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図面 (7)

課題

カートリッジが、当該カートリッジの使用状態に関する状態情報を記憶するメモリを備えていなくても、当該カートリッジを引続き利用することができる技術を提供すること。

解決手段

端末装置10は、プリンタ110に装着されているカートリッジの残量情報の送信を要求し(T20)、当該残量情報を受信する場合(T30)に、当該残量情報をプリンタ210に送信する(T110)。当該残量情報は、プリンタ210のメモリに記憶される情報であり、インクカートリッジがプリンタ110から取外されてプリンタ210に装着される場合に、インクカートリッジの残量を示す情報としてプリンタ210によって利用される。

概要

背景

特許文献1には、インクを収容するカートリッジ着脱可能に装着されるプリンタが開示されている。カートリッジは、当該カートリッジ内のインクの残量を示す残量情報を記憶するメモリを備える。

概要

カートリッジが、当該カートリッジの使用状態に関する状態情報を記憶するメモリを備えていなくても、当該カートリッジを引続き利用することができる技術を提供すること。端末装置10は、プリンタ110に装着されているカートリッジの残量情報の送信を要求し(T20)、当該残量情報を受信する場合(T30)に、当該残量情報をプリンタ210に送信する(T110)。当該残量情報は、プリンタ210のメモリに記憶される情報であり、インクカートリッジがプリンタ110から取外されてプリンタ210に装着される場合に、インクカートリッジの残量を示す情報としてプリンタ210によって利用される。

目的

本明細書では、カートリッジが、当該カートリッジの使用状態に関する状態情報を記憶するメモリを備えていなくても、当該カートリッジを引続き利用することができる技術を提供する

効果

実績

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請求項1

端末装置であって、ネットワークを介して、情報要求を第1のプリンタに送信する情報要求送信部であって、前記情報要求は、前記第1のプリンタに装着されている第1のカートリッジ使用状態に関する第1の状態情報であって、前記第1のプリンタのメモリに記憶されている前記第1の状態情報の送信を要求するためのコマンドである、前記情報要求送信部と、前記第1のプリンタへの前記情報要求の送信に応じて、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1の状態情報を受信する状態情報受信部と、前記第1のプリンタから前記第1の状態情報が受信される場合に、前記ネットワークを介して、前記第1のプリンタとは異なる第2のプリンタに前記第1の状態情報を送信する状態情報送信部であって、前記第1の状態情報は、前記第2のプリンタのメモリに記憶される情報であり、前記第1の状態情報は、前記第1のカートリッジが前記第1のプリンタから取り外されて前記第2のプリンタに装着される場合に、前記第1のカートリッジの使用状態に関する情報として前記第2のプリンタによって利用される情報である、前記状態情報送信部と、を備える端末装置。

請求項2

前記端末装置は、さらに、前記第1のプリンタから前記第1の状態情報が受信される場合に、前記ネットワークを介して、消去要求を前記第1のプリンタに送信する消去要求送信部であって、前記消去要求は、前記第1の状態情報の消去を前記第1のプリンタに要求するためのコマンドである、前記消去要求送信部を備える、請求項1に記載の端末装置。

請求項3

前記端末装置は、さらに、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1のカートリッジが前記第1のプリンタから取り外されたことを示す取外情報を受信する取外情報受信部を備え、前記状態情報送信部は、前記第1のプリンタから前記取外情報が受信される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信する、請求項1又は2に記載の端末装置。

請求項4

前記端末装置は、さらに、前記第2のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1のカートリッジが前記第2のプリンタに装着されたことを示す装着情報を受信する装着情報受信部を備え、前記状態情報送信部は、前記第2のプリンタから前記装着情報が受信される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。

請求項5

前記端末装置は、さらに、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1のカートリッジのタイプを示す第1のタイプ情報を受信する第1のタイプ情報受信部と、前記第2のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第2のプリンタに装着可能なカートリッジのタイプを示す第2のタイプ情報を受信する第2のタイプ情報受信部と、前記第1のタイプ情報と前記第2のタイプ情報とが一致するのか否かを判断するタイプ判断部と、を備え、前記状態情報送信部は、前記第1のタイプ情報と前記第2のタイプ情報とが一致すると判断される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信し、前記第1のタイプ情報と前記第2のタイプ情報とが一致しないと判断される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信しない、請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。

