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技術 発話判定装置、発話判定システム、プログラム及び発話判定方法

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 高橋敦英
出願日 2016年9月7日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-174674
公開日 2018年3月15日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2018-040937
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等 音声認識
主要キーワード 重複回数 座標入力情報 発話判定 一定期間分 警告マーク 近距離無線通信システム 無線LANルータ テキストデータ化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

会話を行なうもの同士が直接指摘する必要なく、発話者発言内容重複している場合においても会話を円滑に進行させる。

解決手段

第1の発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段(サーバ装置PSのデータベースPD)と、第1の発話者が発話する音声を入力する音声入力部13と、音声入力部13で入力した、第1の発話者が発話した音声が、記憶手段で記憶している、第1の発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定し、その判定結果に基づいた出力の制御を行なうCPU15とを備える。

概要

背景

スマートフォンタブレット端末を含む携帯情報端末と、ブロードバンドでのネット接続環境が広く普及するのに連れて、テレビ電話機能を用いた多くの技術が提案されている。(例えば、特許文献1)

概要

会話を行なうもの同士が直接指摘する必要なく、発話者発言内容重複している場合においても会話を円滑に進行させる。第1の発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段(サーバ装置PSのデータベースPD)と、第1の発話者が発話する音声を入力する音声入力部13と、音声入力部13で入力した、第1の発話者が発話した音声が、記憶手段で記憶している、第1の発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定し、その判定結果に基づいた出力の制御を行なうCPU15とを備える。

目的

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段と、上記第1の発話者が発話する音声を入力する入力手段と、上記入力手段により入力した上記第1の発話者が発話した音声が、上記記憶手段が記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する第1の判定手段と、上記第1の判定手段での判定結果に基づいた出力の制御を行なう制御手段と、を備えることを特徴とする発話判定装置。

請求項2

上記記憶手段は、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報を、当該音声の発話相手に関する情報と関連付けて記憶し、上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定した場合、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じかどうかを判定する第2の判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の発話判定装置。

請求項3

上記制御手段は、上記第1の判定手段での判定結果と上記第2の判定手段での判定結果とに基づいた出力の制御を行なうことを特徴とする請求項2記載の発話判定装置。

請求項4

上記第1の発話者に対して通知を行なう通知手段をさらに備え、上記制御手段は、上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定し、且つ、上記第2の判定手段が、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じと判定した場合、同じ内容を発話している旨を上記通知手段で通知させることを特徴とする請求項3記載の発話判定装置。

請求項5

上記通知手段は、音声、表示、または振動の少なくとも1つによる通知を行なうことを特徴とする請求項4記載の発話判定装置。

請求項6

上記第1の発話者が発話した音声の情報をパケット化して送信する送信手段をさらに備え、上記記憶手段は、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報を、上記送信手段でパケットを送信した発話相手に関する情報と関連付けて記憶することを特徴とする請求項3記載の発話判定装置。

請求項7

上記制御手段は、上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定し、且つ、上記第2の判定手段が、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じと判定した場合、上記送信手段による上記第1の発話者が発話した音声の情報に対応するパケットの送信を抑制することを特徴とする請求項6記載の発話判定装置。

請求項8

上記記憶手段は、第1の発話者が過去に発話した音声の情報をテキストデータ化して記憶し、上記入力手段は、上記第1の発話者が発話する音声を入力してテキストデータ化し、上記第1の判定手段は、上記記憶手段が記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声のテキストデータと、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声のテキストデータとにより所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の発話判定装置。

請求項9

上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報を、上記記憶手段に更新記憶させる記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の発話判定装置。

請求項10

上記入力手段により入力する音声が上記第1の発話者の発話によるものであることを認識する認識手段をさらに備え、上記記憶制御手段は、上記認識手段で入力する音声が上記第1の発話者の発話によるものであることを認識した場合に、上記第1の発話者が発話した音声の情報を上記記憶手段に更新記憶させることを特徴とする請求項9記載の発話判定装置。

請求項11

発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた発話装置を含むシステムであって、上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶部と、上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶部が記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定部と、上記判定部での判定結果に基づいて上記発話装置での出力の制御を行なう制御部と、を有することを特徴とする発話判定システム。

請求項12

発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段、上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶手段で記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定手段、及び、上記判定手段での判定結果に基づいて上記装置での出力の制御を行なう制御手段、として機能させることを特徴とするプログラム。

