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技術 画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 脇本篤宏
出願日 2016年8月30日 (3年10ヶ月経過) 出願番号 2016-168602
公開日 2018年3月8日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 2018-036437
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における制御・管理・保安 電子写真におけるクリーニング・その他 電子写真における帯電・転写・分離
主要キーワード 植設面 ダクト形成部材 隙間距離 回収ローラー 回転移動方向 スポンジブラシ 巻き上がり 冷却ダクト
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

ファンによって所定の部品を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置において、中間転写ベルトにおける紙粉の取り残しと、トナー巻き上がりとを抑制して、画像品質の低下を抑制する。

解決手段

画像形成装置1は、中間転写ベルト5のうち、その回転移動方向において現像ユニット13と対向する領域の上流側で、且つ、像担持体11が当接する領域の上流側で、中間転写ベルト5上の残留トナーを除去するクリーニングローラー51と、中間転写ベルト5と現像ユニット13との隙間を塞ぐように現像ユニット13の外面に設けられ、中間転写ベルト5に当接して中間転写ベルト5上を清掃する補助ブラシ62とを備えている。

概要

背景

従来から、紙などの転写材転写されずに中間転写ベルト上に残留したトナー(以下、「残留トナー」という。)を除去するクリーニングローラーを備えた画像形成装置が知られている。特許文献1には、クリーニングローラーとしてブラシローラーを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、クリーニングローラーがケーシングに収容されている。クリーニングローラーによって中間転写ベルトから除去されたトナーは、ケーシングの底部に堆積し、トナー回収スクリューによって廃トナー容器へ搬送される。

また、画像形成装置では、所定の部品について温度上昇による不具合を防ぐために、内部にファンが設けられている。特許文献2には、ファンによって現像ユニットを冷却する画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、内部温度が上昇するとトナーの溶融等の不具合が発生するため、現像ユニットを冷却している。

概要

ファンによって所定の部品を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置において、中間転写ベルトにおける紙粉の取り残しと、トナーの巻き上がりとを抑制して、画像品質の低下を抑制する。画像形成装置1は、中間転写ベルト5のうち、その回転移動方向において現像ユニット13と対向する領域の上流側で、且つ、像担持体11が当接する領域の上流側で、中間転写ベルト5上の残留トナーを除去するクリーニングローラー51と、中間転写ベルト5と現像ユニット13との隙間を塞ぐように現像ユニット13の外面に設けられ、中間転写ベルト5に当接して中間転写ベルト5上を清掃する補助ブラシ62とを備えている。

目的

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファンによって所定の部品を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置において、中間転写ベルトにおける紙粉の取り残しと、トナーの巻き上がりとを抑制して、画像品質の低下を抑制することにある

効果

実績

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請求項1

像担持体上に形成されたトナー像転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトに隙間を存して対向し、前記像担持体上にトナーを供給してトナー像を形成する現像ユニットとを備え、前記中間転写ベルトを回転駆動して、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記中間転写ベルト上に転写し、該中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に転写することによって画像を形成する画像形成装置であって、当該画像形成装置の内部において、ファンによって空気を送風することで所定の部品を冷却する冷却装置と、前記中間転写ベルトのうち、その回転移動方向において前記現像ユニットと対向する領域の上流側で、且つ、前記像担持体が当接する領域の上流側で、前記中間転写ベルト上の残留トナーを除去するクリーニングローラーと、前記中間転写ベルトと前記現像ユニットとの隙間を塞ぐように前記現像ユニットの外面に設けられ、前記中間転写ベルトに当接して前記中間転写ベルト上を清掃する補助ブラシとを備えている、画像形成装置。