請求項6

前記情報要求は、さらに、前記第1のプリンタに装着されている第2のカートリッジの使用状態に関する第2の状態情報であって、前記第1のプリンタの前記メモリに記憶されている前記第2の状態情報の送信を要求するためのコマンドを含み、前記第1のカートリッジは、第1色の印刷材を収容するカートリッジであり、前記第1の状態情報は、前記第1のカートリッジ内の前記第1色の印刷材の残量に関する情報であり、前記第2のカートリッジは、前記第1色とは異なる第2色の印刷材を収容するカートリッジであり、前記第2の状態情報は、前記第2のカートリッジ内の前記第2色の印刷材の残量に関する情報であり、前記状態情報受信部は、さらに、前記第1のプリンタへの前記情報要求の送信に応じて、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第2の状態情報を受信し、前記状態情報送信部は、さらに、前記第1のプリンタから前記第2の状態情報が受信される場合に、前記ネットワークを介して、前記第2の状態情報を前記第2のプリンタに送信し、前記第2の状態情報は、前記第2のプリンタの前記メモリに記憶される情報であり、前記第2の状態情報は、前記第2のカートリッジが前記第1のプリンタから取り外されて前記第2のプリンタに装着される場合に、前記第2のカートリッジの使用状態に関する情報として前記第2のプリンタによって利用される情報である、請求項1から5のいずれか一項に記載の端末装置。

請求項7

前記端末装置は、さらに、前記第1の状態情報を利用して、前記第1のカートリッジ内の前記第1色の印刷材の残量が所定値以上であるのか否かを判断する第1の判断部と、前記第2の状態情報を利用して、前記第2のカートリッジ内の前記第2色の印刷材の残量が前記所定値以上であるのか否かを判断する第2の判断部と、を備え、前記状態情報送信部は、前記第1色の印刷材の残量が前記所定値以上であると判断される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信し、前記第1色の印刷材の残量が前記所定値以上でないと判断される場合に、前記第1の状態情報を前記第2のプリンタに送信せず、前記第2色の印刷材の残量が前記所定値以上であると判断される場合に、前記第2の状態情報を前記第2のプリンタに送信し、前記第2色の印刷材の残量が前記所定値以上でないと判断される場合に、前記第2の状態情報を前記第2のプリンタに送信しない、請求項6に記載の端末装置。

請求項8

前記端末装置は、さらに、前記第1の状態情報を利用して、前記第1のカートリッジ内の前記第1色の印刷材の残量が所定値以上であるのか否かを判断する第1の判断部と、前記第2の状態情報を利用して、前記第2のカートリッジ内の前記第2色の印刷材の残量が前記所定値以上であるのか否かを判断する第2の判断部と、前記第1色の印刷材の残量が前記所定値以上であると判断され、かつ、前記第2色の印刷材の残量が前記所定値以上でないと判断される場合に、前記第2のプリンタに前記第2のカートリッジを装着させることを促すメッセージを表示部に表示させることなく、前記第2のプリンタに前記第1のカートリッジを装着させることを促すメッセージを表示させる表示制御部と、を備える請求項6又は7に記載の端末装置。

請求項9

端末装置のためのコンピュータプログラムであって、前記端末装置に搭載されるコンピュータを、ネットワークを介して、情報要求を第1のプリンタに送信する情報要求送信部であって、前記情報要求は、前記第1のプリンタに装着されている第1のカートリッジの使用状態に関する第1の状態情報であって、前記第1のプリンタのメモリに記憶されている前記第1の状態情報の送信を要求するためのコマンドである、前記情報要求送信部と、前記第1のプリンタへの前記情報要求の送信に応じて、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1の状態情報を受信する状態情報受信部と、前記第1のプリンタから前記第1の状態情報が受信される場合に、前記ネットワークを介して、前記第1のプリンタとは異なる第2のプリンタに前記第1の状態情報を送信する状態情報送信部であって、前記第1の状態情報は、前記第2のプリンタのメモリに記憶される情報であり、前記第1の状態情報は、前記第1のカートリッジが前記第1のプリンタから取り外されて前記第2のプリンタに装着される場合に、前記第1のカートリッジの使用状態に関する情報として前記第2のプリンタによって利用される、前記状態情報送信部と、して機能させるコンピュータプログラム。

技術分野

0001

本明細書では、ネットワークを介してプリンタ通信可能な端末装置を開示する。

背景技術

0002

特許文献1には、インクを収容するカートリッジ着脱可能に装着されるプリンタが開示されている。カートリッジは、当該カートリッジ内のインクの残量を示す残量情報を記憶するメモリを備える。

先行技術

0003

特開2007−62203号公報

発明が解決しようとする課題

0004

例えば、プリンタが故障する場合に、ユーザが、当該プリンタからカートリッジを取り外して、当該カートリッジを他のプリンタに装着して引続き利用することを望む状況が想定される。特許文献1の技術では、カートリッジがメモリを備えるので、上記の他のプリンタは、カートリッジが装着された後に、カートリッジのメモリから残量情報を読取ることによって、カートリッジ内のインクの残量を知ることができる。しかしながら、残量情報を記憶するメモリを備えないカートリッジが利用される場合には、上記の他のプリンタは、当該カートリッジ内のインクの残量を知ることができず、この結果、当該カートリッジを利用して適切に印刷を実行するのが困難である。

0005

本明細書では、カートリッジが、当該カートリッジの使用状態に関する状態情報を記憶するメモリを備えていなくても、当該カートリッジを引続き利用することができる技術を提供する。