請求項13

発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた装置での発話判定方法であって、上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶工程と、上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶工程で記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定工程と、上記判定工程での判定結果に基づいて上記装置での出力の制御を行なう制御工程と、を有することを特徴とする発話判定方法。

技術分野

0001

本発明は、例えばテレビ電話機能を有する情報端末装置等に好適な発話判定装置、発話判定システムプログラム及び発話判定方法に関する。

背景技術

0002

スマートフォンタブレット端末を含む携帯情報端末と、ブロードバンドでのネット接続環境が広く普及するのに連れて、テレビ電話機能を用いた多くの技術が提案されている。(例えば、特許文献1)

先行技術

0003

特開2015−015623号公報

発明が解決しようとする課題

0004

各人が所持する携帯情報端末を用いて、テレビ電話機能による気軽なコミュニケーションを楽しむ過程で、特に高齢者などに顕著な傾向として、同一の内容を重複して発信することで、通話相手を辟易とさせることがあり得る。

0005

このような場合、同一の内容を聞かされる通話相手側は、会話を円滑に進行させたい一方で、発話した内容が重複していることを発話者機嫌を損ねることなく伝達するのが難しい場合があり、適切な対応が求められている。

0006

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、会話を行なう者同士が直接指摘する必要なく、発話者の発言内容が重複している場合においても会話を円滑に進行させることが可能な発話判定装置、発話判定システム、プログラム及び発話判定方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一態様は、第1の発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段と、上記第1の発話者が発話する音声を入力する入力手段と、上記入力手段により入力した上記第1の発話者が発話した音声が、上記記憶手段が記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する第1の判定手段と、上記第1の判定手段での判定結果に基づいた出力の制御を行なう制御手段と、を備えることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、会話を行なう者同士が直接指摘する必要なく、発話者に発言内容が重複している場合においても会話を円滑に進行させることが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の一実施形態に係る携帯情報端末を用いたグループ会話システム全体の構成を示す図。
同実施形態に係る携帯情報端末の電子回路機能構成を示すブロック図。
同実施形態に係るテレビ電話機能での会話時に発話側端末で実行される一連処理内容を示すフローチャート

実施例

0010

以下、本発明をスマートフォン等の携帯情報端末を用いたグループ会話システムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。

0011

図1は、同システム全体の構成を例示する図である。同図では、WAN(Wide Area Network)を含むネットワークNWを介して、複数台、例えば3台のスマートフォンやタブレット装置等の携帯情報端末10(10A〜10C)が接続され、それぞれの所有者であるユーザA〜Cが同一のグループ会話用のアプリケーションプログラム起動して、会話を行なっている状態を示している。

0012

ここでネットワークNWには、上記アプリケーションプログラムで使用されるサーバ装置PSが接続されており、同会話の仲立ちを行なうものとする。このサーバ装置PSは、ネットワークNWを介してグループ会話機能により送受される会話をテキストデータ化して一定期間分、例えば1ヶ月分記憶するデータベースPDを備える。

0013

ここでは、ユーザAが発話者として発した「今日ご飯食べたっけ?」なる言動が、携帯情報端末10AからネットワークNWと携帯情報端末10B,10Cを介してユーザB,Cに伝えられ、これに対してユーザB,Cが同様の発言を重複して受取ることで、口に出しては発言しないものの、「(さっきも言った‥‥)」と思っている状態を漫画的な表現で示したものである。

0014

次に図2により、上記携帯情報端末10(10A〜10C)の電子回路の機能構成を説明する。同図において表示部11、操作部12、音声入力部13、音声出力部14、CPU15、通信部16、及び振動部VBがバスBに接続される。

0015

表示部11は、例えば、バックライト付き透過型カラー液晶ディスプレイとそれらの駆動回路とで構成され、CPU15を介して与えられる画像データを表示する。

0016

操作部12は、上記表示部11と一体的に設けられた透明電極膜によるタッチ入力部と、電源キーを含む各種操作キーとからなり、タッチ入力部でのタッチ操作により得られる座標入力情報キー操作信号とをCPU15へ送出する。

0017

音声入力部13は、マイクロホン増幅回路、A/D変換回路等から構成され、入力された音声信号デジタル化する。

0018

音声出力部14は、PCM音源スピーカとを備え、与えられるデジタルの音声データをアナログ化して該スピーカにより拡声音させる。

0019

CPU15は、メインメモリ17及びプログラムメモリ18を直接接続する。CPU15は、プログラムメモリ18に記憶されている動作プログラムや各種固定データ等を読出し、メインメモリ17上に展開記憶した上で当該動作プログラムを実行することで、この携帯情報端末10全体の動作制御を実行する。

