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技術 特殊五角形構造物

出願人 萩田克美
発明者 萩田克美川添良幸萩田あゆみ萩田紗礼
出願日 2016年8月31日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2016-170354
公開日 2018年3月8日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2018-033754
状態 未査定
技術分野 玩具 構造要素一般
主要キーワード 平面状部分 組立構造物 組み合わせ形状 柱構造物 立体形 正十二面体 組立て式 単位骨格
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月8日)のものです。
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図面 (9)

課題

立体構造物、殊に五角形構造を基本的骨格として有する立体構造物に関して、これまでに存在しなかった形状のものを提供することを目的とする。

解決手段

単一平面内に存在している第1頂点、第2頂点、第3頂点、および第4頂点と、前記平面内には存在していない第5頂点を通ることを特徴とする特殊五角形構造物

概要

背景

組立玩具建築構造物置物などの構造物の中で、一つの多角形構造物を単位骨格とし、この単位骨格を複数連続して配置することにより種々の立体構造物を作製することができるものがある。このような立体構造物においては、一つの多角形構造物とその隣に配置する多角形構造物との接続関係を少し変えても、全体として全く異なる立体構造物を作製することができることから、組立て玩具、建築構造物、置物などをはじめ、工業製品の形状バリエーションを拡げるものとして大変興味深いものである。

例えば、特許文献1は、ユニット式組立構造物キットに関する特許文献であり、5〜7角形を単位骨格とし、この単位骨格を複数連続して配置することにより、サッカーボール状の構造物、テトラポット状の構造物など、種々の立体構造物を作製できることが記載されている。

概要

立体構造物、殊に五角形構造を基本的骨格として有する立体構造物に関して、これまでに存在しなかった形状のものを提供することを目的とする。単一平面内に存在している第1頂点、第2頂点、第3頂点、および第4頂点と、前記平面内には存在していない第5頂点を通ることを特徴とする特殊五角形構造物。

目的

本発明は、立体構造物、殊に五角形構造を基本的骨格として有する立体構造物に関して、これまでに存在しなかった形状のものを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

単一平面内に存在している第1頂点、第2頂点、第3頂点、および第4頂点と、前記平面内には存在していない第5頂点を通ることを特徴とする特殊五角形構造物

請求項2

前記第1頂点と前記第2頂点の間に配置されている第1柱構造物と、前記第2頂点と前記第3頂点の間に配置されている第2柱構造物と、前記第3頂点と前記第4頂点の間に配置されている第3柱構造物と、前記第4頂点と前記第5頂点の間に配置されている第4柱構造物と、前記第5頂点と前記第1頂点の間に配置されている第5柱構造物と、を含んでいる請求項1に記載の特殊五角形構造物。

請求項3

さらに、前記第1頂点に配置されている第1塊状物と、前記第2頂点に配置されている第2塊状物と、前記第3頂点に配置されている第3塊状物と、前記第4頂点に配置されている第4塊状物と、前記第5頂点に配置されている第5塊状物と、を含んでいる請求項1または2に記載の特殊五角形構造物。

請求項4

前記第1の柱構造物、前記第2の柱構造物、前記第3の柱構造物、前記第4の柱構造物、および前記第5の柱構造物は、それぞれ、第1辺と第2辺とを有しており、該第1辺と第2辺は、72度超、180度未満の角度をなしている請求項1〜3のいずれか一項に記載の特殊五角形構造物。

請求項5

第1〜第5頂点よりも前記特殊五角形構造物の内方にある第6頂点を有し、前記第6頂点と前記第1頂点と間にある第6柱構造物と、前記第6頂点と前記第2頂点と間にある第7柱構造物と、前記第6頂点と前記第3頂点と間にある第8柱構造物と、前記第6頂点と前記第4頂点と間にある第9柱構造物と、前記第6頂点と前記第5頂点と間にある第10柱構造物と、を含んでいる請求項1〜4のいずれか一項に記載の特殊五角形構造物。

請求項6

前記第1頂点と前記第2頂点の距離、前記第2頂点と前記第3頂点の距離、前記第3頂点と前記第4頂点の距離、前記第4頂点と前記第5頂点の距離、前記第5頂点と前記第1頂点の距離は、いずれも等しい請求項1〜5のいずれか一項に記載の特殊五角形構造物。

請求項7

請求項1〜6にいずれか一項に記載の特殊五角形構造物を少なくとも3つ(以下、当該3つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第1特殊五角形構造物」〜「第3特殊五角形構造物」と記載する)有する構造物であって、前記第1特殊五角形構造物〜前記第3特殊五角形構造物は1つの頂点を共有しており(以下、「3共有頂点」と記載する)、前記第1特殊五角形構造物と前記第2特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第2特殊五角形構造物と前記第3特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第3特殊五角形構造物と前記第1特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有していることを特徴とする構造物。

請求項8

前記第1特殊五角形構造物と前記第2特殊五角形構造物に囲まれている領域、前記第2特殊五角形構造物と前記第3特殊五角形構造物に囲まれている領域、前記第3特殊五角形構造物と前記第1特殊五角形構造物に囲まれている領域、には、それぞれ、面構造物が配置されている請求項7に記載の構造物。

請求項9

前記第1特殊五角形構造物〜前記第3特殊五角形構造物のうちのいずれか一つだけが、第5頂点が前記3共有頂点に一致する請求項7または8に記載の構造物。

請求項10

請求項1〜6にいずれか一項に記載の特殊五角形構造物を少なくとも4つ(以下、当該4つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第4特殊五角形構造物」〜「第7特殊五角形構造物」と記載する)有する構造物であって、前記第4特殊五角形構造物〜前記第7特殊五角形構造物は1つの頂点を共有しており(以下、「4共有頂点」と記載する)、前記第4特殊五角形構造物と前記第5特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第5特殊五角形構造物と前記第6特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第6特殊五角形構造物と前記第7特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第7特殊五角形構造物と前記第4特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有していることを特徴とする構造物。