課題を解決するための手段

0006

本明細書によって開示される端末装置は、ネットワークを介して、情報要求を第1のプリンタに送信する情報要求送信部であって、前記情報要求は、前記第1のプリンタに装着されている第1のカートリッジの使用状態に関する第1の状態情報であって、前記第1のプリンタのメモリに記憶されている前記第1の状態情報の送信を要求するためのコマンドである、前記情報要求送信部と、前記第1のプリンタへの前記情報要求の送信に応じて、前記第1のプリンタから、前記ネットワークを介して、前記第1の状態情報を受信する状態情報受信部と、前記第1のプリンタから前記第1の状態情報が受信される場合に、前記ネットワークを介して、前記第1のプリンタとは異なる第2のプリンタに前記第1の状態情報を送信する状態情報送信部であって、前記第1の状態情報は、前記第2のプリンタのメモリに記憶される情報であり、前記第1の状態情報は、前記第1のカートリッジが前記第1のプリンタから取り外されて前記第2のプリンタに装着される場合に、前記第1のカートリッジの使用状態に関する情報として前記第2のプリンタによって利用される情報である、前記状態情報送信部と、を備える。

0007

上記の構成によると、端末装置は、第1のプリンタから第1の状態情報を受信して、第1の状態情報を第2のプリンタに送信する。これにより、第2のプリンタは、第1のカートリッジの使用状態を知ることができるので、第1のカートリッジが第1の状態情報を記憶するメモリを備えていなくても、第1のカートリッジを引続き利用することができる。

0008

上記の端末装置を実現するための制御方法コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記媒体も、新規で有用である。また、上記の端末装置と第1のプリンタと第2のプリンタとを備える通信システムも、新規で有用である。

図面の簡単な説明

0009

通信システムの構成を示す。
端末装置の処理のフローチャートを示す。
提供元プリンタ処理のフローチャートを示す。
提供先プリンタ処理のフローチャートを示す。
実施例の具体的なケースAを示す。
実施例の具体的なケースBを示す。

実施例

0010

(通信システム2の構成;図1
図1に示すように、通信システム2は、端末装置10と、複数個のプリンタ110〜310と、を備える。端末装置10と各プリンタ110等は、LAN(Local Area Networkの略)4を介して相互に通信可能である。LAN4は、有線LANでもよいし、無線LANでもよい。なお、以下では、複数個のプリンタ110〜310を総称して、単に「プリンタ」と呼ぶ場合がある。

0011

(端末装置10の構成)
端末装置10は、デスクトップPC等の据置型の端末装置であってもよいし、ノートPC、スマートフォン等の可搬型の端末装置であってもよい。端末装置10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース(以下ではインターフェースを「I/F」と記載する)20と、制御部30と、を備える。

0012

操作部12は、マウス及びキーボードを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末装置10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F20は、端末装置10をLAN4に接続するためのI/Fである。

0013

制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、ROM、RAM等によって構成される。プログラム36は、OSプログラムと、プリンタ110等のベンダによって提供される管理プログラムと、を含む。管理プログラムは、例えば、プリンタ110等と共に出荷されるメディアから端末装置10にインストールされてもよいし、プリンタ110等のベンダによってインターネット上に設置されるサーバから端末装置10にインストールされてもよい。管理プログラムは、あるプリンタから取外されるカートリッジに対応する残量情報を、当該カートリッジが装着される他のプリンタに送信するためのプログラムである。

0014

(プリンタの構成)
プリンタは、カラー印刷機能を実行可能な周辺装置(即ち端末装置10の周辺装置)である。プリンタには、4色の色材(C(即ちシアン)、M(即ちマゼンタ)、Y(即ちイエロー)、及び、K(即ちブラック))のそれぞれのカートリッジが装着され得る。本実施例では、各プリンタ110、310には、カートリッジ114a〜114d、314a〜314dが装着されており、プリンタ210には、カートリッジが装着されていない。各カートリッジ114a等は、1個のカートリッジの単位で独立して着脱可能に構成されている。

0015

各プリンタ110〜310は、メモリ112〜312を備える。各メモリ112等は、プリンタの名称(即ちプリンタ名)と、カートリッジの残量情報と、プリンタに装着可能なカートリッジのタイプを示すタイプ情報と、を記憶している。プリンタ210にはカートリッジが現在装着されていないが、メモリ212は、過去に装着されていたカートリッジの残量情報を記憶している。

0016

続いて、残量情報について説明する。プリンタに装着される各カートリッジは、当該カートリッジに対応する残量情報を記憶するメモリを備えていない。残量情報は、プリンタのメモリに記憶される。プリンタは、新品のカートリッジが装着されると、図示省略のセンサから取得される信号に基づいて、新品のカートリッジが装着されたことを検知する。この場合、プリンタは、当該カートリッジに対応する残量情報を100%としてメモリに記憶する。そして、プリンタは、印刷機能を実行する際に、各色のインクの使用量(即ち吐出されるインク滴の量)を算出し、メモリ内の残量情報から算出済みの使用量を減算して、残量情報を更新する。プリンタからカートリッジが取外されても、プリンタのメモリは、当該カーリッジに対応する残量情報を維持する。そして、プリンタは、新品のカートリッジが装着されると、当該残量情報を100%に更新する。ただし、プリンタは、新品ではない中古のカートリッジが装着されても、新品のカートリッジが装着されたことを検知しないので、残量情報を更新しない。本実施例では、以下で詳細に説明するが、中古のカートリッジがプリンタに装着される状況において、残量情報を更新するために、端末装置10から当該プリンタに残量情報が送信される。