0020

プログラムメモリ18が記憶する動作プログラムには、デジタルの音声データを音声認識処理してテキストデータに変換する音声/テキスト変換プログラム18Aを含む。

0021

通信部16は、第3世代乃至第4世代の移動通信システムIEEE802.11a/11b/11g/11n規格等の無線LANシステム、及びBluetooth(登録商標)を含む近距離無線通信システムに対応して、最寄り基地局や無線LANルータ等と複合アンテナ19を介してデータの送受を行なう。

0022

振動部VBは、小型のモータ回転軸に中心位置からずれるようにウェイト部を取付け、該モータの回転により振動を発生するバイブレータで構成する。

0023

次に上記実施形態での動作について説明する。
図3は、携帯情報端末10A〜10Cの間で共通のアプリケーションプログラムを実行してグループ会話機能での会話を行なう際に、発話側となる端末で実行される一連の処理内容を示すフローチャートである。

0024

同処理は、携帯情報端末10内のCPU15が、上記プログラムメモリ18に記憶される動作プログラムその他を読出し、メインメモリ17に展開して記憶させた上で実行する、音声の送話動作処理の一部である。
その処理当初にCPU15は、音声入力部13を介して発話者からの音声を入力し(ステップS101)、随時デジタルデータ化して時系列に沿ったデータパケットを作成する(ステップS102)。

0025

そして、作成したデータパケットをネットワークNWを介して会話の相手となる端末に向けて送信させると同時に(ステップS103)、当該パケット単位で順次音声データを音声/テキスト変換プログラム18Aを用いてテキストデータ化する(ステップS104)。

0026

こうして得たテキストデータを用い、自端末10の識別情報とその時点で会話を行なっている通話相手の識別情報とを付加した上でサーバ装置PSへ送信し、データベースPDへの保存を依頼する(ステップS105)。

0027

さらにCPU15は、少なくとも通話相手の識別情報の一部と、発話者である自端末10の識別情報とが同一で、同様の文脈の発言内容が過去にあったかどうかのサーチと、発言内容の一致率の算出とをサーバ装置PSに対して依頼する(ステップS106)。

0028

続いてCPU15は、上記依頼に対してサーバ装置PS側から返信されてくるサーチ結果を受信する(ステップS107)。

0029

ここでCPU15は、受信したサーチの結果から、予め設定した一致率、例えば90%以上の過去の発言内容があったか否かにより、当該発話者が同様の発言を重複して行なっているか否かを判断する(ステップS108)。

0030

この際、上記した一致率を設定する理由は、人間が発話する自然言語中で、同様の内容を述べているにしても、該当する語句フレーズが一字一すべてに等しくなるとは限らない点に鑑みて、上述したように閾値としての一致率を設定するものである。

0031

予め設定した一致率90%以上の過去の発言内容がなかったと判断した場合(ステップS108のNo)、CPU15では今回の発言が過去の発言とは重複しないものとして、特に問題なしとしてこの発言に関する処理を一旦終了し、引き続き会話の送受の処理を続行する。

0032

また上記ステップS108において、予め設定した一致率90%以上の過去の発言内容があったと判断した場合(ステップS108のYes)、CPU15では今回の発言が通話相手も含めて過去の発言と重複するものとして、このアプリケーションプログラムの初期設定時等に予め設定された方法により、発話の内容が重複していることをこの携帯情報端末10の使用者である発話者に対して警告する処理を実行した上で(ステップS109)、この発言に関する処理を一旦終了し、引き続き会話の送受の処理を続行する。

0033

上記発話者に対して発言内容が重複していることを警告する処理としては、例えば音声出力部14を用いて音声メッセージを出力させる方法、上記振動部VBにより携帯情報端末10全体を振動させる方法、表示部11によりディスプレイ画面上に警告マークガイドメッセージ文字列等を表示させる方法等を予め容易し、それらの少なくとも1つを、当該携帯情報端末10のユーザ自身に予め選択して設定してもらうものとする。

0034

また発話者の携帯情報端末10から上記サーバ装置PSに対して、上記ステップS106において同様の文脈の発言内容が過去にあったかどうかのサーチと、発言内容の一致率の算出とをサーバ装置PSに対して依頼するのに際して、サーバ装置PS側では予め当該携帯情報端末10から設定されている、重複回数時間範囲とをさらに参照して当該サーチ結果に反映させるものとしても良い。