請求項2

前記補助ブラシは、複数のブラシ毛と、前記複数のブラシ毛が植設された植設面とを備え、前記中間転写ベルトの回転中に、前記複数のブラシ毛の先端側が前記中間転写ベルトによって下流側へ引っ張られて該中間転写ベルトに対し傾斜した状態となるように、前記複数のブラシ毛の各々の前記植設面からの突出長が、該ブラシ毛の植設位置における前記植設面から前記中間転写ベルトまでの距離よりも長くなっている、請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記冷却装置は、前記現像ユニットを冷却するように構成されている、請求項1又は2に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、中間転写ベルト上に残留したトナーを除去するクリーニングローラーを備えた画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来から、紙などの転写材転写されずに中間転写ベルト上に残留したトナー(以下、「残留トナー」という。)を除去するクリーニングローラーを備えた画像形成装置が知られている。特許文献1には、クリーニングローラーとしてブラシローラーを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、クリーニングローラーがケーシングに収容されている。クリーニングローラーによって中間転写ベルトから除去されたトナーは、ケーシングの底部に堆積し、トナー回収スクリューによって廃トナー容器へ搬送される。

0003

また、画像形成装置では、所定の部品について温度上昇による不具合を防ぐために、内部にファンが設けられている。特許文献2には、ファンによって現像ユニットを冷却する画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、内部温度が上昇するとトナーの溶融等の不具合が発生するため、現像ユニットを冷却している。

先行技術

0004

特開2015−025950号公報
特開2012−159679号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、この種の画像形成装置では、中間転写ベルト上に紙粉が付着した場合に、クリーニングローラーによって中間転写ベルトから紙粉を除去しきれずに、紙粉が像担持体に付着する虞がある。この場合、例えば像担持体上のトナーを除去するブレードが紙粉を噛み込むなどの不具合が生じ、転写材に転写される画像品質を低下させる虞がある。

0006

一方で、ファンによって所定の部品を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置では、ダクト継ぎ目などから空気が漏れ出て、意図しない空間に空気が流入する虞がある。特許文献1に記載されたような画像形成装置の場合、ダクトから漏れ出た空気が、中間転写ベルトと現像ユニットとの隙間を通過して、クリーニングローラーが収容された空間(ケーシング内)に流入する虞がある。そして、クリーニングローラーによって中間転写ベルトから除去されたトナーが、流入した空気によって巻き上げられ、クリーニングローラーや中間転写ベルトに再付着して、画像品質を低下させる虞がある。

0007

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファンによって所定の部品を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置において、中間転写ベルトにおける紙粉の取り残しと、トナーの巻き上がりとを抑制して、画像品質の低下を抑制することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る画像形成装置は、像担持体上に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、中間転写ベルトに隙間を存して対向し、像担持体上にトナーを供給してトナー像を形成する現像ユニットとを備え、中間転写ベルトを回転駆動して、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に転写し、該中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に転写することによって画像を形成する画像形成である。

0009

そして、当該画像形成装置の内部において、ファンによって空気を送風することで所定の部品を冷却する冷却装置と、中間転写ベルトのうち、その回転移動方向において現像ユニットと対向する領域の上流側で、且つ、像担持体が当接する領域の上流側で、中間転写ベルト上の残留トナーを除去するクリーニングローラーと、中間転写ベルトと現像ユニットとの隙間を塞ぐように現像ユニットの外面に設けられ、中間転写ベルトに当接して中間転写ベルト上を清掃する補助ブラシとを備えている。

発明の効果

0010

本発明によれば、中間転写ベルトにおける紙粉の取り残しと、トナーの巻き上がりとを抑制して、画像品質の低下を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0011

図1は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す全体図である。
図2は、画像形成装置における画像形成部の斜視図である。
図3は、画像形成装置における画像形成部の断面図である。
図4は、画像形成部における従動ローラー側の断面図である。
図5は、画像形成部における第2補助ブラシ付近の拡大断面図である。
図6は、従来の画像形成装置の課題を説明するための断面図である。

実施例

0012

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。

0013

<実施形態>
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図を示す。以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側(図1紙面垂直方向手前側、奥側)を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。

0014

画像形成装置1は、タンデム方式カラープリンターであって、箱形のケーシング25によって覆われた画像形成装置本体2を有している。画像形成装置本体2内には画像形成部3が設けられている。画像形成部3は、ネットワーク接続等がされたコンピューター等の外部機器から伝送されてくる画像データに基づき、記録紙P(転写材P)に画像を転写形成する。