請求項11

前記第4特殊五角形構造物〜前記第7特殊五角形構造物のうちのいずれも、第5頂点は前記4共有頂点には一致しない請求項10に記載の構造物。

請求項12

請求項1〜6のいずれか一項に記載された特殊五角形構造物、または請求項7〜11のいずれか一項に記載されている構造物を有している筒状の構造物。

請求項13

請求項1〜6のいずれか一項に記載された特殊五角形構造物、または請求項7〜11のいずれか一項に記載されている構造物を有している殻状の構造物。

請求項14

請求項1〜6のいずれか一項に記載された特殊五角形構造物、または請求項7〜11のいずれか一項に記載されている構造物を有している板状の構造物であって、全ての前記特殊五角形構造物は、前記板状の構造物の一方主面と該一方主面に対向する他方主面に接していることを特徴とする板状の構造物。

請求項15

請求項1〜6のいずれか一項に記載された特殊五角形構造物、または請求項7〜11のいずれか一項に記載された構造物を有している玩具であって、全ての前記特殊五角形構造物は、互いに分離可能に構成されていることを特徴とする玩具。

請求項16

第1頂点に配置されている第1塊状物と、第2頂点に配置されている第2塊状物と、第3頂点に配置されている第3塊状物と、第4頂点に配置されている第4塊状物と、第5頂点に配置されている第5塊状物と、一端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されている第1柱構造物と、一端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されている第2柱構造物と、一端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されている第3柱構造物と、一端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されている第4柱構造物と、一端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されている第5柱構造物と、を有しており、前記第1〜第4頂点は単一平面内に存在しており、前記第5頂点は前記平面内に存在していないことを特徴とする玩具。

請求項17

前記第1〜第5の柱構造物は、それぞれ、第1辺と第2辺とを有しており、該第1辺と第2辺は、72度超、180度未満の角度をなしている請求項16に記載の玩具。

請求項18

前記第1辺と前記第2辺とがなす角度が可変に構成されている請求項17に記載の玩具。

請求項19

前記第1〜第5塊状物、または前記第1〜第5柱構造物の少なくとも一群は、磁気を有している請求項16〜18のいずれか一項に記載の玩具。

請求項20

前記第1〜第5塊状物は、前記第1〜第5柱構造物に対して面接触している請求項16〜19のいずれか一項に記載の玩具。

請求項21

第1頂点に配置されている第1塊状物と、第2頂点に配置されている第2塊状物と、第3頂点に配置されている第3塊状物と、第4頂点に配置されている第4塊状物と、第5頂点に配置されている第5塊状物と、一端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されている第6柱構造物と、一端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されている第7柱構造物と、一端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されている第8柱構造物と、一端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されている第9柱構造物と、一端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されている第10柱構造物と、を有し、前記第6〜第10柱構造物の他端同士は互いに直接接合されており、又は第6塊状物を介して間接的に接合されており、前記第1〜第4頂点は単一平面内に存在しており、前記第5頂点は前記平面内に存在していないことを特徴とする玩具。

技術分野

0001

本発明は、五角形構造を基本的骨格として有する構造物に関するものであり、例えば、組立玩具建築構造物置物等、種々の構造物に適用できるものである。

背景技術

0002

組立て玩具、建築構造物、置物などの構造物の中で、一つの多角形構造物を単位骨格とし、この単位骨格を複数連続して配置することにより種々の立体構造物を作製することができるものがある。このような立体構造物においては、一つの多角形構造物とその隣に配置する多角形構造物との接続関係を少し変えても、全体として全く異なる立体構造物を作製することができることから、組立て玩具、建築構造物、置物などをはじめ、工業製品の形状バリエーションを拡げるものとして大変興味深いものである。

0003

例えば、特許文献1は、ユニット式組立構造物キットに関する特許文献であり、5〜7角形を単位骨格とし、この単位骨格を複数連続して配置することにより、サッカーボール状の構造物、テトラポット状の構造物など、種々の立体構造物を作製できることが記載されている。

先行技術

0004

特開2016−112145号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記の背景技術には特段の課題は存在していないが、作製し得る立体構造物のバリエーションには単位骨格に起因する限界がある。例えば組立て玩具では、立体構造物のバリエーションを増やすことができれば、玩具の楽しさを増やす意味において有意義なことである。また、例えば建築構造物であれば、必要な強度、形状、重量バランス美観において選択の余地が拡がることもまた有意義なことである。

0006

本発明は、立体構造物、殊に五角形構造を基本的骨格として有する立体構造物に関して、これまでに存在しなかった形状のものを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る特殊五角形構造物は、単一平面内に存在している第1頂点、第2頂点、第3頂点、および第4頂点と、前記平面内には存在していない第5頂点を通ることを特徴とする。該構成により、立体構造物、殊に五角形構造を基本的骨格として有する立体構造物に関して、これまでに存在しなかった形状のものを提供することができる。

0008

本発明の前記特殊五角形構造物は、前記第1頂点と前記第2頂点の間に配置されている第1柱構造物と、前記第2頂点と前記第3頂点の間に配置されている第2柱構造物と、前記第3頂点と前記第4頂点の間に配置されている第3柱構造物と、前記第4頂点と前記第5頂点の間に配置されている第4柱構造物と、前記第5頂点と前記第1頂点の間に配置されている第5柱構造物と、を含んでいることが好ましい。

0009

本発明の前記特殊五角形構造物は、さらに、前記第1頂点に配置されている第1塊状物と、前記第2頂点に配置されている第2塊状物と、前記第3頂点に配置されている第3塊状物と、前記第4頂点に配置されている第4塊状物と、前記第5頂点に配置されている第5塊状物と、を含んでいることが好ましい。

0010

本発明の前記特殊五角形構造物は、前記第1の柱構造物、前記第2の柱構造物、前記第3の柱構造物、前記第4の柱構造物、および前記第5の柱構造物が、それぞれ、第1辺と第2辺とを有しており、該第1辺と第2辺は、72度超、180度未満の角度をなしていることが好ましい。

