画像形成装置18」という。

0047

具体的には、まず、制御部30は、アクセスポイント12との接続を終了する。そして、図6に示した一例のように、制御部30は、記憶部40の第1設定情報41を用いて画像形成装置18と直接接続する。

0048

次のステップS110で制御部30は、記憶部40から読み出した第2設定情報42を画像形成装置18へ送信する。

0049

第2設定情報42は、画像形成装置16が接続を切り替える前に接続されていた中継装置(アクセスポイント12)に関する設定情報である。そのため、画像形成装置18は、画像形成装置16が接続されていた接続可能なアクセスポイント12の情報を受信し、利用することができる。

0050

次のステップS112で制御部30は、無線通信の接続先を画像形成装置18から、アクセスポイント12に切り替えた後、本設定元処理を終了する。具体的には、まず、制御部30は、画像形成装置18との接続を終了する。そして、図1に示した一例のように、制御部30は、記憶部40の第2設定情報42を用いてアクセスポイント12と接続する。

0051

一方、画像形成装置18は、ユーザにより初めて電源投入された際に、制御部60のCPU62がROM64に記憶されている無線通信設定プログラム65を実行することにより、図4に示した初期設定処理を実行する。

0052

ステップS200で制御部60は、アクセスポイントとして動作を開始する。なお、本実施形態の画像形成装置18は、無線通信の初期設定を行う場合に、このようにアクセスポイントして動作するが、この際、画像形成装置18は、一般的なアクセスポイントが有する全ての機能を有していなくてもよい。本実施形態の画像形成装置18では、設定元の画像形成装置が画像形成装置18をアクセスポイントの一つであると判断して第1設定情報41により接続するための機能を有していればよい。本実施形態では、上述したように、設定元の画像形成装置とは、画像形成装置16のことであるため、以下、設定元の画像形成装置を単に「画像形成装置16」という。

0053

次のステップS202で制御部60は、画像形成装置16と無線通信により直接接続する。上述したように、画像形成装置16による設定元処理(図4参照)のステップS108の処理の実行に応じて、図6に示した一例のように、画像形成装置18と画像形成装置16とが無線通信により接続される。

0054

次のステップ204で制御部60は、画像形成装置16から送信された第2設定情報42を受信する。

0055

次のステップ206で制御部60は、受信した第2設定情報42を設定する。具体的には、制御部60は、第2設定情報42を記憶部70に記憶する。

0056

次のステップS208で制御部60は、アクセスポイントとしての動作を終了し、第2設定情報42を反映させるための設定反映処理を行う。本実施形態の画像形成装置18は、具体例として画像形成装置18の再起動を行う。なお、このように再起動を行う場合、制御部60は、本初期設定処理を一旦終了するが、説明の便宜上、続けて本ステップ以降の処理を説明する。

0057

なお、本ステップで行う設定反映処理の具体的な処理内容は本実施形態に限定されず、また、設定反映処理を行うか否かについても特に限定されない。いずれについても、画像形成装置18の仕様に応じて定めればよい。

0058

次のステップS210で制御部30は、記憶部40に記憶されている第1設定情報41を用いて、図7に示した一例のように無線通信によりアクセスポイント12(無線通信システム10)に接続した後、本初期設定処理を終了する。

0059

以上説明したように、本実施形態の無線通信システム10は、無線通信のアクセスポイントの検索結果に、無線通信に関する初期設定を行う無線通信装置(画像形成装置18)が存在した場合、画像形成装置18に無線通信により直接接続して、利用可能な中継装置と接続するための第1設定情報41を画像形成装置18に送信する画像形成装置16と、初期設定を行う場合、利用可能な中継装置として動作して画像形成装置16から第1設定情報41を受信し、受信した第1設定情報41に基づいて初期設定を行った後、利用可能な中継装置としての動作を終了する画像形成装置18と、を備える。

0060

このように、画像形成装置16は、無線通信のアクセスポイントを検索し、検索した結果に初期設定を行う無線通信装置(画像形成装置18)が存在した場合に、初期設定を行う無線通信装置と無線通信により直接接続し、利用可能なアクセスポイントと接続するための第1設定情報41を画像形成装置18に送信する。

0061

また、画像形成装置18は、無線通信に関する初期設定のための第1設定情報41を有する無線通信装置(画像形成装置16)から第1設定情報41を受信し、初期設定を行う場合、無線通信のアクセスポイントとして動作し、第1設定情報41を受信した場合、第1設定情報41に基づいて初期設定を行って第1設定情報41を記憶部70に記憶させ、また、アクセスポイントとしての動作を終了する。

0062

このように、本実施形態によれば、無線通信の初期設定を行う際に、画像形成装置18がアクセスポイントとして動作する。そのため、画像形成装置16は、アクセスポイント12(無線ネットワーク11)と接続したまま、周辺のアクセスポイントを検索し、検索結果90に初期設定用SSID41Aが含まれていた場合のみ、無線ネットワーク11との接続を切断して、画像形成装置18と無線通信により直接接続して第2設定情報42を画像形成装置18に送信する。

