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技術 面ファスナー

出願人 台湾百和工業股ふん有限公司
発明者 鄭誠うえい
出願日 2017年1月5日 (3年2ヶ月経過) 出願番号 2017-000503
公開日 2018年3月15日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2018-038777
状態 特許登録済
技術分野 面ファスナ、スナップ、フック型止め具
主要キーワード 部分概略斜視図 接合ユニット 両シート材 縦ピッチ 横ピッチ フック体 面積範囲 残留気体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月15日)のものです。
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図面 (10)

課題

包装物内に入れられた内容物が包装物の開口を開け外部へ脱落することを避けられること、又は有効に低減する。

解決手段

面ファスナー100は、第1表面を有する第1基材と、第1表面と対面する第2表面を有する第2基材と、第1固定端部及び第2固定端部で、第1表面及び第2表面のそれぞれに固定された第1、第2ストッパ片と、第1固定端部及び第2固定端部と対面する第1及び第2自由端部に設けられた複数の第1、第2接合ユニットと、を備える。第1、第2固定端部は、第1、第2自由端部よりも包装物の開口801に近接し、これらの第1、第2自由端部は、第1基材と第2基材との間に位置している。複数の第1、第2接合ユニットは、縦方向において間隔を隔てて整列し、且つ該縦方向に直交する横方向において交錯に配列されている。第2接合ユニットは、包装物の開口を閉じるために第1接合ユニットと互いに接合可能に配置されている。

概要

背景

従来、包装物(例えば、ジッパーバッグなど)に用いられる面ファスナーは、主に、包装物の開口付近に設け横方向に延伸するプラスチック製の凹凸状部材により包装物を開閉し、繰り返し使用が可能である。しかし、包装物を搬送中又は非故意傾倒されたときに、該包装物内に入れられた内容物(特に一定の重量をもつ内容物)が、包装物の閉じた開口の面ファスナーに圧力をかけることで、該面ファスナーが開けられる可能性が生じ、開けられた場合、包装物内の内容物が外部へ漏れるおそれがある。

図1、図2は上記の問題点を解決するために提案された、包装物に用いられる面ファスナーを示す図である。

図1に示されるように、このような面ファスナーは、互いに対面する第1基材91及び第2基材92(包装物の開口縁に設けられた対向のシート材に該当)と、前記第2基材92に固定されたストッパ片93と、前記第1基材91と前記ストッパ片93のそれぞれに設けた接合ユニット94、95とを有する。前記第1基材91と前記ストッパ片93のそれぞれに設けた接合ユニット94、95は、包装物の開口90に隣接し、且つ包装物の開口を閉じるように互いに接合可能に配置されている。

しかし、この種の面ファスナーには、包装物が傾倒した時に、包装物内に入れられた内容物が当該包装物の開口を開け外部へ脱落する問題を有効に解決していない。更に詳しく言うと、前記第2基材92に設けられたストッパ片93が、包装物内の内容物が包装物の開口を閉合するための接合ユニット94、95に対して掛けた圧力を分散することができるものの、包装物が長時間に傾倒し続けられた場合、又は内容物が比較的重たい場合になると、図2に示されるように、包装物内の内容物が接合ユニット94、95を開けることを避けられず(図2において矢印で示したように)、該内容物が包装物から脱落してしまう。

発明者らはこのような問題点をみて公知の面ファスナーの改良方案について鋭意に研究を重ねた結果、上記の公知の面ファスナーよりも優れたものを見だした。

概要

包装物内に入れられた内容物が包装物の開口を開け外部へ脱落することを避けられること、又は有効に低減する。面ファスナー100は、第1表面を有する第1基材と、第1表面と対面する第2表面を有する第2基材と、第1固定端部及び第2固定端部で、第1表面及び第2表面のそれぞれに固定された第1、第2ストッパ片と、第1固定端部及び第2固定端部と対面する第1及び第2自由端部に設けられた複数の第1、第2接合ユニットと、を備える。第1、第2固定端部は、第1、第2自由端部よりも包装物の開口801に近接し、これらの第1、第2自由端部は、第1基材と第2基材との間に位置している。複数の第1、第2接合ユニットは、縦方向において間隔を隔てて整列し、且つ該縦方向に直交する横方向において交錯に配列されている。第2接合ユニットは、包装物の開口を閉じるために第1接合ユニットと互いに接合可能に配置されている。