0011

本発明の前記特殊五角形構造物は、第1〜第5頂点よりも前記特殊五角形構造物の内方にある第6頂点を有し、前記第6頂点と前記第1頂点と間にある第6柱構造物と、前記第6頂点と前記第2頂点と間にある第7柱構造物と、前記第6頂点と前記第3頂点と間にある第8柱構造物と、前記第6頂点と前記第4頂点と間にある第9柱構造物と、前記第6頂点と前記第5頂点と間にある第10柱構造物と、を含んでいることが好ましい。

0012

本発明の前記特殊五角形構造物は、前記第1頂点と前記第2頂点の距離、前記第2頂点と前記第3頂点の距離、前記第3頂点と前記第4頂点の距離、前記第4頂点と前記第5頂点の距離、前記第5頂点と前記第1頂点の距離が、いずれも等しいことが好ましい。

0013

本発明には、前記特殊五角形構造物を少なくとも3つ(以下、当該3つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第1特殊五角形構造物」〜「第3特殊五角形構造物」と記載する)有する構造物であって、前記第1特殊五角形構造物〜前記第3特殊五角形構造物は1つの頂点を共有しており(以下、「3共有頂点」と記載する)、前記第1特殊五角形構造物と前記第2特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第2特殊五角形構造物と前記第3特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第3特殊五角形構造物と前記第1特殊五角形構造物とは、前記3共有頂点の他に1つの頂点を共有していることを特徴とする構造物も包含される。

0014

本発明の前記構造物は、前記第1特殊五角形構造物と前記第2特殊五角形構造物に囲まれている領域、前記第2特殊五角形構造物と前記第3特殊五角形構造物に囲まれている領域、前記第3特殊五角形構造物と前記第1特殊五角形構造物に囲まれている領域、には、それぞれ、面構造物が配置されていることが好ましい。

0015

本発明の前記構造物は、前記第1特殊五角形構造物〜前記第3特殊五角形構造物のうちのいずれか一つだけが、第5頂点が前記3共有頂点に一致することが好ましい。

0016

本発明の前記構造物は、前記特殊五角形構造物を少なくとも4つ(以下、当該4つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第4特殊五角形構造物」〜「第7特殊五角形構造物」と記載する)有する構造物であって、前記第4特殊五角形構造物〜前記第7特殊五角形構造物は1つの頂点を共有しており(以下、「4共有頂点」と記載する)、前記第4特殊五角形構造物と前記第5特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第5特殊五角形構造物と前記第6特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第6特殊五角形構造物と前記第7特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有しており、前記第7特殊五角形構造物と前記第4特殊五角形構造物とは、前記4共有頂点の他に1つの頂点を共有していることが好ましい。

0017

本発明の前記構造物は、前記第4特殊五角形構造物〜前記第7特殊五角形構造物のうちのいずれも、第5頂点は前記4共有頂点には一致しないことが好ましい。

0018

本発明には、前記特殊五角形構造物、または前記構造物を有している筒状の構造物も包含される。

0019

本発明には、前記特殊五角形構造物、または前記構造物を有している殻状の構造物も包含される。

0020

本発明には、前記特殊五角形構造物、または前記構造物を有している板状の構造物であって、全ての前記特殊五角形構造物は、前記板状の構造物の一方主面と該一方主面に対向する他方主面に接していることを特徴とする板状の構造物も包含される。

0021

本発明には、前記特殊五角形構造物、または前記構造物を有している玩具であって、全ての前記特殊五角形構造物は、互いに分離可能に構成されていることを特徴とする玩具も包含される。

0022

本発明には、第1頂点に配置されている第1塊状物と、第2頂点に配置されている第2塊状物と、第3頂点に配置されている第3塊状物と、第4頂点に配置されている第4塊状物と、第5頂点に配置されている第5塊状物と、一端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されている第1柱構造物と、一端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されている第2柱構造物と、一端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されている第3柱構造物と、一端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されている第4柱構造物と、一端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されており、他端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されている第5柱構造物と、を有しており、前記第1〜第4頂点は単一平面内に存在しており、前記第5頂点は前記平面内に存在していないことを特徴とする玩具も包含される。

0023

本発明の前記玩具は、前記第1〜第5の柱構造物が、それぞれ、第1辺と第2辺とを有しており、該第1辺と第2辺は、72度超、180度未満の角度をなしていることが好ましい。

0024

本発明の前記玩具は、前記第1辺と前記第2辺とがなす角度が可変に構成されていることが好ましい。

0025

本発明の前記玩具は、前記第1〜第5塊状物、または前記第1〜第5柱構造物の少なくとも一群は、磁気を有していることが好ましい。

0026

本発明の前記玩具は、前記第1〜第5塊状物が、前記第1〜第5柱構造物に対して面接触していることが好ましい。

0027

本発明には、第1頂点に配置されている第1塊状物と、第2頂点に配置されている第2塊状物と、第3頂点に配置されている第3塊状物と、第4頂点に配置されている第4塊状物と、第5頂点に配置されている第5塊状物と、一端が前記第1塊状物に対して分離可能に接合されている第6柱構造物と、一端が前記第2塊状物に対して分離可能に接合されている第7柱構造物と、一端が前記第3塊状物に対して分離可能に接合されている第8柱構造物と、一端が前記第4塊状物に対して分離可能に接合されている第9柱構造物と、一端が前記第5塊状物に対して分離可能に接合されている第10柱構造物と、を有し、前記第6〜第10柱構造物の他端同士は互いに直接接合されており、又は第6塊状物を介して間接的に接合されており、前記第1〜第4頂点は単一平面内に存在しており、前記第5頂点は前記平面内に存在していないことを特徴とする玩具も包含される。

発明の効果

0028

本発明では、従来知られていなかった特殊な五角形構造、すなわち、単一平面内に存在している第1頂点、第2頂点、第3頂点、および第4頂点と、前記平面内には存在していない第5頂点を通る特殊五角形構造物を構成することにより、これまでに存在しなかった形状のものを作製することが可能となる。例えば、玩具の分野であれば組立ての楽しさを増やすことができる。建築構造物の分野であれば必要な強度、形状、重量バランス、美観において選択の余地を拡げることができる。その他の分野、例えば、置物、家具マイクロマシーン乗り物宇宙ステーション等においても、立体構造物のバリエーションが増えることは設計自由度の拡がり新規特性を得ることができるものであり、工業的価値は非常に大きい。

