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技術 処理機、精算装置、精算機及び硬貨ロールを処理する処理方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 西尾順
出願日 2016年9月2日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-171784
公開日 2018年3月8日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2018-037004
状態 特許登録済
技術分野 コインの取り扱い
主要キーワード 押圧機 レーザカッタ 駆動器 回転ブレード 切断機 変位計 精算装置 セラミック
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重要な関連分野

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図面 (17)

課題

包装材から硬貨を容易に取り出す。

解決手段

積層体Lは、複数の硬貨Cが積層されてなる。包装材Wは、第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3を有している。第1部分P1は、積層体Lの第1端面ES1の一部を包装している。第2部分P2は、積層体Lの側面SSを覆っている。第3部分P3は、積層体Lの第2端面ES2の一部を包装している。切断機100は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成可能である。切断機100は、第2ブレード114を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成可能である。切断機100は、第3部分P3に切り込みを形成してもよいし、又は形成しなくてもよい。

概要

背景

小売精算処理に用いられる精算機では、例えば特許文献1〜4に記載されているように、硬貨ロールが用いられることがある。硬貨ロールは、積層体及び包装材を有している。積層体は、複数の硬貨を含んでいる。包装材は、積層体を覆っている。このようにして、硬貨ロールでは、複数の硬貨が包装材によって1つにまとめられている。

硬貨ロール中の硬貨を用いるには、包装材から硬貨を取り出す必要がある。特許文献1には、包装材から硬貨を取り出すための処理機の一例において記載されている。特許文献1では、複数の硬貨を含む積層体の側面上の包装材に切り込みを形成している。特許文献1では、この切り込みを利用して包装材から硬貨を取り出している。

概要

包装材から硬貨を容易に取り出す。積層体Lは、複数の硬貨Cが積層されてなる。包装材Wは、第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3を有している。第1部分P1は、積層体Lの第1端面ES1の一部を包装している。第2部分P2は、積層体Lの側面SSを覆っている。第3部分P3は、積層体Lの第2端面ES2の一部を包装している。切断機100は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成可能である。切断機100は、第2ブレード114を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成可能である。切断機100は、第3部分P3に切り込みを形成してもよいし、又は形成しなくてもよい。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

硬貨ロールを処理する処理機であって、以下を備える:切断機、ここで、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、を有し、前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能である。

請求項2

請求項1に記載の処理機であって、前記包装材は、積層体の側面を覆う第2部分を有し、前記切断機は、前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成可能である。

請求項3

請求項2に記載の処理機であって、前記切断機は、第1ブレードと、第2ブレードと、を有し、前記切断機は、前記第1ブレードにより前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成し、前記切断機は、前記第2ブレードにより前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成する。

請求項4

請求項2に記載の処理機であって、前記切断機は、第1ブレードを有し、前記切断機は、前記第1ブレードにより前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成し、前記切断機は、前記第1ブレードにより前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成する。

請求項5

請求項2に記載の処理機であって、前記切断機は、前記硬貨ロールが前記硬貨ロールの中心軸回転軸として回転している状態で、前記第2ブレードにより前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成する。

請求項6

請求項1〜5のいずれか一項に記載の処理機であって、押圧部を備え、前記積層体は、前記第1端面の反対側の第2端面を有し、前記押圧部は、前記切り込みが形成された後、前記第2端面を押圧する。

請求項7

請求項1〜6のいずれか一項に記載の処理機であって、保持部を備え、前記保持部は、前記切り込みが形成された前記包装材を保持する。

請求項8

請求項1〜7のいずれか一項に記載の処理機であって、以下を備える:前記包装材の前記第1部分の厚さを検知する検知器

請求項9

硬貨ロールを処理する処理機であって、以下を備える:切断機;及びバイアス機、ここで、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって側面を有する積層体と、前記側面を覆う部分を有する包装材と、を有し、前記切断機は、前記包装材の前記部分に切り込みを形成可能であり、前記バイアス機は、前記切り込みを外側に向けて前記硬貨ロールを折り曲げ可能である。