目的

本発明は、包装物の開口を開閉するための面ファスナーにおいて、包装物が傾倒した時に、包装物内に入れられた内容物が包装物の開口を開け外部へ脱落することを避けられること、又は有効に低減することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

包装物の開口を開閉するための面ファスナーであって、第1表面を有する第1基材と、前記第1表面と対面する第2表面を有する第2基材と、前記第1表面に固定された第1固定端部と、該第1固定端部と対向し且つ前記第1表面に接続されていない第1自由端部とを有し、前記第1表面に設けられた第1ストッパ片と、前記第2表面に固定された第2固定端部と、該第2固定端部と対向し且つ前記第2表面に接続されていない第2自由端部とを有し、前記第2表面に設けられた第2ストッパ片と、前記第1自由端部に設けられ且つ前記第1ストッパ片と一体的に成形されている複数の第1接合ユニットと、前記第2自由端部に設けられ且つ前記第2ストッパ片と一体的に成形されている複数の第2接合ユニットと、を備え、前記第1固定端部は、前記第1自由端部よりも前記包装物の前記開口に近接し、前記第1自由端部は、前記第1基材と前記第2基材との間に位置しており、前記第2固定端部は、前記第2自由端部よりも前記包装物の前記開口に近接し、前記第2自由端部は、前記第1基材と前記第2基材との間に位置しており、複数の前記第1接合ユニットは、縦方向において間隔を隔てて整列し、且つ該縦方向に直交する横方向において交錯に配列されており、複数の前記第2接合ユニットは、縦方向において間隔を隔てて整列し、且つ前記横方向において交錯に配列されており、これらの前記第2接合ユニットは、包装物の開口を閉じるために複数の前記第1接合ユニットと互いに接合可能に配置されていることを特徴とする、面ファスナー。

請求項2

複数の前記第1接合ユニットのそれぞれは、前記第1基材から延伸する第1本体部と、該第1本体部から延伸し且つ第1方向へ湾曲する第1フック部とを有する第1フック体と、前記第1基材から延伸する第2本体部と、該第2本体部から延伸し且つ第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第2フック部とを有する第2フック体と、を備え、前記第2本体部は、前記第1本体部と前記横方向に隣接し、且つ当該第1本体部と一体的に成形されており、前記第1本体部と前記第2本体部とは、縦方向において部分的に互いに重なっており、その重なり度合いは、複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとの間に対する所望の接合強度により決められており、複数の前記第2接合ユニットのそれぞれは、前記第2基材から延伸する第3本体部と、該第3本体部から延伸し且つ第1方向へ湾曲する第3フック部とを有する第3フック体と、前記第2基材から延伸する第4本体部と、該第4本体部から延伸し且つ第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第4フック部とを有する第4フック体と、を備え、前記第4本体部は、前記第3本体部と前記横方向に隣接し、且つ当該第3本体部と一体的に成形されており、前記第3本体部と前記第4本体部とは、縦方向において部分的に互いに重なっており、その重なり度合いは、複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとの間に対する所望の接合強度により決められており、複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとが接合されると、前記第1フック部が前記第3フック部と噛み合い、前記第2フック部が前記第4フック部と噛み合うようになる、請求項1に記載の面ファスナー。

請求項3

前記横方向において隣接している2つの前記第1接合ユニットの間の横ピッチは、前記横方向における前記第1接合ユニットの横長さと等しく、または、それよりも小さく、前記横方向において隣接している2つの前記第2接合ユニットの間の横ピッチは、前記横方向における前記第2接合ユニットの横長さと等しく、若しくはそれよりも小さい、請求項2に記載の面ファスナー。

請求項4

前記縦方向において隣接している2つの前記第1接合ユニットの間の縦ピッチは、前記縦方向における前記第1接合ユニットの縦長さよりも小さく、前記縦方向において隣接している2つの前記第2接合ユニットの間の縦ピッチは、前記縦方向における前記第2接合ユニットの縦長さよりも小さい、請求項2に記載の面ファスナー。

技術分野

0001

本発明は、包装物の開口を開閉するための面ファスナーに関し、特に包装物が傾倒した時に、包装物内に入れられた内容物が包装物の開口を開け外部へ脱落することを防止することができる面ファスナーに関する。