0017

(端末装置10の処理;図2
続いて、図2を参照して、端末装置10のCPU32が管理プログラムに従って実行する処理について説明する。ユーザは、例えばあるプリンタが故障すると、当該プリンタからカートリッジを取り外し、当該カートリッジを他のプリンタに装着して引続き利用することを望む。この場合、ユーザは、管理プログラムを起動するための操作を操作部12に実行し、この結果、図2の処理が開始される。以下では、カートリッジが取り外されるプリンタ、当該カートリッジが装着されるプリンタのことを、それぞれ、「提供元プリンタ」、「提供先プリンタ」と呼ぶ。なお、端末装置10によって実行される以下の通信は、ネットワークI/F20を介した通信である。従って、以下では、「ネットワークI/F20を介して」という説明を省略する。

0018

S10において、CPU32は、端末装置10と通信可能な複数個のプリンタ110〜310に対応する複数個のプリンタ名「AAA」〜「CCC」を表示部14に表示させる。そして、CPU32は、複数個のプリンタ名の中から、提供元プリンタのプリンタ名と提供先プリンタのプリンタ名とがユーザによって選択されることを監視する。CPU32は、これらのプリンタ名(即ち提供元プリンタ及び提供先プリンタ)がユーザによって選択されると、S10でYESと判断して、S12に進む。

0019

S12において、CPU32は、提供元プリンタ処理(図3参照)を実行する。ここでは、CPU32は、提供元プリンタに現在装着されている4個のカートリッジの残量情報を提供元プリンタから取得し、当該4個のカートリッジの中に、引続き利用可能と判断される1個以上のカートリッジ(以下では「利用可能カートリッジ」と呼ぶ)が存在する場合に、「提供可能」と判断する。また、CPU32は、1個の利用可能カートリッジも存在しない場合に、「提供不可能」と判断する。

0020

S14において、CPU32は、S12の処理結果が「提供可能」であるのか否かを判断する。CPU32は、S12の処理結果が「提供可能」である場合に、S14でYESと判断し、S20に進み、S12の処理結果が「提供不可能」である場合に、S14でNOと判断し、S20以降をスキップして図2の処理を終了する。

0021

S20において、CPU32は、提供先プリンタ処理(図4参照)を実行する。ここでは、CPU32は、1個以上の利用可能カートリッジの中に、提供先プリンタに装着可能な1個以上のカートリッジ(以下では「1個以上の装着可能カートリッジ」と呼ぶ)が存在する場合に、「受入可能」と判断する。また、CPU32は、1個の装着可能カートリッジも存在しない場合に、「受入不可能」と判断する。

0022

S22において、CPU32は、S20の処理結果が「受入可能」であるのか否かを判断する。CPU32は、S20の処理結果が「受入可能」である場合に、S22でYESと判断し、S30に進み、S20の処理結果が「受入不可能」である場合に、S22でNOと判断し、S30以降をスキップして図2の処理を終了する。

0023

S30において、CPU32は、提供元プリンタに装着されている全てのカートリッジを提供元プリンタから取り外すことをユーザに促すメッセージと、1個以上の装着可能カートリッジ(即ち引続き利用可能な色)を示すメッセージと、を表示部14に表示させる。

0024

S32において、CPU32は、提供元プリンタからのカートリッジの取外しが完了することを監視する。具体的には、CPU32は、装着ステータス要求を提供元プリンタに送信して、提供元プリンタからステータス情報を受信する。ステータス情報は、プリンタに装着されているカートリッジの色を示す。例えば、C及びYに対応する2個のカートリッジのみが装着されている場合に、ステータス情報は「C、Y」を示す。また、プリンタに1個のカートリッジも装着されていない場合に、ステータス情報は「なし」を示す。CPU32は、受信済みのステータス情報が「なし」を示す場合に、カートリッジの取外しが完了したと判断して(S32でYES)、S34に進む。一方、CPU32は、受信済みのステータス情報が1以上の色を示す場合に、カートリッジの取外しが完了していないと判断して(S32でNO)、装着ステータス要求の送信を再び実行する。

0025

S34において、CPU32は、消去要求を提供元プリンタに送信する。消去要求は、提供元プリンタのメモリに記憶されている全てのカートリッジの残量情報を初期値(即ち0%)に戻すことを要求するためのコマンドである。この結果、提供元プリンタのメモリに記憶されている全ての残量情報を初期値に戻すことができる。これにより、例えば、端末装置10とは異なる他の端末装置が、提供元プリンタから残量情報を取得し、当該残量情報を提供先プリンタとは異なる他のプリンタに送信することを防止することができる。即ち、提供元プリンタに装着されていたカートリッジとは異なる中古のカートリッジが上記の他のプリンタに装着される場合に、当該中古のカートリッジの残量とは異なる残量を示す残量情報が利用されることを防止することができる。