図面の簡単な説明

0029

図1(a)は、本発明の実施形態1に係る特殊五角形構造物の正面図である。図1(b)は、その側面図である。図1(c)は、本発明の実施形態1に係る特殊五角形構造物の変形例の側面図である。
図2(a)は、本発明の実施形態2に係る特殊五角形構造物の正面図である。図2(b)は、その側面図である。図2(c)は、塊状物の面接触部分を説明するための説明図である。
図3(a)は、本発明の実施形態3に係る特殊五角形構造物の正面図である。図3(b)は、その側面図である。
図4(a)は、本発明の実施形態4に係る板状の構造物の正面図である。図4(b)は、その斜視図である。図4(c)は、その側面図である。
図5(a)は、本発明の実施形態5に係る板状の構造物の正面図である。図5(b)は、その斜視図である。図5(c)は、その側面図である。
図6(a)は、本発明の実施形態6に係る筒状の構造物の正面図である。図6(b)、(c)は、その斜視図である。図6(d)は、その側面図である。
図7(a)は、本発明の実施形態7に係る殻状の構造物の正面図である。図7(b)は、その斜視図である。図7(c)は、その側面図である。
図8(a)は、本発明の実施形態8に係る多孔状の構造物の正面図である。図8(b)は、その斜視図である。図8(c)は、その側面図である。

実施例

0030

以下、例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適宜に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。

0031

<実施形態1>
図1(a)は、本発明の実施形態1に係る特殊五角形構造物1の正面図である。図1(b)は、その側面図である。図1(a)、(b)に示す通り、特殊五角形構造物1は、単一平面X内に存在している第1頂点11、第2頂点12、第3頂点13、および第4頂点14と、平面X内には存在していない第5頂点15を通っている。

0032

特殊五角形構造物1は、平面X内に存在していない第5頂点15を通るところに最大の特徴がある。すなわち特殊五角形構造物1は、第5頂点15の近傍が平面Xからやや突出しており平面状ではない特殊な五角形の立体的形状になっている。そのため、特殊五角形構造物1を用いれば、これまでに存在しなかった形状の立体構造物を作製することができる。

0033

以下、特殊五角形構造物1の各構成について説明する。

0034

図1(a)に示す特殊五角形構造物1において、第1頂点11と第2頂点12の距離L1、第2頂点12と第3頂点13の距離L2、第3頂点13と第4頂点14の距離L3、第4頂点14と第5頂点15の距離L4、第5頂点15と第1頂点11の距離L5は、いずれも等しくなっている。距離L1〜L5は、全て同じ長さである必要は無いが、同じ長さであると複数の特殊五角形構造物1を立体的に組立て易くなるため好ましい。なお、図1(a)の第5頂点15は、平面X内に無いため、平面図(正面図)である図1(a)では、第5頂点15に係る距離L4と距離L5は、実際の長さよりも短く見えている。

0035

図1(b)に示す平面Xから垂直方向に向かって第5頂点15までの距離Hは、図1(a)に示す距離L1〜L5の合計長さの1%以上、20%以下であることが好ましい。距離Hが、合計長さの1%以上であることにより、従来にない形状の立体構造物を作製し易くなる。距離Hは、合計長さの1%以上であることが好ましく、より好ましくは2%以上、さらに好ましくは3%以上、さらにより好ましくは4%以上、一層好ましくは5%以上である。一方、距離Hが距離L1〜L5の合計長さの20%以下であると立体構造物を作製し易くなる。そのために距離Hは、合計長さの20%以下であることが好ましく、より好ましくは18%以下、さらに好ましくは16%以下、さらにより好ましくは14%以下、一層好ましくは12%以下、より一層好ましくは10%以下、さらに一層好ましくは8%以下、さらにより一層好ましくは7%以下、最も好ましくは6%以下である。

0036

上述のように第1頂点11〜第4頂点14は、基本的には単一平面X内に存在するものであるが、以下では第1頂点11〜第4頂点14の許容される誤差の範囲について説明する。図1(c)は、本発明の実施形態1に係る特殊五角形構造物1の変形例の側面図であり、この変形例では、第2頂点12が平面Xから僅かに外れた位置に存在している。この変形例では、平面Xから垂直方向に向かって第2頂点12までの距離hが、図1(a)に示す距離L1〜L5の合計長さの1%未満になっている。このような場合には、第2頂点12は単一平面X内に存在していることとする。距離hは、好ましくは距離L1〜L5の合計長さの1%未満であり、より好ましくは0.8%以下、さらにより好ましくは0.5%以下、一層好ましくは0.3%である。

0037

特殊五角形構造物1の形状は、第1頂点11〜第5頂点15を通る五角形であれば特に限定されず、平面視で、星型等が挙げられる。例えば、図1(a)では、特殊五角形構造物1は平面視で星型の形状である。図1(a)では、第1頂点11〜第5頂点15から延びる2辺の長さはそれぞれ等しくなっているが、必ずしも2辺の長さが同じである必要はなく、2辺の長さが異なっていても良い。

0038

特殊五角形構造物1の素材は、特に限定されず、例えば、プラスチック樹脂硝子
アルニコ磁石フェライト磁石ネオジム磁石等の永久磁石酸化鉄酸化クロムコバルトフェライト等の磁性体、アルミニウム、銅、ステンレス鋼材等の金属等が挙げられる。

0039

複数の特殊五角形構造物1を立体的に組立てることにより、立体構造物を作製することができる。立体的に組立てる方法は、特に限定されず、例えば、磁気接合接着剤等の接合剤を用いた接合、アーク溶接ろう接等の溶接等を行えば良い。また、3Dプリンタを用いて特殊五角形構造物1を含む立体構造物を作製しても良い。