背景技術

0002

従来、包装物(例えば、ジッパーバッグなど)に用いられる面ファスナーは、主に、包装物の開口付近に設け横方向に延伸するプラスチック製の凹凸状部材により包装物を開閉し、繰り返し使用が可能である。しかし、包装物を搬送中又は非故意に傾倒されたときに、該包装物内に入れられた内容物(特に一定の重量をもつ内容物)が、包装物の閉じた開口の面ファスナーに圧力をかけることで、該面ファスナーが開けられる可能性が生じ、開けられた場合、包装物内の内容物が外部へ漏れるおそれがある。

0003

図1図2は上記の問題点を解決するために提案された、包装物に用いられる面ファスナーを示す図である。

0004

図1に示されるように、このような面ファスナーは、互いに対面する第1基材91及び第2基材92(包装物の開口縁に設けられた対向のシート材に該当)と、前記第2基材92に固定されたストッパ片93と、前記第1基材91と前記ストッパ片93のそれぞれに設けた接合ユニット94、95とを有する。前記第1基材91と前記ストッパ片93のそれぞれに設けた接合ユニット94、95は、包装物の開口90に隣接し、且つ包装物の開口を閉じるように互いに接合可能に配置されている。

0005

しかし、この種の面ファスナーには、包装物が傾倒した時に、包装物内に入れられた内容物が当該包装物の開口を開け外部へ脱落する問題を有効に解決していない。更に詳しく言うと、前記第2基材92に設けられたストッパ片93が、包装物内の内容物が包装物の開口を閉合するための接合ユニット94、95に対して掛けた圧力を分散することができるものの、包装物が長時間に傾倒し続けられた場合、又は内容物が比較的重たい場合になると、図2に示されるように、包装物内の内容物が接合ユニット94、95を開けることを避けられず(図2において矢印で示したように)、該内容物が包装物から脱落してしまう。

0006

発明者らはこのような問題点をみて公知の面ファスナーの改良方案について鋭意に研究を重ねた結果、上記の公知の面ファスナーよりも優れたものを見だした。

発明が解決しようとする課題

0007

そこで、本発明は、包装物の開口を開閉するための面ファスナーにおいて、包装物が傾倒した時に、包装物内に入れられた内容物が包装物の開口を開け外部へ脱落することを避けられること、又は有効に低減することを目的とする。

0008

前記目的を達成するために、本発明の面ファスナーは、包装物の開口を開閉するための面ファスナーであって、第1基材と、第2基材と、第1ストッパ片と、第2ストッパ片と、複数の第1接合ユニットと、複数の第2接合ユニットとを有するものである。前記第1基材は、第1表面を有し、前記第2基材は、前記第1表面と対面する第2表面を有する。前記第1ストッパ片は、前記第1表面に設けられており、前記第1表面に固定された第1固定端部と、前記第1固定端部と対向し且つ前記第1表面と接続していない第1自由端部とを有する。前記第1固定端部は、前記第1自由端部よりも包装物の開口に近接しており、前記第1自由端部は、前記第1基材と前記第2基材との間に位置している。前記第2ストッパ片は、前記第2表面に設けられており、前記第2表面に固定された第2固定端部と、前記第2固定端部と対向し、且つ前記第2表面と接続していない第2自由端部とを有する。前記第2固定端部は、前記第2自由端部よりも包装物の開口に近接しており、前記第2自由端部は、前記第1基材と前記第2基材との間に位置している。複数の前記第1接合ユニット及び複数の前記第2接合ユニットはそれぞれ、前記第1自由端部と前記第2自由端部とに設置され、且つ前記第1ストッパ片及び前記第2ストッパと一体的に成形されている。複数の前記第1接合ユニット及び複数の前記第2接合ユニットはそれぞれ、縦方向において間隔を隔てて整列され、且つ縦方向と直交する横方向に交錯に配列されている。複数の前記第2接合ユニットが、包装物の開口を閉じるために複数の前記第1接合ユニットと互いに接合できるように配置されている。