0026

S36において、CPU32は、提供元プリンタから取り外された全てのカートリッジ(即ち4個のカートリッジ)のうち、1個以上の装着可能カートリッジを提供先プリンタに装着することを促すメッセージを表示部14に表示させる。これにより、ユーザは、1個以上の装着可能カートリッジを提供先プリンタに装着させる。

0027

S38において、CPU32は、提供先プリンタへの1個以上の装着可能カートリッジの装着が完了することを監視する。具体的には、CPU32は、装着ステータス要求を提供先プリンタに送信して、提供先プリンタからステータス情報を受信する。CPU32は、ステータス情報が1個以上の装着可能カートリッジに対応する1以上の色を示す場合に、装着が完了したと判断して(S38でYES)、S40に進む。一方、CPU32は、ステータス情報が1個以上の装着可能カートリッジに対応する1以上の色のうちのいずれかの色を示さない場合に、装着が完了していないと判断して(S38でNO)、装着ステータス要求を提供先プリンタに再び送信する。

0028

S40において、CPU32は、S12で取得された4個のカートリッジの残量情報のうち、1個以上の装着可能カートリッジに対応する残量情報を提供先プリンタに送信する。これにより、提供先プリンタの残量情報を更新させることができる。

0029

(提供元プリンタ処理;図3
続いて、図3を参照して、図2のS12で実行される処理の内容を説明する。S50において、CPU32は、カートリッジ情報要求を提供元プリンタに送信する。カートリッジ情報要求は、当該プリンタのカートリッジ情報を端末装置10に送信することを要求するためのコマンドである。カートリッジ情報は、残量情報と、タイプ情報と、ステータス情報と、を含む。S52において、CPU32は、S50の要求の送信に応じて、提供元プリンタからカートリッジ情報を受信する。以下では、ここで受信されたカートリッジ情報のことを「提供元カートリッジ情報」と呼ぶ。

0030

S60において、CPU32は、まず、4色のうちの1色(例えばC)を特定する。そして、CPU32は、提供元カートリッジ情報に含まれる残量情報のうち、特定済みの色に対応するカートリッジの残量情報が第1の所定値(例えば40%)以上であるのか否かを判断する。CPU32は、提供元カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示し、かつ、提供元カートリッジ情報に含まれる特定済みの色に対応する残量情報が第1の所定値以上を示す場合に、S60でYESと判断し、S62において、特定済みの色に対応するカートリッジを引続き利用可能であると判断する。一方、CPU32は、CPU32は、提供元カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示さない場合(即ち特定済みの色に対応するカートリッジが提供元プリンタに装着されていない場合)に、S60でNOと判断し、S64において、特定済みの色に対応するカートリッジを引続き利用不可能であると判断する。また、CPU32は、提供元カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示すが、提供元カートリッジ情報に含まれる特定済みの色に対応する残量情報が第1の所定値未満を示す場合に、S60でNOと判断し、S64において、特定済みの色に対応するカートリッジを引続き利用不可能であると判断する。仮に、第1の所定値未満の残量しか有さないカートリッジが提供先プリンタに装着されると、提供先プリンタにおいて、当該カートリッジを早期に交換しなければならない可能性が高く、この結果、ユーザに不快感を与え得る。本実施例では、第1の所定値未満の残量しか有さないカートリッジ(即ちS60でNOと判断されるカートリッジ)が提供先プリンタに装着されるのを抑制することができるので、ユーザに不快感を与えるのを抑制することができる。S62又はS64が終了すると、S66に進む。

0031

S66において、CPU32は、4色に対応する全てのカートリッジに対して、S60〜S64の処理が実行されたのか否かを判断する。CPU32は、全てのカートリッジに対して処理が実行されていないと判断する場合(S66でNO)には、S60に戻り、処理が未だに実行されていない色を特定する。一方、CPU32は、全てのカートリッジに対して処理が実行されたと判断する場合(S66でYES)には、S68に進む。図3には、提供元プリンタがプリンタ110である場合の処理結果の一例を示す。CMYに対応する各カートリッジ114a〜114cが引続き利用可能であると判断され、Kに対応するカートリッジ114dが引続き利用不可能であると判断される。

0032

S68において、CPU32は、引続き利用可能であると判断された1個以上のカートリッジ(即ち利用可能カートリッジ)が存在するのか否かを判断する。CPU32は、1個以上の利用可能カートリッジが存在する場合に、S68でYESと判断し、S70において、図3の処理結果として「提供可能」と判断する。この結果、図2のS14でYESと判断され、S20以降が実行される。一方、CPU32は、1個の利用可能カートリッジも存在しない場合に、S68でNOと判断し、S72において、図3の処理結果として「提供不可能」と判断する。この結果、S14でNOと判断され、S20以降がスキップされる。S70又はS72が実行されると、図3の処理が終了する。

