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技術 欄干パネルの搬出方法

出願人 フジテック株式会社
発明者 渡邉雅也田浦靖典永添智志中嶋義則西口俊二
出願日 2016年8月31日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-169780
公開日 2018年3月8日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2018-034960
状態 特許登録済
技術分野 エスカレータ,移動歩道
主要キーワード ライナー板 取り外し対象 弛み止めナット 字アングル 収納態様 昇り用 押えボルト 巾着袋
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

飛散防止フィルムから破片脱落したとしても、当該破片のフロア等への落下を可能な限り防止できる、破損した欄干パネル搬出方法を提供すること。

解決手段

乗客コンベアであるエスカレータ200から、破損した欄干パネル24を搬出する方法を、搬出対象となる欄干パネル24の下端縁部を支持する固定器具204による固定を解除すると共に、上端縁部に固定された被固定部材である取付部材208の固定を解除する解除工程と、固定器具204による固定および取付部材208の固定が解除された欄干パネル24を袋160に収納する収納工程と、袋160に収納された欄干パネル24を袋160ごと搬送する搬送工程とで構成した。

概要

背景

乗客コンベア、例えば、エスカレータでは、環状に連結されて循環走行する踏段走行路を含む乗客通路の両側に、当該通路に沿って列設されてなる複数の欄干パネル構成部材とする欄干が設置されている。この欄干パネルには、近年において意匠性重視される中、デパート等の商業施設においては、ガラス製のものが多く用いられている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。ガラス製の欄干パネルは、強化板ガラスの片面に飛散防止フィルムが貼着されてなるものである。

飛散防止フィルムは、強化板ガラスにおいて、一般的に、前記通路とは反対側の主面の全面に貼着されている。通路側の主面に貼着すると、飛散防止フィルムが、乗客の手荷物等に擦られて汚損し、意匠性が損なわれるからである。

欄干パネルの各々は、その下端縁部が、当該下端縁部に沿って間隔を空けて設置された複数の固定器具に固定されて支持されている。また、欄干パネルの上端縁部には、移動手摺を案内するガイドレールが固定されている。あるいは、ガイドレールを、取付部材を介して前記上端縁部に取り付ける場合には、当該上端縁部には、前記取付部材が固定されている。以下、欄干パネルの上端縁部に固定されたガイドレールおよび取付部材を総称して、被固定部材と言う。

欄干パネルは、耐用年数が当来した場合の他、前記強化板ガラスが粒状にひび割れるといった、いわゆる自然破損した場合に交換がなされる。

交換に際しては、先ず、破損した欄干パネルの上端縁部に固定されている被固定部材の固定を解除すると共に、下端縁部を固定している前記固定器具による固定を解除する。

そして、欄干パネルを前記被固定部材および前記固定器具から取り外して、例えば、エスカレータが設置されている商業施設外まで搬送する。欄干パネルは相当な面積と相当な重量を有するため、当該搬送には、多くの場合台車が用いられる。

概要

飛散防止フィルムから破片脱落したとしても、当該破片のフロア等への落下を可能な限り防止できる、破損した欄干パネルの搬出方法を提供すること。乗客コンベアであるエスカレータ200から、破損した欄干パネル24を搬出する方法を、搬出対象となる欄干パネル24の下端縁部を支持する固定器具204による固定を解除すると共に、上端縁部に固定された被固定部材である取付部材208の固定を解除する解除工程と、固定器具204による固定および取付部材208の固定が解除された欄干パネル24を袋160に収納する収納工程と、袋160に収納された欄干パネル24を袋160ごと搬送する搬送工程とで構成した。

目的

本発明は、上記した課題に鑑み、飛散防止フィルムから破片が脱落したとしても、当該破片のフロア等への落下を可能な限り防止できる欄干パネルの搬出方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

循環走行して乗客を搬送する無端搬送体走行路を含む乗客の通路に沿って立設された、強化板ガラスの片面に飛散防止フィルムが貼着されてなる欄干パネルを有し、当該欄干パネルは、その下端縁部が固定器具に固定されて支持されていて、上端縁部には、前記無端搬送体と同期して循環走行する移動手摺を設けるための被固定部材が固定されている乗客コンベアから、破損した欄干パネルを搬出する方法であって、搬出対象となる欄干パネルの下端縁部を支持する固定器具による固定を解除すると共に、上端縁部に固定された被固定部材の固定を解除する解除工程と、前記固定器具による固定および前記被固定部材の固定が解除された欄干パネルを袋に収納する収納工程と、前記袋に収納された欄干パネルを当該袋ごと搬送する搬送工程と、を有することを特徴とする欄干パネルの搬出方法

請求項2

前記片面は、前記強化板ガラスの前記通路とは反対側の主面であり、前記解除工程の前に、前記強化板ガラスの前記通路側の主面に、バックアップ板接着する接着工程を有することを特徴とする請求項1に記載の欄干パネルの搬出方法。

請求項3

前記収納工程は、前記欄干パネルの前記上端縁部を前記被固定部材に留めたまま、前記下端縁部を前記通路側に振って、当該下端縁部を前記固定器具から取外し、斜めになった欄干パネルの下端縁部から前記上端縁部に向かって前記袋を被せる被覆工程を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の欄干パネルの搬出方法。

技術分野

0001

本発明は、欄干パネル搬出方法に関し、特に、エスカレータその他の乗客コンベアを構成する欄干パネルが破損した場合における、当該破損した欄干パネルの搬出方法に関する。

背景技術

0002

乗客コンベア、例えば、エスカレータでは、環状に連結されて循環走行する踏段走行路を含む乗客通路の両側に、当該通路に沿って列設されてなる複数の欄干パネルを構成部材とする欄干が設置されている。この欄干パネルには、近年において意匠性重視される中、デパート等の商業施設においては、ガラス製のものが多く用いられている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。ガラス製の欄干パネルは、強化板ガラスの片面に飛散防止フィルムが貼着されてなるものである。

0003

飛散防止フィルムは、強化板ガラスにおいて、一般的に、前記通路とは反対側の主面の全面に貼着されている。通路側の主面に貼着すると、飛散防止フィルムが、乗客の手荷物等に擦られて汚損し、意匠性が損なわれるからである。

0004

欄干パネルの各々は、その下端縁部が、当該下端縁部に沿って間隔を空けて設置された複数の固定器具に固定されて支持されている。また、欄干パネルの上端縁部には、移動手摺を案内するガイドレールが固定されている。あるいは、ガイドレールを、取付部材を介して前記上端縁部に取り付ける場合には、当該上端縁部には、前記取付部材が固定されている。以下、欄干パネルの上端縁部に固定されたガイドレールおよび取付部材を総称して、被固定部材と言う。

0005

欄干パネルは、耐用年数が当来した場合の他、前記強化板ガラスが粒状にひび割れるといった、いわゆる自然破損した場合に交換がなされる。

0006

交換に際しては、先ず、破損した欄干パネルの上端縁部に固定されている被固定部材の固定を解除すると共に、下端縁部を固定している前記固定器具による固定を解除する。

0007

そして、欄干パネルを前記被固定部材および前記固定器具から取り外して、例えば、エスカレータが設置されている商業施設外まで搬送する。欄干パネルは相当な面積と相当な重量を有するため、当該搬送には、多くの場合台車が用いられる。

先行技術

0008

特開2013−124182号公報
特開2012−246072号公報
特開2010−215393号公報
特開平5−319759号公報

発明が解決しようとする課題

0009

この場合、破損した欄干パネルにおいて、粒状になった破片の各々は、飛散防止フィルムに貼り付いているため、文字通り、一応、破片が飛散するのは防止される。

0010

しかしながら、上記したように、欄干パネルを台車に載せて搬送すると、振動によって、特に、台車からはみ出した欄干パネルの端部部分の破片が飛散防止フィルムから脱落して、買い物客が行き交うフロアに落下してしまうおそれがある。

0011

なお、上記の課題は、エスカレータのみならず他の乗客コンベア、例えば、移動歩道を構成する欄干パネルを搬出する場合にも共通する。

0012

本発明は、上記した課題に鑑み、飛散防止フィルムから破片が脱落したとしても、当該破片のフロア等への落下を可能な限り防止できる欄干パネルの搬出方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記の目的を達成するため、本発明に係る欄干パネルの搬出方法は、循環走行して乗客を搬送する無端搬送体の走行路を含む乗客の通路に沿って立設された、強化板ガラスの片面に飛散防止フィルムが貼着されてなる欄干パネルを有し、当該欄干パネルは、その下端縁部が固定器具に固定されて支持されていて、上端縁部には、前記無端搬送体と同期して循環走行する移動手摺を設けるための被固定部材が固定されている乗客コンベアから、破損した欄干パネルを搬出する方法であって、搬出対象となる欄干パネルの下端縁部を支持する固定器具による固定を解除すると共に、上端縁部に固定された被固定部材の固定を解除する解除工程と、前記固定器具による固定および前記被固定部材の固定が解除された欄干パネルを袋に収納する収納工程と、前記袋に収納された欄干パネルを当該袋ごと搬送する搬送工程と、を有することを特徴とする。

0014

また、前記片面は、前記強化板ガラスの前記通路とは反対側の主面であり、前記解除工程の前に、前記強化板ガラスの前記通路側の主面に、バックアップ板接着する接着工程を有することを特徴とする。