0009

上記の面ファスナーにおいては、好ましくは、それぞれの前記第1接合ユニットは、第1フック体と第2フック体とを有する。前記第1フック体は、前記第1基材から延伸する第1本体部と、前記第1本体部から延伸し且つ第1方向へ湾曲する第1フック部とを有する。前記第2フック体は、前記第1基材から延伸する第2本体部と、前記第2本体部から延伸し且つ第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第2フック部とを有する。前記第2本体部が、前記横方向において前記第1本体部と隣接し、且つ該第1本体部と一体的に形成されている。前記第1本体部と前記第2本体部は前記縦方向において少なくとも部分的に互いに重なっており、該重なり部分度合いは、複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとの間に対する所望の接合強度により決められる。また、本願の面ファスナーにおいては、それぞれの前記第2接合ユニットは、第3フック体と第4フック体とを有する。前記第3フック体は、前記第2基材から延伸する第3本体部と、前記第3本体部から延伸し且つ第1方向へ湾曲する第3フック部とを有する。前記第4フック体は、前記第2基材から延伸する第4本体部と、前記第4本体部から延伸し且つ第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第4フック部とを有する。前記第4本体部が、前記横方向において前記第3本体部と隣接し、且つ該第3本体部と一体的に形成されている。前記第3本体部と前記第4本体部は前記縦方向において少なくとも部分的に互いに重なっており、該重なり部分の度合いは、複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとの間に対する所望の接合強度により決められる。複数の前記第2接合ユニットと複数の前記第1接合ユニットとが接合されると、前記第1フック部と前記第3フック部とが、前記第2フック部と前記第4フック部とが、噛み合うように配置される。

0010

上記の面ファスナーにおいては、好ましくは、横方向に隣接している2つの前記第1接合ユニットの間の横ピッチは、横方向における前記第1接合ユニットの横長さと等しく、若しくはそれよりも小さい。また、横方向に隣接している2つの前記第2接合ユニットの間の横ピッチは、横方向における前記第2接合ユニットの横長さと等しく、若しくはそれよりも小さい。

0011

上記の面ファスナーにおいては、好ましくは、縦方向に隣接している2つの前記第1接合ユニットの間の縦ピッチは、縦方向における前記第1接合ユニットの縦長さよりも小さい。また、縦方向に隣接している2つの前記第2接合ユニットの間の縦ピッチは、縦方向における前記第2接合ユニットの縦長さよりも小さい。

0012

本発明のより詳細な説明及び優れた点については、以下の実施例の説明及び図面により明白になるだろう。

図面の簡単な説明

0013

図1は、公知の面ファスナーの断面概略図である。
図2は、図1に示された公知の面ファスナーが、包装物内の内容物により開けられた状態を示す断面概略図である。
図3は、本発明に係る面ファスナーを用いたジッパーバッグの概略図である。
図4は、図3に示された面ファスナーを用いたジッパーバッグにおいて、B−B部分がA−A線に沿って切断された概略斜視図である。
図5は、図3に示された面ファスナーを用いたジッパーバッグにおいて、B−B部分がA−A線に沿って切断された断面概略図である。
図6は、図4の一部の概略斜視図であり、第1ストッパ片の第1自由端部に設けられた複数の第1接合ユニットの配置を示す。
図7は、本発明の面ファスナーが、ジッパーバッグ内の内容物からの圧力を受ける状態の断面概略図である。
図8は、本発明の面ファスナーにおける第1接合ユニットの部分概略斜視図である。
図9は、本発明の面ファスナーにおける第1接合ユニットの配置概略図である。

実施例

0014

図3は、本発明に係る面ファスナーを用いたジッパーバッグ(包装物)800の概略図である。図3に示されたように、ジッパーバッグ800の開口801付近には、ジッパーバッグ800の開口801を開閉するための面ファスナー100が設けられている。

0015

図3から図5を参照して、本発明の面ファスナー100を説明する。

0016

図4は、図3に示された面ファスナーを用いたジッパーバッグにおいて、B−B部分がA−A線に沿って切断された概略斜視図であり、図5は、図3に示された面ファスナーを用いたジッパーバッグにおいて、B−B部分がA−A線に沿って切断された断面概略図である。図4及び図5に示されたように、本発明の面ファスナー100は、第1基材10と、第2基材20と、第1ストッパ片11と、第2ストッパ片21と、複数の第1接合ユニット12と、複数の第2接合ユニット22とを有する。

