図面 (/)

技術 車両用ドラムブレーキ

出願人 日信工業株式会社本田技研工業株式会社
発明者 小川裕之平塚明良小林靖
出願日 2016年8月30日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-167504
公開日 2018年3月8日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-035828
状態 特許登録済
技術分野 ブレーキ装置
主要キーワード レッジ面 両ウェブ 連結ばね 自動調整装置 リベット孔 制動間隙 トレーリング 両ブレーキシュー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

取付スペース制約を受けることなく、極力重量を増大させずにバックプレート補強できる車両用ドラムブレーキを提供する。

解決手段

車両用ドラムブレーキ1は、バックプレート2の内部に、ブレーキドラム摺接するブレーキシュー3,3を拡縮自在に収容するとともに、該ブレーキシュー3,3をバックプレート側に付勢するシューホールド機構10を備えている。バックプレート2の外周縁の車体取り付け時に上部となる部分を除いた位置に、フランジ状補強板14を取り付ける。補強板14は、バックプレート2の反車体側となる外面2fに、バックプレート2の外周縁に沿って取り付けられる取付部14aと、該取付部14aの外周縁から反車体側に略直角に突出する突出部14bとを備えている。

概要

背景

従来、車両用ドラムブレーキでは、バックプレートを比較的薄い板材で形成し、強度を必要とするアクスル挿通孔の周囲や、ブレーキシューが当接するアンカー部材取付位置に対応する部分に補強用押当て板を取り付けたものや(例えば、特許文献1参照。)、バックプレートの外周縁部に円環状の補強部材を取り付けたもの(例えば、特許文献2参照。)があった。

概要

取付スペース制約を受けることなく、極力重量を増大させずにバックプレートを補強できる車両用ドラムブレーキを提供する。車両用ドラムブレーキ1は、バックプレート2の内部に、ブレーキドラム摺接するブレーキシュー3,3を拡縮自在に収容するとともに、該ブレーキシュー3,3をバックプレート側に付勢するシューホールド機構10を備えている。バックプレート2の外周縁の車体取り付け時に上部となる部分を除いた位置に、フランジ状補強板14を取り付ける。補強板14は、バックプレート2の反車体側となる外面2fに、バックプレート2の外周縁に沿って取り付けられる取付部14aと、該取付部14aの外周縁から反車体側に略直角に突出する突出部14bとを備えている。

目的

本発明は、取付スペースの制約を受けることなく、極力重量を増大させずにバックプレートを補強できる車両用ドラムブレーキを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

バックプレートの内部に、ブレーキドラム摺接するブレーキシュー拡縮自在に収容するとともに、該ブレーキシューをバックプレート側に付勢するシューホールド機構を備えた車両用ドラムブレーキにおいて、前記バックプレートの外周縁の車体取り付け時に上部となる部分を除いた位置に、フランジ状補強板を取り付けたことを特徴とする車両用ドラムブレーキ。

請求項2

前記補強板は、前記バックプレートの反車体側となる外面から外方に突出することを特徴とする請求項1記載の車両用ドラムブレーキ。

請求項3

前記補強板は、車体取り付け時に、前記バックプレートの少なくとも前記シューホールド機構よりも下方となる位置に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ドラムブレーキ。

技術分野

0001

本発明は、車両用ドラムブレーキに関し、詳しくは、ブレーキドラム摺接するブレーキシュー拡縮自在に収容するバックプレート補強構造に関する。

背景技術

0002

従来、車両用ドラムブレーキでは、バックプレートを比較的薄い板材で形成し、強度を必要とするアクスル挿通孔の周囲や、ブレーキシューが当接するアンカー部材取付位置に対応する部分に補強用押当て板を取り付けたものや(例えば、特許文献1参照。)、バックプレートの外周縁部に円環状の補強部材を取り付けたもの(例えば、特許文献2参照。)があった。

