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技術 車内案内装置、車内案内表示装置及び車内案内装置の雨天判定方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 南賢司金田朋高大橋聡知平雅仁
出願日 2016年9月1日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-170811
公開日 2018年3月8日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2018-037933
状態 特許登録済
技術分野 鉄道交通の監視、制御、保安 放送分配方式
主要キーワード 測定気圧 判定条件データ 降雨期間 地上無線局 測定照度 相対湿度変化 湿度判定 熱射病
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月8日)のものです。
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図面 (7)

課題

天候に応じた車内アナウンスの自動化が可能な車内案内装置を得ること。

解決手段

雨天判定条件データを記憶している雨天判定条件記憶部12と、外部情報及び雨天判定条件データに基づいて、車両100の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かの判定を行い、雨天判定結果データを出力する雨天判定部13と、雨天時車案内データを記憶している車内案内記憶部14と、雨天判定結果データが入力されて、この雨天判定結果データが雨天であることを示す場合には雨天時車内案内指令を出力する車内案内制御部15と、雨天時車内案内指令が入力されて雨天時車内案内を行う車内案内部18とを備える。又は、雨天判定条件記憶部12に代えて天候判定条件記憶部を備え、雨天判定部13に代えて天候判定部を備え、雨天時に限らず、天候に応じた車内案内を行う構成としてもよい。

概要

背景

列車車内アナウンスは、自動化が進められている。車内アナウンスの自動化に関する技術の一例として、特許文献1には、放送内容が増大且つ複雑化しても放送内容を誤りなく容易に編集及び変更をすることができる記憶媒体として外部メモリを用いた自動放送装置が開示されている。

その一方で、天候に応じた車内アナウンスは、乗務員の判断によって行われている。例えば、雨天時には列車の車両内の床が濡れ滑りやすい状態になるので、乗務員は、天候に応じて、乗客に対してスリップによる転倒注意を促すような車内アナウンスを行うことがある。また、雨天時には忘れ物のないよう、注意を促すような車内アナウンスも同様に行うことがある。この天候の判断及び車内アナウンスを行うか否かの判断は、乗務員の判断による。

概要

天候に応じた車内アナウンスの自動化が可能な車内案内装置を得ること。雨天判定条件データを記憶している雨天判定条件記憶部12と、外部情報及び雨天判定条件データに基づいて、車両100の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かの判定を行い、雨天判定結果データを出力する雨天判定部13と、雨天時車案内データを記憶している車内案内記憶部14と、雨天判定結果データが入力されて、この雨天判定結果データが雨天であることを示す場合には雨天時車内案内指令を出力する車内案内制御部15と、雨天時車内案内指令が入力されて雨天時車内案内を行う車内案内部18とを備える。又は、雨天判定条件記憶部12に代えて天候判定条件記憶部を備え、雨天判定部13に代えて天候判定部を備え、雨天時に限らず、天候に応じた車内案内を行う構成としてもよい。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、天候に応じた車内アナウンスの自動化が可能な車内案内装置を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両に搭載された、外部情報が入力されて天候に応じた車内案内を自動で行う車内案内装置であって、天候判定条件データを記憶している天候判定条件記憶部と、前記外部情報及び前記天候判定条件データに基づいて、前記車両の現在の走行場所の天候の判定を行い、天候判定結果データを出力する天候判定部と、天候に応じた車内案内データを記憶している車内案内記憶部と、前記天候判定結果データが入力されて、この天候判定結果データに応じて車内案内指令を出力する車内案内制御部と、前記車内案内指令が入力されて天候に応じた車内案内を行う車内案内部とを備えることを特徴とする車内案内装置。

請求項2

車両に搭載された、外部情報が入力されて天候に応じた車内案内を自動で行う車内案内装置であって、雨天判定条件データを記憶している雨天判定条件記憶部と、前記外部情報及び前記雨天判定条件データに基づいて、前記車両の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かの判定を行い、雨天判定結果データを出力する雨天判定部と、雨天時車内案内データを記憶している車内案内記憶部と、前記雨天判定結果データが入力されて、この雨天判定結果データが雨天であることを示す場合には雨天時車内案内指令を出力する車内案内制御部と、前記雨天時車内案内指令が入力されて雨天時車内案内を行う車内案内部とを備えることを特徴とする車内案内装置。

請求項3

前記外部情報は、湿度及び気圧情報ワイパー動作情報、照度情報並びに外部ネットワーク情報のいずれか一つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車内案内装置。

請求項4

前記外部ネットワーク情報は、インターネットサイト上の天気情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の車内案内装置。

請求項5

前記車内案内部は、雨天時車内案内放送を行う音声放送出力部を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車内案内装置。