0015

画像形成部3の下側には、レーザー光出射する光走査装置4が配置され、画像形成部3の上側には、画像形成部3の各感光体ドラム11(各像担持体11)上に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト5が配置されている。中間転写ベルト5は、駆動ローラー21と従動ローラー22とに巻き掛けられ、これらのローラー21,22の間に左右方向に張られている。中間転写ベルト5は、駆動ローラー21を回転させる第1駆動モーター(図示省略)によって、各感光体ドラム11に当接可能に回転駆動される。

0016

光走査装置4の下側には、記録紙Pを貯留する用紙貯留部6が配置されている。用紙貯留部6の左側には、手差し給紙部7が配置されている。中間転写ベルト5の右側且つ上側には、記録紙Pに転写形成された画像に定着処理を施す定着部8が配置されている。画像形成装置本体2の上部には、定着部8で定着処理が施された記録紙Pが排出される用紙排出部9が配置されている。

0017

画像形成部3は、図2及び図3に示すように、複数の画像形成ユニット10(マゼンダシアンイエローブラックの各色に対応した4つの画像形成ユニット10)を備えている。複数の画像形成ユニット10は、中間転写ベルト5の下側部分に沿って一列に配置されている。各画像形成ユニット10は、回転駆動される感光体ドラム11と、各感光体ドラム11の直下に配置された帯電器12と、各感光体ドラム11の左側に配置された現像ユニット13と、各感光体ドラム11の直上に配置された一次転写ローラー14と、各感光体ドラム11の右側に配置されたクリーニング部15と備えている。画像形成部3のうち、感光体ドラム11、帯電器12及びクリーニング部15は、ドラムユニットを構成している。現像ユニット13についての詳細は後述する。

0018

各感光体ドラム11は、帯電器12によって周面が一定に帯電された後に、当該帯電後の感光体ドラム11の周面に対して、所定の画像データに基づくレーザー光が光走査装置4から照射されて、各感光体ドラム11の周面に静電潜像が形成される。この静電潜像に対して現像ユニット13からトナー(現像剤)が供給される。その結果、各感光体ドラム11の周面に、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。各感光体ドラム11の周面に形成されたトナー像は、一次転写ローラー14に印加された転写バイアスによって中間転写ベルト5の周面に転写される。中間転写ベルト5に転写されずに感光体ドラム11の周面に残留したトナーは、クリーニング部15によってクリーニングされる。中間転写ベルト5は回転駆動されており、中間転写ベルト5の周面にはイエロー、マゼンタ、シアン又はブラックの各色のトナー像が、互いに重なるように順番に転写されてカラーのトナー像が形成される。

0019

定着部8の下側には、二次転写ローラー16と、二次転写ローラー16に対向する駆動ローラー21とが配置されている。二次転写ローラー16は、中間転写ベルト5を介して駆動ローラー21に当たるように、駆動ローラー21の隣に配置されている。二次転写ローラー16は、中間転写ベルト5に当接している。用紙貯留部6又は手差し給紙部7から用紙搬送路17を通って搬送される記録紙Pは、二次転写ローラー16と中間転写ベルト5とによって挟持され、二次転写ローラー16に印加された転写バイアスによって中間転写ベルト5上のトナー像が転写される。記録紙Pにはカラー画像が形成される。

0020

定着部8は、加熱ローラー18と加圧ローラー19とを備えている。定着部8は、加熱ローラー18と加圧ローラー19とによって記録紙Pを挟持して加圧しながら、記録紙Pを加熱して、記録紙P上に転写されたトナー像を定着させる定着処理を行う。定着処理後の記録紙Pは、用紙排出部9に排出される。画像形成装置1では、両面印刷を行う場合に、表側のトナー像に定着処理が施された記録紙Pを反転搬送路20に通して反転させて、記録紙Pの裏側に画像を印刷する。