請求項10

以下を備える精算装置:硬貨ロールを処理する処理機;投入口を有する精算機、ここで、前記処理機は、切断機を備え、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、を有し、前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能であり、前記処理機から前記精算機の前記投入口に前記複数の硬貨を投入可能である。

請求項11

請求項10に記載の精算装置であって、前記処理機は、前記精算機に対して着脱可能である。

請求項12

精算機であって以下を備える:硬貨の投入口、ここで、該精算機には硬貨ロールを処理する処理機であって切断機を有する処理機を着脱可能であり、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、を有し、前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能であり、前記処理機から該精算機の前記投入口に前記複数の硬貨を投入可能である。

請求項13

硬貨ロールを処理する処理方法であって、ここで、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、を有しており、前記処理方法は、以下を含む:切断機により前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成すること。

請求項14

請求項13に記載の処理方法であって、前記包装材は、前記積層体の側面を覆う第2部分を有し、前記処理方法は、前記切断機により前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成すること、を含む。

請求項15

請求項14に記載の処理方法であって、前記切断機は、第1ブレードと、第2ブレードと、を有し、前記処理方法は、以下を含む:前記第1ブレードにより前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成すること;及び前記第2ブレードにより前記包装材の前記第2部分に切り込みを形成すること。

請求項16

請求項14に記載の処理方法であって、前記切断機は、第1ブレードを有し、前記処理方法は、前記第1ブレードにより前記包装材の前記第1部分及び前記第2部分に切り込みを形成すること、を含む。

技術分野

0001

本発明は、処理機、精算装置精算機及び硬貨ロールを処理する処理方法に関する。

背景技術

0002

小売精算処理に用いられる精算機では、例えば特許文献1〜4に記載されているように、硬貨ロールが用いられることがある。硬貨ロールは、積層体及び包装材を有している。積層体は、複数の硬貨を含んでいる。包装材は、積層体を覆っている。このようにして、硬貨ロールでは、複数の硬貨が包装材によって1つにまとめられている。

0003

硬貨ロール中の硬貨を用いるには、包装材から硬貨を取り出す必要がある。特許文献1には、包装材から硬貨を取り出すための処理機の一例において記載されている。特許文献1では、複数の硬貨を含む積層体の側面上の包装材に切り込みを形成している。特許文献1では、この切り込みを利用して包装材から硬貨を取り出している。

先行技術

0004

特開平07−262430号公報
特開2009−276817号公報
特開2014−134937号公報
特開2014−182458号公報

発明が解決しようとする課題

0005

硬貨ロールの包装材は、複数の硬貨を含む積層体の端面の一部を包装していることがある。この場合、積層体の側面上の包装材に切り込みを形成しても、包装材から硬貨を容易に取り出せないことがある。

0006

本発明の目的の一例は、包装材から硬貨を容易に取り出すことにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一例によれば、以下の処理機が提供される。
硬貨ロールを処理する処理機であって、以下を備える:
切断機
ここで、前記硬貨ロールは、
複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、
前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、
を有し、
前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能である。

0008

本発明の一例によれば、以下の処理機が提供される。
硬貨ロールを処理する処理機であって、以下を備える:
切断機;及び
バイアス機、
ここで、前記硬貨ロールは、
複数の硬貨が積層されてなる積層体であって側面を有する積層体と、
前記側面を包装する部分を有する包装材と、
を有し、
前記切断機は、前記包装材の前記部分に切り込みを形成可能であり、
前記バイアス機は、前記切り込みを外側に向けて前記硬貨ロールを折り曲げ可能である。

0009

本発明の一例によれば、以下の精算装置が提供される。
以下を備える精算装置:
硬貨ロールを処理する処理機;
投入口を有する精算機、
ここで、前記処理機は、切断機を備え、
前記硬貨ロールは、
複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、
前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、
を有し、
前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能であり、
前記処理機から前記精算機の前記投入口に前記複数の硬貨を投入可能である。

0010

本発明の一例によれば、以下の精算機が提供される。
精算機であって以下を備える:
硬貨の投入口、
ここで、該精算機には硬貨ロールを処理する処理機であって切断機を有する処理機を着脱可能であり、
前記硬貨ロールは、
複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、
前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、
を有し、
前記切断機は、前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成可能であり、
前記処理機から該精算機の前記投入口に前記複数の硬貨を投入可能である。