0015

さらに、前記収納工程は、前記欄干パネルの前記上端縁部を前記被固定部材に留めたまま、前記下端縁部を前記通路側に振って、当該下端縁部を前記固定器具から取外し、斜めになった欄干パネルの下端縁部から前記上端縁部に向かって前記袋を被せる被覆工程を含むことを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明に係る欄干パネルの搬出方法によれば、下端縁部を支持する固定器具の固定が解除され、上端縁部に固定された被固定部材の固定が解除された、強化板ガラスの片面に飛散防止フィルムが貼着されてなる欄干パネルは、袋に収納され、当該袋ごと搬送されるので、前記強化板ガラスの破片が前記飛散防止フィルムから脱落したとしても、当該破片は前記袋内に留まるため、搬送中に、例えば、乗客コンベアが設置されている建築物のフロアに前記破片が落下するのを可能な限り防止することができる。

図面の簡単な説明

0017

欄干パネルの搬出対象となるエスカレータの概略構成を示す斜視図である。
上記エスカレータを構成する欄干の概略構成を示す断面図である。
上記欄干を構成する欄干パネルを固定支持する固定器具の、(a)は平面図を、(b)は正面図を、(c)は前記平面図に対する右側面図を、(d)は固定器具の構成部材であるシャフトの先端部分の拡大斜視図をそれぞれ示している。
上記欄干パネルの搬出作業途中における、上記固定器具の一状態を示す図である。
欄干パネルの上端縁部に設けられた取付部材の、(a)は前記上端縁部に固定された状態を、(b)は固定が解除された状態をそれぞれ示す断面図である。
(a)は上記取付部材を上記欄干パネルに固定するくさび部材に引上げボルト螺合した状態を、(b)は当該引上げボルトによって前記取付部材の固定が解除された状態をそれぞれ示す断面図である。
(a)は上記欄干を構成する欄干パネルの概略構成を示す正面図であり、(b)は同背面図であり、(c)は同左側面図である。
上記欄干パネルの取外しに用いられる欄干パネル取外し用具の、(a)は正面図を、(b)は左側面図を、(c)は下面図をそれぞれ示している。
上記欄干パネル取外し用具を構成するプラスチック段ボールの、(a)は一部を省略した斜視図であり、(b)は筋目の方向から見た一部省略側面図である。
上記欄干パネル取外し用具を構成する取っ手ユニットの斜視図である。
欄干パネルの搬出に用いる袋の概略構成を示す図である。
上記欄干パネル取外し用具を用いた欄干パネル取外し作業および上記袋への欄干パネルの収納作業を説明するための図である。
(a)は欄干パネルの上記袋への収納作業を説明するための図であり、(b)は、当該欄干パネルが当該袋に収納された状態を示す図である。
欄干パネルの搬出対象となる他のエスカレータを構成する欄干の概略構成を示す断面図である。
(a)は、図14におけるE部の拡大断面図であり、(b)は紙面垂直方向における別の位置で切断し、E部と同じ向きに見た拡大断面図である。
上記他のエスカレータにおける、(a)はくさび部材の正面図、(b)は同下面図、(c)は同左側面図、(d)はI-I線断面図、(e)はII-II線断面図、(f)はIII-III線断面図をそれぞれ示している。
取付部材において、上記くさび部材が設けられる箇所の、(a)は上から見た図を、(b)は図15(a)におけるJ-J線断面図を、(c)はVI-VI線断面図を、(d)はV-V線断面図を、(e)はIV-IV線断面図をそれぞれ示している。
欄干パネルに対する取付部材の固定が解除された状態における、(a)は図15(a)と同じ位置で切断した拡大断面図であり、(b)は図15(b)と同じ位置で切断した拡大断面図である。
欄干パネルに対する取付部材の固定を解除する方法を説明するための図である。
上記他のエスカレータにおける固定器具において、(a)は欄干パネルを固定保持した状態における斜視図であり、(b)は(a)に示す状態から可動ブラケット固定ブラケットに対してスライドさせた状態を示す斜視図である。
上記他のエスカレータにおける固定器具およびその近傍の拡大図である。
上記他のエスカレータにおける固定器具において、欄干パネルの固定が解除された状態を示す斜視図である。
上記他のエスカレータにおける、欄干パネル取外し用具を用いた欄干パネル取外し作業および袋への欄干パネルの収納作業を説明するための図である。

実施例

0018

以下、本発明に係る、欄干パネルの搬出方法の実施形態について、エスカレータを構成する欄干パネルを搬出する場合を例に説明する。

0019

<エスカレータの全体構成>
先ず、欄干パネルを搬出する対象となるエスカレータ10について説明する。図1に示すように、エスカレータ10は、環状に連結されて循環走行し、乗客を搬送する無端搬送体である複数の踏段12を有する。踏段12の走行路および上下の昇降口出入口)を含む乗客の通路PWの両側には、欄干14,16が設置されている。

0020

欄干14,16の各々は、通路PWに沿って立設された複数の欄干パネル17,18,…,18,19を有する(図1において、欄干パネルは、片側の欄干14を構成する欄干パネルのみに符号を付している。)。欄干パネル17,18,19の各々は、ガラス製であり、後述するように、強化板ガラスと強化板ガラスの所定の範囲に貼着された飛散防止フィルムとを含むものである。

0021

複数の欄干パネル17,18,…,18,19の外周には、ガイドレール(図1では不図示)に案内され、踏段12と同期して(すなわち、同じ向きに同じ速度で)循環走行する無端ベルト状をした移動手摺20,22がそれぞれ設けられている。前記ガイドレールに案内される移動手摺20,22は、複数の欄干パネル17,18,19の上端に沿って走行する区間(乗客が掴む区間)では、水平方向に走行した後、カーブして直線的に斜行し、またカーブして再び水平方向に走行する。

0022

エスカレータ10は、例えば、建築物内の階下のフロアDSと階上のフロアUSとの間に架け渡されて設置されている。エスカレータ10は、踏段12の走行の向きが切り替えられて、昇り用あるいは下り用として用いられ、踏段12に乗った乗客が、階下のフロアDSから階上のフロアUS、あるいは階上のフロアUSから階下のフロアDSへと搬送される。

0023

〔欄干〕
次に、欄干14,16について説明する。欄干14と欄干16とは、通路PWを挟んで対称的に設置されていて、基本的には同じ構成を有している。よって、欄干14を代表に図2を参照しながら説明し、欄干16についての説明は省略することとする。なお、図2は、移動手摺20が斜行する区間において、移動手摺20の走行方向と直交する平面で切断した図である。また、図2において、後述する固定器具26は切断せずに表しており、その他の部材についての切断面のハッチングは、便宜上、省略している。

0024

欄干14を構成する欄干パネル18は、方形の強化板ガラス182と、強化板ガラス182表面の一部に接着剤(不図示)によって貼着された飛散防止フィルム184とを含む。強化板ガラス182は、例えば、透明ガラスであり、飛散防止フィルム184は、例えば、透明フィルムである。なお、図において、飛散防止フィルム184の厚みは強化板ガラス182の厚みに比して誇張して描いている。

0025

飛散防止フィルム184は、強化板ガラス182が破損した場合に、文字通り、その破片が飛散するのを防止するためのものであり、例えば、ポリエステルからなる。強化板ガラス182における飛散防止フィルム184の貼着領域については後述する。

0026

〔固定器具等〕
図2に示すように、欄干14を構成する欄干パネル18の各々は、その下端縁部がそれぞれ、通路PWに沿って設置された複数台(例えば、2台)の固定器具26よってトラス28に固定されている。固定器具26は、いずれも同様の構成なので、一の固定器具26について説明する。

0027

固定器具26は固定ブラケット30と可動ブラケット32とを有し、固定ブラケット30が締結部材であるボルト34B、ナット34Nによってトラス28に固定されて、固定器具26はトラス28に取り付けられている。なお、固定ブラケット30は、2組のボルト34B・ナット34Nでトラス28に固定されているのであるが、図2には、一方のボルト34B・ナット34Nのみが現れている。
固定ブラケット30には、ボルト・ナット36によって、外デッキ40が取り付けられている。

0028

続いて、固定器具26の詳細について、図3を参照しながら説明する。固定器具26は前述の通り、固定ブラケット30と可動ブラケット32とを有する。
固定ブラケット30は、トラス28(図2)に固定する際にボルト34B(図2)が挿通されるボルト挿通孔44を有する。固定ブラケット30には、トラス28に固定された状態で、垂直面をなす受け面46が形成されている。受け面46は、固定器具26で後述のように欄干パネル18を固定支持した状態(図2)で欄干パネル18の下端部の通路PWとは反対側の主面部分と対向する面である。

0029

可動ブラケット32は、固定ブラケット30に対し、シャフト48によって、後述するように揺動可能に軸支されている。シャフト48は、円柱形丸棒の両端に、いわゆる二面取り加工を施したものである。この二面取り加工により、シャフト48の両端(図3(d)では、一端のみを図示)には、平行な2面を有する板状部48Aが形成されている。シャフト48は、板状部48A以外の円柱部48Bが、図3(a)において、固定ブラケット30を上下方向に貫通する孔(不図示)に挿入されており、板状部48Aのみが、固定ブラケット30の両側面30Aから突出している。なお、シャフト48の円柱部48Bと固定ブラケット30に形成された前記孔(不図示)の各々には、対応するキー溝(不図示)が形成されており、シャフト48は、当該孔(不図示)に対し、円柱部48Bが不図示の平行キーによって、回転不能に取り付けられている。