0040

特殊五角形構造物1は、五角形構造を基本的骨格として有する構造物、例えば、組立て玩具、建築構造物、置物等、種々の構造物に適用することができる。また、前述した通り、特殊五角形構造物1は、これまでに存在しなかった形状であるため、例えば玩具の分野であれば組立ての楽しさを増やすことができる。建築構造物の分野であれば、必要な強度、形状、重量バランス、美観において選択の余地を拡げることができる。

0041

<実施形態2>
図2(a)は、本発明の実施形態2に係る特殊五角形構造物2の正面図である。図2(b)は、その側面図である。図2(a)、(b)に示す通り、特殊五角形構造物2は、特殊五角形構造物1と同様に、単一平面X内に存在している第1頂点11、第2頂点12、第3頂点13、および第4頂点14と、平面X内には存在していない第5頂点15を通っており、第5頂点15の近傍が突出している。特殊五角形構造物2は、第1柱構造物11〜第5柱構造物15と、第1塊状物31〜第5塊状物35を有している点で、特殊五角形構造物1と異なる。以下、図1(a)〜(c)と同じ構成部分については同一の符号を付し、特殊五角形構造物1と相違する点のみ説明する。

0042

図2(a)に示す通り、特殊五角形構造物2は、第1頂点11と第2頂点12の間に配置されている第1柱構造物21と、第2頂点12と第3頂点13の間に配置されている第2柱構造物22と、第3頂点13と第4頂点14の間に配置されている第3柱構造物23と、第4頂点14と第5頂点15の間に配置されている第4柱構造物24と、第5頂点15と第1頂点11の間に配置されている第5柱構造物25と、を含んでいる。第1柱構造物21〜第5柱構造物25を有することにより、強度を向上することができ、組立て易くなる。

0043

図2(a)に示す通り、第1の柱構造物21、第2の柱構造物22、第3の柱構造物23、第4の柱構造物24、および第5の柱構造物25は、それぞれ、第1辺S1と第2辺S2とを有している。第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25を、それぞれ第1辺S1と第2辺S2とを有するものとすれば、特殊五角形構造物2の形状を星型にすることができ、美観を向上することができるため好ましい。

0044

第1辺S1と第2辺S2とのなす角度θは、それぞれ72度超、180度未満が好ましい。角度θを180度未満とすることにより、第1頂点11〜第5頂点15に囲まれた領域内に第1辺S1と第2辺S2が存在することになるため、複数の特殊五角形構造物2を組立てて立体形状を形成し易くなる。そのために角度θは、好ましくは180度未満、より好ましくは160度以下、さらに好ましくは140度以下である。一方、第1辺S1と第2辺S2がそれぞれ5つずつ存在していることを考慮すると、角度θは、好ましくは72度超、より好ましくは80度以上、さらに好ましくは90度以上である。

0045

また、第1辺S1と第2辺S2とがなす角度θが可変に構成されていることが好ましい。これにより伸縮が求められる建築構造物や組立て玩具等に有用なものとなる。角度θを可変にする手段は、例えば、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25のそれぞれの折曲がり部分を蛇腹に構成する手段が挙げられる。その他に、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25の折曲がり部分を可動式接合部材により構成する手段等が挙げられる。

0046

上記では第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25が、それぞれ、第1辺S1と第2辺S2とを有している構成について説明したが、必ずしも第1辺S1と第2辺S2とを有している必要はない。例えば、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25がそれぞれ屈曲していない直線状の柱構造物であっても良い。その場合、軽量化することができ、コストを低減することもできる。

0047

第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25の形状は、特に限定されず、例えば、四角柱、五角柱等の多角柱円柱、これらを屈曲若しくは湾曲させた形状、またはこれらの組み合わせ形状が挙げられる。

0048

第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25の素材として、例えば、実施形態1の特殊五角形構造物1と同じく、プラスチック、樹脂、硝子、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石、酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体、アルミニウム、銅、ステンレス、鋼材等の金属等が挙げられる。

0049

さらに、図2(a)に示す通り、特殊五角形構造物2は、第1頂点11に配置されている第1塊状物31と、第2頂点12に配置されている第2塊状物32と、第3頂点13に配置されている第3塊状物33と、第4頂点14に配置されている第4塊状物34と、第5頂点15に配置されている第5塊状物35と、を含んでいる。

0050

第1塊状物31〜第5塊状物35は、それぞれ第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25と接合する接合部材である。図2(a)では、第1塊状物31〜第5塊状物35によって、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25がそれぞれ連結されている。

0051

第1塊状物31〜第5塊状物35の形状は、例えば球、立方体正十二面体楕円球等が挙げられる。第1塊状物31〜第5塊状物35は、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25と面接触できる部分が設けられていることが好ましい。面接触できる部分とは、例えば、平らになっている部分や、図2(c)に示すような第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25の端部が陥入できるように形成された凹部40等が挙げられる。このように面接触した状態で接合すれば、接合部分が安定するため好ましい。

0052

第1塊状物31〜第5塊状物35の素材として、例えば、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25と同じく、プラスチック、樹脂、硝子、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石、酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体、アルミニウム、銅、ステンレス、鋼材等の金属等が挙げられる。

0053

複数の特殊五角形構造物2を立体的に組立てることにより、立体構造物を作製することができる。特殊五角形構造物2を組立て式の玩具に用いる場合、第1塊状物31〜第5塊状物35、または第1柱構造物21〜第5柱構造物25の少なくとも一群は、磁気を有していることが好ましい。例えば、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25と、第1塊状物31〜第5塊状物35のうちいずれか一方の素材が、磁気を有している永久磁石である場合、他方が、永久磁石、または磁性体であることが好ましい。これにより、第1塊状物31〜第5塊状物35と、第1柱構造物21〜第5柱構造物25を、磁力によって容易に接合または分解することができるため、玩具に好適に用いることができる。

0054

また、複数の特殊五角形構造物2を接合する場合、隣接する特殊五角形構造物2どうしそれぞれ第1塊状物31〜第5塊状物35を共有するものとする。このように塊状物を共有することにより、隣接する特殊五角形構造物2どうし各頂点を共有することができるため、形成された立体構造物は重量バランスに優れたものになる。