0011

本発明の一例によれば、以下の処理方法が提供される。
硬貨ロールを処理する処理方法であって、ここで、前記硬貨ロールは、複数の硬貨が積層されてなる積層体であって第1端面を有する積層体と、前記第1端面の一部を包装する第1部分を有する包装材と、を有しており、前記処理方法は、以下を含む:
切断機により前記包装材の前記第1部分に切り込みを形成すること。

発明の効果

0012

本発明の上記一例によれば、包装材から硬貨を容易に取り出すことができる。

図面の簡単な説明

0013

(a)は、第1の実施形態に係る処理機によって処理される硬貨ロールの側面図であり、(b)は、(a)に示した硬貨ロールを積層体の第1端面側から見た図であり、(c)は、(a)に示した硬貨ロールを積層体の第2端面側から見た図であり、(d)は、(a)のA−A´断面図である。
第1の実施形態に係る処理機を説明するための図である。
処理機を用いて包装材の第1部分に切り込みを形成する方法の詳細の一例を説明するための図である。
処理機を用いて包装材の第2部分に切り込みを形成する方法の詳細の第1例を説明するための図である。
処理機を用いて包装材の第2部分に切り込みを形成する方法の詳細の第2例を説明するための図である。
(a)は、図2の変形例を説明するための図であり、(b)は、図2の変形例を説明するための図である。
(a)は、包装材から硬貨を取り出す方法の第1例を説明するための図であり、(b)は、包装材Wから硬貨を取り出す方法の第1例を説明するための図である。
(a)は、図7(a)及び図7(b)に示した方法の変形例を説明するための図であり、(b)は、図7(a)及び図7(b)に示した方法の変形例を説明するための図である。
(a)は、包装材から硬貨を取り出す方法の第2例を説明するための図であり、(b)は、包装材から硬貨を取り出す方法の第2例を説明するための図である。
(a)は、包装材から硬貨を取り出す方法の第2例を説明するための図であり、(b)は、包装材から硬貨を取り出す方法の第2例を説明するための図である。
(a)は、図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示した方法の変形例を説明するための図であり、(b)は、図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示した方法の変形例を説明するための図である。
(a)は、図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示した方法の変形例を説明するための図であり、(b)は、図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示した方法の変形例を説明するための図である。
第2の実施形態に係る精算機を示す斜視図である。
第2の実施形態に係る精算装置の第1例を説明するための図である。
第2の実施形態に係る精算装置の第2例を説明するための図である。
(a)は、変形例に係る処理機を説明するための図であり、(b)は、変形例に係る処理機を説明するための図である。

実施例

0014

以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。

0015

(第1の実施形態)
図1(a)は、第1の実施形態に係る処理機10(図2)によって処理される硬貨ロールCRの側面図である。図1(b)は、図1(a)に示した硬貨ロールCRを積層体Lの第1端面ES1側から見た図である。図1(c)は、図1(a)に示した硬貨ロールCRを積層体Lの第2端面ES2側から見た図である。図1(d)は、図1(a)のA−A´断面図である。

0016

硬貨ロールCRは、積層体L及び包装材Wを有している。積層体Lは、複数の硬貨Cが積層されてなる。積層体Lは、第1端面ES1、第2端面ES2及び側面SSを有している。第2端面ES2は、第1端面ES1の反対側にある。側面SSは、第1端面ES1と第2端面ES2の間にある。包装材Wは、第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3を有している。第1部分P1は、積層体Lの第1端面ES1の一部を包装しており、具体的には、第1端面ES1側から見た場合に第1端面ES1の中心を囲んでいる。言い換えると、第1端面ES1の中心及びその周辺は、包装材Wから露出している。第2部分P2は、積層体Lの側面SSを覆っている。第3部分P3は、積層体Lの第2端面ES2の一部を包装しており、具体的には、第2端面ES2側から見た場合に第2端面ES2の中心を囲んでいる。言い換えると、第2端面ES2の中心及びその周辺は、包装材Wから露出している。