0030

可動ブラケット32は、図3(a)における上下方向両端部において、左方向に延びる一対のアーム部50を有している。アーム部50各々の先端部には、前記上下方向に貫通するだるま穴52(図3(b)に、一方のみを図示)が開設されている。だるま穴52は、円形部52Aとこれに連通した長穴部52Bとからなる。長穴部52Bの幅は、シャフト48の板状部48Aがガタツクことなく係合する大きさとなっている。また、円形部52Aの直径は、シャフト48の円柱部48Bよりも僅かに大きい寸法となっている。

0031

そして、両だるま穴52にシャフト48の板状部48Aが挿入されて、可動ブラケット32が固定ブラケット30に取り付けられている。板状部48Aがだるま穴52の長穴部52Bに係合している図3(b)に示す状態では、可動ブラケット32は、固定ブラケット30に対し、シャフト48の軸心周りに揺動不能となる。一方、可動ブラケット32が、矢印Aの向きに押し込まれて、だるま穴52の円形部52Aに板状部48Aが進入すると、可動ブラケット32は、シャフト48の軸心周りに揺動可能となる。

0032

ここで、板状部48Aが長穴部52Bに(その奥まで進入して)、係合している状態を、可動ブラケット32が固定ブラケット30に対し「固定状態」にあると言い、板状部48Aが長穴部52Bから外れて円形部52Aに存する状態を、可動ブラケット32が固定ブラケット30に対し「可動状態」にあると言うこととする。

0033

可動ブラケット32は、固定状態で、欄干パネル18(図2)の下端面を後述するクッションパッド76,78を介して支持することとなる支持部54を有する。支持部54は、略長方形の板状をしている。上述した両アーム部50は、図3(a)において、支持部54の上下方向両端部から左方向に延出されている。

0034

可動ブラケット32は、支持部54において両アーム部50とは反対側の端部から垂直に立ち上がり、固定状態で、固定ブラケット30の受け面46と対向する対向部56,58を有する。対向部56,58の各々には、固定ブラケット30に対し可動ブラケット32が固定状態で、固定ブラケットの受け面46に垂直な方向に形成された2つの雌ねじ(合計で4つ、いずれも不図示)がそれぞれ形成されており、当該雌ねじの各々には、圧接部材である圧接ボルト60,62,64,66が螺入されている。また、圧接ボルト60,62,64,66の各々には、弛み止めナット68,70,72,74がそれぞれ螺合されている。

0035

可動ブラケット32の支持部54の上面には、平板状をしたゴムなどの弾性部材からなるクッション部材であるクッションパッド76,78が貼着されている。

0036

図2戻り、欄干パネル18の下端部と固定ブラケット30の受け面46との間には、長方形状をしたゴムなどからなる弾性部材であるクッションシート80が挟まれている。クッションシート80は、主面が受け面46と同じ形状をしており、受け面46に重ねた状態で、受け面46に貼着されている。

0037

欄干パネル18の下端部と圧接ボルト60,62,64,66(図2には、2本のみが現れている)の先端との間には、片持ち状の支持具84の一部と圧接板82が挟まれている。圧接板82は、長方形をした鋼板と同じ長方形をしたゴムシートとが貼り合わされてなる2層構造をした板体(図には、当該2層構造を表していない)であり、欄干パネル18側にゴムシートがあてがわれる形で、挟みこまれている。支持具84は、逆「レ」字状に屈曲された金属板体からなる。支持具84には、後述する内デッキ86が取り付けられている。

0038

欄干パネル18の下端面の一部は、クッションパッド76,78(図2では、クッションパッド76のみが現れている)上面と当接していて、前記下端面はクッションパッド76,78を介して可動ブラケット32の支持部54に支持されている。なお、クッションパッド76,78は、必須の構成部材ではなく、無くても構わない。その場合には、欄干パネル18は、その下端面が支持部54に当接して、支持部54に支持されることとなる。

0039

図2に示す状態で、受け面46と対向する対向部56,58の雌ねじ(不図示)に螺入された(取り付けられた)圧接ボルト60,62,64,66は、強く締め付けられていて、その先端が圧接板82および支持具84を介して欄干パネル18の下端部を受け面46に向かって圧接することにより、欄干パネル18は、その下端部でトラス28に固定支持されている。そして、圧接ボルト60,62,64,66の弛みを防止するため、弛み止めナット68,70,72,74が締め付けられている。

0040

欄干パネル18をその下端縁部でトラス(不図示)に支持する固定器具26に上記のように固定された支持具84の上端部は、欄干パネル18側から通路PW側へ張り出した部84Aに形成されている。

0041

支持具84の庇部84Aには、平面視でその上側に内デッキ86の一部が重ねられている。内デッキ86は、基本的には、長尺ステンレス鋼板を、その横断面が「へ」字状になるように曲げ加工板金加工)されたものである。ここで、内デッキ86において、水平方向に対し傾いている部分を傾斜部86Aと称し、鉛直方向に平行な部分を側板部86Bと称することとする。内デッキ86の全長は、例えば、3600mmである。内デッキ86の傾斜部86Aにおいて庇部84Aと重なる重なり部86Cには、長手方向に所定の間隔(例えば、600mm)をあけて、バーリング加工が施されていて、これにより下方へ突出した円筒部86Dが前記所定の間隔で複数個形成されている。

0042

支持具84の庇部84Aには、内デッキ86の円筒部86Dに対応させて、その厚み方向に雌ねじが形成されており、円筒部86Dに上側から挿入された締結部材である皿ねじ87が、当該雌ねじに螺合している。皿ねじ87によって、重なり部86Cと庇部84Aとが締結されている。

0043

内デッキ86の欄干パネル18側端部には端部カバー88が装着されている。端部カバー88は、軟質合成樹脂からなり、全長に亘って横断面形状が一様な帯状をした部材である。

0044

内デッキ86の側板部86B内側に上端縁部を重ね、不図示の支持部材で支持されて、スカートガード90が立設されている。

0045

欄干パネル18が破損した場合等、交換のため、固定器具26による固定が解除されて、欄干パネル18が取り外される。固定解除の手順について、以下に説明する。

0046

(i)まず、破損した欄干パネル18下部に対応する(対向する)、一又は複数枚の内デッキ86およびスカートガード90を取り外す。

0047

(ii)次に、弛み止めナット68,70,72,74(図2図3)を弛めた後、圧接ボルト60,62,64,66(図2図3)を弛め、さらに、圧接ボルト60,…,66を、その先端の各々が対向部56,58(図2図3)内に没入するまで、通路PW側に螺進させて後退させる。

0048

(iii)そして、圧接板82および支持具84を取り除き、可動ブラケット32を、図2の矢印Aの向きに押し込み、シャフト48の板状部48A(図3(d))がだるま穴52(図3)の円形部52Aに位置するようにする。すなわち、可動ブラケット32を固定ブラケット30に対し、「固定状態」から「可動状態」にする。
(i)〜(iii)の作業が終了した状態を図4に示す。

0049

(iv)可動状態にある可動ブラケット32を、シャフト48を中心に矢印Cの向き(時計方向)に揺動させる。すなわち、可動ブラケット32を、シャフト48を中心に欄干パネル18の下方へ揺動させる。

0050

(v)可動ブラケット32を上記のように揺動させることにより、可動ブラケット32は、対向部56,58(図3)が受け面46と対向する姿勢図2図4)から、対向部56,58が圧接ボルト60,…,66と共に欄干パネル18の下方へ揺動して、欄干パネル18の下端部の通路PW側前方を開放すると共に、支持部54が欄干パネル18下端面から下方へ離間して欄干パネル18の固定が解除された姿勢(図11)となる。

0051

〔取付部材等〕
下端縁部が固定器具26で固定された欄干パネル18の上端部には、図2に示すように、被固定部材である取付部材106等を介して照明器具104が取り付けられている。

0052

取付部材106は、アルミニウム押出形材からなり、欄干パネル18の上端縁に沿って、複数本が間隔を空けて列設されている。

0053

照明器具104は、取付部材106にL字アングル部材108を介して取り付けられたホルダ110を有し、ホルダ110には、蛍光ランプ112が嵌め込まれている。

0054

取付部材106を覆うように、横断面が略「コ」字状をした長尺の手摺デッキ114が、不図示のねじによって、取付部材106に取り付けられている。手摺デッキ114は、ステンレス鋼板を板金加工したものである。

0055

一本の手摺デッキ114は、一本の取付部材106よりも長く、複数本の取付部材106に亘って、一本の手摺デッキ114が取り付けられている。これにより、隣接する取付部材106は、両者に取り付けられた手摺デッキ114によって連結されていることになる。

0056

手摺デッキ114の開口部には、蛍光ランプ112を覆うように、合成樹脂からなる半透明ランプカバー116が取り付けられている。

0057

取付部材106上部には、手摺デッキ114を介してガイドレール118が固定されている。ガイドレール118は、例えば、ステンレス鋼板を板金加工して作製されたものである。ガイドレール118は、取付部材106上面に対応する底板部118Aを有し、底板部118Aがスポット溶接(不図示)により手摺デッキ114に接合されている。ガイドレール118は、また、底板部118Aの両端縁から上方へ立ち上がった縦板部118B,118Cと、縦板部118B,118Cの上端から外方へ張り出したフランジ部118D,118Eとを有する。両フランジ部118D,118E間は、図2に示すように開口されている。