0017

前記第1基材10は、第1表面101を有し、前記第2基材20は、第2表面201を有する。前記第1基材10の前記第1表面101と前記第2基材20の前記第2表面201とが対面している。本実施例では、前記第1基材10及び前記第2基材20は、図1に示されたジッパーバッグ800における対向の両シート材に該当し、また前記第1表面101及び前記第2表面201がジッパーバッグ800の内面に該当する。

0018

前記第1ストッパ片11が、前記第1表面101に設けられており、前記第2ストッパ片21が、前記第2表面201に設けられている。前記第1ストッパ片11は、前記第1表面101に固定された第1固定端部110と、前記第1固定端部110と対向し且つ前記第1表面101と接続していない第1自由端部115とを有する。前記第1固定端部110は、前記第1自由端部115よりもジッパーバッグ800の開口801に近接している。前記第2ストッパ片21は、前記第2表面201に固定された第2固定端部210と、前記第2固定端部210と対向し、且つ前記第2表面201と接続していない第2自由端部215とを有する。前記第2固定端部210は、前記第2自由端部215よりもジッパーバッグ800の開口801に近接している。前記第1自由端部115及び前記第2自由端部215は、前記第1基材10と前記第2基材20との間に位置している。

0019

複数の前記第1接合ユニット12は、前記第1ストッパ片11の第1自由端部115に設けられ、且つ該第1ストッパ片11と一体的に成形されている。複数の前記第2接合ユニット22は、前記第2ストッパ片21の第2自由端部215に設けられ、且つ該第2ストッパ片21と一体的に成形されている。ジッパーバッグ800の開口801を閉じるために、複数の前記第1接合ユニット12及び複数の前記第2接合ユニット22が、互いに接合し得るように配置されている。複数の前記第1接合ユニット12及び複数の前記第2接合ユニット22の詳細な内容については、後述する。

0020

図6は、図4の一部概略斜視図であり、前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115に設けられた複数の第1接合ユニット12の配置を示す。ここで、本発明の面ファスナーにおける第2基材、第2ストッパ片、及び複数の第2接合ユニットのそれぞれは第1基材、第1ストッパ片、及び複数の第1接合ユニットとほぼ同じであるため、説明の便宜上のため、図6には、第1基材10、前記第1基材10の前記第1表面101に設けられた前記第1ストッパ片11、及び前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115に設けられ且つ該第1ストッパ片11と一体的に成形されている複数の前記第1接合ユニット12のみを記載し、第2基材、第2ストッパ片、及び複数の第2接合ユニットを省略する。

0021

図6に示されたように、前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115に設けられ且つ該第1ストッパ片11と一体的に成形されている複数の前記第1接合ユニット12は、縦方向MDにおいて間隔を隔てて整列し、且つ、横方向CDに交錯に配列されている。なお、図6に示されていないが、これと同様に、前記第2ストッパ片21の前記第2自由端部215に設けられ且つ該第2ストッパ片21と一体的に成形されている複数の前記第2接合ユニット22は、縦方向MDにおいて間隔を隔てて整列し、且つ、横方向CDに交錯に配列されている。

0022

図7は、本発明の面ファスナー100が、ジッパーバッグ内の内容物からの圧力を受ける状態の断面概略図である。

0023

図7に示されたように、本発明の面ファスナー100を備え内容物を入れられたジッパーバッグが傾倒した時、ジッパーバッグ内の内容物が開口801側へ移動し、その自身の重量により、ジッパーバッグの開口801を閉じるための面ファスナー100に対し圧力をかける。しかし、本発明の面ファスナー100では、前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115に設けられた前記第1接合ユニット12と前記第2ストッパ片21の前記第2自由端部215に設けられた前記第2接合ユニット22との接合により開口801を閉じるため、ジッパーバッグが傾倒すると、ジッパーバッグ内の内容物が前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115と前記第1基材10との間の空間、及び前記第2ストッパ片21の前記第2自由端部215と前記第2基材20との間の空間に入り、これにより、前記第1自由端部115と前記第2自由端部215とが互いに圧迫し合うようになり(図7の矢印に示されるように)、前記第1自由端部115に設けた前記第1接合ユニット12と前記第2自由端部215に設けた前記第2接合ユニット22とがより強く接合される。よって、前記第1自由端部115に設けた前記第1接合ユニット12と前記第2自由端部215に設けた前記第2接合ユニット22とは、前記第1ストッパ片11の前記第1自由端部115と前記第1基材10との間の空間、及び前記第2ストッパ片21の前記第2自由端部215と前記第2基材20との間の空間に入った内容物の圧迫により、互いにより強く接合されるため、ジッパーバッグ内の内容物からの圧力によっても分離されにくくなり、開口801が簡単に開けられることも無い。