0017

図2は、本実施形態に係る処理機10を説明するための図である。処理機10は、切断機100を備えている。切断機100は、2つのブレード110(第1ブレード112及び第2ブレード114)及び駆動器120を有している。ブレード110(第1ブレード112及び第2ブレード114)は、例えば、セラミックからなる。駆動器120は、第1ブレード112及び第2ブレード114を駆動している。

0018

切断機100は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成可能である。一例において、第1部分P1に形成される切り込みは、第1端面ES1の中心から外側に向かう方向に沿って延伸している。この例において、第1部分P1に形成される切り込みの数は、1のみであってもよいし、又は2以上であってもよい。

0019

図2に示す例においては、包装材Wの第1部分P1に切り込みを確実に形成することができる。このため、図7図12を用いて後述するように、包装材Wから硬貨Cを容易に取り出すことが可能となる。

0020

切断機100は、第2ブレード114を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成可能である。一例において、切断機100は、積層体Lの長手方向に沿って第2部分P2に切り込みを形成する。さらに、一例において、切断機100は、第2部分P2の切り込みが第1部分P1の切り込みと繋がるように第2部分P2に切り込みを形成する。これにより、第2部分P2から第1部分P1にかけて切り込みが延伸するようになる。

0021

切断機100は、第1部分P1に切り込みを形成した後に第2部分P2に切り込みを形成してもよいし、又は第2部分P2に切り込みを形成した後に第1部分P1に切り込みを形成してもよい。他の例において、第1部分P1に切り込みを形成するのと同時に第2部分P2に切り込みを形成してもよい。

0022

なお、切断機100は、第3部分P3に切り込みを形成してもよいし、又は形成しなくてもよい。第3部分P3に切り込みが形成される場合、一例において、切断機100は、第3部分P3の切り込みが第2部分P2の切り込みと繋がるように第3部分P3に切り込みを形成する。これにより、第2部分P2から第3部分P3にかけて切り込みが延伸するようになる。

0023

さらに、切断機100が包装材Wに切り込みを形成する方法は、図2に示す例(すなわち、ブレード110を用いた物理的方法)に限定されるものではない。一例において、切断機100は、光学的方法(例えば、レーザカッタ)によって包装材Wに切り込みを形成してもよい。

0024

図3は、処理機10を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成する方法の詳細の一例を説明するための図である。図3に示す例において、処理機10は、切断機100及び検知器130を備えている。

0025

切断機100は、第1ブレード112及び駆動器120を有している。第1ブレード112は、回転ブレードである。第1ブレード112は、硬貨ロールCRの第1端面ES1に沿って延伸する軸、より具体的には硬貨ロールCRの第1端面ES1と平行に延伸する軸に関して回転可能となっている。駆動器120は、第1ブレード112を移動させている。駆動器120は、硬貨ロールCRの第1端面ES1に交わる方向に沿って、より具体的には、硬貨ロールCRの第1端面ES1に直交する方向に沿って第1ブレード112を移動させている。

0026

検知器130は、包装材Wの第1部分P1の厚さを検知している。一例において、検知器130は、変位計である。この場合、検知器130は、第1端面ES1及び第1部分P1からの反射光(例えば、赤外線)を受けることにより、第1端面ES1から第1部分P1までの領域の凹凸、すなわち第1部分P1の厚さを検知することができる。

0027

駆動器120は、検知器130の検知結果に基づいて、第1ブレード112を移動させている。これにより、駆動器120は、第1ブレード112が第1部分P1に十分な深さの切り込みを形成することができるようにしつつ、第1ブレード112が第1端面ES1に接触しない(すなわち、第1ブレード112が第1端面ES1に損傷を与えない)ように、第1ブレード112を移動させることができる。

0028

図4は、処理機10を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成する方法の詳細の第1例を説明するための図である。図4に示す例において、第2部分P2に形成される切り込みは、硬貨ロールCRの長手方向に沿って直線状に延伸している。具体的には、駆動器120は、硬貨ロールCRの長手方向に沿って第1部分P1側から第3部分P3側に向けて第2ブレード114を移動させている。これにより、第2部分P2に形成される切り込みは、硬貨ロールCRの長手方向に沿って直線状に延伸するようになる。