0058

ガイドレール118には、両フランジ部118D、118E間の開口部を塞ぐように、両フランジ部118D,118Eに移動手摺20が取り付けられている。

0059

上記のようにして、照明器具104やガイドレール118が設けられた取付部材106の欄干パネル18上端部への取付態様について、図5を参照しながら説明する。

0060

図5(a)に示すように、取付部材106は、下方に開口された溝部120を有し、溝部120が欄干パネル18の上端部に上方から嵌め込まれている。

0061

溝部120の第1側壁120Aは、欄干パネル18の一方の主面に沿うように形成されていると共に、第1側壁120Aに対向する第2側壁120Bは、欄干パネル18の他方の主面との間隔が下方程狭くなる斜面に形成されている。

0062

欄干パネル18の前記他方の主面と第2側壁120Bとの間には、紙面に垂直な方向に細長いくさび部材124が設けられている。くさび部材124は、金属材料(例えば、ステンレス鋼)、または硬質の合成樹脂からなる。

0063

底板部118Aと手摺デッキ114の各々には、連通する貫通孔118F、貫通孔114Aが開設されている。また、取付部材106において、貫通孔118F,114Aに対応する位置には、上下に貫通する雌ねじ106Aが形成されている。

0064

雌ねじ106Aには、上部から押えボルト126が螺合している。押えボルト126が締め込まれて、押えボルト126の先端でくさび部材124が押し下げられ、くさび作用によって、欄干パネル18の上端部に取付部材106が固定されている。

0065

取付部材106の欄干パネル18への固定を解除するには、図6に示すように、ナット128が螺合した引上げボルト130を用いる。くさび部材124上面の押えボルト126(図5)による押圧位置とは異なる位置には、雌ネジ(不図示)が形成されている。当該雌ねじに対応させて、底板部118A、手摺デッキ114、取付部材106の各々には、連通する長孔118G、長孔114B、長孔106Bが開設されている。長孔118G、長孔114B、長孔106Bは、紙面に垂直な方向が幅方向となるように開設されており、当該幅は、引上げボルト130の呼び径よりも大きく、ナット128の二面幅よりも小さい長さに設定されている。

0066

上記の構成において、くさび部材124を弛めるときは、先ず、押えボルト126(図5(a))を弛め、さらに、その先端(下端)が雌ねじ106A内に進入するまで、上向きに螺進させる。

0067

次に、図6(a)に示すように、引上げボルト130をくさび部材124に形成された雌ねじ(不図示)に螺合させる。そして、ナット128を矢印の向きに回して、ナット128を下向きに螺進させる。ナット128が底板部118Aの上面に当接した後もナット128を回すと、引上げボルト130がナット128に対し、相対的に上向きに螺進し、これに伴い、引上げボルト130が螺合しているくさび部材124が上向きに引き上げられる。このようにして、くさび部材124が弛められ、取付部材106の欄干パネル18への固定が解除される。

0068

くさび部材124が、図6(b)に示す最大に引き上げられた状態では、取付部材106は、欄干パネル18の上端部に欄干パネル18の厚み方向に遊びを持って嵌った状態となる(図5(b)、図6(b))。

0069

〔欄干パネル〕
本例における欄干パネル18では、例えば、強化板ガラス182に自然破損が生じて交換するに際し、固定解除された固定器具26および取付部材106から取り外す場合、その上端縁部や下端縁部における破片が可能な限り脱落しないよう以下の工夫がなされている。

0070

図7は、欄干パネル18単体を示す図である。図7(a)は、設置された状態で通路PW側となる正面図であり、図7(b)は、通路PWとは反対側となる背面図であり、図7(c)は、左側面図である。なお、本図を含む全ての図において各部材間尺度統一していない。特に、欄干パネルを示す図においては、強化板ガラスの厚みに対する飛散防止フィルムの厚みは誇張して描いている。また、図7図14(a)、および、図15(a)において、飛散防止フィルムにはハッチングを施している。

0071

ここで、欄干パネルを構成する強化板ガラスにおいて、欄干パネルを設置した状態で、通路PWとは反対側となる主面を「第1主面」と称し、通路PW側となる主面を「第2主面」と称することとする。

0072

従来、強化板ガラスの第1主面のみに飛散防止フィルムが貼着されているところ、欄干パネル18では、図7に示すように、強化板ガラス182の第1主面182Aに加え、第2主面182Bにおける上端縁部182Uと下端縁部182Lを含む領域(図7(c))に飛散防止フィルム184を貼着した。

0073

ここで、強化板ガラス(182)における上端縁部(182U)とは、上端面(182Ue)から一定幅の領域であって、ガイドレール(118)を強化板ガラスに取り付けるための取付部材(106)が取り付けられる領域である。また、強化板ガラス(182)における下端縁部(182L)とは、下端面(182Le)から一定幅の領域であって、固定器具(26)によって固定される領域である。具体的には、本例において、上端縁部182Uは、図5(a)に示すように、取付部材106の第1側壁120Aとくさび部材124とで挟持される部分を含む領域である。下端縁部182Lは、固定器具26における圧接板82と受け面46とで挟持される部分を含む領域である。なお、照明器具等を有しないエスカレータにおいて、ガイドレールが直接的に強化板ガラスに取り付けられる場合における当該強化ガラスの上端縁部は、当該ガイドレールが嵌めこまれている領域である。

0074

欄干パネル18は、図7(b)、図7(c)に示すように、強化板ガラス182の第1主面182Aには、全面に飛散防止フィルム184が貼着されている。

0075

一方、強化板ガラス182の第2主面182Bにおいては、図2図7(c)に示すように、上端縁部182Uと下端縁部182Lに貼着されている。上端縁部182Uに貼着された飛散防止フィルム184は、さらに下方へ延長されて貼着されており、下端縁部182Lに貼着された飛散防止フィルム184は、さらに上方へ延長されて貼着されている。

0076

自然破損した強化板ガラス182の上下端部からの破片の脱落を防止するといった観点からは、第2主面182Bの上下端部において、出来るだけ大きな幅で飛散防止フィルム184を貼着することが好ましい。しかし、幅を広げすぎると、乗客から視認される部分が現れてしまう。乗客から視認される飛散防止フィルム部分が汚損すると、意匠性が損なわれてしまう。

0077

そこで、第2主面182Bにおいては、少なくとも、上端縁部182Uと下端縁部182Lを含み、乗客から視認されない領域に飛散防止フィルム184を貼着している。

0078

本例では、図5(a)に示すように、強化板ガラス182の第2主面182Bにおいて、くさび部材124で挟持された領域(すなわち、上端縁部182U)に貼着された飛散防止フィルム184は、さらに下方へ延長されて貼着されている。

0079

本例では、飛散防止フィルム184が、上端縁部182Uから下方へ少々はみ出しても、当該はみ出した部分は、手摺デッキ114等に隠れて、乗客からは視認されない。そこで、第2主面182Bの上端部においては、飛散防止フィルム184の貼着領域を、上端縁部182Uのみならず、手摺デッキ114等に隠れて乗客から視認されない最大範囲までの領域に飛散防止フィルム184を貼着している。

0080

また、第2主面182Bの下端部においては、下端縁部182Lから少々上方へはみ出しても、当該はみ出した部分は内デッキ86等に隠れて、乗客からは視認されない。そこで、第2主面182Bの下端部においては、飛散防止フィルム184の貼着領域を、下端縁部182Lのみならず、内デッキ86等に隠れて乗客から視認されない最大範囲までの領域に飛散防止フィルム184を貼着している。

0081

図7(a)において、2本の一点鎖線区画された内側の領域が、欄干パネル18がエスカレータ10に設置されている状態において、正面視で、通路PW側において露出している主面(本例では、強化板ガラス182の第2主面182B)部分(以下、「露出面18E」と言う。)である。

0082

第2主面182Bに貼着された飛散防止フィルム184部分は、第1主面182Aに貼着した飛散防止フィルム184の第1主面182Aからはみ出させた部分を第2主面182Bへ折り返して貼着した部分である。なお、強化板ガラス182の上端面182Ueおよび下端面182Leには、必ずしも貼着する必要はない(飛散防止フィルム184と上端面182Ueおよび下端面182Leとの間に前記接着剤を介在させる必要はない。)。

0083

以上説明したように、欄干パネル18では、強化板ガラス182の第1主面182A全面に加え、第2主面182Bにおいて、固定器具26で支持された下端縁部182Lおよび取付部材106が取り付けられた上端縁部182Uを含む領域に飛散防止フィルム184が貼着されている。このため、例えば、強化板ガラス182が自然破損し、欄干パネル18を交換する際に、上端縁部182Uが手摺デッキ114に引っ掛かったり、下端縁部182Lが固定器具26に引っ掛かったりしても、破片が脱落するのを可能な限り防止できる。また、第2主面182Bにおける飛散防止フィルム184の貼着領域は、乗客から視認されない領域に限られるため、意匠性を損ねることがない。

0084

〔欄干パネル取外し用具〕
強化板ガラス182が自然破損して粒状にひび割れる等し、取外し用具としてガラス用吸盤が使えない場合に用いられる欄干パネル取外し用具(以下、単に「取外し用具」と言う。)132について、図8図10を参照しながら説明する。