先行技術

0003

特開2003−166567号公報
実開昭60−180829号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上述の特許文献1のものでは、バックプレートがアクスルの端部に取り付けられる際に、アクスル挿通孔の周囲にはベアリング等の部品が配置されていることから、取付スペース制約を受け、取付スペースに応じて押当て板の形状や肉厚を設定しなければならなかった。また、上述の特許文献2のものでは、バックプレートの外周部全体に補強部材が取り付けられていることから、重量が嵩んでいた。

0005

そこで本発明は、取付スペースの制約を受けることなく、極力重量を増大させずにバックプレートを補強できる車両用ドラムブレーキを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の車両用ドラムブレーキは、バックプレートの内部に、ブレーキドラムに摺接するブレーキシューを拡縮自在に収容するとともに、該ブレーキシューをバックプレート側に付勢するシューホールド機構を備えた車両用ドラムブレーキにおいて、前記バックプレートの外周縁の車体取り付け時に上部となる部分を除いた位置に、フランジ状補強板を取り付けたことを特徴としている。

0007

また、前記補強板は、前記バックプレートの反車体側となる外面から外方に突出すると好ましい。さらに、前記補強板は、車体取り付け時に、前記バックプレートの少なくとも前記シューホールド機構よりも下方となる位置に設けられると好適である。

発明の効果

0008

本発明の車両用ドラムブレーキによれば、バックプレートの外周縁に補強板を取り付けたことにより、取付スペースの制約を受けることなくバックプレートを補強することができ、さらに、フランジ状の補強板でバックプレートの外周側を補強することにより、バックプレートを簡単な構造で、極力重量を増大させることなく補強することができる。また、バックプレートを車体に取り付けた状態で上部となるバックプレートの外周縁には、補強板を設けていないことから、補強板を伝って外部から雨水がバックプレートの内部に浸入することを抑制できる。

0009

さらに、補強板を、バックプレートの反車体側の外面から外方に突出させたことにより、既存のドラムブレーキのバックプレートに、大幅な形状変更をすることなく簡単にバックプレートを補強することができる。

0010

また、車体取り付け時に、バックプレートの少なくともシューホールド機構よりも下方となる位置に補強板を設けたことにより、雨天時に補強板を伝って外部から雨水がバックプレートの内部に浸入することを抑制できる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一形態例を示すバックプレートの正面図である。
図1のII−II断面図である。
図1のIII−III断面図である。
本発明の一形態例を示す車両用ドラムブレーキの正面図である。
図4のV−V断面図である。
図4のVI−VI断面図である。

実施例

0012

図1乃至図6は、本発明の車両用ドラムブレーキの一形態例を示す図で、この車両用ドラムブレーキ1は、車体に固設されるバックプレート2の内面に、弓型に形成された一対のブレーキシュー3,3を配置し、両ブレーキシュー3,3の一端をホイルシリンダ4のピストン4aに、他端をアンカー5にそれぞれ当接させている。

0013

この車両用ドラムブレーキ1は、ブレーキシュー3,3をバックプレート2の半径方向外側へ拡開して、外周のライニング3a,3aをブレーキドラム(図示せず)に摺動させて制動作用を行うリーディングトレーリングタイプで、一方のブレーキシュー3には、パーキングレバー6の一端が支軸にて枢支され、該パーキングレバー6の他端には、パーキングレバー6を牽引するためのブレーキケーブル7が連結されている。

0014

各ブレーキシュー3は、バックプレート2と平行に配置されるウェブ3bと、該ウェブ3bの外縁に交差方向に固設されるリム3cと、該リム3cの外周面に貼着される前記ライニング3aとから成っている。各ブレーキシュー3は、ウェブ3bの略中間部が、シューホールドピン8とシューホールドスプリング9とによってバックプレート2にそれぞれ弾持され、シューホールドピン8とシューホールドスプリング9とによって、ブレーキシュー3をバックプレート側に付勢するシューホールド機構10が構成されている。また、両ウェブ3bの間には、ホイルシリンダ4の内側にシュー戻しばね11が、アンカー5の外側に連結ばね12がそれぞれ張設されていて、双方のブレーキシュー3を常時縮径方向へ付勢しており、更に、シュー戻しばね11のスプリング部11aの内周側を通過して、制動間隙自動調整装置13が配置されている。