0029

図5は、処理機10を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成する方法の詳細の第2例を説明するための図である。図5に示す例において、第2部分P2に形成される切り込みは、硬貨ロールCRの長手方向に沿ってスパイラル状に延伸している。具体的には、硬貨ロールCRが硬貨ロールCRの中心軸に関して回転している状態で、駆動器120は、硬貨ロールCRの長手方向に沿って第1部分P1側から第3部分P3側に向けて第2ブレード114を移動させている。これにより、第2部分P2に形成される切り込みは、硬貨ロールCRの長手方向に沿ってスパイラル状に延伸するようになる。

0030

図6(a)及び図6(b)は、図2の変形例を説明するための図である。図6(a)は、本変形例の第1タイミングにおける処理機10を説明するための図である。図6(b)は、本変形例における第2タイミングにおける処理機10を説明するための図である。本変形例において、処理機10(切断機100)は、第1ブレード112を有しており、第2ブレード114(図2)を有していない。駆動器120は、第1ブレード112を第1部分P1側の領域と第2部分P2側の領域の間で移動させることができる。このため、本変形例においては、第1タイミング(図6(a))において、処理機10(切断機100)は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成可能であり、第2タイミング(図6(b))において、処理機10(切断機100)は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第2部分P2に切り込みを形成可能である。

0031

図7(a)及び図7(b)は、包装材Wから硬貨Cを取り出す方法の第1例を説明するための図である。図7に示す例において、処理機10は、保持部材140を備えている。硬貨Cは、以下のようにして、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。

0032

まず、図7(a)に示すように、保持部材140は、第1部分P1が第3部分P3よりも低い位置に位置するように、より具体的には第1部分P1が第3部分P3の真下に位置するように硬貨ロールCRを保持する。保持部材140は、包装材Wの第2部分P2側から硬貨ロールCRを保持している。保持部材140は、積層体Lの側面SSに交わる方向に沿って移動可能となっている。このため、保持部材140は、硬貨ロールCRの直径がどのような大きさであっても(言い換えると、硬貨ロールCRに含まれる硬貨Cの種類がどのような種類であっても)、硬貨ロールCRを保持することができる。

0033

次いで、包装材Wに切り込みCTを形成する。図7(a)に示す例において、切り込みCTは、第1部分P1から第2部分P2にかけて延伸している。

0034

次いで、図7(b)に示すように、包装材Wを裂く図7(b)に示す例では、保持部材140によって積層体L(図7(a))の外側に向けて包装材Wを引っ張ることにより、包装材Wが裂かれる。これにより、硬貨Cは、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。より具体的には、図7(b)に示す例において、包装材Wの第2部分P2は、真空吸着によって保持部材140に吸着している。このため、保持部材140が積層体L(図7(a))の外側に向けて移動すると、包装材Wは、保持部材140と一緒になって移動する。これにより、包装材Wが裂かれる。

0035

図7に示す例においては、すべての硬貨Cが下方に落下した後、包装材Wは保持部材140に保持されたままになる。このため、包装材Wが下方に落下することを防止することができる。さらに、包装材Wを簡易回収することができる。

0036

図8(a)及び図8(b)は、図7(a)及び図7(b)に示した方法の変形例を説明するための図である。図8(a)及び図8(b)に示す方法は、以下の点を除いて、図7(a)及び図7(b)に示した方法と同様である。

0037

まず、図8(a)に示すように、図7(a)に示した方法と同様にして、保持部材140は、硬貨ロールCRを保持する。

0038

次いで、包装材Wに切り込みCTを形成する。図8(a)に示す例において、切り込みCTは、第1部分P1及び第2部分P2のうち第1部分P1のみに形成されており、第2部分P2には形成されていない。

0039

次いで、図8(b)に示すように、包装材Wを裂く。図8(b)に示す例では、保持部材140によって積層体L(図8(a))の外側に向けて包装材Wを引っ張ることにより、第1部分P1の切り込みCT(図8(a))が第2部分P2に広がる。これにより、包装材Wが裂かれる。これにより、硬貨Cは、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。