請求項6

前記車内案内部は、雨天時車内案内表示を行う表示部を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車内案内装置。

請求項7

請求項6に記載の車内案内装置が備える前記表示部を含む車内案内表示装置であって、前記表示部が複数の画面領域に分割され、複数の前記画面領域のいずれかに前記雨天時車内案内表示を行うことを特徴とする車内案内表示装置。

請求項8

前回の判定結果が雨天であるか否かを判定するステップと、前記前回の判定結果が雨天である場合には、気圧が上昇中であるか否かを判定するステップと、前記気圧が上昇中である場合には、相対湿度が相対湿度判定しきい値以下であるか否かを判定するステップと、前記相対湿度が前記相対湿度判定しきい値以下である場合には雨天終了と判定し、雨天時車内案内指令の出力を停止するステップと、前記気圧が上昇中でない場合又は前記相対湿度が前記相対湿度判定しきい値以下でない場合には雨天継続と判定し、雨天時車内案内指令の出力を継続するステップと、前記前回の判定結果が雨天でない場合には、前記気圧が下降中であるか否かを判定するステップと、前記気圧が下降中である場合には、前記相対湿度が相対湿度変化量しきい値を超えて上昇しているか否かを判定するステップと、前記相対湿度が前記相対湿度変化量しきい値を超えて上昇している場合には、雨天開始と判定し、雨天時車内案内指令の出力を開始するステップと、前記気圧が下降中でない場合又は前記相対湿度が前記相対湿度変化量しきい値を超えて上昇していない場合には、雨天でないと判定し、雨天時車内案内指令を出力しない状態を継続するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の車内案内装置の雨天判定部が行う車内案内装置の雨天判定方法

技術分野

0001

本発明は、車内案内装置車内案内表示装置及び車内案内装置の雨天判定方法に関するものである。

背景技術

0002

列車車内アナウンスは、自動化が進められている。車内アナウンスの自動化に関する技術の一例として、特許文献1には、放送内容が増大且つ複雑化しても放送内容を誤りなく容易に編集及び変更をすることができる記憶媒体として外部メモリを用いた自動放送装置が開示されている。

0003

その一方で、天候に応じた車内アナウンスは、乗務員の判断によって行われている。例えば、雨天時には列車の車両内の床が濡れ滑りやすい状態になるので、乗務員は、天候に応じて、乗客に対してスリップによる転倒注意を促すような車内アナウンスを行うことがある。また、雨天時には忘れ物のないよう、注意を促すような車内アナウンスも同様に行うことがある。この天候の判断及び車内アナウンスを行うか否かの判断は、乗務員の判断による。

先行技術

0004

特開2000−341229号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の技術によれば、放送内容の増大及び複雑化には対応可能であるが、天候に応じた車内アナウンスは乗務員の判断によって乗務員が行わなければならず、天候に応じた車内アナウンスの自動化はできない、という問題があった。

0006

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、天候に応じた車内アナウンスの自動化が可能な車内案内装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車両に搭載された、外部情報が入力されて天候に応じた車内案内を自動で行う車内案内装置であって、天候判定条件データを記憶している天候判定条件記憶部と、前記外部情報及び前記天候判定条件データに基づいて、前記車両の現在の走行場所の天候の判定を行い、天候判定結果データを出力する天候判定部と、天候に応じた車内案内データを記憶している車内案内記憶部と、前記天候判定結果データが入力されて、この天候判定結果データに応じて車内案内指令を出力する車内案内制御部と、前記車内案内指令が入力されて天候に応じた車内案内を行う車内案内部とを備えることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、天候に応じた車内アナウンスの自動化を行うことができる、という効果を奏する。

図面の簡単な説明

0009

実施の形態にかかる車内案内装置を備える車両の一構成例を示すブロック図
雨天判定部の一動作例を示すフローチャート
固定点において、横軸時刻とし、縦軸相対湿度[%]及び気圧[hPa]とする実際の測定結果の第一例を示す図
固定点において、横軸を時刻とし、縦軸を相対湿度[%]及び気圧[hPa]とする実際の測定結果の第二例を示す図
雨天時車案内表示を行う表示部の表示画面の一例を示す図
図1に示す車内案内装置を実現するハードウエアの一般的な一構成例を示す図

実施例

0010

以下に、本発明の実施の形態にかかる車内案内装置、車内案内表示装置及び車内案内装置の雨天判定方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