0035

ここで重複回数に関しては、例えば「1」回目及び「2」回目の発言内容の重複までは許容し得るものとして、特に重複があったと見做さないものとするようなサーチ結果を当該携帯情報端末10に返送する場合が考えられる。

0036

また時間範囲に関しては、所定の時間範囲、例えば今回の発話のタイミングから過去24時間内に遡って、重複する発言があった場合にのみ、重複があったものとして取扱うように設定することが可能であるものとする。

0037

さらに、上記発話の内容に重複があった場合に、発話した側の携帯情報端末10で上述したような警告のための処理を実行するのみならず、当該発話内容を受け取る受話側の携帯情報端末10、例えば上記図1における携帯情報端末10B、10C側において、例えば表示部11の一部に、「もう話したかもしれないけど」「繰返しで申し訳ない」のような文字メッセージ、あるいはそれに対応するような、ユーモラスキャラクタ画像などが表示されるように、予め設定を行なっておくことも考えられる。

0038

また上記実施形態は、発話側の携帯情報端末10が、データベースPDを備えたサーバ装置PSに対して過去の発言のサーチを依頼するものとして説明したが、発話を行なう携帯情報端末10自体が内部の記憶媒体に発話内容を保存しておいて、重複した発話があったことを当該端末内で判断し、その判断結果に基づいて出力を制御するような構成とすることも考えられる。
なお上記実施形態は、第3世代乃至第4世代の移動通信システム等の無線によりネットワークNWに接続するものとして説明したが、有線によりネットワークNWに接続するものとしてもよい。

0039

以上詳述した如く本実施形態によれば、会話を行なう者同士が直接指摘する必要なく、発話者の発言内容が重複している場合においても会話を円滑に進行させることが可能となる。

0040

また上記実施形態では、発話側のみならず、通話相手で上記発話された内容を受取る側の端末の少なくとも一部が同じかどうかを判断することで、本当に会話の当事者間で発話内容が重複しているのかをより正確に判定することができる。

0041

さらに上記実施形態では、上記発話された内容を受取る通話相手側の端末の少なくとも一部が同じであると判定した場合に、あらためてなんらかの出力制御の処理を施すものとしたので、本当に必要な場合に限って、重複した発話内容に対する制御を実施できる。

0042

その場合、特に発話者本人に対して、発言内容が重複している旨を直接通知することで、以降の会話でさらなる重複が発生するのを抑止できる。

0043

発話者本人に通知する手段としては、具体的には用いている端末上で音声、表示または振動など、その端末自体が有している機能を必要により組み合わせて有効に活用することで、発話者本人に通知内容を、より自然に認識してもらうことが可能となる。

0044

さらに上記実施形態では、発話者が発話した音声の情報をパケット化して送信し、パケットを送信した通話相手に関する情報と関連付けて過去に発話した音声の情報を記憶しておくものとすることにより、記憶している過去に発話した音声の情報から該当する音声の情報をサーチするのが容易となり、当該サーチに要する処理の負担を軽減できる。

0045

また上記実施形態では説明しなかったが、発話者の発言内容が重複していると判定された場合には、発話者本人の側でなんらかの出力制御を行なうのみならず、その発言内容自体を通話相手側へ送信するのを抑制することで、通話相手が無駄に辟易とする事態を未然に防止できる。

0046

なお上記実施形態では、サーバ装置PSのデータベースPDに、グループ会話機能でやりとりされた会話をテキストデータ化して記憶しておき、あらたなグループ会話中で発話された内容をテキストデータ化した上で、データベースPDに記憶している内容をサーチすることで、同一の発話者による発話内容の重複を判定するものとしており、テキストデータに基づくサーチによりサーチ処理をより迅速に実施して、グループ会話中でサーチ結果に基づいた処理を実行できる。

0047

サーバ装置PSのデータベースPDに記憶される会話のデータは、随時更新して記憶されることで、直前に記憶された内容を含んだサーチにより、発話内容の重複を常に的確に判定することが可能となる。

0048

なお上記実施形態では説明しなかったが、不特定多数の発話者が一台の装置を共有して会話を行なうようなシステムの運用においては、発話者を特定するための認識処理を行ない、認識結果に基づいて各話者識別する情報を付加した上で発話した内容を随時記憶しておくことで、あらたに発話がなされた場合にはその発話者の認識を行なった上で記憶内容のサーチを行なえば、発話者に応じて発話内容の重複が容易に判定できる。