0055

<実施形態3>
図3(a)は、本発明の実施形態3に係る特殊五角形構造物3の正面図である。図3(b)は、その側面図である。図3(a)、(b)に示す通り、特殊五角形構造物3は、特殊五角形構造物1、2と同様に、単一平面X内に存在している第1頂点11、第2頂点12、第3頂点13、および第4頂点14と、平面X内には存在していない第5頂点15を通っており、第5頂点15の近傍が突出している。特殊五角形構造物3は、第6頂点16と、第6柱構造物26〜第10柱構造物210を有している点で、特殊五角形構造物1、2と異なる。以下、図1(a)〜(c)、図2(a)、(b)と同じ構成部分については同一の符号を付し、特殊五角形構造物1、2と相違する点のみ説明する。

0056

図3(a)に示す通り、特殊五角形構造物3は、第1頂点11〜第5頂点15よりも特殊五角形構造物3の内方にある第6頂点16を有し、第6頂点16と第1頂点11と間にある第6柱構造物26と、第6頂点16と第2頂点12と間にある第7柱構造物27と、第6頂点16と第3頂点13と間にある第8柱構造物28と、第6頂点16と第4頂点14と間にある第9柱構造物29と、第6頂点16と第5頂点15と間にある第10柱構造物210と、を含んでいる。また、図3(b)に示す通り、第1頂点11、第2頂点12、第3頂点13、および第4頂点14と、第6頂点16は、平面X内に存在している。

0057

さらに、図3(a)に示す通り、特殊五角形構造物3は、第1頂点11に配置されている第1塊状物31と、第2頂点12に配置されている第2塊状物32と、第3頂点13に配置されている第3塊状物33と、第4頂点14に配置されている第4塊状物34と、第5頂点15に配置されている第5塊状物35と、第6頂点16に配置されている第6塊状物36と、を含んでいる。

0058

図3(a)に示す通り、第6頂点16と、第1頂点11〜第5頂点15との間にそれぞれ第6柱構造物26〜第10柱構造物210を含むことにより、特殊五角形構造物3をアスタリスク型等の美観に優れた形状にすることができる。

0059

なお第6柱構造物26〜第10柱構造物210の形状と素材、第1塊状物31〜第5塊状物35の形状と素材は、実施形態2の特殊五角形構造物2と同じく、プラスチック、樹脂、硝子、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石、酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体、アルミニウム、銅、ステンレス、鋼材等の金属等が挙げられる。

0060

以上、特殊五角形構造物1〜3のそれぞれの実施形態について説明したが、これらを組み合わせて1つの特殊五角形構造物とすることも可能である。例えば、実施形態1の特殊五角形構造物1の外縁に、実施形態2の特殊五角形構造物2の第1柱構造物21〜第5柱構造物25が配置され、各頂点に第1塊状物31〜第5塊状物35が配置されていても良い。また、実施形態1の特殊五角形構造物1の内部に、実施形態3の特殊五角形構造物3の第6頂点16と第6柱構造物26〜第10柱構造物210とを含み、さらに各頂点に第1塊状物31〜第6塊状物36が配置されていても良い。また、実施形態3の特殊五角形構造物3の第1塊状物31〜第5塊状物35に、それぞれ実施形態2の特殊五角形構造物2の第1柱構造物21〜第5柱構造物25が接合されていても良い。

0061

<実施形態4>
図4(a)は、本発明の特殊五角形構造物を複数含む実施形態4に係る板状の構造物4の正面図である。図4(b)は、その斜視図である。図4(c)は、その側面図である。なお図2(a)、(b)と同じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避ける。また説明の便宜上、各図において、特殊五角形構造物の構成の一部を省略している。

0062

図4(a)に示す通り、板状の構造物4は、前述した特殊五角形構造物2を少なくとも3つ(以下、当該3つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第1特殊五角形構造物N1」〜「第3特殊五角形構造物N3」と記載する)有している。第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3は1つの頂点A3を共有している(以下、「3共有頂点A3」と記載する)。さらに、第1特殊五角形構造物N1と第2特殊五角形構造物N2とは、3共有頂点の他に1つの頂点A12を共有しており、第2特殊五角形構造物N2と第3特殊五角形構造物N3とは、3共有頂点の他に1つの頂点A23を共有しており、第3特殊五角形構造物N3と第1特殊五角形構造物N1とは、3共有頂点の他に1つの頂点A31を共有している。

0063

板状の構造物4は、特殊五角形構造物2に限らず、特殊五角形構造物1〜3のいずれか、またはそれらを含む構造物を有していても良い。

0064

図4(a)、(b)に示す通り、第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3のうち第2特殊五角形構造物N2の第5頂点15だけが3共有頂点A3と一致している。第1特殊五角形構造物N2の第5頂点15の近傍は突出しているため、図4(c)に示す通り、3共有頂点A3近傍の構造物4の形状は、凸形状または凹形状になっている。また、1つの第5頂点15だけが3共有頂点A3と一致していることにより、第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3は、それぞれ隣接するものと頂点A12、頂点A23、頂点A31を共有し易くなっている。その結果、第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3によって、第5頂点15を囲むように凸部または凹部が形成されるため、板状の構造物4は、凹凸が求められる建築構造物や玩具等に有用なものとなる。そのために、第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3のうちのいずれか一つだけが、第5頂点15が3共有頂点A3に一致していることが好ましい。

0065

さらに、図4(c)に示す通り、板状の構造物4において、全ての第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3は、板状の構造物4の一方主面P1と該一方主面に対向する他方主面P2に接している。詳細には、全ての第1特殊五角形構造物N1〜第3特殊五角形構造物N3の3共有頂点A3が、一方主面P1と他方主面P2に接している。これにより、厚さ方向に圧力がかかったときに圧力が斜め方向に分散されるため、強度や重量バランスを向上することができる。