0011

実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる車内案内装置を備える車両の一構成例を示すブロック図である。図1に示す車内案内装置10は列車の車両100に搭載されている。図1に示す車内案内装置10は、入力された外部情報に基づいて車両100の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かを判定し、車両100の現在の走行場所が雨天である場合には雨天時車内案内放送又は雨天時車内案内表示を自動で行う。なお、図1には車両100のみを示しているが、複数の車両によって編成される列車も本発明に含まれる。

0012

車内案内装置10は、入力部11と、雨天判定条件記憶部12と、雨天判定部13と、車内案内記憶部14と、車内案内制御部15と、音声放送出力部16及び表示部17を含む車内案内部18とを備える。

0013

入力部11は、中央装置20からの外部情報を入力とし、雨天判定部13が受信可能な外部情報データを出力する。

0014

雨天判定条件記憶部12は、雨天判定条件データを記憶している。雨天判定部13は、入力部11からの外部情報データと雨天判定条件記憶部12からの雨天判定条件データとを用いて、車両100の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かの判定を行い、雨天判定結果データを出力する。

0015

車内案内記憶部14は、雨天時車内案内データを記憶している。車内案内制御部15は、雨天判定部13の雨天判定結果データを入力とし、この雨天判定結果データが雨天であることを示す場合には雨天時車内案内放送指令及び雨天時車内案内表示指令を出力する。なお、雨天時車内案内放送指令及び雨天時車内案内表示指令をまとめて雨天時車内案内指令又は単に指令と称呼する。

0016

音声放送出力部16は、車内案内制御部15からの雨天時車内案内放送指令に基づいて雨天時車内案内放送を行う。表示部17は、車内案内制御部15からの雨天時車内案内表示指令に基づいて雨天時車内案内表示を行う。なお、雨天時車内案内放送及び雨天時車内案内表示をまとめて雨天時車内案内と称呼する。

0017

中央装置20は、入出力インターフェース部21を備え、入出力インターフェース部21は、湿度センサ30、気圧センサ40、ワイパー制御装置50、照度センサ60及び車上無線装置70からの情報を入力とし、外部情報として車内案内装置10の入力部11に出力する。

0018

湿度センサ30は、搭載されている車両100の外側の湿度を測定し、測定湿度を含む湿度情報を出力する。気圧センサ40は、搭載されている車両100の外側の気圧を測定し、測定気圧を含む気圧情報を出力する。

0019

ワイパー制御装置50は、図示しないワイパーの動作を制御し、ワイパー動作情報を出力する。このワイパーは、少なくとも車両100の前面に取り付けられ、雨天時には前面に付く水滴を拭き取る動作を行う。なお、ここで、ワイパー動作情報は、ワイパーが動作中であるか否かを示す情報である。照度センサ60は、搭載されている車両100の外側の照度を測定し、測定照度を含む照度情報を出力する。

0020

車上無線装置70は、地上無線局80と無線通信による情報の送受信を行う。地上無線局80は、ネットワーク90に接続されている。なお、ネットワーク90には、インターネットを例示することができ、ネットワーク90上の情報を外部ネットワーク情報と呼称する。外部ネットワーク情報には、インターネットサイト上の天気情報が含まれる。車上無線装置70は、取得した外部ネットワーク情報を入出力インターフェース部21に出力する。

0021

雨天判定部13は、外部情報データに含まれる湿度情報、気圧情報、照度情報、ワイパー動作情報及び外部ネットワーク情報の一部又は全部を用いて車両100の現在の走行場所の天候が雨天であるか否かの判定を行う。なお、湿度情報及び気圧情報の双方が含まれる場合には湿度及び気圧情報と称呼する。雨天判定部13は、湿度及び気圧情報、すなわち湿度情報及び気圧情報の双方を用いることで、以下に説明するように雨天判定を行うことができる。

0022

まず、雨天判定部13が気圧情報と湿度情報とを用いて行う雨天判定について説明する。図2は、雨天判定部13の一動作例を示すフローチャートである。なお、図2の説明において、雨天時車内案内表示指令及び雨天時車内案内放送指令をまとめて指令と称呼する。

0023

まず、処理をスタートし、雨天判定部13は、前回の判定結果が雨天であるか否かを判定する(S1)。前回の判定結果が雨天である場合(S1:Yes)には、雨天判定部13は、気圧情報の気圧が上昇中であるか否かを判定する(S2)。気圧が上昇中である場合(S2:Yes)には、雨天判定部13は、湿度情報の相対湿度が相対湿度判定しきい値以下であるか否かを判定する(S3)。相対湿度が相対湿度判定しきい値以下である場合(S3:Yes)には、雨天判定部13は、雨天終了と判定し、指令の出力を停止して(S4)処理をエンドする。