0021

−現像ユニット及び冷却装置の構成−
図4は、画像形成部3における従動ローラー22側の断面図である。図4では、回転駆動される部品の回転方向を矢印で示す。画像形成ユニット10では、現像ユニット13が、中間転写ベルト5の回転方向(中間転写ベルト5の下側部分の移動方向)において、感光体ドラム11よりも上流側に配置されている。現像ユニット13の上面は、中間転写ベルト5の下面に隙間を存して対向している。現像ユニット13は、ケーシング30内に、現像ローラー31と、マグローラー32と、第1スパイラルフィーダー33と、第2スパイラルフィーダー34とを備えている。ケーシング30の内部には、トナーコンテナ(図示省略)から補給されたトナーが貯留される。

0022

現像ユニット13では、第1スパイラルフィーダー33がトナーを攪拌しながら軸方向に搬送する。第2スパイラルフィーダー34は、第1スパイラルフィーダー33から受け渡されたトナーを第1スパイラルフィーダー33とは反対方向に搬送する。マグローラー32は、第2スパイラルフィーダー34によって搬送されたトナーを磁力によって回収して現像ローラー31に供給する。現像ローラー31は、マグローラー32から搬送されたトナーを受け取って、感光体ドラム11の周面の潜像領域に供給する。現像ローラー31は、ケーシング30の開口から露出して、僅かな間隔を存して感光体ドラム11と対面している。

0023

画像形成装置1は、図4に示すように、所定の部品(本実施形態では、現像ユニット13)を冷却する冷却装置40をさらに備えている。冷却装置40は、空気を送風する送風ファン41と、送風ファン41によって供給された空気が流通する冷却ダクト39を形成するダクト形成部材38とを備えている。本実施の形態では、2つの現像ユニット13に対して1つの送風ファン41が設けられ、各現像ユニット13に対して1つずつダクト形成部材38が設けられている。

0024

ダクト形成部材38は、上方が開放された箱状に形成されている。ダクト形成部材38は、ケーシング30の底面との間に冷却ダクト39が形成されるように、ケーシング30の下部に取り付けられている。冷却ダクト39は、現像ローラー31の軸方向(前後方向)に沿って延びている。送風ファン41は、例えば、光走査装置4の側方(前後方向の側方)に配置されている。送風ファン41から吹き出された空気は、連絡通路42を通って冷却ダクト39の一端に流入し、現像ローラー31の軸方向に沿って冷却ダクト39を流通する。ケーシング30内のトナーは、冷却ダクト39を流通する空気に放熱して冷却される。冷却ダクト39を流通した空気は、冷却ダクト39の他端から排出される。

0025

ベルトクリーニングユニットの構成−
画像形成装置1は、図3及び図4に示すように、記録紙Pに転写されずに中間転写ベルト5上に残留した残留トナーや、中間転写ベルト5に付着した紙粉を除去するベルトクリーニングユニット50をさらに備えている。ベルトクリーニングユニット50は、ケーシング55内に、クリーニングローラー51と、回収ローラー52と、クリーニングブレード53と、トナー回収スクリュー54とを備えている。

0026

クリーニングローラー51は、中間転写ベルト5の周面から残留トナーを除去するためのローラーである。クリーニングローラー51は、周面に亘って複数のブラシ毛植設された導電性ブラシによって構成されている。クリーニングローラー51は、中間転写ベルト5のうち、その回転移動方向において最も上流側の現像ユニット13と対向する領域の上流側で、且つ、最も上流側の感光体ドラム11が当接する領域の上流側で、中間転写ベルト5に当接して、中間転写ベルト5上の残留トナーを除去する。クリーニングローラー51は、従動ローラー22との間に中間転写ベルト5を挟むように設けられている。

0027

クリーニングローラー51は、画像形成部3による画像形成時に、第2駆動モーター(図示省略)によって回転駆動される。クリーニングローラー51は、中間転写ベルト5との当接箇所において中間転写ベルト5とは反対方向にブラシ毛が移動するように回転駆動される。その際、クリーニングローラー51と中間転写ベルト5との間には、定電流源(図示省略)によって、所定の電位差が付与され、クリーニングローラー51と中間転写ベルト5との間に電流が流れる。これにより、中間転写ベルト5の周面の残留トナーが、クリーニングローラー51へ移動する。