0015

バックプレート2は、中央にアクスル挿通孔2aが形成され、該アクスル挿通孔2aの車体取り付け時における上部側には、ホイルシリンダ用の位置決め孔2bが穿設されている。アクスル挿通孔2aの下部側には、アンカー取付部2cが、バックプレート2の板材を内部側に平行に隆出させて形成され、該アンカー取付部2cには、リベット孔2d,2dが穿設されている。また、アクスル挿通孔2aの左右両側部には、バックプレート2の板材を内部側に平行に隆出させて形成したレッジ面2eが、ブレーキシュー3と対応する位置にそれぞれ3個ずつ円弧状に配列されている。

0016

また、バックプレート2の外周縁には、フランジ状の補強板14が取り付けられている。補強板14は、車体取り付け時にシューホールド機構10,10よりもやや上方位置から下方に向けて、バックプレート2の外周縁に沿って設けられ、バックプレート2の反車体側となる外面2fに、バックプレート2の外周縁に沿って取り付けられる取付部14aと、該取付部14aの外周縁から反車体側に略直角に突出する突出部14bとを備えている。

0017

本形態例は、上述のように、バックプレート2を車体に取り付けた状態で、シューホールド機構10,10よりもやや上方位置から下方に向けて、バックプレート2の外周縁にフランジ状の補強板14が取り付けられていることから、アクスル挿通孔2aの周囲に配置される部品による取付スペースの制約を受けることなくバックプレート2を補強することができる。さらに、バックプレート2を車体に取り付けた状態で上部となるバックプレート2の外周縁には、補強板14を設けていないことから、補強板14を伝って外部からバックプレート2の内部に雨水が浸入することを抑制できる。また、取付部14aと突出部14bとを備えたフランジ状の補強板14でバックプレート2の外周側を補強することにより、簡単な構造でバックプレート2を良好に補強することができるとともに、重量が増大することを極力防止することができる。さらに、既存のドラムブレーキのバックプレート2に、大幅な形状変更をすることなくバックプレート2を簡単に補強することができる。

0018

なお、本発明は上述の形態例のように、リーディング・トレーリングタイプのドラムブレーキに限るものではなく、どのようなタイプのドラムブレーキにも適用することができる。さらに、補強板の取り付け位置は上述の形態例に限定されるものではなく、バックプレートの外周縁の車体取り付け時に上部となる部分を除いた適宜な位置に設けられればよい。

0019

1…車両用ドラムブレーキ、2…バックプレート、2a…アクスル挿通孔、2b…位置決め孔、2c…アンカー取付部、2d…リベット孔、2e…レッジ面、2f…外面、3…ブレーキシュー、3a…ライニング、3b…ウェブ、3c…リム、4…ホイルシリンダ、4a…ピストン、5…アンカー、6…パーキングレバー、7…ブレーキケーブル、8…シューホールドピン、9…シューホールドスプリング、10…シューホールド機構、11…シュー戻しばね、11a…スプリング部、12…連結ばね、13…制動間隙自動調整装置、14…補強板、14a…取付部、14b…突出部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 本田技研工業株式会社の「 パーキング装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】小型化及び構成の簡素化を図ることができるパーキング装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一態様に係るパーキング装置1は、軸線回りに回転可能に構成されたシャフト22と、シャフト22... 詳細

  • 株式会社豊田自動織機の「 ドラムブレーキ」が 公開されました。( 2020/10/22)

    【課題】ドラム本体に作用する面圧を調整することができるブレーキ機構を提供すること。【解決手段】1つのブレーキシュー30が有する第1分割シューウェブ31a及び第2分割シューウェブ31bは、第1分割シュー... 詳細

  • 中央発條株式会社の「 幕体巻取装置」が 公開されました。( 2020/10/22)

    【課題】 雰囲気温度変化に応じて、幕体の巻取速が大きく変動してしまうことを抑制可能な幕体巻取装置の一例を開示する。【解決手段】 幕体巻取装置に係る第2制動機構6は、少なくとも巻取ドラム3が巻取向き... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