0024

気圧が上昇中でない場合(S2:No)又は相対湿度が相対湿度判定しきい値以下でない場合(S3:No)には、雨天判定部13は、雨天継続と判定し、指令の出力を継続して(S5)処理をエンドする。

0025

前回の判定結果が雨天でない場合(S1:No)には、雨天判定部13は、気圧情報の気圧が下降中であるか否かを判定する(S6)。気圧が下降中である場合(S6:Yes)には、雨天判定部13は、湿度情報の相対湿度が相対湿度変化量しきい値を超えて上昇しているか否かを判定する(S7)。相対湿度が相対湿度変化量しきい値を超えて上昇している場合(S7:Yes)には、雨天判定部13は、雨天開始と判定し、指令の出力を開始して(S8)処理をエンドする。

0026

気圧が下降中でない場合(S6:No)又は相対湿度が相対湿度変化量しきい値を超えて上昇していない場合(S7:Yes)には、雨天判定部13は、雨天でないと判定し、指令を出力しない状態を継続して(S9)処理をエンドする。なお、雨天判定部13は、上記の動作フローを一定周期で繰り返し行う。

0027

図3は、固定点において、横軸を時刻とし、縦軸を相対湿度[%]及び気圧[hPa]とする実際の測定結果の第一例を示す図である。なお、図3には降雨期間も示されている。図3では、A1で示す1日目の0時30分に気圧が低下し始め、A2で示す13時50分頃に1時間あたりの相対湿度の上昇が5[%]を超えている。雨天判定部13は、A2において雨天であると判定し、車内案内制御部15は、このときの雨天判定結果データに基づいて指令を出力する。

0028

その後、図3では、A3で示す2日目の4時40分頃に気圧が上昇し始め、A4で示す13時40分頃に相対湿度が70%以下となっている。雨天判定部13は、A4において雨が止んだと判定し、車内案内制御部15は、このときの雨天判定結果データに基づいて指令の出力を停止する。

0029

図4は、固定点において、横軸を時刻とし、縦軸を相対湿度[%]及び気圧[hPa]とする実際の測定結果の第二例を示す図である。なお、図4には降雨期間も示されている。図4では、B1で示す1日目の0時30分頃に気圧が低下し始め、B2で示す12時10分頃に1時間あたりの相対湿度の上昇が5[%]を超えている。雨天判定部13は、B2において雨天であると判定し、車内案内制御部15は、このときの雨天判定結果データに基づいて指令を出力する。

0030

その後、図4では、B3で示す1日目の19時00分頃に気圧が上昇し始め、B4で示す2日目の8時30分頃に相対湿度が70%以下となっている。雨天判定部13は、B4において雨が止んだと判定し、車内案内制御部15は、このときの雨天判定結果データに基づいて指令の出力を停止する。

0031

次に、雨天判定部13が照度情報を用いて行う雨天判定について説明する。一般に、快晴時の照度は10万ルクスから12万ルクスであり、晴天時の照度は5万ルクスから10万ルクスであり、曇天時の照度は1万ルクスから5万ルクスであり、雨天時の照度は5千ルクスから2万ルクスである。従って、雨天判定部13は、照度情報が5千ルクスから2万ルクスであれば、雨天であると判定することができる。なお、トンネル内を通過する際には天候に関わらず照度が低くなるため、キロ程に基づいてトンネルの位置においては照度情報を用いた運転判定は行わないものとする。

0032

次に、雨天判定部13がワイパー動作情報を用いて行う雨天判定について説明する。上記説明したように、ワイパー動作情報は、ワイパーが動作中であるか否かを示す情報である。雨天判定部13は、ワイパー動作情報がワイパーの動作中を示す場合には、雨天であると判定することができる。

0033

次に、雨天判定部13が外部ネットワーク情報を用いて行う雨天判定について説明する。上記説明したように、外部ネットワーク情報は、インターネットサイト上の天気情報を含む。雨天判定部13は、車両100のキロ程の情報に基づく現在位置と、外部ネットワーク情報に含まれるインターネットサイト上の天気情報とを対照することで、雨天であるか否かを判定することができる。既存の車上無線装置により外部ネットワーク情報を取得することで、湿度センサ、気圧センサ又は照度センサを搭載することなく雨天であるか否かを判定することができる。

0034

又は、外部ネットワーク情報に先行列車の情報が含まれる場合には、雨天判定部13は、先行列車の走行位置が雨天であるとの情報を参照して雨天であるか否かを判定してもよい。