0066

また、図4(a)〜(c)には図示していないが、第1特殊五角形構造物N1と第2特殊五角形構造物N2に囲まれている領域、第2特殊五角形構造物N2と第3特殊五角形構造物N3に囲まれている領域、第3特殊五角形構造物N3と第1特殊五角形構造物N1に囲まれている領域、には、必要に応じて、それぞれ、面構造物が配置されていていても良い。上記領域に面構造物を配置することにより、強度や美観を向上することができる。

0067

面構造物の形状は、例えば、平面視で菱形等が挙げられる。また、面構造物の素材は、例えば、実施形態1の特殊五角形構造物1と同じく、プラスチック、樹脂、硝子、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石、酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体、アルミニウム、銅、ステンレス、鋼材等の金属等が挙げられる。

0068

以上、板状の構造物4について図示して説明したが、参考のためにxyz座標空間における板状の構造物4の各頂点のxyz座標を表1に示す。表1中、No.1〜20は、それぞれ第1頂点11〜第5頂点15のxyz座標を示す。また、No.21〜77は、第1柱構造物21〜第5柱構造物25がそれぞれ中央部で屈曲している点のxyz座標を示す。

0069

0070

<実施形態5>
図5(a)は、本発明の特殊五角形構造物を複数含む実施形態5に係る板状の構造物5の正面図である。図5(b)は、その斜視図である。図5(c)は、その側面図である。なお図4(a)〜(c)と同じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避ける。また説明の便宜上、各図において、特殊五角形構造物の構成の一部を省略している。

0071

図5(a)に示す通り、板状の構造物5は、前述した特殊五角形構造物2を少なくとも4つ(以下、当該4つの特殊五角形構造物をそれぞれ「第4特殊五角形構造物N4」〜「第7特殊五角形構造物N7」と記載する)を有している。第4特殊五角形構造物N4〜第7特殊五角形構造物N7は1つの頂点A4を共有している(以下、「4共有頂点A4」と記載する)。さらに、第4特殊五角形構造物N4と第5特殊五角形構造物N5とは、4共有頂点A4の他に1つの頂点A45を共有しており、第5特殊五角形構造物N5と第6特殊五角形構造物N6とは、4共有頂点A4の他に1つの頂点A56を共有しており、第6特殊五角形構造物N6と第7特殊五角形構造物N7とは、4共有頂点A4の他に1つの頂点A67を共有しており、第7特殊五角形構造物N7と第4特殊五角形構造物N4とは、4共有頂点A4の他に1つの頂点A74を共有している。また、頂点A45、頂点A56、頂点A67、頂点A74は、実施形態4の板状の構造物4の3共有頂点A3と一致し、第5頂点15と一致している。

0072

板状の構造物5は、特殊五角形構造物1〜3のいずれか、またはそれらを含む構造物を有していても良い。

0073

図5(a)に示す通り、第4特殊五角形構造物N4〜第7特殊五角形構造物N7のうちのいずれも、第5頂点15は4共有頂点A4には一致していない。すなわち、4共有頂点A4には第5頂点15が存在していないため、図5(c)に示す通り、4共有頂点A4近傍は、3共有頂点A3近傍と比べて、平面に近い形状になっている。その結果、板状の構造物5は、凹凸のみならず平面状部分も求められる建築構造物や玩具等に有用なものとなる。そのために、第4特殊五角形構造物N4〜第7特殊五角形構造物N7のうちのいずれも、第5頂点15は4共有頂点A4には一致しないことが好ましい。

0074

なお、各特殊五角形構造物において、第5頂点15は3共有頂点A3と一致しており、図示していないが、第1頂点11、第4頂点14は4共有頂点A4と一致しており、第2頂点12、第3頂点13は3共有頂点A3と一致している。

0075

<実施形態6>
図6(a)は、本発明の実施形態6に係る筒状の構造物6の正面図である。図6(b)、(c)は、その斜視図である。図6(d)は、その側面図である。なお図2(a)〜(c)と同じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避ける。また説明の便宜上、各図において、特殊五角形構造物の構成の一部を省略している。

0076

図6(a)に示す筒状の構造物6は、実施形態4に係る板状の構造物4または実施形態5に係る板状の構造物5を、3共有頂点A3を結ぶ線、4共有頂点A4を結ぶ線、および円筒の軸が平行になるように筒状に巻いて形成したものである。図6(a)に示す通り、筒状の構造物6内の第5頂点15は、3共有頂点A3と一致している。更に図示していないが、板状の構造物5と同じく、第1頂点11、第4頂点14は4共有頂点A4と一致しており、第2頂点12、第3頂点13は3共有頂点A3と一致している。このように板状の構造物4または板状の構造物5を変形させることにより筒状の構造物6を形成することができる。筒状の構造物6は、板状の構造物4、板状の構造物5に限らず、特殊五角形構造物1〜3のいずれか、またはそれらを含む構造物を有していても良い。なお、図6(a)〜(d)では、隣接する特殊五角形構造物2どうし第1塊状物31〜第5塊状物35を共有している。

0077

<実施形態7>
図7(a)は、本発明の実施形態7に係る殻状の構造物7の正面図である。図7(b)は、その斜視図である。図7(c)は、その側面図である。なお図2(a)〜(c)と同じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避ける。また説明の便宜上、各図において、特殊五角形構造物の構成の一部を省略している。

0078

図7(a)に示す通り、殻状の構造物7は、特殊五角形構造物2を複数有している。殻状の構造物7は、フラーレンC60の構造を参考にして、フラーレンC60の六角形を3つの五角形に分割し、その3つに分けた六角形の中心点に対応する部分に第5頂点15が位置している。なお、フラーレンC60の五角形に由来する平面(図7(c)頂点部;5つの3共有頂点で作成される星形状)は、平面上に5つの点が配置されることになる。また、特殊五角形構造物2の第5頂点15は、3共有頂点A3と一致している。更に図示していないが、実施形態5に係る板状の構造物5と同じく、第1頂点11、第4頂点14は4共有頂点A4と一致しており、第2頂点12、第3頂点13は3共有頂点A3と一致している。このように特殊五角形構造物2を複数組み合わせることにより、殻状の構造物7を形成することができる。また、殻状の構造物7は、特殊五角形構造物2に限らず、特殊五角形構造物1〜3のいずれか、またはそれらを含む構造物を有していても良い。なお図7(a)〜(c)では、隣接する特殊五角形構造物2どうし第1塊状物31〜第5塊状物35を共有している。