0033

(提供先プリンタ処理;図4
続いて、図4を参照して、図2のS20で実行される処理の内容を説明する。S80において、CPU32は、カートリッジ情報要求を提供先プリンタに送信する。S82において、CPU32は、S80の要求の送信に応じて、提供先プリンタからカートリッジ情報を受信する。以下では、ここで受信されたカートリッジ情報のことを「提供先カートリッジ情報」と呼ぶ。

0034

S90において、CPU32は、図3のS52で受信された提供元カートリッジ情報に含まれるタイプ情報と、S82で受信された提供先カートリッジ情報に含まれるタイプ情報と、が一致するか否かを判断する。CPU32は、前者のタイプ情報と後者のタイプ情報とが一致しない場合に、S90でNOと判断し、S110において、図4の処理結果として「受入不可能」と判断する。一方、CPU32は、前者のタイプ情報と後者のタイプ情報とが一致する場合に、S90でYESと判断し、S92に進む。

0035

S92において、CPU32は、提供先カートリッジ情報に含まれるステータス情報が「なし」を示すのか否かを判断する。CPU32は、ステータス情報が「なし」を示す場合に、S92でYESと判断し、S94において、図4の処理結果として「受入可能」と判断する。この場合、図3で特定された1個以上の利用可能カートリッジの全てが1個以上の装着可能カートリッジとして扱われる。そして、図2のS22でYESと判断され、S30以降が実行される。一方、CPU32は、ステータス情報が「なし」を示さない場合、即ち、ステータス情報が1以上の色を示す場合に、S92でNOと判断し、S100に進む。

0036

S100において、CPU32は、図3で特定された1個以上の利用可能カートリッジに対応する1色以上の中から1色を特定する。そして、CPU32は、提供先カートリッジ情報に含まれる残量情報のうち、特定済みの色に対応する利用可能カートリッジの残量情報が第2の所定値(例えば40%)未満であるのか否かを判断する。CPU32は、提供先カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示さない場合(即ち特定済みの色に対応するカートリッジが提供先プリンタに装着されていない場合)に、特定済みの色に対応するカートリッジの残量情報に関わらず、S100でYESと判断し、S102において、特定済みの色に対応する利用可能カートリッジを提供先プリンタに装着可能であると判断する。また、CPU32は、提供先カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示し、かつ、提供先カートリッジ情報に含まれる特定済みの色に対応する残量情報が第2の所定値未満を示す場合に、S100でYESと判断し、S102において、特定済みの色に対応する利用可能カートリッジを提供先プリンタに装着可能であると判断する。一方、CPU32は、提供先カートリッジ情報に含まれるステータス情報が特定済みの色を示し、かつ、提供先カートリッジ情報に含まれる特定済みの色に対応する残量情報が第2の所定値以上を示す場合に、S100でNOと判断し、S104において、特定済みの色に対応する利用可能カートリッジを提供先プリンタに装着不可能であると判断する。このような状況では、提供先プリンタにおいて、特定済みの色に対応するカートリッジが装着されており、かつ、当該カートリッジに多くのインクが残っている。従って、当該カートリッジに代えて利用可能カートリッジを装着した方が、インクが早くなくなる可能性がある。このような事象が起こるのを抑制するために、S104において、利用可能カートリッジを提供先プリンタに装着不可能であると判断される。S102又はS104が終了すると、S106に進む。

0037

S106において、CPU32は、1個以上の利用可能カートリッジの全てに対して、S100〜S104の処理が実行されたのか否かを判断する。CPU32は、全てのカートリッジに対して処理が実行されていないと判断する場合(S106でNO)には、S100に戻り、処理が未だに実行されていない色を特定する。一方、CPU32は、全てのカートリッジに対して処理が実行されたと判断する場合(S106でYES)には、S108に進む。図4には、提供先プリンタがプリンタ310である場合の処理結果の一例を示す。CYに対応する各カートリッジ314a、314cが装着可能であると判断され(S100でYES、S102)、Mに対応するカートリッジ314bが装着不可能であると判断される(S100でNO、S104)。なお、CPU32は、図3で引続き利用不可能と判断されたカートリッジ(例えば図3のS114d参照)が存在する場合(S64参照)には、当該カートリッジに対応する色については、装着不可能と判断する。従って、図4の例では、Kに対応するカートリッジ314dが装着不可能であると判断される(例えば図3のS114d参照)。

0038

S108において、CPU32は、装着可能と判断された1個以上のカートリッジ(即ち装着可能カートリッジ)が存在するのか否かを判断する。CPU32は、1個以上の装着可能カートリッジが存在する場合に、S108でYESと判断し、S94において、図4の処理結果として「受入可能」と判断する。この結果、図2のS22でYESと判断され、S30以降が実行される。一方、CPU32は、1個の装着可能カートリッジも存在しない場合に、S108でNOと判断し、S110において、図4の処理結果として「受入不可能」と判断する。この結果、S22でNOと判断され、S30以降がスキップされる。S94又はS110が実行されると、図4の処理が終了する。