0028

回収ローラー52は、中間転写ベルト5からクリーニングローラー51へ移動したトナーを回収するためのローラーである。回収ローラー52は、上述の第2駆動モーターによってクリーニングローラー51と同期して回転駆動される。回収ローラー52は、クリーニングローラー51との当接箇所において周面がクリーニングローラー51と同方向に移動するように回転駆動される。その際、回収ローラー52とクリーニングローラー51との間には、定電流源(図示省略)によって、所定の電位差が付与され、回収ローラー52とクリーニングローラー51との間に電流が流れる。これにより、クリーニングローラー51に付着したトナーが、回収ローラー52へ移動する。

0029

クリーニングブレード53は、回収ローラー52の周面に付着したトナーを掻き落とすための部品である。クリーニングブレード53は、回収ローラー52の周面に当接するように配置されている。クリーニングブレード53によって掻き落とされたトナーは、ケーシング55の底部に堆積し、トナー回収スクリュー54によって廃トナー容器(図示省略)へ搬送される。

0030

本実施の形態では、ベルトクリーニングユニット50が、第1補助ブラシ61(プレブラシ61)と、第2補助ブラシ62とをさらに備えている。第1補助ブラシ61は、中間転写ベルト5の回転方向におけるクリーニングローラー51の上流側に配置され、第2補助ブラシ62は、中間転写ベルト5の回転方向におけるクリーニングローラー51の下流側に配置されている。

0031

第1補助ブラシ61は、クリーニングローラー51によるトナーの除去に先立ち、中間転写ベルト5の表面に付着している残留トナーを表面から浮き上がらせるためのブラシである。第1補助ブラシ61は、図4において左斜め上側から中間転写ベルト5の周面に当接して、従動ローラー22との間に中間転写ベルト5を挟むように設けられている。第1補助ブラシ61は、図示しない支持部材によって支持されている。第1補助ブラシ61による前処理によって、クリーニングローラー51における残留トナーの除去効率が向上する。

0032

第2補助ブラシ62は、クリーニングローラー51によって除去しきれなかった紙粉などを除去するためのブラシである。第2補助ブラシ62は、従動ローラー22の下方に配置されている。第2補助ブラシ62は、最も上流側の現像ユニット13の上面(外側)と中間転写ベルト5の下面との隙間を従動ローラー22の軸方向(前後方向)に亘って塞ぐように、最も上流側の現像ユニット13の上面に設けられている。具体的に、第2補助ブラシ62は、図5に示すように、最も上流側の現像ユニット13のケーシング30の上側カバー部30aの上面に設けられている。第2補助ブラシ62は、中間転写ベルト5のうち、従動ローラー22との接触部とテンションローラー23との接触部との間に当接している。テンションローラー23は、最も上流側の画像形成ユニット10の一次転写ローラー14と従動ローラー22との間に配置されている。

0033

第2補助ブラシ62は、上側カバー部30aの上面に固定された基材62aと、基材62aに植設された多数のブラシ毛により構成されたブラシ部62bとを備えている。基材62aは、板状に形成されて、上側カバー部30aの突出部30b上に設けられている。基材62aは、中間転写ベルト5のうちブラシ部62bが当接する部分(以下、「ブラシ当接部分」という。)と略平行に設けられている。ブラシ部62bではブラシ毛の長さが略均一である。本実施形態では、中間転写ベルト5の回転中に、複数のブラシ毛の先端側が中間転写ベルト5によって下流側へ引っ張られて中間転写ベルト5に対し傾斜した状態(少し寝た状態)となるように、複数のブラシ毛の各々について、基材62a(植設面)からの突出長が、該ブラシ毛の植設位置における基材62a(植設面)から中間転写ベルト5までの距離(以下、「隙間距離」という。)よりも長くなっている。そのため、複数のブラシ毛が中間転写ベルト5に密着する。