0085

取外し用具132は、図8に示すように、バックアップ板(裏打板)であるプラスチック段ボール(以下、「プラダン」と言う。)134とプラダン134に取り付けられた一または複数(本例では、4個)の取っ手ユニット136とを有する。なお、プラスチック段ボールは公知の板材である。

0086

プラダン134は、図9に示すように、2枚のライナー板1342,1344で、並列した複数のリブ(筋)1346を挟み込んだ構造を有している。プラダン134は、例えば、ポリプロピレンからなる。ここで、リブ1346の長さ方向は、いわゆる「筋目」と称される。プラダン134は、筋目と交差する方向(特に、直交する方向)には比較的曲げ易く、筋目の方向には曲げにくい性質を有している。

0087

図8に戻り、プラダン134(の主面)は、欄干パネル18の露出面18Eに合致する形状を有している。すなわち、プラダン134の横寸法L1は、欄干パネル18の横寸法G1(図7(a))とほぼ同じである。また、プラダン134の縦寸法L2は、図7(a)における2本の2点鎖線間の距離G2とほぼ同じである。

0088

プラダン134の第1主面134Aには、図9に示すように、粘着剤層138が形成されている。粘着剤層138の、第1主面134Aとは反対側には、剥離紙140が積層されている。粘着剤層138は、両面テープ(全体は不図示)の一方の剥離紙(不図示)を剥がして、第1主面134Aに接着することによって形成されたものである。剥離紙140は、前記両面テープにおけるもう一方の剥離紙である。当該両面テープには、例えば、JISZ 1541(超強力両面粘着テープ)1号1種に相当する強接着両面テープを用いることができる。粘着剤層138を構成する粘着剤には、例えば、アクリルフォーム粘着剤を用いることができる。

0089

図8に戻り、取っ手ユニット136の各々は、プラダン134の第2主面134B側に設けられている。取っ手ユニット136は、図10に示すように、長尺の基板142と基板142に固定された一または複数個(本例では、3個)の取っ手146とを有する。

0090

基板142は、例えば、L形アルミアングル材からなり、細長い長方形をした平板部1422と平板部1422の長辺部から垂直に立ち上がった立上り部1424とを有する。基板142は、立上り部1424を有しているため、立上り部1424の長さ方向における曲げに対する剛性が高くなっている。

0091

取っ手146は、例えば、アルミ製または硬質プラスチック製成型品からなり、不図示のねじや接着剤によって、基板142の平板部1422に固定されている。

0092

平板部1422の取っ手146とは反対側の裏側の主面(以下、「裏面」と言う。)には、粘着剤層148が形成されている。粘着剤層148の、前記裏面とは反対側には、剥離紙150が積層されている。粘着剤層148は、両面テープ(全体は不図示)の一方の剥離紙(不図示)を剥がして、前記裏面に接着することによって形成されたものである。剥離紙150は、前記両面テープにおけるもう一方の剥離紙である。

0093

取っ手ユニット136は、剥離紙150を剥がして、露出した粘着剤層148をプラダン134の第2主面134Bに押し付けることによって、プラダン134に固定される。

0094

この場合、図8(a)に示すように、基板142の長さ方向を、プラダン134において矢印Bで示す前記筋目の方向と交差させて(本例では、直交させて)、取っ手ユニット136をプラダン134に固定することにより、プラダン134の、前記筋目と直交する方向における曲げに対する補強を図ることができる。

0095

〔破損した欄干パネルの搬出方法〕
破損した欄干パネルの搬出には、上記した取外し用具132の他、図11に示す搬送用の袋160を用いる。袋160には、例えば、図示するような公知の巾着袋を用いることができる。袋160は、袋本体162と袋本体162の袋口162Aを締めるための164を有する。紐164の両端を互いに離れる向きに引っ張ることにより、袋口162Aが締められる。

0096

以下、破損した欄干パネルの搬出手順について説明する。欄干パネルの搬出は、複数の作業員で行うが、当該作業員の図示については省略する。

0097

(i) 破損したため搬出対象となる欄干パネル18に対応する、内デッキ86とスカートガード90(図2)を取外す

0098

(ii) 取外し用具132のプラダン134から剥離紙140(図9)を剥がす。

0099

(iii) これによって露出した粘着剤層138を、図2に示す矢印H向きに、欄干パネル18の露出面18Eに重ねて押し付け、取外し用具132のプラダン134を粘着剤層138による粘着力によって欄干パネル18に接着する[接着工程]。

0100

この場合、欄干パネル18の強化板ガラス182が自然破損していたとしても、その上下端縁部が取付部材106および固定器具26にそれぞれ固定されている状態では、平面性が保持されるので、通路PW側から押し付けるだけで、取外し用具132を欄干パネル18に接着によって固定することができる。

0101

(iv) 次に、固定器具26の固定を解除し、図12に示すように、シャフト48を中心に可動ブラケット32を回動させて、欄干パネル18の下方を開放する[解除工程1]。

0102

(v)欄干パネル18の下方に、袋口を上に向けて袋を置く。なお、図12において、紐164(図11)の図示は省略している。

0103

(vi)取っ手146を把持して、欄干パネル18を支持しつつ、取付部材106の固定を解除する[解除工程2]。

0104

仮に、プラダン134を接着することなく、取付部材106と固定器具26の固定を解除すると、自然破損した欄干パネル18は、平面性を失っていて不規則に撓むため、その取り扱いが困難になる。また、撓むことにより、強化板ガラス182の第2主面182Bに対する飛散防止フィルム184の非貼着領域における破片が、第1主面182Aに貼着された飛散防止フィルム184から脱落しやすくなる。

0105

この点、欄干パネル18にプラダン134を接着することにより、取付部材106と固定器具26の固定を解除した後でも、欄干パネル18は平面性が保持されるので、その取り扱いが容易になる。また、欄干パネル18の露出面18Eと言った、第2主面182Bにおける飛散防止フィルム184の非貼着領域の大半に飛散防止フィルムを貼着したのと同様の効果、すなわち、文字通り自然破損した強化板ガラス182の粒状の破片が脱落して飛散するのを防止する効果が得られる。

0106

(vii) そして、取っ手146を握ったまま、図12に示すように、欄干パネル18を、矢印Dの向き、すなわち、下方へ下げて、その上端縁部を取付部材106から取り外すと共に、下端縁部を袋口162Aから袋本体162内へ進入させる。欄干パネル18の下部を矢印Sの向きに振って、一点鎖線で示すように斜めの姿勢にした状態で、欄干パネル18の上端縁部へ向けて、取外し用具132ごと、袋160(袋本体162)を被せていく。なお、一点鎖線で示す欄干パネル18に固定された取外し用具132の図示は省略している。

0107

図13(a)は、上記斜めの姿勢になった欄干パネル18の約2/3に袋160が被せられた状態を示している。なお、図13(a)において、袋160の紐164(図11)の図示は省略している。

0108

欄干パネル18全体に袋160が被せられると紐164の両端を引っ張って、袋口162Aを締めることにより欄干パネル18を袋160に収納する一連の作業が完了する[収納工程]。

0109

(viii)図13(b)に示すように、袋160に収納された欄干パネル18は、袋160ごと、エスカレータ10の設置場所から目的場所まで搬送される[搬送工程]。

0110

当該目的場所は、例えば、エスカレータ10が設置されている建築物内の一時保管庫、当該建築物の近傍に設けられた廃棄場、あるいは当該建築物の外で待機している運送トラック等である。以上で、エスカレータ10からの、破損した欄干パネル18の搬出が完了する。

0111

欄干パネル18の搬送には、例えば、台車を用いても構わない。当該搬送中に欄干パネル18が振動して、強化板ガラス182の破片が飛散防止フィルム184から脱落したとしても、当該破片は、袋160内に留まるため、建築物のフロアに落下することは無い。

0112

また、上記した搬出方法によれば、欄干パネル18を固定器具26と取付部材106から取外しつつ袋160へ収納していくので、取外し完了直後には欄干パネル18は袋160に収納されてしまう。これにより、欄干パネル18の搬送開始時から、強化板ガラス182の破片の落下を防止することができる。

0113

なお、上記実施形態では、エスカレータ10は、強化板ガラスの第1主面に加え、第2主面の一部にも飛散防止フィルムが貼着された欄干パネルを有しており、当該欄干パネルを搬出の対象としたが、これに限らず、強化板ガラスの第1主面のみに飛散防止フィルムが貼着された従来の欄干パネルを有するエスカレータの当該欄干パネルも搬出の対象とすることができる。

0114

<他のエスカレータの全体構成>
次に、エスカレータ10(図2等)とは一部構成の異なるエスカレータ200から、欄干パネルを搬出する例について説明する。先ず、エスカレータ200の構成について説明する。エスカレータ200は、主として、欄干パネルの上端縁部に固定された被固定部材である取付部材、および欄干パネルをその下端縁部で支持する固定器具の構成が異なる以外は、基本的に、エスカレータ10と同様の構成である。よって、エスカレータ200において、エスカレータ10と同様の構成部分には同じ符号を付して、その説明については省略するか、必要に応じて言及するに止める。

0115

また、取外し用具132は、エスカレータ10の欄干パネルの搬出に用いたものと同じであるので、その説明についても省略する。

0116

なお、エスカレータ200を構成する欄干パネルは、強化板ガラスの第1主面のみに飛散防止フィルムが貼着されてなるものであるが、当該飛散防止フィルムの図示については省略する。