0079

<実施形態8>
図8(a)は、本発明の実施形態8に係る多孔状の構造物8の正面図である。図8(b)は、その斜視図である。図8(c)は、その側面図である。なお図2(a)〜(c)と同じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避ける。また説明の便宜上、各図において、特殊五角形構造物の構成の一部を省略している。

0080

図8(a)に示す通り、多孔状の構造物8は、特殊五角形構造物2を複数有している。特殊五角形構造物2の第5頂点15は3共有頂点A3と一致している。更に図示していないが、実施形態5に係る板状の構造物5と同じく第1頂点11、第4頂点14は4共有頂点A4と一致しており、第2頂点12、第3頂点13は2共有頂点A2と一致している。このように特殊五角形構造物2を複数組み合わせることにより、多孔状の構造物8を形成することができる。また、多孔状の構造物8は、特殊五角形構造物2に限らず、特殊五角形構造物1〜3のいずれか、またはそれらを含む構造物を有していても良い。なお、図8(a)〜(c)では、隣接する特殊五角形構造物2どうし第1塊状物31〜第5塊状物35を共有している。

0081

<その他の実施形態>
以下では、前述した各実施の形態の特殊五角形構造物1〜3、または構造物4〜8を有している玩具の実施形態について説明する。また、下記以外の第1柱構造物21〜第5柱構造物25、および第1塊状物31〜第5塊状物35の構成については、実施形態2と同様である。

0082

本発明の玩具は、特殊五角形構造物1〜3、または構造物4〜8を有しているものである。全ての特殊五角形構造物1〜3は、互いに分離可能に構成されていることが好ましい。分離可能に構成されていることにより、特殊五角形構造物1〜3の取り外しが可能となり、様々な形状に変形することができる。

0083

一方、図4(a)に示すように、本発明の玩具は、特殊五角形構造物2が第1塊状物31〜第5塊状物35を有している場合、柱構造物と塊状物が互いに分離可能に構成されていても良い。詳細には、図2(a)に示すように、本発明の玩具は、第1頂点11に配置されている第1塊状物31と、第2頂点12に配置されている第2塊状物32と、第3頂点13に配置されている第3塊状物33と、第4頂点14に配置されている第4塊状物34と、第5頂点15に配置されている第5塊状物35と、一端が第1塊状物31に対して分離可能に接合されており、他端が第2塊状物32に対して分離可能に接合されている第1柱構造物21と、一端が第2塊状物32に対して分離可能に接合されており、他端が第3塊状物33に対して分離可能に接合されている第2柱構造物22と、一端が第3塊状物33に対して分離可能に接合されており、他端が第4塊状物34に対して分離可能に接合されている第3柱構造物23と、一端が第4塊状物34に対して分離可能に接合されており、他端が第5塊状物35に対して分離可能に接合されている第4柱構造物4と、一端が第5塊状物35に対して分離可能に接合されており、他端が第1塊状物31に対して分離可能に接合されている第5柱構造物25と、を有することが好ましい。このように、第1の柱構造物21〜第5の柱構造物25と第1塊状物31〜第5塊状物35が互いに分離可能に構成されていれば、様々な形状に変形することができるため、玩具として有用である。

0084

また本発明の玩具は、図3(a)に示すように、第1頂点11に配置されている第1塊状物31と、第2頂点12に配置されている第2塊状物32と、第3頂点13に配置されている第3塊状物33と、第4頂点14に配置されている第4塊状物34と、第5頂点15に配置されている第5塊状物35と、一端が第1塊状物31に対して分離可能に接合されている第6柱構造物26と、一端が第2塊状物32に対して分離可能に接合されている第7柱構造物27と、一端が第3塊状物33に対して分離可能に接合されている第8柱構造物28と、一端が第4塊状物34に対して分離可能に接合されている第9柱構造物29と、一端が第5塊状物35に対して分離可能に接合されている第10柱構造物210と、を有する形態であっても良い。このように、分離可能に構成されていれば、様々な形状に変形することができるため、玩具として有用である。

0085

本発明の玩具は、複数の特殊五角形構造物3を含む場合、第6柱構造物26〜第10柱構造物210の他端同士は、第6塊状物を介して間接的に接合されていても良い。また、第6柱構造物26〜第10柱構造物210の他端同士は、第6塊状物を介さずに互いに直接接合されていても良い。

0086

1〜3 特殊五角形構造物
4〜8 構造物
N1〜N7 第1特殊五角形構造物〜第7特殊五角形構造物
11〜16 第1頂点〜第6頂点
21〜29 第1柱構造物〜第9柱構造物
210 第10柱構造物
31〜36 第1塊状物〜第6塊状物
40 凹部
A3、A4 3共有頂点、4共有頂点
P1、P2 一方主面、他方主面
S1、S2 第1辺、第2辺
L1〜L5 頂点の距離
X 平面

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  • メジジェット ホールディングス プロプライエタリ リミテッドの「 ボール玩具」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】中実で弾力性のある柔軟な本体を有するボール玩具が開示されている。本体はボアによって貫通され、そこに軸受手段が取り付けられ、その中に本体の回転軸を画定する。ボアは各々の端部にボア閉鎖部... 詳細

  • ソニー株式会社の「 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】自律移動体の動作パターンをより容易に増加させる。【解決手段】駆動部の動作を制御する動作制御部、を備え、前記動作制御部は、教示動作に基づいて、当該教示動作に対応する自律動作を自律移動体の駆動部に... 詳細

  • 株式会社バンダイの「 識別コード付き玩具」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】新規な光学的に読み取り可能な識別コードと玩具本体の見栄え低下を極力回避できる識別コード付き玩具を提供する。【解決手段】識別コード付き玩具10は、光学的に読み取り可能な識別コードを有する識別コー... 詳細

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