0039

(具体的なケース;図5図6
続いて図5図6を参照して、図2図4の処理によって実現される具体的なケースA、Bについて説明する。

0040

(ケースA;図5
T10において、端末装置10は、提供元プリンタ、提供先プリンタとして、それぞれ、プリンタ110、プリンタ210の選択を受け付ける(図2のS10でYES)。

0041

端末装置10は、T20において、カートリッジ情報要求をプリンタ110に送信して(図3のS50)、T30において、プリンタ110から、カートリッジ114a〜114dの残量情報と、タイプ情報「XXX」と、ステータス情報「C、M、Y、K」と、を含むカートリッジ情報を受信する(S52)。そして、端末装置10は、CMYに対応する3個のカートリッジ114a〜114cを引続き利用可能であると判断し(S60でYES、S62)、Kに対応するカートリッジ114dを引続き利用不可能であると判断する(S60でNO、S64)。

0042

端末装置10は、T40において、カートリッジ情報要求をプリンタ210に送信して(図4のS80)、T50において、プリンタ210から、残量情報と、タイプ情報「XXX」と、ステータス情報「なし」と、を含むカートリッジ情報を受信する(S82)。ここの残量情報は、プリンタ210に過去に装着されていたカートリッジの残量を示す情報である。そして、端末装置10はプリンタ110のタイプ情報「XXX」とプリンタ210のタイプ情報「XXX」とが一致すると判断し(S90でYES)、プリンタ210のステータス情報が「なし」であるので、CMYに対応する3個のカートリッジ114a〜114cを装着可能であると判断する(S92でYES、S94)。

0043

端末装置10は、T60において、4個のカートリッジ114a〜114dの全てをプリンタ110から取外すことを促すメッセージと、CMYに対応する3個のカートリッジ114a〜114cを引続き利用可能であることを通知するためのメッセージと、を表示部14に表示させる(図2のS30)。この結果、ユーザは、T62において、プリンタ110から4個のカートリッジ114a〜114dを取外す。

0044

端末装置10は、T70において、装着ステータス要求をプリンタ110に送信し(図3のS32)、プリンタ110からステータス情報「なし」を受信し、プリンタ110からのカートリッジ114a〜114dの取外しが完了したと判断する(S32でYES)。そして、端末装置10は、T80において、消去要求をプリンタ110に送信する(S34)。この結果、プリンタ110のメモリ112内の残量情報が「C:0%、M:0%、Y:0%、K:0%」に更新される。

0045

端末装置10は、T90において、CMYに対応する3個の中古のカートリッジ114a〜114cをプリンタ210に装着することを促すメッセージと、Kに対応する1個のカートリッジ114dの代わりに、Kに対応する新品のカートリッジをプリンタ210に装着することを促すメッセージと、を表示部14に表示させる(図2のS36)。この結果、ユーザは、T92及びT94において、CMYに対応する3個の中古のカートリッジ114a〜114cと、Kに対応する新品のカートリッジと、をプリンタ210に装着する。

0046

プリンタ210は、Kに対応する新品のカートリッジが装着されると、新品のカートリッジが装着されたことを検知し、Kの残量情報を「100%」に更新する。但し、プリンタ210は、CMYに対応する3個のカートリッジ114a〜114cが装着されても、それらは中古のカートリッジであるので、CMYの残量情報を更新しない。従って、この時点では、残量情報は、「C:5%、M:10%、Y:0%、K:100%」である。

0047

端末装置10は、T100において、装着ステータス要求をプリンタ210に送信し(図2のS38)、T102において、プリンタ210からステータス情報「CMYK」を受信し、プリンタ210への全ての中古のカートリッジ114a〜114c(さらにKに対応する新品のカートリッジ)の装着が完了したと判断する(S38でYES)。そして、T110において、端末装置10は、3個のカートリッジ114a〜114cに対応する残量情報「C:80%、M:50%、Y:60%」をプリンタ210に送信する(S40)。この結果、プリンタ210のメモリ212内の残量情報が「C:80%、M:50%、Y:60%、K:100%」に更新される。即ち、プリンタ210に現在装着されているCMYに対応する3個の中古のカートリッジ114a〜114cとKに対応する新品のカートリッジとの実際の残量が、メモリ212内の残量情報に一致する。従って、プリンタ210は、中古のカートリッジ114a〜114cを引続き利用して、適切に印刷を実行することができる。