0049

その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。

0050

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
第1の発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段と、
上記第1の発話者が発話する音声を入力する入力手段と、
上記入力手段により入力した上記第1の発話者が発話した音声が、上記記憶手段が記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する第1の判定手段と、
上記第1の判定手段での判定結果に基づいた出力の制御を行なう制御手段と、
を備えることを特徴とする発話判定装置。
[請求項2]
上記記憶手段は、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報を、当該音声の発話相手に関する情報と関連付けて記憶し、
上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定した場合、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じかどうかを判定する第2の判定手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1記載の発話判定装置。
[請求項3]
上記制御手段は、上記第1の判定手段での判定結果と上記第2の判定手段での判定結果とに基づいた出力の制御を行なうことを特徴とする請求項2記載の発話判定装置。
[請求項4]
上記第1の発話者に対して通知を行なう通知手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定し、且つ、上記第2の判定手段が、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じと判定した場合、同じ内容を発話している旨を上記通知手段で通知させる
ことを特徴とする請求項3記載の発話判定装置。
[請求項5]
上記通知手段は、音声、表示、または振動の少なくとも1つによる通知を行なうことを特徴とする請求項4記載の発話判定装置。
[請求項6]
上記第1の発話者が発話した音声の情報をパケット化して送信する送信手段をさらに備え、
上記記憶手段は、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報を、上記送信手段でパケットを送信した発話相手に関する情報と関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項3記載の発話判定装置。
[請求項7]
上記制御手段は、上記第1の判定手段が、上記記憶手段で記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声の情報中に、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報と所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があると判定し、且つ、上記第2の判定手段が、当該一致した音声の情報に関連付けられている発話相手が、現在発話している相手と同じと判定した場合、上記送信手段による上記第1の発話者が発話した音声の情報に対応するパケットの送信を抑制することを特徴とする請求項6記載の発話判定装置。
[請求項8]
上記記憶手段は、第1の発話者が過去に発話した音声の情報をテキストデータ化して記憶し、
上記入力手段は、上記第1の発話者が発話する音声を入力してテキストデータ化し、
上記第1の判定手段は、上記記憶手段が記憶している、上記第1の発話者が過去に発話した音声のテキストデータと、上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声のテキストデータとにより所定の一致率以上の一致率で一致する音声の情報があるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の発話判定装置。
[請求項9]
上記入力手段で入力した、上記第1の発話者が発話した音声の情報を、上記記憶手段に更新記憶させる記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の発話判定装置。
[請求項10]
上記入力手段により入力する音声が上記第1の発話者の発話によるものであることを認識する認識手段をさらに備え、
上記記憶制御手段は、上記認識手段で入力する音声が上記第1の発話者の発話によるものであることを認識した場合に、上記第1の発話者が発話した音声の情報を上記記憶手段に更新記憶させる
ことを特徴とする請求項9記載の発話判定装置。
[請求項11]
発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた発話装置を含むシステムであって、
上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶部と、
上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶部が記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定部と、
上記判定部での判定結果に基づいて上記発話装置での出力の制御を行なう制御部と、
を有することを特徴とする発話判定システム。
[請求項12]
発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶手段、
上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶手段で記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定手段、及び、
上記判定手段での判定結果に基づいて上記装置での出力の制御を行なう制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[請求項13]
発話者が発話する音声を入力する入力部を備えた装置での発話判定方法であって、
上記発話者が過去に発話した音声の情報を記憶する記憶工程と、
上記入力部により入力した上記発話者が発話した音声が、上記記憶工程で記憶している、上記発話者が過去に発話した音声の情報と、所定の一致率以上の一致率で一致するか否かを判定する判定工程と、
上記判定工程での判定結果に基づいて上記装置での出力の制御を行なう制御工程と、
を有することを特徴とする発話判定方法。

0051

10、10A〜10C…携帯情報端末、
11…表示部、
12…操作部、
13…音声入力部、
14…音声出力部、
15…CPU、
16…通信部、
17…メインメモリ、
18…プログラムメモリ、
18A…音声/テキスト変換プログラム、
19…複合アンテナ、
B…バス、
NW…ネットワーク、
PD…データベース(DB)、
PS…サーバ装置、
VB…振動部。

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