0040

図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)は、包装材Wから硬貨Cを取り出す方法の第2例を説明するための図である。図9及び図10に示す例において、処理機10は、保持部材140及び押圧機150を備えている。保持部材140は、固定板142及び可動板144を有している。硬貨Cは、以下のようにして、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。

0041

まず、図9(a)に示すように、保持部材140は、第1部分P1が第3部分P3よりも低い位置に位置するように、より具体的には第1部分P1が第3部分P3の斜め下に位置するように硬貨ロールCRを保持する。より具体的には、硬貨ロールCRは、固定板142上に載置されている。可動板144は、固定板142に対して移動可能である。このため、可動板144は、固定板142の上方から硬貨ロールCRを押さえることができる。さらに、保持部材140は、硬貨ロールCRの直径がどのような大きさであっても(言い換えると、硬貨ロールCRに含まれる硬貨Cの種類がどのような種類であっても)、硬貨ロールCRを保持することができる。

0042

次いで、図9(b)に示すように、包装材Wに切り込みCTを形成する。図9(b)に示す例において、切り込みCTは、第1部分P1から第2部分P2にかけて延伸している。

0043

次いで、図10(a)に示すように、押圧機150が包装材Wの第3部分P3側から積層体L(図9(b))を押す。図10(a)に示す例では、包装材Wの一部、特に第1部分P1が切り込みCTを有しているため、僅かな力で第1部分P1側から硬貨Cを取り出すことができる。このようにして、硬貨Cは、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。

0044

次いで、図10(b)に示すように、可動板144により包装材Wを持ち上げる。図10(b)に示す例において、包装材Wの第2部分P2は、真空吸着によって保持部材140に吸着している。これにより、可動板144が上方に移動すると、包装材Wは、可動板144と一緒になって移動する。

0045

包装材Wを可動板144によって持ち上げた後、包装材Wは可動板144に保持されたままになる。このため、包装材Wが下方に落下することを防止することができる。さらに、包装材Wを簡易に回収することができる。

0046

図11(a)、図11(b)、図12(a)及び図12(b)は、図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示した方法の変形例を説明するための図である。図11(a)〜図12(b)に示す方法は、以下の点を除いて、図9(a)〜図10(b)に示した方法と同様である。

0047

まず、図11(a)に示すように、図9(a)に示した方法と同様にして、保持部材140は、硬貨ロールCRを保持する。

0048

次いで、図11(b)に示すように、包装材Wに切り込みCTを形成する。図11(b)に示す例において、切り込みCTは、第1部分P1及び第2部分P2のうち第1部分P1のみに形成されており、第2部分P2には形成されていない。

0049

次いで、図12(a)に示すように、押圧機150が包装材Wの第3部分P3側から積層体L(図11(b))を押す。図12(a)に示す例では、包装材Wの第1部分P1が切り込みCTを有しているため、僅かな力で第1部分P1側から硬貨Cを取り出すことができる。このようにして、硬貨Cは、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ取り出される。

0050

次いで、図12(b)に示すように、可動板144により包装材Wを持ち上げる。

0051

以上、本実施形態によれば、包装材Wは、第1部分P1を有している。第1部分P1は、積層体L(複数の硬貨C)の第1端面ES1の一部を包装している。切断機100は、第1ブレード112を用いて包装材Wの第1部分P1に切り込みを形成可能である。このため、包装材Wの第1部分P1側から包装材Wの外側へ硬貨Cを容易に取り出すことができる。

0052

(第2の実施形態)
図13は、第2の実施形態に係る精算機20を示す斜視図である。精算機20は、収受部200及び収容部210を有している。収受部200は、投入口202、投入口204及び払出口206を有している。収容部210は、第1収容部212及び第2収容部214を有している。

0053

投入口202には、硬貨を投入可能である。投入口202に投入された硬貨は、第1収容部212の内部に収容される。第1収容部212の内部に収容された硬貨は、払出口206から払い出すことが可能である。

0054

投入口204には、紙幣を投入可能である。投入口204に投入された紙幣は、第2収容部214の内部に収容される。第2収容部214の内部に収容された紙幣は、投入口204から払い出すことが可能である。