0024

このように、本発明の面ファスナーによれば、第1自由端部に設けた第1接合ユニットと第2自由端部に設けた第2接合ユニットとにより、本発明の面ファスナーを備え内容物を入れられたジッパーバッグが傾倒したとき、該ジッパーバッグの開口が、該内容物からの圧力によっても開けられ難くなり、内容物がジッパーバッグ内から脱落してしまうことを防止することができる。

0025

また、本発明の面ファスナーの第1接合ユニットと第2接合ユニットのそれぞれは間隔を隔てて整列している(即ち、隣接する2つの第1接合ユニットの間、隣接する2つの第2接合ユニットの間に隙間が存在している)ため、本発明の面ファスナーを備えたジッパーバッグは、ジッパーバッグ内の残留気体を排出する機能を有する。これにより、ジッパーバッグ内に入れようとする内容物が、湿気により軟化しやすいもの(例えば、クッキーなど)である場合、使用者は、第1接合ユニットと第2接合ユニットとを接合させた後、ジッパーバッグを圧迫することで、ジッパーバッグ内の空気を、第1接合ユニット及び第2接合ユニットの間の隙間を介して排出することができ、ジッパーバッグ内の空気により内容物が湿たり軟化したり変質したりすることを防止することができる。更に、本発明の面ファスナーにおける第1接合ユニット及び第2接合ユニットの間の隙間が存在しているが、これらの隙間は分散しており且つ小さいため、ジッパーバッグ外の空気がジッパーバッグ内へ逆流することもない。これに対して、開口が完全に密閉する従来のジッパーバッグでは、使用者は、一般、このジッパーバッグを使用するときに、該ジッパーバッグの開口を閉じる前にその中の空気を排出しようとしているが、実際にこのように操作すると、ジッパーバッグの開口を最小限に開けた(空気を排出したり、該空気が逆流するのを防止したりするための)状態で圧迫を行うため、該操作は難しく、空気を有効に排出することができない。

0026

続いて、図8及び図9を参照して本発明の面ファスナーにおける前記第1接合ユニット12の好ましい例を説明する。なお、本発明の面ファスナーにおける前記第1接合ユニット12と前記第2接合ユニット22とは、ほぼ同じ構造をもち、且つ同じ方式で配置されているため、図8及び図9では、第1接合ユニット12のみを示して説明する。そして、第2接合ユニット22は文字のみで説明する。

0027

図8に示されたように、本発明の面ファスナーによる各第1接合ユニット12は、第1フック体121と第2フック体126とを有する。前記第1フック体121は、前記第1基材10の前記第1自由端部115から延伸する第1本体部122と、前記第1本体部122から延伸し、第1方向へ湾曲する第1フック部123とを有する。また、前記第2フック体126は、前記第1基材10の前記第1自由端部115から延伸する第2本体部127と、前記第2本体部127から延伸し、第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第2フック部128とを有する。そして、前記第2本体部127は、横方向CDにおいて前記第1本体部122と隣接し且つ該第1本体部122と一体的に成形されている。

0028

図8を参照して説明した、前記第1フック体121と前記第2フック体126とを有する前記第1接合ユニット12と同様に、本発明の面ファスナーにおける第2接合ユニットは第3フック体と第4フック体とを有する。前記第2フック体126は、前記第2基材の前記第2自由端部から延伸する第3本体部と、前記第3本体部から延伸し、第1方向へ湾曲する第3フック部とを有する。また、前記第4フック体は、前記第2基材の前記第2自由端部から延伸する第4本体部と、前記第4本体部から延伸し、第1方向とは反対方向である第2方向へ湾曲する第4フック部とを有する。そして、前記第4本体部は、横方向において前記第3本体部と隣接し且つ該第3本体部と一体的に成形されている。