0048

(ケースB;図6
図6のT210〜T240は、提供先プリンタがプリンタ310であることを除いて、図5のT10〜T40と同様である。端末装置10は、T250において、プリンタ310から、カートリッジ314a〜314dの残量情報と、タイプ情報「XXX」と、ステータス情報「CMYK」と、を含むカートリッジ情報を受信する(図4のS82)。そして、端末装置10は、プリンタ110のタイプ情報「XXX」とプリンタ310のタイプ情報「XXX」とが一致すると判断し(S90でYES)、プリンタ310のステータス情報が「なし」を示さないと判断する(S92でNO)。端末装置10は、引続き利用可能な3個のカートリッジ114a〜114cに対応する3色(即ちCMY)のうちの2色(即ちCY)のカートリッジ314a、314cの残量情報が第2の所定値未満であると判断し(S100でYES、S102)、上記の3色(即ちCMY)のうちのMのカートリッジ314bの残量情報が第2の所定値以上であると判断する(S100でNO、S104)。

0049

T260〜T280は、CYに対応する2個のカートリッジ114a、114cが引続き利用される点を除くと、図5のT60〜T80と同様である。端末装置10は、T290において、CYに対応する2個のカートリッジ114a、114cをプリンタ310に装着させることを促すメッセージを表示部14に表示させる(図2のS36)。また、端末装置10は、MKに対応する2個のカートリッジ314b、314dについては、残量情報が第2の所定値以上を示すので、これらのカートリッジ314b、314dを交換すべきでないことを通知するメッセージを表示部14に表示させる。T292〜T310は、CYに対応する2個のカートリッジ114a、114cが引続き利用される点を除くと、図5のT92〜T110と同様である。

0050

(実施例の効果)
例えば、プリンタ110が故障する場合に、プリンタ110に装着されていたカートリッジ114aを取外して、カートリッジ114aをプリンタ210に装着して引続き利用したい場合がある。カートリッジ114aが当該カートリッジ114aの残量情報を記憶するメモリを有していない場合には、プリンタ210は、当該カートリッジ114aのメモリから残量情報を知ることができない。この場合、プリンタ210は、カートリッジ114aを利用して適切に印刷を実行することができない。そこで、本実施例では、端末装置10は、プリンタ110からカートリッジ114aの残量情報を受信して、カートリッジ114aの残量情報をプリンタ210に送信する(図2のS40)。これにより、プリンタ210は、カートリッジ114aの残量情報を知ることができる。この結果、プリンタ210は、カートリッジ114aを引続き利用して、適切に印刷を実行することができる。

0051

対応関係
プリンタ110、プリンタ210、310が、それぞれ、「第1のプリンタ」、「第2のプリンタ」の一例である。LAN4が、「ネットワーク」の一例である。カートリッジ114a、114b、メモリ112が、それぞれ、「第1のカートリッジ」、「第2のカートリッジ」「メモリ」の一例である。Cに対応する残量情報が、「第1のカートリッジの使用状態」及び「第1の印刷材の残量」の一例である。Yに対応する残量情報が、「第2のカートリッジの使用状態」及び「第2の印刷材の残量」の一例である。

0052

以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。

0053

(変形例1)「第1のカートリッジ」は、トナーカートリッジであってもよいし、ドラムカートリッジであってもよい。「第1のカートリッジ」がトナーカートリッジである場合には、端末装置10は、提供元プリンタから提供元プリンタに装着されているトナーカートリッジの残量情報を受信し、当該残量情報を提供先プリンタに送信すればよい。また、「第1のカートリッジ」がドラムカートリッジである場合には、端末装置10は、提供元プリンタから提供元プリンタに装着されているドラムカートリッジの使用回数(例えば印刷枚数)を受信し、当該使用回数を提供先プリンタに送信すればよい。本変形例では、当該使用回数が「状態情報」の一例である。

0054

(変形例2)例えば、プリンタ110は、プリンタ110からカートリッジが取り外される際に、当該カートリッジに対応する残量情報を消去するように構成されていてもよい。この場合、図2のS34を省略可能である。本変形例では、「消去要求送信部」を省略可能である。

0055

(変形例3)図2のS32を省略してもよい。本変形例では、「取外情報受信部」を省略可能である。また、図2のS38を省略してもよい。本変形例では、「装着情報受信部」を省略可能である。

0056

(変形例4)図2のS10において、プリンタ110のタイプ情報に一致するタイプ情報を有するプリンタのみを提供先プリンタとして選択可能に構成されている場合には、図4のS90を省略してもよい。本変形例では、「タイプ判断部」を省略可能である。

0057

(変形例5)プリンタは、カラー印刷機能を実行不可能であり、モノクロ印刷機能を実行可能であってもよい。即ち、プリンタは、Kに対応する1個のカートリッジのみを装着可能であってもよい。この場合、端末装置10は、提供先プリンタから1個のカートリッジに対応する残量情報を取得し、1個のカートリッジに対応する残量情報のみを提供先プリンタに送信すればよい。

0058

(変形例6)上記の各実施例では、CPU32がプログラム36(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2図4の各処理が実現される。これに代えて、図2図4の各処理のうちの少なくとも一部の処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。

0059

また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

0060

2:通信システム、10:端末装置、12:操作部、14:表示部、20:ネットワークI/F、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、110、210、310:プリンタ、114a〜114d、314a〜314d:カートリッジ、112、212、312:メモリ

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