0055

図14は、本実施形態に係る精算装置30の第1例を説明するための図である。精算装置30は、処理機10及び精算機20を備えている。本実施形態に係る処理機10は、第1の実施形態に係る処理機10と同様である。精算機20は、払出路208を有している。払出路208は、払出口206に通じており、第1収容部212(図13)から払出口206に硬貨を払い出すために用いられている。処理機10は、精算機20に対して着脱可能になっている。処理機10が精算機20に取り付けられている場合、処理機10から精算機20の投入口202に硬貨Cを投入可能になる。

0056

処理機10は、支持部材160を備えている。支持部材160は、第1部材162及び第2部材164を有している。第1部材162と第2部材164は、互いに対向している。処理機10は、支持部材160によって精算機20に固定されている。具体的には、第1部材162と第2部材164によって精算機20を挟むことにより、処理機10は精算機20に固定されている。図14に示す例では、第1部材162及び第2部材164は、収受部200の上面と払出路208の上面の間で精算機20を挟んでいる。このようにして、図14に示す例では、処理機10を精算機20に簡易に固定することができる。

0057

なお、一例において、処理機10(例えば、図2に示した駆動器120)を駆動するための電力は、精算機20を介して供給されてもよい。

0058

図15は、本実施形態に係る精算装置30の第2例を説明するための図である。図15に示すように、第1部材162及び第2部材164は、収受部200の上面と収受部200の下面の間で精算機20を挟んでいてもよい。図15に示す例においても、処理機10を精算機20に簡易に固定することができる。

0059

(変形例)
図16(a)及び図16(b)は、変形例に係る処理機10を説明するための図である。本変形例において、処理機10は、固定板172及び可動板174を備えている。可動板174は、フック174a及びフック174bを有している。本変形例において、硬貨Cは、以下のようにして包装材Wから取り出される。

0060

まず、図16(a)に示すように、固定板172上に硬貨ロールCRを載置する。硬貨ロールCRは、硬貨ロールCRの長手方向が水平方向に沿うように固定板172上に載置される。次いで、可動板174によって上方から硬貨ロールCRを押さえる。この場合、フック174a及びフック174bがそれぞれ包装材Wの第1部分P1及び第3部分P3に引っかかるようにする。次いで、包装材Wの第2部分P2に切り込みCTを形成する。図16(a)に示す例において、切り込みCTは、硬貨ロールCRの長手方向に交わる方向に延伸している。

0061

次いで、図16(b)に示すように、切り込みCT(図16(a))を外側に向けて硬貨ロールCRを折り曲げる。これにより、包装材Wが裂ける。このため、包装材Wが裂けた場所から硬貨Cを取り出すことができる。より具体的には、図16(b)に示す例では、可動板174を上方に移動させている。これにより、第1部分P1及び第3部分P3がそれぞれフック174a及びフック174bによって上方に持ち上げられる。この場合、硬貨Cの自重によって、包装材Wには切り込みCT(図16(a))の周辺に力が加わる。この力によって切り込みCT(図16(a))が広がる。このようにして、包装材Wが裂ける。言い換えると、フック174a及びフック174bは、硬貨ロールCRを折り曲げるためのバイアス機として機能している。

0062

なお、硬貨ロールCRを折り曲げる方法は、図16に示す例に限定されるものではない。一例において、押圧部が、切り込みCTの反対側から硬貨ロールCRを押圧してもよい。この例においても、切り込みCTを外側に向けて硬貨ロールCRを折り曲げることができる。言い換えると、上記押圧部は、硬貨ロールCRを折り曲げるためのバイアス機として機能している。さらに、この例においては、切り込みCTを鉛直方向の下側に向けなくてもよく、例えば水平方向に向けてもよい。

0063

以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。

0064

10 処理機
20精算機
30精算装置
100切断機
110ブレード
112 第1ブレード
114 第2ブレード
120駆動器
130検知器
140保持部材
150押圧機
160支持部材
162 第1部材
164 第2部材
172固定板
174可動板
174aフック
174b フック
200収受部
202投入口
206払出口
208払出路
210 収容部
212 第1収容部
214 第2収容部

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