0117

図14に示すように、エスカレータ200において、欄干202を構成する複数枚の欄干パネル24の各々は、その下端縁部が、固定器具204によってトラス206に固定されている。欄干パネル24の各々には、1枚に付き、そのサイズに応じた台数(2台〜4台)の固定器具204が用いられる。なお、図14において、内デッキと外デッキの図示は省略している。

0118

〔取付部材等〕
複数枚の欄干パネル24の上端縁部には、被固定部材である取付部材208が複数本、列を成して固定され、取付部材208を介して照明器具104が取り付けられている。取付部材208は、アルミニウムの押出形材からなる。

0119

取付部材208を覆うように、横断面が略「コ」字状をした長尺のフレーム210が、不図示のねじによって、取付部材208に取り付けられている。フレーム210は、ステンレス鋼板を板金加工したものである。

0120

取付部材208上部には、フレーム210を介してガイドレール212が固定されている。ガイドレール212は、例えば、ステンレス鋼板を板金加工して作製されたものである。ガイドレール212は、取付部材208上面に対応する底板部212Aを有し、底板部212Aがスポット溶接(不図示)によりフレーム210に接合されている。ガイドレール212は、また、底板部212Aの両端縁から上方へ立ち上がった縦板部212B,212Cと、縦板部212B,212Cの上端から外方へ張り出したフランジ部212D,212Eとを有する。

0121

ガイドレール212において、両フランジ部212D,212Eに移動手摺20が取り付けられている。

0122

上記のようにして、照明器具104やガイドレール212が設けられた取付部材208の欄干パネル24上端縁部への固定構造について、図15を参照しながら説明する。なお、図15(a)は、後述する締付ねじ228の軸心を含む平面で切断した図であり、図15(b)は、後述する六角穴付ボルト230の軸心を含む平面で切断した図である。

0123

図15に示すように、取付部材208は、下方に開口された溝部214を有し、溝部214が欄干パネル24の上端部に上方から嵌め込まれている。

0124

溝部214の第1壁面214Aは、欄干パネル24の第1主面24Aに平行に形成されていると共に、第1壁面214Aに対向する第2壁面214Bは、欄干パネル24の第2主面24Bとの間隔が下方程広くなるよう第2主面24Bに対し傾斜した面に形成されている。ここで、第2主面24Bが通路PWに面している側の主面である(図14)。

0125

欄干パネル24の上端部には、欄干パネル24を保護する保護部材216が被せられている。保護部材216は、横断面が略「コ」字状をした、ゴム製の押出成形材からなるクッションゴム218とこれよりも一回り大きな略「コ」字状の横断面を有する薄板状の金属カバー220とからなる。金属カバー220には、例えば、ステンレス鋼が用いられる。

0126

欄干パネル24の第2主面24Bと溝部214の第2壁面214Bとの間には、くさび部材222が設けられている。くさび部材222は、金属材料(例えば、ステンレス鋼)、または硬質の合成樹脂からなる。

0127

図16に示すように、くさび部材222は、全体的に直角三角形状をした横断面を有する棒状をしている。くさび部材222は、一つの取付部材208に対し、複数本が間隔を空けて用いられる。

0128

くさび部材222は、図15に示す状態で、欄干パネル24の第2主面24Bと対向する押圧面222Aと、溝部214の第2壁面214Bに沿った斜面222Bとを含む。略直角三角形状をした両側面以外の残りの面を下面222Cと称することとする。

0129

図16に示すように、くさび部材222の長さ方向中央部には、上下方向に貫通するねじ挿通孔222Dが開設されている。ねじ挿通孔222Dは、図15に示す状態において、平面視で、欄干パネル24の厚み方向に長い長孔である。

0130

くさび部材222の長さ方向において、ねじ挿通孔222Dの両側には、上下方向に貫通する雌ねじ222E、222Fが形成されている。

0131

両雌ねじ222E,222Fのさらに両側には、後述する六角穴付ボルト230が挿入される挿通孔222G、222Hが開設されている。両挿通孔222G,222Hは、ねじ挿通孔222Dと同様の長孔である。

0132

上記の構成からなるくさび部材222が設けられる取付部材208部分について、図17を参照しながら説明する。

0133

取付部材208には、くさび部材222のねじ挿通孔222D(図15(a)、図16)に対応させて、上下方向に雌ねじ208Aが形成されている。

0134

取付部材208の長さ方向において、雌ねじ208Aの両側には、くさび部材222の挿通孔222G,222H(図15(b)、図16)に対応させて、上下方向に雌ねじ208B、208Cが形成されている。雌ねじ208B,208Cの上側の開口側には、図17(a)、(c)に示すように、深ざぐりがなされている。

0135

取付部材208の、くさび部材222が設けられる部分において、雌ねじ208A,208B,208Cが形成されている箇所以外は、V-V線断面図に代表されるように、第2壁面214Bは平坦な面になっている。なお、V-V線断面図は、くさび部材222の雌ねじ222E,222F(図16(a))に対応する位置で切断した断面図である。

0136

図15に戻り、欄干パネル24上端縁部への取付部材208の固定態様について説明する。図15(a)に示すように、平座金224、ばね座金226が嵌められた締付ねじ228が、くさび部材222のねじ挿通孔222Dに下側から挿入され、取付部材208の雌ねじ208Aに螺合している。締付ねじ228には、例えば、低頭六角穴付ボルトが用いられる。

0137

図15(a)、(b)は、締付ねじ228の締め付けにより、取付部材208が欄干パネル24に固定されている状態を示している。締付ねじ228が締め付けられると、くさび部材222は、その斜面222Bが取付部材208の第2壁面214Bに案内されて斜行し、欄干パネル24の第2主面24Bに向かって押圧される。これにより、くさび部材222の押圧面222Aと取付部材208の第1壁面214Aとで欄干パネル24の上端部が締め付けられて(挟持されて)、取付部材208が欄干パネル24に固定されることとなる。

0138

取付部材208の雌ねじ208B,208C(図17(a),(b),(c))の各々には、バー部材として六角穴付ボルト230(以下、単に「ボルト230」と言う。)がねじ込まれており、その頭部とは反対側のねじ部部分は、くさび部材222の挿通孔222G,222Hに挿入されている。

0139

取付部材208に設けたボルト230とくさび部材222に開設された挿通孔222G,222Hとは、締付ねじ228を締め付ける際および後述するように弛める際に、くさび部材222が締付ねじ228の軸心周りに回転するのを規制する規制手段として機能する。

0140

締付ねじ228を回すと、締付ねじ228が螺入されているくさび部材222は、締付ねじ228との間に生じる摩擦力によって、締付ねじ228の軸心周りに回転しようとする。この場合、何らの手当てをしないと、くさび部材222両端が周囲の部材にぶつかって、当該部材を損傷するおそれがある。

0141

そこで、周囲の部材にぶつかる迄回転する手前で、挿通孔222G,222Hの内壁にボルト230を当接させて、それ以上回転するのを規制しているのである。

0142

なお、当該規制手段として用いるバー部材は、ボルト230に限らず、例えば、ピンを用いても構わない。

0143

取付部材208の欄干パネル24に対する固定は、締付ねじ228を弛めることによって解除される。締付ねじ228を弛めると、締付ねじ228は下方へ螺進する。その結果、締付ねじ228(の頭部)が、くさび部材222を第2壁面214Bに押圧する押圧力が解消され、ひいては、くさび部材222が欄干パネル24の第2主面24Bに向かって押圧される押圧力が解消される。これにより、くさび部材222は、手で引き落とすことができるようになる。

0144

引き落とすと、図18(a)に示すように、くさび部材222は、その下面222Cが平座金224と当接するまで落下する。

0145

ところで、くさび部材222の保護部材216に対する食い込みの態様によっては、締付ねじ228を弛めても、手だけでは、くさび部材222を引き落とせない可能性がある。この場合、くさび部材222の左右の側面(紙面に垂直な方向における両端面)などを金属棒などで叩くなどすると、その衝撃でくさび部材222が弛んで、くさび部材222を落下させることができなくもないが、確実な方法とは言えない。

0146

そこで、このような場合に、本実施形態では、弛めねじ232を用いる。弛めねじ232を用いた方法について、図19を参照しながら説明する。図19は、くさび部材222の雌ねじ222E(図16)の軸心を含む平面で切断したくさび部材222の横断面を含む断面図である。

0147

締付ねじ228(図15(a))を弛めた状態で、弛めねじ232を雌ねじ222Eの下側の開口部から螺合させる。弛めねじ232には、例えば、図示のような、比較的長めの六角穴付ボルトが用いられる。

0148

弛めねじ232をねじ込んで行くと、弛めねじ232は上向きに螺進し、その先端が取付部材208の第2壁面214Bに当接する。当接後も弛めねじ232をねじ込むと、弛めねじ232はこれ以上螺進できないため、くさび部材222に対し相対的に下向きに螺進させようとする力が作用する。その結果、くさび部材222は、下向きに移動する。