0063

従って、本実施形態によれば、定期的に無線ネットワーク11との接続を切断して設定を行う対象の機器が接続されているネットワークに接続し、無線ネットワーク11の設定を試みる場合に比べて、画像形成装置16が、無線ネットワーク11との接続を切断する頻度を少なくすることができる。

0064

これにより、本実施形態によれば、画像形成装置16と無線ネットワーク11との接続が切断される頻度が多いことにより、ユーザによる画像形成装置16を利用した画像の形成(印刷)等に与える支障を抑制することができる。

0065

また、画像形成装置16や画像形成装置18の表示部48や表示部78の画面の大きさは、端末装置14が有する表示部(図示省略)等に比べて比較的小さく、表示された情報が見辛い場合があるため、複雑な設定は行い辛い。

0066

また、本実施形態の画像形成装置18では、ユーザが端末装置14において画像形成装置18との接続を行うためのソフトウェアを実行させたり、アクセスポイント12の操作を行ったりすることを要さない。

0067

従って、本実施形態の画像形成装置16及び画像形成装置18によれば、ユーザが画像形成装置18に電源を投入すれば、画像形成装置16により画像形成装置18が無線ネットワーク11に接続される。従って、ユーザの負荷が軽減され、例えば、無線ネットワークへの接続の設定に不慣れなユーザであっても、容易に無線ネットワークへの接続の設定が行える。

0068

なお、本実施形態では、画像形成装置18が無線通信の初期設定を行う際に、無線通信の設定元として機能する装置が、画像形成装置16のみである場合について説明したが、設定元として機能する画像形成装置や無線通信装置が複数存在していてもよい。この場合、例えば、画像形成装置18において、アクセスポイントとして動作する際に、最大接続台数を1台と限定することにより、直接接続する設定元として機能する装置を制限することにより、錯綜が回避される。

0069

また、本実施形態では、無線通信の初期設定を行う装置が、画像形成装置16のみである場合について説明したが、無線通信の初期設定を行う画像形成装置や無線通信装置が複数存在していてもよい。この場合、例えば、画像形成装置16は、上述した設定元処理(図4参照)のステップS100で、周辺のアクセスポイントを検索した際に検索された時系列順等の予め定められた順序に応じて、無線通信の初期設定を行う装置に対して順次、直接接続して第1設定情報41を送信することにより、錯綜が回避される。

0070

また、本実施形態の画像形成装置18は、無線ネットワーク11(アクセスポイント12)と接続した後、上述した画像形成装置16と同様に、無線通信の設定元として機能する装置であってもよい。この場合、画像形成装置18の制御部60のROM64に、無線通信設定プログラム35を記憶させておけばよい。

0071

また、本実施形態では、画像形成装置16及び画像形成装置18の各々が画像形成機能や画像読取機能を有する場合について説明したが、これらの機能の一部または全部を有さない無線機能を有する情報処理装置や無線通信装置にも適用可能であることはいうまでもない。

0072

また、本実施形態では、SSIDが本発明の識別情報の一例である場合について説明したが、識別情報はSSIDに限定されず、アクセスポイント(無線ネットワーク)の識別が可能な情報であればよい。例えば、アクセスポイントのシリアルナンバー等であってもよい。

0073

また、本実施形態では、アクセスポイント(無線ネットワーク)と無線通信を行うための設定情報(第1設定情報41及び第2設定情報42)が、SSID及びパスワードを含む場合について説明したが、設定情報は、これらを含むものに限定されない。設定情報には、当該設定情報を用いることにより、アクセスポイント(無線ネットワーク)と接続することが可能となるための情報が含まれていればよい。

0074

なお、本実施形態では、画像形成装置16が、接続先を画像形成装置18に切り替える前に接続されていた中継装置に関する第2設定情報42を画像形成装置18に送信する場合について説明したが、当該形態に限定されない。例えば、第2設定情報42は、画像形成装置16が利用可能な全ての中継装置に関する設定情報であってもよいし、画像形成装置16が過去に接続されていた中継装置に関する設定情報であってもよい。

0075

なお、本実施形態は、本発明の一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。

0076

例えば、本実施形態の画像形成装置16及び画像形成装置18をWi−Fi Direct(登録商標)に対応した装置としてもよい。この場合、画像形成装置16は、上述した設定元処理(図4参照)を実行するのと同様に、Clientモードとして動作し、画像形成装置18は、上述した初期設定処理(図4参照)において、アクセスポイントとして動作したのと同様にGroup Ownerモードとして動作すればよい。

0077

10無線通信システム
11無線ネットワーク
12、20アクセスポイント
14端末装置
16、18画像形成装置
30、60 制御部
32、62 CPU
35、65無線通信設定プログラム
40、70 記憶部
41、42設定情報
41A初期設定用SSID
41B PW(パスワード)
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