0035

ここで、音声放送出力部16及び表示部17が行う車内案内表示について説明する。音声放送出力部16が行う雨天時車内案内放送の内容は、雨天時以外には不要であって、雨天時には放送を要する内容又は雨天時には放送することが好ましい内容であればよい。すなわち、雨天時車内案内放送には、傘の置き忘れに対する注意喚起を行う内容の放送及び歩行面の濡れにより滑りやすくなっているため転倒に対する注意喚起を行う内容の放送を例示することができる。音声放送出力部16による雨天時車内案内放送によれば、聴覚的に雨天時の注意喚起が可能である。

0036

表示部17が行う雨天時車内案内表示の内容は、音声放送出力部16と同様に、雨天時以外には不要であって、雨天時には表示を要する内容又は雨天時には表示することが好ましい内容であればよい。表示部17による雨天時車内案内表示によれば、視覚的に雨天時の注意喚起が可能である。

0037

図5は、雨天時車内案内表示を行う表示部17の表示画面の一例を示す図である。図5に示す表示画面17aは、2分割されており、上部には「次はAです」と表示され、下部には「傘のお忘れにご注意下さい」と表示され、次駅と、傘の置き忘れに対する注意喚起とが表示されている。このように、雨天時には、雨天時以外には不要であって、雨天時には表示を要する内容又は雨天時には表示することが好ましい内容が表示部17に表示される。すなわち、表示部17が複数の画面領域に分割され、複数の画面領域のいずれかに雨天時車内案内表示を行うと、次駅表示等と注意喚起する車内案内表示とを並べて表示することができるため、乗客に対して効果的に注意を促すことができる。なお、本発明には、表示部17を含む車内案内表示装置も含まれる。

0038

なお、図1に示す車内案内装置10は音声放送出力部16及び表示部17の双方を備えているが、本発明はこれに限定されるものではなく、音声放送出力部16及び表示部17のいずれか一方を備える構成であってもよい。

0039

なお、上記説明した本実施の形態の車内案内装置10は、少なくともプロセッサと、記憶回路と、入力部と、音声放送出力部と、表示部とを備え、各構成の動作はソフトウエアにより実現することができる。

0040

図6は、図1に示す車内案内装置10を実現するハードウエアの一般的な一構成例を示す図である。図6に示す車内案内装置10は、入力部101と、プロセッサ102と、記憶回路103と、音声放送出力部104と、表示部105とを備える。

0041

入力部101は、図1に示す入力部11に相当し、外部情報を受信するインターフェースである。プロセッサ102は、受信した外部情報のデータを用いてソフトウエアによる演算及び制御を行い、雨天判定部13及び車内案内制御部15を実現する。記憶回路103は、受信した外部情報のデータ又はプロセッサ102が演算及び制御を行うに際して必要なデータ及びソフトウエアの記憶を行い、雨天判定条件記憶部12及び車内案内記憶部14を実現する。音声放送出力部104は、音声放送出力部16に相当し、雨天時車内案内放送を行う。表示部105は、表示部17に相当し、雨天時車内案内表示を行う。なお、入力部101、プロセッサ102、記憶回路103、音声放送出力部104及び表示部105は、各々複数設けられていてもよい。

0042

以上説明したように、本実施の形態によれば、車両の現在の走行場所が雨天であることを自動で検知し、雨天時車内案内を自動で行うことが可能である。

0043

なお、本実施の形態においては、外部情報に基づいて雨天を判定して雨天時に雨天時車内案内を自動で行う車内案内装置について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。一例として、温度センサ温度情報に基づいて、車外が暑い場合には熱中症に、日射量が多い場合には熱射病に注意すべきとの車内案内を行ってもよい。従って、図1に示す構成は雨天の判定に限定されるものではなく、雨天判定条件記憶部に代えて、天候判定条件データを記憶している天候判定条件記憶部と、雨天判定部に代えて、外部情報及び天候判定条件データに基づいて、車両の現在の走行場所の天候の判定を行い、天候判定結果データを出力する天候判定部と、天候に応じた車内案内データを記憶している車内案内記憶部と、天候判定結果データが入力されて、この天候判定結果データに応じて車内案内指令を出力する車内案内制御部と、車内案内指令が入力されて天候に応じた車内案内を行う車内案内部とを備える車内案内装置も本発明に含まれる。

0044

以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。

0045

10車内案内装置、11 入力部、12雨天判定条件記憶部、13 雨天判定部、14 車内案内記憶部、15 車内案内制御部、16音声放送出力部、17 表示部、17a表示画面、18 車内案内部、20中央装置、21入出力インターフェース部、30湿度センサ、40気圧センサ、50ワイパー制御装置、60照度センサ、70車上無線装置、80地上無線局、90ネットワーク、100 車両、101 入力部、102プロセッサ、103記憶回路、104 音声放送出力部、105 表示部。

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