0149

なお、弛めねじ232は、くさび部材222に常時螺合されているものではなく、欄干パネル24を取り外すときだけに用いられるものである。

0150

以上のようにして、取付部材208の固定が解除されると、取付部材208は欄干パネル24の上端部に欄干パネル24の厚み方向に遊びを持って嵌った状態となる。このようになると、欄干パネル24の下端部の固定が解除された状態で欄干パネル24下端部の、踏段12の通路PW側前方が開放されていれば、欄干パネル24を取り外すことができる。そのような固定構造とした固定器具204について説明する。

0151

〔固定器具等〕
図20に示すように、固定器具204は、固定ブラケット233と可動ブラケット235とを有する。

0152

固定ブラケット233は、受け部材234と後述する複数の(本例では、4個の)規制部材256,258,260,262とを含む

0153

受け部材234には、本例ではZ形鋼が用いられる。受け部材234には支持板238が溶接(例えば、隅肉溶接)により接合されている(溶接ビードについては不図示)。

0154

図14に示すように、トラス206には、L形アングル材240がボルト242・ナット244によって固定されている。L形アングル材240には、図20に示すように、長孔240Aが開設されており、ボルト242は長孔240Aおよびトラス206に開設された貫通孔(不図示)に挿入されて、ナット244とでL形アングル材240をトラス206に固定している。なお、図20において、トラス206とボルト242・ナット244は図示していない。

0155

トラス206に固定されたL形アングル材240のトラス206から垂直に立ち上がった壁部240Bと支持板238とがボルト246・ナット(ナットは、図には現れていない)によって締結されている。

0156

これにより、受け部材234(固定ブラケット233)は支持板238とL形アングル材240を介してトラス206に取り付けられている(固定されている。)。

0157

図20に戻り、受け部材234には、複数の(本例では、4個の)軸支部材248,250,252,254が溶接(例えば、隅肉溶接)により接合されている(溶接ビードについては不図示)。軸支部材248は、図14に示すように、L字状をした板体からなり、縦板部248Aにおいて受け部材234に接合されている。また、軸支部材248の横板部248Bの先端部分には、図20に示すように、その厚み方向に軸孔248Cが開設されている。

0158

他の3個の軸支部材250,252,254は受け部材234の長手方向に間隔を空けて配されている。軸支部材250,252,254の各々は軸支部材248と略同様の形状をし、受け部材234に軸支部材248と同様に接合されている。すなわち、軸支部材250,252,254は、その縦板部(軸支部材250,252,254の縦板部は図に現れていない)において受け部材234に接合されており、横板部250B,252B,254Bの先端部分には、その厚み方向に軸孔250C,252C,254Cが開設されている。なお、4個の軸孔248C,250C,252C,254Cは同軸上に開設されている。

0159

軸支部材248,250,252,254の各々に隣接して、規制部材256,258,260,262がそれぞれ設けられている。規制部材256は、図21に示すように、軸支部材248(図14)において、その横板部248B(図14)を短縮したような形状をしている。図20に戻り、規制部材256,258,260,262の各々は、その縦板部256A,258A,260A,262Aが受け部材234に対し、軸支部材248と同様に接合されている。

0160

規制部材256,258,260,262各々の横板部256B,258B,260B,262Bにおける先端面の各々は、後述する回動アーム300,302,304,306各々の回動を規制する規制面256C,258C,260C,262Cとなる(図20(b))。

0161

図22に示すように、受け部材234の下端部234Aの下面の長さ方向における両端部には、雌ねじ(不図示)が形成されたブロック部材268,270が接合されている。下端部234Aには、当該雌ねじに対応する貫通孔234B,234Cが開設されている。前記雌ねじには、下方から高さ調整ボルト272,274が螺入されていて、その先端が貫通孔234B,234Cから僅かに突出している。高さ調整ボルト272,274には、弛み止めナット276,278が螺合されている。

0162

受け部材234の下端部234Aの上面の両端部には、平板状をしたゴムなどの弾性部材からなるクッション部材であるクッションパッド280,282が貼着されている。

0163

図20に戻り、可動ブラケット235は、対向部材236と後述する複数の(本例では、4個の)回動アーム300,302,304,306とを含む。

0164

対向部材236には、本例ではL形鋼不等辺山形鋼)が用いられる。
対向部材236の長辺部236Aには、その厚み方向に貫通する雌ねじ(不図示)が複数個、形成されており、当該雌ねじの各々には、圧接部材である圧接ボルト284,286,288,290が螺入されている。また、圧接ボルト284,286,288,290の各々には、弛み止めナット292,294,296,298がそれぞれ螺合されている。

0165

対向部材236には、また、規制部材256,258,260,262の各々に対応させて回動アーム300,302,304,306が接合されている。回動アーム300,302,304,306の各々は、略角棒状をしていて、全長の半分程度を対向部材236の長辺部236Aに重ねた状態で対向部材236に溶接(例えば、隅肉溶接)により接合されている(溶接ビードについては不図示)。

0166

回動アーム300,302,304,306の対向部材236との接合部とは反対側の端部部分には軸孔300A,302A,304A,306Aが開設されている。4個の軸孔300A,302A,304A,306Aは、同軸上に開設されている。また、軸孔300A,302A,304A,306Aは、軸支部材248,250,252,254の軸孔248C,250C,252C,254Cと同じ径を有している。

0167

回動アーム300,302,304,306の各々において、軸孔300A,302A,304A,306Aの近傍には、後述するように、規制面256C,258C,260C,262Cと当接する当接面300B,302B,304B,306Bが形成されている。

0168

軸支部材248,250の軸孔248C,250Cと回動アーム300,302の軸孔300A,302Aには、第1シャフト308が遊挿されており、軸支部材252,254の軸孔252C,254Cと回動アーム304,306の軸孔304A,306Aには、第2シャフト310が遊挿されている。第1シャフト308と第2シャフト310の両端部には、抜け止め用のE形止め輪312,314が嵌め込まれている(いずれも、一方の端部側のE形止め輪は、図に現れていない。)。第1シャフト308と第2シャフト310とは、図21に示すように、欄干パネル24の下端縁よりも下方において、図20(a)に示すように、当該下端縁と平行に設けられている。

0169

上記の構成により、可動ブラケット235は、固定ブラケット233に対し、第1および第2のシャフト308,310によって、その軸心を中心として回動自在、かつ、当該軸心の方向にスライド自在に連結されている。なお、本例では、可動ブラケット235と固定ブラケット233を2本のシャフト(第1および第2のシャフト308,310)で連結したが、これに限らず、1本のシャフトで連結しても構わない。すなわち、軸支部材248,250,252,254に開設された軸孔248C,250C,252C,254Cと回動アーム300,302,304,306に開設された軸孔300A,302A,304A,306Aの全てに1本のシャフトを遊挿して、可動ブラケット235と固定ブラケット233を連結しても構わない。

0170

可動ブラケット235は、固定ブラケット233に対し、少なくとも、図20(a)に示す第1の位置と図20(b)に示す第2の位置との間でスライド自在とされている。

0171

第1の位置は、受け部材234に接合された規制部材256,258,260,262の規制面256C,258C,260C,262Cの各々に対向部材236に接合された回動アーム300,302,304,306の当接面300B,302B,304B,306B(図22)の各々が対向する位置である。

0172

第2の位置は、固定ブラケット233に対し、第1の位置(図20(a))から可動ブラケット235が第1および第2のシャフト308,310の軸心方向、矢印Kの向きにスライドして、図20(b)に示すように、当接面300B,302B,304B,306Bの各々が規制面256C,258C,260C,262Cの各々に非対向となる位置である。

0173

第1の位置では、図21に示すように、可動ブラケット235の一部である当接面300Bが、第1シャフト308の軸心と直交する仮想平面(不図示)内で固定ブラケット233の一部である規制面256Cに当接していて、可動ブラケット235の第1シャフト308を中心とする時計方向の回動が規制される。残りの当接面302B,304B,306Bも同様に対応する規制面258C,260C,262Cに当接していて、これによっても、可動ブラケット235の回動が規制されている。

0174

固定器具204は、可動ブラケット235が第1の位置にある状態で、欄干パネル24をトラス206に固定する。

0175

図14図21に示すように、欄干パネル24の下端縁部と固定ブラケット233の受け部材234における受け面234Dとの間には、長方形状をしたゴムなどからなる弾性部材であるクッションシート316が挟まれている。クッションシート316は、主面が受け面234Dと同じ形状をしており、受け面234Dに重ねた状態で、受け面234Dに貼着されている。

0176

欄干パネル24の下端縁部と圧接ボルト284,286,288,290(図14図21には、2本のみが現れている)の先端と間には、圧接板318が挟まれている。圧接板318は、長方形をした鋼板と同じ長方形をしたゴムシートとが貼り合わされてなる2層構造をした板体(図には、当該2層構造を表していない)であり、欄干パネル24側にゴムシートがあてがわれる形で、挟みこまれている。

0177

欄干パネル24の下端面の一部は、クッションパッド280,282(図14図21では、クッションパッド280のみが現れている)上面または高さ調整ボルト272,274の先端と当接していて(本例では、高さ調整ボルト272,274の先端と当接している。)、前記下端面はクッションパッド280,282または高さ調整ボルト272,274を介して可動ブラケット235の受け部材234における支持部である下端部234Aに支持されている。

0178

なお、高さ調整ボルト272,274は、以下の場合に用いられる。欄干パネル24をクッションパッド280,282に載せた状態で、欄干パネル24の高さが不足する場合には、高さ調整ボルト272,274を上向きに螺進させ、その先端を欄干パネル24の下端面に当接させて持ち上げることにより、欄干パネル24の高さを調整するのである。