0029

本発明の面ファスナーにおいては、前記第1接合ユニットと前記第2接合ユニットとが接合されると、前記第1接合ユニットの前記第1フック部が前記第2接合ユニットの前記第3フック部と噛み合い、また該第1接合ユニットの前記第2フック部が前記第2接合ユニットの前記第4フック部と噛み合うようになる。これにより、互いに接合された複数の前記第1接合ユニットと複数の前記第2接合ユニットとによって、本発明の面ファスナーを用いたジッパーバッグ800の開口801(図3)を閉じることができる。

0030

また、図9に示されたように、各第1接合ユニット12の前記第1本体部122と前記第2本体部127とが前記縦方向MDにおいて互いに重なり合うように配置されており、その重なり度合いは、前記第1接合ユニット12と前記第2接合ユニット22との間に対する所望の接合強度により決められている。該図9では、各第1接合ユニット12の前記第1本体部122と前記第2本体部127とは、前記縦方向MDにおいて完全に互いに重なり合うように配置されているが、本発明の面ファスナーはこれに限られていない。例えば、前記第1接合ユニット12と前記第2接合ユニット22との間に対する所望の接合強度に応じて、前記第1本体部と前記第2本体部とが縦方向において部分的に重なっているように配置されていてもよい。即ち、前記第1本体部と前記第2本体部とのそれぞれが縦方向において互いに反対方向へややずらしているように配置されてもよい。この場合、縦方向において隣接している2つの接合ユニットの間のピッチを同じように保持することにより、同じ面積範囲内で、縦方向においてややずらしている第1本体部と第2本体部との接合ユニットの数は、縦方向において完全に重なる第1本体部と第2本体部との接合ユニットの数よりも少ないようになる。これにより、縦方向においてややずらしている第1本体部と第2本体部との接合ユニットによって得られる接合強度は、縦方向において完全に重なる第1本体部と第2本体部との接合ユニットの接合強度よりも小さい。

0031

従って、本発明の面ファスナーを備えたジッパーバッグは、その開口に必要な接合ユニットに基づいて、各接合ユニット(第1接合ユニット/第2接合ユニット)の両本体部(第1本体部と第2本体部/第3本体部と第4本体部)の間が縦方向において互いに重なる度合いを設計することができる。

0032

また、図9に戻して説明すると、本発明の面ファスナーでは、前記縦方向MDにおいて隣接している2つの前記第1接合ユニット12の間の縦ピッチP1は、前記縦方向MDにおける前記第1接合ユニット12の縦長さL1よりも小さいように配置されている。また、前記横方向CDにおいて隣接している2つの前記第1接合ユニット12の間の横ピッチP2は、前記横方向CDにおける前記第1接合ユニット12の横長さL2よりも小さいように配置されている。
なお、図9では、横方向CDにおいて隣接している2つの第1接合ユニット12の間のける前記横ピッチP2は、前記横方向CDにおける前記第1接合ユニット12の前記横長さL2よりも小さいように設定されているが、実質上、面ファスナーへの所望の接合強度に応じて、横方向CDにおいて隣接している2つの第1接合ユニット12の間のける前記横ピッチP2を、前記横方向CDにおける前記第1接合ユニット12の前記横長さL2と同じように設定してもよい。

0033

上記のように、本発明の面ファスナーを図3に示されたジッパーバッグに応用することを例として説明したが、ジッパーバッグに限らず、本発明の面ファスナーを、他の包装物にも応用することができる。

0034

上記のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、上記の実施例は、本発明を実施するための好ましい実施例であって、本発明を限定するものではない。本発明の技術思想から逸脱しない限り、本発明を変更、変化させることが可能であり、これらの変化、変更も当然、本発明の範囲内に含まれていることは言うまでもない。

0035

10 第1基材
11 第1ストッパ片
12 第1接合ユニット
20 第2基材
21 第2ストッパ片
22 第2接合ユニット
90 開口
91 第1基材
92 第2基材
93 ストッパ片
94、95 接合ユニット
100面ファスナー
101 第1表面
110 第1固定端部
115 第1自由端部
121 第1フック体
122 第1本体部
123 第1フック部
126 第2フック体
127 第2本体部
128 第2フック部
201 第2表面
210 第2固定端部
215 第2自由端部
800ジッパーバッグ
801 開口
CD 横方向
MD縦方向
L1 縦長さ
L2 横長さ
P1縦ピッチ
P2 横ピッチ

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