0034

−実施形態の効果等−
ここで、第2補助ブラシ62を備えていない従来の画像形成装置では、図6に示すように、ダクト形成部材38の側壁部とケーシング30との継ぎ目37などから、冷却ダクト39を流通する空気が漏れ出てしまう。冷却ダクト39から漏れた空気は、破線の矢印に示すように、最も上流側の画像形成ユニット10において現像ローラー31と感光体ドラム11との隙間を通過する。その際、現像ローラー31上のトナーが巻き上がり、画像形成装置本体2内にトナーが飛散し、中間転写ベルト5などの部品に付着する虞がある。この場合、中間転写ベルト5から記録紙Pに転写される画像の品質が低下する虞がある。

0035

また、現像ローラー31と感光体ドラム11との隙間を通過した空気は、さらに中間転写ベルト5と現像ユニット13(上側カバー部30a)との隙間を通過し、クリーニングローラー51などが配置されたケーシング55内に流入する。これにより、ケーシング55内では、クリーニングローラー51によって中間転写ベルト5から除去されてケーシング30内に堆積しているトナーが巻き上がり、クリーニングローラー51に再付着する虞がある。クリーニングローラー51にトナーが再付着した場合、そのトナーは中間転写ベルト5に再付着し、その状態で画像形成部3によって中間転写ベルト5にトナー像が転写される。その結果、中間転写ベルト5から記録紙Pに転写される画像の品質が低下する虞がある。

0036

それに対し、本実施形態では、最も上流側の現像ユニット13と中間転写ベルト5との隙間が、前後方向に亘って第2補助ブラシ62によって塞がれ、その隙間を空気が通過しにくくなっている。ケーシング55内は、第2補助ブラシ62によってほぼ密閉された状態となっている。そのため、冷却ダクト39から漏れた空気は、最も上流側の現像ユニット13と中間転写ベルト5との隙間をほとんど通過せず、感光体ドラム11と現像ローラー31との隙間もほとんど通過しない。従って、冷却ダクト39から漏れた空気によるトナーの巻き上がりを抑制することができ、この巻き上がりに起因する画質の低下を抑制することができる。

0037

また、本実施形態では、クリーニングローラー51によって中間転写ベルト5から除去しきれなかった紙粉を除去するために、第2補助ブラシ62を設けている。そのため、紙粉が感光体ドラム11に付着することを抑制でき、紙粉の付着に起因する画質の低下を抑制することができる。

0038

《他の実施形態》
上記実施形態において、第2補助ブラシ62のブラシ部62bが、スポンジブラシなど他の構成であってもよい。

0039

上記実施形態では、複数のブラシ毛の各々について基材62aからの突出長が、該ブラシ毛の植設位置における隙間距離よりも長いが、突出長を隙間距離と略等しくてもよい。

0040

上記実施形態では、画像形成装置1が、現像ユニット13を冷却する冷却装置40の冷却ダクト39から漏れ出た空気が、現像ユニット13とドラムユニットと間を流通するが、光走査装置4を冷却する冷却装置の冷却ダクトから漏れ出た空気が、現像ユニット13とドラムユニットと間を流通するものであってもよい。この場合も、第2補助ブラシ62を設けることで、光走査装置4を冷却する冷却装置の冷却ダクトから漏れ出た空気によるトナーの飛散及び巻き上がりを抑制することができる。

0041

上記実施形態では、画像形成装置1の一例としてタンデム方式のカラープリンターを挙げて説明したが、これに限ったものではなく、画像形成装置1は、例えば複写機複合機MFP)、又はファクシミリ等であってもよい。

0042

以上説明したように、本発明は、中間転写ベルト上に残留したトナーを除去するクリーニングローラーを備えた画像形成装置に有用である。

0043

1画像形成装置
3画像形成部
5中間転写ベルト
10画像形成ユニット
11感光体ドラム(像担持体)
13現像ユニット
22従動ローラー
31現像ローラー
39冷却ダクト
40冷却装置
41送風ファン(ファン)
51クリーニングローラー
61 第1補助ブラシ
62 第2補助ブラシ

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