0179

図14図21に示す状態で、受け面234Dと対向する対向部材236の雌ねじ(不図示)に螺入された(取り付けられた)圧接ボルト284,286,288,290(図20(a))は、強く締め付けられていて、その先端が圧接板318を介して欄干パネル24の下端縁部を受け面234Dに向かって圧接することにより、欄干パネル24は、その下端縁部でトラス206に固定保持されている。圧接ボルト284,286,288,290の締め付けにより、可動ブラケット235は固定ブラケット233に対して、スライド不能となっている。そして、圧接ボルト284,286,288,290の弛みを防止するため、弛み止めナット292,294,296,298(図20(a))が締め付けられている。

0180

欄干パネル24の固定器具204による固定は、以下のようにして解除される。
先ず、弛み止めナット292,294,296,298(図20(a))を弛めた後、圧接ボルト284,286,288,290(図20(a))を弛める。これにより、可動ブラケット235は、第1および第2シャフト308,310の軸心方向にスライド可能となる。

0181

可動ブラケット235を、矢印Kの向きに、図20(b)に示す第2の位置までスライドさせる。次に、対向部材236が受け面234Dから遠ざかる向きに回動させ、図22に示す状態とする。すなわち、欄干パネル24の下端縁部の通路PW側前方が開放される状態とする。

0182

欄干パネル24の上端縁部の取付部材208の固定が解除され、取付部材208が欄干パネル24の上端部に欄干パネル24の厚み方向に遊びを持って嵌った状態となっていれば、図22に一点鎖線で示すように、欄干パネル24は、その下部を通路PW側へ振ることができる(全体を斜めの姿勢にすることができる。)。下部を通路PW側に振った状態で、欄干パネル24をその主面に平行に下方へ移動させることにより、その上端縁部が取付部材208からも完全に外れて、欄干パネル24は固定器具204と取付部材208から完全に取り外されることとなる。なお、欄干パネル24の取付けおよび取り外しの際には、取付け・取り外し対象の欄干パネル24に対応する内デッキ(不図示)とスカートガード42(図14図21)は、予め取り外される。

0183

以上の説明から明らかなように、エスカレータ200によれば、欄干パネル24上端縁部の被固定部材である取付部材208を欄干パネル24の上方へ抜き取ることなく、欄干パネル24を取付部材208と固定器具204から取り外すことができる。

0184

なお、上記実施形態では、締付ねじ228と弛めねじ232として六角穴付ボルトを用いたが、これに限らず、六角ボルトを用いても構わない。あるいは、十字穴付ねじを用いても構わない。

0185

〔破損した欄干パネルの搬出方法〕
欄干パネル24の搬出には、エスカレータ10の場合と同様、取外し用具132(図8図10)と袋160(図11)を用いる。以下、エスカレータ200から破損した欄干パネル24を搬出する方法を、工程(a)〜工程(f)に従って説明する。

0186

(a) 破損したため搬出対象となる欄干パネル24に対応する、内デッキ(不図示)とスカートガード42(図14)を取外す。

0187

(b) 取外し用具132のプラダン134から剥離紙140(図9)を剥がす。

0188

(c) これによって露出した粘着剤層138を、図14に示す矢印N向きに、欄干パネル24の第2主面24Bに重ねて押し付け、取外し用具132のプラダン134を粘着剤層138による粘着力によって欄干パネル18に接着する[接着工程]。

0189

この場合、欄干パネル24を構成する強化板ガラスが自然破損していたとしても、その上下端縁部が取付部材208および固定器具204に固定されている状態では、平面性が保持されるので、通路PW側から押し付けるだけで、取外し用具132を欄干パネル24に接着によって固定することができるのは、エスカレータ10の場合と同様である。

0190

(d) 次に、欄干パネル24の下端縁部を支持する固定器具204の固定を解除すると共に、上端縁部に固定された取付部材208の固定を解除する[解除工程]。ここで、固定器具204の固定解除と取付部材208の固定解除とは、いずれを先に行っても構わない。

0191

上記解除工程の前に、欄干パネル24にプラダン134を接着することにより(上記接着工程)、取付部材208と固定器具204の固定を解除した後でも、欄干パネル24の平面性が保持され、その取り扱いが容易になるのは、エスカレータ10の場合と同様である。また、欄干パネル24の第2主面24Bといった、飛散防止フィルム184が貼着されていない面の大半に飛散防止フィルムを貼着したのと同様の効果、すなわち、文字通り自然破損した強化板ガラス182の粒状の破片が脱落して飛散するのを防止する効果が得られるのも、エスカレータ10の場合と同様である。

0192

また、欄干パネル24の固定器具204で固定されている下端縁部には、プラダン134が接着されないため、固定器具204の固定が解除されると、破損した欄干パネル24の下端縁部は撓み易くなって、固定器具204の受け部材234から脱落するおそれがある。このため、固定器具204の解除工程の開始時点から、取外し用具132の取っ手146を把持して、欄干パネル24を支持するようにしても構わない。

0193

(e) 取外し用具132の取っ手146を把持する等して欄干パネル24を支持し、図23に示すように、欄干パネル24の上端縁部を取付部材208内に留めたまま、下端縁部を通路PW側(矢印Sで示す向き)に振って、当該下端縁部を固定器具204から取り外す。なお、図23において、一点鎖線で表した欄干パネル24(上端縁部と下端縁部の各々が、取付部材208と固定器具204にそれぞれ留まった状態の欄干パネル24)に接着されている取外し用具132の図示は省略している。

0194

斜めになった欄干パネル24の下端縁部から袋160の袋口162Aを一点鎖線で示すように進入させ、そのまま、上端縁部に向かって欄干パネル24に取外し用具132ごと袋160(袋本体162)を被せていく[被覆工程]。なお、図23において、袋160の紐164(図11)の図示は省略している。

0195

欄干パネル24の例えば半分が袋160内に入ると、図23に示す斜めになっている欄干パネル24をその主面に平行の下方へ移動させることにより、上端縁部を取付部材208から完全に取り外す。

0196

固定器具204と取付部材208から取り外された欄干パネル24全体に袋160が被せられると紐164(図11)の両端を引っ張って、袋口162Aを締めることにより、上記被覆工程を含んだ、欄干パネル24を袋160に収納する一連の作業が完了する[収納工程]。収納状態は、図13(b)に示したのと同様である。

0197

(f) 袋160に収納された欄干パネル24は、袋160ごと、エスカレータ200の設置場所から前記目的場所まで搬送される[搬送工程]。この搬送工程は、上述したエスカレータ10の場合と同様なので、その説明については省略する。

0198

なお、上記の例では、固定器具204の固定解除および取付部材208の固定解除[解除工程]の後、欄干パネル24の下端縁部を固定器具204から取り外す一方、欄干パネル24の上端縁部が取付部材208内に留まった状態で、上記収納工程を開始したが、当該収納工程は、前記固定解除の後、欄干パネル24の上端縁部も取付部材208から取り外してから、収納工程を始めても構わない。

0199

すなわち、欄干パネル24の下端縁部を支持する固定器具204の固定を解除すると共に、上端縁部に固定された取付部材208の固定を解除し[解除工程]、下端縁部を固定器具204から完全に取り外した後、上端縁部も取付部材208から完全に取り外してから、欄干パネル24を袋160に収納することとしても構わない。

0200

以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下の形態とすることもできる。

0201

(1)上記実施形態では、欄干パネルを搬送するための搬送用の袋160として、巾着袋を用いたが、当該搬送用の袋はこれに限定されるものではない。例えば、袋口が面ファスナーで閉じられるように構成された袋でも構わない。また、袋口が閉じられる(締められる)構成になっていなくても、例えば、欄干パネル18,24の縦寸法の2倍以上の深さを有する袋を用い、当該袋の底まで、欄干パネル18,24を収納した後、当該袋を二つ折にするといった収納態様としても構わない。

0202

(2)取外し用具を構成するバックアップ板(裏打板)には、プラダンに限らず、例えば、木製のベニヤ板、あるいは紙製強化段ボールなどを用いても構わない。

0203

(3)上記実施形態では、欄干パネル18,24の搬出対象となるエスカレータ10,200は、照明器具104を有する関係上、移動手摺20を設けるため、欄干パネル18,24の上端縁部に取付部材106,208を介してガイドレール118,212が取り付けられているタイプのエスカレータであったが、本発明は、欄干パネルの上端縁部に、被固定部材であるガイドレールが直接的に固定されているタイプのエスカレータにおける欄干パネルの搬出にも適用可能である。

0204

(4)上記実施形態では、搬出対象となる欄干パネルを有する乗客コンベアを、エスカレータを例に説明したが、本発明に係る欄干パネルの搬出方法は、環状に連結された複数のパレットからなる無端搬送体やゴムベルトからなる無端搬送体を循環走行させて乗客を搬送する移動歩道から、当該移動歩道を構成する欄干パネルを搬出する場合にも適用可能である。

0205

本発明に係る、欄干パネルの搬出方法は、例えば、エスカレータや移動歩道を構成する欄干パネルの搬出に好適に利用可能である。

0206

10,200エスカレータ
12踏段
18,24欄干パネル
20,22移動手摺
26,204固定器具
106,208取付部材
160 袋
182強化板ガラス
184 飛散防止フィルム

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